2009年04月21日

4月の発売予定表から

大物新馬(ビックタイトル)や良血馬の出走こそ少なくやや寂しさを感じるものの、GW前ということで各厩舎(メーカー)の力の入った仕上げ(デキ)を期待したい今レース。果たしてファンの期待に応えてくれるのはどの馬なのでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

△ガチ乙女クインテット(teamit’s みんと)
今年に入ってからの出走馬たちが今ひとつの成績のあかべぇブランド。この馬も調教師が全くの新顔で正直判断に苦しむが調教(体験版)の動きは悪くなく走られても不思議ではない。ただ主人公の設定がプレイヤーの共感を呼びにくいのが欠点で直線に入って伸びに苦しむ場面もありそう。連に絡めれば上出来といったところか。
期待度★★☆

〇シークレットゲーム(FLAT)
同人やPS2で実績があるだけに、今回馬場が18禁に替わったといっても同じだけの走りは出来るはず。追加部分のデキがよほど悪ければ話は別だが、まずまずの実績がある座敷猫氏が担当するなら大きく足を引っ張ることはないとみたい。未知の魅力といった点では薄いかもしれないが対抗以下の印には落とせないところ。
期待度★★★★

シスタ×シスタ ~Lovevery Sisters~(Apricot Cherry)
前走MapleColors2の走りが印象的なApricotと同血統ということで不気味な存在だが、調教師(ライター)が公表されていないのが不安点。抜きゲーということでそれほど重要視しなくていいかもしれないが、調教師が明らかにされていないゲームは走らないというジンクスが気になり強く推しづらい。
期待度★★

▲死神の接吻は別離の味(ALcot シトラス)
こちらも前走のENGAGE LINKSの凡走ぶりが悪い意味で印象に残ったAlcotと同血統。とはいえ調教師が評価の高いおるごぅる氏に替わったため同じ目で見るのは禁物。今までの氏の作品と毛色が違うだけに掴みづらいところはあるが、馬体(作品)の持つ雰囲気は悪くない。今後バカップル系の好シナリオが展開されると見て穴以上の期待。
期待度★★★☆

△真説 猟奇の檻 第2章(CALIGULA)
大ベテランの横田守氏も最近の騎乗馬に活躍したものはほとんどなく半ば忘れられた騎手(原画家)と化していたが、今回は過去の名馬を再び登場させ再浮上を狙う。調教師も同じ佐野一馬氏で能力的には疑うものはなく、そのまま力を発揮すればここでも充分チャンスはあるはずだが、何分時代が経ち過ぎていていくらシステムを見直したといっても現代のファンが総当り式の激ムズ選択肢ゲームに付いていけるか問題。押さえの評価まで。
期待度★★★

すまいるCubic!(ABHAR)
設定や雰囲気の魅力から人気を集めたものの、結果は凡走に終わった水平線まで何マイル?のファンディスクだけに調教師(ライター)の顔ぶれが変わったといっても期待しづらい。騎手(原画家)の技量は充分といっても入着があれば上出来でそれ以上の結果を望むのは酷というものだろう。
期待度★☆

痴漢専用車両2 ~報復の恥辱電車~(Frill)
記者が個人的に能力を買っている恋泉天音氏騎乗のシリーズ第2弾。前走がそれほど走れなかっただけにここでも買いずらいし、調教師に名を連ねる想ファクトリーの文字が気になる。普通に考えれば消しだが可能性は低いながら前走より大きくパワーアップされての変わり身の可能性に期待する手も・・・
期待度★★

つくもの ~やどりぎロマンス~(XUSE)
触手純愛ものというどうみても食い合わせの悪そうなニックス。こうした配合はお互いの特長を打ち消しあってしまうことが多い。わずかながら笑いに特化しての大化けに期待するも最近ここの厩舎の純愛ものはことごとく成績が奮わない。今まで純愛ものにあまり縁が無かった騎手だけにそういった意味での新鮮さはあるが、不安の種が多すぎてここは見送り。
期待度★☆

ツンな彼女デレな彼女(PeasSoft)
デビュー以来の成績はと見れば着外ばかりなPeasSoftの最新作。前走が悪い意味での印象が強かっただけに今回上積みは大きいかもしれないが、設定は萌えゲー特有なありきたりの設定。それにここの厩舎のヒロインは必ずプレイヤーを不快にさせる要素を持っていて、実のところ甘い恋愛萌えゲーと微妙に合わないところがある感触。今回も期待できる要素は少ないだろう。
期待度★☆

夏色さじたりうす(ブルームハンドル)
スポーツものシリーズ第二弾で今回は弓道が舞台。といってもHPで「熱血青春部活(?)アドベンチャー」と自ら語っているように前回同様弓道は話の根幹に係わってこないと予想。騎手はサーカスで活躍していた八重樫南氏で調教師はAXLで実績のある長谷川藍氏といっても、この設定では好走を期待しづらい。
期待度★☆

夏色ストレート!(WhiteCyc)
今までのサイクの路線とは毛色の変わった萌え主軸の馬で、騎手も菜月ここ氏やMAKOTO氏らを起用と前回椎咲雛樹氏が騎乗した恋する式と同じ目で見ないほうがいいかもしれない。ただ設定はありきたりでやや魅力に乏しく調教師もこういった純粋萌えゲーは経験が足りず慣れていない可能性は高い。見送りが無難だろう。
期待度★★

△桜吹雪 千年の恋をしました(Silver Bullet)
前走は大コケしたもののデビュー戦がまずまずの走りだったSilver Bulletの第三作。桜吹雪で「はなふぶき」と読ませる馬名にはやや無理があるが・・・それはともかく今回はるいは智をよぶで名を上げた日野亘が調教師(ライター)ということもあって期待が高まる。調教を見る限り相変わらずクセのある走り(文章)だがこれが持ち味といえるだけに充分動ける気配。ただるい智ほどキャラに魅力を感じずストーリーにも広がりがなさそうなのが唯一の不安点。
期待度★★★☆

△はらみこ(セレン)
前走の借金姉妹2で萌えゲー路線への転向を鮮やかに成功させたセレンの最新作。ただ今回不安点はメイン騎手の奥間まさみ氏が新人騎手の鈴森ほたる氏に気を遣ったのか騎乗法(絵柄)を若干変えてしまい、それが魅力を損ねていないかどうかということ。キャラの魅力も借金姉妹ほど魅力的に感じられず、それなりの走りは期待できても一角を崩すまでは難しいかもしれない。
期待度★★☆

◎姫狩りダンジョンマイスター(エウシェリー)
前走の戦女神ZEROが驚異的なタイムを叩きだしたエウシェリーの最新作。前走ほど走らなくても充分首位を争うだけの力はあるが、調教(体験版)からヤリこみにこだわり万全の態勢。騎手が鳩月つみき氏からやくり氏に変更されたのはやや不安といっても、調教のフォームを見た限りはほとんど影響はなさそうで本命は当然か。
期待度★★★★☆

ヘリオトロープ それは死に至る神の愛(Hatena)
今回のレースで一番気配の掴めない馬。騎手は魅力的なだけに食指が動くが、この設定だと好走か馬場掃除かは主人公の魅力にかかっていることが多くそれだけを考慮すると買えない。調教師はDUEL SAVIORと同じ人で実績はあるがAVGは初めてということもあり同じ目で見ると痛い目に合う可能性も大きく、ここは能力を疑ってかかってみる。
期待度★★

マジスキ(MOON STONE)
呉氏もすっかり萌え路線に染まってしまい何処へ行くの、あの日のような野心作が懐かしくてたまらない・・・それはともかく呉氏の主人公は灰汁が強く萌えゲーには合わない印象があるのだが、今回も傾向はそれほど変わらないだろう。なんでもありの不思議世界観が特長でテキストは悪くないといっても、ここ近走の仕上げが同じでマンネリ気配。強くは推せない。
期待度★★

(本紙の見解)
姫狩りダンジョンマイスターシークレットゲームの一騎打ちが濃厚。わずかに前者の気配が上回るが実績は後者が勝る。他の馬は実力的に劣りそうだが、わずかに死神の接吻は別離の味に一角崩しの期待がかかる。崩れれば桜吹雪 千年の恋をしました真説 猟奇の檻 第2章あたりの食い込みも一考されるが、今回ばかりは人気馬の壁が厚そうだ。

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この記事へのコメント
>hikakuさん

ご連絡遅れて済みません。

人目を気にするかのように、こそこそとブログを開設していたので、相互リンクのお誘いに嬉しいというより何か悪戯を見つけられたような気がして正直当惑しています。

現在多忙でありまたひっそりとという趣旨もあって、現在相互リンクは募集していないのです。
ただ親しくなった方とは例外的(というより勝手に)にURLを貼ったりすることもあります。

一度こちらからも貴サイトを訪問したく思っていますので、もし差し支えなければサイト名をお教え願えるとありがたいです。

相互リンク(というよりぼくの場合お気に入りの項に貼り付けるだけですが)については、それからでも遅くないと思うのですがいかがでしょうか?

折角のご申し出でしたのに勝手なことを言いまして、もしお気を悪くされたらご容赦下さい。

それでは失礼いたします。
Posted by 7月の魚7月の魚 at 2009年05月03日 11:20
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