2010年05月20日

5月の発売予定表から

GW明けということでやや寂しいメンバーかと思いきや、有力馬が出揃い波乱含みのレースとなりそう。特に悩ましいのが人気調教師が手がけるあかべぇ血統の馬の取捨ですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

△あまつみそらに!(クロシェット)
この厩舎もすっかり安定勢力になった気はするが、連対圏突入となるともう一歩何か欲しい気がしないでもない。御敷仁氏からデビュー戦と同じしんたろーに鞍上を戻したのは心配ないが、毛色(設定)までもが同じというのはやや考えもの。入着は着実に果たすとしてもそこから馬券に絡むまでの上乗せがあるかは微妙なところ。調教師の顔ぶれが若干変わったのもやや不安ということで押さえまで。
期待度 ★★★

△うたてめぐり(FLAT)
地方(同人)での実績馬を走らせてまずまず成果を上げたFLATの中央(商業)デビュー2戦目。騎手(原画家)で売るタイプの馬でなく調教師(ライター)の脚捌き(シナリオ)に頼った前走だけに、調教師の変わった今回は苦戦必至と思いきや調教の感触は意外に悪くない。このようなタイプの馬は最近レースでは好調だし嵌れば前回同様の好走も望めるかも。
期待度 ★★★☆

◎エヴォリミット(propeller)
期待の人気馬が一月出走(発売)を遅らせて万全の態勢で望む。前回から燃えに活路を見出す戦法に戻って変わり身が期待されるが調教の動きも上々のようだ。東出祐一郎氏は今までハズレを出したことがない調教師だし期待されるのは当然で実績からいっても本命は動かせない。
期待度 ★★★★☆

▲置き場がない!(あかべぇそふとつぅ)
今や競馬界有数の名トレーナーの一人といっていい健速氏とあかべぇのタッグというニュースには驚かされたが、手がけるのがバカゲーというのにはもっと驚かされた。これまで健速氏が手がけた馬から考えてバカとの親和性は低いと見るのが相場だが、調教(体験版)を見る限りその不安は的中しそうで無理している感がありあり。この動きならはっきり消しだが、毛色がどうあれ主張はぶれない健速氏のこと。最後の直線ごぼう抜きで蓋を開けていたらラストで感動させていたという可能性は考えておきたい。それでも印は上位2頭には及ばず単穴まで。
期待度 ★★★★

おしかけ!アントルメ (カミツレ)
前回はウィル血統を手がけた藤原将氏だったが結果はサッパリで今回はTGLからの出走。XUSEで鳴らした藤原氏の実績は評価できるが、毛色を見る限り怪しさ満点。喫茶店ものといえば数え切れないほど戯画マインに存在するし、騎手の草壁レイ氏もやきたてクロワッサンで関わっているだけに不安もより大きい。エロ重点といっても走り(ストーリー)が良くなければ話にならないということで、名だたる戯画マインの一角にこの馬が名を連ねることになるのは間違いなさそうだ。
期待度 ★

△君の名残は静かに揺れて(ユニゾンシフト・ブロッサム)
なかなかの走りを見せたFlyable Heartの直仔(FD)。決して人気があったといえない茉百合をメインに据えたあたりやや異色といえるが、価格の方もかなり異色で限定版9800円という設定はかなり強気だ。ただそれだけに一見さんは近寄らず前作を気に入ったファンのみ追いかけるということでアンチ票に足を引っ張られる可能性は少なそう。入着なら充分可能だし恵まれれば連対圏突入も。
期待度 ★★★☆

霧谷伯爵家の六姉妹(アトリエかぐや)
騎手M&Mのラインでは久しぶりのダーク&インモラル路線。かぐやのエロは安定感があったが最近その安定性が無くなってきたのが気がかり。今回は原点回帰で再び往年の安定感を取り戻したいところだが、ヒロインの数が多すぎてストーリーが希薄になる心配があるなど正直半信半疑なところもある。エロには期待できそうだが、現状を考えると入着があれば上出来か。
期待度 ★★☆

ぐらタン(コットンソフト)
毎回ソコソコの成績を残すコットンソフトの最新出走馬。学園ものと思わせて実は・・・という奇手を使った前走だが、今回は調教師に保住圭氏の名があることから今回はその心配はなさそう。ただ今回は今までのコットンの馬と比べてかなりコミカル。萌えと同じくらい走りにも期待するコットンのファン層には若干合わない気もする。メンバーも強力で今回に限っては強気に押しづらい。
期待度 ★★☆

ゴニン!?(スタジオ邪恋)
操りもので実績を積んできたスタジオ邪恋の最新作。これまでと違い騎手が本田直樹氏ということでコミカルな内容となることは予想できたが、調教をチラっと見た限りは明らかなバカゲー。同じ操りものとはいえここまで毛色が変わってくると正直心配。少なくとも特殊なシチュが多そうなだけにかなり人を選びそう。上手く嵌れば躍進も期待できそうだが全くの凡走もあり得るという記者泣かせの馬だ。
期待度 ★★☆

ぜったい遵守☆強制子作り許可証(softhouse-seal GRANDEE)
今まで安馬(廉価ソフト)ばかり走らせてきたソフトハウスシールが勇躍一般馬に挑戦。といっても今まで安馬ということで大目に見られていた部分はあるだけに、ヒロインの数を増やしたとはいえ同じ路線で通用するほど競馬は甘くない。この厩舎(ブランド)得意のバカ世界観も距離(容量)が短ければ不条理さも目立たないが、距離が長くなるといくらファンでもお腹一杯となりかねない。アニメのクオリティに力を入れるのは当然だが、上位に食い込むためにはもう少しプラス材料が欲しいところ。
期待度 ★★

撫子乱舞(WhiteCyc)
黒(Black)と違い白(White)の方は全く馬券に絡んでこないCycだけに期待は小さかったが調教の動きを見る限り上位に食い込むのは難しそうだ。女性上位は結構だが男性主人公にもある程度のパーソナリティがなくては、いくら萌えゲーでも通用しない。まあトレーナーの戦績にマジカルチェンジゆうきくんがあっては馬券検討するだけムダなのかもしれないが。
期待度 ★

はぴ☆さま!(Sugar pot)
デビュー戦で派手に大コケしたSugar pot厩舎の2戦目。騎手を稲垣みいこ氏ら可愛い系で統一しながら田舎を舞台としたハートフル物語というのが親和性に乏しくてやや微妙な気がするが、それより調教師が全く聞いたことのない名というのが一番の不安材料。調教の動きもパッとしなかったし変わり身の可能性は少ない。
期待度 ★

ヒメと魔神と恋するたましぃ(オレンジペコ)
F&C出身の宮村優氏を調教師とする新厩舎が誕生。宮村氏といえばCanvasが有名だが騎手である☆画野朗氏らの力が絶大だっただけで、宮村氏の力で走ったわけでない。実際最近走った冬のロンドも馬場掃除に終わっているし、カードバトルに期待をかけるとしてもKissが姉妹厩舎となるとレース序盤まともに動くかどうか心配だ。やすゆき・村上水軍ら騎手の顔ぶれは郷愁を誘うがそれだけで通用するほど近代競馬は甘くない。
期待度 ★☆

△風紀委員長 聖薇(シルキーズ)
姫騎士アンジェリカの好騎乗が光るイシガキタカシ氏が久々の登場。毛色こそ違え調教師も同じということでほぼ同傾向だろうが、記者的には委員長が淫乱に堕ちるシチュには惹かれるものがある。問題はアンジェリカで話題となった淫語がどこまで馬の雰囲気にマッチするかだろう。メインヒロインが委員長で眼鏡っ娘というのは少々狙いすぎな気がしないでもないが、嵌れば上位進出も充分可能だ。
期待度 ★★★☆

プリズムリズム(Lump of Sugar)
新人調教師を起用したタユタマが期待ほど走れなかったLump of Sugarが今回は主戦の萌木原ふみたけを降ろしてCIRCUSで鳴らしたたにはらなつき氏を起用。実力では見劣りしないはずだが厩舎の雰囲気に合っているかどうかは別で、調教を見た限りはたにはら氏の特長を活かしきっていない気がする。ただそれより問題は調教師の方でキャリアは有るものの近積に目立ったものがなく強気に推す材料に欠ける。雰囲気は悪くないようだがそれだけで上位に食い込めるほどメンバーは甘くない。今回に限っては思い切って消し。
期待度 ★★

廻り巡ればめぐるときっ!?(キャラメルBOX)
キャラ箱の二枚看板であるクロサキ氏が約1年ぶりの登場。といっても次のレースに話題のおとボクの直仔(続編)が登場するためかこの馬の注目度は薄い。キャラ箱には珍しいコメディ仕立ての馬だが、調教を見る限りやや空回りの感じ。純粋な萌えゲーでないためヒロインの魅力が不足気味なことについては仕方ない面はあるが、笑いも足らず萌え分も不足となると厳しい結果が待っていることになりそう。
期待度 ★☆

△よう∽ガク(ぱわふるソフト)
新規開業となる厩舎だがC:drive.の姉妹厩舎ということで傾向はそれほど変わらないはず。何か妖怪大戦争のようなノリだが、そこはこの厩舎のこと。コメディ調の軽い走りが展開されるはず。ただ調教師がこの厩舎でおなじみの武藤礼恵氏らでなくそれほど実績がないだけに、小気味いい走りが最後まで展開できるか心配なところはある。それでも調教はまずまず動いており大穴ならコレかも。
期待度 ★★★

〇リアル妹がいる大泉くんのばあい(ALcotハニカム)
死神の接吻は別離の味で好走を見せた風見春樹&おるごぅるのコンビが今度はALcotハニカムから登場。ノーマークだった前回と違い今回は注目を集めそうなだけに、妹ゲーとはいえやや尖った毛色なのが嫌われる可能性はある。特に過去おるごぅる氏には妹属性持ちを奈落の底に陥れた前歴があるだけに、単なる妹ゲーと思ったら痛い目に遭う可能性は充分。そう考えると強気には推せないかもしれないが、ここの所のおるごぅる氏は絶好調。調教もなかなかで逆転も充分可能な動きを見せていただけに恐い。
期待度 ★★★★

(本紙の見解)
前回人気を裏切ったpropellerだが調教師が東出祐一郎氏に戻った今回は巻き返すと見てエヴォリミットを中心に推す。逆転の一番手は調教走ったリアル妹がいる大泉くんのばあいで、あかべぇ血統に健速氏というニックスが魅力の置き場がない!は調教の動きが冴えず評価を落とした。凌辱系で恐いのが風紀委員長 聖薇でバトルもののうたてめぐりと共に一角崩しの可能性は充分。他にもあまつみそらに!君の名残は静かに揺れてなど実績馬も虎視眈々と上位を狙っているだけに大荒れのシーンも考えておきたい。

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