2010年11月06日

6月発売組のハズレ作

今年もあと2ヶ月を残すのみとなりました。
職場では忘年会の日取りが次々と決まったり注文していた年賀状が届いたり来年に向けての準備が着々と進んでいる気がします。
そんな今年を振り返ってみると、仕事の方は相変わらず忙しくてエロゲーは溜まる一方と昨年から全く代わり映えしない状況でした。主力でプレイしているゲームはいまだに6月に購入したゲームで相変わらず時代から取り残されたエロゲー生活を続けているのですが、これはぼくが6月発売されたゲームを7本も購入してしまったことが祟っているためで、恐らくこのままだとこの6月発売組を全部片付けているだけで今年が終わってしまう気がしています。

もちろん大量購入した理由とは(ぼくにとっては)期待できるゲームが揃っていたからなのですが、残念ながら7本全部が当たりというわけはなくて、今のところ期待に応えてくれたといえるのは処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~(キャラメルBOX)だけ。未プレイ組では批評空間で高評価を得ているDEARDROPS(OVERDRIVE)はそれなりに期待できるとしても、評価の低い天の光は恋の星(ETERNAL)クドわふたー(Key)は余り期待出来なさそう。まあこの2本は購入した中でのぼくの期待はソコソコといった感じですからショックはあまりありません。問題は現在プレイ中の残り2本にあります。

まず1本目がbitter smile.(戯画)で、原画ねこにゃんといってもライターが丸戸史明氏だった時代とは違うわけですからもともと期待は薄かったのですが、序盤をプレイする限りその期待値をもはるかに下回るデキで半ばプレイを投げかけています。その主な原因は主人公の酷さで、同じねこにゃん原画でも丸戸氏でない姫さま、お手柔らかにっ!(これは主人公よりヒロインの方に問題があった)やさかあがりハリケーンではまずまずの良主人公だったので余計に酷さが目立つのです。
まあ制作陣の話ですと幼なじみ萌えに力点を置いたとのことですので、ぼく的に幼なじみヒロインは大好物なわけですからこれから巻き返す可能性はありますけれど・・・それでもこの出足の悪さから考えると4人のヒロインのうち誰か一人でも合格点を付けられるデキだったなら他のルートが酷くとも満足としなければいけないでしょう。

そしてもう1本のハズレゲームがこんそめ(SilverBullet)で、こちらは前者と違い体験版をプレイした上でこの月のダークホースと踏んでいたこともあって落胆の度合いが激しい。期待ハズレの要因はこちらも主人公の酷さで、序盤ではあまり目立たなかった主人公のヘタレ度が中盤以降だんだんと酷くなるという頭の痛い展開。一般に探偵ものに於けるヘタレ主人公というものは避けるのが定石のはずで、ライターがなぜこのような主人公を設定したのが全く理解できない。その上この主人公、頭の巡りが悪くて必ずといっていいほど最悪の選択肢を選びたがるのですね。もしかして過去この街で探偵業を営んでいたというおばの有能ぶりを浮き立たせるために主人公の能力をわざと低くしたのかもしれないのですが、明らかにこれはやり過ぎでしょう。大体この主人公の能力を見る限り、探偵には全く向いてないといっても過言ではありません。
そんな主人公の拙い設定と合わせたかのようにシナリオもほとんど投げっぱなしの消化不良に終わっています。同ブランドの桜吹雪~~千年の恋をしました~も似たような傾向があったのですが、今作はその欠点がより強調された感じがします。まあぼくも全部のルートをクリアしたわけでないので即断は出来ないのかもしれませんが、今まで5人中4つのルートすべてが同じ展開に終わったところを鑑みるとどうも大きく巻き返すことはなさそう。

まあ大量買いをする限りはこのような凡作及びそれ以下のゲームを掴まされるのは覚悟の上なのですが、端から疑ってかかっている戯画はともかくSilverBullet系列のゲームもこれからは疑ってかかったほうが良さそう。まあそう言いながら同ブランド最新作のSacred † Vampireもなぜか手元にあったりするのですが・・・

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