2009年04月19日
先月(3月)の結果
登録馬(発売ゲーム)多数で今年初めての多頭数となった先月のレース。混戦を見事に制した馬(ゲーム)はどれだったのでしょうか?
第3R(3月)着順
1着 △BALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' (戯画) 中央値 90点 平均値 88点
2着 ◎星空のメモリア (CROSSNET) 中央値 83点 平均値 79点
3着 シスターまじっく!(脳内彼女) 中央値 80点 平均値 79点
※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 出走賞金額(データ数)10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想
記者は印を落としたものの世間的な評価では一番得票数を集めたBALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' が人気に応えて完勝。タイム(得点)もレコードかと思うくらい速く今年の年度代表馬はほぼ決まりかといえる走りで、前後編と分けた分割商法による不安も一蹴する結果には脱帽しました。しかしこうしたSTG系の馬(ゲーム)は、調教の気配が記者にはさっぱり分からないため本当に評価が難しいです。
やや冒険かと思いつつも本命に抜擢した星空のメモリア は2着に入って、何とか予想記者としての面目を保ってくれました。タイム的には他のレースに回れば1着になってもおかしくないだけの時計で走っていて、相手が悪かったとしかいいようがありません。雰囲気が良かったのは間違いないところですが、それだけでなく笑い・感動などが高レベルにまとまっていたことがこれだけの評価を集めた要因でしょう。
3着のシスターまじっく!は印が回らなかったものの注目はしていた馬だったので走られてもそれほど驚きはなかったです。デビュー戦好走と同じ妹攻め(責め)に戦法を転換したのが功を奏したといえますが、ただこのメンバー相手に馬に絡むだけの走りを見せるとは思いませんでした。今後この厩舎(メーカー)はこの極端路線で頑張ってもらいたいものです。
他も今月は好走した馬が目立ちました。その中で主なものの短評をというと・・・
序盤のレースをリードしたのが、全くノーマークだったももえろ濃霧注意報!でブルゲ血統でこれだけ走る馬が輩出されたのはTreating2U以来というから本当に久しぶりの好走。抜き主体のバカゲーならばわざわざ新ブランドで行う必要もないし、調教師(ライター)も真剣出し!ロワイヤルと同じ人物ということで軽視してしまったのですが、掲示板を確保する走りには本当に驚きです。この走りが本物かそれとも偶然なのか次走を注目してみたいと思います。
同じく序盤なかなかの走りをみせたのがFlyable Heart。前々走のななついろドロップスと同じ学園ものに回帰して再び浮上したのですが、最終的にこのあたりの着順に収まってしまうのは、ユニゾンシフト血統の底力のなさでしょうか。それでも騎手(原画家)の力を十二分に発揮させた演出や設定は巧みで萌えゲーとして秀逸な走りだったといえるでしょう。
ややボーイズがかった馬体(絵柄)に性転換ものということで出走賞金数がギリギリしか集まらなかった世界を征服するための、3つの方法ですが、偏差値が一ケタという安定した走りは特筆されます。嗜好が合うマニアの人気で上位に食い込んだというのはシスターまじっく!と同じパターンですが、そんな人の期待を裏切らない走りだったことは事実で大きく評価しないといけないでしょう。
新馬(ブランド)初戦の走りが旧たっちーファンの期待を裏切ったつるみく厩舎ですが、大阪CRISISでは叩いて変わり身を見せてきました。変態に特化した凌辱ゲーは一歩間違えるとバカ色が強くなってしまうのですが、今回は巧くバランスが取れたよう。主人公設定の良さに触れているコメントが多いのが注目で最近の良主人公を求める流れは凌辱ゲーでも同じなのかなと思ったり思わなかったり。
大槍葦人騎手のエロ特化ゲーということで注目だった聖剣のフェアリースですが、まずまずの成績だったものの連対圏内までは今一歩といったところ。ただシナリオ面での不足が伸び悩みの原因といえるので新ラインがエロ重視ということが世間的に周知徹底されれば次走以降はもう少し走れそう。個人的にこの騎手とエロ特化ゲーは手が合うと思っているので大いに注目しています。
あかべぇブランドで前人気は高かったW.L.O.世界恋愛機構ですが、やや期待を裏切る結果に。いくらダメ主人公を改造させるというのが主眼のゲームとはいえ、良主人公で売ってきたあかべぇ血統のファンには敷居が高すぎたかも。それでも序盤さえ乗り切れば質の高い(クドい)いちゃラブが楽しめるようですし、多大な期待を掛けなければそれなりに楽しめるかもしれません。
いつもというかマンネリというか相変わらずのメイビー&SQUEEZ血統ですが、もしもこんなショッピングモールがあったら!?いきます☆もキャラ多数でシナリオ無用といういつものバカ抜きゲー。おおよそ戦法が分かってきたので一般ファンには手は出しづらいでしょうが、この走りがたまらないという人には神ゲーといえるかもしれません。シナリオに期待する人がわずかでもいる限りこのあたりの成績を脱することは難しいでしょうが、今後もこの血統にはこの路線を歩んでもらいましょう。
全く人気が無かった馬ならともかく、穴人気を集めていた以上この成績では凡走といっていいボクの手の中の楽園。世界観はいいものの攻略順を間違えてしまうと全く楽しめなくなってしまう点やサブヒロインに光が当たらない作りがマイナス材料となったよう。キャラ箱はおとボクの遺産を最近急激に食い潰している印象が強いので次走こそはファンの期待に応える走りを見せてもらいたいものです。
好タイムで駆け抜けていく馬が多い中、後方を追走するだけの馬場掃除に終わった馬も少なからずいるわけですが、そんな馬を買ってしまった人にはご愁傷さまとしか言いようがありません・・・
恐らくCanvas3 ~白銀のポートレート~に期待していた人は少なかったでしょうが、その少ない期待を当然のように裏切ってしまうのが今のF&Cの力といえるでしょうか。3と付いているもののCanvasのアイデンティティを失くしたシナリオは空虚で、賞金数の低迷が示すとうりもはや名門血統の面影はゼロ。今回はサーカスとのニックス(配合)だったのですが、ここまで血が澱んでしまうとどんな新しい血を入れても悪い結果しか生まれず今後も当分上級馬が輩出されることはないでしょう。
最近のソフトハウスキャラの出走馬からすると信じられない程の成績だったのがDAISOUNANで、もしかして馬群に揉まれてDAISOUNANしたのではと揶揄されてしまいそう。もともとゲーム性のみでこれまで高い評価を受けてきたメーカーだけに、肝心のゲーム部分でコケてしまってはこの結果もやむを得ないかも。騎手がいつもの佐々木珠流氏から変更されたのも若干マイナス材料だったようです。
サーカスのバカゲーということで嫌な雰囲気は漂っていましたがやはり馬場掃除に終わってしまったのがPrincess Party ~プリンセスパーティー~。バカゲーとして余りに中途半端で、決めぜりふの「青春、禁止!」がほとんど意味をなさないようではこの結果も当然か。どうやら二走目(続編)があるらしいですが、これでは変わり身も期待できないでしょう。
デビュー初戦ながら、じっくり仕上げられ気配は良かったAreasも大惨敗。ファンタジー風味で世界観も壮大ということで上手くまとまれば好走もあると思っていたのですが、明らかに設定倒れだったよう。やはりこの調教師(ライター)陣でこの設定を扱うのは難しかったということでしょうか。
記者が穴で推したecho.は後方のまま、まったく見せ場なし。もともと戯画PBということで不安はあったのですが、こうまで惨敗するとは思いもよらなかったです。音楽や雰囲気・設定は良くてシナリオが破滅的につまらないという評価は戯画マイン血統の特徴をそのまま表しているといえるでしょう。
というわけでBALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' の圧勝に終わった今回のレース。他の馬も走破タイムは速く、出走馬のレベルはかなり高かったよう。恐らく馬券を取った人も多かったと思いますが、こんな走りを4月の出走馬たちもして欲しいと思っています。
第3R(3月)着順
1着 △BALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' (戯画) 中央値 90点 平均値 88点
2着 ◎星空のメモリア (CROSSNET) 中央値 83点 平均値 79点
3着 シスターまじっく!(脳内彼女) 中央値 80点 平均値 79点
※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 出走賞金額(データ数)10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想
記者は印を落としたものの世間的な評価では一番得票数を集めたBALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' が人気に応えて完勝。タイム(得点)もレコードかと思うくらい速く今年の年度代表馬はほぼ決まりかといえる走りで、前後編と分けた分割商法による不安も一蹴する結果には脱帽しました。しかしこうしたSTG系の馬(ゲーム)は、調教の気配が記者にはさっぱり分からないため本当に評価が難しいです。
やや冒険かと思いつつも本命に抜擢した星空のメモリア は2着に入って、何とか予想記者としての面目を保ってくれました。タイム的には他のレースに回れば1着になってもおかしくないだけの時計で走っていて、相手が悪かったとしかいいようがありません。雰囲気が良かったのは間違いないところですが、それだけでなく笑い・感動などが高レベルにまとまっていたことがこれだけの評価を集めた要因でしょう。
3着のシスターまじっく!は印が回らなかったものの注目はしていた馬だったので走られてもそれほど驚きはなかったです。デビュー戦好走と同じ妹攻め(責め)に戦法を転換したのが功を奏したといえますが、ただこのメンバー相手に馬に絡むだけの走りを見せるとは思いませんでした。今後この厩舎(メーカー)はこの極端路線で頑張ってもらいたいものです。
他も今月は好走した馬が目立ちました。その中で主なものの短評をというと・・・
序盤のレースをリードしたのが、全くノーマークだったももえろ濃霧注意報!でブルゲ血統でこれだけ走る馬が輩出されたのはTreating2U以来というから本当に久しぶりの好走。抜き主体のバカゲーならばわざわざ新ブランドで行う必要もないし、調教師(ライター)も真剣出し!ロワイヤルと同じ人物ということで軽視してしまったのですが、掲示板を確保する走りには本当に驚きです。この走りが本物かそれとも偶然なのか次走を注目してみたいと思います。
同じく序盤なかなかの走りをみせたのがFlyable Heart。前々走のななついろドロップスと同じ学園ものに回帰して再び浮上したのですが、最終的にこのあたりの着順に収まってしまうのは、ユニゾンシフト血統の底力のなさでしょうか。それでも騎手(原画家)の力を十二分に発揮させた演出や設定は巧みで萌えゲーとして秀逸な走りだったといえるでしょう。
ややボーイズがかった馬体(絵柄)に性転換ものということで出走賞金数がギリギリしか集まらなかった世界を征服するための、3つの方法ですが、偏差値が一ケタという安定した走りは特筆されます。嗜好が合うマニアの人気で上位に食い込んだというのはシスターまじっく!と同じパターンですが、そんな人の期待を裏切らない走りだったことは事実で大きく評価しないといけないでしょう。
新馬(ブランド)初戦の走りが旧たっちーファンの期待を裏切ったつるみく厩舎ですが、大阪CRISISでは叩いて変わり身を見せてきました。変態に特化した凌辱ゲーは一歩間違えるとバカ色が強くなってしまうのですが、今回は巧くバランスが取れたよう。主人公設定の良さに触れているコメントが多いのが注目で最近の良主人公を求める流れは凌辱ゲーでも同じなのかなと思ったり思わなかったり。
大槍葦人騎手のエロ特化ゲーということで注目だった聖剣のフェアリースですが、まずまずの成績だったものの連対圏内までは今一歩といったところ。ただシナリオ面での不足が伸び悩みの原因といえるので新ラインがエロ重視ということが世間的に周知徹底されれば次走以降はもう少し走れそう。個人的にこの騎手とエロ特化ゲーは手が合うと思っているので大いに注目しています。
あかべぇブランドで前人気は高かったW.L.O.世界恋愛機構ですが、やや期待を裏切る結果に。いくらダメ主人公を改造させるというのが主眼のゲームとはいえ、良主人公で売ってきたあかべぇ血統のファンには敷居が高すぎたかも。それでも序盤さえ乗り切れば質の高い(クドい)いちゃラブが楽しめるようですし、多大な期待を掛けなければそれなりに楽しめるかもしれません。
いつもというかマンネリというか相変わらずのメイビー&SQUEEZ血統ですが、もしもこんなショッピングモールがあったら!?いきます☆もキャラ多数でシナリオ無用といういつものバカ抜きゲー。おおよそ戦法が分かってきたので一般ファンには手は出しづらいでしょうが、この走りがたまらないという人には神ゲーといえるかもしれません。シナリオに期待する人がわずかでもいる限りこのあたりの成績を脱することは難しいでしょうが、今後もこの血統にはこの路線を歩んでもらいましょう。
全く人気が無かった馬ならともかく、穴人気を集めていた以上この成績では凡走といっていいボクの手の中の楽園。世界観はいいものの攻略順を間違えてしまうと全く楽しめなくなってしまう点やサブヒロインに光が当たらない作りがマイナス材料となったよう。キャラ箱はおとボクの遺産を最近急激に食い潰している印象が強いので次走こそはファンの期待に応える走りを見せてもらいたいものです。
好タイムで駆け抜けていく馬が多い中、後方を追走するだけの馬場掃除に終わった馬も少なからずいるわけですが、そんな馬を買ってしまった人にはご愁傷さまとしか言いようがありません・・・
恐らくCanvas3 ~白銀のポートレート~に期待していた人は少なかったでしょうが、その少ない期待を当然のように裏切ってしまうのが今のF&Cの力といえるでしょうか。3と付いているもののCanvasのアイデンティティを失くしたシナリオは空虚で、賞金数の低迷が示すとうりもはや名門血統の面影はゼロ。今回はサーカスとのニックス(配合)だったのですが、ここまで血が澱んでしまうとどんな新しい血を入れても悪い結果しか生まれず今後も当分上級馬が輩出されることはないでしょう。
最近のソフトハウスキャラの出走馬からすると信じられない程の成績だったのがDAISOUNANで、もしかして馬群に揉まれてDAISOUNANしたのではと揶揄されてしまいそう。もともとゲーム性のみでこれまで高い評価を受けてきたメーカーだけに、肝心のゲーム部分でコケてしまってはこの結果もやむを得ないかも。騎手がいつもの佐々木珠流氏から変更されたのも若干マイナス材料だったようです。
サーカスのバカゲーということで嫌な雰囲気は漂っていましたがやはり馬場掃除に終わってしまったのがPrincess Party ~プリンセスパーティー~。バカゲーとして余りに中途半端で、決めぜりふの「青春、禁止!」がほとんど意味をなさないようではこの結果も当然か。どうやら二走目(続編)があるらしいですが、これでは変わり身も期待できないでしょう。
デビュー初戦ながら、じっくり仕上げられ気配は良かったAreasも大惨敗。ファンタジー風味で世界観も壮大ということで上手くまとまれば好走もあると思っていたのですが、明らかに設定倒れだったよう。やはりこの調教師(ライター)陣でこの設定を扱うのは難しかったということでしょうか。
記者が穴で推したecho.は後方のまま、まったく見せ場なし。もともと戯画PBということで不安はあったのですが、こうまで惨敗するとは思いもよらなかったです。音楽や雰囲気・設定は良くてシナリオが破滅的につまらないという評価は戯画マイン血統の特徴をそのまま表しているといえるでしょう。
というわけでBALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' の圧勝に終わった今回のレース。他の馬も走破タイムは速く、出走馬のレベルはかなり高かったよう。恐らく馬券を取った人も多かったと思いますが、こんな走りを4月の出走馬たちもして欲しいと思っています。
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