2011年04月02日

設定とは裏腹のライトな展開

新年度に入りぼくの職場にようやく新人が入ってきました。
これで多少は厳しい当直ローテから開放されるかと思っていたのですが、今月&来月の勤務予定表を見る限りほとんど変化が見られない・・・
居なくなった人員と比べて一応数はプラスになっているはずなのですが、多少の人員数の増加では目に見えるほど勤務は楽になってこないということなのでしょう。
まあそれでも机上の理論では一応休暇も取りやすくなっているはずですし、ここ2年頑張った分今年は多少我がままを言わせて貰おうかと思っています。まあ休みといってもどこかへ出かけるでもなく、ただ一日自室でエロゲーをするという非建設的な余暇を過ごすだけなのですが・・・


さて先月購入予定だったゲームがことごとく延期したこともあって久々に積みゲーが減ったような気がします。長年の課題だったG線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)もようやく終わりましたし、その勢いでSacred † Vampire(Silver Bullet)とこれまた長年積みっぱなしにしていたキラ☆キラ ~カーテンコール~(OVERDRIVE)も崩し終えました。これだけハイペースでエロゲーをクリアしたのは久しぶりのことですが、まあG線上の魔王はともかく他の2本は容量的にやや少ないゲームですのでそれほど時間が掛からなくても当然なのかもしれませんが。

そんなSacred † Vampire(Silver Bullet)ですが、批評空間での評価がパッとしないようにクリア後の感想はというと辛辣な台詞ばかり浮かんできます。
ただ前回の黙って私のムコになれ!(ensemble)でかなりキツイ毒を吐いてしまったわけで、2回も続けて同じ毒は吐きたくない・・・というより黙って私のムコになれ!と比べたらまだ面白かったといえるわけですから、今回は甘めのコメントを。

このゲームの特長はというと吸血鬼ものというイメージにはほど遠いライトなノリの部分。吸血鬼ものによくあるバトルやダークな展開を望んだとしたら裏切られること必定なわけですが、学園コメディと考えれば充分楽しめます。
といっても主人公の吐くギャグはどちらかというと寒いものばかりなのですが、このゲームの見所といえば溺愛とヤンデレのタイトロープを渡る霧姉さんがポツリと漏らす危ないセリフでしょう。コメディとヤンデレヒロインの親和性は余りよろしくないのですが、このゲームの霧さんは非常に魅力的なキャラに仕上がっていてメインヒロインの聖来を完全に喰ってしまっています。
ただSilver Bulletのいつものクセというかテーマが不消化気味なところがこのゲームにもあるのが残念。もちろんコメディと考えればあまり重い展開には出来なかったのかもしれませんが、どのルートも消化不良というか逃げてしまっているエンドばかりだったのが辛かった。4本のうちどれか1本くらい真正面からテーマに挑んで欲しかったように思います。まあこれがSilver Bulletの持ち味と言われればそれまでかもしれませんが。
というわけで、ぼく的には小春ルートが一番好み。まあぼくがああいったタイプのヒロインが好きなだけかもしれませんが、このゲームに一番合っているのはやや重めの真亜沙ルートより小春ルートのような軽い話だと思うのです。

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