2014年03月18日

3月の発売予定表から

来月1日から消費税が上がるということもあってか、有力馬(ゲーム)が次々と出馬登録し最近にない豪華メンバーが揃った。競馬(エロゲー)ファンとしても少しでも馬券(ソフト)が安く買えるということで願ったり叶ったりといったところだが、その分出費は多くなりそう。それでも今回に限っては点数を広げても仕方なしと割り切って考えるのが賢明か。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

愛妹恋愛(インターハート)
中価格帯路線で復帰後3走目でようやく見どころのある走りを見せたインターハート。今回はトレーナー(シナリオライター)にベテラン嘘屋 佐々木酒人を起用して一層の上積みを狙う。2人の妹が主人公を巡って和姦抜きゲーといった血統(設定)でヒロインの可愛さも中々。ただトレーナーがトレーナーだけに萌えエロ一点勝負といった馬ではないはずで、主人公やサブキャラも絡んでの笑いにも期待できそう。ただ変化球が多彩なトレーナーだけにHシーンにもギャグを織り交ぜそうな気配。それだけにヒロインのキャラクターにならともかく、萌えに期待してしまうと肩透かしに遭う可能性が強いかも。今回のメンバー相手に上位に食い込むにはやや厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆

ALIA’s CARNIVAL!(NanaWind)
デビュー戦のユユカナが惨敗に終わっただけに立て直しに時間が掛かったのか、およそ2年半ぶりの出走という超久々の一戦。騎手(原画家)に主戦のMithaだけでなく七尾奈留を配すなどサーカス顔負けの萌え路線で勝負というのは潔いが、トレーナーの顔ぶれにほとんど変化がないのではデビュー戦の二の舞となってしまいそう。異能戦闘ものというよりは魔法学園系といったほうがよく、この手の血統はほとんど走っていないというのもマイナスだ。名手が手綱を握るだけにヒロインの可愛さに関しては太鼓判が押せるが、それ以外の強調材料はほとんどなく今回も凡走に終わってしまいそう。
期待度 ★☆

△英雄*戦姫GOLD(天狐)
世界史の英雄が萌えヒロイン化しての戦略SLG。そして騎手に大槍葦人を起用という点で話題を呼んだ父(本編)だったが、その知名度に比べると成績の方はやや期待ハズレといった成績。その一因がトレーナーの藤原休樹によるものという判断からか今回アリスソフトで鳴らした六花梨花(とり)に変更してきた。手腕を考えればこの変更はプラスに働きそうだが、肝心のゲーム性がどこまで進化しているかどうか。いくら騎手の描くヒロインがウリとはいえ作業プレイに終始してしまうようでは好走は覚束ない。メンバー的にはチャンスがありそうだが、首位争いとなるとかなり展開の助けが必要か。
期待度 ★★★

Endless Dungeon(Rosebleu)
完結と謳ったTiny Dungeonからまさか直仔(続編)が登場するとは思わなかった。多くの期待に応えてと厩舎(メーカー)サイドは語っているが、完結したはずの母系(シリーズ)を再び持ち出すということは、それ以降走った2頭の不振が影響しているといってもいいだろう。さすがにヒロイン陣は一新されたようだが、それでも過去のヒロインもサブとして登場するところを見ても厩舎の苦しい事情を物語っている。元々世界観についてはかなりツッコミどころが多かっただけに多少の狂いは意に介さないだろうが、こうした旧ヒロインが幅を利かせた直仔はあながち新ヒロインの魅力が薄くなってしまいがち。入着はともかくそれ以上の成績は期待しにくいだろう。
期待度 ★★

△虐襲5(ANIM)
この母系(シリーズ)も今回で5代目。凝った世界観と良質なキャラ設定で好成績を残した先代の走りを考えれば凌辱系とはいえ期待は大きい。触手やオークといったハード凌辱にありがちな材料を使いながら、そこまできついプレイはなく凌辱初心者にもとっつきやすいのも特長の一つだったが、今回は主人公が完全悪と謳うだけにそのあたりのさじ加減が狂う可能性はある。女騎士を初めとするヒロインの設定は悪くなく、アニメ系の毛色(CG)もファンタジーに合っているだけに、後は主人公が独りよがりになってしまわないかが、好走へのカギとなるか。
期待度 ★★★

くのいちが如く 脱がせ!爆乳ニンジャーズ!(牛乳戦車)
意外といっては失礼だが正統派ACTだった前走がなかなかの走り。テック系が持つ天然バカ風味もうまく作用して見せ場を作った。今回も巨乳くのいちをACTで倒すという相変わらずのバカ風味で、前走から考えれば勝ち負けも。ただ同脚質のライバルがあまりに強力。ACTの難易度や走りなど肝心な部分で劣るだけに単純に比較されれば勝負にならない。前走もACT自体は甘めで飽きやすく馬体重(容量)も少なめだただけに、せめて複数回プレイには耐えられるようにして欲しいところだ。
期待度 ★★☆

△Clover Day’s(ALcot)
厩舎創立10周年記念ということか、デビュー馬のClover Heart’s を思わせるような双子ヒロインとのイチャラブ血統。主戦の仁村有志・鳴海ゆうだけでなく、ちこたむを鞍上に起用するという事実だけみても厩舎の本気度合が感じられる。一応Clover Heart’s の直仔(続編)的扱いのようだが、関連性は薄そうで、父を知らなくてもそれほど影響はなさそう。デビュー以降あまり目立つ馬が出ていなかった厩舎だが、最近出走馬の質が上がっているのは強みで姉妹厩舎の勢いに乗った感もある。その姉妹厩舎で好成績を残した保住圭や瀬尾順がトレーナーとして脇に控えているのも心強い。恐らく一定以上の能力を秘めているのは間違いないが、先頭でゴールを駆け抜けられるかとなると決め手にやや欠ける気も。それでも上位に食い込んでくるのは間違いなく、時計が掛かれば一気の浮上も。
期待度 ★★★☆

恋する夏のラストリゾート(PULLTOP LATTE)
恋愛系と3Pというあまり成功していないニックスながらまずまずの成績を残した彼女と俺と恋人と。から考えれば上位に食い込んでもおかしくないと思わせる雰囲気を漂わせている。トレーナーが樹原新に変わったということで、走りにシリアスさが加わるかと思われたが、イチャラブに特化したという厩舎の方針を鑑みてかヒロインの可愛い水着を押し出しての萌えエロ路線で勝負しそう。ただ今回3Pはありそうだが、どうやらおまけ的扱い。追い切り(体験版)を見る限りメインヒロインの羽海が主軸となりそうで、前走とはやや味の違う馬となりそうな予感。それでも羽海の可愛さは充分すぎるほどでそれだけでもある程度の成績は残せそう。問題はHシーンやサントラを別の馬(ゲーム)として走らせる点で、この作戦は論議を呼びそう。少なくともプラスに働かないことは確かなだけにやや割り引いてみる。
期待度 ★★★

3Ping Lovers!☆一夫二妻の世界へようこそ♪(裸足少女)
出走数こそ多くはないが、エロ得意な著名騎手を起用して近走なかなかの好成績を残している裸足少女の最新馬。この厩舎ではお馴染みとなりつつあるINOに、同じくミンク系厩舎の馬に騎乗していた雛咲とアトリエかぐやで活躍していた坂上海という名手を揃え、抜き目的なら飛びつきたくなる魅力を秘めている。血統に関しては男子学生が突然ファンタジー世界に召喚され、魔法少女たちと3P三昧というどこからツッコミを入れていいか迷う代物。エロは動画付きで水準以上の時計では走れそうだが、ファンタジー世界というややありふれた血統なだけに走りに関してはほとんど期待できないだろう。もちろんこの馬から買うファンにとってはまともな走りを臨んではいないだろうが、ヒロインの魅力については前走よりやや不足気味かと感じさせるだけに過信は禁物。今回はメンバーが揃っているだけにこの馬まで手が回らないか。
期待度 ★★★

銃騎士 Cutie☆Bullet()
藤原休樹をトレーナーに起用して物議を醸したデビュー戦からおよそ2年半。今回もデビュー戦と同じ騎士がヒロインという血統で挑むが、やはりトレーナーを変更してデビュー戦の払拭に躍起となっている。ただその肝心のトレーナーが新人な上に追い切り(体験版)の評価も散々。折角の銃騎士をヒロインとした意味を台無しにするようなテンポの悪い走りでは苦しく、これではヒロインの可愛さも打ち消してしまいそう。中途半端な笑いも現状では逆効果で、いっそバカ系で挑む方がいいくらい。現在油の乗り切っている憂姫はぐれが鞍上でラシックス(声優)も魅力だが、これではとても狙えない。
期待度 ★☆

△大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-(オーガスト)
萌え厩舎としてもはや最先端を行く存在といっていいオーガストの直仔(FD)。ファンサービスに長けている厩舎であるし、父(本編)も一流馬だっただけに馬群に大きく沈むのは考えにくい。萌えに長じている厩舎の割にはエロにも決して手を抜かないだけに、その点でも期待は充分。ただ父の走りに謎や深みといった点に関しては薄かっただけに、今回はサブを含めたヒロインとの後日談が走りの中心となりそう。それだけに安定感はあっても直線突き抜けるだけの力強さには欠けていそう。本命馬と真っ向勝負となると分が悪く、評価は押さえ気味にしたい。
期待度 ★★★☆

常夏姉妹サンド(アトリエかぐや)
かぐや復活の狼煙を上げる要因となったたまはじ!に騎乗したmeroが再び登場。たまはじ!と同じトレーナーで路線はほぼ同様だろうが、やや幼馬(ロリ)分に欠ける点があるのが記者的には気がかり。今回も近親配合とはいえ背徳感とは無縁のラブイチャHが延々と繰り広げられそうだが、ややキャラに魅力が欠けるように見られるだけにそれが抜きに影響しないかどうか。それでも複数Hも搭載とある程度のエロさは保障されている。後は強力メンバー相手に抜きだけでどこまで戦えるかどうかだけだろう。
期待度 ★★★

ドコのドナタの感情経路(ad:lib)
どちらかというと走りよりも入場曲(主題歌)の方が印象に残るアドリブ厩舎の最新馬。これまで青春系の馬としてはやや平凡とも思える血統で挑んできたが、今回はお伽噺をモチーフとしてやや変化を付けてきた印象がある。ただ追い切りを見る限りその効果は限定的。TV動画系の馬体はデビュー当時よりは洗練されてきたようだしヒロインについても可愛く感じられるが、走りのテンポがどうもぎこちなく感じられてしまう。実績的に直線で一気に追い込みを見せるような雰囲気もなく、相手も強いとなるとこの馬に出番が回ってくるとは考えにくい。
期待度 ★★

〇BALDRSKY ZERO2 (戯画)
一時ほどの信頼性はないバルド血統だが、綱島志郎を鞍上に迎えた前走はさすがに好走。その走りを考えれば今回も期待できそう。追い切りはそれほど評判にはなっていないが、アクション系が好走するには必須の爽快感といった点に関しては充分持ち合わせていそう。前走のヒロインもサブとして登場するが、トレーナーも同じなだけに世界観を大きく違えることはないはず。後はこういった血統に付き物の脚元不安(バグ)が発生するかどうか。ただこれまでたびたび脚元不安が表面化している割には、それほど成績には影響しなかっただけに今回も上位に食い込んでくる筈。一角崩し以上の期待も。
期待度 ★★★★

◎ハロー・レディ!(暁WORKS)
名馬るいは智を呼ぶを送り出した騎手さえき北都とトレーナー日野亘&衆堂ジョオのコンビが2年ぶりに出走ということで注目されている。今回は学園が舞台ということでこれまでのようなアクが取れたように感じるが、それでもこのトレーナーの持ち味は失われていない。主人公とヒロインの掛け合いも面白く、これまでこの厩舎のファンだった人の期待は裏切らないだろう。最近直線(終盤)で息切れするシーンが目立つのは心配だが、言い換えれば不安といえばそれくらい。メンバー揃ったここでも充分主役の座を務めてくれるはずだ。
期待度 ★★★★☆

△ひこうき雲の向こう側(FLAT)
最近売出し中のトレーナーであるさかき傘がシークレットゲームを送り出したFLATと組むということで、一部から注目を集めている。トレーナーの実績や馬体の雰囲気から一見普通の萌え系に思えるが、厩舎が厩舎だけに今後ガラリと雰囲気を変えてくる可能性もあることを頭に留めておきたい。トレーナーが近走ダメ主人公を量産しているというのが気がかりだが、一応そのダメぶりも意味を持たせてくれているので救いはある。ただコメディ系ならまだしもシリアスな場面でのヘタレはやはりマイナス材料。直線に入って末脚発揮のシーンは考えられるが、追い込み不発の可能性も考えて馬券はやや手控える手も。
期待度 ★★★☆

▲憑依変身エクストラソウルズ(Studio 邪恋)
これまで催眠系の馬に特化してきたStudio邪恋だが今回は変身ヒロイン凌辱という新たな血統で挑む。騎手は過去放尿系でコアなファンを惹きつけたベテランでこの厩舎の主戦格のYUKIRINだが、最近はやや往年の迫力に欠ける嫌いも。ただトレーナーは過去こういった血統の馬で実績を持つassaultで、憑依変身という普通の変身ヒロイン系とはやや角度を変えてきているのは面白い。一つの体に二人のヒロインの心を持つという趣向が上手く作用すれば、これまでとは違う凌辱系が見られそうだ。強力なメンバー相手にどこまで戦えるかは微妙も、嵌れば上位の一角を崩すだけの能力を秘めていると見た。
期待度 ★★★☆

炎の孕ませ乳ドルマイ★スター学園Z(SQUEEZ)
毎回クラス全員に中だし孕ませという血統で挑むSQUEEZの最新馬。さすがにこれだけ同じ血統が続くとさすがに活力が衰えてきているようで、最近は入着するのが精一杯という成績が続く。今回はアイドルの卵が通う学園が舞台だが、戦法自体にはほとんど変わりなく、テック動画を利かしたバカエロ路線。アイドル系にありがちな清純や近寄りがたさといったキャラの多彩さには無縁で、水着大会やアイドル衣装でのHといったエロに特化した内容。相変わらずヒロイン数が多く、多彩なエロが望める半面、ヒロインに感情移入といった点には期待できない、もちろん抜きに特化しているだけにその点は承知だろうが、最近は萌え系でも濃いHシーンが多くなっているだけに、単なる抜きだけでどこまで勝負できるかどうか。今回も前走同様の成績に終わってしまいそうだ。
期待度 ★★☆

ももいろ性癖開放宣言!(softhouse‐seal GRANDEE)
安馬(低価格)専門だったソフトハウスシールが高馬も扱うようになって7走。着実に入着を果たす安定性はあるが、入着以上の成績となると苦しいという評価に定まってしまったといっていい。それでもシリアスな走りに徹したあまたらすリドルスターが殻を破るどころか、大きく着順を落としたところを考えるとこれまでのようなバカエロ血統の方が向いているということだろう。今回は例のごとくバカエロ血統なだけに持ち時計どおり走ってくれるだろうが、それ以上の成績は望みにくい。今回は相手が強いだけに、苦しい競馬となりそう。
期待度 ★★☆

らぶらぶらいふ お嬢様7人とラブラブハーレム生活(ぱじゃまエクスタシー)
最近やや低迷気味のぱじゃまソフトから久々に抜き特化した馬が出走。ただ厩舎スタッフを見る限り、 SkyFish pocoから出走したにゃんカフェマキアートと同じで、ぱじゃまソフトの匂いはほとんど感じられない。ぱじゃまソフトはこういった名義貸しはたまに行うため、今回も同傾向と考えておいた方がいいだろう。全員エッチしたハーレム状態から一人のヒロインを選ぶといった血統はこういった萌え和姦系には意外に多く目新しさには欠ける。にゃんカフェマキアートも並みのハーレム系とそれほど差異は感じられなかっただけに、ここでも大きな期待をするわけにはいかないだろう。
期待度 ★★

恋愛まで選択肢ひとつ(脳内彼女)
これまでいい意味でも悪い意味でも厩舎の持ち味だった騸馬(男の娘)ヒロインを封印。女性上位のイメージを薄めるなど方針の変化が見られる脳内彼女。騎手もこれまで主戦だったあおぎりぺんたから空維深夜にあげきちといった面々に替わり脳内彼女らしさが益々薄まった気がする。ヒロインはそこそこ可愛い感じだが、選択肢一つでヒロインと結ばれるという戦法が単調になってしまわないか不安はある。また追い切りの段階では優遇されそうなヒロインがはっきりしていそうで、他のヒロインがおまけのような扱いになってしまわないか心配。その優遇されるヒロインの走りがしっかりしていれば大丈夫なのだが、これまで王道な走りで売って来た厩舎でないだけにその可能性は薄い。今回は様子見が無難だろう。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
有力馬が揃い上位拮抗なメンバー構成。それでも追い切りの評価が高いハロー・レディ!がわずかにリードしている。逆転なら厩舎が一時の沈滞ムードから脱しつつあるBALDRSKY ZERO2 。父の走りを再現できればここでも恐い。この2頭が本線を形成するが穴馬も多士済々。不気味なのが憑依変身エクストラソウルズ。トレーナーがこういった血統の馬に手慣れているし一発ありそうなムードを漂わせている。人気馬の直仔大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-も混戦なら出番がありそうだし、厩舎が力を入れているClover Day'sも上位を窺う力はある。他にひこうき雲の向こう側虐襲5も嵌れば大駆けもありそうで難解な一戦だ。

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