2008年09月18日

先月(8月)の結果

ゲームの当たり外れ予想が的中しているか振り返ってみる企画。いつも敗北感に打ちひしがれてますがはたして今回は?

第8R(8月)着順

1着 ◎天ツ風 ~傀儡陣風帖~(NineTail) 中央値88点、平均値84点
2着 〇てとてトライオン!(PULLTOP)  中央値80点、平均値77点
3着   女体狂乱(わるきゅーれ)      中央値72点、平均値74点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 データ数10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

ということで、始めて1着、2着をズバリ的中させることができました。まあ、配当はかなり安めだったでしょうが・・・
1着の天ツ風 ~傀儡陣風帖~(NineTail)は自信を持っての良作予想でしたが、ここまでプレイヤーの支持を集めるとは思っていませんでした。今年発売のソフトの中でもこれだけ高い中央値を維持しているシリーズものでない新作のゲームというとG線上の魔王ef - the latter tale.戦女神ZERO霞外籠逗留記リトルバスターズ!エクスタシーくらいなものですから、いかに支持を集めてたかが分かります。もしかしたら本年度のMVP候補に挙げられるかもしれません。
2着に入ったのがてとてトライオン!(PULLTOP)。前作の格闘もの(PrincessWaltz)から制作陣が得意とする明るい学園ものに舞台を移してきただけにそんなにハズレはないとは思っていましたが、予想通りこういった雰囲気を好むファンから高い支持を集めました。1着との差はこういった雰囲気ゲーは飛びぬけた点数が集まりにくいことと、前予想で心配していたとおりの現象が起きつつあることでしょう。
そして3着に飛び込んできたのが女体狂乱(わるきゅーれ)。これはおおよそノーマークでしたが、時計でみると他の月に廻ったとしたら入着も難しいくらいの点数なので、これはメンバーが手薄だったことに助けられたことによるものが大きいといえるでしょう。それでも廉価ゲームにしてはCG枚数も多かったようですし、女体改造ものという特殊ジャンルだけに特定のファンしか買わず期待を裏切られたとこぼす人が少なかった結果といえるのではないでしょうか。

さて他3着までに入らなかったゲームの寸評はというと・・・
惜しかったのがインチキ霊媒師(Waffle)あと一票データが集まれば3着だったのですが、これがマイナーメーカーの宿命なのでしょうか・・・それでもWaffleはネタゲーと思われていた前作の魔法の少女シルキーリップ 三人の女王候補がまずまず評価されているように、最近良作が生み出せる下地が出来てきたかもしれません。次作あたり警戒が必要かも・・・
単穴評価として期待していたぴこぴこ(φâge)は思わぬ凡走。あらゆる意味で中途半端というのが意見の大半なので、もう少し完成度が高められていたらもう少し評価されていたかもしれません。
ふりフリ(130cm)もやや期待を裏切ったといえるかもしれません。これも前予想で心配したとおり彼女たちの流儀と同クオリティを求めるのは危険でシナリオの上積みが無いと苦しいのではというのが当たってしまいました。設定は130cm独特の魅力があるだけに、もう少し内容の方を頑張ってもらいたいものです。
お嬢さま世界とバカゲーという食い合わせの悪い題材を選んできたのがHimeのちHoney(ASa project)ですが、やはり食い合わせは悪かったらしく評価は低迷・・・といっても数少ない前作からのファンの評価は悪くないということで、このメーカー独特のノリに付いていけなかった人からの低評価票が低迷の原因でしょう。点数分布が70点台に集中しているようにそれほど悪いゲームではなかったように思われます。もちろん80点台の評価がほとんどないように良いゲームでなかったのも確かなのでしょうが・・・

そして大きく期待を裏切った組。
どっぷり中出し学園戦争(SQUEEZ)は、同系統の作品連発状態にさすがのファンも飽きてきたということでしょうか。売り物のテックアニメも食傷気味の上にシナリオ展開やノリまで同じとなれば、マンネリと酷評されても仕方が無いでしょう。テック系はドル箱的存在だったMay-beに続いてSQUEEZまでハズレ作品を輩出ではなく排出してしまったことで次回作に真価が問われそうです。もし大きく外してしまうようだとこれを機にファンから見放されてしまうかもしれません。
そして予想通りの凡走だったのが水平線まで何マイル?(ABHAR)。一見雰囲気ゲーのように思えたが、肩肘張ってライターがシナリオに力を入れようとしてしまったために夏の好天を黒雲で被ってしまった感じ。感想にヒロインに対する言質が少ないように萌え分も足らなかったよう。2030年に劇場版としてリメイクされるらしい(笑)ですが、果たして本当にそんな機会が訪れるのでしょうか?

ということで本命対抗ズバリ的中ということで、今回だけは威張らせて下さい。なんといっても次のレースは混戦必至で予想するのが嫌になるような状態ですので・・・

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この記事へのコメント
正直、天ツ風がここまで支持されるとは思いませんでした。先月の霞外籠逗留記もそうですが、最近の批評空間は平均的に優れているよりも、独創的な作品が支持される傾向があるのかもしれませんね。
次回は仰られるとおり激戦ですが、恐らく「ティンクル・スマガ・AliveZ」の三強による三つ巴でしょう。今月こそワイドですよ!(笑)
あとは、魚さんジンクスの「魔法学園ものに当りなし」をスマガが破ってくれるかに注目です。

…全然関係ないですが、個人的には魚さんの積みゲーリストを見てみたい気が。レア・マイナーなのが一杯ありそうで。
Posted by Wizard at 2008年09月19日 18:31
>Wizardさん

いつもコメントありがとうございます。

今月の予想を後悔いや公開しましたので目を通していただけたら幸いです。3強の一角を崩す穴馬を見つけましたから高配をゲットするチャンスですよ!(笑)

>積みゲーリストを見てみたい気が・・・

現在積みゲーは40本近くありますが、原画&主題歌CD買いがほとんどなのでそれほどレアなものはないと思いますよ。インストールだけして手付かずといったものも結構あります。全リストを公開して崩すゲームを決めてもらうというのもいいかもしれませんね。
Posted by 7月の魚7月の魚 at 2008年09月20日 00:17
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