2020年12月20日

12月の発売予定表から

今年最後の一戦とあって、豪華メンバーが多数揃ったレースを期待したが、フルゲートにはるかに満たない頭数なのはがっかり。それでも長年期待された馬がようやくゲートインしたとあってその動きが注目される。なんとか掉尾を飾るような記憶に残るレースを期待したいものだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


アイベヤ2 (あざらしそふと)
ひょんなことから同棲生活を送ることになった主人公とヒロインを描いたアイベヤの直仔(続編)。ヒロインは父(前作)から変更されているが、幼馴染であることは変わりなく、騎手もあかべぇ系で活躍したおりょうで変更なし。ただ父はアマカノ母系(シリーズ)と比べて物足りない成績で、同コンセプトの今回変わり身の材料が欲しいところ。トレーナーが、ベテランのもみあげルパンRに交代したのはプラスに映るが、萌え系ではやや物足りない成績に終わっていて買いかぶれない。ヒロインの魅力を見ると上位に食い込む能力はありそうだが、それを生かしきれるかどうか。
期待度 ★★☆

悪堕ち 魔導処女 ~絶対支配の触手調教~ (CHAOS-R)
これまで凌辱系で進むCHAOS-Rだが、トレーナーの得意血統(設定)に捉われることがあって、まだ厩舎のカラーを絞り切れていないように感じる。今回はトレーナーにshow-ziiiを迎えたということで、得意のフェチ系で挑むかと思いきや、魔法少女を触手で凌辱し悪堕ちさせるというよくある血統。ただその触手がモンスターなどを道具として使うのでなく主人公自身の肉体というのは珍しい。といってもそれ以上特筆するものがあるわけでなく、また騎手のにくしょはshow-ziiiと長年コンビを組んでいて相性はいいだろうが、もう一人牧だいきちとはタイプがやや違う点が気がかり。メンバー的にはそこそこ戦えそうに見えるが、インパクトに欠けるだけに押しづらい。
期待度 ★★☆

一途な(処女→)彼女と恋したい (ういんどみるCOSMOS)
ういんどみるの新たな姉妹厩舎は、安馬(低価格)専門のよう。騎手は以前Purpleに所属していた月杜尋で、Purpleを離れてからは地味な成績に終わっているが、大物厩舎のういんどみるで輝きを復活できるかが焦点。ヒロインは3人いるようだが、今回攻略できるのはメイン格の響花のみ。未通(うぶ)なヒロインがHの快感にのめりこむという血統(設定)は悪くないが、気になるのはETS(エクスタシータッチシステム)。H時にヒロインの身体を触ることで反応を楽しむというのは、大昔の血統に見られたもので、古めかしく思える。より早くヒロインのHシーンが見たいという現代競馬の主流から外れているが果たして成功するかどうか。これが当たればいいが、折角の魅力あるヒロインが空振りに終わってしまう危険性は高く思える。
期待度 ★★☆

コイノハ -恋のシェアハウス- (スカイロケット)
ネクストンの姉妹厩舎として華々しくデビューするはずが、惨敗に終わったスカイロケットの2戦目。デビュー戦は動画専門のピンパイと組んでのスペオペという意欲が空回りに終わった。その教訓からか、今回はいたって古風な萌え血統(設定)。主人公がヒロインたちと住居をシェアするというのは手垢がつくほど多く、前走の意欲さから比べると同じ厩舎の馬とはとtも思えない。ただその分安定感はるので、スタッフの能力次第で上位に食い込める可能性はある。ただ騎手のアルデビドの実績は物足りなく、トレーナーのみかさなつひさも実質今回が初めての実戦。これで上位を狙うというのは厳しすぎるだろう。
期待度 ★★

〇紅月ゆれる恋あかり (CRYSTALiA)
デビュー戦でなかなかの走りを見せた絆きらめく恋いろはの全妹(スピンオフ)。デビュー戦でメインヒロインの一角だった朱雀院 椿の長姉をメインヒロインに据え、あえて時代を遡ったのは目新しい。騎手はぺろ・うすめ四郎らとデビュー戦と陣容は同じで、好評だったヒロイン萌えに関しては相変わらず高水準。ただトレーナーでデビュー戦から引き継いだのは砥石大樹のみ。凡走に終わった次姉の白刃きらめく恋しらべのトレーナーだった若瀬諒・瑞守ねおんが残留したのは不安しかない。ただ追い切り(体験版)は意外に好調。主人公を熱血教師に配し学園ものを全面に押し出し、主役だった刃道をアクセントに使ったのがいい方向に出ている。この動きなら主役を脅かす可能性も。
期待度 ★★★★

ココロのカタチとイロとオト (HULOTTE ROI)
最近萌え系で徐々に地位を固めつつあるHULOTTEの安馬専門厩舎が開業。騎手は本家と同じ池上茜で、萌えに関しては本家と同等。問題は今回起用される新人トレーナー百憂なりたの実力。常識的に考えれば見送りが妥当なところだが、ヒロインの魅力は相変わらず天下一品。そしてラシックス(声優)も杏子御津と桃山いおんという人気どころを揃えて萌えに関しては上位必至。そして走り(シナリオ)は人の心を読めてしまう主人公が、唯一読めなかったヒロインに惹かれていくというもので、主人公のタイプはありがちなだけにどう料理するかがポイント。ただありがちなだけに無難にまとめてくれれば大崩れはないかもしれない。とするとヒロインの魅力だけで上位に食い込んでくる可能性はありそうだ。
期待度 ★★★

△蛇足 (Waffle)
トレーナーの名を一躍世に知らしめたのが駄作だが、今回直仔(続編)がCYCLETからWaffleに転厩して挑むというのは驚き。果たしてWaffleでおなじ幼な冒険心ある走りができるかどうかがカギとなるのは当然。特にファンタジー血統以外に好走例が少ないのは気になるところだ。騎手のさくやついたちはWaffle開業間もないころに主戦を務めていた大ベテランで、最近は裏方に回っていたが手綱を握るのは久しぶり。表舞台から離れた影響はなさそうだが、グロ描写が持ち味なだけに、それに対応できるかは心配だ。ラシックス(声優)も全く聞かない名ばかりだが、これは新人を起用したというより、あまりのグロ・スプラッター描写のため変名となった可能性が強い。となると、グロに関してはかなり強いと見るべきだろう。となると期待したいところだが、桜庭丸男は意外に当たり外れが大きなトレーナーだけにWaffleの水が合うかどうかだけだ。
期待度 ★★★☆

◎天ノ少女《PREMIUM EDITION》 (Innocent Grey)
イノグレ久々の純粋新馬は好走した虚ノ少女の全妹(続編)。厩舎のデビュー戦だったカルタグラ ~ツキ狂イノ病~から脈々と受け継がれている母系(シリーズ)で、いまだに活力は失われていない。トレーナーの鈴鹿美弥もこの厩舎では全くの凡馬は手掛けていないし、サスペンス風味は一番得意とするところ。そして騎手のスギナミキの手腕はいまだに衰えていない。一抹の不安があるとすれば、ファンを長く待たせ期待を煽っただけに、期待を多少裏切っただけでも、それが大きく見えてしまうところか。それでも能力を考えれば断然のはずで、勝つのは義務といっていいくらいだ。
期待度 ★★★★★

拾われ愛して奉仕したい 〜亜人娘とのイチャエロ生活〜 (アンモライト)
どうもマイナー感漂うアパタイト・アンモライト厩舎なだけに、出走頭数こそ多いものの、活躍馬は不在で本勝機(データ数)を確保できた馬もほとんど見当たらない。今回も主人公の経営する宿屋に助けを求めてきた亜人ヒロインとのイチャラブを描いた血統(設定)。要は援助交際に近いものがあるのだが、ファンタジー世界を噛ませることで暗い雰囲気になることはなく頭のいいやり方だ。亜人といっても基本ケモ耳ヒロインと変わりなく、その手の属性の人にはストライクゾーン。ただこの厩舎は出オチの傾向が強く、スタートは良くてもすぐに息切れしてしまうレースが続く。今回もこの血統を活かせた競走ができるかどうかは分からず、買いかぶれない。
期待度 ★★☆

△プリンセスクライシス (Triangle)
変身ヒロイン凌辱系では古参といっていいTriangleだが、今回は姫ヒロインオンリーの凌辱系で挑む。この厩舎の主戦騎手といえば厩舎開業当時から斎藤なつきが務めているものの、ややマイナー感は否めなかった。それで前走に続き瀬之本久史に加えて、ベテラン雨音響を起用。過去SIESTAで萌え系に跨ってきた騎手だが、凌辱系に騎乗するのは初めてで新鮮味はある。他にも桐沢しんじのような玄人好みのする騎手を加えたのは楽しみだ。トレーナーはこの厩舎では久々に起用となるassaultで、変身ヒロイン凌辱では定評のあるトレーナーだが、ベテランだけにこの血統でも対応できるだろう。キャラ箱の名トレーナー嵩夜あやがどう絡むかも楽しみだ。ただいかんせんベテランに頼るあまり、新味に欠けるのは否めない。果たしてこれまでとは違い、突き抜けるだけの走りができるかどうか。
期待度 ★★★

△隷嬢管理棟 ~制服少女たちの搾乳隷属記~ (BISHOP)
天然バカ凌辱系では老舗といっていいBISHOPの最新馬。この厩舎得意の学園凌辱だが、ヒロインを調教し奴隷化するという血統はよくあるが、主人公が明らかに天然系。奴隷嬢化し妊娠させられた母への復讐のために、学園に復讐するというならよくある勧善懲悪となるところが、隷嬢システムを再興しヒロインの母乳を搾乳するとなると開いた口が塞がらない。ただこうした血統をいい意味で臆面もなく走らせるのがBISHOPのいいところなのだろう。騎手は看板の水島☆多也に赤木リオでメインヒロイン3人の脇を固めるサブヒロインが多数というといいことづくめのように見えるが、すべてのサブヒロインの手綱を握るのは新人のタランボ。やはり看板の2人と比べると実力不足は否めず、深泥正や玄野トモアキらが脇を固めた過去の馬と比べると見劣りする。これが抜き性能に悪影響を与えると思わぬ凡走の可能性もある。
期待度 ★★★

(本紙の見解)首位を争うと見ていた終ノ空 remake(ケロQ)だが、ここではメイクデビュー馬のみを扱うとあって取材する範囲では出走資格がないと判断し除外。となれば過去の実績を考えても天ノ少女《PREMIUM EDITION》で断然だろう。それに次ぐのが紅月ゆれる恋あかりで、前走の反省を生かせれば巻き返しも充分。不気味なのは蛇足だが、転厩の影響がありそうなのは心配で、ココロのカタチとイロとオトを上と見る。穴ならベテラン騎手の競演が振るいファンの郷愁を誘うプリンセスクライシスに凌辱系で手堅い実績を残す隷嬢管理棟 ~制服少女たちの搾乳隷属記~だが、どちらにしても本命が強くヒモ探しの一戦だろう。  

Posted by 7月の魚 at 10:39Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年12月13日

エロゲミステリとしての読まれ方

今年初めて購入したエロゲー2本のうち、最初にクリアした鍵を隠したカゴのトリ -Bird in cage hiding the key-(Cabbit)の所感について今回は語ってみたいと思います。

(ここからネタバレあり)


それまでのCabbitのゲームと違い、今回はミドルプライスであり、前作の箱庭ロジックのようなトリックは正直期待していませんでした。実際、今回は前作であったフローチャート形式で、ルートそれぞれ読ませるような形式は採っていません。そして予想通り、批評空間の感想を見るとミステリーとして弱い、etc・・・といったものが大多数。
ただこのゲームを俗にいう犯人あてとして見てしまうと、本質を見失ってしまうような気がします。というのもこのゲームの最大の謎は「犯人が誰か」ではなくて、「なぜメインヒロインの透子が殺人事件の犯人は私というウソをついているかということです。

それは当然、真犯人を透子自身は知っていて、それを庇っているからに違いないと考えるのが第1感です。見知らぬ誰かやそれほど親しくない人物を透子が庇うはずもなく、当然親しい人物もしくはその関係者ということになるでしょう。ただそうすると、ゲーム開始時点を含め交友関係がそれほど広くない透子の関係者となると、ごく限られてしまうのです。しかも殺人を犯しそうな人物となると見当たらない。もちろん透子が自身が言うような無差別殺人を犯すような人物でないのは、主人公だけでなくプレイヤーも分かっていることです。それが頑なに犯人を庇うというのは、よほど親しい人物ではないかと。

そうした観点にとらわれてしまうと、ゲーム当初の主人公やみおんのように袋小路にはいってしまうのですが、ぼくも実際そうなってしまいました。というのもゲームをプレイしているうち、ミステリファンの思考でなく知らず知らずエロゲー的思考に陥ってしまったからです。

というのもエロゲー的観点で見てしまうと、見知らぬ男女が一軒家で共同生活を始めるという点に関して、それほど違和感を覚えないのですね。これは恐らく過去発売された偉大なる名作(家族計画)があるからでしょうが、常識的に考えると正直不自然で「なんのテレビドラマか」と言われてしまうはず。
実を言うと重大なネタバレになるのですが、この見知らぬ男女が共同生活をするというのがミスリードで、みおんを除く3人のヒロインはそれぞれ顔見知り以上の深い関係だったのですね。とすれば、透子が庇う犯人の範囲も広くなるわけですが、もしぼくがエロゲー生活が長くなければ・・・いやこのゲームをエロゲーでなくミステリーとして読んでいれば、容易に真相へ辿り着けた(と思う)。

よってこのゲームのミステリ要素はエロゲーというジャンルでこそ成立するものであり、最初からエロゲーでなくミステリとして読んでしまえば、批評空間で多く見られる感想のように、「ミステリーとして弱い」「内容(謎)が薄い」といった評価に陥ってしまったでしょう。ぼくが真相に容易に辿り着けなかったということは、まだまだエロゲーマーとして枯れていないのではないかと、少し安心したところがあります。

(ここからさらに重大なネタバレ)


そんなこのゲーム。エロゲーである以上、ヒロインの魅力も良くなければいけないわけですが、ぼくが思うに一番魅力を感じたヒロインはというと伊鶴です。これは彼女の造詣や属性がどうこういうより、物語に占める彼女の立ち位置にいえると思うのです。
彼女はこの物語において透子以上のキーパーソンといえるかもしれません。彼女は登場当初から、「透子でなくぼくが犯人でも構わない。」に類する発言をします。正直ぼくは端からキャラクターの言う戯言ではないかと思ってこの部分を聞き流していたのですが、実は深い意味があってのことで、終盤になってこの発言の大きな意味にに気づかされます。実際彼女は物語の核心に近いところにいるいわば共犯者だったわけですから、彼女の発言が突拍子もないものでなく、彼女自身よく考えて発言したと思われるフシがあります。主人公なやみおんそして施設の人らに頼りにされる透子よりも、誰にも必要とされない自分の方が犯人として籠の中にいるのが相応しいと思った彼女の行動は理解できます。そんな悲しすぎる彼女に惹かれないわけがない・・・
もちろんこのゲームのヒロインは少なくない悲しみを抱えて生きてきているのですが、実は一番しあわせになって欲しいとぼくに思わせたのは彼女なのです。

このゲームの収束の関しては若干不満があるのは事実ですし、透子があんな狂言をしなくてももっとうまい解決方法があったような気がしないでもないですが、ぼくが思うにはそれを含めてヒロインの魅力を考えるとミステリとして決して残念な内容であったとは到底思えないのです。  

Posted by 7月の魚 at 20:59Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2020年11月19日

11月の発売予定表から

これから年末にかけて競馬(エロゲー)界も盛り上がっていかなければならないが、前レース(10月)より登録は増えたものの、能力的に飛びぬけた馬(ソフト)がいないのは寂しい。名門厩舎の出走馬が力を発揮してくれるかが、一番の注目ですが、それが凡走してしまうようだと、ますます競馬界の勢いが無くなっていくようで心配です。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
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アイキス2 (戯画)
戯画のキス母系(シリーズ)は、これまで走った馬というとキスアトくらいで、この馬の姉(前作)であるアイキスも、上位には届かなかった。今回はそのアイキスのヒロインに加え新たに葛城七瀬が登場。非攻略だった十和子もヒロインに昇格し、ヒロインの顔ぶれは豪華になった。姉もヒロインの可愛さは評価されていただけに、ヒロイン萌えは強化されたと見ていいだろう。ただこれは最近のこの母系に限ったことではないが、イチャラブ一本で勝負するのはいいが、走り(シナリオ)が平板で盛り上がりに欠ける。トレーナーも保住圭が消え、実績的に心もとない夏目シオ一人となると期待感に乏しい。入着が一杯といったところか。
期待度 ★★★

いつまでも息子のママじゃいられない! ~世話好き愛生母さんのむちむちおっぱいに甘えていっぱい射精したい!~ (Anim M&W)
いつまでも息子のままじゃいられない!母系(シリーズ)を主戦で挑んできたAnim M&Wだが、最近2走は凡走。そこで今回は母系の傍系(スピンオフ)で挑む。馬名(タイトル)を見る限り、ヒロインが主人公を襲ってしまう逆レイプ系と思っていたのだが、取材する限りこれまでと余り違いはなさそう。とするとあくまでヒロインの魅力が好走のカギとなりそうだが、追い切り(体験版)を見る限りあまり伝わってこなく不安。大きく巻き返すには材料が乏しいと見る。
期待度 ★★☆

▲淫行客船渦潮 ~奈落のクルーズ~ (つるみく)
近走ファンタジー凌辱系で結果を残しているつるみく厩舎だが、今回は久々に閉鎖空間での凌辱系。この厩舎だけにガチ凌辱であることは間違いなく、過去走った姦淫特急母系(シリーズ)と似た血統(設定)か。その母系で好結果を出したのが姦淫特急 松葉 ~肉欲のグルメ紀行~でトレーナーの顔触れも同じで、あの母系のファンには受け入れやすいと見る。特急列車からクルーズ船に変わって、どのようなシチュが増えるか楽しみな点があるが、ヒロインの魅力にやや乏しいところがあり、単なる凌辱の道具となるならやや広がりに欠けるかもしれない。ただつるみくのデビューを飾った歴史ある母系なだけに、それほど大きなハズレはなさそう。時計の掛かる展開なら一角崩しも狙える。
期待度 ★★★☆

おね→ショタ←おね (あざらしそふと+1)
あざらしそふとの姉妹厩舎プラス1の第2戦。初戦はあざらしそふと本家と違いが見られなかったが、今回はショタ主人公をお姉さんキャラが攻めるという抜きよりの血統(設定)。トレーナーの七央結日はいろいろなタイプの馬を手掛けているが、主力は抜き系。ただショタ主人公抜き系は最近意外に走った馬がいない。またHシーンがアニメというわけでなく、ピンパイが制作するアニメが同梱されているというやや紛らわしい点があるのは要注意。そうしたタイアップの影響かもしれないが、毛色(CG)がかなりアニメ寄りで、競争馬(エロゲー)としてやや魅力に欠けるように感じるのが難。騎手も今回初騎乗ということもあり、抜き系としてのポテンシャルはそう高くないように見える。
期待度 ★★

巨乳女士官洗脳催眠 「お前のような男の命令に従う訳がないだろう」 (ルネ)
ルネ厩舎1年ぶりの出走だが、相変わらずの馬名(タイトル)の頭の悪さに苦笑。まあそれがこの厩舎の特徴として、今回がこれまでのファンタジー系と違い、未来世界を舞台とした古典SF系。プライドの高いヒロインをどう凌辱するかがカギとなるが、普通の催眠ではやや味気ない。とすると洗脳という部分がどうスパイスを効かせるか。今回トレーナーが前回までのK-TOKに、最近HERENCIAで起用されていた亮精類らを加える。といってもこれまでの実績を見る限りSFに造詣が深いわけでなく、なんちゃってSFになる可能性は高い。騎手の能力が成績に直結する傾向のあるルネの中で、巨乳催眠系の主戦騎手となっているhuracanはそれほど確固たる地位を築いているわけでない。いつも通り入着が精一杯か。
期待度 ★★☆

△水蓮と紫苑 (hibiki works)
ラブリーコールシステムで固めているhibiki worksの最新馬。馬名(タイトル)にCATIONという冠名が付いていないので間違われそうだが、この馬もしっかりラブリーコールを搭載しているので、この厩舎のファンは安心。騎手もこの厩舎ではお馴染みの唯々月たすくで、冠名がないところを鑑みると騎手が同じだった如月真綾の誘惑と同系統かもしれない。とするとこの厩舎には珍しく凡走に終わっているだけに気になるが、ヒロインが増えているだけに、ヒロインの性格が受け入れにくかった如月真綾の誘惑よりは凡走の危険性は少なそう。ただ厩舎を取材すると抜き色が強そうで、実際トレーナーも手掛けているのがほぼ抜き系の坂元星日に如月真綾の誘惑の泰良則充。この厩舎のファンは抜き以上にヒロイン萌えも重視しているだけに、あまり抜きにウェイトを掛けるのはどうか。巻き返しに期待する半面、凡走の可能性も大きく取捨が難しい馬。
期待度 ★★★

◎ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう (ALICESOFT)
今年初めてのアリスソフトの出走馬は、以前アリス2010に同梱されていたハルウラレに通ずる血統(設定)。鞍上はランス03 リーザス陥落以来久々の騎乗となる魚介。ただこの厩舎らしく毛色(CG)は独自のもので、過去度の馬とも違う雰囲気。他にもINOを代表に腕利きのゲスト騎手が起用されているのも楽しみ。心配されるゲーム性も、過去、ハルウラレで経験し評価が高かっただけに心配はない。抜きに関してはやや不安はあるが、ゲスト騎手の力量で補完できると楽観視。今回の相手なら実績的にも中心は当然だろう。
期待度 ★★★★

〇Nightmare×Onmyoji ~禁断のパラドックス~ (Guilty Nightmare Project)
ティータ.Jとの歯というGuiltyの看板騎手を起用しながら安馬(低価格)というのが最大のセールスポイントで、デビュー戦の姉(前編)もまずまずの成績。姉のヒロインだった悠果・刹那の姉妹に加え葛木久遠という新ヒロインが登場。捕らわれた姉妹を助けようとして、失敗し凌辱されるというのはこの手の黄金パターンだが、それだけに安定感は高いといえる。姉も抜きとしては一級品だったが、その分走り(シナリオ)が微妙という評価だったためか、トレーナーは結城に変更。これがどう作用するかは難しいところだが、例え走りが多少バタついたとしても、ヒロインの可愛さで充分補填が利く。前走以上の期待も可能だ。
期待度 ★★★☆

HaremじゃないよKingdom シャルローネ&マルー編 (SMEE)
好走したMaking*Loversから登場している直仔(FD)だが、父(本編)の成績からすると寂しい成績に終わっている。そこからいうとこの馬の全姉(前編)にあたるHaremじゃないよKingdom 光&ソフィーヤ&キキ編はまずまず成功したといえる。ただどちらかというと姉の方に人気ヒロインが集まっていて、今回のヒロイン2人はややそれに比べると弱い気がする。その分、馬体重(容量)があればよいのだが、これまでのSMEEの直仔を見る限り期待薄。ヒロインの数も減っているだけに、姉よりも好走するというのは考えにくく、入着が精一杯ではないか。
期待度 ★★☆

△響野さん家はエロゲ屋さん! (Sonora)
カフスの姉妹厩舎として開業したSonoraだが、ここ2走は人気を集めながらも期待に応えたとは言い難い成績に終わった。それだけに今回凡走に終わるようだとファンから見放されても仕方なく、最後の機会ともいえる。そんな今回ヒロインの家の家業がエロゲーショップという一見色物にも見える血統(設定)。ツッコミどころ満載なように見えるが、自堕落な長女に対し、しっかり者の次女、反抗期な三女というヒロイン姉妹の組み合わせは定番で、そこに風紀委員の静乃が脇を固めるという点で萌えゲーとして馴染みやすい。ただ前評判はそれなりも実戦で案外というのが、これまでのSonoraの馬。それだけに追い切り(体験版)の動きが良かったとしても信頼感には欠ける。果歩の所属馬のヒロインが登場するという趣向も、旧来のファンには嬉しいかもしれないが、果たしてどこまで成績に繋がるかどうか。ラシックス(声優)の豪華さは買えるが、常識的には連下までの狙いか。
期待度 ★★★

保育士の秘蜜 ~優しい顔と夜の顔~ (すふれそふと)
海外(小説)経験馬を移籍させて走らせるすふれそふとだが、デビューしてからの2戦は惨敗続き。海外でのポテンシャルを生かし切れていないのは歯がゆい限り。今回も海外ではかなり評判の高かった馬で、その実績通りなら期待していい筈。ただ騎手が一葉モカというのはデビュー戦のきらら★キララNTR 魔法少女は変わっていく…と同じで、その評判や騎乗ぶりから不安は尽きない。特に今回は萌えよりもエロに主眼が置かれるだけに、それに対応できるかどうかも疑問。やはり海外と中央(商業)競馬(エロゲー)で騎手を違えているようでは、好走は期待できないのではと感じてしまう。
期待度 ★★

△保健室のセンセーとシャボン玉中毒の助手 (Citrus)
Navelの姉妹厩舎Citrusの2戦目。初戦は腕利きトレーナーの森崎亮人が手がけるとあって人気を集めたが、上位入線には一歩足りなかった。今回は森崎亮人と同等いやそれ以上の一石を持つなかひろをトレーナーに迎えたとあって、初戦以上の期待充分。攻略ヒロインが一人ということで安馬(低価格)と思わせるが、意外にお台が安いというわけでないので要注意。特になかひろの安馬は期待ハズレの成績に終わっていることが多くて、その点は気になるところ。騎手のさんた茉莉は中央(エロゲー)での実績はほとんどないが、能力は高く前走の鈴平ひろとまでいかなくても、それに匹敵するだけの力はあって鞍上が弱化したという印象はない。それだけに今回のメインヒロイン単体で出走させたという厩舎戦略は、商業的はともかく、他ヒロインの魅力の相まって疑問が残る。上位には来れても勝つまでは厳しいと見る。
期待度 ★★★

△闇染Liberator -闇堕ち勇者と堕ちる戦姫- (Escu:de)
長距離タイプを主力とするエスクードだが、最近はそれ専門といえなくなってきている。今回は2年前に出走した闇染Revenger -墜ちた魔王と堕ちる戦姫-の全妹(続編)で、トレーナーがassaultということで変身ヒロイン凌辱系。といっても姉(前作)はガチ凌辱でなく、主人公がヒロインを弱みを上手く突いて心を落としていくという温さが特徴だった。今回ヒロインは総入れ替えとなったが、脚質(内容)は変化はないだろう。主人公が魔王の力を借りて、ヒロインたちを堕としていくという展開だが、ヒロインたちと戦う際、カードデッキを作って対戦するというのがどう作用するか。対戦パートが面白ければいいが、その逆だとHシーンへのただの障壁となってしまいそう。それでも今回久々にこの厩舎で騎乗する光姫満太郎やSMEEで活躍したひなたももを起用するなど鞍上強化。その効果があれば連対圏突入も。
期待度 ★★★

妖花の園II (WendyBell)
流行からやや外れたマイナー風ながら、時に走る馬を輩出し、決して侮れないWendyBell。その中で藤枝卓也がトレーナーだった馬で目立った成績は残していないが、この馬の父(前作)の妖花の園は走りそうな雰囲気を漂わせていた。といっても本賞金(データ数)は足りなかったし、直仔(本編)のこの馬に期待できる要素は少ない。それでも最近少ない百合系血統(設定)で、オカルトをメインとした触手抜き系というのは新鮮。本家のTinkerBellとは違うタイプの抜き触手をどう展開させるか、成績は別として注目したい。ただ抜き系として考えると、騎手の白井一片はそれほど向いているようには見えず、その点はややマイナスか。
期待度 ★★☆

恋愛×ロワイアル (ASa Project)
コメディ血統ではいまや第一人者というべきアサプロの最新馬。厩舎開業当時手腕を振るった天都が第一線を離れ、八日なのかがトレーナーとなっての第2戦。前走の恋愛、借りちゃいましたは笑いについては踏襲していたものの、古くからのアサプロファンには何か過去の著名馬と比べて違って見えたのは事実。それを踏まえて元来のファンを繋ぎ留めつつ新規のファンを増やすという難しい舵取りを迫られている。そんな今回追い切りを見てまず感じたのが、毛ヅヤ(CG)の劣化。最近のアサプロは萌え要素を増やす試みをしてきたが、毛ヅヤの劣化は逆効果。ヒロインを貶めて笑いを誘うといったこれまでのアサプロの芸風はまもられているものの、ヒロインの黒さばかり強調するのはどうか。そして主人公にヒロインが取り合うほどの魅力があるかどうかも疑問。試金石となりそうな今回だが、現状ではやや厳しい見方をせざるを得ない。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)過去メインレースとして名馬がよく出走する11レース(月)だが、今年はそれほど潜在能力の高そうな馬は見当たらない。それでも名門アリスソフトが久々に登録してきたドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう が能力的に少し抜けた印象。これまでの出走馬とやや毛色(CG)の雰囲気が違うが、あえて血統(設定)に合わせてきたと見る。ここなら本命に推せる。今レースは萌え系に前評判の高い馬が見当たらず、その分抜き系に注目馬が多い。その中でも騎手の手腕からNightmare×Onmyoji ~禁断のパラドックス~ に期待したい。つるみくの看板母系(シリーズ)の傍系(スピンオフ)淫行客船渦潮 ~奈落のクルーズ~ も、実績から上位を狙える存在。こちらも厩舎の看板母系の水蓮と紫苑は抜き要素を強くしたのがどう出るか気になる。萌え系では追い切り(体験版)の動きが良かった響野さん家はエロゲ屋さん!が上位評価だが、厩舎がデビュー戦後2走裏切っていて信頼性は今一つ。名トレーナーなかひろの保健室のセンセーとシャボン玉中毒の助手 もNavelの姉妹厩舎はあまり走ってなく押さえまでの狙いか。  

Posted by 7月の魚 at 18:56Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年10月23日

10月の発売予定表から

競馬(エロゲー)界の低迷が言われていましたが、リアル競馬で言うところの枠連が発売されない登録馬(ゲーム)の数を見せられると現実を実感させられます。その分馬券を当てやすいといえないこともないですが、それでも選択肢の少なさは致命的。競馬界の見通しは明るくないことを実感させられながら、今月の予想に挑みましたが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
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◎アインシュタインより愛を込めて (GLOVETY)
今回厩舎開業初戦となるGLOVETYだが、騎手(原画家)きみしま青・トレーナー(ライター)新島夕のコンビとなると、Us:track厩舎で走った恋×シンアイ彼女と同じ。その恋×シンアイ彼女は必ずしもファンの期待を全面的に応えたとは言い難い成績だったが、それは複数トレーナー(ライター)が原因で、新島夕が担当したルートの評価が良かったことを考えれば、単独トレーナーで挑むと思われる今回は当然前進を期待。主人公のアクの強さがどう作用するかがカギだが、このトレーナーのファンなら許容範囲と言えるし、主人公の成長物語と見るなら充分。少ないメンバーながら意外に骨っぽい相手だが、それでも負けられない。
期待度 ★★★★☆

シス△キャン (onomatope* raspberry)
これまで催眠バカ血統中心で走らせてきたonomatope* raspberryだが、今回はヒロインたちとキャンプに行くというあまり見られないアウトドア血統。騎手もNavelで活躍した羽純りおを起用し、トレーナーもCARNELIANと組んだ顔のない月で一時代を築いた宙形安久里をトレーナーで起用。といっても血統から考えても、配合(企画)を担当するのは紫苑憧朋香だろう。主戦騎手の雛祭桃子と組んだビッチ学園が清純なはずがないっ!!?でソコソコの成績は残しているが、抜き系が得意といえない羽純りおとのコンビは向かない可能性が高い。ヒロインの数が多いのはいいが、エロに特化したものでなければ、1人1人の走りが薄くなってしまいそうで不安。ここも苦しそうだ。
期待度 ★★☆

好きだった年下幼馴染が誰とでも寝ている件 (アトリエさくら)
アトリエさくらの中では安定感のある走りを見せていたかん奈・づかのコンビだが、ここ2走の成績は案外。今回の血統(設定)を見ると、必ずしも純粋NTR系とは言い難いが、どうアトリエさくらの所属馬らしさを見せるか。俗に言うヤリマンだった幼馴染の正体を知った主人公がどのような対応を見せるかどうかも、それほど意外性のある結末にはならないと予想。とすると後はかん奈の描く可愛いヒロインの容姿とのギャップ萌えに期待するしかないところだが、最近の成績を見るとプラス要素がそれだけだとやはり不安。これでは狙いにくい。
期待度 ★★

聖奴隷学園祭 ~Remaster Complete Box~ (Liquid)
Baseson系の凌辱抜き系厩舎のLiquidがおよそ2年ぶりに出走。過去出走した聖奴隷学園を初めとする5頭が同伴(同梱)されるというサービスは脅威・・・と見るのが一般的だが、よく見ると新たに収録される部分が、外伝部分のみとあまりに少ない。いわゆる完全新馬でなく、これまでの出走馬を集めるパックものの中にお、おまけとして外伝が入っているというのが本当の姿。とすればこれまでの持ち時計以上の成績で走るのは望み薄で、入着があれば十分だろう。
期待度 ★★☆

▲まいてつ Last Run!! (Lose)
ゴステリものべのに続くLose3頭目は、一介の幼女オンリー厩舎でないところを見せてくれた。馬名(タイトル)を見て分かるようにその集大成が今回の出走で、当然期待が膨らむ。ただ父(本編)の出走から4年経過してやや賞味期限が切れてしまった感があるのは不安。入場曲(ヴォーカル曲)の多さは魅力だし、ヒロインの可愛さは当然だが、追加ヒロインのシナリオがどの程度占めるかも気になる点。といってもかなり前から出走を期待されていた馬だし、今回のメンバーなら当然上位に食い込んでくる筈だ。
期待度 ★★★★

〇ムチムチだからムクムクした ~幼なじみとの過ごし方~ (アトリエかぐや)
安定した抜きで定評のあるアトリエかぐやの中で、実は一番安定勢力となっているのがyoppy騎乗の馬。前走のJK妹。は走破時計こそそれほど変わらなかったものの、本賞金(データ数)は過去にない勢いで伸びただけに、ここなら主役級の扱いが出来る。前走は妹で今回は幼なじみと競馬(エロゲー)王道ヒロインで挑むというのは興味深い。動画(アニメ)も抜きに貢献していて、破壊力も充分。抜き系の中ではトップクラスの実力を備えているのは間違いなく、勝たれても不思議はない。
期待度 ★★★★

竜姫ぐーたらいふ (Whirlpool)
猫忍えくすはーとに続くWhirlpoolの安馬(低価格)路線は、騎手に引き続き鷹乃ゆきを起用。ヒロインが猫娘から龍に変わったが、亜人間という意味では同じ。その猫忍えくすはーとは直仔(続編)を含みすべて上位には一歩足りない成績に終わっていて、この馬も能力的には限界がありそう。トレーナーも同じ近江谷宥ということで、変わり身要素も少ない。ただ今回はあまりに相手が楽で、この馬なりに走ったとしてもヒロインの可愛さだけで食い込む可能性はあるが、それでも能力的に上位馬とは差がありそう。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
登録馬は少ないものの上位は伯仲。それでもアインシュタインより愛を込めての器が一枚上で順当ならここから。抜き系では実績上位のムチムチだからムクムクした ~幼なじみとの過ごし方~も正反対の脚質だけに、本命馬がもたつくようなら逆転まで持っていけそう。まいてつ Last Run!!は追加部分がどれだけ占めるかがカギで、3番手評価が妥当。この3頭の三つ巴戦と見るのが順当で、他の馬が食い込む余地はなさそうだ。  

Posted by 7月の魚 at 09:12Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年10月07日

10年前買ったゲームをようやく崩す

全盛期には月平均3本は購入していたエロゲーも、ここ最近は1本に満たなくなってきて、とうとう今年はこれまで1本も購入しないまま秋になってしまいました。
ただ9月は前から気になっていたソフトがあったこともあり、久々に予約を敢行。というのもここ最近は予約をしていわば退路を断っておかないと、発売日行くのが億劫になってしまい「時勢もあって」とか適当な言い訳して購入するのを止めてしまうことが常だからです。
そんなわけで、昨年末以来久々に大須に行ってきました。これも一昔前は名古屋駅のソフマップに行っていたのですが、ここ数年はショップ特典に興味を無くしていて、少しでも安く買える大須のショップに行くことにしているのです。
最近はそのショップには自宅から近い大須観音駅方面から行くことがほとんどで予約に行ったときもそうだったのですが、実際購入した日は仕事が終わったあと珍しく上前津駅方面から行くことにしました。
ほぼ1年ぶりに大須のアーケードを通過して赤門通を歩いていると、前あったはずのパソコンショップというより、ぼくにはエロゲーショップとしての記憶しかないGoodWillのビルが壊されていて、別の建物を建設していました。そして新築後はGoodWillの新店が入るわけでない様子。
(確かGoodWillのビルを建て直すといった噂を聞いた気がするけど、まさかショップ自体無くなるとは・・・)
少し驚いて部屋に帰ってからネットで調べてみると、倒産したわけでなくて、大須の別の場所で店自体は営業しているらしい。ただエロゲー自体扱うのを止めたらしくGoodWillのHPのどこを見てもエロゲーの通販を行っていない。念のため、メーカーのHPでショップ特典のページを見てみるとGoodWillの特典はどこも付けていない。
前に大須からコムロードが撤退したときは、ぼくが一番古くから利用していたショップということもあって、少し悲しい気分になったものですが、まさかあのGoodWillがエロゲーから撤退するとは思わず、再び同じような気分になりました。
というわけで、昨年来となる中京マイコンに行って予約したエロゲー2本を手に入れてきたのですが、それをプレイする前に今崩してしているエロゲーを片付けないといけない・・・

そんな今プレイしているのが恋神 -ラブカミ-(PULLTOP)です。もう発売日に購入したのか、それとも少し経ってから中古(もしくはワゴンセール)で手に入れたのか記憶が定かでないのですが、ライターの中に木緒なちの名があったことからソコソコ期待していたことは確か。
さてぼくの頭の中でのPULLTOPといえばLeafを退社した椎原旬が下原正・たけやまさみと組んでリリースした一連の作品(PRINCESS WALTZ)や藤原々々原画作品(遥かに仰ぎ、麗しの)の印象がいまだに強いのですが、最近のエロゲーファンにはライターとして紺野アスタの一連の作品(見上げてごらん、夜空の星を・・他)となるでしょう。そんな最近のPULLTOPの原画を担当する八島タカヒロ・基井あゆむが初めてエロゲー原画に挑んだ作品が恋神 -ラブカミ-なのです。
ただこの作品、プレイして見るとわかるのですが、最近の紺野アスタ作品の雰囲気というより、過去のゆのはな・しろくまベルスターズ♪の雰囲気に近い。
ただこれは制作者の狙いだったかもしれません。というのもこのゲームには個別顔グラフィックのない人物を含め、数多くの人物が登場します。これは遥かに仰ぎ、麗しのしろくまベルスターズ♪の丸谷秀人シナリオに見られた手法で、ライターは変わりましたが今回それを倣ったのではないかと思うのですね。木緒なちは芸風の広いライターであり、丸谷シナリオの特徴に近いものを出すことについて造作ないことでしょう。
ただこのゲームについてはそれが必ずしも成功したといえないのが痛いところ。丸谷シナリオは個別CGのないキャラクターでも生き生きとストーリー内で動いていたのに対し、このゲームではモブとなっている一般人や神さまの印象がまるでない。
その影響が表れているのが主人公とツクヨミら神さまとニンゲン間とのトラブルを解決するという神さま委員会の活動で、これがさっぱり面白くない。というのもこのトラブルのほとんどがワンパターンで、基本亜紀先生が巻き込まれて被害者となるもの。イナリシナリオでの功名争いなどはまずまず楽しめたのですが、他のシナリオでは有効に働いていないのはどうか。これはモブキャラにしっかりとした性格付けがされていないのに、過去作品のように動かそうとした結果といえるのではないでしょうか。
そのためか、このゲームの中盤部分はいわゆるダレてしまっていて、勢いが感じられた導入部の勢いを完全に削いでしまっています。このゲームがお世辞にも成功した作品といえないのはそのためでしょう。

ただ過去のPULLTOPらしさも感じられるところもあって、全くの駄作と言い切れない部分もあります。主人公も短絡思考が目に付きますが、それでもウジウジと悩むダメ主人公と比べたら全然マシですし、ヒロインもまずまず可愛い。ただしろくまベルスターズ♪で、一人タイプの違うきららがいいアクセント役になったように、このゲームも唯一の人間ヒロインであるいつきがその役を担うかと思ったのですが、それほどパっとしなかったのが痛い。まあこのゲームの神さまヒロインたちが、やや人間くさいところがあって、あまり神らしくないところもあるので何とも言えないのですが・・・

あとこのゲームのHシーンは全くといっていいくらい抜こうとする気が起きなかったのは意外。別にヒロインの容姿が好みでなかったわけではないのですが・・・。これはヒロインに対して恋愛感情が湧かなかったためか、それともぼくがトシを食って精力がなくなったためか分かりませんが、その点ではややマイナス。ただその分をヴォーカル曲の良さで補填してくれたので全体的にはプラマイゼロといったあたり。まあいずれにしても総合的に良作一歩手前の作品だったということでしょう。  

Posted by 7月の魚 at 00:41Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2020年09月19日

9月の発売予定表から

気候も涼しくなってきて秋競馬(エロゲー)開幕といったムードに誘われるかのように有力馬が出走。有力馬2頭が奇しくも謎解き脚質(ジャンル)対決。その間隙を突いて浮上する穴馬がいるのかどうかが注目されますが、果たして下馬評通りの結果となるのかが焦点となりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


アママネ2 (プレカノ)
運動部系主人公を応援してくれるマネジャーという血統(設定)のアママネの全妹(続編)。前作のヒロインである紗月も新ヒロインのよき先輩マネジャーとして登場し、正統な全妹としてファンを繋ぎとめている。ただ姉自体評価が高かったわけでなく、その原因が馬体の内容の乏しさによるものとなると、今回期待できる要素はそれほど高くない。この厩舎だけにヒロイン萌えについてのポイントは高いが、配合(企画)担当にスタッフも同じとなると変わり身は乏しいと見るのが正解だろう。
期待度 ★★

〇鍵を隠したカゴのトリ -Bird in cage hiding the key- (Cabbit)
Cabbit年ぶりの新馬は出走取消(延期)を繰り返すなど難産な様子もようやくゲートイン(マスターアップ)に漕ぎつけた。奇しくも人気馬同士のミステリー対決となったが、これまでの厩舎(ブランド)の出走馬からこちらの方が本格派と見る。といっても過去に起きた殺人事件の謎を解くという展開は、前例が多いだけに独自性を出すのは難しい、また過去の事件だけで引っ張るのは難しく、新たな謎がどう盛り込まれるかも気になる点。そのあたりがまだ分からず、最近トレーナー(ライター)の御厨みくりがミステリー系から離れているのも不安。それに輪をかけるかのように、調教の動きも芳しいとはいえない。それでもずっと期待されている厩舎の新馬だけに、それなりに格好は付けてくれると見たが・・・
期待度 ★★★☆

催眠奪女 〜全てが僕の自由になる世界へようこそ~ 朝霧架純編 (シルキーズSAKURA)
古参厩舎のシルキーズ抜き系専用であるシルキーズSAKURAの最新馬。この厩舎でまずまず実績あるシャア専用◎がトレーナーでそれなりに期待できそうな要素はある。抜き系では数々の血統を手がけているトレーナーだが、意外に催眠系についての経験は少なく、大催眠(Liquid)くらい。それも走ったわけでなく不安材料の一つ。騎手はその際起用された一人の吉野恵子で、初騎乗が20世紀時代というから大ベテランといえる。それだけに催眠系の騎乗経験は豊富だが、厩舎を取材する限り催眠系にしてはシチュに乏しいのは気がかり。馬名(タイトル)を見る限り、全妹(続編)の出走が予定されているようで、手の内を全部見せない可能性はあるが、果たしてそれで好走できるかどうか。能力はあるようだが今回は様子見したほうが無難かも。
期待度 ★★☆

◎さくらの雲*スカアレットの恋 (きゃべつそふと)
ここ2戦立て続けにスマッシュヒットを飛ばしたトレーナー冬茜トムの最新馬。騎手は前走と同じくベストパートナーというべき梱枝りこで、激走したアメイジング・グレイス -What color is your attribute?-の再現を狙う。太平洋戦争前の帝都を舞台に謎解きを押し出す作戦は魅力的。登場人物が前走から各段に増えて、走り(シナリオ)に巾が出そうなのは楽しみだが、反面伏線の回収にまごつく可能性も高く表裏一体。ただこれまでの実績から伏線回収に長けたトレーナーだけに心配は少ない。実績的にもここなら上位評価。きっちり主役の座を務めあげてくれるだろう。
期待度 ★★★★☆

月の少女 -美娼女学園2- (Argonauts)
やまかぜ嵐を起用した新母系(シリーズ)美娼女学園の2代目。ただ全姉は大きく期待を裏切って、ヒロインの女子校生を娼婦化するといった血統に期待したファンにとっては拍子抜け。ただ今回は枕営業を強いられるヒロインということから、その点については解消できるか。ただ次にすぐ全妹(続編)の出走が控えているとあって、主人公やシスターの過去といった伏線部分が明らかにされることはなさそう。となると全体の評価は姉妹3頭すべて出揃ってから下すのが妥当で、この馬単体の評価となるとかなり厳しくなってくる。前走から大きな変わり身を見せられるかとなると疑問だ。
期待度 ★★

女体狂乱プリンセス (わるきゅ~れ)
わるきゅーれの看板母系の一つである女体狂乱の最新馬。騎手は今回この母系では初騎乗となるおしゃれ教室だが、ベテランでこの厩舎の主戦格といっていいだけに不安はないだろう。女体を改造するといったシチュはあまりに零細血統過ぎて、ファンが付いてこれないのか、これまでの結果は入着が精一杯。今回改造されるヒロインが王女ということで不自然さはなさそうだが、逆にこの母系独特のバカさがどこまで保たれるのか。厩舎を取材する限りは過去の馬と比べて目新しさに欠けるのが不安で、実績的にも見送りで。
期待度 ★★

△白昼夢の青写真 (Laplacian)
雰囲気や調教(体験版)の動きは素晴らしいが、実戦では案外な動きが続くLaplacian厩舎。今回は調教の動きはそれほど目立つものではないが、ヒロイン3人の走り(シナリオ)を直線(終盤)まとめるという趣向からして仕方ない。ただ、その3人のヒロインのラシックス(声優)が同じというのはネタバレを示唆しているようで瑕となりかねなく不安が先立つ。逆に言えばそれを払拭するだけの動きを見せれば、大駆けも充分可能とはいえるが、取材してもそのあたりがどうも掴めない。トレーナーの緒乃ワサビは決して手腕がないわけでなく、いつ一流馬を送り出してくれるかと期待しているのだが、今回の血統や動きだと首を傾げざるを得ない。
期待度 ★★★

Honey*Honey*Honey! (おうちじかん)
新規開業厩舎(ブランド)おううちじかんのデビュー初戦となるが、騎手が大空樹で厩舎を取材してもHARUKAZE厩舎を意識しているのは明白。といってもトレーナーがはとでなく今回初めて調教を担当するシト&ふくろーでは信頼性に欠ける。血統(設定)もイチャラブに徹したもので、ノラと皇女と野良猫ハートのような走りを期待するのは厳しい。ラシックス(声優)も抜き系に起用されている面々が主力とあって、エロにはソコソコ期待できるかもしれないが、そこで勝負するには騎手の技量がやや不足している点は否めない。今回は見送りでよさそう。
期待度 ★★☆

パパ活あやちゃんと種付けおじさん (Frill)
前走の神待ちサナちゃんでファンをアッと言わせたFrillが2年ぶりに出走。馬名(タイトル)を見ると、その走りを再現しようとするかと思われるが、取材するとどうもバカ寄りになっているようで不安が残る。確かにエロには期待できそうだが、パパ活を始めたばかりのヒロインを堕とすというシチュだけでは前走の再現を期待するのは厳しい。前走の配合(企画)に関わった白矢たつきの名が見られないのも不安に輪をかける。前走の動きから人気を集めるようなら思い切ってオミットする手も。
期待度 ★★☆

△ハミダシクリエイティブ (まどそふと)
ワガママハイスペックでようやく大駆けを見せながら、前走のラズベリーキューブは大きく期待を裏切った。ただトレーナーが地方(同人)を皮切りに実績を残した葉山こよーてから、ムラ多い近江谷宥に変わったことを考えると納得。とすると今回全く実績のない甲木順之助がライターというのはプラスとはいえない。ただ調教を見ると期待値が低かったせいかまずまず動いたように見えた。ヒロインの可愛さに関しては間違いなく、サブヒロインの充実さもおまけシナリオのことを考えればプラス。後は主人公がヘタレ化しなければといったところだが、やはりトレーナーの経験を考えると連穴評価が妥当なところか。
期待度 ★★★☆

HaremじゃないよKingdom 光&ソフィーヤ&キキ編 (SMEE)
早瀬ゆうが久々に単独で手がけたということで人気を集めたにしては、期待に応えきれなかったHaremKingdom -ハーレムキングダム- の直仔(FD)。SMEEの直仔は最近は父(本編)より時計を落としていて、期待感に乏しい。ハーレムを主眼にした本編と違い、今回はヒロイン個別でのイチャラブがメインとなるが、本編の流れを無視するような展開がファンに受け入れられるかどうか。いずれにしても父の成績から上積みが見込めないとなると、馬券に絡むには厳しいと見るべきだろう。
期待度 ★★

ボクのカノジョはえっちな先生 (monoceros+)
デビュー戦の甘やかせカノジョのいる生活が散々な成績だっただけに、前評判は最低ランクと言っていいこの馬だが、騎手のオギンバラは抜き系騎手ではトップランクといっていいし、巨乳ヒロインとのH動画(アニメ)だけで上位に食い込むポテンシャルは充分。ただデビュー戦の成績の酷さが馬体重(容量)の小ささによるものが明白で、それはトレーナーや騎手の手腕でどうにかなるものでない。ましてトレーナーの中村亮太は抜き系でこれまで注目馬を輩出したことがないし、今回も厳しそう。
期待度 ★★

まましす 〜お母さんとわたし、どっちがいいの?〜 (boot UP!)
以前は時に大駆けを見せていたboot UP!厩舎だが、最近はマンネリからか本賞金(データ数)の少なさに悩まされている。今回新たな母系(シリーズ)で挑むが、騎手・トレーナーとも同じで一見変わり映えがないように見える。母娘との親子丼を始めとする甘ラブエロが主眼となるものの、よく考えると目新しさといった点では皆無。それでもヒロインとの甘エロラブが上々なら問題ないと言いたいところだが、それだけでは新たなファンの目を惹きつけるといった面では乏しい。今回も入着が一杯だろう。
期待度 ★★

▲Mama×Holic ~魅惑のママと甘々カンケイ~ (アトリエかぐや)
アトリエかぐやの新馬は看板騎手choco chipが手綱を握っての亜人ヒロインとのエロが主眼。ただ名手choco chipだけに無難にこなしているが、亜人ヒロインは得意とするタイプとはいえないのは不安。それでも騎手の能力から抜き系として上位ランクに位置するのは間違いないし、トレーナーも七央結日ら抜き系で実績のある面々を揃える。ヒロインが5人というのも最近のアトリエかぐやからすると大盤振る舞いと言えるし、抜き系では明らかに上位ランク。この厩舎からして全くの凡走は考えにくいし、人気馬が大崩れすれば出番があるかも。
期待度 ★★★☆

△ろけらぶ -Location Love- 神社×先輩 (FrontWing)
この母系(シリーズ)もこれで3代目。一定のシチュの中でイチャラブを見せるという血統は保住圭の得意とするところ。神社と巫女の年上ヒロインというニックスは定番だが、安定感は充分。その先輩が小柄でロリ体型というのは一種の変化球といえるが、走りには特に関わらないだろう。2走目で上積みを見せたのも心強く、なお一層の前進を見込みたいところだが、安馬(低価格)だけに、能力的に限界はありそう。ただ人気どころが崩れるようなら連対圏に食い込む可能性は捨てきれない。
期待度 ★★★

(本紙の見解)人気を集めそうなさくらの雲*スカアレットの恋が、調教の動きも良く、他馬との力の差は歴然。ここなら人気に応えてくれそう。能力的には充分対抗できるはずの鍵を隠したカゴのトリ -Bird in cage hiding the key-だが、仕上げ過程に不安があり、ようやく公開された調教を見ても、謎解き要素が乏しく感じられるのは不安。それでも直線(終盤)追いこんできそうな雰囲気はあるだけに、逆転の可能性を考えられるのはこの馬が唯一か。抜き系として安定さが魅力のMama×Holic ~魅惑のママと甘々カンケイ~が一角崩しの候補筆頭。萌え系として高いポテンシャルを秘めるがムラ駆けの印象があるハミダシクリエイティブは、調教を見てその印象を上書き。白昼夢の青写真も走る雰囲気はあるが、これまでそれをことごとく実戦で裏切っているだけにアテにはできず、それならろけらぶ -Location Love- 神社×先輩が食い込む可能性の方が高いかも。  

Posted by 7月の魚 at 07:09Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年08月19日

8月の発売予定表から

久々に人気を集めそうな有力馬が登録メンバーに入り、ようやくファンの注目を浴びそうなレースとなりそうな予感。その外にも波乱を呼びそうな穴馬の存在もあって、馬券的妙味もありそう。有力馬が期待通りの走りをみせてくれるか、それとも人気薄が激走して波乱を演出するか、高いレベルでの決着を望みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


あまあま★シェアリング (ぱじゃまエクスタシー)
他厩舎でエログロ血統を上位に導いたるび様が、今回ぱじゃまエクスタシーで萌えエロ系に挑む。前走(真愛の百合は赤く染まる)のような百合系でなく、従姉妹二人との同棲萌えエロ系で、るび様が得意とするタイプでないのはややマイナス。この厩舎自体往年の輝きは取り戻せずにいるし、トレーナーも同じとなると変わり身要素は少ない。こういった安馬(低価格)イチャラブ系は最近氾濫していて、騎手の力量だけで上位に食い込むには厳しいだけに、今回も見送りでいいだろう。
期待度 ★★

あやかし遊郭 ~花魁アマビエ民譚集~ (Casket)
異種姦系一本のCasketの新母系(シリーズ)も今回で3頭目。妖怪と花魁という異色ニックスがこれまで結果に繋がっていないところはあるが、代が進んでの進化に期待。最近話題の流行病を救う妖怪アマビエをヒロインに迎え、幼馬(ロリ)要素も加えたのが面白い。ヒロイン自体は可愛く感じられるが、安馬(低価格)だけに、こじんまりとまとまっていたとしても、上位に食い込めるかどうかは厳しそう。それでもこの厩舎にはこれまで同様、独自の戦いで少しづつ認知度を高めていって欲しい。
期待度 ★★☆

△妹サポ! ~ゲンキンでLowな巨乳妹に、おっぱい揉ませてもらいました~ (はむはむソフト)
最近は妹ヒロインとのエロ専門厩舎として認知されてきたはむはむソフトだが、今回はこれまでの出走馬と違ってヒロインが幼馬(ロリ)貧乳でなく巨乳という点が新機軸。安馬(低価格)ということで、血統(設定)も奥深さはない。ただこの厩舎だけに単にスタートから妹とのイチャラブという単調さはなく、妹×援助交際というあまり例のないニックスがどう出るかが見どころ。これまでのような幼馬妹という血統からガラリと変わっているだけに未知数な面は多いが、嵌れば大駆けがあるかも。
期待度 ★★★

義妹達との生活は気持ちいいけど少し疲れる(すふれそふと)
別路線(萌え官能小説)からの持ち込みという路線のすふれそふとだが、デビュー戦の前走は一流トレーナー(ライター)さかき傘を起用しながら完敗と壁の厚さを知らされた形。今回はなろう小説のAmatiの原案を走らせるが、中央競馬(エロゲー)では知名度が劣るだけに期待感は薄い。ただデビュー戦と違って抜きを考えると騎手のみずき佑真の起用はプラスとなりそうだし、毛ヅヤ(CG)も良さそうに見える。今回メンバーが揃った印象で馬券対象となると厳しそうだが、次に繋がるレースにしたいところ。
期待度 ★★☆

かけぬけ★青春スパーキング! (SAGA PLANETS)
前走はトレーナーにさかき傘を起用して、はつゆきさくらに匹敵する時計で駆け抜けたサガプラだが、今回は瀬尾順・砥石大樹といったカルマルカ*サークルで起用された面々が登場。とするとはつゆきさくらの勢いを大きく失速させた悪夢が蘇りそうな予感がして寒い。追い切り(体験版)も主人公を見る限り、今回配合(企画)を担当した瀬尾順らしいダメ主人公さ全開で懸念が当たってしまった形。イチャラブで実績ある保住圭も最近はパッとしないし、ヒロインの可愛さは捨てがたいものの今回は凡走の番か。
期待度 ★★

△極限痴漢特異点 (アストロノーツ・シリウス)
M&Mが騎乗した痴漢系というと以前所属していたアトリエかぐや時代のデビュー馬最終痴漢電車を思い出される。その直系最終痴漢電車3は痴漢系では最高に近い評価を受けた馬で、この馬がそれに迫れるかどうか。血統(設定)を見ると痴漢系らしい天然バカさ全開だが、敵役である痴漢撲滅組織の存在が取材で明らかにされていないのは気がかり。あと痴漢系は主人公のキャラクターの出来不出来が大きなカギを握るが、最終痴漢電車3のような素敵POVに票が集まるようなタイプかどうか。その時のトレーナーだったすまっしゅぱんだ・霧島へるんがいるのは心強いが、最近の厩舎の実績が心もとないのは心配。まともなら上位に食い込む能力はあるはずだが。
期待度 ★★★☆

△shin-neko ~再会した妹との新たな関係~ (milimili:AMUSE CRAFT EROTICA)
これまでバカエロ系で知名度を上げてきたmilimiliだが、今回は親厩舎のAMUSE CRAFTの名を冠して雰囲気も一新。moreの姉妹厩舎で実績を積んできたしばいぬにきを起用してバカを封印。再開した妹との恋愛関係というのは珍しい血統(設定)ではないが、騎手の手腕も相まってヒロインはなかなか魅力的に映る。妹との純愛をどこまで貫けるかがカギで、あまりに早くエロに走ってしまっては雰囲気が台無しとなってしまうかも。問題はトレーナーがこれまでと同じ若葉祥慶で、こうしたタイプの馬を扱えるかどうか。そこが大丈夫なら意外な大駆けが見られる可能性も。
期待度 ★★★

◎青春フラジャイル (Purple software)
御影・なかひろと最近は実績あるトレーナーを起用して好結果を残している紫厩舎が今回選んだのは鏡遊。未来ノスタルジア以来、およそ十年ぶりの登場となるが、解散したminoriでオープン馬を手掛けているように実績は充分。厩舎は最近ファンタジー風味な血統(設定)で好成績を残しているが、今回も魔法という因子を使っての挑戦。魔法系と学園もののニックスは意外に成功した馬は少ないが、このトレーナーならしっかりと仕上げてくれるはず。序盤ヒロインがややウザい部分はあるものの、徐々に可愛くなっていくと予想。騎手が主戦の克ということで、エロにも力を入れているのも好感。まずまず骨っぽい相手は揃ったが、勝機はありそう。
期待度 ★★★★☆

となりに彼女のいる幸せ ~complete~ (プレカノ)
著名騎手を起用した安馬萌え系と出走馬がはっきりしているプレカノ。今回はねこにゃんが手綱を握りまずまずの走りをしたとなりに彼女のいる幸せの総集編で、過去この馬を買ったファンには無用に見えるが、憎いのは新要素である~twoface~セカンドサマーの存在。といっても占めるウェイトは大きなものではなさそうで、かなりのファンでもそれだけのためにこの馬を買えるかどうか疑問。それよりも、こうした出走は厩舎にとっては稼ぐ手段として有効かもしれないが、ファンに不信感を呼ぶことになり慎んでもらいたいものだ。
期待度 ★☆

▲プリンセスハートリンク ~剣姫たちの艶舞~ (裸足少女)
近走結果を残している裸足少女の最新馬は、過去数戦と同じく巨乳ヒロインが主役。オギンバラ・葵渚という巨乳得意の騎手を起用したというだけで、ファンには期待が膨らむところ。VRを利用したMMORPGという血統(設定)はそれほど珍しいものではないが、現代ヒロインに合理的にファンタジー衣装を着せるという点については理にかなっている。問題は現代世界とヴァーチャル世界が乖離していないかで、いくら抜き性能が良くてもそこで足を引っ張っては勝機はない。主人公がショタ系というのも気になるが、ヒロインたちに責められる展開が多いと示唆していると好意的に解釈。最近この厩舎で好実績のトレーナー間崎俊介を信じて印を重めにしたい。
期待度 ★★★☆

〇BETA-SIXDOUZE (Liar-soft)
昨年走ったALPHA-NIGHTHAWKの直仔(続編)。父(前作)はまずまずの走りを見せたものの、必ずしも期待に充分応えたとはいえなかったが、その要因の大きなものが素質(伏線)を発揮((回収)しきれなかったと見ると、今回の直仔で巻き返しを期待していい。問題は高馬(フルプライス)でないことで、再びポテンシャルを開花しきれないままになってしまわないかということだが、直仔で確実な走りを見せる厩舎だけにそれは杞憂に終わると見る。追い切り(体験版)の雰囲気は相変わらず上々で、この相手でも好走は可能だろう。
期待度 ★★★★

△放課後シンデレラ (HOOKSOFT)
近走上位を賑わしているHOOKの最新馬。騎手は最近主戦を務めているRINKSに変更し、前走よりもHOOKらしい血統(設定)といえる。ただ競争成績はやや古めかしい毛色(CG)に見えた前走の方が結果が良かったのは皮肉。ヒロインの魅力さだけを考えれば今回の方が上に見えるだけに、単純な計算をすれば前走以上の動きを見せても不思議はないが、そうはいかないのが競馬の難しいところ。下校から始まる純愛学園ADVという萌え王道路線なだけに大外しはしないだろうが、外連味はなさそうなだけに、連下はともかく勝ち切るまではどうか。それでも堅実さで上位に食い込んでくるだろう。
期待度 ★★★☆

僕は彼女の浮気を知っている (アトリエさくら Team.NTR)
トレーナーおんぼろ月と騎手ジェントル佐々木のタッグは多くの一流馬を輩出しているが、最近の実績はそれほどでもない。今回もこの厩舎らしく当然のNTR系だが、主人公が自発的にヒロインをネトラセに行くタイプでなく、ヒロインの浮気を行為後に知るといった系統。こうした血統(設定)の問題点はプレイヤーには当然ヒロインが尻軽に見えてしまうことにあり、ヒロインに反感を呼んでしまう点。数多くNTR系を扱ってきたおんぼろ月だけにそのあたりは承知だろうが、取材する限りヒロインが打算的な性格のように見えるのが不安。こうしたヒロインに主人公が復讐するような血統なら問題はなさそうだが、おんぼろ月がそのような単純な仕上げをするかどうか。どのような走りをするか読めない部分は多く、ここは見送りが妥当かも。
期待度 ★★☆

元ヤン巨乳ナースの甘エロ看護 (Waffle)
時に大駆けする馬を輩出するWaffleだが、それは特定の母系(シリーズ)に集中していて、全くの新馬となると走る可能性は低い。巨乳ナースヒロインとのラブエロはそれほど珍しい血統ではないが、元ヤンキーというのは見かけたことがない。ヤンチャしていた過去と、尽くすのが仕事である看護師とのギャップが面白い。ただそのヒロイン一本に絞るわけでなく母親もヒロインとして絡むというのは馬名(タイトル)を考えるとやや興ざめ。騎手のハムの手腕は悪くなく、トレーナーの巽ヒロヲも過去同厩舎で走る馬を手掛けているが、こうした甘エロの実績がないのは気になる点。今回相手が強力なだけに上位に食い込むにはやや厳しいかも。
期待度 ★★☆

LIKE×LOVE ~色川 鈴音~ (root nuko)
LIKE×LOVE母系(シリーズ)の2頭目。この厩舎では5年ぶりの出走となった全姉のLIKE×LOVE ~十津川 光~はまずまず見どころのある動きを見せたが、それにしては前評判は高くない。こうした血統はヒロインの魅力がそのまま競争成績に繋がることが多いが、今回ヒロインがショートカットでややネガ系という余り見かけないニックスというのが要因か。それでも前走はヒロインが少しづつど可愛くなっていくといった過程が描かれていたように、今回も同様の走りが出来れば人気馬に一泡ふかせるチャンスはある。
期待度 ★★★

(本紙の見解)人気を集めそうな1頭が直前出走取消したが、それでも上位馬の層は厚い。その中でも最近好調のPurple softwareが、久々に鏡遊を起用したことで注目の青春フラジャイルを本命に推す。鏡遊が最近実戦から離れていたのが不安も、実績なら一番で本命は妥当だろう。逆転の一番手はやや直線(終盤)甘かった前走から大きく巻き返してきそうなBETA-SIXDOUZEを抜擢。前走でもポテンシャルの高さは見せただけに、そこから考えれば本命馬と実力的には互角と見ていい。一発の魅力ならプリンセスハートリンク ~剣姫たちの艶舞~。巨乳を武器に戦うことがはっきりしていて、最近の成績も上位安定しているだけにここも上位馬と差はない。堅実だが首位争いとなると厳しそうな放課後シンデレラも萌え系としては安定している。主人公が足を引っ張らなければ圏内に。過去の名馬と同配合で再現を狙う極限痴漢特異点も上位争いしそうだが、もう1頭注目を集めていたかけぬけ★青春スパーキング! は不安要素が大きく、他にも魅力的な穴馬が多いだけに今回は手控えたい。  

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2020年07月26日

お知らせ本2の衝撃

天鳳鳳凰卓から駆逐されてから3か月。6段に落ちてもすぐ7段に復帰できるだろうと高を括っていたあの頃・・・現在復帰どころかレートは1900台中盤に低下し、5段陥落を心配しなければいけない今日この頃・・・

不調も何か月も続けばそれが実力という話を耳にしたことがありますが、まさしく現在のぼくの安定段位は6段ないのでしょう。その不振の原因がどこにあるのか・・・それが分からないから不調がずっと続いているわけですが・・・

そういえば、最近麻雀戦術本を購入していないなと思って、今月中ごろ多井本の最新刊「麻雀実戦問題集」を購入。多井プロのキャラクターを示すように本の内容自体は面白かったのですが、不振はそのまま。というわけで本当は多井プロ本と一緒に買う予定でどの本屋でも売っていなかったお知らせ本の第2弾「世界最強麻雀AI Suphxの衝撃」を購入することにして本屋を行脚することに。ただ多井本は著者の知名度もあってか、どこの本屋にも置いてあったのですが、「Suphxの衝撃」は数件回ってみても全く見当たらない。それでぼくが知る本屋の中で麻雀戦術書の蔵書数では随一の名古屋駅ゲートタワーにある三省堂に出掛けようやく手に入れることが出来ました。

この「お知らせ」という人。天鳳をプレイしている人には第14代の天鳳位としておなじみの人なのですが、Twittを見ていると、エロゲーの造詣も深いようで、しかも東大工学部卒という才人。エロゲーについてはともかく、ぼくと比べるとすべてにおいてデキが違う。そのためかもしれませんが、お知らせ本の前作「鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム」は内容は濃かったものの、詰め込み過ぎのような気がして難しい参考書を読むような気分にさせられたのは事実(まあぼくの理解力が足らないだけかもしれませんが)。そのためか理解できない部分が多くて麻雀戦術本の大事な要素である「本を読むことによって何か麻雀が強くなった気分になる。」という点で、やや物足りないところがぼくにはありました。

ところが、この「Suphxの衝撃」は前作の欠点が修正されていて非常に読みやすい。特に天鳳の画面の牌図をふんだんに取り入れていてぼくのような頭の弱さでもスっと入ってきます。そして内容も素晴らしい。

この本は現在麻雀AIとして最強とされているマイクロソフト社のSuphxの一打を天鳳位お知らせ氏が解説するという趣向で進んでいくのですが、ぼくが分かっているようで実践されていなかった「字牌初牌の扱い」を丁寧に解説してあり感服。
そしてぼくが一番ためになったのが第3章の「中盤のスリム化」の項。
特に疑問に思いながら、最近の流行に乗り遅れまいとぼくが最近取り入れていた「5ブロック・完全イーシャンテン打法」を時に否定し先切りスリム化を推奨。そして流行遅れと言われる6ブロック打法を、天鳳特上卓で別格の実力を誇るSuphxが取り入れていて好成績を上げていることに衝撃を受けました。攻撃のための先切りというのは、昭和雀士の戦術が色濃く残るぼくが元々実践していた手法で本の内容には納得。
というのも最近のぼくは放銃率の高さに悩まされていて、スリムにして安全牌を持つという一昔前の戦法を最新AIが取り入れていてラス回避しているというのは目から鱗といったところ。また第2章冒頭のどうでもいい手牌から、危険牌を打つ愚を指摘されたのも反省。そうぼくの放銃率が増えていたのも、手牌の見極めが不足していたからだと思い知らされたのです。

そしてこの本の読後、気持ち新たに天鳳に挑んだところ、最近にない5連続トップで一気に6段原点近くまで復帰。もちろん配牌やツモに恵まれたり、最近ことごとく負けていた捲りあいに勝ったことの方が大きいのかもしれませんが、この本を読んだおかげでなにか充実した気分で麻雀を打てている気もしているのです。

さてそんなぼくが特上卓でSuphxとどんな対戦成績はと見ると、4回の対戦があり2-0-1-1でSuphxは1-1-2-0と勝率50%。まあSuphxはラス回避を主眼としているようなので、ラス0回というのはらしい成績といえるのですが、この成績を見て多少自信が出てきました(笑)。再び鳳凰卓に挑めるのはいつになるか分かりませんが、この本を読んでなおも精進していきたいと思います。  

Posted by 7月の魚 at 17:51Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2020年07月16日

7月の発売予定表から

例年なら地方(同人)の祭典(コミケ)がある今回は頭数が揃わないが、コロナ&オリンピックの影響で祭典が行われない今年も相変わらず寂しいメンバー。大物馬の出走もなく沈滞ムードが続く競馬(エロゲー)界ですが、それを吹き飛ばしてくれるような新星の登場があるのでしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


朝起きたら美少女になってたボクにお願いがあるんだって? しょうがないにゃあ‥いいよ。 (娘。)
女装主人公がヒロインだったデビュー作から、今回は男の娘にバージョンアップ。なぜかTS(性転換)してしまった主人公が友人たちに迫られるという血統はTSでは定番といえるが、最近この血統(設定)が衰退していることもあって、逆に目新しく思える。といってもトレーナー(ライター)が全くの新人で未知数な部分が大きく、安馬だけに走り(シナリオ)に過剰な期待は禁物。前走から上積みはあるとしても上位を争うのは厳しそう。
期待度 ★★

Hではじめた絶品バーガー ~え? ご注文はおっぱいですか~ (evoLL)
MBS Truthの後継色が強いevoLLだが、トレーナーに久々復活した猫柳まんぼの名を見ると余計にそう感じさせる。騎手の未巳エヌも前に騎乗した望月望ほどの牽引力はないが、2戦目になってより手慣れてきたように見えるのは好材料。恐らく抜きに関してだけなら他馬とも互角に戦えそう。ただ血統(設定)はと見ると、よくあるファミレス系に近い手垢のついたもので、ツッコミどころが多そう。トレーナー陣の実績を見てもそれを裏付けるものばかりで、前走の二の舞となってしまいそうだ。
期待度 ★★

▲俺の彼女は他人棒が気になるようです。 ~からかい上手な変態彼女との青春スワッピングは、俺の隠れ性癖を開花し肥大化させました~ (ANIM.teamMM)
落語の寿限無ではないが、恐らく正式な馬名(タイトル)はよほどのファンでないと言えないであろうANIM.teamMMの最新馬。ただその色物的な馬名から考えられないくらい最近の成績は高値安定。今回はスワッピングが主眼となっていて、近走唯一凡走に終わった僕ママ×友ママ交姦ハメップ性活 ~を思わせるが、敗因はショタ主人公とはっきりしているだけにそこまで気にする必要はない。それより今回久々にヒロインが人妻でなく女子校生という点で、これまでの人妻NTRとの違いを出せるかどうか。ヒロインがビッチ気味に思えるのも不安だが、最近の安定度を考えればここなら上位だろう。
期待度 ★★★☆

彼女がアイツで、俺はだれ!? (プラリネ)
ずっと想定表に入っていながら出走取消(延期)を繰り返していたが、ここにきてようやくゲートイン(マスターアップ)。前走のバカ燃えハートに愛をこめて!からおよそ6年ぶりとなるから超久々だ。その血統(設定)は前走と同じくバカ系に属するもので、取材する限り前走と同じく勢いだけで突っ走りそうな雰囲気。ただ今回は安馬(低価格)だけに、距離のことを考えなくて済みそうなのはプラス。といってもトレーナーは今回が初めての仕事で、かなりの熟練でも仕上げが難しいバカ系を上手く扱えるかどうかは疑問。抜きに目を向けすぎると、バカにとってはマイナスとなるだけに不安は大きい。騎手の神谷ともえの手腕は悪くないが、入着があれば上出来か。
期待度 ★☆

ガールズ・ブック・メイカー -グリムと3人のお姫さま- 3 (ユメミル)
ガールズ・ブック・メイカー の直仔(続編)3頭目はヒロインがシンデレラにスポット。グリム童話のシンデテラは日本で膾炙したものに比べかなりブラックで、結末はかなり後味が悪い。果たしてそれがどこまでなぞられているかだが、どちらにしても、父(本編)自体が期待を裏切っていて、姉二人もほぼ見どころなく終わっている以上、この馬に大きな期待をするのは難しいだろう。豪華なスタッフを集めたにしては成績が振るわなかったというのは、現在の競馬(エロゲー)界を考える意味では寂しいものだ。
期待度 ★★

◎現実が見えてきたので少女を愛するのを辞めました。 (かえるそふと)
たぬきがかえるに変化しても血統(設定)自体にはほぼ変わりなかったのはファンにとっては嬉しいことか。今回は主人公が再びたぬきそふとの頃のキモさに戻った。馬名(タイトル)からそれは如実に表れているが、序盤を見る限り単なる抜き系でなく見えるのが新鮮。子持ちの女性と結婚したロリコンが、それを隠し義理の娘と接するというのが、何か記者にも身につまされるようでシンパシーを感じる。当然幼馬(ロリ)がメインとなるだろうが、それだけでない何かを持っていそうな匂いがする。厩舎開業初戦で走った前走以上の成績も充分考えられ本命に抜擢。
期待度 ★★★★

恋人スワッピング ~親友の恋人を俺は抱き、俺の恋人は親友に抱かれる〜 (アトリエさくら Team.NTR)
NTRを武器とするアトリエさくらでは一番堅実な走りをするかん奈&づかコンビだが、前走の人妻セックス ~知らぬ間に堕とされていた愛する妻~は期待を裏切ったといっていい。今回はNTRでなくスワッピングがメインとなる。その関係性がどうネトラレに発展するのかが見どころと言えるが、単なる乱交ものに終わってしまうようでは、前走同様に終わってしまうだろう。厩舎を取材するとそんな展開になってしまう不安は拭えず、今回は手控えてみたい。
期待度 ★★☆

△琥珀色のハンター (スカイロケット)
ネクストン系列厩舎の新規開業。アニメスタッフを迎えてのSF系と目新しい要素が多く、騎手の神剣桜花もBaseSonら姉妹厩舎で着実に実績を積んでいてその動きは注目される。ただこうした血統は馬体重に問題を抱えることが多く、ヒロイン数こそ3人と並なものの、距離(時間)が保つかどうか不安だ。トレーナーの須々木鮎尾は抜き系での経験は豊富だが、こういった血統の馬でどれだけの仕上げが出来るか未知数。動画のデキ次第では上位に食い込む可能性はあるが、未知数な部分が多く静観するのが妥当なところ。ただメンバーが軽いだけにそれを承知で一発狙う手も。
期待度 ★★☆

しおんとワンルーム -絆きらめく恋いろはSS-
椿とワンルーム -絆きらめく恋いろはSS- (CRYSTALiA)
なかなかの成績だった絆きらめく恋いろは2頭目の直仔(FD)で、ヒロインは椿としおんが登場。2頭は別の馬ではあるが、ここでは便宜上同じ馬として考えたい。ヒロイン人気は前走まず取り上げられたように椿の方が高いが、それだけけでなくわざわざ別の馬としてしおんを取り上げた厩舎の意識がどうファンに映るかがカギ。内容が薄ければ当然なぜ1頭の馬として出走させなかったのかという声が上がるだろうし、父(本編)のメインヒロインである桜夜の冷遇ぶりも際立つことになる。抱き枕を除いた価格は安馬の中でも際立って安く、これだと内容は相当薄いことは容易に想像できる。馬の本体を考えるだけなら、今回に限っては見送りだ。
期待度 ★★☆

ヒーリング・デイズ ~年の差彼女との甘々生活~ (とこはな)
安馬でヒロインとのイチャラブ一本で挑むという戦法は現在流行しているが、大きな成功を収めているのは意外に少ない。とこはな厩舎もそれ一本で走らせているが、これまで上位に食い込んだ馬は見当たらない。今回もこれまでと同じたにかわたかみがトレーナーで変わり身の要素は乏しく、騎手の蒼都かりんも本格的な騎乗は初めて。かなり年上な子持ちヒロインとのイチャラブというのは萌え系では珍しいが、走りに深みをもたらすはずの子供(娘)の紹介が厩舎(HP)を取材する限り見当たらないあたり怪しい。これではとても狙えない。
期待度 ★☆

〇Re CATION ~Melty Healing~ (hibiki works)
この厩舎独自のCATION系は堅実に走る馬を輩出しているが、一流までには至っていない。それでもこの母系(シリーズ)をまとめたALL×CATION が走っているところを見ると、活力はあると見ていいだろう。今回はPRETTY×CATION以来久々におりょうが手綱を握るが、それに関しての不安はない。問題はこの母系は2度目となるのトレーナー水瀬拓未で、なちゅらるばけーしょんはやや期待外れの結果だっただけに、巻き返しがあるかどうか。それでも原因は脚元不安(システム)によるものが大きかったようで、そこさえ目をつぶれば変わり身は期待できそうだ。この母系独特の登録した名前を呼んでくれるラブリーコールシステムも健在で、このメンバーなら勝ち負けまで期待したい。
期待度 ★★★☆

Little Sick Girls ~桃蜜は妹の香り~ (Lass Pixy)
LASSの安馬部門・・・といっても本家が最近全く出走がないだけに、厩舎の命運はこの母系(シリーズ)に懸かっている。ただこれまでの2走はいずれも凡走。それでも前走はやや見どころはあったが、それでも上位に食い込むにはまだ物足りない。トレーナー・騎手はこれまでと同じ。血統(設定)はこれまでと同じで、異性に対する依存という病気を発症したヒロインとのラブラブHで、今回のヒロインは妹。定番といえるタイプだけに、この母系らしさが出るかどうか疑問。常識的に考えれば今回も厳しそうに感じる。
期待度 ★★

(本紙の見解)今回も相変わらず頭数が揃わない。本命は厩舎が変わりムードが良くなった現実が見えてきたので少女を愛するのを辞めました。を押す。追い切り(体験版)の動きも良く、この相手ならチャンス。逆転の一番手はRe CATION ~Melty Healing~。社会人の主人公がヒロインに癒されるという血統はラブリーコールシステムにピッタリ。安定さなら俺の彼女は他人棒が気になるようです。 ~候補。ヒロインがこれまでと違い人妻でないというのは気になるが、抜きの性能はピカイチなだけに一角崩し以上の評価も。この3頭で決まる可能性大だが、可能性は低いものの琥珀色のハンターの大駆けを少し警戒する。
  

Posted by 7月の魚 at 06:44Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年07月07日

SFを舞台にした意味

今年もはや半年が過ぎました。新型ウイルスはぼくの周囲を明らかに変えてしまっていますが、ぼく自身生活はさほど変わっていない。それでも仕事柄ウイルスに振り回されるのは仕方なく、その慌ただしさのなか半年が過ぎてしまったというのが正直なところです。
そして気付いたのが、今年ゲームを1本も購入していないのに気がつきました。別に収入が絶たれたわけでないので、ゲームに費やす資金がないわけでないのですが、この時勢で発売日にショップに行こうという気が起きず、つい購入しないまま月日だけ経ってしまったというのが真相ですが、それでもエロゲー自体を止めたわけではありません。まあ確実に費やす時間は減っていて、今年クリアしたのがまだ2本では果たしてプレイしていると胸を張って言っていいものか・・・

そしてようやく今年3本目クリアしたゲームが木洩れ陽のノスタルジーカ -Raggio di sole nostalgico- (STREGA)です。今から7年前キャラメルBOXを離れた「おとボク」コンビの嵩夜あや&のり太が新ブランドを結成してリリースした1作目ですが、どうやら売り上げは芳しいものではなかったらしく、すぐブランドを畳んで古巣のキャラメルBOXに戻ってしまいました。
といっても批評空間の評価自体は低いものでなく、中央値はおとボク級の点数を叩き出しています。ではなぜ発売日に購入しておきながら、今まで積んだままにしておいたかというと、実はSF&AVGというニックスがそれほどぼくの好みに合っていないことが分かっていたから(ではなんで購入したのかとは言わないで・・・)。
特に嵩夜あやは豊富な知識をひけらかすところのあるライターで、まあそれが味であり「おとボク」等ではうまくハマったところがあるのですが、これがSFというジャンルではぼくのようなSFに深くないプレイヤーを置いてきぼりにしてしまうのではないかと危惧していたのです。

ただその予想はいい意味で外れました。このゲームはSFというギミックを使いながら実はそれが本質ではなく、批評空間でも多くのプレイヤーが指摘しているような優しい雰囲気を持った物語だったのですね。
自我を持ったアンドロイド(メトセラ)と人間との戦争が講和に至り、共存を選んでから数十年経った世界が舞台というと小難しく感じてしまうのですが、普通に現代に置き換えてみれば別にSFという舞台でなくても通じる話であるのが分かります。いやこのゲームの発売当時よりも現在の方が、悪い意味でのナショナリズムが進んでいるような気がしますから余計にこのゲームに深く感じ入るところがありました。

そんなこのゲームの事実上のメインヒロインは主人公たちが発見した50年前に創られたという旧世代の機械人形であるしねまであることに間違いないのですが、このゲームの特徴はというと、このしねまをめぐって主人公と他のヒロインが心を通じ合わせるといったところで、肝心のしねまは攻略ヒロインではないというところです。こういった趣向のゲームはぼくはほとんどプレイしたことがないのですが、それは魅力的なヒロインが攻略できなければ不満に思うのはプレイヤーいとって当然なことですから、そんな危険を制作者が犯すわけがないからです。
ただぼくはしねまが攻略ヒロインでなくても全く不満に思うことはありませんでした。それは主人公とヒロインが、しねまが現世代のメトセラのように心を持っていくことに奮闘していくという本筋がしっかりしていたからです。その分他のヒロインが魅力がやや薄くなるデメリットはあったのですが、そのマイナスも最小限に抑えられたと思います。このあたりはライターの手腕によるもので流石といえます。

さてぼくがプレイしたルートの順番はというと一姫→フロゥ→朗→カヤの順番。正直言ってこの順を選んだのは明らかに失敗でした。これはルート間のデキの良しあしというものでなく、しねまが持つ数々の謎について深くかかわっているルートか否かというものなだけに、このミスは致命的ではないものの痛かった。昔はこうした攻略順でそう間違えた記憶はなかったのですが、これもエロゲーに対する勘が鈍ってきているのかもしれません。
それはともかく、出来ればカヤを一番最初にして、フロゥを最後にとっておいたほうがいい気がします。というのもぼくが考えるにこのゲームのカギを握る攻略ヒロインはフロゥに他ならないと思うからです。

メトセラとしてのフロゥが主人公に恋するというこのルートは、ぼくが見てきた主人公とアンドロイド間の恋愛というエロゲーによくある展開とはやや違ったもので、非常に深く考えさせられました。まあこれはライターの嵩夜あやがツンデレやクーデレといったヒロインの描写を得意としているからと思ったりするわけですが、それはともかく、ぼくがこのフロゥが一番(次が近いタイプの一姫)お気に入りとなったのは自分ながら驚きでした。

このゲームについての考察を深く語るのは、SFに対する造詣が深くないぼくには荷が重いので、表面の薄っぺらい部分しか触れませんが、それでもこのゲームの面白さを少しでも感じてもらえたら嬉しいですし、うがった見方かもしれませんがSFを舞台として人種間の紛争に焦点を当てたゲームとして今こそプレイしてもらいたいとぼくは思うのです。  

Posted by 7月の魚 at 10:56Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2020年06月17日

6月の発売予定表から

最近寂しいメンバー構成が珍しくなくなってきている競馬(エロゲー)界ですが、今レース(月)はいつにも増して寂しさが際立つメンバーとなってしまいました。前人気が高そうな馬(ゲーム)が見当たらない中、果たして何が勝つか見当もつかないというのが正直なところ。今回ほど記者として印を打つことが辛いことはないですが、そんな思い空気を吹き飛ばしてくれるような馬が現れるのでしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


アナベル・メイドガーデン(Barista Lab)
Barista Lab厩舎のデビュー戦だが、幼馴染ヒロインがメイドとして主人公の下にやってくるという血統(設定)に目新しいものはなく、ヒロインの魅力に好走か凡走かが掛かっているといっていい。騎手であるせせなやうは最近大きな活躍こそないものの能力は確かで、トレーナーの詠野万知子も一流馬に関わった実績はあるが、不安なのはこの馬が馬の能力で勝負するのでなく、馬装具(抱き枕カバー)をウリにしていそうな点。安馬(低価格)以下の内容で、お台を高く出来るのは厩舎としてはメリットだが、一流馬としての成績を残した馬は見当たらず、また詠野万知子も同じ安馬のカケオチが惨敗に終わっているのは見過ごせない。見送りでいいだろう。
期待度 ★☆

◎エデンズリッター 第2章外伝 煉獄の魔王バルベリト編 (Waffle)
最近のWaffleの看板母系(シリーズ)となりつつあるエデンズリッターの最新馬。父(前作)の獄悦の竜皇女ヒルデガルド の正当な後継(続編)の扱いで、ヒロインのバルベリドが悲哀と憎悪のまま敵になるというダークファンタジーというのは、なかなかお目に掛かれない血統で楽しみだ。といっても恐らく今回で完結することはなさそうで、どの程度まで全貌が明らかになるかは不妹だが、それでも父の動きから大きく崩れることはなさそう。今回メンバーがかなり甘いだけに、ここなら主役を務めそう。
期待度 ★★★★

オレは姫武将を孕ませたい! (ももいろPocket)
デビュー戦がタイムオーバー級の惨敗を喫しただけにまさか再出走してきたのは驚き。デビュー戦は血統は目新しかったもののそれが全く生かせず終わっただけに、一変まで望むのは期待薄。今回はタイムスリップした世界が戦国時代で、武将が若い女性というよくある血統(設定)。それだけにデビュー戦のような酷い走りにはならないとしても、面白みには欠けるのは否めない。またこうした血統はトレーナーが歴史にある程度造詣が深くないと凡走に終わる危険性が高いが、デビュー戦の動きを見る限り、このトレーナーにそれを求めるのは酷だろう。次に期待できるような走りが出来れば上出来だが、それすらも厳しそうだ。
期待度 ★☆

求婚催眠 ~私、絶対に浮気なんてしません~ (include)
催眠血統(設定)専門厩舎の一角を占めるincludeだが、馬券圏内には今一歩。それだけにそろそろ上位に食い込みたいところ。トレーナー(ライター)のHAREも最近は催眠系一本に絞っていて、この血統を手の内にいれてもいいころだ。催眠術による寝トリという定番の配合だが、これまでと違いヒロインを一人に絞ったのがどう出るか。これまでヒロインが最低2人はいただけに。余計に寂しく感じる。お台(価格)もこれまでと比べて変わりないだけに、よほど走りの内容で頑張らないと苦しい。騎手(原画家)の吉飛雄馬はこの厩舎ではお馴染みだが、取材して見て以前と比べるとやや劣化した気がするのもマイナス。これではとても手が出せない。
期待度 ★☆

△QUALIA ~約束の軌跡~ (PURESIS)
新規開業するPURESISのデビュー戦はアンドロイドメイドとの純愛を描く。ヒロイン一人が示すように安馬(低価格)で、馬格は当然期待できない。それでも走り(シナリオ)の内容さえ問題なければ大丈夫だが、トレーナーに実績がなく不安は先立つ。純愛を謳いながらただのイチャラブに終わってしまう可能性は高そうだが、騎手の鈴城敦はこれが中央(商業)デビューながら手腕はなかなか。今回メンバーが甘いだけに、これならヒロインの魅力だけで上位に食い込んでくる可能性はありそう。人気どころが大きく崩れればチャンスも。
期待度 ★★★

シスターレッスン (ましゅまろそふと)
インターハートの姉妹厩舎であるましゅまろそふとの最新馬だが、前走往年の名騎手黒田晶見を起用して結果が出なかったのはさすがにダメージが大きい。今回騎手が新人のしおこんぶに変更。黒田晶見が騎乗して大敗しただけに、とても変わり身があるようには思えない。血統(設定)はデビュー戦のらぶこみゅと同じだが、今回はヒロインのお姉ちゃん達が主人公に恋愛を教えるという受け(責められ)系。元来インターハート系厩舎はこういった女性上位の血統は得意とするはずだが、それも過去の話になりつつあり簡単には飛びつけない。トレーナーの志方孝志も実績に乏しいだけに大きな変わり身とまではいかないだろう。
期待度 ★★

虜ノ絆 ~奪われた学園に響く処女の喘ぎ~ (Guilty)
Guiltyの看板母系(シリーズ)となりつつある虜系の最新馬。今回も女子校を舞台にヒロインの心ならずも淫らにあえぐ姿がファンを熱くさせる。あまり成功例のない女性(ヒロイン)視点での凌辱を広げた功績は大だが、一流馬まで成長した馬というと虜ノ鎖 ~処女たちを穢す淫らな楔~くらいしか見当たらないのが悩みどころで、特に最近は入着するのが精一杯。今回ヒロインが学園を狙うという敵役とどう対するかがカギだが、ややメインヒロインの魅力がこれまでと比べると薄く感じるのは気がかりだ。その分、他のヒロインが補填できればいいのだが、現実的にはやや足りないと見るのが妥当だろう。
期待度 ★★☆

ねこツク、さくら。 (Lump of Sugar)
角砂糖厩舎の最新馬で、この厩舎得意の獣耳ヒロインもの。といっても最近はほぼ獣耳ヒロイン一択といってよく目新しさはなく、それでいて最近の成績は不振で順当に考えれば手は出しづらい。ただ今回変わり身の可能性が感じられるのは、一新されたトレーナー(ライター)勢の顔ぶれ。特に中島大河の存在が心強く感じるが、ただ直近のSecret Agent ~騎士学園の忍びなるもの~では期待を裏切っていて、低迷する厩舎を救えるまでの力があるかどうか。ヒロインやラシックス(声優)の魅力は相変わらず高いが、それだけで上位に食い込めないのはこれまでの実績が証明しているだけに・・・
期待度 ★★

△敗北の淫獣ハンター・緋炎姫アスカ ~結界学園の罠~ (catwalkNERO)
凌辱厩舎としては出走ペースが緩やかなcatwalkNEROだけに、姉(前作)の 敗北の淫獣ハンター・月氷姫レイ ~名門女学生と共に触手の苗床にされる美少女剣士~ からおよそ5年ぶりの出走と間隔が大きく開いた。その影響か騎手も乗り替わりで、姉はそこそこ走ったとはいえどのくらい関連性があるのかは不安。それでもトレーナーの小沢裕樹はこの厩舎の主戦を務めていて、大きく狙いを外すことはなさそう。敗北したヒロインが淫獣に凌辱されるという血統は姉と変わりなく、姉同様の走りは可能だろう。ただいくらメンバーが甘いとはいえ勝ち切るだけの力があるかどうかは不安で、展開の助けが必要だ。
期待度 ★★☆

姫と乙女のヤキモチLOVE -きらめき夏物語!- (Princess Sugar)
お姫さまヒロイン専門厩舎であるPrincess Sugarだが、所属馬の成績は散々たるもの。この馬の父(本編)である姫と乙女のヤキモチLOVEも例外でなく、入着すら果たせなかった。それでもヒロインの魅力はまずまずだったが、成績が成績なだけに、直仔(FD)のこの馬に期待はしづらい。あと騎手のみけおうが心なしか往年の手腕に陰りがあるように見られるのも気になる点。お姫さまオンリーという血統(設定)に広がりがなく、袋小路に入ってしまっている印象があるだけに、今回も厳しそうだ。
期待度 ★☆

〇まおかつ! -魔王と勇者のアイドル生活- (Wonder Fool)
Wonder Fool3年ぶりの出走。デビューからの2戦は不振で、特に前走は走り(シナリオ)の物足りなさが目立った。今回はトレーナーに冬野どんぶくを起用。血統背景を構築するのに長けたトレーナーという印象があり、勇者が倒した魔王をアイドルとしてデビューさせるという一見破天荒な血統もうまくまとめてくれそうな予感はある。騎手のぼに~の手腕は前走でも評価されていたように今回も楽しみ。魔王ヒロインを敵視する王女シャルロッテとそれに不本意ながら従うイーリスもいいアクセントとなってくれそうだ。アイドル×萌えのニックスはこれまで成功した馬は少なく、追い切り(体験版)も短いところしか追ってなくまず人気にはならないだろうが、それを覆すような大駆けを期待したい。
期待度 ★★★☆

▲嫁の妹とえっちな関係になってヤバい!? (ぱちぱちそふと)
安馬(低価格)専門厩舎の中では、下馬評こそ低いものの時に走る馬を出して侮れない存在のぱちぱちそふと。といっても走ったおしおき生意気ギャル援女交際ともトレーナーの上原明人が手がけていて、惨敗に終わっているのは、他のトレーナーと好走パターンははっきりしている。とすると今回のトレーナーは上原明人ということで走る番か。騎手は全くの新人だが、この厩舎はそういった騎手を起用するのがお決まりとなっていて大きなマイナスというわけでない。馬名(タイトル)は一見バカゲーに見えるが、愛妻の妹との不倫関係が妻にバレるかどうかの緊迫感が上手く描かれていれば面白い。騎手の知名度から相変わらず軽視されているが、今回のメンバーなら上位に食い込んでも不思議はない。
期待度 ★★★

(本紙の見解)少頭数かつ軸になりそうな馬も見当たらないという困った一戦。ここなら厩舎期待の母系であるエデンズリッター 第2章外伝 煉獄の魔王バルベリト編 が実績的に大威張りできる。他の馬と比べると持ち時計が一枚違うだけに圧勝してもおかしくない。逆転となると厳しいかもしれないが面白そうなのがまおかつ! -魔王と勇者のアイドル生活-。魔王ヒロインをアイドルとしてプロデュースするという血統が大化けすれば、アッと言わせる可能性はある。人気以上に走る傾向のある嫁の妹とえっちな関係になってヤバい!? も、ここまでメンバーが甘くなれば浮上してくる。相変わらず人気がなさそうで馬券的妙味は充分だ。あと1頭ならQUALIA ~約束の軌跡~だが、厩舎デビュー戦で追い切りの動きも活発といえないだけに過大な期待は禁物か。  

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2020年05月20日

5月の発売予定表から

新型ウィルスの影響が競馬(エロゲー)界でも、少なからず感じられる情勢で、今回頭数もやや寂しい状況。それでも人気を集つめそうな期待馬が出走予定。暗い社会情勢を吹き飛ばすような好走を期待したいものですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


ガールズ・ブック・メイカー -グリムと3人のお姫さま- 2 (ユメミル)
BaseSon系厩舎スタッフがもれなく参加したにしては成功を掴めなかったガールズ・ブック・メイカー の2頭目の直仔(FD)。全姉も父同様目立たない成績に終わっていて、今乗っているラシックス(声優)の夏和小を使用(起用)してあの結果では、今回浮上の可能性は低い。今回はいばら姫(眠りの森の美女)がモチーフということで、王子のキスという競馬(エロゲー)的には格好の材料はあるが、果たしてそれを上手く料理できるかどうかは疑問。今回も厳しいレースとなりそうだ。だ
期待度 ★★

△支配の教壇II (BISHOP)
抜き系厩舎では独得の味を持つBISHOP厩舎だが、最近は賞金(データ)数が減っているのは気がかり。今回は前々走走った支配の教壇の全妹(続編)だが、主人公・ヒロインとも一新されていて、学生である主人公が女教師の弱みを握り凌辱するという血統(設定)以外、関連性は乏しいといっていい。その父は入着は果たしたものの勝つまではあと一息だった。それだけに注目は上積みがあるかどうかだが、最近の厩舎の勢いや今回の相手関係を考えるとやや厳しいの見立て。主線騎手(原画家)の水島☆多也らの能力が高いだけに大崩れはなさそうで、時計が掛かればチャンスはあるかもしれないが、そんな展開になるかどうか。
期待度 ★★★

SHUFFLE!エピソード2 ~神にも悪魔にも狙われている男~ (Navel)
SHUFFLE!の後継(続編)として出走したSPIRAL!!は大きく期待を裏切ったためか、続く全妹は馬名(タイトル)を直接名乗ってきた。それだけに姉よりも父(前作)との関連性は強いだろう。実際馬の毛色(CG)やヒロインの容姿は父そっくりでこの母系(シリーズ)のファンには受け入れやすいだろう。そしてトレーナーの顔ぶれに王雀孫や東ノ助の名があって変身の期待は高まっている。ただ冷静に考えてみると動画(アニメ)の評価もあって父の知名度は高いが、競争成績自体はそれほどでもない。その父を大きく超えなければ勝機は掴めないが、父の2番煎じではSPIRAL!!より走ったとしても勝つまでには至らない可能性は高い。人気になりすぎるようならオミットも一考。
期待度 ★★★

△Secret Agent ~騎士学園の忍びなるもの~ (ensemble)
ensembleといえば女装潜入系というのが真っ先に思い浮かぶが、今回は潜入するのは同じでも女装は無縁。そういった意味では主人公の可憐さの魅力でなく、本当の男らしさをどう見せるかが成功のカギ。騎士学園というシチュに、主人公が潜入する理由が終盤どう展開されるかがポイント。そういった意味ではギバラや甲ニといったこれまでのトレーナー(ライター)では苦しく思えるが、唯一の期待はあかべぇ出身の中島大河の名がトレーナー陣にあること。あかべぇ系厩舎で生命のスペア I was born for youなどかなり走った馬を手掛けていて、多彩な脚質の馬を手掛けているのは頼もしい。追い切りの動きもこれまでとは違うものを見せていた。ヒロインの可愛さには定評がある厩舎だけに、変わり身を期待してもよさそうだ。
期待度 ★★★☆

〇月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow (tone work's)
tone work'sの最新馬で好成績を残した月の彼方で逢いましょう の直仔(FD)。ヴィジュアルアーツが総力を挙げたにしては寂しかったデビュー戦から、めきめきと成績を上げてきたのは頼もしい。父(本編)のトレーナー(ライター)陣の中では、キャリア・知名度が一番低い白矢たつきが今回一人で仕上げを担当するとあって、不安に感じるかもしれないが、実は走り(シナリオ)の主軸を担った雨音ルートが師の担当ということでそれは全くの杞憂。厩舎がイチャラブに自信というだけにアフターにも期待できそう。安馬(低価格)だけに馬格(容量)に期待できないのは仕方ないが、ただ今回安馬に協力なライバルがいるということで比べられると大変。それでも能力的には遜色ないと見る。
期待度 ★★★★☆

天冥のコンキスタ (エウシュリー)
近走立て直しようやく一時の不振から脱した印象のあるエウシュリーの最新馬。昨年は新馬の出走はなく今回およそ1年半ぶりとなる。今回主戦トレーナー(ライター)に如月聖を抜擢。騎手(原画家)も久々に鳩月つみきが本格復帰と楽しみな反面、未知数な部分が多い。そんな注目の追い切り(体験版)だが、評判は芳しくない。お手軽とやり込みの融合という触れ込みも、目新しい要素が少ない割りには操作性が今一つなのは考えもの。新しいファンには優しいかもしれないが、今までの厩舎のファンにアピール出来る要素がないのは辛い。お台(価格)も安いのは有難いが、反面馬体(容量)が薄い可能性が強く、今回はオミットするのが正解かも。
期待度 ★★☆

となりに彼女のいる幸せ ~Curious Queen~ (プレカノ)
あまり出走取消(延期)のないプレカノ厩舎にしては珍しく直前に回避。確かに前R(月)よりメンバーは甘くなり戦いやすくなった気はする。ねこにゃんを起用してのこの母系(シリーズ)もこれで4代(頭)目。勝ち切るまではいかないまでも、堅実な走りを見せているのは確かで、今回もそれほど大崩れするシーンは考えにくい。ただこれまでのヒロインがねこにゃん得意のタイプだったのに対し、今回はややトリッキーで一般ウケしにくいタイプ。これまで王道萌え一本で戦ってきただけに、この脚質変更がどうでるか。相手も強力なだけに割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆

◎美少女万華鏡 -理と迷宮の少女- (ωstar)
安馬(低価格)ながら、ほとんどの馬が走っている優等生母系(シリーズ)も今回で最終。初代の美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女-から登場し、キーパーソンとなっていた蓮華が、いよいよヒロインとして登場。若干お台(価格)は上がったが、それでもコストパフォーマンスの良さは変わりなく、逆に最後の直線どのような追い込みを見せるのか楽しみ。取材する限り、他のヒロインとのHシーンもあるということで、騎手の八宝備仁の手腕も存分に発揮されるだろう。そこそこメンバーは骨っぽい気はするが、それでもここでは負けられないくらいの気持ちだ。
期待度 ★★★★★

△pieces/揺り籠のカナリア (Whirlpool)
これまでの渦巻厩舎の中で一番好走したのがこの馬の父(本編)。今回はその直仔(FD)でヒロインの後日談が中心。直仔では定番の非攻略キャラのヒロイン昇格だが、この馬に関してはヒロインの魅力が高く、その点に関してのプラス材料は小さい。不安なのはこの厩舎の直仔があまり成功していないことだが、これまで父の競走成績が芳しくなかっただけに、今回は別と考えたい。ヒロインの中では結愛が厚遇されていて、他のヒロインがやや不遇な扱いをされていたが、それを払拭できるかがポイント。他のヒロインの後日談が父のように物足りないようだと、ある程度は走れても突き抜けるのは難しい。上位争いは間違いないとしても勝つとなるとやや厳しいかも。
期待度 ★★★☆

▲Petrichor -ペトリコール- (MELLOW)
一昨年までは押せ押せで出走させてきたMore系厩舎だが、昨年はぱったり登録が途絶えた。今回厩舎開業初戦となるMELLOWだが、スタッフの顔ぶれを見る限りMore系の流れを汲むと考えてよさそう。血統を見るとpure moreやDOLCEといった陰鬱な走りをするタイプで、必ずしも一般ウケはしなさそう。More系で一番走った馬というとゴールデンアワー(NIKO)が思い浮かぶが、それとは明らかにタイプが違う。トレーナーの垂花はこうした鬱系の馬を得意とするが、代表馬のカサブランカの蕾でも複勝圏内ギリギリだったところを見ても、やや厳しい組み合わせとなった今回は苦しく思える。それでも追い切り(体験版)で奥のあるところを見せただけに穴ならこの馬か。
期待度 ★★★☆

他の男の精液で孕むとき3 〜襖の奥でイキ狂う僕の妻〜 (アトリエさくら Team.NTR)
おんぼろ月初期の代表馬である他の男の精液で孕むときの3代目。先代は残念な結果に終わっていて、今回は騎手(原画家)を初代の綾風柳晶に戻し巻き返しを狙う。今回は家業の事情で生殖機能が飛ばしい主人公が止む無く愛する妻を他の男により妊娠させるという設定(血統)にどこまで説得力があるかがカギ。NTRに関してはおんぼろ月だけに不安ないが、設定が綿密だと逆に凡走に終わることの多いトレーナーなだけに、逆に多少アラがあった方が逆に走るかもしれない。気になるのはヒロインにやや貞淑さが足りなさそうに見えるところだが、首位争いはともかく上位に食い込む可能性はありそう。
期待度 ★★★

ぼくと先生の乳淫せいかつ (ぱじゃまエクスタシー)
ぱじゃまソフトの抜き系特化厩舎の最新馬だが、全盛期のぱじゃまソフトを知る古いファンには寂しい限り。それでも成績が上がっていればいいが、久々の出走だった 最高に都合のいいパイズリ上手のマリーさん結果が出せず。今回騎手・トレーナーとも変わっているところを見ると、前走とは関連性はなさそうだが、厩舎の方向性が単なる巨乳というだけでは厳しい。騎手のあんざゆうは新人だが、別路線(漫画)ではそこそこ実績があり不安は少ない。それよりトレーナーの高嶋沙樹が手がけた馬に上級馬が少ないのは気がかり。今回の相手ではさすがに苦しいだろう。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)少頭数となってしまったが、レベルに関してはかなり高いメンバーが揃った。それでも本命は美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-でいいだろう。デビュー以来ほとんどハズレのいない母系(シリーズ)の集大成とあって、果たしてどんなレースをしてくれるのか楽しみだ。父が走った月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbowも能力的には遜色ない。本命馬が万一馬群に沈んだ場合、浮上するのはこの馬だろう。恐らくこの2頭で決まる公算大だが、両方とも安馬だけに、高馬が激走してまとめて面倒を見る可能性も一考したい。その候補がPetrichor -ペトリコール- 。ただ厩舎の勢いが最近欠けるだけに厳しいレースとなる見方も。意外に追い切りの評価が悪くないSecret Agent ~騎士学園の忍びなるもの~ も不気味。あと父が走ったpieces/揺り籠のカナリアも上位を賑わす存在だが、人気馬を負かすとなると厳しい。抜き系の支配の教壇II他の男の精液で孕むとき3 〜襖の奥でイキ狂う僕の妻もまずまずだが、今回のメンバー相手だとやや差があるか。  

Posted by 7月の魚 at 12:16Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年04月21日

死神と喫茶店というニックス

昨年購入した喫茶ステラと死神の蝶 (ゆずソフト)がようやく終了。前にも話したのですが、ぼくにとってゆずソフトのゲームをプレイしたのは初めて。ぼくのエロゲー歴から考えると、これまでゆずのゲームを購入していなかったのは七不思議といってもいいくらいなのですが、その理由の一つは恐らくゆずソフトが起用してきたライターが今一つぼくの好みでなかったことが大きいかと思います。例えば北川晴は代表作の明日の君と逢うためにがぼくに合わなかったですし、保住圭もキッキングホース★ラプソディ等の高評価で当初信頼度は高かったのですが、ウィッチズガーデンで大きくぼくの信用を落としました。瀬尾順もあえて無視するキミとの未来までは鉄板といっても良かったライターだったのですがサツコイ ~悠久なる恋の歌~からは下降線を辿っていて、これらのライター陣の名を見るとどうも買う気が起きなかったのです。
それが今回あえて購入したのは、昨年エロゲーをあまり購入していなかったいわゆる帳尻合わせという側面もあるのですが、もう一つかずきふみの存在が大きかった。
といっても実を言うとぼくがかずきふみが担当したゲームを購入したのはこれが初めて。評価が高いライターであるのは間違いないのですが、これまで相方の原画家がどうもぼくの好みでなかったり、分割商法のゲームだったりと購入に躊躇してしまう部分が多かったのですね。
それが今回ゆずソフトに起用されたということで、「では実力を見せてもらいますか。」という気分で購入したというわけなのです。

そんなこのゲーム。こぶいち&むりりんの描くヒロインの可愛さは最初から分かっていたわけで、後はどうシナリオ面で上積みできるかという部分が見どころだったのですが・・・

(これからネタバレ)



ぼくが攻略した順番は ナツメ→希→栞那→愛衣→涼音の順。
恐らくメインヒロインは栞那なので、ぼくの攻略順から2番手のナツメがトップバッターというのは定石どおり。ただ結果的に一番ヒロインの魅力がぼくに伝わってきたのはこのナツメルートでした。「孤高の撃墜王」の異名どおりクールビューティを地で行くナツメが主人公との仲が深まるにつれてだんだん表情豊かになり、それにつれてより魅力的になっていくといった部分では、王道萌えルートといっていいでしょう。
ただ冷静に見るとややご都合主義に近い部分もあるのですね。ナツメが病弱で主人公と同じく栞那に助けられていたという部分は、時間軸的に見てやや無理があるような気がします。まあそういったアラもナツメの魅力で十分にカバーしていて、なおもお釣りがあるのは大きい。あと序盤喫茶店開店に向けて奮闘する主人公に対するヒロインとなると、喫茶店に思い入れのあるナツメこそが相応しいように思うのです。また最初主人公とのセックスが深まるのに対し戸惑って見えたナツメが、おまけシナリオでは避妊具を多量買いしてしまうといった変化は思わずクスリとさせられました。

次の希はぼくにとっては鉄板の幼馴染ヒロインのはずが、どうにも買えなかった。いやヒロインは幼馴染の定番といっていい性格ですし、良かったのですが、肝心のシナリオが今一つ。まあこれはぼくが先祖にヒロインたちが振り回されるという展開が飽き飽き・・・(というより好みでない)のもあるのですが、希の魅力を上積みさせるといったシナリオでなかったというのは確かです。

続いたのはメインディッシュとして最後に攻略するつもりだったにひひヒロインの栞那を選択。これは残るヒロインの中で一番好みだったのがスポーツ少女の愛衣だったからで、ならば先に栞那を済ませておこうかなと・・・
そんな栞那ルートはナツメルートに輪をかけてご都合主義的展開が待っていました。死神の栞那と主人公を結ばせる方法としてはあまりに安易ですが、ただその後のイチャラブに関しては及第点。まあこれは栞那のビジュアル面に助けられた面はあるのですが、はっきりとした肉親のいない栞那にとって主人公が父親と一緒に住んでなくぎこちなく見えるというのは何か気になるところがあってもおかしくないと思うのですね。ただこのルートの主人公の変態さは、萌えゲー中最強ではないかと思わせるものがあり少し引いてしまうところがあるのですが・・・

そして愛衣ルート。先輩といって慕う年下スポーツ少女というのはこれも萌えヒロインの王道。たたそれだけでなくタイトルにある死神と蝶についてストーリーの最後まで関わっているといった点で、一番このゲームらしいルートといえます。ラストでの友人との和解も定番とはいえまとまっていて読後感もよく感じられました。ただこのルートの主人公の変態さも栞那ルートと甲乙つけがたい。そんな主人公と付き合ったばかりにドエロ谷と言われてしまう愛衣を不憫に感じてしまいました。

最後の涼音ルートはヒロインとしてはサブに近い存在ということで正直あまり期待していませんでした。彼女は最初蝶を漂わせている心病んでいる存在としてストーリーに登場しますが、ステラにパティシェとして勤務するとともにすっかり元気を取り戻します。そしてステラがケーキのおいしい人気店として知名度を高める立役者になっていくわけですが、ここで何か違和感が残りました。
「こんな人気店になってしまったら蝶を集めるという目的にそぐわないのではないか?」
ということです。蝶を漂わせる人というのは、酷く落ち込んでいる状態であるということでしょう。そんな人は涼音がそうだったように引きこもってしまうもので、出歩いたとしても客がほどほどの落ち着いた雰囲気の店ならともかく、席が絶えず埋まっているような繁盛店に行こうとするでしょうか?
つまり涼音は栞那やミカドの計画を根底から揺るがすような存在なわけです。
ところが栞那もミカドも特に気にすることもなく、ステラが繁盛するのを喜んでいるように見えます。人がたくさんくれば蝶もたくさん集まる・・・一見論理的に思えるのですが、どうにもつじつまが合わない。ぼくが感じた違和感というのはコレだったのです。
つまりそもそも死神ヒロインという設定と喫茶店というニックスは和合性に乏しい・・・というかライター(企画)もこの2つを親和させるような界面活性剤を用いようとはしなかった。いや逆に涼音のようなヒロインを登場させた時点で逆に喫茶部分と死神設定を分離させようとしているのではないかと思ったくらいです。
そういう観点で見ると、過去のトラウマを払拭すべくコンテストに挑む涼音というストーリーはそれだけ見ると悪くない・・・いやまとまっているといえるのですが、ステラをより繁盛店にしてしまうという観点からするとおかしくなってしまうのです。

つまり大多数の人が言うように、このゲームはそういったアラを気にしたら負けなのでしょう。ただぼくが思うにはなぜ普通の喫茶店ものとしてリリースするのでなく、なぜ死神というファンタジー設定を入れてしまったのでしょうか。ぼくは序盤の喫茶店開店までの件(くだり)は非常に面白く読ませてもらったので、よりそう思ってしまったのです。  

Posted by 7月の魚 at 23:27Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2020年04月17日

4月の発売予定表から

新型コロナウイルスの影響で出走取消(延期)になる馬もちらほら見られる中、ゲートインにこぎつけた厩舎(ブランド)関係者には頭を下げたい。外出自粛宣言による巣ごもりムードは、競馬(エロゲー)界には追い風のように見えますが、PAT投票(ダウンロード販売)が主力になりそうで、それに慣れてないファンは足を離れてしまう可能性もあり一長一短。なんにしても当たり馬券(良作)を確実に掴んで、有意義に自宅待機としたいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


△アマカノ2 (あざらしそふと)
あざらしそふと厩舎のデビュー馬でその後の厩舎の旗色を決定づけたアマカノ待望の直仔(続編)が出走。馬名(タイトル)通り彼女との甘い関係はそのままに、ヒロインを一新。これが3年ぶりとなるピロ水の騎乗だが、相変わらずフォームは美麗。ただ父(前作)と比べてヒロインの初見が今一つで魅力が少し物足りなく思えるのが気になる点。そして最近はこうしたイチャラブ甘々系血統(設定)が流行していて、他の馬とは違う力を見せられるかどうか。母系(シリーズ)の活力はまだ失われていないと見て上位陣の一角は占めると見るが、今回相手が強いだけに連下までの狙いで。
期待度 ★★★

いつまでも息子のままじゃいられない!6 ~巨乳でクールな母さんのおっぱいに抱かれながらたっぷり甘えたいっ!~ (Anim M&W)
この母系(シリーズ)もこれで6代(頭)目。騎手(原画家)・トレーナー(ライター)とも同じで、能力的にはほぼ変わりなく安定感はある反面、一気に時計を詰める可能性は少なそう。走り(シナリオ)や展開に関してはほぼ変わりはなさそうで、成績を左右するのはヒロインの魅力。これまで一番活躍したのが、4代目の可愛いタイプ。そこから考えると、今回のクールタイプはやや不安材料で、果たして主人公の甘えたいという気持ちにどんな反応を見せるかどうか。クール&母性についてのニックスは和合成は低いが、反面うまくハマれば爆発する可能性がないとはいえない。といっても今回は相手がいかにも強力。ここではやや足りなさそう。
期待度 ★★★

淫妖蟲 醜 ~凌蝕楽園退魔録~ (TinkerBell)
TinkerBellの主力母系(シリーズ)である淫妖蟲の最新馬。前走の淫妖蟲 獄 ~凌触地獄退魔録~がハードな触手凌辱で激走しただけに、その走りを再現できれば怖い。ヒロインは前走から続投していて新鮮さという点では乏しい気もするが、この母系はずっと同ヒロインで統一していてファンにとっては承知しているだろう。ただ新ヒロインの姿が全くないのは前走と比べると寂しい気もする。今回高馬(フルプライス)でなく前走と比べると馬体が寂しそうで、前走のような動きを期待すると裏切られる可能性も。
期待度 ★★★

搾精士のお姉さん ~女性だけの街で精液奴隷にされちゃった僕~ (アトリエかぐや)
アトリエかぐやの動画(アニメ)部門の一角を占めるCheshire catだが、主戦騎手がみゃぁんからH+Oに変わってからは、入着までの成績でかぐや厩舎にしては物足りない成績。今回は前走の敏感巨乳美少女ツンふわ癒らしマッサージ から一転、年上ヒロインによる主人公受けプレイが主眼。かぐやは姉系ヒロインの方が信頼度が高いだけに期待したいところだが、好走しているのは甘やかせヒロインが多く、主人公が一方的に受けとなるのはどうか。エロは良さそうだが、ヒロインが記者的にピンとこないのも気になる。今回も入着が精一杯かも。
期待度 ★★☆

〇シルヴァリオ ラグナロク (light)
厩舎の解散に伴い人気母系(シリーズ)のシルヴァリオ系も恐らくこれでラスト。それだけに掉尾を飾って欲しいが、資金難による解散ということもあって馬のクオリティがどこまで保たれているか不安は大きかった。ただ追い切りを見る限りはそういった点については感じさせず一安心。出走まで時間をかけてじっくり仕上げてきたのも好感。トレーナー陣の顔触れに昏式龍也の名がないのが気になるが、メインの高濱亮が健在なので大丈夫。厩舎環境から人気は本命馬より一歩下と見たが、実績は劣るものでなく逆転は十分可能だ。
期待度 ★★★★☆

△白詰指輪 ~四つ娘の花嫁 俺、全員選びました~ (あかべぇそふとすりぃ)
ヒロインが四つ子というのは前例があるが、ルートが1本でハーレムエンドのみというのは新機軸。トレーナーの泰良則充は最近は萌え系に軸を移しつつあるが、まずまず走ったのはきゃらぶれーしょん!のみ。今回はハーレム系とあってエロにも期待したいところだが、どうやらエロ重視といった血統ではないのがどうにも不鮮明。騎手のペコ太郎はこれまで単独で手綱を握ったことがなくそれほど知名度が高いわけではないが、あかべぇ系なら経験不足を補うだけの力はあるので心配ない。萌えに関しては悪くないし追い切り(体験版)の動きも軽快で面白みはあるが、果たして直線(終盤)まで力を出し切れるかどうか。人気どころが崩れての穴候補としての狙いまで。
期待度 ★★★

空の少女 -美娼女学園1- (Argonauts)
うちカノ系3頭でデビューしたArgonautsが次に手掛ける母系(シリーズ)は美娼女学園でこれも3頭の出走が準備されている。トレーナーはこれがデビュー戦の灰瞑で正直未知数な部分が多く、前の母系と違いヒロインとの甘々な日常を描くのがメインでなく調教シーンがあるというのがどう出るか。こういったタイプの馬はヒロインが無個性になりやすく、萌え力が足りなくなるのが悩みで、果たして新人トレーナーにそれを解決できるかも不安。主人公に謎の部分が多く、ミステリー的一面もあるが、全妹(続編)のデビューが予定されていて、この馬で秘密が明かされることはなさそう。となると今回は様子見するのが賢明なように思える。
期待度 ★★☆

電子処女が現れた! コマンド!? (あかべぇそふとつぅ)
パソコンの画面からヒロインが登場するという血統(設定)は前例が多いが、それをあかべぇ厩舎がどう仕上げるかがポイント。といってもトレーナーの屑美たけゆきはあかべぇ系列で経験はあるが、それよりもフロントウイング等他厩舎での印象が強く、あかべぇらしさを出せるかどうかは不安。それでも騎手のにじはしそらは、今回がデビュー戦とは思えないくらい魅力十分。萌えという点では上位ランクだ。ただヒロイン一人でどこまで走りの幅を広げられるかは不安で、やはりサブ格でもいいからもう一人くらいヒロインが本来は必要。この人物配置では安馬の弱点をモロに抱えていそうで狙いづらい。
期待度 ★★☆

となりに彼女のいる幸せ ~Curious Queen~ (プレカノ)
有名騎手(原画家)を起用しての安馬萌え系馬を走らせるプレカノ厩舎。今回手綱を握るのはこの厩舎では主戦的存在であるねこにゃんで、持ち時計どおりの走りは期待していい。ただこれまでのねこにゃんが騎乗してきた馬と比べて、今回のヒロインはややトリッキーでねこにゃんが得意とするタイプでないことは間違いない。それだけにトレーナーの手腕が頼りとなるが、
多喜濱一が手掛けたとなりの彼女母系(シリーズ)は、ヒロインの魅力がそのまま成績に直結していて今回はやや厳しく感じる。ラシックス(声優)の知名度が低いのも気がかりで今回は手控えたい。
期待度 ★★☆

トモダチの母 ~熟々たる想い~ (エロイット)
boot UP!の姉妹厩舎であるエロイットだがこれまで目立つ馬は輩出していない。今回はGuilty出身で抜き系馬に豊富な騎乗経験のある紅葉蛍を鞍上に迎えての寝取り血統(設定)で初の上位進出を狙う。配合(企画)はboot UP!の長野ヒロユキで年上ヒロインや抜きでは定評のあるトレーナー。ヒロインのビジュアルはなかなか魅力的で、ネットリとした寝取りに期待できそう。といってもトレーナーはこれまでのエロイットの調教を担当している青野景人で変わらず、大きな変わり身となると疑問視を付けざるを得ない。騎手の手腕だけでは限界があり入着があれば万々歳だろう。
期待度 ★★

△トリニティ×カラミティ 〜淫らな躾と終わる世界〜 (Escu:de)
ステイヤー(SLG)を得意とするエスクード厩舎だが、最近はそういった血統(設定)ばかり走らせているわけではない。といっても好成績に繋がってるのがやはりステイヤーで、今回もヒロイン調教を武器とする血統。騎手は前走(作)起用したはっとりまさき・蒼瀬に今回初起用の緑木邑といった面々。それほど名の通った面子ではないが、この厩舎だけに毛色(CG)は悪くない。前走の姫と穢欲のサクリファイスと同じ調教SLGで、内容が良かっただけに今回も楽しみといいたいところだが、調教ゲーにありがちなCGバリエーションの少なさが取材する限り散見するのが難点。今回上位陣が強力で押さえでの狙いが妥当なところ。
期待度 ★★★

◎9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと (ぱれっと)
かずきふみが手がける9-nine-母系(シリーズ)もこれでラスト。長姉(1作目)からだんだんと成績を上げてきているのも掉尾を飾るという根拠となる。今回のヒロインは謎めいた行動でファンの期待を高めてきた希亜で、かずきふみは仕上げ中途で出走させることはなく、きっちりまとめてくるトレーナー(ライター)だけに、まず凡走は考えにくい。もし期待を裏切るとしたら厩舎が後で直仔(FD)の出走を考えていて、能力を出し惜しみすることだが、この厩舎はあまり直仔を走らせるのにこだわらないだけにそれも杞憂か。能力的には年度代表馬級の走りをしても不思議なく、首位に一番近い存在。
期待度 ★★★★☆

墓多DYINGZOMBIES ~Second Chance for BEAUTIFULLIVE~ (あかべぇそふとすりぃ)
今回あかべぇ系厩舎は3頭出しだが、残念ながらこの馬は一番注目されていない。あかべぇ厩舎の所在地である博多を模した墓多という街を舞台に、ゾンビがアイドルを目指すというどこから見てもバカ系血統。ヒロイン全員がゾンビというのも前例がなく、なかなか仕上げも難しいと思うが、トレーナーの高橋左手・柳葉桃夜とも実績は物足りないのが不安。騎手の七色なづも新人で萌え系馬を騎乗するには物足りなく思えるだけに、やはりバカ系として挑むのが正解だろうが、果たして想像どおりの走りを見せてくれるかどうか。大駆けの可能性はありそうだが、その確率は低いだろう。
期待度 ★★☆

▲はぴねす!2 りらっくす (ういんどみるOasis)
ういんどみるの名を知らしめた著名馬はぴねすの後継(続編)としてなかなかの成功を見せたはぴねす!2 Sakura Celebrationの直仔(FD)が登場。父(本編)の能力を考えれば、楽しみな馬であることは間違いない。ヒロインのアフターがメインという直仔としてはオーソドックスな配合というのがどうかだが、はぴねすりらっくすと同じく、女装ヒロインの菜生が今回初めて攻略できるのは当然なこととして、他にも魅力的なヒロインが多かった点で、それぞれのアフターも期待できる。といっても血統的に圧倒的強さで勝つといったシーンは考えにくいが、連下なら充分食い込めそうだ。
期待度 ★★★☆

△人妻セックス ~知らぬ間に堕とされていた愛する妻〜 (アトリエさくら Team.NTR)
アトリエさくらといえばトレーナーであるおんぼろ月がすぐ思い浮かぶが、最近はづか&かん奈コンビの安定感も目立っている。今回はNTRでは王道といえる上司によるネトラレ。箱入り娘でやや天然なところのある妻が、淫らに堕ちていくというのは定番だが、騎手であるかん奈の手腕も手伝って魅力十分。ラシックス(声優)に凌辱・和姦兼用ながら萌え系馬への起用が多い花澤さくらがヒロインを担当するというのも楽しみだ。あまりに王道すぎて終盤の追い込み(どんでん返し)はまずなさそうだが、この相手でも見せ場を作ってもおかしくない。
期待度 ★★★

△幽世ノ災厄ト現世ノ戦姫 ~さやか篇~ (でぼの巣製作所)
でぼの巣製作所といえば山本和枝の個人厩舎といった印象が強いが、今回は初めて騎手にlightで活躍したGユウスケ を招聘。入場曲(BGM)を担当するヨナオケイシ・押上極もこの厩舎では初起用で、トレーナーの暁WORKSで活躍した日野亘&衆堂ジョオの名にも新味を出そうとする意欲を感じる。。ただ戦闘に負けた際の凌辱を無くしてしまったのがどうでるか。ただこれまでSLGパートが温く、Hシーンを見るためわざと妖怪に負けていたことを考えれば、走り(シナリオ)によどみをなくすといった点でプラスに出る可能性はある。スタッフの顔触れを考えれば上位を覗ってもおかしくないが、今回母系(シリーズ)初めての馬だけにやや割り引いて考えたい。
期待度 ★★★

リアルエロゲシチュエーション!2 (自宅すたじお)
動画(Hアニメ)付き抜き系として評価が高かった父(前作)だが、思った以上に成績が振るわなかったのは、走り(シナリオ)があまりに緩慢としていたからか。その意味でトレーナー(ライター)を一新したのは理解できる。ただ今回の菅野一二三は父以上に実績に欠けるのでは強化となっているか分からない。父は馬名(タイトル)が示す通り典型的なエロゲー的走りが展開がされたが、今回も同様。ヒロインが変態・肉食系というのも同じだ。ただ主人公が父以上にキモそうで、なぜヒロインにここまでモテるのか理解に苦しむのはマイナスだろう。毛色(CG)は良く抜きに関しても上位ランクだが、それだけでは勝負にならないのは父が証明しているだけに、今回も苦しそう。
期待度 ★★☆

流星ペンデュラムハート (CHAOS-L)
変身ヒロイン触手凌辱系を走らせるCHAOS-Rの姉妹厩舎が開業。CHAOS-Rと同じく変身ヒロインだが、主人公が正義のヒロインでなく、敵方のヒロインに味方するルートもあって、どのような展開になるか楽しみ。味方のヒロインとの和姦Hでなく、相手側のヒロインを凌辱するといった展開があれば面白い。ただ血統(設定)の面白さを生かしきれないのがトレーナーの玉沢円で、師が手がけた馬はダメ主人公なことが多く、和姦系の変身ヒロイン系は恐らく一番向かないタイプ。ここでも期待を裏切る可能性は高そうだ。
期待度 ★★

〈本紙の見解)人気馬2頭の一騎打ちムードだ。それでも本命は9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあとでいいだろう。代を重ねるごとに成績を上げてきているのが心強く、今回引退レースということで有終の美を飾りそう。能力的には引けを取らないシルヴァリオ ラグナロクだが、厩舎解散のニュースがありその点が不安。といってもそんなムードを吹き飛ばすだけの力は秘めているのは確か。2頭と差があるのは否めないがはぴねす!2 りらっくすは父(本編)が走っていて一角を崩す可能性はある。あかべぇ厩舎は強気の3頭出しだが、
上位に食い込めそうなのは白詰指輪 ~四つ娘の花嫁 俺、全員選びました~。ただ未知数な部分が多いだけに上位とは差がありそうだし、巣籠もりムードが追い風になりそうなトリニティ×カラミティ 〜淫らな躾と終わる世界〜幽世ノ災厄ト現世ノ戦姫 ~さやか篇~も能力的に厳しそう。人気になりそうなアマカノ2もよほど人気馬が崩れないと苦しいか。  

Posted by 7月の魚 at 11:30Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年03月17日

3月の発売予定表から

コロナウイルス騒動で、スポーツ界は無観客試合や中止など苦慮する場面が続いていますが、今月の競馬(エロゲー)はようやくメンバーが揃って楽しめそうなムードになってきました。巣ごもりムードで長距離(やりこみ)系が強くなりそうな気もしていますが、果たしてどんな馬が上位に食い込んでくるのでしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


アイシング -love coating- (はちみつそふと)
安馬(低価格)専門厩舎の中ではじっくり間隔を開けて走らせるましゅまろそふと。今回は騎手をベテラン綾瀬はづきに戻し、トレーナーにベテラン七央結日を迎える。血統(設定)はケーキ屋を舞台にパティシェのヒロインとの甘々なイチャラブが展開される見込み。前走のSugarKiss!がオフィスを舞台にリアルな大人の恋愛を描き好結果を出しただけに、その再現を狙いたいところだが、果たしてパティシェという過酷な現場でリアルな恋愛が展開できるのか不安は大きい。イチャラブという点では問題ないとしても、それだけで上位に食い込まるかどうか。今回相手が揃っているだけに入着が一杯かも。
期待度 ★★☆

△あまママほりっく (ましゅまろそふと)
きゃんでぃそふとの姉妹厩舎として開業したましゅまろそふとだが、デビュー戦のらぶこみゅは不発に終わった。巻き返しを狙う今回は騎手(原画家)にアリスソフトで活躍した黒田晶見を迎えて、騎手得意の人妻系で挑む。メインヒロインが義母でいわゆるネトリに分類されるのだろうが、恐らく陰鬱さは感じさせない甘々な日常が展開されそう。メインヒロイン以外にも魅力的なヒロインはいるが、あくまでメインヒロインの添え物的な存在と考えた方がいい。騎手の魅力を生かした戦法は納得でそれだけで上位のポテンシャルはあるが、トレーナー(ライター)の実績がほとんどないのはさすがに不安。上位馬が崩れてのヒモ穴としての狙いが一杯か。
期待度 ★★★

異世界で俺はエロ経営のトップになる! (calcite)
異世界転生(なろう)系でヒロインがヒューマン以外という尖った血統(設定)でデビューしたcalciteだが、初戦の成績は大きく期待を裏切ったといい。肝心のHシーンが期待ほどでなかったのが原因だが、まずそれが解消されなければ変わり身は望めない。その点で取材する限りエロシーンは豊富なようで動画(アニメ)の利もありそこそこ期待できそう。なろう系でありながら主人公の能力がふざけたものなだけに、バカ系として突き進めば面白い。ただトレーナーの実績は頼りなく、単なるエログッズを使ったHシーンが展開されるだけとなってしまいそうな可能性は大きい。今回かなりの激戦なだけに多少の上積み程度では厳しそう。
期待度 ★★

俺の知らぬ間に彼女が…… (Waffle)
いろいろな血統(設定)の馬を走らせるWaffleが今回出走させるのはオムニバスNTRというニックス血統。オムニバスといっても主人公が同じでヒロインが3人というのは珍しい。舞台は同じ学園のようだがパラレルワールドになっているのか、それとも時系列に差があるのかが注目で、もし同一主人公が3度恋人をネトラレたとなると最後精神的におかしくなってしまいそうだ。トレーナーの大和うみはこの厩舎でNTR血統は経験済みだが、成績は今一つ。それだけに変わり身を見せたいところだが、どうも各ストーリーにあまり関連性がなさそうなのが不安点。毛色(CG)は悪くなさそうだが、オムニバス系であまり好走した馬が思い浮かばず、今回も苦しそう。
期待度 ★★

▲俺の姿が、透明に!? 不可視の薬と数奇な運命 (Hulotte)
時間停止に続くHulotteの出走馬は主人公の透明人間化。抜きエロ系ではよくある血統(設定)だが、この厩舎だけに抜き系でなく萌え系に軸を置いたものになりそう。トレーナーは前走のメンバーに保住圭が加わり、より甘いイチャラブが展開されそうだが、この厩舎の定番となっている隠しメインヒロインとイチャラブの相関性は良くないというのは気になる。スタート(序盤)が良かった割に直線(終盤)で脚が上がってしまう可能性が高いのだ。今回もメインヒロインの亜芽に対するチトセの魅力が足りなく感じたのも、それを表している。ただそれでも近走着実に上位に食い込んできているだけに信頼性は高く。押さえ以上の評価も。
期待度 ★★★

△火箭 ゆるすまぢ! そしらぬ笑顔と汚れた下着 (Hending)
前走の自爆カノジョ ~がまずまずの走りだったHendingが今回走らせるのは、これまでとは全くタイプの違うNTR系。トレーナーのベテラン和泉万夜は信頼できるし、浅海朝美は初期のあかべぇ厩舎を支えた腕達者。主人公だけでなく、ヒロインである妻や間男の名前が変更できるのは目新しく、感情移入できるのは必定。ただNTR系とあってそれがプラスに働くかどうかへ微妙か。あと馬名(タイトル)を見る限り普通のNTR系と違い、妻への復讐が主眼となりそうで、それがファンにどう支持されるかは不鮮明。未知数な部分が大きいだけに大駆けもありそうだが凡走に終わる可能性もあり取捨選択が難しい馬。
期待度 ★★★

◎神様のような君へ (CUBE)
CUBE厩舎といえばデビュー戦の夏ノ雨が真っ先に思い浮かぶが、それもそのはずで好走したのはそれだけ。今回はその夏ノ雨に跨ったカントクが久々に騎乗。トレーナー陣も一新し変わり身を狙う。ヒロインの一人にアンドロイドがいることを見て分かるように血統(設定)はSFで、このタイプの馬は好走するケースが多く楽しみだ。問題はトレーナー3人のキャリアが浅く、各ヒロインのルート間で齟齬が生まれていないかどうかという点。それでも追い切り(体験版)を見る限り、動きはまずまず軽快で能力はありそう。厩舎もかなり力を入れている印象で、主役を務めるだけの力はありそうだ。
期待度 ★★★★

きらら★キララNTR 魔法少女は変わっていく… (すふれそふと)
トレーナーがさかき傘ということを考えると侮れないはずなのに、ほとんど話題になっていないのはこれまでさかき傘が手掛けてきたタイプの馬とは違い、変身ヒロイン凌辱系というのが軽視されている要因かもしれない。あと別路線(小説)ですでにデビューしていて、馬自体の能力がほぼ知られてしまっているのもマイナスに働いているか。騎手は別路線と違い一葉モカを起用。鞍上強化と見てよくこれについてはプラス。ただNTRと謳う割には女性主人公ということでその要素が薄そうなのはやはり問題で、よほど展開に恵まれないと厳しいか。
期待度 ★★☆

恋する乙女と守護の楯 Re:boot The “SHIELD-9” (戯画)
AXLで走り好成績を上げた恋盾が現代に蘇る。単なるリメイクでなく、サブヒロイン2名の走り(シナリオ)を充実させたというのがセールスポイント。ただ毛色(CG)を一新したといっても、走りの追加要素がそれだけでは不満。父(本編)が細かな血統(設定)部分で荒さがあっただけに、例えば犯人が違うくらいの思い切った変更があれば大きな浮上が見込めるのだが、取材する限りはそこまでは望めそうもない。後継(続編)の恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~が不発に終わったのもマイナスで、見送りが賢明だろう。
期待度 ★★

△光翼戦姫エクスティア3 (Lusterise)
この母系(シリーズ)も代を経るに従って少しづつ成績が良くなってきていて、そろそろ連対圏に突入しても不思議でない。初代からヒロインも同じで普通なら飽きが来てもおかしくないが、逆に代を積み重ねている安心感が出ているのかもしれない。トレーナーの上田ながのは変身ヒロイン系では手堅く今回も大崩れはなさそう。後は父からどれくらいの進化を見せられるか。凌辱オンリーでなく純愛メインで敗北後に凌辱されるという血統(設定)を温いと感じるかどうかもカギで、今回メインヒロインは真理奈のようだが、悪堕ちするような展開があるかどうか。メンバーも揃うなど一抹の不安はあるが、最近の成績から上位争いに食い込んできても不思議はない。
期待度 ★★★

ジンキ・リザレクション (戯画)
綱島志朗が過去ガンガン他で走らせて話題を集めたジンキだが、中央競馬(エロゲー)に移籍して出走したJINKI EXTEND Re:VISIONは目を覆いたくばかりの大惨敗。ヒロインだけでなく原作もレイプしてしまったと叩かれる有様でだっただけに、果たしてこの馬にどこまで期待していいのか。今回はメインヒロインが青葉ということで、いわゆる「ベネズエラ編」が舞台となりそうだが、血統(設定)がかなり複雑なだけに、正直元ネタを知らないと意味不明な部分が多い。実際JINKI EXTEND Re:VISIONもそうだったが、それだけにより不安が先立つ。唯一トレーナーにベテラン和泉万夜の名前があるのが頼りだが、それだけの材料で狙うのは正直辛い。今回も厳しいだろう。
期待度 ★★☆

宿星のガールフレンドALLSTAR(mirai)
これまで3人のヒロインそれぞれで走らせどれも好結果を出した宿星のガールフレンド母系(シリーズ)がまとめた形で再登場。それでは単なるパックものだが、新要素としてサブキャラだった芙慈子ルートが加わった。これがどのくらい上積み要素となるかで、全姉の成績から期待したいところだが、芙慈子自体萌えの強いタイプでなく、姉たちと比べるのは可哀想な気がする。それでいて馬の価格は高馬と変わりなく、この母系のファンが狙うにははやや負担が大きすぎる。今回はやや割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆

〇創神のアルスマグナ (ninetail)
およそ4年ぶりの出走となるninetailだが、姉妹厩舎の DualTailの成績を見る限り、まだまだ往年の力は保っているようだ。今回は騎手にXUSEで活躍したまさはるを起用。椎咲雛樹になるみすずねといったベテラン陣の起用は厚みを感じさせる。以前は触手凌辱の色濃い印象が強い厩舎だったが、今回は正統派RPG系で挑むようだ。そうなると、他の厩舎とどう差を見せるかがカギ。RPGとアイテム合成というニックスについては他の厩舎でも先例があるだけに、後は長距離(ヤリコミ性)でどこまで対応できるかがカギ。それでも実績を考えれば怖い馬。
期待度 ★★★★

魔王が遺した刻淫 ~帰城と言う名のイキ地獄~ (わるきゅ~れ)
安馬(廉価品)専門厩舎としては最古参となるわるきゅ~れだが、最近はそれほど注目を集めた馬(ソフト)を輩出していない。今回はこの厩舎初騎乗となる雛咲葉を鞍上に迎え、ファンタジー世界を舞台にした凌辱血統。この厩舎は凌辱系でもいろいろな血統の馬を走らせているが、触手のイメージが強くファンタジーはお手の物。今回は動画(Hアニメ)も常備しているのは楽しみ。ただこの厩舎は狙っているのか不明だが、ギャグに走ってしまう傾向があってそれが抜き性能に影響することが多いのが不安。今回の雛咲葉はこれまで厩舎が起用してきた騎手とタイプが異なるのも未知数でここでは買いづらい。
期待度 ★★

メス堕ち! オレのネトリ棒で淫らに喘ぐ先輩&後輩妻2 ~ムッチリ肉厚の巨乳妻たちとのハメハメラブライフ~ (Anim)
Animのメス堕ち母系(シリーズ)はかなり走っている印象が強いが、この馬の父(前作)は意外に不振だった。それだけに直仔(続編)のこの馬に対する期待は薄い。といっても騎手の相川亜利砂・紅葉蛍のコンビはこの厩舎で好結果を残しているし、トレーナーのシャア専用◎らの成績も悪くない。それだけに一変の可能性を探りたいところだが、取材する限り父と同じく寝取り要素が薄く、父と同じくイチャラブが展開されそう。これでは父と同じ轍を踏みそうで買いづらい。
期待度 ★★

(本紙の見解)ようやく予想しがいのあるメンバーが揃ったレース。最近不振のCUBEが巻き返しに力を入れる神様のような君へが気配上々で信じてみたい。実績を考えると創神のアルスマグナ も甲乙つけがたく、逆転も充分。ただこの2頭の一騎打ちと単純には言えず、他馬も一角崩しを狙って虎視眈々。戦法がファンに周知されている俺の姿が、透明に!? 不可視の薬と数奇な運命が萌えを武器にすれば、変身ヒロイン系では一番堅実な走りを見せる光翼戦姫エクスティア3も不気味な存在。単純NTRとはやや違う味のある火箭 ゆるすまぢ! そしらぬ笑顔と汚れた下着の一発に、騎手の得意戦法で活路を開くあまママほりっく も穴で一考  

Posted by 7月の魚 at 08:27Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年03月16日

旅の終わりに

1か月ほど挑戦していた鳳凰卓への挑戦も20戦あまりでひとまず終了。まだ7段から陥落したわけではありませんが、レートも2000をわずかに上回るくらいでは再び課金する必要もないと判断しました。また特上卓からやり直してレートが2050近くまで上がるなら再挑戦するつもり。まあ捕らぬ狸の皮算用で、最近の調子ですと6段に降段する可能性のほうが高いと思いますが・・・

そんな鳳凰卓を撤退するきっかけとなった3連ラスの3戦目から。
調子の悪いときの典型的な東1局起家でのハネマン親かぶりからのスタートで早くもハンディを負う展開。
そんな東3局。早くも巻き返せそうな手が入りました。

四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国 ツモ三萬:麻雀王国ドラ八索:麻雀王国

4巡目でこんな手だから絶好のチャンスで果たしてどのターツを嫌っていくか・・・

と言っても、まだ巡目が早く関連牌がほとんど切られていない状況では、Wメンツを嫌っていくのが当然で、ぼくが選んだのは六筒:麻雀王国一索:麻雀王国が対子でなくタンヤオの気があれば二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国を嫌う手もありますが、五筒赤:麻雀王国も考えての六筒:麻雀王国は当然の一打でしょう。
すると次のツモは安全牌の東:麻雀王国が来て五筒:麻雀王国と入れ替えた後のツモが裏目の七筒:麻雀王国。当然ツモ切りですが、五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国のメンツが悲しくぼくの捨て牌に並ぶ。そしてようやく四筒:麻雀王国をツモってリーチを掛けたのは11巡目。もちろんツモれるわけがなく2人テンパイで流局。
それ以降はチャンスのないまま、ツモられ貧乏で点数だけが減っていき(加えると南1局の親番でもハネマンをツモられました)南3局に入った時点で3着と18300点差という大マイナス。その局で終盤ドラ単騎のチートイでリーチするも当然ツモれるわけがなく、安手で蹴られ、オーラスはハネマン直撃でないと交わせない差になり自爆する形で4着に・・・

典型的な不調時の展開ですが、さて果たしてあの東3局で五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国のターツでなく二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国のターツを嫌っていく手はあったのでしょうか?


実を言うとぼくはデジタル寄りと自覚していたのですが、天鳳にハマるようになってから、だんだんオカルトを信じるようになった気がします。あの場面では常識論で五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国ターツを嫌ったのですが、ここまで不調ならドラメンツなんて残しても入るわけがないと信じてのオカルト打法で六索:麻雀王国打とする手はあったのです。
もし嫌がらせに八索:麻雀王国をツモったなら、そんなの分かっていましたよと一索:麻雀王国を1枚切って

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国一索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国八索:麻雀王国

こんな形にして再度五索:麻雀王国八索:麻雀王国引きを狙うか、筒子がトイツになるならフリテンリーチも辞さずと行く。もし先に一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国七筒:麻雀王国が埋まれば喜んでリーチがかけられる。つまり不調時は簡単にリーチが打てる展開にはならないので、こうして手をこねていった方が良かったかもしれないと思ったのですね。

まあ言葉で言うのは簡単ですが、実際こんな風に打てるかは分かりません・・・というかまず打てないでしょう。というわけでぼくの鳳凰卓の旅はひとまず終わりました。
それでも期限切れ最後の一戦は10段相手にオーラス逆転でトップが取れたので、またレートが上がってきたら鳳凰卓に再挑戦したいと虫のいいことを思っていますが。  

Posted by 7月の魚 at 00:40Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2020年03月10日

逃したトップは大きい

ぼくの鳳凰卓挑戦も19戦。初戦からの成績は3-3-9-4と決して褒められたものではないですが、何とかまだチャオにならずしがみついています。
今のところ、鳳凰卓でぼくよりレートの低い対戦者に出会ったことがないので、3着になってもレートは1しか下がらないことが多い(細かいようですが加えて2着を取ると2でなく3上がることが多い)。だからこんな成績でも鳳凰卓初戦からレートは10しか下がっていないのですね。でなければ当然チャオ寸前に追い込まれていたでしょう。
あと、最近手が入るようになってきて、地蔵ラスという展開になっていないのも有難い。ただこの3着の多さは4着を逃れてのものでなく、まともに打っていたら連対していたのに、ぼくのミスのせいで順位落ちしたもったいない3着の方が断然多いのです。

そんなもったいない1局(鳳凰卓17戦目)から。
東1局、海底間近。先制リーチに対し回りながら何とかチートイでテンパイしないか粘っていましたが、それも実らずノーテンが決定したところで何を切るか。


この時、持ち時間がわずかで、慌てて切った二筒:麻雀王国で放銃。ロンと言われて捨牌をよく見れば六筒:麻雀王国はほぼ通る牌(中スジでシャンポン待ちもなし)で、前々巡の三筒:麻雀王国よりも安全。冷静に見れば分かるのですが、ずっと秒読みに追われてのミス。リソースの少なさに自分ながら呆れるばかりです。

ただこの放銃が5200と致命傷にならなかったのは幸い。そして東4局の親番の配牌がコレ。
二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国五索赤:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国南:麻雀王国ドラ四索:麻雀王国

鳳凰卓で打った最初のころはこんな配牌にはまずお目にかかったことがなかったったので、ようやくぼくも鳳凰卓慣れしてきたということですか(苦笑)。まず九索:麻雀王国打のあと、翌巡南家から打ち出されたW東:麻雀王国をポンしてあっさりテンパイ。この後、時間が掛かり、対面の9段からリーチが飛んできたものの、14巡目に六筒:麻雀王国をツモって3900オール。

ただ次局で下家のダママンガンに振り込んだ次局の7巡目。



ドラ色が安く、下家が索子模様。そこでツモった一筒:麻雀王国を手にして、たった今1枚減った七索:麻雀王国九索:麻雀王国のターツを外す。もし七索:麻雀王国をチーされたら、次テンパイせず、索子を引いたら一時撤退のつもり。どちらにしても八索:麻雀王国は薄く期待できないと見ての見切りでした。
すると対面から九筒:麻雀王国打でリーチが飛んできました。次ツモが五萬:麻雀王国で安牌の九索:麻雀王国打。そして八萬:麻雀王国ツモでテンパイ。


9段の名前に押されて一旦ダマも考えましたが、やや逡巡したものの思い切ってリーチ。これを一発で対面から打ち取り裏も1枚乗せてハネマン。件の八索:麻雀王国は意外に3枚生きていましたが、そのうち2枚は王牌に死んでいて索子にこだわっていたら和了は望めなかったところ。これで一気に前局のマイナスを取り返しました。
そして南2局の1本場。


清一色を狙っていたところ思いがけずドラ七索:麻雀王国が重なりテンパイ。一気通貫確定でマンガンあるだけにテンパイに取るところですが・・・
ぼくが選んだのはシャンポンでなくペン七萬:麻雀王国にする八萬:麻雀王国打。ところがすぐに下家から七索:麻雀王国が出てガックリ。そして次巡六萬:麻雀王国ツモ。


半分諦めていたところでこのツモで対面を警戒しよく考えずドラを合わせたのが大ミス。対面に六萬:麻雀王国は切れなくても九萬:麻雀王国を切ればテンパイは維持できたのです。
このミスが表面化したのは次巡下家からリーチが掛かった後、後のない対面から勝負とばかり七萬:麻雀王国が打ち出されたこと。本来ならこれで対面を飛ばしてトップのはずでした。その後、五索:麻雀王国を掴まされてオリ。実際下家の当たり牌でしたが、それもあっさりツモられマンガン。こんな絶好機を逃してはトップが取れるわけがなく、その後は2着を守るのが精一杯。こんなミスをしているようでは鳳凰卓から追放されるのも時間の問題でしょうね。  

Posted by 7月の魚 at 19:47Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2020年03月09日

アオナツに相応しいメインヒロイン像

昨年夏ころから始めていたアオナツライン(戯画)がようやく終わりました。攻略ヒロインは3人と少ないし、基本的に夏のストーリーなのですぐにでも終わるかと思ったのですが、実際はクリアまでに半年かけているのですから、話になりません。
このゲーム、批評空間での評価を見て分かるように凡作ではありません。少年・少女時代に起こりそうな恋愛やすれ違いが瑞々しく描かれています。そして何よりうみこ氏の描くヒロインがこのゲームの雰囲気にピッタリ合っています。実際、ぼくがこのゲームを購入した理由の大部分はこの原画によるものだったのですが、その期待については裏切らなかったといえます。

ではなぜこれほどクリアまでに時間が掛かったのかというと、最後にとっていた海希ルートがぼくの嗜好に合わなかったこと。これに尽きます。本来ぼくは幼馴染スキーで海希は鉄板といえるタイプだったはずなのですが・・・

(ここからネタバレ)



もともと海希は主人公に少なからず好意を持っていたのですが、友人たちの眼を気にして告白してきた主人公を振っています。これに関しては海希を責めるつもりはありません。、友人に冷やかされるのを苦にして心ならずも昔仲良くしていた異性を邪険にしてしまうというのは、中高生あたりにはよくあるワンシーンといっても過言でなく、このあたりのリアルさについてはよく描けているとぼくは感心したくらいなのです。ではなぜぼくの嗜好に合わなかったかというと・・・

主人公は現在では海希には友人でイケメンの千尋がお似合いだと思って現在は一歩引いて見ています。海希も主人公を心ならずも冷たくしてしまったことについて忸怩たる思いでいます。そんな2人が紆余曲折を経て恋人関係になるのはストーリー的には当然とは思うものの、実際相思相愛になるにはかなりの大きな壁が存在しているのも事実。その壁をどう壊していくかが見どころになるのですが、この手法がぼくの嗜好に合わなかったのですね。
というのも主人公も海希も両想いになるに関してそれほど苦労をしていないのですね。主人公と海希が内心では両想いであることに気づいている千尋が2人からあえて離れることにより(それが千尋の主目的でなかったとしても)、言い方は悪いですが棚からぼた餅のような形で結ばれたように見えて仕方ないのです。紆余曲折が見どころで、2人がどう勇気を出して告白するのか?いや主人公が再度海希に告白するというのは流れ的におかしく、海希の方が主人公に飛び込んでいかなければならないはずなのですね。そういった過程なく主人公と両想いになりエロシーンになってそれを取り返すように積極的になるというのは、ヒロインとしてどうかとまで思ってしまったのです。

それに比べると、結が主人公に向ける好意は純粋で、主人公と会いたくてお嬢さま学校からわざわざ転校してくるという展開はいかにもエロゲー的と言われるかもしれませんが、海希とは対照的に思えました。もう一人のヒロインである下級生のことねはこれまでの学生生活から素直になれない性格が上書きされてしまっているとしても、主人公に窮地を救われたことを考えれば好意を向けてもおかしくない。そんな2人のヒロインに対して海希が2人以上に主人公に対し強い想いを持っていたとしても、主人公に対し強い気持ちを持つ2人を差し置いて主人公と恋人関係になるのは不自然に思えてくるのです。というのも主人公は海希への想いを諦めてしまっているのですから。それをひっくり返すのなら2人のヒロイン以上に主人公に対して強い気持ちをぶつけないといけないと思うのです。他力本願でなく。

まあこれはぼくの青春時代がはるか遠い世界というより、あまりに暗黒すぎて主人公やヒロインたちのやりとりが、何か現実感のないものに感じられてしまったことによるものかもしれません。何の努力もせずただ暗黒な学生時代を送ってしまったぼくが主人公や海希に対して強く言えた義理はないでしょう。だから主人公と海希が結果両想いになれたのは良かったのですが、ぼくにとっては主人公の相手としては結やことねの方が相応しいような気がしてならない・・・例えシナリオのデキが凡庸だったとしても。  

Posted by 7月の魚 at 00:15Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2020年02月29日

11戦目にして初の・・・

本垢で鳳凰卓デビューしてから1週間。1日1局~2局程度しか打たない・・・というか鳳凰卓で半荘打つとヘトヘトになる・・・ので、それほど戦績は増えてないのですが、現在の成績は10戦して0-1-5-4と散々たるもの。まだレート2000を切ることはないのですが、このままでは、6段に転落する前に2000を割って鳳凰卓から追い出されるのは時間の問題(泣)
まあ家賃が高いといえばそれまでですが、特上卓と比べると手が入らないですね。特に東場は我慢の麻雀を強いられるのが辛い。酷いときは南場まで手が入らないままいわゆる地蔵ラスになってしまう半荘も・・・

そんな鳳凰卓ですが、これまで著名プレイヤーとほとんど当たったことがないのが残念に思っているところ。元十段との対戦はあるのですが、これは特上卓でも経験したことがあるということで、ここは現十段とか著名プレイヤー・プロと対戦してみたい・・・まあ恐らく養分になるだけなのでしょうが、それも初出場校が持ち帰る甲子園の砂のごとく記念ということで。

さてそんな鳳凰卓11戦目。ここいらで未勝利を脱しないと、あと3~4戦で特上卓送り(いわゆるチャオ)になってしまう・・・正念場というわけですが、

東1局の東家。誰かから起家が嫌いなようでは麻雀が強くならないなんてことを聞いたような気がするのですが、ぼくは起家は正直嫌いで鳳凰卓で打つようになってから特にそう思うようになってきました。
というのもまず先手が取れないからで、今回もイーシャンテンまで行くものの北家からリーチが掛かり危険牌を掴んだところでオリ。
そんなこの局は横移動で済んでほっと一息。いつもならマンガンをツモられラススタートになるのが相場ですから。
そして東3局。ようやく9巡目に平和のみのテンパイ。さてリーチを打つかどうか。





ぼくの判断はダマ。一手替わり三色があることも理由の一つですが、それよりこの巡目ですと他家ならともかく親から追っかけリーチを受けるのが怖い。幸い親からリーチを受けても回れそうですし、待ちの一索:麻雀王国が親の捨牌にあるのでその前に他家のオリ打ちも期待できる。
と思った途端に親からリーチ。こうして自分の予感が当たるのはいい感じで、最初に掴んだ一枚切れの發:麻雀王国くらいは勝負と切ったところラグ発生。
(しまった!やはり現物切っておけばよかった)
と思いましたが、意外に下家のポンが入る。そして四索:麻雀王国が飛びててきて2000点の収入。超格上の9段の出鼻をくじきトップ目の親の連荘を阻止していけそうな雰囲気がしてきました。

さて南1局の親番。ここで連荘したいところですが、5巡目に上家からリーチが掛かる。
ぼくのオヤの時に限って早いリーチが掛かるのは鳳凰卓ではお馴染みの風景で、通っていない一筒:麻雀王国を対子落としするなど必死に粘っていたのですが、


ことここに至っては現物の四萬:麻雀王国でオリ。五索:麻雀王国くらいはと思ったのですが、リーチ時から持っている超危険牌の八筒:麻雀王国に全くくっつかず、四筒:麻雀王国もかなり危険。この2枚が打てない以上オリが賢明と思ったのです。
幸い3人ノーテンでしたが、リーチ者の待ちは五筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国の変則三面張でマンガン手。ツモられなくてホッとしたのが正直なところ。

そしてほとんど差がないまま南3局。


ここで赤受け重視で四筒:麻雀王国打としたのですが、これはミスでした。場に筒子が高く早切りのつもりで四筒:麻雀王国2枚の損くらいならと思ったのでしたが、七筒:麻雀王国ツモでの一盃口があるのをうっかりしていました。ただ次ツモが三索:麻雀王国で迷いながらカンすると嶺上に八筒:麻雀王国がいて即リーチ。
これが一発ツモで裏がその八筒:麻雀王国で跳満。これで一歩抜け出すとオーラスもW南:麻雀王国ポンから無駄にマンガンをツモって鳳凰卓初トップを決めました。

相変わらずミスが目立つなど展開とツモに助けられてのものですが、何とか目標にしていた鳳凰卓初トップが寄れました。さて課金した期間まで鳳凰卓に居られるかどうか。正直厳しい気もしていますがこの半荘を励みに頑張りたいと思っています。

  

Posted by 7月の魚 at 16:20Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2020年02月20日

鳳凰卓初戦から

7段に昇段してからは特上卓でぼちぼちと打っていたのですが、思いがけず好調で、昇段時のレート2003が2041までUP。
(これなら多少のラスにも耐えられるか・・・)
と思い、ついに鳳凰卓への挑戦を決意しました。
取り合えずマニュアル通りアプリをダウンロードして、観戦し動作が正常に作動するのを確認して初課金。
そして鳳凰卓の予約ボタンを押しておよそ3分。ついに初の鳳凰卓での半荘が始まりまし・・・それが始まらなかったのですな、これが・・・
なんとウイルス対策ソフトが天鳳をウイルスと誤認したらしく、ゲームを強制切断。慌てて対策ソフトを停止して復帰したころにはもう第1打が切られていて、それが有効牌でゲンナリ。
そんなショックを引きずり、東1局は下家に放銃という最悪のスタート。

そんなわけで東4局ラスで親から先制リーチを受けたのですが、一発目に九萬:麻雀王国を軽く押し、安全牌の五筒:麻雀王国を切ってテンパイ。
その後、五筒:麻雀王国またぎの七筒:麻雀王国を押して


(今回はいつもの麻雀王国の牌画ツールに加えて、鳳凰卓挑戦記念に画像を張り付けてみました)

これが鳳凰卓での初上がり。少し悔やんだのは七筒:麻雀王国を押した時余程リーチを掛けようかと思ったのですが、トップ目で乗っている親(しかも一萬:麻雀王国対子落としで待ちが良さそう)にカンチャンで追っかける気になれなかったというのが正直なところでした。

ただそのリーチに踏み切れなかったのが響いて南3局ではかなり離れたラス目に。
そしてまたも親の先制リーチ。

ここでぼくの選んだのは唯一の安全牌である八索:麻雀王国打。離れたラス目とはいえこんなリャンシャンテンでは勝負になりませんから気合オリのつもり。3副露の上家が安全牌に窮しての振り込みにも期待していたところでしたが、親が情け無用の六索:麻雀王国一発ツモの6000オールで断トツに。

そして1本場。上家が中:麻雀王国ポンしたおかげで有効牌が押し寄せ4巡目にリーチ。
これに上家が振り込んでくれました。

これに裏が1枚乗って3位に浮上。といっても700点差というわずかなもの。
というわけでトップ目の下家が南:麻雀王国をポンしたところで、


ドラの四索:麻雀王国を切ってチーさせに行く。

ただこれは悪手一歩すれすれな手で、実は下家は南:麻雀王国ポン打一萬:麻雀王国後の3巡目七筒:麻雀王国手出しでテンパイだったのです。
それが明かされたのは機能性がなくなった対面の親が八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国のペンチャン落としをしたところで八筒:麻雀王国が御用。さすがにぼくは八筒:麻雀王国のトイツ落としをするつもりはありませんでしたが、もし長引いてカベを頼りに八筒:麻雀王国に手がかかったら大変なことになっていました。

というわけでぼくの鳳凰戦デビューは3着で終了。かなり恵まれた内容でしたが、何とか課金した25日分くらいは鳳凰卓にしがみついていたいと思います・・・と思っていたところ次の半荘はいいところなくラス。鳳凰卓はやはり厳しいですねというか、果たして1回でもトップを取れるのでしょうか・・・  

Posted by 7月の魚 at 21:47Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2020年02月14日

2月の発売予定表から

前レースと比べると多少メンバーは良くなりましたが、それでも断然人気を集めそうな馬(ゲーム)の存在は見当たりません。今回目に付くのは新規開業厩舎(ブランド)の存在で、その分予想も難解となっています。それに加えて実績上位で断然本命が予想された馬の追い切り(体験版)が今一つだったことで、混戦に拍車が掛かり、どこからでも買えそうな予想屋泣かせのレースとなってしまいました。今回に関しては正直当たる気がしないのですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


◎推しのラブより恋のラブ (SukeraSomero)
新規開業厩舎(ブランド)SukeraSomeroのデビュー戦は牝馬同士(百合)のカップルという血統(設定)。こうした血統は零細ながら意外に好走する馬が多く侮れない。懸念は騎手(原画家)・トレーナー(ライター)とも全くの新人というところだが、マイナー血統だけに、それが新味と受け取れる面もあり、配合(企画)のちゃたがGalette等で実績馬を手掛けているのは心強い。本編にはエロシーンがなく、アペンドでそれを補填するといった戦法がどう出るかだが、唐突なエロシーンで雰囲気を壊したくないといった厩舎側の気遣いならプラス面となる可能性も。メンバーもさほど手強い馬は見当たらないだけに、初戦から狙えるだけの力はあると見た。
期待度 ★★★☆

ガールズ・ブック・メイカー -グリムと3人のお姫さま- 1 (ユメミル)
ネクストン系列のスタッフが総力を挙げて走らせたガールズ・ブック・メイカー-幸せのリブレット-の直仔(FD)が出走・・・といっても父(本編)が正直期待どおりの成績でなかっただけに、直仔のこの馬にも大きな期待は出来そうもない。まして安馬(低価格)とはいえ、ヒロイン3人を分割して出走という点で馬体(容量)も寂しくなりそうと、不安材料ばかりが目立つ。特に魅力が薄いヒロインはいなかった父だったが、反面飛びぬけて魅力的なヒロインがいなかったというのもこうした直仔ではマイナス。これではとても狙えそうにない。
期待度 ★☆

巨乳でエッチなお姉ちゃん達が僕のチ○ポを24時間離してくれない! (マリン)
相変わらず頭の悪そうな馬名(タイトル)が光るマリンの最新馬。騎手のかまたは今回中央(商業)では初騎乗で不安が大きいと見たが、取材する限りは手腕は悪くない。姉が弟を猫可愛がりするという血統(設定)は抜き系では目新しいものではなく、マリンの姉ヒロインの馬は過保護でエッチな僕の姉 もそうだが、どれも走っていないのは不安で、巨乳や孕ませボテ腹もそれほどプラスにならない。新人騎手の手腕にすがらなければならない現状は厳しく、入着が一杯か。
期待度 ★★

△ギャル子ちゃんとしっぽり温泉旅行 ~Hしまくり三泊四日の旅~ (アミューズクラフトエロチカ)
アミューズクラフトエロチカの2戦目だが、姉妹厩舎のMiLiMiLIと同じく、バカ抜き系に転向した印象の今回。デビュー戦も毛色(CG)についての評価は高かったが今回も同様で、新人騎手が跨るマイナス点は全く感じられない。厩舎を取材すると、走り(シナリオ)についてはほぼ期待できる要素はなく、ヒロインと温泉旅館に宿泊しただHに没頭するという単純なもの。ここまで潔いと清々しささえ感じさせる。後はヒロインがビジュアル面以上の魅力を放ってくれるかだが、追い切り(体験版)を見る限りやや不安。それでも毛色の良さは際立つだけに、展開に恵まれれば食い込む可能性はありそう。
期待度 ★★★

恋四つ刻 ~切ない恋の堕ちるアナ~ (Grand Cru)
Grand Cru厩舎がおよそ3年ぶりに出走させる。騎手のきのはらひかるはデビューがオールド競馬(エロゲー)ファンには懐かしい夜這いマニアというから大ベテランの域。やや古さを感じさせる騎乗ながら、それほど衰えが見られないのは頼もしい。血統(設定)はお堅いヒロインが性霊に取り憑かれて主人公に迫るという催眠系の変形といえる。ただ催眠系が主人公だけにHを強制できるのに対し、誰にでも股を開くビッチになってしまうというのが問題。そのあたりがどう解決されているかどうかだが、主人公以外の男が紹介されていないところを見るとどうにも怪しい。これでは折角の血統が生かされているといえず、これではとても勝負にならない。
期待度 ★

最高に都合のいいパイズリ上手のマリーさん (ぱじゃまエクスタシー)
過去厩舎リーディングの上位に君臨していたぱじゃまソフトも厩舎を率いる大野哲也の活動が衰えてからは開店休業状態。ぱじゃまエクスタシーの出走もおよそ3年ぶりで、過去走った馬とは雰囲気も変わっているだけに、全くの別系と見ていいだろう。騎手の黒川おとぎは中央では初騎乗となるが、別世界(漫画)でデビューしていてエロについて考えれば悪くない。抜きに関してパイズリに焦点を当てたという厩舎のコメントだが、果たしてどこまでそこにこだわっているのか疑わしい。天然外人ヒロイン一本で勝負する抜き系は珍しく、相当ニッチな層を狙ってきたようだが、トレーナーの最近の実績を見るとそれが当たるとは思えない。今回も厳しい。
期待度 ★☆

△神装剣姫 アークセイバー ~魔族懐胞~ (Triangle)
変身ヒロイン凌辱一本で勝負するTriangleの最新馬。ほぼ同じ血統(設定)なだけに、堅実に持ち時計だけは走る反面、大きな変わり身が見られないのは悩みどころ。今回はトレーナーとしていつもの反事象桂林・野山風一郎の他に凌辱では実績のある和泉万夜を起用。正義側のヒロインだけでなく、悪魔側のヒロインも敗退時凌辱されるという展開は目新しい。ラシックス(声優)が知らない名前ばかりというのがどう出るかだが、あえて新鮮さを出したいという厩舎側の作戦と見たい。今回相手がかなり楽となっていて、待望の上位進出なるか。
期待度 ★★★

△絶対女帝都市 ~叛逆の男・カムイ~ (アストロノーツ・シリウス)
脚部不安(バグ)で大敗を喫したギルドマスターから一転、前走のカオスドミナスでは汚名返上するレースを見せるなど、予想家泣かせといっていいアストロノーツ。今回前走から3か月という短い間隔での出走なだけに、付きまとうのは急仕上げで脚部不安が出ないかだが、取材する限りはそれほど難しい気性(システム)でないようで、仕上げにはそう苦労しなさそうな気も。逆に言えばゲーム性に乏しく長く楽しめるといった要素には乏しい可能性は高そう。血統(設定)は女上位社会を覆すべく戦う主人公といったところで、S系軍服美女を逆に凌辱するといった点が見どころ。騎手のM&Mの手腕については問題ないだけに、後は展開が単調になってしまわないかどうか。能力上位は確かだが、やはりこれまで経験していない短いローテは心配。押さえまでか。
期待度 ★★★

▲卒業までの1年間、ここにいる20人の男子全員とセックスします (アトリエさくら Team.NTR)
NTR専門厩舎のアトリエさくらで看板トレーナーでのおんぼろ月だが、最近空振りが目立つのが気がかり。今回は騎手にベテラン綾風柳晶を起用。キャリアの割りに活躍馬への騎乗がないが、アトリエさくらでは相性は悪くない。今回はNTR系でなく、乱交がメインで印象はかなり違う。ヒロインが乱交する理由がしっかりしたもので、一種のミステリーとして見れば好走は充分可能。ただおんぼろ月は工夫しすぎて墓穴を踏むケースが多々あり、同じ轍を踏まないか心配。持ち時計からすると勝機はあるが、あとは展開がハマるかどうか。
期待度 ★★★

Nightmare×Sisters ~淫獄のサクリファイス~ (Guilty Nightmare Project)
Guiltyの姉妹厩舎として開業したが、恐らく安馬専門厩舎としての位置づけか。騎手は本家の主戦であるの歯とティータ・Jの二人で毛色(CG)を見る限り、手抜きの心配はない。ヒロインがシスターで悪魔に凌辱されるという血統(設定)は変身ヒロイン凌辱系の変形といえるが、騎手の力と相まってなかなか魅力的。問題はトレーナーで、虜母系(シリーズ)に関わった藤枝卓也の手腕に掛かっている。ただこれまで変身ヒロイン凌辱系を手掛けたことがなく、実績も今一つ。安馬の中では潜在能力は高そうだが、入着以上となると展開の助けが必要か。
期待度 ★★☆

なごりさんは六堂和里になりきれない -恋愛偏差値0の心理学- (INTERHEART glossy)
数多くの馬を出走させるインターハート系厩舎だが、今回はヒロイン一人というので分かるように安馬(低価格)がゲートイン。ヒロインは大人の女性で騎手のスカイハウスにはピッタリ。ただ血統(設定)はツッコミどころ満載で、これまで男を適当に誘惑して遊んでいたヒロインが、なぜか主人公の告白に応える上に恋愛未経験の処女。恋愛初心者マークのヒロインがそれを見せずに年下主人公をリードしようとする葛藤がウリのようだが、果たしてそんな難解な血統をトレーナーが上手く仕上げられるかどうか。最近の厩舎の実績から今回も見送りでいいだろう。
期待度 ★★

△はじカノ ~君がいる部屋~ (キャラメルBOX いちご味)
キャラメルBOXの姉妹厩舎が開業。キャラメルBOXといえばおとボクのトレーナーである嵩夜あやに代表されるように萌えと走り(シナリオ)のバランスが取れている馬が多い印象が強いが、このいちご味は萌え寄りの血統だろう。騎手の月杜尋はパープルで活躍していたが、他厩舎に初めて騎乗した前走の今夜だけでも泊めて下さいは惨敗。トレーナーの手腕があってこそ光る騎手だけに仕方ないといえるが、前走と同じ望月JETが今回もトレーナーを務めるということで、厳しいレースが予想される。主人公が社会人で、ヒロインに大人の女性がいるというのは面白いが、主人公が大人らしい対応を最後まで見せてくれるかどうか。何か飛びぬけた特徴がないだけに勝ち切るまでは難しそう。
期待度 ★★★

〇HaremKingdom -ハーレムキングダム- (SMEE)
最近出走馬がコンスタントに活躍しているSMEEの最新馬。トレーナー(ライター)が厩舎隆盛の礎を築いた早瀬ゆうに戻り、前走以上の活躍を期待したい。ただ不安点はこれまでのSMEEは現代を舞台にしていたのに対し、今回はファンタジー&ハーレムのニックス。トレーナーがハーレムをしたいという理由で相性のいいファンタジー系にしたのかもしれないが、追いきり(体験版)を見る限り、肝心のファンタジーを生かしきれていない。ヒロインの魅力が過去活躍した馬と比べて物足りなく思えるのも、ヒロインが等身大でなく現実味に乏しく見えるためか。もちろんトレーナーもそのあたりは承知しているだろうし、実戦で変わり身を見せる可能性はあるかもしれないが、メンバー的に力量上位であることは間違いないものの、断然の本命と言えるほどではないことは確か。
期待度 ★★★☆

フルキスS (戯画)
3年前に出走したフルキスの直仔(FD)。騎手(原画家)はうさなか一人になり、トレーナー(ライター)も玉城琴也に代わったオオタリョウが真崎ジーノとコンビを組む。父(本編)が走っていないだけに、期待できる要素は少ないが、よく見ると父の代から受け継いだヒロインはおらず、全く別の馬と見ても過言でないくらい。といってもこのキス母系(シリーズ)は、一番活躍したキスアト以外はどれも入着どまり。オオタリョウは過去手掛けた馬の実績はかなり寒いし、真崎ジーノもキス系での成績は芳しくない。戯画だけにヒロインの可愛さは太鼓判を押せるが、それ以外に帰る材料は乏しい。上積みを見込んだとしても入着一杯か。
期待度 ★★☆

△モノノ系彼女 ~陰キャですが、恋して良いですか?~ (North Box)
今回新規開業厩舎が多いがこのNorth Boxもその一つ。ヒロインがすべて妖怪という血統(設定)で、一種の人外系といえるか。騎手・トレーナーともほとんど実績らしいものがなくなかなか狙いにくいが、動画(Hアニメ)があるという点がセールスポイント。最近動画付きの馬の出走がやや減っている印象があり、今回他の出走馬にも見当たらないことから、展開に恵まれる可能性は大きい。ヒロインもまずまず可愛く抜き系として考えればなかなかだが、ただ取材するとスタート(導入部)にツッコミどころが多く、ヒロインのポテンシャルを引き出せるかどうか。勝つまでは厳しく、連下での狙いか。
期待度 ★★★

LOVE・デスティネーション (JADE)
新規開業厩舎のデビュー戦はどれだけ他の厩舎と比べて新味を出せるかどうかで、その点でいえばいえばまずまず合格点。主人公が過去に戻って青春をやり直すという血統はこれまでないわけではないが、不幸な人生を進むはずだったヒロインたちをも救うといった展開は一ひねりしてあって面白い。騎手のあげきちの手腕も取材する限りは悪くなく、ヒロインもなかなか可愛い。ラストが読めてしまうとところがどうかだが、もしそれを裏切るような走りが出来れば上位どころか首位も狙える。ただヒロインの数とルートの数が合わないといった点はマイナスで、重要な役割をしそうなサブキャラにラシックス(声優)が未使用なのも痛い。冷静に考えると一走静観が無難か。
期待度 ★★☆

〈本紙の見解)厩舎の実績や最近の成績から断然人気を集めそうなHaremKingdom -ハーレムキングダム-だが追い切りの動きから不安が付きまとう。これならデビュー戦でも百合系で手堅い推しのラブより恋のラブで充分勝負になりそう。大駆けのある卒業までの1年間、ここにいる20人の男子全員とセックスします だが、厩舎得意のNTRとは血統が違うといった点で信頼度は今一つ。動画を武器にするモノノ系彼女 ~陰キャですが、恋して良いですか?~ に、前走変わり身を見せた絶対女帝都市 ~叛逆の男・カムイ~も差はわずか。他にも展開一つで上位に食い込んできそうな馬がいて難解なレースだ。  

Posted by 7月の魚 at 04:39Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年01月30日

10か月ぶりの7段

昨年4月初めに6段に降段してから588戦。一時は5段にまで転落しましたが、捲土重来ようやく7段に復位することができました。昨年10月に6段に戻ってからは原点を割ることはなかったのですが、今月確変を引いて一気に6段坂を登りきることができました。
といっても、レートは2000をわずかに上回ったくらい。鳳凰卓に挑戦すべく課金したとしても、逆連対を2度続けただけでチャオってしまいます。といってこのまま特上卓で打ち続けたとしてもレートが上がるとも限らない。というわけで、鳳凰卓で打ったことをを一生の思い出とすべく課金するかどうか悩んでいるのですが・・・

そんな昇段を決めた一局から。
南4局の西家で現在32000点持ちの2位で。トップの南家とはぴったし4000点差。3位の親は16100点持ちでラスの北家は15900点。親に連荘されなければ2着は堅いのですが、トップ逆転は射程内なだけに一気に昇段を狙いたいところ。
幸い配牌は非常に恵まれていて
二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国九萬:麻雀王国五索:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ツモ三萬:麻雀王国ドラ六萬:麻雀王国
(牌画は麻雀王国より)

役牌アンコでドラ1個持ち。ここは普通に五索:麻雀王国打としたところ、次のツモが八萬:麻雀王国でアッという間にテンパイ。

ここでリーチを打てばどこから出ても逆転トップ。ならリーチと打ちそうですが、気になるのはドラまたぎの五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国はリーチを掛けてそう簡単に出る待ちではないというのが悩みどころ。というのもラス目の北家はぼくにツモってもらえればほぼ3位に浮上できるので滅多な危険牌は打ってこない。3位の親は勝負してくるとしても、それはラス目の動向を探りつつのことで序盤は無理をしないでしょう。最悪なのは全員オリて流局で、ならばダマテンといった手もありそう。トップの南家を直撃するかツモれば逆転ですから、安全策ならその選択肢か。

ただぼくの選択は打八筒:麻雀王国。好形のマンズの伸びに期待した一手で、もしホンイツに仕上げればリーチ棒を出すことなくどこから出ても逆転ですが、一歩間違えたら緩手になる可能性もあるわけで、いわば勝負手。自信があったわけではないですが、まだ2巡目ということもあり慌ててリーチ棒を出さずゆったり構えたのです。
そして次の六筒:麻雀王国ツモ切りの後、九萬:麻雀王国ツモでマンズのどれをツモってもテンパイという好形に。
とそこで、南家が五萬:麻雀王国打。もし2巡目の段階でダマテンなら逆転していたのですが、それはそれとしてチー。ここでじっくり考えて六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国でなく三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国をさらして、一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国待ちに取りました。この待ちなら充分出あがりも期待できると見たのですが、すぐに南家からリーチの声が・・・
ただここで当然オリる選択肢はなく、すぐに南家が一萬:麻雀王国を掴みトップ逆転し、昇段を決めることが出来ました。

今回の選択は正直上級者から見て好手だったかどうかは分かりませんが、慌ててリーチを掛けなかったところはぼくらしかったと思います。果たしてこの打法がトップランクに対して通用するかどうか。試してみたい気持ちが高まっています。  

Posted by 7月の魚 at 00:31Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2020年01月20日

はじめてのゆずソフト

昨年末に購入した2本のうちまず始めたのが喫茶ステラと死神の蝶(ゆずソフト)です。
実はぼくがゆずソフトのゲームを購入=プレイするのは初めて。ぼくのエロゲーキャリアを考えると、これは一種の七不思議といってもいいくらいですが、これは、本当にただプレイする機会がなかっただけで、こぶいち&むりりんの絵柄が嫌いなわけではないのです。
というのも、ぼくがエロゲー・麻雀と並んで趣味としているのがパチンコなのですが、ぼくが最近特に盛んにハンドルを握っているのが藤商事の緋弾のアリアシリーズ。この原画を担当しているのがこぶいち氏ですから、どちらかというと一番眼に触れる機会の多いエロゲー原画家といっても過言でないくらいですから。ただはじめてシリーズの頃のようなロリに特長のある原画家という印象から程遠くなってしまったのは、寂しいというか時代の流れなのかもしれませんが・・・

そんなわけで満を持して購入した今作なのですが、最近のゆずソフト作品の中ではどうやら評価が低調なようで、複雑な気分となっています。ただ正直このような評価となっているのは予想外といっていいくらい。というのも、別に買うものがなかったから(という気持ちが全く無かったとは言いませんが・・・)仕方なく購入したというわけでなくて、一応体験版を少し齧ってみて「これなら大ハズレはないだろう。」と踏んでいたからです。

実際、序盤はなかなか好調。最初主人公が幼馴染の希に対する態度はおよそ誉められたものではありませんが、それから、喫茶店の開業に手を貸していくあたりは、主人公も自堕落さを封印してなかなか楽しめました。そしてこれは織り込み済みというか当然なのですが、ヒロインのビジュアルの良さに関してはさすが業界トップクラスのものがあります。これなら批評空間での評価を気にすることなく充分楽しめると思ったのですが、少し怪しくなってきたのが、個別ルートに入る少し前あたりから・・・

まあまだ一人も攻略していない段階で、これ以上内容について語るのは反則のような気がしてならないので、なぜ失速しつつあるのかについてはゲームクリアしてからにするつもりですが、ヒロイン萌えについて個別ルートが進んでいくに従ってだんだん魅力が無くなっていくようなことにならないよう祈っています。  

Posted by 7月の魚 at 00:07Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2020年01月14日

1月の発売予定表から

年が明けて初めてのレースとなりますが、蓋を開けてみれば出走登録が少なく、また大物馬の存在も見られないという寂しいメンバーとなってしまいました。レースを牽引するような人気馬も不在で、低いレベルでどんぐりの背比べといった様相ですが、そんな前評判を打ち破るような動きを見せてくれるような馬(ゲーム)が現れてくれるのでしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


◎あまいろショコラータ (きゃべつそふと)
しゅがてん(Recette)でなかなかの好騎乗を見せたしらたまが次に跨るのがこの馬。同じ騎乗する梱枝りこも同タイプなだけに、コンビ騎乗する違和感はない。むしろ萌えに関しては増強された気もする。厩舎も凡走に終わったデビュー戦から2戦目のアメイジング・グレイスで鮮やかな変わり身を見せただけに楽しみだ。ただしゅがてんはさかき傘、アメイジング・グレイスは冬茜トムという実績あるトレーナー(ライター)の手腕があっての好走で、今回トレーナーが両者からすると実績に欠く山蕗順平が担当するという点は不安だ。一応デビュー戦で今回と同じ獣耳系を経験したというのは強みで、しげたが配合(ディレクター)を務めるという点は悪くないが、信頼性は今ひとつ。それでも萌えだけ考えれば上位ランクといってよく、相手関係を考えれば首位に一番近い存在だ。
期待度 ★★★

おにあま -わたしに甘えて、お兄ちゃん♡- (プレカノ)
萌え系の安馬(低価格)専門厩舎(ブランド)のプレカノの最新馬は騎手(原画家)に木場智士を迎えての妹ヒロイン血統(設定)。この厩舎の出走馬の傾向は騎手の能力頼みであり、例外といえば前走のChuSingura46+1 わっちとお兄ちゃんのラブラブ長屋生活くらいか。年下ヒロインが自堕落な主人公の世話焼きをするというよくある血統(設定)で、トレーナーである玉城琴也の実績を考えると過大な期待は禁物。木場智士は最近ま~まれぇどに騎乗してブランクの長さを感じさせないでいるが、それでも入着どまり。今回メンバーはかなり甘いがそれでも馬券圏内となると厳しいか。
期待度 ★★

△上倉雛のヒミツ ~ごほうびは私のカラダ♪~ (アストロノーツ・コメット)
アストロノーツの安馬専門厩舎のコメットだが、これまでの所属馬の成績は今ひとつ。主戦騎手がたいのねに変わってからは入着が精一杯と目立つところはない。今回は前走の椎名真穂のヒミツの全妹(続編)で、登場していたサブヒロインの上倉雛を主役に抜擢したもの。血統(設定)的にも姉より魅力はありそうで、スク水ヒロインが主役というのは古典的だが、最近はそれにピンポイントを当てたという馬は少なく逆に新鮮さを感じる。主人公のやる気を出させるために、マネジャーがHなご褒美を提案するというのはエロ系では珍しくないが、姉よりも上積みを感じさせる。厩舎の実績的に威張れない部分はあるが、メンバー的に上位を窺う可能性も。
期待度 ★★★

神様のしっぽ ~干支神さまたちの恩返し~ (DESSERT Soft)
厩舎開業初戦の 彼女は友達ですか? 恋人ですか? それともトメフレですか?が好走して注目されたDESSERT Softの第2戦。馬名(タイトル)にあるとおり干支神12人がヒロインという血統で、これだけ多くのヒロインが登場するとなると、一人あたりの内容が薄くなってしまわないかまず気になる点。騎手も複数起用しているが、名が通っているのはひなたももくらいで、それほど注目される存在は見当たらない。デビュー戦の好走もトレーナーの十全の手腕によるものが大きく、今回のトレーナーに目立つ実績はなく常識的には苦戦しそう。
期待度 ★★☆

催眠逆襲 ~どうぞ私たちを好きにしてください~ (つるみく -Another-)
つるみくの姉妹厩舎であるAnotherの2戦目。デビュー戦のdi-roomの動きを見る限り、ハード凌辱をウリにする本家とはやや出走馬の傾向は異なるよう。今回は催眠凌辱でこれまでのつるみくでは見られなかった血統(設定)。つるみくの主戦騎手である桜ロマ子は別として、騎手(原画家)の川井正起やトレーナー(ライター)のよこよこや岡下誠らはアパタイトやアパダッシュのスタッフが移行した感が強い。アパタイトはニッチな抜きゲーを走らせる厩舎だが、それだけにほとんど目立つこと無い成績に終わっているのがほとんど。逆にこのスタッフが催眠系という凌辱系ではメジャーな血統に挑むのは不思議なくらい。ヒロインの数が多く母娘を凌辱するといった独自性はあるが、催眠系はそれを得意とするトレーナーでも百発百中とはいかない血統。この相手でも厳しく思える。
期待度 ★★

〇サルテ (Soiree)
妹ヒロインを得意とするトレーナー(ライター)おるごぅるが、珍しく凌辱を公表した馬を出走させる。師の凌辱馬というとまだデビュー間もない頃に話題となったうちの妹のばあい(EGO)が古くからの競馬ファンには思い出されるが、あの馬は凌辱メインというより、出し抜けに襲ってくるNTRを主眼としていてタイプは全く違う。そう考えるとこのゲームのメイントレーナーは配合(ディレクター)であるななみななの方かもしれない。となると、全くの新人だけにどのようなタイプの馬なのかは正直不鮮明。一見凌辱・グロ血統のように思われるが、酷く殺害されたヒロインが生き返って真相に迫るような展開なら面白い。騎手は新人でエロに関してはそれほど期待できなさそうで、直線(終盤)の追い込みが決まるかどうかがカギか。
期待度 ★★★

スケベな処女のつくりかた (SUKARADOG)
厩舎解説は14年前とベテランの域に達するSUKARADOGだが、空白期間がたびたびあって出走頭数は少なく、走った馬といえば嘘屋佐々木酒人が手がけた逸脱愛 ~オレニヤラセロ~くらい。それだけに厩舎のカラーは一定せず、トレーナーの能力に左右される部分が多い。今回の須々木鮎尾はハード凌辱よりも明るい抜きエロを得意としていて、今回も恐らく同タイプ。実績的に上位に食い込んでも不思議はないが、問題は騎手の選択。今回依頼したあかつきまおは幼馬(ロリ)やケモ耳を得意とする騎手で、どうにもミスチョイスのように思えて仕方ない。実際ヒロインに大きく惹かれるものがないのはマイナス。今回は厳しい。
期待度 ★☆

聖光天使ノエル 悪魔の刻印と無限淫獄 (ZION)
ZION厩舎の一角を担う変身ヒロイン凌辱系。騎手はこの厩舎の母系(シリーズ)で主戦を務めるちくびで、必ずしも幼馬(ロリ)専門の騎手ではないが、この母系(シリーズ)では幼馬一本となっている。恐らく過去出走した馬と同傾向で、代わり映えはないものの安定感はある。この血統での定番である触手凌辱も見所で毛ヅヤ(CG)などは悪くない。といってもこれまでの厩舎の成績を見ると、走っても入着が精一杯。本章金(データ数)も足りないことが多く、馬の毛ヅヤは悪くないものの上位に食い込めるかとなると疑問だろう。
期待度 ★★

風雷戦姫 神夢 (LiLiM)
NTRを得意とするLiLiMが変身ヒロイン凌辱系に挑む。この血統(設定)はいわゆるNTRの変形といってよく、もっと手を染めてもおかしくなく変わり身を考えたいところ。今回はどうやら14年前に出走した昇龍戦姫 天夢と同母系のよう。トレーナーが髪の毛座から六花梨花に変わったのはプラスに働くはずだが、アリスソフト時代と比べLiLiMでは好走した馬を手がけていないのは気になる。和風変身ヒロインというのはトレーナーとは手が合うはずだが、最近の成績を考えるとにわかに飛びつけないのは確か。ただ騎手の金目鯛ぴんくの手腕は確かだし、電気式華憐音楽集団の入場曲は楽しみといっても、上位に食い込めるかとなると疑問か。
期待度 ★★

▲ヤリサー彼女 ~清楚で優しい彼女はヤリサーの姫でした~ (アトリエさくら Team.NTR)
アトリエさくらのメイントレーナーといえばおんぼろ月が真っ先に思い浮かぶが、最近好走と凡走の差が激しい。それと比べるとづかは安定感があり、安心して買える点は大きい。騎手のベテランかん奈とのタッグも板についてきた。今回は清楚なヒロインというかん奈が一番得意とするタイプで、存分に手腕が発揮できるはず。清楚なヒロインとその裏のギャップがどう展開されるかが楽しみ。今回相手が相当甘くなったのも好材料。持ち時計どおり走れば上位に食い込める計算が立つだけに怖い。
期待度 ★★★

恋愛、借りちゃいました 絵未&八純 ミニアフターストーリー (ASa Project)
アサプロ最新馬である恋愛、借りちゃいましたの直仔(FD)2頭目。父(本編)はそこそこ走っただけに注目されていたが、記者が危惧していたとおり結果は不発。何より馬体の寂しさが原因であり、2頭に分けて出走させたという厩舎の下心がファンに受け入れられなかったということか。今回ヒロインが八純と絵末の人気ツートップに変わり、上積みを見込みたいところだが、アサプロのファンは萌えよりも笑いに重点を置いているのが大半。となると笑いがあっても馬体が寂しいようでは苦しい。今回も苦戦は必至だ。
期待度 ★★

(本紙の見解)
最近競馬(美少女ゲーム)の衰退が囁かれるが、それにしても今回のメンバー構成はあまりに寂しい。正直次のレースに向けて見(けん)でもいいかと思わないでもないが、あえて買うとなると騎手や血統魅力のあまいろショコラータか。不気味なのはサルテで、未知数と言う点で大駆けを見せても不思議でない。NTR専門のアトリエさくらで安定感あるヤリサー彼女 ~清楚で優しい彼女はヤリサーの姫でした~も持ち時計だけ走れば差は無い。あと1頭なら上倉雛のヒミツ ~ごほうびは私のカラダ♪~ だが、ここまで点数を増やすのは正直厳しいかも。  

Posted by 7月の魚 at 23:55Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2020年01月04日

アサプロの皮を被った何か

あけましておめでとうございます。

昨年は大凶これ極まりといったくらいの年回りだったので、今年の正月はいつもお参りする地元の神社そして熱田神宮・秋葉山圓通寺のコンボの他に、隣の町内にある神社2社。そして那古野神社と大須観音まで行ってきました。その道すがらにある神社仏閣すべてお参りしてきたのであわせて10社は行ってきたはずです。というわけでぼくの部屋には戦利品として各神社御神札及び破魔矢が鎮座していますが、どちらかというと無神論者だったぼくがこれだけ神頼みしてしまうというのは、よほど心が弱っているのでしょう。それはともかく、エロゲーを買うまたは予約する以外の用事で大須に出かけるなんて一体いつ以来だろうか。

さて今年最初にクリアしたゲームは、恋愛、借りちゃいました(ASa Project)です。ぼくがアサプロというと何か初代天鳳位で現MリーグプレイヤーのASAPINこと朝倉康心プロのことを言っているかと思われるかもしれませんが、今回は違います。以前も書いたかもしれませんが、アサプロは唯一デビュー作からこれまで全部のゲームを購入しているメーカーで、今回も当然発売即購入しました。ただ気になったのが、今回ライター陣に天都・十全といったお馴染みの顔がなく、八日なのか単独だったこと。といってもこの八日なのかというライター、ぼくには所見でなくデビュー作の恋春アドレセンス(Eclair)で経験済み。このデビュー作、勢いまかせで荒い部分は多かったですが、プレイヤーを笑わせようというスタンスは買えました。それだけにこれまでのアサプロの笑いの流れからはそれほど逸脱しないと思っていたのですが・・・


(ここからネタバレ)


アサプロの題材というと隣家との家族交換(プラマイウォーズ)やヒロインの家を次々と間借り(居候)するといった、ちょっと普通ではありえないものが多い。こうしたツッコミどころの多い設定がプレイヤーに容易に受け入れられるというのは、アサプロのゲームが笑いを面に置いているからでしょう。これが普通のラブコメだとしたら、ありえない設定をプレイヤーに受入れられるべく、説明に筆を割くことになってしまうのですが、アサプロ=バカゲーというイメージからありえない設定でもプレイヤーは特に疑問なく受け入れられるのです。
そして今回の恋愛、借りちゃいましたも主人公がバイトとしてヒロインの恋人役となりお金を得るという、ちょっと普通ではありえない設定。ただ今回少し違和感があったのは、主人公がこれまでのアサプロのゲームに登場していた人物とは違っていたことから感じたものではなかったからではないかと思うのです。
この主人公。親が蒸発して妹と二人暮らし。シスコンで妹のためにバイトに明け暮れるという設定で、そのため金に汚く最初ヒロインにも依頼人(スポンサー)としか見ていないという描写があるのですが、この主人公像がこれまでのアサプロに登場したゲームとは変わっています。
これまでのアサプロの主人公といえばヒロインのボケに対するツッコミ役。といっても冷静にツッコミを入れるだけでなく、時にノリツッコミをしたりするなど芸達者なところも見せる。そういったタイプですから、いい意味で大人びてなく笑いの多いアサプロ向きだったのですね。もちろんその設定がひとつ飛ばし恋愛のようにやや裏目にでることもあるのですが、それでも笑いという点では貢献していたと思うのです。

ただ今作に関しては、設定的に仕方なかったとはいえ、アサプロのゲームの主人公を務めるには厳しかったように思うのです。そのため漫才でいう掴みの部分での笑いがどうにも不足気味。もちろん制作者側もある程度は理解していたようで、今回はこれまで多用していたヒロインの顔芸やパロディ・メタ風味は押さえ気味。その分このライターが得意とする下ネタで押してくるのですが、やはり一本調子なのは否めません。唯一いい味を出していたのが雛山兄妹ですが、彼らの登場するシーンは限られているのですね。これでは笑いという点では苦しい。
逆に萌えゲーとしてはこれまでのアサプロ作品と比べると強化されています。特に最初主人公が歯牙にもかけていなかった絵未や八純といったヒロインを主人公が好きになっていく経過はよく描けているとは思います。ただぼくがアサプロに求めているのは笑いであって萌えではないのです。まあこれはアサプロの原画陣が他の一流萌えゲーメーカーが抱える原画家と比べるとやや弱いこともあるのですが、残念ながらヒロインが可愛いと思えるシーンは残念ながらこれまでのアサプロの諸作品の中で最も少ないといっていいくらいでした。主人公がヒロインと恋仲になってからも、選ばれなかったヒロインが主人公にちょっかいを出すといった展開は面白いことは面白かったが、ぼくとしてはかりぐらし恋愛のみよりさんくらいはっちゃけていた方がアサプロらしいと思うのです。

(総括)
アサプロがこれまでの芸風を変えてきた実験作と考えれば、この変化は仕方がないのかもしれない。ヒロインを汚れさせても貪欲に笑いを取るという点に関しては、何とかアサプロらしさを保っているが、笑いの方向が下ネタに向きすぎていて、単調さは否めない。その分、ヒロイン萌えにシフトしてきたのかもしれませんが、一線級の萌えゲーと比べるとやはり分が悪い。というわけでこの作品のファンディスクである2本は残念ながら見送ります。ぼくがアサプロのゲームを買わない日が来るとは思っていなかったのですが、何度も繰り返すのですが、ぼくがアサプロに求めているのはイチャラブではないのです。中途半端なアフターを出すくらいなら、本編に笑いを全力投球して欲しいとぼくは思うのです。  

Posted by 7月の魚 at 22:02Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム