2011年01月21日

1月の発売予定表から

ここ最近、好メンバーが揃うことが通例となっている年頭のレースですが、今年は有力どころに回避(延期)が続いてやや寂しい頭(リリース)数となってしまいそう。抜けた存在が無く混戦ムードは間違い無さそうですがレベルの高いレースが見られるかとなると難しいかも。そんな想像を良い意味で裏切られるような上級馬の出現に期待したいものですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

△AQUA(SORAHANE)
調教師&原画家の顔ぶれを見ると地方(同人)でそれなりに実績を残していて、中央デビュー初戦といっても気圧されるようなことはなさそう。ただ戯画PBからの出走だけに前評判ほど買いかぶれないのは確かだし、ヒロイン数の少なさから馬格(ボリューム)を欠きそうなのも心配。同じ調教師であるゴスデリ(Lose)もそれが響いて入着どまりの成績だっただけに一抹の不安が漂う。押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★☆

アネカノ(chococo)
この馬も新厩舎(ブランド)からのデビュー。Purpleを主軸に萌え脚質の馬を担当してきた北川晴が調教を統括しているだけに一介の和姦抜きタイプの馬とも思えない。それだけにもしエロとの両立が出来れば一気の浮上も考えられるが、調教を一見した限りはそこまで買いかぶれない気も・・・。姉ヒロインもので付き物の主人公へタレ化さえ起きなければ好戦も可能かもしれないが何せ今回がデビュー戦。常識的に考えれば一度叩いてからの狙いか。
期待度 ★★☆

アクロウム・エチュード Canvas4(F&C FC01)
厩舎の主翼を担ったこの血統も今回で四代目。初代に騎乗した☆画野郎や二代目の七尾奈留と比べると今回の騎手(原画)陣は数こそ揃えたものの実績・能力ともに劣る面々。調教師もほしフルでファンの不興を買ってしまった定池真実らが主体となればとても手が出せない。恐らく今回も馬場掃除に終わりそう・・・というより出走賞金(データ数)が足りるかの方を気にしたほうがいいかも。
期待度 ★

▲妹ぱらだいす!(MOONSTONE Cherry)
MOONSTONEが大胆にエロ脚質に転向したということで注目されたいちゃぷり!がサッパリの成績だっただけに注目度は薄いが、今回調教師に屑美たけゆきを迎えて巻き返しに虎視眈々。実際前走不振の主な原因は調教師の不甲斐なさにあっただけに騎手の能力を前面に押し出して抜き主体に戦えば善戦も可能な雰囲気。こういった和姦抜きゲーで走った馬はそれほど居ないが、今回は相当に時計が遅くなりそうな雰囲気。これなら充分対等に渡り合えそうだ。
期待度 ★★★

朧小町(Concerto )
CLOCKUPを皮切りに色んな厩舎を渡り歩いてきた騎士二千が今回は新厩舎から出走。これまで調教師に恵まれていない印象の騎手だが今回もそのジンクスは変らなかったようだ。血統(設定)も凡百の萌え脚質にありがちなもので代わり映えしない印象。これではとても買えない。
期待度 ★☆

極道の花嫁(GALACTICA)
この馬も新厩舎からのデビューとなるが実質はBaseSon(タクティクス)一門となるだけに馬の傾向は比較的読みやすい。この一門の馬に過去所属していた娘太丸が乗るというのはオールドファンにとっては感慨深いものがあるが、主戦はあくまでかんたかであり彼の手綱さばきの方を注目したいところ。ただそれをサポートする調教師の手がけた馬となると走ったものがほとんど無く仕上げに不安は残る。それにBaseSon自体恋姫†無双以外は最近ほとんど走っておらず常識的に考えれば見送るのが妥当か。
期待度 ★★

△小夜子(BLACK CYC)
この厩舎の礎となった闇の声系で上田メタヲ氏も復帰し手綱を握るとなると期待せざるを得ないが冷静に考えてみるとこの血統は知名度と比べ意外に走っていない。過去の馬と比べ切り口を変えてきており同じ印象で見るのは危険かもしれないが、この厩舎も一時ほどの信頼感に欠ける印象。今回相手は相当楽になっているが本命では買いづらく展開に恵まれての連対なら。
期待度 ★★★

〇操心術0(Studio 邪恋)
催眠もので定評のある厩舎で調教師もこの血統の仕上げに自信を持つおくとぱす。前走は複数調教師ということもあって足を引っ張られた格好だが、おくとぱす一人で調教を担当するとなると見限れない。おもらしに一家言もつYUKIRINの鞍上起用はややマニアックな気もするが、嵌れば好走を見せたゴニン!?の再現も考えられるところで危険を承知でもう一度追いかけてみたい。
期待度 ★★★☆

そらいろメモワール(Ex-iT)
かなり前から登録していたがようやく態勢が整いゲートイン。調教師が凡走に終わった明日はきっと、晴れますようにのコンビだけにほとんど期待できる要素はなさそう。好素材を活かしきれなかったその教訓を糧に出来るかどうかだが正直厳しそうな雰囲気。それに出走賞金が足りない可能性もありここは見送りで。
期待度 ★★

黙って私のムコになれ!(ensemble)
好走を見せたデビュー戦とは対照的に馬場掃除に終わってしまった2走目と今ひとつ信用に欠ける印象のある厩舎で今回どちらの顔を見せるか悩ましい。記者的にデビュー戦で走った要因は調教師である籐太の貢献が大と見ていて、今回彼が調教を担当しないというのは大きな割引材料。騎手の武藤此史とあんころもちのW布陣は豪華に思えるが騎乗(画風)は異なっていてうまく協調できるかは半信半疑。調教の動きも活発さに欠けていて強気には押せない感じだ。
期待度 ★★

発情エクソシスト!(LiLiTH)
古参ながらこれまで目立った馬を輩出していないLiLiTHだけに期待しにくい。ただ姉系の馬の騎乗に定評のあるすめらぎ琥珀を再び鞍上に配し、鹿毛(褐色)肌ヒロインという狭いファン層に絞って訴える戦略が当たれば意外な好走があるかもしれない。ただ安馬(ロープライス)だけに内容の薄さは否めず、出走賞金が足りるかどうかも不安。いくら抜けた馬がいないとはいえこの馬にまで出番が回ってくるかどうか。
期待度 ★★☆

◎BLOODY†RONDO(3rdEye)
騎手が蒔田真記と榊MAKIということはめろきゅーからの分かれということになる。めろきゅーの代表馬といえば藤崎竜太調教師のドラクリウスだが、この馬も同じ吸血鬼ものということで期待させる雰囲気が漂っている。調教師は藤崎氏から替わったが桑原文彦はかって藤崎氏とコンビを組んだこともあり満更縁遠いわけではない。最近サーカスの馬を手がけることが多く実績が上がっていない桑原氏だが今回傾向の全く違う馬を手がけるだけに大きく変わる可能性はある。今回のメンバーが相手なら連対以上の成績も充分可能で未知の魅力を買って本命に抜擢。
期待度 ★★★☆

星の王子くん(Leaf)
QP:FLAPPERが再びLeafの馬の手綱を握るとあって注目を集めていたが調教の動きは惨々。へたれ主人公が必要以上に持ち上げられる様は見ていてあまり気持ちのいいものではない。Routesではそれなりの成績を残した永田和久氏だがこの調教の動きを見る限りブランクの長さが影響していると見られても仕方ないかも。相手的にダントツの本命に押されても仕方ないくらいの能力を秘めているが今回はちょっと買えない感じだ。
期待度 ★☆

(本紙の見解)
血統・実績や潜在力だけを見れば星の王子くんが抜けているが調教の動きがサッパリ。となると何が来てもおかしくない混沌なレースとなりそう。新厩舎ながら不気味さが漂うBLOODY†RONDOを本命に抜擢したがもちろん絶対的な存在ではない。前々走の好走が光る操心術0の変わり身に、一回叩いて抜きどころのコツを掴んだ雰囲気を持つ妹ぱらだいす!もほとんど差はない。厩舎の実績を考えれば小夜子の台頭も充分考えられるし、地方での戦績から前評判の高いAQUAも時計が掛かれば恐い存在だが少頭数だけに余り点数は広げられずいずれにしても難解な組み合わせだ。

この記事へのトラックバックURL

http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t61956
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい