2008年08月16日

先月(7月)の結果

さて、ゲームの当たり外れ予想が的中しているか振り返ってみる企画。目指せ回収率150%以上・・・と行きたいところですが、果たして先月の発売ソフトは良作が多かったのかしら。

第7R(7月)着順
1着 ◎ リトルバスターズ!エクスタシー(Key) 中央値88点、平均値82点
2着   霞外籠逗留記(raiLsoft) 中央値85点、平均値80点
3着   ヴェルディア幻奏曲(エスクード) 中央値80点、平均値81点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 データ数10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

先月と同じく単勝のみ当てる結果に終わりましたが、リトバスEXは大本命中の大本命で単勝元返しくらいの配当でしょうから、全く威張れませんね。
そんな1着のリトルバスターズ!エクスタシー(Key)は最初低得点投票が続いて大きく出遅れ馬券を持っているファンをやきもきさせましたが、日数が経つにつれ一気に巻き返して結果的には2着以下を引き離して独走のゴールインと他の馬(ゲーム)と違う次元の脚を見せ付けました。まさに貫禄の横綱相撲だったわけですが、肝心の内容はというとコメントを見る限り追加シナリオが結構良かったようです。もともと評価の高かったゲームなのに、さらに追加シナリオで上積みがあったとなるとこの結果も当然といえば当然でした。
2着の霞外籠逗留記(raiLsoft)はその独特の文体、人を選ぶ原画からまさか2着争い圏内に食い込んでくるとは思ってもみなかったので意外な感じ。ただライアー特有のわざと人を選びそうな原画家をセレクトして一見さんの購入をシャットアウトし、この世界設定に惹かれたファンだけを呼び込む戦略が評価的には成功したといえます。ただ常連客やこの味を好む客だけに絞った宣伝をしただけに売り上げ面は当然ながら低迷していて埋もれていくゲームとなるのは必至でしょう。もし興味があって見送っていた人ならばForestのように手に入りにくくなる前に買ったほうがいいかも。まあ、その行動がライアーの思う壺なのかもしれませんが。
3着のヴェルディア幻奏曲(エスクード)は先月コメントを残してくれたSorcererさん一押しの馬でその慧眼には驚くばかり。ぼくも恐いとは思っていましたがここまで好走するとは思っていませんでした。ただこのゲームも原画がやや一般ウケしそうなラインから外れてしまっていたためか人を選ぶゲームとなっているようで、今後評価を見極めていた層がプレイし始めてくると得点はやや落ちていくかもしれません。まあそれでも良作評価には変わりないわけで、この馬を狙った人はほんとお見事!!

さて他3着までに入らなかったゲームの寸評はというと・・・
長期休養明けで注目されぼくが対抗視した5~ファイブ(RAM)はそこそこの評価は残しているものの、その鬱ゲーぷりが暖かい田舎の雰囲気を期待したファンに嫌われて着順を落とす結果に。ゲームデータ数も頭打ち気味で売り上げ的にも低迷しているかもしれません。RAMの引退レースとしてはやや寂しい結果となってしまったというところ。
抜きゲーの中からぼくがプッシュした娼姫レティシア(catwalkNERO)も思ったよりは走らなかったよう。やはり女性視点が嫌われたことと、調教ゲームのような感触を与えながらコアな調教ファンを満足させるゲームでなかったことがやや低迷した原因でしょうか。それでも低価格抜きゲーということを考えれば健闘の部類に入るでしょう。
ヒモ穴で推したエインズワースの魔物たち (アイル)はもう少しで連入といった好走で、的中させられなかったぼくにとっては「もう少し頑張ってくれれば」と嘆く結果になったのですが、冷静に考えてみればマイナーメーカーにしては5~ファイブ以上のデータ数を集めているように大健闘の部類に入るでしょう。前作のらぐな☆彡サイエンスも好評だっただけに今後ちーむる~にぃの出走馬には目が離せません。
あと評価が高かったのがBackStage(TJR)。萌えゲーと見せて実はシナリオの評価が高かったのが驚き。スポーツものにありがちなただ舞台を借りただけといった世界設定でなく、ちゃんと演劇部分も書き込んであったのが好評の要因だったのでしょう。良い意味でぼくの予想が裏切られたわけでこれは嬉しい誤算というべきでしょう。
やみツキ!(脳内彼女)はやや期待はずれとも思える評価かもしれませんが、脳内彼女のゲームならこのあたりの着順なら充分許容範囲。ただ絶対★妹至上主義!!のファン層が徐々に離れてしまいつつあるだけにメーカー的には次走が試金石といえるかもしれません。


それでは続いて馬群に沈んだ哀れな馬たちから主なものの寸評を・・・
CIRCUSの存在が見え隠れしていた時点で危険な香りを漂わせていた空を飛ぶ、3つの方法。(La'cryma)は予想通りの大凡走。テキストも論外だったようですが、期待されていた原画までもが悪かったのがこの評価の要因で何か冬音 -Tone-の大失敗を再現させる結果となりました。まあ冬音 -Tone-は明らかに地雷色だっただけに手を出す人が少なく馬券師たちに与えた被害は少なかったですけど、空を飛ぶ、3つの方法。は巧妙に擬装されていたため手を出してしまった人が多かったようです。
それ以上に馬券師に絶大な被害を与えたのが春色桜瀬(PurpleSoftware)。このメーカーの商売上手ぷりがCIRCUSを連想させてマイナス評価を集中させたということは有ったかもしれませんが、ここまで低評価だと凡走の原因はそれだけではなくいかにシナリオが悪かったか想像できるというもの。
ただ予想段階で触れたようにライターの近走はとみると凡走続きで同じPurpleブランドから出た天使のたまごの走りを見ていればこの成績は当然といっていいくらい。プリミティブ リンクの走りも合わせて考えればいかにこの馬の人気ぶりがいかに過剰かつ危険だったかよく分かります。
あるすまぐな!(light)も超がつくほどの大不振で、魔法学園ものに当たりなしのジンクスがまたしても的中。手を出した人のコメントもどこが悪かったか一言で言い表せないような怨嗟の声で充満していて、いかにこのゲームの走り(シナリオ)が酷かったか容易に想像できますね。

まあ、この3本には重い印を打たなかったということでほっとしているのですが、次回の予想でもこのような馬場掃除するゲームを本命に推すまいと改めて決意する次第・・・といっても今月の予想は難しすぎますよ・・・と取り合えず予防線を張っておくことにします。

この記事へのトラックバックURL

http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t25245
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい