2016年01月23日

1月の発売予定表から

今年の最初を飾る第1R(月)ですが、予想どおり頭数が揃わず寂しいレースとなってしまいそう。それでも著名厩舎からの出走があって、勝ち時計自体は遅くならずレベルの高い争いが見られることを期待したいもの。ただ頭数が少ないだけに点数を広げすぎるとガミを食らう可能性は高い。1~2点勝負でバッチリ決めてみたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

アンゲネームプラッツ(HexenHaus)
厩舎(ブランド)開設しての2戦はいいところなしというHexenHausの最新馬。トレーナー(ライター)の望月JETと神野マサキのコンビはこの厩舎だけでなくPeasSoftでも出走馬を手がけているが結果を出していない。学内カフェというコンセプトはありがちだが、それを部活動で行うとなるとそれなりの説得力が必要。といっても主人公に女装させるという発端からしてお察しレベル。流され系主人公と強気メインヒロインという組み合わせは悪くないが、他に腹黒タイプのヒロインが多めというのも気になる点。今回も大きな期待は出来そうもないか。
期待度 ★☆

カスタムメイド3D2+(KISS)
近走目立った成績がなかったKISS厩舎が久々に送り出した上級馬がカスタムメイド3D2 だったが、今回はその直仔(FD)が出走する。昨年10月出走した全兄はほぼ顔見せに終わってしまったが馬体の内容から考えれば仕方がないところ。今回はそれと比べれば上積みはありそう。走り(シナリオ)に内容がないのは父(本編)も同じだっただけに不安はない。後は新たに追加されたメイドバトルや新規追加プレイのデキ次第。といってもこの厩舎の直仔は数多く出走させすぎて好成績に繋がっていない。メンバーが軽いとはいえ勝つまでの期待はどうか。
期待度 ★★☆

▲GEARS of DRAGOON2 ~黎明のフラグメンツ~ (NineTail)
DualTail&NineTailの所属馬にしては物足りない成績に終わった父(本編)だったが、RPG部分の評価は悪くはなかった。今回はそのRPG部分を進化させてきたと厩舎は自信を持つ。この厩舎だけに自由度はそのままに幅広い難易度を搭載することによって、長距離をこなすスタミナは十分持っているだろう。あとは走り(シナリオ)が足を引っ張らないかどうかだけ。今回父と比べるとトレーナーを総入れ替えしてきたが、この厩舎で実績あるあくまっこはまずまず信頼できるものの、他の2人は実績的に不安が多い。それでもこのメンバー相手なら確実に上位へ食い込んできそうだで、単穴以下には落とせない。
期待度 ★★★☆

恋のハニトー ~えっちで甘いハニートラップ~ (WHITESOFT-ALBINO)
その血統(設定)から人気を集めながらも、その能力を生かしきれずに凡走というケースが多いWHITESOFTの姉妹厩舎が開業。本家はミヤスリサら渋い騎手人選をしてきたが、今回は別路線(ラノベ)で活躍するシロガネヒナを起用とやや傾向が違っている。馬名(タイトル)を見る限り、これまでの走り(シナリオ)重視でなくエロ重視の作戦だろうが、これまでエロ薄傾向の所属馬が多かったWHITESOFTだけに、この方針変更は違和感が多い。トレーナーも本家のさくらシンクロニシティでサブを務めた聖兎月で実績も乏しく、不安ばかりが先立つ。追い切り(体験版)も目立つところがないだけに、見送りでいいだろう。
期待度 ★☆

光翼戦姫エクスティアII (Lusterise)
変身ヒロイン凌辱と純愛のニックスといえば超昂天使エスカレイヤーという名馬がいるが、他に成功した馬となるとすぐには思い出せない。この馬の全兄(前作)は善戦までだっただけに、そこからどこまで変わり身を見せるかがカギ。プラス要素は追加ヒロインだが、いくら正義のためとはいえ複数のヒロインとHするのが純愛とどう結びつけるのかが問題。うまく嵌れば好走もあるだろうが、違和感となってしまえば凡走となってしまいそう。トレーナーがそこそこ変身ヒロイン系を手がけているのはプラスだが、あくまで凌辱メインでの実績。やはり期待よりも不安が大きい。
期待度 ★★

戦御村正 -剣の凱歌- (げーせん18)
これまで三国志や日本の戦国時代といった血統のSLG馬を出走させてきたげーせん18だが、今回新たな血統で挑む一戦。ウォーゲームを思わせるヘックスのマップに兵器を生産して敵根拠地を占領していくという件は大戦略を思わせるが、システムソフトと繋がりがあることを考えれば、ゲーム的にはそれほど悪い仕上がりにはならないと予想。ただウォーゲームのように実在の国家が登場するのでなく仮想国家や戦史という点で、最初からファンの脳内補完に頼りきりになるというのはマイナス点。登場ヒロインも実在でないだけにトレーナーの手腕も重要となるがそれも未公開と未知数な部分が多すぎる。初戦からきっちり仕上げてくる厩舎でないだけに一走目は静観するのが妥当か。
期待度 ★★

〇妻みぐい3(アリスソフト)
アリスソフトの抜き系馬としていまだ記憶に残る妻みぐいが10年の時を経て後継馬(続編)が登場。騎手は当時所属騎手だったフリーのちょも山(黒田晶見)を招聘したというのもオールドファンにとっては嬉しい点で、騎手の持ち味である年上人妻ヒロインの魅力が堪能できそう。父の妻みぐい2はNTR展開があり一部ファンには不評だったが、今回は純愛とNTRという二つの展開が楽しめる上に、寝取りを狙う男共と手練手管を駆使してのバトルがいかにもバカっぽくて面白い。これならNTRアレルギーのファンにも受け入れられそう。最近アリスソフトの馬たちの成績が上がっているのも心強い。今回のメンバー相手なら充分勝負になりそうだ。
期待度 ★★★☆

◎凍京NECRO (NitroPlus)
挑戦的な馬を次々と送り出すニトロプラスがおよそ3年ぶりに新馬を出走させる。別路線での仕事も多い深見真の生産馬(原案)にメイントレーナーの下倉バイオが調教を担当。最近はNATORI烏賊とのコンビで抜き系の馬への騎乗が多かった大崎シンヤが月光のカルネヴァーレ 以来久々に下倉バイオとコンビを組むなど注目点は多い。追い切りは戦闘シーンが主で肝心の走りは目立つところがなかったが、バトルに力を置いた仕上げはいかにもこの厩舎らしい。後は魅力ある人物がどのように描かれていくかだが、世界観が今ひとつ不鮮明でそのあたりがおざなりだと折角の技術も宝の持ち腐れになってしまう可能性も。ただそこは実績のある厩舎だけにそこまで酷くはならない筈。このメンバー相手なら直線あっさり抜け出してきそう。
期待度 ★★★★

蜥蜴の尻尾切り ~切れないしっぽ~(CYCLET)
昨年のメインレース(11月)に出走した蜥蜴の尻尾切りから早くも直仔(FD)が登場。当面インターネット(ダウンロード)専売ということもあって、本賞金(データ数)不足となってしまうのが気がかりで、父(本編)も好走したものの本賞金は多くなく現実的に馬券に絡むのは難しそう。それでも父のファンにしては同血統で別のヒロイン相手にどのような走りが展開されるか興味は尽きない。着順や走破時計は別としてどのような競走を見せるか注目して見てみたい。
期待度 ★★

働くオトナの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ)
デビュー戦のできない私が、くり返す。でなかなかの結果を出したトレーナー中島大河だが、今回は一転大人の恋愛をテーマに挑む。学園萌え系が主体の競馬(エロゲー)界において、社会人の恋愛関係を面に押し出す血統は珍しい。騎手は前走でもコンビを組んだ秋空もみぢで、大人の女性を描くという点ではミスチョイスに思えるが、一介の抜き系ではなさそうで不安は小さい。ただ大人の恋愛というコンセプトは悪くないが、ヒロイン連がどうもアクが強いのが気になる。大人だからこそホッとできるヒロインが必要という思考も必要で、そのあたりの柔軟性が乏しいようだと走りにも影響してしまいそう。もう一つ気になるのが直前厩舎から発表されたアクチ実装。これまでこうした経緯を持つ馬はことごとく凡走しているだけにここは割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆

はにかみCLOVER (すたじお緑茶)
登録しては出走取消(延期)を繰り返すのが定番のすたじお緑茶が珍しく最初の発表どおりゲートインさせてきた。普通ならプラス材料と考えたいところだが、過去同じケースで取消なく出走した祝福の鐘の音は、桜色の風と共にが馬体重(内容)不足でいいところがなかっただけに逆に不安だ。血統は意外にもエロ寄りでライターの能力が未知数なだけに仕方のない面はあるが、多少はシリアスなところも見せないと再び内容のない走りとなってしまいそう。この厩舎だけに騎手の手腕には問題ないし、萌えに専念すればそれなりに走れそうだが、今回は不安材料が多すぎて買えない。
期待度 ★★

らぶ撮りハレーション (裸足少女)
明るい抜き系としてまずまずの成績を残す裸足少女の最新馬。前走は残念な結果に終わったが、アクセントで加えたSLG部分が逆に嫌われたのかもしれない。今回は別路線(ラノベ)でも活躍するごばんを起用。肉感ある馬体が特長の厩舎だけにこの起用は当たりそう。コスプレHが見所となりそうでエロにも期待できそうだが、前走同様脚元(システム)が面倒となると抜きに期待するファンに嫌われる可能性もありそう。ただ今回は厩舎もお手軽仕様と謳うだけにそこは改善してくると予想。まともな走りに期待するのは難しそうだが、メンバーが軽いだけに時計が掛かる展開なら。
期待度 ★★☆

△らぶきゅばす! ~おんなのこあくま♀♂おとこのこあくま~ (CuteRush)
出走数こそ少ないものの安定感ある走りに定評のあるデジタルキュートに姉妹厩舎が誕生。ただ本家の主戦騎手であるこうぐちもとは騎乗せず、トレーナーも不条理な走りに定評ある嘘屋 佐々木酒人と本家とは馬の雰囲気が変わってきそうで、どのような競走を見せるか不鮮明。血統は淫魔姉弟に人間のヒロインと主人公が繰り広げるコメディ。腹に一物持つヒロインが主人公を出し抜こうと企てるというのはトレーナーの得意とする血統(設定)。安馬(低価格)ながら不気味な存在に思える。後はトレーナーが趣味にこだわり暴走してしまわないかどうかだけ。いくら切れのいい変化球を投げても、ストライクゾーンを大きく外すようではバットを振ってくれない。その点は気がかりだが、思い切って穴で狙ってみる価値はありそうだ。
期待度 ★★★

LOVEREC. -ミニシアターズ- (ALcot)
これまで直仔(FD)を数多く出走させているALcot厩舎だが、姉妹厩舎のハニカムほど所属馬が成功していないだけに、成績の方もそれに準じたものとなっている。父(本編)は出走前にハニカム色が強いと言われてきたが、レースでは案外。凡走原因を作ったのは主人公のダメさで、カメラにこだわりを持つといえば印象が良いが、あまりに変人色が強すぎた。今回の直仔は定番のヒロインアフターに、ウリの一つだった妄想RECモードのアペンドデータ。ALcot厩舎の過去の所属馬のデータが付くというのが魅力だが、妄想RECモード自体ほとんど話題に上らなかっただけにそれほどの上積みはなさそう。大きな期待はしづらいというのが正直なところだ。
期待度 ★★

(本紙の見解)
頭数が揃わず寂しい一戦。ここなら凍京NECRO (NitroPlus)の実績に期待したい。この厩舎の特徴である思い切った挑戦が裏目に出てしまう可能性があるのは否めないが、元々ハードボイルドで定評のある厩舎。余所とは違う燃えを見せてくれそうだ。過去の名馬の名を冠す妻みぐい3(アリスソフト)も不気味な存在。厩舎を離れフリーになってから騎乗馬に恵まれない黒田晶見が、出身厩舎からの依頼に燃えていそう。抜きには定評があるだけに不気味だ。父の成績が案外だったGEARS of DRAGOON2 ~黎明のフラグメンツ~ (NineTail)だが、トレーナーの顔ぶれを一新し新味を出してきそう。潜在能力は高いだけに変わり身は十分ありえる。人気になりそうな働くオトナの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ) はマイナス材料が多くこの3頭には遠く及ばない。あえて穴で狙うなら、凡走の可能性が強い反面、大駆けの可能性もあるらぶきゅばす! ~おんなのこあくま♀♂おとこのこあくま~ (CuteRush)の一発か。

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