2017年12月12日

12月の発売予定表から

いよいよ年末の最終レース。ラストを飾るということもあってフルゲートの競馬を期待していましたが、意に反し頭数が揃いませんでした。それでも出走(発売)してきた人気上位メンバーの顔ぶれはかなり豪華。力通り発揮してくれたならレベルの高い高速時計(中央値)での決着が見られそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

△アマカノ ~Second Season~+ (あざらしそふと)
アマカノの後継(続編)である~Second Season~の直仔(FD)。父(本編)はなかなか成功しているだけに、その走りは楽しみだ。肝心な馬体の充実度合だが過去の直仔を見るとヒロインとのアフター及び新婚生活が描かれる模様。定番の内容だが安定感はありそうな反面、大きく変わり身は見込めなさそう。それでもヒロインの可愛さに関しては最上位ランクにあるだけに、厩舎サイドとしてはそれでも充分勝負になるとの計算か。ただ少頭数とはいえ相手はなかなか骨っぽい。爆発的な末脚がないだけに人気どころが崩れるのを待つことになりそう。
期待度 ★★★☆

お姉さん×SHUFFLE! ~ともだちのお姉ちゃんのエッチな体。~ (アトリエかぐや)
和姦抜き系で安定勢力となっているアトリエかぐやの中で1番抜き色が強いのが騎手yoppyで今回新人の高尾あーやとタッグを組む。血統(設定)は相変わらずのいい意味でバカっぽさ溢れている。顔のそっくりな親友と入れ替わってみたら、親友の姉が弟と思ってスキンシップしてくるといったご都合主義さは明らかにマイナス要素に思えるが、そこがかぐやの持ち味なので大丈夫。ただ別々の弟になりすますといった血統なだけにハーレム展開になりにくかったりと、抜きに対しての足かせが多いのはやはり気になる。それでもここ最近の実績から大崩れはなさそう。ただ今回は相手が相当骨っぽいだけにかなり恵まれないと馬券に絡むのは厳しいか。
期待度 ★★★

△金色ラブリッチェ (SAGA PLANETS)
いまやVA系厩舎のエース格といっていいサガプラの最新馬。主戦トレーナーだった新島夕が去ってからフリーのトレーナーを起用してきたが、一流馬は輩出出来なかった。ただ今回は人気トレーナーのさかき傘を起用。どの馬も上級馬に育て大ハズレしない実績は心強い。追い切り(体験版)の動きは必ずしも好調とはいえず、ややイライラする走りが見られるが、ひこうき雲の向こう側でも同様の展開だっただけに大きな減点と見るのは早計。むしろ脚を溜めて直線(終盤)末脚を爆発させるシーンを期待したい。本命どころの人気が高いがこの馬もそう差は無いはずだ。
期待度 ★★★★

戯ィ牙 ~ファンリューゲ†クリフォト~ (LiLiM)
最近は姉妹厩舎ばかりで、本家の出走は珍しくなったLiLiMだが、今回は新作に限ればおよそ3年ぶりという久々の競走。それだけにあえて本家から出走するということが厩舎サイドからかなり期待されているという見方ができる。トレーナーはアリスソフトで鳴らした六花梨花(とり)を起用。実績は充分だが前走を含め結果が出ていないのは気がかり。トレーナーが得意としている吸血鬼もので血統(設定)は上級ランクに思えるが、そうした期待を前走の螺旋遡行のディストピア は裏切っただけに信頼感は乏しい。この厩舎には定番といっていいNTR要素が公表されていないのも不安で、印はとても回らない。
期待度 ★★

△アペイリア ~カサブランカの騎士~ (シルキーズプラス)
父(本編)は不安を払拭する走りでファンの期待に応えた。その走りの記憶が薄まらないうちに直仔(FD)の出走(発売)を決めたが、間隔が半年に満たないというのはいかにも短く感じる。父の出走した後に配合(企画)されたとなると、仕上がり不足や内容の物足りなさが表面化する可能性は高い。来年に大物と期待されるバタフライシーカーの出走が控えているのも気になる。能力・実績を考えれば当然期待したいところだが、父の完成度が高かっただけにお釣りが残っていないという見立ても成り立つ。人気どころと比較すると少し割り引いて考えたい。
期待度 ★★★

▲Suite Life (Chelseasoft)
精力的に出走させているMORE厩舎の姉妹厩舎では1番萌え色の強いChelseasoftの最新馬。前走はデビュー戦から比べると前進しただけに、今回はそろそろ入着以上の走りを見せたいところ。トレーナーはカサブランカの蕾で狂気を演出し結果を出した垂花だが、取材する限りは萌えとシリアスをニックスした血統(設定)で同様の走りが出来るかがカギ。ただ見知らぬ若い男女がTVの企画で擬似家族生活を送るという血統は大化けする可能性を秘める。今回人気どころは強そうだが厩舎の勢いを考えればチャンスはありそうだ。
期待度 ★★★★

△月に寄りそう乙女の作法2.2 A×L+SA (Navel)
つり乙2の直仔(FD)2頭目。姉のE×S×PAR!!はまずまず走ったとはいえ、馬体重(容量)の薄さなど分割されたマイナスを曝け出しただけに不安は少なからずある。実妹のアトレのルートは楽しみだが、父(本編)当時ヒロインから一歩引いた位置にいただけに、昇格といってもピンとこない部分があるのも事実。これまでこの母系の直仔が成功した理由は衣遠ら脇役男性を主役にしたストーリーがあってのものでだが、厩舎(HP)を取材したところ、それがなさそうなのも気になる。唯我独尊な主人公のアトレルートでの没落具合が見どころというのは寂しい。全くの凡走はないとしても上位馬と比べるとやや足りないかも。
期待度 ★★★☆

夏夜に悶える七人の誘女 (Guilty)
名門厩舎のGuiltyで虜系と並ぶ母系(シリーズ)である七人系の最新馬。といってもこれまで走った馬で上級馬まで育った馬はないのは寂しい。血統(設定)は観光コンサルの主人公に対し、観光地として開発して欲しい地元のヒロインたちが誘惑をしてくるというもの。凌辱要素は全くない割りにヒロイン数が多く、ルート別に差異が見られないのがこの母系の弱点だが、この馬もそれを解消しそうもない。ただ結果は出ていないとはいえ、母系の特徴をぶれずに続けるという厩舎の姿勢は見習いたいものだ。
期待度 ★★

なちゅらるばけーしょん (hibiki works)
LOVELY×CATION系で鳴らしたhibiki worksが新たな母系を出走させる。高馬でなくお手軽に楽しめるラブリケといった感じなのだろう。ヒロイン2人でトレーナー2名ということで各ルートごとにトレーナーがいるというのは明白だが、あかべぇ系厩舎出身の中島大河はともかく、これまで結果が出ていない水瀬拓末の起用は心配だ。それでも走り(シナリオ)が大きく左右する血統でないだけにそれほど気にしなくていいかもしれない。タイプの違う2人のヒロインと過ごす夏休みは楽しみだが、この時期の出走ということもあって、季節感が感じられないのはさすがにマイナスだろう。
期待度 ★★★

〇眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- (CLOCKUP)
lightで人気を博した昏式龍也 がCLOCKUPの人気騎手はましま薫夫と再びタッグを組む。前回のMaggot baitsも好走していて信頼度は高い。lightで見せる燃えだけでなく、CLOCKUPの特徴であるグロも魅力で確かにこの厩舎でないと大物馬には育たなかったかもしれない。ヒロインの数が少なく、脇役の男どもの数がやたら多いのが目につくが、それもこの血統ならマイナスにならない。というよりこの男どもがどう存在感を放つかが好走のカギとなる。他馬を一蹴する可能性は充分あり、穴どころか主役を窺うくらいの存在だ。
期待度 ★★★★☆

◎幕末尽忠報国烈士伝 -MIBURO- (インレ)
中央(商業)デビュー初戦で快勝し、続く直仔(FD)も期待に違わぬ走りを見せたインレ。直仔のChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- 武士の鼓動 (A samurai's beat)では敵役の役割だった新撰組が、今回は主役の座に。これまで数多くの馬(作品)に登場した新撰組という血統(設定)をトレーナーの葉山こよーてがどのように仕上げるかが注目だ。心配なのがデビュー戦でやや世間知らずなところを見せた主人公をどのような性格にするか。隊則厳しい新撰組にデビュー戦のまま主人公を当てはめるとなると厳しい。ただそこは腕達者なトレーナーだけに走りへ響かせることはないだろう。少頭数にしては骨っぽい相手が揃ったが、実績を素直に信頼して本命に押す。
期待度 ★★★★☆

Pure Marriage ~赤い糸物語 さくら編~ (Lass Pixy)
Lassの安馬(低価格)路線もこれで3頭目。ただこの母系(シリーズ)は結果が出てなく前走は本賞金も足りず、馬群に埋もれてしまった。今回も全妹(続編)ということで、血統はほぼ同じ。ヒロインは幼馬(ロリ)系妹だが、妹が花嫁候補として選ばれるという配合を見る限り、まともな走りは期待できそうもない。ヒロインの魅力も姉と比べて大きく上回っているというほどでもなく、ここでは苦しい。
期待度 ★☆

メス堕ち!巨乳妻との癒され愛温泉 ~巨乳妻たちと身も心もふれあうラブエロ性活~ (Anim)
抜き系では古参厩舎となるAnimだが、長い不振を抜け出したかのようにここ2走は上位を確保。その牽引力となったながマス堕ち母系(シリーズ)で今回は3代目。前走は人妻寝取りよりもその後のイチャラブにシフトした感があるが、今回もお同様の路線で挑むよう。ヒロインも実質夫との生活が語らrてるのはメインヒロインの香澄のみ。他2人は寝取り感が薄いことからもはや寝取りや凌辱で勝負する気はないのかもしれない。騎手陣から相川亜利砂や薦田ロボが去り萌え色は一掃。より人妻専科といった様相だが、この毛色(CG)だとイチャラブとの親和性もあり不安。安定感はありそうだが、このメンバー相手では正直厳しいか。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
少頭数だが期待馬が揃い最終レースに相応しい一戦となった。その中で主役を務めるのはやはり幕末尽忠報国烈士伝 -MIBURO-だろう。大物感もありかなり奥行きがありそうな馬。厩舎やスタッフの勢いを考えれば当然本命だ。不気味なのは眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- 。CLOCKUPと手が合うことを証明した昏式龍也が関わるだけに信頼度も高く直線交わしても不思議はない。穴で狙ってみたいのがSuite Life。最近勢いのある厩舎で前走才能あるところを見せた垂花がトレーナーとあって大駆けを見せる可能性は高い。これまで本命を背負ってきた月に寄りそう乙女の作法2.2 A×L+SAだが、今回の仕上がりを見る限り上位ランクからはやや離れた感。それよりもさかき傘がトレーナーの金色ラブリッチェ の方が馬格は上。後は厩舎とトレーナーの親和性があるかどうかだけか。アマカノ ~Second Season~+景の海のアペイリア ~カサブランカの騎士~といった直仔勢も能力はあるが、ここまで上位陣が手厚いと連下を窺うのが精一杯か。
  

Posted by 7月の魚 at 11:33Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年11月26日

過去作との違いが見られないのが痛く

最近天鳳を休みの日は1日平均半荘5~6回は打つという鬼打ちを繰り返しているぼくですが、もちろんエロゲーを忘れたわけではありません。特に酷いラスを食らったとき、連続で予約ボタンを押したいのを我慢して、美少女ゲームをプレイすることにしています。特に3段に上がってからは絶不調で降段近くまで追い込まれたときは、ずいぶん積みゲーの消化が進みました。そしてようやくラストまで辿りついたのがラムネ2(ねこねこソフト)です。

ライターである片岡とも氏が冗談なのかマジなのか「みずいろからお世話になっている佐藤裕美さんが歌手を引退されるということで、今しかないということで企画した。」との事らしいのですが、デキだけ見ると急遽企画されたものらしく完成度の低さが目に付きました。これはシナリオが原因というよりその他の部分。これは誰もが指摘しているのですが、音響部分のバグがかなり足を引っ張っています。確かナナミを担当した籐野らんさんも体調不良で休んでいた時期があり無理を押しての出演だったようですが、その七海の台詞部分が特に音量のバグが酷くてまともに聞こえない始末。最新の修正ファイルを適用しても直らないところを見るともう無理なのでしょう。片岡とも氏が担当してメインヒロインと思われるナナミガこうしたバグを抱えていたことが、このゲームの思わぬ低評価の原因なのではないかと思います。
実際メインヒロインであるはずのナナミより妹のいろはの方が分量的にもメインのような気がしてきます。ただこのいろはシナリオはそらいろでもあった序盤の選択でヒロインの性格が変わるシステムが効果的に作用しているとは思えなかった。確かに主人公が都会に出て妹(いろは)との約束を忘れてしまったというのは、妹の性格をねじまげてしまうという点で充分説得力があるといえないこともないのですが、ただそれがストーリー的に平板で妹の心の深遠までプレイヤー(ぼく)には響いてこなかった。それよりもいろはネガルートですと派生である神谷ルートの方がコメディとして面白く感じられたように思います。ただこのルートはHシーンがなかったりとエロゲーとしてどうなのかと言いたくなる部分はあるのですが・・・
一方のいろはポジルートの方はナナミに対する複雑な感情がメインとなるのですが、このルートに関しては主人公(健ちゃん)がエロゲー的鈍感主人公に描かれていて買えないのですね。そう考えるととも先生が担当したナナミルートがやはり1枚抜けているように思われるのですが、これも過去作の焼き直しと思われる部分もあって・・・

とぼくが初めてプレイしたねこねこ作品で衝撃を受けたみずいろや、ねこねこらしいほっこりとした味を見せたサナララ ~SA・NA・RA・RA~のことを考えると不満足といていい作品。あの頃のねこねこの勢いはもう現在では臨むのは難しいのではと思い10月発売の新作は見送ったのですが、そういうのに限って発売後の評判が良かったりして複雑に思っています。  

Posted by 7月の魚 at 23:38Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年11月24日

天鳳始めました

一頃頭打ちになっていたジャンナビで9段に昇段。マルジャンでもリーグ戦でB-2まで昇級したのを機に、いよいよネット麻雀最高峰といわれる天鳳に挑戦することにしました。
天鳳はマルジャンあたりと比べると朝早くでも常時卓が立つなど参加者数は桁違い。何より最上位卓である鳳凰卓に行くまでは無料で楽しめるというのが、敷居が低くてありがたいところ。
ただ(分かっていたことですが)ジャンナビやマルジャンと比べると無料で楽しめるFlash版はグラフィックが貧弱。クリックする麻雀牌も小さくて結構クリックミスによる切り間違いを犯してしまっています。まあ課金するWeb版にすれば良いのですが、せめて鳳凰卓の背中が見える5~6段くらいまで昇段してからでも遅くない・・・というよりそんなに苦労しなくても特上卓までは上がれるだろうと高をくくっていたのですね。

しかし卓を囲む相手のレベルが低いジャンナビやマッチングがランダムで卓を囲むメンバーのレベルがバラバラのマルジャンと比べて、天鳳はそれほど甘くはありませんでした・・・といっても初段までは5連続トップなど1局打つだけで軽く昇級していったのですが、一般卓から上級卓に移ってからは1着数は激減し、中々思うようにレベルが増えていきません。
特に2段に上がってからは3段への昇段戦で跳ね返されること数回。あせりもあって一時1800を越えていたレートも1700まで低下。1割を切っていたラス率も上昇していく結果に・・・

特に自分でも頭を抱えたくなったのが4度目の昇段戦を迎えた南3局。現在トップのぼくが32000点で2着と1500点の差。このままトップを守りきれば昇段といったところで8順目にこんな手になりました。(牌図は麻雀王国より)

二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国 ツモ八索:麻雀王国

ドラはなく食うと安い手ですが、無理に三色同順にこだわらず2萬か5萬が出たらポンしてタンヤオで上がり早く局を進めようと考えていたところで、ツモってきた8索を思わずそのまま切ってしまったのですね。9索が入るとタンヤオにならない8索なんていらないと思ったのですが、切るなら4筒か少なくとも5萬でした。恐らく東場の点差がない場面ならば、5萬を切っていたでしょう。3筒か8筒をツモれば3面チャンになるのでそこで場況を見て7索8索か5萬6萬の面子落とし。タンヤオにならない9索ツモでも高め三色。三色にならない4萬ツモでもリーチを掛ければ出やすい端牌まちですし、少なくともダマで上がれる手。そこまでひねらなくとも4筒切りなら完全イーシャンテン。シャンテンを落としてまで8索を切って手役を狙う場面でなく、どうしてこんな簡単な打牌が出来なかったのか、頭を抱えてしまいました。
実戦は7萬ツモで7索打。2順後4萬ツモ4筒打で3・6萬のタンピン三色のテンパイ。手役を重視するなら上手くいったとにんまりする場面ですが、ここは満貫・ハネ満より局を回したかったのですね。仕方なく他家の足止めとばかりにリーチを掛けましたが、ライバルの親に追っかけられ、あえなくツモられてしまいました。
結果論になりますが萬子が高い場になっていて3・6萬は山に残ってなく、逆に6・9索なら出上がりか終盤ツモっていました。この上がりを逃して次の局、親にダマ満貫を放銃してあえなくラスに転落してしまいました。

こんな麻雀をしていては昇段なんておこがましいと思っていたのですが、昇段戦6回目にしてやっと3段に上がることができました。といってもその昇段戦も内容は良くなくて、開局から5800点8000点と連続放銃。そこから倍満(メンタンピン一発イーペイコードラ4)と親ハネ(リーチツモチートイドラ2)を上がるという荒れた展開。倍満を上がった局も親の先制リーチに無筋を4枚切り飛ばして終盤追っかけての出上がりと一見気持ちのいい和了のように見えますが、振り込んでハコ割れとなっていてもおかしくありませんでした。そんなレベルの麻雀ですから3段に上がってからは負けがこんで、レートは1600台。ポイントは200割れと降段に近づきつつあります。まあ原因は和了率が低下した(一般卓で.250台だったのが.230台jに)のに対し、放銃率は高止まり(.140台)していることだと分かっているので、これからは無駄な放銃を少しでも無くして特上卓を目指していきたいと思っているのですが・・・  

Posted by 7月の魚 at 03:00Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2017年11月15日

11月の発売予定表から

年末に向け有力馬(ゲーム)の出走が楽しみないわばメインレースと言っていい今月ですが、出走馬の顔ぶれはそれほどでもなく頭数もそれなりといった感じ。それでも直前出走取消(延期)といったバッドニュースは入らず、例年並みのメンバー構成となりそう。実績ある厩舎の人気血統に惑星馬が挑むといった構図で、意外に予想は難解。高配当が望めそうなムードがありそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

◎アオイトリ (Purple software)
前走のアマツツミで期待通り巻き返しを見せたパープルの最新馬。血統(設定)は前走と同じで特殊能力を持つ主人公とヒロインとの触れ合いといったところだが、カギを握るヒロインがあかりというのは、トレーナーである御影らしい選択だ。もう一つ電話でのみ接触してくる悪魔が直線(終盤)どのような意外性のある追い込み力を見せるかが注目点。前走でも発揮されたエロの濃さも健在で、能力は相当高いものを持っていそう。相手はそこそこ揃ったがわずかに他馬をリードしていると見た。
期待度 ★★★★☆

あざやかな彩りの中で、君らしく (プレカノ)
安馬(低価格)での厩舎開業初戦だったが、まずまずの結果を出したプレカノの2戦目。今回もデビュー戦と同じくヒロインと主人公とのイチャラブ1本で挑む趣向だが、ヒロイン1人で馬体の充実も乏しいとなるとデビュー戦以上の成績は望めそうもない。騎手(原画家)の堀井久美は大物でトレーナーとのコンビは海外(アニメ)でも人気を博した快盗天使ツインエンジェルと同じ。実績は十分なだけに期待したいところだが、これならもう少し長い距離を走って欲しかったところ。ヒロインの可愛さは間違いないがそれだけでは入着が一杯だろう。
期待度 ★★☆

艶花サクラメント -性なる御技と悪霊憑きの少女たち- (アストロノーツ・コメット)
ピロ水・丸新といった騎手が去りM&Mに次ぐ存在を欠くったアストロノーツ厩舎。今回新人のたいのねを起用。追い切りを見る限り乗り味はそれほど悪くなさそうだが、M&Mと比べては可哀そう。血統は悪霊が憑いてエロくなったヒロインたちを主人公がセックスで鎮めるというよくあるタイプで、凌辱要素はほとんどなさそう。主人公は出来る存在として描かれているようだが、敵である悪霊の存在感がなくて緊迫感が薄いのはやや疑問。最近のアストロノーツはM&Mの騎乗馬以外は存在感が薄く、ここで狙うのは厳しく思える。
期待度 ★★☆

あぶのーまるらば~ず (とるてそふと)
厩舎(ブランド)開業初戦となるが、実績あるネクストン系の姉妹厩舎でトレーナーも実績あるベテラン陣を起用ということで注目される馬。血統(設定)を見ると流行の萌えエロ系のようだが、ヒロインが全員異常性癖者で気性(性格)がまともでないとなると萌え要素は薄そう。ヒロイン4人と同数トレーナーがいるところを見るとルート間の親和性が心配で、個性あるベテラン陣を揃えたというのが逆の目に出る可能性は高いかもしれない。ヒロインの思考が別ウィンドウで見えるというのがウリのようだが、これは脚捌き(シナリオ)で勝負する気はなく、バカエロで走る心つもりか。これではトレーナーの特長が生かされるとは思えず、見送ってもよさそうだ。
期待度 ★★

円交少女2 ~JKアイドル真鈴の場合~ (Frill)
援助交際をテーマに見所ある走りを見せた円交少女 ~陸上部ゆっきーの場合~の全妹(続編)。騎手(原画家)は主戦の恋泉天音で、それだけでも一線級と互角に戦える。姉は援助交際と結びつきそうもないスポーツ少女が染まっていく過程に魅力があったが、今回はどのような切り口を見せるかが1番の注目だろう。ただ取材ではアイドルが生き残るために枕営業するというそれほど広がりが見られそうな血統は不安。ヒロインに垣間見える黒さが、清純可憐をとく意図する騎手と手が合わなそうなのも気になり、このメンバーでも意外に苦戦しそうだ。
期待度 ★★☆

想いを捧げる乙女のメロディー ~あふれる想いを調べにのせて~ (ensemble)
主人公女装潜入系を得意とするensembleだが想いを捧げる乙女のメロディーは期待はずれの成績だった。その直仔(FD)ということで大きな期待ができないというのが常識的なところ。父(本編)は主人公女装系は薬籠中であるはずのensembleにしては物足りない部分が多かっただけに、よほど大きな変わり身がないと上位に食い込むのは厳しい。能力不足を感じさせたトレーナーを補強すべく。来夢みんとやギバラらを加えたが彼らも大物馬を手がけたのは僅か。ここでは見送りが妥当だろう。
期待度 ★☆

絆きらめく恋いろは (CRYSTALiA)
今回が厩舎開業初戦となるCRYSTALiAとなるが、厩舎スタッフの顔ぶれを見るとユニゾンシフトと同じで脚質も同傾向と見ていいだろう。ただ騎手のうすめ四郎&にろは戯画色が強くそれが強く表れるようだと凡馬となってしまいそう。トレーナーの砥石大樹も最近結果が出てないのは不安だ。ただ姉妹厩舎のあなたに恋する恋愛ルセットのように、イチャラブに徹しれば好走も可能といったところ。ただ追い切り(体験版)を見る限り、真剣(刀)を使った新スポーツといった趣向があまり生かされてなく、バトルものとイチャラブのどっちつかずとなってしまいそうなのが気がかり。大駆けの可能性は小さそうだ。
期待度 ★★☆

△巨乳ファンタジー3if (Waffle)
厩舎の人気母系(シリーズ)である巨乳ファンタジー系も数え切れなくなってきたが、今回は巨乳ファンタジー3の外伝的位置づけ。父は期待ほど走った馬でなく巨乳ファンタジー2のような能力を見せたわけではなかったが、古代ローマ神話を下敷きにしたところは評価されていて上積みはありそう。代を経ても劣化してこないのがこの母系の特長で、父と同程度の時計で駆けてくれれば、勝ち負けを争える勘定。メンバーはそこそこ揃ったが全く見劣りせず軽視は禁物だ。
期待度 ★★★★

△屈辱 (BISHOP)
凌辱系ではダーク系でなくどちらかというとバカエロに近い味を持つBISHOP厩舎の最新馬。今回は厩舎の看板騎手である水島☆多也に姉妹厩舎で主戦を務める赤木リオが脇を固める。ヒロインの体を自由に掌握できる主人公が、嫌がるヒロインを凌辱するというこの厩舎らしい血統だが、取材すると今回はダーク色を強めているとのこと。この路線変更がどちらに作用するかは不鮮明だが、この厩舎の持ち味を生かしきれないようだと思わぬ凡走をしても不思議ない。今回に限っては押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★

今夜だけでも泊めて下さい (HexenHaus)
これまで走らせた馬すべて上位に食い込んでいないHexenHaus厩舎だが、前走はそこそこ粘りあるところを見せた。今回はパープルの所属騎手を長年務めた月杜尋を鞍上に迎えてこの厩舎初の安馬(低価格)を出走させる。血統は援助交際がメインとなりそうだが、安馬とはいえそれだけで終わってしまっては好走は覚束ない。ヒロインがなぜこのようなことをするかという謎の部分を解決しなければいけないが、トレーナーの神野マサキや望月ZETはそれほど器用なタイプでないだけに直線(終盤)でもそのままの走りで終わってしまう可能性が強いかも。変わり身は厳しそうだ。
期待度 ★★

△ハーレムゲーム2 ~普通じゃない主人公がハーレムを築くファンタジー(?)~ (INTERHEART SweetHEART)
時に大駆けする馬を輩出するインターハートだが、SweetHEART厩舎に関してはこれまで走る馬を出していない。今回本家で走ったハーレムゲーム ~俺はコレのおかげでエロゲーの主人公になれました!~の全妹(続編)で、トレーナーはバカエロを得意とする十全。といっても姉(前作)は入着どまりだったし、トレーナーの成績も最近は頭打ちで期待を裏切られる可能性も高いが、ヒロインの顔ぶれはなかなか魅力的で、前走の敗因だったエロを強化できれば変わり身も考えられる。もつれれば上位争いに割り込む可能性はありそうだ。
期待度 ★★★

ビッチ学園が清純なはずがないっ!!? (onomatope* raspberry)
onomatope*厩舎のビッチ母系(シリーズ)もこれで3代(作)目。初代と比べ前走は上積みを見せた。期待される今回だが、血統(設定)は主人公が巨大な持ち物を武器にヒロインを席巻するという前走同じ筋立て。ただヒロインの数は多いものの、馬名(タイトル)にこだわったのか清純タイプが見られないのは疑問で単調な走りにならないか心配。流行の萌えエロ配合よりかなりエロよりで変態プレイがどこまでファンの琴線に触れるかがポイントだが、上位に食い込むにはもう少し何か強調できる材料がほしいところ。
期待度 ★★☆

僕らの世界に祝福を (かわうそソフト)
昨年夏出馬登録されながらなかなか仕上がらず、ようやく出走にこぎつけた。新規開業厩舎で名の知れたスタッフといえば騎手のひなたものくらいだが、メインヒロインを担当してなく、一目で惹きつける要素は少ない。恐らくトレーナーであるゆづるぎの色が強く出ていそう。手がけた歪んだ嘘の恋とレッテル でも歪んだ恋愛を扱ったが、今回も人化した動物との恋愛を描くなど単なる萌え系の馬ではない。これが温故知新となるかそれとも古臭いだけで終わってしまうかは、トレーナーのゆづるぎと内藤自由の手腕に掛かっている。ただ二人ともこれまで実績はないに等しく冷静に考えれば入着が精一杯だろう。
期待度 ★★☆

まほ×ろば -Witches spiritual home- (あかべぇそふとすりぃ)
挑戦的な血統(設定)の馬を送り出すあかべぇそふとすりぃだが、今回の魔法少女ヒロインを主役にした萌え系というのは意外に思える。騎手はウィル系厩舎で活躍したきみしま青に角砂糖厩舎で実力を付けてきたななろば華といった萌え系に強い顔ぶれで、能力は引き出せそう。ただトレーナーの泰良則充がこういった血統を手がけるのは初めて。追いきりもあかべぇ系らしい切れのある動きが見られず、凡百の萌え系馬と変わらない雰囲気。これでは実戦でよほど大きな変わり身を見せないと上位には食い込めそうもない。
期待度 ★★

〇Making*Lovers (SMEE)
前走は騎手の乗り替わりの影響が心配されながらも、それを最小限に留めたのはさすがといえる。今回も騎手は新人で不安は尽きないが、トレーナーが早瀬ゆうがメインとなるなら少なくとも走り(テキスト)の点では問題ない。追い切り(体験版)の動きは軽快だが、ヒロイン同士の絡みは少なそうで、キャラの掛け合いという点でどう作用するか。それでもイチャラブについては強みを発揮しそうで、萌えエロにも期待したいところだ。前走から勘定すれば同時計では駆けてくれそうだし、主役を務められる能力は持っている筈だ。
期待度 ★★★★☆

ゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うか (CUBE)
カントクや兼清みわといった人気騎手を擁して萌え系血統で売ってきたCUBEの最新馬。姉妹厩舎のMintCUBEが厩舎開業2戦目にして早々と成功した勢いに乗っかりたいところ。トレーナーも同じく双葉亮一ということで期待も高まる。ただ追い切りの動きは今ひとつ。これまでの萌え系から脱しようという意気込みは買えるが、どうもそれが空回りしている。よくよく考えればこれまで双葉亮一が手がけた馬は萌え系ばかり。前走は走ったものの走り(シナリオ)で勝負するだけの力が身に付いたと見るのは早計か。騎手も兼清みわ一人でなくKakaoやアクの強さがあるMoo℃団という異分子が入るのも不満。見送りが妥当だろう。
期待度 ★★

▲夜巡る、ボクらの迷子教室 (SAMOYED SMILE)
シール系厩舎といえば動画とコメディというよりバカが持ち味であるが、この馬に限っては様相が違う。どうやらメイントレーナーのporori色が色濃く出ているようで、地方(同人)時代の実績を考えれば軽くは扱えない。得意血統といえないこいのす☆イチャコライズを上級馬に仕上げた実力は本物だ。血統は教育に悩む教師と夜間学校に通うヒロインたちの触れ合いを描くという意欲的なもの。気になるのはヒロインの数が少ない割りに安馬で無い事と、porori以外のトレーナーがこの血統の仕上げを理解できているかだ。それでも能力は高そうで嵌れば首位を脅かすチャンスはあるだろう。
期待度 ★★★★

(本紙の見解)
人気どころの能力差は意外となく、上位拮抗といった様相。それでも厩舎の実績や前走の動きからアオイトリがわずかに抜けている。これまで長年厩舎の主戦を務めてきた月杜尋が他馬に騎乗するのが気になるものの、エロに関して実績ある克が残っているだけに影響はそれほどないと見た。逆転に一番近いのがMaking*Lovers。相変わらず騎手が無名なのは心配だが、前走でも影響はそれほどなかっただけに逆転も十分可能だ。人気母系(シリーズ)の巨乳ファンタジー3if の安定感も捨てがたいが、一発の魅力は夜巡る、ボクらの迷子教室が上回る。夜間学校(定時制)という素材をどう生かしてくれるかが楽しみだ。穴なら人気どころが崩れたときのハーレムゲーム2 ~普通じゃない主人公がハーレムを築くファンタジー(?)~屈辱といった抜きゲー勢だが、人気どころは結構手厚そうだ。
  

Posted by 7月の魚 at 16:14Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年11月03日

意外な評価に驚いて

ここ最近リアル・ネットを含め麻雀ばかり打っていることもありますが、大作エロゲーをプレイする余力が全くない・・・ということもあって、積みゲーでもお手軽にプレイできるものばかりを崩しています。
というわけで、積みゲー歴が1番新しかった蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1(sprite)が、なぜか他のゲームをごぼう抜きしてゴールに入線することになりました。

さてこのゲーム。購入前はほとんど期待していませんでした。というのも本編のライターである木緒なちや渡辺僚一はこのFDのシナリオに関わってなく、移植版のライターであるかづやが担当。こうした本編と違うライターが担当した続編やFDで成功したというのはつよきす3学期など数えるほど。かづや自身も評価の高いグリザイヤの果実で(おそらく)1番デキがよろしくないルートを担当していたりと、期待しづらいというのが順当な予想だと思ったのですね。
それが意外に発売後の評価はなかなかのもの。いい意味で予想を裏切られたということでしょうが、となると購入しないわけにはいかない・・・というのも、本編でシナリオの優劣は別として1番お気に入りのヒロインだったのは真白で決まりでしたから。

さてプレイを始めてみて、予想以上に主人公と真白のイチャラブが展開されます。といっても本編でも真白ルートは1番萌えゲーよりの内容だっただけに、それほど違和感はありません。むしろ本編以上に真白の可愛さが強調されていて、真白ファンにとっては嬉しい限り。そしてこのゲームで1番よかったところはこうしたイチャラブメインのファンディスクというのは一概に主人公とヒロイン以外のキャラが全く登場しなかったり、でなくとも影が薄かったりするものですが、このゲームではそんなことはなく、他のキャラにも十分出番が確保されていたこと。ヒロインの中では1番絡みが少なそうだった莉佳が予想外に活躍していたり、窓果が相変わらずのオチキャラとなっていたりと、ただのイチャラブだけでないファンディスクとなっていたのも嬉しい限り。これだけ見れば評価の高さも納得といったところ。

さてこのファンディスク、EXTRA1と名乗っているように、恐らく他のヒロインの後日談(と名乗るイチャラブ)も発売されるのでしょう。となると次のEXTRA2も楽しみとなってくるのですが、気になるのは今回の成功は真白というヒロインが本編で1番萌え寄りだったから故で、他のヒロインでも同様の成功を収めるかというとやや疑問に思えてくること。特にメインヒロインでありながら1番キャラが立ってなく思える明日香が1番心配の種なのですが、まあそんな先の話をすると鬼が笑うというわけで、今回は真白の可愛さを堪能したことでよしとしたいと思います。  

Posted by 7月の魚 at 00:13Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年10月20日

感情的に納得できない部分

ここ数ヶ月麻雀ばかり打っていて、エロゲーについては正直二の次と言っていい状態に陥っています。本当なら予約購入しているはずのゲームも見送ってしまっていて、一番最後に買ったゲームというと6月に発売した蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1(sprite)という始末。まあそれでも今月はさすがに2本ほど購入しようとは思っているのですが・・・

まあ麻雀ばかりかまけているわけではなくて、牛歩の進みとはいえ積みゲーも少しづつ崩していて、半年以上の月日を経てようやくアマツツミ(Purple software)をクリアしました。1番最初にクリアするルートであるこころシナリオの記憶についてはほぼ忘れてしまっている状態で、まともなレビューはとても出来ないのですが、かすかな記憶の残滓を辿ってみたいと思います。


(ここからネタバレ)


このゲームを素直に評価できるかどうかというのは、主人公の言動について受け入れられるかどうかといった点に掛かっていると思います。ぼくはこの点がどうにも引っかかりました。言霊使いが住む隠れ里からやってきた主人公が助けられた少女(織部こころ)の家に居候するといった発端はともかく、言霊によってこころとその母親(あずき)の記憶を改竄しこころの兄として織部家に居座るというのは、萌えゲーの主人公としてどうなのかと。まあこのあたりはライターがオブラートに包む感じでごく自然に受け入れるように見せてくれるのですが、どう見ても凌辱催眠ゲーの主人公とやっていることは変わりません。
この主人公に1番我慢ならなくなったのは恋塚愛ルートで愛の想いを受入れながらこころとHしてしまうところ。この主人公の二股行為があったからこそ、愛の心が壊れ暴走してしまうという意味ではストーリーを進める上でやむを得ない展開なのかもしれませんが、これでぼくの主人公に対し唾棄したくなる気分は決定的なものになりました。

といっても主人公が変節漢やダメ人間でも決してストーリー自体がダメと言い切るつもりはありません。いやこのゲームは主人公がこのようなタイプの人物であればこそ話が成り立っていて、序盤でほたると行きずりでHをしてしまったりといったところも充分伏線として生かされていたりと、ライターはよく頭をひねっているとも言えるのです。(ただこのゲームは主人公をこのような性格にしたにしては、ヒロインたちに過剰に好かれすぎている気はしますが)
ただこのような主人公ならば、大多数の萌えゲーのように(ほたる以外の)選ばれなかったヒロインの個別エンドには一考の余地があったのではないかと・・・。というのももう少し主人公を痛い目に合わせるようなバッドエンドがあっても良かったのではないかと思うのです。特に愛ルートはその余地が十分あっただけに普通の萌えゲーのような収束になってしまったのは悪い意味で予想外でした。

さてそんな主人公はともかく、こころや響子といったヒロインは健気で可愛く感じられます。愛のヤンデレぶりはぼこの心根を震撼させヒロインとしてはどうかと思うのですが、まあ許容範囲。といってもこのゲームの主眼は最後にプレイすることになりそうな水無月ほたるルートであることは間違いないところ。ほたるというヒロインは(どちらも)ぼくの好みのタイプでないのですが、それでも他のヒロインのルートも事実上このほたるルートの伏線となっているように圧倒的優遇されているのは間違いないところ。

ただひとつ気になるのは、主人公が好きになったのはオリジナルから派生したほたるであって、決して本物のほたるではなかったはず。最終ルートで主人公は作り物でなくオリジナルのほたるに惹かれていくのですが、日が暮れてから足しげくオリジナルの病室に通うのをよそに、好きだったはずの作り物のほたるへの描写が見られなくなるところ。確かに昼間作り物とあっているとの説明はあるものの、この主人公の冷淡ともとれる部分がよりぼくを嫌な気分にさせたのは確かです。こうした点でぼくがこのゲームに今ひとつ感情移入できなかったところで、ライターはこの主人公に相応しい末路を用意してくれればぼくの溜飲も下がったのではないかと思うのですね。  

Posted by 7月の魚 at 05:57Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年10月12日

10月の発売予定表から

秋の競馬(エロゲー)シーズンも本格化。メンバーも揃い楽しみなレースとなりました。実績ある母系(シリーズ)の馬に注目が集まる中、新規開業やマイナー厩舎にも惑星的存在が現れて欲しいところ。人気は海外(アニメ)で注目を集めた馬の全妹(続編)に集中しそうですが、果たして人気どおりに収まるかどうか注目です。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

あるいは恋という名の魔法 (おもちそふと)
前レース(月)出走予定だったが、直前回避(延期)してここに照準を合わせてきた。といってもメンバー的に戦いやすくなった印象はない。血統(設定)も萌え系ファンタジーでエロに力を入れたといっても、最近流行しているし目新しさに欠ける。トレーナーもAries厩舎時代それほど目立った成績を上げていない沙万由馬で、高馬(フルプライス)でなく馬体の充実も望めそうもない。いかにもマイナー厩舎の所属馬らしいといえばそれまでだが、ここではいかにも苦しそうだ。
期待度 ★☆

異世界風俗始めました!? ~転生したらハーレム性活が待ってました~ (seal-tutu)
時に走る馬を輩出するシール系だが、最近は上位を賑わすような馬とは縁がない。今回異世界に転生した主人公が風俗店でハーレム生活をするというツッコミどころ満載な血統(設定)でいかにもシール系らしい馬。騎手はこれまでシール系厩舎とは縁がなかった顔触れで、ややシールらしくない雰囲気を感じる。ただ血統がいかにも広がりがなさそうで、直線までバカ一本で乗り切れるか不安。トレーナーも実績に乏しい面々となると上位進出は厳しそう。
期待度 ★★

ウブな処女のエッチなお願い (ensemble SWEET)
お嬢さまヒロイン主体で走らせるensembleのエロ重視厩舎であるensemble SWEETの最新馬。ただ本家と違いこれまで目だった馬を出してないのが寂しい。今回騎手に大ベテランのきみづか葵やさいとうつかさといったところに依頼したが、過去の実績はともかく現在どこまで力を発揮できるか疑問は残る。トレーナー(ライター)の主戦格であるベテラン木村ころやも最近の実績は今ひとつ。高スペックな主人公が残念系ヒロインを引っ張っていくという趣向でダメ主人公である可能性は低そうだが、その分走り(ストーリー)が単調になりそうで例え恵まれても入着が一杯だろう。
期待度 ★★

夫の居ぬ間に… ~わたし脅されて、あなたに言えないコトしました~ (シルキーズSAKURA)
あまり走る馬を輩出していないシルキーズSAKURAだが、抜き系ではまずまず走る馬を手がけているトレーナー(ライター)のシャア専用◎を起用し前走は連対圏まであと1歩まで迫る動きを見せた。ただこれは騎手の力に頼った面も大きかった。今回手綱を握るぶぶづけは魔物ヒロインや獣姦などマイナー(ニッチ)な血統(設定)で力を発揮する騎手で、凌辱系では思ったほど成績を残せていないのは気になる点。今回はヒロインを男どもが籠絡させていく血統だが、NTR系とは違う雰囲気なだけにどう変化を付けてくるかがカギ。不安なのはメインヒロインが天然で即堕ちしてしまいそうな臭いがするだけに今回は買いかぶれない。
期待度 ★★☆

彼女は天使で妹で (ALcotハニカム)
ここ2走期待を裏切っているハニカム文庫なだけに実績ある瀬尾順がトレーナーといってもそれほど信頼感はない。特にこのところ大人ぶった主人公のダメさが足を引っ張っているだけに、そのあたりの見極めが肝要となる。騎手は春季限定ポコ・ア・ポコ!で好結果を出した武藤此史で、変わり身を期待できるとしたらその点か。特にあの駄妹キャラのようなヒロインが産み出せれば首位争いも可能。追い切り(体験版)の動きはまずまずだったが、変にシリアスに走る可能性もあって信用しきれない。過去の実績を鑑みても押さえまでか。
期待度 ★★★

△催眠学園2年生 (筆柿そふと)
父が好走した催眠学園3年生でその全妹(続編)なだけに首位争いしてもおかしくないが、厩舎の動向を見る限り出走取消(延期)が濃厚とみる。それでも急遽出走に踏み切ったとして考えたい。父のヒロイン4人に加えて新たに2人ヒロインを追加したが、全妹を謳うにしてはやや追加ヒロインが少ない気も。催眠凌辱系では定評のあるNATORI烏賊なだけに大崩れはないだろうが、新要素が乏しく感じられるだけに首位争いとなると厳しくヒモ穴での狙いか。
期待度 ★★★

純情化憐フリークス! (Wonder Fool)
デビュー戦の夏の魔女のパレードでは見所の無い成績に終わっただけに、今回は見せ場を作りたいところだが、トレーナーの保桜はほとんど走る馬を手がけたことはなく、騎手も新人と不安が先立つ陣容だ。唯一強調できるのがあかべぇ系の各厩舎で一流馬の近くにいた春山Pが関わっていることくらいだが、配合(企画)を担当したわけではなくどこまで好影響を与えるかは微妙。ヒロインがすべて幽霊や妖怪といった点も走り(ストーリー)の広がりといった点でどう左右するか。明かされてない謎の解明方法次第では大駆けも可能だろうが、トレーナーの実績的にその確率は低そうだ。
期待度 ★★

ツギハギめいくぴーす! -pretending×friendship- (Curefull Base
新規開業厩舎で騎手もそれほど実績を残しているわけでなく、トレーナーもデビュー戦で結果が出なかった酒金大河と走る材料が乏しい。ただぼっちな学生が生徒会長に強制的に友達ごっこをさせられるという血統は悪くなく、これからの成長次第では大化けする可能性はある。ただ残念な俺達の青春事情。も面白くなりそうな雰囲気は漂わせていたが、雰囲気だけに終わっているのも事実。敗因だった主人公のダメさ加減も受け継がれていそうなのも不安で狙いづらい。
期待度 ★★

▲舐めプ! (アトリエかぐや)
最近安定勢力となっているアトリエかぐやの最新馬で、有栖川千里とmeroのコンビも板についてきた印象。ただ前走はヒロインが騎手と手が合わなかった嫌いもあっただけに、その点でどう変わってくるかが注目される。血統は主人公に対し弄り舐めた態度を取るヒロインたちが、主人公の体を舐め搾りとるようになるというもの。こうした血統はヒロインがどういった理由で主人公と肉体関係を結ぶようになるかがポイントとなるのだが、かぐやの馬にそれを求めるのは無理筋かもしれない。ヒロインの可愛さは前走より上であり、抜き面でも期待できそう。ここでも上位に食い込んできそうだ。
期待度 ★★★☆

◎ノラと皇女と野良猫ハート2 (HARUKAZE)
厩舎開業2戦(作)目で早くも大物馬を輩出したHARUKAZEが、その全妹(続編)を送り出してきた。父(前作)のヒロインのアフターに加えサブヒロインだったルーシア&ユウラシア姉妹に人気がありながら非攻略だったノブチナがメインに昇格。その上新ヒロイン2人を加えるという豪華布陣。ヒロインが増えた分、走り(シナリオ)の内容が薄くなる可能性はあるが、この厩舎の得意とするのはキャラを存分に生かした笑いなだけに、影響は少ないだろう。追い切り(体験版)の動きは前走以上に軽快。多少気ムラな面がある血統だし、ファンに嫌われる要素がないとはいえないが、ここならあっさり抜け出しそうだ。
期待度 ★★★★☆

△BALDR BRINGER (戯画)
戯画の看板母系(シリーズ)であるバルド系の最新馬。先代(前作)は緋ノ丘シュウジが手綱を握ったが。今回はこの母系の主戦騎手である菊池政治を始め総勢11人の騎手を起用するなどごった煮状態。みやま零やあめとゆきなど腕達者もいるが、戯画のこうした趣向はこれまでほとんど外れているのが気になる。それより成績の良否を握るのはシューティング部分のデキで、システムを一新した新感覚のバルドといった厩舎サイドのコメントが余計不安を感じさせる。トレーナーはバルドゼロの科というのは悪くなく実績的に上位の存在だが、今回は不安要素が多すぎて押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★

プレイホーム 家族崩壊 (ILLUSION)
3D系厩舎で孤高を誇るILLUSIONだが、好走と惨敗両極端な成績を見せるだけにファンにとっては買いにくい厩舎だ。それでもここ2戦は上位に食い込んでいて軽視は禁物。ただ今回はキャラメイクを中心とした血統でなく凌辱メインというのがどう出るか。ヒロインが即堕ちしそうなのも不安だし、この馬単体だとキャラメイクの点でほとんどすることが限られてしまうのも気になる。拡張データが出揃うならともかく、この内容だと厳しく感じられそうで見送りか。
期待度 ★★☆

Pure Marriage ~赤い糸物語 セリカ編~ (Lass Pixy)
Lassの安馬路線として開業したLass Pixyだがデビュー戦は惨敗と言っていい成績。本家Lassの主戦を務めた森山しじみが鞍上なだけに毛色(CG)については文句なく、主な敗因はトレーナーにあるといっていい。主人公に魅力なく、配合に問題が見られただけに、直仔(続編)となる今回も大きな変わり身は期待できそうもない。安馬にしては馬体はそれなりに充実しているだけに惜しい部分はあるが、今回も見送りが妥当だろう。
期待度 ★☆

忘却執事と恋するお嬢様の回想録 (Campus)
lightの安馬専門厩舎といった感のあるCampus厩舎だが、成功したのはハルウソ姉妹だけ。その母系(シリーズ)も完結しただけに、次のスマッシュヒットが欲しいところ。ただそれにしては今回血統(設定)にピンとくるものがない。執事の主人公とお嬢さまの恋愛というシチュはありがち。ヒロインの魅力に頼ることになりそうだが、やや屈折した難しいタイプのヒロインをトレーナーがどう扱うかがカギとなりそうだが、それでも主人公とヒロイン以外に主要キャラがいないのは安馬とはいえいかにも寂しい。この仕上がりでは大きな期待まではどうか。
期待度 ★★

〇ヤミと祝祭のサンクチュアリ (あざらしそふと零)
ピロ水に頼りきりといっていいあざらしそふとの姉妹厩舎として開業するあざらしそふと零のデビュー戦。1番の魅力はあっぷりけで多くの一流馬を手がけた桐月が調教を手がけること。得意の伝奇血統なだけに凡走はおよそ考えにくい。騎手の神剣桜花もBaseSon系厩舎で実績を積んできただけに腕は確か。不安といえばこれまで一人で調教を手がけてきた桐月氏が今回サブトレーナーとして温泉大祐が加わっていること。独特の世界観が持ち味の血統なだけに異分子が加わることで足を引っ張ってしまう可能性は少なからずありそう。それでも能力は高いものがありそうで、確実に上位を窺ってくるはずだ。
期待度 ★★★★

LoveKami -Trouble Goddess-
LoveKami -Sweet♥Stars- (PULLTOP)

路線変更で揺れたPULLTOPの端境期に出走した恋神の直仔(FD)が数年の時を隔てて登場。といっても騎手も水野早桜に手替わりするなど父に関わったのは配合(企画)の御剣ヒロくらいで父との関係性は薄いと見ていい。元々海外で出走経験のある馬で、それにHシーンを加えて日本で再デビューという形。Sweet♥Starsは神様ヒロインとアイドルというニックスがどう作用するかが微妙で、期待できそうなのはTrouble Goddessの方。といっても比野練火の実績を考えると大きな期待までは難しいか。
期待度 ★★☆

△ルリのかさね ~いもうと物語り~ (ねこねこソフト)
時折脚元不安(バグ)を覗かせるねこねこソフトだが、前走のラムネ2で見せた音声関係の不穏さは大きく株を落とした。走り(シナリオ)面では流石と思わせる部分もあるだけにもったいない。今回は妹ヒロインを得意とするねこねこソフトらしい馬で、得意とする血統だけにチャンスは充分。脇を固めるのもぽんこつ&やかまといかにもねこねこらしい血統。ただ相変わらずヒロインは3人で、馬体もこじんまりとして寂しさは否めない。脚元不安さえなければ上位も望めそうだが、それでも頭まで突き抜けるほどの力はなさそうだ。
期待度 ★★★

△VenusBlood -BRAVE- (DualTail)
これまでは出たとこ勝ちの印象が強かったDualTail厩舎だが、前走はやや期待外れと言っていい内容。それでも着をそれほど落としていないのは流石といえるが、絶対的存在とはいえなくなったのは確か。前走成績を落とした原因は過去走った馬とほとんど走りに差異がなく、いわばマンネリ気味となってしまったことだが、今回も血統に違いが見られずやや不満。ヒロインを受胎させて魔物を産ませユニットとして使うといった点も過去の馬でもあった内容。実績的に大崩れはないだろうが、勝ちきれるだけの力はないと見る。
期待度 ★★★☆

(本紙の見解)
まだ出馬表明(マスターアップ)してない馬も多く不確定要素が多いが、高水準の笑いと萌えで人気を集めたノラと皇女と野良猫ハート2が本命でいいだろう。追い切りも相変わらず軽快な動きで直線一気に抜け出してきそう。それに迫るのがヤミと祝祭のサンクチュアリ。実績ある桐月得意の伝奇系で騎手も魅力十分。嵌れば逆転もありそう。最近堅実なアトリエかぐやの舐めプ! も堅実に上位に食い込んできそう。これまで確実に首位を争ってきたVenusBlood -BRAVE-も軽視は禁物だが、前走がやや頭打ちだっただけに評価を下げたが、連なら十分可能性ある。他に過去の実績を考えればルリのかさね ~いもうと物語り~ BALDR BRINGERも素質はあるだけに食い込む可能性も一考したい。  

Posted by 7月の魚 at 20:41Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年09月17日

9月の発売予定表から

地方(同人)の祭典が終わり、本格的な秋競馬(エロゲー)シーズンが到来。中央に戻り出走頭数が揃ったのはファンにとっては嬉しいが、本命馬が不在でどこからでも買えそうな難解なレースとなりました。注目を集めるのは入厩(制作発表)からじっくり仕上げられた馬ですが、他にも惑星馬が目白押し。とても馬券が当たる気がしない記者泣かせな一戦となりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

〇あかときっ2! -紡ぐマホウと零れるヒカリ- (Escu:de)
エスクードの人気母系(シリーズ)脱衣バトル系では一番の知名度の高いあかときっの最新馬。主人公やヒロインの顔触れは変わっていて、脱衣バトルという点のみが共通点となりそう。騎手も犬洞あんや笹井さじといった人気どころが去り、草上明に厩舎所属の蒼瀬・遊丸というトリオはやや格が落ちた印象は否めない。それでも馬体(CG)の雰囲気は良さそうで態勢は整っている。トレーナーの藤原休樹は過去の実績から評判は良くないが、それでも初代は走っていて大きく気にする必要はなさそう。それより肝心の魔砲バトルのデキがどうかといった点。追い切り(体験版)が公開されてなく不安な要素はあるが、それでも実績はあるだけに大崩れはないだろう。メンバー的にもここは絶好のチャンス。
期待度 ★★★☆

あまいえ (boot UP!)
前走のままははで久々にらしさを見せたboot UP!が、その勢いを駆ってぶつけてきたのがこの馬。前走で好評だった人妻ヒロインに、この厩舎では定番の姉妹ヒロインをニックス。馬名(タイトル)が示すような、母娘3人との4Pハーレムが見どころとなりそう。ただ反面ヒロインが多面化することで、人妻を強調することで成功した前走のような成績とはならない可能性もありそう。会社の上司であるヒロインのクリスティーナの立ち位置も微妙だ。単なるエロだけでなく過程も拘るという厩舎の意気込み通りなら心配は杞憂に終わりそうだが、その点は無視できないと見てやや評価を落とした。
期待度 ★★☆

あまエロ ~童貞君を優しくエスコート~ (INTERHEART glossy)
インターハートの姉妹厩舎でH動画を軸とするglossyに本家の主戦騎手火炎味噌が騎乗する。火炎味噌と動画がどう化学変化するかが楽しみだ。本家では姉ヒロインで実績があるだけに、今回年上ヒロイン満載の血統とは手が合うはず。トレーナーの門戸扉はエロ主体の馬以外に手がけたことはなく、厩舎が言うようなヒロインたちの悩みが真っ当に解決できるかが不安。恐らく走りで大きく主張できる部分は少なく、本家のトレーナーである十全のような動きを期待すると裏切られそう。最近はこのタイプの血統が多く、動画要素だけでは前レース出走したはらかつ!2 のように埋没してしまいそうだ。
期待度 ★★

あるいは恋という名の魔法 (おもちそふと)
今回厩舎開業初戦となるおもちそふとのデビュー戦は馬名(タイトル)が示すように萌え系ファンタジー血統(設定)。騎手も今回がデビュー戦となるはすねで新風を呼べるかどうか。ただ萌え系ファンタジーは成功した馬は存外少なく、特に異世界のヒロインが現世界に来るといった血統は、よほど配合(世界観)がしっかりしていないと凡走に終わるケースがほとんど。高馬(フルプライス)でないだけに馬体の充実は望めず、トレーナーの実績も物足りないとなるととても買えない。
期待度 ★☆

△いつまでも俺は母に恋してる! (Anim Mother&Wife)
記者泣かせの馬名の長さが特徴のAnim Mother&Wife で今回もヒロインは年上ヒロインが軸となる。騎手は主戦騎手の八月朔日珈瑠に加えエロ血統で定評のある相川亜利砂となるみすずねというベテラン2人を補填。ただ前走より複数トレーナー制を採用していて、今回ヒロイン数より多いトレーナー数というはやや首を捻りたくなるところ。実績あるトレーナーが多いだけに杞憂に終わる可能性はあるが、ルートごとのバランスが取れていないと厳しくなる。それでも2走前はなかなかの動きを見せていて安定感はある。展開次第では上位に食い込む可能性も。
期待度 ★★★

癒しの女神の実験台 (しろくまだんご)
バイノーラル録音でヒロインが耳元で囁くような感覚をファンに与えるというのが一番の特徴であるしろくまだんごのデビュー戦。厩舎の意気込みが示すようにデビュー戦にしてはまずまずのラシックスを揃えてきた。ただその分騎手に関してはやや見劣りは否めず、トレーナーも実績は皆無に等しく不安は大きい。厩舎の意気込みは買えるが事実上ヘッドホンで楽しむファン以外には意味なく、肝心の走りが伴っていないとなると好走は難しい。話題にはなっているようだが、一走は見送りが賢明だ。
期待度 ★★

大阪AWAKING (つるみく)
最近元気がなかったつるみく厩舎だが前走は久々にこの厩舎らしさを見せた。今回は過去走った大阪CRISIS の全妹(続編)だが、血統(設定)を見ると某大阪都構想を茶化したような配合(企画)で記者的に心配になってくる。ただそこはハード凌辱で鳴らしたつるみくだけに、抵抗勢力を凌辱の力でねじ伏せる腹積もりか。そう考えると明らかにバカ風味に感じられるが、そこをどうニックスさせるかが好走のカギとなってきそう。記者的には頑張ってほしい血統だが、ヒロインの顔触れに魅力が欠ける気がするのは不安。今回多頭数なだけに馬群を捌けるだけの力があるかどうか。
期待度 ★★☆

お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!2 (Galette)
幼馬(ロリ)専門厩舎として知られるGaletteの最新馬で、父のお兄ちゃん、右手の使用を禁止します! はこの厩舎では一番走った馬。ただ父の配合を手がけたちゃたや騎手のK子は他厩舎に去って、トレーナーの実績も物足りない。それでいて父と同じヒロインを踏襲した上に騎手やラシックスも変更と、あまりに父のファンみとっては辛い内容。それでいて騎手はともかくラシックスは明らかに父と比べ格落ちではまともな勝負にならないだろう。
期待度 ★

△鬼がくる。~姉がひん死でピンチです~ (えにしそふと)
黒髪ヒロインが印象的な泉水いこが配合も手掛けるとあって、130cm当時の印象が古いファンには蘇ってくるかもしれない。その鬼うた。はヤンデレ姉ヒロインの暴走修羅場シーンが印象に残ったが、この馬も血統を見る限り同じ雰囲気が漂う。ヒロインの顔触れも残念系お姉ちゃんに神様、ストーカー幼馴染というのも別の意味で不気味だ。厩舎の取材では甘々暴走ラブコメディとのことだが、それを額面どおり受け取れない。トレーナーも初めて見る名前で、どのような走りをするのか見当もつかないというのが正直なところ。それでもポテンシャルは高いものがありそうで、穴を演出しても不思議でない。
期待度 ★★★

◎面影レイルバック (ハイクオソフト)
入厩(制作発表)から幾星霜。ハイクオだけに気長に待ち続けていた期待馬がようやくゲートイン(マスターアップ)。ハイクオの看板騎手であるひーでが久々に手綱を握るというだけで期待は充分。前走はこの厩舎の所属馬とは思えないくらい埋もれてしまっているが、今回は少なくともその轍は踏まないはず。ただ追い切りの動きを見る限り、予想されていた萌え路線とはやや離れていて走り(シナリオ)で勝負しそうな気配。さくらさくらで実績のあるトレーナー(ライター)陣だが、純粋な走りで勝負するとなるとやや不安。それでも騎手の力量だけで萌え分は充分補填できるだけに、普通に走れば上位に窺えるだけの力はあると見る。
期待度 ★★★☆

キミに迫るオトメのレッスン (MONAKO)
最近精力的に出馬攻勢を懸けるMORE系列の中で、明るい萌えエロを軸に走らせるMONAKOの最新馬。ただデビュー戦のご主人様、メイド服を脱がさないで。は期待外れといっていい内容で、そこからどこまで変わり身を見せるかがポイント。トレーナーはデビュー戦と同じ日下部浪漫でこれまでの実績を考えると大きな上積み要素は見当たらず、騎手のkakaoの手腕に懸かる部分が大きい。血統は女子校に一人入学できた主人公に、なぜかヒロインがHを迫ってくるというツッコミどころ満載な内容。追い切りはエロに徹しようという潔さは感じられたが、それだけで最後まで走り切れるかどうか。
期待度 ★★☆

義母の滴 ~湿った肌から香り立つ甘い色香~ (TinkerBell)
TinkerBellといえば触手凌辱の印象が強いが、たまに出走させてくる熟女系もまずまず結果を残している。これまで手綱を握ってきた深泥正から天野雨乃に変わったのが気になるが、過去この厩舎で同血統の馬に騎乗していてマイナスは最小限に押さえそう。ヒロインのすべてに夫がいるなど、背徳感が見どころとなる。主人公の性格的に寝取り要素は薄そうだが、その分エロさでカバー。ヒロインのタイプが分かれているのも好材料。後は厩舎の言う背徳感・インモラルさをどこまで出せるかが好走へのカギとなるだろう。
期待度 ★★★

桜ひとひら恋もよう (Parasol)
厩舎開業以来連対圏に突入したことのないParasol厩舎だけに期待しにくいが、前走はそこそこ見せ場がありそろそろ変わり身の気配もありそう。ただ騎手がこれまで主戦を務めてきたちこたむから手替わりしたのは魅力半減。血統も学園合併に反対する主人公とヒロインというどこかで見たようなもの。合併という規定事実を跳ね返すにはそれなりの重さと説得力が必要なはずだが、そこがおざなりとなる心配。配合(企画)を担当する種村いのりやParasolにどこまでこの血統らしい仕上げができるか不安は尽きない。追い切りの動きも説得力が乏しい浮ついた走り。これでは上位進出は厳しそうだ。
期待度 ★★

▲しごカレ ~エッチな女子大生とドキ×2ラブレッスン!!~ (アトリエかぐや)
最近の成績を考えるともはや厩舎の看板騎手といえなくなったchoco chipだが、それでも手腕に陰りはない。最近の厩舎の実績も手堅い内容。今回も年上ヒロインにHなレッスンをしてもらうという、この厩舎にとっては定番といえる血統。choco chipも最近は同血統の馬の騎乗がほとんどで慣れも見込める。最近同タイプの馬ばかり出走しているといった点で、新味には乏しいが、エロに関してはハズレはない。不安といえばメインヒロインよりサブの方が魅力に感じることくらい。大駆け要素はなくとも堅実さで定評があるだけに、時計が掛かる展開ならチャンスも。
期待度 ★★★☆

D.C.III Dream Days ~ダ・カーポIII~ ドリームデイズ (CIRCUS)
サーカスのダカーポ系といえば安定感は格別なものがあるが、3代目となってどうかといったところが注目だった。その試金石だったD.C.III P.P. ~ダ・カーポIII プラチナパートナー~は入着までの成績。やはり父の3代目が初代・2代目と比べて競走成績が劣った影響が大きかったか。となると3代目の直仔(FD)でプラチナパートナーの全妹となる本馬もそれほど期待できなさそう。内容は各ヒロインのアフターが主で、直仔に手慣れたサーカスらしい手堅い走りをしそうなのは確かだろうが、上積みとなると期待薄。ラシックス(声優)が変わるというニュースもマイナスに働きそうで入着一杯だろう。
期待度 ★★☆

透明人間 挿れ喰い仲三 (Mink EGO)
最近成績が振るわないMink系列で妹系血統を中心に走らせてきたMink EGOだが、今回はそれら積み上げてきた看板を覆すような馬を走らせてきた。この血統なら本家Minkで走らせても不思議なく、こんなところに不振の原因が垣間見える。騎手は中央(商業)ではほとんど騎乗経験のないなめたけのこだが、老舗厩舎らしく毛色(CG)は悪くない。トレーナーもベテランよこよこでD.C. ~ダ・カーポ~でデビューした実績は光るが、担当したルートの評価は悪くそれ以降の成績も目立つものはない。教師が透明人間になってヒロインを凌辱するというありがちな血統で、高馬でなく馬格も乏しそうなだけに大きな変わり身は期待できそうもなくここも苦しい。
期待度 ★★☆

DolphinBlade -ドルフィンブレード- (Island Belle)
今回厩舎開業して初出走という馬が多いがこの馬もその1頭。といっても厩舎スタッフを見る限り
聖鍵遣いの命題
のトレーナーだった松士沙知が配合を担当していて、その傾向が色濃い。その聖鍵遣いの命題は注目を集めながら惨敗といっていい成績で不安は大きい。今回も血統は良さそうな雰囲気はあるが、それが生かされるかは不明。育成システムがどう影響するかが好走のカギだが、デビュー戦でしっかりしたシステムとなっているのは稀なだけにその部分に大きく期待するのはどうか。ヒロイン別に騎手を多人数起用したのも疑問で、各騎手の騎乗が不協和音を奏でて見えるのは問題だ。走られる可能性はあるがその確率は低いと見る。
期待度 ★★

△ヘイズマン -THE LOCAL HERO- (バグシステム)
ダーク系で前走大きな変わり身を見せたバグシステムだが、今回は一転バカ系を思わせるような血統を走らせてきた。主人公が変身して悪と戦うという、往年のヒーロー系のノリで取材すると複数のチャプターごとに進んでいくというアニメのような走りを見せるとのこと。過去の所属馬から凌辱展開が心配されるところだが、それもなさそうであくまで往年のTVアニメのノリで突き進みそう。不安点はトレーナーの丸山剛の過去の実績を見ると、血統は面白そうなものがあってもその潜在能力を生かし切れていない点。それでも追奏のオーグメントでは笑いの部分は評価されていて、あの走りができれば大駆けの可能性はありそうだ。
期待度 ★★★

△星降る夜のファルネーゼ (ミィティ)
厩舎開業初戦だが、逆転裁判風の推理パートを搭載するなど意気込みは高い。騎手はこうした血統には手慣れているゆき恵を起用し、走る雰囲気は漂っている。推理パートと走りが嚙み合えば主役になれそうなポテンシャルは備えている。ただ追い切り(体験版)の動きは案外。ヒロインが強気なタイプが多く、萌えや癒しという点に関してはやや不足気味。トレーナーの顔触れも新顔がほとんどで、きっとりとした理詰めの推理が期待できるかとなるとやや疑わしく感じられた。本番に入って一変する可能性はあるが、追い切りの動きを考えると押さえで狙うのが妥当なところだろう。
期待度 ★★★

△もののあはれは彩の頃。 (QUINCE SOFT)
新規開業厩舎のデビュー戦だが、厩舎スタッフの顔触れを見る限り角砂糖厩舎の流れを汲んでいると見てよさそう。トレーナーの冬茜トムというとMagical Charming! の好内容が思い出されるが、今回もすごろくがモチーフにあるように同系統と見てよさそう。ただ前走の運命線上のφでは凡走したように、当たり外れ大きい血統だけに嵌らなければ期待を裏切る可能性はある。双六というゲーム性をどこまで走りに生かせるかが好走できるかどうかのカギとなりそうだが、大懸けは充分可能だろう。
期待度 ★★★☆

(本紙の見解)どこからでも入れる超難解なレース。ひーでの復帰戦ということで期待が高まる面影レイルバックを本命に押すが、前走期待を裏切っているなど不安要素は多いだけに他馬との差はわずか。父(前作)の実績からあかときっ2! -紡ぐマホウと零れるヒカリ- が逆転を狙う筆頭格。ただこちらも追い切りの公開が遅れているなど人気を裏切る可能性も多い。人気どころが崩れると浮上するのがしごカレ ~エッチな女子大生とドキ×2ラブレッスン!!~。安定さではメンバー中随一で連軸にするならここかもしれない。デビュー戦ながら潜在能力がありそうなもののあはれは彩の頃。も差はない。ゲーム性部分が当たれば他馬をあっさり一蹴してしまう可能性は充分。穴馬も多士済々で、二面性がありそうだが鬼がくる。~姉がひん死でピンチです~ の大駆けに、バカゲー枠のヘイズマン -THE LOCAL HERO-。推理パートが当たった時の星降る夜のファルネーゼ も怖い。  

Posted by 7月の魚 at 17:34Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年08月25日

妥協してしまう弱さ

最近麻雀ブログと化してきている気がしていて恐縮してしまうのですが、先日自分の性格の弱さが露呈した局面が出現したので、ここで紹介してみたいと思います。

局面は南4局0本場。
東家 16000点
南家 32700点
西家 33300点
北家(ぼく) 17500点

最後の親が終わり、現実的には最下位のラス親をとっとと流しラス回避してもう半荘といった場面。
ただ8順目にこんな手になり「ざわっ」としてきました。

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国ツモ六筒:麻雀王国ドラ一萬:麻雀王国
牌画素材は(c)izumick supported by 麻雀王国より

イッツーになればリーチを掛けツモって倍満になるのですが、3筒が1枚、4筒が3枚河にあることから暗カンしたところリャンシャンで引いたのが2筒・・・ということで1枚切れの5筒をリリース。
それを見た対面が9筒を切り1巡後8筒切り。明らかなペンチャンを嫌いタンヤオへ移行といったところ。そんな次のツモでもう1枚2筒を引いてこれも1枚切れている1筒を切って聴牌。待ちの7筒は1枚も切れてなく良さそうな待ちだが、ここは当然ダマテン。
そして親が中を切ってきました。

二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国裏:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国裏:麻雀王国 打中:麻雀王国ドラ一萬:麻雀王国七索:麻雀王国

中をポンすれば9筒を切ってハネ満で迷うところですが、ここは見送りました。というのもハネ満をツモッたとしても結局は3着。それなら中をツモっての四暗刻単騎テンパイなら僥倖ですが、8筒か9筒をツモればダマで倍満でどこから出てもトップになれます(もちろんツモれば役満)。巡目は遅いですが中8筒9筒が1枚切れならまだ山に残っていると見たのです。
ところが同巡対面が8筒ツモ切り。親もションパイの中を切るくらいですから連荘狙いで手は煮詰まっているでしょうし、対面も筒子がぼくに危険なことを承知で切るくらいですからオリ気味の上家を捲る気満々でしょう。

そして2巡後、対面が7筒をツモ切り。この7筒を見てぼくはつい手を倒してしまったのですね。

メンホン・サンアンコウでマンガンの和了で振った対面に変わって2着に浮上したのですが、果たしてここで手を倒したのは正解だったのか?8筒は無くなったのですが、9筒か中が残っている以上、あくまでトップを狙って見送るべきではなかったのではないか。もしここで倒すなら中をポンすれば良かったですし(9筒切っての8筒待ちは出てこない可能性大ですが)、8筒が無くなった時点でツモ一発裏ドラ期待のリーチする手もありました。7筒9筒が裏にのる可能性はゼロで裏ドラ期待のリーチは分が悪いですが可能性はゼロではなかったのですから。

そんな選択肢がありながら妥協し手を倒してしまったところに、ぼくの心の弱さが出てしまいました。結果は2着だったのですが、こんな打ち方をしていては甘いとしか言いようがないですね。  

Posted by 7月の魚 at 09:49Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2017年08月19日

8月の発売予定表から

夏競馬に地方の祭典(コミケ)の直後という悪条件が揃っただけに少頭数となってしまうのは仕方ないが、それにしてもここまで少なくなってしまうと寂しいです。次のレース(月)のことも点数を絞るのは当然ですが、馬券的妙味の少ない中確実に馬券を当てていきたいと思っています。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

〇催眠とろとろオペレーション ~院内美巨乳補完計画~ (アトリエかぐや)
抜きゲー厩舎ながら安定ある走りを見せているアトリエかぐや。今回主戦騎手の中では一番実績に欠けるみゃぁんが鞍上となるが、それでも前走の新妻ふわトロ癒やらしエステで堅実に入着を果たしていて侮れない。かぐや厩舎では異色となる催眠系だが、この厩舎だけにダークな雰囲気はほど遠い。病院内だけに院内にある装具を使ったプレイにも期待したいところ。唯一の不安はトレーナーの七歌が、アトリエかぐやの中では近江達裕や須永成人ほど成績が上がっていない点。それでも最近のかぐやの安定性や相手を考えれば印は落とせないだろう。
期待度 ★★★

手垢塗れの堕天使 (あかべぇそふとすりぃ)
まずまず成功した手垢塗れの天使の後継(続編)馬。父(前作)は主人公であるアイドルのヒロインが手練手管を使って人気を得ていくという血統(設定)だったが、今回は主人公が男性でということで味わいはかなり違う。主人公も状況に流されるタイプで、いわゆる肉食系で女性を毒牙にかけていくといった凌辱系によくある血統ではなさそう。ただ安馬で実質ヒロインは一人。主人公と関係するサブヒロインは複数いるようだが、配合に複雑な要素は入れ込めそうもなく、言葉は悪いが員数合わせになっていないか心配。父が走ったのは主人公の魅力によるものが大きかっただけに、その点で今回は不安だ。騎手変更はそれほど響かないだろうが、前走ほど魅力は感じないだけにメンバーは甘いが押さえまでか。
期待度 ★★☆

となりに彼女のいる幸せ ~Two Farce~ (プレカノ)
新規開業厩舎のデビュー戦だが、騎手はねこにゃんを起用するなど注目されている。ただ安馬でヒロインは一人のみ。文芸部が舞台ということでキミの瞳にヒットミーを思わせるところがあるが、学園が舞台という割には登場人物が少なすぎるのはいかにも寂しい。恐らくヒロインの魅力に頼ったイチャラブ系だろうがそういったタイプは珍しくなく、トレーナー(ライター)の実績を考えるとここでも厳しい。
期待度 ★☆

人形姫の城 ~貴方はもう、あたしの下僕~ (CYCLET)
安馬でなかなか走る馬を輩出しているCYCLET厩舎だが、前走のモラリスト ~性渇指導 房江の放課後~は結果を出せず。今回はトレーナーにこの厩舎で初となる谷一を起用。ただこれまで手掛けてきた馬を考えると、CYCLETと手が合うと思えないのがまず心配点。メインヒロインである自動人形と主人公とが閉鎖された館で繰り広げる生活がどのようなものになるかがポイントとなりそうだが、これまでのCYCLETのような挑戦的な血統とはいえないようだ。取材する限りサスペンス風味に乏しいようで、単なるイチャラブに終わってしまいそうな可能性ももあり、これでは正直狙いづらい。
期待度 ★★

△はらかつ!2 (INTERHEART glossy)
まずまずの走りを見せたはらかつ! ~気になるあの子と子作りエッチ~の後継馬(続編)。後継といっても血統(設定)が同じなだけで、ヒロインの顔触れは変わっている。今回もヒロインが子供を欲しがる理由はさまざまであるが、前作から思い切った変化については乏しそう。唯一の期待はサブヒロインの夏子・伊織の2人で、彼女らが前評判通りのくせ者ぶりを発揮してくれれば、父以上の走りも期待できそう。といってもトレーナーの実績から現実的に高望みはしづらく、展開に恵まれての狙いか。
期待度 ★★☆

BLADE×BULLET 金輪のソレイユ (SkyFish)
SkyFishのメイン母系(シリーズ)となるソレイユ系の最新馬。ただ知名度ほど走った馬はなく、綿密な血統(設定)も好走に繋がっていない。騎手も蔓木鋼音ら厩舎を支えたベテラン陣から一新されたが、プラス材料とはいえず、多彩なキャラを生かした走りができるかが最大の問題。といってもトレーナーの顔触れに変化はなく、変わり身材料は乏しい。今回メンバーが甘いだけに食い込む可能性がないとは言えないが、これまで期待を裏切られ続けているだけに信用しづらい。
期待度 ★★

◎みなとカーニバルFD (みなとカーニバル)
みなとそふとの姉妹厩舎であるみなとカーニバルがこれまで走らせた馬の直仔(FD)を出走。トレーナーは辻堂さんの純愛ロードのさかき傘に一任。タカヒロや王雀孫が関わった姉小路直子と銀色の死神を考えると普通ならマイナスと捉えるべきだが、他人の手がけた馬を仕上げるのに巧みなさかき傘ということで大丈夫。高馬(フルプライス)でないのに、2頭分の内容を詰め込むといった点に不安はあるものの、新ヒロインの投入も効果的に働きそうでメンバー的にここは大チャンスだ。
期待度 ★★★★

モブ催眠 (include)
前走催眠系得意のおくとぱすをトレーナーに起用したにしては期待に応えられなかっただけに信頼感は乏しい。メインヒロインは2人と少ないが、そこは馬名(タイトル)が示すように、前走と同じくモブヒロインとのHで補填する作戦。存在感に乏しい主人公がヒロインを操る術を身につけるというのはこの血統によくあるが、不安はやはりトレーナー陣からおくとぱすが抜けた影響。メインヒロイン2人に彼氏未満の男がいるのはトリッキーで、並みのトレーナー陣で上手く扱えるかどうか。前走でも見どころはあっただけに見限れないところはあるが、押さえで狙うのが精一杯だろう。
期待度 ★★☆

領地貴族 (ソフトハウスキャラ)
最近不振続きのキャラ厩舎。過去鉄板だった佐々木珠流・内藤騎之介のコンビも走った馬なると10年前のウィザーズクライマーまで遡らないといけないのは悲しい。今回は新興貴族が領地を経営し発展させながら、国家に参画していくといった血統は面白く感じられるが、毎度看板倒れに終わるのが最近のキャラの馬。走り(シナリオ)に大きな期待が出来ない以上、長距離への適正で勝負するしかないが、最近は周回を保つだけのスタミナに欠ける馬が続いているだけに大きな期待となるとどうか。
期待度 ★★

恋愛教室 (UnN/A)
数多いクラスメイトの中からファン投票で攻略ヒロインを決めるというアイデアがどう走りに影響するかが一番のポイントとなる。ただヒロイン候補の数を揃えたのはいいが、どこかで見た感が強く悪く言えば水増しといった印象は否めない。ヒロインが決定してから改めてどんな走り(シナリオ)をさせるか決めるというのも本末転倒。恐らく走りの内容に目新しいものはなく、また選ばれなかったヒロイン候補たちが、どう走りに関わってくるかも不鮮明。正直不安要素しか見当たらない現状ではとても狙えない。
期待度 ★

▲ワガママハイスペックOC (まどそふと)
素質は高いがそれを生かしきれずにいたまどそふと厩舎だったが、前走のワガママハイスペックでようやくその素質の一端を覗かせた。といっても実績ある葉山こよーてを起用したにしては物足りない成績というのが正直なところだろう。今回はその直仔(FD)ということだが、その葉山こよーてに陸奥竜介といった実績あるトレーナーが去りヤキモチストリーム のもじゃすびいや椿またといったところに委ねられたのはマイナスだ。ただメインヒロインのアフターにサブヒロインの追加Hといった直仔としては定番なものだけに、影響は最小限に留められる可能性はある。豪華なラシックスとエロに関しては間違いなく、今回のメンバーならそれだけで上位に食い込んでくる可能性も。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
少頭数で確固たる軸馬が見当たらないという困ったレース。こうなるとみなとカーニバルFD の本命は仕方ない。ポテンシャルの高さは確実でさかき傘が仕上げるとなればこのメンバーなら圧倒的有利だ。最近安定さが目立つアトリエかぐや厩舎では目立つ存在でないみゃぁんが騎乗する催眠とろとろオペレーション ~院内美巨乳補完計画~だが、この相手なら威張れる存在。ワガママハイスペックOC も不安要素はあるが、父(本編)くらい走れば上位に食い込める計算が成り立つだけにチャンスはありそう。絞ればこの3頭の絡みで充分だが、あえて狙うなら前走がまずまず走ったはらかつ2モブ催眠といったところも、そこまで点数を広げるのは現実的でないか。  

Posted by 7月の魚 at 18:23Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年08月13日

大会に行ってきました!

(今回は麻雀大会に関するレポです。麻雀に興味のない人には恐らく意味不明で何を言っているか分からないかと思いますが、よろしくお願いします。)


8月11日に麻雀大会に行ってきました。
その大会はモンド麻雀バトルグランプリというもので、ネット麻雀(ハンゲーム・マルジャン・ジャンナビ・4人打ち麻雀片山ワールド)で上位に入ると出場できるというもので、MONDO TVでお馴染みの麻雀プロと卓を囲めるという機会に緊張からか前夜あまり寝付けませんでした。
ぼくは当地在住で会場(雀荘琥珀)に自室からものの30分で到着するのですが、会場の前に着いてEVに同乗した参加者の話を聴くと、四国や横浜からはるばる来名したと聴いてビックリ(ぼくが聴いた他の数人の中でも愛知在住の人は居なかった)。そんな参加者の熱心ぶりに気後れしながら会場に行くと、身長が高い物腰優しげな男性が受付されていました。
「どこか見覚えがある雰囲気の人だな。」
と思ったのですが、その時は誰なのかは思い出せませんでした。

受付を済ませて会場の中を見渡すと、日本麻雀連盟の前原雄大プロが闊歩されていて緊張が高まります。他にも白鳥翔プロや当地在住の池沢麻奈美女流プロの姿もあったのですが、受付順番から対戦表を照らし合わせると残念ながら池沢プロと卓を囲む組み合わせではありませんでした。
そんな中、あの馬場裕一プロの司会で開会式が始まったのですが、参加者の1人が来ていないことが判明。急遽卓を囲む組み合わせが変わり、代打で受付されていた男性が入ることになりました。
そして馬場プロその紹介で、その男性があのASAPIN氏であることが判明。ASAPIN氏といえばネット麻雀の最高峰と云われる天鳳位を2度獲得した伝説級の雀士。モンド麻雀バトルグランプリでは今年から天鳳予選が無くなったことから、まさか天鳳に縁のある氏が会場にいるとはぼくは思い当たらず想像の奥から消えていたのですね。そのASAPIN氏と卓を囲めるチャンスがあるかもしれないと思うと、ドタキャンした人に感謝したくなりました。

さて組み合わせ変更され初戦は白鳥翔プロと同卓することに。白鳥プロといえば現在連盟の中で乗りに乗っている若手プロで、1番初戦に当たりたくない相手でした。
その白鳥プロがぼくの下家で、初心者に毛の生えたようなぼくに対し「得点とか分からなかったら聞いてくださいね。」と優しい言葉をかけてくれ感謝。そして開局しましたが、緊張からか手は全く進まずツモられ貧乏で東場を終わるころは最下位に。
ようやく迎えた親番で白鳥プロから5800点を上がったのは僥倖でしたが、続く白鳥プロの親番で対面との立直合戦の末、ダマを張っていた白鳥プロに親ハネを放銃し哀れラスに転落。終了した時にはハコを被っていました。始まる前にぼくが掲げていた密かな目標は①ラスをとらないこと②ハコ割れしないことの2つでしたが、初っ端からそれを打ちひしがれる結果に・・・(泣)

続く2戦目はプロとの同卓はなく参加者同士となり気を取り直した結果、普段あまりしない喰いタンを駆使するなどぼくのすべての能力を尽くして微差ながらトップ。そして3戦目は池沢プロとの対戦となりました。対面に座る可憐な池沢プロの姿にドキマギしていましたが、意外に手が伸びて小さな上がりを見せた後の親番で一盃口ドラ2の聴牌に。ただ待ちのカン八索は2枚切れで、ドラの2筒か一盃口を形成する面子の七索・九索をツモれば八索を切ってツモリ四暗刻となるから当然のダマ。ただ2巡後八索が下家からポロリとこぼれてロン。開けた手を見た池沢プロから「四暗刻惜しかったですね。」と言われ舞い上がってしまいましたが、この9600点の上がりでトップに浮上。後はこの上がりを守るだけでしたが、南場に入った直後その池沢プロからリーチ。ぼくの手牌は悪く当然のオリでしたが、池沢プロだけでなく2着目の上家も聴牌気配こそないものの不穏な捨牌でリーチにも果敢に押していたことから、追っかけリーチが掛かった際の共通安全牌も抱えておきたいところ。池沢プロの捨牌を凝視すると四索・八索・六索(リーチ宣言牌)とバラ切りされいたので、安全牌の字牌を温存しいかにも通りそうな七索をいまのうちにと切ったら、なんと池沢女流プロから「ロン」の声が掛かって、まさかのペン七索待ち。オリ打ちで当たるとはかなりのショックの残る振り込みでしたが、裏ドラが乗らなかったのが幸いで、その後大崩れせず主催者のタイムオーバーの声(一局50分を超えるとその局で終了のルールでした)にも助けられ、最後2着目からリーチ一発のみを和了しこれで2連続トップ。

これで1位は無理でも上位へ入れる望みが出てきましたが、最後は大ボス前原雄大プロと対局することに。今日の前原プロはこれまで絶不調だったようですが、上家に座られると「地獄の門番」と恐れられた迫力をひしひしと感じることに。そのためかそれとも緊張が続いた対局の疲れからか手は伸びず、危険牌を無造作に切って振り込むなど全く自分らしい麻雀が打てないままラスに沈んでしまいました。

結局結果は参加者の中で丁度真ん中といった順位に終わり、閉会式で白鳥プロから賞品(モンド特製手帳)を渡されたあとガッチリ握手させてもらました。その後、帰り際に前原プロや対局できなかったASAPIN氏とも握手させてもらい、心地よい疲れを感じながら帰路に付くことになりました。最後の半荘が悔いが残る内容だっただけに、もう少し何とかなったのではないかと思うところもありますが、補欠で出場させてもらった経緯からすると上出来だったかもしれません。次の機会があればもっと自分らしい麻雀を打ちたいと思いますが、それには観る雀(麻雀を打たずTVや動画で対局を楽しむファン)を卒業して、もっと実戦経験を積んでいかなければダメなのでしょうね。  

Posted by 7月の魚 at 19:26Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2017年08月07日

いいとこ取りは果たせず

いよいよ今週、麻雀大会に参加してきます。
その準備に勤しんでいる今日この頃ですが、ネット麻雀で勝負勘を養うには当然として、1番心配しているのがリアル麻雀への対応力を身につけなければいけないということ。
その対策として、自宅近くから駅で1つ行ったくらいに初心者向けの麻雀教室があったので、さもブランクが長く久々にリアル麻雀を打ちに来たという体を装って、卓を囲んできました。相手はぼくより年上というか年金を貰っているおじいさんといった方たちばかりでしたが、久々にリアル麻雀を打つことができました。初めて目の前にする全自動卓に関しては戸惑うことが多かったのですが、点数計算に関しては「昔取った杵柄」でほとんど無理なく上がり点を申告できました。まあ点数計算の申告ばかり考えていて、リーチを掛けて上がったとき裏ドラを見るのを何度も忘れたのはご愛嬌ということで・・・(汗)
肝心の成績も半荘4回で1着1回2着2回3着1回ならまずまずでしょう(生き馬の目を抜くようなフリー雀荘でないので威張れたものではないですが)。この調子ならあと1~2回通えば牌をポロポロこぼしたり牌山を崩したりして対戦相手に迷惑を掛けるような恥かしい真似はしなくて済みそうです。

さてそんな麻雀三昧の生活の中、ボチボチ進めていた千の刃濤、桃花染の皇姫(オーガスト)がエンドまで辿りつき、後は各ヒロインの後日談を残すのみになりました。これまでオーガストの後日談というとおまけHが中心でシナリオの核心や隠された伏線等が語られるようなことはなかったですから、おおよそ評価は固まったと見て(今更ですが)簡単な所感を述べたいと思います。

(ここからネタバレ・・・)


ゲームをクリアした直後の心中は「ユースティア以前のオーガストに戻ってしまった。」という残念な気分で一杯でした。
もちろん全くの駄作というつもりはありません。特にシナリオとは直接関係しない演出部分に関してはエロゲー界の最高峰であると断言できます。ただ残念ながら胸に響く部分はほとんどなかったのは意外でした。

その要因は成功したユースティアと大図書館の羊飼いのいいとこどりを果たそうとして設定に無理を重ねたことによるものが大きかったのではないかと思います。これは当初から不安視されていたのですが、主人公やヒロインが通う学園パートの部分によるものが意外に大きく響いたように思います。。制作者も違和感を与えないようテキストでかなり細部に気遣いしていたのは見て取れたのですが、武人が闊歩し活躍するハードな部分と萌えを感じさせる学園部分とが上手く反応してなくただ混ざっているだけのように感じられたのですね。その混ざり方もしばらく放置しておくと2つの層に分かれてしまうような中途半端な混ざり方。ぼくが想像するにこれは学園生活を挟むことによって不足しそうなヒロイン萌え部分を補おうとしたのではないかと。
ヒロインの1人である稲生滸がアイドルとして活躍するといった件(くだり)もその一環なのでしょう。これも萌え部分を補強しようとしたのでしょうが、荒廃した皇国を慰めるという名目があったとしても作品の雰囲気を壊してしまっているように思えてならなかった。そうしてまで萌え分を高めようとした割には今回のヒロインには魅力を感じられなかったのは皮肉としかいいようがない。特に学園部分が舞台となる奏海ルートは面白さという点でかなり劣り、損な役回りになってしまったような気がします。エルザルートはまだしもですが、ユースティアで同じ役回りだったフィオネと比べても魅力は劣る。これも萌えにこだわりすぎてシリアス部分を犠牲にしてしまった反動でしょう。

そんなシナリオも古杜音ルートに入ってからややシリアス度が増していくようになるのですが、主人公が皇国創設時に造られた兵器だったという設定が明らかになってから、ぼく的には盛り上がった気分が徐々に萎んでいくような気がしました。序盤から主人公に感情の起伏がなかった点も人間ではなかったということで説明は付くし、一種の伏線としては分かる気がするのですが、これでは終盤主人公が無双してしまうのがミエミエで緊迫感が乏しくなってしまいます。ぼく的には主人公の強さだけが取り上げられるのではなく、併せ持つ弱さがあってこそだと思うので、人間味が感じられないキャラでは感情移入ができないのですね。他にも不満点は多いのですが、何より残念なのはヒロインに魅力が感じられなかったためかそれとも主人公の性格が影響したのか、Hシーンがどうにも抜けなかったこと。オーガストのHシーンはぼくはいつも高く評価しているのでそれだけでも大きく減点したくなりました。

(総括)

穢翼のユースティアの再現を期待していたのですが、そこに安易な萌え要素を入れてしまおうとした結果逆効果となってしまった印象が強い。細かな演出等に見るべきものが多く全くの失敗作とまで言い切るつもりはありませんが、期待ハズレと感じてしまったことは確か。皇国に対する共和国の圧政も通り一遍でしか語られていないし、シリアスな展開も妙に薄っぺらく感じられてしまうのも設定で無理してしまった影響によるものでしょう。オーガストはサービス精神旺盛なメーカーであり大図書館の羊飼いではそれがいい面に出たのですが、今回に限ってはそれが裏目にでてしまったように感じます。オーガストは現在のエロゲー界を牽引していく存在だと思っているだけに厳しい評価をしてしまったのですが、次回の巻き返しに期待したいです。  

Posted by 7月の魚 at 15:50Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年07月30日

現在、大会参加準備中につき

半月ぶりの更新になります。

前回の積みゲー報告からおよそ1ヶ月。本来なら1本くらいクリア報告が出来るはずなのですが、残念ながら消化できていません。
実のところ積みゲーの消化は3本ほど同時進行する形でボチボチと進めていたのですが、ここにきて再びそれが滞る事態に陥りました。その理由は(またかと言われるのですが・・・)麻雀だったりします。

以前にも話したのですが、モンド麻雀バトルGPの8月予選が終了し入賞は果たしたものの予選通過することは出来ずに終わり、体調悪化からとネット麻雀を打つのを減らそうと決意したのもつかの間、ジャンナビから驚きのメールが届きました。

そのメールの内容を掻い摘んで言うと「予選通過者3名の中で大会出場を辞退された方が出たので、上位入賞者で希望される方がいたら繰上という形で大会に出場しませんか?」というもの。

予選上位といってもオリンピックでいえば入賞圏内にも入っていない成績で、果たして出場希望していいものかと逡巡したのが数刻。意を決して参加表明の返信をすることにしました。まあ表明したからといって大会事務局が受諾するかどうか分からないしと安穏と構えていたのですが、それから数日してジャンナビから参加受付受諾のメールが届いたのですね。
その返信を受けた感想は喜びもあったのですが、それよりも戸惑いというか「これは大変なことになった。」というのが本音でした。
まずぼくの麻雀の実力が果たして大会に出場するに見合う実力に達しているかどうかということ。学生時代はそこそこ打てると思っていたのですが、それは仲間内のこと。上には上があるという諺があるように著名プロと同卓して恥かしくない麻雀が打てるかどうかとなると疑わしいのですね。

そんな麻雀の実力以上に疑問なのは、全自動卓への慣れの点。ぼくが卓を囲んでいた頃というと雀荘でなく部室で打っていたわけで当然手積みオンリー。全自動卓なんて先進的な機械というのは無縁だったのですね。そしてもう一つの心配はぼくの学生時代のマージャンといえば三味線あり捨牌強打あり小手返しありのフリー雀荘に行けばまず出入禁止になるマナーの悪い打法をしていました。点数計算もある程度は出来るというものの、フリー雀荘のように和了した直後すぐに和了点を申告できるかとなるとこれまた半信半疑だったりします。それを払拭するにはフリー雀荘に予行演習に行くくらいしか対策はないのですが、賭け麻雀をするのは死ぬほど嫌だし・・・

というわけで今更ながら安易に出場OKしてしまったことに後悔しつつあるのですが、そんなぼくがモンドで拝見している前原雄大プロや白鳥翔プロに対してどんな麻雀が出来るのか。眉をひそめられるか、嘲笑されるだけのような気がしないでもないのですが、折角の機会ですので悔いのないよう準備したいと思っているのです。

というわけでそれまでしばらくエロゲーの方は小休止となるのですが、麻雀の話ばかりというのも何ですので、現在プレイ中のゲームの中間報告ということで・・・

現在1番調子よく進んでいたのが千の刃濤、桃花染の皇姫(オーガスト)。麻雀さえなければもうとっくにクリアしていたに違いない・・・といっても面白さという点では今のところ期待外れといっていいのが残念。
これまでのところストーリーについては同系統の穢翼のユースティアより明らかに劣り、ヒロイン萌えも大図書館の羊飼いに遠く及ばない。1番気になるのはぼく的にオーガストらしい萌えやエロさが足りなく感じたこと。その原因がどこにあるのか?今のところまだそれをつかみ切っいないのですが、後は大詰めの朱璃ルートを残すだけ。メインヒロインルートということで、ここからどのくらい巻き返すのか期待しているのですが・・・
インストールして半年と古くからHDに常駐しているのにも関わらず、いまだ終了のメドが付かないのがアマツツミ(Purple software)。主人公の言動と、ヒロインがぼくの性に合わなかったのが、遅々として進まない要因だったのですが、終盤に差し掛かってようやく面白くなってきました。後はラストの纏め方次第といったところでしょうか。
そして3本目はラムネ2(ねこねこソフト)。ぼくの頭の中でいまだに美化されているのがねこねこソフトですが、ここ数作品は購入したものの積みっぱなし。というわけでぼくがプレイしたねこねこのゲームというとねこねこ復帰作であるそらいろそして中途放棄したねこねこファンディスク3以来となります。そんな久々のねこねこ作品となるのですが、現在プレイ中の段階ではみずいろサナララで感じた衝撃からすると物足りなく思えます。それでもねこねこらしさは失っていないのは流石といえるのですが、時代の変化を感じるのは原画で、過去作と比べるとかなり劣っているように感じられるのです。この原画の拙さ(そして音響関係の酷さ)で、この作品をプレイするモチベーションをかなり失いつつあるのですが・・・

というところで今回はこんなところで(何かそのうちマージャンの記事ばかりになってしまうような気がしないでもないですが・・・)。  

Posted by 7月の魚 at 17:54Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年07月18日

7月の発売予定表から

夏競馬で地方(同人)の祭典の直前とあってメンバーが揃わないことが多い7R(月)ですが、意外にフルゲート近い頭(本)数となってファンには嬉しい反面、悩ましい一戦となりました。自分の眼を信じて攻めの予想を貫くか、実績重視の守りの予想にするか悩みどころですが、今回は少なくとも本命に押した馬に馬場掃除されるような目に合わないようにしたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

アオイロノート (ad:lib)
アドリブ久々の出走となるが、血統(設定)は過去と同じく青春をインブリード(強調)したもの。等身大の恋愛と動画(アニメ)風の毛色(CG)が魅力だが、厩舎のこれまでの成績は入着どまり。その原因はトレーナーにあることは明白で、青春を強調する割には、展開がどこかで見たようなものだったり、書き込むべきところを流してしまったりと力不足が目立つ。馬名(タイトル)を見る限り過去出走したアオリオと関連性があるかもしれないが、それほど走りに影響を与えるほどではない。今回やや毛色が垢ぬけていないように映るのもマイナスで、また入場曲(ヴォーカル)以外プラス材料が見られないだけに狙いづらい。
期待度 ★★

浮気日和 ―だって彼氏とするより気持ちいいんだもん― (アトリエさくら Team.NTR)
NTR血統専門厩舎のアトリエさくらの看板トレーナー(ライター)といえばおんぼろ月だが、人気母系(シリーズ)の後継として期待された前走の貸し出し彼女、志織の“ネトラセ”報告 が人気を裏切ったのは誤算だった。今回はNTRというよりも真面目な受験生というヒロインの額面と違うビッチ性が強調された血統(設定)は、この厩舎の持ち味である繊細なネトラレを味わうという点から考えると物足りなさが残る。エロに関しては水準にはあると思うが、今回は強く推せない。
期待度 ★☆

△お家に帰るまでがましまろです (ま~まれぇど)
ここ最近は堅実に着順掲示板を賑わす存在となっているま~まれぇど厩舎。ようやく騎手の能力に馬の力が追い付いてきたと見るべきか。萌え系厩舎にしてはエロにも力を入れているのは好感が持てる点で、走りの甘さをカバー。メイントレーナー(調教師)の吉川芳佳は最近この厩舎の主戦的存在で、仕上げはそれなりに信用できる。ただこの血統では定番といっていいケーキ屋が舞台なだけに大物馬である可能性は薄そう。変なシリアスな走法(ストーリー)にこだわらず、ヒロインの可愛さを武器に直線粘りこむ作戦ならば好戦も可能だろう。
期待度 ★★★

お兄ちゃん大好き! (たぬきそふと)
幼馬(ロリ)専門厩舎として名高いたぬきそふと厩舎だが、最近は入着が精一杯という成績。大崩れがないのは流石というべきだが、馬券に顔を絡まなくなっているのは寂しい。今回はメインヒロイン格が妹という血統(設定)だが、年の離れた大きいお兄ちゃんが小さな女の子を性的対象に・・・というこの厩舎の特徴は守っている。それだけに大きな変わり身は乏しいと見てよさそうだが、唯一の好材料はE-moteの導入だろう。ベテランながら手腕に衰えのない野々原幹の特長を生かすといった意味では明らかなプラスで、ヒロインの魅力を高めそう。ただ走りの内容に関してみると一本調子は否めない。展開に恵まれてもギリギリ馬券圏内に絡めるかどうかといったところか。
期待度 ★★☆

巨乳ドスケベ学園 ~処女たちの止まらない腰使い~ (INTERHEART)
最近まずまず走る馬が多いインターハートの馬だが、前走の痴漢堕 ~心理カウンセラー芽衣香の診療記録~は冴えない直前の動きから不安視された通りの成績に終わった。今回はその前走よりも動きはパッとしない。騎手(原画家)は多人数を揃えた割に光るものの少なかった中から、あえて実績の乏しい牡丹のみが残留。動画(アニメ)がウリのようで、騎手の能力が占めるウエートは小さいだろうが、血統と相まって期待できる要素は少ない。今回も厳しそうだ。
期待度 ★☆

▲景の海のアペイリア (シルキーズプラス)
チュアブルソフトで実績を積んだ範乃秋晴が名門のシルキーズ系に移籍して挑むとあって警戒したい馬。シルキーズプラスはかずきふみを擁して活躍馬を輩出していて、二匹目のどじょうが見られるかも注目。今回血統(設定)がSFファンタジーとあって、これまで範乃秋晴が手がけてきた馬とはやや雰囲気が違う。SFとなるとある程度状況説明が必要となるが、弱点である冗長さが強調される可能性が強く足を引っ張る可能性はある。追い切り(体験版)を見た感じギャグが空振り気味なのも気にかかる点。厩舎の実績を考えれば好走は必然といえるが、人気ほど信頼性は乏しいと見て単穴評価まで。
期待度 ★★★☆

健全!変態生活のススメ (CLOCKUP)
CLOCKUPのバカ系は時に上級馬が出現するが、えろぐっず! ~Hなおもちゃで快感エンジョイ♡~は案外な成績だった。今回は変態をインブリード(強調)するという思い切った配合で、バカを際立たせる作戦。鞍上にこの厩舎では初騎乗となるブッチャーUを起用。こういった血統と手が合いそうなだけにプラスに働きそう。ただ肝心の変態をどう見せるかといった点を考えると取材する限りは今一つピンとこない。エロだけでなく走りにも変態を生かせないと入着はともかく上位進出となると厳しそう。
期待度 ★★☆

〇ゴールデンアワー (NIKO)
最近精力的に出走させるMOREからまた新たな姉妹厩舎が開業。騎手南浜よりことトレーナー小西翼のコンビというとMOREの出世馬であるヒマワリと恋の記憶の印象が強いが、この馬もその片鱗を感じさせる。追い切り(体験版)で見せた主人公のヘタレさは確かに心配だが、走法そのヘタレさを前提にしているという点でそれほど気にする必要はないと楽観視。髪の色を除いて瓜二つというヒロイン2人の関係性も期待感を煽る。最近エロに力を入れてきた厩舎というのも心強く、連対圏内以上の成績も期待できそう。
期待度 ★★★★

△サクラノモリ†ドリーマーズ2 (MOONSTONE)
萌え系からサスペンスホラー系に方針転換しまずまず成功した父(前作)の後継(続編)。父はスタートこそ良かったものの徐々に失速した印象があっただけに、その轍を踏まないかが一番のカギ。といってもトレーナーの呉が手がけた馬は案外その弱点を抱えているだけに不安は拭えない。それでも今回はヒロインルートとメインルートを交互に見せることによって失速を防ごうとしている趣向は買える。今回は前回攻略できなかった秋津まどかがメインヒロインとなるが、彼女がメインとして優遇されるのはいいが、他のヒロインがどう扱われるかが心配だ。それでも父の成績からある程度の力は発揮するだろうし、このメンバーでも出番はありそうだ。
期待度 ★★★☆

善悪 (Waffle)
巨乳ファンタジー系以外が信頼性に乏しいWaffle厩舎の所属馬。今回はトレーナーに久々の姫ノ宮レイを起用。といっても過去の実績に見るべきものはなく信頼性に欠ける。死んだ家族の復讐に関わった女(ヒロイン)を監禁し凌辱するというのは、ハードな凌辱に説得性を持たせプレイヤーの罪悪感を緩和するといった点でよくある手。ただ登場ヒロインがすべて主人公に高慢・反抗的というのはやや疑問で、か弱さを見せるようなタイプがいても走りに巾を広げる上で良かった気がする。Waffleの主戦騎手たちの中では最近目立たない只野あきらだが手腕は確かでエロには期待できそうだが、トレーナーの実績を考えるとこのメンバーでは苦しそう。
期待度 ★★

sin 光臨天使エンシェル・レナ -REINCARNATION- (Triangle)
変身ヒロイン凌辱一本というTriangleの最新馬で過去出走した光臨天使エンシェル・レナ の後継(続編)。父(本編)でメインヒロインだったエンシェル・レナに新たなヒロインたちが脇を固めるといった趣向。この厩舎が他の変身ヒロイン凌辱厩舎と違うのは細部にこだわった血統で、代を重ねるごとに広がりを見せるだけに上積みは充分。ただ冷静に考えると父はそれほど走った馬でなく、相当な変わり身を見せないと馬券には絡めそうもない。トレーナーはこの厩舎を束ねる反事象桂林でなく黒井弘騎 というのも不安点。今回は見送りが正解だろう。
期待度 ★★

真・恋姫†夢想 -革命- 蒼天の覇王 (BaseSon)
過去海外(TVアニメ)でも走った真・恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~がおよそ10年ぶりに甦る。馬体の内容はほとんど変わらず、毛色(CG)の一新と新たに登場する新武将というのがセールスポイントだが、旧武将を含め総勢73名という多さは反面走りの内容の薄さに繋がってきそうで額面通り受け取れない。それでも厩舎の総力を懸けた騎手陣は強力で、豊富なラシックス(声優)も魅力十分。時代の変化についていけるかがカギとなるが、時計が掛かる展開ならチャンスもありそう。
期待度 ★★★

△超昂神騎エクシール (ALICE SOFT)
名門厩舎(ブランド)久々の高馬(フルプライス)で超昂天使エスカレイヤーを始祖とする母系(シリーズ)ということもあり期待される1頭。変身ヒロイン凌辱は最近流行の兆しのある血統だが、アリスソフトが手がけると一味違うところを見せて欲しい。ただ名門だけにハード凌辱はそれほど期待するよりも、育成などのゲーム性の方が好走のポイントとなりそう。騎手はこの母系でお馴染みのおにぎりくんでトレーナー(ライター)もHIROとスタッフは同じで信頼感はある。取材する限りエロにも衰えはなさそうで、連下を狙う以上の能力は充分秘めているだろう。
期待度 ★★★☆

新妻こよみ (裸足少女)
明るい抜き系で定評のある裸足少女の最新馬で、この厩舎の馬と手が合うINOが手綱を握る。馬名(タイトル)を見る限りメインヒロインであるこよみとエロに励むといった血統かと思えたが、ヒロインが4人いて同格だったというのは正直驚き。といってもこよみが優遇されているのは間違いなさそうだが、それならこよみのライバルとして主人公を寝取るといった走りかよくあるが単にハーレム展開を狙った方が良かったような気がしないでもない。エロに関しては充分なだけに全くの凡走はないだろうが、強調材料は意外に少ない。
期待度 ★★☆

初情スプリンクル (Whirlpool)
Whirlpool厩舎といえば一流には届かない馬ばかりというイメージが強いが、トレーナーが近江谷宥とここ数走と変わらないだけに。恐らく今回も同様の成績に終わる可能性が強い。主戦騎手のてんまそが離脱した模様で次ぐ存在だった水鏡まみずが鞍上となるが、もともと能力は高かっただけに影響は限定的だろう。それよりも問題は走りの方で、魔法少女が出てくるドタバタ萌えエロといった件で能力の方はお察しといった雰囲気。これまでの所属馬のよう騎手の力に頼った萌え一本の走法で入着を果たせれば成功といったところだろう。
期待度 ★★

百奇繚乱の館 (アストロノーツ・シリウス)
このところRPG系血統ばかり騎乗してきたM&Mだが、今回は閉鎖された山中の館を舞台に展開されるサスペンス系。開業当時の勢いがないアストロノーツだけに、主戦騎手のM&Mが騎乗する今回無様な走りを見せるわけにはいかないだけに、並みの意気込みではないだろう。M&Mの館系といえば前所属のアトリエかぐや時代数々の上級馬に跨っていて、期待は高い。ただこれまでそれが分かっていて出走していなかったのは、手がけるトレーナーに人材を欠いていたのではとの疑いが残る。今回エロを押さえ気味にして走り(シナリオ)に重点を置きそうな雰囲気だけに、肝心の走りに不安があるようでは好走は厳しい。危険を承知で買う手はあるが、それでも押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★

◎美少女万華鏡 ─罪と罰の少女─ (ωstar)
安馬(低価格)の中では現在実績最上位といっていい母系(シリーズ)待望の最新馬。ヒロインの少なさや馬体(容量)といった点で制約がありながら、堅実に上位へ食い込む戦績は素直に褒めていい。今回女装少年が登場するといった点がやや不安に思えるが、雰囲気を壊すようなことがなければそれほど気にする必要はない。ラシックス(声優)にこの厩舎では異色の杏子御津を起用という点も注目される。後はメインヒロインである夕莉の存在感がどのような作用をするか。それでも全くの凡走は考えられずここでも主役を張れる存在だ。
期待度 ★★★★

△フユウソ -Snow World End- (Campus)
この母系(シリーズ)もおそらく今回でラスト。全姉3頭(作)は好走しているだけに、恐らく能力に関しては全姉同様備えているはず。今回のヒロインはミステリアスな雰囲気を漂わせていた帝堂雪華でラストを飾るにピッタリといえる。ただ過去必ずしも馬名(タイトル)に沿った走りを見せたわけでなく、ヒロインの名前通りの競走をするかは不鮮明。ラストだけに大団円が望まれるが、直線(終盤)で末脚を欠くようだと思わぬ凡走の可能性もある。ただ現実的にはヒロイン萌えで押す可能性が強く、確実に上位に食い込んできそう。
期待度 ★★★☆

弓張月の導き雲はるか (でぼの巣製作所)
最近の低迷を脱するべく試行錯誤中のでぼの巣製作所だが、今回はドラゴンの少女をヒロインとする血統で、スタジオエゴ時代から手がけるお馴染みのもの。トレーナーは恐らく過去この母系を担当したミシマが軸になりそうで、この母系のファンにとってはそれほど期待外れとなることは薄そう。ただ過去それほど走った印象はないだけに、大きな変わり身が考えられないとなれば上位進出となると厳しそう。
期待度 ★★

△Re;Lord 第三章 ~グローセンの魔王と最後の魔女~ (Escu:de)
まずまず成功している母系のRe;Lord最新馬。今回明言されていないものの大詰めと思わせる節があるだけにこれまで以上の力を発揮してくる可能性は充分。もちろん長距離(ゲーム性)重視な仕上げだけに、これまでより発展した内容も期待したいところ。これまでの実績から全くの凡走は考えられないだけに、あとは相手関係だけ。メンバーはかなり骨っぽいところが揃っているだけに厳しいかもしれないが、低人気を覆したい。
期待度 ★★★

(本紙の見解)どこからでも狙えそうで予想家泣かせのメンバー。毎馬ながら毎回ハイパフォーマンスを見せる美少女万華鏡 ─罪と罰の少女─ を本命に押すが、最近躍進著しいMORE系厩舎のゴールデンアワー がいかにも不気味。追い切りの動きなら直線突き抜けてきそうな雰囲気だ。もう1頭追い切りで目立った景の海のアペイリアも評価は高いが、走法や直線も末脚にそこはかとない不安があって単穴評価に。他にも厩舎の実績充分な超昂神騎エクシールに父の走り以上の上積みを見込むサクラノモリ†ドリーマーズ2、人気母系のラストで注目のフユウソ -Snow World End-など穴馬には収まらない器が多くいて激戦必至な一戦だ。  

Posted by 7月の魚 at 09:14Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年07月02日

シリーズが進むに従い内容が低下してヤバイ。

ぼくがネット麻雀(ジャンナビ)を始めて1ヵ月経過しました。
この1ヵ月というのはmondo TVという専門CHが企画しているモンド麻雀バトルの予選大会の参加権を争う期間で、半荘4回連続で上位に入るとプロと対局できるというもの。その予選大会が今回ぼくの地元で開かれるということで、思い切って挑戦してみようと思い立ったからでした。
そして結果はそんな簡単に上位3名という狭き門を突破できるわけはなかったものの、一応ベスト10には入れたのでぼくの腕から考えれば上々の結果といえるでしょう。そしてこれだけ麻雀を対局したのは学生の頃以来で、最近ではエロゲー以外(といっても最近はそれほど真っ当にプレイしていないような気がしますが・・・)一つのことに打ち込んだことがなかったぼくとしては、1ヵ月を終えて少しすがすがしい気分になりました。まあ体調はボロボロになりましたが。

そんなわけでネット麻雀から少し離れることにして、本来の積みゲー崩しの作業に戻ろうかと思います。その復帰作は前回公約したとおり神頼みし過ぎて俺の未来がヤバイ。ですが、このシリーズも第1作と比べると徐々に面白さが落ちてきているような所感を持ちました。


(ここからネタバレ)


このシリーズの第1作妹のおかげでモテすぎてヤバイ。ではヒロインに好かれるように努力する主人公。そしてそれを応援する妹。それにも増して(プレイヤーが)心ならずもヒロインの告白を断るといった趣向が、ぼくの趣味にピタリと合ってかなり高い評価を与えました。それと比べると2作目の嫁探しが捗りすぎてヤバイ。はかなり不満足に感じたのですが、この3作目はどうだったかというと・・・

この3作目の発端というのが、主人公が神社仏閣を巡って恋愛祈願をし過ぎて女性との関係が歪み、あと2年のうちに恋人を見つけないと一生DT(童貞)のままで終わるというツッコミどころ満載なものですが、その善悪は別として設定が生かされていたかというと首を捻らざるを得なかった。

というのも主人公が神頼みしてまで恋人を欲しがったという描写はあるのですが、ゲーム中神社巡りをするシーンがほとんどなく、信心深いという設定が生かされていないこと。それにモテるために神頼りしなければいけないくらい主人公の性格やビジュアル面に問題があったかというと、ゲームをプレイする限り全くそんな気配は感じられなかったのも書き込み不足を感じてしまった部分。実際転校してすぐ主人公は七海や由香里・鈴奈といったヒロインたちにすぐ受け入れられるなど、人間関係が歪みまくるほど主人公が神頼みに没頭した理由について今ひとつピンとこないのですね。これが1作目の妹のおかげでモテすぎてヤバイ。の場合、主人公は太めのキモオタ風から妹のメグリに特訓という名の改造を受けてイケメンにジョブチェンジするといった描写があってストーリーに真実味が増したのですが・・・

そして一番の問題点はこのゲームの1番のキモというべき縁カウンターがストーリー的に生かされていなかったこと。狙うヒロインとの関係の進捗度合が分かるという縁カウンターですが、それが生かされたと感じたのは鈴奈ルートくらい。よく考えると萌えゲーにおいてヒロインの好感度はプレイヤーの感覚によるものが大きくて、それをあえて目に見える形で表すならばストーリー的に意味がなければならないと思うのですね。例えば定番ですが主人公に冷たい態度を取っていても縁カウンターは小さい(ツンデレ)とか、主人公に優しい態度を取っていてもそれは外面だけで恋愛感情はないなどの工夫があっても良かったと思うのですね。それがカウンター値が1億でも2桁でも表面的に違いがないように感じられるようでは、折角の縁カウンターも生かされずに終わってしまったと思うのですね。

それでもビジュアル面に関しては上々で、ヒロインを可愛く見せるという点ではさすがのレベルを保っていると思います。ただヒロインの設定について生かされていると感じた場面は少なく、ビジュアル以上の魅力をヒロインたちから見つけ出すことが出来なかったのは寂しい。声優もこのメーカーは人気どころを押さえるなど定評があるだけに、第1作くらいシナリオを頑張ってくれればと思うのですが、今回の設定の生かされなさを見る限り、もしかしたらあれは偶然の産物ではなかったかと思い始める今回のデキでした。  

Posted by 7月の魚 at 00:32Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年06月19日

麻雀し過ぎて俺の体調がヤバイ

今年の4月にパソコンを買い換えましたが、それによる副作用が最近出ています。
というのも暇さえあればネット麻雀ばかりプレイするようになったからです。


ぼくは学生時代、かなり麻雀にハマッていました。講義が終わってから雀荘に直行という生活を繰り返していたり、その時代の麻雀本を読み漁ったりして仲間内での勝率はそれほど悪くなかった記憶があります。
ただ社会人になってから賭け麻雀で家庭崩壊した部署の先輩(そういう人に限っていい人だったりするのです)を見てから、急激に麻雀熱が醒めていき、それから全くといっていいほど牌を握ることはありませんでした。まあ昔取った杵柄というわけでいただきじゃんかりあん2(すたじおみりす)麻雀(ねこねこそふと)といったエロゲー麻雀の攻略にはさほど苦労することはなかった(それより宇宙麻雀のバグの方がよほど悩まされた・・・)のですが、ネット麻雀については興味はあったものの手をつけることはありませんでした。
その理由というのは以前のパソコンがあまりに旧時代のスペックなもので、対局中にフリーズして通信切断される可能性が強くとてもネット麻雀を楽しむことなんて出来なかったからです。

そんなわけでネット麻雀をプレイすることはずっと諦めていたのですが、この4月パソコンを買い換えたのを機会に、実際ネット麻雀がプレイできるか試してみることにしました。そして選んだのが天鳳マルジャン雀ナビオンライン(以降ジャンナビ)の3つで、いずれも問題なく動作することが分かりました。以前ジャンナビをインストールした時はツモった牌をそのままツモ切りすることしか出来ずまったくプレイできなかったことを思えば、当然とはいえ何の不安もなくゲームが進行することに感激する覚えました。

さてこの3つの中からどの麻雀サイトをプレイするか考えた結果ジャンナビにお試し期間として1ヵ月分ポイントを支払うことにしました。本当なら強者が集まるという天鳳にした方がよかったのでしょうが、ぼくの麻雀のブランクの長さが気になって(そして他のサイトと比べ牌の見にくさもあった)より敷居の低そうなジャンナビの方を選択したのです。

それから3週間くらい経過してぼくの段位は5段になりました。かなりスピードの早い昇段のように思われるのかもしれませんが、それこそ寝る間も惜しんで(プレイ中頻繁に寝落ちするエロゲーとは大違い・・・)プレイしていて、対局数もかなり(200回以上!)こなしているだけで、別にぼくの腕がいいわけではありません。確かに級位だった時は連戦連勝であっという間に初段まで駆け上がったものですが、それからは一進一退。というのもこのジャンナビはなるべく同ランクの人をセットして対局させるようにしていて、段位者同士が相手となると勝ったり負けたりの繰り返しでなかなか昇段することはできないのですね。それでも課金した限りは1ヵ月間プレイし倒してモトを取ろうとして、最近はほぼネット麻雀漬けになってしまっています。

この影響をモロに受けているのが積みゲー崩しで、最近はエロゲーを起動することがほとんどなくなりました。まあこれは仕方ないのですが、実をいうと始終ネット麻雀ばかりしていていろいろと良くないことが発生しているのに気付きました。
それは当然のことながらただでさえ良くない体調が寝不足により余計悪くなったことです。その理由として考え付くのはジャンナビは主に東風戦で戦うことが主で、1局あたりの時間が短く止める機会がなかなか掴めずとどめなくプレイし続けてしまうからですね。まあそれで麻雀の腕が上がるならいいのですが、ただでさえ東風戦は繊細な展開にならず場が荒れてしまうことが多くて、結果麻雀の腕も荒れてしまうのです。特にハコテン近く大敗したりオーラス逆転を食らったりすると大変で、カッとして再プレイを繰り返し結果時間ばかり過ぎてしまうこよになるのです。

さすがにこんな生活を続けていては身体的にも精神的にも良くないということで、これからネット麻雀は1日半荘1回かせいぜい2回に限定することに決めました。というわけで折角段位を進めてきたジャンナビは惜しいですが一旦中断することにして、代わりにマルジャンの方にシフトしようと思っています。マルジャンは半荘1回150円(トップになれば返却される)ということで、コストはかなり高くつくのですが、その代わりラスを食ったとしても泣きの半荘を何度も続けるわけにはいかないので、結果プレイする時間も減ることになると思ったのです。

というわけであと少しジャンナビの有効期限が切れるまでエロゲーのプレイは滞ることになりますが、それ以降はボチボチと積みゲーを崩していきたいと思っています。今のところ1番クリアに近いのが神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。 (Hulotte)ですので、今月末くらいにクリアの報告が出来ればと思っているのですが・・・  

Posted by 7月の魚 at 19:46Comments(0)TrackBack(0)その他
 

2017年06月16日

6月の発売予定表から

クラシックシーズンが終わり夏競馬に突入するというわけで出走馬(ソフト)が揃わないことが多い今R(月)ですが、それにしても今年は出走回避が相次いで寂しいメンバー構成となってしまいました。人気馬も不在で高レベルのレースはとても期待できなさそうですが、競馬(美少女ゲーム)界のためにもどうにかそれを裏切るような活躍馬の出現を祈りたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

アイよりアオい海の果て (AXL)
1年に一走というゆったりしたペースで走らせてきたAXLだが、最近は間隔を詰めてきて今回は半年というこの厩舎にしては異例の短さ。しっかり仕上がっているなら問題ないが、このところの成績が芳しくないだけに裏目に出る可能性は強そう。トレーナーはレーシャル・マージ以来久々となる北側寒囲で、血統はこの厩舎には珍しいSFもの。最近の低迷した成績を打破しようという意気込みは買いたいが、北側寒囲が得意とするのは田舎の雰囲気を感じさせるタイプ。今回の血統を手がけるというのはかなり違和感がある。未知数な部分は多いがそれが期待感に繋がらないのは辛い。
期待度 ★★☆

▲蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1 (sprite)
好走し海外(アニメ)でもデビューした蒼の彼方のフォーリズムの直仔(FD)がいよいよ出走。やや時間が経過し少し父(本編)の勇姿の記憶が薄まりつつあるのはマイナスで、登場するヒロインも全員でなく真白1人だけというのも気になる。そして何よりトレーナー(ライター)が父の調教に関わっていないかづやが担当するというのは大きな不安点。父の実績が実績なだけに全くの凡走は考えにくいものの、期待を裏切る可能性も意外と大きそう。
期待度 ★★★

茜色の境界線 (ALcotハニカム)
過去好走と凡走を繰り返してきたALcotハニカム厩舎でそれを考えると今回は走る番だが、トレーナーの8とえじむらのコンビというと幼馬(ロリ)専門厩舎のGaletteで走ったロリポップファクトリーが思い出されるように、走り【シナリオ)で印象を残した馬は見当たらない。今回取材する限り和風ファンタジーということで走りで勝負するようだが、これまで手がけてきた馬を考えると、違和感を感じてしまう。同血統のVestige ―刃に残るは君の面影―や自滅した赤さんと吸血鬼。と似た雰囲気を感じてならないだけに二の足を踏みたくなるが、追い切りでそれを不安を払拭する動きはなかった。よく走っても入着までだろう。
期待度 ★★

お嬢様は素直になれない (ensemble)
女装主人公とお嬢さまヒロインという2枚看板で売ってきたensemble厩舎だが、このところの成績はパッとしない。今回お嬢さまヒロインのボディーガードをするために転校するというどこかで見たような血統(設定)で、ヒロインの顔ぶれも定番といえば定番。この内容でどこまでこの馬らしい独自性が出せるかは疑わしい。騎手は鳴瀬たかふみや武藤此史といった有力どころから新人の町村こもり、系列厩舎の主戦騎手である八島タカヒロにの歯など多彩な顔ぶれ。恐らくメインヒロイン1人ずつ担当するといったところだろうが、どれも可愛く感じられるのはプラス。後はこの手の血統に付き物の悪役の存在がどうなるか。事件も中途半端で盛り上がりに欠けるようだと苦しいし、魅力ある悪役に該当しそうなのが取材する限り見当たらなかったのは辛く、印は落とさざるを得ない。
期待度 ★★☆

俺嫁!? (WendyBell)
TinkerBellの姉妹厩舎だがマイナー血統(設定)のためか存在感の薄いWendyBellの最新馬。今回最近流行から外れているTS(性転換)血統で挑むが、キモオタ主人公がなぜか自分のクローンを作り恋人にするというなかなか見かけない血統がどう出るかがポイント。気になるのは高馬(フルプライス)にしては登場人物が4名と少ないこと。レイプ等の凌辱展開があるなら別だが、取材する限りはそのような気配は見られないだけに、どのくらい馬体重に厚みがあるか不安だ。唯の言葉がトレーナーだが、この厩舎で走る馬を手がけてなく期待感も乏しい。例えバカエロに徹したとしてもここでは厳しい。
期待度 ★★

女子校生がこんなに痴漢好きなわけがない! (seal-tutu)
シール系厩舎の中で安馬と高馬の中間帯の馬を出走させるseal-tutuの最新馬。これまでの出走馬は埋没してしまっていて、この馬も同じ結果に終わらないか不安が先立つ。騎手はシール系でお馴染みの水上凛香に、この系列では初騎乗となる3人という顔ぶれで、それほど目立つものではない。バカ系が多いシール系なだけに痴漢血統との親和性は高そうだが、取材する限り主人公が痴漢に対して罪悪感を持っているところを鑑みると天然バカ度は意外と薄くて、ヒロインが自ら痴漢されるのを求めているようでは、普通の痴漢系とは味わいがかなり異なっていそう。それがどう走りに繋がるかどうかは不鮮明も変わり身となると疑問な動き。近走を考えれば見送りが無難だろう。
期待度 ★☆

すい~と・はに~・ふぁみり~ 娘ト妻ニ甘イハ父ノ習ヒ (オーバードーズ)
ルネの姉妹厩舎の中では一番上級馬を出していたオーバードーズだが、マニアックなシチュで定評のあったshow-ziii が離れてからは出走馬に一貫性が見られず成績は埋没している。今回ヒロインが実の娘という背徳感溢れる血統だが、機器を利用したりするところに、背徳感に対する厩舎の覚悟の足りなさを感じさせる。騎手の梅鳥うりりは抜き系の馬への騎乗経験は豊富も、単独で上位に食い込んだ馬への騎乗はないだけにトレーナーの力が必要。といってもここ数走ルネ系厩舎に起用されながら期待を裏切り続ける須々木鮎尾に実績不足の狩野景ではいかにも厳しい。今回も苦戦は必至だろう。
期待度 ★

◎タンテイセブン (Digital Cute)
出走取消を繰り返す厩舎として知られる厩舎だけに、今回も出走が危ぶまれたがどうやらゲートインした模様だ。開業以来凡馬を出していない厩舎で、出走馬の血統も多彩。例えマイナー血統だったとしても信頼感はあるだけに、当たり外れの激しい探偵ものでも信頼感はある。トレーナーはベテランの嘘屋 佐々木酒人で型にはめるより好きに調教させた方いい結果が出るタイプなだけに今回のような血統は一番力が出せると見る。キャラに備わった異能部分がミステリーを楽しむ上で足を引っ張る可能性は捨てきれないが、実績を考えればこのメンバー中一番。ここなら本命に押したい。
期待度 ★★★☆

恥辱遊戯 ~お嬢様の聖水~ (アンダームーン)
数多いルネの姉妹厩舎の一つであるアンダームーンだが、最近は不振続きでは信頼感は無に等しい。今回騎手はこの厩舎では初の騎乗となるベテラン金目鯛ぴんくを起用。萌え・凌辱と騎乗は幅広い騎手なだけにエロに関しては不安ない。お嬢さまの聖水を焦点にした血統はさほど目新しいわけではないが、お嬢さまヒロインを得意とする騎手の能力も相まって魅力十分。ただヒロインが3人というのは高馬ということを考えればやはり寂しく映る。トレーナーのSEANは同名のトレーナーはおよそ消えた存在となっていて、同一人物かどうか疑わしいものがあるが、どちらにしても実績は乏しく走りに期待するのは難しい。騎手の魅力だけで狙うにはやはり辛いか。
期待度 ★☆

〇虜ノ雫 ~夏の豪華客船で穢される処女たち~ (Guilty)
古豪厩舎ながら目立った実績を残していなかったGuiltyだが、最近唯一走ったのが虜ノ鎖 ~処女たちを穢す淫らな楔~ だった。それだけにこの馬も注目したいが、鞍上がガラリと変わり前走に引き続き騎乗するのがさいもんのみ。他の面々は実績的に物足りないといのはやや不安。豪華客船上での凌辱というシチュがどこまで生かされるかどうかだが、やや凝った血統なだけに裏目に出る可能性も低くない。それでもこの母系(シリーズ)自体勢いに翳りがなさそうで、その不安を一掃できるだけの地力はありそう。男どものキャラがはっきりしていないのは気になるが、メンバー的にチャンスはありそうだ。
期待度 ★★★☆

△春音アリス*グラム (NanaWind)
人気騎手の七尾奈留らを擁しているにしては成績が物足りないNanaWind。このあたりで騎手に見合った走りを見せて欲しいところ。これまでキャラに寄りかかった走りを繰り返してきたが、今回はミステリー風味を漂わせていて、何とか低迷を脱しようとする意気込みは感じられる。出走取消(延期)を繰り返してきたのも、万全の仕上げを目指した結果と見ればあながちマイナスとも限らない。これまでと違いラシックス(声優)に力を入れてきたのもプラス評価。といってもこれまでのトレーナーの実績を考えると、そう簡単に変わり身が見込めるかと問われれば半信半疑。追い切りでもそれが払拭できたわけでないだけに、押さえで狙うのが精一杯。
期待度 ★★★

△ピュアソングガーデン! (PULLTOP)
最近堅実な成績を残しているPULLTOPの最新馬。厩舎スタッフや血統を見る限りココロ@ファンクションと似た雰囲気を持っていそう。ただココロ@ファンクションは走り(シナリオ)よりもエロで評価を受けた馬。E-moteに力を入れているのは買えるが、肝心のエロについて今ひとつ不鮮明。騎手のひなたももが欠けたのも微妙に響いている感じもする。VRアイドルを軸にした配合だが、アイドル系というのはあまり成功していないだけに不安も大きい。地力はありそうなだけに軽視は禁物だが、押さえでの買いが妥当なところか。
期待度 ★★★

夜蝶の未来 ~調教ノ果テニ~ (Mink)
名門厩舎ながら一頃の勢いを全く無くしてしまった印象のMink厩舎。前走の月下香 ~偽りの絆~ も走りそうな雰囲気はあったが、雰囲気だけで終わってしまっただけに今回もアテにはならない。騎手はティータ.Jなだけにヒロインの魅力は充分すぎるくらいだが、取材する限りヒロインは一人。血統の広がりもなさそうで、単にメインヒロインをコスプレ調教するだけの走りとなってしまいそう。これでは今回も狙いづらい。
期待度 ★☆

(本誌の見解)回避馬が続出してフルゲートに遠く及ばない少頭数となった。本来なら蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1 が実績的に抜けた存在だが、馬体の薄さが気になるだけに、潜在能力ありそうなタンテイセブンを本命に押す。それでも不安要素は少なからずあって他馬との差はわずか。前走走った虜ノ雫 ~夏の豪華客船で穢される処女たち~がその筆頭だが、これも主戦騎手の乗り替わりが気になるだけに、萌え系の春音アリス*グラムピュアソングガーデン!が食い込んでくる可能性も。  

Posted by 7月の魚 at 06:33Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年05月21日

5月の発売予定表から

クラシック路線たけなわとなる今R(月)ですが、回避馬が意外に多く想定より寂しいメンバーとなってしまった印象です。それでも人気血統(シリーズ)の直仔(FD)や復活に懸ける名門厩舎の最新馬の出走など見どころは多数。他にも不気味な穴馬が複数いて面白そうなレースが見られそう。クラシックシーズンに相応しい速い時計での決着を望みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

あなたに恋する恋愛ルセット(ユニゾンシフト)
時計仕掛けのレイライン以来久々となるユニゾンシフトの出走。といっても往年のいとうのいぢや織澤あきふみの起用は望むべくもなく、騎手(原画家)は米白粕にふみーというほぼ実績のない顔ぶれ。それでもユニゾンシフトらしい毛色(CG)で、それなりのLVは保っていそう。それより問題はトレーナー(ライター)陣でギハラ・若瀬諒といえば最近手がけた馬は凡馬ばかり。風間ぼなんざ・西ノ宮勇希も好走したのは時計仕掛けのレイラインくらいで、まともに仕上がっているか疑わしい。シリアスを削ぎイチャラブに特化したというのは潔いといえば潔いが、それだけで今回の相手に勝負できるかどうか。
期待度 ★★☆

△天結いキャッスルマイスター (エウシュリー)
2走続けて凡走してしまったエウシュリーにとって、今回は本当に正念場となる。例年なら4R(月)に出走するところを今レースにしたところに、万全な仕上げをしようとする厩舎の意欲を感じさせるし、厩舎の看板母系となるマイスター系となればまず凡走は考えられないというのが普通の見立てだ。追い切りは良く言えば堅実な仕上がり。過去の母系ファンなら無難に楽しめそう。ただ革新的なシステムというにはほど遠く、長距離(期間)を保て(遊べ)るかというとやや厳しそう。後は走り(シナリオ)がどうかだが、トレーナーの顔触れは前走と同じで大きな期待は出来そうもない雰囲気。記者的には巻き返して欲しいが正直半信半疑な部分は大きい。それでもここ2戦のような走りはないと信じたい。
期待度 ★★★☆

田舎姦 ~奇跡のイキ神力で純朴娘に精注入♥ ~ (CLOCKUP)
CLOCKUPの安馬路線も成功したのは夏ノ鎖くらいで、大半は下級条件を脱しきれない。今回は騎手に空維深夜を起用してきたが、どうも騎乗馬に恵まれず成績が上がってなく不安が先立つ。トレーナー(ライター)の月野影也は手がけるのは10年ぶりとブランクが気になる上、実績も物足りない。血統(設定)を見る限りバカ抜き系と見るのが正解だろうが、ヒロインの魅力がどうも物足りない。純朴な田舎娘と言いながら、早々から純朴のメッキがすぐ剥がれてしまうようでは好走は覚束無くここではとても買えない。
期待度 ★★

お嬢様と憐れな(こ)執事 (Carol Works)
サーカス出身の蜜桃まむに人気騎手(絵師)の羽鳥ぴよこのコンビは魅力充分。それだけである程度の萌えは保障されているといっていい。ただ厩舎のCarol Worksはこれまで好走例がなく馬名(タイトル)を見てもバカ系なのかどうか不鮮明。血統(設定)を見る限りショタ系主人公総受けで、こういったタイプの馬は期待ほど走れないことが多い。トレーナーのORUはこれまで蜜桃まむ騎乗の馬を多く手がけているが、どれも凡走ばかり。もう一人の風間ぼなんざがどこまでそれを助ける働きが出来るかどうかだが、これまでの実績を考えると厳しいだろう。
期待度 ★

お嬢様の半分は恋愛で出来ています! (Luxury Tiara)
今回お嬢さまヒロイン血統(設定)の出走が目立つが、この馬も同系。新規開業(デビュー)となるが、BaseSonの姉妹厩舎とあって馬体は決して見劣るものではない。手綱を握るカグユヅは目立った実績こそないが、今後の躍進が期待できそうな実力者。脇を固める夏彦もBaseSon系ではお馴染みで実績充分。ただ問題はトレーナーでたにかわたかみは同じお嬢さま系のGolden Marriage で凡走するなどこれまで結果が出ていない。女装主人公潜入血統で主人公にラシックス(声優)の使用がないというのは前近代的で、厩舎が主人公の女性的魅力で売る気がないという証明。ヒロイン数は多そうだが、それだけ身が入っていない可能性は大きくポテンシャルを生かせずに終わる可能性が強い。
期待度 ★★

カサブランカの蕾 (DOLCE)
最近盛んに姉妹厩舎(ブランド)を開業しているMORE。その一翼となるDOLCEはどうやらダーク系血統を手がけるよう。騎手のしばいぬにきはどちらかというと可愛い系の馬を得意としているようで、ダーク系と手が合うかどうか。トレーナーの垂花も実質一人で調教を手がけるのは初めてで、未知数な部分が大きい。追い切り(体験版)を見る限り各ヒロインとのドロドロした関係は今後どのような走りをするか期待させるが、やはり騎手の能力からかエロさに関して不十分に映る。デビュー戦なだけにここは様子見が賢明か。
期待度 ★★

貸し出し彼女、志織の“ネトラセ”報告 ―敏感女子校生と絶倫幼馴染み― (アトリエさくら Team.NTR)
ネトラレ血統を主体とするアトリエさくら各厩舎の中でも、一番存在感があるのがおんぼろ月が手がける馬たち。今回はその中でも人気を誇る貸し出し母系(シリーズ)からで、ヒロインを一新。騎手がベテランのジェントル佐々木からNOSAに変わったのはプラスとはいえず、ヒロインが女子高生に変わるのもこれまで人妻を得意とするおんぼろ月から考えるとやや不安。大きく外すことはないだろうが、今回新ヒロインでの初戦とあって様子見するのが妥当なところか。
期待度 ★★★

▲ChronoBox -クロノボックス- (NO_BRAND)
閉鎖空間といっていい島に集う少年少女たちに降りかかる悪夢。こういったダーク系にはお馴染みの血統(設定)だが、トレーナーがこういった血統に手慣れている桜庭丸男だけに、新規開業厩舎とはいえ見過ごせない。鞍上の長浜めぐみとは懐かしい名前だが、たまソフトで起用されていたように、こうした馬とも手は合うはず。不安はこうした血統にありがちなルート数の少なさ。キャラ数が多く高馬(フルプライス)なだけにある程度の数は欲しいところだが、やや高望みすぎかもしれない。後は直線(ラスト)でしっかり纏めきれるかで、それ次第では周囲をアッと言わす可能性は十分。不気味な穴馬だ。
期待度 ★★★★

光翼戦姫エクスティアA (Lusterise)
最近マイナー血統といえなくなってきた変身ヒロイン凌辱系だが、上級馬まで育ったのは一握り。この厩舎も開業(デビュー)以来数多くの変身ヒロイン凌辱系を出走(リリース)してきたが、まずまず走ったのは前走の光翼戦姫エクスティアIIくらい。トレーナーの上田ながのは変身ヒロイン凌辱系を得意としていて軽くは扱えないが、相手揃った今回は他と比べて見劣りするのは確か。前走で敵陣営だったアザリンがメインヒロインとなるというのは目新しく感じるが、それだけで馬券に絡むまでの走りを見せられるかというと疑問だ。
期待度 ★★

△このままだと弟がテクノブレイクで死んじゃうから子作り! (アトリエかぐや)
かぐや厩舎の中では動画で独自性を出しているホンキートンクパンプキンの最新馬。かぐやでは一番の安定性があるといっても過言でないだけに、ある程度の能力は備えていそうだ。かぐやでは実績ある姉ヒロイン系でより信頼度は高い。馬名(タイトル)に子作りとあるだけにボテ腹Hがあるかが注目だ。アメリカから久しぶりに帰ってきた姉という血統がどこまで生かされているかどうかだが、かぐやだけにそこはスルーされてそう。気になるのはこの厩舎だけにヒロイン数3人というのは仕方ないかもしれないが、設定的にあまり差が見られなく感じる点。ここが安定感はあるものの勝つには一歩足りない要因で、今回も連下までの評価に留める。
期待度 ★★★☆

透けちゃって!! ~九死に一生を得て濃密セカンドライフ~ (INTERHEART SweetHEART)
インターハートのバカエロ路線系を進むSweetHEARTだが、開業初戦で実績ある十全&火炎味噌コンビの《緊急宣言》お姉ちゃん達は処女を卒業しますっ!! が惨敗したのは大誤算だった。それをいまだに引きずっているような印象で、今回のトレーナーに起用されたのも実績ない聖山眠と美鈴聖とあっては巻き返しを担うのは荷が重い。騎手の顔触れもピンとくるものはなく、ミンク所属の頃の輝きがなくなっているsaxasaにベテランながらブランクがあったねみぎつかさの2人は頼りにならず、残る薦田ロボも実績は今一つ。透明人間になって女の子とHするという血統はそれほど目新しいものでなく、ここでは厳しいだろう。
期待度 ★☆

ちっちゃな花嫁 ~まだまだつぼみだもんっ~ (Galette)
所属馬はこれまで幼馬(ロリ)だけという早熟馬専門厩舎のGaletteだけに、今回も当然ヒロインは幼馬オンリー。それだけに実績どおり連対も望めると見ていたが、追い切り見る限り不安が残った。出走回避が続いたにしては走りのバランスが悪く、またこれまでなら抜き主体で臨むはずがエロもなし。これではH回数に不安が残る。それにラシックスがこれまで違いマイナーどころを使用(起用)したりと、厩舎がこの一戦に臨む本気度が欠けているように思えてならないというのは問題あり。今回はこれまでのような走りを望むのは厳しそうだ。
期待度 ★☆

◎月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!! (Navel)
Navel厩舎を支える人気母系の最新馬で、今回は月に寄りそう乙女の作法2から初の直仔(FD)が登場。ただ普通はこういった直仔は全ヒロインのアフターがあるのが定番だが、この馬はヒロイン2人のみ。この血統の影の主人公といえろ大蔵衣遠の過去譚は魅力に映るが、冷静に考えるとその内容で安馬とはいえないお代(販売価格)というのはいかにも割高。人気母系だけにそれでも上位に食い込んでくるだろうが、これまでのように絶対王者のような雰囲気はない。それでもメンバーはソコソコそろったものの、この馬に対抗できる能力がある馬となると見当たらないだけに本命は妥当なところか。
期待度 ★★★★

〇ニュートンと林檎の樹 (Laplacian)
厩舎開業初戦のキミトユメミシがなかなか見どころある競走。笑いありシリアスありとデビュー戦とは思えない走りは驚かされた。今回もその点に関しては健在で、追い切りの動きは思ったより重く感じられたものの重厚と考えれば悪くない。騎手もかなり手慣れてきた印象で、やや足りなく思えるコミカルさを補填するのに充分な力量を見せている。後は変にありがちなループを絡めずにデビュー戦のような走りを心がけるのと、見受けられた脚部不安(バク)さえなければ、ここでも充分勝ち負けを争えるはずだ。
期待度 ★★★★

はにデビ! Honey&Devil (eufonie)
これまで萌え系血統を走らせてきたeufonieだが、人気騎手を起用しながらも結果は伴っていない。今回は主人公の精液がヒロインに取り憑く淫魔を祓うという明らかに抜き系よりの血統で、走りを重視していないのは明らか。ただ追い切りを見る限りは不安が先立つ。抜き系血統とは相性が悪い流され系主人公で、ヒロインの自分勝手さも目立つ。トレーナーの実績を見ると今後の変わり身も乏しそうで、いくらエロ重視といってもこれだけ走りに期待できる要素が見当たらないと好走は期待しづらい。
期待度 ★☆

パコマネ わたし、今日から名門野球部の性処理係になります… (Frill)
VA系厩舎の中では抜き系として古参となっているFrillの最新馬。ここ3走は安馬(低価格)とばかり走らせていて今回も同様。主戦騎手が恋泉天音から伊倉ナギサに変わった影響からか、ヒロインに清楚さが欠けてきて抜きバカ系にシフトしつつある気がしないでもないが、今回はよりそれを進めた感。前走と同じ輪姦Hが見どころだが、清楚なヒロインという仮面はすぐ剥がされビッチの面が強調されそう。その分抜きにはプラス働きそうだが、安馬だけに馬体の充実さに関しては期待できず、上位に食い込むとなるとよほど展開に恵まれないと厳しい。前走より上積みは見込めそうだが、それでも入着までか。
期待度 ★★☆

姫様LOVEライフ! -もーっと! イチャイチャ☆ぱらだいす!- (Princess Sugar)
プリンセス系という高嶺の花ヒロイン一本で走るPrincess Sugar初の直仔(FD)。父(本編)は下級条件馬同等の成績で、人気騎手のみけおうが騎乗したにしては全く物足りない。そのためかトレーナーが屑美たけゆきから近江谷宥に変更。萌え系を多く手がけるトレーナーで実績は悪くないが、最近手がけた馬が凡走しているのは気がかり。それでも萌えを考えればヒロインの魅力は大きかっただけに上積みはありそう。ただ敗因の一つである主人公に関しては、改善の余地はなさそうで上位には食い込むには物足りない。見送りでいいだろう。
期待度 ★★

隣人に壊されていく俺の妻(Waffle)
Waffle厩舎には珍しいネトラレ主体の血統だが、安馬でないのにヒロイン1人というのは寂しい印象を受ける。それだけにかなり内容が伴っていないと好走は難しい。騎手はWaffleを主体に騎乗する深泥正で、こうした凌辱系での実績は十分なだけに不安ない。心配なのはトレーナーの方で、大和うみは最近手がけた馬の成績は悪くないもののどれもが複数トレーナー制の馬ばかりで、一人で調教を手がけるのは初めて。厩舎が重視したという「夫婦の絆」がしっかり描かれているかは不鮮明。好走する可能性はあるが、その可能性はそれほど高くなさそうだ。
期待度 ★★☆

(本誌の見解)
出走すれば必ず人気を背負うつり乙系だが、月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!! の馬体を見る限り他馬のつけこむ余地は十分ありそう。といっても安定感を考えればこの馬を軸にするのは仕方ない。逆転を狙うのはニュートンと林檎の樹。デビュー戦の動きや今回の追いきりの動きを考えると、負かすシーンがあっても不思議でない。不気味なのはChronoBox -クロノボックス。トレーナーの桜庭丸男はサイクの姉妹厩舎でこうした血統を多く手がけ結果を残している。底知れぬ能力を感じさせるだけに、ただの穴馬には収まらないものを感じさせるだけに恐い1頭。凡走が続きここが試金石となる天結いキャッスルマイスター にはやや荷が重い相手に映るが、それでもその予想を覆す内容ある走りを見せて欲しい。  

Posted by 7月の魚 at 08:17Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年05月19日

埋もれてしまったデビュー作

今回はibizaのデビュー作であるしぐなリストスタ~ズ!! にプレイ後の所感ついて語ろうかと思います。

このゲームの批評空間の総データ数はわずか10件(H29.5.18現在)。完全に埋もれてしまった作品であり、この惨状ですと、新規ブランドのibizaが2作目をリリースすることはほぼ不可能でないかと思わないでもないですが、このゲームの発売直前のぼくの評価はそれほど悪いものではありませんでした。
ただ気になったのは、出演声優が妙に地味だったこと(メインヒロインを担当する榊原ゆいも最近メジャーな萌え系ゲームの出演はほとんど見当たらない)。ヒロインは一見可愛く感じられるものの、1枚絵の構図が妙に崩れています。その崩れ方も作為的なものでなく主に技量不足と思われる部分が多く、また味のある原画とも言い切れない。この2点はいわゆる萌え系ゲームとして売っていくにはやや厳しくて、それを補填するとしたらシナリオの助けというより、シナリオを全面に打ち出すくらいライターが活躍しないといけないのではないかと思いました。

それでも設定は悪くないと思わせました。いわゆる燃え系バカを主人公に起用した割りには、あえてそれに振り回されるヒロインタイプを起用せず、主人公をライバル視するヒロインや主人公の手綱を握るヒロインなど少し変わった役回りを与えたこと。そこに人間の憧れ(夢)をかなえるという街の設定を生かせれば、以外な大化けも期待できるのではと思ったのです。

ただスタート直後はともかく、序盤のテキストを追っていくうちにどうやらぼくの期待が叶えられることはないと悟りました。コメディというよりギャグ寄りといっていい設定なのに、テキストにどうもスピーディさが欠けるのですね。ぼくは文学的素養もなく何となくというか感覚的でしか説明できないのですが、これはライターの手馴れてなさもあるのですが、それに加えて主人公のキャラが意外にバカ度は薄くて、どちらかといえばヒーロー志望の熱血キャラだったこともあったのですね。そういった意味で主人公は一人で笑いを取れるようなタイプでなく、コメディとするのは他のキャラの助けが必要となるのですが・・・残念ながらそういったキャラが他に見当たらなかったのが誤算でした。

メインヒロインの紅葉とのライバル関係も序盤で早くも同じ委員会に所属してしまったことにより希薄になってしまったし、キャラ的にはいいものを持っている伊墨も、ストーリーに積極的に絡まない分継続的な笑いには貢献できてなかった。こういったコメディには付き物の友人キャラである宗治も今ひとつキャラが定まってなく、これではコメディで重要となる掴み部分で早くも挫折しているといっても過言ではありません。

そしてコメディでなくシナリオ主体のゲームと考えても物足りないのですね。その主な要因がダラダラと流れるだけの共通パートと共に、個別ルートへ分岐する直前に主人公&ヒロインの敵役として登場する灰被雛子の設定(存在)でしょう。彼女がヒロインの前に立ちふさがり振りかざす演説(主張)がプレイヤー(ぼく)に全く響いてこなく、その時点で敵役としての魅力は半減いやそれ以下となってしまいました。これもライターが彼女をすべてのヒロインルートにおいて敵役としてしまった配役ミスにあります。彼女の演説の効き目があったのは藍茶だけで桃に対しては全く効果なく、伊墨に至っては格の違いを見せ付けられただけでした。紅葉ルートではいつのまにか伊墨の後継者に納まっていたりと、ぼくの頭の中に灰被雛子というキャラの存在について?マークが浮かんでしまうくらい。こうした無理な起用をするよりも各ヒロインルートごとに合った敵役を登場させれば、もう少しルートごとに起伏が生まれたと思うのですね。

そして何より問題なのは人間の憧れを叶える街という設定が、結局ほとんど見せ場に関与していなかったこと。なぜ御厨グループがこんな実験都市を作ったのか納得のいく説明をしないままで、こうした謎要素を有効に使わないのはあまりにもったいない。こうして見ると細かい部分を含めてライターの力量不足が明らかになっているのですが、それでも共通パート以降の個別ルートは多少面白みが出てきたのは確か。これはヒロインの魅力に関してはある程度引き出していたということになるかと思います。そう考えるとシナリオライターの特性を考えれば、笑いで押すよりも萌え色を強くした方が結果的には良かったかもしれません。

ただそこで問題になるのは新規ブランドとしての資金力で、最初に述べたとおりマイナーといっていい原画陣とそれ以上にマイナーな出演声優を考えると単純に萌えで勝負するわけにはいかないとライターは考えたのかもしれません。とすれば不得手な土俵で戦わざるを得なかったライターには若干ではありますが同情の余地はありますし、次回は上積みも見込めるもしれません。ただ今回の知名度や販売本数を考えると次回作があるかどうか疑わしくなってくるのですが・・・  

Posted by 7月の魚 at 00:44Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年05月01日

今更ですが・・・

先月の中ごろ、Windows Vistaがサポート切れになったとのニュースが流れました。
今年に入ってから大型電気店からVistaから最新機種への買い替えキャンペーン等のチラシが入ってきていて知ってはいたのですが、恥かしい話ですが、ぼくのパソコンのOSがいまだVistaだったという事実に気付いたのは実は先月に入ってまもなくのことでした。
それで慌てて電気店に行って、遅ればせながらサポート切れになる直前Windows10搭載のパソコンに買い替えました。ただこれまでのパソコンの買い換えはおおよそ3年くらいで行っていたこともあって、メールソフトの切り替えやデータの移動など容易に行えていたのですが、今回の買い替えはおよそ9年ぶりという超久々なこともあって勘が鈍っていて四苦八苦。特にいまだメールソフトにOutlook Expressなんて過去の遺物を使っていたこともあってWindows Liveメールへの移行が思うようにいかなかったのですね。試行錯誤の結果Liveメールを使用せずメールの送受信する反則技を見つけだして便宜的にメールを使用しているのですが、ここまでパソコンの知識が衰えてしまったのかと思うと情けない限りです。

さて先代のパソコンよりは進化したわけで、昨年プレイ中途の最終盤で不正終了で動かなくなりプレイするのを諦めていたイブニクル(アリスソフト)を再挑戦してみました。展示品の型落ちパソコンということで最新機種というわけではないのですが、それでもゲームの必要スペックには達していて当然プレイを再開することができました。ただこれまでの内容はほとんど忘れていたため、少し前まで遡ってプレイを開始して、また取り逃がしていたアイテムや女の子モンスターを蒐集したりしたためレベルが上がりすぎてしまい、ほとんど力押しでラスボスを倒すことになってしまいました。

そんなわけで、取り合えず大団円を迎えることが出来たのですが、ただ残念だったのはこれまでのアリスソフトのRPGといえばクリア後のお楽しみがあるのが通例だったのですが、今回のイブニクルはそういった要素はないようなのですね。まあそのかわりにおまけシナリオ(イブニクル外典)がメーカーHPに公開されているのですが、他のメーカーなら大サービスに感じるこの大盤振る舞いも、ことアリスソフトとなるとそれでも不満足に感じるのが不思議です。まあ本編自体充分楽しめたことは間違いないのですが、もう1周回ろうという気には今ある積みゲーのことを考えるとなれないのですね。

そして怖いのは大昔に購入したゲームが今回Windows10を導入したことによって、プレイできなくなってしまう可能性があること。まあ現在生き残っているメーカーなら更新ファイルを公開している(と思いたい)のですが、栄枯盛衰激しいこの世界のこと。解散したメーカーにこういったファイルを公開しているとは思えませんし、早いところ古いゲームをプレイするというか、動くかどうか確かめたほうがいいかもしれませんね。  

Posted by 7月の魚 at 03:41Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年04月24日

テーマを全うしなかった報い

デビュー作以来、ぼくがずっと買い続けている数少ないブランドがアサプロですが、今回はその最新作であるスキとスキとでサンカク恋愛 について語ろうかと思います。

(ここからネタバレ)


この最新作の表題を見れば、このゲームが男女の三角関係をテーマにしていることが分かります。といっても腐っても美少女ゲームというジャンルを標榜している以上、男×男×女の三角関係を主題にするのは荷が重く(というかアサプロの作風に合わない)、男(主人公)×ヒロイン×ヒロインの三角関係をテーマにしているわけですが、正直ぼくはこのテーマに惹かれることはありませんでした。
というのも過去作であるひとつ飛ばし恋愛で、姉や従妹の友人(ヒロイン)との恋愛関係といった(ぼくにとっては)魅力あるテーマを消化しきれなかったからで、男×男×女の三角関係ならともかく、主人公を取り合うヒロイン2人という構図だとしても、やはりアサプロが得意とするような展開にはならないだろうと思ったからです。

この予想は概ね的中していました。
確かに主人公たち部活の面々は濃いキャラが揃っていますし、一見笑いを呼ぶに事欠かないように思われます。ただこれが意外とままならなかったのですね。というのも茜先輩のBLや志衣菜のエロゲー等各キャラには専門分野があって、それに関して各キャラは独自の濃さを発揮するのですが、他のキャラはそれに深く関与しないためギャグが単発に終始し会話がどうにも繋がらない。部長のガチャ狂いなど局所的には面白い部分もあるすが散発的。会話のキャッチボールによるテンポの良い笑いに関してはほとんど見当たらず、ただ一発ギャグを羅列するするだけような笑いに終わっているのです。
確かにアサプロが先鞭をつけたといっていい「ヒロインを貶めても笑いをとる。」という姿勢は今回も貫いています。志衣菜のエロゲー知識の濃さに関しては、もはや狙って喋っているのか天然なのか分からない域に達しているし、すずが時折見せる腹黒さもまずまずいい味を出しています。ただ今回テーマ的に萌えゲーを意識しているのか、アサプロ得意の顔芸を含めそこまでヒロインを貶めた印象はありません。まあ志衣菜がその分1人で張り切っているというか全てのオチ担当要員と化しているのですが、肝心のテーマである三角関係に関しての描写が今ひとつで何か笑いまで空回りしているような気がするのですね。

それでも恋ルートである真帆と志衣菜に関してはまだ救いがあります。今回のヒロイン連では一番の萌え担当である真帆は(ぼくが幼馴染スキーであることも大きいのですが)一番可愛く見えましたし、志衣菜との三角関係もうまくまとめた印象でした(まあ妹ルートでも恋人候補として立候補してくる志衣菜が素直に身を引くような展開ははどうかという気もするのですが)。逆に志衣菜ルートの方が真帆が主人公に対する微妙な心情を表現していて、三角関係をテーマとするシナリオとしては一番良かったような気もします。
それに比較するとメインヒロイン格であるはずの七緒&すずの妹ルートの方は、三角関係をテーマとするシナリオとしては落第に近い。主人公をめぐって恋の鞘当てをするといった描写もなく、すぐに相手の応援に回ってしまうのでは三角関係でも何でもなく、これではタイトル負けしているといっても過言ではありません。ぼくの頭の中では肉親が絡んだほうがドロドロした三角関係を表現できたと思うのですが・・・

逆にいえばアサプロ制作陣は笑いや萌えを重視していて、ドロドロした三角関係というシナリオを展開しようという気は更々なかったのかもしれません。ただぼくが思うには、それならば最初から「サンカク関係」なんてタイトルにしなければ良かったと思うのです。笑いも萌えもシナリオも中途半端・・・今回はそうした印象が否めなかった。萌えなら他のメーカーに任せておいて(悪い意味でなく元々アサプロの主戦絵師に純粋萌えゲーを描かせるのはぼくは守備範囲外と思っている)アサプロ得意とする笑いを追及して欲しい。ただここのところのアサプロの作品群はぼくの求めるものから外れてきていて、次の作品は黙って予約買いとはお世辞にも言えなくなってきたような気がしないでもないのです。  

Posted by 7月の魚 at 13:51Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年04月17日

4月の発売予定表から

クラシック路線最盛期な上にGW前とあって、例年なら人気馬が揃い激戦が展開されるはずの今レース(月)ですが、意外にも人気馬不在の寂しいメンバーとなってしまいました。このところ今レースに照準を合わせるエウシェリーも早々に回避し、出走馬もFD(続編)が中心と新鮮味も乏しく、あまり食指の動かないメンバー構成ですが、それを覆すようなれ^すを期待したいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます


堕とされた美姉妹 ~どうかその娘だけは助けて下さい~ (シルキーズSAKURA)
凌辱では時に好走する馬を手がけるシャア専用◎とベテラン騎手相川亜利砂がタッグを組む。血統は美人姉妹を逆恨みして凌辱するという下衆主人公系だが、その恨みがどこまでファンに膾炙できるかが好走のカギとなる。ただ相川亜利砂がこれまでGuilty厩舎等で跨ってきた頃と比べると、微妙に冴えをなくしつつあるように感じられるのが不安だ。スタッフの顔ぶれを考えると抜きに関してはそれなりのレベルはあると思うが、ヒロインの魅力が薄く寝取りに達成感が感じられないようだと辛い。今回相手はかなり楽だが、それでも上位とは差を感じる。
期待度 ★★

◎課外授業 -私立白麗女子学園- (BISHOP)
バカ系凌辱で安定感を得ているBISHOPの最新馬。騎手は主戦の水島☆多也に姉妹厩舎のオギンバラというタッグは新鮮。血統は体育教師が女子学生を調教するというところだが、普段のBISHOPからすると押さえ気味のような気がしてくるのが不思議。そのあたりがどう走りに影響するかだが、女学園が舞台というのはこの厩舎が得意とするところ。ここ最近上位を賑わしているだけに、相手の恵まれたここなら待望の勝利も夢でない。
期待度 ★★★★

月下香 ~偽りの絆~ (Mink)
名門厩舎ながら最近不振続きのミンクで、前走も期待されながら入着にも届かず。今回は裏売春サイトを舞台に、主人公(ヒロイン)が過去の医療過誤事件を探るという血統で面白そうな雰囲気はあるが、果たして現在のミンクがこういった難しい血統を仕上げる能力があるかどうか。騎手のティータ.J の騎乗に衰えはなく、いわゆる正統派ヒロインが自ら闇の世界に足を踏み入れ他者を巻き込むという能動的なタイプというのは珍しい。ただヒロイン数2名は高馬(フルプライス)より安いお台といっても物足りなく、不安は小さくない。まずは次につながる競走が出来るかどうかが先決だろう。
期待度 ★★

タユタマ2 -After Stories- (Lump of Sugar)
角砂糖厩舎が直仔(FD)を走らせるのはこれで3頭目となるが、あまり成功していない。前回の 学☆王 It's Heartful Days も馬体重の物足りなさで入着にも足りない成績に終わった。父(本編)のタユタマ2 -you’re the only one-も好成績を上げた馬でなく、走り(シナリオ)も散々だっただけに正直厳しい。獣耳ヒロインの可愛さには定評はあるとしても、それで勝負にならないのは父が証明しているだけに消しでいいだろう。
期待度 ★★

D.S. i.F. -Dal Segno- in Future (CIRCUS)
サーカスの新母系(シリーズ)がこの厩舎らしく早々に直仔を出走させる。ただこれまでサーカスの看板母系だったD.C.と違ってデビュー初戦は上位に食い込めず、同感覚で見ると痛い目に遭いそう。ヒロインの可愛さに関しては一級品で魅力充分だが、それを生かした走りが出来ていなかったのが敗因であり、それを考えれば父(本編)と同程度の時計で駆けるのが精一杯と見るのが妥当。
期待度 ★★

独占島「あんたを好きになるくらいなら孕まされた方がマシよ!」 (WitchFlame)
これまで催眠系を中心に走らせてきたものの結果が出ていないWitchFlame厩舎。今回も血統(設定)を見る限りヒロイン催眠凌辱系には変わりないが、時間が経過するごとにヒロインが主人公を好きになっていく能力ということで、催眠が覚めた時の恥辱をヒロインに味わわせるといったタイプとは方向性が違う。騎手のいっせーは実績はあるがこの厩舎では結果が出てなく、オーバードーズ時代の冴えを無くしつつあるのは気がかり。トレーナーも過去走った馬と変更なく、変わり身といった点も乏しそう。
期待度 ★☆

▲9-nine- ここのつここのかここのいろ (ぱれっと)
姉妹厩舎が精力的に出走させる中、本家も約3年ぶりに新馬をゲートイン。ぱれっと初の安馬(低価格)だが、最近目立つようになってきたヒロイン1人を切り売りする作戦で、全くの安馬というわけでない。それでもこれからの事を考えると初戦で凡走するわけにはいかず、最初から全力投球だろう。ヒロインもメイン格の都を惜しげもなく投入。トレーナーも伝奇系で定評のあるかずきふみで、血統的にも活躍する条件は整った。シリーズ短編というのはミステリーでは定番であり、この馬も同系と考えればチャンスはある。本命馬に迫る存在だろう。
期待度 ★★★★

〇新妻LOVELY×CATION (hibiki works)
この厩舎の×CATION系も代を経て定番母系となってきた。騎手やトレーナーが変わりながらもある程度力量を発揮できるところを考えると、厩舎の底力を感じさせる。今回は初代LOVELY×CATIONの手綱を握った唯々月たすくが復帰。この母系独特のラブリーコールシステムは健在で、この母系のファンにはこれだけで充分買える材料は整っている。トレーナーは前走の調教を担当した富岡征士郎にベテラン森崎亮人と和泉万夜という組合せ。ヒロインが3人ということを考えると、もしかしたら各ヒロインルートごとに1人づつ担当している可能性も。後はヒロインと結ばれたのち新妻として生活していくことになるが、ただイチャラブしているだけでは冗長になりかねず、直線(終盤)で脚が上がってしまう可能性も。それでも実績を考えれば順当に上位評価できそう。
期待度 ★★★★

初恋*シンドローム (Campus)
安馬(低価格)路線で走るCampus厩舎だが、これまで上級馬に育っているのはハルウソ姉妹のみ。となると今回も期待できそうに思えないが、配合(企画)をハルウソ姉妹の工藤啓介が担当しているとあって不気味さはある。といっても罪恋×2/3 は惨敗に終わっていて全幅の信頼まではどうか。となるとトレーナーである森間まりもの手腕がどうかといったところだが、主人公とヒロイン2人という三角関係がどう展開されるかどうか。安馬ということかどうやら攻略ヒロインが1人だけで、この内容で三角関係がうまく展開できるか不安は大きい。能力はありそうだが今回も入着どまりか。
期待度 ★★☆

△魔女と剣と千の月 (KAI)
変身ヒロイン凌辱系KAI厩舎の最新馬。可愛い系の馬体(CG)とは対照的な派手な凌辱が持ち味で、前走のPENDULUMは久々ながら見どころある走りを見せていて、今回その後継(続編)ということで楽しみはある。騎手は〆鯖コハダと田宮秋人のコンビということで申し分なく、着実な競走は見せてくれそう。後継であるがヒロインの顔触れはガラリと変わっていて、前走のファンからすると物足りなく思えるが、そこは新ヒロインの魅力で補いたい。トレーナーも凌辱では実績あり前走も手掛けた和泉万夜ということで安定さもある。今回は相手も楽そうで出番はありそうだ。
期待度 ★★★

魔法少女をメチャクチャにしてみた ~崩壊悪堕~ (HEAT-SOFT)
この厩舎の安馬魔法少女凌辱系も多く出走させてきているが結果は今一つ出ていない。騎手は今回水月あるみに代わりより萌え系に変化した印象だが、血統に関してはこれまでと同じ雰囲気。魔法少女ヒロインを騙し悪堕ちさせるというのが独特だが、前走の走りを見る限りどこまで走りに力を入れているかは疑問。トレーナーの顔触れにも変化なく、恐らく単調な動きに終始してしまいそう。
期待度 ★☆

らぶ婚! 新妻・新奈さんとらぶらぶえっちな新婚生活 (アトリエさくら マウントポジション)
NTRが売りのアトリエさくらの姉妹厩舎ながら和姦抜き系を主体とするマウントポジション。騎手のかん奈はこの厩舎では3回目の騎乗で、ヒロインの魅力に関しては流石のレベル。新妻ヒロインとのイチャラブは充分楽しまそうだが、安馬なだけにそれ以外の要素はほとんど期待できない。いくら安馬といってもイチャラブだけで上位に食い込むとなると、余程ヒロインに魅力がないと難しいが、この馬の能力では入着が精一杯か。
期待度 ★★

△麗佳FINAL ~獣悦の記憶~ (Drei)
派手な獣姦凌辱で一部話題を呼んだ麗佳牝犬調教 ~××に犯されて…~の後継(続編)。といっても騎手こそ同じだがトレーナーも変わり、ヒロインも名前こそ同じだがどうやら別人のようで、獣姦要素以外の関連性は薄そう。前走はHシーンのほとんどが獣姦で主人公はヒロインを調教するだけだったが、今回は巻き込まれ型の主人公でサスペンス要素が含んでいてもおかしくない。それ次第では好走も可能だろうが、安馬だけに穴としての狙いまでか。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
GW前でこれだけメンバーの揃わないレースは珍しい。この相手なら実績的に課外授業 -私立白麗女子学園-が大威張りできそう。主戦騎手の水島☆多也 にオギンバラの組み合わせは魅力的だ。少なくとも連対は外さないムード。能力的には新妻LOVELY×CATIONも引けを取らない。ヒロイン4人というのが寂しく映るが、その分走りに力を入れてくれればお釣りがくる。逆転も可能だ。安馬ながら和泉つばすとかずきふみのタッグが新鮮な9-nine- ここのつここのかここのいろ も不気味だ。分割した影響がなければ上位に迫れる。他となると差は大きいが麗佳FINAL ~獣悦の記憶~魔女と剣と千の月といったあたりが恵まれれば浮上のチャンスもありそう。
  

Posted by 7月の魚 at 14:49Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年04月06日

凡作の予感はあったが

今年に入ってからは月2本ずつと、まずまずのペースで新作を購入しているのですが、これまで手を付けたのはまだ1本のみと単に積みゲーを増やすだけのような気がしてなりません。年度末はいつものことなのですが目が回るほど忙しくて、積みゲーを崩すヒマがないので仕方ないのですが・・・

それでもようやく1本崩すことが出来て、それが君の瞳にヒットミー(戯画)なのですが、ぼくが戯画のゲームをプレイするのはbitter smile以来で、本当に久方ぶりとなります。このbitter smileの主人公というのが中々のダメ主人公で、この主人公の言動のせいで戯画のゲームから縁遠くなってしまったのは間違いないところ。
そんなbitter smileのメインライターと目されたのが陸奥竜介氏だったのですが、実は君の瞳にヒットミーも陸奥竜介氏がライターだったのです。
となると嫌な予感しかしないのですが、あの作品以降陸奥氏も蒼の彼方のフォーリズム等を手がけるなど経験を積んできていて、巻き返しの予感も考えられるところ。そして原画がねこにゃんというわけで、丸戸史明氏と組んだパルフェのような名作は望めなくとも、そんな余韻を少しでも味わえたらと思って購入したのですが・・・


(ここからネタバレ)


部活動をメインとした青春学園ものというと、どちらかというと手垢の付いたジャンルといえるのですが、そんな中でどこまで独自性を出せるかがこのゲームを成功に導けるかどうかのカギになるかと思えました。
このゲームの主人公はたった一人になってしまった文芸部の部長で、このまま部員不足で廃部になるのは忍びなく思えた生徒会長の歩鳥の厚意によって、4人の候補(ヒロイン)を主人公に紹介する・・・といった出だし。
この4人の候補を主人公がどんな手練手管を用いて文芸部に入部させるのか?といったところが序盤の山になるかと思っていたのですが、この主人公は別にヒロインを口八丁手八丁で半ば騙すような形で文芸部に入部させるわけでなく、ヒロインの希望も汲み取る形でシェア部という新たな部を立ち上げます。このあたりは主人公の真面目さが表れているのですが、逆に言うと上手くすれば折角笑いの取れそうな場面なのに、あえて平凡に流すものだなと思えました。
その後の海への合宿や、メンバーでの演劇などどちらかというと定番な展開が続きます。いや決してつまらないわけではないのですが、何かもう1つ物足りない・・・そういったストーリーなのですね。

このゲームの主人公は恐れていたbitter smileのようなダメ主人公ではなく、どちらか分類すれば良主人公の範疇に入ると思います。ただアクが強い存在感のあるタイプでなくどちらかというと優等生タイプ。こういったタイプの主人公はヒロインに振り回される役回りが似合うもので、実際ルートの大筋ではそんな展開になることが多いのですが、それでも大きな笑いを呼ぶシーンとなると数えるほど。これはイベントの多くが、他のゲームにあるようなどこかで見たようなものであることが大きいのではないかと思うのですね。

素敵探しがメインとなる詩奈ルートは詩菜が、過去に逢った素敵思い出を主人公と探索するというのがメインで、シナリオ全体を保つにはやや話が弱い。つばさルートは彼女がなぜ魔王になるのを目指しているのかというのがメインストーリーとなるのですが、彼女の設定から面白くなりそうな展開になりそうなのにパンチが足りなく思うには、彼女が主人公のためにこれまでこだわってきた魔王を封印しようとする心情が、主人公(そしてプレイヤー)にも全く響いてこないこと。つばさにとっての一大決意を否定的にしか主人公が受け止めないというのは惜しく感じられて仕方ないのですね。そしてメインヒロインである瞳は祖母を笑わせたいという目的でコメディアンの道を目指すのですが、祖母が笑わなくなった原因がただ瞳の思い違いだったというオチはやはり弱く感じる。これも瞳の成長を見て自然に微笑む祖母といった展開のほうが綺麗にまとまったような気がしないでもない。とここまでのルートを考えてみると、単なる凡作のように思えてしまうのですが、残るみこルートが他と比べ一枚抜けていることにより、このゲームの評価を上げているということになるでしょう。

といってみこルートが他のルートにない奇抜な展開を見せるわけではないのです。みこが主人公と同じマンションに住んでいながら隠している点や主人公に対し含む点を持っていたりなどは、ありがちといえばありがちですがそれでも料理方法が良くみこの心情が良く伝わってくるのです。このあたりが他のヒロインのルートに欠けていると感じた点で、他のヒロインと比べ特徴がないはずのみこが、なぜかオチの人にされていたりと一番得?をしているように感じるのは、シナリオの良さに通じると思うのですね。終盤のシェア部が空中分解すると思いきや元の鞘におさまるといった展開も予定調和といえばそれまでなのですが、このルートらしい締めと考えればベストだったのかもしれません。

そんなわけで、凡作の予感を見事覆すことが出来た今作。惜しむらくはねこにゃんが担当したヒロイン2人が設定的には一番有利なはずだったのに、一番目立たなさそうなみこにお株を奪われてしまったこと。まあ逆に考えればみこルートがサプライズと考えれば収支はプラスなのかもしれません。あとこれは欲目なのですが全ての演劇シーンで立ち絵CGに変化が欲しかったような気がします。もしかして小道具は用意せず演じたのかもしれませんが、やはり専用の衣装があった方が映えたとぼくは思うのですね。  

Posted by 7月の魚 at 05:25Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年03月19日

3月の発売予定表から

春の声も聞こえ本格競馬(エロゲー)シーズンも到来。その前哨戦となる今レース(月)だが、頭(本)数は揃わなかったものの、メンバー的には興味深い一戦となりそう。人気どころがやや手厚そうなだけに、全くの穴馬が食い込んでくるシーンは考えにくいが、一角崩しを狙う馬の浮上は警戒したいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます

甘夏アドゥレセンス (コンフィチュールソフト)
新規開業厩舎(ブランド)だが厩舎スタッフを見るとGLace厩舎のメンバーが中心。その天ノ空レトロスペクトは大敗を喫しているだけに、不安は大きい。追い切り(体験版)を見る限り、コメディの雰囲気を漂わせているが、走り(シナリオ)が上滑りしている印象で大きな期待は出来そうもない。後はエロだが、おっぱいを全面に押し出すものの、今回同型に同じおっぱいを武器に打ち出す馬がいて、競合するのは不利。ここではいかにも厳しい。
期待度 ★☆

オフィスで誘うエッチな彼女 (PULLTOP LATTE)
PULLTOPの姉妹厩舎(ブランド)で本家よりエロ重視という趣きのLATEだが、ここまで5走して目立った馬は輩出していない。今回はベテランのなるみすずねを鞍上にあいざわひろし&TwinBoxという面々だが、厩舎開設当時起用していたmaruiと比べるとやや手薄な印象は否めない。前走の惨敗はトレーナー(ライター)によるものであるのは明白だが、今回起用した若葉祥慶やギバラにしても実績に乏しいのは変わりない。和姦でオフィスラブという出走例の少ないニックスで爆発すれば怖いが、追い切りを見る限り社会人としてのリアルさに欠けているように感じられて仕方ないのは不安。ここでも苦しそうだ。
期待度 ★☆

想いを捧げる乙女のメロディー (ensemble)
主人公女装潜入系で実績のあるensemble厩舎の最新馬。これまでのこの血統(設定)は単に女学校へ女装して潜入するという展開がほとんどだったが、今回は男としては音楽教師。それ以外は女装して学生として潜入するという学内での一人二役を務めるというのが目新しい。トレーナーの無義歩はこうした萌え系では実績不足だが、この血統を生かせば大駆けも期待できそう。気になるのはヒロインたちの人選で、主人公の組む四重奏団に攻略できない女性キャラがいたり、ライバル楽団から攻略できるヒロインがピアノ担当だけというのは寂しい。クラシック音楽を題材とした馬には名馬が多いが、逆にそのあたりの扱いが軽いと期待ハズレに終わる可能性も。ポテンシャルはありそうだが半信半疑な部分が多く、押さえで買うのが妥当なところか。
期待度 ★★★

神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。 (Hulotte)
ヤバい母系(シリーズ)もこれで3代(作)目と、Hulotteの看板となりつつある。トレーナーも同じく深山ユーキで血統的には意外性はなさそうだが、確実に入着を果たす安定さは買える。先代2頭は主人公に一番近いヒロインがキーパーソンになっていたが、今回の麗はこれまでのヒロインにはないタイプで、吉と出るか凶と出るかは分からない。それでも他のヒロインも粒揃いでラシックス(声優)もなかなか強力。勝つまでの競走となるとどうかだが、時計が掛かる展開なら浮上する可能性も考えられる。押さえで狙いたい。
期待度 ★★★

〇こいのす☆イチャコライズ (eRONDO)
こいなか以来久々の出走となるが、エロを全面に打ち出す作戦には変わりない。騎手のたけやまさみは椎原旬&下原正のコンビと離れて仕事をするのは初めてだが、必ずしもエロ得意というわけでないだけに、新境地を見せたいところ。ヒロイン3人というのは高馬にしては少なく、その分内容で勝負したい。そこで期待したいのは地方(同人)で活躍しているpororiだ。ただヒロイン1人にトレーナー1人という体制で挑むだけに、ルート間に齟齬が表れてしまうのと問題だ。それでもイチャラブとエロに特化した内容は期待できそうで、強力同型馬と比べても遜色ない。馬体(容量)さえ薄くなければ、上位進出は可能だろう。
期待度 ★★★★

催眠学園3年生 (筆柿そふと)
催眠血統を手がけるトレーナーとしては第1人者といっていいNATORI烏賊が、久々に本格催眠系馬を出走させる。最近は催眠系でもやや変化球といっていい配合となっていたが、今回は学園を舞台にモテない主人公が催眠術を使って、ヒロインを籠絡させていくという王道な血統。ただ最近のNATORI烏賊の催眠系は、前ほど信頼感はなく乱調気味。前走のWIZARD LINKSはかなり厩舎も気合が入っていたが、今回は高馬でないだけに厩舎もそれほど力を入れていない可能性もある。走られる可能性はあるが、今回に限っては半信半疑だ。
期待度 ★★☆

◎水葬銀貨のイストリア (ウグイスカグラ)
前走人気薄ながら追い切り(体験版)通りの走りで大駆けを見せたウグイスカグラ厩舎だけに、ここでも大いに警戒したい馬。注目される追い切りは相変わらず独特な味を感じさせ、本番でどんな競走を見せるか楽しみだ。ただ前走でもダッシュ力は良かったが、直線(終盤)ではペースダウンし脚が上がりかけていただけに、今回も前走のような楽な競馬が出来るとは限らない。それでも入場曲(ヴォーカルソング)が付いたり、登場人物数も大幅に増えたりと馬体のスケールは大きくアップ。本命馬に相応しいだけのポテンシャルは整った。
期待度 ★★★★☆

年下限定 ヌキ×2シェアハウス -絞られ共同性活- (アトリエかぐや)
最近のアトリエかぐやは古牝馬(年上)主体に走らせているが、今回は久々に年下ヒロインで戦う。かぐやで年下ヒロインの騎乗を得意とする代表格がmeroだが、最近はたまはじ!の頃の冴えを無くしてきているのは気がかり。それでも有栖川千里とのコンビは前走の小悪魔発育チュ~!でも好走したように、実績は充分。ただ今回は年下ヒロインを押し出したにしては、巨乳すぎるのが気になる。古牝馬ならともかく若馬でアンバランスな乳というのは残念に映る。最近堅実な走りを見せているかぐや厩舎だけに見限るのは早計だが、意外な凡走もありえそう。
期待度 ★★★

▲トリノライン (minori)
毛色(CG)の美しさで定評あるminori厩舎の最新馬で、前走がややファンの期待に応えられなかっただけに巻き返しを狙う。騎手で新たに加わったのがきのこのみで、戯画でデビューした腕達者だけに期待充分。近走エロに重心を移しつつある厩舎だけに動画で能力を生かせるようなら面白い。ただこれまで主戦トレーナーを務めてきた御影が離れた影響が前走の結果と考えると、今回も過信はできない。追い切りは相変わらず毛ツヤも良く期待を抱かせるも、全体の動きは前走の方が良かった。安定感ある厩舎だけに全くの凡走は考えにくいが、今回の相手で容易に勝てるとはとてもいえない。
期待度 ★★★★

ナツイロココロログ ~Happy Summer~ (Hearts)
昨年走ったナツイロココロログの直仔(FD)。父(本編)があまり活躍した馬でないが、それは主人公のダメっぷりや、複数トレーナーによるものと思われる走り(シナリオ)のちぐはぐさと敗因ははっきりしていて、それをどこまで払拭できるかがカギ。騎手の白もち桜の騎乗は好評で、ヒロインの魅力を存分に生かせばチャンスはあるかもしれない。ただトレーナー陣の顔ぶれには変わりなく、過去上級馬を手がけた樹原新も最近の成績はパッとしない。今回も入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★

呪いの魔剣に闇憑き乙女 (ソフトハウスキャラ)
長らく低迷の続くソフトハウスキャラだが、前走のプラネット ドラゴン の競走は厩舎ファンを大きく落胆させた。あの走りを見ると今回も期待できなさそうだが、その予想は当たってしまいそうだ。SLGだが動かせる唯一のヒロインキャラがプレイヤーの思い通りに動かせないようでは見通しは暗い。これならいっそ複数のキャラをオートで扱えるようにしたほうがマシだった。冒険の結果で装備やステータスを強化させる戦法は新鮮味がなく、最近のキャラの馬を考えると長距離(ヤリコミ)に耐えられるだけの力はなさそう。ここも苦しい。
期待度 ★★

△働くオタクの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ)
昨年出走しまずまずの競走をした働くオトナの恋愛事情の同母系(シリーズ)。といっても姉は大人の恋愛といった面に関しては上滑りだった印象。トレーナーはこの厩舎を引っ張る存在である中島大河なだけに、その点はやや残念といえた。今回は中島大河は配合(企画)に関わったのみで、調教(シナリオ)は辻丸寛人と簀ノ下踊の新人トレーナー2人が担当。当然期待は下がるが、今回は大人でなく働くオタクをニックスするだけに、走りの内容は良くなる可能性はある。姉同様エロには期待できそうで、相手なりの競走は出来そうだ。
期待度 ★★★

△はるるみなもに! (Clochette)
おっぱいといえばまずこの厩舎が思い浮かぶというクロシェットの最新馬。今回手綱を握るしんたろーは御敷仁と並ぶこの厩舎の主戦騎手だが、どうも成績が若干劣るのが気がかり。神様がヒロインということで過去走ったあまつみそらに!を思わせるが、配合をこれまで務めてきた秋史恭から保住圭に変更。イチャラブ&バカップルを得意とする保住圭だが、血統の奥深さという点では甘さを覗かせるだけに神話等についての走りに過剰な期待をするのは禁物。それでも萌えに関しては高いものを持っているはず。勝つまではどうかと思えるが、堅実さで上位を窺う。
期待度 ★★★☆

フルキス(戯画)
戯画厩舎のキス母系もかなり代数を経ているが、上級馬まで成長したというとキスアトくらい。一代前のリプキスは惨敗に終わっていて、そこからどこまで変わり身を見せられるかとどうか。トレーナーは玉城琴也と真崎ジーノで、リプキスと変わりなく期待感はゼロに等しい。同型馬が多いだけに単なるイチャラブ以外の何かが欲しいところだが、それがラシックスに白雪碧を起用した程度で好走を期待するのは厳しいだろう。
期待度 ★☆

星空TeaParty えくすとら ~「恋愛」はじまりました!~ (SkyFish poco)
厩舎HPで無料提供(配信)された星空TeaParty3頭のその後の走りを描いた馬だが、肝心のその3頭の走りは今ひとつ。追い切り(体験版)代わりの走りだっただけに、大きな期待はそもそも出来なかったが、この動きを見る限り逆効果だった気がしないでもない。追い切りで消化不良だった走りをどこまで持ち直せるかがカギも、イチャラブに終始してしまいそうな雰囲気を漂わせているのも不安だ。最近エロに重心を置きつつあるSkyFishだが、この馬にそれを期待するのはやや無理筋。ここでははっきり苦しい。
期待度 ★☆

△ようこそ! スケベエルフの森へ (ルネ)
どこまで配合をまともに考えているのか時に疑わしく思える時があるルネ系列厩舎の馬だが、この馬も同様。ファンタジー系だが、スケベなエルフばかりがヒロインで、凌辱要素がないのは珍しい。トレーナーは和知まどかで、過去著名馬も手がけてはいるが、師1人で仕上げた馬で好走した例は見当たらない。それだけにこの馬のウリとなるのは久々に手綱を握る葵渚の騎乗となる。エロさでは定評があるだけに、騎手の腕だけで上位に持ってくるだけの力量はある。悪の女幹部以来好走例のない厩舎だが、久々に表舞台に躍り出る可能性は考えられ穴で一考。
期待度 ★★★

(本紙の見解)なかなか興味深いメンバーとなったが、ここは水葬銀貨のイストリア の能力が1枚上だろう。前走不利な条件が揃いながら好走しただけに、着実に上積みを見せる今回はスタートの勢いのままゴール板を先頭で駆け抜けてきそう。不気味なのはこいのす☆イチャコライズ で、エロ中心ながら追い切りの動きは目立った。能力的にはここなら最上位となるトリノラインだが、安定感はあるものの強調材料が少ない。それでも争覇圏内にはあるだけに要マーク。萌えを武器に戦うはるるみなもに! は、能力的にワンランク堕ちる印象だが、時計のかかる展開なら浮上する。大穴ならようこそ! スケベエルフの森へ で惨敗もあるが、展開が向けば怖い。もう1頭挙げるなら働くオタクの恋愛事情でトレーナーが初陣なだけに、それが未知の魅力で大駆けがあるかもしれない。  

Posted by 7月の魚 at 06:34Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2017年03月07日

萌えゲーにおける主人公の重要性

前回時点でプレイ中だったAmenity's Life -アメニティーズ ライフ-(HOOK)がようやくクリアできました。
プレイ中途ではまずまず良作の予感が漂っていたのですが、プレイ後の所感ではそこから評価を大きく上積みするまでは至りませんでした。それでも充分好作といえるだけのデキだったのは確かです。

(ここからネタバレ)

プレイ中途での書き込み通り、楽しめたことは確かなのですが、シナリオについて特筆すべき点があったかというと、首をひねらざるを得ない・・・というのが大まかな評価となります。
もしこのゲームがシナリオ寄りなものにしたならば、当然擬人化されたヒロインが中心となるはずです。とすればモノがなぜ人化したのか?人化するのが女性ばかりなのはどうしてなのか?といった理由を説明する必要が出てくるわけですが、このゲームはそういった点をスルーしてしまっています。
ただこれが他のメーカーだったらともかく、HOOKがこれまでリリースしたラインナップを考えれば、そういった点について期待してはいけないことは理解できるでしょう。ですからシナリオについて深く突っ込んではいけないのです。

といってもこのゲームを萌えゲーと考えれば、ヒロインの魅力を充分生かされたシナリオでした。そして何より良作萌えゲーには欠かせない存在となる主人公の好漢ぶりが、このゲームを成功に導いた大きな要因ではないかと思うのですね。

萌えゲーの多くは主人公がヒロインの好意を一身に集めるものですが、中にはなぜヒロインがこんな人物を好きになったのか不思議に思えて仕方ないようなダメ主人公ぶりを発揮する場合も多く見られるのは、こういったゲームをプレイしたことのある人なら多少なりとも経験があると思います。そう考えると、萌えゲーにおいては良主人公を創造するだけでもある程度の成功は約束されたようなものなのですが、このAmenity's Life -アメニティーズ ライフ-では、擬人化ヒロインたちの存在そのものが、良主人公を創造する上での土壌になっているというのがミソとなっているのですね。
というのもこのゲームに登場する擬人化されたモノのほとんどは主人公の自宅にあるモノたちなのです。そしてそのモノたちは主人公の役に立つべく奮闘するわけで、これは昔話にある一種の恩返しものに通ずると思うのです。
恩返しされるということは、それだけ主人公は物を大切に慈しんで使っていたのでしょう。もちろん物をぞんざいに使う人物が人間性に劣ると決め付けるつもりはありません。例えば主人公の友人である大地は自分のスマホを壊してしまうという、ズボラとしかいいようがない人物なわけですが、友人思いなところもありどちらかというと気のいい人物に描かれています。いやそれだからこそ、より一層主人公の好人物ぶりが引き立つというわけで、そう考えると擬人化ヒロインたちがゲーム部分を生かすことについて充分貢献しているといえるのです。

さて、このゲームでコメディとして一番面白く感じられるのは望希シナリオで間違いないところですが、ただこのシナリオは残念ながら、擬人化(女性化)されたヒロインやサブヒロインたちの絡みが薄い。そういうわけでぼくが一番バランスが取れていると感じたのはメインヒロインである美栗シナリオなのです。
最序盤から主人公に婚姻なんて重い(ただそれを感じさせないところがHOOKらしい)ものを申し込んだりとヤンデレ風味を臭わせるなどFairlyLife再びというような危険な香りを漂わせていた彼女ですが、意外にも幼馴染ヒロインとして正統な仕上がりを見せていました。麻帆やレゾナといったヒロインたちとの距離も非常に良く、メインヒロインらしくイメチェンしてから主人公と恋人同士になっていく遣り取りも微笑ましかった。ただ惜しむらくはパッケージやHPなどの美栗はすべてイメチェン後の姿ばかりで、イメチェンの意外性が全く感じられなかったこと・・・まあこのあたりは営業的に仕方なかったのかもしれませんが。

そしてあと1つ付け加えるとHシーン後の主人公と添い寝CGが非常に興味深かったです。このゲームのHシーンについてはあまり良質とはいえず、Hシーンの構図も差分ではないかと云いたくなるようなものが混じっているくらいなのですが、コトが終わった後にベッドの上で主人公に寄り添う姿が、ヒロインたちの性格の対比を表しているようで、これもHシーンとして含まれるとしたならばそれほどマイナスにならないのではと思ったくらいです。

他にこのメーカーのゲームをプレイするのはStrawberry Nauts以来ですが、あのゲームにもあったPITも今回テクマという掲示板に進化していたのもプラス。というわけで、これまでどちらかというと退屈なゲームばかりリリースしているという印象の強かったHOOKというメーカーを大きく見直した今作。惜しむらくはメーカーを引っ張ってきた原画家である松下まかこ&らっこが健在なうちに、このレベルの作品をリリースして欲しかったと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 03:08Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム