2013年03月13日

3月の発売予定表から

今年これまでのレースと比べるとやや大物感に欠け一見手薄とも思えるメンバーだが、こんな時こそ意外な大駆けを見せる馬が登場するもの。出走取消(延期)を繰り返した人気馬の直仔がいよいよゲートインするかどうかを含めて、注目されるレースとなりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

淫獄痴漢電車(BLACKRAINBOW)
時に大駆けを見せる黒虹厩舎だが好走例のほとんどはNATORI烏賊が手がけた馬。それに比べもう一人の主戦トレーナー(ライター)である夢野Q作の実績は見劣るだけにやはり割り引きが必要。最近他厩舎とのコラボに躍起で今回はAnimと組んでの痴漢血統に挑むが、果たして熟成の進み目の肥えた痴漢ファンをどこまで満足させられるか。人捜しというミステリー仕立ての走り(シナリオ)は面白く騎手のティータ・Jも魅力だが、長くいい脚が使える(遊べる)という厩舎の思惑どおりにミニADVが当たる可能性は少なそうで見送りが妥当なところ。
期待度 ★★

〇運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶ(WHITESOFT)
前走の猫撫ディストーションで久々にトレーナーとして登場した藤木隻だが、肝心の競走成績は期待通りとは行かなかっただけに今回どこまで巻き返せるかがカギ。ただ今回は一人で調教を担当ということで自分の味が出せるとなれば、もう一度追いかけてみたくなってくる。追い切り(体験版)の動きは意欲的で、少なくとも馬体重(容量)の少なさで苦しむことはなさそう。メインヒロインの魅力がやや不足気味に感じられるのが不満で素質馬を擁しながら開花させられない厩舎の実績に不安があるが、血統(設定)は奥行きがありそうで走りそうな雰囲気は充分。このメンバーならあっさり勝たれても不思議でない。
期待度 ★★★★

おっぱい以外がダメすぎる姉(マリン)
賞金(データ)数は少ないものの、まずまずの走りを見せたデカくてエッチな俺の姉と同系の馬。世間での評判とは裏腹に家ではだらしない姉というコンセプトは定番だが、全員が同脚質(性格)となるとややくどくシチュ的に単調な走りに終始してしまう可能性はある。ただ抜きに関しては前走でも定評があったし、主人公に甘えまくる姉という血統が好みなら満足感は得られるはず。厩舎の実績が実績だけにに全く注目されていないが人気馬が総崩れの展開なら意外な好走も。
期待度 ★★★

褐色巨乳の女戦士・マルグリットの受難!?(ルネ)
凌辱血統なら定番の騎手といえるジェントル佐々木が再びルネ厩舎の最新馬に騎乗。ただ今回は一見凌辱系に思えるが、呪いを受けツンデレから変化という和姦仕立て。そのあたりが走りにどう影響を与えるか心配で、いくら腕利き騎手とはいえどんな手綱捌きを見せてるかは未知数。メインヒロイン以外にもHできるサブキャラは存在するが存在感は薄そうなだけに、好走できるかどうかはメインヒロインの両肩に懸かっているといっても過言でない。ただビジュアル的に惹きつけるものが少なそうでここは強気に推せない。
期待度 ★★

△さくらさくらFESTIVAL!(ハイクオソフト)
長年出走取消を繰り返してきた馬がとうとうゲートインの運びとなった。直仔(FD)というものは父(本編)の記憶がまだ残っているうちに出走させるというのが常道だが、その常識を破る直仔にあるまじき出走間隔は当然成績に影響を与える筈。父の成績はなかなかのものでその時計通り走れば充分上位を狙えそうだが、その勇姿も遠い過去の話となりつつあるだけに苦しいレースとなりそう。ただヒロイン人気を煽ることについては定評ある厩舎。一応連下には押さえておきたい。
期待度 ★★★

祝祭の歌姫 君と紡ぐ明日への歌(MORE)
騎手は中央(商業)初挑戦。トレーナーに至っては地方(同人)での出走戦績がなしという初物尽くしの馬。余りに未知数な部分が多いが、音楽をモチーフにした雰囲気は悪くない。追い切り(体験版)は短いながらミステリー風味を匂わせていて、直線(終盤)まで上手く脚を保てば新馬勝ちも可能かと思わせる。ただ毛色(CG)やラシックス(声優)等を考えると大物感に欠けそうで、いきなり中央で好勝負できるかと問われればやはり厳しそう。大穴で狙ってみる手もあるが、順当に考えれば様子見が妥当か。
期待度 ★★☆

ぜったい遵守☆子作り許可証ぱらだいす!! 嗚呼、素晴らしき孕ま世界(softhouse-seal GRANDEE)
この厩舎のデビューを飾ったぜったい遵守☆強制子作り許可証!!と同系(リメイク)。騎手に熊虎たつみが加わったのは記者的には好材料だが、トレーナーがガラリと変わった上にかなりの多人数。抜き系の馬で走りにこだわりがないことから心配ないとの向きはあるが、元々安馬路線で走ってきた厩舎だけに多人数トレーナーのためまとまりがなくなる恐れがある。シチュもややありきたりでバカ系として突き抜ける感が乏しく今回は入着が精一杯か。
期待度 ★★☆

▲聖エステラ学院の七人の魔女(アストロノーツ)
前走がやや期待ハズレの結果に終わり勢いが削がれた感のあるアストロノーツだが、厩舎デビュー戦で実力のある所を見せたM&M鞍上で巻き返しを狙う。ダーク調の馬は霧谷伯爵家の六姉妹での実績が示すように騎手が一番得意とするタイプで素直に考えれば好勝負は必至。ただ一抹の不安があるとすれば、トレーナーがこういった血統の馬を仕上げた実績がないところ。走りがどうあれ期待の抜きに不足がなければそれなりの時計では駆けてくれそうだが、軸馬として推すにはやや物足りないかも。
期待度 ★★★☆

その花びらにくちづけを アトリエの恋人たち(ゆりんゆりん)
純血百合インブリードという血統が中央では新鮮に映ったのかデビュー戦で意外な好走を見せたゆりんゆりんの最新馬。今回も同血統で挑むだけにその走りが期待されるのは当然だが、各種カップルの色々なエピソードが楽しめたデビュー戦と違って、今回は安馬(低価格)ということもあってカップルは1組。父(本編)で人気があったカップルで後日談としてのエピソードは楽しみだが、安馬路線で挑んでいた地方(同人)時代の成績がさほどでもなかっただけに今回に限っては買い被れないかもしれない。
期待度 ★★★

ちいさな彼女の小夜曲(feng)
青空に見える丘のスマッシュヒットで一躍有力厩舎に躍り出た感のあったfengだが、期待ハズレに終わった前走や出走間隔がかなり開いてしまったことから、すっかり埋もれてしまった印象がある。それだけに今回は期待したいところだが、馬場入り(発表)してからまだ間もないことや、追い切り(更新)本数の少なさから正直出走してくるかどうか疑わしい。もし例え出走してきたとしても多分馬体(容量)は寂しいだろうし、まともなレースになるかどうか不安。検討するだけ無駄に終わりそう。(その後、取消が発表され6月に出走予定)

△とある家族の寝取られ模様 家族哀(POISON)
今流行のNTR系だが彼女(妻)だけでなく家族全員総ネトラレという血統は珍しく新鮮に映る。気がかりはトレーナーの実績が乏しいことだが、長野ヒロユキが指揮(企画)を勤めるとあって抜きに関しての不安は少ない。厩舎サイドのコメント通りNTR系で嫌われるヒロインの即堕ちがなくネトラレ過程が丹念に描かれるならば、NTR系の代表馬として浮上することも夢でない。後は最近全盛期の冴えを無くしているような気がしてならないベテラン安藤智也の腕力がどこまで戻っているかが好走のカギを握る。
期待度 ★★★☆

△向日葵の教会と長い夏休み(枕)
およそ2年ぶりとなる枕の出走。本家のケロQも最近出走馬がないことから厩舎ファンにとっては待望のゲートインといえる。騎手は厩舎が誇る騎手陣に加え人気騎手の高苗京鈴を起用という鉄壁の布陣。ただトレーナーが厩舎所属の藤倉絢一はともかくJ・さいろーと紺野アスタの存在に違和感を感じる。2人とも実績充分だがケロQ&枕厩舎の馬は独特の血統を持つだけに上手く仕上げられるかは未知数だろう。枕の馬は人気に反して実戦で裏切るといった競走が続いているし、今回も人気ほどは信頼できない。上々な雰囲気の追い切りだが直線に入って逸走(超展開)してしまう可能性は強いだけに軸馬として買うのは危険。連の相手として狙いたい。
期待度 ★★★☆

僕らの頭上に星空は廻る(POLARSTAR)
この馬も厩舎デビュー初戦だが、天文部を舞台とした学園系という定番の血統ながら走りそうな雰囲気は感じられる。騎手も新人だが追い切りを見る限りソコソコ乗れそう。ただトレーナーの顔ぶれを見るとccは全くの新人だし騎西ソアラの実績も頼りなく、甘酸っぱい青春感動系を手がけるには心もとない。雰囲気的に萌えはそれほど強くなくて、あくまで青春をメインに推す戦法だけにデビュー戦を飾るには正直厳しい。ここは見送りで。
期待度 ★★

ミライセカイのプラネッタ(りぶる)
りぷる厩舎久々の出走だが当初の予定から大幅に出走が延びてやや気勢が削がれた感がある。騎手があかつきまおから天鬼とうりに替わり幼馬主体の戦法から転換。ラシックスもこの厩舎にしてはかなり豪華で意気込みは感じられる。といってもトレーナーは全くの新人。仮想世界を舞台とした探偵ものという凝った血統をどこまで扱えるかは正直未知数。追い切りの雰囲気はソコソコも、臨戦過程がどうにも信頼感に欠けるだけに強くは推しづらい。
期待度 ★★

モンスター・ハザード(Trois)
Triangleの姉妹厩舎でデビュー戦となったMONSTER PARK2ではいい意味でファンを驚かせた。それだけに今回も期待したいところだが、ヒロインが2人で高馬(フルプライス)でないといっても馬体重の薄さは気になる。肝心のモンスターのヴァリエーションも前走と比べるとやはり寂しくシチュの豊富さも心配。トレーナーの非公表も不安材料で今回は押さえまで。
期待度 ★★☆

◎LOVESICK PUPPIES -僕らは恋するために生まれてきた-(COSMIC CUTE)
先月出走予定を回避した影響がどう出るかだが、脚元不安(バグ)を抱えているわけでないのでさほど心配する必要はなさそう。不安視されるのが道中気の悪い面を見せないかどうかだが、このトレーナーだけに最後はイチャラブに回帰してくれることを期待。少なくとも幼馴染ヒロインだけは期待を裏切らない展開を見せてくれる筈。血統的に散漫となりそうな嫌いはあるが、それを承知で狙ってみる価値は充分あると見る。
期待度 ★★★★

流星☆キセキ ‐Shooting probe‐(ユニゾンシフト)
その知名度ほど走らない織澤あきふみ騎乗の馬で、今回はトレーナーが変わり長谷川藍を起用。騎手得意の幼女(ロリ)主体というわけではなさそうだが、ヒロインの可愛さに関しては及第点以上。ただ最近のトレーナーの実績が振るわず、どこまで馬の能力を引き出せるか不安。追い切り(体験版)も短いところしか追ってなく今後どのような動きをするか不鮮明だし、厩舎の実績を考えても入着が精一杯か。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
本命不在で混沌ムードが漂う。追い切りの動きを買ってLOVESICK PUPPIES -僕らは恋するために生まれてきた-を軸馬に推す。最近売り出し中の桐谷華演じる幼馴染ヒロインとのイチャラブを堪能したい。逆転なら運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶで大物が出ない厩舎の実績は不安も占星術をモチーフとする走りに期待。騎手の実績なら聖エステラ学院の七人の魔女の台頭もありそうで、同じ抜き系のとある家族の寝取られ模様 家族哀の一発大駆けも警戒したい。人気になりそうな向日葵の教会と長い夏休みさくらさくらFESTIVAL!は共に不安材料を抱えていてあくまで押さえでの狙いか。他に印が回らなかった馬も能力的には差がなく悩ましい一戦となりそうだ。

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