2011年05月06日

評価の高さも納得

GW中は当直勤務ばかりで自宅と職場を往復する日々。
当初の予定ではこの機会に昨年後半から今年初頭に発売された話題作や大作を崩そうかと思っていたのですが画餅に終わりました。といっても何も手をつけないまま時が過ぎて行くというのも自堕落過ぎるので気軽にできる軽いFDをと思い昨年秋購入後暖めていたゲームを崩すことにしました。
それがるいは智を呼ぶファンディスク~明日のむこうに視える風~(暁WORKS)だったのですが、いざ崩し始めると意外なヴォリュームにいい意味で驚かされました。まあ同じあかべぇブランドのフルプライス作品と比べれば容量は少ないのかもしれませんが、他ブランドのフルプライス作品でこれより内容の劣るゲームはいくらでも存在するわけですから容量的に充分といえると思います。
それよりもっと驚かされたのはこれまで本編の価値を貶めるFDしか出していなかったあかべぇブランドからこれほど良作のFDがリリースされたことですが、ただ冷静に考えてみるとこのゲーム、ファンディスクと銘打たれていますが実際プレイしてみるとよく云われるFDとは様相が違うことが分かります。これまでのファンディスクのイメージはというと本編人気ヒロインのショートストーリー&アフターが主体でそこにミニゲームや壁紙等のアクセサリーを組み合わせたもの。それがこのるい智FDは本編ヒロインのアフターなどはそこそこに本編の補完というべきシナリオをメインにもってきています。そこにサブヒロインだった宮和&央輝そして惠のシナリオを組み合わせたものですが、そのシナリオもお茶を濁したようなものでは決してなくるい智本編にあったとしてもほとんど違和感のない本格的なものとなっています。そのキャラクター通り宮和&央輝は楽しく惠はほろ苦いストーリーとなっていますが本編の補完シナリオを含めてるい智ファンならどれも楽しめる内容となっています。

そんな良質のFDですから本編のファンに人気が出るのは間違いなくて批評空間での評価もあのフォセットFate/hollow ataraxiaといった人気FDとほぼ互角の評価。ぼくも非常に楽しめましたし厳しいGW期間のいいアクセントになりました。これが次に大作&人気作に挑むいい弾みになればと思うのですが、それにはもう一つの条件としてじっくりプレイできる時間が欲しいところですが・・・

この記事へのトラックバックURL

http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t66070
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい