2013年04月07日

萌えゲー2題

先日、部屋を占拠していたエロゲーを下取りに出してきました。
仕事が多忙なこともあり中々ショップに行く機会を逃し続けていたため思ったより大量に持ち込むことになってしまったのですが、その余りの数の多さと重さでエロゲーを入れた紙袋が破れかけるは指にヒモが食い込んで痛いはと散々な目に合いました。その上、持ち込んだエロゲーのほとんどは二束三文な買取値という始末。
それでも大5枚ほどにはなりましたし取りあえず新作購入の資金にはなりました。といっても最近はめっきり購入する意欲が衰えていて、それほどたくさん購入する予定はないのですが。

そんなわけで狭い部屋も多少は広くなったのですが、それでもまだエロゲーの入った段ボール箱が幾つも鎮座しているわけで、積みゲー崩しも道半ばといったところ。そのためにも年頭に公約したものからまず・・・ということで手を付けたのがウィッチズガーデン(ういんどみるOasis)です。批評空間の評価を見てもこれまでのういんどみるの作品群では最高といっていい数値を叩きだしているゲームで、良質な萌えゲーが楽しめると期待していたのですが・・・

これがぼくの萌えの琴線にさっぱり響かなかったのですね。

多分これは登場するヒロインが、どちらかというとぼくの苦手とするタイプのヒロインばかりだったことによるものでしょう。これでは折角の革新的技術であるE-moteの魅力も半減で、ヒロインの外面こそ可愛いとは思えても内面まで好きになることはなかった。
といっても例えヒロインが好みのタイプでなかったとしてもシナリオが面白ければ、ヒロインの内面の魅力を感じられたと思うのですね。まあメーカーのこれまでの実績からシナリオに期待していたといえば嘘になるのですが、一人目をクリアした時点では当初の評価が上積みされることはなく・・・これでは今後一気に上がるとも思えない。

というわけで他の萌えゲーも並行してプレイすることにしました。それが大図書館の羊飼い(オーガスト)だったのですが、これがウィッチズガーデンとは全く対照的で驚かされました。というのも登場するヒロインのすべてが魅力的に映ってたまらないのです。
FORTUNE ARTERIAL以前のオーガストのゲームはというと、ぼくの印象では一人くらい好みのヒロインは居るものの全員が魅力的に映るといったことはありませんでした。そのためエロでの評価はともかく全体的な評価を考えるとどうしても高得点を与えることができないでいたのです。それがどのヒロインを攻略するか目移りして悩ましくなってしまうという嬉しい誤算。ぼくは基本的に一番好みのヒロインをラストに残すのが基本なのですが、果たして誰を大トリに残すか迷ってしまったのという次第。
前作の穢翼のユースティアでこれまでの(ぼくの)印象を一変させたオーガストですが、今作の前情報では以前の路線に戻るとの報だったので正直残念に思っていました。それがこの序盤を見る限りオーガストは最早「呉下の阿蒙にあらず」と言って良いでしょう。というよりぼくがオーガストを過小評価していただけだったのかもしれませんけれど・・・

そしてういんどみるもそろそろ「呉下の阿蒙」から卒業してもらいたいところ。E-moteという武器は確かに素晴らしかったのですが、もう少しヒロインの内面的魅力を高めるよう頑張って欲しいというのが序盤をプレイしての感想でした。

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