2013年07月14日
7月の発売予定表から
8月の地方(同人)イベントの関係からか、やや寂しいメンバー構成となってしまう夏の競馬(エロゲー)戦線。今年も例年と同じく大物馬不在で人気は上位どころに集中しそう。その中でも過去の著名馬の直仔(FD)が注目されていますが、そんな本命ムードを打ち破るような穴馬の浮上にも期待したいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
明日もこの部室で会いましょう(ミルクプリン)
かっての人気騎手(原画家)である七瀬葵が騎乗するにしては全くといっていいくらい空気と化している馬。といっても取材する限りではそれも当然か。血統(設定)はどこかで見たようなありきたりの内容だし、トレーナーの百合倉かえでも姉妹厩舎のPotageで走る馬を出していない。頼みの綱は七瀬葵の手腕だが、山本和枝や鳴滝しんら腕達者を葬りさったPotageの厩務員(塗り師)では騎手がそのまま本領発揮するとはとてもいえない。恐らく馬群の後方を追走するだけの競走となってしまいそう。
期待度 ★
アクマでオシオキっ! 丸城戸サド式ヘンタイお仕置き講座(Luxury)
ネクストンではコメディ主体の馬を扱うLuxuryの最新馬。騎手にBLADEを起用するだけに幼馬(ロリ)主体の戦法は明白で、悪魔っ娘にエッチなお仕置きをするという血統は魅力的。といってもこの厩舎だけに抜きというよりバカ色の強い走りとなってしまいそうで、実際トレーナーの顔ぶれもはやさかうたねに水無月セツオといったコメディ色の強い面々。そのトレーナーの実績はまずまずで過去2走のような見所の欠ける走りとなることはなさそうだが、それでも一気の変わり身となるとネクストン系の最近の成績を考えるとやや厳しいか。
期待度 ★★☆
〇天色*アイルノーツ(ゆずソフト)
人気先行が多かったゆずソフトの馬だが、ここ2走はようやく実力も追いついてきた感がある。今回メイントレーナーの天宮りつを補佐するのが鏡遊に紺野アスタという実力派2名。それだけにこれまで以上に期待できそうな雰囲気を漂わせているが、主人公教師には意外に当たりが少ない印象があるのは不安。それでも元々この厩舎はヒロイン萌えで走っている部分があり、その点さえ押さえていれば全くの凡走ということはなさそう。後は中途半端なシリアスが足を引っ張らないことを祈るだけだ。
期待度 ★★★★
Yes,Your Highness(ひまわり)
厩舎名を見て分かるとおりだんでらいおんの姉妹厩舎。高馬(フルプライス)なのに実質ヒロイン一人という点はさすがに気がかりで多くは望めないだろうが、今回デビュー戦ながらエロには実績ある稲戸せれれの騎手(原画家)起用は面白い。ただトレーナーの玉沢円のだんでらいおんでの成績は芳しくなく、可愛いヒロインを愛でるだけの走り(シナリオ)に終わってしまう可能性は高い。それにこのトレーナーの主人公は自己中が多くて、皇女殿下に仕えるというコンセプトが狂ってしまう恐れもある。雰囲気は良好なもののこれではその雰囲気だけで終わってしまう可能性が強そうだ。
期待度 ★★
◎乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-(Navel)
激走を見せた月に寄りそう乙女の作法の直仔(FD)。といってもアフター中心の正統派でなくて、父(本編)のIFストーリーというべき趣向には驚き。父の走りが魅力的だっただけに、そのヒロインに頼らず新たな走りに挑戦するというのは一種の冒険だが、追い切りを見る限り父と同様の魅力を放っていてただの直仔ではないところを見せていた。これだけの走りを見せてくれればお台(価格)が父と同じというのも納得だし、アフターをおまけと考えれば逆にお得といえるのかもしれない。この動きなら直線あっさり抜け出してきそうで本命は当然。
期待度 ★★★★★
俺と彼女がミステリーな件について(P.W.)
別世界(漫画)のイメージが強く、競馬界(エロゲー)では久々の騎乗となる水島空彦とベテラン龍牙翔というコンビで挑む学園萌え系もの。ミステリー部という血統自体それほど目新しいものでないだけに走り(テキスト)にインパクトが欲しいところだが、トレーナー陣を見る限りその期待は薄そう。これでは血統倒れになってしまう危険性が大。ヒロインの可愛さに関しては間違いないところだが、それだけを材料に勝負するのは無茶というものだろう。
期待度 ★☆
△ギャングスタ・リパブリカ(WHITESOFT)
WHITESOFTの馬といえば血統こそ魅力あるものの実戦では思ったほど走らないというのが毎度のパターンで、実績充分の元長柾木でも猫撫ディストーションではその影を払拭できなかった。それだけに変わり身の期待がかかる今回も信頼度はそれほど高くない。追い切り(体験版)を見るとアクの強さは相変わらずだが、その血統の難解さを引き出しているかというとやや疑問符。騎手やトレーナー陣に腕利きを集めながらこれだけ結果を出せないとなると厩舎自体に問題を抱えているとしか思えない。人気は集めているが押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★★
▲グリムガーデンの少女‐witch in gleamgarden-(COSMIC CUTE)
デビュー戦はまずまずの走りだったものの、人気になっていただけにやや期待ハズレというべきか。それだけに今回は巻き返しを狙っている。トレーナーの飯田和彦はシュガーコートフリークス以来というだけにややブランクが心配だが、追い切りを見る限り手腕に衰えはなさそう。騎手も別世界(挿絵)で人気を集めているCH@Rで、そのクセのある騎乗が逆にこの血統と手が合いそうな予感。ただ血統はいかにも奥行きが深そうに思えるが、それを生かし切れるかは別問題。直線で足が上がってしまう可能性もあるだけに単穴評価に留めたい。
期待度 ★★★★
恋咲く都に愛の約束を(Hearts)
今年の初夏あたりから次々と調教を手がける馬が出走する北川晴。その緒戦となった恋しよっ? では結果を出せずやや暗雲立ち込めるスタートとなったが、今回はソフパル系厩舎からの出走ということで、それなりに態勢は整えてきそう。姉妹厩舎でデビューした気鋭のうらびになつめえり&崎由けぇきといった騎手陣は魅力充分。萌えは充分期待できるだけに、どこまでこの馬の存在感を出せるかがカギとなる。ただ追い切りを見た限りはこの馬の主眼であるアミューズメント島としての魅力はあまり伝わってこなかった。この動きだとテーマパークとしての内容はほとんど語られず単なるイチャラブで押し切る単調な走りとなってしまいそうで、馬券に絡むまでの走りは難しいか。
期待度 ★★☆
3人いる! Happy Wedding in Livingroom(riffraff)
地方時代の戦績がそれほどでもないし、その地方馬の直仔(リメイク)ということでそれほど期待が大きくなかった中央デビュー戦がまずまずの好走。それだけに2戦目の今回に注目していたriffraffだったが、意外に今回は抜き系の血統で挑むようだ。ただ萌え系寄りと思われたデビュー戦でもエロに関してはシチュも豊富で内容は濃いものだっただけに、この脚質転換も悪くないかもしれない。騎手も主戦の鈴井ナルミの他に抜き系に実績のあるあらいぐまを起用というのも納得の布陣。メンバーが強力なだけに馬券に絡む走りとなると厳しいが、次走に繋がる結果は残したい。
期待度 ★★★
聖娼女 ~性奴育成学園~(Frill)
この厩舎の最大の魅力である恋泉天音が久々に凌辱系の馬に騎乗するということで期待の掛かる馬。コンビを組むのがベテラン金目鯛ぴんくということで騎手に対する不安は全くないといっていい。メッセージウインドウが吹き出しというのはエロ漫画を見るようでなかなか面白い。ただ血統は学園の優等生らを娼婦に堕とすというよくあるタイプ。厩舎の意気込みとは裏腹にトレーナーの実績も寂しい。シリアスな走りを武器にする馬でないことは確かだが、これまで馬の潜在力を生かしきれていない厩舎の現状を考えると、走りでもう少し強調材料が欲しい。
期待度 ★★☆
△星逢のプリズムギア(Elysion)
エスクードの主戦騎手光姫満太郎 と久々のトレーナー復帰となる健速という異色の組み合わせ。それにしてはあまり話題になっていないのが寂しいが、こういったバトル系は騎手のお得意とするところで得意の土俵で戦える優位さは見過ごせない。ただトレーナーが往年の冴えを失くしているのではと思わせる節があるのは気がかり。追い切りはまずまずの動きだったが、あかべぇ厩舎と組んだ置き場がない!は人気を大きく裏切る走りだっただけに全幅の信頼まではどうか。主人公の持ち上げっぷりが余りに鼻に付くようだと思わぬ凡走も。
期待度 ★★★
ぜったいマジラブ! あまイチャはぷにんぐ!(TinkerBell)
触手血統で定評があるTinkerBellだが、主戦トレーナーが小峰久生に変わってからはこうしたコメディ血統も走らせるようになってきた。トレーナー自体元々和姦抜き系の馬は手掛けているし、同配合のぜったいマジイキ!? イチャずらハプニング!もまずまず成功しているだけに一概にバカにできない。騎手のあおじるも今回の馬のようなタイプも意外に手は合いそうで、展開次第では好走も可能か。といってもこういった血統の馬は走ったとしても掲示板に載るのが精一杯。馬券に絡むまでの走りを期待するのは厳しいか。
期待度 ★★★
戦刃乙女 マキナに宿りし心が願うは…(でぼの巣製作所)
大ベテラン山本和枝に和服ヒロインは手が合うし、ラシックス(声優)にもこの厩舎ではお馴染みとなった榊原ゆいを起用。今回トレーナーにサイトウケンジに深山ユーキといったこれまでこの厩舎に縁のなかった面々を起用して変わり身を狙っている。確かにファンタジー血統にはソコソコ実績を残しているトレーナーだけに一概には無視できないが、ゲームバランスを欠くことの多いこの厩舎にアクションRPGという血統となるとどうにも不安。最近の厩舎の実績もパッとしないだけに見送りが妥当だろう。
期待度 ★☆
たまはじ! -たまたまハジケル妹たち-(アトリエかぐや)
これで3レース連続出走となるアトリエかぐやの3連闘目。このところの成績が成績で過去2走は本賞金(データ)数も事欠く有様ではとても強気になれない。相変わらずの天然バカ&抜き血統でヒロインはすべて妹だったりとまともに走りを見るのが空しくなってくるが、デビュー戦の頃と比べると騎手の進化については見るべきものがあるだけに、抜きさえ問題なければそれなりに走れるだろう。といってもこれだけ間隔を詰めて使っているだけに、大きな変わり身を見せるだけの余力は残っていないと見るのが妥当なところか。
期待度 ★★
△つるぺた×NTR 幼なじみ彼女の3年間の調教記録(アトリエさくら)
寝取られ系も最近は1レースに1頭は必ずといっていいくらい出走してきて目新しさは無くなって来た。特にNTR一本に絞って出走させてくるアトリエさくらにとってはこの状況は芳しくないが、今回は騎手に岡田コウを起用してNTR×ロリという異色のニックス。トレーナーも久々に実績あるおんぼろ月を起用して現状打破にかける意気込みを感じさせる。といっても安馬(低価格)だけにそれほど機微のある走りは期待できなさそう。それでもメンバーが軽いだけに、別世界でカルト的人気を持つ騎手を生かしての正面突破作戦が通用する可能性も一考。
期待度 ★★★
閉じたセカイのトリコロニー(TinyBell)
ボンボンカンパニーの姉妹厩舎で久々に表舞台に登場した感のあるなるみすずねを鞍上起用と、どうもマイナー感が漂うTinyBellのデビュー戦。トレーナーの折畑啓助はファンタジー系主体にそこそこ実績があるが、一人で調教するのは初めてで未知数な部分が多い。ループ系と手を明かした上でどう勝負するかがポイントとなるが、追い切りではそのあたりはよく掴めなかった。それでも走りはまずまず軽快で今後の展開次第では浮上を見せてもおかしくないが、厩舎デビュー戦となるし姉妹厩舎の実績を考えると大きな期待というまでにはいかないだろう。
期待度 ★★☆
ナマイキデレーション(まどそふと)
厩舎デビュー戦ながら積極的な広報でなかなか注目を集めている。生意気なヒロインを集めるという血統は目新しいが、一つ間違えればツンデレヒロインとほとんど差異が無くなってしまいそうなだけにそこで独自性が出せるかがポイントとなりそう。ただ追い切り(体験版)を見た限りでは主眼の生意気さは影を潜めていて、一般の萌え系の馬とあまり変わりがなくSMEEの馬のような軽い走りを武器にしたような戦法。トレーナーの実績がやや物足りず、序盤の勢いが最後の直線まで保つかどうかが心配。ヒロインの魅力からイチャラブで押し切る作戦と見たが、デビュー戦ということを考えれば掲示板に載れば成功だろう。
期待度 ★★★
△麻呂の患者はガテン系2(エルフ)
ほとんど事前情報を出さずネット(ダウンロード)専売でひっそりと出走した感のある父(前作)と同じく、この馬もほとんど情報が出ていない。それだけに予想は難しいが、父の続編ということである程度の内容は掴める。人気トレーナー土天冥海にしてはやや期待ハズレに終わった父だが、走り自体には問題なく馬体(ボリューム)の薄さが不振の原因だった。その教訓を生かして馬体を充実させてくれば巻き返しも可能だが、盲目的にそれを期待するのはやや虫が良すぎる。それでもトレーナーと名コンビを組む市川小紗の起用は魅力だし、直線でのどんでん返しがあれば大きく変わっても不思議でない。
期待度 ★★★
みずカノ!(Etoiles)
SIESTAから厩舎名を変更してからも全く結果が出せないEtoiles。主戦騎手である雨音颯の劣化も気になる現状ではとても手を出せそうにもない。季節に合わせた配合についてはプラスも、走りに関してはあまり見るべきものがないし、トレーナーの実績も寂しい。ややSF色がかった血統を生かせれば良いが、どこかで見たようなヒロインばかりが走る戦法ではそれを期待するのは厳しいというもの。これでは正直入着も厳しそうだ。
期待度 ★☆
むすメイク(ILLUSION)
父となって娘の成長を見守るという血統は古くからありそれほど目新しいわけではないが、3D厩舎の大御所というべきイリュージョンが手がけるとなるとやはり注目度が違う。ただファンタジーな世界観の割にはネコ耳やらスク水のコスチュームがあるなどバカ要素満載。これでは走りは殆んど期待できず、ただヒロインを着せ替えさせるというだけという単調なものになってしまいそう。サブヒロインに魅力ある人材が揃っているが、専用ルートに期待できないとなると凡走となっても仕方ないか。
期待度 ★☆
メイドさんとボイン魂(G.J?)
前走が驚きの大変身を見せたG.J?厩舎だが今回出走の血統を見る限りいつものG.J?に戻ってしまったようだ。まさか佐野俊英も前走で満足してしまったわけではないが、それはともかくG.J?らしい馬という意味では今回のようなおバカ路線が似合っていることは確か。脱力感漂う馬名(タイトル)も絶妙だが、ここまで自分の走りに徹すると好走を期待するというのが野暮というもので、前々走以前のような後方追走のままといった競走となるのは必定だろう。
期待度 ★
△夜這いする七人の孕女(Guilty)
凌辱系厩舎として知られるGuiltyだが今回はやや馬の雰囲気が違う感じで、いわゆる和姦ハーレム系のような感。初騎乗の虜ノ契で好評を博したの歯を始め相川亜利砂ら腕達者を揃えた騎手陣は魅力たっぷり。ヒロインも中々魅了的でハーレム系として走る条件は揃った。トレーナーも凌辱系ではなかなかの実績を持っていて充分上位を狙えそうな地力を持っていそうだが、ただこうしたハーレム和姦系にあまり走った馬がいないのは事実。直線で追い込める末脚が残っていれば上位も狙えるが、そうでないと善戦するのが精一杯かもしれない。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
父とはまた違った魅力を醸しだしている乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-の能力が抜けている。ラシックスも強力で追い切りも好調と隙は見当たらず、あっさり勝利を掴みそう。騎手を生かした萌えだけで勝負する厩舎と思われてきたゆずソフトも最近は走りも伴ってきただけに天色*アイルノーツの走りにも注目したい。こもわた遙華 がSDで騎乗する馬に全くの凡馬がないというのも心強く対抗に押す。血統に奥行きが感じられるグリムガーデンの少女‐witch in gleamgarden-も潜在能力が生かせれば不気味。今回抜き系にも注目したい馬が揃っていて麻呂の患者はガテン系2の変わり身に、アンバランスな配合が逆に魅力なつるぺた×NTR 幼なじみ彼女の3年間の調教記録が警戒したい馬。星逢のプリズムギアや厩舎は不振続きながらギャングスタ・リパブリカもトレーナーに実績があるだけに見限れず、2着争いは熾烈となりそうだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
明日もこの部室で会いましょう(ミルクプリン)
かっての人気騎手(原画家)である七瀬葵が騎乗するにしては全くといっていいくらい空気と化している馬。といっても取材する限りではそれも当然か。血統(設定)はどこかで見たようなありきたりの内容だし、トレーナーの百合倉かえでも姉妹厩舎のPotageで走る馬を出していない。頼みの綱は七瀬葵の手腕だが、山本和枝や鳴滝しんら腕達者を葬りさったPotageの厩務員(塗り師)では騎手がそのまま本領発揮するとはとてもいえない。恐らく馬群の後方を追走するだけの競走となってしまいそう。
期待度 ★
アクマでオシオキっ! 丸城戸サド式ヘンタイお仕置き講座(Luxury)
ネクストンではコメディ主体の馬を扱うLuxuryの最新馬。騎手にBLADEを起用するだけに幼馬(ロリ)主体の戦法は明白で、悪魔っ娘にエッチなお仕置きをするという血統は魅力的。といってもこの厩舎だけに抜きというよりバカ色の強い走りとなってしまいそうで、実際トレーナーの顔ぶれもはやさかうたねに水無月セツオといったコメディ色の強い面々。そのトレーナーの実績はまずまずで過去2走のような見所の欠ける走りとなることはなさそうだが、それでも一気の変わり身となるとネクストン系の最近の成績を考えるとやや厳しいか。
期待度 ★★☆
〇天色*アイルノーツ(ゆずソフト)
人気先行が多かったゆずソフトの馬だが、ここ2走はようやく実力も追いついてきた感がある。今回メイントレーナーの天宮りつを補佐するのが鏡遊に紺野アスタという実力派2名。それだけにこれまで以上に期待できそうな雰囲気を漂わせているが、主人公教師には意外に当たりが少ない印象があるのは不安。それでも元々この厩舎はヒロイン萌えで走っている部分があり、その点さえ押さえていれば全くの凡走ということはなさそう。後は中途半端なシリアスが足を引っ張らないことを祈るだけだ。
期待度 ★★★★
Yes,Your Highness(ひまわり)
厩舎名を見て分かるとおりだんでらいおんの姉妹厩舎。高馬(フルプライス)なのに実質ヒロイン一人という点はさすがに気がかりで多くは望めないだろうが、今回デビュー戦ながらエロには実績ある稲戸せれれの騎手(原画家)起用は面白い。ただトレーナーの玉沢円のだんでらいおんでの成績は芳しくなく、可愛いヒロインを愛でるだけの走り(シナリオ)に終わってしまう可能性は高い。それにこのトレーナーの主人公は自己中が多くて、皇女殿下に仕えるというコンセプトが狂ってしまう恐れもある。雰囲気は良好なもののこれではその雰囲気だけで終わってしまう可能性が強そうだ。
期待度 ★★
◎乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-(Navel)
激走を見せた月に寄りそう乙女の作法の直仔(FD)。といってもアフター中心の正統派でなくて、父(本編)のIFストーリーというべき趣向には驚き。父の走りが魅力的だっただけに、そのヒロインに頼らず新たな走りに挑戦するというのは一種の冒険だが、追い切りを見る限り父と同様の魅力を放っていてただの直仔ではないところを見せていた。これだけの走りを見せてくれればお台(価格)が父と同じというのも納得だし、アフターをおまけと考えれば逆にお得といえるのかもしれない。この動きなら直線あっさり抜け出してきそうで本命は当然。
期待度 ★★★★★
俺と彼女がミステリーな件について(P.W.)
別世界(漫画)のイメージが強く、競馬界(エロゲー)では久々の騎乗となる水島空彦とベテラン龍牙翔というコンビで挑む学園萌え系もの。ミステリー部という血統自体それほど目新しいものでないだけに走り(テキスト)にインパクトが欲しいところだが、トレーナー陣を見る限りその期待は薄そう。これでは血統倒れになってしまう危険性が大。ヒロインの可愛さに関しては間違いないところだが、それだけを材料に勝負するのは無茶というものだろう。
期待度 ★☆
△ギャングスタ・リパブリカ(WHITESOFT)
WHITESOFTの馬といえば血統こそ魅力あるものの実戦では思ったほど走らないというのが毎度のパターンで、実績充分の元長柾木でも猫撫ディストーションではその影を払拭できなかった。それだけに変わり身の期待がかかる今回も信頼度はそれほど高くない。追い切り(体験版)を見るとアクの強さは相変わらずだが、その血統の難解さを引き出しているかというとやや疑問符。騎手やトレーナー陣に腕利きを集めながらこれだけ結果を出せないとなると厩舎自体に問題を抱えているとしか思えない。人気は集めているが押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★★
▲グリムガーデンの少女‐witch in gleamgarden-(COSMIC CUTE)
デビュー戦はまずまずの走りだったものの、人気になっていただけにやや期待ハズレというべきか。それだけに今回は巻き返しを狙っている。トレーナーの飯田和彦はシュガーコートフリークス以来というだけにややブランクが心配だが、追い切りを見る限り手腕に衰えはなさそう。騎手も別世界(挿絵)で人気を集めているCH@Rで、そのクセのある騎乗が逆にこの血統と手が合いそうな予感。ただ血統はいかにも奥行きが深そうに思えるが、それを生かし切れるかは別問題。直線で足が上がってしまう可能性もあるだけに単穴評価に留めたい。
期待度 ★★★★
恋咲く都に愛の約束を(Hearts)
今年の初夏あたりから次々と調教を手がける馬が出走する北川晴。その緒戦となった恋しよっ? では結果を出せずやや暗雲立ち込めるスタートとなったが、今回はソフパル系厩舎からの出走ということで、それなりに態勢は整えてきそう。姉妹厩舎でデビューした気鋭のうらびになつめえり&崎由けぇきといった騎手陣は魅力充分。萌えは充分期待できるだけに、どこまでこの馬の存在感を出せるかがカギとなる。ただ追い切りを見た限りはこの馬の主眼であるアミューズメント島としての魅力はあまり伝わってこなかった。この動きだとテーマパークとしての内容はほとんど語られず単なるイチャラブで押し切る単調な走りとなってしまいそうで、馬券に絡むまでの走りは難しいか。
期待度 ★★☆
3人いる! Happy Wedding in Livingroom(riffraff)
地方時代の戦績がそれほどでもないし、その地方馬の直仔(リメイク)ということでそれほど期待が大きくなかった中央デビュー戦がまずまずの好走。それだけに2戦目の今回に注目していたriffraffだったが、意外に今回は抜き系の血統で挑むようだ。ただ萌え系寄りと思われたデビュー戦でもエロに関してはシチュも豊富で内容は濃いものだっただけに、この脚質転換も悪くないかもしれない。騎手も主戦の鈴井ナルミの他に抜き系に実績のあるあらいぐまを起用というのも納得の布陣。メンバーが強力なだけに馬券に絡む走りとなると厳しいが、次走に繋がる結果は残したい。
期待度 ★★★
聖娼女 ~性奴育成学園~(Frill)
この厩舎の最大の魅力である恋泉天音が久々に凌辱系の馬に騎乗するということで期待の掛かる馬。コンビを組むのがベテラン金目鯛ぴんくということで騎手に対する不安は全くないといっていい。メッセージウインドウが吹き出しというのはエロ漫画を見るようでなかなか面白い。ただ血統は学園の優等生らを娼婦に堕とすというよくあるタイプ。厩舎の意気込みとは裏腹にトレーナーの実績も寂しい。シリアスな走りを武器にする馬でないことは確かだが、これまで馬の潜在力を生かしきれていない厩舎の現状を考えると、走りでもう少し強調材料が欲しい。
期待度 ★★☆
△星逢のプリズムギア(Elysion)
エスクードの主戦騎手光姫満太郎 と久々のトレーナー復帰となる健速という異色の組み合わせ。それにしてはあまり話題になっていないのが寂しいが、こういったバトル系は騎手のお得意とするところで得意の土俵で戦える優位さは見過ごせない。ただトレーナーが往年の冴えを失くしているのではと思わせる節があるのは気がかり。追い切りはまずまずの動きだったが、あかべぇ厩舎と組んだ置き場がない!は人気を大きく裏切る走りだっただけに全幅の信頼まではどうか。主人公の持ち上げっぷりが余りに鼻に付くようだと思わぬ凡走も。
期待度 ★★★
ぜったいマジラブ! あまイチャはぷにんぐ!(TinkerBell)
触手血統で定評があるTinkerBellだが、主戦トレーナーが小峰久生に変わってからはこうしたコメディ血統も走らせるようになってきた。トレーナー自体元々和姦抜き系の馬は手掛けているし、同配合のぜったいマジイキ!? イチャずらハプニング!もまずまず成功しているだけに一概にバカにできない。騎手のあおじるも今回の馬のようなタイプも意外に手は合いそうで、展開次第では好走も可能か。といってもこういった血統の馬は走ったとしても掲示板に載るのが精一杯。馬券に絡むまでの走りを期待するのは厳しいか。
期待度 ★★★
戦刃乙女 マキナに宿りし心が願うは…(でぼの巣製作所)
大ベテラン山本和枝に和服ヒロインは手が合うし、ラシックス(声優)にもこの厩舎ではお馴染みとなった榊原ゆいを起用。今回トレーナーにサイトウケンジに深山ユーキといったこれまでこの厩舎に縁のなかった面々を起用して変わり身を狙っている。確かにファンタジー血統にはソコソコ実績を残しているトレーナーだけに一概には無視できないが、ゲームバランスを欠くことの多いこの厩舎にアクションRPGという血統となるとどうにも不安。最近の厩舎の実績もパッとしないだけに見送りが妥当だろう。
期待度 ★☆
たまはじ! -たまたまハジケル妹たち-(アトリエかぐや)
これで3レース連続出走となるアトリエかぐやの3連闘目。このところの成績が成績で過去2走は本賞金(データ)数も事欠く有様ではとても強気になれない。相変わらずの天然バカ&抜き血統でヒロインはすべて妹だったりとまともに走りを見るのが空しくなってくるが、デビュー戦の頃と比べると騎手の進化については見るべきものがあるだけに、抜きさえ問題なければそれなりに走れるだろう。といってもこれだけ間隔を詰めて使っているだけに、大きな変わり身を見せるだけの余力は残っていないと見るのが妥当なところか。
期待度 ★★
△つるぺた×NTR 幼なじみ彼女の3年間の調教記録(アトリエさくら)
寝取られ系も最近は1レースに1頭は必ずといっていいくらい出走してきて目新しさは無くなって来た。特にNTR一本に絞って出走させてくるアトリエさくらにとってはこの状況は芳しくないが、今回は騎手に岡田コウを起用してNTR×ロリという異色のニックス。トレーナーも久々に実績あるおんぼろ月を起用して現状打破にかける意気込みを感じさせる。といっても安馬(低価格)だけにそれほど機微のある走りは期待できなさそう。それでもメンバーが軽いだけに、別世界でカルト的人気を持つ騎手を生かしての正面突破作戦が通用する可能性も一考。
期待度 ★★★
閉じたセカイのトリコロニー(TinyBell)
ボンボンカンパニーの姉妹厩舎で久々に表舞台に登場した感のあるなるみすずねを鞍上起用と、どうもマイナー感が漂うTinyBellのデビュー戦。トレーナーの折畑啓助はファンタジー系主体にそこそこ実績があるが、一人で調教するのは初めてで未知数な部分が多い。ループ系と手を明かした上でどう勝負するかがポイントとなるが、追い切りではそのあたりはよく掴めなかった。それでも走りはまずまず軽快で今後の展開次第では浮上を見せてもおかしくないが、厩舎デビュー戦となるし姉妹厩舎の実績を考えると大きな期待というまでにはいかないだろう。
期待度 ★★☆
ナマイキデレーション(まどそふと)
厩舎デビュー戦ながら積極的な広報でなかなか注目を集めている。生意気なヒロインを集めるという血統は目新しいが、一つ間違えればツンデレヒロインとほとんど差異が無くなってしまいそうなだけにそこで独自性が出せるかがポイントとなりそう。ただ追い切り(体験版)を見た限りでは主眼の生意気さは影を潜めていて、一般の萌え系の馬とあまり変わりがなくSMEEの馬のような軽い走りを武器にしたような戦法。トレーナーの実績がやや物足りず、序盤の勢いが最後の直線まで保つかどうかが心配。ヒロインの魅力からイチャラブで押し切る作戦と見たが、デビュー戦ということを考えれば掲示板に載れば成功だろう。
期待度 ★★★
△麻呂の患者はガテン系2(エルフ)
ほとんど事前情報を出さずネット(ダウンロード)専売でひっそりと出走した感のある父(前作)と同じく、この馬もほとんど情報が出ていない。それだけに予想は難しいが、父の続編ということである程度の内容は掴める。人気トレーナー土天冥海にしてはやや期待ハズレに終わった父だが、走り自体には問題なく馬体(ボリューム)の薄さが不振の原因だった。その教訓を生かして馬体を充実させてくれば巻き返しも可能だが、盲目的にそれを期待するのはやや虫が良すぎる。それでもトレーナーと名コンビを組む市川小紗の起用は魅力だし、直線でのどんでん返しがあれば大きく変わっても不思議でない。
期待度 ★★★
みずカノ!(Etoiles)
SIESTAから厩舎名を変更してからも全く結果が出せないEtoiles。主戦騎手である雨音颯の劣化も気になる現状ではとても手を出せそうにもない。季節に合わせた配合についてはプラスも、走りに関してはあまり見るべきものがないし、トレーナーの実績も寂しい。ややSF色がかった血統を生かせれば良いが、どこかで見たようなヒロインばかりが走る戦法ではそれを期待するのは厳しいというもの。これでは正直入着も厳しそうだ。
期待度 ★☆
むすメイク(ILLUSION)
父となって娘の成長を見守るという血統は古くからありそれほど目新しいわけではないが、3D厩舎の大御所というべきイリュージョンが手がけるとなるとやはり注目度が違う。ただファンタジーな世界観の割にはネコ耳やらスク水のコスチュームがあるなどバカ要素満載。これでは走りは殆んど期待できず、ただヒロインを着せ替えさせるというだけという単調なものになってしまいそう。サブヒロインに魅力ある人材が揃っているが、専用ルートに期待できないとなると凡走となっても仕方ないか。
期待度 ★☆
メイドさんとボイン魂(G.J?)
前走が驚きの大変身を見せたG.J?厩舎だが今回出走の血統を見る限りいつものG.J?に戻ってしまったようだ。まさか佐野俊英も前走で満足してしまったわけではないが、それはともかくG.J?らしい馬という意味では今回のようなおバカ路線が似合っていることは確か。脱力感漂う馬名(タイトル)も絶妙だが、ここまで自分の走りに徹すると好走を期待するというのが野暮というもので、前々走以前のような後方追走のままといった競走となるのは必定だろう。
期待度 ★
△夜這いする七人の孕女(Guilty)
凌辱系厩舎として知られるGuiltyだが今回はやや馬の雰囲気が違う感じで、いわゆる和姦ハーレム系のような感。初騎乗の虜ノ契で好評を博したの歯を始め相川亜利砂ら腕達者を揃えた騎手陣は魅力たっぷり。ヒロインも中々魅了的でハーレム系として走る条件は揃った。トレーナーも凌辱系ではなかなかの実績を持っていて充分上位を狙えそうな地力を持っていそうだが、ただこうしたハーレム和姦系にあまり走った馬がいないのは事実。直線で追い込める末脚が残っていれば上位も狙えるが、そうでないと善戦するのが精一杯かもしれない。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
父とはまた違った魅力を醸しだしている乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-の能力が抜けている。ラシックスも強力で追い切りも好調と隙は見当たらず、あっさり勝利を掴みそう。騎手を生かした萌えだけで勝負する厩舎と思われてきたゆずソフトも最近は走りも伴ってきただけに天色*アイルノーツの走りにも注目したい。こもわた遙華 がSDで騎乗する馬に全くの凡馬がないというのも心強く対抗に押す。血統に奥行きが感じられるグリムガーデンの少女‐witch in gleamgarden-も潜在能力が生かせれば不気味。今回抜き系にも注目したい馬が揃っていて麻呂の患者はガテン系2の変わり身に、アンバランスな配合が逆に魅力なつるぺた×NTR 幼なじみ彼女の3年間の調教記録が警戒したい馬。星逢のプリズムギアや厩舎は不振続きながらギャングスタ・リパブリカもトレーナーに実績があるだけに見限れず、2着争いは熾烈となりそうだ。
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