2009年04月30日

悪くはないが長所はと訊かれると・・・

4月始めにクリアしていながら延び延びになっていた祝福のカンパネラの長文感想がようやく書きあがり批評空間に投稿しました。締め切りなんてものは無いとはいえ「クリアしてから投稿するまでこれだけタイムラグが生じるならいっそ長文感想なんか書くのを止めてしまえ」という声が頭の中で囁くのですが、染み付いた習性というものはなかなか止められないもので・・・まあ当分はこんなペースでのんびり行きたいかなと思ってます。

さて現在主にプレイしているのは、相変わらず俺たちに翼はない(Navel)Flyable Heart(ユニゾンシフト)です。Flyable Heart(ユニゾンシフト)についてはネタバレコメントを目にしてしまいヤル気が削がれてしまったので一時ディスクドライブからDVDを取り出し半ば放棄状態となっていたのですが、代わりにドライブに投入したゲームが批評空間の評価通りのダメゲーで結局またFlyable Heartがドライブに舞い戻ってきたというわけです。まあ幸いアルツハイマーが進行してきたせいかネタバレコメントがどんなだったか忘却の彼方へ飛んでいってしまったのでモチベーションの方は少なからず回復しているのですが、それはともかくこのゲームメーカーの人気投票を見るとメインヒロインの不人気ぶりが際立っていますね。ビジュアル的には一番絵師が力を入れたと思わせるものがあっただけにこの結果は意外といえるかもしれませんが、Dr.モロー氏にネタとして目を付けられてしまった時点でヒロインとしての命運は尽きてしまったのかも・・・というわけで結衣の攻略順は当初の配置から変更することにします。どうやらすずのは全ヒロインを攻略しないとルートが解凍いないようなので、桜子→菜百合→くるり→結衣→天音→すずのが現在思い描いているオーダー。というかまだ一人も攻略していないのかよというツッコミは止め(略)

そんな紆余曲折あったFlyable Heartよりはるかに進んでいるのが俺たちに翼はないですが、といってもこれもまだクリアにはもう少し時間が掛かりそう・・・というわけで今月末買ってきたゲームをインストールするスペースを作るため、ぼちぼちと進めていた絶対女子寮域(HighSox)を終わらせることにしました。何分ボリュームがないゲームなのでその気になればあっという間に終わってしまうのです。と、まあそんなことを言っても批評空間でのデータ数が示すとおり、あまりにマイナーなゲームで誰も興味はないとは思いますけれど・・・

シナリオについてはそれほど悪くはない。ただ主人公の女装があっさりヒロインにばれてしまうため、女装ものに付き物の「女装することに於ける主人公の葛藤」という点が全くない。正直これでは女装ものにする意味は無かったと思います。あとこのゲームはエロゲーには定番の「ヒロインに降りかかるトラブルを解決していく」というのがテーマになっているのですが、解決までの道程がいかにもあっさりし過ぎ。この内容でフルプライスというのはやはり割高感を感じてしまう。もし値段がミドルプライスならもう少し評価が高くなっていたかもしれません。
ルート的にはメインヒロイン格の梗花が一番シナリオに力が入っていて評価もそれなり。一方春海と楓のシナリオははっきりいって悪い。特に春海は不快しか感じさせないヒロインで最後までその印象を払拭させられないまま終わってしまったためより印象が悪かった。まあメインヒロインがツンデレ担当だったので同じタイプの彼女が食われてしまったのかもしれませんが。

というわけで現在批評空間で付いている点はおおよそ妥当といったところでしょうか。時間があればルート別にもう少し長い感想を書きたいとは思っていますが、それほど執筆意欲が書きたてられるゲームでないのは確か。それより積みゲーを崩すことを優先させたほうがよほど建設的かなとも思っています。

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