2010年09月28日

デビュー作に求められるもの

積みゲー崩しの方は相変わらずの状況なのですが、3ヶ月近くぼくを煩わせてきた輝光翼戦記 天空のユミナがようやく終わるメドが付いたということもあって他のゲームに手を出す余裕が出てきました。
といっても最新作をプレイする前に、ここ3ヶ月の間に買ったゲームを崩すのが順番だろうということもあって、現在6月発売のゲームから徐々に崩している最中です。
今回はそんなゲームの中から一番最初に崩し終わったボクラはピアチェーレ(アドリブ)の所感について簡単に述べてみようかと・・・

このゲーム、音楽をI.O.Soundが担当しているのですが、このI.O.Soundが担当したゲームで印象に残るゲームはというとStarTRain(mixed up)絶対幸せ宣言っ!(eighthnote)が思い浮かびます。
この2本はライターである七烏未奏氏らしい青臭い青春ゲーだったのですが、I.O.Soundが奏でる音楽もその雰囲気作りに貢献していたように思われます。ライターこそ違えこのI.O.Soundが担当する青春音楽ゲーと聞いてつい購入してしまったわけですが、常識的に考えれば不鮮明な部分も多いわけで・・・

そんなわけでやや及び腰で始めた本編ですが確かにStarTRainのようないい意味でのモラトリアム的な雰囲気は漂わせていましたし、全体的に見ればそれほど悪いデキというわけではではありませんでした。ただ七烏未奏氏のシナリオのようなそれで押し切るような一本気な青臭さはなく、どこか平均的な青春ゲーになってしまっているのが残念なところ。
もちろんストーリー的に見れば押さえるべきところは押さえているし、こういったゲームにありがちなヘタレ主人公というわけではない。ただ取り立てて欠点というべきところはないものの、強調できる長所というものもこのゲームの場合見当たらないのですね。
原画もそれほど見栄えがするわけではないし、ヒロインの魅力もそれを強く押し出した萌えゲーと比べるとやや物足りない感は否めない。あえて言えば音楽ということになるのですが、このゲームの場合軽音楽部を舞台にしたにしてはストーリー自体音楽が深く係わっておらず、どうもI.O.Soundの曲がストーリーに勝ってしまっている気がするのです。

このゲームはアドリブというブランドの処女作にあたります。ブランド処女作というと本来は既存のメーカーにはない野心的な作品を出してユーザーの目を惹きつけないといけないわけで、こうした特徴に乏しいゲームを出してしまっては、批評空間の総データ数が示すとおり話題に上らないまま埋もれてしまっても仕方ないのです。
同じ軽音楽部ということで、もし話題になったアニメのパクリでもしていたら悪い意味だとしても話題に上ったわけで、それくらいの冒険をするくらいの勇気を制作者には持って欲しかったとぼく的に思うのです。  

Posted by 7月の魚 at 23:02Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年09月23日

ファンディスクを買う薄い動機

いつプレイするかどうか分からないエロゲーを買っては悦に入っているところを考えると、プレイするよりもエロゲーを買うことの方が趣味といっても過言でないわけで、そんな状況ですからぼくがエロゲーを選ぶ基準は昔よりも相当下がっていると思われます。
原画がぼくの好みだったり、初回特典にサントラが付いたりしたらほぼ間違いなく予約してしまうわけで、お世辞にも厳選して購入しているとはいえない状況であるのは確かでしょう。

この状況に輪を掛けているのが最近のファンディスク流行りだったりします。本編をプレイしてとほどハズレだと思わない限りつい購入してしまうのがこのファンディスクで、続編やアフター&スピンオフといったものを含めると相当数購入しているのではないかと思ったのですが・・・

なら一度調べてみようと思い、今年上半期ぼくが購入したゲームの中でどれだけこのファンディスク&続編・アフター&スピンオフと云われるものが含まれているか確認してみることにしました。
ぼくが今年上半期購入したゲームは22本。そのうち続編に類するエロゲーは8本で3分の一以上含まれていることが分かります。
そんなぼくが本編を買っていながら見送ったアフターはというと、星空のメモリア(FAVORITE)のファンディスクである星空のメモリア Eternal HeartとFlyable Heart(ユニゾンシフト・ブロッサム)のファンディスク君の名残は静かに揺れての2本。どちらの本編も世間の評価は高いのですが、ぼくには合わなかったゲームで批評空間で付けた点数は50点台。それより若干高い60点台の祝福のカンパネラのファンディスク祝祭のカンパネラは本編がさほど楽しめたというわけでないのに予約してしまっているので(予約特典でキャラソンCDが付くこともありますが)、よほど本編の評価が低くない限り買ってしまっているということになります。

こうしたユーザーがいるからメーカーも次々とファンディスクをリリースしてくるわけですが、こうした状況は長期的に見て決して良いことばかりでないことは確か。特に最近は財布に優しくないファンディスクが増えてきているわけで、そろそろこうした安易な気持ちで買ってしまうのは控えようと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 02:47Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年09月07日

職場で美少女ゲームをプレイする方法

不規則な生活が続く上に暑い日が続き、ベッドで横になってもなかなか寝付くことができません。

もしこれが自室に居るときならエロゲーをプレイするところなのですが、問題は職場で当直勤務をしている場合。
当直勤務というものはかなり神経をすり減らすので、休憩が取れる時はなるべく仮眠をして少しでも疲れを取ったほうがいいわけですが、当直室のソファーベットで横になってすぐに爆睡できる時はよほど疲れが溜まっているときだけ。直前まで気を張って勤務をしていて急に眠れと言われてもそう簡単に行かないのは人間の心理というもの。それに仮眠中に突然PHSで呼び出されるなんてこともままあるわけで、それを考えるとじっくり眠ることが出来ないのも仕方ないかもしれません。
そんなわけで眠れない場合はサッカー雑誌や肩の凝らないライトミステリーなどを読むことが多いのですが、ふと思ったのはこの仮眠時間に自室でしているようにエロゲーがプレイ出来ないか?ということ。溜まりに溜まっている積みゲーは崩せるし、もし寝落ちしたとしても仮眠が取れるわけですから一石二鳥。実際自室でエロゲーをプレイしているときは大抵寝落ちしていますし。

この考え、実行に移そうかなと思ったことは何度もあるのですが、さすがにまだ踏み切ったことはありません。その理由はわずかでも職場でエロゲーをプレイしていることが白日のもとに晒される可能性がある以上、危険を犯すわけにはいかないからです。

その危険とは、もし当直室でひっそりエロゲーをプレイしていたときに突然PHSで呼び出された場合のことです。もちろん呼び出しがかかった以上極めて迅速に職場へ戻らなければいけないのですが、その際当直室でエロゲーをプレイしていた証拠を消すだけの心の余裕があるかというと何ともいえないからです。次の日になれば当然当直室には次の当直者やベットメイキングが入るわけで、もしそこにぼくのノーパソが残されていれば押収されるのは必至。それにシャットダウンしていればまだしももしシャットダウンする暇もなく部屋を離れてしまう可能性を考えると・・・

まあぼくがエロゲーマーであることは職場で薄々感づかれているような気がしないでもないのですが、さすがに休憩中とはいえ職場でエロゲーをプレイしていることが露呈したら笑って済まされないことになるのは必至。というわけで危ない橋を渡ることは今のところ諦めているのですが・・・自宅に帰ると目に入る積みゲーの数々を考えると冒険を実行する日は近いのかもしれませんね。  

Posted by 7月の魚 at 01:21Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年08月28日

夏バテ気味で・・・

暑い夏が続いています。
昨年は朝までクーラーを掛けっ放しで寝たというような記憶はほとんど無いのですが、今年に限っては別問題で家に居るときはほぼ24時間クーラーのお世話になっています。といってもぼくの場合クーラーを付けたまま寝るとあまり疲れが取れないため、最近はどうも夏バテ気味。食欲もかなり落ちているのですが、それでも一向に痩せる気配がないのは夏バテでほとんど運動していないためでしょうか。

この暑い夏の影響を受けて食欲と同じく落ちているのがエロゲーをプレイする時間。疲れが完全に取れていないためか、エロゲーをプレイしていて寝オチしてしまう確率が異様に多いのですね。もし退屈なゲームをプレイしたとすれば、ものの10分もすればほぼ確実に夢の世界がやってきます。今月初めから天空のユミナのダンジョン探索と並行して6月発売の某作品をプレイしていたのですが、これがぼくの期待とは裏腹にあまり面白くない。2人目まではなかば意地で続けていたのですが、3人目に入ってから半ばギブアップモード。涼しくなったらまた再開するかもしれませんがもしかしたらこのまま放棄してしまうかもしれません。

そんなわけで今月はほとんど積みゲーを減らすことが出来なかったのですが、そんな状況にも係わらずやってくるのは今月発売された新作の数々。目ぼしいゲームが見当たらないと云われている今月でさえ数本買ってしまうわけで、この衰えない購買欲の方こそ衰えてもらいたいものだと思っているのですが・・・  

Posted by 7月の魚 at 05:49Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年08月13日

理想のレビューを目指して

ぼくは他人の長文レビューは余り読まないタイプの人間です。
これはぼくがネタバレを極端に恐れる質にあるからだと思うのですが、過去にプレイしたゲームで気に入ったレビューでも何度も読み返すということは最近ではほとんど無くなりました。
それよりもどちらかというと自分が昔書いたレビューを読み返すことの方が多いです。これは感想を書いた当時の心境を思い返すという行為で例えていえば記念写真やアルバムを見るような感覚ですが、いろんな意味で赤面することが多いことは確かです。

それは当時の自分の青臭い思考によるものがほとんどの原因で特に最初の頃の長文感想はそれが顕著なわけですが、もう一つ自分で恥じなければならないのは安定していないスタンスのことです。
このスタンスという意味は言い換えればゲームに対してどのような眼で見るかということになります。人によってレビューをするに当たってどのようなスタンスで見るのは人それぞれなのですが、そのスタンスが安定していることが一番だと思うのですね。例えばゲームに対して真っ直ぐな眼で見るのか、それとも少し斜めの方向から見るのか。熱く語るか冷めた口調で語るのか。悪いところばかりバッサリ斬るのか、それとも長所を取り上げてしっかり誉めるのか。ぼくが見て信頼されているレビューというのは全てにおいてそれが安定していると思うのです。

どちらかというとぼくは怒りっぽい短気な性格の人間でありゲーム終了後感情に任せて感想を書きなぐってしまうことが多いのですが、そういったレビューは勢いこそあるかもしれませんが信頼という意味では欠けることが多い。後で読んで赤面するというのもこういったレビューのことですが、出きればどんなゲームでも同じような眼で見ていたい。エロゲーといってもジャンルを含めてその内容は多岐に亘っているのでゲームに合わせてレビューのスタイルを変えるのは構わない(というかそれが理想のレビュワー)と思うのですが、スタンスだけは変わらず暖かな眼でレビューしたい。そう心がけているのですがこれがなかなか難しいのですね。ぼくが自分の感想をたびたび読みかえすのは当時の心境を振り返るとともに理想のレビューに一歩でも近づきたいと思っているからなのです。  

Posted by 7月の魚 at 12:34Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年08月10日

当たるとデカイ妹ゲー

妹属性がほとんど無いぼくにとってエロゲーに於ける妹ルートは凡打に終わってしまうケースがほとんどなのですが、一発当たると特大のホームランをかっ飛ばしてくれるのも妹シナリオの面白いところで、みずいろ(ねこねこソフト)の雪希シナリオやこころナビ(Q-X)の凛子シナリオなどが柵越えしていったゲームの例に挙げられます。
今回クリアしたリアル妹のいる大泉君のばあい(Alcotハニカム)もそれらのゲームに匹敵するくらいぼくの心に響いて妹ヒロインの恐ろしさを久々に味わさせてもらったわけですが、このゲームがこれまで当たりだった多くの妹ゲーと違う点は妹という特長を全面に押し出してホームランを飛ばしたことにあります。妹ヒロインというとどちらかというとメインヒロインに対する影ともいえる存在で、自らがメインヒロインとなる場合はあまりなかった(メインを担うと成功しないケースが多かった)のですが、このゲームの場合完全に妹がメインヒロインを張るまさに妹オンリーゲー。ここまで妹ヒロインを押し出しかつ読ませるゲームというとぼくのプレイしたものでは何処へ行くの、あの日(MOONSTONE)以来といっていいかもしれません。

このゲームでぼくが一番感心させられた点は、妹を愛するのと同じくらいエロゲーを愛しているという主人公の設定です。このゲーム、設定を見る限りとても現実ではありえないようなご都合主義的展開に満ち溢れていて一見感情移入し難く思えるのですが、主人公たちが語るエロゲーの話があまりに現実味溢れていて設定のご都合主義をある意味中和してくれます。しかも主人公たちがする会話の端々にエロゲーに対する愛が垣間見えるものですから、何か主人公が身近の存在のように思えて仕方が無いのです。
ここまで計算して主人公の性格を設定したライターの狙いは素晴らしいとしか言いようがないのですが、こうした設定を思いつくということはライター自身がエロゲーを愛しているに他ならないからでしょう。ラストは必ずしもハッピーエンドとはいえずやや収まりが悪いように思えるのですが、実妹シナリオという点を考えれば100%のハッピーエンドよりもああいった形の収束の方が良いとも考えられてぼく的には充分納得。このゲーム、妹ゲーとしてだけでなくエロゲー全体として考えても久々の大当たりといえるわけですが、もし現実にリアル妹が居たとしたらまた違った感想が導かれた可能性が高いのかも。このあたりはぼくに実在の妹が居なかった幸運を素直に喜びたいと思います。  

Posted by 7月の魚 at 04:47Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年08月04日

入れ替えするのは面倒

現在ぼくが抱えている積みゲーはというと60本を越えてしまっている状況なわけですが、これだけ数が増えてしまうと一体次にどれをプレイしようか自分でも分からなくなってきます。
前に話したことがあるようにプレイを終えたエロゲーは基本的に中古ショップへ引き取ってもらうことにしているので、余りに価格が暴落してしまったものはプレイせず塩漬け状態にしていますが、そんな不良在庫品を除いてもまだ数多くのゲームが眠っていて困っているのです。

さてそんなぼくが取り合えず現在最初にプレイしたい(崩したい)ゲーム候補はというとWHITE ALBUM2 ~introductory chapter~(Leaf)です。当初は完結編まで出揃ってからプレイしようとしばらく塩漬けしておくつもりでいたのですが、最近買ってきたゲームのヴォーカルCDを聴いて考えが変わりました。前作のホワルバといえば音ゲーとして有名であのパウダースノーのイントロを聴くたびにゲームを起動したくなるくらいヴォーカルソングが素晴らしかったのですが、今回の2もそれと勝るとも劣らない好曲ぶりでこれは一刻も早くプレイしなければと思い直したのです。最近はエロゲーのヴォーカルソングもレベルが上がり良い曲も多くなったのですがメロディを聴いて思わずゲームをプレイしなくてはと思わせる曲となると数少なく、ぼくの経験で言うと東京封鎖(C-side)以来といっていいかもしれません。

ただここで一つ問題があって現在主にプレイしているゲームが輝光翼戦記 天空のユミナだということ。このゲーム起動ディスクを入れないと開始できないのですが、WHITE ALBUM2も同じく起動ディスクが必要なゲーム。ゲームを交互にプレイするたびディスクを入れ替えるのは面倒くさいしディスクを傷つける恐れがあるので出来ることならば天空のユミナのキリをつけてからWHITE ALBUM2を始めたいと思っているのですが、これがそう簡単でないのはご存知の通り。というかいいかげんダンジョン探索に見切りをつけないといけない時期なのかもしれません。
といいながら今日も3時間余りもダンジョン巡りをしてしまったのですけれど・・・

もしどちらか一方のゲームがディスクレスで起動できたのならばこんな思いをしなくて済んだのかもしれませんがこればかりは仕方ありませんね。アクチが付いてくることを考えればディスクを入れ替える苦労の方がずっとマシですから。  

Posted by 7月の魚 at 04:25Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年07月29日

積みゲーが減る時

年末・年始にGWとまとまった休みが全く取れなかったぼくですが、今度のお盆こそはと画策したおかげで何とか3日連続で休みを貰えることが出来そうです。
ただ別に休みが増えたわけでなくただ飛び飛びの休みを纏めただけのことですので、これからの半月余りほとんど休みがないのが辛いところ。もしかしたら疲れから盆休みはほとんど寝ているだけに終わるかもしれないと思うと素直に喜べないのですが・・・

そんな状態でありながらもいまだ習慣のごとくエロゲーを毎月購入しています。ただ今までは基本的に予約購入を常としていたのが、最近は発売日1週間ぐらい経ってから購入するケースが増えてきました。これはいくつか理由があってまずアクチを導入するゲームが増えてくたことが挙げられます。アクチが付いているゲームは中古で売ることがまず不可能といっていいので予約購入するのは正直博打を打つようなもの。外れた時のショックを考えると取り合えず周囲の評判を見極めるかワゴン落ちした時を狙って買ったほうがベターと考えるのは当然といっていいでしょう。

そしてもう一つの理由がショップ特典のことで実をいうとぼくにとってはこちらの方が理由としては重大なのです。
ここ2~3年前くらいからぼくが利用する大手ショップの特典に定番のテレカやドラマCD以外で抱き枕カバーやシーツなどを付けるケースが出てきました。この抱き枕カバー類、意外に嵩張ってぼくの狭い部屋を占拠してしまう困った存在なのですが、今までは大手メーカーがリリースする目玉ソフトにしか付かなかったのでまだ我慢が出来ました。ところが最近は特殊な特典に対する敷居が低くなったようで、ちょっと話題になっている程度のものにまで抱き枕カバー類が付くようになってしまったのですね。
もちろんこういった特典類で上がったコストはそのまま商品価格に跳ね返ってくるわけで、必要も無い特典類のためにぼくは高いお金を払っていることになります。それならばゲームソフト単品を発売されてから買ったほうがいいというわけで予約しないケースが増えてきたというわけなのです。

まあこれだけならそう大した問題はないように思われますが、実は予約購入が減ることによって少しずつエロゲーを購入する本数が減っているのは確かなのです。別にプレイするエロゲーが無くて困っているわけでないのですから、冷静に考えると発売日を過ぎたソフトなんていつ買ってもいい・・・いや買わなくても構わないことに今さらのように気づかされて・・・
というわけで数年前なら100%購入しているはずのエロゲーを見送りそのまま買わなかったケースは片手以上に上るのです。そうやって見送ったエロゲーが確実に増えているのに一向に積みゲーが減らないというのも不思議なのですが、もしこのまま抱き枕カバーが特典として付くゲームが今以上に増え続けていったとしたら、エロゲーを買わなくて済む月が頻繁にやって来るのかもしれません。そしてその時こそ積みゲーを片付けるチャンスと睨んでいるのですが・・・  

Posted by 7月の魚 at 01:40Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年07月23日

ヤリコミゲーをプレイする前に

梅雨明け宣言が出されて暑い夏がやってきました。
夏生まれにも係わらず暑さに弱い体質のぼくには大変辛い季節でまとまった休みを取って避暑にでも行きたい気分ですが、お盆休みさえまっとうに取れない身の上では雲の上の世界のお話。取り合えず体を壊さないように睡眠時間だけはきっちり取りたいと思っているのですが・・・

さて、先月発売された積みゲーのうち一番初めに手をつけようと思っていたのが天の光は恋の星(ETERNAL)だったのですが、当初心配していた通り評判があまり芳しくありません。いくらこのゲームの買った主目的がみこしまつり氏の原画だったとしても、ここまで評価が低いと見合わせたくなるもの。
というわけで、今年早々買ったものの手をつけていなかった輝光翼戦記 天空のユミナの方を先に始めることにしました。同メーカーのゲームでFDも発売されたくらい評判が高いゲームということもあり期待が高かったのですが、いざ始めていきなり後悔することに。
というのも長いゲームというのは噂では聞いていたのですが、これが想像以上の時間泥棒ぶりでなぜ時間の取れない身分でなぜこんなゲームを崩しかけてしまったのかと今さらのように思っている次第。前にプレイしたネガゼロが思ったより時間が掛からずにクリアできたため、このゲームもさほどでは無いと甘く見ていたのですが酷い目に遭いました。まさか一度ダンジョンに潜ると出てくるまで2~3時間も掛かるとは夢にも思わなかったのです。

確かにネガゼロよりも戦闘パートは面白いのですが1周クリアするまでにこれだけ手間と時間が掛かるとなるとさすがに考えものです。誰もが指摘していると思うのですが、一度クリアした階はワープ出来るとかでなければせめて10階単位のエレベーター機能くらい付けてくれればもっと快適にプレイ出来て2周目以降のモチベーションも湧くと思うのですが・・・

ぼく的にはこうした3DダンジョンRPGは結構はまるのですが、このゲームにこだわり過ぎると他の積みゲーが全く進まなくなる(そういえばここ2週間ほど他のエロゲーを起動させた記憶がない)ので2周目以降もプレイするかは思案中といったところ。何せこのゲームのおかげで取らなければならない睡眠時間までガシガシと削られていますので・・・
そういえばかなり前に買ったウィザーズクライマー(ソフトハウスキャラ)も結局2周目中途で放棄してしまいましたし、こういったヤリコミゲーをプレイするにはまず生活環境の方を整えないと無理なようです。  

Posted by 7月の魚 at 09:17Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年07月10日

序盤は良作。終盤は・・・。

先月7本新作を購入したのですが、今のところの評価を見るとそのほとんどの評判が芳しくなくて少し気が滅入っています。
まあ批評空間の評価が良くてもいざプレイしてみるとさっぱり面白くなかったという例はざらにあるし、評価がイマイチでもぼくには良作だったということも稀にあるので気にしても仕方がないのかもしれませんが。

ただ評価の高いゲームは積んでいても一種宝の山を持っているような気分なのに対し、評価が低いと何か不良在庫を抱えているような気がしてモチベーションが上がらないこと甚だしい。それに評価が低いゲームは一概に中古買取価格も暴落することが多くて、早めに売り抜けられなかった場合二束三文の価値しかならないこと必至。こうなってしまうと段ボール箱の奥深くで朽ちていくしかないわけで、やはり世間的な評価が高いのに越したことはないのですが・・・

さてそんな先月発売組の評価が出揃いつつある中で、ぼくはいまだ旧作をプレイ中。といってもワールドカップの中継中は当然プレイも進まないわけで、進行状況は微々たるもの。ミドルプライスで速読プレイヤーなら6~7時間もあればクリアできてしまうであろうリアル妹がいる大泉くんのばあい(ALcotハニカム)がいまだ終わらないというのも情けない限りなのですが、これはこのゲームが面白くて一気に終わらせるのが勿体ないという事情がありもう少し時間が掛かりそう。というわけでほぼ同時に始めたものの面白さでは数段劣るシェイプシフター(ファイアージュ)の方が結果的には早くクリアしてしまいました。

といってもこのシェイプシフターというゲーム。序盤はかなり面白くて、SFコメディらしい目まぐるしい展開とこのメーカー特有の動きのある演出が相まって何かアニメを見ているような錯覚に陥ります。ストーリーはご都合主義の極致というべきものでツッコミを入れるのが野暮に思えてくるくらいですが、ドタバタアニメを見ていると思えばそれほど気にならない。共通ルートの最後の方ではそれなりに盛り上がるシーンもあってここまではなぜこのゲームの評価がパッとしないか(批評空間の中央値が70台前半)不思議なくらいでした。
ところがこのゲーム。面白いのはここまでで、共通ルートが終わり個別ルートに入った途端に尻すぼみとなってしまうのです。メインヒロインのナーティアルートはまだしも他のヒロインのルートはというと哀れなもの。それに個別ルートの容量が少ないため何かデキの悪いおまけシナリオを読んでいるような感覚に襲われるのです。

共通ルートで盛り上げるのが悪いとはいいませんがそれと同じくらいのヤマを個別ルートの最後に持ってこないと竜頭蛇尾と言われても当然なわけで、評価が低い理由も納得といったところ。前作といい今回といい良作になる素材を持っていながらそれを生かしきれずに終わってしまうところを見ると、このメーカーのゲームはいくら設定や体験版で惹かれるものがあったとしてもむやみに飛びつくのは止めておいたほうがいいかもしれませんね。

  

Posted by 7月の魚 at 23:43Comments(2)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年07月05日

時代に取り残されて

先月新作を7本購入して、今年上半期発売したゲームの購入本数は合計22本ということになりました。
月平均約3本という本数だけ見るとそれほど大した数ではないように思われますが、この22本のうち今日現在までにクリアした本数がたった3本ということを考えると明らかに需要と供給のバランスに欠いているとしか言いようがありません。

それより一番の問題は今年の上半期に話題となったゲームをほとんどプレイできていないという現実があることです。

今年上半期話題となったゲームといえば素晴らしき日々 ~不連続存在~(ケロQ)WHITE ALBUM2~introductory chapter~(Leaf)恋色空模様(すたじお緑茶)といったところですが、購入こそしたもののどれもいまだ手を付けられず時間だけが過ぎていきましたし、これでは先月購入したゲームたちも一体いつプレイ出来るか分かったものではありません。

別に早解きを競っているわけではありませんが、本来なら話題の新作は速攻プレイしたほうが良いに決まっています。というのも話題作であればあるほどネタバレというべき余分な情報を目にしてしまう可能性が高いからです。もしそうした情報を入れてしまったとしたら、その情報に捉われてそのゲームに対する印象が変わってしまうかもしれません。

この事態を避けるには批評空間のような感想サイトに立ち入らないのが一番効果的なのですが、ただそれを完璧に実行したとすると今度は購入する際の参考データを得ることが出来なくなります。
特に今後発売されるゲームを購入するか否かの判定に、そのゲームのクリエーターが過去係わった作品のデータを参考にしたりするのはよくあることで、そうしたデータを得るためには多少の危険を承知で踏み込まなければならないからです。

ただそうしたデータを得るためにネタバレを目にしてモチベーションが削がれてしまったゲームのことを考えると、これからは多少時代に取り残されるのを覚悟で深く感想を目にしないようにしようと考えています。毎月連載していた予想を振り返るコラムを先月から一時休止したのもその一環で(あのコラムを書くためにネタバレ感想を目にしてしまったことが多々あるのです)待っていた人には申し訳ありませんがぼくの積みゲーが多少なりとも片付くまで毎月ではなくもう少し間隔を置いた形で結果のコラムを掲載していきたいと思っています。

それでは今後もよろしくお願いします。  

Posted by 7月の魚 at 05:51Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年06月27日

採点基準と平均値と

昔はゲーム終了後は間髪入れず批評空間に得点&コメントを入れていたものですが、最近は長文感想を書く時間がなくてそのまま積み残しとなっているものが相当数あります。
長文感想を書く暇がないなら得点だけでも入れればいいのでは?と仰られるかもしれませんが、得点を入れてしまうとそれこそ感想を書かないまま時が流れていきそうな気がしてならなくて踏ん切りが付かないのです。
そんなぼくが今まで入れたゲームの得点の平均は約65点。標準よりもやや低めといったところですが、これはぼくの採点基準がやや厳しめのせいかもしれません。

そんなぼくの採点基準はというと個人的主観が主なのですが、ここに人に勧められるかどうかといった点を加味します。(因みに面倒くさがりな性格ということもあって点数は5点刻み)
単純に言うと、ぼく的に面白く他人にも文句なしに勧められるゲームは概ね85点以上。ぼく的には面白かったもののどんな人にも勧められるかというとやや疑問かといったゲームは75点~80点で、ここまでが良作~佳作の範疇となります。
これ以下の得点のゲームはというと大なり小なり何かしら問題があるゲームで、面白いところもあるがそれ以上に欠点のあるものや、取り立てて欠点らしい部分はないが長所も見当たらないものなどが挙げられます。これが50点以下となってくると俗に言う地雷と云われるゲームなわけですが、個人的感情としてなるべくこの点数は付けないようにしている(折角お金&時間を使ってクリアしたというのに低い点数を付けざるを得ないというのは虚しい)のに、あえてこの点数を付けさせるというのはよほど感情を害したゲームといえるわけです。

つまりぼくが付けた得点の平均が65点ということは、いかにぼくが面白くないゲームを数多くクリアしているかということになります。ぼくは基本的にオールクリアしたものしか得点を付けない&コメントを入れないため、数は少ないですがギブアップしたものを含めれば実際のハズレ率はもっと高くなってしまうわけですが・・・

さて長年これだけ面白くないゲームを掴まされてくれば、いいかげんエロゲーと手を切るかそれとも評価の定まった良作と云われるものだけをプレイしたりしそうなものですが(あえて)そうしない(出来ない)のは理由があるわけで、それはぼく自身エロゲーというものは基本的につまらないものだと達観しているという部分が大きいからです。そのつまらないものから良作を見つけ出した喜び・・・しかもぼく自身の手で・・・は非常に大きいもので、これがあるからこそエロゲーは止められないといえるのです。  

Posted by 7月の魚 at 22:17Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年06月26日

シナリオの面白さとは対照的に

時間が掛かると思われたNega0(ETERNAL)でしたが、思いのほか早くクリアすることが出来ました。ご都合主義をデバッグするためにより大きなご都合主義で対抗するというアイデアが面白かったのですが、問題はゲームパートが面白くないところ。
このメーカーの前作天空のユミナではゲームパートが面白いと評判だっただけに前作のファンにはより面白くないと感じてしまったのでしょうが、もう一つこのゲームのライターである七烏未奏氏が戦闘シーンの描写に不慣れなだったことも輪をかけてしまったのではないかと思うのです。批評空間での評価が思ったより伸び悩んでいるのも、このあたりが大きく減点されたのではないかと・・・

こうして考えるとETERNALのファンはシナリオの良し悪しよりもゲームパートの面白さの方を重視するのではないかと思ったりもするのですが、そう考えると心配なのは今月発売の天の光は恋の星のこと。このゲームのゲームパートも体験版を見る限りあまり評判は良くないわけで、そうなるといくら七烏未奏氏らライターがシナリオに力を入れたとしてもそれほどプラス材料にはならないのではないかと思うのです。

まあそうはいっても、もうぼくの手元にはゲーム本体があるわけで今さらどうしようもないわけですが、それはともかくこのゲーム一体いつプレイできるのでしょうか?順番からいっても先に天空のユミナ及びFDの方を片付けないといけないわけですから・・・

さて現在プレイ中というか崩しているゲームはシェイプシフター(ファイアージュ)リアル妹がいる大泉くんのばあい(ALcotハニカム)の2本。直前にプレイしたNega0くたばれご都合主義とやっておきながら設定の端々からご都合主義満載(と思われる)なゲームを始めるとは言語不一致も甚だしいと云われるかもしれませんけど、取り合えずゲームさえ面白ければそれはそれで良いのです。  

Posted by 7月の魚 at 22:56Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年06月21日

6月の発売予定表から

先月もなかなかの好メンバーでしたが、今回はより強力なメンバーが揃ってどこから買うか目移りしてしまいそうな一戦。記者的にはここのところ抜きゲー脚質の馬に押されていたシナリオ&萌えゲー脚質の馬の巻き返しがなるか注目していますが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

あまあね(PeasSoft)
騎手(原画家)人気でいつもそれなりの票を集めながらいつも結果は馬場掃除というPeasSoftの馬だけに期待しづらい。今回は評判の悪かった古参調教師(ライター)を降ろして八延氏と今回がデビュー初戦となる川口トオル氏を起用したものの、調教(体験版)の動きは相変わらずパッとしない。地方(同人)で活躍する騎手を抜擢したのは魅力あるが、マイナス材料が多くてとても買えない。
期待度 ★☆

あるぴじ学園(CIRCUS)
CIRCUSの馬で内容はRPGというと悪名高かったエターナルファンタジーを思い出してしまうが、馬体(システム)を見る限りこの馬も似た運命を辿りそうな予感。サイコロの出目勝負で運任せという双六のような戦闘モードには呆れるばかりで、モンスターを捕らえてHという内容にもそれほど新味はない。ダカーポ血統以外全く走らないというCIRCUS厩舎の伝統が今回も守られそうだ。
期待度 ★

▲えろげー!(CLOCKUP)
ソフトハウスを舞台とする馬(ゲーム)としては最近の例でいうと凌辱脚質の夢喰いがあるがこの馬は和姦タイプか。ハズレの多いCLOCKUP厩舎だがことはまじま薫夫氏騎乗の馬となると好走続き。驚きの走りを見せた前々走のこっすこす!と同じような雰囲気を漂わせているだけにこの強力メンバーでも連対くらいの成績なら充分狙えそうだが、不安な点は笑いが楽屋オチに終始してしまわないかということ。それでも抜きだけで上位進出できるだけのポテンシャルは秘めているはず。
期待度 ★★★★

Angel Ring ~エンジェル リング~(MOONSTONE)
厩舎デビュー当時の面影(作風)がほとんど見られなくなった呉氏だけに、今回も萌えゲー脚質が予想される。前走と比べると騎手変更はプラス材料も調教師に尾之上咲太氏が加わったことでよりシナリオ面に期待が持てなくなったことは確か。多少あった呉氏独特のアクも尾之上氏起用でより薄まり凡百の萌えゲーとなってしまいそう。相手関係から考えてとても手が出ない。
期待度 ★★

◎処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~(キャラメルBOX)
あの人気馬に待望の直仔(続編)が誕生。騎手・調教師も同じだけに期待が集まるのは当然だが、調教(体験版)の動きが絶好で評価もうなぎのばり。ただ記者の眼から見ると出だしに関しては父(前作)に及ばない気もするし、一見のファンにはやや敷居が高いかも。それでも前評判の高さを裏切らないだけのポテンシャルを秘めていることは窺い知れたし今後の上積みも期待できそう。ここは人気に逆らえない感じ。
期待度 ★★★★☆

きゃん☆フェス!(ぱんぷきんソフト)
最近精力的に所属馬を出走させているめろキュー系列だが今回は好走例の少ない魔女っ娘もの。しかも調教師に尾之上咲太氏の名が含まれているとなると脚捌き(シナリオ)には期待出来なさそう。精力的に出走させているといっても着順については頭打ちの状態が続いているだけに今回も見送りで。
期待度 ★★

△クドわふたー(Key)
実績馬リトルバスターズEXの直仔(FD)で、随一の人気を誇ったクドリャフカに絞った構成だけに注目されている。といっても本編でのクドの走り(ルート)は正直悪かっただけに、アフターでどこまで変わり身を見せられるか不安。本編だけ走ればこのメンバーでも当然首位争い必至だろうが、過剰に人気が集まっているきらいもあり評価をやや落としてみた。
期待度 ★★★

光輪の町、ラベンダーの少女(あかべぇそふとつぅ)
あかべぇ血統を一躍世に知らしめた車輪の後継にあたるが調教師が変わっているだけに簡単に飛びつけないところはある。調教を見た感じでは父のようなトリックの妙には期待できそうな感じはしないし、そもそも感動脚質(ゲー)かどうかも疑わしい。買うファンの期待が高すぎるだけに裏切られたときの反動が恐く、今年に入ってからのあかべぇ血統の馬が期待ほど走れていないこともありここは見送りで。
期待度 ★★☆

△こんそめ!(Silver Bullet)
一見RPG風のAVGというニックスがややバランス的にどうかと思われるものの、手がけるのがここ数走の成績で評価を上げている日野亘氏ということでキッチリ仕上げてきそうな雰囲気。調教を見た感じでは独特の日野テイストはやや弱まっている気がするが動きはなかなか。ただSilver Bulletの馬というと爆発力に欠けるところがある。大物馬と真っ向から競り合うと分が悪く最後の直線で失速という懸念はあるが、それでも出足(序盤)の良さを活かしての前残りに期待。
期待度 ★★★☆

△Soranica Ele(light)
light厩舎が放つ久々のファンタジー。毛色(設定)は重厚で大物感が漂うが手がける調教師の前走が悪いのが気になる。調教の動きはそれなりもこういった馬は最後の締め次第でどう転ぶか分からないだけにあまり参考にはならないかもしれない。あとは大物馬特有の難易度が高い仕上げを実績に乏しい調教師に出来るかどうかがカギといったところだが、この厩舎は複数調教師の場合の方が走らない傾向があり一人で仕上げているというのは逆にプラスかも。出走取消(延期)もなく発走させてきた点も好材料で連入以上の期待も。
期待度 ★★★

Tiny Dungeon(Rosebleu)
鈴平ひろ氏を鞍上に迎えたデビュー戦はサッパリの成績だったし、調教師のあごバリア氏も単独では全く結果を残せていないだけに余計に買いづらい。騎手の顔ぶれもやや微妙で勢いに欠けるだけに強調材料は乏しく入着があれば上出来か。
期待度 ★☆

〇DEARDROPS(OVERDRIVE)
キラ☆キラの激走がいまだ記憶に新しいOVERDRIVEの最新馬。といっても調教師は新人に変わってしまったし同じ感覚で見てしまうと痛い目に遭う可能性も。ただ調教はキラ☆キラほどの動きではなかったもののなかなかの動き。音楽が題材ならばこの厩舎ならハズレはなさそうだしキラ☆キラとは違う王道の走りが期待出来そうだ。
期待度 ★★★★

△天の光は恋の星(ETERNAL)
馬体(CG)は魅力的だし調教師の手腕にも疑問の余地はないが、この厩舎はシナリオよりもゲームパートのデキに左右されるところがあるだけにRPG部分がやや微妙なところが気になる。それでもここまでの3走堅実な成績を残しているし、それなりの成績を残してくれそうな雰囲気はある。消すには恐く押さえで1票投じておきたい。
期待度 ★★★

bitter smile.(戯画)
名調教師丸戸史明氏が抜け試行錯誤中の戯画→ねこにゃんラインだがさかあがりハリケーンでなかなかの結果を出しただけに今回もほぼ同路線で挑む。といっても木緒なち氏が抜けた調教師陣は手薄感が否めず調教もパッとしない。キャラもこれまでと比べるとやや魅力不足で、買えるのは雰囲気が良好なことくらい。終盤盛り上がり大きく変わる可能性もあるが、その確率は低いか。
期待度 ★★

ボクラはピアチェーレ(ad:lib)
音楽を題材にした馬だが、軽音部が舞台ということでネタ馬と見られてしまうのが不運。調教師に実績がないだけにほとんど注目されていないが、I.O.Soundが入場曲(BGM)を担当しているということもあって音楽はなかなか。調教はほとんど追っていない(短い)こともあって判断が難しいが、終盤の展開によっては意外な好走があるかもしれない。それでも今回はデビュー戦。相手も強くよほど恵まれないと馬券に絡むまでは難しいか。
期待度 ★★☆

巫女さんといっしょ!(しゅこあ!)
この厩舎としては久々の出走となるが、血統はBaseSonと同系とあってほぼタイプは同じか。騎手はそれほど悪くないように見えるが、来月出走の大物馬に掛かりきりになっている所属主戦騎手たちと比べるとやはり見劣りする。取材していて勝負気配が伝わってこないのも割引で、特定の巫女ファン以外に支持が広がるかというと微妙。
期待度 ★☆

(本紙の見解)
調教の動きが評判になっている処女はお姉さまに恋してる ~2人のエルダー~を本命に推す。父の人気が高いだけに評判倒れの不安もあったが、この動きなら期待に応えてくれそうだ。逆転ならこれも調教の動きが良かったDEARDROPS。調教師が未知数ということもあって本命馬より印は落としたが逆転も充分可能な動き。最近堅実な成績のはましま薫夫が鞍上のえろげー!もバカゲーながら抜きにも期待できて恐い存在。穴っぽいのがこんそめ!で設定の妙が終盤まで生きれば馬券に絡んでも不思議はない。あと1頭挙げるならSoranica Eleあたりか。  

Posted by 7月の魚 at 23:30Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年06月15日

見送るはずが・・・

6月前半に立て続けに積みゲーを2本消化して心の余裕が出来たので、先週始めショップ巡りをして旧作新作取り合わせて3本仕入れてきました。ただよくよく考えてみると今月末購入する予定のエロゲーはというと7本。それにワールドカップ開催中はほとんど積みゲーを消化できる見込みはないわけで、買った本数がそのまま不良在庫として取り残されてしまいそうな悪寒。まあ最近はプレイするよりまだ始めていないエロゲーのパッケージを眺めることに喜びを感じるようになっているので、それはそれで幸せなのかもしれませんが。

といっても先立つものがなくては如何ともしがたい・・・というわけで7本の中から1~2本取りやめようかと思ったわけですが、これがなかなか難しい。発売日直前に延期したりとか抜き打ちでアクチを導入されたとかならともかく、一旦購入すると決めて発売日に向け徐々にモチベーションを高めてきたのを無にするというのはエロゲーファンとしては断腸の思いなのです。
それでもどうしても1本止めないと手持ちの資金が足りず、泣いて馬謖を斬る思いで選んだのが天の光は恋の星(ETERNAL)でした。というのも、このメーカーのゲームはジャンル的にクリアまで時間が掛かること必至。例え買ったとしても現在の状況ではこのゲームをプレイする出番が来るとも思えない。それに過去作のNega0大天空パックも積んだままにしているわけで、これらをプレイしてからでも遅くないと考えたのですが・・・結局購入することになりました。というのも、物は試し(というより情けをかけたつもりで)とばかりついプレイを始めたNega0が思いのほか面白かったのです。
実のところこのゲームを買った主な動機はみこしまつり氏の原画だったのですがシナリオも存外面白い。まあライターがStarTRainフォセット陽だまりのヴァージンロードを担当した七烏未奏氏なら当然といえるかもしれませんが、ここまで面白いならもっと早く崩しておけばよかったと後悔したくらいで、今回と同じコンビ(残念ながらライターは複数のようですが)の天の光は恋の星を買わない法はないと考え直したわけです。

というわけで結局当初の予定通り今月は7本新作を購入することになりました。当然今月の小遣いだけでは資金が足りないわけで貯金を下ろしにいく羽目になりそうですが、本当に金のかかる趣味を持ってしまったものです・・・  

Posted by 7月の魚 at 06:22Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年06月11日

バカゲーとすら呼べない

前回紹介したアッチむいて恋(ASa project)が4月のダークホースならば、同じ月で大きく期待を裏切ってしまったのが色に出でにけり わが恋は(ういんどみる)です。発売当初から批評空間でも酷評の嵐だっただけにプレイする前からある程度は覚悟していたのですが、確かにこれは酷いデキです。どう分類していいか分からないという意味で仕方なくバカゲーという表現を使ってしまっているのですがこのゲーム、狭義の意味ではバカゲーと呼べないのではないかと思い始めています。まあ登場キャラクターの思考がバカという意味でバカゲーと呼ぶなら差し支えないかもしれないのですが・・・

このゲームの酷い点を挙げたらキリがないのですが、ぼく的に一番酷く感じられるのは登場人物の思考パターンがほとんど同じでほとんど差異が見られないこと。これが萌えゲーならば各ヒロインについて明確なキャラクター付けが行われているはずで、これを疎かというかほとんど無視しているところを見るとメーカーはこのゲームを萌えゲーとして企画する意思はなかったといえるかもしれません。

さてこのゲームのメインライターとして名が挙がっているのが平内太兵衛氏で、彼が美少女ゲームのシナリオを手がけたのはこれが2作目。デビュー作のプリズム・アーク らぶらぶマキシマム!(ぱじゃまソフト)はそれほど評価が低いわけではないし実際ぼくもプレイしてそこそこ楽しめただけに今回のデキには裏切られたという思いが強いのですが、よくよく考えてみると2つのゲームによく似ている点はあったのです。
これはぼくの全くの想像なのですが、平内氏が担当したのは本編のヒロインのおまけシナリオだったのではと思うのです。このおまけシナリオの主人公(ハヤウェイ)ときたら完全なスケベ親父と化していてヒロインに迫るという展開。まあほとんどのヒロインも痴女の気があったりするので主人公と似たり寄ったりなのですが、これは色に出でにけり わが恋はと同じような流れ。それがそれなりに面白く感じられたのは、本編である程度ヒロインを始めとするキャラクター作りが行われていたからでしょう。だから主人公の性格が変であってもヒロインの反応が同一であってもギャグとして受け止められるし、ファンディスクということもあって強引なエロもサービスと認識されるわけです。

ところが色に出でにけり わが恋はの場合は条件が違います。二次創作ではないだけにキャラクター作りも自分で行わなければならないし、ストーリーにもバリエーションが必要でしょう。それが結果を見る限りプリズム・アーク らぶらぶマキシマム!の方式そのまま流用したとしか思えない展開。キャラクター作りを疎かにしたままギャグに走っても上滑りするのが関の山で面白くなるわけがありません。

これは結果論になるのですが平内氏に一本のゲームのメインライターを担わせるには正直荷が重かったといえるのではないでしょうか?未熟な彼を起用したういんどみる首脳陣の失策は責められて当然でしょうが、不思議なのは人気萌え絵師に分類されるこ~ちゃ氏を抱えながら、どうしてこんなゲームが世に出てしまったのかということです。一体ユーザーがどんなゲームをういんどみるというブランドに求めているかもう一度見つめ直して次の作品に望んで貰いたいものです。  

Posted by 7月の魚 at 04:17Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年06月04日

4月発売組のダークホース

先月初めからプレイしていた終わりなき夏 永遠なる音律(φage)がようやくクリアできました。日向恭介氏の描くヒロインは可愛いし、シナリオもそれなりに面白い。そういった意味では良作といえるのですが、惜しむらくは前にも話したような主人公の酷さ。このゲームがネガティブに評価されている大部分の要因はこの主人公のおかげといっても過言ではないと思うのですが、不思議なのはライターがなぜこんな性格の主人公を設定したのかということ。どうもアージュのゲームはヘタレ主人公がデフォらしいのですが、ストーリーにあった主人公に設定しないと折角のシナリオを台無しにしてしまうということをよく考えてもらいたいところです。

さて最近プレイしたエロゲーというとそらいろ(ねこねこソフト)ましろ色シンフォニー(ぱれっと)にそして今回の終わりなき夏 永遠なる音律と時代から半年ばかり取り残されています。今年発売されたエロゲーでプレイしたものといえば花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ(ensemble)が唯一ではエロゲープレイヤーとしての鼎の軽重を問われかねません。
というわけで、今回数ある積みゲーから崩し始めたのがアッチむいて恋(ASa project)です。アサプロのゲームはデビュー作のめいくるッ!、2作目のHimeのちHoneyと購入しているだけに今回も当然のように予約購入したわけですが、なぜ購入がデフォとなっているかというとゲーム自身のデキはともかくこのメーカーの笑いをぼく自身かなり気に入っているからです。ただデビュー1作目のめいくるッ!はバカゲーに一味シリアス風味を加えようとして失敗し、2作目のHimeのちHoneyでは萌えを一味加えようとしてやはり失敗してしまいました。どちらにもいえることなのですがバカゲーの部分と他に一味加えようとした部分が分離している印象があり、個別ルートに入っての失速が目立ちました。もしこの部分がもう少し何とかなっていれば変わってもおかしくないとは思っていましたが、購入する前はそれほど変化を期待していたわけではありませんでした。何せエロゲーの世界は化けないまま埋もれ消えていくメーカーがほとんどなですから。
ところが発売してから批評空間での評は好意的な声がほとんど。デビュー3作目にしてようやく化けてくれたという感覚でプレイ前からかなり期待していたのは事実です。

さてプレイを開始してみて序盤笑いの多さは相変わらずだったわけですが、ここまでは今までのアサプロのゲームでも出来ていたことで問題は個別ルートに入ってからなわけで・・・

実はぼくがこのゲームをプレイする前に抱いていた予想は前作よりも萌えゲーよりの内容になるのではということでした。というのも今回起用してきた声優陣で今までと違うのが五行なずな松田理沙木村あやかといった面々。デビュー作のことを思うと隔世の感がありますが、どちらかというと萌えゲーで活躍されている方々の起用もあって前作以上に萌えゲーよりの内容だと思ってしまったわけです。
この予想は半分当たっていました。まず最初にプレイしたのがWメインヒロインの一角である美奈子でしたが、これがどちらかというと萌えゲーの世界ではありきたりの内容。悪く言えば前作との変化はほとんど見られなかったわけで正直期待ハズレでした。続くかぐや先輩はキャラ設定が面白かっただけに序中盤はそれなりだったものの終盤は大失速。3番目のルナも妹ルートとしては平凡でパッとしない。何よりこの3つのルートに共通するのが個別ルートに入って笑いの場面が極端に少なくなること。これでは前作とデキに関してはさほど変わることがないなと思っていたわけですが、続く優由ルートは違いました。トラブルメーカー的存在でこのゲームでの笑いのかなりの部分を引き受けている優由でしたが、個別ルートに入ってもそのテンションはほとんど下がりませんでした。同じ声優が担当しためいくるッ!の衣音も優由同様のギャグメーカーでありながら個別ルートに入ってからは突然笑いが無くなってしまっただけに心配していたのですが、どうやら杞憂に終わったようです。これならこのゲームで一番評価が高いと言われていて最後に取って置いた朱ルートに期待が持てそう。

このゲームの評価が高いのは4月発売組で同じバカゲーに類しながら驚くほど評価が低い色に出でにけり わが恋は(ういんどみる)の当て付けいや比較で高くなっていると思っていたのですが、どうやらぼくの邪推だったようです。まあ少々遅れて始めた色に出でにけり わが恋はが世間の評判どおり余りに酷いデキだった(まだプレイ中ですが)からそう思ってしまった側面はあるのですけどね。  

Posted by 7月の魚 at 13:35Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年05月18日

先月(4月)の結果

GW前ということで波乱必至の激戦になるかと思いきや、回避馬が相次いでやや寂しいメンバー構成となった前レース。人気馬2頭のマッチレースが予想されたのですが、果たして結果はどうだったのでしょうか?

第4R(4月)着順

1着 ◎戦女神VERITA(エウシュリー) 
              中央値 95点 平均値 87点
2着 △アッチむいて恋(ASa project)
              中央値 80点 平均値 75点
3着  最強御主人様! (牛乳戦車)中央値 79点 平均値 72点
 
※1 着順はエロゲー批評空間の数値参考
※2 出走賞金額(データ数)10未満のゲームは到達着順圏外
※3 ゲーム横の印はレース前ぼくが付けた予想

人気馬2強の一角戦女神VERITA(エウシュリー)が圧倒的強さで余裕の1着。。この血統(シリーズ)も3代(作)目ということもあり血統を熟知していないファンには辛いところがあったようでしたが、このタイプの馬にしては走法(シナリオ)も楽しめゲーム性の高さも充分。GW前の出走(発売)というのもこの馬には有利に働き、本命に押したファンの期待に見事応えてくれました。
そして2着に入ったのがアッチむいて恋(ASa project)でアサプロにとっては厩舎デビュー3走目にして初の上級馬誕生となりました。馬の傾向としては今までとそれほど変わることなくバカ中心の仕上がりでしたが、ヒロインを含めキャラ全員をギャグ要員としてしまうという割り切りが好結果に結びついた感。個別ルートに入ってやや失速してしまうのが難ですが、生粋のバカゲー血統でこれだけ走れば上出来といえるでしょう。
直前の検討では全くのノーマークだった最強御主人様! (牛乳戦車)が3着に飛び込んできたのは驚きでした。最近珍しいアクションタイプの馬ですが、難易度はそれほど高くなくサクサク進める点が好評で思わぬ人気を集めました。騎手(原画家)のクセが強く、このタイプの馬らしく走り(シナリオ)も決して良かったわけではない中でこの成績は立派ですが、この結果を受け次走は注目されそうなだけに今回の結果を生かしてどう味付けしてくるか見てみたいところです。

今回のレースで注目を集めたもう1頭の人気馬暁の護衛 ~罪深き終末論~(しゃんぐりら)は入着止まりと人気を裏切る結果に・・・。今回で完結と謳ったにしては最後の直線で失速してしまったのが評価を落とした原因でしょうが、これだけ不満が多く渦巻いても入着を確保するあたり長所も多かったのでしょう。あかべぇ血統は仕上がり不足のままレースに使ってくるところがあるのですが、今回はその弱みがモロに出てしまったといえるようです。
わずかに出走賞金が足りず除外となったFUTA・ANE~ふたあね~(boot UP!)ですが、デビュー以来今までは入着が精一杯といった成績の馬があわや馬券に絡む走りを見せただけに惜しいところでした。ただこれまでと走りの内容はあまり変わっていない感じだけに好走の要因がどこにあったのか掴みづらいところはあります。付け馬(購入特典)としてFDが付いてくるという魅力が大きかったのと厩舎がこれまで積み重ねた実績がファンに周知された結果と見るのが正解かもしれません。
想定表には載せていませんでしたが鋼鉄の魔女アンネローゼ(BLACK LiLiTH)の走りも立派なもの。安馬(廉価版)でこれまで成績が振るわなかった厩舎だけに全くのノーマークだったのですが不明を詫びるしかありません。騎手(原画家)の魅力もさることながら、凌辱ものと思わせて和姦成分が意外に多いというバランスの妙味さも大きかったようです。
今回は抜きゲータイプの馬が頑張っていて、その勢いに乗ったかのように魔界天使ジブリール4(FrontWing)も好走。この血統(シリーズ)では一番走った馬ということになりそうです。好走の主要因は騎手である空中幼彩氏の手腕でしょうが、抜きゲーとしての能力の高さと寝取られ成分意外にウケたよう。これに気を良くして文字通り厩舎の看板馬としての走りを5代目にも期待したいものです。
抜きゲータイプの馬で記者が一番注目していた姦染4 ~the day after~(SPEED)もまずまずの走りでした。この血統も4代目だけにファンとして安心して買えた面はあるのですが、目新しさの点で不足していたのがもう一伸び足りなかった要因でしょうか。

抜きゲータイプに押されたのか萌えゲータイプの馬の不振が目立ったのも先月のレースの特徴でねこ☆こい!(Whirlpool)もこの厩舎にしては大きく期待を裏切る結果となりました。調教師である尾之上咲太氏に期待できないことは分かっていただけに結果だけ見れば騎手の手替わりも多少は影響したかもしれません。次走は騎手も主戦のてんまそ氏に戻り調教師も替わるだけに大きな変わり身を見せて貰いたいものです。
それより一番ファンをがっかりさせたのが色に出でにけり わが恋は(ういんどみる)の馬場掃除ぶり。コメディというよりバカゲーに近いノリの馬でしたが、走りが空回りしていて全くといっていいほど笑えないのが悲惨。性格的に問題を抱えているヒロインがほとんどで萌えゲーとして見ても評価できないのが致命的。今年のワースト馬としてノミネートされるのは確実で、この走りではこの調教師が担当した馬は二度と買えないといっても過言でないでしょう。

というわけで抜きゲータイプの馬の活躍が目立った前レース。そんな中1・2着馬は印どおりの走りを見せてくれました。本命馬が鉄板だっただけに配当は安かったのですが何とか的中できてほっとしています。今月は有力馬が多く出走するだけに混沌ムードですが何とかこの勢いで当てたいと思っています。  

Posted by 7月の魚 at 06:11Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年05月12日

ワンコインの価値しかない

GW終了後から4日連続当直という異常勤務に入ったため、家に帰っても仮眠を取るのが精一杯でエロゲーを動かすヒマもありません。これほどエロゲーから離れているのは久方ぶりでもしかしたら禁断症状が出ないか心配していたのですが何とか理性を保っています。まあ疲れのほうがピークでそんな気力も湧かないというのが真実なのでしょうが・・・

それはともかくエロゲーがプレイできないということは当然溜まっている積みゲーを処理するヒマもない。そうこうするうちに手持ちのエロゲーの資産価値はどんどん落ちてくるわけで、今年初め買ったゲームの中にはもはやほとんど価値が無くなっているものもあるはず。
というわけで、今年初めに発売されたゲームの中で暴落しているものがないか調べてみました。(ソフマップの買取価格を参考)

全体的に不景気が影響しているのか分かりませんが買取価格が暴落しているものが多いのに気づかされました。3月発売のゲームでは夏に奏でる僕らの詩(パープルソフトウェア)が1500円まで暴落しているのが目立つのですが他のゲームは意外に暴落していなくて2月発売組の方が酷さが目立つ。かしましコミュニケーション(AXL)まじからっと れいでぃあんと(Perasol)翼をください(skysphere)といった著名どころが軒並み最低ランクといえる1000円の買取価格。特に目立つのがかしましコミュニケーションで、AXLのゲームはこれまでこのような暴落とは無縁だっただけに気楽に積んでおけるところがあったのですが、ゲーム自体の低評価もあってかこのジンクスも崩れてしまった感じ。まあそれより酷いのがねこねこファンディスク3(ねこねこソフト)通常版の500円ですが、これはフルプライスのゲームでないから同じ目で見るのは可哀想かもしれないので、この月のワーストはフルプライスにも関わらずはや500円まで暴落しているぴゅあらっ!(しゃくなげ)ということになりそうです。まあしゃくなげのゲームは遅かれ早かれ大抵この水準まで暴落するのですけどね。

さて2月発売の中にもはやワンコイン価格まで暴落しているものがあるということは1月発売組にはもっと多いはずで、気が重いながら調べてみると月染の枷鎖(ひよこソフト)airy[F]airy(RococoWorks)id[イド] ‐REBIRTH SESSION‐(rootnuko)の3本が最低ランクまで暴落していました。
3本のうち的確に2本在庫として抱えていたりするわけですが、これで処理を後回しにするゲームが分かっただけ良しといい方向に考えましょう。こうして見るとどのゲームも批評空間での評価がイマイチなのですが、いわゆる抜きゲーと言われるゲームは入っていません。評価の高いゲームならともかくオレの妹のエロさが有頂天でとどまる事を知らない(ZERO)といった微妙なゲームまで今のところはそれなりの値段で買い取ってくれるわけで、いわゆる萌えゲー・シナリオゲーと抜きゲーの差を改めて感じさせられました。

というわけで皆さんも積みゲーの賞味期限切れには気をつけて下さい。  

Posted by 7月の魚 at 14:29Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム

2010年05月04日

主人公の違い

GWはサッカーを見に行った29日以外は全部勤務の予定だったのですが、勤務が変更となり昨日今日と連休となりました。
といっても勤務が楽になったというわけではなくて、勤務者が突然一人欠けシフトが大幅に変更となったため。これから地獄のような4夜連続当直勤務なんかが待ち構えているかと思うと素直には喜べません。それにどちらかというとGWに休むより終わってからゆっくり休んだ方が、空いているスーパー銭湯で体が休めたりしてよっぽど良かったのですけどね。

というわけでこの降って湧いたような連休。今更どこかへ行くわけにもいかず、いつもどおり積みゲー崩しに明け暮れることになったのですが、そらいろましろ色シンフォニーがちょうど終わったところで、何を崩すか迷った挙句に選んだのが終わりなき夏 永遠なる音律(ファイアージュ)。a103netさんが体験版をレビューされていて結構誉めていたこともあり(もちろんそれだけが理由ではないですが)予約購入したゲームだったのですが、批評空間での点数が伸び悩んでいるのを見るとa103netさんが危惧していたとおり体験版で息切れしてしまった模様。ただ日向恭介氏の原画は魅力的だし、ファイアージュのゲームは次のシェイプシフターも積んでしまったままにしているので、今回思い切って崩すことにしました。

さてこのゲームの批評空間でのPOVを見て一番気になったのが主人公がダメの数。個人的にこの数が多いと大抵ハズレと感じることが多いわけですが、初めてみるとこの数の多さに納得。久々に見た大物ダメ主人公です。ストーリーにはかなり引き込まれるものがあるのですが、この主人公のせいでゲームを中断してしまうのもしばしば。というわけでまだ個別ルートに入っていないのですが、ぼくがなぜこのゲームの主人公がダメと感じてしまったかというと、このゲームをプレイしていてあるゲームのことをつい頭に思い浮かべて比較してしまうからなのです。
そのゲームというのはこの青空に約束を―(戯画)のこと。海・山の違いはあれ過疎地を舞台としているくらいが共通点かと思われるのですが、ぼくが言いたいのは主人公の設定で立ち位置が非常に良く似ているのですね。そういえば序盤の藍とのソフトボール勝負も凛奈とのマラソン勝負に似ているし捜せば共通点はもっとあるかもしれません。
そんなこの青空に約束を―をと見ると主人公が素敵のPOVが多い。それに比べるとこの主人公は・・・とつい思ってしまうわけで、より酷く感じてしまうのです。

まあまだ一人のルートも終えていないわけで、ストーリー的に気になる点もあり今後伸びてくる可能性は充分あるかもしれませんが、序盤で一つ気になったのはソフトボール勝負のこと。延長戦に入り表の回で投手である歌音に律子先輩を代打に送り得点を挙げたものの、その裏の回で投手が居なくなり再逆転されてしまうというシーンがあったのですが、ソフトボールにはリエントリーという野球とは違う独自のルールがあって歌音が投手として再出場することは充分可能だったはず。
もしこういったルールの違いを主人公が颯爽と指摘(利用)していたとしたら、かなり株が上がっていたではずですが、なぜライターはそうしなかったのでしょうか?主人公の頭脳を発揮させるには格好の場面だったはずですが。  

Posted by 7月の魚 at 23:28Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム