2010年11月19日

11月の発売予定表から

前(先月)レースに比べるとややメンバー的に寂しく感じる今回。それでも人気馬の実績・能力は前レースに匹敵するだけに好時計での決着が望めそう。最終レース(12月)のことも考えて投入資金は少額に留めておきたいだけに人気薄の馬を買いづらい雰囲気はありますが、それを承知で穴狙いをするかどうか難しいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

失われた未来を求めて(TRUMPLE)
新規開業となるが、厩舎(ブランド)解散に追い込まれたABHARの人脈を受け継いでいて騎手(原画家)の深崎暮人氏の手腕も確かだけに注目度は高い。といってもABHARの過去2走(作)は今ひとつで、調教師(ライター)陣が一新されたといっても新たに起用されたメンバーの近積もパッとしない。騎手の力だけで上位馬に割り込めるだけの競馬が出来るかとなると疑問は残る。
期待度 ★★☆

風ヶ原学園スパイ部っ!(Sputnik)
血統(設定)はなかなか惹かれるものがあるが、こういった活劇探偵もので期待通り走った馬というとあまり記憶がない。デビュー戦のecho.の大コケぶりでは一気の変わり身も難しそうだし、追い切り(体験版)の動きを見る限り騎手もまだまだ手慣れていない様子。今回も厳しい競馬となりそうだ。
期待度 ★☆

〇キッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)
リアル妹がいる大泉くんの場合の走りがいまだ印象に残るALcotハニカムの最新馬。といっても今回は調教師&騎手の顔ぶれから見るとSirius厩舎の流れでいちゃラブ路線となりそう。保住圭氏の手がける馬にしては手の込んだ血統でかなり気合が入っていると見る。調教もなかなかの動きだし仕上がりも上々。これなら首位逆転も充分可能と見る。
期待度 ★★★★

さくらのしっぽ(Fizz)
前々走こそ入着を果たしたものの前走のさくらテイルはさっぱりの成績。その直仔(FD)ということで期待しづらいのは当然。調教師の顔ぶれは父(本編)からガラリと変わったが、厩舎のカラーを考えると成功するかどうかは微妙。というより例え試みが成功したとしても馬券に絡めるかというと疑問で、常識的には馬場掃除に終わりそう。
期待度 ★☆

◎紫影のソナーニル(ライアーソフト)
桜井光師が手がけるスチームバンク血脈(シリーズ)もはや5代目。代を重ねるごとに初心者には手を出しづらい内容になっているのは難だが、そこが逆に古くからのコアなファンには堪らないともいえる。恐らく前走よりも本賞金(データ数)は集まらないだろうが、それでも発走除外となるまでには至らないだろうし手堅く走る血統だけに凡走は考えにくい。実績を考えれば首位は固そうだ。
期待度 ★★★★☆

△しゃーまんず・さんくちゅあり(アリスソフト)
今まで安馬(廉価版)で力を出してきたよーいちろー氏が初の高馬(フルプライス)挑戦でどこまで手腕を発揮できるかが一番のポイント。前走後厩舎上層部に異動があったことが影響する可能性もあり、実績充分な厩舎といっても未知数な部分は大きい。主戦(メイン)騎手の能力は確かだし毛色(シチュ)的にも大外しはなさそうだが、今回に限っては押さえ評価に。
期待度 ★★★☆

JINKI EXTEND Re:VISION(戯画)
TV(アニメ)化までされたジンキが競馬(エロゲー)界に堂々参戦。綱島志朗氏がそのまま騎乗するというだけでも話題充分で、ラシックス(声優)が変わってしまったことについては正直仕方ないところ。ただジンキに思いいれのあるファンには狂喜乱舞かもしれないが、それ以外の層を惹きつけるにはやや追い切りが物足りない。綱島氏がどこまで調教に絡んでいるかも微妙だし、厩舎的にも買いかぶれぬ感じ。
期待度 ★★

先パイ・乙パイ・過去に戻りパイ(OLE-M)
メイビー系の馬で長く手綱を握る望月望氏だが馬には恵まれずほとんど着外続き。凌辱よりもバカ脚質の馬に騎乗する悲しさかもしれないが、そういう点では今回の騎乗馬もほとんど同タイプ。メイビーアニメや一見目新しそうな日焼けパッチシステムが導入されても結果はほとんど変わらず。変わり身の材料は全くといっていいほど見当たらず、ただコースを1周回ってくるだけということになりそう。
期待度 ★☆

黄昏のエレジーア(Psy-chs)
凌辱一本で走るもののイマイチ成績が上がってこないPsy-chsの最新馬。その上今回は前走の直仔(続編)で前走の走りからどこまで変わり身を見せるかは疑問。藤井一葉氏の騎乗は凌辱にしては清純さが漂っていて異色ながら独自のファン層を持っているが、騎手の力量だけで馬券圏内まで食い込めるほどかというと一寸難しいだろう。
期待度 ★★

なないろ航路(Journey)
人気どころの騎手を集めた萌え脚質の馬。ただ厩舎(HP)を取材した雰囲気では意外にエロにも力を入れてそう。となると騎手的に思い浮かぶのはま~まれぇどの馬たちだが、調教師はと見るとサーカスの流れを汲んでいる。まあどちらの色が強く出たにしても脚捌き(シナリオ)に期待できないのは明白で常識的には苦しい競馬となりそう。人気騎手の競演といっても「船頭多くして・・・」の結果になりそうでここは消し。
期待度 ★★

▲人間デブリ コンナジブンニダレガシタ?(elf)
古豪厩舎エルフの巻き返しを予感させた媚肉の香りの市川千紗&土天冥海氏コンビの最新作。エルフのここ数走の出走馬はとみるとかなり成績が不振だが、これは厩舎の方針に問題があってのことで馬自体の能力はかなり高かった。それだけにまともに走れば今回は充分期待できそうだが、やや騎手の腕が微妙になってきている感もあり前走ほど動けるかはやや心配なところ。それでも実績的には抜けたものがありあっさり勝たれても不思議はない。
期待度 ★★★★

△VenusBlood -EMPIRE-(DualTail)
毎回いつも上位を賑わすDualTailの出走馬。今回は人気を博したVenusBlood-DESIRE-の直仔で当然期待も高いが、問題はここの馬は脚質(ジャンル)的にいつも出足が悪く本賞金(データ数)が集まらないところ。能力的には人気馬に匹敵するものを持つだけに天ツ風のように化ける可能性はあるが、知名度を考えると人気馬に比べてやや劣り押さえ評価に。
期待度 ★★★☆

△美脚隷嬢優奈(CrossOver)
オーバードーズでの実績から比べるとやや期待ハズレだったともいえる前走だったが、今回は鞍上にジェントル佐々木氏を迎えて美脚性奴会長 亜衣の再現を狙う。といっても血統構成が美脚性奴会長 亜衣とほとんど同じだけに戦法が見破られて(飽きられて)しまっている可能性も一考。ジェントル佐々木氏騎乗の馬にほとんど凡走例がないのは心強いが、それだけを頼りにしていると痛い目を見る可能性も。
期待度 ★★★

母乳が染み出る愛娘 愛美(オーバードーズ)
調教師が変わってしまった前走は案の定凡走に終わってしまっただけに巻き返しに躍起となっている。特にライバルのCrossOverが同枠に並ぶだけに勝負気配は漂う。実際毛ヅヤ(CG)は上々で騎手は無名ながらなかなか期待できそうな雰囲気。ただ調教師が多人数でどこまで意思疎通できているか不安だし、不振だった前走の調教師がそのまま起用されている点も不安。多少変わったとしても入着が精一杯か。
期待度 ★★☆

魍魎の贄(TinkerBell)
この厩舎が手がける触手血統には定評があるだけに淫妖蟲以来の大駆けを期待したいところ。ただ調教師は秋華氏から小峰久生氏に変わってしまったし、その小峰氏が実績を欠くのは気がかり。厩舎自体淫妖蟲・悦以降凡走続きということもあって、巻き返しにはもう少し時間が掛かりそう。
期待度 ★☆

恋愛催眠 ~ツンな彼女がデレる催眠~(C:drive)
同趣向で騎手・調教師も同じということもあり、直仔(続編)ではないものの前走の催眠生活 ~校則だから仕方ない!?~と似た傾向になりそう。その前走は期待を裏切ってしまう結果となっただけに期待感は乏しい。実績を見る限りこの調教師は血統を十分引き出せないところがあり、今回も催眠要素を生かせないまま終わってしまいそう。
期待度 ★★

(本紙の見解)
上位馬の能力は互角で脚質も違うだけに比較は難しい。近走安定している紫影のソナーニルに名門厩舎の人間デブリ コンナジブンニダレガシタ?しゃーまんず・さんくちゅありあたりが実績的に上位を争うが、ここに割って入りそうなのがキッキングホース★ラプソディ。絞ればこの4頭の争いだがスタート互角に出られればVenusBlood -EMPIREも差はない。あと1点なら美脚隷嬢優奈だが次のレースのことを考えればあまり手を広げたくないところ。

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