2012年06月21日

6月の発売予定表から

クラシックシーズンも終わりいよいよ夏競馬に入りました。夏の地方レース(コミケ)前を避け勝負する馬が多いのか一癖あるメンバーが揃い面白いレースとなりそう。圧倒的人気を集めそうな馬が見当たらないだけに予想は困難を極めそうな雰囲気ですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略

アオリオ(アドリブ)
音楽を題材としたもののI.O.Soundの曲ばかりが目立って肝心の走りでは全く存在感を発揮できなかったデビュー戦。今回も部活動メインの血統(題材)でトレーナー(ライター)も同じということからほぼ似たような走りとなりそう。まとまりこそあったものの特筆する部分がなかった前走から考えると大きな変わり身を期待するのは正直難しそう。I.O.Soundの曲については間違いないがそれだけで走れるほど今回のメンバーは甘くない。
期待度 ★★

アステリズム -Astraythem-(チュアブルソフト)
大震災の影響から一時は出走断念に追い込まれかけただけにゲートインしてくれるだけでも感謝したくなる。それだけに応援したいのは山々だが調教を見る限り半信半疑の動き。ルート一本道の馬はメインヒロインに余程魅力がないと走らない所があるし、他のヒロインを捨て石に使う手法となりそうなのも記者的にはやや気になる点。今後の動き次第では巻き返しも可能だろうが、余程変わり身を見せないと馬群に沈んでしまう可能性が高い。
期待度 ★★☆

姉にこの夏(CLOCKUP)
凌辱やバカ系以外となると途端にだらしなくなるのがCLOCKUPの馬で、このような和姦抜き系となるとほとんど走った実績がない。騎手は新人ながらそれなりの魅力を持っていて姉ヒロインばかりという戦法に合っているが、トレーナーの最近の実績はと見るとかなりお寒い。馬の潜在能力もそれほど高いとは思えず勝負気配に欠ける現状ではとても狙えない。
期待度 ★☆

異種族の虜姫~せめて人間の相手をさせて!~(catwalkNERO)
VA系列の凌辱系で売るcatwalkNEROの最新馬だが、騎手がこれまで主戦を務めてきた亀井でなくサブ騎手の木ノ碕由貴というのはやや気になる点。それでも耳長娘の異種間凌辱という脚質は意外にファンのの多い分野で内容次第では充分上位を狙える能力は秘めているといえる。ただこれまで騎手の能力を全く生かしてこれなかったcatwalkNEROだけにどこまで潜在能力を発揮できるかはやや疑問。この相手では入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆

△イントルーダー ~侵入者~(material)
ウィル系厩舎に山本和枝騎手が乗るのは珍しい。最近ウィル系は内部がごたついている印象だし、山本和枝が騎乗する凌辱系の馬はほとんど走ってなくて軽視していたが、意外に調教は悪くない。ただ自厩舎の馬でないということもあってやや山本和枝本来の乗り味(塗り)が欠けるように感じられる点はややマイナス。それでも登場キャラの設定に奥深さを感じさせるところもあって化ける可能性は感じられる。トレーナーがベテラン卑影ムラサキということでもしかしたら単純な凌辱系でなく走りに一捻り加えてくる可能性は充分あり、まさかの大駆けがあるかもしれない。
期待度 ★★★☆

インモラル・リトル(Apricot Cherry)
厩舎がこれまで走らせてきた馬を考えれば、抜き専業の単調な競走をしてくるだろう。騎手がTOMAから浮月たくに替わり幼馬(ロリ)に軸足を置いてきたのがどうでるかだが、トレーナーの実績を見る限り幼馬に造詣が深いわけでなく、単なるシチュエーションの特殊さで勝負する雰囲気。ただ幼馬に責められるという趣向はかなり特殊だし、ヒロインの可愛さも騎手の能力を考えれば記者的にはやや物足りなく感じられる。相手なりに走れそうだが上位を狙うにはやや力不足の感は否めないか。
期待度 ★★☆

WEDDING BLUE(LiLiM DARKNESS)
名門アリスソフト所属からフリーに転身後はあまりいい馬(作品)に恵まれていない黒田晶見騎手。今回はNTR専門厩舎の暗黒LiLiMからの出走で、アリス時代から得意としている人妻ヒロインとの親和性から今度こそと期待させる。ただこの厩舎は古くからNTRに挑戦していながら全くといっていいほど所属馬が走っていなくて、今回起用されたトレーナーの実績も今一つ物足りない。最近はNTR脚質を持つ馬も増えていて世間的に受け入れられつつあるだけにソロソロこの厩舎も化けて欲しいものだが、今回も正直厳しい結果が待っていそう。
期待度 ★☆

えれくと!(Astronauts)
デビュー戦でいきなり大駆けを見せたAstronautsの2戦目は鞍上にピロ水を起用しての和姦路線。ただアトリエかぐや時代に凡走が定番となっていたトレーナー陣をあえて起用となると、馬場掃除に終わったさくら色カルテットとほぼ同様の結果が待っていそう。実際調教を見ても走り(テキスト)に不安しか感じない。それでもサキュバスものということもあってエロさえ充実していればそれなりの結果を残す可能性もあるが、変な純愛和姦にこだわりがありそうでその点でも腰折れになってしまいそう。ここは順当に消しで。
期待度 ★★

エロティ課誘惑研修はじまるよ(アトリエかぐや)
お家騒動で揺れたアトリエかぐやで唯一厩舎に残ったのが動画を売りにする坂上海&有栖川千里騎手のライン。この路線は最近主人公Mで走ってきていて今回も年上ヒロインに責められる展開が予想される。ただ前走がこの路線にしては責められ方が甘くて期待ハズレに終わっているし、厩舎内部のゴタゴタが影響するようだと今回も前走同様の結果が待っている可能性も。期待の反面不安も大きく押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★

カラフル☆きゅあー(Etoiles)
最近すっかり印象の薄くなったSIESTA&Etoilesの馬。主戦騎手の雨音響も鞍上から去ってしまっては往年の面影を留めてなくても当然か。それでも騎手はまずまずいい仕事をしている印象。ただ魔法少女ものはこれまであまり成功していない分野で、しかもハーレムバトルというフレーズを見ると嫌な予感しか浮かばない。そこそこの評価を得ている秋風ぱーそなると同じトレーナー陣で走りに集中できれば意外な好走も考えられるが、脚質的に考えるとシリアスな走りは難しそうでとても買えない。
期待度 ★☆

◎紅蓮華(エスクード)
ゲーム性に特色を持つものが多いエスクードの馬だが、今回は伝奇もの得意の桐月に鞍上がねこにゃんという異色の組み合わせ。あっぷりけでの実績を素直に信用すればここでも当然上位を争う存在で、調教の動きも悪くない。後は厩舎がこういった血統の馬をほとんど手掛けていない点がどう作用するかがカギで、トレーナーが自分の世界に走ってしまいペース配分の点で苦しむと直線失速してしまう可能性は捨てきれない。それでもこれまでの実績を素直に信用して本命印に。
期待度 ★★★★

JOKER 死線の果ての道化師(あかべぇそふとすりぃ)
姉妹厩舎を乱立させてきたあかべぇ軍団からまたもや新厩舎かと思いきや、どうやら今後ファンに分かりやすく統合させるらしい。というわけで改めてのデビューとなるわけだが馬の血統を見ると暁WORKS黒の流れを組む雰囲気。暁WORKS黒というとその名の通り黒星続きの馬が多かった印象だが、実際この馬の調教も評判は散々。あまり聞いたことのないトレーナーだったが、この評判を聞く限り新人というよりずぶの素人といったほうがよさそう。どうやらこの厩舎の真価が見られるのは次のレースということになりそうだ。
期待度 ★☆

△Dolphin Divers(AXL)
一時の安定感に欠き最近低迷気味のAXL。ただ海を舞台にした血統は北側寒囲の得意とするところ。瀬之本久史が描く水着ヒロインも魅力的で変わり身の条件は整ったように思える。少なくともかしましコミニュケーションの失態はないと信じたいが、全幅の信頼がおきにくいのは確か。それでも今回抜けた馬が見当たらないだけに馬券に絡む可能性は一考。かなり人気を落としているだけにあえて追いかけてみる手はあるかも。
期待度 ★★★

夏色あさがおレジデンス(空中カリカチュア)
VA系の新厩舎だがトレーナー陣の顔ぶれを見ると13cm色が強い。騎手はどれも新人だが新鮮味といった点では悪くない陣容。I’veが音を担当するだけに厩舎サイドもかなり気合が入っている雰囲気。ただ学園ものとしてはややリアルさに欠ける血統が気になり、これまで学園ものをトレーナーが手掛けていないだけに大きく外してしまう可能性は低くない。不確定要素が多いだけに主軸で狙うにはやや厳しい感。
期待度 ★★☆

〇波間の国のファウスト(bitterdrop)
Sputnikから出走した風ヶ原学園スパイ部っ!とほぼ同スタッフが手がける馬。その風ヶ原学園スパイ部っ!は血統こそ面白かったもののそれを活かしきれず惨敗に終わっただけに、この馬も二の舞に終わってしまう心配はある。それでも調教は今後に期待をもたせる内容だったし、騎手もひなた睦月とオダワラハコネを加えるなど鞍上強化。相手はかなり骨っぽいがこの馬なりに走れる態勢は整った。直線での失速は懸念されるが一介の穴馬では終わらないだけの能力は秘めていると見た。
期待度 ★★★☆

初恋1/1(tone work's)
VA系の実力派メンバーを集めたと云われる馬。ただ同トレーナーのましろサマーはやや期待ハズレに終わってしまっただけに素直に飛びつくと痛い目に遭う危険も。騎手の能力は折り紙つきだがどちらかというとエロで力を発揮するタイプなだけに、エロ薄となるとファンの不満が溜まる可能性も捨てきれない。初恋から進行する甘い展開がヒロイン萌えに昇華できるかそれとも冗長となってしまうのか、記者は後者になると見て評価を落とした。
期待度 ★★☆

fortissimo EXS//Akkord:nachsten Phase(Lacryma)
サーカスの姉妹厩舎から久々に出走。といっても過去走った馬をエロ付きで再出走させるわけだが、その肝心な父(本編)の成績が芳しくないのは気がかり。父が登場したときからほぼ直仔(続編)の登場が予想されていたように、この出走も予定調和かもしれないが、18禁化と追加エピソードだけで高馬(フルプライス)というあたりは曲芸らしさが滲み出ていてファンはあまりいい思いをしないだろう。仮に例え追加エピソードが充実していたとしても、厩舎のこれまでの実績を考えれば見送りは当然か。
期待度 ★★

フォルト!!S 新たなる恋敵(Ciel)
馬に恵まれていないことでは定評があるというより都市伝説と化しているといっても過言でないTony騎手の最新馬。この母系(シリーズ)も3代目となるが成績はともかく初代と2代目でガクンと出走賞金(データ)数が減ってしまったのは騎手の能力を考えれば勿体無いとしかいいようがない。今回はいよいよ除外を心配しなければいけないくらいであり、もはや馬の能力を云々する段階を通り過ぎてしまっているといっても過言でない。Tonyには少なくとも次回は未知な母系で出走してもらいたいものである。例えそれがファンに馬券を損させる結果となってしまっても。
期待度 ★

▲フツウノファンタジー(EX-ONE)
腕達者のみけおうを起用しても入着どまりに終わったデビュー戦から考えて、新人一葉モカを抜擢した今回はほとんど期待できないと思いきや調教の気配が抜群で意外に評価が高まっている。トレーナーの深山ユーキは今回単独で指揮するのは初めてで未知数な部分は多いしRPGを茶化した内容は賛否両論となりそうだが、これだけ調教で動けばある程度の不利は挽回してしまいそう。デビュー戦の走りからいきなり本命というのは難しいが単穴以上の評価を得ても不思議でないくらいの動きを見せているだけに今回の台風の目となりそう。
期待度 ★★★★

Princess Evangile W Happiness(MOONSTONE)
父が全くといっていいほど期待ハズレの成績に終わってしまっただけに後継が企画されたのは本当に驚き。父が走らなかっただけに期待できる要素はほとんどないし、この厩舎の直仔(FD)はほとんど走っていないだけに馬場掃除に終わるのは必至。目玉となりそうなサブヒロインに対する追加シナリオも父自体に魅力がなければ効果は限定されるだろうし、多頭数を裁ききれるほどの能力はないと見て順当に消し。
期待度 ★☆

魔王のくせに生イキだっ!(Luxury)
30過ぎて童貞なら魔法使いになれるという都市伝説を生かしたバカ&抜きゲー。ネクストン系列の抜き系にほとんど走った馬はなく期待できる要素は少ないし、トレーナーもバカに走るには微妙な面々。血統に妙はあるとしてもあくまで一発ギャグに終わってしまい中盤以降は単なる抜きゲーに終わってしまいそうな悪寒。騎手はネクストン系の主戦の一人かんたかを始めまずまずの面子を揃えたが、相手が揃っただけに馬券に絡むだけの走りを見せられるとはとても思えない。
期待度 ★★

△らぶらぼ(bolero)
調教SLGと聞くと昔懐かしい血統だが、この馬は凌辱系でなく和姦寄り。ヒロインの人格を全く無視しないソフト調教というのはやや珍しい。それだけに普通の調教系と違いヒロインの性格設定がポイントとなるが、取材する限りはなかなか魅力的。本庄マサトというのは聞きなれない騎手だが、これを見る限りなかなか腕達者だ。後は調教ものに陥りがちなワンパターンの繰り返しになってしまわないかだが、称号システムなどファンを飽きさせない工夫もされているよう。これならデビュー戦でも充分勝負になりそうだ。
期待度 ★★★☆

りとる天使 カナタはみんなのヌキヌキえんじぇる(エレクトリップ)
前レースに引き続き連闘を敢行してきたエレクトリップ。今回親厩舎の主戦である織澤あきふみを鞍上に迎えて騎手が得意としている幼馬(ロリ)路線での抜き戦法。このあたりの一貫性については買えるものの同騎手同トレーナー同趣向で走ったりとる†びっち ~Little Bitch Girls in Hog Farm~が入着にほど遠い成績に終わっただけにいく安馬といっても気軽には買いづらい。騎手にとってはお手の物といえる魔法少女を匂わせた脚質は買えるがこの相手で上位進出を狙うには正直足りないか。
期待度 ★★☆

LEWDNESS(Empress)
超久々の前走がファンにとって期待ハズレといっていい結果の終わった聖少女率いるEmpressの最新馬。前回は聖少女が直接トレーナーを務めたが今回はベテラン卑影ムラサキを迎えて巻き返しを狙う。ただActive時代を知るファンにとっては血統的にやや物足りないことになりそうだし、走りに一工夫されていたとしてもそれを理解してもらえるかは不鮮明。ある程度の時計では走れるとは思うが、ファンの期待が大きすぎるだけに前走程度の結果に終わる可能性は大。馬券に絡むだけの走りは難しいと見る。
期待度 ★★★

△1/2 summer(ALcotハニカム)
中価格帯で走る馬を輩出し気を吐くALcotハニカムから初の高馬出走。厩舎も気合が入っているはずで買える材料は揃っているが、当り外れを交互に出すALcotハニカムのジンクスを考えると今回はハズレの番。騎手せせなやうにトレーナー姫の木あくのコンビといえばサガプラのナツユメナギサで結果を出しているのは好材料だが、トレーナーの一人に若瀬諒の名が見えるだけにプラマイゼロの勘定。主人公が足を引っ張りそうなのも不安材料の一つで人気ほど信頼感に欠ける。軸ではとても買えず押さえに留めたい。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
頭数は揃ったが実力的に抜けた馬がなく形勢は混沌。トレーナーの実績から紅蓮華を本命とするが、血統的妙味がある波間の国のファウストも直線で失速さえなければ逆転も充分可能な動きをみせていて不気味。調教の評判がいいフツウノファンタジーも能力的には互角以上のものを持っているし、デビュー戦ながら素軽い動きのらぶらほも上位馬とはほとんど差はない。凌辱系に止まらないだけの能力を秘めていそうなイントルーダー ~侵入者~や時計を持つDolphin Diversの変わり身を含めてどの馬が馬券に絡んでもおかしくない形勢だけに頭を悩ませるレースとなりそうだ。

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この記事へのコメント
Lime vert の『×××な彼女が田舎生活を満喫するヒミツの方法』は対象外?
Posted by ゆーすけ at 2012年06月21日 23:58
>ゆーすけさん

他の月(レース)なら当然ゲートインさせていましたけど、
何といっても今回は検討する馬が多すぎまして・・・
本来フルゲート18頭なところ25頭も走らせてしまったため、
真・蟻地獄(ALL-TiME)と共に泣く泣く削ってしまったのです。

もちろん注目度も参考にしていまして、Limeのここ最近の実績は
批評空間でのデータ数を見ると20を超えておらず、
また中央値もかなり低い。
これでは例えコメントを書いたとしても辛辣なものになってしまいそうで、
締め切り(今回は本当にギリギリになってしまった)の関係もあって
今回は割愛したという事情もあります。

まあ最近は時間が無くて真夜中とかに検討したりするものですから、
本当に忘れていたりすることがあります。
それで冷や汗をかきながらこっそり後で追加させたりすることもありますが(笑)

それはともかくコメントありがとうございます。
こんなご心配をおかけするくらいなら加えておいてもよかったですね。
Posted by 7月の魚7月の魚 at 2012年06月22日 02:23
レスありがとうございます。早くてビックリw
こんなにご丁寧にご回答頂けると思ってなかったので、
逆に申し訳ない気持ちにorz

やはり一月分全てを検討するのは大変ですもんね…、
軽はずみなコメント、重ね重ね申し訳ないです、
limeは今作やけにキャスティング頑張ったなーと思ったもので…。
思えば処女作『ノストラダムスに聞いてみろ』もなかなかに
豪華なメンバーで一定の評価を得ていたとは思うんですが、
とにかく2作目『Maximum Magic』が酷かったですね。
2年ぶりの新作があれではユーザー離れも当然かと思います。割愛もやむなし、ですかね…。

長々と偉そうにに語ってしまいましたが
ゲーム予想、毎月楽しみに読ませてもらっています。
これからもお体に障りない程度に続けて頂ければと思います。
長文失礼しました。
Posted by ゆーすけ at 2012年06月23日 00:04
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