2009年02月20日

2月の発売予定表から

前月に続いて今月のレースもやや寂しい頭数(発売数)となってしまいましたが、馬券が当てやすいかどうかはまた別の問題。それ程点数を広げられないので少ない点数で着実に当たり馬券(ゲーム)を掴みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)


かぎろひ 勺景(Shelf)
田舎を舞台とした伝奇もの。ただ今後シリアス展開に持ち込むにはやや騎手(原画)が微妙。雰囲気ゲーならともかくシナリオを重視するとしてもこの騎乗では味消しとなってしまわないか。脚元(システム)の不安定さや調教師(ライター)が未知数なのも気がかりで強く推せない。
期待度★☆

△彼女×彼女×彼女 ドキドキ フルスロットル(ωstar)
エロ重視のおかずゲーとしては優秀だったもののシナリオのついてはお寒かった父(前作)からまさか産駒(続編)が産まれるとは思わなかったが、よくよく考えればストーリーに妙な縛りや拘りが無くなりエロ一本に絞る展開なら父よりも騎手(原画家)の持ち味が生きる可能性はある。ただややハンデ(値段)は見込まれたか。
期待度★★☆

△さらさらささら(アトリエかぐや)
前走で評価を上げたchoco chipラインだけに期待は高まる今回。ただ前走はお嬢さまものには珍しい主人公の良さが好走の要因だっただけに、調教師(ライター)にダメ主人公ぶりで有名な玉沢円氏や尾之上咲太氏の姿があるのが気になるところ。調教(体験版)はまずまずだが、この部分は前走の調教師だった近江達裕氏の担当と思われるだけにそれほど参考にならないかも。エロ期待ならともかく前走以上のシナリオを期待すると裏切られる可能性は大きそう。
期待度★★☆

すくぅ~るメイト Sweets!(ILUUSION)
この厩舎(メーカー)にしては珍しい好走例がすくぅ~るメイトで今回出走するのはその直系。まあ好走といっても入着が一杯だっただけに過大な禁物で当然シナリオはないのも同然。エロに期待といってもヒロインの造形がやや変わってしまったのも不安材料。おかずゲーも今回はライバル馬(ゲーム)が多く前作以上の走りは難しいかも。
期待度★★

タペストリー(light)
Dies Iraeの悪夢の記憶が久しいGユウスケ氏の新作だが設定から醸しだす雰囲気は大いに期待できそう。ただ調教師である佐野晋一郎氏の実績からしてその設定をまとめきるのは難しいかもしれない。事実代表作である秋のうららののダメ主人公ぶりは強烈だっただけに、避けられない運命に挑む主人公というのはそれとは間逆のニックス(設定)。大物が産まれる可能性は無いとはいえないが、ハズレの確率の方が高いと見る。
期待度★★

△DEVILS DEVEL CONCEPT(暁WORKS)
るい智で名を上げた暁WORKSの新作であかべぇブランドの新作だけに期待は高まるが・・・複雑な設定は調教を見ても解読不能で実際今後どのような方向に転ぶか全く分からない。一方走り(テキスト)についてクセはあるものの慣れればそれほど苦にならなくなってきて悪くはない。ただいくらオカルト・伝奇ものとしても萌え要素完全拒否とも思わせる設定だけに、萌え要素豊富だったるい智とはかなり脚質(傾向)は違っている様相。雰囲気的に騎手であるrefeia氏初騎乗の僕がサダメ 君には翼を。の悪夢が再び蘇る可能性も。
期待度★★☆

▲ばにしゅ!おっぱいの消えた王国(ALICE SOFT)
アリスの低ハンデ馬(低価格作品)はここ最近の成績がかなりの不振で期待できる要素は少ないかもしれないけれど、つるぺたロリ主軸となると話は変わってくる。その方面に一家言を持つよーいちろー氏や月餅(はぎやまさかげ)氏が企画の全面に立つとなればツボは心得ておりロリ一点勝負とはいえ期待していいかも。ただバカ要素はともかくあまりに趣味に走りすぎてしまうとよーいちろー氏の同人誌のように万人に膾炙されない可能性もあるがここは自分を信じての単穴評価。
期待度★★★

ふわりコンプレックス(戯画)
麻雀というとただでさえ好走のない距離(ジャンル)な上、まるねこ以外ほとんどがハズレという戯画厩舎だけに期待できる要素は皆無。騎手についても一部を除くと微妙といわざるを得ない面々。予約特典のサントラは気になるものの馬券の検討をするだけ無駄というものでしょう。
期待度★

魔法少女ラヴィリオン(DualTail)
主力メンバーが抜け新生となったNineTail&DualTailの実質デビュー戦。今回はAVGであり今までの戦績は忘れてかかる必要がある。魔法戦士ものはそれなりにファンもいる距離だが調教を見る限りは今ひとつピンとくるものがない。ここは見送り。
期待度★☆

みここ!(しとろんソフト)
新しく開業した厩舎(ブランド)だがC:driveの姉妹厩舎ということで傾向はほぼ同じだろう。ヒロインすべて巫女というツッコミどころ満載の設定からしてまともなシナリオを期待するだけ野暮というものだが、問題はコメデイとしてどこまで面白さを期待できるかといったところ。そういった意味でC:driveや調教師の実績を参考にしたが・・・期待はし辛いか。
期待度★☆

もみちゅぱティーチャー!(ぱじゃまエクスタシー)
葵渚氏はねこねこ所属のころから知っている騎手だがTRUSTを経てすっかり以前の面影が無くなってしまった。まあこれはこれで悪くないのだが・・・ただヒロイン二人でこのハンデ(値段)はやや重い(高い)気がする。勿論元がぱじゃまだけに内容はそれなりに充実しているとは思うのだが、予約特典のおまけゲームを含めてのハンデだとしたら本末転倒だ。それはともかく記者的に別ブランド出走で馬場掃除だったねーつまを思わせる設定が何となく不安。ここは見徳となってしまうが見送りで。
期待度★★

◎夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-(オーガスト)
記者的にシナリオは評価していないオーガスト厩舎の出走馬だがこれまでの戦績はと見ると大したもので今回のメンバー相手なら格上といえる力を持っている。今回はいわゆるファンディスク的扱いだがシナリオに比重の掛からない後日談オンリーならば、より以上の力を発揮するだろう。その上神騎乗といえるべっかんこう氏の萌えエロ絵がまた拝めるとなれば並みの抜きゲーなど問題にしない力はある。総合的に見て今回の軸はコレ。
期待度★★★★

〇Like a Butler(AXL)
お嬢さま学園ものとして王道からややずらしてきた設定は魅力あり。ここ2走ハズレのないAXL厩舎の出走馬中、今回は一番の好気配といえる。公開が遅れたため調教を見る機会はなかったが今回は素直に期待していいかもしれない。それでも変なイジメ要素が持ち込まれたりする可能性もあって明るさで売ってきたブランドイメージから外れてしまう不安点は一考も、この調教師(ライター)らしいいい意味での生真面目さが発揮された走り(ストーリー)を期待して対抗印。
期待度★★★☆


(本紙の見解)
厩舎実績から夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-Like a Butlerが抜けている。人気ゲームの後日談ということでキャラ立ちに不安ない前者を本命としたが後者の逆転も充分可能だ。他ではハンデの軽さを生かしてばにしゅ!おっぱいの消えた王国がどこまで食い込めるかといった所。穴なら嵌った時のDEVILS DEVEL CONCEPTの大駆け。前走好走のさらさらささらは今回に限っては少々苦しいか。

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