2010年06月04日
4月発売組のダークホース
先月初めからプレイしていた終わりなき夏 永遠なる音律(φage)がようやくクリアできました。日向恭介氏の描くヒロインは可愛いし、シナリオもそれなりに面白い。そういった意味では良作といえるのですが、惜しむらくは前にも話したような主人公の酷さ。このゲームがネガティブに評価されている大部分の要因はこの主人公のおかげといっても過言ではないと思うのですが、不思議なのはライターがなぜこんな性格の主人公を設定したのかということ。どうもアージュのゲームはヘタレ主人公がデフォらしいのですが、ストーリーにあった主人公に設定しないと折角のシナリオを台無しにしてしまうということをよく考えてもらいたいところです。
さて最近プレイしたエロゲーというとそらいろ(ねこねこソフト)にましろ色シンフォニー(ぱれっと)にそして今回の終わりなき夏 永遠なる音律と時代から半年ばかり取り残されています。今年発売されたエロゲーでプレイしたものといえば花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ(ensemble)が唯一ではエロゲープレイヤーとしての鼎の軽重を問われかねません。
というわけで、今回数ある積みゲーから崩し始めたのがアッチむいて恋(ASa project)です。アサプロのゲームはデビュー作のめいくるッ!、2作目のHimeのちHoneyと購入しているだけに今回も当然のように予約購入したわけですが、なぜ購入がデフォとなっているかというとゲーム自身のデキはともかくこのメーカーの笑いをぼく自身かなり気に入っているからです。ただデビュー1作目のめいくるッ!はバカゲーに一味シリアス風味を加えようとして失敗し、2作目のHimeのちHoneyでは萌えを一味加えようとしてやはり失敗してしまいました。どちらにもいえることなのですがバカゲーの部分と他に一味加えようとした部分が分離している印象があり、個別ルートに入っての失速が目立ちました。もしこの部分がもう少し何とかなっていれば変わってもおかしくないとは思っていましたが、購入する前はそれほど変化を期待していたわけではありませんでした。何せエロゲーの世界は化けないまま埋もれ消えていくメーカーがほとんどなですから。
ところが発売してから批評空間での評は好意的な声がほとんど。デビュー3作目にしてようやく化けてくれたという感覚でプレイ前からかなり期待していたのは事実です。
さてプレイを開始してみて序盤笑いの多さは相変わらずだったわけですが、ここまでは今までのアサプロのゲームでも出来ていたことで問題は個別ルートに入ってからなわけで・・・
実はぼくがこのゲームをプレイする前に抱いていた予想は前作よりも萌えゲーよりの内容になるのではということでした。というのも今回起用してきた声優陣で今までと違うのが五行なずな、松田理沙、木村あやかといった面々。デビュー作のことを思うと隔世の感がありますが、どちらかというと萌えゲーで活躍されている方々の起用もあって前作以上に萌えゲーよりの内容だと思ってしまったわけです。
この予想は半分当たっていました。まず最初にプレイしたのがWメインヒロインの一角である美奈子でしたが、これがどちらかというと萌えゲーの世界ではありきたりの内容。悪く言えば前作との変化はほとんど見られなかったわけで正直期待ハズレでした。続くかぐや先輩はキャラ設定が面白かっただけに序中盤はそれなりだったものの終盤は大失速。3番目のルナも妹ルートとしては平凡でパッとしない。何よりこの3つのルートに共通するのが個別ルートに入って笑いの場面が極端に少なくなること。これでは前作とデキに関してはさほど変わることがないなと思っていたわけですが、続く優由ルートは違いました。トラブルメーカー的存在でこのゲームでの笑いのかなりの部分を引き受けている優由でしたが、個別ルートに入ってもそのテンションはほとんど下がりませんでした。同じ声優が担当しためいくるッ!の衣音も優由同様のギャグメーカーでありながら個別ルートに入ってからは突然笑いが無くなってしまっただけに心配していたのですが、どうやら杞憂に終わったようです。これならこのゲームで一番評価が高いと言われていて最後に取って置いた朱ルートに期待が持てそう。
このゲームの評価が高いのは4月発売組で同じバカゲーに類しながら驚くほど評価が低い色に出でにけり わが恋は(ういんどみる)の当て付けいや比較で高くなっていると思っていたのですが、どうやらぼくの邪推だったようです。まあ少々遅れて始めた色に出でにけり わが恋はが世間の評判どおり余りに酷いデキだった(まだプレイ中ですが)からそう思ってしまった側面はあるのですけどね。
さて最近プレイしたエロゲーというとそらいろ(ねこねこソフト)にましろ色シンフォニー(ぱれっと)にそして今回の終わりなき夏 永遠なる音律と時代から半年ばかり取り残されています。今年発売されたエロゲーでプレイしたものといえば花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ(ensemble)が唯一ではエロゲープレイヤーとしての鼎の軽重を問われかねません。
というわけで、今回数ある積みゲーから崩し始めたのがアッチむいて恋(ASa project)です。アサプロのゲームはデビュー作のめいくるッ!、2作目のHimeのちHoneyと購入しているだけに今回も当然のように予約購入したわけですが、なぜ購入がデフォとなっているかというとゲーム自身のデキはともかくこのメーカーの笑いをぼく自身かなり気に入っているからです。ただデビュー1作目のめいくるッ!はバカゲーに一味シリアス風味を加えようとして失敗し、2作目のHimeのちHoneyでは萌えを一味加えようとしてやはり失敗してしまいました。どちらにもいえることなのですがバカゲーの部分と他に一味加えようとした部分が分離している印象があり、個別ルートに入っての失速が目立ちました。もしこの部分がもう少し何とかなっていれば変わってもおかしくないとは思っていましたが、購入する前はそれほど変化を期待していたわけではありませんでした。何せエロゲーの世界は化けないまま埋もれ消えていくメーカーがほとんどなですから。
ところが発売してから批評空間での評は好意的な声がほとんど。デビュー3作目にしてようやく化けてくれたという感覚でプレイ前からかなり期待していたのは事実です。
さてプレイを開始してみて序盤笑いの多さは相変わらずだったわけですが、ここまでは今までのアサプロのゲームでも出来ていたことで問題は個別ルートに入ってからなわけで・・・
実はぼくがこのゲームをプレイする前に抱いていた予想は前作よりも萌えゲーよりの内容になるのではということでした。というのも今回起用してきた声優陣で今までと違うのが五行なずな、松田理沙、木村あやかといった面々。デビュー作のことを思うと隔世の感がありますが、どちらかというと萌えゲーで活躍されている方々の起用もあって前作以上に萌えゲーよりの内容だと思ってしまったわけです。
この予想は半分当たっていました。まず最初にプレイしたのがWメインヒロインの一角である美奈子でしたが、これがどちらかというと萌えゲーの世界ではありきたりの内容。悪く言えば前作との変化はほとんど見られなかったわけで正直期待ハズレでした。続くかぐや先輩はキャラ設定が面白かっただけに序中盤はそれなりだったものの終盤は大失速。3番目のルナも妹ルートとしては平凡でパッとしない。何よりこの3つのルートに共通するのが個別ルートに入って笑いの場面が極端に少なくなること。これでは前作とデキに関してはさほど変わることがないなと思っていたわけですが、続く優由ルートは違いました。トラブルメーカー的存在でこのゲームでの笑いのかなりの部分を引き受けている優由でしたが、個別ルートに入ってもそのテンションはほとんど下がりませんでした。同じ声優が担当しためいくるッ!の衣音も優由同様のギャグメーカーでありながら個別ルートに入ってからは突然笑いが無くなってしまっただけに心配していたのですが、どうやら杞憂に終わったようです。これならこのゲームで一番評価が高いと言われていて最後に取って置いた朱ルートに期待が持てそう。
このゲームの評価が高いのは4月発売組で同じバカゲーに類しながら驚くほど評価が低い色に出でにけり わが恋は(ういんどみる)の当て付けいや比較で高くなっていると思っていたのですが、どうやらぼくの邪推だったようです。まあ少々遅れて始めた色に出でにけり わが恋はが世間の評判どおり余りに酷いデキだった(まだプレイ中ですが)からそう思ってしまった側面はあるのですけどね。
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