2011年09月25日
典型的なB級作品
右足親指付け根の痛みは治まったのですが、尿酸値の方は相変わらず高止まりということで下げるクスリの服用を始めています。
勿論薬に頼るだけでなく食生活の改善も必要ですしストレスもなるべく溜めないようにしないといけないわけですが、そうするとエロゲーのプレイというのは果たしてストレス改善に役立っているのかと自問しきり。
文句なしの良作ならばストレスなんて溜まらないのでしょうが、中には買ったことを後悔させるような作品に当たったりしたらストレス解消どころか逆に悪化させるような気がしてならないのですね。もしストレスを容易に数値で割り出せる度量衡が発明されたら売れるだろうなと思ったり思わなかったり。
まあそんなことを考えている方がよほどストレスに悪いと言われたらそれまでですけどね。
さてそんなわけで今回消化いや紹介するゲームはというとMてぃーちゃー 彼女♂の悩み多き教育事情(ALL-TiME)です。前回の太陽のプロミア以上に肩の凝らないゲームというより完全なバカゲーのノリでした。
このゲームの特長はというと女装ゲーには珍しい徹底的なダメ主人公を設定したことでしょう。
序章のヒロインにフラれるシーンにそれが非常に表れているのですが、あのシーンで主人公のダメっぷりが強調されていて思わず上手いと唸ってしまいました。そういえば女装ゲーの傑作キラ☆キラ(OVERDRIVE)も主人公がフラれるシーンから始まりましたが、あれも主人公のパーソナリティを強調させるのに役立っていました。このゲームのライターもそんな過去の名作に倣ったのかもしれません。
普段ダメ主人公を貶すことが多いぼくですが、ここまでダメっぷりを強調されては素直に受け入れるしかないところ。実際ぼくもダメ主人公全部がアウトなわけでなく、普段良主人公の殻をかぶっているのに肝心なところでヘタレ行動をとってしまったり(それでいてヒロインに過剰に持ち上げられることが多い)おバカな行動を取る主人公を嫌うわけで、ストーリー上最初からダメであることを明示される分には決してマイナスにはならないのです。
実際一部のシーンを除いてHシーンはヒロインが主導するものがほとんどで、Mてぃーちゃーの看板に偽りなしといいたいところですが、問題はそのHシーンが全くといっていいくらいエロさを感じないところ。まあHシーンまでギャグが挿入されているわけで仕方ないこましれないのですが、これまでのALL-TiMEのゲームは大なり小なり抜きゲーよりの内容だっただけにここまでHシーンがエロくないのは拍子抜けだったかもしれません。
そんなエロの看板をかなぐり捨ててまで笑いに走った今作品なわけですが、その笑いは序盤こそ良かったものの中盤からはやや失速気味。これは中盤以降笑いが少なくなったというよりややギャグの内容がパターン化してしまって飽きてきたことが要因かと思われます。このゲームは個別パートに入っても笑いについては貫こうとしているのですが、正直全部のヒロインがそれではやや飽きがくるというもの。最初から笑い担当のヒロインである小枝子やスラップスティックな内容にしかなりそうもない雄飛はともかく全員のルートをギャグな内容にしてしまったのは正直マイナスだったのではと思うのです。ぼく的には一人か二人は笑いを少なくしても読ませる話にして欲しかったところで、ちょっといい話になりそうだった香凛ルートや純愛ものになりそうだった智子ルートまでもギャグに逃げてしまった(ように感じた)のは惜しいと思うのです。まあそれでも智子ルートのデキが一番良かったのは事実ですが。
そんなわけで総括すると、ぼく的にはまずまず楽しめましたのですが他人に文句無く薦められるかというと悩ましいところ。他メーカーのフルプライス作品と比べると明らかに劣る部分が多く、B級作品という言葉がこれほど似合うゲームはないでしょう。
勿論薬に頼るだけでなく食生活の改善も必要ですしストレスもなるべく溜めないようにしないといけないわけですが、そうするとエロゲーのプレイというのは果たしてストレス改善に役立っているのかと自問しきり。
文句なしの良作ならばストレスなんて溜まらないのでしょうが、中には買ったことを後悔させるような作品に当たったりしたらストレス解消どころか逆に悪化させるような気がしてならないのですね。もしストレスを容易に数値で割り出せる度量衡が発明されたら売れるだろうなと思ったり思わなかったり。
まあそんなことを考えている方がよほどストレスに悪いと言われたらそれまでですけどね。
さてそんなわけで今回消化いや紹介するゲームはというとMてぃーちゃー 彼女♂の悩み多き教育事情(ALL-TiME)です。前回の太陽のプロミア以上に肩の凝らないゲームというより完全なバカゲーのノリでした。
このゲームの特長はというと女装ゲーには珍しい徹底的なダメ主人公を設定したことでしょう。
序章のヒロインにフラれるシーンにそれが非常に表れているのですが、あのシーンで主人公のダメっぷりが強調されていて思わず上手いと唸ってしまいました。そういえば女装ゲーの傑作キラ☆キラ(OVERDRIVE)も主人公がフラれるシーンから始まりましたが、あれも主人公のパーソナリティを強調させるのに役立っていました。このゲームのライターもそんな過去の名作に倣ったのかもしれません。
普段ダメ主人公を貶すことが多いぼくですが、ここまでダメっぷりを強調されては素直に受け入れるしかないところ。実際ぼくもダメ主人公全部がアウトなわけでなく、普段良主人公の殻をかぶっているのに肝心なところでヘタレ行動をとってしまったり(それでいてヒロインに過剰に持ち上げられることが多い)おバカな行動を取る主人公を嫌うわけで、ストーリー上最初からダメであることを明示される分には決してマイナスにはならないのです。
実際一部のシーンを除いてHシーンはヒロインが主導するものがほとんどで、Mてぃーちゃーの看板に偽りなしといいたいところですが、問題はそのHシーンが全くといっていいくらいエロさを感じないところ。まあHシーンまでギャグが挿入されているわけで仕方ないこましれないのですが、これまでのALL-TiMEのゲームは大なり小なり抜きゲーよりの内容だっただけにここまでHシーンがエロくないのは拍子抜けだったかもしれません。
そんなエロの看板をかなぐり捨ててまで笑いに走った今作品なわけですが、その笑いは序盤こそ良かったものの中盤からはやや失速気味。これは中盤以降笑いが少なくなったというよりややギャグの内容がパターン化してしまって飽きてきたことが要因かと思われます。このゲームは個別パートに入っても笑いについては貫こうとしているのですが、正直全部のヒロインがそれではやや飽きがくるというもの。最初から笑い担当のヒロインである小枝子やスラップスティックな内容にしかなりそうもない雄飛はともかく全員のルートをギャグな内容にしてしまったのは正直マイナスだったのではと思うのです。ぼく的には一人か二人は笑いを少なくしても読ませる話にして欲しかったところで、ちょっといい話になりそうだった香凛ルートや純愛ものになりそうだった智子ルートまでもギャグに逃げてしまった(ように感じた)のは惜しいと思うのです。まあそれでも智子ルートのデキが一番良かったのは事実ですが。
そんなわけで総括すると、ぼく的にはまずまず楽しめましたのですが他人に文句無く薦められるかというと悩ましいところ。他メーカーのフルプライス作品と比べると明らかに劣る部分が多く、B級作品という言葉がこれほど似合うゲームはないでしょう。
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