2011年12月10日

体調が悪い時のエロゲー

先々週に罹ったカゼがまだ治りきりません。
体が本調子でない状態で立て続けに夜勤に入るなんて無理をしたこともあるのですが、一時良くなってきた喉の痛みまでぶり返す始末。特にここ2日くらいはセキが酷く夜もまともに眠れない有様でもしかしたら最近流行しているマイコプラズマ肺炎なのでは?と疑いたくもなってくるのですが、まあ例えそうだと判明しても仕事が休めるわけでもないので、無駄なことはせず出来るだけ早めに自室に戻って安静にしています。

そんな状況では、ほとんどエロゲーに手が付けられない状態なわけですが、先々月に続いて先月も4本購入してしまった身としては出来るだけ積みゲーを崩しておきたいところ。
というわけで出来るだけ体に負担の掛らない軽いコメディやバカゲーをプレイしています。といってもここ最近ずっとそんなゲームばかりをプレイしてきたということもあって、ぼくの数多い積みゲー在庫の中でもそういった系統のゲームが少なくなってきました。

そこで白羽の矢が当たったのが世界を征服するための、3つの方法(CROWD)だったのですが、改めて発売日を確認すると一昨年の3月だったのですからよくここまで寝かせておいたものだと自分ながら感心してしまいます。まあ発売日購入したもののプレイしなかった理由は、ゲームの評価云々でなく単に起動ディスク要だったために他の起動ディスク要のゲームを優先するうちに埋もれてしまったというわけですが、いざプレイを始めるとその内容の軽さのためか一気にプレイを終えてしまいました。

このゲームは主人公性転換ものというCROWDにとってはお手の物という設定のゲームなわけですが、ライターは変われどその得意技には変化なしというわけで性転換もののツボをしっかり押さえてくれています。そのツボとはいかに主人公を可愛くさせるかということ。
こういったゲームは基本的に主人公=メインヒロインであり主人公が可愛く描けなければ成功は覚束ないわけですが、そういった意味ではこのゲームのラスティ君は非常におバカで可愛く仕上がっています。ライバルである勇者との最初の絡みは非常に面白くここまでの展開でゲームとしての成功は約束されたようなものですが、ただそれでもこのゲームがもう一つ一般に膾炙されなかった理由とは、ガチな主人公性転換ものという一種乙女ゲーに近い敷居の高さもさることながらいま一つテキストに面白さが感じられなかったところ。
つまりこのゲームは典型的なシチュエーションコメディであり、設定や世界観の面白さは高いのですがそれ以外の部分・・・特にテキストで笑わせるという部分の少ないことが物足りなさの理由ではないかと思うのですね。あとこれはぼくの個人的な理由は基本的にラスティ君が攻められるシーンがほとんどで逆のパターンがほとんどなかったこと。ぼく的には図書館の司書であるリムカ君をラスティが喰ってしまうシーンがあっても良かったのではないかと思うのですが、それはともかくHシーンのバリエーションの少なさというよりHシーンが女ラスティばかりというという部分が、何となくこのゲームが乙女ゲー寄りではと意識させるのではないかと思うのです。

というわけでこのゲーム、原画の垢抜けの無さ(まあこれはこれで味があるのですが)も相まって一般エロゲーマーに勧めるのはやや辛いところがあります。逆に乙女ゲーをプレイするような女性なら嗜好に合うのではと思ったりするのですが、それほど売れたとは思えないこのゲームに何と続編(ファンディスク)があるのです。まあなぜかこの続編も本編をまだ終えてもいなかったのに発売日購入しているわけですが、幸いこちらは(アクチ付きということもあって)起動ディスクは要らないので、他の起動ディスク要のゲームに左右させられることなく安心してプレイできそう。まあそれより同じコメディ系のゲームなら評判になっている恋愛0キロメートル(ASa prozect)の方を先にプレイするべきなのかもしれないですけどね。

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