2012年05月20日

5月の発売予定表から

クラシックシーズン真っ盛りにしては頭(ゲーム)数が揃わない印象が強い今回のレース。良血馬の存在が見られないのは寂しいですが、そんな中でもレースでファンを沸かせてくれるような名馬が隠れているかも。こういった時こそ先入観に囚われず分析しなければいけないわけですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

△愛奈 -あいな-(エレクトリップ)
ユニゾンシフトを看板とするソフパル系の安馬専属厩舎(ブランド)であるエレクトリップの最新馬。同系のM.E.s -同級生メイド調教-で好騎乗を見せた高橋レコードを鞍上に迎え、安馬では珍しい和姦抜き系というのが目新しい。M.E.sで好評を博した動画も相変わらず動きは良好。脚捌き(シナリオ)にはそれほど期待できそうもないが、イチャラブに特化していく走りが見せられれば思わぬ好走も充分可能か。
期待度 ★★★

おしえて☆エッチなレシピ(ひよこソフト)
これまでシリアス系に絞っての競走を見せてきたひよこソフトだが今回は思い切った抜き系(ゲー)に脚質変更。MOONSTONE Cherryのような抜きに特化して成功した例もあるように不気味さは感じられるが、今回そこまで割り切った走りを見せられるかどうかは調教(体験版)を見た限りではまだ不鮮明。お店が舞台ということである程度のリアリティは必要だろうが、そのあたりのさじ加減をトレーナーがどこまで調整できるかは心配。あと騎手もこれまで抜き系の馬の手綱を握ったことがないだけに、手が合うかかどうかも未知数。大穴狙いなら買えそうだが。
期待度 ★★☆

神がかりクロスハート!(ういんどみる)
原点回帰を謳うういんどみるの最新馬。原点回帰というフレーズにあまりいい印象を持っていないだけについ猜疑心が強くなってしまうのだが、調教を見る分には典型的な萌え系でいろいろな意味で旧態依然とした雰囲気。これをどうとるかはファンそれぞれだろうが、安定感はある反面爆発力はなさそう。知名度を着々と上げつつある騎手の魅力は買えるが、馬券的妙味は乏しいか。
期待度 ★★☆

▲カーラ The Blood Lord (ANIME LiLiTH)
BISHOPとLiLiTHという2つの厩舎を股に掛けて騎乗するカガミだが、最近着実に騎乗馬を上位に持ってきているのは心強い。監獄戦艦2で動画の適性も実証ずみ。ファンタジー脚質(ジャンル)の抜き系はややマニアックな分野となるだけに、出走賞金(データ数)不足での除外は心配だが、安馬で気軽に買えそうなだけにスタート(初動)さえ決めればそのまま逃げ切る可能性は一考。
期待度 ★★★

〇巨乳ファンタジー2(Waffle)
Waffleの人気血統(シリーズ)から待望の直仔(続編)が登場。過去の実績から考えればこのメンバーなら一枚上の実力を持っている筈。ただ巨乳魔女巨乳ファンタジー外伝とやや走破時計を落としてきていて、代を経て活力を失ってきていないか心配なところはある。それでも最近安定感のあるWaffle厩舎だけに全くの凡走は考えにくく、本命馬の走り次第では逆転も不可能ではない。
期待度 ★★★☆

△恋妹SWEET☆DAYS(Parasol)
前人気がかなり高いが厩舎の過去の成績が成績なだけにまともには受け取れない。それでも騎手のちこたむ&魚はF&Cから鉄板の組合せだし、妹重視のイチャラブ脚質は一般受けしそう。トレーナーまでもがF&C色に掛かっているのはマイナス材料だがイチャラブ特化ならソコソコの走りは見せられそう。血統(設定)はどこかで見たような女子校編入ものだし、調教で見られたようにスタート(導入部)の無茶さから考えて脚捌きに期待できないのは明白だが、ここまでそれを露骨に現してくれるとそれはそれで潔く感じてしまうから不思議。今回のメンバーならばキャラ萌えだけで充分戦えそうだし連下なら充分食い込めそうな存在。
期待度 ★★★

◎この大空に、翼をひろげて(PULLTOP)
厩舎設立以来のメンバーが去ってから今ひとつパッとしないPULLTOP厩舎。もう片方の主戦騎手である藤原々々が手綱を握らなくなってから余計斜陽が目立つようになったが、今回は厩舎設立10周年ということで、夏ノ雨で鮮烈なデビューを飾った紺野アスタをトレーナーに迎え巻き返しに躍起。本家であるウィルの足元が揺れている影響もあってかこれまでのPULLTOPらしい雰囲気に欠ける面はあるが、調教は意欲的に長いところを追って上々の仕上がり。直線(終盤)失速する懸念はあるし騎手の知名度もやや欠ける面は否めないが、今回のメンバー相手なら実力的に一枚抜けているだけに本命視は当然だろう。
期待度 ★★★★

桜ノーリプライ(onomatope*)
デビュー馬のめちゃ婚が凡走だっただけに期待はかけにくいが、某著名馬を皮肉ったような血統でコアなファンの人気を集めている。ただ騎手はそれほど悪くないとしてもトレーナーである紫苑憧朋香の実績を見るとかなりお寒い。調教も典型的な萌え系なだけにその点猶予するとしても、コメディ系の雰囲気な割りにテンポや笑いが今ひとつ物足りないのではちょっと厳しい。いくらメンバーが軽いといってもこれでは狙えないか。
期待度 ★☆

しあわせ家族部(Purple software)
最近ネガティブな話題ばかりが先行してしまうPurpleだが、前走は古豪厩舎の意地を見た感じ。今回も家族部という意味深な血統から嵌れば不気味な雰囲気を漂わせている。ただ調教を見た感じは滑っている感じで完全な期待ハズレ。秋空に舞うコンフェティで大コケした影響がいまだに尾を引いているとしか思えない若瀬諒がトレーナーでは今後の上積みにも期待できないだろう。血統的には面白くなりそうだっただけにこの調教の不出来は厳しく、これでは評価を下げざるを得ない。
期待度 ★★

白コキ黒コキ(アトリエかぐや)
厩舎主要メンバーのほとんどが抜けてしまっただけに、安馬とはいえまさかこんなに早く立て直して出走に漕ぎ着けられるとは思わなかった。ただ騎手の能力はこれまで主戦を務めてきたM&Mらと比べるとやはり能力的に劣る。最近この厩舎では定番となっている主人公Mものだが、馬名(タイトル)も捻りがなくてニーソファンの琴線に触れるようなオーラを感じさせない。古豪厩舎復活に燃える意欲は買いたいがそれだけで買ってくれるほど競馬(エロゲー)ファンは優しくないだろう。
期待度 ★☆

青空<そら>と雲と彼女<きみ>の恋(KLEIN)
手強いメンバーを避けやや手薄と思われるこのレースに的を絞った厩舎サイドの思惑が当たれば感服させられるところだが、これまで厩舎が走らせてきた馬の戦績を考えれば勝負圏内には到底足りていないとしか思えない。トレーナーの渡部好範はこれまでまともに走った馬を手掛けていないし、他の2人の実績もないも同然。小手先の手段に頼るよりもまず馬の実力を高めないことにはとても好成績は望めないだろう。
期待度 ★

決戦!!乙女たちの戦場3(げーせん18)
これまで出走させてきた馬がことごとく脚元不安(バグ)で凡走を繰り返してきたげーせん18の馬だが、前走の戦極姫3はソコソコ走った。脚元さえパンとすればあれくらい走ってもおかしくないわけだが、今回は調教や臨戦過程からどうもその点が疑わしい。他のSLG系厩舎と違ってニッチな血統(設定)を走らせてきてマニア心をくすぐってやまないだけに、もう少し脚元不安を解消させてから出走させて欲しいところ。といっても走ったといわれる前走でさえ入着には届いていないだけに、例え脚元不安が無かったとしても馬券に絡むほどの期待をかけるのは厳しいか。
期待度 ★★

Fortuna Rhapsody(Symphony)
ファンが忘れた頃にしか出走させてこないSymphonyの最新馬。もはやベテラン騎手といっていい水瀬凛の実力は買えるが、これまでのSymphonyの馬とやや傾向の違う騎手なだけにこの厩舎独特の高貴さが出せるかどうかはやや微妙。神さまがヒロインとして降誕するという血統はもはや珍しくないだけにどこまで独自性が出せるかどうかだが、この厩舎にそれを期待するほうが無理というもの。ある程度の萌えは保障できるがまふまふしたまま馬群の後方を追走する競馬となってしまいそう。
期待度 ★☆

△ベロちゅー!(シルキーズ)
馬名はなかなか刺激的だが、内容は一種の催眠系に近い。といっても凌辱でなく和姦系で内容もかなりバカっぽい。この厩舎の抜き和姦系は余り走っていなくて期待しづらいが、BISHOPでこうした天然バカ系に手慣れている神門武士がトレーナーの指揮を執るということもあってこれまでのシルキーズの馬と同じ眼で見るのは危険かもしれない。ただ抜き系で足を引っ張る要因となるゲーム性についての不安もあるだけに穴での狙いが妥当か。
期待度 ★★★

四畳半プリンセス(ぱらいそ)
最近珍しいといえなくなったお姫さまヒロインだが、主人公が成り上がるのでなくお姫さまが貧乏生活に降嫁されるというタイプはやや異色。展開によってはただのドタバタでなく良質のコメディとなる可能性もあるが、トレーナーがこれまで一人で馬を仕上げた実績がなくどこまで纏められるかは微妙。騎手のさいとうつかさは最近地方(同人)での騎乗が中心でトレーナーも地方での実績が主ということで、悪い意味で地方なれしてしまっていないか心配。ここは様子見が無難か。
期待度 ★★

(本紙の見解)
注目馬が少なくかなり手薄なメンバー。これなら調教の評判がいいこの大空に、翼をひろげての力が抜けている。ただ最近の厩舎の実績から全幅の信頼とまではいかず他馬の台頭も警戒したいところ。今回は抜き系に力を持った馬が多く実績ある巨乳ファンタジー2がその代表格。動画で浮上を狙うカーラ The Blood Lord 愛奈 -あいな-といったあたりも安馬だが侮れないし、古豪シルキーズが放つベロちゅー!も展開次第では不気味。もう1頭なら萌え系となるが恋妹SWEET☆DAYSを押さえてみたい。

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