2009年02月16日

長文感想が書けない言い訳

さかあがりハリケーンプリマ☆ステラの長文感想をようやく批評空間に投稿出来ました。ゲームをクリアしたのは2週間ほど前になるわけで、もっと早く感想を書き上げなければいけないのですが、ぼく自身の怠慢のせいで伸び伸びになっていました。
前にも述べたはずですが、本来ゲームの感想というものはクリアしてから間をおかず書くべきものだと思っています。というのも、人間の記憶というものは曖昧で時間が経過するたびにあやふやになってくるからです。よほど面白くかつ印象の強いゲームならば多少時間が経ったとしてもシーンや台詞などを明確に覚えているかもしれませんが、大多数のゲームは脳内の奥隅に追いやられて思い出せないようになっているでしょう。まして既に他の新たなゲームを進行させているならなおさらです。現在進行形でプレイしているゲームの方が当然記憶が強いはずですから。

このブログで不定期に掲載していた懐ゲー企画で紹介したゲームはすべてぼくの頭に強くこびり付いているものばかりですが、時が経っても記憶が取り出せるのは印象が強かったゲームであるのは当然のこととしてそれよりもまだエロゲーをプレイすることが新鮮だったという方が大きいでしょう。そう考えると当時よりエロゲーの年間プレイ数は飛躍的に多くなったのですが半面ぼくの心の琴線に触れるゲームは少なくなってきているといえます。これは昔と比べて今のゲームの質が悪くなってきたわけでなく、単にぼくがエロゲーのし過ぎですれてきただけだと思います。

それより批評空間の人気ユーザーPOVを見て前々から漠然と感じていたことなのですが、ブログを始めたユーザーは時間が経つにつれ段々批評空間に載せる感想数が少なくなっていくというのを自分自身で実感している次第。ブログを始めて1年近くになるのですが、確かにブログの更新と批評空間の投稿を両立させるというのは難しいかも・・・です。まあブログに書く感想をそのまま批評空間に載せてしまえばいいわけですが、理想を言うとブログの感想はリポート的なものにして、批評空間に投稿する感想を全体的な批評にするというのがベターではと思っていたのです。

しかし現在の状況は相当に厳しい・・・多分そんな感じでブログ執筆者が一人一人批評空間から消えてしまっていったのではと思うのですが果たして実際のところはどうなのでしょうか?

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http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t32377
この記事へのコメント
どうも、久しぶりのコメント失礼します。

ブログとレビュアーの関係について、僕も同感です。…というのも、実は僕も以前ブログをやっていたのですが、批評空間への投稿とブログの両立はやっぱり大変なんですよね。
基本、ブログも投稿もコンスタントに更新しなくちゃいけない訳ではないのですが、どちらも放置するのは忍びないという性分の人には負担が大きいのかもしれません。特に、ブログを後から始めた人は、今までプレイにあてていた時間を削って運営する人が多いでしょうし、それがこなせる本数に影響して、必然的に感想の投稿数も減るという図式を生み出してしまうのではないかと。

魚さんには消えないで欲しいので(笑)、無理のない投稿やブログを続けていって欲しいなあと、勝手ながら思ったりしました。魚さんの文章が好きなので。
Posted by Wizard at 2009年02月16日 22:22
>Wizard  さん

レスありがとうございます。

>今までプレイにあてていた時間を削って運営

というのを読んで心臓がドキリとしました。
まさしく仰られる通りだったからです

ぼくは今は基本的にエロゲーしかしない人間なので、
(JリーグやJFLが始まるとサッカーの話もしますが)
エロゲーをプレイしないことにはブログやレビューを書くネタがないのですが、
エロゲーに打ち込むとブログが書けずブログを書くとエロゲーが進まないという二律背反。
そんな思いからつい愚痴をこぼしてしまいました・・・

ぼくのような拙い文章を好きといっていただいて嬉しく思います。
その言葉でかなりモチベーションが上がりました。
本当に感謝しています。

更新頻度が鈍りがちにも係わらず足繁く通っていただいている方を含めまして、
今後もよろしくお願いします(ペコリ)
Posted by 7月の魚 at 2009年02月17日 00:14
こんにちは、批評空間のhenahenaです。

私はブログの他にサイトを持っているので、サイトで公開する感想が全体的な感想、批評空間がその一部を抜粋したもの、ブログがプレイ中の感想やサイトや批評空間で書いたものの補足という具合に書き分けています。
私は感想を後から付け足したり考察しなおしたりすることが多いのですが、他人様のサイトである批評空間ではメモ帳代わりに使いにくい・気軽に書き直しできないと思っており、これが足が遠のく原因となっています。

あと、批評空間では登録されているPOVやクリエイター情報などのデータにまず注目して、感想はその後流し読みしていくという使い方をしているので、自分の書く感想も最近では軽く読めるようなスタイルになっていっています。
そうすると、あまり突っ込んだ感想は書けなくなり、自由に書けるブログやサイト重視になっていきます。

それから何のために文章を書いているか、でしょうか。
批評空間の1ユーザーだということを意識しているのであれば、批評空間がメインの活動場になりますが、より多くの人に文章を読んでもらおうとすると、やっぱり批評空間の外での活動を多くしなければいけませんし。

私の経験から考えられる批評空間から人が離れていく理由はこんな感じでしょうか。
いつもはReadOnlyでしたが、気になる話題だったのでコメントを残してみました。
長々と失礼しました。
Posted by へなへな at 2009年02月17日 08:23
>へなへなさん

お久しぶりです。

批評空間ではほぼ感想を完成させた形で載せることが多いので、
確かに感想を書き直したり補足したりすることは難しいかもです。
それでもぼくの場合「えい、やっ」と目を瞑って書き直してしまうこともままありますが・・・

プレイ中途の感想を書いたり感想を書き直したりと、
自分のブログならば小回りが効きますしそんな気軽さに慣れてしまうと、
批評空間から足が遠のいてしまうのは止む無いことかと思います。

ぼくが時間を犠牲にしても批評空間への投稿を止められないのは、
エロゲー批評サイトでは最大であると同時にぼくに取って愛着のあるサイトだからです。
もしかしてそんな感傷的なものが心から無くなってしまった時が、
批評空間の投稿から足を洗う時かもしれません。

追伸

へなへなさんのブログは更新回数も多い上、
硬軟自在な文章で一種ぼくの理想ともいえる存在です。
春から就職されるそうで更新について苦労されるかもしれませんが、
エロゲー紳士ぶりをこれからもずっと発揮してください。
Posted by 7月の魚7月の魚 at 2009年02月18日 11:51
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