2009年05月21日

先月(4月)の結果

GW前にしてはやや小粒なメンバーという印象だった先月のレース。下馬評では大本命だった馬(ゲーム)が果たして期待に応える走りを見せたか?それとも思わぬ穴馬の台頭があったのか?果たして結果は。

第4R(4月)着順

1着 ◎姫狩りダンジョンマイスター(エウシュリー) 中央値 81点 平均値 81点
2着 ▲死神の接吻は別離の味(ALcot シトラス) 中央値 80点 平均値 78点
3着   私の知らない妻の貌(アイル) 中央値 79点 平均値 75点

※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 出走賞金額(データ数)10以下のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

断然人気の姫狩りダンジョンマイスターが期待通り1着に走ってくれました。前走の戦女神ZEROから比べると、タイム(中央値)はやや落としましたが、それでも1着を守ったのは流石といったところ。GWという長期休暇に遊ぶにはピッタリの馬(ゲーム)で好条件が揃っていましたし、この厩舎(メーカー)からすれば勝利は宿命づけられていたといってよくプレッシャーもあったと思いますが、ファンの期待に応えて一安心といった心境でしょうか。もはや安定株といっていい厩舎だけに次走にも当然期待です。
ゴール直前に1着馬に差されたものの今月のレースを終始引っ張った死神の接吻は別離の味が僅かの差で2着に入りました。ミドルプライスらしくこじんまりまとまった秀作のようでシナリオの評価もなかなかですが、ヒロインの可愛さがかなりの破壊力で、それが満遍なく高い評価を集めた理由かと。注目度は低く、売り上げも苦戦している中での成績は大きく称えられていいと思います。
直前の想定表からは除外していた私の知らない妻の貌の3着入線は驚きで、アイル本流のリバ原ラインとはいえここの所は出走賞金額に到達するのにも一苦労だっただけに、ここまで得票を集めるとは思いませんでした。寝取られ+凌辱という典型的なアイルお得意の路線ですが、廉価作品ということで手を出しやすかった点とヒロインを実質1人に絞ったのが成功の要因かと。凌辱系はこういったピンポイントに狙いを絞った方が、評価を集めやすい傾向にあるようです。


今月は有力馬の出走が少なかったのですが、その中でそれなりに注目を集めていた馬たちの成績はというと・・・

エロの良さでそれなりの成績だったシスタ×シスタ ですが、コメントはというと意外に厳しい評価が多くファン(プレイヤー)の満足度はそれほど高くなかったよう。ミドルプライスといってもキャラ2人で容量が少ないのが最大の不満で、騎手(原画)がいくら良くてもこれでは辛いというのが大半の意見。時代がコストダウンを求めている中でエロゲーだけがそれに顔を背けるのは良くないといったところでしょうか。
パブリッシングなどの展開からいえばもう少し賞金が伸びても良さそうなマジスキも意外に得票が集まらず肝心の成績も入着には今一歩といったところ。厩舎的にこのあたりの着順で満足していて貰っては正直困ります。日常シーンは相変わらず退屈のようですしご都合主義についても相変わらず。好感の持てる主人公を創造するのが苦手な呉氏に萌えゲー路線は合っておらず、何処へ行くの、あの日のような路線に戻って欲しいと思っているのは記者だけでしょうか。
穴人気を集めながら入着が精一杯だった桜吹雪 ~千年の恋をしました~。ただこちらはコメントについてはそれほど悪くなく調教師(ライター)が同じだったるいは智を呼ぶの再来を期待したファンの選球眼が厳しくなったためかもしれません。終盤の走りが中途半端というより尻切れトンボに感じるのが不満の原因ですが、ヒロインの魅力が足りなかったのも大きかったように思います。それでもシナリオ・テキストについてはそれほど悪くなかったようなのでこれで見限るのは早計かもしれません。
今月最大のサプライズはシークレットゲームの着順。1着馬に迫るのはこれしかいないと考えての自信の対抗印だっただけに掲示板にも載らない走りには正直落胆しました。地方(同人)時は高い評価を得ていましたが、追加要素が少なく値段だけが高くなってしまっては不満が大きくなってしまうのも止むを得ないかも。リトバス→リトバスEXのように追加シナリオが充実していれば土台はしっかりしていただけにフルプライスでも評価は落ちなかったでしょう。あとなまじ地方や海外(CS)で好走していただけに、その分裏切られたという印象が強くなってしまったこともあるのでしょうか。
はらみこも期待を裏切った印象が強く、借金姉妹2の成功から純愛路線に変更したセレンの試みもやや今回は空回りした印象。前作でもシナリオは決して良いとはいえずキャラクターが成功の要因だったのですが、今回はヒロインに前作ほどの魅力がなかったよう。原画は相変わらずなのですが、もう少しシナリオか萌えを強化しないとこの路線では厳しいかもしれません。
夏色さじたりうすの凡走は予想通り。雰囲気は悪くないといっても肝心の部活動がラストに絡んでこないようではこの評価も止む無し。この厩舎もこれだけ馬場掃除が続くといくら騎手(原画家)に腕利きを迎えたとしても今後も期待し辛いでしょう。
気配から好走か馬場掃除か掴めなかったヘリオトロープ それは死に至る神の愛でしたが結果は馬場掃除の方。調教(体験版)で心配していた主人公の酷さもさることながら、世界観の良さを活かしきれなかった調教師(ライター)の責任は大。どうやら今月別厩舎(ブランド)で続編が出走するようですが、例えライターが変わったとしても期待しづらいかもしれません。
直前の見解がほぼ的中してしまったのがツンな彼女 デレな彼女でこの馬を買ってしまった人にはご愁傷様としかいいようがありません。萌えゲーで萌えられないヒロインが存在するというだけでかなりのハンディですが、主人公がこれに輪をかけて酷くては救いようがありません。これまでの実績が示す通り今後もこの厩舎に好走を期待するのは止めておきましょう。
想定表には入れていませんでしたが姫とボインの馬場掃除も予想通りで騎乗馬が全くといいほど走らないという佐野俊英伝説にまた1ページが加わることになりました。彼が先頭でゴール板を駆け抜けるシーンがいつの日か表れるのでしょうか?G.J?厩舎に所属している限り永遠に無理そうですが。


最後に今レース序盤悪い意味で話題をさらった河原崎家の一族2 完全版ですが、馬(ゲーム)のデキとは関係ない点で足を引っ張られてしまっては騎手や調教師は救われません。まあ一番救われないのは実際に買ってしまったファンなのでしょうが・・・大昔から競馬(エロゲー)を見続けている身からすると名門elf厩舎のこの失態は悲しいことで、もしこのまま厩舎が消えてしまうとすれば本当に寂しいことです。

というわけで、先月よりも出走馬のレベルは高くなかったといえる今回のレース。それでも1着・2着の馬に限っては充分威張れるタイムで走ってくれました。予想もほぼ的中しましたし次のレースもこの調子で当てたいと思っています。


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この記事へのコメント
突然のコメント失礼致します。
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
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もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
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今後ともよろしくお願い致します。
3IPk7YnO
Posted by sirube at 2009年05月21日 16:37
>sirubeさん

コメントありがとうございます。

相互リンクのお話ですが、現在多忙でもあり旧知で趣味の合うごく少数の方以外はお断りしていている現状です。

折角のお気遣いを断り非常に心苦しいのですが。もしお気を悪くされたらご容赦下さい。

それでは失礼いたします。
Posted by 7月の魚7月の魚 at 2009年05月21日 17:49
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