2012年12月09日
12月の発売予定表から
今年もいよいよ最終レース。有力馬(ゲーム)の1頭が出走回避(延期)しラストを飾るレースとしては若干寂しいメンバーとなった気がしますが、それでも年末の照準を合わせて参戦する馬が多く予想は超難解。最後くらいきっちり当たり馬券を掴みたいと思っていますが、懐事情の寂しい中どれだけ点数を広げられるか難しいところです。。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
あっぱれ!天下御免[祭] 恋と嵐は大江戸の華(BaseSon)
大惨敗に終わったあっぱれ! 天下御免の直仔(FD)。まさか後継が出るとは思わなかったが、父が良血で厩舎(ブランド)が相当資金を投入していたため、競走成績に関わらず種牡馬デビューさせたというのが真相か。父の成績が成績だけに期待できる要素はほとんどなく、新キャラの投入が功を奏すとも思えない。馬体のボリュームはあったとしても時代劇のツボを心得ていないことが露呈したトレーナー(ライター)の起用が変わらずではとても買えない。
期待度 ★☆
お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。(MinkEGO)
最近流行血統(設定)となっているNTR系だが、妹ものというのは少し珍しい。騎手のティータ・Jは記者が秘かに注目していて、Minkの新厩舎(ブランド)のデビュー馬に起用されたことは嬉しい。ただトレーナーの実績はやや頼りなく、Mink自体過去の勢いを失くしているだけに大駆けとなると難しいかもしれない。それに冷静になって考えれば妹とNTRのニックス自体現実例が多くてあまり相性がいいとも思えない。騎手に魅力はあってもここは見送りが賢明かも。
期待度 ★★☆
俺と5人の嫁さんがラブラブなのは、未来からきた赤ちゃんのおかげに違いない!?(onomatope*)
相変わらず検討していて悩ましくなってくる血統(設定)を走らせてくる厩舎である。今回も他厩舎にはない意欲的な調教(シナリオ)で目を見張るが、それを生かせないのがトレーナーの紫苑憧朋香でいつも内容は激薄。確かに今後の走りは気になるが毎回これだけ期待を裏切られてはまともに取り合えないのが正直なところ。ヒロインは相変わらず可愛いが、ハーレム展開前提の血統で各ヒロインエンドが上手く纏められるか不安。実績どおり順当に見送りで。
期待度 ★☆
彼女と俺と恋人と。(PULLTOP LATTE)
これまでの厩舎メンバーがほとんど抜けPULLTOPの毛色をほとんど感じさせなくなった。トレーナーの実績は今ひとつだし騎手から何か戯画の臭いを感じさせるのが不安だが、頼りは北川晴が調教を統括していること。追い切りの評判は今ひとつでそれがメインヒロインにあるのは事実だが、それを補佐するように他のヒロインが魅力的に映るので記者的にはそれほど気にしていない。もしかするとわざとメインヒロインをウザく描写してプレイヤーをサブヒロインに浮気したくさせるという高等戦術を採っているのかもしれない。ただHシーンにまでメインヒロインが登場するとなるとやや問題で、恋人との甘い生活を描くというコンセプトとは相容れない気がして評価を落としてみた。
期待度 ★★☆
〇ガンナイトガール(きゃんでぃそふと)
最近ようやく巻き返しの気配がしてきたきゃんでぃそふとの最新馬。前走はトレーナーが尾之上咲太ということで度外視。今回姉、ちゃんとしようよっ!に新たな息吹を与えたかずきふみがトレーナーということで巻き返しの態勢は整った。トレーナーが最初から馬を仕上げるのは初めてということで不安はあったが、追い切り(体験版)の評判はなかなかのもの。想像していたより血統に重厚さがあり走りもしっかりしている。すめらぎ琥珀の腕達者ぶりが健在なのも心強い。過去走がそうだったように主人公が足を引っ張る可能性はあるが、勝ち負けを争う力は十二分に持っている筈。
期待度 ★★★★
キスベル(戯画)
最近走る馬を立て続けに送り出している森崎亮人とはるまで、くるる。の印象が鮮やかな渡辺遼一という組み合わせは面白いが、どちらも癖の強いトレーナーだけに上手く混ざり合うかどうか不安はある。ましてここ最近出走馬が振るわない戯画厩舎となると尚更だが追い切りの評判は意外に悪くない。といっても腕利きトレーナーだけに追い切りで不調を見せるようなヘマはないだろうから真価が分かるのはこれから。一見普通の学園ものと思わせて実は・・・というような大化けに期待したいところだが、これまでの戯画の成績から考えるとそこまで高望みは出来ないかもしれない。
期待度 ★★★
キミへ贈る、ソラの花(Cabbit)
デビュー走の翠の海が予想以上の走りで注目されたCabbitの2戦目。本家のSkyFishの不振を払拭させる走りを今回も期待したいところだが、追い切りの動きはやや期待外れ。ヒロインの魅力はまずまずで萌えゲーとして見れば悪くないが、デビュー戦のような意欲に欠ける気がしてならない。不思議系の血統だが直線(ラスト)できっちり纏めてくれそうな雰囲気に乏しく今回は評価を下げてみたい。
期待度 ★★
ケイオスラビリンス(でぼの巣製作所)
最終レース(年末)は時間があることもあってゲーム性重視の馬が買われることも多い。そう考えるとこの馬にもチャンスがあると思いたいが、でぼの巣製作所の成績はというと最近不振続きで看板血統の神楽系でも上位に食い込めていない。それにもともとこの厩舎は長丁場(ヤリコミ要素)に強いわけでなくその部分に期待すると肩透かしとなってしまう。ただダンジョンに潜ってモンスターヒロインとHという展開は古典的ながら惹かれるものがあるしベテラン騎手も健在。といってもトレーナーがF&C出身のうらわではやはり厳しいか。
期待度 ★★
恋剣乙女(eufonie)
etudeの姉妹厩舎といっていいeufonieだが名手木場智士を擁しても惨敗続き。今回サーカス出身の立羽を鞍上に迎え闘うヒロインもので勝負するが、恋する乙女と守護の楯以降まったく馬が走っていない長谷川藍がトレーナーでは厳しい。このトレーナーは血統の料理法が下手なだけにまともなヒロインバトルものにはとても期待できないし実際追い切りの動きを見ても散々な評価。騎手・ラシックス(声優)の力だけではとても戦えないだろう。
期待度 ★☆
▲黄雷のガクトゥーン(ライアーソフト)
もはや厩舎の看板血統といっていいスチームバンク系の最新馬。騎手は相変わらず無名ながら、馬と手が合いそうな雰囲気。前走で集大成というべきこの系統の直仔(FD)を出走させたということもあって、今回新たに再出発したような意気込みを感じさせるのは心強い。これなら代を経ることで活力を失くす(マンネリ)の心配は杞憂に終わりそう。能力を考えれば上位人気馬に匹敵する力はありそうであっさり勝たれても不思議はない。
期待度 ★★★★
Justy×Nasty 魔王はじめました(Whirpool)
てんまそ鞍上ではまずまず堅実な成績を残しているWhirpool厩舎だが、水鏡みすずが手綱を握ると惨敗ばかりというのがこれまでのパターンで信頼に欠けるのは否めない。今回トレーナーとして起用された木村ころやも夢見師等でソコソコの結果を出しているが最近の成績は今一つ。今回この厩舎得意のファンタジー系にトレーナーの持ち味であるドタバタコメディーをニックスさせてくるが当るかどうかとなると微妙な感じ。実績から考えても入着が精一杯といったところか。
期待度 ★★☆
水月 弐 追憶(F&C)
過去の名馬(作)の直仔(続編)を同スタッフが手掛けるならともかく、騎手&トレーナーまでそっくり入れ替わるとなると全くの別系統といってよくて結局過去の名馬の名を汚すといったケースがほとんど。唯一の例外といっていいのが片桐雛太騎手のデビューを飾ったONE2 ~永遠の約束~だがそれでも成績はかなり劣る。今回は海外(コンシューマー)で走った馬の移植で、内容についてはソコソコのものはありそうだが、それでも過去の名馬の名を冠したにしては・・・という評価に落ち着いているだけに勝ち負けまでの期待は難しい。最近の厩舎の衰退ぶりを考えると入着あれば上出来だろう。
期待度 ★★
好きで好きでたまらない(ALL-TiME)
佐倉りお&須永成人が再びコンビを組んで妹ものに挑む。前走は妹重視という割には背徳感に欠けた中途半端さが否めない内容に終わっただけに今回どこまで巻き返せるかがカギ。お台もそう高くない(ミドルプライス)だけに義妹ヒロイン2人に絞った内容になりそうなのは心強いが、追い切りを見る限り背徳感についてはさっぱりでどちらかというとコメディ寄りの走法。最近須永成人のこの戦法は通用していなくて、ここでも正直期待薄だろう。
期待度 ★★
戦極姫4 争覇百計、花守る誓い(げーせん18)
予定から1週伸ばしての出走でこの厩舎に憑き物の脚元不安(バグ)は解消されていると思いたいところだが、1週くらいではほとんど変わりないというのが実際のところか。代を経るにつれ少しずつ時計を詰めているのは確かでソロソロ馬券圏内に突入してもおかしくないが、それには調教(シナリオ)の強化も必要。今回攻略ルート数を減らしているだけにその点で不満が出ると、お台(値段)がやや張るだけにファンの不満が溜まりそう。
期待度 ★★☆
△対魔忍アサギ 3(AnimeLilith)
安馬で戦うことがほとんどのAnimeLilithが今回高馬(フルプライス)で挑むとあって、これまでの主戦騎手カガミの他に葵渚を起用と厩舎の本気さが窺い知れる布陣。父たちを担当したトレーナーは替わったが監獄戦艦2の好走歴があるそのだまさきの起用は逆に好材料。後は高馬に相応しいアニメのクオリティが保たれているかどうかだが、これは正直未知数な部分が多い。それでもヒロインの数から一定の馬体(ヴォリューム)は保たれているはず。メンバー的に抜き系の強力馬が不在で展開に恵まれそうな雰囲気もあり一角崩しも可能と見る。
期待度 ★★★☆
△黄昏の先にのぼる明日(あっぷりけ)
あかべぇ系厩舎の中では一番信頼性のあるあっぷりけから初の直仔(FD)が出走。馬名(タイトル)から最新馬の黄昏のシンセミア一本に絞った走りかと思いきや、これまで走った3頭のアフターとミニゲーム(麻雀)が主体とのこと。あかべぇ系の直仔は余り信用できないところがあるだけに戦法がここまで雑多なものとなると、いかに安定感あるあっぷりけ厩舎とはいえ買い被れないかもしれない。人気になりそうなだけに思い切って消してみる手もありそうだ。
期待度 ★★★
ディバインハート カレン 姦墜洗脳の罠(Portion)
これまで姉妹(外伝)を安馬(ロープライス)で走らせてきたディバインハート マキナと同系。毎回トレーナーを代えて挑んでいるだけに、複数トレーナーも瑕にはならないだろう。ただ姉妹に乗った騎手が椎咲雛樹や黒石りんごら凌辱系では名の通ったメンバーだっただけに、今回はやや手薄に感じてしまう。シチュ重視な走法なだけに気にしすぎかもしれないが、馬券圏内まで食い込むにはやや物足りない。相当展開に恵まれないと厳しいか。
期待度 ★★☆
隣りのぷ~さん(たぬきそふと)
厩舎開業以来幼馬(ロリ)の出走一筋のたぬきそふとだが、競馬界を流れる情勢に振り回されてか前走はややおとなしめの気性の馬だった。それに対し今回は思わず頭を抱えてしまうような清々しい幼馬血統。ヒロインの可愛さは問題なくその筋のファンならそれだけで満足といったところだが、気になるのは主人公の設定。厩舎デビュー馬の姪少女に匹敵するダメ人間さを曝け出していては大減点。もちろん主人公がダメでないと成立しない馬ではあるが、これでは狙いを下げざるを得ない。
期待度 ★★★
◎夏空のペルセウス(minori)
久しぶりの出走となるminori厩舎だが追い切りの過程でトラブルを起こすなど正直不安を感じていた。ただその追い切りを見る限りこれまでの長所は失っておらず充分勝負できそうな気配。久々に主戦として起用される庄名泉石だがminoriの馬とは手が合うし、脇を固める新人騎手も悪くない。厩舎サイドの運営がやや不透明で馬体のボリュームに不安があるのは否めないが、トレーナーの実績から走り(シナリオ)自体は信用できる。メンバー的に絶対とはいえないまでもここは本命に推してみたい。
期待度 ★★★★
ヒメゴト・マスカレイド(Escude)
最近フリーの有力騎手に依頼を出すことが多くなったエスクードだが、前走のねこにゃんに続いて今回はみけおうの起用とファンを驚かせてくれている。血統は選択肢によってHシーンやエンドが変わるというやや古風なもの。追い切りの評判はイマイチだがそのあたりはゲーム性重視なので割り引くとしても、調教によるパラメータ管理ものはこれまで多数の馬が走っているが最近走った印象が少ない。Hシーンに力を入れていて騎手のみけおうの起用は当たりそうだが、ゲーム性に重心を移すと抜きの性能が悪くなるといういたちごっこ。トレーナーの実績も頼りなくここは見送りで。
期待度 ★★☆
百機夜行(G.J?)
佐野俊英の腕頼みで最近はトレーナー不在のまま調教を放棄したとしか思えない馬を出走させてきたG.J?厩舎。どうせトレーナーがまともでないのだからゲーム性重視の馬で勝負という戦法は面白く、リアルタイムSLGのデキ次第では意外な好走もあり得るかもしれない。ただ厩舎スタッフにどれだけこういった血統に心得のある人材が揃っているかは不鮮明だし、SLG部分が冗長だと騎手の魅力が減退してしまう危険性もある。このあたりの調教のコツは出走させながら覚えていくもので初戦から勝負できる仕上がりかというと難しそう。それでもこれまでのG.J?の馬の中では一番能力はありそうだが・・・
期待度 ★★☆
ミライセカイのプラネッタ(りぷる)
これまで鳴りを潜めていたりぷる厩舎が久々の出走。といっても主戦騎手のあかつきまおから天鬼とうりに替わり幼馬主体の戦法から変わってきそう。取材では走法(シナリオ)にも力を入れてくる雰囲気だが、追い切りが公開されておらずそのあたりは不鮮明。ただトレーナーが新人では走法重視といってもどこまで頑張れるかは未知数だし、血統もそれほど魅力を感じさせないのも確か。厩舎活動も不活発で出走取消の可能性も大きそうだし、例え出走したとしても臨戦過程から入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
最終レースだけあって頭数も揃い難解な一戦となった。厩舎の実績を買って夏空のペルセウス(minori)を本命に推すが、追い切りでトラブルのあった影響が足を引っ張る可能性も。不気味なのが追い切りで評価を高めたガンナイトガール(きゃんでぃそふと)。この厩舎らしくない血統だが秘めた能力は相当なもの。逆転の可能性は充分。この厩舎お馴染みの母系である黄雷のガクトゥーン(ライアーソフト)も実績どおりなら当然上位を賑わせそうだし、厩舎の気合を感じる対魔忍アサギ 3(AnimeLilith)も動画を武器に圏内を窺う。他では過去厩舎で好走例多い黄昏の先にのぼる明日(あっぷりけ)も食い込む可能性はありどこからでも狙えそうなムードだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
あっぱれ!天下御免[祭] 恋と嵐は大江戸の華(BaseSon)
大惨敗に終わったあっぱれ! 天下御免の直仔(FD)。まさか後継が出るとは思わなかったが、父が良血で厩舎(ブランド)が相当資金を投入していたため、競走成績に関わらず種牡馬デビューさせたというのが真相か。父の成績が成績だけに期待できる要素はほとんどなく、新キャラの投入が功を奏すとも思えない。馬体のボリュームはあったとしても時代劇のツボを心得ていないことが露呈したトレーナー(ライター)の起用が変わらずではとても買えない。
期待度 ★☆
お兄ちゃんにはぜったい言えないたいせつなこと。(MinkEGO)
最近流行血統(設定)となっているNTR系だが、妹ものというのは少し珍しい。騎手のティータ・Jは記者が秘かに注目していて、Minkの新厩舎(ブランド)のデビュー馬に起用されたことは嬉しい。ただトレーナーの実績はやや頼りなく、Mink自体過去の勢いを失くしているだけに大駆けとなると難しいかもしれない。それに冷静になって考えれば妹とNTRのニックス自体現実例が多くてあまり相性がいいとも思えない。騎手に魅力はあってもここは見送りが賢明かも。
期待度 ★★☆
俺と5人の嫁さんがラブラブなのは、未来からきた赤ちゃんのおかげに違いない!?(onomatope*)
相変わらず検討していて悩ましくなってくる血統(設定)を走らせてくる厩舎である。今回も他厩舎にはない意欲的な調教(シナリオ)で目を見張るが、それを生かせないのがトレーナーの紫苑憧朋香でいつも内容は激薄。確かに今後の走りは気になるが毎回これだけ期待を裏切られてはまともに取り合えないのが正直なところ。ヒロインは相変わらず可愛いが、ハーレム展開前提の血統で各ヒロインエンドが上手く纏められるか不安。実績どおり順当に見送りで。
期待度 ★☆
彼女と俺と恋人と。(PULLTOP LATTE)
これまでの厩舎メンバーがほとんど抜けPULLTOPの毛色をほとんど感じさせなくなった。トレーナーの実績は今ひとつだし騎手から何か戯画の臭いを感じさせるのが不安だが、頼りは北川晴が調教を統括していること。追い切りの評判は今ひとつでそれがメインヒロインにあるのは事実だが、それを補佐するように他のヒロインが魅力的に映るので記者的にはそれほど気にしていない。もしかするとわざとメインヒロインをウザく描写してプレイヤーをサブヒロインに浮気したくさせるという高等戦術を採っているのかもしれない。ただHシーンにまでメインヒロインが登場するとなるとやや問題で、恋人との甘い生活を描くというコンセプトとは相容れない気がして評価を落としてみた。
期待度 ★★☆
〇ガンナイトガール(きゃんでぃそふと)
最近ようやく巻き返しの気配がしてきたきゃんでぃそふとの最新馬。前走はトレーナーが尾之上咲太ということで度外視。今回姉、ちゃんとしようよっ!に新たな息吹を与えたかずきふみがトレーナーということで巻き返しの態勢は整った。トレーナーが最初から馬を仕上げるのは初めてということで不安はあったが、追い切り(体験版)の評判はなかなかのもの。想像していたより血統に重厚さがあり走りもしっかりしている。すめらぎ琥珀の腕達者ぶりが健在なのも心強い。過去走がそうだったように主人公が足を引っ張る可能性はあるが、勝ち負けを争う力は十二分に持っている筈。
期待度 ★★★★
キスベル(戯画)
最近走る馬を立て続けに送り出している森崎亮人とはるまで、くるる。の印象が鮮やかな渡辺遼一という組み合わせは面白いが、どちらも癖の強いトレーナーだけに上手く混ざり合うかどうか不安はある。ましてここ最近出走馬が振るわない戯画厩舎となると尚更だが追い切りの評判は意外に悪くない。といっても腕利きトレーナーだけに追い切りで不調を見せるようなヘマはないだろうから真価が分かるのはこれから。一見普通の学園ものと思わせて実は・・・というような大化けに期待したいところだが、これまでの戯画の成績から考えるとそこまで高望みは出来ないかもしれない。
期待度 ★★★
キミへ贈る、ソラの花(Cabbit)
デビュー走の翠の海が予想以上の走りで注目されたCabbitの2戦目。本家のSkyFishの不振を払拭させる走りを今回も期待したいところだが、追い切りの動きはやや期待外れ。ヒロインの魅力はまずまずで萌えゲーとして見れば悪くないが、デビュー戦のような意欲に欠ける気がしてならない。不思議系の血統だが直線(ラスト)できっちり纏めてくれそうな雰囲気に乏しく今回は評価を下げてみたい。
期待度 ★★
ケイオスラビリンス(でぼの巣製作所)
最終レース(年末)は時間があることもあってゲーム性重視の馬が買われることも多い。そう考えるとこの馬にもチャンスがあると思いたいが、でぼの巣製作所の成績はというと最近不振続きで看板血統の神楽系でも上位に食い込めていない。それにもともとこの厩舎は長丁場(ヤリコミ要素)に強いわけでなくその部分に期待すると肩透かしとなってしまう。ただダンジョンに潜ってモンスターヒロインとHという展開は古典的ながら惹かれるものがあるしベテラン騎手も健在。といってもトレーナーがF&C出身のうらわではやはり厳しいか。
期待度 ★★
恋剣乙女(eufonie)
etudeの姉妹厩舎といっていいeufonieだが名手木場智士を擁しても惨敗続き。今回サーカス出身の立羽を鞍上に迎え闘うヒロインもので勝負するが、恋する乙女と守護の楯以降まったく馬が走っていない長谷川藍がトレーナーでは厳しい。このトレーナーは血統の料理法が下手なだけにまともなヒロインバトルものにはとても期待できないし実際追い切りの動きを見ても散々な評価。騎手・ラシックス(声優)の力だけではとても戦えないだろう。
期待度 ★☆
▲黄雷のガクトゥーン(ライアーソフト)
もはや厩舎の看板血統といっていいスチームバンク系の最新馬。騎手は相変わらず無名ながら、馬と手が合いそうな雰囲気。前走で集大成というべきこの系統の直仔(FD)を出走させたということもあって、今回新たに再出発したような意気込みを感じさせるのは心強い。これなら代を経ることで活力を失くす(マンネリ)の心配は杞憂に終わりそう。能力を考えれば上位人気馬に匹敵する力はありそうであっさり勝たれても不思議はない。
期待度 ★★★★
Justy×Nasty 魔王はじめました(Whirpool)
てんまそ鞍上ではまずまず堅実な成績を残しているWhirpool厩舎だが、水鏡みすずが手綱を握ると惨敗ばかりというのがこれまでのパターンで信頼に欠けるのは否めない。今回トレーナーとして起用された木村ころやも夢見師等でソコソコの結果を出しているが最近の成績は今一つ。今回この厩舎得意のファンタジー系にトレーナーの持ち味であるドタバタコメディーをニックスさせてくるが当るかどうかとなると微妙な感じ。実績から考えても入着が精一杯といったところか。
期待度 ★★☆
水月 弐 追憶(F&C)
過去の名馬(作)の直仔(続編)を同スタッフが手掛けるならともかく、騎手&トレーナーまでそっくり入れ替わるとなると全くの別系統といってよくて結局過去の名馬の名を汚すといったケースがほとんど。唯一の例外といっていいのが片桐雛太騎手のデビューを飾ったONE2 ~永遠の約束~だがそれでも成績はかなり劣る。今回は海外(コンシューマー)で走った馬の移植で、内容についてはソコソコのものはありそうだが、それでも過去の名馬の名を冠したにしては・・・という評価に落ち着いているだけに勝ち負けまでの期待は難しい。最近の厩舎の衰退ぶりを考えると入着あれば上出来だろう。
期待度 ★★
好きで好きでたまらない(ALL-TiME)
佐倉りお&須永成人が再びコンビを組んで妹ものに挑む。前走は妹重視という割には背徳感に欠けた中途半端さが否めない内容に終わっただけに今回どこまで巻き返せるかがカギ。お台もそう高くない(ミドルプライス)だけに義妹ヒロイン2人に絞った内容になりそうなのは心強いが、追い切りを見る限り背徳感についてはさっぱりでどちらかというとコメディ寄りの走法。最近須永成人のこの戦法は通用していなくて、ここでも正直期待薄だろう。
期待度 ★★
戦極姫4 争覇百計、花守る誓い(げーせん18)
予定から1週伸ばしての出走でこの厩舎に憑き物の脚元不安(バグ)は解消されていると思いたいところだが、1週くらいではほとんど変わりないというのが実際のところか。代を経るにつれ少しずつ時計を詰めているのは確かでソロソロ馬券圏内に突入してもおかしくないが、それには調教(シナリオ)の強化も必要。今回攻略ルート数を減らしているだけにその点で不満が出ると、お台(値段)がやや張るだけにファンの不満が溜まりそう。
期待度 ★★☆
△対魔忍アサギ 3(AnimeLilith)
安馬で戦うことがほとんどのAnimeLilithが今回高馬(フルプライス)で挑むとあって、これまでの主戦騎手カガミの他に葵渚を起用と厩舎の本気さが窺い知れる布陣。父たちを担当したトレーナーは替わったが監獄戦艦2の好走歴があるそのだまさきの起用は逆に好材料。後は高馬に相応しいアニメのクオリティが保たれているかどうかだが、これは正直未知数な部分が多い。それでもヒロインの数から一定の馬体(ヴォリューム)は保たれているはず。メンバー的に抜き系の強力馬が不在で展開に恵まれそうな雰囲気もあり一角崩しも可能と見る。
期待度 ★★★☆
△黄昏の先にのぼる明日(あっぷりけ)
あかべぇ系厩舎の中では一番信頼性のあるあっぷりけから初の直仔(FD)が出走。馬名(タイトル)から最新馬の黄昏のシンセミア一本に絞った走りかと思いきや、これまで走った3頭のアフターとミニゲーム(麻雀)が主体とのこと。あかべぇ系の直仔は余り信用できないところがあるだけに戦法がここまで雑多なものとなると、いかに安定感あるあっぷりけ厩舎とはいえ買い被れないかもしれない。人気になりそうなだけに思い切って消してみる手もありそうだ。
期待度 ★★★
ディバインハート カレン 姦墜洗脳の罠(Portion)
これまで姉妹(外伝)を安馬(ロープライス)で走らせてきたディバインハート マキナと同系。毎回トレーナーを代えて挑んでいるだけに、複数トレーナーも瑕にはならないだろう。ただ姉妹に乗った騎手が椎咲雛樹や黒石りんごら凌辱系では名の通ったメンバーだっただけに、今回はやや手薄に感じてしまう。シチュ重視な走法なだけに気にしすぎかもしれないが、馬券圏内まで食い込むにはやや物足りない。相当展開に恵まれないと厳しいか。
期待度 ★★☆
隣りのぷ~さん(たぬきそふと)
厩舎開業以来幼馬(ロリ)の出走一筋のたぬきそふとだが、競馬界を流れる情勢に振り回されてか前走はややおとなしめの気性の馬だった。それに対し今回は思わず頭を抱えてしまうような清々しい幼馬血統。ヒロインの可愛さは問題なくその筋のファンならそれだけで満足といったところだが、気になるのは主人公の設定。厩舎デビュー馬の姪少女に匹敵するダメ人間さを曝け出していては大減点。もちろん主人公がダメでないと成立しない馬ではあるが、これでは狙いを下げざるを得ない。
期待度 ★★★
◎夏空のペルセウス(minori)
久しぶりの出走となるminori厩舎だが追い切りの過程でトラブルを起こすなど正直不安を感じていた。ただその追い切りを見る限りこれまでの長所は失っておらず充分勝負できそうな気配。久々に主戦として起用される庄名泉石だがminoriの馬とは手が合うし、脇を固める新人騎手も悪くない。厩舎サイドの運営がやや不透明で馬体のボリュームに不安があるのは否めないが、トレーナーの実績から走り(シナリオ)自体は信用できる。メンバー的に絶対とはいえないまでもここは本命に推してみたい。
期待度 ★★★★
ヒメゴト・マスカレイド(Escude)
最近フリーの有力騎手に依頼を出すことが多くなったエスクードだが、前走のねこにゃんに続いて今回はみけおうの起用とファンを驚かせてくれている。血統は選択肢によってHシーンやエンドが変わるというやや古風なもの。追い切りの評判はイマイチだがそのあたりはゲーム性重視なので割り引くとしても、調教によるパラメータ管理ものはこれまで多数の馬が走っているが最近走った印象が少ない。Hシーンに力を入れていて騎手のみけおうの起用は当たりそうだが、ゲーム性に重心を移すと抜きの性能が悪くなるといういたちごっこ。トレーナーの実績も頼りなくここは見送りで。
期待度 ★★☆
百機夜行(G.J?)
佐野俊英の腕頼みで最近はトレーナー不在のまま調教を放棄したとしか思えない馬を出走させてきたG.J?厩舎。どうせトレーナーがまともでないのだからゲーム性重視の馬で勝負という戦法は面白く、リアルタイムSLGのデキ次第では意外な好走もあり得るかもしれない。ただ厩舎スタッフにどれだけこういった血統に心得のある人材が揃っているかは不鮮明だし、SLG部分が冗長だと騎手の魅力が減退してしまう危険性もある。このあたりの調教のコツは出走させながら覚えていくもので初戦から勝負できる仕上がりかというと難しそう。それでもこれまでのG.J?の馬の中では一番能力はありそうだが・・・
期待度 ★★☆
ミライセカイのプラネッタ(りぷる)
これまで鳴りを潜めていたりぷる厩舎が久々の出走。といっても主戦騎手のあかつきまおから天鬼とうりに替わり幼馬主体の戦法から変わってきそう。取材では走法(シナリオ)にも力を入れてくる雰囲気だが、追い切りが公開されておらずそのあたりは不鮮明。ただトレーナーが新人では走法重視といってもどこまで頑張れるかは未知数だし、血統もそれほど魅力を感じさせないのも確か。厩舎活動も不活発で出走取消の可能性も大きそうだし、例え出走したとしても臨戦過程から入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
最終レースだけあって頭数も揃い難解な一戦となった。厩舎の実績を買って夏空のペルセウス(minori)を本命に推すが、追い切りでトラブルのあった影響が足を引っ張る可能性も。不気味なのが追い切りで評価を高めたガンナイトガール(きゃんでぃそふと)。この厩舎らしくない血統だが秘めた能力は相当なもの。逆転の可能性は充分。この厩舎お馴染みの母系である黄雷のガクトゥーン(ライアーソフト)も実績どおりなら当然上位を賑わせそうだし、厩舎の気合を感じる対魔忍アサギ 3(AnimeLilith)も動画を武器に圏内を窺う。他では過去厩舎で好走例多い黄昏の先にのぼる明日(あっぷりけ)も食い込む可能性はありどこからでも狙えそうなムードだ。
この記事へのトラックバックURL
http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t85402
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません