2013年11月12日
11月の発売予定表から
例年、好メンバーが揃うレース(月)だが、今年に限ってはやや小粒かという印象。それでも好素質な馬(ゲーム)が多く、レースとして考えれば面白そう。ただし予想となると超難解で、かなり購入点数を広げないと当たり馬券を掴める気がしないのは厳しい。今後出走回避する馬が多く出れば別ですが、購入候補からどの馬をオミットするかレース当日(発売日)まで悩まされそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
赤さんと吸血鬼。(ALcotハニカム)
アボガドパワーズで鳴らした大ベテラン大槻涼樹がALcot厩舎とタッグを組むというのは、古くからの競馬ファンにとって驚きと同時に楽しみ。しかもALcotハニカム抜けぬけ(1回おき)の法則から考えると今回は好走の番ということで期待が膨らむ。騎手の桑島黎音も実績はそれほどではないが、こういった血統に合いそうな雰囲気。ただ脚捌き(テキスト)のアクが強くて、これまでのALcotハニカムの走りに慣れたファンにとっては異端に感じてしまうかもしれない。ベテラントレーナーだけにゴール前で脚を伸ばしてくるのは確実だろうが、スタートであまりに後方に置かれると追い込みも不発に終わってしまうかもしれない。
期待度 ★★★
あねいもNeo+ Second Sisters(bootUP!)
この母系(シリーズ)も騎手&トレーナーが前所属から続いていて、競馬(エロゲー)界でも息長い系統といってもいい。抜き系ということもあってかそれほど目立つ成績は上げていないが、ある程度の固定ファン層を掴んでいるのだろう。今回は父(前作)では未攻略だったサブヒロインも攻略可能となったいわば完全版といっていい内容。メインヒロインよりサブの方に魅力的なヒロインが揃っていたという意見もあっただけに上積みの可能性は充分。といってもこれまで最高でも入着が一杯だっただけに、首位争いとは関係ない独自のレースとなるはずで印はとても回らない。
期待度 ★★
あまたらすリドルスター(seal-QUALIA)
動画(Hアニメ)を生かした抜きとバカ系のニックスで売り出してきたsealから新たな厩舎がデビュー。だた今回はこれまでと様相が違い、走り(シナリオ)重視の萌え系というのがどう出るか注目される。ただトレーナー(ライター)はこれまでそういった血統の馬を仕上げていない面々。バカ&抜きならともかく走り重視となると不安が先立つ。実際追い切り(体験版)を見ても不安が残る仕上がり。萌え系の馬で動画というのは珍しくぜひ走って欲しいものだが、この動きではとても買えない。
期待度 ★★
△十六夜のフォルトゥーナ(Lapislazliuli)
主戦騎手に宮坂みゆを擁しながらV.A(ヴィジュアルアーツ)系厩舎でほとんど存在感のないラピスラズリでこれまで輩出した馬は惨敗続き。ただその原因の多くがトレーナーにあるとしたら、地方(同人)時代がらのメンバーを一掃したのはプラスに働くかもしれない。その注目のトレーナーだが、指揮(企画)に入場曲(主題歌)で名高いfripSideの八木沼悟志が関わるという驚きの人選。これまで馬の制作の経験があるとは思えないだけに、よほど実績のあるトレーナーが脇を固めない限り厳しい結果が待っていそう。そのトレーナーのmizuki ryoだがこれまでメイントレーナーとしての経験がほとんどなく不安が先立つ。それまで溜めていた力を爆発させるなら僥倖だが、そう単純に行かないのが競馬界というもの。追い切りの評判はまずまず良さそうだが、今後シリアスな展開が予想されるだけに直線(ラスト)で末脚が発揮できるかどうか心配。あまり人気になりすぎるようなら見送りも一考。
期待度 ★★★
妹*シスター(Fleur-Soft)
主人公ラブの実妹とそれに嫉妬する幼馴染という血統(設定)は氾濫し過ぎていて、新デビュー厩舎の緒戦ということもあり目立たなくても仕方ない。トレーナーもキャリアはほとんど無いに等しく、騎手も悪くは無いものの牽引力に欠ける。ヒロイン数も3人と高馬(フルプライス)に近いお台にしては少なめだし、脇役も男女含めて紹介すらないとなると当然エピソードも不足となりそうで馬体重(ボリューム)も心配。脚捌き(テキスト)走り(シナリオ)とも期待できそうにないとなると見送りとなるのは当然か。
期待度 ★
△妹のおかげでモテすぎてヤバい。(Hulotte)
ラノベ風の馬名(タイトル)な上に悪い意味で名の通った馬ばかり騎乗する池上茜が鞍上と、ほとんど期待できないかと思いきや追い切りは意外に悪くない。といってもヒロインを可愛く見せると言った意味で、走りについて大きく期待するのは厳しそう。トレーナーの深山ユーキはSFやファンタジー的な血統の馬に実績があるが、今回は学園系萌え血統という点でやや心配。それでも厩舎デビュー戦のWith Ribbonがまずまずの成績だっただけに、そこから上積みを見込めるとすれば上位進出も可能。思い切って狙ってみる手も。
期待度 ★★★☆
△いもうと ~蜜壺・完全版~(スナック・ファクトリー)
ミンクの安馬(低価格)専門厩舎であるスナック・ファクトリーからの出走だが、今回は決して安馬とはいえないお台(価格)だけにミンク厩舎としてみた方がいいかもしれない。この厩舎では一番着順が良かった蜜壺 ~兄さん……わたしこんなに大きくなりましたよ~の全妹(リメイク)で、馬体(CG)強化と母である節子ルートが増えたのが強調材料。といっても純粋無垢の皮をかぶった妖艶な実妹との禁断Hが評価を受けていただけに、同じ禁断といっても違う因子を混ぜるのはマイナスになる可能性はある。馬体はさすが古豪ミンク厩舎というべき仕上がりで、抜きに関しては充分すぎる程。自分から転んでしまうところのある厩舎だけに信頼性は薄いが、安易な水増しさえなければ大駆けがあっても不思議でない。
期待度 ★★★
◎VenusBlood -GAIA-(DualTail)
最近の戦績を考えればもはや一流といっていいDualTailだが、それでも賞金(データ)数が増えてこないのは、凌辱の色濃い血統からか。今回もヒロインに魔物を産卵させるという血統は健在。ヒロインの数もこれまでの馬と比べて多く、多彩な配合が期待できそうだ。ユニット数が多くなりそうなだけに、システムが悪いと肝心のゲームパートが不調に終わるかもしれないが、3個師団同時投入も可能ということならその不安も解消。SLGとしてこれまでずっと進化し続けているだけに今回も後退はなさそう。実績や能力を考えれば多頭数のここでも中心的存在を勤めそう。
期待度 ★★★★☆
▲Electro Arms -Realize Digital Dimension-(light)
バトル血統ばかり扱う昏式龍也トレーナーの最新馬。他厩舎で走らせた前回は凡走に終わったが,実績あるlightに移ればまた別格。これまで掲示板は外していないだけに素直に狙えるはず。主人公が明らかに中二病をこじらせているが、それがバトル系と好相性なのはこれまでの実績で証明済み。競合しそうな同タイプの馬が見当たらないのもプラス材料。ただlight厩舎に来年大物馬の出走が控えていて、この馬にスタッフの手が回っていないという不安はある。トレーナーが細かな装具(アイテム)にこだわりすぎて肝心の走りが疎かにならないかも心配だが、このあたりは杞憂に終わる可能性も高い。総合力を考えれば充分上位を窺える馬だ。
期待度 ★★★★
オトメスイッチ ~彼が持ってる彼女のリモコン~(DigitalCute)
幼馬(ロリ)特有のほんわかした馬体(CG)からは想像しにくいダーク系なむすめーかーの走りがいまだに印象に残るDigitalCuteの最新馬。前走もどちらかといえば凌辱系に分類されるだけに、今回もダーク系となる可能性は高そう。トレーナーの経歴もほぼ抜き系に偏っている上、実績も乏しくまず走りには期待できそうもないだけになまじ展開に拘ってしまうと裏目になる可能性は強い。騎手のこうぐちもとはこれまでほとんど幼馬ばかり跨ってきたが、今回はヒロインの等身が高めでどれだけ馬の能力を引き出せるか未知数。血統(設定)の魅力はあるが、それを生かせるだけの態勢は整っていないと見る。
期待度 ★★
家族計画 Re:紡ぐ糸(D.O.)
超久々となるD.O.の出走だが、また懐かしい馬を再登場させたものだ。ラシックス(声優)の一新というのも往年のファンを憤らせる効果が強いが、それにも増して騎手の変更がファンの怒りを呼んでいるようだ。過去手綱を握っていた福永ユミは最近劣化が激しく騎手交代はまだ納得がいくが、乗り味(タイプ)が全く違う上にelf当時の輝きをすっかり失っているさめだ小判が乗り替わるのでは交代ではなく後退だ。走りに関してはこの時代でも遜色はないだろうが、相変わらずのアクチの採用を含めこれだけネガティブな材料が渦巻いているようでは好走は覚束ない。名門復活はまだ遠い先の話となりそうだ。
期待度 ★☆
桜舞う乙女のロンド(ensemble)
主人公女装潜入血統では定評のある厩舎だけに不気味さが漂う。騎手は主戦の武藤此史からきみしま青に替わったが、この厩舎での騎乗歴もあり不安はない。ただこれまで好走してきた馬と比べて今回トレーナー陣の格が落ちる。主戦格の歌鳥は萌え系の馬では全く結果を出せず、他のトレーナーも実績に乏しいだけに余計寒い。注目された追い切りの動きはヒロインの可愛さは認めるものの脚捌き(テキスト)はパッとしない雰囲気。萌えに関してはそこそこの質はありそうだが、最近女装血統も増えてきただけにそれだけで勝負できるほど今回のメンバーは甘くない。今回に限っては強く推せない。
期待度 ★★
シオリノコトハ ~密室図書館の生贄~(黒鳥)
ダーク系の雰囲気を醸しだす黒鳥厩舎の最新馬。凌辱系の中でも館が舞台というのは数多いが、それが閉ざされた図書館というのはやや目新しい。メインヒロインを見る限り恐らく前走の雨音スイッチと同じような狂気を感じさせる。ただその狂気が空回りしてある意味ギャグと化してしまった前走からして、ダークな雰囲気が直線(ラスト)まで保つかは微妙。ヒロインたちの配置を見れば、オチが見えてしまいそうなのも難点。もちろん記者の予想を覆してくれれば思わぬ好走も可能かもしれないが、それに賭けるのは相当分が悪そうだ。
期待度 ★☆
SEXティーチャー剛史(シルキーズ)
名門ながら最近は流行から離れた傍流血統を走らせるシルキーズだが、今回は稀に出走させるバカ血統で挑む。指揮に天然バカ系の馬でお馴染みのビショップ厩舎で鳴らした神門武士が関わっていることから恐らく同型の馬だろう。性感マッサージ師を女子校教師として雇うという発想からバカ全開だが、それをどのような笑いに昇華させるかがカギで、教師系で好結果を残した全盛期のビショップと同じような采配が出来るなら不気味。惜しむらくは抜き系では経験豊富なメンバーが揃い信頼性は充分な騎手陣のはずだが、どうもヒロインに魅力が欠けるように感じる。そう考えるとメンバー的に上位進出となると苦しいだろうが入着なら。
期待度 ★★☆
戦極姫5 ~戦渦断つ覇王の系譜~(げーせん18)
最近知名度を上げつつあるげーせん18厩舎だが、成績の方は一進一退。仕上がり不十分の出走初戦は脚元不安(バグ)で凡走というパターンは脱しつつあるものの、それでも前走を見る限りは半信半疑。マイナー大名まで扱ってくれるのはこの厩舎らしいところだが、ゲーム性の向上と相反するように走りにモロさが出てきているのはマイナス点。歴史好きの醍醐味であるIFを扱うが、手前味噌となってしまう可能性はあるし少なくとも複数は当たりルートがないと厳しい。多少上積みはありそうだが、上位進出にはもう少し目に見える材料が欲しい。
期待度 ★★
そして煌めく乙女と秘密^5(ねこねこソフト)
厩舎復活以後、走った馬といえば実績馬の直仔(リメイク)のサナララRのみ。それだけに今回はこれまで起用してきた騎手をガラリと替えて新人ばかりで臨む。トレーナーは実績充分の海富一なだけに不安はない。ただ血統を見る限り「超萌え」との厩舎発表はあるものの、取材する限りは明らかにバカ寄りの内容に見える。トレーナーが担当したバカ系というとぐらタンがあるが、ギャグはかなりスベっていた印象があって不安は残る。これまでのねこねこソフトの馬から考えるとやや馬相が違うだけに不透明な部分が大きいが、変わり身となると厳しく感じるのは確か。
期待度 ★★☆
ねえちゃん、もう出ちゃうよ! ~淫姉は俺の愛玩具~(インターハート)
久しい長期休養から復帰した2走がサッパリの成績。それだけに狙いづらいが騎手は凌辱抜き系の馬に手慣れている火炎味噌へと強化してムードは良くなっている。姉ヒロインに絞った血統だが、姉妹厩舎で姉系に走った馬がいるのも、わずかながらプラス材料。ヒロイン数が少ないのは気がかりだが、高馬(フルプライス)でないだけに仕方ないか。同型に強力な馬がいないだけに展開に恵まれるケースを一考したいが、それでも最近の厩舎の実績を考えると手を出しづらいのは確か。大穴狙いなら押さえで一票投じる手も。
期待度 ★★★
〇HHG 女神の終焉(ういんどみる)
スタッフの顔ぶれから考えると驚きの好走といっても過言ではないHyper→Highspeed→Geniusと同血統の馬。引く手あまたのユキヲを起用できなかったのは痛いが、なるせめるちと桜沢いづみを鞍上に確保してマイナスは最小限に押えた。厩舎のコメントは直仔(続編)ではないとのことだが、取材する限り全くの新しい人にはやはり敷居が高い内容。コメディ寄りに変化した走りは許容できるが、厩舎コメントが足を引っ張る可能性は否定できない。直前思わぬアクシデントで出走取消(延期)となった影響はなさそうで幸いも、総合力としては本命馬にはやや劣り二番手評価に。
期待度 ★★★★
雛といっしょ(Ex‐iT)
出走前ほとんど話題に上らず、実際走った着順も入着が精一杯。ただ妙に熱烈なファンが多いひよこストライクの直仔(FD)。世間的にはどこで需要があるなか不思議だが、ファンにとっては待望の出走といったとこなのだろう。その内容は5人のヒロインの中から妹の雛一本に絞った潔いともいえる内容。走りの広がりなど考えるだけ無駄で、序盤から妹とのイチャラブが全開となりそう。ただ全盛期と比べると騎手の劣化が目に付いて、走りで勝負するならともかくイチャラブで押すにはやや萌えの点で不安が多い。お台も想像する内容から考えるとやや高めに思えるだけにやはりここでは狙いづらい。
期待度 ★☆
他の女の子とHをしているオレを見て興奮する彼女(material)
デビュー戦のイントルーダー ~侵入者~は凌辱系にしては工夫した走りでまずまずの成績。ただそれ以後の2走はパッとしない成績で、そろそろ戦果が欲しい。ヒロイン寝取られでなく主人公寝取られはほとんど出走例がなく面白い血統。メインヒロインを担当する騎手の結城リカは抜き系では実績が無いが、脇を固めるの歯と九次楼は好走した虜ノ契に跨ったコンビで信頼は置けそう。後はトレーナーがメインヒロインの屈折した心理を上手く引き出せるかどうかだが、実績を見る限り不安が一杯。前走のお前のオンナを寝取ってやる を見ても寝取られ系でありながら全くそんな機微が感じられなかっただけに、今回も直線的な抜きに終始してしまいそうな雰囲気。血統を生かした走りを期待してしまうと裏切られる可能性が強そうだ。
期待度 ★★
△MA☆KO HUNTER(CLOCKUP)
その馬名の強烈さから、入厩(発表)以来話題になっていた馬。過去バカ系の馬で好走した馬を出した厩舎であるが、最近の成績は看板倒れ。今回も明らかにバカ系寄りの血統であるが、素直には飛びつけない。騎手は最近この厩舎の主戦となりつつあるむなしむじょうに睦弦のコンビ。馬体を見る限りヒロインも魅力的でなかなか仕上がっている雰囲気だ。トレーナーもこれまでのこの厩舎のトレーナー陣から替わり、抜き系で実績のある面々を揃えただけに変わり身は充分考えられる。メインの他にサブヒロインも数多いがメイン並のエロさえあれば上位進出も狙えそう。ただこれまでの厩舎の実績から考えればそこまで容易でなく、肝心なところで手を抜いていそうな予感がするだけにヒモ穴で狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
未来戦姫 スレイブニル(STARGAZER)
近未来SF血統ということで一見バトル系のように思えるが取材する限りはその要素は薄いように感じる。確かにヒロインの戦闘服などデティールに凝った風はあるが、取材する限りは複数のヒロインが主人公の取り合いをするいわばハーレム系要素が強い。ただハーレム系下級馬に多い主人公の魅力が低くなぜヒロインが主人公に惹かれるかが分からないという体ではなくて、主人公を取り合う動機が書かれているのは好材料。地方での仕事が多く中央(商業)では今ひとつ騎乗馬に恵まれていないにの子が鞍上だがその騎乗ぶりは悪くない。後は直線で一工夫できるだけの脚が残っているかで、単なるハーレム系で終わってしまうようでは馬群に飲み込まれてしまいそう。その点経験が少ないトレーナーというのは不安で厩舎デビュー戦ということを考えれば入着があれば充分か。
期待度 ★★☆
らぶ魔女! LOVE MAJYO!(ミスリルソフトウェア)
デビュー戦の上、気配も乏しくほとんど注目を集めていないが、騎手の乗り味や馬体を見る限り悪くない。メインヒロインが魔法を快復させるため主人公とHするという血統は手垢が付きすぎていて、他の脇を締めるヒロインもどこかで見たようなキャラばかりというところを見るとトレーナーが新人ばかりというのも納得が行く。それを考えると最後追い込みを見せるような脚はなく、騎手の能力を生かしての萌えエロ一本での戦い。動画の助けがあるならまだしも、これだけ材料が乏しいと入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
我が家のヒメガミさまっ!(Chuablesoft)
震災からの復活以来精力的に出走させるチュアブルソフトだが、走らせる馬の質はというとかなりお寒い。今回は幼馬(ロリ)が特長の関谷いずみが鞍上ということだが、意外にもう片方のちりの方が馬に合っている気がする。実際幼馬一本で押すタイプではなさそうで、騎手を複数起用したのは正解かもしれない。トレーナーはこの厩舎で実績あるおぷとに草壁よしお。ベテランの和泉万夜も控えていて、近走とは違ったところを見せるかもしれない。ただ血統はよくある内容なだけに雰囲気は良さそうといっても上位を狙うには厳しい。近走裏切られたイメージもあって、ここも静観ムード。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
久々に頭数が揃い激戦必至。それでも実績や近走の内容を考えればVenusBlood -GAIA-が一歩リードしているか。走りは多少物足りないがそれを補うSLGパートを見れば、遊べる馬という代名詞が相応しい。遅れて追うのがHHG 女神の終焉。登録(マスターアップ)後思わぬアクシデントに振り回され取消となったが、意外に早く立て直せたのは幸いだった。ただ期間が短く急仕上げの不安はあるし、厩舎のコメントが足を引っ張る可能性もあり能力が生かしきれない可能性もありそう。バトル血統得意の厩舎だけにElectro Arms -Realize Digital Dimension-も不気味な存在。やや単純ともいえる性格の主人公が上手く作用すれば大駆けも充分だ。他に上位を窺う馬も多く混戦ムードに拍車を掛けている。血統に一捻りあり、追い切りの動きが良かった妹のおかげでモテすぎてヤバい。がその筆頭格。トレーナーの起用に新味を感じるMA☆KO HUNTERにいもうと ~蜜壺・完全版~といった抜き系勢に八木沼悟志が指揮ということで注目を集める十六夜のフォルトゥーナ も展開次第では浮上も。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
赤さんと吸血鬼。(ALcotハニカム)
アボガドパワーズで鳴らした大ベテラン大槻涼樹がALcot厩舎とタッグを組むというのは、古くからの競馬ファンにとって驚きと同時に楽しみ。しかもALcotハニカム抜けぬけ(1回おき)の法則から考えると今回は好走の番ということで期待が膨らむ。騎手の桑島黎音も実績はそれほどではないが、こういった血統に合いそうな雰囲気。ただ脚捌き(テキスト)のアクが強くて、これまでのALcotハニカムの走りに慣れたファンにとっては異端に感じてしまうかもしれない。ベテラントレーナーだけにゴール前で脚を伸ばしてくるのは確実だろうが、スタートであまりに後方に置かれると追い込みも不発に終わってしまうかもしれない。
期待度 ★★★
あねいもNeo+ Second Sisters(bootUP!)
この母系(シリーズ)も騎手&トレーナーが前所属から続いていて、競馬(エロゲー)界でも息長い系統といってもいい。抜き系ということもあってかそれほど目立つ成績は上げていないが、ある程度の固定ファン層を掴んでいるのだろう。今回は父(前作)では未攻略だったサブヒロインも攻略可能となったいわば完全版といっていい内容。メインヒロインよりサブの方に魅力的なヒロインが揃っていたという意見もあっただけに上積みの可能性は充分。といってもこれまで最高でも入着が一杯だっただけに、首位争いとは関係ない独自のレースとなるはずで印はとても回らない。
期待度 ★★
あまたらすリドルスター(seal-QUALIA)
動画(Hアニメ)を生かした抜きとバカ系のニックスで売り出してきたsealから新たな厩舎がデビュー。だた今回はこれまでと様相が違い、走り(シナリオ)重視の萌え系というのがどう出るか注目される。ただトレーナー(ライター)はこれまでそういった血統の馬を仕上げていない面々。バカ&抜きならともかく走り重視となると不安が先立つ。実際追い切り(体験版)を見ても不安が残る仕上がり。萌え系の馬で動画というのは珍しくぜひ走って欲しいものだが、この動きではとても買えない。
期待度 ★★
△十六夜のフォルトゥーナ(Lapislazliuli)
主戦騎手に宮坂みゆを擁しながらV.A(ヴィジュアルアーツ)系厩舎でほとんど存在感のないラピスラズリでこれまで輩出した馬は惨敗続き。ただその原因の多くがトレーナーにあるとしたら、地方(同人)時代がらのメンバーを一掃したのはプラスに働くかもしれない。その注目のトレーナーだが、指揮(企画)に入場曲(主題歌)で名高いfripSideの八木沼悟志が関わるという驚きの人選。これまで馬の制作の経験があるとは思えないだけに、よほど実績のあるトレーナーが脇を固めない限り厳しい結果が待っていそう。そのトレーナーのmizuki ryoだがこれまでメイントレーナーとしての経験がほとんどなく不安が先立つ。それまで溜めていた力を爆発させるなら僥倖だが、そう単純に行かないのが競馬界というもの。追い切りの評判はまずまず良さそうだが、今後シリアスな展開が予想されるだけに直線(ラスト)で末脚が発揮できるかどうか心配。あまり人気になりすぎるようなら見送りも一考。
期待度 ★★★
妹*シスター(Fleur-Soft)
主人公ラブの実妹とそれに嫉妬する幼馴染という血統(設定)は氾濫し過ぎていて、新デビュー厩舎の緒戦ということもあり目立たなくても仕方ない。トレーナーもキャリアはほとんど無いに等しく、騎手も悪くは無いものの牽引力に欠ける。ヒロイン数も3人と高馬(フルプライス)に近いお台にしては少なめだし、脇役も男女含めて紹介すらないとなると当然エピソードも不足となりそうで馬体重(ボリューム)も心配。脚捌き(テキスト)走り(シナリオ)とも期待できそうにないとなると見送りとなるのは当然か。
期待度 ★
△妹のおかげでモテすぎてヤバい。(Hulotte)
ラノベ風の馬名(タイトル)な上に悪い意味で名の通った馬ばかり騎乗する池上茜が鞍上と、ほとんど期待できないかと思いきや追い切りは意外に悪くない。といってもヒロインを可愛く見せると言った意味で、走りについて大きく期待するのは厳しそう。トレーナーの深山ユーキはSFやファンタジー的な血統の馬に実績があるが、今回は学園系萌え血統という点でやや心配。それでも厩舎デビュー戦のWith Ribbonがまずまずの成績だっただけに、そこから上積みを見込めるとすれば上位進出も可能。思い切って狙ってみる手も。
期待度 ★★★☆
△いもうと ~蜜壺・完全版~(スナック・ファクトリー)
ミンクの安馬(低価格)専門厩舎であるスナック・ファクトリーからの出走だが、今回は決して安馬とはいえないお台(価格)だけにミンク厩舎としてみた方がいいかもしれない。この厩舎では一番着順が良かった蜜壺 ~兄さん……わたしこんなに大きくなりましたよ~の全妹(リメイク)で、馬体(CG)強化と母である節子ルートが増えたのが強調材料。といっても純粋無垢の皮をかぶった妖艶な実妹との禁断Hが評価を受けていただけに、同じ禁断といっても違う因子を混ぜるのはマイナスになる可能性はある。馬体はさすが古豪ミンク厩舎というべき仕上がりで、抜きに関しては充分すぎる程。自分から転んでしまうところのある厩舎だけに信頼性は薄いが、安易な水増しさえなければ大駆けがあっても不思議でない。
期待度 ★★★
◎VenusBlood -GAIA-(DualTail)
最近の戦績を考えればもはや一流といっていいDualTailだが、それでも賞金(データ)数が増えてこないのは、凌辱の色濃い血統からか。今回もヒロインに魔物を産卵させるという血統は健在。ヒロインの数もこれまでの馬と比べて多く、多彩な配合が期待できそうだ。ユニット数が多くなりそうなだけに、システムが悪いと肝心のゲームパートが不調に終わるかもしれないが、3個師団同時投入も可能ということならその不安も解消。SLGとしてこれまでずっと進化し続けているだけに今回も後退はなさそう。実績や能力を考えれば多頭数のここでも中心的存在を勤めそう。
期待度 ★★★★☆
▲Electro Arms -Realize Digital Dimension-(light)
バトル血統ばかり扱う昏式龍也トレーナーの最新馬。他厩舎で走らせた前回は凡走に終わったが,実績あるlightに移ればまた別格。これまで掲示板は外していないだけに素直に狙えるはず。主人公が明らかに中二病をこじらせているが、それがバトル系と好相性なのはこれまでの実績で証明済み。競合しそうな同タイプの馬が見当たらないのもプラス材料。ただlight厩舎に来年大物馬の出走が控えていて、この馬にスタッフの手が回っていないという不安はある。トレーナーが細かな装具(アイテム)にこだわりすぎて肝心の走りが疎かにならないかも心配だが、このあたりは杞憂に終わる可能性も高い。総合力を考えれば充分上位を窺える馬だ。
期待度 ★★★★
オトメスイッチ ~彼が持ってる彼女のリモコン~(DigitalCute)
幼馬(ロリ)特有のほんわかした馬体(CG)からは想像しにくいダーク系なむすめーかーの走りがいまだに印象に残るDigitalCuteの最新馬。前走もどちらかといえば凌辱系に分類されるだけに、今回もダーク系となる可能性は高そう。トレーナーの経歴もほぼ抜き系に偏っている上、実績も乏しくまず走りには期待できそうもないだけになまじ展開に拘ってしまうと裏目になる可能性は強い。騎手のこうぐちもとはこれまでほとんど幼馬ばかり跨ってきたが、今回はヒロインの等身が高めでどれだけ馬の能力を引き出せるか未知数。血統(設定)の魅力はあるが、それを生かせるだけの態勢は整っていないと見る。
期待度 ★★
家族計画 Re:紡ぐ糸(D.O.)
超久々となるD.O.の出走だが、また懐かしい馬を再登場させたものだ。ラシックス(声優)の一新というのも往年のファンを憤らせる効果が強いが、それにも増して騎手の変更がファンの怒りを呼んでいるようだ。過去手綱を握っていた福永ユミは最近劣化が激しく騎手交代はまだ納得がいくが、乗り味(タイプ)が全く違う上にelf当時の輝きをすっかり失っているさめだ小判が乗り替わるのでは交代ではなく後退だ。走りに関してはこの時代でも遜色はないだろうが、相変わらずのアクチの採用を含めこれだけネガティブな材料が渦巻いているようでは好走は覚束ない。名門復活はまだ遠い先の話となりそうだ。
期待度 ★☆
桜舞う乙女のロンド(ensemble)
主人公女装潜入血統では定評のある厩舎だけに不気味さが漂う。騎手は主戦の武藤此史からきみしま青に替わったが、この厩舎での騎乗歴もあり不安はない。ただこれまで好走してきた馬と比べて今回トレーナー陣の格が落ちる。主戦格の歌鳥は萌え系の馬では全く結果を出せず、他のトレーナーも実績に乏しいだけに余計寒い。注目された追い切りの動きはヒロインの可愛さは認めるものの脚捌き(テキスト)はパッとしない雰囲気。萌えに関してはそこそこの質はありそうだが、最近女装血統も増えてきただけにそれだけで勝負できるほど今回のメンバーは甘くない。今回に限っては強く推せない。
期待度 ★★
シオリノコトハ ~密室図書館の生贄~(黒鳥)
ダーク系の雰囲気を醸しだす黒鳥厩舎の最新馬。凌辱系の中でも館が舞台というのは数多いが、それが閉ざされた図書館というのはやや目新しい。メインヒロインを見る限り恐らく前走の雨音スイッチと同じような狂気を感じさせる。ただその狂気が空回りしてある意味ギャグと化してしまった前走からして、ダークな雰囲気が直線(ラスト)まで保つかは微妙。ヒロインたちの配置を見れば、オチが見えてしまいそうなのも難点。もちろん記者の予想を覆してくれれば思わぬ好走も可能かもしれないが、それに賭けるのは相当分が悪そうだ。
期待度 ★☆
SEXティーチャー剛史(シルキーズ)
名門ながら最近は流行から離れた傍流血統を走らせるシルキーズだが、今回は稀に出走させるバカ血統で挑む。指揮に天然バカ系の馬でお馴染みのビショップ厩舎で鳴らした神門武士が関わっていることから恐らく同型の馬だろう。性感マッサージ師を女子校教師として雇うという発想からバカ全開だが、それをどのような笑いに昇華させるかがカギで、教師系で好結果を残した全盛期のビショップと同じような采配が出来るなら不気味。惜しむらくは抜き系では経験豊富なメンバーが揃い信頼性は充分な騎手陣のはずだが、どうもヒロインに魅力が欠けるように感じる。そう考えるとメンバー的に上位進出となると苦しいだろうが入着なら。
期待度 ★★☆
戦極姫5 ~戦渦断つ覇王の系譜~(げーせん18)
最近知名度を上げつつあるげーせん18厩舎だが、成績の方は一進一退。仕上がり不十分の出走初戦は脚元不安(バグ)で凡走というパターンは脱しつつあるものの、それでも前走を見る限りは半信半疑。マイナー大名まで扱ってくれるのはこの厩舎らしいところだが、ゲーム性の向上と相反するように走りにモロさが出てきているのはマイナス点。歴史好きの醍醐味であるIFを扱うが、手前味噌となってしまう可能性はあるし少なくとも複数は当たりルートがないと厳しい。多少上積みはありそうだが、上位進出にはもう少し目に見える材料が欲しい。
期待度 ★★
そして煌めく乙女と秘密^5(ねこねこソフト)
厩舎復活以後、走った馬といえば実績馬の直仔(リメイク)のサナララRのみ。それだけに今回はこれまで起用してきた騎手をガラリと替えて新人ばかりで臨む。トレーナーは実績充分の海富一なだけに不安はない。ただ血統を見る限り「超萌え」との厩舎発表はあるものの、取材する限りは明らかにバカ寄りの内容に見える。トレーナーが担当したバカ系というとぐらタンがあるが、ギャグはかなりスベっていた印象があって不安は残る。これまでのねこねこソフトの馬から考えるとやや馬相が違うだけに不透明な部分が大きいが、変わり身となると厳しく感じるのは確か。
期待度 ★★☆
ねえちゃん、もう出ちゃうよ! ~淫姉は俺の愛玩具~(インターハート)
久しい長期休養から復帰した2走がサッパリの成績。それだけに狙いづらいが騎手は凌辱抜き系の馬に手慣れている火炎味噌へと強化してムードは良くなっている。姉ヒロインに絞った血統だが、姉妹厩舎で姉系に走った馬がいるのも、わずかながらプラス材料。ヒロイン数が少ないのは気がかりだが、高馬(フルプライス)でないだけに仕方ないか。同型に強力な馬がいないだけに展開に恵まれるケースを一考したいが、それでも最近の厩舎の実績を考えると手を出しづらいのは確か。大穴狙いなら押さえで一票投じる手も。
期待度 ★★★
〇HHG 女神の終焉(ういんどみる)
スタッフの顔ぶれから考えると驚きの好走といっても過言ではないHyper→Highspeed→Geniusと同血統の馬。引く手あまたのユキヲを起用できなかったのは痛いが、なるせめるちと桜沢いづみを鞍上に確保してマイナスは最小限に押えた。厩舎のコメントは直仔(続編)ではないとのことだが、取材する限り全くの新しい人にはやはり敷居が高い内容。コメディ寄りに変化した走りは許容できるが、厩舎コメントが足を引っ張る可能性は否定できない。直前思わぬアクシデントで出走取消(延期)となった影響はなさそうで幸いも、総合力としては本命馬にはやや劣り二番手評価に。
期待度 ★★★★
雛といっしょ(Ex‐iT)
出走前ほとんど話題に上らず、実際走った着順も入着が精一杯。ただ妙に熱烈なファンが多いひよこストライクの直仔(FD)。世間的にはどこで需要があるなか不思議だが、ファンにとっては待望の出走といったとこなのだろう。その内容は5人のヒロインの中から妹の雛一本に絞った潔いともいえる内容。走りの広がりなど考えるだけ無駄で、序盤から妹とのイチャラブが全開となりそう。ただ全盛期と比べると騎手の劣化が目に付いて、走りで勝負するならともかくイチャラブで押すにはやや萌えの点で不安が多い。お台も想像する内容から考えるとやや高めに思えるだけにやはりここでは狙いづらい。
期待度 ★☆
他の女の子とHをしているオレを見て興奮する彼女(material)
デビュー戦のイントルーダー ~侵入者~は凌辱系にしては工夫した走りでまずまずの成績。ただそれ以後の2走はパッとしない成績で、そろそろ戦果が欲しい。ヒロイン寝取られでなく主人公寝取られはほとんど出走例がなく面白い血統。メインヒロインを担当する騎手の結城リカは抜き系では実績が無いが、脇を固めるの歯と九次楼は好走した虜ノ契に跨ったコンビで信頼は置けそう。後はトレーナーがメインヒロインの屈折した心理を上手く引き出せるかどうかだが、実績を見る限り不安が一杯。前走のお前のオンナを寝取ってやる を見ても寝取られ系でありながら全くそんな機微が感じられなかっただけに、今回も直線的な抜きに終始してしまいそうな雰囲気。血統を生かした走りを期待してしまうと裏切られる可能性が強そうだ。
期待度 ★★
△MA☆KO HUNTER(CLOCKUP)
その馬名の強烈さから、入厩(発表)以来話題になっていた馬。過去バカ系の馬で好走した馬を出した厩舎であるが、最近の成績は看板倒れ。今回も明らかにバカ系寄りの血統であるが、素直には飛びつけない。騎手は最近この厩舎の主戦となりつつあるむなしむじょうに睦弦のコンビ。馬体を見る限りヒロインも魅力的でなかなか仕上がっている雰囲気だ。トレーナーもこれまでのこの厩舎のトレーナー陣から替わり、抜き系で実績のある面々を揃えただけに変わり身は充分考えられる。メインの他にサブヒロインも数多いがメイン並のエロさえあれば上位進出も狙えそう。ただこれまでの厩舎の実績から考えればそこまで容易でなく、肝心なところで手を抜いていそうな予感がするだけにヒモ穴で狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
未来戦姫 スレイブニル(STARGAZER)
近未来SF血統ということで一見バトル系のように思えるが取材する限りはその要素は薄いように感じる。確かにヒロインの戦闘服などデティールに凝った風はあるが、取材する限りは複数のヒロインが主人公の取り合いをするいわばハーレム系要素が強い。ただハーレム系下級馬に多い主人公の魅力が低くなぜヒロインが主人公に惹かれるかが分からないという体ではなくて、主人公を取り合う動機が書かれているのは好材料。地方での仕事が多く中央(商業)では今ひとつ騎乗馬に恵まれていないにの子が鞍上だがその騎乗ぶりは悪くない。後は直線で一工夫できるだけの脚が残っているかで、単なるハーレム系で終わってしまうようでは馬群に飲み込まれてしまいそう。その点経験が少ないトレーナーというのは不安で厩舎デビュー戦ということを考えれば入着があれば充分か。
期待度 ★★☆
らぶ魔女! LOVE MAJYO!(ミスリルソフトウェア)
デビュー戦の上、気配も乏しくほとんど注目を集めていないが、騎手の乗り味や馬体を見る限り悪くない。メインヒロインが魔法を快復させるため主人公とHするという血統は手垢が付きすぎていて、他の脇を締めるヒロインもどこかで見たようなキャラばかりというところを見るとトレーナーが新人ばかりというのも納得が行く。それを考えると最後追い込みを見せるような脚はなく、騎手の能力を生かしての萌えエロ一本での戦い。動画の助けがあるならまだしも、これだけ材料が乏しいと入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
我が家のヒメガミさまっ!(Chuablesoft)
震災からの復活以来精力的に出走させるチュアブルソフトだが、走らせる馬の質はというとかなりお寒い。今回は幼馬(ロリ)が特長の関谷いずみが鞍上ということだが、意外にもう片方のちりの方が馬に合っている気がする。実際幼馬一本で押すタイプではなさそうで、騎手を複数起用したのは正解かもしれない。トレーナーはこの厩舎で実績あるおぷとに草壁よしお。ベテランの和泉万夜も控えていて、近走とは違ったところを見せるかもしれない。ただ血統はよくある内容なだけに雰囲気は良さそうといっても上位を狙うには厳しい。近走裏切られたイメージもあって、ここも静観ムード。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
久々に頭数が揃い激戦必至。それでも実績や近走の内容を考えればVenusBlood -GAIA-が一歩リードしているか。走りは多少物足りないがそれを補うSLGパートを見れば、遊べる馬という代名詞が相応しい。遅れて追うのがHHG 女神の終焉。登録(マスターアップ)後思わぬアクシデントに振り回され取消となったが、意外に早く立て直せたのは幸いだった。ただ期間が短く急仕上げの不安はあるし、厩舎のコメントが足を引っ張る可能性もあり能力が生かしきれない可能性もありそう。バトル血統得意の厩舎だけにElectro Arms -Realize Digital Dimension-も不気味な存在。やや単純ともいえる性格の主人公が上手く作用すれば大駆けも充分だ。他に上位を窺う馬も多く混戦ムードに拍車を掛けている。血統に一捻りあり、追い切りの動きが良かった妹のおかげでモテすぎてヤバい。がその筆頭格。トレーナーの起用に新味を感じるMA☆KO HUNTERにいもうと ~蜜壺・完全版~といった抜き系勢に八木沼悟志が指揮ということで注目を集める十六夜のフォルトゥーナ も展開次第では浮上も。
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