2013年10月21日

10月の発売予定表から

有力馬(ソフト)の1頭がアクシデントで突如出走回避となり、手薄感をより強く感じてしまう今月のレース。出走頭数も寂しく大物馬も不在と秋の本格競馬(エロゲー)シーズン到来とは逆行してしまう感は否めないのですが、そんな下馬評を振り払うような好レースを見せてもらいたいと願っています。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

うそつき王子と悩めるお姫さま(Whirlpool)
近走やや成績が頭打ちとなっている感がするWhirlpoolだが、今回はトレーナー(ライター)に七烏未奏を起用。無難な萌え血統ばかり走らせてきた厩舎(メーカー)だが、ここにきて現状を打破しようとする意欲が感じられる。ただデビュー当時は青春を瑞々しく描いていたトレーナーだが、最近は冴えを失くし超展開に頼り気味なのが気がかり。追い切りの動きも惹きつけるものがなく平凡な動きで、今回も入着が一杯か。
期待度 ★★☆

壁の向こうの妻の嬌声(ANIM)
凌辱系では最古参の部類に入るアニムだが、最近の成績はパッとしない。それでも時に走る馬が出現するのが底力のあるところ。今回は動画(Hアニメ)も導入されるとあって巻き返しに期待。今流行のNTR血統だが、トレーナーがNTR得意のシャア専用◎から替わってしまったのは不安。ベテラントレーナーの不二川巴人の手腕に期待するものの、キャリア豊富な割に走る馬をほとんど出していないだけに過大評価は禁物。追い切りを見る限り動画もまずまずだし抜きに関してみれば充分も、NTRではマイナス材料のヒロインが即堕ちしてしまいそうな気配がするのも難で入着があれば上出来か。
期待度 ★★☆

◎巨乳ファンタジー外伝2(WAFFLE)
WAFFLEの息長く続く人気血統。初代以来ずっと上位を賑わし続けているのは立派だが、そろそろ血統の袋小路(マンネリ)に入ってしまう悪寒も漂いそうな頃。それでもこの血統の人気の秘密は世界観にあってヒロインの魅力におんぶだっこではないところにある。これまで登場したヒロイン数が多すぎて新ヒロインの存在が霞んでしまわないかの心配はあるが、世界観さえ大きな崩れがなければ着実な成績は望める筈。主人公リュートの掉尾を飾るという厩舎のコメントに偽りがなければ、メンバー的にも首位争いは当然でここは本命に推す。
期待度 ★★★★

グリーングリーン OVERDRIVE EDITION(OVERDRIVE)
過去の名馬が10年以上の時を経て蘇る。馬体(CG)はすべて書き下ろしということだが、父(本編)自体騎手の片倉真二の手腕で走ったわけでないのでさほどプラス材料ではない。初めてのファンにはヒロインよりもバッチグーや天神といった男キャラの濃さをぜひ味わってもらいたいところ。ただなにせ一世代以上前の馬だけに時代の流れに付いていけない可能性も強く、名馬ということで期待が高すぎると裏切られたと感じてしまうかもしれない。新ヴォーカル曲の存在は魅力だが、首位争いするほどの力はないと見る。
期待度 ★★★

▲ココロ@ファンクション!(PULLTOP)
前走で新生PULLTOPの誕生を印象付けたが、今回トレーナーがまた替わり一から出直しとなってしまったのは痛い。そんな状況を見てもまだ新たな方針を厩舎自体掴み切れていないともいえるが、調教(体験版)の評判は意外にも良さそうだ。トレーナーの実績が物足りないだけに実戦となると案外かもしれないが、それでも買ってみたくなる雰囲気は漂わせている。あと気になる点が主人公の性格がどうにもクセがありそうな点。コメディならともかくシリアスな走りには向かないタイプなだけに下手するとダメ主人公のレッテルを張られてしまう可能性も。上位どころとの信頼性を比較して単穴評価に留める。
期待度 ★★★☆

△ちいさな彼女の小夜曲(feng)
新たな目ぼしい情報がなく調教も公開されないということで延期は必至と思われていたが、まさかのゲートイン(マスターアップ)。前走もそんな過程で出走し結局凡走に終わっただけに好走を期待するのは厳しそう。ただトレーナーの柊☆たくみはRusK時代一流馬を出した実績はあるし、直前見せた追い切りも意外にも上々で急仕上げを感じさせない。これまで期待を裏切り続けてきた厩舎だけに素直に信じられないが、今回はメンバーが甘いだけにヒロイン萌えを活かしての一角崩しも充分可能かもしれない。
期待度 ★★★

△机乙女。(M de Pink)
古豪ながら時に他厩舎が手がけない馬を走らせるミンク系からまた怪しげな血統の馬が出走する。机に縛られたヒロインというシチュからどう広がりを見せるかが注目で、ヒロインの魅力も相まって期待が高まる。ただ登場人物数が少ないところを見るとミステリ的妙味は薄く、エロに期待したほうが良さそう。伏線を生かしての終盤(ラスト)の追い込みがあれば上位進出もありそうだが、選択肢の多さが気がかりでフラグ管理に失敗すると逆に失速する可能性も捨てきれない。このところの厩舎の成績や高馬(フルプライス)でないことを考えると、連対があれば成功かもしれない。
期待度 ★★★

爆乳淫乱家庭教師(エレクトリップ)
ソフパル系の安馬(低価格)専門厩舎であるエレクトリップだがこれまで目立った成績は上げていない。それでも主戦騎手である高橋レコードの手腕には注目していて今回も記者的には期待していたが取材してガッカリ。清楚な少女を得意とする騎手に年上爆乳ヒロインを扱わせるのは明らかにミスキャスト。もちろんそれなりの騎乗はするだろうが、他にこういった系統の馬を得意とする騎手がいる中で、あえて高橋氏を起用する意味が分からない。内容もよくある家庭教師もので新鮮味が薄く、これでは上位進出どころか入着すら覚束ないだろう。
期待度 ★☆

HUNTING BLUE(LiLiM DARKNESS)
デビュー以来NTR一本で勝負してきた厩舎だが、NTRブームが来つつある現況でも成績は上がってこない。今回大ベテラン安藤智也を起用してきたが、以前のような冴えが見られないのは気がかり。序盤どれだけヒロインに感情移入させるかがNTR成功のカギといえるが、その魅力が表れる前に凌辱ゲームを宣言するのではヒロインを駒としか見ていないようで厳しい。それならヒロイン数を増やすなどの工夫が欲しいところも、トレーナーが全くの新人のようでそこまで気を配れなかったのだろう。いくらメンバーが甘いといってもこれではとても狙えない。
期待度 ★☆

ひなたのつき(ko‐eda)
幼馬(ロリ)エルフを愛でるという最近秘かに増えつつある幼馬血統に乗っかった馬だと思っていたら、同じ幼馬でも牡(ショタ)だったという罠。しかもヒロインの一人に騸馬(男の娘)が居るといったわけでなく、全ヒロインが牡幼馬という超ピンポイントを突いた血統。厩舎名の小枝の本当の意味を今になって知るとは迂闊というより勉強不足さを思い知らされた次第。それはともかくこういった血統の馬が出走した先例がほとんどなくて正直どのくらい走ってくれるのか全く想像が付かない。恐いもの見たさで馬券を買ってみたい気もするが、デビュー戦ということもあり常識的には様子見するのが無難か。
期待度 ★★

〇ものべの -happy end- (Lose)
幼馬と田舎の雰囲気を武器に大駆けを見せた父の直仔(リメイク)。といっても父が好走したのはそれだけではなくて、走りにも裏づけがあってこそ。今回その走りを少し修正するということだが、馬名(タイトル)どおり終盤もう少し距離を伸ばしてハッピーエンドにする目的ならプラスに働く可能性は大きい。メインヒロイン格ながら評価の低かった夏葉ルートを見直すのも好材料。お台(価格)の設定が強気なのは気になるが、今回の相手を考えれば首位争いに割って入れるはず。
期待度 ★★★☆

△MONSTER PARK 2 FANDISC(Trois)
アウトサイダーともいえる異種姦血統で大駆けを見せた父の直系(FD)。普通と違いヒロインではなく新モンスターを登場させててこ入れを計るところが異色。ただもう一つのコンテンツであるゲストギャラリーが問題で、異種姦だけが一致するだけで騎手&トレーナーが全く違うものを同じ馬として扱うのは違和感が残る。父が無いと見られないコンテンツが有るのはそれほどマイナスにはならないだろうが、直仔としてはやや微妙な内容だけに手放しで飛びつけない。穴で狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★

魔王のくせに生イキだっ! 2(Luxury)
ネクストン系のバカ&抜き厩舎として認知度を高めつつあるLuxuryの最新馬。父は一介のネタ馬と思われただけにまさか直仔(続編)が出るとは思っても見なかった。それでも騎手はネクストン所属の名手かんたかで、父も抜きに関しては見るべきものがあった。父はネタが空回りしてしまった嫌いがあり入着どまりだったが、今回そのネタを生かしきれば抜きに関しては保障されているだけに前進も可能。といってもトレーナーの実績を考えればそれを期待するのは虫が良すぎるというもの。常識的に考えれば父と同程度の成績と見るのが妥当だろう。
期待度 ★★☆

館 ~官能奇譚~(BISHOP)
バカ系凌辱といえばこの厩舎がすぐ思い浮かぶくらいだが、ここ最近は低迷の一途。今回は館という閉鎖空間での調教が題材のようだが、取材する限り館もの独特の雰囲気はなく、単なる調教系と変わるところがないように感じる。この厩舎の調教系が走らないのは最近の成績が証明しているし、館というギミックが活かせないようでは好走には結びつかない。水島☆多也を始め相変わらず所属騎手のレベルは高いが、今回もそれを生かせないまま終わりそう。
期待度 ★★

ワルキューレロマンツェ More&More(Ricotta)
父は入着どまりながら、その血統の優秀さから海外(アニメ)でも売り出した人気馬。その勢いに乗って直仔(FD)が待望の登場。スィーリア以外の攻略ヒロインは今ひとつといった評価だった父の成績を考えると、サブヒロインの攻略が可能となる直仔は楽しみ。といっても諸般の事情があるとはいえフィオナの攻略はなく、人気は茜一人にに集中してしまいそうな予感。他のベルティーユや綾子はラシックス的にエロは弱そうで、騎手の能力から抜きについて期待したいところだが残念な結果に終わってしまう可能性は高い。お台も直仔にしては強気な設定なだけに馬券圏内となると厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
明らかに手薄なメンバーだけにここは巨乳ファンタジー外伝2の実績を信頼したい。大物馬不在のここなら直線抜け出してくる筈。逆転なら立て直して上積みを狙うものべの -happy end- か。幼馬の魅力だけでなく走りでも上位の力を見せた父を上回るなら首位に迫れる。追い切りの評価どおりならココロ@ファンクション!ちいさな彼女の小夜曲も不気味。今回萌え系も手薄なだけに上位を窺える存在。あと抜き系の机少女MONSTER PARK 2 FANDISCも余裕があれば押さえたいが、少頭数なだけにそれほど点数は広げられないか。

この記事へのトラックバックURL

http://sakanaeye.mediacat-blog.jp/t93702
上の画像に書かれている文字を入力して下さい