2008年09月23日

純愛を完成させた次は?

まず、冒頭からお詫びを申しあげないといけません。前回のコラムで延期必至ではないかとコメントしたFairlyLife(HOOK)ですが、なんと早々にマスターアップが発表されました。
読みの甘さを露呈した格好になるわけですが、思いの他早いマスターアップの発表により予約をするかどうか決めるべく、今やりかけのゲームをほったらかしにしておいて体験版を齧ってみることにしました。
HOOKのゲームはというと、思わず特攻したくなるような魅力を秘めているのですが、_summerは(個人的には)見事に討死。その教訓から前作のHoneyComingは体験版をプレイすることにして回避を決定したのですが、果たして今回はどうかといったところです。
前回のコラムでは奇のてらった設定と評したのですが、よく考えればこのメーカーの人気を決定づけたLike Lifeでも似たようなキャラクターを登場させていたわけですから、メーカーとしてはお手の物といえるでしょう。というより邪推すれば_summer、HoneyComingの評価が今ひとつだったこともあって、原点回帰を目指すといった意味でLike Lifeの世界よもう一度といったところかもしれません。

そんなわけでぼく的には期待して始めたのですが、第1章での評価は正直今一つ。多量の積みゲーに苦しめられている現状からして、第2章以降よほど変わり身を見せてこないと見送りは確定かもしれません。
設定からしてバカゲーは確定といったところなのですが、どうにも笑わそうとするポイントがぼくが考えているところからずれている印象。あさがおの登場シーンなんかは人工衛星が落下してきたわけですから自衛隊などを巻き込む等してもっと騒動が勃発してもよさそうなものですが意外にも描写はあっさり。どうも萌えの方に重点を置いていた前2作のクセが抜け切っていないのかもしれません。これでは期待したようなバカゲーは望めなさそう。
それではヒロインについてはどうかというと、ぼく的に擬人化ヒロイン属性が全くないためどうしても評価は辛くなってしまいがちで、期待は幼なじみヒロインである山南南に集中してしまうわけですが、ぼくの求める幼なじみヒロインとはかなり方向がずれている感じ。これではぼく的に食指が動いてこないのも仕方ないかもしれません。

ぼくの第一印象ではバカにも萌えにもなりきれない中途半端な印象といったところです。前回「純愛を完成」させたのですから、今回は純愛などにはわき目もふらず「バカを完成」させる方向に進むべきではないかと思ったのですが。

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