2013年06月19日
6月の発売予定表から
高素質馬が揃い好レースが展開された前R(月)に引き続き、今Rもフルゲートを超える多頭数で激戦必至。しかも絶対的人気を集める本命馬不在の超難解戦。どこからでも馬券が買えるだけに購入点(本)数も増えてしまいそうですが、何はともあれ速い時計で争われるレベルの高いレースを今回も期待したいです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
あかばんず リアルな世界で僕が君にできること(ボンボンカンパニー)
前レース出走予定だったが、厩舎の気配から案の定直前出走回避。今回もいまだ追い切り(体験版)が公開されないところを見ると、再度出走回避する可能性は大きい。たとえ出走してきたとしても魅力的な血統(設定)を生かし切れなかったデビュー戦を考えれば、かなりの変わり身を見せないことには上位には食い込めない。複数トレーナー(ライター)を一人に絞ったのは普通ならプラスになるところだが、実績ある七烏未奏や折畑啓助が欠けたのはマイナスに働くと見たほうが良いかもしれない。メンバー的にもここではとても狙えないだろう。
期待度 ★★
いたずら 僕だけの絶対領域(インターハート)
嘗ては痴漢系で鳴らしたインターハートが久々に出走。間隔が開いたのは恐らく姉妹厩舎であるきゃんでぃそふとのごたごたが響いた影響と思える。馬名を見ると過去の馬を彷彿させるが、騎手・トレーナーとも他厩舎で活躍してきた人材を起用するということで、仕切りなおしての再出発と考えた方が良さそう。ただ高馬でないとはいえ痴漢系で攻略ヒロインの数が2人というのは少ない。そもそも痴漢系は天然バカ系と表裏一体の走りとなるのがほとんどだが、そういった天然要素を感じ取れなかっただけにここでは厳しい。トレーナーも経験豊富だが実績は心もとなくここは消しで。
期待度 ★
義妹だからできること、妹じゃないとダメなこと。(Mink EGO)
前走は妹&NTR系というニックスでまずまずの走りを見せたMink EGO。今回も妹系で攻めるようだが相変わらずNTR臭が漂っているのは気がかりだ。こうした隠れNTRはマイナス評価に繋がることが多くて買い被れないのは確か。騎手の能力は高いものがあるし、凌辱出身の騎手だけにエロにも期待できそうなのは強み。それだけに単純に義妹と実妹2人の魅力を押し出す作戦なら上位も狙えそうだが、中盤以降どうやら捻った展開となりそうな予感。それが当たれば躍進もあり得るが、外した場合のことを考えると強気にはなれない。
期待度 ★★☆
乙女は可憐に恋に舞いっ!(KLEIN)
老舗といっても過言でないKLEIN厩舎だが、復帰後の成績があまりに冴えないだけにここでも苦しい。ベテラントレーナーながら見るべき馬をほとんど輩出できなかった渡部好範の影を払拭できたのは良いが、代わるトレーナーの実績も乏しく大きなプラス材料とはいえない。騎手は中央(商業)デビュー2戦目でかなり手慣れてきた印象で、コメディ系の馬とは手が合いそう。追い切りは長いところを追ってなくあまり参考にはならないが、コメディ系と考えればソコソコの動き。それでも変わり身を期待できるほどでもなく、ここ最近の成績を考えると見送りが妥当なところ。
期待度 ★☆
△君と彼女と彼女の恋。(NitroPlus)
最近、海外(全年齢版)にシフトしつつあるニトロプラスが久々の国内出走。海外でも名馬を輩出したようにもはや国内に留まる器でないことは確かだが、間隔は開いても国内で走らせる姿勢は嬉しい。といっても実際の競走となると話は別問題。スマガのコンビである津路参汰&下倉バイオのコンビだが、この馬はスマガとは毛色が全く異なるだけに正直読めない。単なる純愛萌え系の馬をこの厩舎が走らせるとも思えず、実際ヒロインのヤンデレが際立つ血統。強烈なバットのみがウリでは際物馬と成りかねず、どこまで血統に奥行きがあるかが好走の鍵。あっさり勝たれても不思議ないが、大敗も考えられるということで評価をやや落としてみた。
期待度 ★★★☆
逆王道(つるみく)
血統は学園系の王道で普通なら萌え脚質の馬に育てるのが常道だが、この厩舎らしく当然凌辱一本の仕上げ。ただ旧たっち~時代よりハード凌辱を持ち味としているつるみく厩舎だけに、ありがちな学園×凌辱のニックスが成功するかどうかは微妙。追い切りを見る限り何かバカっぽく感じられるが、この味がつるみくのファンに支持されるかというのも疑わしい。今回に限ってはあまり強気には推せない感じ。
期待度 ★★☆
魔導書(グリモワール)の司書(アストロノーツ)
厩舎デビュー直後は旋風を巻き起こしたもののここ2走は案外。特に主戦騎手のM&Mが騎乗しながら連絡みを果たせなかった前走は痛かった。それでも全くの凡走ということはなく堅実に駆けている点は評価したい。今回は厩舎では3番手評価の騎手である丸新が騎乗ということでやや人気を落としているが、デビュー戦と比べれば進化が目立つだけにあながちバカにはできない。問題は走りの方で抜き系&コメディのニックスとはいえ、あまりに多いトレーナーの数が足を引っ張らないか心配。それでも抜きの能力だけで上位に食い込むだけの力はありそう。前崩れで浮上する可能性は一考しておきたい。
期待度 ★★★
幻創のイデア Oratorio Phantasm Historia(3rdEye)
悪い意味での熱い展開が嫌われてこの血統にしてはデビュー戦から今ひとつ波に乗れない3rdEyeの最新馬。今回も追い切りを見る限り、若さ(厨二)が出ている走りでそういった意味では首尾一貫している。今回は主人公2人態勢となるが、これが実戦でどう出るかが大きなポイント。どちらかを善でどちらかを悪にするという単純な走りではなく、2つの異なるエリアにそれぞれ主人公が居るというトレーナーの技術が試される血統。それだけに前走でダメ主人公が足を引っ張ったことと、今回もW主人公の片方がいかにもダメ主人公の臭いを醸しだしていることを考えれば正直狙うには躊躇せざるを得ない。こういったバトル系の馬は能力以上に走るのだが、それでも馬券に絡むのは厳しいか。
期待度 ★★☆
サンタフル☆サマー(Galette)
ヒロインが全員幼馬(ロリ)という潔さでファンの注目を集めている。同じ幼馬で話題となったものべのとトレーナーが同じで、雰囲気重視といった点も似通っている。幼馬を愛でるという点だけ考えれば充分楽しめそうだが、追い切りを見た感じではやや走りが軽すぎるように思えてならない。まさか抜き中心の競走をするとも思えないのである程度内容のある走り(シナリオ)を期待したいところだが、サンタという部分までただのギミックに終わるようだと入着ならともかく勝ち負けとなると難しそう。厩舎デビュー戦ということでここは様子を見たい。
期待度 ★★☆
ずっとすきして たくさんすきして(onomatope*)
デビューから3走したが結果の出ないonomatope*の最新馬。騎手は毎回魅力的な人材を配していて、今回も地方中心に走っていた人物ながら魅力充分。ただトレーナーの紫苑憧朋香の実績を見るとかなり寒い。血統はいつも面白そうに思えるのだが、その潜在能力を発揮させていない現状を鑑みれば今回もそれほど期待できない。イチャラブ中心の走りでラシックス(声優)も揃い萌えだけ考えれば悪くなさそうに思えるが、ここで上位に食い込めるほど今回のメンバーは甘くないだろう。
期待度 ★☆
せんすいぶ!(Escude)
ゲーム性重視の血統を中心に走らせるエスクードの最新馬で、なかなかの成績を収めたあかときっ! -夢こそまされ恋の魔砲-と同配合。しかもこれまで厩舎を支えてきた光姫満太郎を久々に起用と陣営の意気込みが表れる布陣。ただ追い切りの動きを見る限りその意気込みがやや空回りしている印象。育成部分に魅力が少ないのが痛く、脚捌き(テキスト)も固く決定力を欠く印象。主人公の過去の部分から終盤巻き返せれば良いが、どうもそんな展開になりそうもない。ヒロインがまずまず魅力的なのはプラス材料も、純粋な萌え系でないだけにどこまで好走に結び付けられるかは未知数。今回は強気になれない。
期待度 ★★
電車内でなう。(WAFFLE)
WAFFLEのこの血統も今回で3戦目。これまで入着一杯の成績がやっとといったところで大きな期待は禁物だが、騎手にWAFFLEの主戦騎手の1人深泥正を加えて上積みを狙う。今回は痴漢系となるが、ライバルとの痴漢対決などバカ要素満載で老舗厩舎らしく掴みは上々。サブヒロインも含めると攻略キャラも多彩だし、それ以上に濃い敵キャラも魅力で人気以上の能力を秘めていそう。ただその能力が実戦で発揮できないのがこの厩舎の弱みで、巨乳ファンタジー以外に一流馬が育っていないところを見るとこの馬も看板倒れに終わってしまうかもしれない。今回は多頭数なだけにここでは買いづらいか。
期待度 ★★★
DominancE(Empress)
独立以後の成績が必ずしも期待に応えているとは言い切れない聖少女の最新騎乗馬。トレーナーを本職に任せると逆に成績が悪くなるというのが摩訶不思議なところで、実績のある卑影ムラサキを起用した前走でも崩れたところを考えると、新人トレーナーを起用する今回も期待できそうにない。宇宙を舞台にしてのSFという血統は目新しいが、それが生かされる展開になるとはとても思えない。前走の反省から百合主体の戦法から女上位のインモラルへと戻りそうだが、賛否両論のスカトロをどう織り交ぜるかがカギ。抜きに期待できそうなら狙う手はあるが、トレーナーのことを考えると見送りが妥当か。
期待度 ★★☆
どらぺこ! おねだりドラゴンとおっぱい勇者(ALICESOFT)
過去の名馬の名を冠したということで期待の大きかった前走が期待ハズレの結果で、名門厩舎も往年の信頼感に乏しくなっていると感じさせたアリスソフトの最新馬。調教の指揮を執るのがよーいちろー ということでやはり幼馬主体の仕上がりとなりそう。中央(商業)では久々の騎乗となる八重樫南の実力に問題はないが、この厩舎で一番問題となるのはゲーム性部分。前走がその部分で物足りなかっただけに今回は巻き返しに期待したいところ。追い切りを見た感じではさほど悪い印象はないが、ただシナリオ分岐をウリにするといった趣向はやや古く、今後長く遊べるといった点で不安は残る。時期的に大型馬(大作)ではなさそうで大きな期待は禁物か。
期待度 ★★★
◎なつくもゆるる(すみっこ)
騎手&トレーナーを一新した前走で大駆けを見せたすみっこ。まさしく大改革が成功した形で、今回も同じ布陣で挑むだけに期待は大きい。相変わらず下ネタ中心の追い切りでそれ以外目立つところがなかったのはやや不安も、前走も同様の動きながら直線大外一気に伸びきった走りを見せただけに不気味。騎手を笹井さじ一人に絞ったのもヒロインが幼馬中心ということを考えればプラスに働く。メンバーは揃ったがまとまりの良さと末脚の魅力を買って本命に抜擢する。
期待度 ★★★★
ノスフェラトゥのオモチャ☆彡(ICHIGO Fizz)
最近萌え系厩舎が抜き系に転向してまずまず成功するという例が増えているが、Fizzもその波に乗り遅れまいと姉妹厩舎から新馬をデビューさせてきた。これまでほとんど目立った実績がないが、騎手の真木八尋や水月悠は抜き系の馬の騎乗経験が豊富なだけにこの脚質転換は悪くない選択だ。吸血鬼というより何かサキュバス的雰囲気を漂わせるヒロインたちとの萌えエロに期待したいところ。ただシリアスな走りに期待しないといっても、複数トレーナーの誰も実績が心もとないというのは困りもの。多頭数を捌ききれるだけの潜在力はなさそう。
期待度 ★★☆
△花嫁狩凌 絶対快楽の白濁淫毒(CROSSOVER)
一点突破のフェチで実績を築いてきたCROSSOVERにしては、今回はやや馬の傾向が違うだけにどのような走りを見せるかは未知数。それでも凌辱系に乗らせたら天下一品のジェントル佐々木が手綱を握るし、厩舎の最近の実績からある程度の能力は秘めているはず。トレーナーも実績高いだけにヒロイン堕落系で嫌われる即堕ちの心配は少なそう。追い切りの動きもなかなかで最近一流馬が出ていない凌辱系の中では久々に期待できそう。多頭数のレースは心配も、同型に強力馬が居ないだけに一人旅の展開なら前残りも可能。
期待度 ★★★☆
BUNNYBLACK3(ソフトハウスキャラ)
ここ数走の成績を見るとすっかり負けグセが付いた感のあるキャラの中ではソコソコ見せ場を作っていた父(BUNNYBLACK2)から考えれば、3代(走)目となる今回はなお前進を期待したいところ。父から比べるとダンジョン探索だけでなく経営SLG的要素も加えて巻き返しへの意気込みを感じられる。ただここ最近の不振の原因はゲーム部分だけでなく、ヒロインを大事にしていない走りにも問題がある。ほのぼのレイプやハーレム展開も良いが、ヒロインに愛着が湧かないようでは勝ちは望めない。今回はヒロインをユニットとして使えるが、例えばそのヒロインの活躍度合で恋愛関係が進行するような工夫が欲しい。
期待度 ★★★
瞳の烙淫3 双眸の洗脳調教(WitchFlame)
この母系(シリーズ)もこれで3代目。主人公の能力でヒロインを淫乱化させるという血統は今回も不変で、他の男性キャラは一切登場しないという独占凌辱系。洗脳といってもヒロインが即堕ちするため走りが単調となる点は否めない。今回妹キャラが加わり凌辱の中に近親相姦要素を加えた恋愛も加わるが、その分凌辱要素が薄まってしまう可能性もあり一長一短。ヒロインを辱しめるという展開はあまり期待できないとなると、ハード凌辱に期待しているファンには物足りないかもしない。騎手の金目鯛ぴんくの手腕に疑いはないが、入着以上の成績となると厳しそう。
期待度 ★★
▲双子座のパラドクス(コットンソフト)
コメディ・シリアスと一走ごとに戦法を替えるコットンソフトだけに今回はコメディ系の出番と思っていたが、取材する限りどうやら今回もシリアス系。前走の終わる世界とバースデイが大好評だっただけに、その勢いに乗って戦う今回も上位進出どころか勝利まで視野に入れてのシリアス系連闘策か。その厩舎の意気込みどおり追い切りの動きはなかなかのもの。前レースを急遽出走取消した影響がどう出るかが問題だが、人気馬をまとめて負かすならこの馬か。
期待度 ★★★★
△BRAVA!! (Sweet light)
ケモノ娘を中心とした雰囲気は良かったが肝心な走り(シナリオ)が振るわずやや期待ハズレに終わったデビュー戦。今回は本家lightの主戦騎手AKINOKO.を迎えて巻き返しを狙う。評価の高かったかみのゆと同メンバーで挑むだけに変わり身の期待は充分で、追い切りの評価も上々。雰囲気の良さは変わらず演劇をテーマにした馬に凡走例が少ないのも強み。後は直線で他馬を抜き去るだけの脚を残しているかだが、厩舎サイドのコメントを訊く限り期待出来そうな予感。ただの穴馬というには惜しい存在だ。
期待度 ★★★★
プレスタ!(アトリエかぐや)
人気騎手の離脱で一時萌え系路線から撤退していたアトリエかぐやが、再び萌え血統を出走させてきた。といっても復帰のchoco chipはメインでは騎乗せず、zinnoに成瀬守という布陣ではやや話題性に欠ける点は否めない。この厩舎だけに萌えだけでなくエロにも期待したいところだが、これまでエロ色の薄い馬に騎乗していた彼らと手が合うかを考えるとなると疑問は多い。血統も手堅さは感じるが未知の魅力に乏しい感じで、ここでは正直厳しいか。
期待度 ★★
△フレラバ(SMEE)
甘いイチャラブがウリのHOOK系厩舎の中でも特にイチャラブ色が強いSMEE厩舎で、最近の成績を見ると本家より勢いがあるといっても過言でない。といっても成功の要因は単調になりがちな走りにアクセントをもたらす奇人変人揃いのサブキャラの存在。今回もその路線は継続されるようでファンには一安心。ただ若干気がかりはメイントレーナーの早瀬ゆうの他にこれまでSMEEと縁の薄いトレーナーが複数加わっている事。序盤はともかく中盤以降の走りでSMEEの特色である笑いとイチャラブを上手くニックスされていないようだとまさかの凡走も考えられる。それでもヒロインはなかなか魅力的に感じるだけに軽くは扱えず押さえでは買いたい。
期待度 ★★★☆
BERRY's(Sphere)
一時大流行を見せたファミレス系だが最近一流馬はほとんど出現していない。そんな中久々に注目を集めそうな新馬が出走。騎手の面々がF&C出身者が多く、一世風靡した人気馬ピアキャロの再来を思わせる。ただCUFFSの兄弟厩舎で一番結果を出していないのがSphereで、トレーナーも同じ顔ぶれ。豪華騎手の競演を楽しめたと割り切って考えれば悪くない追い切りも、今後の展開を考えると大きな変わり身は期待できそうもない。豪華なラシックスや入場曲(主題歌)などまさしく往年のF&Cを思わせるだけに、競走成績もF&C程度に終わってしまう可能性が大きそう。
期待度 ★★
〇真剣で私に恋しなさい! A-2(みなとそふと)
WINS(ショップ)での発売はなくネット(ダウンロード)専売で挑むマジ恋血統。今回は直仔(マジ恋S)で敵役だった清楚にクッキー4ISと紋白の3人にスポットを当てる。幼馬(ロリ)ファンに絶大な人気を誇る紋白のアフターが存在するだけに、まず好走は間違いないと言いたいところだが、兄(A‐1)がややコスト的に微妙だっただけに他のヒロインのルートも頑張って欲しいところ。代を経てこの血統の熱烈なファン以外が買うことはまず考えにくくなっているが、本賞金(データ数)不足になるまで低迷する恐れはなく前走程度の時計(中央値)で駆けてくれる筈。安定度は随一だけに他馬の走り次第となるが、実績を考えれば上位進出どころか馬群を抜け出してくる可能性は充分可能だ。
期待度 ★★★★
魔法剣姫アークキャリバー 魔族降誕(Triangle)
キャリア的には最古参の部類に入る厩舎だが、ここ最近は変身ヒロイン凌辱系を一本に手がけて良い意味では安定、悪い意味ではマンネリ気味となっているTriangle厩舎。追い切りを見る限り今回もこれまでと同様の血統で、能力はおおよそファンの想像の範疇に収まりそう。変わり身という点に関してはほとんど期待できないが、これまでの持ち時計どおり堅実に駆けてくれることは確か。レース展開に関わることなく、今回も自分のペースでゴール板を駆け抜けてくれることだろう。
期待度 ★☆
△魔物娘の館 彗星館異形録 ~人魚の章~(Vanadis)
モンスター娘との異種姦血統も最近はやや出尽くした印象があったが、前走の聖もんむす学園はモンスター娘と学園系という一見合わなさそうなニックスが当って意外な好走。それだけに新規スタートする今回の母系(シリーズ)も注目度は高い。ヒロインが人魚というのは古典にもあるだけにモンスター娘との恋愛という意味ではやや意外性に乏しい気がするが、その分万人に膾炙しやすいのは確か。安馬だけに潜在力や奥行きには乏しいだろうが、それなりに走れそうな雰囲気。魔物娘は地方(同人)だけでないというところを見せて欲しい。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)
多頭数だが実力的に抜けた馬が見当たらず混戦に輪をかけている。一応前走の勢いを買ってなつくもゆるるを狙うが、クセの強い馬だけに馬群に沈む可能性もある。安定さなら真剣で私に恋しなさい! A-2が上位だが馬体重(ボリューム)が少ないのが悩みどころ。前レースで急遽取消した影響がなければ直線(終盤)の末脚に賭ける双子座のパラドクスの存在も気になる。青春演劇という血統が魅力のBRAVA!! も追い切りが好感触で上位に迫る勢い。一応この4頭がわずかにリードしていると見るが、他にも新たな母系で挑む魔物娘の館 彗星館異形録 ~人魚の章~に笑いと萌えのバランスが良いフレラバも差がなく、人気厩舎の君と彼女と彼女の恋。らも控えるなどどこからでも買えそうなレースだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
あかばんず リアルな世界で僕が君にできること(ボンボンカンパニー)
前レース出走予定だったが、厩舎の気配から案の定直前出走回避。今回もいまだ追い切り(体験版)が公開されないところを見ると、再度出走回避する可能性は大きい。たとえ出走してきたとしても魅力的な血統(設定)を生かし切れなかったデビュー戦を考えれば、かなりの変わり身を見せないことには上位には食い込めない。複数トレーナー(ライター)を一人に絞ったのは普通ならプラスになるところだが、実績ある七烏未奏や折畑啓助が欠けたのはマイナスに働くと見たほうが良いかもしれない。メンバー的にもここではとても狙えないだろう。
期待度 ★★
いたずら 僕だけの絶対領域(インターハート)
嘗ては痴漢系で鳴らしたインターハートが久々に出走。間隔が開いたのは恐らく姉妹厩舎であるきゃんでぃそふとのごたごたが響いた影響と思える。馬名を見ると過去の馬を彷彿させるが、騎手・トレーナーとも他厩舎で活躍してきた人材を起用するということで、仕切りなおしての再出発と考えた方が良さそう。ただ高馬でないとはいえ痴漢系で攻略ヒロインの数が2人というのは少ない。そもそも痴漢系は天然バカ系と表裏一体の走りとなるのがほとんどだが、そういった天然要素を感じ取れなかっただけにここでは厳しい。トレーナーも経験豊富だが実績は心もとなくここは消しで。
期待度 ★
義妹だからできること、妹じゃないとダメなこと。(Mink EGO)
前走は妹&NTR系というニックスでまずまずの走りを見せたMink EGO。今回も妹系で攻めるようだが相変わらずNTR臭が漂っているのは気がかりだ。こうした隠れNTRはマイナス評価に繋がることが多くて買い被れないのは確か。騎手の能力は高いものがあるし、凌辱出身の騎手だけにエロにも期待できそうなのは強み。それだけに単純に義妹と実妹2人の魅力を押し出す作戦なら上位も狙えそうだが、中盤以降どうやら捻った展開となりそうな予感。それが当たれば躍進もあり得るが、外した場合のことを考えると強気にはなれない。
期待度 ★★☆
乙女は可憐に恋に舞いっ!(KLEIN)
老舗といっても過言でないKLEIN厩舎だが、復帰後の成績があまりに冴えないだけにここでも苦しい。ベテラントレーナーながら見るべき馬をほとんど輩出できなかった渡部好範の影を払拭できたのは良いが、代わるトレーナーの実績も乏しく大きなプラス材料とはいえない。騎手は中央(商業)デビュー2戦目でかなり手慣れてきた印象で、コメディ系の馬とは手が合いそう。追い切りは長いところを追ってなくあまり参考にはならないが、コメディ系と考えればソコソコの動き。それでも変わり身を期待できるほどでもなく、ここ最近の成績を考えると見送りが妥当なところ。
期待度 ★☆
△君と彼女と彼女の恋。(NitroPlus)
最近、海外(全年齢版)にシフトしつつあるニトロプラスが久々の国内出走。海外でも名馬を輩出したようにもはや国内に留まる器でないことは確かだが、間隔は開いても国内で走らせる姿勢は嬉しい。といっても実際の競走となると話は別問題。スマガのコンビである津路参汰&下倉バイオのコンビだが、この馬はスマガとは毛色が全く異なるだけに正直読めない。単なる純愛萌え系の馬をこの厩舎が走らせるとも思えず、実際ヒロインのヤンデレが際立つ血統。強烈なバットのみがウリでは際物馬と成りかねず、どこまで血統に奥行きがあるかが好走の鍵。あっさり勝たれても不思議ないが、大敗も考えられるということで評価をやや落としてみた。
期待度 ★★★☆
逆王道(つるみく)
血統は学園系の王道で普通なら萌え脚質の馬に育てるのが常道だが、この厩舎らしく当然凌辱一本の仕上げ。ただ旧たっち~時代よりハード凌辱を持ち味としているつるみく厩舎だけに、ありがちな学園×凌辱のニックスが成功するかどうかは微妙。追い切りを見る限り何かバカっぽく感じられるが、この味がつるみくのファンに支持されるかというのも疑わしい。今回に限ってはあまり強気には推せない感じ。
期待度 ★★☆
魔導書(グリモワール)の司書(アストロノーツ)
厩舎デビュー直後は旋風を巻き起こしたもののここ2走は案外。特に主戦騎手のM&Mが騎乗しながら連絡みを果たせなかった前走は痛かった。それでも全くの凡走ということはなく堅実に駆けている点は評価したい。今回は厩舎では3番手評価の騎手である丸新が騎乗ということでやや人気を落としているが、デビュー戦と比べれば進化が目立つだけにあながちバカにはできない。問題は走りの方で抜き系&コメディのニックスとはいえ、あまりに多いトレーナーの数が足を引っ張らないか心配。それでも抜きの能力だけで上位に食い込むだけの力はありそう。前崩れで浮上する可能性は一考しておきたい。
期待度 ★★★
幻創のイデア Oratorio Phantasm Historia(3rdEye)
悪い意味での熱い展開が嫌われてこの血統にしてはデビュー戦から今ひとつ波に乗れない3rdEyeの最新馬。今回も追い切りを見る限り、若さ(厨二)が出ている走りでそういった意味では首尾一貫している。今回は主人公2人態勢となるが、これが実戦でどう出るかが大きなポイント。どちらかを善でどちらかを悪にするという単純な走りではなく、2つの異なるエリアにそれぞれ主人公が居るというトレーナーの技術が試される血統。それだけに前走でダメ主人公が足を引っ張ったことと、今回もW主人公の片方がいかにもダメ主人公の臭いを醸しだしていることを考えれば正直狙うには躊躇せざるを得ない。こういったバトル系の馬は能力以上に走るのだが、それでも馬券に絡むのは厳しいか。
期待度 ★★☆
サンタフル☆サマー(Galette)
ヒロインが全員幼馬(ロリ)という潔さでファンの注目を集めている。同じ幼馬で話題となったものべのとトレーナーが同じで、雰囲気重視といった点も似通っている。幼馬を愛でるという点だけ考えれば充分楽しめそうだが、追い切りを見た感じではやや走りが軽すぎるように思えてならない。まさか抜き中心の競走をするとも思えないのである程度内容のある走り(シナリオ)を期待したいところだが、サンタという部分までただのギミックに終わるようだと入着ならともかく勝ち負けとなると難しそう。厩舎デビュー戦ということでここは様子を見たい。
期待度 ★★☆
ずっとすきして たくさんすきして(onomatope*)
デビューから3走したが結果の出ないonomatope*の最新馬。騎手は毎回魅力的な人材を配していて、今回も地方中心に走っていた人物ながら魅力充分。ただトレーナーの紫苑憧朋香の実績を見るとかなり寒い。血統はいつも面白そうに思えるのだが、その潜在能力を発揮させていない現状を鑑みれば今回もそれほど期待できない。イチャラブ中心の走りでラシックス(声優)も揃い萌えだけ考えれば悪くなさそうに思えるが、ここで上位に食い込めるほど今回のメンバーは甘くないだろう。
期待度 ★☆
せんすいぶ!(Escude)
ゲーム性重視の血統を中心に走らせるエスクードの最新馬で、なかなかの成績を収めたあかときっ! -夢こそまされ恋の魔砲-と同配合。しかもこれまで厩舎を支えてきた光姫満太郎を久々に起用と陣営の意気込みが表れる布陣。ただ追い切りの動きを見る限りその意気込みがやや空回りしている印象。育成部分に魅力が少ないのが痛く、脚捌き(テキスト)も固く決定力を欠く印象。主人公の過去の部分から終盤巻き返せれば良いが、どうもそんな展開になりそうもない。ヒロインがまずまず魅力的なのはプラス材料も、純粋な萌え系でないだけにどこまで好走に結び付けられるかは未知数。今回は強気になれない。
期待度 ★★
電車内でなう。(WAFFLE)
WAFFLEのこの血統も今回で3戦目。これまで入着一杯の成績がやっとといったところで大きな期待は禁物だが、騎手にWAFFLEの主戦騎手の1人深泥正を加えて上積みを狙う。今回は痴漢系となるが、ライバルとの痴漢対決などバカ要素満載で老舗厩舎らしく掴みは上々。サブヒロインも含めると攻略キャラも多彩だし、それ以上に濃い敵キャラも魅力で人気以上の能力を秘めていそう。ただその能力が実戦で発揮できないのがこの厩舎の弱みで、巨乳ファンタジー以外に一流馬が育っていないところを見るとこの馬も看板倒れに終わってしまうかもしれない。今回は多頭数なだけにここでは買いづらいか。
期待度 ★★★
DominancE(Empress)
独立以後の成績が必ずしも期待に応えているとは言い切れない聖少女の最新騎乗馬。トレーナーを本職に任せると逆に成績が悪くなるというのが摩訶不思議なところで、実績のある卑影ムラサキを起用した前走でも崩れたところを考えると、新人トレーナーを起用する今回も期待できそうにない。宇宙を舞台にしてのSFという血統は目新しいが、それが生かされる展開になるとはとても思えない。前走の反省から百合主体の戦法から女上位のインモラルへと戻りそうだが、賛否両論のスカトロをどう織り交ぜるかがカギ。抜きに期待できそうなら狙う手はあるが、トレーナーのことを考えると見送りが妥当か。
期待度 ★★☆
どらぺこ! おねだりドラゴンとおっぱい勇者(ALICESOFT)
過去の名馬の名を冠したということで期待の大きかった前走が期待ハズレの結果で、名門厩舎も往年の信頼感に乏しくなっていると感じさせたアリスソフトの最新馬。調教の指揮を執るのがよーいちろー ということでやはり幼馬主体の仕上がりとなりそう。中央(商業)では久々の騎乗となる八重樫南の実力に問題はないが、この厩舎で一番問題となるのはゲーム性部分。前走がその部分で物足りなかっただけに今回は巻き返しに期待したいところ。追い切りを見た感じではさほど悪い印象はないが、ただシナリオ分岐をウリにするといった趣向はやや古く、今後長く遊べるといった点で不安は残る。時期的に大型馬(大作)ではなさそうで大きな期待は禁物か。
期待度 ★★★
◎なつくもゆるる(すみっこ)
騎手&トレーナーを一新した前走で大駆けを見せたすみっこ。まさしく大改革が成功した形で、今回も同じ布陣で挑むだけに期待は大きい。相変わらず下ネタ中心の追い切りでそれ以外目立つところがなかったのはやや不安も、前走も同様の動きながら直線大外一気に伸びきった走りを見せただけに不気味。騎手を笹井さじ一人に絞ったのもヒロインが幼馬中心ということを考えればプラスに働く。メンバーは揃ったがまとまりの良さと末脚の魅力を買って本命に抜擢する。
期待度 ★★★★
ノスフェラトゥのオモチャ☆彡(ICHIGO Fizz)
最近萌え系厩舎が抜き系に転向してまずまず成功するという例が増えているが、Fizzもその波に乗り遅れまいと姉妹厩舎から新馬をデビューさせてきた。これまでほとんど目立った実績がないが、騎手の真木八尋や水月悠は抜き系の馬の騎乗経験が豊富なだけにこの脚質転換は悪くない選択だ。吸血鬼というより何かサキュバス的雰囲気を漂わせるヒロインたちとの萌えエロに期待したいところ。ただシリアスな走りに期待しないといっても、複数トレーナーの誰も実績が心もとないというのは困りもの。多頭数を捌ききれるだけの潜在力はなさそう。
期待度 ★★☆
△花嫁狩凌 絶対快楽の白濁淫毒(CROSSOVER)
一点突破のフェチで実績を築いてきたCROSSOVERにしては、今回はやや馬の傾向が違うだけにどのような走りを見せるかは未知数。それでも凌辱系に乗らせたら天下一品のジェントル佐々木が手綱を握るし、厩舎の最近の実績からある程度の能力は秘めているはず。トレーナーも実績高いだけにヒロイン堕落系で嫌われる即堕ちの心配は少なそう。追い切りの動きもなかなかで最近一流馬が出ていない凌辱系の中では久々に期待できそう。多頭数のレースは心配も、同型に強力馬が居ないだけに一人旅の展開なら前残りも可能。
期待度 ★★★☆
BUNNYBLACK3(ソフトハウスキャラ)
ここ数走の成績を見るとすっかり負けグセが付いた感のあるキャラの中ではソコソコ見せ場を作っていた父(BUNNYBLACK2)から考えれば、3代(走)目となる今回はなお前進を期待したいところ。父から比べるとダンジョン探索だけでなく経営SLG的要素も加えて巻き返しへの意気込みを感じられる。ただここ最近の不振の原因はゲーム部分だけでなく、ヒロインを大事にしていない走りにも問題がある。ほのぼのレイプやハーレム展開も良いが、ヒロインに愛着が湧かないようでは勝ちは望めない。今回はヒロインをユニットとして使えるが、例えばそのヒロインの活躍度合で恋愛関係が進行するような工夫が欲しい。
期待度 ★★★
瞳の烙淫3 双眸の洗脳調教(WitchFlame)
この母系(シリーズ)もこれで3代目。主人公の能力でヒロインを淫乱化させるという血統は今回も不変で、他の男性キャラは一切登場しないという独占凌辱系。洗脳といってもヒロインが即堕ちするため走りが単調となる点は否めない。今回妹キャラが加わり凌辱の中に近親相姦要素を加えた恋愛も加わるが、その分凌辱要素が薄まってしまう可能性もあり一長一短。ヒロインを辱しめるという展開はあまり期待できないとなると、ハード凌辱に期待しているファンには物足りないかもしない。騎手の金目鯛ぴんくの手腕に疑いはないが、入着以上の成績となると厳しそう。
期待度 ★★
▲双子座のパラドクス(コットンソフト)
コメディ・シリアスと一走ごとに戦法を替えるコットンソフトだけに今回はコメディ系の出番と思っていたが、取材する限りどうやら今回もシリアス系。前走の終わる世界とバースデイが大好評だっただけに、その勢いに乗って戦う今回も上位進出どころか勝利まで視野に入れてのシリアス系連闘策か。その厩舎の意気込みどおり追い切りの動きはなかなかのもの。前レースを急遽出走取消した影響がどう出るかが問題だが、人気馬をまとめて負かすならこの馬か。
期待度 ★★★★
△BRAVA!! (Sweet light)
ケモノ娘を中心とした雰囲気は良かったが肝心な走り(シナリオ)が振るわずやや期待ハズレに終わったデビュー戦。今回は本家lightの主戦騎手AKINOKO.を迎えて巻き返しを狙う。評価の高かったかみのゆと同メンバーで挑むだけに変わり身の期待は充分で、追い切りの評価も上々。雰囲気の良さは変わらず演劇をテーマにした馬に凡走例が少ないのも強み。後は直線で他馬を抜き去るだけの脚を残しているかだが、厩舎サイドのコメントを訊く限り期待出来そうな予感。ただの穴馬というには惜しい存在だ。
期待度 ★★★★
プレスタ!(アトリエかぐや)
人気騎手の離脱で一時萌え系路線から撤退していたアトリエかぐやが、再び萌え血統を出走させてきた。といっても復帰のchoco chipはメインでは騎乗せず、zinnoに成瀬守という布陣ではやや話題性に欠ける点は否めない。この厩舎だけに萌えだけでなくエロにも期待したいところだが、これまでエロ色の薄い馬に騎乗していた彼らと手が合うかを考えるとなると疑問は多い。血統も手堅さは感じるが未知の魅力に乏しい感じで、ここでは正直厳しいか。
期待度 ★★
△フレラバ(SMEE)
甘いイチャラブがウリのHOOK系厩舎の中でも特にイチャラブ色が強いSMEE厩舎で、最近の成績を見ると本家より勢いがあるといっても過言でない。といっても成功の要因は単調になりがちな走りにアクセントをもたらす奇人変人揃いのサブキャラの存在。今回もその路線は継続されるようでファンには一安心。ただ若干気がかりはメイントレーナーの早瀬ゆうの他にこれまでSMEEと縁の薄いトレーナーが複数加わっている事。序盤はともかく中盤以降の走りでSMEEの特色である笑いとイチャラブを上手くニックスされていないようだとまさかの凡走も考えられる。それでもヒロインはなかなか魅力的に感じるだけに軽くは扱えず押さえでは買いたい。
期待度 ★★★☆
BERRY's(Sphere)
一時大流行を見せたファミレス系だが最近一流馬はほとんど出現していない。そんな中久々に注目を集めそうな新馬が出走。騎手の面々がF&C出身者が多く、一世風靡した人気馬ピアキャロの再来を思わせる。ただCUFFSの兄弟厩舎で一番結果を出していないのがSphereで、トレーナーも同じ顔ぶれ。豪華騎手の競演を楽しめたと割り切って考えれば悪くない追い切りも、今後の展開を考えると大きな変わり身は期待できそうもない。豪華なラシックスや入場曲(主題歌)などまさしく往年のF&Cを思わせるだけに、競走成績もF&C程度に終わってしまう可能性が大きそう。
期待度 ★★
〇真剣で私に恋しなさい! A-2(みなとそふと)
WINS(ショップ)での発売はなくネット(ダウンロード)専売で挑むマジ恋血統。今回は直仔(マジ恋S)で敵役だった清楚にクッキー4ISと紋白の3人にスポットを当てる。幼馬(ロリ)ファンに絶大な人気を誇る紋白のアフターが存在するだけに、まず好走は間違いないと言いたいところだが、兄(A‐1)がややコスト的に微妙だっただけに他のヒロインのルートも頑張って欲しいところ。代を経てこの血統の熱烈なファン以外が買うことはまず考えにくくなっているが、本賞金(データ数)不足になるまで低迷する恐れはなく前走程度の時計(中央値)で駆けてくれる筈。安定度は随一だけに他馬の走り次第となるが、実績を考えれば上位進出どころか馬群を抜け出してくる可能性は充分可能だ。
期待度 ★★★★
魔法剣姫アークキャリバー 魔族降誕(Triangle)
キャリア的には最古参の部類に入る厩舎だが、ここ最近は変身ヒロイン凌辱系を一本に手がけて良い意味では安定、悪い意味ではマンネリ気味となっているTriangle厩舎。追い切りを見る限り今回もこれまでと同様の血統で、能力はおおよそファンの想像の範疇に収まりそう。変わり身という点に関してはほとんど期待できないが、これまでの持ち時計どおり堅実に駆けてくれることは確か。レース展開に関わることなく、今回も自分のペースでゴール板を駆け抜けてくれることだろう。
期待度 ★☆
△魔物娘の館 彗星館異形録 ~人魚の章~(Vanadis)
モンスター娘との異種姦血統も最近はやや出尽くした印象があったが、前走の聖もんむす学園はモンスター娘と学園系という一見合わなさそうなニックスが当って意外な好走。それだけに新規スタートする今回の母系(シリーズ)も注目度は高い。ヒロインが人魚というのは古典にもあるだけにモンスター娘との恋愛という意味ではやや意外性に乏しい気がするが、その分万人に膾炙しやすいのは確か。安馬だけに潜在力や奥行きには乏しいだろうが、それなりに走れそうな雰囲気。魔物娘は地方(同人)だけでないというところを見せて欲しい。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)
多頭数だが実力的に抜けた馬が見当たらず混戦に輪をかけている。一応前走の勢いを買ってなつくもゆるるを狙うが、クセの強い馬だけに馬群に沈む可能性もある。安定さなら真剣で私に恋しなさい! A-2が上位だが馬体重(ボリューム)が少ないのが悩みどころ。前レースで急遽取消した影響がなければ直線(終盤)の末脚に賭ける双子座のパラドクスの存在も気になる。青春演劇という血統が魅力のBRAVA!! も追い切りが好感触で上位に迫る勢い。一応この4頭がわずかにリードしていると見るが、他にも新たな母系で挑む魔物娘の館 彗星館異形録 ~人魚の章~に笑いと萌えのバランスが良いフレラバも差がなく、人気厩舎の君と彼女と彼女の恋。らも控えるなどどこからでも買えそうなレースだ。
この記事へのトラックバックURL
http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t90406
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません