2018年04月17日

リアル麻雀の機微

モンド麻雀バトルGPの出場を切欠にして、久方ぶりにリアル麻雀に復帰して1年近く経ったのですが、それ以来ぼくが通っていたノーレート麻雀の雀荘が5月20日に突然閉店することに・・・
金を賭ける一般の雀荘ならば、安い時給でもメンバーはお客から稼げる(可能性がある)ので、給料は抑えられるのでしょうが、ノーレートの雀荘ですとそうはいかない。といって時給を上げてメンバーを雇うほど流行っていたわけではなさそうで、閉店を決意したらしい。
こういった現象を見ると現在景気がいいのか悪いのか良く分からなくなってくるのですが、それはともかくこれからリアル麻雀を打ちたくなったらどうしようか悩む日々で、またネット専門に戻るだけといってしまえばそれまでですが、リアルはネットにない機微があり面白さがあるのですね。

そんなリアル麻雀での対局。
半荘1回目は逆転トップを取ったものの、2回目はほぼ差のない東3局で国士無双3シャンテンから8順目首尾よくテンパイしたものの、他家に蹴られてしまう。
ぼくの経験上、役満を逃すとそれ以降運気が下り坂になることが多く、その半荘もそれ以降、テンパイすら出来なくなり結局ラスに沈んでしまいました。
そして続く3回目も苦しいマージャンが続き、しかもある局でアンカンしてツモろうとしたリャンシャン牌を上家が何を間違えたのかカンドラと間違えてリャンシャン牌をめくってしまう。
七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国五筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国裏:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国裏:麻雀王国 ツモ七索:麻雀王国ドラ五萬:麻雀王国西:麻雀王国
その牌が七索:麻雀王国で取り合えずテンパイしたのですが、待ちも愚形で入り目がバレていては即リーチを打つ気にもなれず、本来ならカン裏ドラ期待でリーチを掛けたいところですが、苦虫を噛み潰してダマったところ途端にパラパラと六筒:麻雀王国を切られてしまう・・・。
そんなわけでオーラスに入ったところで沈みの3着目。トップまで9600点差というのは救いで最後の親番で何とか捲りたいところ。
ただ配牌はまずまずもツモが全く伸びず7順目でこんな苦しい手牌。

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国ドラ九索:麻雀王国

しかも2巡目から不要牌しか持ってきてなくてイライラは限界。このままではノーテン親流れも見えている状況で、次巡切られた七萬:麻雀王国を堪らずチー。イッツー狙いというよりもケーテン狙いですが、超ネックのペンチャンが鳴けて少しだけ光が差してきました。
といってもラスとも3000点差もなく、手牌を短くしてフリこんだらラス転落してしまうので諸刃の剣。救いは安全牌となる今井切れの北:麻雀王国トイツ。ただその次巡一萬:麻雀王国が出てきたので行きがけの駄賃とばかりにチー。ここで終われば良かったのですが、続いて2枚目の北:麻雀王国が出てきて思わずポンと言ってしまいました。

四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国 ポン北:麻雀王国北:麻雀王国北横:麻雀王国 チー一萬横:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国七萬横:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国

一見ホンイツ模様の喰いですが、内情はイッツーのみでしかも片上がりというお寒い内容。しかも次巡トップ目からリーチが掛かるという事態に・・・といってもここまでしてオリるわけにいかず、ツモってきた無筋を2枚きり飛ばしたところでなんと六萬:麻雀王国ツモ。
ただの500オールでしたが、悔しそうにトップ目が崩した手牌の中に六萬:麻雀王国のアンコが。つまりラス牌をツモったわけでこれは運気が好転してくる予感がしてきました。

続く1本場の3順目が、
一索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国東:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国九筒:麻雀王国ドラ六萬:麻雀王国
こんな手牌。

ここで1枚目の中:麻雀王国が下家から出て勢いよくポン。いつもなら1枚目は見送ってどう手牌が伸びるか見るか、喰うにしてもチーから入るところですが、前局喰いで局面を打開できたし2000オールなら逆転トップに浮上ということで、ここは一直線にホンイツを目指す。そして2着目の対面から出た九索:麻雀王国もポン。そして再び対面から出た四索:麻雀王国もポンしあっという間にテンパイ。
符計算して40符ありこれなら7700点でどこから出てもトップに浮上することは計算済み。ここでぼくが喰いばかりでまだツモしてないためテンパイしていないだろうと甘く見ていたのか対面から二索:麻雀王国がこぼれて計算どおり逆転しました(上がりヤメ)。

喰い仕掛けは苦手ということを自認しているぼくが2局続けてここまで食い散らかすことは珍しいのですが、恐らく天鳳ではトップ狙いでこんな喰い仕掛けをすることはないでしょう。ぼくが1本場で無理やりホンイツを目指したのもイッツーのみの上がりで下家が悔しそうに見せた六萬:麻雀王国のアンコを見たためで、こういったリアル麻雀独特の機微が味わえなくなるかと思うと寂しくなってきます。  

Posted by 7月の魚 at 20:53Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年04月14日

4月の発売予定表から

GW前絶好の競馬(エロゲー)日和ですが、有力馬の回避が相次ぐなど寂しいメンバー構成となってしまいました。人気馬の直仔(FD)や全妹(続編)といったところが注目を集める中、大型馬の巻き返しはあるかどうか。抜けた馬がなく混戦模様なだけに馬券的には難解なレースとなりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

アナスタシアと7人の姫女神 ~淫紋の烙印~ (catwalkNERO)
Frillとともにビジュアルアーツ系厩舎の凌辱血統を引っ張るcatwalkNEROだがFrillと違い上級馬は輩出していない。今回はおよそ2年半ぶりの出走となるが、ファンタジー系凌辱を得意としていただけに、今回の血統は可能性を感じさせる。騎手の七彌とsaxasaのコンビはまずまず走った前走と同じで、七彌が実績を積んできて手腕に磨きが掛かってくれば怖い。ただヒロインの数が8人と多く、個々のヒロインに対するねっとりとした凌辱描写という点では物足らない可能性が強い。ややエロ描写も古さを感じさせるところがある厩舎だけに、勝ち負けとなると厳しいだろうが連穴なら。
期待度 ★★★

如月真綾の誘惑 (hibiki works)
ラブリーコール母系で売ってきたhibiki worksだが、現在はあえて封印して新路線を模索しているか。ラブリーコールで主戦を務めてきた唯々月たすくを鞍上に、姉ヒロイン一本に絞っての競走。名手唯々月たすくなだけにエロに関しては万全でその点に関しては心配ない。トレーナーの泰良則充も手掛けた馬で成功した馬はいないが、才能の一端は見せていただけにこういった抜き血統でも堅実に仕上げてくるだろう。ただ不安なのは近親相姦メインで厩舎が早々に周囲に関係バレなしと謳ってしまうのはどうなのか。登場人物の少ない割にお台(価格)の強気さも気にかかる。凡走してしまう可能性も少なからずありそうだ。
期待度 ★★☆

コイカツ! (イリュージョン)
3D系では随一の存在であるイリュージョンには珍しい恋愛SLG。過去走ったジンコウガクエンよりも萌え系色が強く、イリュージョンにとっては異色に思える。キャラメイクなどは変わりなくその点に関しては不安ないだろうが、これまでとは毛色(CG)から変わって見えるだけに、実戦でどのような走りを見せるのかは未知数だ。血統(設定)は萌え系にはありがちな女子主体の学園に入学した主人公はコイカツ部を結成するというもの。といっても走り(シナリオ)についてはおよそ期待するのは厳しくて、3Dを生かしたHがどうかといったところ。ただ凌辱でないだけに無理な態勢でのHシーンは限られそうだ。素質はありそうだがどこまでそれを開花させられるかどうか。
期待度 ★★☆

こねこねこねこ (SkyFish poco)
SkyFishの姉妹厩舎で可愛さと抜きをニックスさせた馬を出走させてきたが、これまで結果は出ていない。今回もこの厩舎得意の猫耳ヒロインを全面に押し出した血統(設定)。トレーナーのひろもりさかなと素浪人の二人はフェアリーテール時代から活躍している大ベテランだが、細かな血統部分にこだわりを見せるタイプで、こういった萌えエロ系の馬を仕上げるには不安が残る。ヒロインが猫・子供・大人と変化するのがどのように走りへ作用するかどうかカギも、大きな期待は禁物。騎手は悪くないだけにどこまで萌えエロで押し通せるかだが、実績的にも厳しそうだ。
期待度 ★☆

ゴッドシスターズ (MONAKO)
躍進著しいMORE系厩舎系の一角を形成するMONAKOの最新馬。姉妹厩舎より抜きエロよりで今回も同傾向だろう。血統(設定)は古くからある喫茶店もので、主人公が幼いころ離れて暮らしていた妹たちとつぶれそうな喫茶店を盛り立てていくといった件は目新しさに欠ける。前走はレベルの高いエロでなかなかの走りだったが、それに貢献した鞍上がkakao一人でなく、エロ向きでないあまみねとコンビを組ませたというのは、抜きに限ればマイナスに働きそう。トレーナーの伝野てつも一人で馬を仕上げたことがなく不安が大きいだけに、厩舎の勢いがあったとしても今回は強く押せない。
期待度 ★★

その大樹は魔界を喰らう! (ソフトハウスキャラ)
過去の栄光の残滓もすっかり失くした感のあるソフトハウスキャラで、特に佐々木珠流・内藤騎之介コンビのハズレ度合いが際立つ。それと比べると騎手紅村かるのラインは入着は果たしていてまだ見込みはある。ただ今回の領土防衛SLGという血統(設定)だが、同じ門を守るお仕事が大凡走していて不安は大きい。追い切り(体験版)の動きはまずまずっだたが、この血統は長距離(周回プレイ)に耐えられないと苦しい。そして現在のキャラの問題点はまさしくその点。今回も苦しそうだ。
期待度 ★★

てんぷれっ!! (CIRCUS)
ダカーポ系以外はてんでだらしないところを見せるCIRCUS厩舎の馬で、新たな母系を模索したD.S.系も成績は芳しくない。それだけに今回のようなコメディ血統となると不安しか感じないが、騎手は一線級の面々で、トレーナーもこの厩舎にしては考えられる最高のメンバーをで揃えた。馬名(タイトル)にあるようなお約束展開をどう昇華させるかがカギだが、単にどこかでみたような展開をなぞるだけでは、15年以上前に他厩舎で走ったお約束LOVELOVEと同様の結果に終わる可能性が強い。この厩舎のコメディ系となるとPrincess Party ~プリンセスパーティー~ という悪夢もよぎる。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★

9-nine- そらいろそらうたそらのおと (ぱれっと)
ぱれっと初の分割となった全姉(前作)は和泉つばす&かずきふみという人気騎手・トレーナーを起用したにしては期待に応えたとはいいにくい成績。血統は姉と変わらないだけに突然上級馬に化けるという可能性は低い。今回は妹がメインヒロインとなるが、常識的には掴みのお嬢さまヒロイン以上の成績となると望みにくい。ただ姉ではほとんど明かされなかった伏線部分が徐々に明らかとなってきそうで、その点では上積みがあるかも。ただ分割でそういった作戦を採るというのはファンにとっては不親切に映る。前走の成績も合わせて記者の心情的に買いたくない馬。
期待度 ★★☆

にゃんと素敵な夏色デイズ (MOONSTONE Honey)
MOONSTONEの姉妹厩舎ではCherryのような成功をしていないHoneyだが、今回は鞍上に羽鳥ぴよこを起用。萌えには定評のある騎手だが、エロにどこまで対応できるかがカギ。ヒロインのすべてが猫耳少女で、彼女らをスタッフとして働かせ屋内プールを再生させるという血統(設定)を見ても内容はお察し。トレーナーの藤井和敏はこれまで活躍馬を輩出していないし、唯一の人間ヒロインである妹が攻略できないというのも明らかにマイナスだ。今回も大きく期待出来そうもない。
期待度 ★★

はーれむ村 ~童卒不可避! 子種提供は村の掟です!!~ (INTERHEART SweetHEART)
インターハートでトレーナー十全といえばバカエロでお馴染みだが、今回も同様。女性を子作りの道具にしか思ってない血統(設定)はツッコミどころ満載だが、そのあたりを深く考えていたらこの母系とは付き合えない。前走好走しているように実績充分だが、騎手が了藤誠仁から変更されたのは気がかり。それよりも不安なのはハーレム系で成功するカギとなる主人公の存在で、どうも良主人公といえないタイプなだけになぜそんな主人公がハーレムを築けるのかという疑問が頭に思い浮かんでしまうと厳しい。意外な凡走も充分ありえそう。
期待度 ★★☆

Making*Lovers 激イチャアフターストーリー Vol.01 亜子、可憐、咲 (SMEE)
活躍したMaking*Loversの直仔(FD)が早々と登場。父(本編)の成績から考えれば実績上位の見立ては当然だろうが、不安がよぎるのは本家のHOOKを含め競走成績に関わらず直仔があまり成功していない点。それでも期待が高いのが、ベストヒロインと云われる可憐を含め亜子・咲という父で人気の高かったヒロインを惜しげもなく投入してきたところ。新要素である髪型の変更についてはそれほどプラス要素とはいえないが、人気ヒロインのアフターということで素直に買って構わないだろう。
期待度 ★★★★

もっと! 孕ませ! 炎のおっぱい異世界エロ魔法学園! (みるくふぁくとりー)
SQUEEZの看板母系(シリーズ)だった炎の孕ませ血統が厩舎を変えて登場する。スタッフは前走好走した炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園とほぼ同じで、その走りは楽しみだ。新人の初騎乗で心配されたでらうえあも、前走より手慣れてくると考えれば前走以上の力を出す可能性も充分。不安なのは厩舎が変わって定評のあったテックアニメが継承できるかどうか。ヒロインの数が多い割に巨乳揃いで変化に乏しいといった点もあり、売り物の動画が物足りないようだと厳しい。それでも実績的にここの相手ならチャンスはありそうだ。
期待度 ★★★☆

ももいろクローゼット (FrontWing)
FrontWingが今回新たな母系(シリーズ)で挑むということで注目される。騎手はINOということで当然エロに期待されるが、追い切り(体験版)を見る限りまずまず応えてくれそうだ。血統は馬名(タイトル)が示すとおりコスプレHということになりそうだが、安馬(低価格)で分割ということでヒロインは一人。こういった血統は複数ヒロインあってこそであり、ヒロイン一人となると走りが弱くなりそう。血統的に広がりがあるようには思えないだけに、分割が裏目になる可能性は大きい。トレーナーの七央結日はエロに充分対応できただけに、エロ主体なら正々堂々勝負してほしかった気も。
期待度 ★★☆

勇者と魔王と、魔女のカフェ (MintCUBE)
前走好走しただけにもっと人気していいかと思ったが、意外に注目されていない。その要因は騎手・トレーナーともに変更され、血統も架空ファンタジーと前走から継承したところがない点か。騎手のあつあげは全くの新人だが、前走でも新人の浅川しなが手綱を握って走っているだけにそれほど心配ない。それよりもトレーナーの方が心配で、華南恋 あこれまで幼馬(ロリ)抜き系のたぬきそふとでトレーナーを務めてきたように、この厩舎と手が合うかどうか。配合(企画)を務めるサイトウケンジといえば主人公に癖がある馬を出すことで有名で、勇者と魔王が合体したという主人公という血統というだけでまともに仕上がるのかどうか不安だ。今回は見送りでいいだろう。
期待度 ★★

(本紙の見解)かなり手薄なメンバー構成なだけに、父(本編)が走ったMaking*Lovers 激イチャアフターストーリー Vol.01 亜子、可憐、咲 の実績が図抜けている。父の現役時代からまだ間がなく、馴致(制作)期間が充分取れているか気にはなるが、仕上がり不足でもこの相手ならアッサリか。今レース(月)は抜きゲーに魅力のある馬が多い。人気母系(シリーズ)が厩舎変更して挑むもっと! 孕ませ! 炎のおっぱい異世界エロ魔法学園! が,
かなり気合が入ってそうで逆転を狙う。実績には欠けるがアナスタシアと7人の姫女神 ~淫紋の烙印~も追い切り(体験版)の動きが良く、上位に食い込みそうなムードだ。他の馬となると不安点の方が多く人気ほど信頼感はない。実績厩舎の9-nine- そらいろそらうたそらのおと如月真綾の誘惑ももいろクローゼットは安馬特有の弱みを抱えていそうで、それなら3D系の大型馬コイカツ!の方が大駆け要素は大きそうで馬券的妙味がありそうだ。  

Posted by 7月の魚 at 04:34Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2018年04月04日

何とか5段に昇段す

昨年天鳳で4段に昇段してから、降段の危機など紆余曲折ありましたが、ようやく5段昇段の一戦がやってきました。
本来なら特上卓で打たなければいけないのですが、昇段までポイントが55点しかないということで、弱気に1つ下の上級卓を選択(上卓でも1位になれば昇段できるため)。その弱気の虫を見透かされたのか昇段戦連続3着とレートを下げてしまう結果に。そして昇段戦3局目も起家で2600・東2局でも2900点振り込みと早々にハンデを背負う。
ただ東2局の振り込みは先制リーチに回りながら平和三色赤ドラ1とマンガン手をテンパイし、勝負しての結果ですからそれほど悪くないと見ていました。
そんな東2局1本場。これまでの苦しい配牌から一転。5巡目で早々にテンパイ。

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国八筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国五索赤:麻雀王国六索:麻雀王国 ツモ三筒:麻雀王国ドラ八萬:麻雀王国

ペンカン三筒:麻雀王国を入手して手ごたえを感じさせるツモ。一人沈みのラスなことからこのツモの勢いで先制リーチを打ちたくなるところですが、ここでは八筒:麻雀王国を切ってテンパイ取らず。
というのも五筒:麻雀王国七索:麻雀王国入手なら多メンチャンでリーチが打てるし、他にもタンヤオやイーペーコー変化など手替わりが多い。ここで焦ってリーチを掛けもし追っかけられたら勝てる見込みは小さい。そして負けた瞬間ラスほぼ確定だ。

そして次のツモは二索:麻雀王国。最高ではないものの両面待ちに変化して今度こそ先制リーチを敢行。
このリーチに案の定同巡上家が追っかけてくるが、カン七筒:麻雀王国ならともかく、端に掛かる一索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国待ちなら心理的にも互角以上・・・むしろ1000点棒のお土産ありがとうという感じ。3巡後あっさり七索:麻雀王国をツモり、裏はそのツモった牌。これで失点回復しプラスに。

その後、流局を挟んで東4局は下家がオタ風の南:麻雀王国六筒:麻雀王国とポン。対面も筒子が高く一色手模様。
それで東:麻雀王国發:麻雀王国といった初牌を抱えて半分オリながらチートイでもと思っていたところこんな手に変化。

五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国五索赤:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国東:麻雀王国發:麻雀王国 ツモ七索:麻雀王国ドラ北:麻雀王国

ここで安い萬子の中で2枚切れの五萬:麻雀王国を打ったところ、ラグ発生。実は前巡三萬:麻雀王国を切ったときにもラグが発生したことから、恐らく下家の仕掛けは、トイトイでなく五萬:麻雀王国周辺の順子を持った役牌のバック仕掛け。ドラや赤五萬:麻雀王国も見えていることから、恐らく1000点か2000点。それならホンイツ仕掛けの対面だけに気をつければいいと思いなおして、残る萬子を払っていくうちにこんな手に変化。

一索:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国五索赤:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国東:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ポン九索:麻雀王国九索横:麻雀王国九索:麻雀王国

ここに対面から初牌の發:麻雀王国が出たのでポン。対面も初牌を切ってきたことから恐らくテンパイ。東:麻雀王国打で、もし通ればこちらもマンガンで勝負できるし、上家の当たり牌なら局も回せると思っていたところ、案の定上家の当たりで1000点。また放銃率は悪くなったものの、自分の読みが当たっていたことで好調を感じました。

そして南1局の親で特上卓では見たことのないような好手牌から

三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国 ツモ四萬:麻雀王国ドラ四萬:麻雀王国

4順目でカンチャンのドラをずばりツモってテンパイ。北:麻雀王国は1枚切れで恐らく他家が掴めば出る牌。ただタンピンでリーチを掛け上がれれば決定打となるだけに、ここは再び北:麻雀王国を切ってテンパイ崩し。ただ今回はツモに恵まれず、テンパイしたのは11巡目のこと。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国 ツモ七萬:麻雀王国

三色・平和にならないテンパイ形ですが仕方なくリーチ。しかし流局で2人テンパイ。自分の1人テンパイも果たせず、この手牌がモノに出来ないのでは流れが悪くなるのは当然で、次局は一転配牌は悪く12巡目でこんな形にするのがやっと。

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国 ツモ五萬赤:麻雀王国ドラ六索:麻雀王国

これが序盤ならペンチャンを切っていくところですが、この巡目ではそこまでブクブクに構えられない・・・というわけで五萬:麻雀王国打。すると次のツモは六萬:麻雀王国でツモ切り。この裏目は痛くこうなれば上がりよりもテンパイ最優先と考えていたところ、おあつらえ向きに次のツモが二索:麻雀王国でタンヤオに変化。その二索:麻雀王国がすぐ対面から出てあっさりテンパイ。

二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国六萬:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国 ポン二索:麻雀王国二索横:麻雀王国二索:麻雀王国

そしてあっさり対面から二筒:麻雀王国が出て5800点の和了。あの苦しい手が上がれたということで再び勢いが出て次局は4順目であっさりテンパイ。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国 ツモ五筒赤:麻雀王国ドラ七索:麻雀王国

待ちは一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国ですが、前巡ちょうど上家が一筒:麻雀王国を切ったところ。鳴きなしにしていたのでラグはないだけに、もし上家が再び一筒:麻雀王国を掴めばベタオリしない限り恐らく出る牌。ダマで親満ありますが、ここはツモるか裏1で親ハネ狙いで即リーチ。このリーチに対面が一発で一筒:麻雀王国を切り思惑通り親ハネで対面を飛ばして終了。5段に昇段できました。

序盤連続振り込みをしたときにはどうなるかと思いましたが、失点を高打点でカバーするぼくの打法が上手く嵌りました。ただこんな打法は特上卓では通用しないのは事実で、1割2分を超えている振り込み率をもう少し減らさないと6段への昇段は厳しいと思います。ガードを固めながらいかに高打点をマークしていくかがぼくの課題といえるでしょう。  

Posted by 7月の魚 at 15:42Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年03月29日

流れよりも大事なこと

ようやく特上卓の雰囲気に慣れてきたような気がするのですが、上級者と比べるとまだまだ差を感じるのも事実。
先日の特上卓での一局は開局早々5200をツモってぼくがリード。ただ対面の6段氏も負けてなく上がりを積み重ね捲り返す。南場に入ってぼくと対面との一騎打ちの様相で上家はラスに沈んでいました。
そんな南1局でトップの対面が親で先制リーチ。しかしぼくも降りていらず、リーピンドラ1の一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国七筒:麻雀王国3メンチャンで追いかける。
これで親降ろしのつもりだったのですが、そこで上家が突然一発の消しのチー。すると2巡後、五筒:麻雀王国を掴まされて、それが対面の赤タンキ待ちにぶち当たる。
五筒:麻雀王国はラス牌でぼくの待ちはたっぷり残っていたのに(実際喰い流されていた)、上家のチーで完全に狂わされました。続く1本場でも同じような上家のチーで対面の当たり牌を掴まされて連続親満の振込みでラスに転落。ぼくに当たり牌を掴ませた上家はノーホーラで3着に浮上し、その局はそのまま終了。

そんなやられ方をすると、ぼくも真似しやり返したくなってきますが、ぼくの実力ではそんな絶妙な喰いで流れをどうこうするような技量は身に着けていないので、それよりひたすらミスを少しでも無くしていくだけ。

そんな別の日の特上卓。南2局の2本場でぼくはトップ。といっても25500点の持ち点で対面とは同点。ラス目の上家(親)が20600点と微差での競り合い。そして供託リーチ棒が3本もあり誰もがぜひ上がりたい局面。

四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 ポン三筒横:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国 チー六索横:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国ドラ四萬:麻雀王国

チャンス手ですが、いかんせんもうツモは2回しかなく、しかも序盤に八萬:麻雀王国切っていてフリテン。そして何より親リーが掛かっていて(それで回っていた)、現実的にはどうすればこのままテンパイを維持しながら流局に持ち込めるかといったところ。

そんな中、ハイテイでツモったのは六索:麻雀王国。親の捨て牌の河(下図)を凝視すると索子が全体に高い。

北:麻雀王国九萬:麻雀王国一萬:麻雀王国中:麻雀王国東:麻雀王国北:麻雀王国
西:麻雀王国五萬:麻雀王国二索:麻雀王国二萬:麻雀王国九筒:麻雀王国發横:麻雀王国
八筒:麻雀王国二筒:麻雀王国六筒:麻雀王国四索:麻雀王国

六萬:麻雀王国は通りそうに見えたが、カチカチと時間切れを迫るカウントが響き、エイっとツモ切りしたところ無事セーフでテンパイ料1500点を確保。

ただ普通の人なら一目で分かると思うのですが六索:麻雀王国は親の安全牌だったのですね。というのもぼくがチーしている牌なのですから・・・。ぼくも時間があれば気付いたと思うのですが、長考に次ぐ長考で持ち時間が全くなく焦っていたのですね。(ちなみに親の待ちはペン三索:麻雀王国でした。

安全牌に怯えてオリたりしていたら凡ミスどころの騒ぎでない。ホッとしたところで次の局は一転3巡目でこんな手に。

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国八索:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国 ツモ二筒:麻雀王国ドラ北:麻雀王国

特に何も考えずWメンツ処理で八索:麻雀王国を切ったのですが、続くツモは七索:麻雀王国
テンパイしたのですが、待ちは愚形。もし二筒:麻雀王国打としていれば、両面待ちで先制リーチが打てたところ。
「しくった・・・!」
と思ったのですが、供託棒が4本ということもあって先制リーチといきたくなるところ。。

しかしぼくは先程の八索:麻雀王国打を反省する二筒:麻雀王国打でテンパイ取らず。緩手になる可能性も大きいですが、この点差のない局面で供託棒が多量にある局面では先制リーチをしても他家がオリる可能性は低く、もし親に本手に追っかけられたらラス転落の可能性大。それならもしテンパイが遅れリーチと来られても安全牌候補の西:麻雀王国の対子を切って回れるだけに、ここは両面待ちを求めた方が良いとの判断でした。
そして2巡後のツモが七筒:麻雀王国でより好形となり、それから2巡後待望の八索:麻雀王国を引き戻してようやく8巡目でリーチが打てました。
このリーチに喰いタンテンパイ3面張の下家が七索:麻雀王国を勝負してきて2000点の和了。といっても供託棒4本に3本場で6900点の収入。これでトップに浮上し、続く親番で4巡目ピンフドラ1赤ドラ3のダマから、次巡下家のリーチを追いかけ一発で下家から出上がり。親ハネを和了しトップをほぼ確定させましたが、この上がりはおまけのようなもので、その切欠は前2局にあったと思うのです。
ミスを限りなくなくし、裏目に出ても焦らない。そう心がけて特上卓を打って行きたいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 15:07Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年03月23日

元十段氏との対戦

レートが1800をなんとか超えたくらいのぼくからすると天鳳特上卓は格上相手ばかりなのですが、昨夜アルコールが醒めきらない中でポチッと予約ボタンを押したところ一瞬寒気がしてきました。
上家は7段でレートは2000を僅かに切ったくらい。恐らく少し前まで鳳凰卓で打っていたことは容易に想像ができます。そして対面は元十段で天鳳の強者を紹介する超有名ブログに取り上げられていたお方。恐らく地獄モードで特上卓まで落ちてきたのでしょうが、超強敵には間違いない。座布団に座りなおして酔いを少しでも醒ますためにペットボトルの麦茶を一気飲みしたところで対局開始。

東1局は対面の元十段氏が親。ぼくは配牌2シャンテンで赤入りというまずまずの手でしたが、手は全く進まず8巡目には下家に役牌を鳴かれ、上家に2副露と先手を取られてしまう。上家は明らかに喰いタン仕掛けですが、ドラの八筒:麻雀王国が全く姿を見せていないのが不気味。ということで泣く泣くオリを選択。よく見ると親の対面もオリていて一人ノーテンは避けられそう。そして流局となり手が開けられたところ、上家の当たり牌はすべてぼくの手の内。いつもなら無理な勝負をして振り込みに回るところですが、どうやら緊張感がいい方に出ていらない放銃を回避できました。
次の東2局は対面が3副露してのトイトイ仕掛け。役牌もポンしていて最低5200点。運が悪ければ索手のホンイツも重なってのマンガン。ただこの局はぼくも待ちは悪いながらも役牌と赤2枚を抱えての勝負手。
三萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国五索赤:麻雀王国五索:麻雀王国南:麻雀王国南:麻雀王国南:麻雀王国ドラ三筒:麻雀王国

そして9巡目に五萬:麻雀王国をツモって三面張に変化。リーチも考えましたが、もしドラを掴まされて対面に当たったら最悪ということでそのままダマ。すると同巡対面が五索:麻雀王国を掴んで5200点の和了。
元十段氏から和了をもぎ取り感無量となりましたが、まだまだ半荘は長い。他家の反撃も始まって南入の時点でぼくは29500点持ちの2着目。
その南1局は元十段氏が親。その元十段氏が三索:麻雀王国ポンと仕掛けたところすかさず上家からリーチが掛かる。
ただぼくも同巡テンパイ。
三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ツモ二萬:麻雀王国 ドラ三筒:麻雀王国

ぼくの捨牌は東:麻雀王国南:麻雀王国白:麻雀王国西:麻雀王国二筒:麻雀王国七索:麻雀王国西:麻雀王国
で上家のリーチ宣言牌が六索:麻雀王国ということを考えると九索:麻雀王国は拾えそうな待ち。筒子を全く切っていない上家を考えると端牌とはいえ九筒:麻雀王国打は強くリーチが妥当なところですが、ここでぼくは雰囲気に押されてダマにしてしまいました。
すると一発目のツモがなんと發:麻雀王国。ゴットーの上がりですが、ぼくの胸中はなぜリーチを掛けなかったのか後悔しきりでした。(ちなみに上家はドラアンコのリーチで勝負手を潰された上家はもっと痛かったでしょうが・・・)

それが影響したのか次局は元十段氏に3900点の放銃。ドラ対子に惑わされ普段やらない役牌バックにしたあげくの振り込みはぼくらしくなかったのですが、軽傷で済んだのは幸いで続く親でダマで平和のみをツモリ700オールで再びわずかの差でトップに浮上。そして続く1本場でチンイツと見せかけてのホンイツで
一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国北:麻雀王国 チー二萬横:麻雀王国一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国ドラ九萬:麻雀王国

待ちの北:麻雀王国は地獄待ち。ぼくの捨牌で切られたのはテンパイしていて赤と振り替えた五萬:麻雀王国のみ。五萬赤:麻雀王国ツモで一瞬チンイツも考えたのですが、多面張ならともかく中ぶくれの五萬:麻雀王国単騎なんてまず期待できないし、一鳴き後は上家も警戒して一度もマンズは全く切ってこない。それならこのまま地獄待ちの奇襲で強者の足元を掬ったほうが上がれるチャンスはあると思い直しました。

すると流局間近に対面がリーチ。恐ろしい強者のリーチですがさすがにこの手はオリられない。一発目の二索:麻雀王国は通っていない牌でしたが索子は安くWワンチャンスということで勝負したところセーフ。すると次巡ラス目で勝負せざるを得なかった上家が北:麻雀王国を掴んでようやくトップが見えてきました。
そしてオーラスも喰いタンを上がってトップ確定しましたが、その局の牌譜を見ると対面の元十段氏の手牌はやはりタダで終わらせるつもりはなく、チンイツ一手替わりトイトイの逆転手を仕上げていました。

この半荘は明らかに出来すぎで手牌にも恵まれましたが、まさか鳳凰卓で戦っていた(であろう)2人を逆連対に追い込めるとは思いませんでした。このジャイアントキリングこので一気に疲れがでてそのまま就寝しましたが、夢の中でもこの対局のシーンが出てきたくらいで相当興奮していたようです。こういった対局を少しでも多く積み重ねていきたいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 22:39Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年03月21日

イチャラブに徹した功罪

ようやく上がった天鳳特上卓での成績は一進一退といったところ。決して特上卓でぼくの麻雀が通用しないというわけではなさそうですが、さすがに上級卓よりラスを取る回数が増えていて、もう1つ先に行くには何かが足りないといったところです。
それが何かについて探るのは次回以降として、今回はこのブログの原点というべきエロゲーについて・・・というわけで、先日クリアしたMaking*Lovers(SMEE)についての所感を述べてみたいと思います。

前にも話したかと思うのですが、このゲームがSMEEのご初会だったわけですが、インストールしてしばらくプレイした感覚では昨年プレイしたAmenity's Life -アメニティーズ ライフ-(HOOK)に近く意外と馴染みのあるものでした。
これはSMEEとHOOKが姉妹ブランドであることが主であることが要因だと思うのですが、イチャラブという点でも同じような甘さを感じました・・・といってもこれは本家であるHOOKが見習ったのかもしれないのですが。

それはともかく、他のイチャラブゲーと比べてやや特色のある部分はシチュの多いHシーンでしょう。自室やラブホテルといった萌えゲーによくある場所でのHだけでなく、職場や野外など正統萌えゲーにはあまり見られない場所でもコトに及ぶなどエロにも力を入れている印象です。ヒロインもHに皆積極的で、特に妹の亜子のエロに対する傾倒ぶりは異常。まあそれだけ義兄(主人公)に対する思いが強かったといえるのかもしれませんが・・・親バレの恐怖にめげずに何度も自室や風呂場でコトに及ぼうとする亜子と主人公には、お前ら学習能力がないのかとツッコミを入れたくなるくらい。

さてそんなイチャラブゲーの宿命として、すべてのヒロインでイチャラブを展開しようとすると、ルートを進めていくに従ってどうしても濃いイチャラブに食傷気味になってしまいがちになることでこのMaking*Loversも例外ではありません。まあこれはぼくがトシを取りすぎているせいで、若い人にはこのくらいのイチャラブくらいでは胃もたれしないのかもしれませんけど。
そんなわけでイチャラブの印象度についてはどうしても1番最初にクリアしたヒロインが良く感じられてしまうのは仕方ないところ。ぼくが1番最初クリアしたのは不思議系ヒロインのましろだったのですが、ぼくの1番好みから外れたヒロインでありながら不覚にも展開されるイチャラブと彼女の健気さに負けて何か愛おしく感じられてしまいました。
そんな彼女とのイチャラブを味わった後で、すぐ他のルートを開始し別のヒロインのイチャラブを楽しめるかというと、ぼくの神経はそれほど太くはできてないのです。
これが普通の萌えゲーならば、付き合う前の過程が(一応)綿密に描かれ、そのヒロインに感情移入できる時間があるのですが、このゲームは付き合う前の展開よりも恋愛関係に入った後のイチャラブを重視しているため、愛着を考えるとどうしても最初攻略したヒロインに引きずられてしまうのですね。

そういった意味でぼくがイチャラブ面で一番楽しめたのは最初攻略したまひるだったのですが、シナリオやキャラを含めた全体で一番魅力的だったヒロインとなると可憐(次は亜子か)で間違いないでしょう。
これは他のヒロイン(義妹の亜子は別だが)が主人公と初対面から、好意を持ったり積極的にアプローチしてきたりというエロゲ的超展開で進んでいくのに対し、可憐は大学時代の同サークルで顔見知りだったという因縁があって、最初はマイナスに近いスタートから関係が始まります。そこから素直になれない可憐の心が少しづつほぐれていって、恋愛関係に発展するという流れは説得力があって面白く感じられました。そう考えると可憐は他のヒロインとタイプが違っていて、違う味を感じてしまうのですね。そういえば他のヒロインが巨乳揃いに対し可憐は一人だけ控えめな膨らみに((そこがイイ!)留まっています。ただそうした工夫も恋愛関係に発展しイチャラブに入ってしまうと他のルートと差が見られなくなったのは惜しい。

ただ苦言を呈したいところもチラホラとあちます。
まずデートプランについてですが、いろいろ場所や選択肢を変えていっても全く意味が無い。デートの初っ端からラブホテルに誘うなんてどう考えてもバッドエンド一直線になってしまいそうですが、それもなく何事もなかったようにスルー。まあ選択肢の選び方によってバッドとグッドに分岐せよとまではいいませんが、例えばデートプランによってヒロイン別に特別なCGが用意されていたりといったサービスは出来たと思うのですね。
あと、立ち絵と個別CGがキャラ崩壊とまではいきませんが、やや別人になってしまうような場面があります。原画買いをする割には作画の崩れやハンコ絵に関しては目をつぶるぼくがツッコミたくなるくらいですから、気にする人は多かったのではないかと思います。まあシナリオやテキストが良ければ原画については、だんだんきにならなくなってくるものですし、それほど目くじらを立てるものではないですが・・・まあこれは前作のカノジョ*ステップも同様だったようで、SMEEのゲームを買う人にとっては承知していないといけないのかもしれませんが。

(総括)
全体的には高品質なイチャラブゲーといった評価は出来ますが、ルートを進めていくに従ってだんだんと胃もたれしてしまうのは残念なところ。ルートごとにもう少し展開に違いが出ていれば、そういった点を解消できたと思います。ゲラゲラ笑うといったような面白さはないのですが、オチャラケているようで肝心なところは締める存在主人公のも良く、さすが良作を続けてリリーしているしSMEEの実力を認識した次第。ただ惜しまれるところもちらほら目についたのも事実。といっても原画を含めこれがSMEEというメーカーの限界かもしれませんね。  

Posted by 7月の魚 at 15:14Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2018年03月18日

3月の発売予定表から

桜の開花のニュースが伝わってきて、ようやく競馬(エロゲー)シーズンも本格化。クラシック路線に向けての前哨戦とばかりに、複数の有力馬が出走して面白いレースが見られそう。上位人気どころの実力は拮抗していて、血統も多士済々。的中には茨の道が待ち受けていますが、本番前だけに何とか当たり馬券を掴んでおきたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

アイラブ 恋する乙女はキカイ仕掛け (あかべぇそふとすりぃ)
あかべぇ系では暁WORKSの主戦騎手として起用されてきたさえき北斗があかべぇすりぃに厩舎を移してのゲートイン。といっても高馬(フルプライス)でなく、メインヒロインが2人と少なめ。ヒロイン全員がアンドロイドという血統はは意欲的だが、その分走り(シナリオ)が一本調子になってしまう可能性が強い。といってもアンドロイドとのイチャラブが主眼だとすれば、それは仕方ないところだが、となると上位進出を狙うにはやや材料不足。大駆けを狙うには何かファンをアッと言わせるような仕掛けが欲しいところも、トレーナーの経験値を考えると難しそう。今回は相手が骨っぽいだけにここではやや苦しいか。
期待度 ★★☆

あくまで、これは~の物語 (Azurite)
デビュー戦はライアーのトレーナー(ライター)陣とCLOCKUPの人気騎手はましま薫夫のタッグが話題となりなかなかの結果を残した。今回は一転七尾奈留・みけおう・ななろば華といった萌え系人気騎手を起用してきた。血統はデビュー戦と同じミステリー血統のようだが、騎手のタイプが変わっただけに雰囲気も違う。この変化が実戦でどう作用するかどうか。後はトレーナーの手腕次第だが、どうやらこれまで仕上げを手がけたことが無いということで不安が先立つ。追い切り(体験版)の動きやを取材を見る限り、ミステリーというよりホラー・サスペンス色が強そう。ヒロイン萌えとサスペンスの両立はトレーナーがかなりの腕利きでないと凡馬に終わる可能性が強く不安だ。押さえで買うのが精一杯だろう。
期待度 ★★★

△雲上のフェアリーテイル (COSMIC CUTE)
トレーナーとしてのデビュー戦が見所充分な走りだった冬野どんぷくが手がけた2頭目がこの馬で、今回もデビュー戦と同タイプとあって能力はある程度持っていそう。軽妙な世界観と走りが持ち味でこういったタイプは凡走は少ないが、首位争いに食い込むには何かもう1つ足りないのも事実。何でも屋という血統(設定)は目新しいとはいえないだけに、キャラの可愛さ以外に走り(シナリオ)でも爆発力が欲しい。今回相手が揃っているだけに、展開の助けが欲しいところだ。
期待度 ★★★☆

お嬢様は素直になれない ~大好きをキミだけに~ (ensemble)
父(本編)が成功した馬でなく、大きな期待がしづらいのは間違いないが、騎手(原画家)に名手を揃えただけにポテンシャルは高いものを持つ。問題はトレーナーにそれを開花させる手腕に乏しいところ。護衛としてはほとんど看板倒れに終わった主人公というのは予想どおりで、アフターやサブヒロインからメインに昇格した若葉ルートでどう名誉挽回するかがポイントだが、父の走りを見る限り厳しそう。騎手の手腕でどこまで食い込めるかどうかだが、馬券に絡むとはとても思えない。
期待度 ★★

俺の彼女がガチ変態すぎる (スタジオ桃華)
F&Cの全盛期活躍したトレーナーの宮村優だが、最近は活躍馬を送り出していない。今回はシール系厩舎で手綱を握っていた水上凛香とコンビを組むが、血統はいかにもマイナーな抜き系。ヒロインの異常な性癖に振り回される主人公というのは萌え系から程遠く、よほど強烈な抜きを発揮できないと苦しい。その点このトレーナーでは役不足は否めないし、騎手もシール系の動画なしでどこまで力を発揮できるかどうか。ここでは足りないだろう。
期待度 ★☆

俺を欲しがる二人の母 (Waffle)
CLOCKUPでバカ抜き系を手がけてきた印象が強いはやさかうたねがWaffleの依頼に応えての出走。といっても安馬(低価格)ということもあって、バカよりも抜きを中心にした血統(設定)のようだ。ヒロインが母親2人ということで、息子である主人公を実母と義母が取り合うという展開を予想していたが、どうやら勝ち負けはエロのみで競い合う様子。となるとまともな走り(シナリオ)には期待しづらいいところで、後はエロでどこまで勝負できるかどうか。ただ巨乳ファンタジー系以外はだらしないところがあるWaffle厩舎の馬で、安馬でどこまで力を発揮できるか不安は大きい。騎手も今回が初騎乗ということもありメンバー的に上位に食い込めるだけの力はなさそうだ。
期待度 ★★

過保護でエッチな僕の姉 (マリン)
ネタ色が強いマリンの出走馬だが、今回は久々に色物感を抑えて乳に焦点を当ててきた。厩舎の依頼に合わせて色々な騎乗を見せる金城航だが、今回のようなタイプが1番手が合いそう。主人公に母乳を与える姉という血統(設定)自体バカ抜き系を思わせるが、毎回エロに関しては高水準なものを見せる厩舎だけに抜きに関しては期待できる。ただこの厩舎で好走した馬は少なくて、今回の相手はかなり強力。実績的にやや控えめな評価となるのも仕方ないか。
期待度 ★★☆

△かりぐらし恋愛 (ASa Project)
一時の勢いを失くしている印象のアサプロの最新馬。コメディといえばこの厩舎というイメージだったが、その笑いがやや頭打ちとなっているのがその要因か。今回トレーナー陣からアサプロ躍進の一角を担った十全が去り、デビュー時から厩舎を引っ張る天都が主軸を担う。勢いのあった頃は笑いだけでなく、直線(終盤)末脚にも鋭いものを持っていただけに、それを思い出すようだと面白い。追い切りは相変わらず軽快な動き。それが最近本番で繋がらないだけに、一概に信用は置けないが、それでも大崩れはしていないだけに展開に恵まれれば食い込みも可能だろう。
期待度 ★★★☆

△消えた世界と月と少女 (ひよこソフト)
姉妹厩舎を含めてもおよそ5年ぶりとなるひよこソフト厩舎だが、これまで指揮してきたみずきほたるでなく、サーカス関連厩舎であるLa'crymaのトレーナーだった神夜優が務めるとあってサーカス色が強くなりそう。和風伝奇系で登場人物の多さから重量級'(大作)を思わせるだけに期待は高まるが、La'crymaの馬は直線(終盤)失速するケースが多かっただけに、人気ほど買いかぶれない感も。ただスケールは大きそうなだけにその大物感に恥じないだけの走りを見せれば連対以上の成績も可能で、嵌れば怖い。
期待度 ★★★☆

〇少女グラフィティ (pure more)
精力的に出走攻勢を見せるmore姉妹厩舎の一角で前走の少女マイノリティ -慰めの愛-で変わり身を見せているだけに期待も大きい。トレーナーの小西翼はデビュー戦のヒマワリと恋の記憶の印象が強いが、ゴールデンアワーの力走で大きく上書きされた。今回もエロ中心と思わせて直線でそれを覆すような一気の追い込みを見せてくれそうな予感も。不安は相手が揃っている中で、高馬(フルプライス)でなくやや馬格に欠ける点。といっても不安はそれくらいで、人気馬に隙があれば逆転も夢ではない。
期待度 ★★★★

ずっと前から女子でした (feng)
出走取消(延期)が定番となっているfengだが、前レース(月)の直前の取消には正直がっかり。といっても前走でも上位に食い込むのはどうかといった能力だったが、今回はより以上に相手が揃ってしまったというのは皮肉だ。騎手の鶴崎貴大は久々の起用となるが、能力に蔭りが見られないのは心強い。といってもトレーナーなかひろで騎手涼香のセイイキ系でも入着どまり。それより明らかに実績が劣るたにかわたかみでは入着も厳しいと見るのが妥当だろう。
期待度 ★☆

夏色ラムネ (Carol Works)
これまでやや突飛な馬名(タイトル)の馬を走らせてきたCarol Works厩舎だが、今回はいたって正攻法な馬名を付けてきた。そういった意味で注目はされていないが、その下馬評を覆したいところ。閉店秒読みの駄菓子屋を存続させるべく奮闘するという主人公といった血統(設定)だが、そこをどうヒロインと絡めるかといったところがポイントとなる。田舎を舞台としたノスタルジックな雰囲気は買えるが、前走と比べるとやや騎手が弱く感じるのが萌え系としては不安。トレーナーはベテランたけうちこうただが一人で仕上げを担当した馬となるとだが実績は物足りない。前走より上積みはよりあったとしても入着が一杯だろう。
期待度 ★★☆

猫忍えくすはーと2 (Whirlpool)
サーカスで活躍した鷹乃ゆきを迎えて、新味感を出すはずだった父(前作)だったが成績は期待はずれ。あの成績から後継(続編)が出るとは思わなかった。父は高馬でないというハンデがあったが、今回も同様。父のヒロイン2人(匹)に新ヒロインが加わるが、馬格が小さいだけに内容は乏しいとみるのが妥当。猫耳ヒロインが巻き起こすドタバタが持ち味もヒロインの可愛さを感じられてくる前に終わってしまっては仕方が無い。今回も大きな期待はできそうもない。
期待度 ★☆

◎バタフライシーカー (シルキーズプラス)
腕利きトレーナーに依頼して上級馬を立て続けに輩出しているシルキーズプラスだが、今回はフェアリーテイル・レクイエムで一躍名を上げた海原望を起用。さっぽろももこを入場(OP)曲に起用したように、あの好走の再現を狙っている。追い切り(体験版)を見る限り、奥が深いところを見せていて今後の成長が期待できそうな内容。ミステリー血統は大きく外れる可能性はあるが、この馬には当たらない可能性が強そう。騎手の羽鳥ぴよこはこれまで騎乗馬に恵まれていないが、手腕はなかなかのもの。といっても独特の乗り味を持つ馬だけに手が合うかどうか一抹の不安がある。それでも実績的に主役の座は渡さない。ここは中心でいいだろう。
期待度 ★★★★

ぱらだいす お~しゃん (PIXEL MINT)
新規開業厩舎PIXEL MINTのデビュー戦は、トレーナーにしげたを迎えてのミニゲームを含んだADV血統。しげたはかんなぎれいとコンビを組んだプリっちやクルくる。Magical Charming!等こういった血統で上級馬を出していて、騎手は無名ながら軽視はできない。ただ厩舎を取材したところ、ミニゲームは差し障りのない程度のものと超弱気。グランドエンドとなるらくえんモードに期待する向きもあるが、これを担当する冬茜トムもしげたと同タイプで走りを牽引するタイプでない。走り(シナリオ)で局面をリードするタイプでないだけに、他で足を引っ張られるようでは好走は覚束ないか。
期待度 ★★

ヒトヅマサイミンカウンセリング (INTERHEART glossy)
大駆けを見せる時もあるが、最近はそれも不発が多くなっているというglossyの最新馬。実績的に主軸となる騎手のsaxasaはミンク時代と比べ冴えが見られなくなっていて、脇を固める2人もそれを助けるだけの力はなさそう。そのせいかヒロインがどうも魅力に欠けるように見られるのが難だ。トレーナーのこおろぎアトリエは実質今回が初めて一人で仕上げを手がけるとあって未知数な部分が多い。前走と同じく寝取り血統(設定)となるが、催眠と組み合わせるのはよくあり目新しさはない。入着があれば上出来か。
期待度 ★★

ボクと彼女の研修日誌 (プレカノ)
安馬(低価格)ながらまずまず走る馬をコンスタントに送り出しているプレカノで、その成功の一端を担っているのは多彩な騎手の起用にもある。今回依頼したもねてぃも中央(商業)では今回初戦となるが、別世界では名が通っていて、実際取材でも見劣りするとことは見られない。となるとトレーナーの手腕次第といったところだが、今回担当するモーリーはHOOK時代でもそれほど走った馬を出してなく不安は尽きない。研修医と看護師の恋愛という血統(設定)は専門的であって、そのあたりの書き込みがしっかり出来ていないと厳しい。単なるイチャラブに終わる可能性が強く、上位を脅かすには足りないか。
期待度 ★★☆

△母性カノジョ -子宮 帰還編- (あかべぇそふとつぅ)
あかべぇそふと系の安馬としては久しぶりの出走。トレーナーの富岡征士郎はこれまで一人で馬を手がけたことがないが、ヒロイン別ルートについては経験あることから、安馬なら不安は無いだろう。あかべぇ本家というべきおあかべぇつぅはあかべぇ大物馬を出走させるイメージがあるだけに、安馬とはいえ何か秘めているものはあるはず。主人公がヒロインに甘えるか甘えないかでラストが変化するという趣向は面白い。騎手のおりょうは地方(同人)で抜き系安馬への騎乗が豊富だけに、抜きに関しては心配ない。安馬といって軽視するようだと痛い目に合うかもしれない。
期待度 ★★★☆

メルキス (戯画)
戯画のキス母系(シリーズ)も今回で7代目。走ったのは実績ある森崎亮人が手がけたキスアトくらいというのは寂しいところ。今回トレーナーを務めるのはこの母系ではお馴染みの玉城琴也で脇を固めるのは目立った実績の無いハサマの2人で期待感は乏しい。騎手も主戦を務めてきたみことあけみが降板しうさなかと新人のはねことで、前任者と比べると劣るように見える。追い切り(体験版)も平凡な動きで、変わり身も乏しそう。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★

▲RIDDLE JOKER (ゆずソフト)
競馬(エロゲー)界随一の人気騎手コンビであるむりりん・こぶいちが率いるゆずソフトで、厩舎開業のころと比べると最近は上位安定してきた。その主因は主戦トレーナー天宮りつを助けるベテラン陣の存在で、籐太や保住圭が担ってきたが、今回は砥石大樹が加わった。最近は萌え系の馬を他トレーナーと共に手がけることが多くなっているが、過去はSFや伝奇系の血統を手がけ上級馬を出していてこの起用は納得。とはいってもやはりヒロイン萌えが軸となる馬だけにその点で足を引っ張らないようにするのが肝心。その点でイチャラブ得意の保住圭が健在なのは心強く、堅実に上位へ食い込んできそうだ。
期待度 ★★★★

(本紙の見解)上位どころの実力は意外に接近しているが、厩舎やトレーナーの実績を買ってバタフライシーカーが、わずかに他馬を上回っているか。ただミステリー血統は大きく躓く可能性もあり、逆転の可能性は充分。その筆頭がエロ中心でありながら走りでも見所がありそうな少女グラフィティ 。厩舎も最近躍進が目立つだけに対抗以上の評価も。騎手の力量を生かした萌えで勝負するRIDDLE JOKER は安定度で勝負する。安馬ながら秘めた能力が高そうな母性カノジョ -子宮 帰還編-も惑星以上の魅力がある。他にスケールの大きさが魅力の消えた世界と月と少女。あかべぇ勢では1番堅実味がある雲上のフェアリーテイル 。変わり身ムードがありそうなかりぐらし恋愛 も嵌れば上位を窺えるだけに、波乱含みのレースだ。  

Posted by 7月の魚 at 00:28Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2018年03月05日

やっと特上卓へ参入する

今年初めから地獄モードに入って苦戦が続いていた天鳳ですが、3段陥落までカウントダウンとなっていた危機状態を脱しました。
その要因はというと情け無用の一般卓潜入。何か昔のRPGのレベル上げを思わせる地道な作業を繰り返し、あの死に体と化していた本アカを1ヵ月近くかけて年末当時のレートやポイントまで戻すことに成功。そしてとうとう念願のレート1800に到達し、特上卓への挑戦権を獲得しました。
地獄モードだったとはいえ上級卓で苦戦していた身で、果たして特上卓で通用するのか不安なところがありますが、ここは勢いに任せて特南の予約ボタンをポチっと押したところ20秒ほどの待ち時間を要した後、念願のぼくの特上卓初戦が開局しました。
さて相手はというと当然ぼくよりレートの高い人ばかり。その中でも上家は6段でレートは2000越えという強敵。恐らく相手はぼくを子羊を見るような目で見ているのだろうと思ったのですが、ぼくもむざむざと狼に供されるわけにはいきません。

その東1局は白ドラ1赤1のテンパイをしながら、待ちの選択ミスから6段氏からの直撃を逃し、東4局で原点から2000点マイナス。それでもいつもある不用意な振込みはせず、1人テンパイの3000点の収入もあって2000点マイナスの2着で踏ん張っていたところ。

その東4局の西家で5順目でこんな手になりました。
一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国白:麻雀王国 ツモ四索:麻雀王国ドラ九筒:麻雀王国

望外といっていい四索:麻雀王国ツモで早々にテンパイしましたが、ここでリーチを掛けるかどうか・・・

ぼくの選択はテンパイとらずの一萬:麻雀王国打。確かに先制リーチを打ちたくなるところですが、ぼくの経験ではここで焦るとろくなことはありません。全く手替わりがなければ即リーもありですが、シャンポン待ちにしてツモれば三暗刻ですし、でなくとも四萬:麻雀王国ツモでタンヤオ。ドラか赤を引いても良しと充分打点上昇の見込みがあるのですから。
そして次のツモでなんと白:麻雀王国が重なり、これで文句なしのリーチです。

捨牌はというと南:麻雀王国東:麻雀王国發:麻雀王国一索:麻雀王国一萬:麻雀王国三萬横:麻雀王国

この字牌の気がない捨牌なら特上卓でも出ると睨んだとおりほどなく上家から出て3200の和了。続く南1局でも似たような發:麻雀王国三筒:麻雀王国のシャンポンでの早いリーチから安全牌に窮した上家から發:麻雀王国のトイツ落としを引き出しトップの6段氏とわずかの差まで迫る。そんなところで迎えた親番で7順目でこんな手に・・・

二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国四筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国 ツモ七萬:麻雀王国ドラ八萬:麻雀王国

普通なら四筒:麻雀王国打でイーシャンテンに構えるところですが、対面が四筒:麻雀王国を2枚切っていて三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国が入れば三色目もありこの周囲を待ちにしたいと思って九索:麻雀王国打。その後すぐに六索:麻雀王国をツモり九索:麻雀王国打したのはいいのですが、それから有効牌をツモらずドラソバの七萬:麻雀王国も10順目で見切り安牌と取り替える羽目に陥り、12順目でようやくツモったのが嬉しくない六筒:麻雀王国

待ちのカン五筒:麻雀王国は1枚も場に出ていないとはいえ、ここでは全く出る気がしないということでダマにしたところ、続くツモが七筒:麻雀王国
本当なら即リーだったかもしれなかったのですが、終盤ということでそのままダマ続行。ただ上級や一般ならともかく特上なら親リーチを掛ければ、本手でなければオリる可能性が強いと思い直して2巡後モギリーを敢行しました。
このメンタンピンを最後に八筒:麻雀王国をツモって2600オール。ぼくのカンどおり五筒:麻雀王国は他家に持たれていて山にはありませんでした。その後は横移動が続き強敵の6段氏が3着に沈むなど展開に恵まれそのまま逃げ切りに成功。ぼくの特上卓初挑戦はなんとトップという結果になりました。

ただ続く2局目は東場で親リーに無造作にスジの端牌を切ったところリーチチートイ赤1に当たり、それからいいところのないまま箱割れ寸前のラスに追い込まれるという洗礼を浴びました。そして3局目は再びトップという天鳳にあるまじき出入りの激しい麻雀を打っていますが、取り合えず特上卓での挑戦をしばらく続けていきます。もう経験値上げをしなくて済みますように・・・  

Posted by 7月の魚 at 22:25Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年02月26日

バカヅキだった2局から

2月に入ってからネット・リアルとも麻雀は地獄モードを脱出し上昇カーブを描いています。
そうなると、あれほど手が入らなかった配牌も入るようになるとともに、不思議にツモも伸びるようになってきました。
つい先日のリアル麻雀でのこと。南3局の北家でトップと10500点差の2位。そんな状況で配牌を開けてみるとこんな手でビックリ。

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国ドラ五筒:麻雀王国

なんとテンパイしていて待ちはノベタンながら両面待ち。ただし打っている雀荘では人和はなかったのですが、幸い出ることはなくツモ番が来て力をこめて持ってきた牌は残念ながら北:麻雀王国
人生初の地和を逃してつい苦笑してしまったのですが、よくよく考えれば北:麻雀王国ツモも悪くない。逆転には満貫ツモかハネ満条件だったのですが、それを満たすツモが北:麻雀王国で、ダブリー・チャンタ三色でキッチリハネ満。これなら出所を気にすることはなく上がれるということで勢い四萬:麻雀王国を切り横に曲げました。
この待ちならすぐ出るだろうと思っていたのですが、中々上がることができず、7巡目にラス目から追っかけリーチを受けたりしたのですが、そのラス目がほどなく北:麻雀王国を掴んでトップをゲット。こんな労する事無く逆転を決めることなんて覚えが無い出来事でした。

それとはまた別の日のこと。その局は東1局で追っかけリーチに負けマンガンを振り込むなど、18400点持ちの3着に沈んでいましたが、南1局南家でこんな手が入ってきました。

三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国一筒:麻雀王国八筒:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国九索:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ六萬:麻雀王国ドラ八筒:麻雀王国

見る限りやる気が失せる配牌で、狙えるのはドラを生かしたチートイかマンヅのホンイツといったところですが、それもかなり遠くて普通なら先制リーチを掛けられオリとなるでしょう。それで安全牌を溜め込むつもりで索子の中張牌から切り飛ばしていったのですが、それが8巡目にはこんな手に化けました。

一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ東:麻雀王国

ここは悩ましいですが東:麻雀王国中:麻雀王国が生牌なことから一萬:麻雀王国を切ったところ、ラスの対面からリーチが入る。そんな次のツモで東:麻雀王国が重なり、一応安全牌の八萬:麻雀王国打。すると次のツモが1枚切れの南:麻雀王国で役満の目が出てきました。こうなったら生牌の中:麻雀王国ぐらいと思い切ったところ無事セーフ。そうすると対面から東:麻雀王国が出たので当然ポン。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国 ポン東:麻雀王国

初手から全く場に顔をださない西:麻雀王国の存在が気になりますが、もし他家に持たれてなく鳴ければ役満テンパイですから、当然テンパイ取らずの七萬:麻雀王国切りしたところ、次のツモがなんと南:麻雀王国であの配牌が驚きの小四喜テンパイ。

ツキがない時なら最後残った五萬:麻雀王国が当たってしまうものですが、これが通った時点でほぼ貰ったと思っていたところ2巡後哀れなラスの対面が南:麻雀王国を掴み上がることが出来ました。

他家も一瞬何が起きたか分からないくらいくらい意外な役満だったようで、一種ポンしただけで小四喜が完成していたとは思わなかったみたい。この上がりで対面を飛ばしてトップ。こんなツモなら誰でもトップが取れるというものですが、この2局はいかにも恵まれました。このツキに浮かれることなく足踏み状態の天鳳でも特上卓を目指して精進していきたいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 04:52Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年02月13日

2月の発売予定表から

まだまだ肌寒い日が続き、競馬(エロゲー)の方もまだクラシックシーズンには遠く、頭数も揃わない寂しいレースとなりましたが、実績馬2頭が出走してレベルの高いレースが見られそう。下馬評どおり一騎打ちとなるか、それとも惑星馬の浮上があるかどうか注目して見てみたいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

△IxSHE Tell (HOOK)
最近姉妹厩舎の方にお株を奪われた格好だったHOOKだが、前走のAmenity's Lifeは久々に上位を賑わす走り。松下まかこ&らっこが主戦騎手(原画家)を務めていた時期と比べ、騎手の腕力に頼れなくなった分、危機感が芽生えた結果か。今回もトレーナー(ライター)・騎手とも前走と同じ顔ぶれ。最初からヒロインすべてが好感度MAXという血統(設定)が、どう作用するかだが、SMEEで培ったコメディ要素が生かされれば面白い。問題は主人公がヒロインに好かれるだけの器かどうかで、器が小さいようだと好かれる過剰に持ち上げる形になってヒロインの魅力も薄くなってしまう悪循環も。追い切り(体験版)の動きはその点でやや不安。前走(作)の動きやラシックス(声優)の力から上位に食い込む力はあるだろうが、勝ち負けまではどうか。
期待度 ★★★☆

妹を汚した記憶 (はむはむソフト)
明るい幼馬(ロリ)タイプを専門に走らせてきたはむはむソフトだが、およそ1年半ぶりに登録してきた今回は、幼馬とはいえインモラルを強く押し出していて暗めの雰囲気。この路線変更がどう影響するかどうかだが、追い切りを見た限りでは今後純愛に向かうのか凌辱方向に振れるのかは不明。妹に向ける葛藤が上手く作用すれば大駆けも可能に思えるが、いかんせんトレーナーのHatsuにこうしたタイプの馬を好走に導いた実績に欠くだけに厳しく思える。今回動画(アニメ)を導入するなど記者的には応援したい厩舎なのだが、押さえで狙うのが精一杯。
期待度 ★★★

〇処女はお姉さまに恋してる ~3つのきら星~ (キャラメルBOX)
キャラ箱を一躍一流厩舎に押し上げたオトぼく系(シリーズ)もこの馬で3代目。初代と比べ今ひとつ印象の薄かった2代目も走破時計を見れば初代に劣るものではなく、活力の衰えは感じさせない。今回は主人公がヒロインの護衛を目的として女子校に潜入するという点で、他厩舎の恋楯と同じような血統(設定)というところがどう作用するか。特に目立っていけないはずの護衛役という立場が、これまでの主人公と比べタイプが異なるだけに不安はある。それでも綿密に血統を組み立てる嵩夜あやがトレーナーなだけに大丈夫と見たい。幸い追い切りもなかなかの動き。これなら充分勝ち負けの計算が出来そうだ。
期待度 ★★★★☆

△カテキョしちゃお! ~ひとつ屋根の下、むひょひょ合宿物語~ (WendyBell)
明るい抜き系で最近意外な好結果を残しているWendyBellの最新馬。騎手嶋良とトレーナー斉島煌のコンビはこの馬と同タイプのフィットしちゃお!が走っていて信頼感もある。ただヒロインが年上の家庭教師というのはよくある血統で、どこまでこの馬らしさを出せるかが好走のカギ。ポイントはヒロインの中で一人タイプの違う皐月で、彼女のルートが空振りするようだと厳しい。それでも最近の成績を考えると大崩れはなさそう。直線(終盤)いい脚の使えるタイプでないだけに、後は相手次第ということになりそう。
期待度 ★★★

▲グランギニョルの夜 (TinkerBell)
この厩舎で騎手あおじる・トレーナー小峰久生のコンビというと淫妖蟲を代表とされる触手凌辱がメインとなるが、追い切り(体験版)の冒頭を見る限り、田舎を舞台とした雰囲気血統のように感じる。ただこのスタッフででそんな走りをするわけがなく、、狂気や陰鬱な影を漂わせていて殺人などのキーワードからただの凌辱に収まらない馬相を見せている。男性キャラも多くサスペンス風味をくっきり漂わせているだけに、直線(終盤)の動きはかなり重要。伏線が回収されていないと辛いが、経験値のあるトレーナーなだけに不安は少ないだろう。嵌れば上位馬に迫る可能性はありそう。
期待度 ★★★☆

ずっと前から女子でした (feng)
安馬中心の厩舎に変貌しつつあるfengだが、その先鞭を切ったセイイキ系3頭は尻すぼみの結果に終わった。今回騎手をちいさな彼女の小夜曲以来となる鶴崎貴大を起用。ただ前任者の涼香と比べればやや腕に差があることは否めないし、トレーナーのたにかわたかみの実績はなかひろと比べると大きく劣る。ヒロインは悪くないように感じるが、安馬が多数出走している中では目立つものではない。今回の相手に対し上位へ食い込むだけの力があるとはとても思えない。
期待度 ★★

厨二姫の帝国 (ウシミツソフト)
厩舎デビュー初戦となるが、スタッフを見ると旧PULLTOPの面々が多く、その流れを汲むと考えて良さそう。騎手藤原々々とトレーナー丸谷秀人のコンビというとしろくまベルスターズら好走した馬が思い出されて楽しみ。ただ追い切りの動きは芳しくない。毛色(CG)だけでなく、走り(テキスト)まで腐されているところを見ると、もしかしたら丸谷秀人は仕上げにあまり関わっていないかと疑いたくなってくる。スタッフは優秀なだけにこのまま終わるとは思いたくないが、血統的にスタート(序盤)でこれだけ出遅れると巻き返しは困難と見るのが常識か。
期待度 ★★☆

独占催眠「私を好きにしていいから、あの娘もめちゃくちゃにして!」 (WitchFlame)
厩舎開業以来催眠系主体に走らせてきたWitchFlameだが結果に繋ってこない。今回騎手に瞳の烙淫2以来久々にたぢまよしかづを起用したが、最近の成績は目立ったものはなく、鞍上強化といった印象からは程遠い。また安馬とはいえ独占と謳う割にはヒロインが2人しかいないのは看板倒れのように映る。トレーナーはベテラン須々木鮎尾で実績はまずまずだが、この厩舎に限ると上級馬は出していない。追い切りの動きも目立つものはなく毛色(CG)も冴えないとなるとここでは厳しいだろう。
期待度 ★☆

となりに彼女のいる幸せ ~Winter Guest~ (プレカノ)
厩舎開業初戦でまずまずの結果を残したとなりに彼女のいる幸せ~Two Farce~の直仔(続編)。ただヒロインは変わっていて、同じ冠名ながら厳密に言う直系とは違う。主人公とヒロインが狭い空間でイチャラブを繰り返すという戦法が共通しているという認識でよさそう。となると好走するのはヒロインキャラのデキに左右されるが、騎手のねこにゃんと甘やかせお姉ちゃんヒロインと手が合うだけに楽しみだ。ただ姉は安馬とはいえ直系馬格(容量)がなくて、この厩舎の馬はどの馬もその弱点を抱えている。持ち時計どおり走っても大幅な変わり身は期待しにくい。
期待度 ★★☆

△働くオトナの恋愛事情2 (あかべぇそふとすりぃ)
父(前作)は当時見所のある走りを見せていて、直仔(続編)のこの馬にも期待したい。この馬の姉にあたる働くオタクの恋愛事情もまずまずの動きをしていただけに上積みがあれば勝ち負けも可能。ただトレーナーの中島大河は配合(企画)のみで実際に調教を担当するのは辻丸弘人らの面々。辻村弘人は伯母((働くオタクの恋愛事情)も担当しただけにそこそこ期待は持てるが、他の面々がどこまでこの血統を理解して仕上げることができるかは不安。伯母はスピンオフという点で得した面はあったが、この馬は正統な直仔。父とはある程度は違った面を出さなければいけないが、果たしてどこまでファンを満足させる走りが出来るかどうか。上位には食い込んでくるだろうが、勝つまでは厳しいと見る。
期待度 ★★★

HarmonEy (はちみつそふと)
これも厩舎開業初戦となるが、取材するときゃんでぃそふとの姉妹厩舎で、どうやらその安馬中心に出走させるよう。ただデビュー戦はトレーナーが新人で、騎手の綾瀬はづきも最近は抜き系の安馬中心の騎乗と戦績に目立つものはない。血統は主人公とヒロインとの結婚生活に焦点を当てたもので、普通の恋愛和姦系とは趣が違う。それだけにどちらかというとエロ中心と見るのが常識なところだが、そこに一味違う何かを加えることが出来れば好走も可能だろう。ただ新人トレーナーにそこまで求めるのは酷で、初戦見送りが妥当なところか。
期待度 ★★

ひとつ屋根の、ツバサの下で (Harmorise)
架空スポーツ血統(設定)というと成功した馬が多く、また空を舞台とした馬は一流馬が目立つ。それを兼ね備えているとあって厩舎開業初戦ながら注目を集めている。騎手の2人は中央(商業)ではほとんど実績はないが、取材する限りは水準に達している。問題はトレーナー陣の方で、6人が担当しているが一流馬を育てた経歴はなく、キャリアの長い玉沢円にしても最近の実績は寂しい。この顔触れを誰がまとめているかも不明となると割り引いて考えた方がよさそう。追い切り(体験版)の動きはまずまずだが、果たして迫力ある空戦シーンを表現できるかどうか。危険な人気馬と見て見送る手。
期待度 ★★☆

僕に抱かれ喘ぐ妻は、他の男に抱かれた話を紡ぐ(ANIM.teamMM)
最近好成績を残しているANIMだが、今回はネトラセ系とやや変化球を投じてきた。ヒロインは当然一人でそのキャラにウエイトが掛かってくるが、取材する限りは悪くなく見える。騎手のうん=食太郎はこの厩舎で力を付けてきて信頼度は高い。後はヒロインが夫(主人公)以外の男の性技に嵌っていく過程がしっかり書き込まれているかどうかがカギとなる。ただ取材する限りは即堕ちしてしまいそうな気がしてやや不安。それが的中するようだと凌辱要素が欠けてしまい好走は覚束ない。最近の実績から見限るのは早計だが、上位どころとはやや差がありそうだ。
期待度 ★★★

◎ランス10 (ALICESOFT)
名門厩舎アリスソフトの看板母系(シリーズ)が久々に帰ってきた。最近期待を裏切ることが稀でなくなってきているアリスソフトだが、この母系は過去名馬を多数輩出してきて凡走はほとんど見られない。厩舎サイドの話では今回この母系のラストと謳うだけに、意地でも凡走は出来ないところ。追い切り(体験版)はまだ公開されてないだけに不明な部分が多いが、血統はファンにはなじみ深いもので、これまで代を重ねてきた年輪を感じさせる。長距離(時間)を走り切る体力は充分持っているはずで主役を狙う力は充分持っているはずだ。
期待度 ★★★★☆

ロスト・エコーズ (petitlinge)
厩舎開業初戦でトレーナーも今回が実質デビュー戦。騎手はあんころもちに田宮秋人といった腕達者な面々を揃え魅力的に映るが、トレーナーは今回が実質デビュー戦とあって悩ましい。血統は主人公が過去に起こったヒロインの因縁を解決するといういわゆる輪廻系に属する。戦国時代の九州を舞台に実在人物が登場するなど歴史ファンには面白い素材に見えるが、この手の馬は大きく期待を裏切るケースも再三見られる。特に実在人物をとするとなるとメインヒロインとするとなると、よほどの腕達者なトレーナーでないときっちり仕上げられるか不安。好走する可能性はないとはいえないが、常識的には見送りが無難だろう。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
有力2頭の一騎打ちムード。厩舎が有終の美を飾ると燃えるランス10に敬意を表し本命に押すが、能力・動きとも不安ない処女はお姉さまに恋してる ~3つのきら星~も差は全くなく、この2頭で決まる公算は大きい。有力馬とタイプの違うグランギニョルの夜 が展開に恵まれそうで、嵌れば差のない競馬に持ちこむ可能性はある。実績あるIxSHE Tellは調教が今一つ動かなかったが、力はあるだけに見限れず、働くオトナの恋愛事情2も不気味だが、それでも上位2頭の壁は厚そうだ、  

Posted by 7月の魚 at 16:26Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2018年02月12日

ぼくが国士を嫌いな理由

先日のリアル麻雀での対局から

南1局西家。全員が均等に和了してトップからラスまで5000点差もない混戦模様。
そして配牌がコレ。

一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国一索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国北:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ九筒:麻雀王国ドラ四索:麻雀王国

ガクっとする手ですが、いつもなら取り合えず様子見で字牌(オタ風)を切っていくところ。ただ何か頭に閃くものがあって四筒:麻雀王国打。
どうせ上がれないならドラ頭にしてのチートイか、チャンタ狙いのつもりだったのですが、8巡目になんとこのような手に変貌。

一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国九萬:麻雀王国九筒:麻雀王国一索:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ發:麻雀王国

今までマンヅを1枚も切らず一色手に見せかけていましたが、ポンカスの發:麻雀王国をツモってはもう隠す必要もないので三萬:麻雀王国打。残る九索:麻雀王国は場に1枚切れで一筒:麻雀王国は2枚切れ。国士でネックとなる字牌が全揃いしたことで久々の役満チャンスと思ったところで親リーが飛んできました。

リーチ者の河にマンズはなく東:麻雀王国は生牌と安全牌は不在。ここで無筋の危険牌をツモってきた時にオリるか勝負するかどうか。ぼくが国士嫌いなのはこんな時の選択が嫌なことで、大抵イーシャンテンかリャンシャンテンでリーチに勝負して振り込んでしまうのです。
まあ最近はさすがにリャンシャンテンならオリますがイーシャンテンだと微妙。しかも一筒:麻雀王国九索:麻雀王国はまあまあ山に残って居そうですし・・・

とここで親リーに対し南家が一発消し。すると直後のツモでなんと九索:麻雀王国が飛び込んできました。こうなったら迷う必要はありません。ロンと言われておかしくない東:麻雀王国をそっと河に置いたところ無事通過。しかも一筒:麻雀王国は親リーの現物。これは貰ったと胸躍らせた瞬間、北家が切った七索:麻雀王国に親が「ロン」の声でリーチ裏1の3900点。

ここまで上がれそうなムードが立ち込めながら、流されてしまうとは・・・北家はいつも無謀な打牌をする人ではないだけに、まさか危険を察知して差し込んだのかとも思ったのですが、まさか1枚余りで国士テンパイと読むのは能力者クラスですからさすがに思い過ごしでしょう。
この対局は結局3着。ぼくが国士をますます嫌いになった一局でした。  

Posted by 7月の魚 at 10:07Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年02月05日

第3の選択

先日に天鳳の上級卓東風戦での一局。

一時の不調を脱してリズムが良くなってきたことを意識するにつれ、配牌も良くなってきた気がしてきての東二局の親番
3巡目でネックになると思われたペン三萬:麻雀王国を手に入れもう上がりが見えた感触。

一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国五筒赤:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国
ツモ三萬:麻雀王国 ドラ八索:麻雀王国

当然の九索:麻雀王国切りで、かなり手広いイーシャンテン。ソーズを雀頭にしてのリャンペーコーもいいですが、カン六筒:麻雀王国では上がりにくいので、どちらかというとメンピン赤1でリーチを打つのが理想。
そして3巡後、望外の五索赤:麻雀王国を引いてのテンパイ。
筒子は全般的に高く、四筒:麻雀王国七筒:麻雀王国待ちも五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国待ちも見た目の枚数は同じ。こういう場合は内の四筒:麻雀王国よりも外の八筒:麻雀王国に期待ということで迷わず七筒:麻雀王国を切ってリーチを掛けました。マンガンあればダマテンの方がベターなのは確かですが、それほど自信のある待ちでなく親だけに他家を足止めしておきたい。それにもしツモればハネ満ということもあってリーチも悪くないと思っていました。

ただこれがツモれない。しかも下家は安全牌を切って回っているようですが、対面・上家は無筋をバンバン切ってくる。そのうち下家のメンホン役牌ドラドラの三索:麻雀王国単騎を掴まされるという最悪の展開。明けられた手を見て思わずマウスを叩きつけてしまったくらいで当然この一局はラス。
「ツイてない。」と片付けるのは簡単ですが、果たして他に打つ手はなかったのでしょうか?

対面・上家の打牌を見る限り、恐らくダマテンしていても出ていなかったでしょう。実際ぼくの当たり牌は掴んでいませんでしたし、そして例えダマだったとしても三索:麻雀王国は止められていなかった。四筒:麻雀王国七筒:麻雀王国待ちなら上家が切っていましたが、まさかそんな待ちを選べるわけが無い。というわけでダマでもリーチでも結果は変わってなくやはり「ツイていない。」と決め付けてしまいそうですが、第3の選択がありました。それは五筒赤:麻雀王国を切ってのリーチです。

これなら出てもマンガン。しかも赤切りでのソバテンは他家の盲点になりやすく、四筒:麻雀王国は無理でも七筒:麻雀王国ならこぼれてきそう。リーチを掛けて他家の足止めという目的と出上がりする目的を両立させるには、この赤切りしかなかったのです。
麻雀本にも出てきそうな手牌で、実際こういう手筋もあると理解はしていたのですが、実際の場面でそう打牌できるかどうかは別問題ということを思い知らされました。次にこういう機会があれば逃さないようにしたいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 00:09Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年01月28日

ボーンヘッドが多過ぎる

相変わらず麻雀三昧のぼくですが、ネットだけでなくリアルでも麻雀を打っています。
そのリアル麻雀ですが、天鳳に少し遅れ絶不調に陥っています。いわゆる地獄モードというやつですが、原因ははっきりしていていわゆるボーンヘッド(ミス)が多いことその種類は他家の動向や捨牌をよく見てなくミエミエの喰い仕掛けに振り込んでしまったり、単なる選択ミスだったりとさまざまですが、なぜこうしたボーンヘッドを犯してしまうのか自分でもよく解っていないのですね。
先日の対局でも2着を1万4000点近く離してトップを走っていたのですが、オーラス役がないため掛けたリーチ(一応ドラ2リャンメンのリーチだった)に、2着目に向かってこられあえなく放銃。これがチンイツでマンガンありキッチリ逆転されるなど、A級ミスが多すぎるのです。
その対局では序盤我慢を重ねたのが功を奏して南1局の親番でタンピンドラ1のフリテン3面チャンをリーチ一発でツモあがり親ハネで一気に逆転。それ以降も怖い親リーを回しながら流したり、安手にわざと差し込むなど場をコントロールできていたのに、最後に来て酷いミス。天鳳なら差のあるトップ目のリーチに2着目が向かってくることは(実際2着目はフリこんでいたらラス転落の恐れがあった)ほとんどないのですが、今回打ったのはトップ目がひたすら偉いルールでの麻雀。向かってくることは想定しなければいけなかったわけで、そこに無防備になるリーチを打つなんて追いかける方にとってはカモネギといってもいい。例えダマで上がれなくても点差を考えればリーチを掛けてはいけなかったのです。

このボーンヘッドは最近天鳳では東風戦を打っていることもあって少なくなっていたのですが、先日2段への昇段戦でとんでもないミスをしてしまいました。

それが東1局の親番でのこと。最近天鳳では好調を持続していて8巡目でこんな軽い手になりました。

六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国ツモ一筒:麻雀王国

こんな一筒:麻雀王国なんて問答無用でツモ切りしようとしてふと場を見たらドラということに気付いたのですね。もうこの時点でダメダメなのですが、そして慌てて切ったのが六索:麻雀王国。本当なら親でもあり手広さを考えればツモ切りの方が良かったでしょう。実際ドラの1ハンの代わりにタンヤオが消えたわけで差し引きはゼロ。いや受入れが狭くなったので大マイナスです。
そして次のツモが五萬:麻雀王国。本当ならここで二索:麻雀王国を切って先制リーチが打てたところ。そんな後悔しながら切ったのがカリテンに取る四筒:麻雀王国。これがミスにミスを重ねた大ボーンヘッドでした。

そう切ってすぐ気付いたのですが、カリテンなら当然役の付くドラ切りですし、それより素直に三索:麻雀王国を切ってノベタンでリーチを打てば良かったのです。麻雀の神様はこんな2重のミスを見逃してはくれるわけがなく、次のツモは四筒:麻雀王国。リーチを掛けていれば一発ツモで親満でした。
こんなミスをしていてはラスになって当然で、折角1840まで増やしたレートを1戦で一気に30減らす結果に。このまま4段までレート1800を保つつもりだったのですが暗雲垂れ込めてきました。実際前のIDでも最高到達点でレート1820まで達したことはあったのですが、今では1700を切ろうかという体たらく。これでは同じことの繰り返しになってしまうことは必至で、いいかげんこんなミスを減らさなくてはと思っています。

(追記)ちなみに何切る問題だとしたら正解はドラ切りでなく四筒:麻雀王国切りのスライド。タンヤオは消えますがドラ固定で、一索:麻雀王国ツモでも1ハン落ちずにリーチが掛けられます。そして萬子が先に埋まったとき1・4索と・5・8索の場況のいい方で待てることも大きい。まあその選択がいざというときに出来ないのが弱さなんでしょうね。  

Posted by 7月の魚 at 05:46Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年01月21日

良い意味での雰囲気ゲー

天鳳の合間に少しづつ進めていたしゅがてん! -sugarfull tempering- (Recette)ですが、意外に早くクリアすることができました。
まあミドルプライスで攻略ヒロインも3人と少なく、シナリオ自体も奇をてらったところがないので早くクリアできる条件は揃っているといえますが、それでも1月も掛からず全エンドを見ることが出来たのは、前にも少し述べたかと思うのですが雰囲気の良さに尽きるでしょう。


(ここからネタバレ)

このゲームのあらすじはと言うと「パティシェである祖父が長期入院して閉店の危機に陥ったパティスリーに、流れ者の主人公がパティシェ代理として立て直しながら、ヒロインとの仲を深めていく。」というもの。古典西部劇の名作シェーンを代表とする典型的な風来坊ものといえますが、シェーンと違うのは映画で云うライカー一味を担うはずだったショコラの兄ガトー・ネージュが序盤ですぐ和解してしまったところ。古典のテンプレ的展開ですと主人公の店(フォルクロール)に嫌がらせしたり、主人公の引き抜きを画策したりといった悪巧みをしそうなものですが、結局そういった展開にはならずショコラのいいお兄さん役でしかない。というわけでガトーの活躍する場面はほとんどないのです。
もちろんライターにそういった悪役が登場させるつもりは全くなかったのでしょう。実際もう一人悪役になりそうだった氷織の父もそういった存在ではなかったですし、ライターが意図したこのゲームの主眼はギスギスした展開は持ち込まなく、あくまで洋菓子店を舞台とした終始甘くて暖かな物語だったのでしょう。

そんな洋菓子店を舞台としたゲームというと、ぼくはパティシエなにゃんこ(ぱじゃまソフト)が思い出されます。かんなぎれい氏の出世作として名高い作品で、冬(クリスマス)を舞台にしており暖かな雰囲気・魅力的なサブヒロイン(攻略不可)が存在するなど、しゅがてんと共通するところは意外に多い。といってもパティシェなにゃんこは15年も前のゲームであり現在プレイすると恐らく古く感じる場面が多いかと思います。実際ぼくはこのゲームを新作で購入していなくて、プリンセスうぃっちぃずに同梱されていたものをプレイしたのですが、あの当時でも暖かな雰囲気はあったもののやや古臭く感じられたのは事実でした。それを目安にして考えればこのしゅがてんも古臭さを感じてもおかしくないはずですが、ぼくは不思議にそんな感触はこのゲームに関しては全くといっていいほど感じなかったのですね。

その原因をぼくなりに考えてみると、原画絵師であるしらたま氏の貢献は小さくないと思うのですが、(確かにパティシェなにゃんこ当時のかんなぎれい氏はその後のぷりっちと比較するとまだ技量は拙かったように感じる)それよりもライターであるさかき傘氏の構成した世界観や流れる暖かな雰囲気は、現代でも充分通用するということでしょう。いや生活に疲弊した人の多い現代こそこのゲームの価値は高いとぼくは思ったのですが・・・
ただ批評空間のデータを見るとこのゲームの評価は決して低くはないですが、ぼくが思うほど評価は高くありません。ただ批評空間の感想をチラ見した感じでは、積極的に否定した意見はほとんど見当たらない。つまりアンチがほとんど存在しないのですね。つまり積極的に肯定する意見はない替わりに否定する人もいない。悪い言葉でいえば「毒にも薬にもならない」ということですが、ぼくにとっては精神安定剤として充分薬となっているわけで、そう考えると意外に現代で疲弊した精神状態に陥っている人は少ないのかもしれません。

さてヒロインの顔ぶれですが、しらたま絵の効果もあってか3人全員が可愛く感じられます。ただどのシナリオも飛びぬけたものはなく、ヒロインを引き立てるようなエピソードはそれほどありません。逆に目立っているのは主人公で記憶喪失という身の上ながら街の著名店であるフォルクロールのパティシェに納まってしまうほどの能力を発揮します。とすると普通に考えれば記憶を失う前にケーキ職人として身を立てていると思わせる(実際ライターはそうミスリードさせるよう誘導している)のですが、氷織ルートでは赤ちゃんを取り上げる(それも帝王切開!で)など万能選手どころでない能力を発揮するのですね。ですからこのゲームの主人公が過去どのような人生を送ってきたのか・・・記憶が戻った後どうなるのか・・・といったところが焦点となってくるのですが、残念ながらそういった点は最後匂わすくらいで、はっきりとは語られない。どうやら魔法使いや妖精といった人知を超える存在ではないようですが、彼がこのゲームで発揮した能力を考えるとそういった存在であっても不思議でない。そう考えるとこれだけの力を発揮する主人公の過去が明確に明かされないというのはご都合主義というより卑怯な手を使ったように感じられるかもしれません。
まあこうした所がこのゲームの評価が思ったほど高くない原因なのではと思わないでもないのですが、それでもぼくはこのゲームが醸し出す世界を充分に楽しめたといった点で高く評価しているのです。  

Posted by 7月の魚 at 07:36Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2018年01月18日

1月の発売予定表から

年明けのレースはメンバーが揃わないことが多いが、今年はそれにしても寂しいメンバー構成となってしまいました。本命馬の実績が抜けていて馬券的には妙味はなさそう。少頭数なだけに手を広げずに何とか当てたいものですが。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

△アイカギ ~アフターデイズ~ (あざらしそふと)
昨年同時期に出走してまずまずの成績を残したアイカギの直仔(FD)。父(本編)は走り(シナリオ)に特長があったわけではないが、ヒロインとの甘々な純愛関係に魅力があった。今回はそのアフターということで父以上の甘々な展開が待っていそう。ただ内容が容易に想像できるだけに、大きな変わり身となると疑問。前走でも連対にはわずかに届かなかっただけに、いくらメンバーが甘いとしてもこの馬に出番が回ってくる可能性は高くなさそうだ。
期待度 ★★★

兄嫁 -未亡人- (アトリエさくら Team.NTR)
NTR専門厩舎の一角を担うおんぼろ月率いるアトリエさくらだが、ひところの勢いはやや陰りが出てきた感じ。それでもNOSAが手綱を握ったここ2走は上位に食い込んでいて無視はできない。今回はヒロインが兄嫁だが、未亡人ということで純粋なネトリ、ネトラレとは違いそう。惚れて狙っていた兄嫁が他の男にネトラレるといった展開なら拍手喝采だが、安馬(低価格)だけにそこまで期待するのは難しく、欲望のまま主人公がヒロインを凌辱するといった動きを予想。ただそれだとファンがこの厩舎に求めるものとは違う気がして、今回は強気になれない。
期待度 ★★☆

△妹ぱらだいす!3 ~お兄ちゃんと5人の妹のすご~く!エッチしまくりな毎日~(MOONSTONE Cherry)
MOONSTONEの姉妹厩舎(ブランド)Cherryで一番成功している母系(シリーズ)の最新馬。ヒロインである妹たちは苗字こそ同じものの同一人物ではなく、別主人公によるNTRといった心配はない。といっても姉たちと同じ血統(設定)であることは間違いなく、エロの点を含め安定感はありそう。心配点はこれまで母系の主戦騎手を務めてきた伊東ライフから日向奈尾に変わった点。企画に関わっているだけにマイナスは小さそうだが、トレーナーの藤井和敏と組んだ同血統のユウワク スクランブルが惨敗に終わっているのは気になる。勝ち切るまでの力はなさそうだ。
期待度 ★★★

いもうと ~蜜壺・第二章~(Mink EGO)
過去スナックファクトリーからデビューしソコソコ結果を出したいもうと ~蜜壺・完全版~の全妹(続編)。といっても騎手・トレーナーが変わっているだけに、どこまで姉(前作)を受け継いでいるかは不明。それでも毛色(CG)は劣るものでなく、騎手に関しての不安は無い。問題はトレーナーの方で、最近戦績に見るべきものがないよこよこに新人2人の起用では大きな期待はできない。姉と同様の走りが出来ればよいが、単に走りをなぞるだけに終わっては興ざめだ。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆

催眠学舎 (include)
一風変わった催眠血統を手がけるincludeだが、いまだ結果は出ていない。今回はこれまでと違い安馬を走らせてきたが、騎手のもちゃんは全く聞いたことのない名前で、手腕も明らかに劣る雰囲気。発端の主人公が催眠の力を得た件は不問にするとして、ライバルを陥れるため主人公を利用しようとした腹黒ヒロインが、なぜ同じように陥穽に陥ったのかが謎で、このあたりが書き込まれていないと好走は覚束ない。催眠血統には一家言あるざくそんが関わっているのはプラスだが、前走のモブ催眠では惨敗ばだけに大きな変わり身となると疑問。見送りでいいだろう。
期待度 ★☆

△将軍様はお年頃 (ALcot)
厩舎言うところの新本系(シリーズ)の最新馬。新本と言うと分かりにくいが、別次元の日本いわゆるパラレルワールドと考えれば間違いなさそう。先代あたりからバカ系の色が濃くなっていて、追い切り(体験版)を見る限り今回も同様。まずまず軽快な動きを見せていて上位を狙えそうな雰囲気だが、鞍上がこの厩舎初騎乗となる庄名泉石や蟹屋しく で、これまで主戦を務めてきた仁村有志やちこたむといった面々と比べるとやや劣る。人気騎手みけおうに依頼した前走も動けなかっただけに不安は大きい。毛色(CG)もALcotらしさを欠くところがあって押さえで狙うのが精一杯。
期待度 ★★★

▲少女と年の差、ふたまわり。 (あかべぇそふとすりぃ)
騎手奥蓮メロにトレーナー中島大河で安馬となると、ポテンシャルを感じさせながら凡走に終わった略奪者の淫宴と同じ。主人公が中年でヒロインが少女といった血統でいて凌辱でないというのはかなり冒険だが、直線(終盤)救われないまま終わる展開が容易に想像できるだけに、どうそこに意外性を持たせるかがポイントだ。安馬とはいえヒロイン一人のお台(価格)としては強気な価格設定なだけに、相当走り(シナリオ)にウエイトは掛かってくる。ただそこはトレーナーの手腕に期待したいところ。本命馬との差はかなりなるが何とか少しでも差を詰めたい。
期待度 ★★★☆

添いカノ ~ぎゅっと抱きしめて~ (戯画)
萌え系血統をコンスタントに走らせてくる戯画にしては、この血統の出走は10ヶ月ぶりとかなり間隔が開いた。騎手はこの厩舎では初となるひなたももにあめとゆきといったSMEEで実績ある面子にキミの瞳にヒットミーで好騎乗を見せた倉澤もこ・ひさまくまこと多人数制を採用。トレーナーもそのキミの瞳にヒットミーのえじむら・玲といったところを起用してまずまずの顔ぶれといえるが、血統はどうもイチャラブ中心で戯画の出走馬のイチャラブを押し出した馬で成功した馬はこのところ見当たらないのは気がかりだ。ヒロインは標準以上だし、ラシックスも手堅いが他に押せる材料が乏しいだけに見送りが妥当か。
期待度 ★★

◎虚空(ソラ)のバロック (light)
手がける頭数の少ない正田崇に代わりlight燃え系の主軸を担うトレーナー昏式龍也の最新馬。騎手にブサイクで数々の名馬に跨った上田メタヲを迎えたというのも新鮮で、大物感が漂う雰囲気。追い切りも今後の成長を予感させ期待充分。多少気になるのは昏式龍也が他厩舎からも依頼があるなど、多忙すぎてこの馬にどこまで集中できているかといった点。脇を固める森間まりもはこういった血統(設定)に精通しているとはいえず、昏式龍也の負担をどこまで減らせるかといった点では不安が残る。それでも他馬と比べると能力差は歴然としているだけにこの馬が中心となるのは仕方ない。自信の本命だ。
期待度 ★★★★☆

〇トリノライン:ジェネシス (minori)
昨年出走したトリノラインの直仔(FD)。父(本編)の実績から考えれば走って当然といえるが、minoriが直仔を出走させるのは久しぶり。直仔の仕上げに手馴れた厩舎でないだけに不安は大きい。内容はヒロインのアフターが中心となりそうだが、厩舎を取材する限りどこまで父のトレーナーが関わっているか不明だし、装飾品(サントラ等)過多となっているのが本当に馬の内容で勝負する気があるのか疑ってしまう。これらが杞憂に終われば走られても不思議ないが現状では次位を死守できるかどうかだろう。
期待度 ★★★☆

ドウブツエン・夜 (CYCLET)
異色血統を走らせることで知られるCYCLETで、この馬も獣姦系という他厩舎ではほとんど見られない血統。といってもブサイク時代と比べると異種姦系は結果が出ていないのは気になる。それでもトレーナーが蜥蜴の尻尾切りで大駆けを演出した五月雨だるまが調教を担当するのは心強い。騎手は最近凌辱系に幅広く騎乗する薦田ロボだが、ややくいった血統とは手が合わなさそうなのは不安で、取材である程度ネタバレしていて想像がついてしまうのはマイナス。不気味さはあるが狙うとなると厳しく感じる。
期待度 ★★☆

人妻寝取り屋 (INTERHEART glossy)
姉妹厩舎を含め積極的に出走させるインターハート系厩舎だが、上級まで成長した馬は少ない。今回は大ベテランのスカイハウスを鞍上に迎え、離婚させるために人妻を誘惑するといういわゆる「別れさせ屋」を主眼にしてきた。この「別れさせ屋」は血統としては面白いはずだが、意外に成功した馬というと思い浮かばない。今回も主人公がビジネスライクでヒロインに接近するのでなく、すべて顔見知りでかつヒロインに気があるといった時点で、血統の面白さとして半減してしまう気がしないでもない。トレーナーがそれを承知の上で万全の仕上げをするなら買えるが、これまでの実績を考えると厳しく思える。今回も買いづらい。
期待度 ★★

見鏡澄香の制服活動 (プレカノ)
萌え系安馬(低価格)オンリーという所属馬を走らせるプレカノのデビュー3頭目。これまで騎手は一線級を起用してきたが、今回のやんよは別路線で知名度はあるものの、中央(商業)競馬(エロゲー)では初騎乗。それでも乗り味は劣るものでなく不安はない。ヒロインが女子大生でありながら女子校制服を私服がわりに着るという痛いところがどう萌えに繋げるかが問題。トレーナーのえあるは中央での実績は乏しく、こういった萌え血統には不慣れ。前走のあざやかな彩りの中で、君らしく の凡走はトレーナーの力不足にあったが、その轍を踏みそうな気がしてならず強くは押せない。
期待度 ★★☆

縁りて此の葉は紅に (Lump of Sugar)
ケモ耳ヒロインを得意とする騎手で思い浮かぶ代表的なのは萌木原ふみたけだが、前走に引き続き今回もその特色を全面に出す作戦。ただその萌えの確かさに比例しないのが走り(シナリオ)で、騎手の手腕を引き出せていないのは歯がゆい。保住圭ら実績あるトレーナーを起用しても結果が変わらないことを考えると、今回のてつじん・芳井一といった顔ぶれではとても期待できない。相変わらずラシックス(声優)の選択は見事だが、Magical Charming!のような動きを望むのは難しいだろう。
期待度 ★★

リアルエロゲシチュエーション! H×3 (自宅すたじお)
萌えエロに専念してデビュー戦より上積みがあった自宅スタジオが、いきなり直仔(FD)を出走させてきた。1年ぶりとじっくり仕上げられてきて、お台も高馬(フルプライス)とハードルは高い。父(本編)のヒロインのアフターにサブルート及び新ヒロインを追加というのは定番だが、父が走り(シナリオ)に特長があったわけでなく、萌えエロで押し切った内容なだけに、今回も同戦法ではやや芸がないといえる。といっても意外性のある走りに期待できるわけもなく、愚直に萌えエロで挑むしかない。となると父同様の成績に終わる可能性が高く馬券に絡むには足りないと見る。
期待度 ★★

(本紙の見解)
フルゲートにはるかに満たない頭数でかつかなり手薄なメンバー。この相手なら虚空(ソラ)のバロックの実績が断然光る。時計的にも他馬とは相当差があって焦点は2着探し。相手はかなり難しいが父が走ったトリノライン:ジェネシスがやや有利か。それより潜在能力はありそうな少女と年の差、ふたまわり。だが、不安点も多く単穴評価に。妹ぱらだいす!3 ~お兄ちゃんと5人の妹のすご~く!エッチしまくりな毎日~は騎手変更の影響がなければ次位争いに食い込んできそう。他だとアイカギ ~アフターデイズ~将軍様はお年頃といったところだが、現実的にここまで手を広げられるかどうか。

  

Posted by 7月の魚 at 08:55Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2018年01月17日

再び初段に挑む

今年に入って突如訪れた地獄モードを経て、ようやく天鳳への情熱も少しづつ醒めてきました。それまで1日半荘10回近くという鬼打ちは止め、半荘にして2~3回程度打つくらいに減らしています。
ただ、このしばらく続いた地獄モードのおかげで、これまで打っていたIDはレートが1700以下へと低下。Ptは勝ちこんでいけば上昇するかもしれませんが、このままこのIDで続けていても1800へ到達するのは厳しく恐らく特上卓で打つことは不可能。というわけで新アカ(ID)を取り直して再び最初からやり直すことになりました。
もちろん課金していないので一般卓からスタートするわけですが、前IDと違い心機一転東南戦ではなくしばらくは東風戦オンリーで打つことにしました。もちろんリアル麻雀では東南戦を打っていて、東風戦がマイナーな存在であることは知っています。それでもジャンナビやマルジャンでは東風戦を打っていて慣れていることもあって、一般卓の東風遅戦では早々ラスを取ることはありません。まあ大きな手に振り込むだけでなく、東一局で上がれないというだけでキレて回線切断する雀士を相手にしているのですから、ラスなんてよほどツキに恵まれてない限り取るわけがないのですが、楽な相手とはいえ順調に昇級していくにつれ地獄モードで荒んだ精神状態は少しづつ快復していきました。といっても1級まで上がると一般卓の新人雀士を相手にしていてはPtはともかくレートは思うように上がらないのですね。というわけで満を持して初段への昇段戦を上東喰赤速で打つことにしました。

さて相手は2段・3段・4段が相手で、4段氏はレートが1800未満でしたが、3段氏は1800を軽くオーバーしているという強敵でこれまでの一般卓の面子と明らかに違い気を引き締めなければいけないといったところ。
その東1局北家の7巡目でこんな手になりました。

六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国五索赤:麻雀王国 ツモ五萬:麻雀王国
ドラ五筒:麻雀王国
(牌画は麻雀王国より)

ドラ3でダマで仕上げれば満貫の好手。2つ目の面子が完成しさて何を切るかといったところ。
東南戦だったら東1局ということもあり一旦リャンシャンテン戻しの九筒:麻雀王国を選びそう。もしくは遠くに567の三色を睨みながら赤固定する二索:麻雀王国切りか。難しく時間一杯まで死ぬほど悩むところですが、今回ぼくが迷わず切ったのは受入れ最大の五索赤:麻雀王国打。東南だったら三色も赤も捨てる五索赤:麻雀王国なんて捨牌候補に上がらないのですが、東風戦ということもありスピード重視したのです。ズバリ四筒:麻雀王国が入ればドラドラでリーチが打てますし、八筒:麻雀王国ツモなら九筒:麻雀王国を切り雀頭をドラに固定して良しの読みでした。
ただ次のツモは一索:麻雀王国で仕方なくドラを切りリーチ。結局裏が乗らなければ出て3900点というショボい手になってしまいました。
そしてリーチ一発目のツモが八筒:麻雀王国で卒倒することになるのですが、幸いすぐに四筒:麻雀王国をツモり裏は乗りませんでしたが無事リードを奪うことに成功しました。

上級者から見るとリーチツモでハネ満まである手をここまで安くしてなんと情けない手順かと思われるかもしれませんが、東風戦に限れば最悪3900点の上がり(実際は5200点)6でも悪くないと見ていたのです。この先制でラスになる可能性は低くなったでしょうし、このリードを生かす形で、東3局で今度はメンピンドラ2をしっかり出上がりトップを取りきりました。
そんなわけで56戦掛かったのですが無事初段に上がることに成功。この1局でレートを50近く上げて1750越え。前IDでは最後.132と悪化していた放銃率も1割以下をに抑え、連対率も6割7分と上々の成績で初段まで舞い戻ることになりました。さて再びまた恐怖の地獄モードがやってくるかどうか分かりませんが、今度はキレ打ちしたりせず4段昇段時までレート1800を何とか確保して特上卓で打ちたいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 15:07Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2018年01月06日

地獄モードに踏み込む

今年の正月は3が日が休みだったということもあって、元旦は熱田神宮へ初詣に、2日と3日は箱根駅伝をBGMに天鳳をプレイしていました。
ただ初詣のお賽銭が少なかったのかぼくの信心が足りないのか分かりませんが、今年に入ってから天鳳の調子は絶不調。これが噂に聞いていた地獄モードと云われるものかとつくづく感じています。。
この連休中半荘にして40局は打っていると思うのですがトップを取ったのは2回ほど。最近30局は東風・東南ともトップはゼロでその内半数近くはラスという惨状。リーチを掛けると大抵追っかけられ、良くてツモられ悪くすれば振り込み。たまにリードしても決まって親番で他家に高い手をツモられる。テンパイして余った牌は大抵当たり牌ですし、他家のリーチ後1枚切れの字牌をツモってきて振り込みとなったことも数度。ぼくがチーすると大抵他家に好牌が流れるなど、ぼくの実力のなさだけでは片付けられない理不尽なことがここずっと起き続けているのですね。

本来こういうときは麻雀から離れるのが吉なのですが、連休中で暇を持て余していたことからつい連予約してしまったところ、昨年もう少しで特上卓に手が届きそうなところまで上がったレートが1710台まで一気に低下。5段まであと少しだったポイントも原点を割り込むどころか3段陥落まであとわずかというところまで落ち込んでしまいました。
きついのがわずかなミスが必ず命取りになるところ。好調時は何事も無く流れるとことが裏目になるので一瞬たりとも気が抜けないのですが、ラスが続き冷静さを失った頭ではどうしてもミスがでてしまうのですね。こうなると頭が混乱して自分でもどう麻雀を打てば分からない状態なのです。
ラスがラスを呼ぶという格言があるのかもしれないのですが、このまま連投を続けても泥沼にはまるだけなので、以前のような鬼打ちは封印して、積みゲー崩しにまた立ち返りたいと思っています。

さてそのエロゲーですが、昨年12月にメーカー10周年記念作品と銘打たれたMaking*Lovers(SMEE)を購入してきました。実を言うとぼくがSMEEの作品を購入したのはこれが初めて。これまでなぜ購入していないかぼく自身理由が分からないのですが、デビュー作の頃はともかくラブラブル以降あめとゆき氏がメイン絵師となって、どうも氏の原画がぼくと合わなくて食指が動かなかったのですね。では今回の原画絵師があめとゆき氏より上かと云われると顔を背けるしかないのですが、今回は原画がどうこうではなくこれまでのSMEE作品の主題歌が纏められたCDが封入されているとなれば購入するしかない・・・というかSMEE(特に初期作品)の主題歌はぼくにとって名曲揃いなのですね。
デビュー作のリリミエスタもなかなかの好曲でしたが、ぼくが1番お気に入りなのは晴れハレはーれむで主題歌の「晴れ→恋心」は歌手である茶太嬢の魅力が最大に詰まった名曲中の名曲。それ以降Winter Bells♪ (しろくまベルスターズ♪の主題歌)やAXLのカンデコ(愛しい対象の護り方)ほか一連の作品。最近ではしゅがてん! -sugarfull tempering-の主題歌であるCandy a Mineなど好曲はありますが、茶太嬢の魅力を発見したという意味でも初期のこの曲を代表曲の1つとしてぼくは挙げているのです。(そういえば姉妹ブランド(というより親ブランド)のHOOKも_summerHoneyComingなど初期の作品にぼくのお気に入りの作品が多いのですが、まあこれは偶然でしょうが・・・)

それはともかく初めて購入したSMEE作品。どうやら内容は現在のぼくの置かれた環境を考えると合いそうな雰囲気で、天鳳の調子が悪いのを機にプレイを進めて行きたいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 18:15Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2018年01月02日

役満を上がった一局から

明けましておめでとうございます。

今年も例年と同じく職場で年越しを迎えることになりました。それが示すようにまともにまとまった休みが取れるような状況ではないのですが、出来るだけ近況をお伝えしていこうと思っています。
その近況ですが、エロゲーに関してはそれほど進展がなく今のところはボチボチと溜まっている積みゲーを崩していくとしかいえません。まあ今度昨年末に発売されたゲームの中で評判のいいものを見繕って1~2本買ってこようと思っていますが・・・
にて
ではこれにて・・・というわけにもいかないので、新年ということもあり昨年末対局した天鳳から(天鳳で)珍しく役満を上がった一局を紹介したいと思います。
※牌画は麻雀王国より

実はその少し前に天鳳で配牌8種10牌という手から、7順目に国士無双九筒:麻雀王国待ちという絶好の役満成就という場面があったのです。その半荘では東一局から2巡目テンパイ即リーのホンイツ・チートイの九筒:麻雀王国待ちを出上がっていて調子に乗っていた事もあり、同じ待ちのこの役満も上がって当然と思っていたのですが、当たり牌は一向に出ず11巡目に掛かったリーチに振り込んでしまい(実はぼくは国士無双という役は嫌いな役で、狙うことは滅多にないのです)結局その局は捲られて2着になったことから、今年は役満なんて縁はなく終わると思っていたのです。

そんなわけで東一局の親番の配牌にこんな手を貰ったのですが、まさか役満になるとは思っていませんでした。

四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国八索:麻雀王国一萬:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国中:麻雀王国
ドラ六筒:麻雀王国

ダブ東:麻雀王国トイツでホンイツの目があり、うまく仕上がればマンガンもしくはハネ満もあるかもといったところ。第1打に八索:麻雀王国を切ったところ2巡目のツモが八筒:麻雀王国で続くツモが南:麻雀王国そして西:麻雀王国と入り、萬子・索子を全部処理しホンイツ一直線。
そんな中、上家から出てきたのが九筒:麻雀王国。一瞬チーしようと思ったが見送り。ここでチーしてダブ東:麻雀王国がポンできなければ最悪5800点。これだけの牌姿だけに最低マンガンは確定させておきたいところ。その見送りが良く1巡後南:麻雀王国をツモりこうなれば中:麻雀王国切りで7巡目でこの手牌。

四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国

小四喜リャンシャンテン。場には南:麻雀王国が1枚出ているだけで胸が高鳴りましたが、ここから6巡風牌はツモらず場にも出てこない。字牌が圧倒的に高い場で、これは警戒されて役満は無理かと思った14巡目対面がいきなり生牌の北:麻雀王国を手出ししてきたのでポンして八筒:麻雀王国打。
この北:麻雀王国切りは伏線があって、数巡前に上家がアンカンしていて新ドラが三索:麻雀王国。赤牌も姿を見せていないことから、恐らくドラとが複数枚がになってマンガン級となり食いタンへの切り替えを狙ってのトイツ落としでしょう。
とそのトイツ落としを見た上家が今度は東:麻雀王国を手出し。これもトイツ落としでしょうが、ぼくの捨牌に一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国四筒:麻雀王国といった筒子がありホンイツらしくなくなっていたとはいえ字牌の高い場でこれは暴牌。ぼくはありがたくポンし七筒:麻雀王国打でこれであっという間にテンパイ。この七筒:麻雀王国を上家がポンしやはり東:麻雀王国切り。するとぼくの次ツモ白:麻雀王国打を見たメンチンのイーシャンテンの下家が西:麻雀王国をツモ切りし麻雀人生2度目の小四喜を和了しました。

テンパイしてからドキドキする間もなく和了したため何かあっけない気がしましたが、よくよく考えればこれは卓レベルの低さがもたらしてくれたもので、恐らく特上卓や鳳凰卓だったらテンパイすることすらできなかったでしょう。五萬赤:麻雀王国入り萬子のメンチンイーシャンテンで食ってもハネ満ある下家の手なら、ぼくでもフリー雀荘ならともかく天鳳なら役満振り込みの可能性を考えながらも風牌を切っていたに違いなく下家にとって不幸な放銃だったかもしれません。それに比べぼくの役満を間接的に演出した対面と上家はなんの被害もなく、下家が飛んだことにより対面は何の苦労もなくまんまと2着のポイントをせしめていった形。何か天鳳の不条理さを感じずにはいられなかったのですが、まあ役満は役満。素直に喜ぶとともに、今年は昨年一度も上がれなかったリアル麻雀でも役満を上がりたいと願っています。  

Posted by 7月の魚 at 17:04Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2017年12月31日

デトックス効果は絶大

今年もはや終わりを迎えようとしています。

さて今年くらいエロゲーを購入しなかった年は記憶ないくらいで、当然クリアしたゲームも僅少。現在巷ではサガプラの金色ラプリッチェで沸きかえっているようですが、いまだにぼくは同じさかき傘が手がけたゲームでもしゅがてん! -sugarfull tempering-をプレイしている始末です。
このしゅがてん! -sugarfull tempering-はさかき傘がライターを務めたゲームの中ではかなり評価は低いのですが、ぼくがプレイした感触では決して凡作ではないと思います。まあこれはぼくが置かれている環境が影響しているのは明らかでして、相変わらずな仕事でのストレスに輪をかけるように、最近始めた天鳳に蝕まれている心をしゅがてんは癒してくれるのですね。特にラスを含む逆連対が続いたときのデトックス効果は絶大で、他にも同時進行で2本ほどプレイしているのですが、これほどの癒し効果はないのです。

そんなぼくの精神に多大な悪影響を与えている天鳳ですが、目標にしていた年内の5段昇段と特上卓への参戦は果たされずに終わりそうです。特に昨日はかすかな可能性に掛けて鬼打ちを行ったのですが、あえなく返り討ちにされレートを減らす結果に・・・。幸いポイントはそれほど減らずに済んだのですが、その副作用でしゅがてん! -sugarfull tempering-が一気に進行してしまい、天鳳の調子がこのままですと年明け早々にクリアしてしまいそうです。さてこれほどの癒し効果のあるゲームがあるかどうか?どうも金色ラプリッチェはタイプが違うようですし・・・まあ天鳳の調子が戻ればこんな心配をしなくてもいいのですけどね。

では今年最後の更新はこんなところで。来年もよろしくお願いします。
皆さんよいお年を!  

Posted by 7月の魚 at 17:49Comments(0)TrackBack(0)その他
 

2017年12月24日

巧者の反発力

先日、仕事が終わり家に帰り夕食を終えてから1~2局天鳳を打つか・・・と思い始めたところ、アルコールの入った頭のせいか、さほど悪い手を打ったわけでないのにラス。このままでは終われないと連続予約したところ2着4着2着と折角1100点近く増やしたポイントは原点近くに・・・
これで5段昇段と特上卓への参入は再びはるか遠くになってしまったのですが、こんな時はトップを取ったときの牌譜を眺めて心を癒すようにしています。
トップを取った局も展開に恵まれたものや偶然に頼ったものが多く、会心の立ち回りを見せた局は数えるほどですが、そういった牌譜を見ると多少自信が戻ってきます(もちろん本当ならラスを喰った局を振り返り反省した方がプラスになることが多いのでしょうが、打たれ弱いぼくにとって失策・悪手を見せられる方が傷つくのですね)。

そんなわけで少し前に打った上卓から、終始リードを奪ってトップを取った局を紹介します。

その日は珍しく好調で前局はダントツなのに南3局でマンガン振込みし、オーラスもあわや次のツモ番で飛び出していた(2着目がダママンガン振込みで逆転されていた)チートイ単騎待ちを偶然次巡ツモるなど、内容は最低ながらツキに恵まれていました。
そんな次局、ぼくの対面に座ったのはレートは1900を軽くオーバーした5段という格上相手。本来特上卓で打てるはずなのになぜ格下の上卓で打つのか真意は分かりませんが、他の2人が2段だったことから対面さえマークすれば何とかなるのではと思っていました。

そんな東1局西家。5段氏が親なことからすぐ流さなければと躍起だった6巡目。

四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国ツモ六索:麻雀王国
ドラ一萬:麻雀王国

2シャンテンだが、他家もそれほど早い手は入ってなさそう。ここで何を切るか・・・

広そうなのは五萬:麻雀王国。ただぼくの選択肢にこれはありません。というのもドラも赤もなく、今のところ役もない。六萬:麻雀王国ツモでのエントツ形から平和変化。そして五萬赤:麻雀王国ツモを逃すのはあまりに痛い。そういう意味でダイレクトの赤入りをフォローする五索:麻雀王国も、ここではもう少し取っておきたい。
そういうわけで平場のぼくなら恐らく迷わず一索:麻雀王国切り。タンヤオ変化と二索:麻雀王国を睨んで、巧者なら恐らくこう打つはず。
しかしこの場面、ぼくは少考して三索:麻雀王国を切りました。これは二索:麻雀王国が裏目になるのは承知な上での打牌で、他家(特に親)相手に通りそうな一索:麻雀王国を安牌として残しておきたかったからです。
そして次のツモが四萬:麻雀王国。これは悩みました。そして思い切ってカン。普段ぼくは中張牌のカンはもう少し煮つまらないとやらないのですが、今回の場合もともとこの時点で役なし両面でリーチを打つ気だったので、カンドラ裏ドラを乗せる意味でカンした方がいいと思ったのです。そしてツモった嶺上牌は有効牌でなかったのですが、新ドラがなんと四萬:麻雀王国。これでタンヤオへの移行も考えたのですが、続くツモが一筒:麻雀王国で当初の方針どおり役なし両面リーチに向かうことに決定。こうなると一索:麻雀王国は切りたくないので、続く巡目で危険牌になりそうな五索:麻雀王国を先切りし安全牌と交換。ただその後のツモが六索:麻雀王国六筒:麻雀王国と1つズレばかりで、八筒:麻雀王国ツモでリーチを打てたのは13巡目でした。
このリーチを受けオリた5段氏ですが海底間際でなんと七索:麻雀王国を切ってきたのです。後で牌譜を見ると六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国の順子からの抜き打ちで、恐らく通っている六索:麻雀王国と間違えて切ったのでしょう。

これが裏1枚乗ってハネ満。バカツキに見えるこんな手にぶち当たった5段氏は相当ダメージを受けたはずですが、東場が終わるころには20000点台に回復し2着に浮上。この反発力が強者ならではで、南1局の親番は相当警戒していたところ、ぼくの配牌が西:麻雀王国の急行券付きのリャンシャンテンという恵まれた手。これを6巡目にあっさり上がり、5段氏の勢いを止めるのに成功。南3局では5段氏渾身のマンガン級リーチを、ぼくが3面チャンの食いタンであっさり潰す。これにはしぶとい5段氏もまいったようでそれ以降、ぼくに2900、ラスの上家に5200と振り込んでラスに転落。東1局の事故後はしぶとく振り込みを避けていた5段氏も糸が切れてしまったようでした。

そしてオーラス。下家の親に筒子を泣かせないよう絞っていたところ、11巡目にこんな手に。
二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国 
ツモ一索:麻雀王国ドラ六萬:麻雀王国

一索:麻雀王国アンコ落としでチンイツも考えたのですが、勢いに乗って高めイーペイコーのリーチを決行。しかしこれは調子に乗った悪手でした。
2巡後死んだと思っていた5段氏がリーチ。2巡後上家が振ったのですが、開けられた手は驚き二萬:麻雀王国五筒:麻雀王国待ちのツモリ四暗刻で、もしツモられていたらリーチ棒1本の差で逆転されていました。

画龍点睛を欠くとはこのことで、高段者の反発力には肝を冷やしましたが、それまでは他家にいい所を出させずしっかり場をコントロールできていました。こうした局を少しでも増やして早く特上卓に挑戦したいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 20:44Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2017年12月22日

寂しすぎた内容

10月に大須にある某パソコンショップへ久々に予約したゲームを引き取りに行った日のこと。
そのショップでぼーっと旧作の新品ゲームを見ていたとき、トールケースに入ったあるゲームを見つけました。
それは叶とメグリとのその後がイチャらぶすぎてヤバい。でタイトルを見てわかるようにHulotteの人気シリーズであるヤバい。シリーズの第1作でぼくが最大評価している妹のおかげでモテすぎてヤバい。のファンディスク。てっきりイベントかネット専売と思い込んでいたので、まさか通常版が発売されているとは思っていて見間違いかと思わず目をこすってしまったくらい。お気に入りのゲームやメーカーなら時々はHPに行って情報は仕入れておかないとと思い直しました。
というわけで予約したゲームと一緒に購入してきたのですが、天鳳優先の近況からプレイは一向に進まずプレイを始めたのは最近になってから。
といっても天鳳を鬼打ちする合間にプレイしただけで終わってしまったところを見てわかるように、内容に関してはかなり薄い。その前にプレイした蒼の彼方のフォーリズムEXTRA1がファンディスクのお手本のようなデキだったのに対し、このゲームは比較するのがおこがましいくらい。
特にシナリオに関しては単にヒロインとのイチャラブが展開されるだけで、話の起伏もなく内容はないに等しい。といってもこれは仕方ないことで、叶ルート・メグリルートとも登場人物は主人公とヒロイン以外存在しない。いくら腕こきのライターでも主人公とヒロインの2人だけで面白い話を作るというのはかなり難易度の高い仕事になるわけで、これではイチャラブ以外に期待しようとするのは山の上で魚を求めるようなもの。
ぼくが惜しむのは、確かに本編のメインヒロインは叶であり、メグリだったかもしれませんが、全体の話を構成するにあたって他のヒロインたちも重要な役回りを与えられていました。そのヒロインたちが全く登場しないというのはファンディスクとはいえやはり寂しい。同じファンディスクである蒼の彼方のフォーリズムEXTRA1では今回のヒロインである真白以外のヒロインたちも活躍するシーンはありましたし、サブキャラたちもいい味を出していましたが、その違いこそが満足度に表れたといえるでしょう。

それでも叶やメグリのファンにとってはイチャラブ&Hシーンで充分満足できたかもしれません。ただぼくは叶はともかくメグリは彼女のルートがやや劣るように思っただけに、それほどお気に入りのヒロインというわけではなかったのですね。それよりも舞奈や美也といったヒロインの方が可愛く感じられたので、より彼女らの登場するシーンが見たかったのです。まあ買った値段のことを考えるとそれほど高望みしてはいけなかったのでしょうが・・・  

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2017年12月19日

無謀なリーチを掛けた理由

天鳳で4段に昇段してから上級卓で20戦以上戦っていますが、いまだに特上卓で打つことは出来ません。
もちろんレートが1800に満たないためですが、4段に上がった直後と現在を比べ、レートが低下しているようでは特上卓で打てるのはいつになることやら・・・Ptの方は何とか昇段直後の800を保っていますが、これも昇段直後立て続けにラスを3回引いたときは500台前半まで落ちたので、よくここまで回復したと思っているくらいです。
その要因はここ15戦前より守備に徹しラス回避した成果ですが、反面トップの回数も減り3着の回数が増加したという副作用がレートが上がらない結果につながっているのは間違いないところ。特に昨日は2着2回に3着5回と順調にレートを減らし続け、ぼくの精神もすり減らし、これをラストの半荘にしようと決意しての一局。

そんな南4局0本場の南家。1着~3着まで2400点差という大接戦。ぼくは29000点持ちでトップの上家(親)と1500点差の2着ながら、手が遅くトップはほぼ逆転は諦めつつあった中盤。突然救いの神ならぬ12700点持ちと離れたラスの対面がダマで7本4本をツモあがり。これでトップの上家が30000点割れし望外の西場に突入です。

そんな西1局の親。上がりトップ(誰か1人でも30000点を越えればその局で終了)の場面で配牌はいうと

三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国五筒:麻雀王国七筒:麻雀王国一索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国八索:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国發:麻雀王国
ドラ七索:麻雀王国

良くも悪くもないといった配牌ですが、その後のツモがほぼ有効牌で7巡後にはこんな手に変化。
二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国八索:麻雀王国

ただ気になるのはラスの対面が中張牌をバラ切りして国士か無理な一色手もしくはアンコ手といった捨牌。それで切った八筒:麻雀王国七筒:麻雀王国をたて続けに上家がポン・チーと二フーロで明らかに喰いタン狙い。捨牌から恐らくイーシャンテンでしょうが、このままイーシャンテンが続くと早さ負けする可能性は多そう。
そんな中ツモってきた牌が絶好の四萬:麻雀王国一萬:麻雀王国七萬:麻雀王国ツモならダマテンにしようと思っていましたが、この絶好のツモで迷いました。

普通なら上がりトップですからダマで充分。しかしぼくは時間一杯まで考えリーチをかけました。

一見無謀なリーチですが、このリーチを見て他家はどう見るか。

恐らく手になっていない下家はぼくと上家がやりあって、どちらかが振り込めば2着がころがりこんでくるからまずオリ。ラスの対面も手が遠いはずで、上家や下家がぼくに大きい手を振り込めば3着に上がれるというわずかな可能性に賭けて、オリないにしても回ってくれるはず。
ぼくがリーチを掛けたのはこのラスの手に制限を掛けるためで、ぼくの捨牌に萬子はゼロで索子は一索:麻雀王国と宣言牌の八索:麻雀王国だけ。対面の手は字牌が豊富だろうからしばらくはそれを切って回るだろう。そうすれば萬子・索子を喰いたい上家の手が止まる。もちろん上家は自分を含め3人ノーテンならばぼくにトップが移るので最後はケーテンでも勝負にくるかもしれませんが、3面チャンのぼくの方が恐らく分があるだろう。もちろんリー棒を出しても3着に落ちないのは計算ずみ。そんな読みから普段なら横に曲げない牌を曲げたのです。

そのリーチを見て下家と対面は予想通りオリ。上家は単純にはオリずやや危険な牌も切って回し打ちといった感じでしたが、想定外だったのはぼくのツモ牌に中張牌が多く回るのをラクにしてしまったこと。それで終盤にはスジ4本くらいしか残らなくなったのですが、最後テンパイ取りに勝負にきた上家が七萬:麻雀王国を打ち決着しました。

決着に時間が掛かり胃が痛くなってきましたが、結果は僥倖。ただ牌譜を見るとリーチ直後に下家に一萬:麻雀王国。対面に七萬:麻雀王国が流れていて、ダマなら恐らくどちらかが振り込んでくれていたでしょう。つまり結果は変わらなかった可能性が強いのですが、それでも麻雀をしていて楽しいのはこうした読み(勝手読みと言われても)が当たったときなのです。  

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2017年12月17日

単騎待ちの選択

先日の天鳳上級卓での対局より。

南4局0本場。前局南家で7700点をツモりラスを脱出し3着に浮上。トップとは30000点以上も差があって逆転を狙うのは現実的でないですが、2着とは3000点差で充分射程圏内。ラスとは9000点差で3900点の振込みなら逆転されず、安泰とまで言い切れないにしてもソコソコ安全圏。というわけでここは下を見るより連荘、出来れば親満くらい上がって2着を磐石なものにしたい。
そんなオーラスの配牌で絶好手が入りました。

一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国中:麻雀王国
ドラ九索:麻雀王国

チートイ一向聴でしかもドラ対子。これを上がれば、ほぼ2着は不動に出来ます。そしてぼくが選んだ第1打は中:麻雀王国。チートイ決め打ちなら筒子切りでしょうが、第1打に中張牌を切って警戒されるよりまずは字牌を切り捨て牌を目立たないようにする作戦です。そして現在2着の下家とトップの対面が字牌を打ち、10000点持ちとラスに沈む上家が打一萬:麻雀王国

そして2順目のツモが絶好の三筒:麻雀王国でした。
さてここでどうするか。

1.二筒:麻雀王国待ちリーチ
2.一萬:麻雀王国待ちリーチ
3.待ち頃の牌が来るまでダマ。

悩ましい決断ですが、ここで時間を掛けては単騎や愚形待ちが疑われると思い、決断したぼくの選択は上家がいま切ったばかりの一萬:麻雀王国待ちリーチでした。これは全ツッパするしかないラスの上家がつかめば必ず出る牌で、上がればそのまま上家のハコ割れ終了で2着に上がれると踏んだからです。ダマも悪くはないのですが、待ち頃の牌をすぐツモってくるかどうか分からないし、早上がりを狙うであろう上家や対面の手を止めるためリーチがいいとの判断でした。

しかし一萬:麻雀王国は全く打ち出されることなく、13巡目で回し打ちしていた対面が下家から平和ドラ1赤ドラ1を出上がり。タナボタの形で2着がころがりこんできましたが・・・

さてぼくの選択は間違っていたのでしょうか。
筋対子の一萬:麻雀王国で待つか、薄い壁とはいえ他家が使いにくい二筒:麻雀王国で待つかは微妙なところです。ただよくよく考えてみると単騎待ちであえて筋対子で待つのは不利なような気がしてきました(上がれなかったから言うわけではありませんが)。
というのも一萬:麻雀王国を引き出すスジの四萬:麻雀王国がぼくの手に2枚あるのに対し、二筒:麻雀王国のスジの五筒:麻雀王国は0枚でもしツモってきたら後引っ掛けになり有利に働く可能性が高い。四萬:麻雀王国をツモる可能性と比べれば差は明らかです。端牌の方が出上がりできる可能性は高いですが、2・8牌も単騎待ちとして悪くない。ならば僅かな差ですが二筒:麻雀王国で待った方が良かったのではないかと思うのです。

対局終了後、牌譜を調べて見ましたが一萬:麻雀王国は誰の手にもありませんでした。というわけでラスの上家はともかく、対面や下家が一萬:麻雀王国をツモった時、押さえたかツモ切りしたかは不明です。ただよく考えれば親満直撃でも逆転されないトップ目にとって、親の早いリーチは安いと踏んで(実際は親満で裏ドラが乗ればハネ満で逆転していましたが)簡単にはオリないでしょう。2着目は親満直撃ならラス落ちとあって無理な勝負はしてこないでしょうが、出来れば2着を死守したいと思っているはず。そんな態勢で弱り目の上家を狙い撃ちするような一萬:麻雀王国を待つような姑息なことをした罰が、絶好そうに見えた当たり牌を牌山奥深くに沈ませたのでしょうか。  

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2017年12月16日

画龍点睛を欠いた惜しさ

休みの日は天鳳を最低半荘6回。多いときは10回と鬼打ちを繰り返しているぼくですが、その甲斐あってようやく4段に昇段することができました。といってもレートが1800に満たないということで、特上卓で打つことは出来ないという罠。恐らくぼくの3着回数が少ないためでしょうが、それで仕方なく変わらず上卓で打つ羽目に。そんな昇段しての初戦は最悪の飛びラス。この調子ではレートを上げるどころか降段の心配をしなくてはいけません。この調子では鳳凰卓どころかそのはるか手前で立ち往生することになりそうです。

そんなわけでなかなかエロゲーに手が伸びないのですが、続けて逆連対(3・4着)を3回連続取ったの機に、ずっと前から崩し始め長い間中断していたDEARDROPS(OVERDRIVE)を一気にクリアしてしまいました。2010年発売というかなり古いゲームですが、現在でも中央値80点弱(批評空間)を保っていてかなり評価の高いゲームとなっています。そんな良作をなぜここまで放っておいた(実は新品で購入していた)か今となってはぼくでも分からないのですが、想像すると2010年5月発売の新作は期待のリアル妹がいる大泉くんのばあいを含め3本購入。6月はこれも発売前かなり期待していたこんそめを含む5本購入していて、いまだにプレイしていないゲームが2本あるなど(そういえば5月発売のあまつみそらにも長い間積んだままにしていた)手が回らないまま現在に至ってしまったのですね。

というわけで今更ながらプレイを始めて驚いたのは、現在のぼくのパソコンの環境でプレイすると、ゲーム画面が小さくて見づらいこと。モニターの設定を変えれば画面は大きく出来るのですが、そうすると(恐らく)他のゲームをプレイしたり天鳳をプレイするとき、またモニターの設定をいじらなくてはならず面倒・・・ということで、画面が小さくて見づらいのを我慢してそのままプレイを始めることにしました。

さてOVERDAIVEといえば、ぼくのようなジュラ紀から生きている古ゲーマーですと思い浮かべるのは初代グリグリということになるのですが、大多数の人となるとキラキラということになるでしょう。そのキラキラと同じ音楽(ロック)を題材としているとあって、ファンにはキラキラ再びと思ったのかもしれませんが、発売前ぼくは醒めた目で見ていました。というのも別ライターだったファンディスクのキラキラ・カーテンコールが本編とは別の意味でクソッタレな内容。今回もライターは瀬戸口廉也氏ではないし、大きな期待はしないでおこうと思ったのです。
まあそれでも音楽を舞台にしたゲームにハズレの作品は少ないし、制作陣はロックの世界に詳しい面々。ロックを舞台に新たな世界を構築してくれるなら大ハズレはないと楽観もしていました。そしてその予感はおおむね当たっていました。同じロックの世界が題材となっていましたが、その味わいはかなり変わっています。それでも関西にゲストで呼ばれるくだりは、キラキラの旅回りを思わせましたし、キラキラファンにはサービスといえるようなシーンも入っています(効果がそれほどあったと思えないのですが)。

そんなこのゲームでぼくのお気に入りのヒロインは初見では弥生だったのですが、「ぼくのお気に入りヒロインは必ず冷遇される。」の法則(苦笑)どおり、やはりシナリオ面ではりむと並んでやや落ちる印象。この落ちるという意味は制作者(ライター)にとって、弥生やりむはかなでや律穂と違ってDEARDROPSの世界を構築するのに重要とされなかったという意味で、決してシナリオがつまらなかったというわけではありません。それでも弥生に関しては他のヒロインに比べHシーンが少なかったりと不遇さが目立ちますが・・・まあこのゲームは(現在)エロマンガ家として人気のある藤丸氏が原画家を担当したにしては、Hシーンにエロさが全く感じられなかっただけに、特に損をしたという気分にはならなかったのは幸い(苦笑)でした。

さてこのゲームを終えた時点で、制作者が1番力を入れたルートは律穂で間違いないところでしょう。脇役の範疇には収まらない存在感を放つ権田の過去についてはりむや弥生といった前座のルートをプレイしていて気になったものですが、律穂ルートでそれが語られます。主人公が過去の恩讐を振り払い、再びバイオリニストとして欧州へ旅立つといった件(くだり)は、相手役が律穂でなければ成立しなかったでしょうし、そういった意味でも真のメインヒロインに相応しいといえます。
ただ最後の飛行場の滑走路に主人公以外のメンバーが乗り込んでのロック演奏はやりすぎでしょう。大型犬や認知症の老人が入り込んだだけで、滑走路が閉鎖されるほどの大事件となるのに、トレーラーで滑走路に突入するなんて成功するわけがありません。まあ仮に成功したとしても軽くお叱りを受けたくらいで無罪放免になるわけはなく、前科者になるのは確定的。律穂や権田はそんなものは気にしないとしても、普通を身上とする弥生がそこまで悪乗りするとは思えません。このご都合主義ともいえるラストでこのゲームの価値はかなり落ちたようにぼくは思います。

それでもぼくはこのゲームが駄作と言い切るつもりはありません。律穂ルートに関してはいわば「画龍点睛を欠く」結果だっただけで、主人公と律穂が主人公の父親からバイオリンを譲り受けるシーンは律穂のカッコ良さが表れていましたし、ハイエナら他のバンドメンバーとの交流も楽しかった。一癖ありそうなレオはルート間での立ち位置が若干変わりますが、音楽界にいそうな変人らしさが表れていましたし、サブも含めキャラが立っていたのは好感が持てました。そう考えるとライターの手腕は決して悪いものではなく律穂ルートのラストはロックの世界の非常識さを意識し強調しようとして筆が滑ったように思えて仕方ないのです。  

Posted by 7月の魚 at 21:09Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2017年12月12日

12月の発売予定表から

いよいよ年末の最終レース。ラストを飾るということもあってフルゲートの競馬を期待していましたが、意に反し頭数が揃いませんでした。それでも出走(発売)してきた人気上位メンバーの顔ぶれはかなり豪華。力通り発揮してくれたならレベルの高い高速時計(中央値)での決着が見られそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。

△アマカノ ~Second Season~+ (あざらしそふと)
アマカノの後継(続編)である~Second Season~の直仔(FD)。父(本編)はなかなか成功しているだけに、その走りは楽しみだ。肝心な馬体の充実度合だが過去の直仔を見るとヒロインとのアフター及び新婚生活が描かれる模様。定番の内容だが安定感はありそうな反面、大きく変わり身は見込めなさそう。それでもヒロインの可愛さに関しては最上位ランクにあるだけに、厩舎サイドとしてはそれでも充分勝負になるとの計算か。ただ少頭数とはいえ相手はなかなか骨っぽい。爆発的な末脚がないだけに人気どころが崩れるのを待つことになりそう。
期待度 ★★★☆

お姉さん×SHUFFLE! ~ともだちのお姉ちゃんのエッチな体。~ (アトリエかぐや)
和姦抜き系で安定勢力となっているアトリエかぐやの中で1番抜き色が強いのが騎手yoppyで今回新人の高尾あーやとタッグを組む。血統(設定)は相変わらずのいい意味でバカっぽさ溢れている。顔のそっくりな親友と入れ替わってみたら、親友の姉が弟と思ってスキンシップしてくるといったご都合主義さは明らかにマイナス要素に思えるが、そこがかぐやの持ち味なので大丈夫。ただ別々の弟になりすますといった血統なだけにハーレム展開になりにくかったりと、抜きに対しての足かせが多いのはやはり気になる。それでもここ最近の実績から大崩れはなさそう。ただ今回は相手が相当骨っぽいだけにかなり恵まれないと馬券に絡むのは厳しいか。
期待度 ★★★

△金色ラブリッチェ (SAGA PLANETS)
いまやVA系厩舎のエース格といっていいサガプラの最新馬。主戦トレーナーだった新島夕が去ってからフリーのトレーナーを起用してきたが、一流馬は輩出出来なかった。ただ今回は人気トレーナーのさかき傘を起用。どの馬も上級馬に育て大ハズレしない実績は心強い。追い切り(体験版)の動きは必ずしも好調とはいえず、ややイライラする走りが見られるが、ひこうき雲の向こう側でも同様の展開だっただけに大きな減点と見るのは早計。むしろ脚を溜めて直線(終盤)末脚を爆発させるシーンを期待したい。本命どころの人気が高いがこの馬もそう差は無いはずだ。
期待度 ★★★★

戯ィ牙 ~ファンリューゲ†クリフォト~ (LiLiM)
最近は姉妹厩舎ばかりで、本家の出走は珍しくなったLiLiMだが、今回は新作に限ればおよそ3年ぶりという久々の競走。それだけにあえて本家から出走するということが厩舎サイドからかなり期待されているという見方ができる。トレーナーはアリスソフトで鳴らした六花梨花(とり)を起用。実績は充分だが前走を含め結果が出ていないのは気がかり。トレーナーが得意としている吸血鬼もので血統(設定)は上級ランクに思えるが、そうした期待を前走の螺旋遡行のディストピア は裏切っただけに信頼感は乏しい。この厩舎には定番といっていいNTR要素が公表されていないのも不安で、印はとても回らない。
期待度 ★★

△アペイリア ~カサブランカの騎士~ (シルキーズプラス)
父(本編)は不安を払拭する走りでファンの期待に応えた。その走りの記憶が薄まらないうちに直仔(FD)の出走(発売)を決めたが、間隔が半年に満たないというのはいかにも短く感じる。父の出走した後に配合(企画)されたとなると、仕上がり不足や内容の物足りなさが表面化する可能性は高い。来年に大物と期待されるバタフライシーカーの出走が控えているのも気になる。能力・実績を考えれば当然期待したいところだが、父の完成度が高かっただけにお釣りが残っていないという見立ても成り立つ。人気どころと比較すると少し割り引いて考えたい。
期待度 ★★★

▲Suite Life (Chelseasoft)
精力的に出走させているMORE厩舎の姉妹厩舎では1番萌え色の強いChelseasoftの最新馬。前走はデビュー戦から比べると前進しただけに、今回はそろそろ入着以上の走りを見せたいところ。トレーナーはカサブランカの蕾で狂気を演出し結果を出した垂花だが、取材する限りは萌えとシリアスをニックスした血統(設定)で同様の走りが出来るかがカギ。ただ見知らぬ若い男女がTVの企画で擬似家族生活を送るという血統は大化けする可能性を秘める。今回人気どころは強そうだが厩舎の勢いを考えればチャンスはありそうだ。
期待度 ★★★★

△月に寄りそう乙女の作法2.2 A×L+SA (Navel)
つり乙2の直仔(FD)2頭目。姉のE×S×PAR!!はまずまず走ったとはいえ、馬体重(容量)の薄さなど分割されたマイナスを曝け出しただけに不安は少なからずある。実妹のアトレのルートは楽しみだが、父(本編)当時ヒロインから一歩引いた位置にいただけに、昇格といってもピンとこない部分があるのも事実。これまでこの母系の直仔が成功した理由は衣遠ら脇役男性を主役にしたストーリーがあってのものでだが、厩舎(HP)を取材したところ、それがなさそうなのも気になる。唯我独尊な主人公のアトレルートでの没落具合が見どころというのは寂しい。全くの凡走はないとしても上位馬と比べるとやや足りないかも。
期待度 ★★★☆

夏夜に悶える七人の誘女 (Guilty)
名門厩舎のGuiltyで虜系と並ぶ母系(シリーズ)である七人系の最新馬。といってもこれまで走った馬で上級馬まで育った馬はないのは寂しい。血統(設定)は観光コンサルの主人公に対し、観光地として開発して欲しい地元のヒロインたちが誘惑をしてくるというもの。凌辱要素は全くない割りにヒロイン数が多く、ルート別に差異が見られないのがこの母系の弱点だが、この馬もそれを解消しそうもない。ただ結果は出ていないとはいえ、母系の特徴をぶれずに続けるという厩舎の姿勢は見習いたいものだ。
期待度 ★★

なちゅらるばけーしょん (hibiki works)
LOVELY×CATION系で鳴らしたhibiki worksが新たな母系を出走させる。高馬でなくお手軽に楽しめるラブリケといった感じなのだろう。ヒロイン2人でトレーナー2名ということで各ルートごとにトレーナーがいるというのは明白だが、あかべぇ系厩舎出身の中島大河はともかく、これまで結果が出ていない水瀬拓末の起用は心配だ。それでも走り(シナリオ)が大きく左右する血統でないだけにそれほど気にしなくていいかもしれない。タイプの違う2人のヒロインと過ごす夏休みは楽しみだが、この時期の出走ということもあって、季節感が感じられないのはさすがにマイナスだろう。
期待度 ★★★

〇眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- (CLOCKUP)
lightで人気を博した昏式龍也 がCLOCKUPの人気騎手はましま薫夫と再びタッグを組む。前回のMaggot baitsも好走していて信頼度は高い。lightで見せる燃えだけでなく、CLOCKUPの特徴であるグロも魅力で確かにこの厩舎でないと大物馬には育たなかったかもしれない。ヒロインの数が少なく、脇役の男どもの数がやたら多いのが目につくが、それもこの血統ならマイナスにならない。というよりこの男どもがどう存在感を放つかが好走のカギとなる。他馬を一蹴する可能性は充分あり、穴どころか主役を窺うくらいの存在だ。
期待度 ★★★★☆

◎幕末尽忠報国烈士伝 -MIBURO- (インレ)
中央(商業)デビュー初戦で快勝し、続く直仔(FD)も期待に違わぬ走りを見せたインレ。直仔のChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- 武士の鼓動 (A samurai's beat)では敵役の役割だった新撰組が、今回は主役の座に。これまで数多くの馬(作品)に登場した新撰組という血統(設定)をトレーナーの葉山こよーてがどのように仕上げるかが注目だ。心配なのがデビュー戦でやや世間知らずなところを見せた主人公をどのような性格にするか。隊則厳しい新撰組にデビュー戦のまま主人公を当てはめるとなると厳しい。ただそこは腕達者なトレーナーだけに走りへ響かせることはないだろう。少頭数にしては骨っぽい相手が揃ったが、実績を素直に信頼して本命に押す。
期待度 ★★★★☆

Pure Marriage ~赤い糸物語 さくら編~ (Lass Pixy)
Lassの安馬(低価格)路線もこれで3頭目。ただこの母系(シリーズ)は結果が出てなく前走は本賞金も足りず、馬群に埋もれてしまった。今回も全妹(続編)ということで、血統はほぼ同じ。ヒロインは幼馬(ロリ)系妹だが、妹が花嫁候補として選ばれるという配合を見る限り、まともな走りは期待できそうもない。ヒロインの魅力も姉と比べて大きく上回っているというほどでもなく、ここでは苦しい。
期待度 ★☆

メス堕ち!巨乳妻との癒され愛温泉 ~巨乳妻たちと身も心もふれあうラブエロ性活~ (Anim)
抜き系では古参厩舎となるAnimだが、長い不振を抜け出したかのようにここ2走は上位を確保。その牽引力となったながマス堕ち母系(シリーズ)で今回は3代目。前走は人妻寝取りよりもその後のイチャラブにシフトした感があるが、今回もお同様の路線で挑むよう。ヒロインも実質夫との生活が語らrてるのはメインヒロインの香澄のみ。他2人は寝取り感が薄いことからもはや寝取りや凌辱で勝負する気はないのかもしれない。騎手陣から相川亜利砂や薦田ロボが去り萌え色は一掃。より人妻専科といった様相だが、この毛色(CG)だとイチャラブとの親和性もあり不安。安定感はありそうだが、このメンバー相手では正直厳しいか。
期待度 ★★★

(本紙の見解)
少頭数だが期待馬が揃い最終レースに相応しい一戦となった。その中で主役を務めるのはやはり幕末尽忠報国烈士伝 -MIBURO-だろう。大物感もありかなり奥行きがありそうな馬。厩舎やスタッフの勢いを考えれば当然本命だ。不気味なのは眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- 。CLOCKUPと手が合うことを証明した昏式龍也が関わるだけに信頼度も高く直線交わしても不思議はない。穴で狙ってみたいのがSuite Life。最近勢いのある厩舎で前走才能あるところを見せた垂花がトレーナーとあって大駆けを見せる可能性は高い。これまで本命を背負ってきた月に寄りそう乙女の作法2.2 A×L+SAだが、今回の仕上がりを見る限り上位ランクからはやや離れた感。それよりもさかき傘がトレーナーの金色ラブリッチェ の方が馬格は上。後は厩舎とトレーナーの親和性があるかどうかだけか。アマカノ ~Second Season~+景の海のアペイリア ~カサブランカの騎士~といった直仔勢も能力はあるが、ここまで上位陣が手厚いと連下を窺うのが精一杯か。
  

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