2020年02月29日

11戦目にして初の・・・

本垢で鳳凰卓デビューしてから1週間。1日1局~2局程度しか打たない・・・というか鳳凰卓で半荘打つとヘトヘトになる・・・ので、それほど戦績は増えてないのですが、現在の成績は10戦して0-1-5-4と散々たるもの。まだレート2000を切ることはないのですが、このままでは、6段に転落する前に2000を割って鳳凰卓から追い出されるのは時間の問題(泣)
まあ家賃が高いといえばそれまでですが、特上卓と比べると手が入らないですね。特に東場は我慢の麻雀を強いられるのが辛い。酷いときは南場まで手が入らないままいわゆる地蔵ラスになってしまう半荘も・・・

そんな鳳凰卓ですが、これまで著名プレイヤーとほとんど当たったことがないのが残念に思っているところ。元十段との対戦はあるのですが、これは特上卓でも経験したことがあるということで、ここは現十段とか著名プレイヤー・プロと対戦してみたい・・・まあ恐らく養分になるだけなのでしょうが、それも初出場校が持ち帰る甲子園の砂のごとく記念ということで。

さてそんな鳳凰卓11戦目。ここいらで未勝利を脱しないと、あと3~4戦で特上卓送り(いわゆるチャオ)になってしまう・・・正念場というわけですが、

東1局の東家。誰かから起家が嫌いなようでは麻雀が強くならないなんてことを聞いたような気がするのですが、ぼくは起家は正直嫌いで鳳凰卓で打つようになってから特にそう思うようになってきました。
というのもまず先手が取れないからで、今回もイーシャンテンまで行くものの北家からリーチが掛かり危険牌を掴んだところでオリ。
そんなこの局は横移動で済んでほっと一息。いつもならマンガンをツモられラススタートになるのが相場ですから。
そして東3局。ようやく9巡目に平和のみのテンパイ。さてリーチを打つかどうか。





ぼくの判断はダマ。一手替わり三色があることも理由の一つですが、それよりこの巡目ですと他家ならともかく親から追っかけリーチを受けるのが怖い。幸い親からリーチを受けても回れそうですし、待ちの一索:麻雀王国が親の捨牌にあるのでその前に他家のオリ打ちも期待できる。
と思った途端に親からリーチ。こうして自分の予感が当たるのはいい感じで、最初に掴んだ一枚切れの發:麻雀王国くらいは勝負と切ったところラグ発生。
(しまった!やはり現物切っておけばよかった)
と思いましたが、意外に下家のポンが入る。そして四索:麻雀王国が飛びててきて2000点の収入。超格上の9段の出鼻をくじきトップ目の親の連荘を阻止していけそうな雰囲気がしてきました。

さて南1局の親番。ここで連荘したいところですが、5巡目に上家からリーチが掛かる。
ぼくのオヤの時に限って早いリーチが掛かるのは鳳凰卓ではお馴染みの風景で、通っていない一筒:麻雀王国を対子落としするなど必死に粘っていたのですが、


ことここに至っては現物の四萬:麻雀王国でオリ。五索:麻雀王国くらいはと思ったのですが、リーチ時から持っている超危険牌の八筒:麻雀王国に全くくっつかず、四筒:麻雀王国もかなり危険。この2枚が打てない以上オリが賢明と思ったのです。
幸い3人ノーテンでしたが、リーチ者の待ちは五筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国の変則三面張でマンガン手。ツモられなくてホッとしたのが正直なところ。

そしてほとんど差がないまま南3局。


ここで赤受け重視で四筒:麻雀王国打としたのですが、これはミスでした。場に筒子が高く早切りのつもりで四筒:麻雀王国2枚の損くらいならと思ったのでしたが、七筒:麻雀王国ツモでの一盃口があるのをうっかりしていました。ただ次ツモが三索:麻雀王国で迷いながらカンすると嶺上に八筒:麻雀王国がいて即リーチ。
これが一発ツモで裏がその八筒:麻雀王国で跳満。これで一歩抜け出すとオーラスもW南:麻雀王国ポンから無駄にマンガンをツモって鳳凰卓初トップを決めました。

相変わらずミスが目立つなど展開とツモに助けられてのものですが、何とか目標にしていた鳳凰卓初トップが寄れました。さて課金した期間まで鳳凰卓に居られるかどうか。正直厳しい気もしていますがこの半荘を励みに頑張りたいと思っています。

  

Posted by 7月の魚 at 16:20Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2020年02月20日

鳳凰卓初戦から

7段に昇段してからは特上卓でぼちぼちと打っていたのですが、思いがけず好調で、昇段時のレート2003が2041までUP。
(これなら多少のラスにも耐えられるか・・・)
と思い、ついに鳳凰卓への挑戦を決意しました。
取り合えずマニュアル通りアプリをダウンロードして、観戦し動作が正常に作動するのを確認して初課金。
そして鳳凰卓の予約ボタンを押しておよそ3分。ついに初の鳳凰卓での半荘が始まりまし・・・それが始まらなかったのですな、これが・・・
なんとウイルス対策ソフトが天鳳をウイルスと誤認したらしく、ゲームを強制切断。慌てて対策ソフトを停止して復帰したころにはもう第1打が切られていて、それが有効牌でゲンナリ。
そんなショックを引きずり、東1局は下家に放銃という最悪のスタート。

そんなわけで東4局ラスで親から先制リーチを受けたのですが、一発目に九萬:麻雀王国を軽く押し、安全牌の五筒:麻雀王国を切ってテンパイ。
その後、五筒:麻雀王国またぎの七筒:麻雀王国を押して


(今回はいつもの麻雀王国の牌画ツールに加えて、鳳凰卓挑戦記念に画像を張り付けてみました)

これが鳳凰卓での初上がり。少し悔やんだのは七筒:麻雀王国を押した時余程リーチを掛けようかと思ったのですが、トップ目で乗っている親(しかも一萬:麻雀王国対子落としで待ちが良さそう)にカンチャンで追っかける気になれなかったというのが正直なところでした。

ただそのリーチに踏み切れなかったのが響いて南3局ではかなり離れたラス目に。
そしてまたも親の先制リーチ。

ここでぼくの選んだのは唯一の安全牌である八索:麻雀王国打。離れたラス目とはいえこんなリャンシャンテンでは勝負になりませんから気合オリのつもり。3副露の上家が安全牌に窮しての振り込みにも期待していたところでしたが、親が情け無用の六索:麻雀王国一発ツモの6000オールで断トツに。

そして1本場。上家が中:麻雀王国ポンしたおかげで有効牌が押し寄せ4巡目にリーチ。
これに上家が振り込んでくれました。

これに裏が1枚乗って3位に浮上。といっても700点差というわずかなもの。
というわけでトップ目の下家が南:麻雀王国をポンしたところで、


ドラの四索:麻雀王国を切ってチーさせに行く。

ただこれは悪手一歩すれすれな手で、実は下家は南:麻雀王国ポン打一萬:麻雀王国後の3巡目七筒:麻雀王国手出しでテンパイだったのです。
それが明かされたのは機能性がなくなった対面の親が八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国のペンチャン落としをしたところで八筒:麻雀王国が御用。さすがにぼくは八筒:麻雀王国のトイツ落としをするつもりはありませんでしたが、もし長引いてカベを頼りに八筒:麻雀王国に手がかかったら大変なことになっていました。

というわけでぼくの鳳凰戦デビューは3着で終了。かなり恵まれた内容でしたが、何とか課金した25日分くらいは鳳凰卓にしがみついていたいと思います・・・と思っていたところ次の半荘はいいところなくラス。鳳凰卓はやはり厳しいですねというか、果たして1回でもトップを取れるのでしょうか・・・  

Posted by 7月の魚 at 21:47Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2020年01月30日

10か月ぶりの7段

昨年4月初めに6段に降段してから588戦。一時は5段にまで転落しましたが、捲土重来ようやく7段に復位することができました。昨年10月に6段に戻ってからは原点を割ることはなかったのですが、今月確変を引いて一気に6段坂を登りきることができました。
といっても、レートは2000をわずかに上回ったくらい。鳳凰卓に挑戦すべく課金したとしても、逆連対を2度続けただけでチャオってしまいます。といってこのまま特上卓で打ち続けたとしてもレートが上がるとも限らない。というわけで、鳳凰卓で打ったことをを一生の思い出とすべく課金するかどうか悩んでいるのですが・・・

そんな昇段を決めた一局から。
南4局の西家で現在32000点持ちの2位で。トップの南家とはぴったし4000点差。3位の親は16100点持ちでラスの北家は15900点。親に連荘されなければ2着は堅いのですが、トップ逆転は射程内なだけに一気に昇段を狙いたいところ。
幸い配牌は非常に恵まれていて
二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国九萬:麻雀王国五索:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ツモ三萬:麻雀王国ドラ六萬:麻雀王国
(牌画は麻雀王国より)

役牌アンコでドラ1個持ち。ここは普通に五索:麻雀王国打としたところ、次のツモが八萬:麻雀王国でアッという間にテンパイ。

ここでリーチを打てばどこから出ても逆転トップ。ならリーチと打ちそうですが、気になるのはドラまたぎの五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国はリーチを掛けてそう簡単に出る待ちではないというのが悩みどころ。というのもラス目の北家はぼくにツモってもらえればほぼ3位に浮上できるので滅多な危険牌は打ってこない。3位の親は勝負してくるとしても、それはラス目の動向を探りつつのことで序盤は無理をしないでしょう。最悪なのは全員オリて流局で、ならばダマテンといった手もありそう。トップの南家を直撃するかツモれば逆転ですから、安全策ならその選択肢か。

ただぼくの選択は打八筒:麻雀王国。好形のマンズの伸びに期待した一手で、もしホンイツに仕上げればリーチ棒を出すことなくどこから出ても逆転ですが、一歩間違えたら緩手になる可能性もあるわけで、いわば勝負手。自信があったわけではないですが、まだ2巡目ということもあり慌ててリーチ棒を出さずゆったり構えたのです。
そして次の六筒:麻雀王国ツモ切りの後、九萬:麻雀王国ツモでマンズのどれをツモってもテンパイという好形に。
とそこで、南家が五萬:麻雀王国打。もし2巡目の段階でダマテンなら逆転していたのですが、それはそれとしてチー。ここでじっくり考えて六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国でなく三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国をさらして、一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国待ちに取りました。この待ちなら充分出あがりも期待できると見たのですが、すぐに南家からリーチの声が・・・
ただここで当然オリる選択肢はなく、すぐに南家が一萬:麻雀王国を掴みトップ逆転し、昇段を決めることが出来ました。

今回の選択は正直上級者から見て好手だったかどうかは分かりませんが、慌ててリーチを掛けなかったところはぼくらしかったと思います。果たしてこの打法がトップランクに対して通用するかどうか。試してみたい気持ちが高まっています。  

Posted by 7月の魚 at 00:31Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2019年09月07日

備えあれば・・・

相変わらずの麻雀の話です。

勝又プロの「麻雀IQ220の選択」に続いて、通称お知らせ本こと「鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム」を購入。もはや、麻雀戦術本購入マニアといっても過言でない状態ですが、それが成績の向上に繋がっていないのが悩みどころ。特に天鳳については相変わらず特上卓でウロウロしている状況で、7段復帰もまだまだ遠いといったところ。それでもリアル麻雀の方の成績は上がっているので全くの無駄ではなかったと自分で自分を慰めている今日この頃・・・

その2冊の本ですが、全く対照的といっていい仕上がりでした。勝又本については、勝又プロの思考については感心し納得できる内容だったのですが、いかにも内容が少ない。エロゲーで例えると、フルプライスで買ったソフトが、攻略ヒロインが少ない上に文章量が少なくアッと言う間に読み終えてしまった感じ。その分読みやすいのはいいのですが、面白くない4コマ漫画があったりとか、解答に1ページまるまる使うなどページの水増しとも思えない部分が目立つのは閉口。これは勝又プロに責任があるというより構成に問題があったというべきところでしょう。
逆にお知らせ本については、著者の戦術が本1冊にびっしり詰め込まれています。こういった麻雀戦術本に付き物の著者の人となりを語った箸休めのコラムもなく、いかにも麻雀廃人といわれる著者らしい仕上がりとなっています。
ただ難をいうと、非常に読みづらい。問題が出題されるページが頻繁に有るのですが、出題(1)(2)(3)と並んでいても解答の順番が(1)(3)(2)となっていたりと読んでいてとまどう場面がちらほら。牌図を使う場面も少なく、ぼくのような頭の悪い人間にとってはすぐに理解しづらいのですね。
もう少し全体図を挿入してくれたら、著者の戦術がもっと頭の中に入ってきたと思うのですが、それとも普通の人ならあのくらいぎっしり内容を詰め込んでくれた方が、嬉しいのでしょうか?

もちろんこの2冊の本について腐す意図は全くなく、近くに発売された2冊の構成が全く正反対の構成だったことに驚いたというのが正直なところです。

さてまたまた特上卓。大事にしているサブ垢での実戦から。

南2局の1本場で北家。トップですが2着の対面とは700点という微差。3着のオヤは19700点持ちで、ラス目の西家は800点持ちという瀕死の状態。
何とか西家をトバしてトップを確定させたいところですが、3着目のオヤは先ほどの2600オールで、現状ラスの心配が無くなったことから強気に攻めてくるのは必定という難しい選択を迫られています。

そんな5巡目で早々にテンパイ
一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国
ツモ一筒:麻雀王国ドラ六萬:麻雀王国

ドラ1の役無しテンパイ。まだ捨牌を見る限りだれも特別早そうでなく場況はややマンズが安いかといった具合。ということで東場なら問題なく一萬:麻雀王国を横に曲げるところです。ただぼくの選択はダマ。
ラスの西家は全ツッパしてくるでしょうが、リーチを掛けられない以上存在は取り合えず無視してもいい。それより問題はラスの危機が去ったオヤの存在もしオリてくれず勝負してくるようだと、この愚形待ちでは心もとない。ここでリーチ棒を出して、オヤに1000オールをツモられた瞬間2着で終了というのは辛い。ということでここはリーチ棒を出さず手変わりを考えたのです。
すると2巡後、対面が二筒:麻雀王国打。といってもそれほどショックはありません。というのも先制リーチをかけていたら、まず対面は打ってこない牌ですから。
と、その次のツモが三筒:麻雀王国。ダマで上がれる変則3メンチャンに変化しましたが、ダマ継続。待ちの一つ八萬:麻雀王国は西家が1枚切っていて掴めばまず出る牌。それに加えツモでも西家をトバせるのが大きい。ただアタリ牌はツモれず、11巡目にツモったのが七萬:麻雀王国
当然ここは八萬:麻雀王国打でマンズの3メンチャンに受けるところですが、そのままダマにしてしまったのがぼくのミス。
マンズの場況は悪くなくオヤと真っ向勝負でも勝てそうな待ちな以上、ダマを継続する理由は消えたのですから。
このミスが表面化したのが次の九萬:麻雀王国ツモ。当然上がりますが、ピンフ・ツモ・ドラ1で700.・1300の1本場で西家の持ち点はちょうどゼロ。もしリーチを掛けていれば、この時点でトップで終了していたのですから大きな失敗といっても過言でないでしょう。

「お知らせ本」のP203にツモに備えるという項があるのですが、ぼくの頭の中には七萬:麻雀王国をツモったらリーチを掛けるという準備がなく、惰性でダマを継続してしまった・・・このミスが響かず、ハコテンを逃れた上家が南3局で2000・3900をツモり、これでラス落ちの可能性が出た下家がオーラス、ダマで安手を上がってくれて無事トップで終了したのですが、もしこれでトップを取れなかったら悔しくて夢に出てきたかもしれません。まだまだ実力不足を痛感していて、これでは7段復帰なんてまだまだ先の話ですね。  

Posted by 7月の魚 at 16:15Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2019年08月27日

ぼくの失敗学2題

朝倉康心プロの「麻雀の失敗学」を読み返しています。
朝倉プロは天鳳界ではASAPINとしての方が有名で、これまでも数冊麻雀戦術書を上梓しています。以前ブログで記事にしたこともあるのですが、ある麻雀大会で実際お会いしたこともあり(残念ながら同卓することはできなかったのですが・・・)その際、握手していただいたこともあって、それからすぐ本屋で初著書の「超精緻麻雀」を購入したのですが、その思考力はもとより分かりやすさに驚いたものです。
残念ながらいまだその思考力は身に付かず、相変わらず鳳凰卓手前でウロウロしているわけですが、今回の「麻雀の失敗学」はぼくにとっては思考のレベルが高すぎて、ほとんど理解できないことが多いのですね。つまり朝倉プロのレベルとまではいかなくとも、失敗の理由が理解できなければこの本の真価は分からないということです。
といってもこの本がぼくにとっては全くの無価値だったかというと、そうではありません。というのも成功したときばかりでなく失敗したときの牌譜を見返えさなければいけないと分かったからです。
ただ1つの失敗を的確に咎めてくる鳳凰卓の猛者たちと違い、特上卓だと失敗がそのまま通ってしまうことがままあるのですね。これは将棋でも同じで「悪手を的確に咎めないとそれが好手になってしまう。」というのは有名な格言で、当然麻雀でも同じようなことが言えるのです。
「麻雀の失敗学」で朝倉プロが失敗と嘆いた長考したケースも、勝又プロがその長考を的確に咎めたからミスとなったのでしょう。もし勝又プロがその長考を見過ごしたとしたら、もしかしたら朝倉プロもその長考をミスと感じることが出来なかったかもしれません。

そんなぼくが「これは失敗した・・・」と思ったつい最近の特上卓での牌譜から。
五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国八索:麻雀王国ツモ九筒:麻雀王国ドラ四萬:麻雀王国
東1局の北家。オヤに開局早々親満を和了られ。そこからの2局は流局した3本場。取り合えず原点ですが、トップの親とはちょうど親満分の差といったところ。そんな3巡目で2つ目のアンコが出来て大物手の匂いがしてきたところ。
ただ既に八索:麻雀王国一索:麻雀王国九索:麻雀王国が各1枚場に見えているというソーズが安くなりそうな場況。果たして何を切るかといったところですが・・・

といっても切る牌は一索:麻雀王国四索:麻雀王国しかありません。そしてぼくが切ったのは一索:麻雀王国の方。四暗刻を見るなら場に姿を見せていない牌を残したほうがいいと踏んだからです。
と次のツモが七筒:麻雀王国。こうなれば打四索:麻雀王国でリーチするのですが、待ちはというと宣言牌のモロスジの七索:麻雀王国と既に1枚切れの八索:麻雀王国のシャンポンととても出やすい待ちとはいえない。
手替わりを狙うとしても六索:麻雀王国九索:麻雀王国が入った高めイーペーコーくらいではくらいでは「旨みがないですし、ならば両面が先に埋まってのツモり三暗刻リーチの可能性をまず考え先に四索:麻雀王国打でなければいけませんでした。
まあ絶対にマンガンを和了しなければならないという条件なら別にそれでもいいのですが、ここはまだ東1局だけに乗っているオヤを降ろすことをまず考えるところで、わざわざ自分から出にくい待ちにしたのはミスといっていいでしょう。
ただこのミスが的確に咎められないのが特上卓。3巡後あっさりトップ目のオヤから七索:麻雀王国が切られて和了。早いリーチでスジを追うしかなかったのかもしれなかったかもしれませんが、なんと裏ドラがその七索:麻雀王国であっさり逆転してしまいました。

昔ならただ「ツイてる」といって過ぎていった局で、リツミサンの「超メンゼン主義麻雀」の第3章にあるようにそのまま見過ごしていったかもしれません。しかしこれは結果が良かっただけで、やはり失敗と認識して次回に繋げないといけないのです。

そんな次の特上卓での対局。
南3局の北家で18100点持ちの3着目。ラスの上家とは1300点差という厳しい局面。ここまでノーホーラ・ノー振り込みという我慢の麻雀が続いていましたがようやくチャンス手が。
一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四索:麻雀王国 ツモ六萬:麻雀王国ドラ五索:麻雀王国

九萬:麻雀王国ツモなら四索:麻雀王国打もありますが想定外の、六萬:麻雀王国ツモで迷った挙句四筒:麻雀王国ツモでのタンヤオ振り換わりと好形変化を考えてここは一萬:麻雀王国打で仮テン。気になるのは前巡風牌をポンした上家の動向。恐らく好形テンパイならリーチをかけてもオリないでしょうから、リー棒を出すなら少しでもいい待ちで掛けたいtころ。心強いのはマンズの面子部分で三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国といったところが入ればリーチと行きそう。
と再び上家のポンが入り流れてきたのは六索:麻雀王国。2フーロされてもはや一刻の猶予もならないところですが・・・

ぼくの決断は四索:麻雀王国打で仮テン継続。さすがにドラ待ちのカンチャンでリーチに行く気はなく、まあ仮テンでツモれるならドラ表示牌に見えている四索:麻雀王国より六索:麻雀王国の方がで可能性が高いだろうとの判断です。
すると2巡後、2着の対面から鳴きが入りツモったのが四索:麻雀王国。待ち変えしていなければ、局を流せていたわけで、複雑な気持ちでツモ切りしたところ次のツモがなんとWドラの五索赤:麻雀王国。もはや我慢ならんとドラ単騎でリーチを掛けたのですが、こんな待ちが和了できるわけがなく、最後上家が700・400をツモってラスに転落。最後オーラスもテンパイすることなくそのままラスで終了となりました。

いろいろツッコミどころが多い局だったのですが、最初の一萬:麻雀王国打で仮テンは悪くない選択だったと思うのです。そして次の六索:麻雀王国ツモの場面。ここもリーチに行く場面でなく、としたら六索:麻雀王国単騎に待ち変えしたのもまあ悪くない判断。
そしてまず裏目となった四索:麻雀王国ツモ。この場面でドラ待ちのカンチャンに受ける手はありました。それでもテンパイ必至のライバル上家を相手にツモ専同然の待ちでリーチに行く手はない。まあそれはいいとして、またまた裏目となった五索赤:麻雀王国ツモ。ここで我慢ならんとリーチに行ったのが、決定的なミスでした。
どうせここまで裏目ったのですから、フリテンのリャンメンに受けてダマを継続すればよかったのです。ここでリーチに行ったため、1フーロして手を進めていた対面がオリてしまい、結局ライバルの上家に和了されてしまったのです。しかもリー棒のサービス付き。これでは自分でラスを確定させてしまったといっても過言でありません。

鳳凰卓の強者の方から見れば違う意見があるかもしれません。ただなるべく好形にしてめくりあいに持ち込むことを身上としているぼくのようなタイプが、出るわけが無いドラ単騎でリーチに行った時点で頭に血が上っていたのです。口で言うほど易しくないのですが、常に冷静で麻雀を打つようになりたいものです。

まあぼくの牌譜なんてこんな失敗ばかりなんですけどね。  

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2019年07月04日

牌効率どおり打ったご褒美

最近リアル麻雀は不振続きで、最近2ヶ月の成績は7-4-12-6と大きくマイナス。天鳳でもそうなのですが3着が多いのが悩みの種で、勝ち味が遅いのはラス回避のために右往左往する天鳳の悪いクセが付いているのかもしれません。
といって天鳳でも決して好調といえず、むしろ絶不調で本垢は5段原点付近をウロウロ。これでは再度7段に昇段して今度こそ鳳凰卓に・・・なんて大口を叩けません。

そんな特上卓サブ垢での一局。前局に7700点を振り込んでラス目に転落してのオーラスの親。16400点持ちですが、誰もがまだ30000点を越えていないという混戦。といっても3着目とは9300点差ですから、あまり安い手で上がっても自分の首を締めるだけといった苦しい状況。

2巡目で3シャンテンなら悪くないが果たしてどんな和了形を想定するか・・・

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国九索:麻雀王国白:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ八索:麻雀王国ドラ八筒:麻雀王国

(牌画ツールは麻雀王国より)

ぼくは九索:麻雀王国打。七索:麻雀王国引きは激痛ですが、ドラ2だけに初牌の役牌重なりも見逃したくない。というわけでタンヤオと役牌仕掛けの両天秤での打牌ですが、二兎を追う者は・・・ということにならなければと思って心配していました。

その後、3着目の対面から2つ仕掛けが入った7巡目

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国 ツモ三索:麻雀王国

対面は恐らくテンパイでしょう。ただここは自分の手しか見なくていい場面で何を切るか。

少し前に購入した「ウザク式麻雀学習牌効率」P176によると「迷った時には亜リャンメン切り」という項がありましたが、トップ目ならともかくラス目で打点の種であるドラ切りはしたくない。とするとツモ切りか。ただ一目テンパイへの受入れ枚数が少なそう。
ぼくが選んだのは二索:麻雀王国打の雀頭固定。これも「ウザク式麻雀学習牌効率」P96に「中ぶくれはヘッド固定と好相性」という項があり、受入れ枚数の数は分からなくても、パッと見これが受入れ最大であることはぼくでも分かりました。

ただ2巡後のツモが裏目の一索:麻雀王国。歯ぎしりしながらツモ切った次ツモが五筒:麻雀王国
確かにテンパイですが、いかにも上がれそうにないシャンポン待ち。というかあの迷った局面で六萬:麻雀王国か>三索:麻雀王国なら一発でツモっていたわけでムードは最悪。
といってもここは足止めでリーチに行くしかないわけですが、他家は全員オリで当然の流局。

実はこの1局実を言うとリーチを掛けた局面で萬子は非常に高く(九萬:麻雀王国が2枚見えのみ)、ならば高い萬子の待ちを避ける意味でも六萬:麻雀王国打はあったかもしれません。

ちなみに天鳳位であるタケオしゃん作成の牌効率ツールで調べてみると
二索:麻雀王国は12種37枚でテンパイ。八筒:麻雀王国打は10種32枚に対し、六萬:麻雀王国打は9種29枚。ぼくの第1感だった三索:麻雀王国打は5種16枚でした。
つまり牌効率的には、裏目になったものの雀頭固定で間違いなかったわけです。

さて実を言うと流れ1本場は8巡目に索子のホンイツ役役ドラ1のマンガンをツモ上がりして逆転トップ。(オカルトになるのですが)天鳳は牌効率どおりに打ち、こうやって裏目に出たとしても、次の局でそのお返ししてくれる確率が高いように思うのです。まあそう思わないと一生懸命麻雀戦術本を読んでいる甲斐がありませんから(笑)。まあこの局は2巡目でトップ目の上家が早々チートイのテンパイを入れていた(それで鳴きたい索子を下ろしてくれた)のですが、単騎待ちの牌を入れ替えて上がり逃しをしていたという助けがあったのですけどね。  

Posted by 7月の魚 at 19:05Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2019年04月20日

連続降段への道

今月初めに6段へ降段したのもつかの間、半月わずか30戦余りで5段に降段。坂道を転がり落ちるという慣用句がピッタリとくる惨状ぶりには自分ながらあきれるしかないのですが、個人的にこの不調の原因はほぼ掴んでいるのであまり気にしていません。
6段に落ちてからしばらくは原点近くを彷徨っていたのですが、若干のミスの積み重ねと、不ヅキのコンボから5連続ラスで一気に500Pt近くに転落。それから抵抗を続けていたのですが、天鳳というのはついていないプレイヤーにはことごとく不運がやってくるゲームで、不調脱出のきっかけをつかめずにいて、先日の連休にとうとうキレて半荘18局打つという暴挙を犯して嫌々ながら降段を受け入れることにしました。

その降段戦がこれまでの不調を象徴するもので、ぼく以外の3者がマンガン・ハネマンのツモり合戦で、ぼくだけがアガれないまま、南4局のラス親を迎えた時にはわずか400点持ち。3着目からもおよそ27000差というダンラス状態。
いっそ回線を切断しようかとも思いましたが、グッと歯を食いしばって0本場は2人テンパイでようやくリーチ棒を確保。そして1本場の8巡目でこんなテンパイを入れる。

四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索赤:麻雀王国北:麻雀王国ツモ六索:麻雀王国ドラ五萬:麻雀王国
いままで全く勝負手の来る気配がなかったぼくにようやく訪れた千載一遇のチャンス。しかも受入れを狭めても狙った北:麻雀王国のトイツ落としからの高打点狙いに成功。ダマで親満。ツモれば親ハネというチャンス手。
平場なら当然ダマですが、ここまでのダンラスならばツモって裏が乗れば親倍で一気に原点復帰・・・となれば当然とばかりにリーチしたのですが・・・

ただリーチをかけた後、場を見たところマンヅはいやに高い。しかもけん制しあっているのか、手をさらしている他家はなく横に曲げた途端、明らかに全員引き気味。
それならツモるだけと思ったのですが、よく考えればこんな亜リャンメンが簡単にツモれるなら降段戦なんかになっていません。当然ツモれず流局して次局は配牌も悪くあっけなくトップ目にツモられあえなく降段となりました。

もしこれがアガれるなら他家がボーンヘッドをしたときだけでしょう。例えば無理に勝負してくるとか、一発消しなどの鳴きを入れてくれたならチャンスはあったかもしれません。ならばここはツモってハネマンあるし出ても24000点差を詰められるならダマでも良かった。まして三色変化でダマツモで親倍になる可能性もあるわけです。少なくとも他家がリーチを掛けてから追いかけた方が相手のプレッシャーになったでしょう。

そんなわけで本垢ではおよそ1年ぶりの5段に落ちたのですが、5段に落ちてからは2着1着と久々に連続連対。実はこの1着は他家のボーンヘッドに近い放銃に助けられたもの。人の不幸に付けこんで上を目指すなんて天鳳は本当に人が悪くなるゲームですね。  

Posted by 7月の魚 at 23:53Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2019年03月18日

中島本と不調の関連性

天鳳界では大和田頭取と呼んだ方が通りがいい中島隼也プロの初著書論理的思考で勝つ麻雀(マイナビ)が発売されました。以前購入してぼく的に非常に面白く読めかつ勉強になった鳳南研究所の現代麻雀の神ワザ(マイナビ)にこの本の発売が予告されていて楽しみにしていたので、早速本屋を巡り購入。
再び麻雀熱がぶりかえしてから麻雀戦術書を購入し始めてこの本で(おそらく)14冊目。ここまで戦術書を買いあさっているためか、読んでいて目新しい部分は少なかった。もちろん麻雀戦術書をあまり購入していない層からすれば、目から鱗といった内容であり、麻雀の入口近くにいる人には適している本といえます。そういう意味では白鳥翔プロのトッププロが教える最強の麻雀押し引き理論(彩図社)も初心者を卒業して中級者に入ったばかりという方には良書なのでしょうが、上級者にはやや物足りない内容といえるのではないでしょうか。まあ本の内容を甘噛みしているだけのぼくのような人間には、麻雀の基本を再認識するといった意味では購入して全く無意味だったというわけではないわけですけれど・・・

といってもぼくが麻雀戦術書を買う理由は戦術の目新しさだけでなく、読み物としての面白さの方が重要視しています。現最高位である近藤誠一プロの初著書最強雀士が語るデジタルの向こう側~大きく打ち大きく勝つ麻雀(マイナビ)も戦術本としての価値よりもコラムにあった故飯田プロの思い出や実戦譜の方がずっと面白いと思っているように、総体的にぼくを満足させてくれれば充分なのです。このあたりはぼくが昔エロゲー批評空間で付けていた点数と同じなのかもしれません。
そういった意味で中島プロのコラムや語り口には、ぼくの琴線はあまり振るわなかったということになるのでしょうか。まあこれはあくまでぼくの趣味主観なのですけれど。

そんな中島本でぼくの一番印象に残っているのが、ブロックカウントについての記述。これは手牌のブロックの数を常に数えるというものですが、実はこの本に書かれる少し前からもうぼくは実践していたのです。ただ配牌からこれをたえず行っていると打牌が少し遅くなることもあり少し恥かしく思っていたのですが、強者も同じことをしているのだと知って「ぼくのやっている事は間違っていなかった。」と認識できたのは良かったです。あとこれは天鳳ではしないのですが、リアル麻雀だと配牌でヤオチュー牌の数も必ず数えるようにしています。リアルの場合九種九牌で流すことは出来ないので、理牌していないと無造作に字牌を切ってしまいがち。もしそれで9種や10種ヤオチュー牌があるところで字牌を切り国士無双を逃したとしたら痛恨ですからね。

まあぼくがこの中島本にあまりいい評価をしていないのも、この本を購入してから麻雀(天鳳)が絶不調だからです。もちろんぼくの麻雀が不調なのは決して中島本のせいでないのは明白なのですが、この本を購入する切欠となった鳳南研究所の本を購入後、ずっと好調状態が続いていたので、ここにきての不調はかなり堪えているのですね。
折角上がった7段ですが鳳凰卓で打つまもなく降級間近となりレートも2000を割り込んでしまいましたし、5段でレート2150越えを果たし安定段位も9段越えしていたサブ垢も一気に2000近くまで落ち、安定段位は8段に。まあこれが本来の実力かもしれませんが、4段から5段へ昇段する際に一度もラスを取らず22戦で昇段するなど本垢以上に大事にしていたサブ垢もすっかり傷ついてしまいました。

そんなサブ垢での対戦から・・・
一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国 ツモ六索:麻雀王国ドラ一萬:麻雀王国 

東3局の親。7巡目。24000点持ちの2着目で、トップの下家とはまだ8000点差という局面。本来ならダブルメンツの五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国を処理したいところですが、上家が2枚切っている四索:麻雀王国にラグが掛かっていて、恐らく山にはゼロ。といっても一索:麻雀王国は山に残っていそうでこの時点で二索:麻雀王国三索:麻雀王国ターツを落とすのは怖い。というわけでぼくが選んだのは6ブロックにする四萬:麻雀王国打。といっても定石手でなく正直自信があった打牌ではありません。

そんな時、3着目の上家からこんな捨牌のリーチが入る。
一筒:麻雀王国八萬:麻雀王国四索:麻雀王国九萬:麻雀王国四索:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒横:麻雀王国

そしてツモは初牌の東:麻雀王国九筒:麻雀王国連打は明らかにトイツ落としで良形濃厚。普通ならぼくの手はリャンシャンテンでオリを選ぶところですが・・・

オリなら二索:麻雀王国三索:麻雀王国落とし。四索:麻雀王国にラグがあったことから、ノーチャンスでありほぼ通ることは分かっていました。ただリャンシャンテンとはいえ親でドラトイツ。好形ばかり残っているだけに何とかこの手を実らせたい。相手はトイツ落としでのリーチで両無筋の牌ならともかく字牌くらいならと思って切ると、これが東:麻雀王国南:麻雀王国とのシャンポン待ちに一発でぶち当たる。裏ドラこそ乗らなかったもののリーチ一発東の5200点のダメージは点数以上にぼくの精神を蝕みました。

この後、対面の8段(麻雀AIのNAGA25)がぼくの振り込みで波に乗った上家に倍満を振り込んだ後、親満・親ハネをツモりり返すなど荒れた展開になり、結局南2局で7800点持ちのラス目に。それから何とか巻き返して最後なんとか3着にすべりこみましたが、ほとほと疲れました。

まともな状態なら中島本のP132を改めて読まなくても三索:麻雀王国を切っていたでしょう。そして好調ならこんな東:麻雀王国なんて一発で掴まない・・・そんなデジタルとかけ離れた思考をするあたりが不調の証なのでしょうね。  

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2019年02月28日

爆打との対戦から

7段昇段したものの鳳凰卓で打てるレートになく、特上卓でレート上げに勤しむはずが、最近は逆に返り討ちに遭う日々。俗に言う地獄モードに突入した模様ですが、今回の場合調子が悪いのが本垢の7段のIDだけで、2つのサブ垢の方は好調をキープしていて、今月の安定段位はどちらも10段越え。本垢の今月の安定段位5段と比べると雲泥の差で、打ち方を変えているわけでないのに、どうしてここまで差が出るのか分かりません。
というわけで、このまま本垢を打ち続けていても泥沼に嵌ることが必至なので、最近主戦場をサブ垢にしているのですが、そんなある対局から。

特上卓の主といえるのが爆打で毎日人間とは思えない尋常でない局数(いわゆる鬼打ち)を打っているのですが、それもそのはずで彼は麻雀AIなのですね。だから特上卓で長年打っていると当然彼と顔を会わせる機会が多い・・・はずなのですが、実を言うとぼくが爆打と対戦したのは本垢・サブ垢含めてたった2回。そして先日3度目の対戦を迎えました。
ただ爆打は現在9段でぼくより格上で強敵であることは間違いない。ただぼく的には爆打との対戦で悪い記憶がなくて、元鳳凰卓民が対戦相手に現れた時と比べると、それほど嫌な気分になったわけではありません。

そんな南2局。現在トップで下家の爆打と9100点差の2着目の南家で3巡目。

八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国五索赤:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国ツモ七筒:麻雀王国ドラ八萬:麻雀王国

ドラが3枚あるチャンス手とはいえ、ペンチャン2つがいかにも重苦しい。しかもラス目の親がぼくが第1打に切った西:麻雀王国をポン。するとラス目から3100点差の3着の対面がぼくの第2打の中:麻雀王国をポンと序盤から場は荒れ模様。
親の第1打・第2打はピンズの1・5で恐らくホンイツ。対面は親に上がられるとラスに落ちる可能性大なので取り合えず役牌を鳴いてスピードを合わせにいったというところか。ただぼくのスタイルからすると上家や対面にポンさせてツモが余分に回ってくるというのは好材料と見ています。
本来ならじっくり進めたいところですが、相手が仕掛けてきている以上こちらも逆転を狙うならスピードで負けていられない・・・というところで九索:麻雀王国打からタンヤオに走る。ただ防御力は皆無になるだけに危ない仕掛けだ。実際ぼくがこんな仕掛けをすることはほとんどなく今回は緊急避難的対応です。
すると親が次巡なんとドラ八萬:麻雀王国打。チートイ狙いもありますがスピードを考えるとここはポンが当然。ただこれで親はソウズのホンイツ確定で手材料が揃っていそう・・・というわけで苦しいことには変わりない。
一応目一杯手を広げて一筒:麻雀王国打。すると爆打が二索:麻雀王国打としてきたのでこれもポンして八索:麻雀王国切り。2種ポンしてリャンシャンテンなんて仕掛けは怖いですが、ドラポン者が2フーロしただけに相手の手も少しは止まると思っています。ただ鳳凰卓ならともかく特上卓だとそれでも突進してくる雀士も存在するので油断は禁物。
次巡ツモで親が先ほど切った現物南:麻雀王国を残して二筒:麻雀王国打。これで多少安心できますが、親が初牌の南:麻雀王国を切っているということはテンパイ近しというサインなだけに、次にソウズが余りこちらがテンパイしていなければ一旦引くところ。ただ次のツモ三筒:麻雀王国を残したのは一貫性がなかったかもしれません。
そして次のツモ二索:麻雀王国でこんな牌姿に変化しました。

六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国五索赤:麻雀王国 ポン二索:麻雀王国二索:麻雀王国二索横:麻雀王国 ポン八萬横:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国

次のツモが好形変化する六索:麻雀王国。親がツモ切り続きで手が進んでいないのを確認していたので、ここはチャンカンを恐れず二索:麻雀王国を加カン。するとリャンシャンから三索:麻雀王国を引いてテンパイ。
すると下家の爆打がいかにも危険な七索:麻雀王国を切ってくれて和了。しかもカンドラが五索:麻雀王国だったのでハネマン。この上がりが効いてトップで終了したのですが、果たしてここまでのぼくの河をまとめてみると・・・

西:麻雀王国中:麻雀王国九索:麻雀王国一筒:麻雀王国八索:麻雀王国二筒:麻雀王国一萬:麻雀王国南:麻雀王国三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国


最新の平澤本「現代麻雀の秘技」の36Pにリーチ宣言牌の解説があり、1)フォロー牌 2)くっつき期待の浮き牌 3)無関連牌 の3種類あり、もし宣言牌のくっつきが否定出来れば待ちがある程度予想できると記されています。
その平澤本に解説はなかったのですが、もし宣言牌がくっつき期待牌と予想できれば、その周囲は一見危険に見えても通せるのではないかと考えるのです。ぼくが思うにはリーチ宣言牌をくっつき牌と読むのが困難なので、解説はなかったのではないかと思ったのですが・・・

ただぼくの捨て牌をよく見るとペンチャンターツを2つ払っていてタンヤオ仕掛けは明白。タンヤオには不要なペンチャンを払って4~6牌のくっつきを狙うのはよくある手筋なだけに加カンして最終手出しが六筒:麻雀王国。しかもツモ切り牌は一萬:麻雀王国だけとなると、くっつきテンパイであることは強者でなくとも手出しを見ている人ならおおよそ見当はつくでしょう。
と考えると爆打の七索:麻雀王国は明らかに暴牌に近い牌。

とするとテンパイでもしていたのかと後で爆打の手牌を見たところこんな手でした。

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国三筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国

確かに好形のイーシャンテンですが、ここから七索:麻雀王国打はさすがに危険でぼくの安全牌で親にもほぼ通る三筒:麻雀王国が普通でしょう。まあ望外のハネマンが上がれたので文句はないのですが、この宣言牌がくっつき候補だったことが読めた場合そのソバは通るという手筋を今後有効活用できたらと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 00:39Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2019年02月06日

7段昇段・・・しかし。

先月末に、いつものフリー雀荘に行ったときのこと。
到着したのはいつもとほぼ同じ時刻の午前9時40分過ぎ。そしていつもと同じく、ぼくが一番最初に来た客で卓が成立するまで待つことに。
最初は雑誌に目を通していたのですが、夜勤明けということで次第に瞼が重くなってきていつものようにうたた寝してしまうことに。
そして1時間過ぎたころにようやく卓が立うことに。下家はメンバーの人で、対面は以前健康麻雀スクールに通っていたころからの顔なじみの人だったのでしたが、上家に座った男性が余り見たことのない顔。
その人はメンバーの人に馴れ馴れしい口を開くなど常連であるのを鼻にかけた態度で、いかにも親しくなりたくないような人物。まあ常連ぶるといっても半年以上(まあ開店から3時間ほど打つだけで特定の人物ばかり見かけるだけですが)通ったぼくの記憶に残らないくらいですから、そう毎日通いつめているような常連ではないのでしょうが、その男性の打牌がいやに強い。
まあこれはぼくが気にしすぎるだけかもしれませんが、時々重要な場面で金子プロのように強打するくらいならそう目くじらを立てません。それが毎回第1打牌から強打してくるようではさすがにイラっとします。
(まあよほどいい手が入っているのだろう)
と余り気にしないようにしていたのですが、点棒の支払いに手間取っただけで舌打ちしたり、和了して牌を倒して役を申告しているとき、せせら笑いをするような人物ではどうしようもない。しかもメンバーは注意もしない。
というけで速攻ラス半をかけて帰ったのですが、まあ巷の噂ではどこのフリー雀荘にもこのような自分に甘く人に厳しい嫌な客はいるものらしい。ただこれまでその雀荘ではあまりこのような嫌な気分になったことがなかったので油断していました。高レートのフリー雀荘ならともかく、点3のフリー雀荘に来るぼくを含む大部分の客は金のやり取りなんて半分どうでもよく、勝っても負けても気分よく麻雀を打つほうが大事なわけで、こんな嫌な気分になってまでフリー雀荘に行きたくありません。
まあぼくが夜勤明けで頭が半分ウニのようになっていて、パッと点棒計算やチップの計算が出来なかったからいけないのかもしれませんが、それならなおのこと夜勤明けに雀荘に行くのを止めにしないといけないわけで・・・

そこへいくとネット麻雀は気楽です。嫌なことなんてせいぜい溜めロンされるくらい。パソコンの前で対戦相手をどんなに口汚くののしったとしても相手に聞こえるわけでなく、出上がりする際に喪黒福造よろしく「ドーン!!!!」と牌を倒すポーズをしても怒られるわけではない。
というわけで今月に入ってからはずっと天鳳ばかりプレイしているのですが、いよいよ2度目の7段昇段戦を迎えました。1度目は南4局で終了時点でトップだったのですが、30000点に届かず西入。その西1局に振り込み3着に落ちた途端、最下位の親にハネ満をツモられ哀れラス落ちで終了。そのショックからか続く対局でMリーグ漫画でお馴染みのウヒョ助氏に叩かれてラスを食い2115Ptまで転落。まあ相手は鳳凰卓から落ちてきたばかりの格上なので仕方ないかもしれませんが、これからまた4回トップを積み重ねないといけないとなると、気が遠くなる思いになりました。
ただそれから1着2回2着2回を取り再び昇段戦を迎え、その昇段戦はそれほど苦労することなく南1局のハネ満ツモの貯金を守りきってトップ。ようやく7段に昇段しました。

さあこれで鳳凰卓に乗り込めると思ったのですが、残念ながらまだ特上卓で打っているのです。というのも昇段時のレートは2000をわずかに越えたくらい。鳳凰卓を観戦すると大抵の打ち手は2100オーバー。低い人で2050を越えているというわけで、もしこのまま鳳凰卓へ行っても一瞬でチャオるのは必至。ならば昔特上卓で打ちたくて一般卓でレベル上げならぬレート上げをしたように、このまま特上卓に留まってそう簡単にチャオらないようにレートを上げてから鳳凰卓に行こうと思ったのです。
といっても6段に半年以上漂った身からすると、レートを上げる前に6段に転落してしまう気がしないでもないのですが、まあそれは実力なので仕方ない・・・というわけでしばらく鳳凰卓に乗り込むのは延期にしたいと思います。  

Posted by 7月の魚 at 20:15Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2019年01月22日

捨牌の見せ方を考える

相変わらずの天鳳の話からですが、今年に入ってから俗に言う天国モードを引き当てたらしく好調で、6段になって2度目の2000ポイント越え。サブ垢を含めると特上卓の成績は半荘50回でラスは僅か3回という信じられない成績。再び鳳凰卓が手の届くところに来たのですが、実を言うともし7段まで登りつめたとしても鳳凰卓で打つかどうかは分からないのですね。
というのも現在のぼくのレートは2005という低いもので、もしこのレートで7段に上がったとしても1回ラスを取れば2000を割ることになって鳳凰卓で打つ権利を失くしてしまうのですね。
前回7段まであと180ポイントまで迫ったときのレートは2047だったので、明らかにそれより低下しています。その原因はというと3着の多さで、本垢の成績は8-8-14-3という3着回数が飛びぬけて多い。これは本当ならラスのところを粘って3着にしているのか、それとも本当なら連対していたものをミスで3着にしてしまったのか・・・恐らくその両方なのでしょうが、このレートで鳳凰卓を打つなんて狼の群れの中に単身飛び込む羊のようなもの。速攻丸裸にされてしまうのは必定。それならもう少し特上卓でまともなレートになってから課金して鳳凰卓に乗り込んだほうがいい気がしてるのです。

さてそれとは逆にリアル麻雀の方は、あまりよろしくなくて特にチップのやりとりをしないセットの健康麻雀の成績が悪い。もちろん賭けていないからといって手を抜いているつもりは全くないのですが、もしかしたらフリーや天鳳の赤あり麻雀に慣れてしまって、手作り重視の赤ナシに対応できなくなっているのではと思ったりするのですが・・・

そんな健康麻雀での一局から。その日は全自動卓ではなく手積みという懐かしいというか牧歌的な卓でしたが、絶不調でトップなしのハコラス2回という散々たるもの。恐らくフリーなら100000ペリカは負けていたと思われるのですが、そんなある半荘の東2局東家でこんな手に。
三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国 ツモ六筒:麻雀王国ドラ北:麻雀王国

高い手ではありませんが、イーシャンテン。ここでどのトイツを嫌っていくかですが、ぼくの選択は打四索:麻雀王国。受入れの多さとリャンメンの手替わりを考えれば赤ナシ麻雀でも誰もが選びそうな妥当な選択。問題は次のツモ六萬:麻雀王国が入っての一打。
好形変化もあるだけに難しいところですが、役ナシならともかくタンヤオが付けば即リーは当然ということでここでぼくが選んだのは四索:麻雀王国の連打でリーチ。待ちはシャンポンですが、五筒:麻雀王国はともかく、二索:麻雀王国はいかにも出そう。カン3・7とシャンポンの2・8ではシャンポン有利と確か平澤本(麻雀の戦術書)に書いてあったこともあり自信を持っての選択ですが、捨牌を見るとこんな感じ。

發:麻雀王国四索:麻雀王国四索横:麻雀王国と見るからに異様。他家はオリていったのですが、意に反してこの良さそうな待ちが出ない。
結局流局したのですが、四索:麻雀王国連打で二索:麻雀王国が出やすくなるというのはぼくの勝手読み。もしカン三索:麻雀王国待ちにしていた場合の捨牌はこちら。
發:麻雀王国四索:麻雀王国二索横:麻雀王国
いかにもカンチャンを嫌ったように見えて三索:麻雀王国が良さそうに見えませんか?こちらの方が他家のオリ打ちが期待できたと思います。

本で得た知識を鵜呑みにするのでなく、一歩立ち止まって考えることが必要ではないかと思わされました。反省です。  

Posted by 7月の魚 at 21:08Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2019年01月12日

強敵相手の対戦

昨日、夜勤明けに名駅で途中下車してフリー雀荘に出勤・・・の前に雀荘の近くにある牛丼屋(す〇屋)で、390円の朝定食をゆっくり食す。そんなに腹が減っていたわけでなかったのですが、時間はまだ9時30分前で今行っても卓は立っていないし、実際月曜日に初打ちに行ったときは同時間に行って1時間半待つ羽目になった・・・というわけで9時45分頃にエレベーターを降り雀荘のドアを開けたところ、なんと卓が立っていた(笑)。まあ9時開店で毎度1時間強卓が立たないのでは、赤字を垂れ流しているだけなので店としては当然なのでしょうが、ぼく的には予想外。
まあ、どうせ30分以上は待つ気でいたので椅子に座って持っていた昨日発売のサッカーダイジェストを読んでいたところいつの間にか仕事疲れのせいか眠気が・・・そんなわけで誰かやってきてぼくの前の席に座った気がしたけれど、正直挨拶をした気がしない。

とようやくメンバーが揃ったらしく、ぼくを呼ぶ店員の声が・・・

目を開けると、雀荘の床を可愛く動く白い物体が。これが噂に聞いていた補佐(という名の店長の愛犬)で、半年以上通っていますがぼくがそれを目にしたのは初めて。噂に聞くと最近はイベント時以外は出没しないと聞いていたので、今日は何か特殊イベントがあるのかと思いながら、卓に付いたところ上家はメンバーの女性でしたが、対面と下家から妙なオーラが。
ぼくは人の顔を覚えるのが苦手なので自信はないですが、恐らく初めての対戦相手。ただここまでぼくの強敵判定レーダーが反応するのはそうはない・・・というわけで、最初の半荘は先制をと東1局・2局と早めに動いて軽い上がりをものにする。ただどちらかというと東場は門前で進めてリーチを打ち大量得点を狙うというぼく得意の戦法ではなく、いわば動かされている気はしていました。そしてぼくの動きを看破されたかのように、そこから対戦相手の攻勢が始まり気が付いたらオーラスでラス目に・・・

とにかく相手の手が早くて、ぼくの手が一歩間に合わない。リーチを掛けても一発ツモの楽しみもなくすぐにツモられてリー棒が無駄になることもしばしば。対面の男性は風邪気味らしくて本来の調子ではなかったようですが、下家の男性の強さは格別で確実に高打点を狙ってくる。ここまで強さを感じたのは以前MONDOの大会で対戦した白鳥翔プロくらい。
(もしかしてプロなのでは・・・?)
と思っていたところ、会話から対面の男性の苗字が柴山であることが判明。
(柴山ということは名古屋在住の最高位戦の柴山良太プロでは?)
確かにネット等の写真で見た顔に似ている気はしましたが、正直記憶が定かでない。それでも強さから判断すると恐らく柴山プロなのだろう・・・ということは恐らく下家もプロ濃厚。ただネット等の記憶を遡っても全く顔と名が結びつかない。

そんなことを考えていたせいか、次の半荘はいいところがなく、南3局の親番を迎えたころには10000点を割るかどうかといった3着目。それまでは軽く安い仕掛けは封印していたけれど、ここに至ってはそうもいっていられず3フーロして1500点という安手を柴山プロ?から出上がり。
そんな苦心して連荘したぼくを笑うかのように早い順目に下家からリーチが・・・(泣)ぼくの手はバラバラでとても立ち向かえそうにない。
(こんなことなら連荘しないほうが良かったか・・・)
と思ったのですが、通りそうな牌を切って回っているうちに、いつの間にかタンヤオチートイ赤ドラ2のダマでハネ満のテンパイに。
下家のリーチはいかにも高そうなのですが、結構危ない牌が通っているところを見ると待ちが悪いのではと思って、ここからは全ツッパで下家との捲りあい勝負。そして勝ったのはぼくで下家から出上がり。

「高めツモなら3倍満で逆転だったのに」
と悔しそうに下家が開けた手は案の定赤入りのメンホンツモリ3暗刻のリーチで高めダブ南ツモなら3倍満という逆転手。
(そんなのツモられたらハコ割れです・・・)
と思ったのですが、この渾身の上がりが効いてその局はダントツのトップだったメンバーさんに続く2着を確保。

ラス半コールした(基本的にぼくは残業明けに雀荘に行くので半荘3~4回くらいしか打たないのです)次の3局目は開局からリーツモピンフドラ3の上がりでトップに立つもすぐ下家も応戦して接戦になったところでぼくに痛恨のミスが。(なぜか麻雀王国の牌画ツールが使えなく見にくくてすいません)

ドラが5萬で3萬赤5萬5萬6萬7萬の形で喉から手が出るほど欲しかった2枚見えの4萬ツモ。これで役を付ければマンガンということで、タンヤオに狙いを付けすぐ一鳴きテンパイ。
ただいかにも出そうなリャンメン待ちが出ず、終盤まさかのラス牌4萬ツモ。
ドラソバで見るからに危険牌。特に下家には危険だったが、こちらもマンガンの勝負手。というわけで7萬と振り替えたところこれが下家のカン7萬に刺さってしまった。
これは明らかにミスで一目薄い4萬よりも山に残っていそうな7萬の方が明らかに危険だった。今回はカンチャンだったがシャンポン形も考えれば7萬の方がより危険で特に終盤の尖張牌(3.7牌)打選択はリスキーなことが多いと経験上分かっていたはずなのに、無造作に中に寄せてしまったぼくの凡ミス。
結局その局はラス親の柴山プロ?がオーラスに大連荘して逆転トップを決め、ぼくは3着に転落する結果に(下家は当然2着)。

そんなわけでその日の対局は0-1-1-1という結果に終わったのですが、後でネットで調べていたところ、やたら強かった下家はプロ麻雀連盟の皆川直毅プロと判明。遠来(東北)からの来名でそれで補佐ちゃんが特別お出迎えしてくれてたのですね。ということは対面はやはり柴山プロだったのでしょう。正直その日は疲れましたが強敵相手のリアル麻雀は心地よい疲れを感じるものだと思いました。  

Posted by 7月の魚 at 18:30Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2018年12月22日

今年の総括と来年の見通し(フリー雀荘編)

昨年から健康麻雀に通い出して1年。その健康麻雀の雀荘が廃業したのを機にフリー雀荘デビューして半年近く過ぎました。
最近は1週間に1~2度くらいその雀荘に通っていて、店員にも顔を覚えられるくらいの存在にはなったよう。
まあ午前中の早い時間にフラリと来て半荘3~4回打って午後1時過ぎに帰るなんて相当珍しい客なんで覚えられているのかもしれませんが。
そんなフリー雀荘で初めて役満を和了しました。
その日は半荘4回打って0-2-2-0の成績。といっても見かけほど収支は芳しくなくずっと苦しい麻雀が続いていて、ラスを取っていないのが不思議なくらい。本当は4回目の半荘でラス半コールを掛けていたのですが、その半荘で上家が東3局で早々にトビのハプニング。ぼくはただ見ているだけで2着だったのですが、ものの15分で終了したので時間が余ってしまい、頼んでもう半荘追加したのですが・・・その半荘はこれまで以上に苦しく、東2局で序盤に掛かった親リーにワンチャンスの一筒:麻雀王国くらいと思って切ったところ7700点に振り込み。東3局には15000点を割り込むマイナスとなっていました。

振り込んだ次の局はヤオチュー牌多めの見るからにクズ配牌だったのですが、東3局ではそれ以上にヤオチュー牌が増えて9種10牌。
八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国五索:麻雀王国九索:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国發:麻雀王国ツモ二索:麻雀王国 ドラ東:麻雀王国
ここまで悪い配牌なら狙うのは国士無双しかない。幸い序盤に切られることが多いドラ表示牌の北:麻雀王国を持っていることもプラスポイント。ただ5順目までは無駄ツモ続きで發:麻雀王国南:麻雀王国が重なっただけで、国士の有効牌は全くツモらない。仕方なくチートイツへの道も考え出したところ、ようやく有効牌の一筒:麻雀王国を入手。そして10順目で中:麻雀王国が入った次の順目で上家の親からリーチが掛かる。
国士をやっていて一番嫌な瞬間がこれで、テンパイなら全ツッパでもいいですがイーシャンテンでツッパるのもバカバカしい。取りあえずは安全牌の發:麻雀王国打しましたが、次に危険牌を掴んだらオリ有利かと思っていました。というのも必要牌の一萬:麻雀王国が2枚切れで東:麻雀王国は3枚切れ。有効牌の3枚が果たしてぼくのツモ山にいるかどうか。それよりも現在の状態だと親のアタリ牌を掴んでくる可能性が高い・・・と思っていましたが、幸い親リーに通りやすい牌しかツモらず、15順目でようやく一萬:麻雀王国ツモ。
ただ親リーに通さなければいけないのは初牌の南:麻雀王国か、1枚も切られていない高い筒子の九筒:麻雀王国

ここでぼくは10秒ほど迷ったあげく南:麻雀王国を切ったのですが、本来ならどちらを切るにしても迷わずシレっと打牌しなければならなかったところ。迷ったあげくの初牌打では目ざとい人から見たら国士テンパイはミエミエ。
正直しまったと思ったのですが続く下家がラス牌の東:麻雀王国をあっさり打ってくれて役満完成。

フリー雀荘に行った最初の半荘で、親番の時に四暗刻をツモられてしまうという洗礼を浴びたのですが、半年以上経過してようやく借りを返せました。ただ役満でチップをたくさん貰った割りにはその日は7500ペリカのマイナス。それだけそれまでの半荘4回のデキが悪かったのですね。

そんな今年に入ってのフリー雀荘の成績は(記録し始めた9月からの成績ですが・・・)
9月は 5-1-2-2 プラス18000ペリカ
10月は 5-2-3-4 マイナス41500ペリカ
11月は 6-2-3-3 マイナス500ペリカ
12月は 7-5-6-0 プラス25000ペリカ(24日現在)
で、実のところ健康麻雀の雀荘に通っていたころより、麻雀に掛かるお金は少なくなっています。以前健康麻雀に通っていたころは月に10000円近くは使っていたわけですから、その点は助かっているのですが、ただ対戦相手に喫煙者の方がそれなりに見えるので、タバコを吸わないぼくとしてはそこがやや辛いところ。

そんなぼくの来年の目標は点数を一目で計算できるようにすること。やはり言われるままでなく、点数計算の間違いを指摘できるくらいの速度を身に着けたいと思っています。  

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2018年12月01日

麻雀牌を見るのが怖い・・・

11月前半はネット・リアルとも麻雀は絶好調。
セット麻雀では4-2-0-0と連対率100%。フリーでもゲーム代金チャラどころか、レート30ペリカで奇跡ともいえるプラス収支を確保していましたし、天鳳でも11月の安定段位が一時10段越えを確保し7段まであと180ポイントまで迫る勢いでした。
「これで念願の鳳凰卓に這い上がれる。」
と勢いこんだのを見透かされたように、11月下旬に入ってから突然の絶不調に・・・
天鳳では700ポイント近くを吐き出して鳳凰卓は遠くに霞んでしまいましたし、フリーでは半荘4回で0-0-2-2でしかも1回はハコ割れでこれまでのプラス分を一気に吐き出してしまいました。特にあの日は先制リーチもほとんど空振りか追っかけられて当たり牌を掴まされるという繰り返しという典型的な負けパターンでした。
まあ原因となる一局はあって最初の半荘の東3局の親番。
それまで8000に3900と立て続けに上がって好調を自覚していたのですが・・・

二索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国 ツモ八萬:麻雀王国ドラ三索:麻雀王国

(素材は麻雀王国より)

3順目でこんな手牌ですから恵まれているとはいえますが、何を切るかは難しい。そしてぼくが切ったのは九索:麻雀王国のタンヤオ確保。次のツモが七索:麻雀王国で再度の九索:麻雀王国打。これで鳴いていけると思ったのですが、次順それをあざ笑うかのような九萬:麻雀王国ツモ。

二索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国 ツモ九萬:麻雀王国

ここでぼくは五索:麻雀王国打。索子を捌いて四索:麻雀王国六索:麻雀王国あたりを引きこむつもりだったのですが、これが裏目。それからのツモが九索:麻雀王国八索:麻雀王国そして五索赤:麻雀王国とどうしてもメンツができない。しまいには河にトイツが3つも並びチートイに向かっていればとっくに上がっていたという始末。結局この局は先制リーチを打たれオリに回る羽目に・・・

この後サッパリ手が入らず結局その半荘は沈みの3着に終わり、それ以降はいいところなし。半荘4回終わったところで最初交換したチップは奇麗サッパリ無くなりました。これだけ大負けしたのはフリーでは初めて。

そして天鳳ではそれに輪をかけたような不振。特上卓では3着を取るのが精一杯ということで、試しに上級卓で打ったところ最初は1着が2度取れたのですが、それ以降は特上卓と全く変わらない状態に陥りました。
正直不振の原因は分かりません。単に配牌やツモが悪いこともありますが、他家の当たり牌を掴むのが異常に多い。それでどうしても守備にウエイトが掛かってしまい、勝ち味に遅くなってしまっているのです。

正直こんな状態で麻雀を打つのは良くなくて、これ以上続けると麻雀が嫌いになってしまいそうで怖いです。どうすればこの不調から脱することができるか教えて欲しいくらいです。  

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2018年11月02日

あっけなく終わった昇級戦

現在絶賛苦闘中の天鳳ですが、鳳凰卓まであとわずかと安心したのもつかの間、あっけなく滑落して6段原点近くまで戻されることに・・・
最近はもう少しで鳳凰卓が見えてきたところで、連続ラスを喰らって原点まで滑落することを繰り返している気がします。さすがに5段まで陥落することはないですが、この無限ループに少し疲れてきました。

というわけで、ここ1週間合い間に打っているサブ垢の方を中心に特上卓を打っていたところ、意外に調子が良くてなんとすぐ5段昇段の一戦を迎えることに。

その昇段戦の東1局の西家。配牌から芳しくなかった上に5順目にオヤから先制リーチを打たれることに。
当然安全牌から打っていくところですが、早いリーチで手がかりがなく安牌は不足気味。取りあえず確保していた2枚切れの字牌を一発目で打ち次巡に初牌の發:麻雀王国が重なる。

一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国九筒:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国六索:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ發:麻雀王国ドラ七索:麻雀王国

最初は一筒:麻雀王国を連打するつもりでしたが、發:麻雀王国が重なったということで、より安全と思ってツモ切ったところ、これがドラとのシャンポン待ちにぶちあたり裏も2枚乗って親ッパネ。最初から大きなハンデを背負いもはや昇段なんて言ってられない状況に。
そして続く1本場。今度は南家から早いリーチが掛かる。

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国五索赤:麻雀王国 ツモ六萬:麻雀王国ドラ七萬:麻雀王国

前局の失点を挽回する絶好のチャンスと思っていたのに出端をくじかれた思い。安全牌はリーチ宣言牌の四萬:麻雀王国がありますが、さすがにこの手でメンツを中抜きするのはバカバカしい。とってもさすがに両無筋でドラ表示牌の六萬:麻雀王国ツモ切りというわけにはいかず、イーシャンテンを崩さない九筒:麻雀王国を切ったところなんとこれが一発放銃でリーチ一発ピンフ裏1であっという間にハコ割れ。
というわけで昇級戦はものの2分で終了。今のところぼくの天鳳での対局中最短時間記録だったのですが、この不運にめげず続く2局を連続トップで乗り切り昇段を果たしました。
これで勢いが出たのか本垢も調子を取り戻し、再びレート2000越えするところまで復活。といってもここ5ヶ月近く6段で足踏みしているところを見ると、どうやらこのあたりがぼくの限界なのかもしれませんね。  

Posted by 7月の魚 at 00:37Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2018年10月04日

Mリーグ開幕と逆転負け

10/1にMリーグが開幕しました。
Mリーグといっても知っている人はごく少数と思うので説明すると、選ばれた麻雀プロによるリーグ戦で、これまであるモンドのTVマッチ等と違うのは、麻雀プロがチームと契約し給料を貰いそのチームの名誉を賭けて他のチームとリーグ戦形式で対戦するということ。初年度は7チーム編成で、電通やテレビ朝日・サイバーエージェントなど7つの企業が3名の所属雀士を指名。つまりMリーガーと呼ばれる雀士は21人しかいないわけで、その選ばれた雀士のリーグ戦が1日に開幕したのです。
その中継はAmebaTVで生放送されたのですが、さほど目新しいもの好きでないぼくも、その日は仕事が休みだったということもあって、19時の対局開始時刻に合わせてディスプレイの前に陣取りました。
その開幕局は南3局までコバゴーこと小林剛プロ(麻将連合)が2着に30000点以上引き離してのトップ。ところが親の園田賢プロ(最高位戦)のメンホン役牌のドラ単騎待ち親ハネに振り込んで、一気に逆転される。プロ野球で8回に8点差も開いていれば逆転なんて早々起きるわけはありませんが、それが起きるのが麻雀や将棋の世界。それでもプロならば稀なことだったのでしょうが、それが生で見られたのは驚きでした。そしてその失点を取り返すように、次対局で小林プロと同チームの石橋信洋プロ(最高位戦)がオーラス鮮やかな逆転トップを取ったというのもチーム戦の醍醐味を見た気がします。ぼくはこの小林プロ・石橋プロ・朝倉康心プロ(最高位戦)のU-NEXTが優勝候補ではないかと睨んでいるのですが、果たしてどうなるか興味を持って見ています。

さてそんな最高レベルの麻雀とは対照的なぼくの対局から。
10/1の開幕局でコバゴーが大逆転を喰らった合間に天鳳特上卓の予約ボタンをPUSH。その局は中盤から絶好調で、普段リーチしない愚形のカン四筒:麻雀王国をツモりマンガンを上がるなど、ほぼやりたい放題といった感じでオーラスを迎えた時には2着目の親に28000点差を付けての大トップ。後はラス親を流すだけで軽い手が欲しかったところですが、意に反し5巡目で重量級の手牌に。

一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国ドラ三筒:麻雀王国

ここで親に東:麻雀王国をポンされたところ、次にやってきたのが二萬:麻雀王国であっさり三色のテンパイ。
下3人が競っているだけに足止めリーチも考えたのですが、さすがにドラのペン三筒:麻雀王国待ちでリーチするのは虫が良すぎるかと思ってダマにしたところ、またオヤがリャンメンチーを入れてきて、すると次のツモが九索:麻雀王国で当然六索:麻雀王国と振り替えて純チャン三色のテンパイ。

これはもう麻雀の神様が最後まで上がれと言っているに違いないと思って次巡ツモった七筒:麻雀王国を切ってリーチを掛けたところ、オヤからロンの声。
「どうせ2900点くらいだろう。」と思いきや、赤2枚にドラ入りで11600のほぼ親満。小林プロと違って逆転されたわけではなくまだオヤとは2500点ほど差があったのですが、勢いの差は如何ともしがたく、次局簡単に3900点を上がられまんまとトップ逆転となってしまいました。

小林プロのドラ白:麻雀王国切りは恐らく小林プロ自身後悔していないと思うのですが、ぼくの場合2フーロのオヤの手がまさかマンガンもあるとは思っていなかったというのが罪深い。確かにぼくの手牌には赤もドラも含まれてなく、オヤの手にドラが固まっていても不思議なく、2フーロ時点で無理せずオリていれば逆転されることはなかった(そのためのダマテンだったはず)のですが、まさかの九索:麻雀王国引きでの純チャン三色のテンパイ形に溺れてしまっていました。まるで中日が大量リードの場面であえて田島を投入して逆転負けを喰らったようなもので、こんな甘い手を打っているようではAクラスいや鳳凰卓はまだまだですね。  

Posted by 7月の魚 at 19:54Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2018年09月11日

もう少しで咬ませ犬に

ノーレートの健康麻雀に通っていた頃ほど頻回ではありませんが、このところ週1の間隔でフリー雀荘に通っています。
当初ゲーム代のサービスを受けていても、最後の精算で15000ペリカくらい支払っていたものですが、先々週は1-1-2-0の成績で6500ペリカの精算で済みましたし、先週は2-2-0-0の成績でなんと逆に13000ペリカもプラスになり、直近では2-0-0-1で11000ペリカもプラスになりました。
0.3の低レートというのは、それほど大負けすることがない代わりに、ゲーム代の負担が多くてプラス収支になることなんてありえないと思っていたのですが、まさかそんな奇跡のようなことが連続で起きるとは。
まあこのところ赤と裏ドラに恵まれていて、明らかにチップの恩恵を受けたおかげともいえますが、当初はチップというのは一方的に支払うものではないかと思っていたことを考えれば、赤を大事にするフリーのルールにようやく対応できるようになってきたのかもしれません(あと場慣れしてきたことも大きいですが)。まあこれで調子に乗って点5やピンの雀荘に行くと痛い目に遭いそうなので、卓が立つのに時間が掛かる(この前は場が立つまで1時間半も待たされた)という難点は我慢して今の雀荘で修行していきたいと思っています。

さて天鳳の方ですが、先月半ばまで一時7段まであと450Ptまで迫るなど中盤までの好調が嘘のように、月末3連続ラスを喰らうなど一気に原点近くまで転落することに。ただ最近ようやく特上卓でも「これは敵わないな。」と思うようなことを対戦して感じることは少なくなりました。もしかしたら6段坂を登りきれるのではと感じるだけの自信(過信?)が付いてきたのは、前と比べオリ優先でなく手によって強気に押すようになってきたことと、これまでの門前重視打法から鳴きも増やしてきたことにあります。
鳴きが増えてきた原因はフリーでの経験から赤が手牌にある時は積極的に鳴いてチップを取りに行く打法が自然に身についてきたことと、あと以前鳴いて手牌が短くなるといって嫌っていた一色手を積極的に狙うようになってきたことによるものです。

というわけで久しぶりに天鳳の実戦譜から・・・

先日夜勤に行く前に2時間くらい猶予があったので、天鳳の予約ボタンをPUSH。といっても出勤前に本垢でプレイしてポイントを失うと気が滅入って仕事に差し支えるので、こういう時は基本サブ垢を使用。
そのサブ垢で特上卓を予約したところ、対戦相手に聞き覚えのあるアニピンデスというIDが・・・
しかも6段でレートが2100越えという強者。(もしかして本物のゆーせー氏では・・・)と思わないでもなかったのですが、彼の兄で初代天鳳位であるASAPIN氏は偽者(というか強者にリスペクトしあやかったのかもしれない)が多くまぎらわしいIDと2~3度対戦したことがあるので、決め付けるわけにはいきません。それでもレートを見る限り強敵であることに間違いないというわけで、このときつくづく本垢で予約ボタンを押さなくて良かったと思ったのですが・・・

そんな東1局南家5巡目
六萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国 ツモ五萬:麻雀王国ドラ西:麻雀王国

メンツ選択の場面ですが、普通なら萬子を落としていくところ。ただぼくはあえての六筒:麻雀王国打。これは場に萬子が安く六萬:麻雀王国が1枚八萬:麻雀王国が2枚見えといかにも萬子の上の場況が良くて七萬:麻雀王国が絶好に思えたことからのセオリー外し。これで裏目に出たら大笑いされるところですが、すぐに六索:麻雀王国をツモってリーチ。
これにオヤのアニピンがすぐに追っかけ。嫌な気分になりましたが、2巡後狙いどおり七萬:麻雀王国をツモって裏も乗って5200の上がり。先制に成功したと同時に強敵のオヤを降ろして一石二鳥でしたが、次の親番は配牌からあったドラの中:麻雀王国がリーチ者に打ち切れずオリ。そして次局はアニピンに安手を振り込んで暗雲垂れこめてきました。
そんな東4局3巡3目

五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ四萬:麻雀王国ドラ九筒:麻雀王国
一色手を想定していましたが、萬子のターツが出来て方針転換で打中:麻雀王国六索:麻雀王国引きのイッツーを狙いながら両面待ちならリーのみでも仕方なしと思っていたのですが、それ以降ツモが空振り続き。そして7巡目にツモったのが九索:麻雀王国
場を見ると早そうなのは五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国のカンチャンを落としているアニピンくらい。なら萬子は通ると見て八萬:麻雀王国のトイツ落とし。そして9巡目九索:麻雀王国を重ねきたところ、下家がすぐ切ってくれてすかさずポンして、今度は四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国のターツ落とししたところすぐ七索:麻雀王国ツモでチンイツテンパイ。
(まさか1フーロでテンパイしていると思ってないだろうし、出るかな)と思っていたところ、このカン六索:麻雀王国をあっさりツモ。

これでトップに立ちましたが、次局下家の5巡目リーチがまさかのドラ入りメンホン・チャンタで対面が一発で振り込み倍満。これ以降は手が入らず2着キープするのが精一杯でいたところが、オーラス1本場でアニピンがラスの対面に終盤親満を振り込みラスに転落する波乱。最後はトップ目の下家が安手を上がって決着となりましたが、もしやと思って調べてみたら、ゆーせー氏がニコ動でアニピンデスという牌譜検討放送をしていたことが判明。つまり本当のゆーせー氏だったわけですね。思わぬ咬ませ犬になる羽目に陥るところでしたが、2着ということで一安心するとともに、名の通った強豪相手にまずまずの麻雀が打てたことでまた少し自信が付きました。ゆーせー氏に感謝といったところで、今度機会があれば番組の方を覗いてみようかと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 16:27Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2018年08月18日

恥かしいチョンボ

8月15日のこと。
夜勤明けにふとリアル麻雀が打ちたくなって、途中名古屋駅で下車し2~3回行った事のある低レートのフリー雀荘に行きました。
その雀荘は前にもブログで書いたことのあるところで、オープン時間がAM9時からと夜勤明けで午前中だけ麻雀を打ちたいぼくにとっては有り難い存在なのですが、難点は9時開店なのにフリー客は来店してなくて、卓が立つのは10時を回ったくらいからなのですね。本来なら少し離れたところにある某チェーン店の方が来客も多いらしく、行けばすぐ遊べること間違いないところでしょうが、そこは確かピンか点5のレート。ぼくが行くところは点3ですからより敷居が低いということで、その雀荘に行くのですね。
というわけで、雀荘近くの牛丼屋で朝定食を食べた後、その雀荘へ・・・時間は9時30分を回ったくらいだったのですが、やはりというかフリーの待ち客はなし。ただお盆ということもあって10時前に卓が立つことに。

さて東1局の起家から軽い配牌を貰って7順目でこんな形に。
二筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 ツモ三筒:麻雀王国

ドラは明確な記憶はないのですが、確か字牌でぼくの手牌には特に関係なし。つまり赤もドラもない安手ですがオヤだけに足止めリーチを掛けたくてうずうずしていたところ、ようやくテンパイ。勢い勇んでリーチを掛けたのですが、場況がいい萬子の亜リャンメンに受けているはずが、なぜかぼくのリーチで横を向けた牌が二筒:麻雀王国・・・
もちろんノーテンリーチで、すぐに切り間違いに気付いたのですが、なぜ間違えたのか自分でもよく分からない・・・まだフリー慣れしていなくてよほど緊張していたのか、それとも焦っていたのか。

このぼくのリーチに皆困惑というかオリ気味。結局流れて(二萬:麻雀王国は安全牌に窮した対面から出ていた)その雀荘のルールではノーテンリーチはチョンボで4000オールの支払い。こんなことをしていてはプラスになるはずもなく、最初素軽かった配牌もだんだん重くなり、結局ハコ割れを免れるのが精一杯のラス。
その後4着・3着と来て最後はなんとか鳴きを屈指してトップを取れたのですが、箱の中の小チップが0になるなど散々なデキに終わりました。(実は最後の半荘もリーチ者に安全牌を切ったつもりで隣の超危険牌を切っていました・・・まあ幸い当たりませんでしたが)

ネット麻雀ではノーテンリーチを打つことは不可能ですから、こんな凡ミスは起きるはずがないのですが、そこがリアル麻雀の恐ろしいところ。最初ポンの声が出なくてようやく思った牌が鳴けるようになったのが半荘3回目に入ってから。こんな麻雀をしていたら、ピンや点5なんて怖くて打てたものではありません。もう少しフリー慣れしないといけないのですが、体調が悪い日が多くてなかなか雀荘に行く回数を増やせない現状だけに、まだまだリアル麻雀では苦戦が続きそうです。  

Posted by 7月の魚 at 07:33Comments(0)TrackBack(0)麻雀

2018年08月15日

まさかの確変状態に

先月半ばに強烈な精神的ダメージを喰らったせいで、それ以来猛暑も重なったこともあり体調を崩しがち・・・
当然エロゲー崩しに邁進しようという気にもならず、フリー雀荘に行こうという気分でもない。大体天鳳をプレイする時間も体調を崩す前と比べたら半分くらいに減っているのですから当然というべきか。

ただ8月に入ってからなぜか天鳳は絶好調。先月の本垢の特上卓の平均順位はといえば2.7位と大低迷していたというのに、8月に入った途端平均順位2位と特上卓参入して初めてというべき確変状態。特上卓では17戦しかしていませんが、4-9-3-1という成績なんかお目にかかったことがありません。まあ別垢の方は通常営業ですから、単なる偶然の産物なのでしょうが。

ただ以前のぼくの麻雀から比べると少し押し寄りに変化させているのは事実で、その戦法変化と好調の波が上手く合わさったのが、現在の状態といえるのではないかと見ています。その戦法変化させた原因は最近読んだ戦術書の影響によるものでしょう。

先日の対局のこと。ぼくを含めて全員6段というメンバー・・・といってもぼくは上卓でポイントを重ね誤魔化しているといういわば上げ底の6段ですから、全員格上といっても過言でなく強敵相手にいつもなら及び腰となるところ。
そんな東3局23800点持ち3位での北家6順目。ドラ四索:麻雀王国が暗刻となって好調を感じていたところ、対面から先制リーチ。

すると一発で1枚切れのカン五筒:麻雀王国入手でテンパイ。
三萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国

ドラ3赤1なだけにほとんどの人は追っかけリーチに行くはず。ところがそのリーチが以前のぼくは打てなかったのですね。「タンヤオに変わる可能性があるから。」とか「待ちが悪い。」などと理由を付けてリーチ者の安全牌である七萬:麻雀王国を切ってイーシャンテン戻しで両面変化を待っていたと思うのです。
しかし、ゆうせ~本の講義10で追っかけリーチの効能を勉強したぼくは五萬:麻雀王国打リーチと果敢に立ち向かう。いつもなら両無筋の五萬:麻雀王国よりも三萬:麻雀王国打でシャンポンに受けるところですが、見えていない枚数が1枚多いという理由でカン四萬:麻雀王国に受けたのも強気の表れ。

その2巡後、五萬:麻雀王国をツモりのけぞりましたが、好調時にはそれが裏目にならないもので、直に無事四萬:麻雀王国をツモりハネマン。

それと同じ対局の南3局。前局断然ラス目の上家にカンチャンを一発でツモられマンガンの親かぶりとなり31200点持ちの2着と貯金を吐き出したところ。その5順目に18200点持ちでまだラスの上家が再びリーチ。

西:麻雀王国東:麻雀王国九索:麻雀王国發:麻雀王国八筒横:麻雀王国

ドラ四筒:麻雀王国
と捨牌はとても読めたものではない。

三萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国南:麻雀王国南:麻雀王国 ツモ南:麻雀王国

ここもいつもなら南:麻雀王国のアンコ切りをするところ。ただ良く考えれば相手リーチは好形か愚形か分からないというより前局を考えれば恐らくラス特有の愚形の足止めリーチが濃厚。そしてこちらはトップ再浮上を狙えるチャンス手。それでリーチなんて知らんがなの八萬:麻雀王国打。これも打点があり好形かどうか不明なリーチには押し有利というしゅかつ天鳳位のオリ本(System8)の教えを守ったからの強打(というほどでもないか)。
これが無事通った後、六萬:麻雀王国ツモでリャンメンに変わり、上家の三索:麻雀王国をチーして、これも通っていない三萬:麻雀王国打でテンパイ。
それから無筋を2枚押した後、上家が七萬:麻雀王国掴み再度トップに。(上家の待ちはドラ四筒:麻雀王国のカンチャン待ちでした)
次局また上家に中盤リーチを掛けられましたが、今度は倍満をツモられてもトップは変わらないのでベタオリ。他家もオリて流局で無事トップを守りきりました(上家のリーチは高めツモ倍満の勝負手だった)。
それだけ押し気味にしていながら、2着が多いといったところにぼくの脇の甘さがあるのですが、レートも2000間近となってきました。まぐれでもいいから鳳凰卓で打ってみたいという夢が現実になるかどうか・・・まあそのためにはもう少し天鳳を打つ回数を増やさないといけないのですが・・・  

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2018年07月07日

麻雀本についてのあれこれ

ぼくがまだ学生で麻雀に狂っていた頃、数多くの麻雀本を購入しました。
先ほど亡くなった小島武夫氏の「私ならこう打つ」「君ならどう打つ」や題名は忘れましたが田村光昭の本がそれらですが、それより一番面白く読んだのが、漫画家雀豪として有名な福地泡介氏が著した数々の麻雀エッセイでした(文庫本で購入しやすいこともあった)。
そのエッセイには麻雀の戦術よりも、芸能人雀士の打法を面白おかしく書いたもので、雀力向上という点について大きく役立ったというわけではないですが、福地氏のゴーニー麻雀やクイタン重視打法はぼくの麻雀観の根底にいまだに流れています。リアル麻雀で、あまりリーチをかけないぼくの麻雀を見た年配の方が「ブー麻雀のようだ。」と褒めているのか貶しているのか分からないことを言っていたのも恐らく福地氏の影響が出ているのでしょう。

さて最近麻雀熱が蘇ってきた影響で、最近麻雀戦術本も多く購入しています。といっても同じ福地姓でも福地誠氏の著書はなぜかほとんど購入してないのですが(押し引き本くらい)。ただそれだけ戦術本を購入していても、書いてある戦術などは硬直した頭脳には中々身に付かなくて、どちらかというとコラム等読み物としてのの面白さを重視しているところがあります。
そんなぼくが最近購入した本は天鳳高段者のゆうせー氏が著した新刊(読むだけで勝てる麻雀講義)。アマ強豪である福地泡介氏の麻雀本を盛んに読んでいたぼくとしては、麻雀プロが著したかアマが書いたかなんてのはどうでもよくて、読んでいて面白いかどうか、そしてそれが身に付いていくかが重要なのです。

そんなゆうせー本ですが、書いてある内容についてはこれまでぼくが買った本で見たものがほとんど。ただそれが頭の片隅に残っていても実践できていないぼくとしては、重要な戦術を復習できたという意味で勉強になりました。ゆうせー氏の本業が塾講師らしいということもあって、生徒に先生が講義するという形式で話が進んでいくのは分かりやすく、しわの少ないぼくの脳みそでも(それが活用できるかは別として・・・)理解できたような気がしてきます。カバーをめくると4コママンガが表れるのは『スーパーメイドちるみさん」らの単行本を思わせて楽しい。
ただ欠点としては分かりやすさを重視したため、戦術テーマが中級者向けの上にボリュームが少なく、この本を読んで新たな発見をしたという感覚には乏しいこと。そしてこれが一番重要なのですがゆうせー氏の実弟であるASAPIN氏の「超精緻麻雀」「新次元麻雀」は幕間に挟まれたASAPIN氏のコラムが非常に面白く感じられたのに対し、この本ではそういったコラムが全くなくゆうせー氏の人となりや人生経験がこの本を読む限りあまり感じられないことです。
まあコラムなんていうのは麻雀戦術としては枝葉の部分であり、必要のないものかもしれませんが、これまでの人生経験が麻雀に表れてくると思っているぼくとしては、ゆうせー氏がどんな人生経験を送ってきて現在の麻雀観を培ってきたのかの方が非常に興味があるのです。

さてそんな麻雀本の知識が全く生かされていないぼくの実戦から、

前局で軽くゴットーを上がり迎えた東2局の親番。
四萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国五索赤:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国 ツモ五索:麻雀王国ドラ三萬:麻雀王国
4巡目でこんな手ですからかなりのチャンス手。ここで何を切るか。

故小島武夫プロならまずく白:麻雀王国のトイツ落としでタンピンイーペーコー赤を狙うはず。まして三色も付ければハネ満・倍満まで狙える手ですから、小島プロでなくても白:麻雀王国に手がかかる人が多いでしょう。
ただぼくが切ったのは日和見の三索:麻雀王国打。イーシャンテンを崩さずに最短で上がりを目指しながらあわよくば三色・リャンペーコー狙いでしたが、2巡後対面から出た初牌の白:麻雀王国をついポンしてしまったのです。リーチを掛ければ最低マンガン。最高で倍満まであった手がたった2900点に。鳴きナシ設定にし忘れていたため、ポンラグが気になって喰ってしまったのですが、これは白:麻雀王国トイツがバレてもポンすべきではなかった。
しかも2巡後リーチを掛けられ、中張牌ばかりで安全牌もなく振り込み・・・。3900点で済んだのは幸いでしたが、こんなミスをしているようでは2着に滑り込むのが精一杯。その後、また400Pt近く失ってまた降段がちらついてきたのも当然でしょう。

というわけで少しでも強くなった気分に浸るため、そして降段を逃れるためにも、先月末に発売された「白鳥本」と「オリ本」を買ってきます・・・  

Posted by 7月の魚 at 00:43Comments(0)TrackBack(0)麻雀