2008年10月12日

王道と平凡は同じ意味?

前にクリアしていたゲームのうちのもう一本であるComing×Humming!!(SAGA PLANETS)の感想を批評空間に投稿しました。
長文感想を書き上げた後、他の評価を眺めていると、高い得点を付けている人に多いのが王道という評価で、低い得点を付けている人に多いのが平凡という評価。王道には安易な方法や近道という意味があることから、どちらにしてもゲームに対する印象は同じだったといえるのではないでしょうか。

個人的に評価が高かったシナリオというより、お気に入りのヒロインは鈴香で幼なじみ&ツンデレ味を堪能することが出来ました。一方評価が低いのがメインヒロインであった優月と綾音。一般意見でも評価の低いシナリオでは一致しているのですが、そのヒロイン二人を担当したのが今までサガプラのメイン原画家だった有末つかさ氏だったのは果たして偶然だったのでしょうか。もしかしたらサガプラがエースを有末氏から他の原画家に変えていく前兆と思えないでもないのですが・・・ともかく恋愛CHU!からのファンであるぼくには有末ヒロインのシナリオが寂しいデキだったのは本当に残念なことでした。寡作である有末作品のデキが悪いと多作の原画家の作品よりショックもひとしおなのです・・・

さて先月の話題作だったティンクル☆くるせいだーす(Lilian)ですが、今のところの評価はまずまずといったところ。ぼくもようやく齧りはじめたところなのですが、インストールする際に驚くほど時間が掛かった割にはプレイ中はそれほど重いとは感じられずほっとしています。同じぱじゃま系統の作品であるプリズム・アークではミニゲーム中の待ち時間の長さが酷かっただけに今回もある程度は覚悟はしていたのですが、今年始めにパソコンを新しくしたおかげかそれほどストレスは感じていません。
そのミニゲームなのですが、同じかんなぎ作品であるプリンセスうぃっちぃずよりも面白くなっていて好印象。それだけ考えれば進化といっていいのですが、肝心のシナリオがそれほど面白くない(まだ序盤でいう台詞ではないかもしれませんが)
これは戦闘シーンの場面において盛り上がりに欠けることと、主人公の思考がどうにも単純すぎてついていけない部分が多々あることが原因なのではないでしょうか。燃えるミニゲームに対して、主人公を含め生徒会の面々がどうものほほんとし過ぎていて盛り上がってこないのですね。その上プリっちでは面白かった会話部分が期待ハズレ。このままの展開が続くようだと、シナリオ部分は未読スキップで飛ばしておいてミニゲームだけ楽しむといった本来忌むべき手段を取ってしまうかもしれません。

まあ、シナリオもミニゲームもダメというWパンチは避けられただけましなのかもしれません。今後の評価は前回の委員長に匹敵するような萌えキャラが出現するかどうかに懸かっています。プリっちは委員長の存在だけですべて許せたような印象さえあるだけに今回も期待しているんですが・・・

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