2009年07月22日

7月の発売予定表から

夏休み前ということか登録も多く多彩な顔ぶれとなった今回のレース。名の通った厩舎の馬(ゲーム)が多く悩ませるメンバー構成ですが、ファンを喜ばせてくれるのは一体どれなのでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)


明日はきっと、晴れますように(HUG)
知名度はそれ程高くない騎手(原画家)たちですが、魅力的な馬体(CG)が目立ち注目していた1頭。ただ調教(体験版)の動きがパッとせずややトーンダウン。調教師(ライター)の顔ぶれにも一抹の不安を感じるだけに見送りが賢明か。
期待度 ★☆

あの蒼い海より(Lilac Soft)
デビュー初戦となるが騎手(原画家)・調教師(ライター)にさしたる実績もなく、馬体(原画)もパッとしない。正直手を出すには敷居が高い馬だが設定にはやや惹かれるものはある。ただ今月は相手が揃いすぎて、この血統の馬が馬券圏内に食い込むには厳しそう。
期待度 ★★

ANGEL MAGISTER (mana)
ゼロの使い魔の挿絵で人気の兎塚エイジ氏が騎乗するということで注目を浴びている馬だが、調教師もつくとりで評価を高めた味塩ロケッツ氏ということで不気味さも漂っている。少なくとも凡走に終わった厩舎(ブランド)デビュー戦のようなことはないと信じたいが、VA血統はこの所Keyのラインしか好走例がないだけに過信は禁物。魔法学園ものに当たり少なしのジンクスもあり能力が足りないと判断。
期待度 ★★

〇終わりなき夏 永遠なる旋律(ファイアージュ)
こちらも味塩ロケッツ調教の馬だが調教(体験版)を見る限りこちらの方が期待出来そう。騎手の日向恭介氏の騎乗や馬体も悪くなく惨敗に終わったぴこぴこのようなことはないと信じる。音楽を舞台にした雰囲気も良く、直線(終盤)垂れるというより明後日の方角へ逸走してしまう可能性もあるが思い切って対抗まで抜擢。
期待度 ★★★★

神楽道中記(でぼの巣製作所)
長らく率いてきたStudio e.go!を離れて新たに厩舎を立ち上げた山本和枝氏の独立初戦。といっても調教師の寺岡健治氏をはじめ主力メンバーも一緒で今までと内容については変わりなく出走馬の傾向は同変わらないだろう。神楽シリーズはe.go!の中では評価は高くいきなり走られても不思議は無いが今回に限っては相手も強力で連入までは厳しいか。
期待度 ★★☆

▲きっと、澄みわたる朝色よりも、(propeller)
根強いファンを持ちながら一つの厩舎に留まらずを転々と渡り歩く朱門優氏だが、今回は初めてウィル血統を手がけてきた。調教を見る限り相変わらず独特の雰囲気で相変わらず大物感を漂わせている。好き嫌いの分かれる内容で恐らく評価も割れるだけに頭までは厳しいと思うが単穴以下に印は落とせない。
期待度 ★★★★

クレナイノツキ(ALcotハニカム)
死神の接吻は別離の味の変わり身の印象が強いALcot血統。伝奇ものでヒロインは巫女と何か月陽炎を思わせる感じだが、調教師が前走で評価を落とした砂月氏というのがどうにも不安。巫女さん萌えに絞ったコスプレゲーとも思えず、前走と同じく設定を活かせないまま終盤尻すぼみとなってしまっていると見る。
期待度 ★☆

しこたまスレイブ(ユニゾンシフト)
華やかないとうのいぢ騎手と違いやや影の薄い織澤あきふみ氏の最新馬で、内容はいつもながらのコメディ仕様。となれば成績もそれほど変化無く持ち時計通りの走りと見るのが正解。上級馬をコンスタントに輩出する血統でなく入着があれば上々か。
期待度 ★★

聖徒会長ヒカル(catwalkNERO)
厩舎デビュー戦でなかなかの走りを見せた亀井騎手に手替りし抜き主体の馬の中では期待は大きい。ただデビュー戦よりヒロインに魅力が乏しそうで設定も今ひとつな感じ。触手シチュは根強いファンを持つだけに軽視は禁物も入着が一杯と見る。
期待度 ★★☆

77(Whirlpool)
相変わらずてんまそ騎手の騎乗ぶりには惚れ惚れさせられるWhirlpool厩舎の最新馬。といっても調教師が変わらず尾之上咲太氏ではシナリオに大して期待は出来ないだろう。しかも魔法学園ものでは余計に手を出しづらく、調教を見るまでも無く買えない馬。
期待度 ★☆

Tiara (Symphony)
4年ぶりの出走となるSymphony厩舎の最新馬だが、登録(企画)自体はかなり前からで今となってはやや色あせてしまった印象。今月は相手も強力でお嬢様組曲と同じような走りでは入着すら覚束ない。といっても調教師も同じで変わり身の材料は乏しく消し。
期待度 ★☆

△Dies Irae Also sprach Zarathustra (light)
怨嗟の声が渦巻いた怒りの日から1年半。ようやく完成形となって再出走(発売)されるわけですが、果たしてこれを出走馬として認めていいか今でも悩んでします。さて追加される内容が薄ければ当然評価は低くなるわけですが、そこで気になるのは正田崇氏が恥を忍んで再び調教を担当したかどうか。もし担当していないとすればまたも偽りの看板を出したわけになるのですが、ここはlightの良心を信じたい。それでも絶対的信頼となると微妙で、純粋な出走馬より上の印は付けづらい。
期待度 ★★★☆

△ちゅぱしてあげる (アトリエかぐや)
かぐや第3路線の馬だが主流ラインの最近の不振とは対照的に、騎手を1:02am氏に固定したここ2走堅実な成績を残していて侮れない存在。前走と比べて属性も特殊嗜好に偏っていないだけに幅広い層の支持を期待できるし、調教を見る限り抜きに関しても上々の動き。頭まで狙えるかというと疑問だが人気馬が総崩れした場合浮上する可能性は一考。
期待度 ★★★

ナツユメナギサ(SAGA PLANETS)
前走のComing×Humming!!がソコソコの走りだった古豪サガプラ厩舎が再び同じ路線で挑む。といってもそれなりの評価を受けた前走でも結果は入着一杯だっただけに、この強力メンバーで馬券に絡めるかとなると正直厳しいかもしれない。前走でもヒロインごとでかなりデキの差があっただけに、調教師の数が増えたのも不安材料。
期待度 ★★☆

フォルト!!(Ciel)
今月も連続して騎乗してきたTony氏だが実績ある丸谷氏が調教しても走れなかったのが、実績の乏しい調教師に変わって走るとも思えない。まず間違いなく馬場掃除に終わるはずだが、シナリオは度外視でテニスウェアでのHシーンに固執した抜きゲーと考えると思わぬ拾い物だったと考えられないこともない場合も。それでも馬券圏内まで食い込むとは考えづらい。
期待度 ★★

◎紅殻町博物誌(raiLsoft)
デビュー初戦で大駆けを見せたraiLsoftの2戦目だけに注目される存在。初戦と血統(作品)の傾向はそれほど変わらないところから大きく期待を裏切られることはないだろう。騎手は相変わらず一般ウケするタイプでないがこの馬(作品)に関しては手が合っているといえる。知名度も上がってきたことから除外の心配もないし、調教の動きも相変わらず。前走リトバスEXをあと一歩まで追い詰めた実績はここでも一枚上で軸馬として信頼する。
期待度 ★★★★

△僕だけの保健室(アリスソフト)
アリスの低価格路線は凡走が多かったのだが、前走のばにしゅ!でそれを払拭。今回もエロに重点を絞りながらゲーム性も忘れないアリスの遊び心は健在も、最近そのゲーム性が衰えの兆しを見せているのはやや気がかり。それでも古豪厩舎の底力を信じて連穴評価以下には落とせない。
期待度 ★★★

メカミミ(きゃんでぃそふと)
前走の印象が悪い意味で強いきゃんでぃそふと厩舎の最新登録馬。個人的に好きな騎手の一人である真広雄海氏に再度チャンスが与えられたこと自体は嬉しいが、実際レースで走るかどうかは別問題。設定的に良くなりそうな雰囲気は持っているが、厩舎が新生してからのここ2走新顔の調教師を起用し立て続け馬場掃除に終わっているだけに今回も同様の新顔調教師では恐くて買えない。
期待度 ★☆

もぎたてバジル(BasiL)
もいだ時から腐っていると陰口を叩かれそうな馬だが、実際栄養要素の欠片もない荒れた土壌からまともな作物が出来るわけがない。調教(体験版)主体というコンテンツで出走させてくること自体狂気の沙汰だが価格を聞いてなお驚き。大敗は間違いなく恐らくタイムオーバーでしばらく出走停止の憂き目に遭うだろう。
期待度 ☆

(本紙の見解)
前走の走りが良かった紅殻町博物誌の勢いを買いたい。調教で大物感を漂わせる動きを見せた終わりなき夏 永遠なる旋律きっと、澄みわたる朝色よりも、も逆転の有力候補で絞ればこの三角買い。ただ調教の迫力ある動きが本番で発揮されないという調教大将の可能性もあり、Dies Irae Also sprach Zarathustra の巻き返しに古豪厩舎の僕だけの保健室。抜きゲーファンの期待を集めるちゅぱしてあげる あたりも余裕があれば穴で買ってみたい。

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