2011年11月08日

安物買いの銭失い?

先月末、某ショップに予約していたエロゲーを回収しに行ったときのこと。

ここ2か月、それほど食指の動く作品が無かったということもあって新作を予約購入するというのは久方ぶりのこと。発売日当日は当直勤務だったこともあって、ショップに行ったのは一夜明けた土曜日だったのですがぼくの見る限り喧騒ぶりは発売日当日とほぼ変わらない感じ。実際開店直後に訪れたにも関わらずレジの前は長蛇の列で夜勤明けの疲れた体には堪えることしきりなわけですが、それでも20分経過した頃にはレジの前にたどり着くことが出来ました。
そして握りしめていた予約券を店員に渡そうとした直前、ふと目についたのがレジ前にあった未開封中古の数々。そのほとんどが前日に発売された新作でディスカウントされているといってもさほどお値打ち感はないのですが、1本だけ飛び切り安くなっているソフトがあって驚かされました。なんといっても定価のほぼ半値となっていたのですから、発売日翌日の値段とはとても思えない。
その値段を見てバカ正直に予約券をレジに出して高い新品を購入する人は少ないのではないかと思います。もちろん予約特典やショップ特典のテレカ&シーツ類が欲しければ別なのでしょうが、このゲームの場合予約特典にサントラやヴォーカルCDが付いていたわけでなくぼく的にテレカ&シーツ類にも拘りがないので安ければ安いほうがぼくの厳しい懐事情からすると都合がいい。

そんなわけで、かなり得をした気分で自室に戻ったわけですが、ゲーム本体を手に取り冷静になって考えてみると
「1日でこれだけ暴落したということは、それだけ内容が乏しいのでは?」
という嫌な予感が頭をよぎりました。
となると確かめるしかないわけで、早速シュリンクを破ってゲームを始めてみたのですが、意外や意外面白い。
そのゲームというのは皆さんの想像どおり恋色空模様 after happiness and extra hearts(すたじお緑茶)なのですが、意外というのはメーカーにとって失礼なことばだったかもしれません。というのもすたじお緑茶のファンディスクというのは前作の片恋いの月でも経験ずみなのですが、巷の評価はともかくぼくはかなり楽しめたファンディスクだったのです。
だからぼくはそれほどこの新作に対して不安はなかったし実際序盤をプレイしている限りは本編よりも面白いといっても過言でない。と、ここまでプレイして思ったのは、なぜこれだけ面白いゲームが1日でこれだけ暴落してしまったという疑問よりも、なぜこれだけ面白い作品を未開封とはいえ中古で買ってしまったかということです。
詰まらない面白くないゲームならディスカウントされた値段で買っても当然と思うのでしょうが、面白いゲームなら正規の値段で買ってあげたかったと少し後悔してしまったわけで、この借りは次回作を新品で買うことによって返したいなとぼく的に思っています。

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