2009年12月08日

12月の発売予定表から

予告したとおり今月は年末進行で早めの公開となりました。有馬記念のような豪華なメンバーが揃った今年最後のレースを1着で駆け抜ける馬(ゲーム)は一体どれなのでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

△愛佳でいくの!! (Leaf)
ToHeart2の人気ヒロインである委員長こと小牧愛佳を冠名にしたLeaf久々の人気馬(バラエティディスク)。雑多な血統(コンテンツ)が集まった馬だけに読みにくいが、委員長のアフターを初め期待できそうな要素がズラリで飛びついてしまいたくなる。ただLeafの人気馬(バラエティディスク)はことごとく凡走しているだけに強くは推しにくい。今回は相手も揃っているだけに頭狙いは厳しいか。
期待度 ★★★

◎アリス2010 (アリスソフト)
Leafと違いこちらは人気を裏切らないアリス厩舎の人気馬(バラエティディスク)。ハルカVSエスカレイヤーが古の映画を思わせて心躍らせるが、この馬で一番注目される血統(コンテンツ)は唯一の新作といえるはるうられ~校内赤線区域~であろう。アリスらしい黒い(ブラックな)馬だが、内容が内容なだけにライトなファン(ユーザー)にはややきつく感じるかもしれない。まあ不安といえばそれくらいなので順当なら上位争い必至だろう。
期待度 ★★★★☆

いちゃぷり! お嬢さまとイチャラブえっちな毎日(MOONSTONE Cherry)
萌えゲー路線に転向したものの結果が出ていないMOONSTONE厩舎が今度はエロ重視路線に進路変更したわけだが、抜きゲーにはそれなりのノウハウがあるわけでそれを知らずに馬(ゲーム)を手がけても成功しないのが実情。Hアニメに挑むなど意気込みは買えるがどこまで抜きゲーファンの琴線に響くかどうかは未知数で。
期待度 ★★

愛娘<イブ>という名の玩具(Anim)
Animを支える騎手であるティータJ氏の最新馬。今回はややロリっぽさを強めて勝負に出たが、調教師(ライター)が公開されていないのが不安で強く推せない。ヒロイン調教ものにしては設定が複雑なのもやや微妙なところ。
期待度 ★★

癒されご奉仕 夢の館で賢者タイム!(CLOCKUP)
時折好走する馬を輩出するCLOCKUP厩舎の出走馬だが、今回は設定からツッコミどころ満載で何か凡走したザーメンセキュリティ2009を思わせるのが気がかり。肝心な馬体(原画)もやや崩れが目立つとのことで、折角のよう太氏騎乗も生きていない様子で消し。
期待度 ★☆

△嘘デレ!(脳内彼女)
オール性悪ヒロインという設定が目新しい脳内彼女厩舎の最新作。調教を見る限り鼻のつくヒロインが勢ぞろいとなっていて普通ならとても買えないところだが、このヒロインたちがデレていくというコンセプトだけにあまり参考にならない。相手は揃ったがまさかの変わり身には警戒したい。大穴で。
期待度 ★★★

EternalSky ~悠久の空の彼方(TSUKASA)
エロゲー雑誌の発売予定表のページに長々と常駐し続けた馬もとうとう出走の運びになった。これだけ調教期間が長い馬となると例が少ないだけに読みにくいが、長年ずっと仕上げていたわけでなく恐らく故障(お蔵入り)していた期間の方が長いのではないか。となると知名度こそ高いものの実際走るかどうかというと別な話で、調教師の過去手がけた馬を見たらとても怖くて手は出せない。
期待度 ★

花鳥風月 恋ニヲチタル花園ノ姫(Silver Bullet)
そこそこの成績だったもののファンの期待に必ずしも応えたといえなかった桜吹雪 ~千年の恋をしました~の直仔(FD)。というものの調教師の一人である日野亘氏は参加せずほとんど別の馬相(物語)となっていて、純粋に血を受け継いでいるとはいいにくい。ファンの人気の高かったサブキャラが攻略ヒロインに昇格という点はプラスだが、逆に言うと買える材料はそれくらいで不安の方が先立つ。
期待度 ★★

〇クロウカシス 七憑キノ贄 (Innocent Grey)
出走回数は少ないが独特の雰囲気で少なくないファンを持つInnocent Grey厩舎の最新馬。調教師は殻ノ少女と同じで傾向は近いだろうが今回は館を舞台にした推理もの。この厩舎の推理ものとなるとどうしてもPP-ピアニッシモ-の悪夢を思い出してしまうのだが、調教師が違っているだけに今回は信じたい気持ちの方が強い。
期待度 ★★★☆

クロガネの翼 (WHITE CYC)
成沢空氏の騎乗技術は素晴らしく設定にも惹かれるものがあるが問題は馬の能力。凡走に終わった夏色ストレートから変わり身を狙うが、相変わらずTeam‐OZの主題歌は光るものの調教もイマイチ。推測で申し訳ないが今回起用された由希氏がもしかしてますだ由希氏の変名かもしれない考えたらとても買えない。
期待度 ★☆

幻月のパンドオラ(Q‐X)
ほぼ3年ぶりの出走となるQ‐X。こころナビの凛子シナリオが未だに印象に残るだけにそれを思わせる妹キャラの詩乃鈴に注目が集まる。調教の動きはそれなりだが主人公が流されるタイプでヘタレ気味。攻略ヒロインの数から馬体重(ボリューム)の少なさも気になりここまでメンバーが揃うと買いづらいが前崩れの展開なら浮上もあるか。
期待度 ★★☆

△忍流(ソフトハウスキャラ)
前走は派手に人気を裏切ったソフトハウスキャラだが、こと佐々木珠流氏が主戦騎手(原画家)となるとハズレが少ないのがここの厩舎の馬。それだけに前走は度外視したいが調教があまりに味気ない。経営シュミレーションということで国盗りゲームのような派手さは期待しづらいとしても、もう少し良さが伝わってこないと買いにくい。ヤリコミ要素があれば変わり身も考えられるがそれでも押さえ評価が精一杯。
期待度 ★★★

△しろくまベルスターズ♪(PULLTOP)
久々の藤原々々の新馬(作)ということで期待が掛かるPULLTOPの新作。好走した遥かに仰ぎ、麗しののメンバーから健速氏は去ったものの、J・さいろー氏が再び加わってのゆのはな コンビが復活となれば能力的にそれほど見劣りしないはず。ただ調教を見る限り装具はいろいろと豪華で楽しめそうに思えるものの、時計(テキスト)は物足りない。それでも雰囲気とノリで突っ走る可能性は捨て難いが余りに人気先行しているだけに評価は押さえ気味で。
期待度 ★★★

絶対★魔王 ボクの胸キュン学園サーガ(SCORE)
SCORE厩舎から出走もメンバー的にBASESONから走った恋姫†無双姉妹と同血統と見ていいだろう。ヒロインの物量攻勢も恋姫†無双と同じとなれば同程度の走りは期待できるはず。ただ三国志の人物を流用できた恋姫†無双と違って、今回は独自でヒロインの魅力を築かなければならず物量作戦が裏目に出る可能性が強い。何となくだが春恋*乙女 と同じような構成を感じさせるだけに、入着があれば上出来と見る。
期待度 ★★

D.C.II Fall in Love(CIRCUS)    
厩舎が火災に遭うなど何かとお騒がせなCIRCUSだが肝心の出走(発売)には影響がないようでファンは一安心といったところ。Princess Party など凡走の印象が強いCIRCUSもD.C.血統だけは別で特に昨年同時期出走のプラスコミュニケーションは激走したので軽視は禁物。といっても今回は後日談中心の内容で好走したプラスコミュニケーションとは条件が違う。同じ直仔(FD)のトゥーユーくらい走れれば今回は上出来かもしれない。
期待度 ★★☆

Dies Irae ~Acta est Fabula~(light)  
前走では怒りの日で背負ったハンディが強すぎて馬のデキは良かったものの結局馬群に沈んでしまったDies Iraeも今回が最後の走り。きっちり仕上げられ(完成し)ていれば当然上位に進出していいはずだが、今回も背負うハンディが並ではないはず。恐らく日経新春杯でテンポイントが背負った斤量と同じくらいのハンディが課せられていると考えてよく、この強メンバー相手での上位進出は難しいだろう。
期待度 ★★

秘蹟神姫アルカナセイバー(Liquid‐Touchable)
Liquidの新レーベルのように思えるが、騎手を見て分かるように内容はTOUCHABLEと同じと考えていいだろう。騎手のスミスミ氏といえば思い浮かぶのは触手であり当然この馬も触手がメイン。それだけに設定内容とも手慣れたもので持ち時計どおり着実に走りそうだが、逆に言うと大幅な変わり身も期待しづらい。入着までか。
期待度 ★★

ひだまりバスケット(eufonie)
カラフルアクアリウム以来の出走となるが相変わらず惚れ惚れする馬体(CG)で能力の高さを感じさせる。ラシックス(声優)の選定も鉄板でまともに走ったら上位争い必至だが、前走と同じ尾之上咲太氏が調教師(ライター)というのが気になる。調教を見ても相変わらずのダメ主人公ぶりは前走同様。変わり身の様子は皆無でこれではとても手が出ない。
期待度 ★★

微少女(たぬきそふと)
厩舎デビュー作では娘姉妹ほど走れなかっただけに巻き返しがなるかが一番の焦点。といっても馬名(タイトル)変更など紆余曲折があり内容がファンの満足できるものになっているかが気がかり。単なる抜きゲーではない何かを出せるかが好走のカギだが今回は設定的にやや厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆

Pia▼キャロットへようこそ!!4(カクテル・ソフト)
ピアキャロといえば甘露樹やみつみ美里、橋本タカシといった当時F&Cに所属していた一流騎手(原画家)たちが手綱を握った由緒ある血統だが、いまの厩舎にはそんな一流所属騎手は存在せずフリーの騎手たちに頼らざるを得ないのが何とも寂しい。といっても村上水軍氏や有子瑶一氏はそれなりの手腕の持ち主だが超一流の騎手というほどではなく他馬と比べてアドバンテージはない。もちろん調教師の手腕に期待できる要素はなく買える要素は皆無に近い。
期待度 ★☆

▲フェイクアズール・アーコロジー(あっぷりけ妹)
今年パッとした成績を挙げられていないあかべぇ血統だけに期待しづらいところはあるが調教の感触は悪くない。調教師の森崎亮人氏はチュアブルソフト等でサブとして活動していたが、初めから本格的な調教(企画)に関わるのは初めてといってよく気合が感じられる。設定的にはかなり青臭いものになりそうで萌え分もやや不足気味かもしれないがあかべぇ血統で走るのは意外にこんなタイプ。一発あるならコレか。
期待度 ★★★☆

Hell Guide(M no VIOLET)
夜勤病棟の頃を考えるとここの所すっかり鳴りを潜めてしまったミンク血統だが、今回はダーク路線に戻って再浮上を狙った格好。馬体(CG)雰囲気共悪くないが設定を見る限り謎解きなどの要素に乏しく、ただの凌辱ゲーに終わってしまいそうな雰囲気。一捻りあれば大駆けも期待できるが正直そういった雰囲気は感じられない。
期待度 ★★

ほしうた Starlight Serenade(FrontWing)
ほしうたの直仔(FD)となるが父が走ったわけでないので期待できる要素は乏しい。というよりなぜ種牡馬になったか疑問なくらい。馬体(CG)がやや変わってしまったのも不満で無難に見送りで。
期待度 ★

魔法少女スバル(BLACK LiLiTH)
6月に走った魔法少女イスカと同じ血統だが、上がそれほどの好成績だったわけでもないので期待しづらいものはある。といっても安馬(廉価ソフト)はちょっとしたことで変わり身を見せることもありあながち軽視できないが厩舎自体それほど実績を残していないので買いにくい。今回騎手に大ベテランの龍炎狼牙氏を起用したがどこまで上積みがあるか。
期待度 ★★


MONSTER PARK 化け物に犯されし姫(Delta)
魔法少女凌辱もので有名なTriangleの姉妹厩舎(別ブランド)だけに、馬名通りの内容ならお手の物といえる。原画もまずまずだし抜きゲーとしてはそれほど悪くなさそうだが、何せ今回は多頭数の上に強敵揃い。出走賞金(データ数)を確保出来るかどうか心配しなければならない現状では強気になれない。
期待度 ★★

夢喰い ‐つるみく式ゲーム製作‐(つるみく)
デビュー2戦目の大阪CRISISで変わり身を見せただけに期待が大きかったが、つるみくの馬にしては今回やや物足りなさを感じさせる設定だけに気がかり。たっちー以来ハード凌辱がこの厩舎の持ち味なだけにそれを失ってどこまで闘えるかどうか。ゲーム業界を題材にした凌辱ものは珍しく思わぬ支持も考えられるが、今回に限っては強く推せない感じ。
期待度 ★★☆

らぶデス4~ν-Realtime Lovers~ (TEATIME)
技術においては業界の先端をいくTEATIMEの最新作でキャラの可愛さは最早2次元以上といっても過言ではない。ただ惜しむらくはファン(ユーザー)のスペックが追いついてなく、並みのハードではまともに動かないこと。ちなみに記者の眼(パソコン)では調教(体験版)が重すぎて動きを確認することは出来なかった。残念ながら厩舎がもう少しファンに歩み寄ってこない限りは馬券の対象にはならない。
期待度 ★☆

(本紙の見解)多頭数で展開にまぎれは多そうだが名門厩舎の実績ある人気馬アリス2010 が能力的に一枚上か。嵌ればクロウカシス 七憑キノ贄の逆転も充分可能だがムラ駆け傾向があるだけに他馬の浮上も考えておきたい。穴狙いとなるがあかべぇ血統のフェイクアズール・アーコロジーに設定に妙味がある嘘デレ!あたりが面白そう。前評判が高いしろくまベルスターズ♪忍流はやや人気先行気味でそれなら不当に嫌われた印象のある愛佳でいくの!! の方が配当的に妙味があるかも。

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