2011年03月18日
地震の影響がここにも
今回の東北地方太平洋沖地震では遠く離れた当地でもかなり強い揺れを感じました。
当地ではかなり前から大地震が起きる可能性が高い地域と云われているだけにとても他人事とは思えません。ぼくが現在できる事といえば義援金に協力することくらいですが、被災地の早い復興を心から祈りたいと思います。
そんな大地震の影響でサッカー等のスポーツや競馬等のギャンブルが中止されたり延期になったりしていますが、全く関係がないと思われていたエロゲーの世界でも影響が出てきているようです。
というのも3月末に発売予定となっているエロゲーの中で地震の影響による発売延期されるものが目立つようになっているからです。
その主な原因というのは地震による物流の不具合によるものですが、例えエロゲーが手元に届いたとしても計画停電が行われているような地域ではパソコンを動かすこと自体不安があるし、まして被災地ではエロゲーを楽しむ心境になるわけがありません。
初動が売れ行きの大きなウェートを占めるエロゲーに於いてこうした状況は当然喜ばしいわけがないわけでメーカーが発売延期に踏み切らざるを得ないのも仕方ないとは思います。
そういった動きがここ一週間のうちにあったわけですが、ここで問題になってきたのはいつものエロゲー予想のコラムのこと。
予想や見解の記事はほとんど出来上がっていてあとはいつ公開しようかと思っていたのですがこれだけ次々と延期するものが出てくると予想が根底から変ってしまうわけで、泣く泣くリセットして新たに予想をし直すことにしました。
そんなわけで例のコラムについてはもうしばらく待っていただきたいと願うわけですが、実際これだけ延期するエロゲーが増えてしまうと、中央競馬で行われた晩年のアラブ系レース並の少頭数となってしまいそうな悪寒。不謹慎と思われるかもしれませんが、なんとかレースを面白くするためにもこれ以上延期するゲームが増えないようひそかに祈っているのです。
当地ではかなり前から大地震が起きる可能性が高い地域と云われているだけにとても他人事とは思えません。ぼくが現在できる事といえば義援金に協力することくらいですが、被災地の早い復興を心から祈りたいと思います。
そんな大地震の影響でサッカー等のスポーツや競馬等のギャンブルが中止されたり延期になったりしていますが、全く関係がないと思われていたエロゲーの世界でも影響が出てきているようです。
というのも3月末に発売予定となっているエロゲーの中で地震の影響による発売延期されるものが目立つようになっているからです。
その主な原因というのは地震による物流の不具合によるものですが、例えエロゲーが手元に届いたとしても計画停電が行われているような地域ではパソコンを動かすこと自体不安があるし、まして被災地ではエロゲーを楽しむ心境になるわけがありません。
初動が売れ行きの大きなウェートを占めるエロゲーに於いてこうした状況は当然喜ばしいわけがないわけでメーカーが発売延期に踏み切らざるを得ないのも仕方ないとは思います。
そういった動きがここ一週間のうちにあったわけですが、ここで問題になってきたのはいつものエロゲー予想のコラムのこと。
予想や見解の記事はほとんど出来上がっていてあとはいつ公開しようかと思っていたのですがこれだけ次々と延期するものが出てくると予想が根底から変ってしまうわけで、泣く泣くリセットして新たに予想をし直すことにしました。
そんなわけで例のコラムについてはもうしばらく待っていただきたいと願うわけですが、実際これだけ延期するエロゲーが増えてしまうと、中央競馬で行われた晩年のアラブ系レース並の少頭数となってしまいそうな悪寒。不謹慎と思われるかもしれませんが、なんとかレースを面白くするためにもこれ以上延期するゲームが増えないようひそかに祈っているのです。
2011年03月10日
テンションが続くか心配
年頭に公約していた優先的に攻略する・・・いやしたいゲームのうちさくらビットマップ(HOOK)と桜花センゴク~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)については取り合えずクリアしたわけですが、正直精神状態が不安定な時期にプレイしてしてしまったため何か損をしたような気分になっています。
例外もあるのですがエロゲーというものはやはりテンションが高いときにプレイしたほうがより楽しめるはずで、何より気分が落ち込んでいるときに抜こうなんて神経にならない。折角エロゲーをプレイしているのに抜きを放棄してしまっているようではお金をドブに捨てているようなものです。
まあこれがエロシーンなんて飾りでしかないようなゲームなら別ですが、クリアした2本を見れば萌えだけでなくエロシーンもなかなかの仕事ぶりを見せていただけに、それをただ流し読みしただけではエロゲーマーとしての沽券に係わるのではないかと。
まあ終わってしまったことは仕方ないわけで曲がりなりにも積みゲーが減ったことには変わりない・・・ということで引き続き公約していたうちの残り3本のうちのどれかを崩そうかと思ったのですが、ここにきて気分が変わってしまいました。
本来残る3本のうち一番優先順位が高かったのはぐらタン(コットンソフト)だったのですが、どうせ起動ディスクを要するゲームを崩すならシュリンクをわざわざ破りインストールしなければならないぐらタンを崩すより、以前からハードディスクに常駐しているゲームを崩したほうが良いかと思ったわけ。
そのゲームというのがG線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)だったというわけですが、良作としての評価を不動としているゲームだけあって読み進めてみると確かに面白い。最初考えていたのと違ってどうやら魔王の正体を推理する(暴く)ゲームではなかったようでその点はやや拍子抜けしてしまったのですが、序盤の引き込みは充分過ぎるほど楽しめただけに後はこのテンションでの面白さが最後まで続くかどうか。まあ批評空間の評価から尻すぼみに終わってしまうような恐れはまずなくて、ぼくのテンションが続くかどうかの方が心配なわけですが・・・
さてそんな良作ゲームと同時に崩し始めたのが今年1月発売の黙って私のムコになれ!(ensemble)です。これは崩すのを取りやめたぐらタンの代打(原画家が同じコットンソフト繋がりなので)ということで始めたわけですが、こちらは批評空間での評価は散々といってよくどれくらい酷いのか興味津々といったところ。まあそれくらいの覚悟がないとプレイできないわけですが、こちらの方もぼくのテンションが続くか心配です。まあ前者のゲームとは全く逆の意味ですが。
例外もあるのですがエロゲーというものはやはりテンションが高いときにプレイしたほうがより楽しめるはずで、何より気分が落ち込んでいるときに抜こうなんて神経にならない。折角エロゲーをプレイしているのに抜きを放棄してしまっているようではお金をドブに捨てているようなものです。
まあこれがエロシーンなんて飾りでしかないようなゲームなら別ですが、クリアした2本を見れば萌えだけでなくエロシーンもなかなかの仕事ぶりを見せていただけに、それをただ流し読みしただけではエロゲーマーとしての沽券に係わるのではないかと。
まあ終わってしまったことは仕方ないわけで曲がりなりにも積みゲーが減ったことには変わりない・・・ということで引き続き公約していたうちの残り3本のうちのどれかを崩そうかと思ったのですが、ここにきて気分が変わってしまいました。
本来残る3本のうち一番優先順位が高かったのはぐらタン(コットンソフト)だったのですが、どうせ起動ディスクを要するゲームを崩すならシュリンクをわざわざ破りインストールしなければならないぐらタンを崩すより、以前からハードディスクに常駐しているゲームを崩したほうが良いかと思ったわけ。
そのゲームというのがG線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)だったというわけですが、良作としての評価を不動としているゲームだけあって読み進めてみると確かに面白い。最初考えていたのと違ってどうやら魔王の正体を推理する(暴く)ゲームではなかったようでその点はやや拍子抜けしてしまったのですが、序盤の引き込みは充分過ぎるほど楽しめただけに後はこのテンションでの面白さが最後まで続くかどうか。まあ批評空間の評価から尻すぼみに終わってしまうような恐れはまずなくて、ぼくのテンションが続くかどうかの方が心配なわけですが・・・
さてそんな良作ゲームと同時に崩し始めたのが今年1月発売の黙って私のムコになれ!(ensemble)です。これは崩すのを取りやめたぐらタンの代打(原画家が同じコットンソフト繋がりなので)ということで始めたわけですが、こちらは批評空間での評価は散々といってよくどれくらい酷いのか興味津々といったところ。まあそれくらいの覚悟がないとプレイできないわけですが、こちらの方もぼくのテンションが続くか心配です。まあ前者のゲームとは全く逆の意味ですが。
2011年03月06日
熱い展開とその反動
先月末発売された新作については批評空間の評価を見る限り前評判の高かったゲームを含め軒並み好評価のようです。
やや大物感に欠いた1月発売組と比べると格段の差といってよく、ようやく今年のエロゲー戦線も本格化なったかといったところですが、果たして好スタートを切ったゲームたちすべてが自分にとって良作なのかどうかは実際にプレイしてみないと分からないわけで。
もちろんどのゲームもこれだけ高い評価を得ているだけにそれなりに見所はあるだろうとは思うのですが、ぼく的に最近今ひとつエロゲーにのめり込めなくなってきている状況なわけで、まず自分自身の環境を整える方が先決といったところ。
まあ現在ぼくが専らプレイしているゲームはというとそのほとんどが昨年発売されたものばかりなわけで、まずそれらを崩さない限り出番は回ってこないわけですが・・・
そんなわけでいまだ世間一般からすると周回遅れのプレイを行っているぼくが、今月に入りようやく崩し終わったゲームが桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)です。
昨年10月発売組の中ではかなり評価が高くて思わぬダークホースとなったこのゲームですが、実際プレイしてみて評価が高いのも納得がいきました。
ヒロインすべてが戦国武将という明らかなネタゲーの設定で、一見三国志を舞台としてアニメ化もされるなど話題となった恋姫†無双シリーズの二番煎じとも思われたこのゲームですが、ネタゲーとは思えぬほど設定が練りこまれており感心させられました。特にメインヒロインである織田信長ちゃんルートは終盤軽いどんでん返しもあって小さくない驚きをぼくに与えてくれました。
ただ惜しむらくは他のヒロインのルートがほぼ同じような展開になってしまったこと。熱いシナリオもそれはそれで面白いのですが、それが何本も続くと最初は面白く感じられた熱い展開が逆に暑苦しさへと変ってしまうのですね。そう考えると1本くらいネタ風味の強い軽いルートがあっても良かったかもしれません。
そういった意味でぼくが不思議に思ったのは攻略ヒロインになぜ伊達政宗ちゃんが居るのかということ。メインヒロインである織田信長ちゃんを軸とするなら、時代的に織田信長の年代とはややずれている伊達政宗はヒロインとしてあまり相応しくないと思うのです。まあぼく的に主人公に懐く典型的な後輩ヒロインと独眼流政宗のイメージがどうにも結びつかなかったというのも理由の一つなわけですが。
それはともかく、ぼくが考えるにはやはり徳川家康ちゃんをヒロインに抜擢したほうが良かったように思うのですね。木下藤吉郎ちゃん以上のギャグメーカーである家康ちゃんがヒロインなら暑苦しい展開になりようがないわけで、一種の清涼剤というべき軽いシナリオが楽しめたのではないかと。まあこれはぼくがこのゲームを当初ネタ色の強いゲームと思い込んでいたから余計にそう感じるだけかもしれませんが。
といっても、このゲームが想像以上に楽しめたことはまぎれもない事実です。ややマニアックな戦国ネタにクスリとさせられる場面もありましたし、単に恋姫†無双を真似たわけでなくライターがそれとは違う味を出そうとした点は大いに評価したいと思います。ただ非常に魅力的な原画陣を揃えながら全くといっていいくらい抜けなかったのはぼく的には誤算でした。というのも熱い展開が続いたためかどうにもヒロインが現実の戦国武将に重なって見えて仕方なかったからで、この点でもライターが戦国らしさに拘った反動といえるかもしれませんね。
やや大物感に欠いた1月発売組と比べると格段の差といってよく、ようやく今年のエロゲー戦線も本格化なったかといったところですが、果たして好スタートを切ったゲームたちすべてが自分にとって良作なのかどうかは実際にプレイしてみないと分からないわけで。
もちろんどのゲームもこれだけ高い評価を得ているだけにそれなりに見所はあるだろうとは思うのですが、ぼく的に最近今ひとつエロゲーにのめり込めなくなってきている状況なわけで、まず自分自身の環境を整える方が先決といったところ。
まあ現在ぼくが専らプレイしているゲームはというとそのほとんどが昨年発売されたものばかりなわけで、まずそれらを崩さない限り出番は回ってこないわけですが・・・
そんなわけでいまだ世間一般からすると周回遅れのプレイを行っているぼくが、今月に入りようやく崩し終わったゲームが桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)です。
昨年10月発売組の中ではかなり評価が高くて思わぬダークホースとなったこのゲームですが、実際プレイしてみて評価が高いのも納得がいきました。
ヒロインすべてが戦国武将という明らかなネタゲーの設定で、一見三国志を舞台としてアニメ化もされるなど話題となった恋姫†無双シリーズの二番煎じとも思われたこのゲームですが、ネタゲーとは思えぬほど設定が練りこまれており感心させられました。特にメインヒロインである織田信長ちゃんルートは終盤軽いどんでん返しもあって小さくない驚きをぼくに与えてくれました。
ただ惜しむらくは他のヒロインのルートがほぼ同じような展開になってしまったこと。熱いシナリオもそれはそれで面白いのですが、それが何本も続くと最初は面白く感じられた熱い展開が逆に暑苦しさへと変ってしまうのですね。そう考えると1本くらいネタ風味の強い軽いルートがあっても良かったかもしれません。
そういった意味でぼくが不思議に思ったのは攻略ヒロインになぜ伊達政宗ちゃんが居るのかということ。メインヒロインである織田信長ちゃんを軸とするなら、時代的に織田信長の年代とはややずれている伊達政宗はヒロインとしてあまり相応しくないと思うのです。まあぼく的に主人公に懐く典型的な後輩ヒロインと独眼流政宗のイメージがどうにも結びつかなかったというのも理由の一つなわけですが。
それはともかく、ぼくが考えるにはやはり徳川家康ちゃんをヒロインに抜擢したほうが良かったように思うのですね。木下藤吉郎ちゃん以上のギャグメーカーである家康ちゃんがヒロインなら暑苦しい展開になりようがないわけで、一種の清涼剤というべき軽いシナリオが楽しめたのではないかと。まあこれはぼくがこのゲームを当初ネタ色の強いゲームと思い込んでいたから余計にそう感じるだけかもしれませんが。
といっても、このゲームが想像以上に楽しめたことはまぎれもない事実です。ややマニアックな戦国ネタにクスリとさせられる場面もありましたし、単に恋姫†無双を真似たわけでなくライターがそれとは違う味を出そうとした点は大いに評価したいと思います。ただ非常に魅力的な原画陣を揃えながら全くといっていいくらい抜けなかったのはぼく的には誤算でした。というのも熱い展開が続いたためかどうにもヒロインが現実の戦国武将に重なって見えて仕方なかったからで、この点でもライターが戦国らしさに拘った反動といえるかもしれませんね。
2011年02月25日
久々に疲れを癒す
ここのところ溜まっていた心身の疲れを癒すため温泉に出かけてきました。
温泉といっても普段は近所にある塩素消毒がガンガンに効いているスーパー銭湯に行くのが常なわけですが、今回は大奮発して源泉掛け流しの温泉へ電車を使っての泊りがけの旅行。別に泉質や効能など調べていったわけではないですが、ゆったりと露天風呂に体を沈めていると多少は疲れが取れた気になってきます。ただ湯温がちょっと高めで長時間入っていると逆上せてしまうのが難でしたが。
そんなわけで多少はリフレッシュ出来たかなと思うわけですが、ただ貴重な休日を旅行に費やしたおかげで積みゲーの消化は滞ることに・・・さすがに旅行先までノーパソを持ち込んでエロゲーをプレイする気はなかったのですが、よく考えると旅館に泊まっても取り立ててすることなんて無かったわけですから普段と違った環境でエロゲーをプレイするというのも一興だったかもしれません。
さて今月発売の新作ですが、当初予約していたソフトが次々と延期してしまい先月同様少し寂しい購入本数となってしまいそう。それではちょっと物足りないと急遽1本新作を購入しようかとも考えているのですが、先月も同じように数合わせで買ったものが批評空間でネガティブ評価を食らいまくっているという始末(といえばどれを買ったか大体想像がつくと思いますが)でちょっと腰が引け気味になっています。
まあこれまで掴んだ地雷の数を考えればもう一つくらい刀傷が増えても実際に大した意味はないのでしょうが、今月に限っては旅先で結構散財してしまったので懐具合が寂しく無駄金はなるべく使いたくないのです。
まあそう言いながらもいざゲームショップへ行くと結局は買ってしまうのでしょうが・・・
というわけで今回もまた取りとめのない更新に終わってしまいましたが、次回はもう少しまともな話が出来ると思いますので・・・まあそれには少しでも積みゲーを崩していかないといけませんけどね。
温泉といっても普段は近所にある塩素消毒がガンガンに効いているスーパー銭湯に行くのが常なわけですが、今回は大奮発して源泉掛け流しの温泉へ電車を使っての泊りがけの旅行。別に泉質や効能など調べていったわけではないですが、ゆったりと露天風呂に体を沈めていると多少は疲れが取れた気になってきます。ただ湯温がちょっと高めで長時間入っていると逆上せてしまうのが難でしたが。
そんなわけで多少はリフレッシュ出来たかなと思うわけですが、ただ貴重な休日を旅行に費やしたおかげで積みゲーの消化は滞ることに・・・さすがに旅行先までノーパソを持ち込んでエロゲーをプレイする気はなかったのですが、よく考えると旅館に泊まっても取り立ててすることなんて無かったわけですから普段と違った環境でエロゲーをプレイするというのも一興だったかもしれません。
さて今月発売の新作ですが、当初予約していたソフトが次々と延期してしまい先月同様少し寂しい購入本数となってしまいそう。それではちょっと物足りないと急遽1本新作を購入しようかとも考えているのですが、先月も同じように数合わせで買ったものが批評空間でネガティブ評価を食らいまくっているという始末(といえばどれを買ったか大体想像がつくと思いますが)でちょっと腰が引け気味になっています。
まあこれまで掴んだ地雷の数を考えればもう一つくらい刀傷が増えても実際に大した意味はないのでしょうが、今月に限っては旅先で結構散財してしまったので懐具合が寂しく無駄金はなるべく使いたくないのです。
まあそう言いながらもいざゲームショップへ行くと結局は買ってしまうのでしょうが・・・
というわけで今回もまた取りとめのない更新に終わってしまいましたが、次回はもう少しまともな話が出来ると思いますので・・・まあそれには少しでも積みゲーを崩していかないといけませんけどね。
2011年02月22日
落ち込んでいる時には
最近精神的に不安定で体調も芳しくなくエロゲーもほとんど進んでいなかったのですが、ようやくさくらビットマップ(HOOK)がラスト間近となりました。
半分うつ状態のときにプレイするには最適といえるゲームで、各ヒロインとのイベントも暗さとはほとんど無縁のものばかりで、嫌みなキャラクターも登場せず何かのどかな気分にさせてくれる萌えゲーでした。平坦でほとんど起伏もないシナリオは以前プレイした_summerと同様ですが、こんな気分の時にはこういった心を癒してくれるゲームも悪くないと思い直しました。
もうベテラン声優といっていい松田理沙嬢がメインヒロインの小春を担当しているのですが、どちらかというと天然系ヒロインを苦手とするぼくも彼女が担当するヒロインに限ってはそんなに嫌みに感じないというのも幸いしてどのヒロインにもほぼ同じように萌えることができました。もちろん誉める部分ばかりではなくて欠点も少なからずあるわけですが今回はどうも欠点をあげつらう気分になれないわけで、暖かな気分にさせてくれたことで良しとしたいと思います。
まあいつまでも落ち込んでいるわけにもいきませんし、今週末には予約していたエロゲーがわんさかやってくるわけでペースアップしていこうと思います。というわけで今回は短いですがこのあたりで。
半分うつ状態のときにプレイするには最適といえるゲームで、各ヒロインとのイベントも暗さとはほとんど無縁のものばかりで、嫌みなキャラクターも登場せず何かのどかな気分にさせてくれる萌えゲーでした。平坦でほとんど起伏もないシナリオは以前プレイした_summerと同様ですが、こんな気分の時にはこういった心を癒してくれるゲームも悪くないと思い直しました。
もうベテラン声優といっていい松田理沙嬢がメインヒロインの小春を担当しているのですが、どちらかというと天然系ヒロインを苦手とするぼくも彼女が担当するヒロインに限ってはそんなに嫌みに感じないというのも幸いしてどのヒロインにもほぼ同じように萌えることができました。もちろん誉める部分ばかりではなくて欠点も少なからずあるわけですが今回はどうも欠点をあげつらう気分になれないわけで、暖かな気分にさせてくれたことで良しとしたいと思います。
まあいつまでも落ち込んでいるわけにもいきませんし、今週末には予約していたエロゲーがわんさかやってくるわけでペースアップしていこうと思います。というわけで今回は短いですがこのあたりで。
2011年02月03日
収支はマイナス
前にコラムで述べたとおり1月発売のゲームで目ぼしいものとなると本当に少なくて、昨年12月1本もエロゲーを買っていないこともあり本来なら購入欲に飢えているはずのぼくでもどうしても買おうというゲームは見当たりませんでした。そう言いながらも発売日翌日ショップをうろつくうちについ適当に1本買ってしまったのですが・・・
まあよく考えると昨年11月も買ったエロゲーはといえばキッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)だけですから、この3ヶ月間で買った新作はというとたった2本ということになります。これくらい新作を買う量が少ないのは最近ではほとんど記憶がないくらいですが、そのおかげで積みゲーが減ってきたのは確かです。
年頭に公約したゲームのうちさくらビットマップ(HOOK)と桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)も始めましたし、昨年購入したゲームのうちまがりなりにも手を付けたものは20本を越えました。
その中で文句なしに当たりといえるものはというと輝光翼戦記天空のユミナFD(ETERNAL)とリアル妹がいる大泉君のばあい(ALcotハニカム)くらいでしょうか。そしてそれより劣るもののそれなりに満足したといえるものがアッチむいて恋(ASa project)に処女がお姉さまに恋してる~2人のエルダー(キャラメルBOX)。そして前に挙げたキッキングホース★ラプソディあたり。これらのゲームを見るとそのほとんどが続編&FDとミドルプライス作品というのが辛いところで、昨年ぼくがあまり良作に巡り会えなかったことを表している気がしないでもないですが、ご存知の通り購入したもののいまだ積んだままにしているゲームも多々あるので一概に昨年は良作が少なかったと決め付けられないかもしれません。
ただ昨年プレイしたエロゲーの中で明らかな地雷作といえるものが多かったのも事実です。
その中で飛びぬけて酷かったものが色に出でにけり 我が恋は(ういんどみる)ですが、他にもこんそめ! ~combination somebody~(Silver Bullet )にbitter smile.(戯画)と購入してしまったことを早く忘れたくなるようなものも掴まされているようでは、全体的な収支は明らかにマイナスといえるでしょう。
というわけで今年は出来れば収支をプラスに持っていきたいところですが、1月発売作のうち適当に購入した1本というのがいわゆる地雷作らしくて幸先が悪いとしか言いようがありません。まあ衝動買いというのは一概にこういう結果を産むことが多いのですが、昔はこんな買い方をしても結構当たりを掴んだのですけれど・・・
まあよく考えると昨年11月も買ったエロゲーはといえばキッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)だけですから、この3ヶ月間で買った新作はというとたった2本ということになります。これくらい新作を買う量が少ないのは最近ではほとんど記憶がないくらいですが、そのおかげで積みゲーが減ってきたのは確かです。
年頭に公約したゲームのうちさくらビットマップ(HOOK)と桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)も始めましたし、昨年購入したゲームのうちまがりなりにも手を付けたものは20本を越えました。
その中で文句なしに当たりといえるものはというと輝光翼戦記天空のユミナFD(ETERNAL)とリアル妹がいる大泉君のばあい(ALcotハニカム)くらいでしょうか。そしてそれより劣るもののそれなりに満足したといえるものがアッチむいて恋(ASa project)に処女がお姉さまに恋してる~2人のエルダー(キャラメルBOX)。そして前に挙げたキッキングホース★ラプソディあたり。これらのゲームを見るとそのほとんどが続編&FDとミドルプライス作品というのが辛いところで、昨年ぼくがあまり良作に巡り会えなかったことを表している気がしないでもないですが、ご存知の通り購入したもののいまだ積んだままにしているゲームも多々あるので一概に昨年は良作が少なかったと決め付けられないかもしれません。
ただ昨年プレイしたエロゲーの中で明らかな地雷作といえるものが多かったのも事実です。
その中で飛びぬけて酷かったものが色に出でにけり 我が恋は(ういんどみる)ですが、他にもこんそめ! ~combination somebody~(Silver Bullet )にbitter smile.(戯画)と購入してしまったことを早く忘れたくなるようなものも掴まされているようでは、全体的な収支は明らかにマイナスといえるでしょう。
というわけで今年は出来れば収支をプラスに持っていきたいところですが、1月発売作のうち適当に購入した1本というのがいわゆる地雷作らしくて幸先が悪いとしか言いようがありません。まあ衝動買いというのは一概にこういう結果を産むことが多いのですが、昔はこんな買い方をしても結構当たりを掴んだのですけれど・・・
2011年01月28日
イチャラブだけでない何か
前回に引き続き今回も最近クリアしたエロゲーの中からキッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)についての所感をだらだらと述べてみたいと思います。
ライターが保住圭氏ということでこのゲームの一番の特長がイチャラブにあるのはおおよそ分かっていましたし実際高次元のイチャラブを堪能することが出来ました。それにイチャラブの他にもそのルートで結ばれなかったヒロインと主人公の間の微妙な関係も丁寧に描ききっていたことも嬉しい誤算でした。のばらルートでの他の2人(志乃&聖)のいつも裏目に出てしまうお邪魔っぷりも面白かったのですが、それに加えてぼくは志乃や聖ルートで見せてくれたのばらが主人公に対して見せる何ともいえない微妙な表情にも心動かされました。友情と愛情との間で揺れ動く微妙な関係というのはぼくが一番好みとするシチュエーションなのですが最近そういったゲームをあまりプレイしていなかったこともありより楽しむことが出来ました。
ただぼく的に少し残念に思ったのはタイトル名にもなっているキッキングホースラプソディの活動内容がほとんど本編で語られなかったこと。主人公たちはアルバイトとしてこのキッキングホースの活動をしているわけですが、これによって助けられた恋人たちから報酬を得ているわけでもなさそうで、どのようにこの活動が運営(経営)されているのかどうにも不鮮明なのです。
まあパトロンである水穂の道楽で行っているということにすれば一応説明はつくのですが、とするとややご都合主義との謗りはまぬがれません。それなら大学等のサークル活動のような一種のボランティア活動で行っているというような設定にしたほうがよかったのではと思うのですね。(のばらの家庭の問題が絡んでくるため単純にはいかないかもしれませんが)
それにキッキングホースとしての活動がお邪魔団との抗争にほぼ限定されているというのもゲーム世界観としては少し浅く感じられるところ。このお邪魔団との抗争がゲーム全体に漂うコメディらしさを演出しているといってしまえばそれまでですが、ぼくの感覚ではお邪魔団との絡み以外にもキッキングホースとしての活動を描けば世界観も広がったと思うのですね。このあたりは物語全体がコメディとイチャラブ成分にあまりに満ち溢れていたために起きた弊害といえるかもしれません。
まあこのあたりはぼくの趣味であり総合的に見てこのゲームが良作であることについては疑う余地はありません。それに保住圭氏の実力を再認識したという意味でもぼく的には大いに価値がありました。こういった良作を立て続けにリリースするALcotハニカム恐るべしといったところですが、本家ALcotの方は近作でどうもパッとしていないのが不思議といえば不思議であり3月発売予定の新作にはハニカムに負けないよう大いに奮起して貰いたいものです。
ライターが保住圭氏ということでこのゲームの一番の特長がイチャラブにあるのはおおよそ分かっていましたし実際高次元のイチャラブを堪能することが出来ました。それにイチャラブの他にもそのルートで結ばれなかったヒロインと主人公の間の微妙な関係も丁寧に描ききっていたことも嬉しい誤算でした。のばらルートでの他の2人(志乃&聖)のいつも裏目に出てしまうお邪魔っぷりも面白かったのですが、それに加えてぼくは志乃や聖ルートで見せてくれたのばらが主人公に対して見せる何ともいえない微妙な表情にも心動かされました。友情と愛情との間で揺れ動く微妙な関係というのはぼくが一番好みとするシチュエーションなのですが最近そういったゲームをあまりプレイしていなかったこともありより楽しむことが出来ました。
ただぼく的に少し残念に思ったのはタイトル名にもなっているキッキングホースラプソディの活動内容がほとんど本編で語られなかったこと。主人公たちはアルバイトとしてこのキッキングホースの活動をしているわけですが、これによって助けられた恋人たちから報酬を得ているわけでもなさそうで、どのようにこの活動が運営(経営)されているのかどうにも不鮮明なのです。
まあパトロンである水穂の道楽で行っているということにすれば一応説明はつくのですが、とするとややご都合主義との謗りはまぬがれません。それなら大学等のサークル活動のような一種のボランティア活動で行っているというような設定にしたほうがよかったのではと思うのですね。(のばらの家庭の問題が絡んでくるため単純にはいかないかもしれませんが)
それにキッキングホースとしての活動がお邪魔団との抗争にほぼ限定されているというのもゲーム世界観としては少し浅く感じられるところ。このお邪魔団との抗争がゲーム全体に漂うコメディらしさを演出しているといってしまえばそれまでですが、ぼくの感覚ではお邪魔団との絡み以外にもキッキングホースとしての活動を描けば世界観も広がったと思うのですね。このあたりは物語全体がコメディとイチャラブ成分にあまりに満ち溢れていたために起きた弊害といえるかもしれません。
まあこのあたりはぼくの趣味であり総合的に見てこのゲームが良作であることについては疑う余地はありません。それに保住圭氏の実力を再認識したという意味でもぼく的には大いに価値がありました。こういった良作を立て続けにリリースするALcotハニカム恐るべしといったところですが、本家ALcotの方は近作でどうもパッとしていないのが不思議といえば不思議であり3月発売予定の新作にはハニカムに負けないよう大いに奮起して貰いたいものです。
2011年01月23日
ヘタレ主人公の犠牲者
昨年末から本格的に崩し始めたゲームがようやく終わりを迎えつつありますが、今回はその中の1本であるbitter smile.(戯画)についての所感を述べてみたいと思います。
このゲーム。丸戸史明氏と組んだ原画のゲームが立て続けにヒットとなったねこにゃん氏が初めてシナリオを担当するということで発売当時話題となっていました。原画家とライターの両立を果たしたというのはエロゲーの世界では余り例はありませんが、中には都築真紀氏のような成功した例もあるわけで丸戸氏からライター成功のエッセンスを受けているはずのねこにゃん氏がどのようなゲームを生み出すかぼく的にも注目していました。
そんなこのゲーム。大阪の下町を舞台に幼なじみヒロインと繰り広げる少しほろ苦い青春AVGという煽りどおり魅力的な幼なじみヒロインが登場します。いかにも大阪らしい勝気で何かと主人公に世話を焼くメインヒロイン桜子にダメさでは主人公とタメを張れるダメ系お姉ちゃんの要さん。そして主人公に懐いているように見えながらその毒舌で主人公を痛ぶるみいという轟木3姉妹と無口&不思議系ヒロイン宮津橋勇樹という組み合わせは定番ながらそのビジュアルさも相まってなかなかの魅力を秘めているわけですが、それをすべて台無しにしてしまったのが主人公でそのヘタレ&ダメ度合は近年のエロゲーでも最強格といえるのではないかと思えるくらい。
ただこの主人公のヘタレ度が強烈に感じるのはこれまでぼくがプレイしてきた戯画(丸戸シナリオ)のゲームと比べてしまうからかもしれません。つまりこのゲームの主人公の口調や他の登場人物との間で見せる掛け合いが丸戸氏の文体を模しているため、つい丸戸氏の主人公と比較してしまうわけですね。まあ丸戸氏の主人公もダメさや若干の痛い部分を秘めているのは確かなのですが肝心なところでは決めてくれるのでヘタレさをほとんど感じさせないのに対して、このゲームの主人公は全てに亘ってダメ&ヘタレさを貫いているためより一層ヘタレさが目に付いてしまうわけです。
そんな主人公の犠牲になってしまったのがメインヒロインの桜子といえるでしょう。桜子の主特性は世話焼きなわけであるわけですが、主人公があまりに人間としてのレベルが低いためどうも上手くこの世話焼きさが発揮できていない。つまり本来幼なじみヒロインの世話焼き部分を萌えとして感じられるのは主人公はともかくプレイヤーでも気づかないようなことに対して気遣いしてくれるところにあって、プレイヤーでも気づくような人間生活としての初歩の部分に気遣いされても萌えには繋がらないのですね。つまりプレイヤーに「そんなことまで世話を焼かれるなよ」と始終ツッコまれてしまうようでは主人公失格なわけです。
ただこういったダメ主人公でも相手役のヒロインやその展開によっては面白いストーリーになるはずで、ぼくがその相手役として期待したのは毒舌鋭いみいでした。本来その役を果たすはずの勇樹はその不思議思考が強烈すぎ萌えとは逆方向に突っ走ってしまったため、図らずもみいの両肩に懸かってしまったわけですが残念ながらこのみいシナリオが正直投げっぱなしとしかいえない最悪なもの。どうもこのみいシナリオを担当するはずのライターが投げてしまったため仕方なくねこにゃん氏が引き継いで仕上げたらしいのですが、シナリオ全体に突貫工事ゆえの手抜きさが漂っていて泣けてきます。本来なら主人公のヘタレ&ダメさを桜子とは別のベクトルから正していくという意味からみいの毒舌が設定されたはずなのに、それが全く活かされないまま話が終わってしまったのでは全くの設定倒れといっても過言ではないでしょう。
唯一シナリオとしてそれなりにまとまっていたのが要さんルートですが、これも桜子ルートと同じ妊娠ネタを持ってくるあたりライターの引き出し部分のなさを表しています。これを見る限りねこにゃん氏のライターとしての限界をみせてしまったわけで、これを見る限り原画家が本職のねこにゃん氏にゲームの企画だけならともかくシナリオから他のライターの尻拭いまでさせてしまったというのは戯画自体の人材不足を露呈してしまったといえるでしょう。企画&設定自体は悪くなかったのですからもし腕利きのライターがねこにゃん氏を支えていたとしたらもう少しゲーム自体の評価も上がっていたかもしれません。
このゲーム。丸戸史明氏と組んだ原画のゲームが立て続けにヒットとなったねこにゃん氏が初めてシナリオを担当するということで発売当時話題となっていました。原画家とライターの両立を果たしたというのはエロゲーの世界では余り例はありませんが、中には都築真紀氏のような成功した例もあるわけで丸戸氏からライター成功のエッセンスを受けているはずのねこにゃん氏がどのようなゲームを生み出すかぼく的にも注目していました。
そんなこのゲーム。大阪の下町を舞台に幼なじみヒロインと繰り広げる少しほろ苦い青春AVGという煽りどおり魅力的な幼なじみヒロインが登場します。いかにも大阪らしい勝気で何かと主人公に世話を焼くメインヒロイン桜子にダメさでは主人公とタメを張れるダメ系お姉ちゃんの要さん。そして主人公に懐いているように見えながらその毒舌で主人公を痛ぶるみいという轟木3姉妹と無口&不思議系ヒロイン宮津橋勇樹という組み合わせは定番ながらそのビジュアルさも相まってなかなかの魅力を秘めているわけですが、それをすべて台無しにしてしまったのが主人公でそのヘタレ&ダメ度合は近年のエロゲーでも最強格といえるのではないかと思えるくらい。
ただこの主人公のヘタレ度が強烈に感じるのはこれまでぼくがプレイしてきた戯画(丸戸シナリオ)のゲームと比べてしまうからかもしれません。つまりこのゲームの主人公の口調や他の登場人物との間で見せる掛け合いが丸戸氏の文体を模しているため、つい丸戸氏の主人公と比較してしまうわけですね。まあ丸戸氏の主人公もダメさや若干の痛い部分を秘めているのは確かなのですが肝心なところでは決めてくれるのでヘタレさをほとんど感じさせないのに対して、このゲームの主人公は全てに亘ってダメ&ヘタレさを貫いているためより一層ヘタレさが目に付いてしまうわけです。
そんな主人公の犠牲になってしまったのがメインヒロインの桜子といえるでしょう。桜子の主特性は世話焼きなわけであるわけですが、主人公があまりに人間としてのレベルが低いためどうも上手くこの世話焼きさが発揮できていない。つまり本来幼なじみヒロインの世話焼き部分を萌えとして感じられるのは主人公はともかくプレイヤーでも気づかないようなことに対して気遣いしてくれるところにあって、プレイヤーでも気づくような人間生活としての初歩の部分に気遣いされても萌えには繋がらないのですね。つまりプレイヤーに「そんなことまで世話を焼かれるなよ」と始終ツッコまれてしまうようでは主人公失格なわけです。
ただこういったダメ主人公でも相手役のヒロインやその展開によっては面白いストーリーになるはずで、ぼくがその相手役として期待したのは毒舌鋭いみいでした。本来その役を果たすはずの勇樹はその不思議思考が強烈すぎ萌えとは逆方向に突っ走ってしまったため、図らずもみいの両肩に懸かってしまったわけですが残念ながらこのみいシナリオが正直投げっぱなしとしかいえない最悪なもの。どうもこのみいシナリオを担当するはずのライターが投げてしまったため仕方なくねこにゃん氏が引き継いで仕上げたらしいのですが、シナリオ全体に突貫工事ゆえの手抜きさが漂っていて泣けてきます。本来なら主人公のヘタレ&ダメさを桜子とは別のベクトルから正していくという意味からみいの毒舌が設定されたはずなのに、それが全く活かされないまま話が終わってしまったのでは全くの設定倒れといっても過言ではないでしょう。
唯一シナリオとしてそれなりにまとまっていたのが要さんルートですが、これも桜子ルートと同じ妊娠ネタを持ってくるあたりライターの引き出し部分のなさを表しています。これを見る限りねこにゃん氏のライターとしての限界をみせてしまったわけで、これを見る限り原画家が本職のねこにゃん氏にゲームの企画だけならともかくシナリオから他のライターの尻拭いまでさせてしまったというのは戯画自体の人材不足を露呈してしまったといえるでしょう。企画&設定自体は悪くなかったのですからもし腕利きのライターがねこにゃん氏を支えていたとしたらもう少しゲーム自体の評価も上がっていたかもしれません。
2011年01月11日
記憶力の悪さに気付く
年末から年明けにかけては以前から手をつけていたクラ☆クラ ~CLASSY☆CRANBERRY’S~(アトリエかぐや)とbitter smile.(戯画)を主にプレイしていたのですが、それ以外に気楽に遊べるものということで祝祭のカンパネラ!(ういんどみるOasis)もこっそりプレイしていました。
このゲーム。タイトル名を見て分かるようにアニメ化もされた祝福のカンパネラ -la campanella della benedizione-のファンディスクであることは明白なのですが、プレイを始めて気付かされたのはどうにも話がちんぷんかんぷんで理解できないのです。
といっても前作はもちろんプレイ済なわけで単にぼくが内容を忘れているだけなのですが、プレイを終えてからそれほど時間を経ているわけでないのに話をさっぱり覚えていないというのは、余程印象の薄いストーリーだったかそれとも単にぼくの記憶力が低下しているためか・・・常識的に考えれば後者なのでしょうが。
まあ最近放映されたアニメを予習の意味を兼ねて見ていれば良かったのでしょうが残念ながら見ていないし、今さら前作をプレイする気にもならない。というわけでほとんど話の分からないままショートシナリオを始めていったわけですが、意味の分からないままプレイしていても面白くなるわけがない・・・というわけでひとまずショートシナリオは中断してこのFDのもう一つのコンテンツであるクイズゲームの方を始めることにしました。
元来ぼくはクイズゲームが好きな方で、このFDを買ったのもミニゲームとしてクイズがあったからなのですが、困ったのは祝福のカンパネラ関連の問題を出されると全くといっていいほど当たらないことです。
特にヒロインの好感度がMAXになると発生するクイズはそのヒロインに関するクイズが出題されるので苦戦の連続。まあ別に全問不正解だったとしても大勢に影響はないのですが、それでも正解数に応じて高ポイントが貰えるので正解するにこしたことはないわけで・・・この時のために事前に作っておいた2択アイテム(そういえば主人公のアイテム職人としての腕がまともに役立ったのはこれが初めてのような気がする)を利用してヤマカンでの正解率を上げるわけですが、何か間違っている気がしないでもありません。
結論的には、それほど楽しめたわけでないゲームのFDを買うほど愚かなことはないというわけですね。まあぼく的にお気に入りヒロインであるアニエスの可愛い姿が再び見られたということで、それなりに満足しているのですが(苦笑)果たして他のヒロインのショートシナリオもプレイするべきか否か悩んでいます。何か自分の記憶力の無さを思い知らされるだけのような気がしますし・・・
このゲーム。タイトル名を見て分かるようにアニメ化もされた祝福のカンパネラ -la campanella della benedizione-のファンディスクであることは明白なのですが、プレイを始めて気付かされたのはどうにも話がちんぷんかんぷんで理解できないのです。
といっても前作はもちろんプレイ済なわけで単にぼくが内容を忘れているだけなのですが、プレイを終えてからそれほど時間を経ているわけでないのに話をさっぱり覚えていないというのは、余程印象の薄いストーリーだったかそれとも単にぼくの記憶力が低下しているためか・・・常識的に考えれば後者なのでしょうが。
まあ最近放映されたアニメを予習の意味を兼ねて見ていれば良かったのでしょうが残念ながら見ていないし、今さら前作をプレイする気にもならない。というわけでほとんど話の分からないままショートシナリオを始めていったわけですが、意味の分からないままプレイしていても面白くなるわけがない・・・というわけでひとまずショートシナリオは中断してこのFDのもう一つのコンテンツであるクイズゲームの方を始めることにしました。
元来ぼくはクイズゲームが好きな方で、このFDを買ったのもミニゲームとしてクイズがあったからなのですが、困ったのは祝福のカンパネラ関連の問題を出されると全くといっていいほど当たらないことです。
特にヒロインの好感度がMAXになると発生するクイズはそのヒロインに関するクイズが出題されるので苦戦の連続。まあ別に全問不正解だったとしても大勢に影響はないのですが、それでも正解数に応じて高ポイントが貰えるので正解するにこしたことはないわけで・・・この時のために事前に作っておいた2択アイテム(そういえば主人公のアイテム職人としての腕がまともに役立ったのはこれが初めてのような気がする)を利用してヤマカンでの正解率を上げるわけですが、何か間違っている気がしないでもありません。
結論的には、それほど楽しめたわけでないゲームのFDを買うほど愚かなことはないというわけですね。まあぼく的にお気に入りヒロインであるアニエスの可愛い姿が再び見られたということで、それなりに満足しているのですが(苦笑)果たして他のヒロインのショートシナリオもプレイするべきか否か悩んでいます。何か自分の記憶力の無さを思い知らされるだけのような気がしますし・・・
2011年01月05日
今年崩したいゲーム
新年明けましておめでとうございます。今年は1本でも多く良作に巡り合えますよう祈っています。
さて昨年最後の更新で今年発売予定となっているエロゲーの中で、ぼくが注目しているものを紹介したのですが、今回はそれとは逆にぼくの積みゲーコレクションの中で手付かずとなっているものから優先的に崩したいと思っている5本を紹介したいと思います。
さくらビットマップ(HOOK)
数多い積みゲーの中で今一番崩したいと思っているのがこのゲーム。HOOKのゲームは唯一プレイしている_summerに対する印象からその後足が遠のいていたのですが、今回メイン原画家の一角に鈴平ひろ氏が起用されるとなれば話は別です。鈴平氏の描くヒロインはぼくが思うに知的さと硬質さが漂っているのですが、これはこれまでのHOOKヒロインに欠けていた部分だと思うのですね。もちろん松下まかこ&らっこ氏の描くヒロインもほんのりとした暖かみがあって萌えという部分に関しては高いものを持っているわけで、やや異質な鈴平氏がそこに加わったことによりこと原画に関しては隙のない布陣が完成したといえるのです。あとはシナリオがどうかといったところですが、まあこれだけ原画が良ければよほど足を引っ張らない限り無問題・・・というわけでこれが崩す第一候補です。
ぐらタン(コットンソフト)
昨夏以来パソコンのドライブ内を天空のユミナ&FDのディスクがずっと占領し続けていたため、ゲーム開始毎にゲームディスクを要求してくるゲームはプレイしづらい状況でした。今年に入ってその足かせから開放されようやく起動ディスクを要求してくるゲームを崩せるというわけでまずはコットンの新作(というには薹が立っているが)であるこのゲームをチョイス。コットンのゲームはレコンキスタやアンバークォーツの2本も積んであるのですが、この2本はプレイ前に迂闊にもネタバレ記事を読んでしまいモチベーションを失ってしまったため優先度は低く、それならこのぐらタンを先にプレイしようというわけ。主題歌や前評判を見る限り今作はコットンらしいコメディが楽しめそうな予感がしています。
フェイクアズール・アーコロジー(あっぷりけ -妹-)
あっぷりけのゲームはコンチェルトノートや黄昏のシンセミアといった大物がいまだ積んだままとなっているのですが、それらを差し置いて妹であるこちらを選択。このゲームはぼくにしては珍しく体験版をプレイして購入を決めただけにもともと期待は高かったのですが、この月は他にも期待しているゲームが多かったためプレイが延び延びとなっていたのです。まあ設定などはそれほどぼくの好みではないだけに仕方ない部分もあったのですが、それでも今年早々同ブランドから新作がリリースされるというニュースを聞き、発売までにはプレイしなければと思うようになりました。まあライターは全くの別人ですから関係ないといってしまえばそれまでですが、再び高まったモチベーションが萎まないうちに崩そうと思っています。
WHITE ALBUM2 ~introductory chapter~(Leaf)
このゲームが今年崩せるかどうかはLeafの動向次第といっていいでしょう。まだ発売日の決まっていない本編が今年発売されれば発売日までには崩すでしょうし、でなけば崩すのはもっと先ということになりそうです。とにかく早く発売してくれることを祈るしかありませんが心配なのはLeafというメーカーの進行管理が意外にお粗末なところ。まさかの発売日未定や延期が続くようでしたら崩すのは来年ということになってしまいそうです。
桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)
前評判の高い有力ソフトが出揃った昨年10月発売組の中で意外なダークホースとなったのがコレ。一見ネタゲーのように見えながらシナリオも面白かったのが高評価に繋がったよう。といっても全体的に見れば中央値が80点に届くか届かないかといったところですから素晴らしい評価とまではいかないかもしれませんが、高い得点が出にくいコメディ色の強いゲームでここまでの評価をキープしていることは誉められていいところ。もともと好きな原画家のゲームですし大幅に優先順位を繰り上げて崩そうと思っています。
そんなわけで今年もまた積みゲー崩しに追われそうな予感というより追われること確定といってもいいですが、この5本を皮切りに1本でも多く崩せたらと思っています。
さて昨年最後の更新で今年発売予定となっているエロゲーの中で、ぼくが注目しているものを紹介したのですが、今回はそれとは逆にぼくの積みゲーコレクションの中で手付かずとなっているものから優先的に崩したいと思っている5本を紹介したいと思います。
さくらビットマップ(HOOK)
数多い積みゲーの中で今一番崩したいと思っているのがこのゲーム。HOOKのゲームは唯一プレイしている_summerに対する印象からその後足が遠のいていたのですが、今回メイン原画家の一角に鈴平ひろ氏が起用されるとなれば話は別です。鈴平氏の描くヒロインはぼくが思うに知的さと硬質さが漂っているのですが、これはこれまでのHOOKヒロインに欠けていた部分だと思うのですね。もちろん松下まかこ&らっこ氏の描くヒロインもほんのりとした暖かみがあって萌えという部分に関しては高いものを持っているわけで、やや異質な鈴平氏がそこに加わったことによりこと原画に関しては隙のない布陣が完成したといえるのです。あとはシナリオがどうかといったところですが、まあこれだけ原画が良ければよほど足を引っ張らない限り無問題・・・というわけでこれが崩す第一候補です。
ぐらタン(コットンソフト)
昨夏以来パソコンのドライブ内を天空のユミナ&FDのディスクがずっと占領し続けていたため、ゲーム開始毎にゲームディスクを要求してくるゲームはプレイしづらい状況でした。今年に入ってその足かせから開放されようやく起動ディスクを要求してくるゲームを崩せるというわけでまずはコットンの新作(というには薹が立っているが)であるこのゲームをチョイス。コットンのゲームはレコンキスタやアンバークォーツの2本も積んであるのですが、この2本はプレイ前に迂闊にもネタバレ記事を読んでしまいモチベーションを失ってしまったため優先度は低く、それならこのぐらタンを先にプレイしようというわけ。主題歌や前評判を見る限り今作はコットンらしいコメディが楽しめそうな予感がしています。
フェイクアズール・アーコロジー(あっぷりけ -妹-)
あっぷりけのゲームはコンチェルトノートや黄昏のシンセミアといった大物がいまだ積んだままとなっているのですが、それらを差し置いて妹であるこちらを選択。このゲームはぼくにしては珍しく体験版をプレイして購入を決めただけにもともと期待は高かったのですが、この月は他にも期待しているゲームが多かったためプレイが延び延びとなっていたのです。まあ設定などはそれほどぼくの好みではないだけに仕方ない部分もあったのですが、それでも今年早々同ブランドから新作がリリースされるというニュースを聞き、発売までにはプレイしなければと思うようになりました。まあライターは全くの別人ですから関係ないといってしまえばそれまでですが、再び高まったモチベーションが萎まないうちに崩そうと思っています。
WHITE ALBUM2 ~introductory chapter~(Leaf)
このゲームが今年崩せるかどうかはLeafの動向次第といっていいでしょう。まだ発売日の決まっていない本編が今年発売されれば発売日までには崩すでしょうし、でなけば崩すのはもっと先ということになりそうです。とにかく早く発売してくれることを祈るしかありませんが心配なのはLeafというメーカーの進行管理が意外にお粗末なところ。まさかの発売日未定や延期が続くようでしたら崩すのは来年ということになってしまいそうです。
桜花センゴク ~信長ちゃんの恋して野望!?~(ApRicoT)
前評判の高い有力ソフトが出揃った昨年10月発売組の中で意外なダークホースとなったのがコレ。一見ネタゲーのように見えながらシナリオも面白かったのが高評価に繋がったよう。といっても全体的に見れば中央値が80点に届くか届かないかといったところですから素晴らしい評価とまではいかないかもしれませんが、高い得点が出にくいコメディ色の強いゲームでここまでの評価をキープしていることは誉められていいところ。もともと好きな原画家のゲームですし大幅に優先順位を繰り上げて崩そうと思っています。
そんなわけで今年もまた積みゲー崩しに追われそうな予感というより追われること確定といってもいいですが、この5本を皮切りに1本でも多く崩せたらと思っています。
2010年12月30日
来年注目されるゲームたち
明日は大晦日・・・ということで今年最後の更新となりそうなわけですが、今回は来年発売予定の話題作の中からぼくが個人的に注目しているゲームを取り上げてみたいと思います。いつものように競馬用語に置き換えてのネタ記事風味になっていますので、若干というかかなり分かりにくい文章となっていますがその点はご容赦のほどを。
まず来年早々に登場する馬で密かに注目を集めているのが猫撫ディストーション(WHITESOFT)です。厩舎開業初戦のりとるらびっつ ~わがままツインテール~がほとんど注目を集めないまま馬群に消えていったことを考えるとほとんど買えない馬と判断してしまいそうですが、トレーナー(ライター)に元長柾木氏の名前があるとなると別問題。sense off(otherwise)や未来にキスを(同)といったカルト的人気を集めた馬たちから数えておおよそ十年ぶりとなる競馬(エロゲー)界への本格的な復帰となるだけにその走りに注目が集まるのは当然でしょう。長いブランクを問題にせず鉄砲駆けするか?そしてこれを機に本格的に競馬界に復帰するか見所は尽きないところです。
同じレースに出走を予定しているアルテミスブルー(あっぷりけ-妹-)のトレーナー井上啓二氏も勝 あしたの雪之丞2(エルフ)以来の登場となりますからおおよそ8年ぶりの復帰戦となります。あしたの雪之丞は騎手の知名度だけで名が知られていると思いがちなのですがトレーナーの手腕ぶりも大きく、でなければあの時代とはいえこれだけの時計で駆け抜けることはできなかったでしょう。今回は騎手の手腕に関しては前走よりも劣るだけに負担はやや大きくなってきますが、それだけにトレーナーとしてやりがいもあるはず。実戦での走りが楽しみな1頭です。
そして次のレースに出走を予定しているのが、戯画血統(PB)というよりいまや競馬界を背負っているといっていいオーガストの新馬穢翼のユースティアです。雰囲気的にやや重厚な走り(シナリオ)らしくこれまでのオーガストの馬たちとは毛色(傾向)が違うようですが、オーガストの違った面が見られるということで楽しみも大きいです。恐らく海外(CS&アニメ)でも走るプランとなっているでしょうから、胸を張って海を渡れるような走りを見せて貰いたいものです。
昨年名伯楽のTADA氏が厩舎の一線を退いたことで今後の動向が注目されていたのがアリスソフトですが、11R(月)出走のしゃーまんず・さんくちゅありの走りがお世辞にも良かったとはいえないだけにこの厩舎の看板血統の一つである大帝国が凡走に終わるようだといよいよ先行きに暗雲が垂れ込めてくることになります。それだけに厩舎サイドも力が入っていると思われますが、それだけに出走時期が気になるところ。現在はGW前のレースに照準を合わせているようですが、この時期に出走したアリスの馬となるとよくばりサボテン以来のこと。といってもこの馬は安馬(低価格)でありそれ以外となるとあの夜が来るまで遡らないといけません。果たして本当にこの時期の出走となるのか、それとも夏休み前までじっくり仕上げての出走になるか気にかかるところではあります。
もう1頭出走時期が気になっている馬がWHITE ALBUM2 ~closing chapter~(リーフ)。足慣らしという感覚での出走だったWHITE ALBUM2 ~introductory chapter~が今年初めの出走だったことから恐らく年末か遅くとも年明けには登場するだろうと思っていたのですが、いまだレース登録(発売日情報)がなく、また同厩舎の星の王子くんが近々発走するところを見ると競馬場に姿を見せてくれるのは当分先となるかもしれません。これだけ出走が伸びる要因となると常識的にはトレーナーの問題と考えるのが筋ですが、もしかすると騎手のなかむらたけし氏の劣化の関係でその立て直しに躍起となっているという可能性も考えられるところ。とにかくこれ以上ファンを待たせないためにも厩舎はスケジュール管理をしっかりしてもらいたいと思います。
もちろんこうした注目を集めている馬だけでなくマイナー血統の馬の大駆けにも期待したいところで、来年も今年以上にいいレースが見られたらいいなと思っています。
では良いお年を!
まず来年早々に登場する馬で密かに注目を集めているのが猫撫ディストーション(WHITESOFT)です。厩舎開業初戦のりとるらびっつ ~わがままツインテール~がほとんど注目を集めないまま馬群に消えていったことを考えるとほとんど買えない馬と判断してしまいそうですが、トレーナー(ライター)に元長柾木氏の名前があるとなると別問題。sense off(otherwise)や未来にキスを(同)といったカルト的人気を集めた馬たちから数えておおよそ十年ぶりとなる競馬(エロゲー)界への本格的な復帰となるだけにその走りに注目が集まるのは当然でしょう。長いブランクを問題にせず鉄砲駆けするか?そしてこれを機に本格的に競馬界に復帰するか見所は尽きないところです。
同じレースに出走を予定しているアルテミスブルー(あっぷりけ-妹-)のトレーナー井上啓二氏も勝 あしたの雪之丞2(エルフ)以来の登場となりますからおおよそ8年ぶりの復帰戦となります。あしたの雪之丞は騎手の知名度だけで名が知られていると思いがちなのですがトレーナーの手腕ぶりも大きく、でなければあの時代とはいえこれだけの時計で駆け抜けることはできなかったでしょう。今回は騎手の手腕に関しては前走よりも劣るだけに負担はやや大きくなってきますが、それだけにトレーナーとしてやりがいもあるはず。実戦での走りが楽しみな1頭です。
そして次のレースに出走を予定しているのが、戯画血統(PB)というよりいまや競馬界を背負っているといっていいオーガストの新馬穢翼のユースティアです。雰囲気的にやや重厚な走り(シナリオ)らしくこれまでのオーガストの馬たちとは毛色(傾向)が違うようですが、オーガストの違った面が見られるということで楽しみも大きいです。恐らく海外(CS&アニメ)でも走るプランとなっているでしょうから、胸を張って海を渡れるような走りを見せて貰いたいものです。
昨年名伯楽のTADA氏が厩舎の一線を退いたことで今後の動向が注目されていたのがアリスソフトですが、11R(月)出走のしゃーまんず・さんくちゅありの走りがお世辞にも良かったとはいえないだけにこの厩舎の看板血統の一つである大帝国が凡走に終わるようだといよいよ先行きに暗雲が垂れ込めてくることになります。それだけに厩舎サイドも力が入っていると思われますが、それだけに出走時期が気になるところ。現在はGW前のレースに照準を合わせているようですが、この時期に出走したアリスの馬となるとよくばりサボテン以来のこと。といってもこの馬は安馬(低価格)でありそれ以外となるとあの夜が来るまで遡らないといけません。果たして本当にこの時期の出走となるのか、それとも夏休み前までじっくり仕上げての出走になるか気にかかるところではあります。
もう1頭出走時期が気になっている馬がWHITE ALBUM2 ~closing chapter~(リーフ)。足慣らしという感覚での出走だったWHITE ALBUM2 ~introductory chapter~が今年初めの出走だったことから恐らく年末か遅くとも年明けには登場するだろうと思っていたのですが、いまだレース登録(発売日情報)がなく、また同厩舎の星の王子くんが近々発走するところを見ると競馬場に姿を見せてくれるのは当分先となるかもしれません。これだけ出走が伸びる要因となると常識的にはトレーナーの問題と考えるのが筋ですが、もしかすると騎手のなかむらたけし氏の劣化の関係でその立て直しに躍起となっているという可能性も考えられるところ。とにかくこれ以上ファンを待たせないためにも厩舎はスケジュール管理をしっかりしてもらいたいと思います。
もちろんこうした注目を集めている馬だけでなくマイナー血統の馬の大駆けにも期待したいところで、来年も今年以上にいいレースが見られたらいいなと思っています。
では良いお年を!
2010年12月24日
ヘビーローテーション
昨日から大晦日まで怒涛の8連続勤務というアラブ馬顔負けのヘビーローテーションが待っているのですが正直体力が保つか心配です。幸い今期はインフルエンザ&そしてそれより恐いノロウィルスには今のところ罹っていませんが、勤務の終わった頃には体力が落ちてウィルスに侵食されてしまいそうな悪寒。気力だけで頑張るには限界がありますので、何とか少しでも体力を温存しておかないといけません。
そんなわけで今日の新作ゲーム発売ですが、発売日直後の恒例となっているエロゲーショップ行脚については断念することにしました。幸いといっては何ですが今月は予約もしていませんし大晦日過ぎてから評判の良さそうなゲームを1~2本見繕って買おうかと思っています。といってもアクチ付きのゲームはあまり買う気が起きないですしこのまま見送って来年の新作に的を絞った方がいいかも・・・どうせ慌てて買ったとしてもインストール&プレイするのは当分先になるでしょうし。
ただ今年上半期(1~6月)買った本数と比べて、下半期(7月~12月)買った本数は約半減しているのですね。積みゲーがあまりに増えてしまったのが新作を買うのを躊躇する主な要因なのでしょうが、何かエロゲーを買っていないとエロゲーに対するモチベーションが落ちてきたような気がして心配になってきます。まあ現在プレイ中のゲームがどれも良作とはいえない顔ぶれなのがモチベーションを低く感じてしまう原因なのかもしれませんが。
というわけでこの連続勤務を乗り切ったら現在プレイ中のゲームを中断して巷で評判の良さそうなゲームをプレイしようかと思っています。一応準新作といってもいいキッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)を第一候補としていますが他のにするかどうかはその時の気分次第。何といっても積みゲーの山にはごろごろ良作の山が眠っていますので。
そんなわけで今日の新作ゲーム発売ですが、発売日直後の恒例となっているエロゲーショップ行脚については断念することにしました。幸いといっては何ですが今月は予約もしていませんし大晦日過ぎてから評判の良さそうなゲームを1~2本見繕って買おうかと思っています。といってもアクチ付きのゲームはあまり買う気が起きないですしこのまま見送って来年の新作に的を絞った方がいいかも・・・どうせ慌てて買ったとしてもインストール&プレイするのは当分先になるでしょうし。
ただ今年上半期(1~6月)買った本数と比べて、下半期(7月~12月)買った本数は約半減しているのですね。積みゲーがあまりに増えてしまったのが新作を買うのを躊躇する主な要因なのでしょうが、何かエロゲーを買っていないとエロゲーに対するモチベーションが落ちてきたような気がして心配になってきます。まあ現在プレイ中のゲームがどれも良作とはいえない顔ぶれなのがモチベーションを低く感じてしまう原因なのかもしれませんが。
というわけでこの連続勤務を乗り切ったら現在プレイ中のゲームを中断して巷で評判の良さそうなゲームをプレイしようかと思っています。一応準新作といってもいいキッキングホース★ラプソディ(ALcotハニカム)を第一候補としていますが他のにするかどうかはその時の気分次第。何といっても積みゲーの山にはごろごろ良作の山が眠っていますので。
2010年12月20日
あえてスキップを使う
エロゲーの機能として最も便利なもの内の一つがスキップ機能です。
特に必要なものは既読スキップで、この機能が無かったりするといくら他の部分が優れていたとしても評価が低くなることになります。まあ現在のエロゲーで既読スキップが無いようなものは存在しないといっても過言ではないでしょうが、中には既読・未読判定がいいかげんだったりするゲームがあるので注意が必要です。読んでいないテキストが飛ばされたり読んだはずのテキストを再び読まされたりといったゲームが少ないながらもいまだ存在するのは事実ですから。
それに比べると未読(強制)スキップ機能についてはぼく的にはほとんど必要ないかもしれません。まあ使うとするならば体験版を前もってプレイしていた場合くらいでしょうが、最近では体験版のセーブデータをゲーム本体のセーブデータに上書きすることによって既読判定してくれるという親切なゲームも現われてきているので、そういった方向で使用されることも少なくなってくると思われます。
それでも稀に未読スキップ機能を使用したい衝動に駆られることがあります。それはそのルートに於ける攻略ヒロインがぼくの嫌いいや好みの合わないタイプだったというケースがほとんどです。ぼくがプレイするゲームのほとんどは萌えゲーと云われるタイプのゲームなわけで、萌えどころか不快にさせられるようなヒロインが登場するようなルートなんてスキップしたくなるのも当然なのです。特に最近歳をとったせいかヒロインに対する好き嫌いが激しくなり、未読スキップを使用したくなることが多くなっているのです。
ただ実際に未読スキップを使用することはほとんどありません。これは飛ばしてしまってしまったルートがそのゲーム中一番デキが良かったりしたら目も当てられないからで、こういった恐れが少なからずある以上やはり未読スキップを使うのは慎まなければならないと思うのです。まあぼくが貧乏性であることの方が理由として大きいかもしれませんが、それでも要らない子と思っていたヒロインがだんだんと可愛く見えてくるという意外性を味わいたいという気持ちも少なからずあるのです。
そんなわけでぼく自身は未読スキップをタブーとしているのですが、そんなぼくが未読スキップを使用してしまった数少ないゲームがクラ☆クラ~CLASSY☆CRANBERRY’S~(アトリエかぐや) です。このゲームの一番のセールスポイントが原画家である八宝備仁氏の美麗CGを活かしたHシーンであることは言うまでもないわけで、八宝備仁氏のCG原画集を買ったと考える人ならば全ルートを強制スキップしてイベントCGだけを鑑賞するといったプレイもありでしょう。たださすがにぼくはそこまで割り切っていないので、取り合えず各ルートを少しずつプレイしています。
一番最初にプレイしたメインヒロイン格の美雨はやや天然がかっていてぼくの好きなヒロインのタイプではありませんが何とかスキップを使わずにエンドを迎えることが出来ました。続く世枝瑠も何とか最後まで続けられたのですが、3番目に始めた杏夏だけはどうしても耐えられずに未読スキップを使ってしまいました。というのもこの杏夏というヒロイン、設定もぼくの苦手なタイプなのですが、おっぱいがあまりに畸形いや大きすぎてとても人間のものとは思えなかったからで例え杏夏のHシーンを見たとしても抜けないことが明白だったからです。
まあ有り難いことにこのクラ☆クラ~CLASSY☆CRANBERRY’S~というゲーム、シナリオにそれほど期待できないことは同ライターの彼女×彼女×彼女(ωstar)やこれまでの2つのルートを見ても明白ですから安心してスキップできるというもの。嫌々杏夏を相手するよりも(ぼくの好みのヒロインである)翼や紫子ルートに早く入ったほうがよほど建設的ですし、副次的効果として全ヒロインを攻略すると入れる(らしい)サブキャラのおまけルートもプレイすることが出来るのです。
ここまで割り切れる例というのも少ないのですが、ぼくが抱えている積みゲーの量を考えると他の燻っているゲームにもこれくらい思い切ったことをしなければいけないのかもしれませんね。
特に必要なものは既読スキップで、この機能が無かったりするといくら他の部分が優れていたとしても評価が低くなることになります。まあ現在のエロゲーで既読スキップが無いようなものは存在しないといっても過言ではないでしょうが、中には既読・未読判定がいいかげんだったりするゲームがあるので注意が必要です。読んでいないテキストが飛ばされたり読んだはずのテキストを再び読まされたりといったゲームが少ないながらもいまだ存在するのは事実ですから。
それに比べると未読(強制)スキップ機能についてはぼく的にはほとんど必要ないかもしれません。まあ使うとするならば体験版を前もってプレイしていた場合くらいでしょうが、最近では体験版のセーブデータをゲーム本体のセーブデータに上書きすることによって既読判定してくれるという親切なゲームも現われてきているので、そういった方向で使用されることも少なくなってくると思われます。
それでも稀に未読スキップ機能を使用したい衝動に駆られることがあります。それはそのルートに於ける攻略ヒロインがぼくの嫌いいや好みの合わないタイプだったというケースがほとんどです。ぼくがプレイするゲームのほとんどは萌えゲーと云われるタイプのゲームなわけで、萌えどころか不快にさせられるようなヒロインが登場するようなルートなんてスキップしたくなるのも当然なのです。特に最近歳をとったせいかヒロインに対する好き嫌いが激しくなり、未読スキップを使用したくなることが多くなっているのです。
ただ実際に未読スキップを使用することはほとんどありません。これは飛ばしてしまってしまったルートがそのゲーム中一番デキが良かったりしたら目も当てられないからで、こういった恐れが少なからずある以上やはり未読スキップを使うのは慎まなければならないと思うのです。まあぼくが貧乏性であることの方が理由として大きいかもしれませんが、それでも要らない子と思っていたヒロインがだんだんと可愛く見えてくるという意外性を味わいたいという気持ちも少なからずあるのです。
そんなわけでぼく自身は未読スキップをタブーとしているのですが、そんなぼくが未読スキップを使用してしまった数少ないゲームがクラ☆クラ~CLASSY☆CRANBERRY’S~(アトリエかぐや) です。このゲームの一番のセールスポイントが原画家である八宝備仁氏の美麗CGを活かしたHシーンであることは言うまでもないわけで、八宝備仁氏のCG原画集を買ったと考える人ならば全ルートを強制スキップしてイベントCGだけを鑑賞するといったプレイもありでしょう。たださすがにぼくはそこまで割り切っていないので、取り合えず各ルートを少しずつプレイしています。
一番最初にプレイしたメインヒロイン格の美雨はやや天然がかっていてぼくの好きなヒロインのタイプではありませんが何とかスキップを使わずにエンドを迎えることが出来ました。続く世枝瑠も何とか最後まで続けられたのですが、3番目に始めた杏夏だけはどうしても耐えられずに未読スキップを使ってしまいました。というのもこの杏夏というヒロイン、設定もぼくの苦手なタイプなのですが、おっぱいがあまりに畸形いや大きすぎてとても人間のものとは思えなかったからで例え杏夏のHシーンを見たとしても抜けないことが明白だったからです。
まあ有り難いことにこのクラ☆クラ~CLASSY☆CRANBERRY’S~というゲーム、シナリオにそれほど期待できないことは同ライターの彼女×彼女×彼女(ωstar)やこれまでの2つのルートを見ても明白ですから安心してスキップできるというもの。嫌々杏夏を相手するよりも(ぼくの好みのヒロインである)翼や紫子ルートに早く入ったほうがよほど建設的ですし、副次的効果として全ヒロインを攻略すると入れる(らしい)サブキャラのおまけルートもプレイすることが出来るのです。
ここまで割り切れる例というのも少ないのですが、ぼくが抱えている積みゲーの量を考えると他の燻っているゲームにもこれくらい思い切ったことをしなければいけないのかもしれませんね。
2010年12月04日
萌えゲーのHシーンで忌まれること
エロゲーに必ずあるものといえば当然のことながらHシーンなわけですが、このHシーンには2種類存在しています。
それはヒロイン以外に男役が描写してあるか否かですが、男役の全身が描写されている例は萌えゲーの場合あまり記憶にありません。
特にHシーンに男役の顔が描かれているとプレイヤーの評価が途端に悪くなってしまうことが多いようです。これはプレイヤーにとってはヒロインのあられもない姿が見たいのであって、男が喘いでいるシーンなんて見たくないというのが本音なのでしょう。悪く言えばお気に入りなヒロインを寝取られたような気分に陥ってしまうといったところかもしれません。
この感情は視点の意味を考えれば容易に説明できます。一般に萌えゲーに於いてヒロインの相手役となるのは大抵主人公なわけですが、プレイヤー=主人公とするとプレイヤーは鏡でもない限り自分(主人公)の顔が見られるわけがないのです。だから構図的にHシーンに映るのはヒロインの姿以外となると精々自分の下半身が描かれるくらいでしょう。それが上半身や顔が描かれるというのは構図的におかしい。つまり自分以外の誰かがヒロインを抱いていると思うしかないわけで、それが一種の寝取られと感じてしまうのでしょう。
ただぼく的にはHシーンに男役が描かれていてもそれほど苦には感じません。これはぼくが多少なりとも寝取られ耐性があるということと、ぼくが乙女ゲーのプレイ経験が多いことが挙げられるでしょう。
乙女ゲーは女性プレイヤーを対象にしているということもあって主人公は当然女性ヒロインなわけですが、まず間違いなくHシーンには相手役の男だけでなくヒロインも描かれています。もちろんHシーンにヒロインの裸体が描かれてないゲームなんて乙女ゲー好きのぼくでもさすがに購入することはありませんが、こうして考えると男性プレイヤーよりも女性プレイヤーの方が心が広いと感じてしまうかもしれません。
といってもこれは一種の勘違いで、乙女ゲーには純愛ルートだけでなくヒロインが凌辱まがいのことをされてしまうバッドルートが必ずといっていいくらいあるからで、男性向け凌辱ゲーのHシーンにはヒロイン以外に男役が描かれていることが多いように乙女ゲーに女性主人公が描かれていても不思議でないわけです。
つまり凌辱ゲーと萌えゲーではそもそもHシーンを見る上での視点が違うということになります。凌辱ゲーでよく使われている第三者視点の構図を萌えゲーに使ってしまうと違和感が出るのは当然なのです。まあそれでもゲームのデキさえ素晴らしければそんなHシーンの構図なんて些細なことなのでしょうけれどね。
それはヒロイン以外に男役が描写してあるか否かですが、男役の全身が描写されている例は萌えゲーの場合あまり記憶にありません。
特にHシーンに男役の顔が描かれているとプレイヤーの評価が途端に悪くなってしまうことが多いようです。これはプレイヤーにとってはヒロインのあられもない姿が見たいのであって、男が喘いでいるシーンなんて見たくないというのが本音なのでしょう。悪く言えばお気に入りなヒロインを寝取られたような気分に陥ってしまうといったところかもしれません。
この感情は視点の意味を考えれば容易に説明できます。一般に萌えゲーに於いてヒロインの相手役となるのは大抵主人公なわけですが、プレイヤー=主人公とするとプレイヤーは鏡でもない限り自分(主人公)の顔が見られるわけがないのです。だから構図的にHシーンに映るのはヒロインの姿以外となると精々自分の下半身が描かれるくらいでしょう。それが上半身や顔が描かれるというのは構図的におかしい。つまり自分以外の誰かがヒロインを抱いていると思うしかないわけで、それが一種の寝取られと感じてしまうのでしょう。
ただぼく的にはHシーンに男役が描かれていてもそれほど苦には感じません。これはぼくが多少なりとも寝取られ耐性があるということと、ぼくが乙女ゲーのプレイ経験が多いことが挙げられるでしょう。
乙女ゲーは女性プレイヤーを対象にしているということもあって主人公は当然女性ヒロインなわけですが、まず間違いなくHシーンには相手役の男だけでなくヒロインも描かれています。もちろんHシーンにヒロインの裸体が描かれてないゲームなんて乙女ゲー好きのぼくでもさすがに購入することはありませんが、こうして考えると男性プレイヤーよりも女性プレイヤーの方が心が広いと感じてしまうかもしれません。
といってもこれは一種の勘違いで、乙女ゲーには純愛ルートだけでなくヒロインが凌辱まがいのことをされてしまうバッドルートが必ずといっていいくらいあるからで、男性向け凌辱ゲーのHシーンにはヒロイン以外に男役が描かれていることが多いように乙女ゲーに女性主人公が描かれていても不思議でないわけです。
つまり凌辱ゲーと萌えゲーではそもそもHシーンを見る上での視点が違うということになります。凌辱ゲーでよく使われている第三者視点の構図を萌えゲーに使ってしまうと違和感が出るのは当然なのです。まあそれでもゲームのデキさえ素晴らしければそんなHシーンの構図なんて些細なことなのでしょうけれどね。
2010年11月24日
久々の連休で・・・
盆以来久方ぶりに連休が取れて、明日からまとまった休みに入ります。まあ喜んでばかりいられないわけでその代償に連休終了後は正月までの間ほとんど休みなしという強行軍が待っているわけですが・・・取り合えずは溜まった疲れを取ろうと思っています。
さて疲れ以上に溜まっているのが積みゲーで、今週末も少なからず新作を購入する予定ですので夢にまでみた大台(100本)も視野に入ってきた感じ。今年発売のゲームで買った本数はというと31本で月平均約3本といったところですが、そのうち曲がりなりにも手を付けたゲームはというと13本で半数にも満たない数。クリアした数となるとそれよりぐっと少なくなるし、他にも旧作をワゴンなどで買ったりしているわけで積みゲーが溜まっていくのも仕方ありません。
その積みゲーの溜まる一因となっていたのが天空のユミナ&FDだったのですが、本編終了後引き続きプレイしていたFDも終了し後はおまけシナリオをクリアするのみ。といってもまだダンジョン最下層まで潜っていないので完全に終わったとはいえないのですが、ここまで延々と繰り返してきたダンジョン捜索もさすがに飽きてきたので、そろそろ店じまいしようかと思っています。
その飽きてきた要因とはこのFDが思ったほどヤリコミ要素が少なかったことで、まず戦闘に参加していないキャラクターにも経験値が入るため、使えないキャラのレベル上げに勤しむ必要がないこと。おまけシナリオをクリアしていくだけでレアスキルが手に入るため、レアスキルを求めてダンジョンを捜索する必要がないことなどが理由として挙げられますが、とにかくこれ以上時間の掛かるダンジョン捜索に勤しまなくていいと考えると寂しい半面、これで他の積みゲーに手が付けられると思うとホッとしたという気持ちも大きいです。
そんな積みゲーと同じく溜まってきているのが、クリアしたゲームの感想を批評空間に投稿することです。確かに批評空間には前ほど足を運ばなくなりましたし感想を投稿するのも億劫になってきたのは事実ですが、それでもこれまで続けてきた投稿を辞めるのも忍びない。
といっても、クリアしてから長時間たったゲームの感想を書くというのも苦労するわけで、ただでさえ年齢のせいか記憶力に自信がなくなってきているわけですから、まだゲームの内容を覚えているうちに何本か感想をアップしておきたいところ。
何か自分で宿題を課したような気がして、これでは休みといっても落ち着かないような気がしないでもないですが、明日からの連休の間に2~3本は感想を投稿したいと思っています。まあそう言いつつこれまでの習慣でなぜか刻みの塔(天空のユミナFDのダンジョン)に潜っていたりしているかもしれませんですが。
さて疲れ以上に溜まっているのが積みゲーで、今週末も少なからず新作を購入する予定ですので夢にまでみた大台(100本)も視野に入ってきた感じ。今年発売のゲームで買った本数はというと31本で月平均約3本といったところですが、そのうち曲がりなりにも手を付けたゲームはというと13本で半数にも満たない数。クリアした数となるとそれよりぐっと少なくなるし、他にも旧作をワゴンなどで買ったりしているわけで積みゲーが溜まっていくのも仕方ありません。
その積みゲーの溜まる一因となっていたのが天空のユミナ&FDだったのですが、本編終了後引き続きプレイしていたFDも終了し後はおまけシナリオをクリアするのみ。といってもまだダンジョン最下層まで潜っていないので完全に終わったとはいえないのですが、ここまで延々と繰り返してきたダンジョン捜索もさすがに飽きてきたので、そろそろ店じまいしようかと思っています。
その飽きてきた要因とはこのFDが思ったほどヤリコミ要素が少なかったことで、まず戦闘に参加していないキャラクターにも経験値が入るため、使えないキャラのレベル上げに勤しむ必要がないこと。おまけシナリオをクリアしていくだけでレアスキルが手に入るため、レアスキルを求めてダンジョンを捜索する必要がないことなどが理由として挙げられますが、とにかくこれ以上時間の掛かるダンジョン捜索に勤しまなくていいと考えると寂しい半面、これで他の積みゲーに手が付けられると思うとホッとしたという気持ちも大きいです。
そんな積みゲーと同じく溜まってきているのが、クリアしたゲームの感想を批評空間に投稿することです。確かに批評空間には前ほど足を運ばなくなりましたし感想を投稿するのも億劫になってきたのは事実ですが、それでもこれまで続けてきた投稿を辞めるのも忍びない。
といっても、クリアしてから長時間たったゲームの感想を書くというのも苦労するわけで、ただでさえ年齢のせいか記憶力に自信がなくなってきているわけですから、まだゲームの内容を覚えているうちに何本か感想をアップしておきたいところ。
何か自分で宿題を課したような気がして、これでは休みといっても落ち着かないような気がしないでもないですが、明日からの連休の間に2~3本は感想を投稿したいと思っています。まあそう言いつつこれまでの習慣でなぜか刻みの塔(天空のユミナFDのダンジョン)に潜っていたりしているかもしれませんですが。
2010年11月15日
アクチ導入を決断させた理由
先月発売のエロゲーはぼく的にかなり目移りするラインナップだったのですが、内容とは別の野次馬的意味で注目していたゲームがお嫁さん候補があらわれた!コマンドは?(Sugar pot)でした。
もちろんリアル妹がいる大泉君のばあい(Alcotハニカム)を始め最近立て続けにヒット作を出しているおるごぅる氏の事実上の引退作という意味でも注目していました。ただぼくが野次馬的興味を持って見ていたのは、このゲームがアクティベート付きということだったからです。
といってもアクチ付きのゲームが珍しくなくなってきた昨今の風潮からこれだけを取り上げて注目したわけではありません。ただぼく的にはこのゲームにアクチが付いていることについてかなり違和感を感じていたのは事実です。というのもアクチというものはそれなりに実績を持つメーカーでないとなかなか導入に踏みきれるものではないというのがぼくの常識だったからです。
これまでアクチを導入したブランドというとあかべぇそふとつぅ系列にユニゾンシフトやNavelといった著名ブランド。lightやOverflow・CROWDといった古参ブランド。次回からの導入を決めているLump of Sugarやフロントウイング・OVERDRIVEといったブランドを含めても分かるようにそれなりに実績を積んできているメーカーがほとんど。ところがSugar potといえばこれまで出したゲームはといえばWIZARD GIRL AMBITIOUSやはぴ☆さま!といったお世辞にも良作とはいえない面々。姉妹ブランドを含めても話題に上ったゲームなんてほとんどないわけで、そんなメーカーが経費のかかるアクチ導入なんてよくも決断したものだと驚いてしまったわけです。
前にも説明したことがあると思うのですがメーカーがアクチを導入する意味なんて中古市場にゲームが出回るのを防止することくらいしかないわけで、はぴ☆さま!の未開封新品がワゴンに常駐している現状を考えるとアクチなんて導入してもほとんど意味ないように思えて仕方ないと思うわけですが・・・
ではなぜSugar potはわざわざ資金を投入してまで今回アクチを導入したのでしょう。よほど資金が有り余っているならともかく前作や前々作のデキを考えると笑いが止まらないほど儲かったとはとても思えません。となると今回わざわざ初期資金を投入してまで中古市場への流通を阻止しようとしたのはこのゲームにメーカーとしては前作前々作にないほどの期待をこの新作にかけていたことに他ならないでしょう。まあその期待値の高さはメーカーの努力の結果というより単におるごぅる氏の名声に頼っただけのような気がしてなりませんが・・・
こうして考えると一メーカーに今まで経験したことのないアクチの導入を決意させるほどの力を持つおるごぅる氏の引退を惜しまずにはいられないわけですが、ただこれまでの批評空間のデータ数を見ると氏がシナリオを担当したにしては寂しすぎるわけで結果的に見るとメーカーの思惑どおりには行かなかったようです。
まあ発売直後のアクチに関する不手際を考えると、まあこのメーカーがアクチを導入するなど10年早いと云われても仕方ありませんけどね。
もちろんリアル妹がいる大泉君のばあい(Alcotハニカム)を始め最近立て続けにヒット作を出しているおるごぅる氏の事実上の引退作という意味でも注目していました。ただぼくが野次馬的興味を持って見ていたのは、このゲームがアクティベート付きということだったからです。
といってもアクチ付きのゲームが珍しくなくなってきた昨今の風潮からこれだけを取り上げて注目したわけではありません。ただぼく的にはこのゲームにアクチが付いていることについてかなり違和感を感じていたのは事実です。というのもアクチというものはそれなりに実績を持つメーカーでないとなかなか導入に踏みきれるものではないというのがぼくの常識だったからです。
これまでアクチを導入したブランドというとあかべぇそふとつぅ系列にユニゾンシフトやNavelといった著名ブランド。lightやOverflow・CROWDといった古参ブランド。次回からの導入を決めているLump of Sugarやフロントウイング・OVERDRIVEといったブランドを含めても分かるようにそれなりに実績を積んできているメーカーがほとんど。ところがSugar potといえばこれまで出したゲームはといえばWIZARD GIRL AMBITIOUSやはぴ☆さま!といったお世辞にも良作とはいえない面々。姉妹ブランドを含めても話題に上ったゲームなんてほとんどないわけで、そんなメーカーが経費のかかるアクチ導入なんてよくも決断したものだと驚いてしまったわけです。
前にも説明したことがあると思うのですがメーカーがアクチを導入する意味なんて中古市場にゲームが出回るのを防止することくらいしかないわけで、はぴ☆さま!の未開封新品がワゴンに常駐している現状を考えるとアクチなんて導入してもほとんど意味ないように思えて仕方ないと思うわけですが・・・
ではなぜSugar potはわざわざ資金を投入してまで今回アクチを導入したのでしょう。よほど資金が有り余っているならともかく前作や前々作のデキを考えると笑いが止まらないほど儲かったとはとても思えません。となると今回わざわざ初期資金を投入してまで中古市場への流通を阻止しようとしたのはこのゲームにメーカーとしては前作前々作にないほどの期待をこの新作にかけていたことに他ならないでしょう。まあその期待値の高さはメーカーの努力の結果というより単におるごぅる氏の名声に頼っただけのような気がしてなりませんが・・・
こうして考えると一メーカーに今まで経験したことのないアクチの導入を決意させるほどの力を持つおるごぅる氏の引退を惜しまずにはいられないわけですが、ただこれまでの批評空間のデータ数を見ると氏がシナリオを担当したにしては寂しすぎるわけで結果的に見るとメーカーの思惑どおりには行かなかったようです。
まあ発売直後のアクチに関する不手際を考えると、まあこのメーカーがアクチを導入するなど10年早いと云われても仕方ありませんけどね。
2010年11月06日
6月発売組のハズレ作
今年もあと2ヶ月を残すのみとなりました。
職場では忘年会の日取りが次々と決まったり注文していた年賀状が届いたり来年に向けての準備が着々と進んでいる気がします。
そんな今年を振り返ってみると、仕事の方は相変わらず忙しくてエロゲーは溜まる一方と昨年から全く代わり映えしない状況でした。主力でプレイしているゲームはいまだに6月に購入したゲームで相変わらず時代から取り残されたエロゲー生活を続けているのですが、これはぼくが6月発売されたゲームを7本も購入してしまったことが祟っているためで、恐らくこのままだとこの6月発売組を全部片付けているだけで今年が終わってしまう気がしています。
もちろん大量購入した理由とは(ぼくにとっては)期待できるゲームが揃っていたからなのですが、残念ながら7本全部が当たりというわけはなくて、今のところ期待に応えてくれたといえるのは処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~(キャラメルBOX)だけ。未プレイ組では批評空間で高評価を得ているDEARDROPS(OVERDRIVE)はそれなりに期待できるとしても、評価の低い天の光は恋の星(ETERNAL)やクドわふたー(Key)は余り期待出来なさそう。まあこの2本は購入した中でのぼくの期待はソコソコといった感じですからショックはあまりありません。問題は現在プレイ中の残り2本にあります。
まず1本目がbitter smile.(戯画)で、原画ねこにゃんといってもライターが丸戸史明氏だった時代とは違うわけですからもともと期待は薄かったのですが、序盤をプレイする限りその期待値をもはるかに下回るデキで半ばプレイを投げかけています。その主な原因は主人公の酷さで、同じねこにゃん原画でも丸戸氏でない姫さま、お手柔らかにっ!(これは主人公よりヒロインの方に問題があった)やさかあがりハリケーンではまずまずの良主人公だったので余計に酷さが目立つのです。
まあ制作陣の話ですと幼なじみ萌えに力点を置いたとのことですので、ぼく的に幼なじみヒロインは大好物なわけですからこれから巻き返す可能性はありますけれど・・・それでもこの出足の悪さから考えると4人のヒロインのうち誰か一人でも合格点を付けられるデキだったなら他のルートが酷くとも満足としなければいけないでしょう。
そしてもう1本のハズレゲームがこんそめ(SilverBullet)で、こちらは前者と違い体験版をプレイした上でこの月のダークホースと踏んでいたこともあって落胆の度合いが激しい。期待ハズレの要因はこちらも主人公の酷さで、序盤ではあまり目立たなかった主人公のヘタレ度が中盤以降だんだんと酷くなるという頭の痛い展開。一般に探偵ものに於けるヘタレ主人公というものは避けるのが定石のはずで、ライターがなぜこのような主人公を設定したのが全く理解できない。その上この主人公、頭の巡りが悪くて必ずといっていいほど最悪の選択肢を選びたがるのですね。もしかして過去この街で探偵業を営んでいたというおばの有能ぶりを浮き立たせるために主人公の能力をわざと低くしたのかもしれないのですが、明らかにこれはやり過ぎでしょう。大体この主人公の能力を見る限り、探偵には全く向いてないといっても過言ではありません。
そんな主人公の拙い設定と合わせたかのようにシナリオもほとんど投げっぱなしの消化不良に終わっています。同ブランドの桜吹雪~~千年の恋をしました~も似たような傾向があったのですが、今作はその欠点がより強調された感じがします。まあぼくも全部のルートをクリアしたわけでないので即断は出来ないのかもしれませんが、今まで5人中4つのルートすべてが同じ展開に終わったところを鑑みるとどうも大きく巻き返すことはなさそう。
まあ大量買いをする限りはこのような凡作及びそれ以下のゲームを掴まされるのは覚悟の上なのですが、端から疑ってかかっている戯画はともかくSilverBullet系列のゲームもこれからは疑ってかかったほうが良さそう。まあそう言いながら同ブランド最新作のSacred † Vampireもなぜか手元にあったりするのですが・・・
職場では忘年会の日取りが次々と決まったり注文していた年賀状が届いたり来年に向けての準備が着々と進んでいる気がします。
そんな今年を振り返ってみると、仕事の方は相変わらず忙しくてエロゲーは溜まる一方と昨年から全く代わり映えしない状況でした。主力でプレイしているゲームはいまだに6月に購入したゲームで相変わらず時代から取り残されたエロゲー生活を続けているのですが、これはぼくが6月発売されたゲームを7本も購入してしまったことが祟っているためで、恐らくこのままだとこの6月発売組を全部片付けているだけで今年が終わってしまう気がしています。
もちろん大量購入した理由とは(ぼくにとっては)期待できるゲームが揃っていたからなのですが、残念ながら7本全部が当たりというわけはなくて、今のところ期待に応えてくれたといえるのは処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~(キャラメルBOX)だけ。未プレイ組では批評空間で高評価を得ているDEARDROPS(OVERDRIVE)はそれなりに期待できるとしても、評価の低い天の光は恋の星(ETERNAL)やクドわふたー(Key)は余り期待出来なさそう。まあこの2本は購入した中でのぼくの期待はソコソコといった感じですからショックはあまりありません。問題は現在プレイ中の残り2本にあります。
まず1本目がbitter smile.(戯画)で、原画ねこにゃんといってもライターが丸戸史明氏だった時代とは違うわけですからもともと期待は薄かったのですが、序盤をプレイする限りその期待値をもはるかに下回るデキで半ばプレイを投げかけています。その主な原因は主人公の酷さで、同じねこにゃん原画でも丸戸氏でない姫さま、お手柔らかにっ!(これは主人公よりヒロインの方に問題があった)やさかあがりハリケーンではまずまずの良主人公だったので余計に酷さが目立つのです。
まあ制作陣の話ですと幼なじみ萌えに力点を置いたとのことですので、ぼく的に幼なじみヒロインは大好物なわけですからこれから巻き返す可能性はありますけれど・・・それでもこの出足の悪さから考えると4人のヒロインのうち誰か一人でも合格点を付けられるデキだったなら他のルートが酷くとも満足としなければいけないでしょう。
そしてもう1本のハズレゲームがこんそめ(SilverBullet)で、こちらは前者と違い体験版をプレイした上でこの月のダークホースと踏んでいたこともあって落胆の度合いが激しい。期待ハズレの要因はこちらも主人公の酷さで、序盤ではあまり目立たなかった主人公のヘタレ度が中盤以降だんだんと酷くなるという頭の痛い展開。一般に探偵ものに於けるヘタレ主人公というものは避けるのが定石のはずで、ライターがなぜこのような主人公を設定したのが全く理解できない。その上この主人公、頭の巡りが悪くて必ずといっていいほど最悪の選択肢を選びたがるのですね。もしかして過去この街で探偵業を営んでいたというおばの有能ぶりを浮き立たせるために主人公の能力をわざと低くしたのかもしれないのですが、明らかにこれはやり過ぎでしょう。大体この主人公の能力を見る限り、探偵には全く向いてないといっても過言ではありません。
そんな主人公の拙い設定と合わせたかのようにシナリオもほとんど投げっぱなしの消化不良に終わっています。同ブランドの桜吹雪~~千年の恋をしました~も似たような傾向があったのですが、今作はその欠点がより強調された感じがします。まあぼくも全部のルートをクリアしたわけでないので即断は出来ないのかもしれませんが、今まで5人中4つのルートすべてが同じ展開に終わったところを鑑みるとどうも大きく巻き返すことはなさそう。
まあ大量買いをする限りはこのような凡作及びそれ以下のゲームを掴まされるのは覚悟の上なのですが、端から疑ってかかっている戯画はともかくSilverBullet系列のゲームもこれからは疑ってかかったほうが良さそう。まあそう言いながら同ブランド最新作のSacred † Vampireもなぜか手元にあったりするのですが・・・
2010年10月29日
選ばれなかったヒロイン
今回は今年上半期を代表するエロゲーの一つであるおとボク2こと処女はボクに恋してる~2人のエルダー~(キャラメルBOX)について所感を述べてみたいと思います。
このゲームが良作であることについては異論はありません。前作の評判から発売前からかなりの期待をされていたわけですが、そのプレッシャーに押しつぶされずこれだけ面白い作品を産み出した制作陣には素直に拍手したいと思います。特にお嬢さま学園の雰囲気が楽しめる共通パートは前作もそうだったのですが相変わらず面白く本当に楽しめました。それに比べて各ヒロインの個別ルートに入ってからは途端に味気なくなってしまうのですが、これは前作もそうだったことからまあ仕方ないところかもしれません。
そんな個別ルートを終えぼく的に一番お気に入りのヒロインだったのは香織理さんでした。立ち位置が前作の紫苑さまに似ているように思えたことからぼくの前予想ではかなり低めの順位だったのですがこれが意外に好感触。逆に前作の貴子さんと同じツンデレタイプということから一番期待していた淡雪は全体的にはやや期待ハズレといったところでしょうか。それでも雅楽乃とのコンビはなかなか微笑ましく主人公(プレイヤー)のお姉さま心をかなりくすぐってくれました。
さてそんな攻略ヒロインと同じいやそれ以上に魅力的なサブキャラがこのゲームには存在します。それが生徒会長である初音さんなわけですが、このゲームの不満というより最大の謎がなぜ彼女が攻略ヒロインではなかったのかということです。
ゲームの容量的にこれ以上攻略ヒロインが増やせなかった事情はあるにせよ、それでも彼女が攻略ヒロインでないのはどうにも不自然に感じる・・・というのもぼくが思うに(彼女のファンには申し訳ないのですが)史よりも初音さんの方がヒロインとして相応しく思えて仕方ないからです。
というのも、こういった主人公女装ものはヒロインに女装が知られてしまうというシーンがクライマックスになるわけですが、主人公の千早が男性と分かったとき一番緊張感を与えるシーンが生まれそうなのは初音さんだからです。千早が男性と知って彼女がどこまで冷静を保てるか見ものであり葛藤に悩むことになるはずだったのですが、そのあたりが全く描かれなかったのは惜しいとしかいいようがありません。
では初音さんを攻略ヒロインとして選ばなかった理由というのは何だったのでしょう。攻略ヒロイン6人が初音さんより全員魅力があったならばまだしも、ぼくの見る限り史よりも初音さんの方がよほど攻略ヒロインに相応しいと思うのです。これは史の個別ルートがパッとしなかったこともあるのですが、史のキャラクター的に攻略ヒロインよりも非攻略キャラの方が輝くのではと思えるからで(実際脇役として史の千早へのツッコミは物語のアクセントとなっている)、そんな史を制作者がヒロインとして選んだというのはよほど初音さんをヒロインとして選びたくなかった何かがあった考えるのが自然です。
これはぼくの想像になるのですが、初音さんには彼女に思いを寄せるキャラ(沙世子)がいたためではないかと思うのです。沙世子が初音さんに恋愛感情を密かに抱いていることを千早は知っていて、それを無視して千早と初音さんを結びつけるというのは一種の略奪愛となり、そういったドロドロした関係はおとボクの世界には相応しくないとライターは考えたのかもしれません。
ただ今回も全般的に各個別ルートの甘さが気になっただけに、ライターにはおとボクの甘い世界を多少壊してもいいから、一種の三角関係の解決を要求されるシナリオに挑んでほしかったと思うのです。もしそれがあったとしたら前作以上の高評価を受けていたに違いなかったでしょう。少なくともぼくには・・・
このゲームが良作であることについては異論はありません。前作の評判から発売前からかなりの期待をされていたわけですが、そのプレッシャーに押しつぶされずこれだけ面白い作品を産み出した制作陣には素直に拍手したいと思います。特にお嬢さま学園の雰囲気が楽しめる共通パートは前作もそうだったのですが相変わらず面白く本当に楽しめました。それに比べて各ヒロインの個別ルートに入ってからは途端に味気なくなってしまうのですが、これは前作もそうだったことからまあ仕方ないところかもしれません。
そんな個別ルートを終えぼく的に一番お気に入りのヒロインだったのは香織理さんでした。立ち位置が前作の紫苑さまに似ているように思えたことからぼくの前予想ではかなり低めの順位だったのですがこれが意外に好感触。逆に前作の貴子さんと同じツンデレタイプということから一番期待していた淡雪は全体的にはやや期待ハズレといったところでしょうか。それでも雅楽乃とのコンビはなかなか微笑ましく主人公(プレイヤー)のお姉さま心をかなりくすぐってくれました。
さてそんな攻略ヒロインと同じいやそれ以上に魅力的なサブキャラがこのゲームには存在します。それが生徒会長である初音さんなわけですが、このゲームの不満というより最大の謎がなぜ彼女が攻略ヒロインではなかったのかということです。
ゲームの容量的にこれ以上攻略ヒロインが増やせなかった事情はあるにせよ、それでも彼女が攻略ヒロインでないのはどうにも不自然に感じる・・・というのもぼくが思うに(彼女のファンには申し訳ないのですが)史よりも初音さんの方がヒロインとして相応しく思えて仕方ないからです。
というのも、こういった主人公女装ものはヒロインに女装が知られてしまうというシーンがクライマックスになるわけですが、主人公の千早が男性と分かったとき一番緊張感を与えるシーンが生まれそうなのは初音さんだからです。千早が男性と知って彼女がどこまで冷静を保てるか見ものであり葛藤に悩むことになるはずだったのですが、そのあたりが全く描かれなかったのは惜しいとしかいいようがありません。
では初音さんを攻略ヒロインとして選ばなかった理由というのは何だったのでしょう。攻略ヒロイン6人が初音さんより全員魅力があったならばまだしも、ぼくの見る限り史よりも初音さんの方がよほど攻略ヒロインに相応しいと思うのです。これは史の個別ルートがパッとしなかったこともあるのですが、史のキャラクター的に攻略ヒロインよりも非攻略キャラの方が輝くのではと思えるからで(実際脇役として史の千早へのツッコミは物語のアクセントとなっている)、そんな史を制作者がヒロインとして選んだというのはよほど初音さんをヒロインとして選びたくなかった何かがあった考えるのが自然です。
これはぼくの想像になるのですが、初音さんには彼女に思いを寄せるキャラ(沙世子)がいたためではないかと思うのです。沙世子が初音さんに恋愛感情を密かに抱いていることを千早は知っていて、それを無視して千早と初音さんを結びつけるというのは一種の略奪愛となり、そういったドロドロした関係はおとボクの世界には相応しくないとライターは考えたのかもしれません。
ただ今回も全般的に各個別ルートの甘さが気になっただけに、ライターにはおとボクの甘い世界を多少壊してもいいから、一種の三角関係の解決を要求されるシナリオに挑んでほしかったと思うのです。もしそれがあったとしたら前作以上の高評価を受けていたに違いなかったでしょう。少なくともぼくには・・・
2010年10月15日
アクチ付きゲームの期待値は
ぼくがアクチ付きのゲームを買うことはめったにありませんが、例え購入したとしても直にプレイすることはめったにありません。
というのもプレイを終えたとしても中古ショップへ買い取りに出せるわけでなく、といって捨てるのも忍びないいうわけで結局部屋の片隅を占領し続けるわけですから、別に慌ててプレイしなくても中古として売れるゲームを先に崩した方が得策だからです。
そんなぼくがアクチ付きのゲームとしては、珍しく早くプレイを始めたのが俺たちに翼はない AfterStory(Navel)です。これは本編で相変わらずなクオリティの高い笑いを見せてもらっただけに、王雀孫氏独特の笑いの世界を早く堪能したいと思ったからですが・・・
このFD、本編であった4つの章(物語)の各短めなアフターとこれまた短いショートストーリーで構成されています。フルプライス近いゲームにしては容量的には正直物足りないと云わざるを得ませんがぼく的には本編で楽しませてくれた笑いさえ堪能できれば充分と考えていました。実際本編でも第1章は読んでいて苦痛としか思えませんでしたし本当に楽しませてくれた部分は全体の半分も無かったわけですから、値段だけを取り上げるのも野暮というものですので。
ただFD全部を終えてからの感想はというと正直期待ハズレといっても過言でないと思います。というのもぼく的に期待していた笑いの部分が少ない。ぼくの期待していた笑いというのは王雀孫氏特有のウンチク味とキャラクター間で繰り返される会話のキャッチボールだったわけですが、どうも笑いの傾向が若干変わっているようなのですね。このあたりがライターに王氏以外にもう一人別の人物が加わった影響かもしれませんが、ともかくぼくの食指に合う部分が少なかったことは確かです。
まあよく考えればこのFDは各章の主人公とヒロインが結ばれてからのアフターの方がメインなわけで、どちらかというと笑いよりもイチャラブ成分の方が多め。ぼくがこのゲームに対して求めていたのとは齟齬があったわけで趣味に合わなかったのも仕方ないかもしれませんが・・・
ただこうした辛口の感想をしてしまうのもぼくがプレイ前に抱いていた期待値が相当に高かった影響があるのでしょう。特にこのゲームはアクチ付きであり他の中古ショップで引き取りが可能なゲームと比べて良作へのハードルは高いわけです。それが並み程度のデキではグチりたくなるのも仕方ないところ。
ぼくがアクチ付きのゲームを買うのに躊躇してしまうのはこういうわけで、平均点程度には収まるこのゲームですらここまでガッカリさせられるということは、もしこれよりはるかに劣る凡作以下のアクチ付きゲームを掴まされたことを考えたら口惜しくてエロゲーを買う気力を失ってしまうかもしれません。
メーカーももしアクチを付けるならば少なくとも良作以上の評価を得られるような自信作を出して欲しい。でなければアクチなんて付けないで欲しい。エロゲーを今後もプレイし続けていくためにそうぼくは願って止まないのです。
というのもプレイを終えたとしても中古ショップへ買い取りに出せるわけでなく、といって捨てるのも忍びないいうわけで結局部屋の片隅を占領し続けるわけですから、別に慌ててプレイしなくても中古として売れるゲームを先に崩した方が得策だからです。
そんなぼくがアクチ付きのゲームとしては、珍しく早くプレイを始めたのが俺たちに翼はない AfterStory(Navel)です。これは本編で相変わらずなクオリティの高い笑いを見せてもらっただけに、王雀孫氏独特の笑いの世界を早く堪能したいと思ったからですが・・・
このFD、本編であった4つの章(物語)の各短めなアフターとこれまた短いショートストーリーで構成されています。フルプライス近いゲームにしては容量的には正直物足りないと云わざるを得ませんがぼく的には本編で楽しませてくれた笑いさえ堪能できれば充分と考えていました。実際本編でも第1章は読んでいて苦痛としか思えませんでしたし本当に楽しませてくれた部分は全体の半分も無かったわけですから、値段だけを取り上げるのも野暮というものですので。
ただFD全部を終えてからの感想はというと正直期待ハズレといっても過言でないと思います。というのもぼく的に期待していた笑いの部分が少ない。ぼくの期待していた笑いというのは王雀孫氏特有のウンチク味とキャラクター間で繰り返される会話のキャッチボールだったわけですが、どうも笑いの傾向が若干変わっているようなのですね。このあたりがライターに王氏以外にもう一人別の人物が加わった影響かもしれませんが、ともかくぼくの食指に合う部分が少なかったことは確かです。
まあよく考えればこのFDは各章の主人公とヒロインが結ばれてからのアフターの方がメインなわけで、どちらかというと笑いよりもイチャラブ成分の方が多め。ぼくがこのゲームに対して求めていたのとは齟齬があったわけで趣味に合わなかったのも仕方ないかもしれませんが・・・
ただこうした辛口の感想をしてしまうのもぼくがプレイ前に抱いていた期待値が相当に高かった影響があるのでしょう。特にこのゲームはアクチ付きであり他の中古ショップで引き取りが可能なゲームと比べて良作へのハードルは高いわけです。それが並み程度のデキではグチりたくなるのも仕方ないところ。
ぼくがアクチ付きのゲームを買うのに躊躇してしまうのはこういうわけで、平均点程度には収まるこのゲームですらここまでガッカリさせられるということは、もしこれよりはるかに劣る凡作以下のアクチ付きゲームを掴まされたことを考えたら口惜しくてエロゲーを買う気力を失ってしまうかもしれません。
メーカーももしアクチを付けるならば少なくとも良作以上の評価を得られるような自信作を出して欲しい。でなければアクチなんて付けないで欲しい。エロゲーを今後もプレイし続けていくためにそうぼくは願って止まないのです。
2010年10月09日
エロゲーを止める方法?
今月1日からタバコの大幅値上げが行われたこともありこれを機会に禁煙を決意された方も多いと思われますが、ぼくの周囲でははや挫折した人もちらほら。
まあ禁煙を推奨しているはずの病院でも医師や看護師の喫煙率は意外に高いですし(さすがに内科系の医師で喫煙する人は少ないですが)これだけタバコの害が周知されていても止められないのは仕方ないことなのかもしれません。
ぼくは今でこそタバコは吸いませんが前はかなりのヘビースモーカーでした。エロゲーをプレイする時もタバコは片時も離さないような状態でしたが、よくよく考えればパソコンにタバコの煙は天敵のはずですしエロゲーマーにとってはタバコは「百害あって一利なし」ですね。
そんなタバコと違いいまだ止められないのがエロゲーです。タバコが呼吸器官に害を及ぼすようにエロゲーもぼくの貴重な余暇や睡眠時間を削っているわけで充分体に害を及ぼしているといえるのかもしれません。
そのくらい色々なものを犠牲にしてプレイし続けているエロゲーですが、一般的にはエロゲーの習慣性というものはそれほど高くないように思われます。というよりぼくの周囲を見る限りタバコと違いエロゲーというものは何の苦労もなしに止められるものらしいです。
まあエロゲーを15年以上し続けているぼくでさえいわゆるクソゲーというものを3本連続掴まされればほとほと嫌になってくるくらいですので、短気な人ならそれを機会に止めてしまっても不思議ではありません。大体世間にはエロゲーより面白い娯楽というものは多数存在しているわけで、わざわざエロゲーを長い年数プレイするにはいわゆる一般的な娯楽以外のモチベーションが必要になるのではないかと思うのですね。
ぼくの場合今ではエロゲーをプレイするより買うことのほうが趣味と化してしまっているので、どちらかというとメーカーのHPを見たり等あれこれと検討しているほうが楽しいのです。そしてこちらの方が重要なのかもしれませんが、このブログを始める切欠がエロゲーだったわけでいまになって止められないという事情もあります。
もちろんエロゲーをプレイすることが苦痛となるなら当然止めることになるのでしょうが幸いそんな気分にはなっていませんし、この調子ならいましばらくは付き合いを続けていくことになりそうです。それに例えエロゲーを購入するのを止めたとしても今ある積みゲーを崩すだけで2年以上は掛かりそうですし・・・
まあ禁煙を推奨しているはずの病院でも医師や看護師の喫煙率は意外に高いですし(さすがに内科系の医師で喫煙する人は少ないですが)これだけタバコの害が周知されていても止められないのは仕方ないことなのかもしれません。
ぼくは今でこそタバコは吸いませんが前はかなりのヘビースモーカーでした。エロゲーをプレイする時もタバコは片時も離さないような状態でしたが、よくよく考えればパソコンにタバコの煙は天敵のはずですしエロゲーマーにとってはタバコは「百害あって一利なし」ですね。
そんなタバコと違いいまだ止められないのがエロゲーです。タバコが呼吸器官に害を及ぼすようにエロゲーもぼくの貴重な余暇や睡眠時間を削っているわけで充分体に害を及ぼしているといえるのかもしれません。
そのくらい色々なものを犠牲にしてプレイし続けているエロゲーですが、一般的にはエロゲーの習慣性というものはそれほど高くないように思われます。というよりぼくの周囲を見る限りタバコと違いエロゲーというものは何の苦労もなしに止められるものらしいです。
まあエロゲーを15年以上し続けているぼくでさえいわゆるクソゲーというものを3本連続掴まされればほとほと嫌になってくるくらいですので、短気な人ならそれを機会に止めてしまっても不思議ではありません。大体世間にはエロゲーより面白い娯楽というものは多数存在しているわけで、わざわざエロゲーを長い年数プレイするにはいわゆる一般的な娯楽以外のモチベーションが必要になるのではないかと思うのですね。
ぼくの場合今ではエロゲーをプレイするより買うことのほうが趣味と化してしまっているので、どちらかというとメーカーのHPを見たり等あれこれと検討しているほうが楽しいのです。そしてこちらの方が重要なのかもしれませんが、このブログを始める切欠がエロゲーだったわけでいまになって止められないという事情もあります。
もちろんエロゲーをプレイすることが苦痛となるなら当然止めることになるのでしょうが幸いそんな気分にはなっていませんし、この調子ならいましばらくは付き合いを続けていくことになりそうです。それに例えエロゲーを購入するのを止めたとしても今ある積みゲーを崩すだけで2年以上は掛かりそうですし・・・