2015年04月20日

4月の発売予定表から

クラシック路線真っ盛りということもあって例年メンバーが揃う第4R(月)ですが、今年もかなり豪華な布陣でファンには楽しみな構成となりました。昨年に続いての新旧長距離(ヤリコミ)系厩舎(ブランド)の有力馬(ソフト)の激突が見どころになりますが、他にも実績ある馬が多数出走し、勝ち時計(中央値)はかなり速く(高く)なると予想。全くの人気薄の馬が食い込むには厳しそうですが、上位拮抗で面白いレースがみられそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

▲イブニクル(アリスソフト)
昨年と同じく強力同型馬との対決となる。昨年は名門厩舎の意地を見せた形になったが、厩舎の看板母系〈シリーズ)であるランス系だったということを考えれば勝利してもさほど威張れない。それだけに今回勝利してこそ名門としての価値を高めることになる。さてHPを取材した印象では血統〈設定)はやや古風なフィールドタイプのRPGで、他厩舎では恐くて手が出せない雰囲気だが、こうした血統を多く手がけたアリスなら信頼性はありバランス等もうまく処理してあるはず。主人公のキャラもこういった血統なら問題なく受け入れられそう。後はライバルとの能力勝負となりそうだが、今回は全く新しい母系ということを考えて単穴評価に抑える。
期待度 ★★★★

△ウルスラグナ~征戦のデュエリスト(アストロノーツ)
GW前ということもあるだろうが、強力同型馬2頭に敢然とぶつけてきた勇気は買える。ただ厩舎デビューの頃の勢いを失くしてしまったアストロノーツが、こうした長距離血統を上手く手がけられるのかが問題。カードを集めデッキを作り対戦するという血統は嵌れば爆発力は充分。ただCPUとの力関係のバランスを上手く取らないと面白さに繋がらないのがこうした血統の弱点。カードバトルは初めてのスタッフがいかに仕上げられるかは未知数だ。追い切りの雰囲気は悪くないし、ネット対戦が出来るくらい成功すれば不気味だが、そこまでの能力があるかどうか。
期待度 ★★★☆

神楽花莚譚(でぼの巣製作所)
でぼの巣厩舎が久々に出走させるのはこの厩舎の看板母系である神楽系。といってもこのところ低迷している成績から大きな期待はできそうもない。しかも今回同型馬がいかにも強力。ダンジョン自動システムは長距離を走る上で有利なのは確かだが、内容が面白くなければ距離が保たないのは当然のこと。このところの成績を見る限りRPG部分に不安があるだけに、厩舎の狙いも画餅に終わってしまいそう。今回トレーナーに凌辱馬を多く手がけている面々を起用してきたがエロには期待できるとしても、半面走りに関してはその逆の目が出そう。今回も見送りか。
期待度 ★★

◎神のラプソディ(エウシュリー)
毎年4R(月)を目標に仕上げてくるエウシュリーが今年も満を持して出走させてきた。今回も同型馬が多く出走してきたが、最近の成績を考えればこの馬を中心にレースが動くのは間違いない。今回もこの厩舎が得意とするキャラを成長させていくシステムは健在。走りに関してはそれほどでなくとも、キャラを成長させることによって愛着を持たせる手法は定番ながら手堅い。追い切りの評価も中々で長距離を走る上で不安はなく、ここは本命に押す。
期待度 ★★★★★

△クロノクロック(PurpleSoftware)
長距離血統に注目が集まる中、萌え系に有力馬が不在ということで自然この馬に視線が集まる。人気を集めながら期待を裏切ることが多い厩舎だが、前走では見せ場充分の走り。今回はトレーナーにサーカスやminoriで名を売った御影を起用。実績充分のトレーナーだけに大きく期待を裏切るといった心配はなさそうだ。騎手はハピメアでも組んだ主戦の月杜尋と克のコンビで萌えという点では超一線級とは言えないまでも、手堅い騎乗には定評があるだけに不安はない。追い切りもまずまず動いているだけに展開の利を活かせれば充分勝ち負けを争える存在。
期待度 ★★★★

〇相州戦神館學園 万仙陣(light)
今や燃え系専門厩舎といっていいlightだが、正田崇トレーナーが手がけるとなると信頼性は高い。今回は相州戦神館學園 八命陣の後継馬〈続編)ということもあって、能力の高さは証明されているといっていい。もちろん父〈前作)を知らないと楽しめないのは仕方ないが、逆に言えば楽しめた人だけが買うということでより速い時計に対応できる可能性は高い。往年よりややバトルの迫力が無くなっているのは気がかりもそこはベテランの走りでカバー。直線うまくまとめれば首位逆転のシーンも充分だ。
期待度 ★★★★★

真・恋姫†英雄譚1 ~乙女艶乱☆三国志演義[蜀]~(BaseSon)
この厩舎では久々の一流馬となった真・恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~ だが直仔(FD)の真・恋姫†無双~萌将伝~は大きく期待を裏切った。今回再び蜀の武将に絞って直仔を走らせるが、元々あまり評判の良くなかった蜀ルートだけに外伝といってもどこまで通用するか疑問。インターネット(ダウンロード)専売の手法も全ルート発売後のパック販売が前もって公表されていては効果薄。トレーナーの実績も乏しく大きな期待は出来そうもない。
期待度 ★☆

ダ・カーポII~ ディアレストマリッジ(CIRCUS)
ダ・カーポ系しか走らず、他の馬はその貯金を食いつぶすだけと云われるサーカス厩舎だが、最近は割り切って新母系を走らせずダ・カーポ系一本の出走となってしまった。今回は最近続いたⅢでなく久々にⅡの系統で、だだ甘純愛と謳うとおり音姉こと朝倉音姫に焦点を当ててきた。ただ初代から10年近く経っていてさすがに今更感は強いし、ファンも年数を経てどれだけ残っているかも気になるが、それよりもこれだけ同じ母系ばかり走らせると、活力はあるとはいえさすがに疲弊してしまっている可能性は高い。メンバーに恵まれたならともかく、今回は相手がいかにも強力なだけにここではさすがに苦しいか。
期待度 ★★★

CHU×ペット(アトリエかぐや)
choco chipがかぐやに復帰しての3戦目。まだ全盛期の力量を発揮しているとは言いがたいが、前走で時計を詰めてきたようにそれなりの結果を出してくるあたりはさすがだ。今回は抜き系に目ぼしい馬が居らず展開に恵まれる可能性はある。主人公をペット化しようと企むヒロインとの対決が主眼となりそうで、ヒロインと主人公の頭脳戦が見られるようなら面白そうだが、厩舎が厩舎だけにそこまでトリッキーな走りには期待できそうもなく、単にヒロインに責められるヒロイン上位のエッチがほとんどとなってしまういそう。それでもある程度の時計では走ってくれそうだが、今回はそこまで時計の掛かるレースにはならないだろう。
期待度 ★★☆

ツゴウノイイアイドル(D:drive.)
ふさたか式部が跨るツゴウノイイ系もこれで3代目。今回はトレーナー陣を一新し浮上を狙うが、戦績的にはそれほど大きな変わりはない。アイドル血統はこれまで好走した例がほとんどなく、埋もれてしまっているかネタ馬ト化しているものがほとんど。そこでこの馬は思い切りネタに走ることで打開する作戦だが、ヒロインが3人というのは寂しくよほど走りで見せるものがないと馬群後方を追走することになってしまいそう。実績的にも見送りが妥当か。
期待度 ★☆

Trippers.-彼女との学園生活を破壊する、1通の手紙-(Lamia)
ぱれっとの姉妹厩舎としてデビューしたLamiaもこれで3戦目。じっくり仕上げてくるぱれっとから考えると、かなり短い間隔で使い込んできていて凌辱抜き系厩舎としての知名度を高めようと懸命だ。騎手は厩舎デビュー戦で流石というところを見せたたまひよで不安なし。問題は解散したあてゅ・わぁくすでメイントレーナーを務めながら凡馬ばかり出した玉城琴也が今回調教を一人で手がけるという点。凌辱抜き系を手がけた経験がほとんどないことを考えると不安は大きい。謎の脅迫者に翻弄される恋人という血統はミステリー要素が強く、その点をおざなりにしては凡走すうのは必至だ。救いは地雷ソフトでまずまず結果を出した丸山剛が指揮(ディレクション)を務めることだが過剰な期待は禁物。大駆けする可能性は低そうだ。
期待度 ★★

△ねえちゃん、ごめん出しちゃった!~おねえちゃんは僕専用(INTERHEART)
十全がインターハートの馬を手がけるのもこれで4頭目。前走は期待を裏切る結果に終わったが、敗因はヒロイン数が多すぎて走りの内容が薄くなったとはっきりしているだけに、今回巻き返しの可能性は充分。騎手も火炎味噌に戻りまずまず走ったねえちゃん、もう出ちゃうよ! ~淫姉は俺の愛玩具~の再現を狙う。主人公が童顔・シスコンということで姉に責められるシチュが多そうだが、そこはこの血統だけに仕方ない。追い切りも手堅く持ち時計はしっかり走ってくれそう。ただ今回は相手的にいかにも分が悪い。この馬にまで出番が回ってくるとは考えにくいが大穴なら。
期待度 ★★★

△プラマイウォーズ(ASa project)
数少ないバカ系専門厩舎として存在感を高めているアサプロの最新馬。血統は成功した恋愛0キロメートルに近く期待できそうな要素は充分。ただ追い切りを見て気になるのは、ファンの気分を害しそうなキャラが散見される点。このあたりをギャグとして受けいられるかどうかは人によるが、どうも万人受けしそうな馬とは言えずレースでは苦しむ可能性は高い。後は課題となっているルートごとに大きすぎるデキの差をどこまで少なくさせるかどうかだが、この血統だとキラーシナリオが一本あった方が好走に繋がるかもしれない。総合的には前走でやや狂った歯車がどこまで戻せるかどうか注目されたが、記者的には今回やや厳しいと見る。
期待度 ★★★

PRETTY×CATION2(hibiki works)
成功したLOVELY×CATIONと比べると期待はずれの感のあるPRETTY×CATIONの後継馬〈続編)。騎手が浅海朝美に乗り替わったのは大きなプラスで、E‐moteがどのように働くか注目だ。この血統独特のラブリーコールシステムは健在で、ヒロインの趣味に合わせるべくプレイヤーが頭をひねるというのも擬似恋愛という点を高めて面白い。ただやはり問題は走りで追い切りを見てもやはり迫力不足。ここが改善されない限り前走の敗戦を払拭できない可能性は高いか。
期待度 ★★★

プレイクラブ(ILLUSION)
3D厩舎の老舗として唯一踏ん張っているILLUSIONの最新馬。時に大駆けを見せることがあるだけに、一概には軽視できないのがこの厩舎の馬だが、今回は過去凡走に終わったリアルプレイを思わせるだけに信頼度は低い。3D系の弱点は走りの内容に期待できない点とHシーンがどうにもバカっぽく見えてしまうところだが、今回もその心配は強く得意のカスタマイズだけでは勝負になりそうもない。馬群後方で独自の戦いを強いられそうだ。
期待度 ★☆

ブレイブハンターあおい(include)
新たに厩舎開設するincludeのデビュー馬は一部に根強いファンを持つ変身ヒロイン凌辱系。トレーナーは解散してしまったRaSeN厩舎でデビューし、変身ヒロイン系を得意とするassaultでこういった血統はお手の物。ただこのトレーナーのマイナス点は血統にこだわりすぎて、触手や異種姦等のハード凌辱の割には抜きの点で物足らないことが多いこと。地方(同人)馬や安馬の方が存外見どころのある走りを見せているのも、それほど血統に力を入れる必要がないためかもしれない。今回騎手は吉飛雄馬を起用してきたが一人で主戦を務めるのは初めて。凌辱得意というわけでなく、魅力は薄い。それだけにトレーナーの手腕に懸かるところが大きいが、相手がいかにも強力なだけに分が悪い。入着があれば上々だろう。
期待度 ★★

魔将の贄3(Liquid)
およそ7年ぶりとなる魔将の贄の後継馬。騎手はこれまでと同じかんたかで、抜きには定評のある騎手だけに期待できる。初代はその知名度ほど成績は芳しくなく、2代目も同様。同母系(シリーズ)といっても血統の関連性は低くトレーナーも違うとなると正直後継を名乗る価値は低いといってもいい。今回は復讐とヒロインの籠絡が見どころとなるが、どうもご都合主義的展開が強く走りにはそれほど期待できそうもない。その分騎手に懸かる負担が大となるが、いくらかんたかが名手だったとしてもこの馬を上位に食い込ませるには骨が折れそうだ。
期待度 ★☆


ワルキューレロマンツェ Re:tell II(Ricotta)
この厩舎のインターネット専売企画も2戦目。今回はメインヒロイン格のフィーリアに直仔(FD)でヒロインに昇格した龍造寺茜の組み合わせ。この騎手だけに当然エロには期待できるが、前走の馬体重が寂しかったことを考えるとその他の要素にはほとんど期待できそうもない。父(本編)に関わったトレーナーが関わらないことを考えると仕方ないかもしれないが、この陣容で好走を望むのはさすがに無理筋。前走から少しでも時計が詰められれば成功だが、それも厳しいかも。
期待度 ★★

(本紙の見解)上位拮抗し大激戦だがこの時期はやはり長距離血統が強いだけに神のラプソディを本命に推す。過去の実績を考えれば相州戦神館學園 万仙陣も全く差はなく、高いレベルでの激しい鍔迫り合いが見られそうだ。もちろん名門厩舎の意地があるイブニクルも一角崩しに参戦してきそうだし、追い切り動いたクロノクロックもチャンス充分。絞ればこの4頭のまんじ巴だが、長距離血統の第3勢力としてウルスラグナ~征戦のデュエリストも厩舎の今後の動き次第で穴馬以上の評価が必要となりそう。プラマイウォーズねえちゃん、ごめん出しちゃった!~おねえちゃんは僕専用も捨てがたい魅力を秘めているが、人気どころと比べると劣勢は否めないか。

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