2008年09月20日
9月の予定表から
今月末~来月初頭発売予定の美少女ゲームの中から、ぼくが個人的に注目している有力馬(ソフト)の走りを予想してみようという恒例のコラム。有力馬(ソフト)の出走回避が少なからず見られるものの、激戦ムードは変わらず。果たして今回はどんな結果になるのでしょうか?(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
◎AliveZ (ALICE SOFT)
現在、一番ファンに愛されている美少女ソフトメーカーといっても過言でないアリスソフトの新作。アリスといえば例年年末に大物ソフトをぶつけてくることが多かったが、昨年は超昂閃忍ハルカが年末商戦に間に合わずジンクスが崩れてしまった。そのため今回の新作がどれほどの規模のゲームになるのか想像しにくいが、アドベンチャーということで年末のSLGやRPGのような信頼感は薄い。それでも伝奇系はアリスの裏芸といってよく熱いバトルAVGを好むファンから一定の支持は集めそうでハズレの可能性は低いはず。アリスブランドの底力を信じて本命に推す。
期待度★★★★
イヌミミバーサク(千世)
主力メンバーが離脱?して新たに出発することになった千世の新作。調教師(ライター)は不条理シナリオで一部に狂信的信者を持つイ也氏。それだけに萌えゲーの枠に収まるわけがなく、萌え絵の外見だけ見て飛びついたなら相当痛い目に遭いそうだ。少なくとも寝取られ程度のラストは覚悟しておかなければいけないはずだが、やはり知らずに飛びついてしまいそうなファンが出てきそうで低評価が集中するのは避けられないだろう。というわけで記者としてとても勧められない馬(ソフト)には違いないがアナーキー的人気は集める可能性があるかも・・・
期待度★★
〇しゅぷれ~むキャンディ(枕)
正直何が王道なのかさっぱり不明・・・というより設定を見る限り手塚作品を模した外連(ケレン)の塊のように見えるのだが。ケロQ&枕作品ほど王道に似つかわしくないものはないというのが記者のイメージだが、ファンもその点は充分承知しているはずで多分ラスト近くには期待通りの重い展開が待っているはず。終盤得意の末脚(泣き)が爆発すれば他馬(ソフト)を一気に沈める底力は持っていると信じて対抗に抜擢。
期待度★★★☆
新ジャンル えすでれっ!!(クレマレテル)
RAMに続いてクレマレテルが復活とはオールドファンには懐かしくなるが、久々の出走だけに簡単に飛びつくのは禁物。えすでれというのが新ジャンルと謳うまでの力を持っているかどうかは不明だが、少なくとも今流行の女子校潜入ものとして考えるとそれほどの目新しさはない。テキストはまずまずだが終盤に入ってもう一つ突き抜けるものがないと連入は厳しいだろう。
期待度★★
▲スマガ(NitroPlus)
ニトロとしては異色の内容だが、HPの演出を見る限り魔法少女ものの心得は出来ているようで豪華声優陣の起用やヴォーカル曲もプラス材料。今後のニトロを引っ張っていく調教師(ライター)として下倉バイオ氏の手腕が問われるが充分期待に応えてくれそうな予感はする。といっても魔法少女ものは独特のエッセンスが必要であり成功ははっきりいって少ない。また萌えゲーとして見ても原画はやや微妙といってよく魔法少女ものというジャンルに合っていない気がしないでもない。ニトロの意欲は買いたいが正直初挑戦のコースであり好走も凡走どちらも有り得そうというわけでやや評価を落としたが距離さえ保てば単勝突き抜けも充分可能だ。
期待度★★★☆
△ティンクル☆くるせいだーす(Lillian)
いまかいまかとデビューが待たれていた大物新馬がついにデビュー。といっても実績有るぱじゃまソフトの別ブランドだけに不安は少ない。騎手(原画)は乗りに乗っているかんなぎ氏でそれだけでも本命に推したいほどだが、テキストの面白さは今ひとつ。バトルパートがプリズム・アークのように低スペックパソコンでまともに動かない危険性もあり斤量(重さ)が足を引っ張る可能性も捨てきれない。それなりの時計(成績)は期待できそうだが今月は相手が強力で入着どまりの可能性も・・・
期待度★★★
とっぱら ~ざしきわらしのはなし~(キャラメルBOX)
凡走(ハズレ)が少ないキャラ箱だったが、うな天・やるき箱2の凡走でそのイメージは変えなければいけないようだ。騎手(原画)のアマクラ氏はやるき箱2の騎乗ぶりからするとエースであるのり太氏よりポテンシャルは上かもしれない。その点では不安はないが今回は新人調教師(ライター)の起用でしかも他人数制。うな天では他人数ライター制が見事に失敗しておりその教訓を生かしていれば良いのだが、正直不安の種はつきない。今回は相手も強力で見送りが賢明か。
期待度★☆
△ピリオド -SWEET DROPS-(Littlewitch)
ピリオドのファンディスク。大槍氏の熱狂的ファンには正直シナリオの巧拙など問題でなく大槍氏の新原画が何枚あるかが問題となってくる。そういった意味では期待を裏切ることはなさそうで、ピリオド並みの成績は期待できそうだ。ミニゲームや壁紙などで増量したりせず追加シナリオ一本に絞った構成にも好感が持てる。他馬の走り如何にはなるが意外な浮上もありえるかもしれない。
期待度★★★
箱 -はこ-(ILLUSION )
3Dゲームの雄が放つ期待の新作だが、紹介を読む限りどうみてもバカゲー。どう見てもシナリオやゲーム性は皆無のようで記者的には相当に敷居が高そうに思えるが、普通の環境ソフトに飽きた人なら飛びつくかもしれない。それでもゲーム性の乏しさから普遍的な人気を得ることは難しそうだ。
期待度★☆
FairlyLife(HOOK)
_summerやHoneyComingの露出ぶりからすると、ここまでのパブリッシングは恐ろしいほど静かで、記者的には恐らく延期するのではないかと思っている。それでも発売されたときのことを考えて予想するが、前二作と比べてやや奇をてらった設定でこれが当たれば前二作のように睡眠ゲーと揶揄されずに済みそうだ。松浦貴雄氏作曲のヴォーカルソングは相変わらず魅力的で記者的には期待してみたい馬(ソフト)だが擬人化ヒロインものは好き嫌いが強く現れるケースが多く、前作までの単純な萌えゲーを求めるファンには若干嫌われるかもしれない。
期待度★★☆
民族淫嬢暁(WORKS黒)
アトリエかぐやの主力ライターの一人だったさんきち氏が久々に中央(商業)の舞台に帰ってきたが、ここのところの実績はと見るとやや不振で往年の輝きは見られないようだ。設定は民族衣装を着た女性を凌辱するというやったもの勝ちの内容でそういったシチュを好む人にはたまらないかもしれない。騎手(原画も)一部で熱狂的ファンを持つちょちょ氏でそういった意味での不気味さは漂うが、ヒロインの衣装はともかく設定の書き分けが出来ていないと、ただ衣装が違うだけのコスプレものではないかと揶揄されてしまいそうだ。
期待度★★
(本誌の見解)
本命はAliveZで。伝奇ものはまかり間違うと失敗に繋がってしまうが伝奇ものの実績が有るアリスソフトならそんな心配は少なそうだ。対抗はしゅぷれ~むキャンディを抜擢。ふしぎなメルモほどエロゲーと親和性のある素材は少なく取り上げられてみれば納得で、主人公が飲む以外にも相手に飲ませるなどいろいろ応用が利きそう。一介の萌えゲーにはないシナリオになりそうで逆転まで一考。スマガも恐い一頭だが「魔法少女ものに当たりなし」のジンクスが引っかかる。ニトロがエロゲー魔法少女ものの概念を吹っ飛ばしてくれるような作品にしてくれることを祈りたい。ティンクル☆くるせいだーすはやや人気先行かもしれず配当的妙味は少ないので、他馬の成績が伸びず時計が掛かったとき浮上するピリオド -SWEET DROPS-の方が穴として面白いかもしれない。
◎AliveZ (ALICE SOFT)
現在、一番ファンに愛されている美少女ソフトメーカーといっても過言でないアリスソフトの新作。アリスといえば例年年末に大物ソフトをぶつけてくることが多かったが、昨年は超昂閃忍ハルカが年末商戦に間に合わずジンクスが崩れてしまった。そのため今回の新作がどれほどの規模のゲームになるのか想像しにくいが、アドベンチャーということで年末のSLGやRPGのような信頼感は薄い。それでも伝奇系はアリスの裏芸といってよく熱いバトルAVGを好むファンから一定の支持は集めそうでハズレの可能性は低いはず。アリスブランドの底力を信じて本命に推す。
期待度★★★★
イヌミミバーサク(千世)
主力メンバーが離脱?して新たに出発することになった千世の新作。調教師(ライター)は不条理シナリオで一部に狂信的信者を持つイ也氏。それだけに萌えゲーの枠に収まるわけがなく、萌え絵の外見だけ見て飛びついたなら相当痛い目に遭いそうだ。少なくとも寝取られ程度のラストは覚悟しておかなければいけないはずだが、やはり知らずに飛びついてしまいそうなファンが出てきそうで低評価が集中するのは避けられないだろう。というわけで記者としてとても勧められない馬(ソフト)には違いないがアナーキー的人気は集める可能性があるかも・・・
期待度★★
〇しゅぷれ~むキャンディ(枕)
正直何が王道なのかさっぱり不明・・・というより設定を見る限り手塚作品を模した外連(ケレン)の塊のように見えるのだが。ケロQ&枕作品ほど王道に似つかわしくないものはないというのが記者のイメージだが、ファンもその点は充分承知しているはずで多分ラスト近くには期待通りの重い展開が待っているはず。終盤得意の末脚(泣き)が爆発すれば他馬(ソフト)を一気に沈める底力は持っていると信じて対抗に抜擢。
期待度★★★☆
新ジャンル えすでれっ!!(クレマレテル)
RAMに続いてクレマレテルが復活とはオールドファンには懐かしくなるが、久々の出走だけに簡単に飛びつくのは禁物。えすでれというのが新ジャンルと謳うまでの力を持っているかどうかは不明だが、少なくとも今流行の女子校潜入ものとして考えるとそれほどの目新しさはない。テキストはまずまずだが終盤に入ってもう一つ突き抜けるものがないと連入は厳しいだろう。
期待度★★
▲スマガ(NitroPlus)
ニトロとしては異色の内容だが、HPの演出を見る限り魔法少女ものの心得は出来ているようで豪華声優陣の起用やヴォーカル曲もプラス材料。今後のニトロを引っ張っていく調教師(ライター)として下倉バイオ氏の手腕が問われるが充分期待に応えてくれそうな予感はする。といっても魔法少女ものは独特のエッセンスが必要であり成功ははっきりいって少ない。また萌えゲーとして見ても原画はやや微妙といってよく魔法少女ものというジャンルに合っていない気がしないでもない。ニトロの意欲は買いたいが正直初挑戦のコースであり好走も凡走どちらも有り得そうというわけでやや評価を落としたが距離さえ保てば単勝突き抜けも充分可能だ。
期待度★★★☆
△ティンクル☆くるせいだーす(Lillian)
いまかいまかとデビューが待たれていた大物新馬がついにデビュー。といっても実績有るぱじゃまソフトの別ブランドだけに不安は少ない。騎手(原画)は乗りに乗っているかんなぎ氏でそれだけでも本命に推したいほどだが、テキストの面白さは今ひとつ。バトルパートがプリズム・アークのように低スペックパソコンでまともに動かない危険性もあり斤量(重さ)が足を引っ張る可能性も捨てきれない。それなりの時計(成績)は期待できそうだが今月は相手が強力で入着どまりの可能性も・・・
期待度★★★
とっぱら ~ざしきわらしのはなし~(キャラメルBOX)
凡走(ハズレ)が少ないキャラ箱だったが、うな天・やるき箱2の凡走でそのイメージは変えなければいけないようだ。騎手(原画)のアマクラ氏はやるき箱2の騎乗ぶりからするとエースであるのり太氏よりポテンシャルは上かもしれない。その点では不安はないが今回は新人調教師(ライター)の起用でしかも他人数制。うな天では他人数ライター制が見事に失敗しておりその教訓を生かしていれば良いのだが、正直不安の種はつきない。今回は相手も強力で見送りが賢明か。
期待度★☆
△ピリオド -SWEET DROPS-(Littlewitch)
ピリオドのファンディスク。大槍氏の熱狂的ファンには正直シナリオの巧拙など問題でなく大槍氏の新原画が何枚あるかが問題となってくる。そういった意味では期待を裏切ることはなさそうで、ピリオド並みの成績は期待できそうだ。ミニゲームや壁紙などで増量したりせず追加シナリオ一本に絞った構成にも好感が持てる。他馬の走り如何にはなるが意外な浮上もありえるかもしれない。
期待度★★★
箱 -はこ-(ILLUSION )
3Dゲームの雄が放つ期待の新作だが、紹介を読む限りどうみてもバカゲー。どう見てもシナリオやゲーム性は皆無のようで記者的には相当に敷居が高そうに思えるが、普通の環境ソフトに飽きた人なら飛びつくかもしれない。それでもゲーム性の乏しさから普遍的な人気を得ることは難しそうだ。
期待度★☆
FairlyLife(HOOK)
_summerやHoneyComingの露出ぶりからすると、ここまでのパブリッシングは恐ろしいほど静かで、記者的には恐らく延期するのではないかと思っている。それでも発売されたときのことを考えて予想するが、前二作と比べてやや奇をてらった設定でこれが当たれば前二作のように睡眠ゲーと揶揄されずに済みそうだ。松浦貴雄氏作曲のヴォーカルソングは相変わらず魅力的で記者的には期待してみたい馬(ソフト)だが擬人化ヒロインものは好き嫌いが強く現れるケースが多く、前作までの単純な萌えゲーを求めるファンには若干嫌われるかもしれない。
期待度★★☆
民族淫嬢暁(WORKS黒)
アトリエかぐやの主力ライターの一人だったさんきち氏が久々に中央(商業)の舞台に帰ってきたが、ここのところの実績はと見るとやや不振で往年の輝きは見られないようだ。設定は民族衣装を着た女性を凌辱するというやったもの勝ちの内容でそういったシチュを好む人にはたまらないかもしれない。騎手(原画も)一部で熱狂的ファンを持つちょちょ氏でそういった意味での不気味さは漂うが、ヒロインの衣装はともかく設定の書き分けが出来ていないと、ただ衣装が違うだけのコスプレものではないかと揶揄されてしまいそうだ。
期待度★★
(本誌の見解)
本命はAliveZで。伝奇ものはまかり間違うと失敗に繋がってしまうが伝奇ものの実績が有るアリスソフトならそんな心配は少なそうだ。対抗はしゅぷれ~むキャンディを抜擢。ふしぎなメルモほどエロゲーと親和性のある素材は少なく取り上げられてみれば納得で、主人公が飲む以外にも相手に飲ませるなどいろいろ応用が利きそう。一介の萌えゲーにはないシナリオになりそうで逆転まで一考。スマガも恐い一頭だが「魔法少女ものに当たりなし」のジンクスが引っかかる。ニトロがエロゲー魔法少女ものの概念を吹っ飛ばしてくれるような作品にしてくれることを祈りたい。ティンクル☆くるせいだーすはやや人気先行かもしれず配当的妙味は少ないので、他馬の成績が伸びず時計が掛かったとき浮上するピリオド -SWEET DROPS-の方が穴として面白いかもしれない。
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