2011年11月04日

読む力の衰えに気づく

最近専らプレイしているエロゲーはというとバカゲーや軽い萌えゲーばかりで、シナリオに軸足を置いたいわゆる読ませるゲームというのはほとんどプレイしていません。
確かに軽いゲームというのは頭を使わず気楽にプレイできることは間違いない。ただこうしたゲームばかりプレイしていて危惧するのは、文章を読み流してしまう癖が付いてしまい読む力が衰えてしまわないかということ。

以前ならば容易に気付いた伏線にも全く気付かずに進行させてしまいライターの言いたい事の半分も理解できずゲームを終えてしまうというのは勿体ないことですし折角苦労して購入した甲斐もない。そしてそれよりも怖いのが、自分の読む力の衰えたのを棚に上げて見当違いの評価をゲームに下してしまうことです。
もちろん自分に分からないような表現力の低いテキストを書くライターの方が悪いと胸を張っていればそれはそれでいいのかもしれませんが、それが何度も続くともなると自分の読解力の無さを疑いたくなるというもの。

ぼくがそう思ってしまったのは、最近批評空間でシナリオの評価が高かったゲームがことごとくぼくに合わなかったからで、そう考えるともうぼくはシナリオ重視のゲームをプレイする資格はないかもと考えてしまったからです。それならば頭を使わずに済む軽いゲームばかりプレイしていたほうが精神衛生上良いわけで、実際ぼくが先週末購入したゲームもバカゲーや萌えゲーといった軽いものばかり。これでは益々読む力が衰えていくのではと危惧しているのです。

まあエロゲーばかりプレイして読む力を鍛えようというのが虫のいい話で、読解力を鍛えたかったら真っ当な小説を読めばいいと言われればそれまでですけれど・・・

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