2011年09月15日

9月の発売予定表から

暑い夏も終わりいよいよ秋のクラシック(エロゲー)戦線開始となるところですが、仕上がり遅れから出走回避する有力馬(ゲーム)が続出。前哨戦にしては寂しいメンバーとなってしまった感はありますが、それだけに実力伯仲で馬券は相当に難解。信頼できそうな軸馬が見当たらないだけに的中させるのは至難の技かもしれません。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

姉はカノジョで専属メイド(アトリエかぐや)
かぐやの安馬(低価格)路線も板に付いてきた感じで今回はなんと3頭出しという出馬攻勢。ただ前回の2頭出しは結果的に共倒れに終わってしまっただけに多頭出しといってもどの程度の仕上がりで臨んできたのか半信半疑。3頭の比較ではこの馬が一番魅力的に映るが前回の成績を見る限り入着以上の成績となると苦しそう。記者的にはこの厩舎に転籍して2戦目となるピロ水が、かぐやの馬をどの程度手の内に入れてくるか興味はあるが・・・
期待度 ★★☆

おっぱい学園マーチングバンド部!(マリン)
マリンの抜きゲーバカ路線は最早定番といってよくキッチリ持ち時計分は走ってくれそう。ただ飛行海が手綱を握っていた頃と比べると、現在の金城航に鞍上が替わってからはやや本賞金(データ数)が伸び悩み気味。あらいぐまが起用されたとらぶるサッキュバスと比較するのは可哀想としてももう少し本賞金を増やしてこないようでは安心して狙えない。
期待度 ★☆

オトミミ∞インフィニティー(あっぷりけ -妹-)
最近旋風を巻き起こしているあっぷりけ姉妹の最新馬。となれば当然狙いと行きたいところだが、どうも血統(設定)が過去の所属馬とは違う雰囲気でどうもドタバタ風味。まあトレーナー(ライター)が違うだけに当然なのかもしれないが、トレーナーの実績が劣るだけに期待どおりの走りが見せられるかというとやや疑問。調教(体験版)もピンとくるものはないし、新人騎手たちの頑張りは光るがそれを加味しても入着があれば上出来か。
期待度 ★★☆

△鬼ごっこ! ファンディスク(ALcot)
ALcot本家の馬としては久々にそれなりの走りを見せたのが鬼ごっこ!。それに気をよくしてすぐに直仔(FD)の出走に踏み切ってきたが、この厩舎の直仔はそれほど走っていないだけに取捨選択は難しい。ただミニゲームや壁紙での水増しでなく、人気サブヒロインの攻略を軸としてきただけに父の実績どおりの走りは見せられそう。相手的にも連下には押さえておきたい。
期待度 ★★★

◎神咒神威神楽(light)
仕上げ不足のまま出走させたDies irae でファンの怒りを買った正田崇だが、叩き2走目からは順当に巻き返してきた。今回は久々の新馬(作)となるだけに期待は充分だが、再び仕上げ不足のまま出走させるという可能性が無きにしも非ず。それだけに本命に推すのに勇気がいるのは確かだが、こういった燃えタイプの馬にハズレの馬が少ないだけにまともに走られれば他馬を一蹴してしまう可能性は相当に高い。調教の評価は賛否両論の様相だが、アクチ持ちでコアなファンしか序盤買わないとなればマイナスにはあまり働かないだろう。出脚鋭く飛び出しそのまま押し切ると見た。
期待度 ★★★★

恋騎士Purely☆Kiss(エフォルダムソフト)
同血統(設定)であるライバル馬との仁義なき戦いを思わせていたが、ライバル馬が回避したため共倒れは避けられ狙いやすくなった感はある。信頼感あるあかべぇ一族の馬で騎手の憂姫はぐれも名うての名手。ただトレーナーの藤原休樹がどこまでこの好血統を仕上げられるかは半信半疑。メアメアメアの悪印象をあかときっの走りで払拭したといっても、調教の動きを見る限り不安も大きい。人気にはなっているがやや弱含みで。
期待度 ★★☆

理-コトワリ- (C:drive.)
コメディやバカゲー主体の血統がほとんどのC:drive.にしては珍しいシリアス系。同系の馬が見当たらないだけに展開に恵まれそうな気配もあるが、情報が少なくてほとんど注目を集めていないのはマイナスか。それより問題は経歴こそ豊富なもののこうした血統の馬を手掛けていないトレーナー陣が、まともに仕上げられるかという点。走りそうな雰囲気はあるが常識的には見送りが当然だろう。
期待度 ★★

シオンの血族(catwalk)
主戦騎手が神無月昇ということくらいしか売りがなかったcatwalkが騎手変更してしまっては厩舎の存在意義が問われかねないと思っていたが、今回は別世界(ラノベ)で活躍している杉井光の作品を競馬界(エロゲー)に移籍(殖)という思い切った挑戦を見せてきた。騎手もきみしま青をそのまま起用ということで違和感なく挑めるのも心強い。ただ厩舎のこれまでの実績を見るとそう単純に手を出しづらいのは事実。杉井氏がすべて調教を担当しているならともかく、加わったトレーナ-陣の顔ぶれを見る限り不安が先立つ。シリアスとエロのバランスが難しそうなだけに仕上げは難しそうでここは見送りで。
期待度 ★★

△シュクレ ~ sweet and charming time for you.~(戯画)
ショコラ&パルフェの直仔(続編)と聞いて驚いたが、トレーナーに丸戸史明が関わっていないと聞いてなお驚いた。ここまでハードルを上げてまともに勝負するつもりなのかと厩舎サイドに訊きたくなるが、どうやら本気らしく地方(同人)でまずまずの成績を上げている砥石大樹らを迎えて真っ向勝負に挑むつもりのようだ。ショコラ&パルフェの世界をどこまで再現できるか興味はあるが、ハードルが高いだけに順当なら厳しい競馬となりそうだ。それでも調教の動きはまずまず。他厩舎の馬になるがつよきす3学期の例もあるし、このメンバーが相手なら上位に食い込んできても不思議はない。
期待度 ★★★

SuGirly Wish(HOOK)
前走ソコソコの走りを見せたHOOKだが、雰囲気勝負で競走内容(シナリオ)がそれほど優れていたというわけでない。今回トレーナーとして加わる雨野智晴や桑原文彦といった顔ぶれを見ると短所を補うというより長所を伸ばす作戦か。それだけに前走同様の走りは期待できそうだが時計を大幅に詰めるような大駆けとなると難しそう。上位拮抗なだけに前崩れなら食い込む可能性はあるが単勝となると厳しくあくまで押さえで。
期待度 ★★★

水夏弐律(CIRCUS)
CIRCUSの名を広めた名馬水夏の名を冠する。ダカーポ血統以外は惨敗続きのCIRCUS厩舎だが最近の成績を見るとそのダカーポですら頭打ち。そこで今度は苦し紛れで水夏の血を持ち出したのかもしれずそう邪推するととても買える雰囲気はない。しかもトレーナーは全くの新顔。いくら名馬の血統を受け継ぐとはいえそれを生かせないと見るのが妥当なところだろう。
期待度 ★★

Chu×Chu! on the move(UNiSONSHIFT Accent.)
この厩舎の代表馬Chu×Chuアイドる血統の最新馬。といっても織澤あきふみ騎乗の馬はいとうのいぢと比べると成績自体パッとせず、その知名度ほど成績には結びついていない印象。榊原ゆいをメインとしたラシックス(声優)の布陣は豪華だが、それを生かしきれていない現況は歯がゆい。トレーナーに姉妹厩舎で実績を残す風間ぼなんざが加わったといっても、血統的にそれほど変化が付けられるとも思えずここでも狙いづらい。
期待度 ★★☆

D-EVE in you(Twinkle)
デビュー戦は騎手の能力を武器にまずまずの競馬を見せたTwinkle厩舎の第2戦。ただデビュー戦手綱を取ったこうたろと比べると、今回の護国卿はネームバリュー的に劣る。それでもその肉感的な騎乗スタイルとアイドル血統は合いそうなだけに一概にはバカにできないかもしれない。ただトレーナーが尾之上咲太ではそれを生かせるとはとても思えない。エロ重視の作戦ならそれなりの競馬を見せられるかもしれないが、馬券購入の対象とするには荷が重いだろう。
期待度 ★★

発情し~ずん(アトリエかぐや)
かぐや3頭だしの一角だが騎手が新人ということで勝負気配は一番薄いかもしれない。それでもかぐやの馬ということでエロには期待できそう。ただトレーナーの近江達裕はプリマ☆ステラでの実績はあるものの、前走のおさこんでは惨敗。安馬で同じヤルゲー脚質ということを考えると変わり身は期待しにくい。雰囲気的に凡走したさくら色カルテットと重なって見えるのもマイナスで消し。
期待度 ★★

はらハラしちゃう!!~親にはナイショの子作り性活~ -甘原出雲編-(アトリエかぐや)
唯々月たすく鞍上ということでソコソコ注目を浴びていた朝霧姉妹編が凡走という結果に終わっただけに、ヒロインが替わったとはいえ同コンセプトのこの馬に期待できる要素は少なそう。ヒロインの数が少なくなったため余計に内容が薄くなりそうなのも不安な点。前回からの上積みを期待するより気配は下降気味でここも消したい。
期待度 ★☆

▲プリンセスX ~僕の許嫁はモンスターっ娘!?~(Poison@BERRY)
零細厩舎主体に密かに流行の兆しがあるモンスター娘ものに大手の一角であるサイク系列が参入。これまでニッチな血統を一流馬に育ててきたブラックサイク系でトレーナーも実績ある伊藤ヒロだけに魅力は充分。騎手もエースの椎咲雛樹を始めとする豪華布陣となると穴馬以上の期待をかけてみたくなるが、これまで安馬主体で動いてきたモンスター娘がいきなり高馬(フルプライス)となって同じペースで走れるかは心配。メンバー的にあっさり勝たれてしまう可能性はあるがここは単穴評価に留めたい。
期待度 ★★★★

ユユカナ(NanaWind)
MONNSTONEのイメージが強かったMithaが新厩舎を立ち上げての初戦。トレーナーである葉月サイとのコンビは地方(同人)でも経験ずみで満を持しての中央(商業)進出となる。血統を見る限り地方時代と同タイプでファンタジー風味の萌え脚質といったところだが、毛色(CG)の美しさの半面地方時代から抱えている脚元(システム)不安が改善されていないのは若干気がかり。この騎手だけにエロにはほとんど期待できないし、地方時の実績もそれほど光るものはない。萌え一本の勝負でどこまで勝負できるかだが、現実には入着一杯か。
期待度 ★★☆

らぶ2Quad(ま~まれぇど)
みけおう&ちこたむからの乗り換わりでは相当の大物でも呼ばない限り能力ダウンは否めないが、新鞍上が鳴瀬ひろふみならほぼ遜色ない。そのあたりの仕事はさすがといえるま~まれぇど厩舎だか、肝心のトレーナーが毎度お寒いことが成績が上がってこない原因なことにまだ気づいていないようだ。当初の出走予定から伸ばして万全の仕上げをアピールしているようだが、調教ではその気配を全く感じさせない動き。騎手変更でいつもよりエロに力を入れている可能性はあるが、それを頼りに飛びつくのは無謀すぎるだろう。
期待度 ★☆

Lunaris Filia(Whirlpool)
てんまそと比べると実績的にやや欠ける水鏡ますずが鞍上だけに、近積調子を上げてきた厩舎だがやや割り引いて考えたい。トレーナーはこの厩舎では初めてとなるあくまっこで、このような萌えタイプの馬ではほとんど実績がないだけに余計に狙いづらい。いろいろなタイプのヒロインを揃えたのはいいが、吸血鬼ヒロインを主役に据えた意味がほとんど調教では感じられず、ただのハーレムものとなってしまいそうな印象。それにしては主人公の魅力が足りずここは消しで。
期待度 ★★

△your diary(CUBE)
CUFFSの別系統の割りにはデビュー戦でかなりの走りをみせたCUBEの2戦目。トレーナーの一人は去ったものの両輪のうちの片方は残っただけにそれなりのクオリティは保っているだろう。前と比べてより幼馬(ロリ)よりに傾いた嫌いはある騎手だが、馬の走りと合っているようで不安はなくまたCUFFSといえば幼馬専科の厩舎で逆にプラス材料かもしれない。ただ調教は雰囲気こそ悪くないもののピンとくるものはない。デビュー戦も調教で冴えない動きの半面実戦で大駆けを見せただけに杞憂に終わるかもしれないが自信を持って買えるかというと首を捻ってしまうのは確か。
期待度 ★★★

〇VenusBlood ‐ABYSS-(DualTail)
人気は薄いが結果はいつもそれ以上の成績で走る九尾系。しかも触手となるとほとんどハズレ馬がないのは心強い。この血統も3代目で今回は孕ませを主眼に置いている。それだけに癖は強いが、ただの孕ませものでなくヒロインを孕ませてユニットを構築するというアイデアは上手い。後はゲーム性がどうかだが1走ずつ進歩してきている厩舎だけに後退はなさそう。賞金数さえ集まれば首位を逆転する可能性は充分だ。
期待度 ★★★★

(本紙の見解)
注目馬が回避し絶対的存在に欠けるメンバー構成。燃えタイプの馬で力を発揮する正田崇が仕上げる神咒神威神楽の能力を買うが過去仕上げ不足で出走させた前科があり全幅の信頼は置きにくい。安定感なら対抗のVenusBlood ‐ABYSS-が上で逆転の一番候補。プリンセスX ~僕の許嫁はモンスターっ娘!?~も能力は引けを取らないがややファン層が絞られるのとこの血統にしてはお台が高いのがどうでるかがカギ。そんな上位陣が一抹の不安を抱えているだけに時計が掛かっての進出を狙う萌え系の馬も馬券圏内へと虎視眈々。意外に調教は悪くないシュクレ ~ sweet and charming time for you.~や、父がそこそこ走った鬼ごっこ! ファンディスク。デビュー戦の走りが印象的なyour diaryも差はなく印の回らなかった馬も含めて混戦模様の一戦だ。

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