2013年05月18日

5月の発売予定表から

前評判の高い良血馬(ゲーム)に地方(同人)で活躍した馬。他にも気になる馬が多数出走と今年一番の激戦区となりそうな今回。資金がいくらあっても足りないといったボヤキが出そうですが、何とか当たり馬券を掴みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

あいこみゅ!! IDOL Communication(ひよこソフト)
前走からすっかり抜き系厩舎(ブランド)に変身したひよこソフトの最新馬。手探り状態で戦った前走でもソコソコ見せ場を作っただけに、前進が見込めそうな今回は軽くは扱えない。実際追い切り(体験版)を見る限り、毛ヅヤ(CG)も上向きで騎手(原画家)もかなり手慣れてきた様子。アイドル血統(設定)で過去走った馬がほとんどいないというのは気がかりで、トレーナーの実績が不足しているいうのは不安だがそれなりに戦えそうな予感。ただ入場(ヴォーカル)曲に力を入れるなどアイドル系として売り出す方針の割りにはラシックス(声優)の選定が今一つ。上位を狙うなら榊原ゆいクラスの大物が1名は欲しかったというのが正直なところ。
期待度 ★★★

あかばんず リアルな世界で僕が君にできること(ボンボンカンパニー)
脚元(システム)の弱さや(フラグ)管理の甘さが祟ったデビュー戦の内容からどこまで立て直せるかがカギとなるボンボンカンパニーの2戦目。今回トレーナーが大三元一人となって、デビュー戦で目立った複数トレーナーによる連係の甘さは解消されるかもしれない。ただある程度の時計で走る馬を出す大三元だが本当の名馬をこれまで仕上げたことがないだけに、この強力メンバー相手に真っ向勝負で戦えるかというと厳しそう。血統的にはかなり凝っていて嵌れば好走もあり得そうだが、その確率はかなり低そうだ。
期待度 ★★☆

妹ぱらだいす!2 お兄ちゃんと5人の妹のも~っと!エッチしまくりな毎日(MOONSTONE Cherry)
抜き系厩舎として確固たる地位を築き、いまや本家より知名度が高くなってきたといっても過言でないMOONSTONE Cherry。その最初の成功を収めたのが、妹ぱらだいす!で今回はその直仔(続編)といえる馬のようだが、ヒロイン名を見る限り関連性は薄そうだ。ただそれにしてはヒロインの容姿や性格が同じというのはやや疑問だ。直仔として見るには微妙と感じるし、別の馬として見るのも難しいとなると、どうも虻蜂取らずとなってしまいそうな感が強い。トレーナーとして抜きに強い和泉万夜を起用したのは心強いが、新鮮味に欠ける点や同型馬の存在も気がかりで評価を下げる。
期待度 ★★☆

end sleep(LilacSoft)
ソコソコ内容のある走りを見せながら、マイナー感を拭いきれず本賞金(データ数)が伸びてこないLilacSoftの最新馬。今回は閉鎖空間でのミステリー系というやや手垢の付いた血統だが、言い換えれば一定のファンの票は集めそうで本賞金割れという事態は免れそう。ただ追い切りを見た限りでは本格推理というよりサスペンス的要素が強い。公表されている登場人物の少なさから、犯人がすぐ割れてしまいそうなのも不安材料。これまでの所属馬の戦績から考えると走りの内容は悪くなさそうだが、ヒロイン数からお台と釣り合えるだけのクオリティが保っているか疑問で入着までか。
期待度 ★★☆

△お嬢様はご機嫌ナナメ(ensemble)
前走の大敗はトレーナー(ライター)変更のごたごたから当然といえば当然の結果。ウィル系本体自体がややごたついているように映るのは気になるが、厩舎(ブランド)デビュー戦好走の立役者ともいえる籐太を再びトレーナーに迎える今回は巻き返しの態勢が整ったといえる。もう一人のトレーナーである保住圭がイチャラブ特化の調教が持ち味なだけにシリアスに期待するのは厳しく、お嬢さまヒロインとの萌えが展開されそうな予感。こういった血統でありがちなギャグとしか思えない富豪の生活を描くのでなく、お嬢さまに庶民生活させるという戦法は面白い。騎手も武藤此史一本に絞ったのも好感で、デビュー戦の走りをもう一度というよりそれを上回る走りを期待したい。
期待度 ★★★☆

御伽話は闇の中(ぱらいそ)
大ベテラン騎手さいとうつかさが久々に中央(商業)で騎乗ということで記者が個人的に注目していた四畳半プリンセスがあえなく惨敗。あの結果からまさか2戦目があるとは思わなかったぱらいその最新馬だが、今回は思い切ってガラリと血統を代えてきた。ただ騎手のタイプを考えると耽美系という血統はあまり手が合わなそうに思える。トレーナーの玉沢円・kozakanaといった顔ぶれを考えても、この血統の馬を調教して走るイメージが湧いてこない。単に触手をメインとした抜きに終始してしまう可能性は強く、それではとても勝負にならないだろう。
期待度 ★☆

クオリアフォーダンス(Shelf)
厩舎デビューからこれで3戦目となるが、今ひとつ方向性が定まっていないShelfの最新馬。フル動画系という意欲的な血統であることは認めるが、いかにも旧さの目立つ毛色(原画)で印象は良くない。追い切りもやや重さが目立つ上に、短いところしか追ってなく馬体重(容量)も小さそうなのも不安とマイナス材料に事欠かない。佐藤ひろ美など人気歌姫を揃えるなど入場(ヴォーカル)曲は豪華だが、肝心の馬体がこれではちょっと買えない。
期待度 ★

◎グリザイアの楽園(フロントウィング)
最近の競馬(エロゲー)界を賑わせてきた存在の一つであるグリザイア系も3代(作)目の今回で完結。初代・2代目が好走を続けたためこの馬に対する期待も当然高い。ただ気がかりな点はトレーナーの藤崎竜太が直線(終盤)キッチリまとめるようなタイプでないこと。特にこの血統はこれまで散りばめてきた伏線が多すぎるため、本当に締められるのか心配ではある。それでも1年以上じっくり時間をかけて仕上げてきただけに、無様な競走とは決してならないはず。骨っぽい相手が揃ったがこれまでの実績や能力を考えれば、この馬を中心としてレースが動く筈で骨っぽい相手が揃ったここでも断然の本命だ。
期待度 ★★★★★

恋しよっ?(とりぷる・すれっと)
ここ最近裏方(ディレクター等)に回る事が多かった北川晴が今年に入って再びトレーナー職に戻りつつある。その復帰初戦がこの馬で血統やヒロインの配置がまさしく北川流。追い切りについては賛否両論も記者の見立てではそれほど悪くはなさそうに見える。今回厩舎デビュー初戦というのはやや不安も、催眠遊戯の好走が印象に強いスタッフィングと姉妹厩舎ということでその勢いを駆る可能性も充分。ただ最近の北川晴の仕事ぶりから、直線以降はもう一人のトレーナーであるHatsuに任せてしまっている可能性はあるし、騎手の夏桜も萌え系にしてはややクセがあるタイプ。何となくだが北川晴がPurpleで凡馬を出した時がこういったパターンだった気がしてならないだけにもう一つ買い被れない印象も。
期待度 ★★☆

恋もHもお勉強も、おまかせ!お姉ちゃん部(CandySoft)
最近復活の狼煙を上げ始めたCandySoftの最新馬。マーブルの冠名が付いているのは高馬(フルプライス)からの脱皮を図る意図と見られるが、派生馬(通常版)を多く登場させる厩舎だけに意味はそれほどなさそうでCandySof厩舎からの出走と見て良さそう。これまでと馬の傾向が違う点といえばエロに重点を置いていることだが、その分血統の似ている姉、ちゃんとしようよっと比べて走り(シナリオ)には期待出来なさそう。騎手の熊虎たつみの能力に問題はないはずだが、それにしてはヒロインに惹きつけられる部分が少ないのも痛くここでは消しか。
期待度 ★★

ジーザス13th 喪失われた学園(ザウス)
名門厩舎の一角を占める存在だったザウスも最近の地盤沈下ぶりは寂しい。海外(CS)の名馬久遠の絆を輸入(18禁)したものの、その内容の劣化でファンの失笑を買ったのがいまだ記憶に新しいだけに。この馬に対する期待も低い。期待を持たせた動画(アニメ)も、騎手の力量に問題があるのか不明だがどうも微妙なデキ。かなり壮大さを感じさせる血統だが、現在の厩舎の力を考えるとまとめきれるかというと疑わしい。このメンバー相手ではとても買えない。
期待度 ★☆

執事が姫<あるじ>を選ぶとき(PeasSoft)
厩舎デビュー以来の戦績を見ると黙って消したくなるPeasSoftの馬で、もはや手垢が付きまくっている主人公執事血統では期待値が低くなっても仕方ない。ただ今回は悪名高いトレーナー陣を一新。大ベテランの神野マサキに望月JETのコンビは著名馬SNOWを手掛けた古参競馬ファンには懐かしい名前。ただ追い切りを見る限りやはり走り(シナリオ)にはそれほど期待できそうもなく、マニアックなHシチュを武器にする一本調子の馬のよう。Sお嬢さまとMお嬢さまというヒロインの対比も走りに影響を与えるほどの力はなさそう。このメンバー相手に上位へ食い込めるほどの力があるとはとても思えない。
期待度 ★☆

女装海峡(脳内彼女)
こうした騸馬(男の娘)を扱わせたら他厩舎の追随を許さない脳内彼女からまたまた騸馬一本ものが出走。同系の女装山脈がなかなかの走りを見せただけにその再現を狙う。ただ前走とほぼ同じ血統なだけに新鮮味は乏しい。何か大きな隠し玉があれば変わり身も可能だろうが、安馬だけにそれほど奥行きも広くなさそう。前走のヨメ充が大きく期待を裏切っただけに、大きな期待は禁物か。
期待度 ★★☆

シロガネオトメ(MANATSU_8)
毎レース1頭くらいの登録がある女装主人公系ということでどこまで独自性が出せるかが好走のカギとなるが、W主人公で男っぽい女性主人公と女っぽい男性主人公という血統にはそれほど目新しさは感じない。ただデビュー戦でも女装主人公系で挑んだようにこの血統1本で行くという厩舎の気概は感じられるだけに、男女2人の主人公がヒロインを取り合う展開となれば面白い。ただ追い切りを見た感じではそこまで冒険はなさそうで、3Pシチュへの移行と見るのが無難なところ。デビュー戦の前走がまずまずだっただけに前進を見込みたいところだが今回はいかにも相手が強力。入着はありそうだが馬券に絡むまでの走りを期待となるとやや厳しいか。
期待度 ★★★

△その花びらにくちづけを 天使のあこがれ(ゆりんゆりん)
牝馬同士の恋愛(百合)を専門に扱うゆりんゆりんもようやく軌道に乗ってきた感。馬名を見るとデビュー馬の直仔(続編)に思えるが、騎手・トレーナーを始め血統も変わった完全新馬。ナース候補生と教官の恋愛を題材というのはあまり見当たらない血統で新鮮。専門分野を扱うだけにそういった素養がトレーナーにないとファンを白けさせてしまうことが多々あるが、トレーナーがナース兼業ということで不安は少なそう。これまで騎手のべこの手腕で引っ張ってきた印象が強い厩舎だけに会田孝信への乗り替わりは不安ではあるが、取材した限りは大きなマイナスにはならないと見る。安馬だけに大きな期待は禁物も素質はかなりのもの。相手は強いが穴で思い切って狙ってみる手も。
期待度 ★★★☆

D.C.III R ~ダ・カーポIII アール~ X-rated(サーカス)
昨年出走し海外(TVアニメ)でも実績のあるD.C.最新血統がいよいよ国内(18禁)デビュー。ただToHeart2リトルバスターズといった先達と違ってラシックスがそのまま国内に移行出来なかったというのは大きな痛手。これまでの厩舎の実績を考えると追加の「桜風のアルティメットバトル!」に大きな期待は出来ないし、父(本編)がなかなかの成績だったとはいえそれを額面どおりには受け取れない。この血統には根強いファンが多いだけに人気は集めそうだが、追加のHシーンにどれだけ期待が出来るかを考えるとこの相手では正直厳しいかもしれない。
期待度 ★★★

〇ChuSingura46+1 忠臣蔵46+1(インレ)
地方(同人)で好成績を上げたれいんどっぐの馬が待望の中央(商業)デビュー。地方時代の成績を額面どおり受け取ればここで勝たれても不思議でない。歴史改変ものとなるとトレーナー(ライター)に知識がないとバカ系に陥ってしまうことが多いが、地方時の実績を見るとその懸念はなさそう。日本人の誰もが知っている忠臣蔵を題材にしながら、それでも今後に期待させる追い切りの動きは本物。デビュー戦にしてはまずまずのラシックスを揃えていて、やや経験不足が見える騎手の能力を補って充分お釣りがくる。やや人気が過剰にも見えるがあっさり勝たれても不思議でない実力を秘めていると見た。
期待度 ★★★★☆

月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.(EX-ONE)
別世界(ラノベ)の騎手を起用するという戦術が定番となりつつある厩舎で、今回は高階@聖人を抜擢。デビュー戦のみけおうほど知名度は高くないが、過去実績もありそれなりに期待できそうな雰囲気。ただ追い切りの動きの良さから人気を集めた前走が結局入着が精一杯。その追い切りも今回は冴えず、血統背景はなかなか面白そうに見えるもののそれを生かしきれていない。ラシックスは相変わらず豪華だが正直プラス材料はそれくらいでここは見送りムード。
期待度 ★★

逃避行GAME(Ex-iT)
出走直前のアクシデントで急遽今レースに延期となったが、どうやらこの馬にとってはマイナスに働きそう。メンバーが揃わていなかった前レース(4月)では取消前までソコソコ穴人気を集めていたものの、今回のメンバー相手となると能力的に少々荷が重い。ちょっとの減点材料がそのまま大きく着順に響いてきそうな激戦区だけに、劣化の目立つ騎手が鞍上ではまともに戦えそうにない。血統的に面白そうな気がするがよほど資金が豊富でない限りこの馬まで手が回らない。
期待度 ★★☆

と~めいヘブン! 透明人間になって美少女たちをもみまくりッ!!(Frill)
ビジュアルアーツの抜き系厩舎として異彩を放っているFrillから安馬(低価格)が登場。主戦騎手の恋泉天音が乗らないだけに魅力は半減だが、これまでの凌辱系血統でなくバカ系というのがちょっと目新しい。ただ安馬ということを考慮しても、こういった悪戯系の馬で攻略ヒロインが2人というのはちょっと寂しく、騎手の手腕で補えればよいがいかんせん新人ということもあってそこまでの牽引力はなさそう。ヒロインの設定も定番だが意外性に乏しく、サブの妹が一番良さそうに見えてしまうのも痛い。Hシーンは豊富でお得感はありそうに思えるも、ここで上位に食い込むにはもう少し買える材料が欲しい。
期待度 ★★☆

炎の孕ませ“わんぱく”おっぱいお嬢さま学園(SQUEEZ)
往年の勢いに欠ける成績が続くSQUEEZの最新馬。メイビーアニメとバカのニックスは良好だが、最近の成績を見る限りやや煮詰まってきている現況。今回は「孕ませ」系にしてはヒロインの数を絞ってきたのは納得だが、子供の姿でヒロインにHというシチュばかりというのは正直ニッチすぎる印象。孕ませが単なるイベントとして扱われているのもこの血統の不満点。Hアニメを武器にする同型馬が揃ったのもマイナスでここでは見送りが妥当か。
期待度 ★★

Magical Charming!(Lump of Sugar)
最近どうも不振続きの角砂糖厩舎。主戦の萌木原ふみたけと同格といっていい実力者梱枝りこを再び鞍上に迎えて久々に上位進出を目指す。ただトレーナーが学☆王 と同じしげたと二葉つばさに最近の角砂糖メイントレーナーのてつじん。明るい雰囲気は買えるが言い換えれば特長はそれだけで、走りにはほとんど期待できない。ただその単調な走りを補うべくカードゲーム要素を注入。これが走りにアクセントをもたらせば、意外な好走もあり得るかもしれない。ただ追い切りでそのゲーム性についてどう出るかが掴めず、不確定要素が強い現状でこのメンバー相手となるとやはり強気には推せないか。
期待度 ★★★

△待雪の花 snow drop(nostalabel)
久々にTOPCAT厩舎の馬への騎乗となった手毬花が入着どまり。ベテラン騎手緒方剛志が名パートナーといえる鷹取兵馬と久々にコンビを組むということで期待が大きかっただけにやや寂しい結果だった。今回はトレーナーを八雲意宇に代えて変わり身を狙うが、トレーナーとしての実績は鷹取氏より劣るだけに巻き返しは容易ではなさそう。それでも競馬界の流行からは完全に一線を画していてる走法は逆に新鮮味を感じさせるし、ダークな馬体がこの騎手と手が合うのは確か。このメンバー相手でも嵌れば大駆けもありそうだが、雰囲気倒れで馬群に沈む可能性も大きく取捨選択の難しい馬だ。
期待度 ★★★

ミニパイくれ~ま~(アトリエかぐや)
一昨年から始まった安馬攻勢もここにきて一服。お世辞にも成功したとは言い難い安馬路線だっただけに、ここにきての方針転換は妥当なところ。ただガタガタになった厩舎を立て直すにはまだ時間が掛かりそうな雰囲気。特に今回は騎手の実績が乏しいし、血統的にもどちらかというと安馬向き。次走(来月)以降からまた出走ラッシュが控えているだけに、ここはいわゆる一叩きといった感が強い。
期待度 ★☆

ゆめこい 夢見る魔法少女(Parasol)
主戦騎手のちこたむに頼りきりといっていいParasolの最新馬。今回脇を固めるのが稲垣みいこにひなたももといったところだが、やや幼馬(ロリ)感に欠けるように感じられるのが気がかり。それでも騎手に関しては不安はなく、問題はトレーナーの田中タクヤの方。馬名を見て分かるようにデビュー戦以来の魔法少女系だが当たりがほとんどないこの血統にF&C出身のトレーナーでは、走り(シナリオ)に期待を掛けようとするのが無茶というもの。入着があれば上出来だろうが、そこまで達する可能性も低そうだ。
期待度 ★☆

△らぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!(HARUKAZE)
地方で実績を積んできたはとがトレーナーとして中央に進出して数戦。これまで真価が発揮できているとはいえなかっただけに、同じ戯画系厩舎とはいえ一人で調教する今回は試金石。そんな今回だが追い切りを見る限り地方時代と同じテンションの高めな走りで、トレーナーの得意距離で戦う方針。地方時代コンビを組んでいた騎手も呼び寄せて好評だったコメディ部分も強調。これなら変わり身の可能性は充分ありそうだが、ヒロイン勢のアクが強いだけに追い切り部分では萌え分の不足が激しい。スタート直後のテンションの高い走りが直線まで保てるとはとても思えないだけに、上位進出を狙うなら中終盤以降ヒロイン萌えの援護がどうしても欲しい。
期待度 ★★★☆

▲レミニセンス(てぃ~ぐる)
あかべぇ系の人気トレーナーの一人衣笠彰吾が久々にトレーナーを担当する新馬。暁の護衛で組んだトモセシュンサクと再びコンビを結成したということで期待は高まっている。注目の追い切りは衣笠彰吾らしい風呂敷の広げ方で今後どこまで伸びを見せるか楽しみ。ただスタートは良いが終盤脚がバッタリ止まってしまうのがこのトレーナーの悪いクセ。特に今回は序盤から飛ばした印象が強く、失速する可能性は意外に高そう。潜在能力は高く人気になるのは当然だが、信頼性となると乏しく崩れる可能性もあるということで単穴評価に留めておきたい。
期待度 ★★★★

LO(ロー)あんぐる!!(はむはむそふと)
一見面白そうに見えても実戦に入ると案外というのがこれまでのはむはむソフトの出走馬。今回外見も中身も未成熟という幼馬ファン垂涎ものの血統で挑むが、実戦でどこまで走れるかは未知数。血統的にどう考えても走りに期待できる馬でなく、無垢な幼馬への性教育という一点突破の作戦で挑むが、今回の強力メンバー相手に通用するとも思えない。ただ別世界で挿絵を担当している風瑛なづき・希望つばめ騎手の手腕は文句なし。この騎手二人の豪腕だけで上位に食い込んでしまう可能性は一考。それでも過去の実績から考えると複勝に絡めれば大成功か。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
話題を呼んだ血統もいよいよこれで引退(完結)。そのご祝儀というわけではないがグリザイアの楽園を本命に推す。これまで散りばめてきた伏線がどう収束するのか楽しみだ。逆転なら中央デビュー初戦ながら大駆け気配漂うChuSingura46+1 忠臣蔵46+1。地方時代の実績も充分で格下という雰囲気は全くないだけに不気味だ。終盤脚が上がってしまわないか心配も潜在能力は上位のレミニセンスも一角を崩せる存在。この3頭が一見抜けているように思えるが、曲者も多くそう簡単には収まらないムード。追い切りの評判がいいお嬢様はご機嫌ナナメに、トレーナーが得意とする血統で大駆け狙うらぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!。安馬特有の魅力があるその花びらにくちづけを 天使のあこがれなど穴馬には事欠かず波乱含みのレースだ。

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