2013年02月13日

2月の発売予定表から

有力出走予定馬(ソフト)のゲートインが急遽早まったこともあって、あまり検討に費やす時間も無くドタバタ感が拭えない予想となってしまいましたが、幸い出走メンバーはまずまず揃ってレース自体は面白くなりそうな予感。今後出走回避する馬がどの程度出てくるかが問題ですが、想定メンバーがすべて出走してくるようですと競馬ファンには悩ましいことになりそうです。その後、回避(延期)馬がかなり出てしまったのが残念ですが、有力人気馬には期待を裏切らない走りを期待したいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

あい♂まい♀みすと(白濁系)
バカ系にしては前走一瞬見せ場を作った白濁系の最新馬。といっても騎手・トレーナーとも前走から代わってしまい関連性には乏しいだけに、前走の動きをそのまま鵜呑みにはできないだろう。そのトレーナーのぴよみずはらぶKiss!アンカーでTS(性転換)としての経験はあるが、成績自体は芳しくなくどこまで馬を仕上げてくるか不安は大きい。馬の雰囲気だけを見れば軽い学園系のTSコメディのように思えるが、中途半端な凌辱に走ってしまうと失敗に終わってしまいそう。
期待度 ★★

いんぴゅり ~ヒトとアナタとアヤカシと~(Rosebleu)
長年走らせてきた古馬(シリーズ)が引退(完結)し新たな馬で再出発するRosebleu。いかにもトレーナーのあごバリアらしい血統で騎手もまずまず活躍している面子を揃えた。ただ追い切り(体験版)を見た限りは悪くはないものの決め手には欠ける印象。これもこのトレーナーらしいと言えないこともないが、今回メンバーが強力なだけに入着ならともかく馬券圏内となると少々厳しい。ただラシックス(声優)に関しては手堅いところを集めているだけに、萌えを武器に展開が恵まれれば。
期待度 ★★☆

恋の話と(I.D.)
ベテラン龍牙翔を擁しながらデビュー後2戦目だった成績を残せていないI.D.だけに正直期待しづらい。前走と違い本職のトレーナーに調教(シナリオ)を任せただけに若干の上積みはあるだろうが、来夢みんとを始めそのトレーナーの実績は今ひとつ。血統(設定)もスタンダードな恋愛系だが新鮮味が足りず、追い切りの動きも目立つところがない。今回も見送りが妥当なところか。
期待度 ★☆

△木洩れ陽のノスタルジーカ(STREGA)
キャラ箱のおとボクで鳴らしたのり太&嵩夜あやのコンビが厩舎(ブランド)独立してのデビュー戦。注目された血統は学園ものでなく未来世界を舞台にしたSF系。腕利きトレーナーがわざわざデビュー戦で選んだ血統であるし終末少女幻想アリスマチックの経験もあることから期待したいが、追い切りの動きは意気込みさは買えるもののやや硬さが目立った感じ。このトレーナーではお馴染みの薀蓄も、未来世界が舞台ということで用語が頻繁に入りスムーズな走りを阻害している気がしてならない。実績あるトレーナーだけに今後の巻き返しに期待も、人気が被るようなら思い切って消す手も一考。
期待度 ★★★

サド★部! ~S女に虐めヌかれ部♪~(CLOCKUP)
忘れたころに走る馬を出すCLOCKUPでしかも抜き系。この厩舎でヒロイン上位のシチュとなると間違いなくコメディ系だろうし、この厩舎で走った馬の大多数がバカ血統ということで期待したいが、不振に終わった姉にこの夏と同じトレーナー陣では少々厳しいかもしれない。騎手も今回が初騎乗。こういった血統の馬と手が合いそうだし乗り味も悪くなさそうだが、能力以上のものが引き出せるかというとやはり疑問。入着があれば大成功だろう。
期待度 ★★

sisters 夏の最後の日 Ultra Edition(Jellyfish)
いつ出走するかでいつも気をもませるJellyfishの馬だが、今度こそゲートインしそうな雰囲気。父(前作)は馬体が貧弱で期待通りの走りを見せられずファンの失望を買っただけに、今回馬体を充実させるといっても分割と見られかねないだけに、どこまで受け入れられるかが心配。アニメに関してはさすがのクオリティを誇るといっても、ヒロインの数は同じで単にエンド数が増えるだけでは父と同じく入着が精一杯と予想する。
期待度 ★★☆

△星彩のレゾナンス(Yatagarasu)
前走の古色迷宮輪舞曲でファンに驚きを与えたYatagarasuがほぼ半年の間隔で出走。前走と比べるとやや詰めて使ってきていて、どこまで仕上がっているかは気にかかるところ。毎回いろいろな血統を出走させてくる厩舎で今回はアクションに挑戦となるが、前作のファンからするとやや肩透かしに思われるかもしれない。記者的にはこのようなチャレンジャー精神溢れる試みは嫌いではないが、予想する立場としては非常に読みにくい。走り(シナリオ)についての心配は少ないが、肝心のゲーム性で躓くようだと思わぬ惨敗があるかもしれない。ここは押さえまで。
期待度 ★★★

△デデンデン!(One-up)
美麗な馬体(CG)とマニア心くすぐる装具(アイテム)集めとアクションをニックスさせデビュー戦ながら注目を集めている一頭。こうした凝った馬にありがちな大きな脚元(システム)不安(バグ)は追い切り段階では発生してなく、前評判通りなら大駆けも望める勢い。ただ最近のアクション系は少なくとも走りで標準なものを見せないと実戦では厳しい結果を呼ぶことが多い。トレーナーの廣瀬一貴の実績といえば恋愛0キロメートルくらいだが、担当したのが一番評価の低いルートで正直未知数といっても過言でない。雰囲気的に牛乳戦車厩舎の馬と重なる部分が多いが、とすると馬体(ボリューム)不足の点も気になる。初戦から追いかけてみたい雰囲気はあるが、冷静に考えるとこのメンバーで上位に食い込むにはやや足りず押さえまで。
期待度 ★★★

突然怪人兼事務員の俺が魔法少女達を堕とす話(HEAT-SOFT)
蛇ノ道ハ蛇ソフト&脳内彼女系の安馬(低価格)を扱ってきたHEAT-SOFTが珍しく高馬(フルプライス)を出走。騎手は土代昭治やひよひよというベテランを乗せてきたが、記者的には前走の騎手をそのまま起用したほうが良かった気がしてならない。こうした魔法少女凌辱系にしては悪の組織側もしっかり馴致(書き込み)していて好感が持てるが、どこまで力を発揮できるかは未知数。蛇ノ道ハ蛇ソフト系は血統に凝っていても実戦では案外という馬が多かっただけに、バカ系としてどこまで頑張ってくれるかといったところか。
期待度 ★★☆

▲ハピメア(PurpleSoftware)
トレーナーとして最近好績馬を多く送りだしている森崎亮人が手掛けるだけに軽くは扱えないが、その氏でもPurpleでは惨敗に終わっている。またこの厩舎の主戦騎手である月杜尋が跨った馬はすべて着外ということを含めると、いくら追い切りで動いていても買い被れない気がしてならない。ただ過去のこの厩舎にありがちな引き込みの乏しさはなく走りに牽引力があるのは認めるし、またSDにこもわた遙華が絡んでいる馬は入着を外さないというプラスのデータもある。馬体に大物感が漂っているのも魅力で大敗する可能性が大きいのは承知で単穴で狙う。
期待度 ★★★☆

◎パステルチャイム3 バインドシーカー(アリスソフト)
発走前に馬の内容が漏れたという不運(と片付けていいものではないが・・・)に襲われたアリスの最新馬。その後の対応はさすが名門厩舎に相応しいものでファンを感心させたが、手の内が明らかとなった影響が果たしてどうでるかは全くの不鮮明。もしかしたら同情票として表れる可能性も一考したい。さて調教を見る限りこれまでのパステルチャイムと違いSLG風味が強い。ヤリコミ要素がどのくらい強いかだが、この厩舎だけにユニット強化等気を配っているはず。仕上がり不十分のまま出走させたランス・クエストの二の舞は踏まないと見てここは本命に推す。
期待度 ★★★★☆

△プリズム◇リコレクション(クロシェット)
萌えとエロとの両立というと口で言うのは容易いが現実では中々難しい。その難作業を達成している少ない厩舎の一つがクロシェットで前走ではとうとう馬券に絡む力強い走りを見せてくれた。それだけに今回も期待が強く、主戦騎手として御敷仁に負けじと気合の入るしんたろーの騎乗にも注目。ただ追い切りの動きは相変わらず萌えこそ高水準も走りに引き込まれるといった印象はなかった。トレーナーの陣容を見ても直線(終盤)で大きく伸びてくるといった可能性は少ないだろうし、相手も強力どころが揃った。人気にはなっているが今回は印を軽くしてみた。
期待度 ★★★☆

僕が天使になった理由(OVERDRIVE)
熱血や燃えといった印象の強いOVERDRIVEだが、今回出走させてきた馬は音楽系とはやや馬相が違う。トレーナーの那倉怜司はDEARDROPSでなかなかの走りを見せていて信頼感があるが、追い切りを見る限り主人公の性格がこれまでのOVERDRIVEの馬とは異相なだけに正直未知数な部分が多い。音楽と主人公の絡ませ方次第では今後変わり身を見せてくれそうだが、安直な絡ませ方ではこの厩舎に期待するファンのお眼鏡に叶うまい。能力的には高いものを持っていることは間違いないが不安材料が多いだけに思い切って狙いを下げる。
期待度 ★★☆

ポケットに恋をつめて(青空ビスケット)
厩舎デビュー戦ながら他の馬にはない要素を取り入れてなかなか挑戦的。立ち絵が動くという戦法もウィッチズガーデンの二番煎じと云われるが、デビュー戦で挑むという意欲は買いたい。ただ追い切りを見る限り走りがあまりに平凡。序盤で早くも主人公が足を引っ張っているのは不安だし、ヒロインの魅力もやや足りない感。久々に表舞台に登場した感のある騎手のくない瓜の起用は悪くないが、今回は見送りが妥当な線か。
期待度 ★★

みんな捧げちゃう!(ぱれっと)
ぱれっとデビュー当時の主戦騎手ながらすっかり影が薄くなった印象のあるたまひよが久々に新馬に跨る。ただトレーナーが長年コンビを組んできた「ん。」でなく、がのす&たにかわたかみという厩舎的に少々ピンとこない組合せ。それにこの厩舎では本当に久々となる和姦抜き系で正直どんな走りを見せるのか分からない。そして追い切りを見る限り大物感に乏しく、次走の恋がさくころ桜どきへの繋ぎのための出走という気がしないでもない。このメンバーであえて狙うという必然性は感じられないか。
期待度 ★★

モテすぎて修羅場なオレ(プラリネ)
馬名から見る限りヒロインが主人公を取り合うハーレム系の馬だろうが、得てしてこういった血統は優柔不断なダメ主人公となってしまうケースが多い。実際追い切りを見る限りその懸念は当たっていそうで、果たしてこのままプレイヤーに呆れられるような展開になるのか、それとも某著名馬のような終盤の惨劇が待ち構えているかは不鮮明。ただトレーナーの実績から考えると凡庸な展開が待っていそうで、もし例え抜きに徹し3P展開があったとしてもこれまでの厩舎の実績から考えればとても買えない。
期待度 ★☆

ヤバい!復讐・闇サイト(WAFFLE)
復讐ものといっても基本は凌辱系となるわけだが、この系統の成功するカギは主人公が復讐する動機がどこまで強いかということになることが多い。とするとこの馬の弱点は復讐の原因となる主人公の妹であるビジュアルが公開されていないことが痛い。トレーナーのなつみかんさいの戦績は悪くないし最近の厩舎はコンスタントに入着を果たしているが、取材する限りでは単なる攻略ヒロインのアヘ顔で挑むだけの単調な馬という可能性が強い。潜在能力はソコソコも今回に限っては強気にはなれない。
期待度 ★★

〇LOVESICK PUPPIES 僕らは恋するために生まれてきた(COSMIC CUTE)
トレーナーデビューのW.L.O.世界恋愛機構でスマッシュヒットを飛ばした安堂こたつが久々に新馬を登場させてきた。W.L.O.世界恋愛機構の直仔(FD)でミソを付けたが、あかべぇ系列の直仔は走らないということで度外視。追い切りはやや重く感じさせられたが、主人公とヒロインの仲が深まって行くのを丹念に描くトレーナーの特性から終盤大きく巻き返してくれる筈。ラシックスもベテラン・中堅と豪華な布陣。幼馴染ヒロインで強烈にファンを萌えさせてくれたデビュー戦の再現を期待したい。
期待度 ★★★★

ラヴレッシブ(SMILE)
HOOKからまた姉妹厩舎が登場。最近本家以上に存在感のあるSMEEに続きたいところ。そんなデビュー馬は本家のコメディなノリを強調したおバカ血統なよう。このノリを面白さと捉えるかそれとも悪ノリと捉えるかは人それぞれだが、Strawberry Nautsで好評を博したPITの別バージョンかと勘違いさせるツブヤッキーが面白そう。ただヒロインすべてが肉食系という試みは一見面白そうに思えるが、こうした萌え系の馬はヒロインの戦法(属性)の多彩さを軸とするのが基本なだけに、単調な競走に終始するようでは馬群に沈んでしまう可能性は高い。トレーナーの雪仁がどこまでヒロインの可愛さを押し出せるかだがここは見送りが妥当かもしれない。
期待度 ★★☆

Royal Duty / Flush!!(Lime)
本家Navelの脛を齧る存在と化しつつあるLimeの最新馬。今回お台(価格)を下げて中価格帯で挑むようだが、ヒロインの数が減っているし、内容もお台なりの寂しいものになってしまいそうな予感。トレーナーの藤海琢樹も前走の成績を見る限り不振を脱しきれないようだし、萌えか抜きかどちらの戦法で挑むか判断が付かなかった追い切りを見ても不安は倍増。記者は萌え主体で臨むと見ているが、どちらにしても上位を狙うのは絶対的な能力が足りない。
期待度 ★☆

わがままミルクDEしてあげる(アトリエかぐや)
所属人気騎手が次々と抜け、まるでかっての某厩舎のような惨状を思わせるアトリエかぐや。その最後に残ったのが有栖川千里なわけでその腕に懸かるプレッシャーは相当と想像できる。これまで坂上海とコンビを組んできたのが今回独りで手綱を握る影響がどう出るか気にかかっていたが、馬体を見る限りかなり大きそうで一番影響を受けそうなのがエロの部分。ややふわっとした騎乗によりエロさが欠けてしまうと馬群に沈んでしまう可能性は強い。どうやら沈んでいく厩舎を盛り返していくのは厳しそうだ。
期待度 ★☆

(本紙の見解)
ゲートイン直前で回避馬が相次いだがそれでも激戦必至の超難解戦。発走前にミソが付いた印象があるパステルチャイム3 バインドシーカーだが、気配は悪くないだけに「禍福は糾える・・・」の例えどおりに好走に繋がると見る。逆転ならヒロインが魅力のLOVESICK PUPPIES 僕らは恋するために生まれてきた。終盤また怒涛のイチャラブ追い込みが炸裂するか。この厩舎にしては久々に凝った血統のハピメアも能力的には上位を脅かせるし、萌えとエロを高次元で両立させるプリズム◇リコレクションも差はない。前走の大駆けが光る星彩のレゾナンスの再度の一発に、デビュー戦ながら能力高いデデンデン!木洩れ陽のノスタルジーカといったところも資金があれば押さえたい。

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