2009年03月05日
メインヒロイン一点突破の難しさ
先月末新作を購入してきたのですが、取りあえず旧作をクリアさせるのが優先ということで12月購入のメアメアメア(mana)と1月購入の祝福のカンパネラ (ういんどみる)を専らプレイしています。
2本のこれまでの評価は対照的といえるのですが・・・(批評空間での評価はメアメアメアが中央値66点、祝福のカンパネラ が中央値74点)
ぼくは基本的にエロゲーは同時進行させるのが常となっています。これは評価の高いもののみ単独でプレイしているとつまらないゲームは全くプレイされず不良在庫としてHD内に残ってしまうことが必至だからです。それで面白いゲームの箸休めのつもりで評価の高くないゲームを同時にプレイするわけですが、評価が高くないといっても重いゲームや大作ゲームでは箸休めとしては相応しくなく出来れば頭を空っぽにしても問題なく進行するような軽いゲームが最適・・・メアメアメアはそんな条件にぴったり合うゲームということでの選択です。
元々メアメアメアについては最初からゲームのデキの方についてはほとんど期待してなくて、特典であるヴォーカルソングの存在が無ければ間違いなく見送りだったくらいの期待値だったのですが、現在までの評価は箸にも棒にもかからないというほど悪いゲームではありません。抜きゲーとしてみれば少なくとも及第点は付けられるでしょう。
そんなこのゲーム最大の問題点とはメインヒロインであるイルの性格設定にあると思います。折角恥ずかしがり屋で世間知らずのツンデレサキュバスという複雑な属性を持つキャラクター設定をしたのですが、いわば器用貧乏になってしまいどっちつかなヒロインとなってしまいました。プロローグでのイル登場からHシーンの流れは秀逸で今後を期待させるものがあっただけにより失望感が強いです。
そんなパンチ不足なメインヒロインならばサブヒロインで補強というのがよくある作戦なのですが、このゲームの場合サブヒロインのルートを重視しないいわばイル一本かぶりな構成にしてしまったため、どうにも欲求不満さが溜まってしまいます。もしサブヒロインのルートもイル並に充実させていたとしたら、もう少し点数は高くなっていた可能性は高いです。性格設定(属性)自体がイルほど複雑でなく単純なためか、サブヒロインであるナナや瑠璃らの方がイルより魅力的に写るからです。
というわけでこのゲームが低評価に推移している原因はライターの力不足によるものといえるでしょう。もしライターに筆力があればイルを一点突破するだけの力を持つ魅力的なヒロインに描けたでしょうし、でなければサブのルートを充実させて土台強化といった対応も取れたわけです。そのどちらも出来なかったところにこのライターの限界があるかもしれません。
さて抜きゲーとして重要な原画については水準に達しています。何か某原画家に雰囲気が似すぎているところがあるし、時々妙に構図が崩れている原画が見られるのですが、まあこれはぼくの気のせいなのでしょう。このゲームの主目的だったヴォーカル曲についてはI’veの名を一躍広めた恋愛CHU! を思わせるところもあり満足。予約特典であるサントラが手に入っただけでもこのゲームを買った主目的はほぼ達しられたのですから、ゲームのデキを云々するのは野暮というもので途中放棄に到らなかっただけで良しとしなければなりません。
それというのも主目的であるはずの祝福のカンパネラの進行が遅々として進まず半ば挫折気味なのですから。序盤まずまず面白かったのはメアメアメアと同じだったのですが、まさか失速してしまうのまで同じとは思いもよらなかったです。
まあ失速した理由に関しては違うのですけれど・・・
2本のこれまでの評価は対照的といえるのですが・・・(批評空間での評価はメアメアメアが中央値66点、祝福のカンパネラ が中央値74点)
ぼくは基本的にエロゲーは同時進行させるのが常となっています。これは評価の高いもののみ単独でプレイしているとつまらないゲームは全くプレイされず不良在庫としてHD内に残ってしまうことが必至だからです。それで面白いゲームの箸休めのつもりで評価の高くないゲームを同時にプレイするわけですが、評価が高くないといっても重いゲームや大作ゲームでは箸休めとしては相応しくなく出来れば頭を空っぽにしても問題なく進行するような軽いゲームが最適・・・メアメアメアはそんな条件にぴったり合うゲームということでの選択です。
元々メアメアメアについては最初からゲームのデキの方についてはほとんど期待してなくて、特典であるヴォーカルソングの存在が無ければ間違いなく見送りだったくらいの期待値だったのですが、現在までの評価は箸にも棒にもかからないというほど悪いゲームではありません。抜きゲーとしてみれば少なくとも及第点は付けられるでしょう。
そんなこのゲーム最大の問題点とはメインヒロインであるイルの性格設定にあると思います。折角恥ずかしがり屋で世間知らずのツンデレサキュバスという複雑な属性を持つキャラクター設定をしたのですが、いわば器用貧乏になってしまいどっちつかなヒロインとなってしまいました。プロローグでのイル登場からHシーンの流れは秀逸で今後を期待させるものがあっただけにより失望感が強いです。
そんなパンチ不足なメインヒロインならばサブヒロインで補強というのがよくある作戦なのですが、このゲームの場合サブヒロインのルートを重視しないいわばイル一本かぶりな構成にしてしまったため、どうにも欲求不満さが溜まってしまいます。もしサブヒロインのルートもイル並に充実させていたとしたら、もう少し点数は高くなっていた可能性は高いです。性格設定(属性)自体がイルほど複雑でなく単純なためか、サブヒロインであるナナや瑠璃らの方がイルより魅力的に写るからです。
というわけでこのゲームが低評価に推移している原因はライターの力不足によるものといえるでしょう。もしライターに筆力があればイルを一点突破するだけの力を持つ魅力的なヒロインに描けたでしょうし、でなければサブのルートを充実させて土台強化といった対応も取れたわけです。そのどちらも出来なかったところにこのライターの限界があるかもしれません。
さて抜きゲーとして重要な原画については水準に達しています。何か某原画家に雰囲気が似すぎているところがあるし、時々妙に構図が崩れている原画が見られるのですが、まあこれはぼくの気のせいなのでしょう。このゲームの主目的だったヴォーカル曲についてはI’veの名を一躍広めた恋愛CHU! を思わせるところもあり満足。予約特典であるサントラが手に入っただけでもこのゲームを買った主目的はほぼ達しられたのですから、ゲームのデキを云々するのは野暮というもので途中放棄に到らなかっただけで良しとしなければなりません。
それというのも主目的であるはずの祝福のカンパネラの進行が遅々として進まず半ば挫折気味なのですから。序盤まずまず面白かったのはメアメアメアと同じだったのですが、まさか失速してしまうのまで同じとは思いもよらなかったです。
まあ失速した理由に関しては違うのですけれど・・・
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