2009年12月08日

12月の発売予定表から

予告したとおり今月は年末進行で早めの公開となりました。有馬記念のような豪華なメンバーが揃った今年最後のレースを1着で駆け抜ける馬(ゲーム)は一体どれなのでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

△愛佳でいくの!! (Leaf)
ToHeart2の人気ヒロインである委員長こと小牧愛佳を冠名にしたLeaf久々の人気馬(バラエティディスク)。雑多な血統(コンテンツ)が集まった馬だけに読みにくいが、委員長のアフターを初め期待できそうな要素がズラリで飛びついてしまいたくなる。ただLeafの人気馬(バラエティディスク)はことごとく凡走しているだけに強くは推しにくい。今回は相手も揃っているだけに頭狙いは厳しいか。
期待度 ★★★

◎アリス2010 (アリスソフト)
Leafと違いこちらは人気を裏切らないアリス厩舎の人気馬(バラエティディスク)。ハルカVSエスカレイヤーが古の映画を思わせて心躍らせるが、この馬で一番注目される血統(コンテンツ)は唯一の新作といえるはるうられ~校内赤線区域~であろう。アリスらしい黒い(ブラックな)馬だが、内容が内容なだけにライトなファン(ユーザー)にはややきつく感じるかもしれない。まあ不安といえばそれくらいなので順当なら上位争い必至だろう。
期待度 ★★★★☆

いちゃぷり! お嬢さまとイチャラブえっちな毎日(MOONSTONE Cherry)
萌えゲー路線に転向したものの結果が出ていないMOONSTONE厩舎が今度はエロ重視路線に進路変更したわけだが、抜きゲーにはそれなりのノウハウがあるわけでそれを知らずに馬(ゲーム)を手がけても成功しないのが実情。Hアニメに挑むなど意気込みは買えるがどこまで抜きゲーファンの琴線に響くかどうかは未知数で。
期待度 ★★

愛娘<イブ>という名の玩具(Anim)
Animを支える騎手であるティータJ氏の最新馬。今回はややロリっぽさを強めて勝負に出たが、調教師(ライター)が公開されていないのが不安で強く推せない。ヒロイン調教ものにしては設定が複雑なのもやや微妙なところ。
期待度 ★★

癒されご奉仕 夢の館で賢者タイム!(CLOCKUP)
時折好走する馬を輩出するCLOCKUP厩舎の出走馬だが、今回は設定からツッコミどころ満載で何か凡走したザーメンセキュリティ2009を思わせるのが気がかり。肝心な馬体(原画)もやや崩れが目立つとのことで、折角のよう太氏騎乗も生きていない様子で消し。
期待度 ★☆

△嘘デレ!(脳内彼女)
オール性悪ヒロインという設定が目新しい脳内彼女厩舎の最新作。調教を見る限り鼻のつくヒロインが勢ぞろいとなっていて普通ならとても買えないところだが、このヒロインたちがデレていくというコンセプトだけにあまり参考にならない。相手は揃ったがまさかの変わり身には警戒したい。大穴で。
期待度 ★★★

EternalSky ~悠久の空の彼方(TSUKASA)
エロゲー雑誌の発売予定表のページに長々と常駐し続けた馬もとうとう出走の運びになった。これだけ調教期間が長い馬となると例が少ないだけに読みにくいが、長年ずっと仕上げていたわけでなく恐らく故障(お蔵入り)していた期間の方が長いのではないか。となると知名度こそ高いものの実際走るかどうかというと別な話で、調教師の過去手がけた馬を見たらとても怖くて手は出せない。
期待度 ★

花鳥風月 恋ニヲチタル花園ノ姫(Silver Bullet)
そこそこの成績だったもののファンの期待に必ずしも応えたといえなかった桜吹雪 ~千年の恋をしました~の直仔(FD)。というものの調教師の一人である日野亘氏は参加せずほとんど別の馬相(物語)となっていて、純粋に血を受け継いでいるとはいいにくい。ファンの人気の高かったサブキャラが攻略ヒロインに昇格という点はプラスだが、逆に言うと買える材料はそれくらいで不安の方が先立つ。
期待度 ★★

〇クロウカシス 七憑キノ贄 (Innocent Grey)
出走回数は少ないが独特の雰囲気で少なくないファンを持つInnocent Grey厩舎の最新馬。調教師は殻ノ少女と同じで傾向は近いだろうが今回は館を舞台にした推理もの。この厩舎の推理ものとなるとどうしてもPP-ピアニッシモ-の悪夢を思い出してしまうのだが、調教師が違っているだけに今回は信じたい気持ちの方が強い。
期待度 ★★★☆

クロガネの翼 (WHITE CYC)
成沢空氏の騎乗技術は素晴らしく設定にも惹かれるものがあるが問題は馬の能力。凡走に終わった夏色ストレートから変わり身を狙うが、相変わらずTeam‐OZの主題歌は光るものの調教もイマイチ。推測で申し訳ないが今回起用された由希氏がもしかしてますだ由希氏の変名かもしれない考えたらとても買えない。
期待度 ★☆

幻月のパンドオラ(Q‐X)
ほぼ3年ぶりの出走となるQ‐X。こころナビの凛子シナリオが未だに印象に残るだけにそれを思わせる妹キャラの詩乃鈴に注目が集まる。調教の動きはそれなりだが主人公が流されるタイプでヘタレ気味。攻略ヒロインの数から馬体重(ボリューム)の少なさも気になりここまでメンバーが揃うと買いづらいが前崩れの展開なら浮上もあるか。
期待度 ★★☆

△忍流(ソフトハウスキャラ)
前走は派手に人気を裏切ったソフトハウスキャラだが、こと佐々木珠流氏が主戦騎手(原画家)となるとハズレが少ないのがここの厩舎の馬。それだけに前走は度外視したいが調教があまりに味気ない。経営シュミレーションということで国盗りゲームのような派手さは期待しづらいとしても、もう少し良さが伝わってこないと買いにくい。ヤリコミ要素があれば変わり身も考えられるがそれでも押さえ評価が精一杯。
期待度 ★★★

△しろくまベルスターズ♪(PULLTOP)
久々の藤原々々の新馬(作)ということで期待が掛かるPULLTOPの新作。好走した遥かに仰ぎ、麗しののメンバーから健速氏は去ったものの、J・さいろー氏が再び加わってのゆのはな コンビが復活となれば能力的にそれほど見劣りしないはず。ただ調教を見る限り装具はいろいろと豪華で楽しめそうに思えるものの、時計(テキスト)は物足りない。それでも雰囲気とノリで突っ走る可能性は捨て難いが余りに人気先行しているだけに評価は押さえ気味で。
期待度 ★★★

絶対★魔王 ボクの胸キュン学園サーガ(SCORE)
SCORE厩舎から出走もメンバー的にBASESONから走った恋姫†無双姉妹と同血統と見ていいだろう。ヒロインの物量攻勢も恋姫†無双と同じとなれば同程度の走りは期待できるはず。ただ三国志の人物を流用できた恋姫†無双と違って、今回は独自でヒロインの魅力を築かなければならず物量作戦が裏目に出る可能性が強い。何となくだが春恋*乙女 と同じような構成を感じさせるだけに、入着があれば上出来と見る。
期待度 ★★

D.C.II Fall in Love(CIRCUS)    
厩舎が火災に遭うなど何かとお騒がせなCIRCUSだが肝心の出走(発売)には影響がないようでファンは一安心といったところ。Princess Party など凡走の印象が強いCIRCUSもD.C.血統だけは別で特に昨年同時期出走のプラスコミュニケーションは激走したので軽視は禁物。といっても今回は後日談中心の内容で好走したプラスコミュニケーションとは条件が違う。同じ直仔(FD)のトゥーユーくらい走れれば今回は上出来かもしれない。
期待度 ★★☆

Dies Irae ~Acta est Fabula~(light)  
前走では怒りの日で背負ったハンディが強すぎて馬のデキは良かったものの結局馬群に沈んでしまったDies Iraeも今回が最後の走り。きっちり仕上げられ(完成し)ていれば当然上位に進出していいはずだが、今回も背負うハンディが並ではないはず。恐らく日経新春杯でテンポイントが背負った斤量と同じくらいのハンディが課せられていると考えてよく、この強メンバー相手での上位進出は難しいだろう。
期待度 ★★

秘蹟神姫アルカナセイバー(Liquid‐Touchable)
Liquidの新レーベルのように思えるが、騎手を見て分かるように内容はTOUCHABLEと同じと考えていいだろう。騎手のスミスミ氏といえば思い浮かぶのは触手であり当然この馬も触手がメイン。それだけに設定内容とも手慣れたもので持ち時計どおり着実に走りそうだが、逆に言うと大幅な変わり身も期待しづらい。入着までか。
期待度 ★★

ひだまりバスケット(eufonie)
カラフルアクアリウム以来の出走となるが相変わらず惚れ惚れする馬体(CG)で能力の高さを感じさせる。ラシックス(声優)の選定も鉄板でまともに走ったら上位争い必至だが、前走と同じ尾之上咲太氏が調教師(ライター)というのが気になる。調教を見ても相変わらずのダメ主人公ぶりは前走同様。変わり身の様子は皆無でこれではとても手が出ない。
期待度 ★★

微少女(たぬきそふと)
厩舎デビュー作では娘姉妹ほど走れなかっただけに巻き返しがなるかが一番の焦点。といっても馬名(タイトル)変更など紆余曲折があり内容がファンの満足できるものになっているかが気がかり。単なる抜きゲーではない何かを出せるかが好走のカギだが今回は設定的にやや厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆

Pia▼キャロットへようこそ!!4(カクテル・ソフト)
ピアキャロといえば甘露樹やみつみ美里、橋本タカシといった当時F&Cに所属していた一流騎手(原画家)たちが手綱を握った由緒ある血統だが、いまの厩舎にはそんな一流所属騎手は存在せずフリーの騎手たちに頼らざるを得ないのが何とも寂しい。といっても村上水軍氏や有子瑶一氏はそれなりの手腕の持ち主だが超一流の騎手というほどではなく他馬と比べてアドバンテージはない。もちろん調教師の手腕に期待できる要素はなく買える要素は皆無に近い。
期待度 ★☆

▲フェイクアズール・アーコロジー(あっぷりけ妹)
今年パッとした成績を挙げられていないあかべぇ血統だけに期待しづらいところはあるが調教の感触は悪くない。調教師の森崎亮人氏はチュアブルソフト等でサブとして活動していたが、初めから本格的な調教(企画)に関わるのは初めてといってよく気合が感じられる。設定的にはかなり青臭いものになりそうで萌え分もやや不足気味かもしれないがあかべぇ血統で走るのは意外にこんなタイプ。一発あるならコレか。
期待度 ★★★☆

Hell Guide(M no VIOLET)
夜勤病棟の頃を考えるとここの所すっかり鳴りを潜めてしまったミンク血統だが、今回はダーク路線に戻って再浮上を狙った格好。馬体(CG)雰囲気共悪くないが設定を見る限り謎解きなどの要素に乏しく、ただの凌辱ゲーに終わってしまいそうな雰囲気。一捻りあれば大駆けも期待できるが正直そういった雰囲気は感じられない。
期待度 ★★

ほしうた Starlight Serenade(FrontWing)
ほしうたの直仔(FD)となるが父が走ったわけでないので期待できる要素は乏しい。というよりなぜ種牡馬になったか疑問なくらい。馬体(CG)がやや変わってしまったのも不満で無難に見送りで。
期待度 ★

魔法少女スバル(BLACK LiLiTH)
6月に走った魔法少女イスカと同じ血統だが、上がそれほどの好成績だったわけでもないので期待しづらいものはある。といっても安馬(廉価ソフト)はちょっとしたことで変わり身を見せることもありあながち軽視できないが厩舎自体それほど実績を残していないので買いにくい。今回騎手に大ベテランの龍炎狼牙氏を起用したがどこまで上積みがあるか。
期待度 ★★


MONSTER PARK 化け物に犯されし姫(Delta)
魔法少女凌辱もので有名なTriangleの姉妹厩舎(別ブランド)だけに、馬名通りの内容ならお手の物といえる。原画もまずまずだし抜きゲーとしてはそれほど悪くなさそうだが、何せ今回は多頭数の上に強敵揃い。出走賞金(データ数)を確保出来るかどうか心配しなければならない現状では強気になれない。
期待度 ★★

夢喰い ‐つるみく式ゲーム製作‐(つるみく)
デビュー2戦目の大阪CRISISで変わり身を見せただけに期待が大きかったが、つるみくの馬にしては今回やや物足りなさを感じさせる設定だけに気がかり。たっちー以来ハード凌辱がこの厩舎の持ち味なだけにそれを失ってどこまで闘えるかどうか。ゲーム業界を題材にした凌辱ものは珍しく思わぬ支持も考えられるが、今回に限っては強く推せない感じ。
期待度 ★★☆

らぶデス4~ν-Realtime Lovers~ (TEATIME)
技術においては業界の先端をいくTEATIMEの最新作でキャラの可愛さは最早2次元以上といっても過言ではない。ただ惜しむらくはファン(ユーザー)のスペックが追いついてなく、並みのハードではまともに動かないこと。ちなみに記者の眼(パソコン)では調教(体験版)が重すぎて動きを確認することは出来なかった。残念ながら厩舎がもう少しファンに歩み寄ってこない限りは馬券の対象にはならない。
期待度 ★☆

(本紙の見解)多頭数で展開にまぎれは多そうだが名門厩舎の実績ある人気馬アリス2010 が能力的に一枚上か。嵌ればクロウカシス 七憑キノ贄の逆転も充分可能だがムラ駆け傾向があるだけに他馬の浮上も考えておきたい。穴狙いとなるがあかべぇ血統のフェイクアズール・アーコロジーに設定に妙味がある嘘デレ!あたりが面白そう。前評判が高いしろくまベルスターズ♪忍流はやや人気先行気味でそれなら不当に嫌われた印象のある愛佳でいくの!! の方が配当的に妙味があるかも。  

Posted by 7月の魚 at 13:37Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想

2009年11月20日

11月の発売予定表から

前のレース以上に手薄感の否めないレースとなった今回。大本命の馬(ゲーム)がいて配当的にも高配は望めなさそうなだけに少ない点数で確実に的中させたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

▲アトリの空と真鍮の月(TOPCAT)
連闘となるTOPCAT厩舎だが、前回のレースが中々の走りで勢いに乗っているだけに要警戒。母系(設定)は果てしなく青い、この空の下で…。の下(続編)で兄(本編)同様の成績は期待できそう。ただ必ずしも現代競馬に合った脚質とはいえず調教師(ライター)も過大評価され過ぎている嫌いはある。上位2頭の壁は厚く3番手争いが精一杯と見た。
期待度 ★★★☆

淫辱心療クラブ(Liquid-Shine)
ネクストン系列からの出走となるが騎手・調教師はクライミライと同じで、脚質(シチュ)は輪姦凌辱主体となるだろう。代を経るにつれ活力を失くしたミライ血統だけに期待できる要素は少なく最近の凌辱ものに対するアドバンテージを生かして入着出来れば大成功といったところか。
期待度 ★☆

妹スマイル(しとろんソフト)
デビュー戦のみここがなかなかの走りだったしとろんソフト厩舎の二走目。ただ姉妹厩舎のめろめろキュートがここの所不振続きだけに過大評価は禁物。前走同様属性一点突破の内容は潔いが、妹ものは同脚質が多いだけに前走のような気楽な一人旅というわけにはいかないだろう。本格的な調教(体験版)は公開されていないだけに読みにくい点が多いがこの馬まで点数を広げられるかどうか。
期待度 ★★☆

△淫妖蟲・悦 ~快楽変化退魔録~(TinkerBell)
TinkerBell厩舎ではおなじみの血統。前回がかなりの好成績を残しているだけに素直に考えれば怖い1頭。今回は新たに佐野一馬氏を調教師(ライター)に迎えて旧来の秋華氏とタッグを組むことになるが、二人の特長が上手く合えば前回以上の成績が期待できるかもしれない。凌辱もので狙うなら実績的にこの馬を推したいところもただ今回はやや相手が厳しく現実的には連穴としてどうかといったところ。
期待度 ★★★

VenusBlood -DESIRE-(DualTail)
毎度上位を賑わすDualTail厩舎の最新馬で当然今回も注目したいが、問題はいつもこの厩舎に付きまとう出走賞金額が足りるかどうかということ。正直今回も出走は厳しいだろうが、もし出走できれば確実に入着してくるだけに怖い馬。今回は少頭数で条件が甘くなる可能性もあり穴で一票投じる手も
期待度 ★★☆

KISS×600 管理人さんのポニーテール(WINTERS)
相変わらず独自の道を邁進するWINTERS厩舎が今回起用した騎手はベテランの川合正起氏。もみじ等の騎乗でネームバリューは高く食指は動くが、正直この厩舎は調教師である平井次郎氏の独特ともいえるテキスト&設定が特長であり騎手の能力はそれほど関係してこないので飛びつくのは禁物。これまでの成績を見るとおり着順は度外視で未知のファンが飛びついていい馬ではない。
期待度 ★☆

佐野俊英が、あなたの専用原画マンになります(G.J?)
今まで調教師に恵まれないことでは定評のあった佐野俊英騎手。それに耐えかねたのか今回は調教をあえてファンに任せるという思い切った作戦に打って出た。その馬名(タイトル)からヤケのヤンパチ感が漂っているが試み自体は新鮮で面白そうに見える。ただ面倒くさい調教をしてまで佐野氏の騎乗を楽しもうというファンが一体どこまでいるか。それにどのくらい細かい範囲まで調教ができるか未知数といった点もあり様子見が無難か。
期待度 ★☆

紫電 円環の絆(暁WORKS響)
最近中央(商業)では活動の無かった唯々月たすく氏久々の騎乗馬。設定はかなり大風呂敷を広げたもので、いかにもあかべぇ血統らしい馬格(ヴォリューム)を誇るが調教を見る限りかなりもっさりした動きで実践でどこまで走れるか不安は大きい。あかべぇ血統も今年の成績はぱっとせず昨年のような勢いを失くしているだけに、このメンバー相手でも上位進出は厳しいかもしれない。
期待度 ★★

△スズノネセブン! Sweet Lovers' Concerto(クロシェット)
1着馬からは離されたもののなかなかの成績を残したスズノネセブン!の直仔。萌えゲーとしてお手本のような走りと魅力的ながら攻略不可だったキャラの多さから早くから直仔の誕生を求められていただけに前評判は高い。ただ価格が思ったより張ることと新たに加わった調教師陣から一抹の不安も残るだけに人気2頭を脅かすには余程展開の助けを借りないと辛い。
期待度 ★★★

蒼海のヴァルキュリア ~孤高の皇女ルツィア~(アナスタシア)
まずまずの走りを見せた蒼海の皇女たちの直仔(FD)的存在で期待できそうな雰囲気はある。調教師変更も前走で若干でも関わっているだけに多少心配であるものの大きなマイナスにはならない。ただ戦闘シーンが削除され純粋なAVGとなったために物語のアラが目だってしまう可能性も。単なる凌辱ゲームになってしまったら興醒めだが、そうなってしまう可能性は意外に大きいかもしれない。
期待度 ★★☆

そらふね(だんでらいおん)
デビュー初戦ながらその露出度からそこそこ注目を集めている。最近珍しくなった本格調SFだが調教師の玉沢円氏が今までそういった脚質の馬を手がけたことがないのが不安点。SFの場合ある程度良主人公を求められるが、玉沢氏の過去の馬がどちらかというとヘタレ主人公というのも不安。強くは推せない。
期待度 ★★

Dark Blue(LiLiM DARKNESS)
寝取られで売る厩舎でBlue血統だけに、LiLiM厩舎で走ったあい☆きゃんより寝取られ面で期待できるのは当然だが、厩舎(HP)を取材して(見て)もどの程度寝取られに確執しているかどうか不安。調教師が和泉万夜氏だけに暗黒面では期待できそうも、コアな寝取られファンの期待に応えられるかどうかは未知数で。
期待度 ★★☆

〇白光のヴァルーシア(Liar Soft)
同じLiarでももう片方と違いすっかり上位争い常連の安定勢力となった桜井光調教師の最新馬。騎手も手慣れている大石竜子氏なら問題ないし、不安といえばセレナリアから続くスチームバンク血統に活性が無くなってないか心配なくらい。それも調教を見る限り杞憂に終わりそうで実績どおり走れば連確保は固い。
期待度 ★★★★☆

◎BALDR SKY Dive2(戯画)
前後編に分けた影響が心配された前走だが全く影響もなく大差で圧勝しただけに後編となる今回も首位争いして当然。期待を持たせる収束だっただけにその期待を裏切られた場合の反動は恐いが、今戯画で唯一安心して賭けられる血統だけにまず外れることはないだろう。というよりこれが凡走するようなら戯画にとって致命傷になりかねないだけに目一杯の仕上がりで挑むはずで本命は当然。
期待度 ★★★★★

△美乳淫妹 遥「私にイヤらしいコスプレさせるなんて……この変態!」
                              (CrossOver)

今回がデビュー戦となるが、多分オーバードーズ厩舎と姉妹厩舎であり馬の傾向も同じと考えていいだろう。同騎手同調教師の前走が抜きゲーとしてはなかなかの評価を得ているだけに穴っぽさを感じるが、3頭目ともなるとややマンネリ感は否めない気も。値段もフルプライスなだけに妹以外のヒロインのルートもそれなりに充実させないと思わぬ低評価もありえるかもしれない。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
前走の走りから期待されているBALDR SKY Dive2が能力的に他の馬を圧倒。ここはどんな勝ち方をするかが焦点となる。相手も実績のある白光のヴァルーシアが抜けていて恐らくこの2頭で馬券は決まりだろう。もし一角を崩すならアトリの空と真鍮の月だがやや新鮮味に欠けるきらいもある。混戦となると浮上するのが凌辱系で今回は出走数も多く中でも淫妖蟲・悦 ~快楽変化退魔録~美乳淫妹 遥は実績もあり穴ならこのあたりか。  

Posted by 7月の魚 at 10:21Comments(4)TrackBack(0)ゲーム予想

2009年10月21日

10月の発売予定表から

有力馬に出走回避が相次いで、やや寂しいメンバー構成となった感のある今回のレース。大まかにいえば三つ巴戦の様相ですが絶対といえるほど信頼感はなく、波乱の可能性も充分感じられて・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

幼なじみは大統領(ALcot)
別系統とはいえ今年前半のレースで好走した死神の接吻は別れの味で再評価されたALcot厩舎だが、本流の方は最近さっぱり上級馬が輩出されていない。今回はガラッと趣を違えてバカゲー路線に進んだが、バカに慣れていない厩舎が無理にその方面に走ってもなかなか成功しないというのは今までの歴史が証明しているだけに、意欲は買えてもレースで走るかとなると全く未知数。むしろ不安の方が大きい。
期待度 ★★

△キスと魔王と紅茶(ま~まれぇど)
駄馬製造厩舎として名高いま~まれぇど厩舎の最新出走馬。今回も騎手(原画家)は主戦のみけおう氏を初めちこたむ氏・高苗京鈴氏ら一線級の布陣だが、肝心の調教師(ライター)に不安が残るのは今回も同様。今回新たに起用のサイトウケンジ氏がどこまで自分の味を出せるかがポイントも、厩舎の成績がここまで酷いと持ち味を発揮できない可能性も大きい。調教(体験版)の動きは決して悪くなく変わり身のムードは漂っているがそれを鵜呑みにして買うにはかなり勇気が必要。
期待度 ★★☆

巨乳ファンタジー(Waffle)
近積悪くないWaffleの最新出走馬だが、今回は中世を舞台とした前ヒロイン巨乳という設定。馬名(タイトル)も直球で何かバカゲーの臭いが漂っていて、今までの抜きゲーとは趣が違っているのが何とも微妙。騎手は余り聞かない名前だがそれほど悪くなさそうだし調教師の鏡裕之氏といえば巨乳もので名高いが、設定的に強く推しづらいのが難。
期待度 ★★

このままじゃ、姉とSEXしてしまう!? (OLE-M)
テックアニメを武器に独自の路線を走るテックアーツの代表厩舎OLE-Mの最新出走馬。騎手は名うての名手望月望氏を抱えるものの、相変わらずシナリオの機微には乏しそうで姉弟ものの背徳感や葛藤に期待は出来そうもない。水着跡や肌の色など妙なところにこだわりがあるようだが、ヒロインを使いまわしするようでは逆に個性を奪うことに気づいてもらいたいものだ。
期待度 ★

▲コミュ -黒い竜と優しい王国-(暁WORKS)
るいは智を呼ぶでデビュー戦凡走を払拭した暁WORKSが満を持して出走させてきたのが本馬で調教師も同じく日野亘氏。相変わらず少年マンガテイストな設定に独特のテキストと一見るい智と同じ雰囲気を感じさせるが、調教を見る限りキャラの魅力にやや欠ける部分がある気も。あかべぇ血統自体昨年のような凄みがなくるい智の再現は難しいかもしれないが、この相手なら掲示板を外すわけにはいかない。嵌れば頭まで。
期待度 ★★★★

△さくらテイル(Fizz)
前走の朝凪のアクアノーツがソコソコ走ったFizzだが、久々の出走となる今回はデビュー以来厩舎を支えてきた主戦騎手の闇野ケンジ氏が去り調教師の雪村戌氏も裏方に回るなど新陳代謝を図ってきた格好。それでも調教の動きはなかなかで後退よりも前進が見込めそう。出走取消を繰り返した問題もクオリティを上げるためと良い方に解釈。連対なら充分可能な力量はあると見る。
期待度 ★★★

SHUFFLE! Essence+ (Navel)
あごバリア氏からキャラメルBOXよりNavel厩舎に移った森林彬氏に調教師が替わったことが、人気馬SHUFFLE!にいかな影響を与えるかが一番のカギ。森林氏のキャラメルBOX時代の実績はなかなかのもので好走した俺たちに翼はないにも関わっていたことから手腕は確かだが、直仔(FD)を2頭出しいわば出がらしになったSHUFFLE!から新たな魅力を引き出せるかというと不安は残る。余程展開に恵まれないと連に絡むのは難しいと見る。
期待度 ★★

△ジェイルブレイク(ALL-TiME)
肉体操作ではファンの期待を裏切ったALL-TiMEだが、調教師が近走好成績が続く琴羽之文氏に替わって巻き返しを狙う。監禁凌辱ものとしてはスタンダートながら琴羽之文氏だけにそこは一捻りある設定を期待したい。不安といえば騎手が新人という点で騎乗(原画)にやや不安があること。それでも今回の抜きゲー路線の馬では一番期待できそうだ。
期待度 ★★☆

Skyprythem(Armonica)
厩舎デビュー戦で騎手&調教師とも実績が乏しいとなるとなかなか手が出しにくい訳で、しかも戯画PB血統となるとなおかつ危うい予感。音楽ものとなるがその設定に相応しいアーティストを揃えた手腕やラシックス(声優)も1流を揃えるなどそういう点での戯画効果は出ているとしても、肝心なゲーム部分のデキがどうなのか?調教も目立つ部分が無かっただけに見送りも止む無し。
期待度 ★☆

◎装甲悪鬼村正(NitroPlus)
ニトロプラスの所属馬はほとんど上級馬に出世していて当然この馬にも期待がかかる所。力の入ったメンコ(OP)に音楽も素晴らしく厩舎の力の入れようが分かるようだ。あまりの硬派ぶりにどこが競走馬(エロゲー)なのかとツッコミが入りそうだが、かくいう記者も安永航一郎氏のウェブコミックを見ると買いたくなってきたから不思議。ただ今回の調教師はニトロの数少ない条件馬で終わった刃傷散らすを担当した奈良原一鉄氏。雰囲気も似たものがあるだけに一抹の不安はあるが厩舎の底力を買ってここは本命視。
期待度 ★★★★

とらぶる@ヴァンパイア!(タクティクス・ラグジュアリー)
最近勢いに乗っているネクストン血統だが、年末に有力競走馬の出走を控えているだけにこの馬には厩舎もそれほど力を入れていないと考えていたが、なかなか気合の入った動きを見せている。特に競馬(エロゲー)音楽は久しぶりというave;new起用は魅力的だ。ただ肝心の実力はというと不安があり、特に主人公教師ものは抜きゲーでない限り当たりは少ない。ダメ主人公に定評のある尾之上咲太氏が調教師というのも主人公教師を考えればマイナスで消し。
期待度 ★☆

ハチミツ乙女blossomdays(ルピナス)
前に単独で調教情報を載せたが見解は変わらず。田舎を舞台とした雰囲気は良好もテンプレのメインヒロインによくあるイベントが重なって、どこかで見たような馬(ゲーム)と思ってしまうくらい強調材料に乏しい。デビュー戦で調教がここまで平凡な動きではいくら名うての調教師を揃えてもとても印は回らない。
期待度 ★☆

〇果てしなく青い、この空の下で… 完全版(TOPCAT)
あの名馬が完全版として蘇る・・・といってもラシックス(声優)を仕様しただけなので、基本的な能力は変わらない。後はあの時代の力が果たして現代で通用するかどうかだが、名馬ならばよほど酷く弄らない限りそのままの力を発揮するのが普通。概ねあらすじを知ってしまったファンが多いため意外性に乏しいのが難だが安定感なら本命馬よりこちらの方が上かも。
期待度 ★★★★

△ましろ色シンフォニー(ぱれっと)
前走までとは打って変わって騎手&調教師を変更してきたが、騎手はともかく調教師は実力者揃いで不安は少ない。調教は見ていないが噂に聞く限りはなかなか。となれば本命に推しても不思議はないが名門女子校に通う男子という設定はお定まりすぎて特色を出すのは難しそう。ある程度までは走れても馬券圏内には一歩足りないかもしれない。
期待度 ★★★

らぶでれーしょん!(SMEE)
HOOK血統としてイマイチパッとしない成績が続くSMEEの出走馬だけに今回も期待しづらいものの、少なくとも前走より騎手は良くなっているのは確か。萌え主体の単純明快なコンセプトだけに大外しはしないかもしれない。ただこれまでの成績から好走まで期待するのはどうか。
期待度 ★★

(本紙の見解)
上位馬の実力は僅差だが、ニトロらしいハードな描写で期待の装甲悪鬼村正が最後は抜け出すか。血統が魅力の果てしなく青い、この空の下で… 完全版も額面通りなら当然上位争いに加わってくるし、前走走ったコミュ -黒い竜と優しい王国-も軽視できない。絞ればこの3頭での三つ巴戦か。飛びぬけた力はないものの安定感あるましろ色シンフォニーも時計が掛かれば一角に食い込んできそう。さくらテイルジェイルブレイクあたりも上位馬総崩れなら出番も。  

Posted by 7月の魚 at 17:53Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想

2009年09月17日

9月の発売予定表から

前レース(先月)とは打って変わってメンバーが揃い、どこからでも買えそうな難解な構成。お金がいくらあっても足りないと嘆きたくなってきますが、多少購入点数は増えても確実に当たり馬券(ゲーム)を掴んでみたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

〇eden* PLUS+MOSAIC(minori)
競走馬(エロゲー)を一般部分と18禁部分に分けるという試みは実のところ別地区(乙女ゲー)の間では珍しくないのですが存外評判が良くない。ただ評判の悪い理由は2本合わせると1万円を優に超えてしまうというコストパフォーマンスの悪さからで、その点この厩舎(ブランド)の値段設定はまずまず良心的だ。調教(体験版)を見る限り伏線満載の展開は先に期待を持たせ上々の部類。この厩舎の特長であるムービーも健在で、終盤よほど失速しない限り上位争いは必至だろう。
期待度 ★★★★

ANGEL NAVIGATE(Aries)
注目の厩舎デビュー戦となるが、スタッフを見る限りLOVER SOUL厩舎の分派と考えられ出走馬の傾向もさほど変わらないだろう。騎手(原画)の手腕は定評があるが調教師(ライター)に対する不安は大きく、実際その1人である水月紅葉氏は直近のecho.でコケていて信頼できない。調教の動きを見ても不安で消し。
期待度 ★☆

▲恋文ロマンチカ(Chuablesoft)
前々走のSugar+Spice!で大きく躍進したチュアブルソフトの最新作。前走は初のFDということもあり勘がつかめなかったようで度外視。これまで1走おきに走っているジンクスから今回は期待できそうな予感。調教を見る限り気配は良さそうも大正時代の雰囲気を醸しだしているかというとやや微妙。それでもこの厩舎は細かい部分での気配りに定評があり大外しはしないだろう。相手は強いが充分に戦える態勢は整った。
期待度 ★★★☆

Thief & Sword(縁)
今回の凌辱枠の1頭。といってもファンタジー世界ということで獣姦など敷居の高いシチュが山盛りと好みは大きく分かれそう。ゲームブック形式は目新しいが上手くバランスを取らないと攻略に手間取り抜きゲーで重要視されるお手軽なエロが楽しめない可能性もある。
期待度 ★★

SignalHeart(Purple Software)
ここ近走期待を裏切っているPurpleの出走馬で、実際前レースのメモリアの記憶が新しいだけに期待しづらい所はある。悠樹真琴騎手のラインは秋色恋華以外走っていないのも買いにくい一因だ。調教ではそこそこの動きを見せているが、終盤直線で伸びを欠くのがこの厩舎の特色でアテにはならない。それでもメンバーに恵まれれば入着は可能も今回は相手が強力。とてもこの馬まで手は回らない。
期待度 ★★☆

△そらいろ(ねこねこそふと)
ねこねこ復活というインパクトは強かったが、出走取消(発売延期)が続いてそれも大分薄れてしまった。記者的な郷愁はともかくブランクが大きいだけにみずいろのテイストが最近のファンに受け入れられるかが一番の問題。最後に強力なイベントを持ってこられないと単なる退屈ゲーと認識される危険性も大きい。正直走るかどうか読みにくい馬だが、期待が大きすぎるだけに反動が恐い。
期待度 ★★★

だっこしてぎゅっ! オレの嫁は抱き枕(タクティクス*ラテ)
最近注目の抱き枕に着目した点は買えるが、擬人化ものと考えればLikeLifeモノごころ、モノむすめ。など先例はある。それだけにヒロインが抱き枕であることの必然性が求められるわけですが、調教師の実績は乏しくどこまで掘り下げられるかは正直不安。騎手とラシックス(声優)に特化した抜きゲーと割り切っても、それだけでこの強力メンバーを相手にするのは荷が重いと考えるのが無難だろう。
期待度 ★☆

△W.L.O.世界恋愛機構L.L.S.(あかべぇそふとつぅ)
人気馬の直仔(FD)の出走が多いのも今月のレースの特徴でその代表がこの馬。直前での取消が心配されたが、無事出走される模様。人気作でしかもキャラゲーだっただけに過剰な期待がかかっている感じだが、この厩舎はこれまでこういった人気馬の直仔で成功しておらず心配な面はある。今回はメンバーが強力なだけに連対があれば上々かもしれない
期待度 ★★★

△桃華散る 少女剣士の報復は慟哭に満ちて(アイル)
アイルの低価格ものは前走で走った実績があり今回も軽視は禁物。今回はヒロイン設定も良く期待感は大きい。特に最近凌辱調教ものは期待以上に走る傾向があり、今回の強力メンバーが相手でも穴を開ける可能性は充分ある。不気味な存在だ。
期待度 ★★★☆

△トロピカルKISS(Twinkle)
あるすまぐなの印象が悪い意味で印象が強いこうたろ騎手の最新出走馬だが、前走以上に馬体(原画)が魅力で思わず飛びついてしまいそうな魅力を秘める。調教師の木村ころや氏には夢見師という実績はあるが、こういったドタバタものとなると正直心配。それでも水着少女の魅力と雰囲気で突っ走る可能性はありシナリオが足を引っ張る可能性は一考も穴候補の1頭。
期待度 ★★★

夏ノ雨(CUBE)
現在出走自粛中のCUFFSがまたまた新厩舎をデビューさせてきた。騎手である兼清みわ氏とカントク氏はアメサラサの印象が悪く手をだしづらい雰囲気。脚質的には姉妹厩舎で今月直仔(FD)が出走のヨスガノソラと同じと考えてよく、姉と妹の違いこそあれ近親相姦が題材なのも同じ。となると走破時計も同じくらいで頑張って入着一杯といったところかもしれない。
期待度 ★★☆

◎Nega0(ETERNAL)
輝光翼戦記 天空のユミナでの好走が光るETERNAL厩舎が比較的間隔を開けずに出走させてきた。七烏未奏氏は実績のある調教師だけにここでも心配はいらないが、この馬の場合戦闘パートの方が重要でそちらの方のデキが問題。調教で見る限り記者的には感触は良いが、この部門に関しての知識は深くないだけに正直自信をもってというわけではない。それでも能力的には一番で勢いもあり中心に推す。
期待度 ★★★★☆

はぴとら HappyTransportation(ブルームハンドル)
ブルームハンドルといえば期待を裏切り続けているという印象が強い。前走騎手変更の効果も見られず今回は再び鞍上を主戦のべこに戻してきたが、調教の動きは相変わらずもっさりしていて変わり映えしない。ファンタジー世界が舞台となると同調教師ではPrincess Frontierという好走例があるが、あれと同じだけの走りを望むのは難しそうだ。
期待度 ★☆

ハルカナソラ(Sphere)
人気馬の直仔(FD)となるがヨスガノソラ自体が入着一杯だっただけに、この馬にそれ以上の走りを望むのは酷かもしれない。一番人気の穹に重点を置きながらサブヒロインで要望の多かった梢を攻略ヒロインに格上げという動きは買えても押さえ評価が精一杯。
期待度 ★★☆

姫×姫(Etoiles)
最近とみに目立つ上流階級巻き込まれもの。大抵の馬が拙い上流階級の描写のせいで白けてしまうことが多いのだがこの馬も例外でないだろう。ライターの顔ぶれを見ても期待できる要素は皆無で迷わず消し。
期待度 ★☆

プリ☆さら(アトリエかぐや)
FDというのはアトリエかぐや初の試みとなるがプリマ☆ステラはともかく不評だったさらさらささらを組み合わせたのはミスといっていい。駄馬から名馬が産まれることはめったにないだけにchoco chipの手腕をもってしても買えない馬。
期待度 ★☆

Princess Party Camellia(サーカス)
不評という意味ではさらさらささら以上に酷かったのがPrincess Partyで良く、当初から種牡馬としてのシンジケートが組まれていたから仕方ないとはいえよくFDを出す気になったものだ。Camelliaではなくchimeraと揶揄されそうで、その醜い合成ぶりからして馬場掃除に終わるのは必至か。
期待度 ★

魔法少女の大切なこと。(めろめろキュート)
サブ厩舎のみここが意外な好走を見せただけにこの馬も同調教師コンビということもあって期待したいが、調教の動きは冴えず笑いも足りない。騎手も万人受けするタイプとは思えないし、何より魔法学園ものに当たり少なしのジンクスが気がかり。性転換ものの割りに主人公にラシックス(声優)を使用しないのにも疑問は残る。
期待度 ★★

ももいろガーディアン(アリスソフト)
今回のアリスは人気騎手うろたんを鞍上に迎え古風なADVを出走させてきた。相変わらずの低価格路線だが近走はそれで成功しているだけに、あながち軽視は出来ない。といってもこの馬からはアリスらしい冒険心があまり感じられないのは確か。アリスのADVには好走例が少ないだけに、今回に限っては買いかぶれないかもしれない。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
メンバーが揃って混沌ムード。豪華な布陣で期待の高いNega0を中心に推すが、新趣向が成功すればeden* PLUS+MOSAICがあっさり抜け出す可能性も。ただ前者には戦闘パートの煩雑さ、後者は攻略人数の少なさがネックで穴馬の存在には警戒したい。厩舎に安定感が出てきた恋文ロマンチカに凌辱ものの桃華散るは気配も良く頭まで期待できそう。調教師が名高いそらいろトロピカルKISSと伏兵も多士済々。手広く攻めた方が良さそうだ。  

Posted by 7月の魚 at 15:59Comments(2)TrackBack(0)ゲーム予想

2009年08月25日

8月の発売予定表から

有力登録馬(ゲーム)に回避(延期)が続き、全くもって寂しいメンバーとなってしまった今回のレース。少頭数で予想は本命戦といっていいでしょうが、思わぬ穴馬の台頭にも要注意を・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

あい☆きゃん(LiLiM)
明るいバカゲーと思わせてその正体は寝取られゲーという試みだが、厩舎サイドで情報が明白に公開されているようにギャップは少なそう。暗さのつきまとう寝取られに光をという試みが成功すれば面白いが、そこまで大きな期待をするのは苦しいか。調教師(ライター)が公開されていないのも不安を誘う。
期待度 ★☆

△@HoneyComingRoyalSweet(HOOKSOFT)
種牡馬(本編)のHoneyComing自体の競走成績がそれほどでもなかっただけに追加要素が増えたといえ直仔(リメイク)のこの馬に期待できる要素は少ないはずだが、メインヒロイン以上に人気のあったサブヒロインが攻略できるのはプラス材料。といっても現実的には連入があれば万々歳か。
期待度 ★★☆

▲&LOVE(Comet)
惜しまれながら解散したMeteor厩舎の流れを汲むCometが初めて送り出すのがこの馬。元々シナリオよりもエロ可愛さで売っていただけに今回も抜きゲーよりの内容であることは明白。ただ設定に明るさがやや不足加減なのが不安でエロさはともかく可愛さの点で足りないと思わぬ凡走もあり得る。メンバー的に評価は落としにくいところはあるが絶対的信頼があるとまではいえない。
期待度 ★★☆

鬼父2(BLUEGALE)
2と銘打たれているように直仔(続編)となるが、前作が凡走だけに期待はできない。いくら凌辱ゲーに風が吹いているとはいえこの馬にまで出番が回ってくることはないだろう。
期待度 ★☆

セーラー服心療妻科(ローズクラウン)
人妻とセーラー服という不釣合いなニックスを心療という設定で強引に纏めてしまうあたりバカゲーの臭いがプンプンするが、人妻とセーラー服両方の特長が活かされれば思わぬ好走も考えられる。ただ大体は両方の特長を潰しあった下級馬が産まれる可能性が大で強くは推しにくい。
期待度 ★★

△タイムリープぱらだいす(FrontWing)
技術だけは凄いものがあったタイムリープの直仔。3Dゲーということで天然バカは健在も問題は脚元不安(バグ)が発生するかどうか。まともに動かなければいくらクオリティが高くとも宝の持ち腐れ。他厩舎(メーカー)とのコラボなど意欲は感じられるだけに好走するか否かはその一点に掛かっている。
期待度 ★★☆

◎黄昏に煌く銀の繰眼(CLOCKUP)
設定を見る限り某作品に酷似しているようだがそのあたりはともかく、最近のこの厩舎の期待を背負う調教師&厩舎の最新馬だけに期待は大きい。少なくとも凌辱学園長こっすこすの走りがあれば、このメンバーなら一枚上の力はある。ややシナリオ寄りの雰囲気だけに外す可能性はあるが実績を買って中心視。
期待度 ★★★☆

変態性癖強制催眠(Liquid)
毎レース1頭は出走してくる催眠凌辱もの。といってもこの馬は催眠によってヒロインを堕とすことより、その後の変態プレイに重点を置いているよう。催眠ものの特徴は薄いかもしれず調教師の実績的にも強く推しずらいか。
期待度 ★★

〇真剣で私に恋しなさい!!(みなとそふと)
厩舎デビューでミソを付けた感のあるみなとそふとの第二走。好走のカギはどこまでつよきす級の笑いを取り戻せるかに掛かっていて、調教師であるタカヒロの手腕次第というところはある。調教(体験版)の気配はまずまずもフカヒレ級の猛者は不在な感。ただお笑い要員は多そうなのでそこは数で補う方針かもしれない。騎手変更がどうでるかは微妙も、この厩舎のファンはその点を気にはしないだろう。タカヒロの力から変わり身を信じて対抗視。
期待度 ★★★

マゾ×ラブ!(10mile)
夏の地方競馬(コミケ)で先行発売しただめがねがバカゲーファンの期待を集めながら存外の成績だっただけにこの馬の前途にも暗雲が垂れ込めてきた感じ。2頭同時出しで親子どんぶりが期待できるほど厩舎に底力があると思えず、一般に言われる同レース2頭出しは両方消しの法則が当てはまりそうだ。
期待度 ★★

みみをすませば(しゃくなげ)
前走のオト☆プリでソコソコ変わり身をみせただけに主戦騎手の双龍に戻って前進と行きたいところだが、調教の動きが悪すぎる。明らかなバカ設定を活かしきれず萌えも中途半端で魅力的なヒロインもなし。これではとても買えない。
期待度 ★

△メモリア(PurpleSoftware)
早世した岩崎孝司氏の遺作といっていい馬で、騎手も聞かない名だが悪くない。ただこの厩舎の馬らしく調教は微妙。ただこのもっさりした動きをしていても明日の君と逢うためには走っただけに実戦で変身は見られるかもしれない。調教師的に春色桜瀬の二の舞はなくまともに走れば上位争いの期待ができそうも一抹の不安を抱えているのも事実。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
抜けた馬がおらず混戦模様。設定や雰囲気を買って黄昏に煌く銀の繰眼を抜擢。実績なら一枚上の真剣で私に恋しなさい!!も逆転は可能。一応この2頭を中心に推すが絶対的な信頼とまではいかず他馬の台頭も考えられ&LOVEメモリアがその筆頭か。今月は抜きゲータイプの馬にピンと来る馬が少なく、大穴となるがタイムリープぱらだいす@HoneyComingRoyalSweetあたりも警戒したい。  

Posted by 7月の魚 at 22:42Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想

2009年07月22日

7月の発売予定表から

夏休み前ということか登録も多く多彩な顔ぶれとなった今回のレース。名の通った厩舎の馬(ゲーム)が多く悩ませるメンバー構成ですが、ファンを喜ばせてくれるのは一体どれなのでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)


明日はきっと、晴れますように(HUG)
知名度はそれ程高くない騎手(原画家)たちですが、魅力的な馬体(CG)が目立ち注目していた1頭。ただ調教(体験版)の動きがパッとせずややトーンダウン。調教師(ライター)の顔ぶれにも一抹の不安を感じるだけに見送りが賢明か。
期待度 ★☆

あの蒼い海より(Lilac Soft)
デビュー初戦となるが騎手(原画家)・調教師(ライター)にさしたる実績もなく、馬体(原画)もパッとしない。正直手を出すには敷居が高い馬だが設定にはやや惹かれるものはある。ただ今月は相手が揃いすぎて、この血統の馬が馬券圏内に食い込むには厳しそう。
期待度 ★★

ANGEL MAGISTER (mana)
ゼロの使い魔の挿絵で人気の兎塚エイジ氏が騎乗するということで注目を浴びている馬だが、調教師もつくとりで評価を高めた味塩ロケッツ氏ということで不気味さも漂っている。少なくとも凡走に終わった厩舎(ブランド)デビュー戦のようなことはないと信じたいが、VA血統はこの所Keyのラインしか好走例がないだけに過信は禁物。魔法学園ものに当たり少なしのジンクスもあり能力が足りないと判断。
期待度 ★★

〇終わりなき夏 永遠なる旋律(ファイアージュ)
こちらも味塩ロケッツ調教の馬だが調教(体験版)を見る限りこちらの方が期待出来そう。騎手の日向恭介氏の騎乗や馬体も悪くなく惨敗に終わったぴこぴこのようなことはないと信じる。音楽を舞台にした雰囲気も良く、直線(終盤)垂れるというより明後日の方角へ逸走してしまう可能性もあるが思い切って対抗まで抜擢。
期待度 ★★★★

神楽道中記(でぼの巣製作所)
長らく率いてきたStudio e.go!を離れて新たに厩舎を立ち上げた山本和枝氏の独立初戦。といっても調教師の寺岡健治氏をはじめ主力メンバーも一緒で今までと内容については変わりなく出走馬の傾向は同変わらないだろう。神楽シリーズはe.go!の中では評価は高くいきなり走られても不思議は無いが今回に限っては相手も強力で連入までは厳しいか。
期待度 ★★☆

▲きっと、澄みわたる朝色よりも、(propeller)
根強いファンを持ちながら一つの厩舎に留まらずを転々と渡り歩く朱門優氏だが、今回は初めてウィル血統を手がけてきた。調教を見る限り相変わらず独特の雰囲気で相変わらず大物感を漂わせている。好き嫌いの分かれる内容で恐らく評価も割れるだけに頭までは厳しいと思うが単穴以下に印は落とせない。
期待度 ★★★★

クレナイノツキ(ALcotハニカム)
死神の接吻は別離の味の変わり身の印象が強いALcot血統。伝奇ものでヒロインは巫女と何か月陽炎を思わせる感じだが、調教師が前走で評価を落とした砂月氏というのがどうにも不安。巫女さん萌えに絞ったコスプレゲーとも思えず、前走と同じく設定を活かせないまま終盤尻すぼみとなってしまっていると見る。
期待度 ★☆

しこたまスレイブ(ユニゾンシフト)
華やかないとうのいぢ騎手と違いやや影の薄い織澤あきふみ氏の最新馬で、内容はいつもながらのコメディ仕様。となれば成績もそれほど変化無く持ち時計通りの走りと見るのが正解。上級馬をコンスタントに輩出する血統でなく入着があれば上々か。
期待度 ★★

聖徒会長ヒカル(catwalkNERO)
厩舎デビュー戦でなかなかの走りを見せた亀井騎手に手替りし抜き主体の馬の中では期待は大きい。ただデビュー戦よりヒロインに魅力が乏しそうで設定も今ひとつな感じ。触手シチュは根強いファンを持つだけに軽視は禁物も入着が一杯と見る。
期待度 ★★☆

77(Whirlpool)
相変わらずてんまそ騎手の騎乗ぶりには惚れ惚れさせられるWhirlpool厩舎の最新馬。といっても調教師が変わらず尾之上咲太氏ではシナリオに大して期待は出来ないだろう。しかも魔法学園ものでは余計に手を出しづらく、調教を見るまでも無く買えない馬。
期待度 ★☆

Tiara (Symphony)
4年ぶりの出走となるSymphony厩舎の最新馬だが、登録(企画)自体はかなり前からで今となってはやや色あせてしまった印象。今月は相手も強力でお嬢様組曲と同じような走りでは入着すら覚束ない。といっても調教師も同じで変わり身の材料は乏しく消し。
期待度 ★☆

△Dies Irae Also sprach Zarathustra (light)
怨嗟の声が渦巻いた怒りの日から1年半。ようやく完成形となって再出走(発売)されるわけですが、果たしてこれを出走馬として認めていいか今でも悩んでします。さて追加される内容が薄ければ当然評価は低くなるわけですが、そこで気になるのは正田崇氏が恥を忍んで再び調教を担当したかどうか。もし担当していないとすればまたも偽りの看板を出したわけになるのですが、ここはlightの良心を信じたい。それでも絶対的信頼となると微妙で、純粋な出走馬より上の印は付けづらい。
期待度 ★★★☆

△ちゅぱしてあげる (アトリエかぐや)
かぐや第3路線の馬だが主流ラインの最近の不振とは対照的に、騎手を1:02am氏に固定したここ2走堅実な成績を残していて侮れない存在。前走と比べて属性も特殊嗜好に偏っていないだけに幅広い層の支持を期待できるし、調教を見る限り抜きに関しても上々の動き。頭まで狙えるかというと疑問だが人気馬が総崩れした場合浮上する可能性は一考。
期待度 ★★★

ナツユメナギサ(SAGA PLANETS)
前走のComing×Humming!!がソコソコの走りだった古豪サガプラ厩舎が再び同じ路線で挑む。といってもそれなりの評価を受けた前走でも結果は入着一杯だっただけに、この強力メンバーで馬券に絡めるかとなると正直厳しいかもしれない。前走でもヒロインごとでかなりデキの差があっただけに、調教師の数が増えたのも不安材料。
期待度 ★★☆

フォルト!!(Ciel)
今月も連続して騎乗してきたTony氏だが実績ある丸谷氏が調教しても走れなかったのが、実績の乏しい調教師に変わって走るとも思えない。まず間違いなく馬場掃除に終わるはずだが、シナリオは度外視でテニスウェアでのHシーンに固執した抜きゲーと考えると思わぬ拾い物だったと考えられないこともない場合も。それでも馬券圏内まで食い込むとは考えづらい。
期待度 ★★

◎紅殻町博物誌(raiLsoft)
デビュー初戦で大駆けを見せたraiLsoftの2戦目だけに注目される存在。初戦と血統(作品)の傾向はそれほど変わらないところから大きく期待を裏切られることはないだろう。騎手は相変わらず一般ウケするタイプでないがこの馬(作品)に関しては手が合っているといえる。知名度も上がってきたことから除外の心配もないし、調教の動きも相変わらず。前走リトバスEXをあと一歩まで追い詰めた実績はここでも一枚上で軸馬として信頼する。
期待度 ★★★★

△僕だけの保健室(アリスソフト)
アリスの低価格路線は凡走が多かったのだが、前走のばにしゅ!でそれを払拭。今回もエロに重点を絞りながらゲーム性も忘れないアリスの遊び心は健在も、最近そのゲーム性が衰えの兆しを見せているのはやや気がかり。それでも古豪厩舎の底力を信じて連穴評価以下には落とせない。
期待度 ★★★

メカミミ(きゃんでぃそふと)
前走の印象が悪い意味で強いきゃんでぃそふと厩舎の最新登録馬。個人的に好きな騎手の一人である真広雄海氏に再度チャンスが与えられたこと自体は嬉しいが、実際レースで走るかどうかは別問題。設定的に良くなりそうな雰囲気は持っているが、厩舎が新生してからのここ2走新顔の調教師を起用し立て続け馬場掃除に終わっているだけに今回も同様の新顔調教師では恐くて買えない。
期待度 ★☆

もぎたてバジル(BasiL)
もいだ時から腐っていると陰口を叩かれそうな馬だが、実際栄養要素の欠片もない荒れた土壌からまともな作物が出来るわけがない。調教(体験版)主体というコンテンツで出走させてくること自体狂気の沙汰だが価格を聞いてなお驚き。大敗は間違いなく恐らくタイムオーバーでしばらく出走停止の憂き目に遭うだろう。
期待度 ☆

(本紙の見解)
前走の走りが良かった紅殻町博物誌の勢いを買いたい。調教で大物感を漂わせる動きを見せた終わりなき夏 永遠なる旋律きっと、澄みわたる朝色よりも、も逆転の有力候補で絞ればこの三角買い。ただ調教の迫力ある動きが本番で発揮されないという調教大将の可能性もあり、Dies Irae Also sprach Zarathustra の巻き返しに古豪厩舎の僕だけの保健室。抜きゲーファンの期待を集めるちゅぱしてあげる あたりも余裕があれば穴で買ってみたい。  

Posted by 7月の魚 at 11:23Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想

2009年06月20日

6月の発売予定表から

先月とは打ってかわり話題性のある馬が大挙出走登録(発売)してきた今回のレース。やや人気先行の不安のある馬たちの中、ファンを喜ばせてくれるのは一体どれなのでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

△鬼うた。(130cm)
ヒロイン全員が青毛(黒髪)というやや特殊嗜好な馬(ゲーム)。初騎乗のふりフリがパッとしない成績に終わった泉水いこ氏だが今回は自分の嗜好を強く押し出したようで騎乗にも冴えが見られそう。こういった騎手(原画家)の趣味が強く押し出た馬で好走した例といえば同厩舎の彼女たちの流儀。あの馬ほど走れないかもしれないが大駆けの可能性は一考しておきたい。
期待度 ★★☆

△彼女が見舞いに来ない理由(ルネTeamBitters)
前走(作)よりもNTR属性を強化してきただけに、より人を選ぶようになったといえるが、逆にそういった嗜好の人しか手を出さないようになることを考えるとやや中途半端な感じに終わった前走から上積みは期待できるかもしれない。騎手のジェントル佐々木氏の騎乗馬は最近好走続きで勢いがあるだけに不気味さは漂う。
期待度 ★★★

▲痕 -きずあと- リメイク版(Leaf)
あのVNの名馬(作)が復活といっても2度目になるだけにそれほど新鮮味はないかもしれないが、どちらかというと騎手の劣化ぶりが目立ってしまった前回と比べて今回は万人も納得の騎乗。今回初めて使用(起用)されるラシックス(声優)も噂されているのが真実だとすれば豪華版。問題は初代で完成されていた馬だけに手を入れれば入れるほど悪くなってしまう点。といって少なからず手を入れないことにはリメイクと名乗る意味はないしやや高めのお代(価格)も不安。それでも期待させる雰囲気を持っていることは事実で元が元だけにまともに走られれば単まであり得そう。
期待度 ★★★☆

くるくるくーる(アクシス)
登場キャラクター全員が性転換してしまうという完全なバカゲー。キャラクターが問題児ばかりで収拾がつかない展開になるのは目に見えているが主人公の可愛さは鉄板で騎手も悪くない。調教師はココロノでそれなりの評価を得たコンビ。ただそんな強調材料はあったとしても、こういった馬が好走した例はほとんどないだけに推しづらい。個人的には頑張って欲しいが実際買うとなると勇気がいる馬。
期待度 ★☆

さくらさくら(ハイクオソフト)
1年以上前から毎月のように出走取消(延期)を繰り返してきた馬がついにゲートイン。これだけじっくり仕上げられたわけだから鉄砲駆けを期待してしまうわけですが、必ずしもそうならないのがこの世界。ここまで待たされたのにこの程度のデキかと叩かれる可能性の方が大。すくみずポリスのようなことはないにしても、よつのはと同じ着順(入着)があれば上出来といえるかもしれない。
期待度 ★★

蠅声の王 シナリオII(LOST SCRIPT)
この厩舎のゲームブックスタイルも3作目。やや時代遅れともいえるスタイルに拘る姿勢は素晴らしいが残念ながら今のところ結果は出ていない。ただ今回はデビュー戦と世界観が同じということで進化が見られる上、ラシックス(声優)も使用と気合は感じられる。といっても今まで結果が出ていないだけによほど大きな変わり身を見せないと馬券に絡むのは難しい感じ。
期待度 ★★

Stellar☆Theater (Rosebleu)
厩舎デビュー戦とはいうものの騎手も調教師も実績があるだけに注目していたが調教(体験版)の動きは冴えない。キャラクターの掛け合いが上滑りな感がある上、システムにも難あり。世界観的が壮大すぎて広げた風呂敷が畳めない可能性も大きくここは消しで。
期待度 ★☆

◎スマガスペシャル(NitroPlus)
好走したスマガの直仔(FD)ということで期待したい馬。父(前作)ほどの走りは難しいとしても、それなりの時計で走れれば充分勝負になる計算。それくらいの信頼感がこの調教師にはある。実績的にもメンバー的にもここは負けられないレースだ。
期待度 ★★★★☆

△絶対可憐!お嬢様っ(すみっこ)
二代目は☆魔法少女がまずまずの走りだっただけに叩いての上積みに期待したいが、調教師が今までの玉沢円氏から今回変わってしまっただけにその点がどう出るかが鍵。といっても長谷川藍氏や姫ノ木あく氏は玉沢氏より実績は高く、また姫ノ木はこういった複数調教師(ライター)制にも手慣れているだけに前進は充分に可能かもしれない。調教の動きもまずまずで穴で期待。
期待度 ★★★

D.C.II To You (CIRCUS)
相変わらずの曲芸商法と揶揄される厩舎だが、ここまで徹しきれるというのもある意味凄い。調教が公開されていないだけに厩舎(HP)の取材だけで判断するしかないが、今回は正統なFDといえそう。ならばもともとの馬(作品)がそれなりに評価されているだけに期待出来そうにみえるが、エピソードの薄さを同梱のおまけでカバーしているような印象がありその点で嫌われる可能性も。
期待度 ★★

Tech48(TEATIME)
カメラで対人認識というアイデアは面白いが、ゲームとして考えると果たしてどうなのか?わざわざ茨の道を歩むという点に敬意は表しても実際買うとなると少々敷居が高い。それよりここまで革新的な路線を歩まれると実際まともに走る(動く)かの方が気になる。
期待度 ★

肉体操作(ALL-TiME)
前走の時間封鎖が設定に妙味がありまずまずの走りだったなるみおかず氏調教の最新馬。騎手のさだお氏も最近乗れているのが心強い。ただ前走と違い今回は設定的にやや食傷気味といえるだけにどう捻っても二番煎じになってしまいそうなのが気にかかる。あと一つ出走日が他馬と比べてやや遅く出走賞金額が満たずに除外の危険性が付きまとっているのも不安。
期待度 ★★

2度咲き!タルトレット(しらたま)
しらたま厩舎の馬はもれなくシミュレーションパートが付いているのだが今回も例外でない。このパートが話の流れをぶった切ってしまうのが弱点でこのゲームも前走の二の舞になりそうな気配。といっても調教師の技術に期待できないからこそ、こういった一見目くらましとも取られかれない手法に走るのでしょうが。
期待度 ★☆

パンツを見せること、それが……大宇宙の誇り(WHEEL)
馬名(タイトル)を見て分かるように完全なバカゲー。こういった馬は設定がバカなだけに話をクソ真面目にしてしまった方が面白くなることが多く、おちゃらけてしまうと失敗してしまいそう。そう考えると調教師の反転星氏の技量には不安が残る。騎手や雰囲気に惹かれるものはあるが、無条件で手を出すのは正直危険か。
期待度 ★☆

Primary(SkyFISH)
いつもそこそこの走りはするものの結局入着どまりというイメージが固定しかけている厩舎だけにそろそろ変わり身を見せて欲しいが、雰囲気的に今回も大きな期待はかけづらい。調教(体験版)のデキはいいがここの馬はいつも調教は走るだけに実際レースになって好走するかどうか半信半疑というところ。ただここの厩舎は固定ファンが付いていて支持基盤はそれなりに持っているだけに馬のデキが多少なりとも良ければそれだけで圏内に食い込んでくる可能性はあるかもしれない。
期待度 ★★☆

〇仏蘭西少女(PIL)
長年出走の噂は出ていたものの一向にゲートに入る兆しさえ見えなかった話題馬がいよいよそのヴェールを脱ぐ。調教師は丸谷秀人でこの厩舎では女郎蜘蛛を育てた印象が強く期待も高まる。そんなわけで好走の条件は揃っているはずだが問題はTonyが騎乗した馬は今までことごとくファンを裏切ってきたジンクス。競馬(エロゲー)界の都市伝説の一つが破られる日がくるのか競馬ファンの一人として興味は尽きない。個人的には今回走らなかったら永遠に勝つ日は来ないくらいの気持ち。
期待度 ★★★★

△マジカルウィッチコンチェルト(アトリエかぐや)
ここのところファンの期待をやや裏切っているアトリエかぐやの最新馬。といっても騎手のM&M氏に衰えはなく年上ヒロインのエロさは相変わらず。となれば変わり身は大いに期待できそうだがショタ主人公は好き嫌いが分かれそうだしメインヒロインよりサブの方が魅力的というのも気にかかる。もしサブヒロインにHシーンがなかったら評価はガタ落ちになってしまいそうだ。
期待度 ★★☆

△町ぐるみの罠 ~白濁にまみれた肢体~ (シロップ)
規制の余波を喰らい馬名変更の憂き目にあうなど前途多難な出足となったが注目が集まったことを考えれば一概に足を引っ張られたとはいえないかもしれない。恐らく同騎手の汚された夏 ~10本の手で嬲られた少女~と同設定なだけに傾向も同じ。となると結果もほぼ同じ見るのが無難な線だが、荒波を乗り越えての出走なだけに同情票が集まる可能性は捨てきれない。大穴で一考。
期待度 ★★☆

りんかねーしょん☆新撰組っ!(りぷる)
ロリ・ケモノ属性で一部熱狂的なファンを持つあかつきまお氏の最新馬。どこから見ても萌え主体の戦法だろうが、超時空ラブコメ活劇というあおりを聞くだけで不安は募り恐らくシナリオに期待できる要素は皆無だろう。調教を見ても不安たっぷりで消し。
期待度 ★☆

(本紙の見解)
出走頭数が多く波乱も考えられるが安定さを買ってスマガスペシャルを本命に。逆転なら仏蘭西少女だがこちらはTony騎乗ということもあり凡走の可能性も高い。痕 -きずあと- リメイク版も元が名馬だけに固そうに見えるが、今回が2度目のリメイクなだけに嫌われる可能性もある。というわけで調教が良かった絶対可憐!お嬢様っに凌辱系の彼女が見舞いに来ない理由町ぐるみの罠 ~白濁にまみれた肢体~などは人気馬が崩れた際の連穴として押さえておきたい。  

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2009年05月23日

5月の発売予定表から

有力どころの出走取消(発売延期)が重なってやや寂しいメンバーとなった今回のレース。絶対的本命の居ない中、直線抜け出してくるのは一体どの馬なのでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

@ふぉーむメイト(ILLUSION)
3D厩舎(メーカー)ILLUSIONの最新作。技術をあたら無駄遣いしている印象が強いのですが、最近の出走馬に目立つものはなく今回も正直期待薄。シナリオはともかく最近は肝心の走り(システム)にも不安を抱える現状ではとても買えない。
期待度 ★

姉ったい注意報!? (ナタ・デ・ココ)
昔は珍しかったお姉ちゃんものだが最近はやや食傷気味で何かもう一つスパイスが必要だが、正直この馬にそれを期待するのは厳しいだろう。厩舎は今回初出走(デビュー)となるが、主要メンバーは戯画PBで凡馬を輩出していたメンバーと同じで今回も同じくPBからの出走ならばただ看板を付け替えただけと考えてよさそう。消し。
期待度 ★

AlterEgo(KISS)
先月出走のヘリオトロープの続編的味付け。そのヘリオトロープが期待を大きく裏切っただけに、連闘で挑む今回も変わり身は正直薄いだろう。この厩舎では標準装備と化しているバグが例え無かったとしても好走は期待しづらい。
期待度 ★

ヴァルキリーコンプレックス(CIRCUS)
最近のCIRCUS厩舎の出走馬で走ったものといえばD.C.II シリーズだけで他の馬ときたら散々な成績。今回のようなゲーム性重視な馬は傾向こそ違えエターナルファンタジーが凡走しており、またSLGに実績がないだけに買いづらい。今回メンバーが手薄とはいえ入着があれば上々か。
期待度 ★★

くる~ず☆クルーズ(グーテンターク)
豪華客船を舞台にしたミステリー風のストーリーと聞くと食指が動きかけるが、厩舎(メーカー)デビュー作で調教師(ライター)は聞いたことのない名と、黙って手を出すには勇気がいる。主力ヒロインが幼なじみ2人だけに属性があれば冒険承知で買う手はあるかもしれないが、でなければ見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆

△ステルラ エクエス コーデックス(C:drive)
リメイク作品で前走(作)が安価(廉価)だったことを考えれば、今回フルプライスになったことはマイナス。とはいえ前走があまりに伏線等が未解決だっただけに今回その補完がされれば上積みも可能で、騎手(原画家)も克氏の他に蒔田真記らが加わるのは買い材料。今回はメンバーが手薄なだけに穴狙いならコレか。
期待度 ★★☆

素直くーる(裸足少女)
今まで走った馬というとしあわせなお姫さまくらいな裸足少女厩舎だけに今回も期待しづらいが、設定は悪くなく抜き主体ということを割り引いてもソコソコ期待できそう。ただ今まで調教師が未公表な馬は下馬評ほど走らないことが多く買いかぶりは禁物。人気どころが総崩れになった場合の押さえまで。
期待度 ★★

タユタマ -It's happy days-(Lump of Sugar)
種牡馬(本編)自体がそれほど高い評価を受けたわけでないので直仔(FD)に期待をかけるのは辛いのだが、種牡馬の競争成績が不振だった原因は一部ヒロインの不人気ぶりにあったので、アニメ化によりその印象が和らいだのは大きい。ただラシックス(出演声優)を考えるとエロには期待薄で、連にまで食い込むのは難しいか。
期待度 ★★

Trample on “Schatten!!” ~かげふみのうた~(TAIL WIND)
Carriereの残党が興した厩舎だが、これまでの成績は凡走続きで今回も期待しづらい。騎手の川原誠氏はこういった脚質(設定)の馬には手が合いそうだし期待できそうな雰囲気はあるが、これまでと同じ調教師(ライター)では不安が大きい。穴人気を集めるかもしれないがここは見送りで。
期待度 ★☆

〇天神乱漫(ゆずソフト)
これまでの出走馬の平均着順(点)が70点を割りこんでいるゆずソフト厩舎だけに正直期待できる要素は少ないはずだが、今回は調教師にそこそこの実績を持つ北川晴氏が加わっただけに変身の可能性も一考したい。脚質は相変わらずの萌え一点勝負だろうが、今回は攻略ヒロインも増えエロも増強の予感。今回の手薄なメンバーなら念願の連対圏突入も充分可能だろう。
期待度 ★★★

△どんちゃんがきゅ~(light)
light廉価版シリーズも4走目。調教師の嘘屋佐々木酒人氏もしょぱんの凡走から前走すかさず立て直してきたあたり手腕に衰えが無いことを実証した。今回も前走と同じ世界観だが、今回メインを張る天然系のヒロインとエロとの食い合わせは意外に悪くなさそう。馬体(シナリオ)の奥行きは無さそうだが、それでも前走見せた脚を再現出来れば恐い。
期待度 ★★★

▲灰色の空に堕ちた翼(Dualtail)
厩舎の主力メンバーが抜け出直しの形となった前走の魔法少女ラヴィリオンの走りがそれほど悪くなかっただけに、今回得意の距離である育成ものに変わって上積みは期待できそう。問題は本賞金が足りるかどうかだが、もし達したとすれば今回のメンバーなら天ッ風ほど走れなかったとしても充分勝負になるとみる。
期待度 ★★★

◎花と乙女に祝福を(ensemble)
騎手(原画)のあたりの良さからそこそこ注目を浴びていた馬だが、最近流行の主人公女装学園潜入ものということで新鮮味は少ない。ただ調教を見る限りこのジャンルで押さえるところはしっかり押さえているところは好感が持てて気配は悪くない。厩舎初出走からいきなり追いかけるのは冒険かもしれないが、今回の相手ならいきなり走られてもおかしくない。
期待度 ★★★☆

△美脚エージェント・麗華(ルネ)
シチュ的にごく狭い所をピンポイントに突いていて、凌辱ものの好走パターンに該当しているとはいえるが、実質ヒロイン一人でこの値段(フルプライス)というのはいかにも高く感じる。このあたりは実際に馬(製品)の走り(内容)を見ていないと分からないが、最初からそういった印象を与えるのはよろしくないといえる。もしこれがミドルプライスなら穴で推せそうだが高馬ということでやや抑え目の評価に
期待度 ★★☆

(本紙の見解)
どの馬も強調材料を欠き一長一短。調教の走りが悪くなかった花と乙女に祝福をを本命に抜擢するが何せ初出走だけにあっさり馬群に沈む可能性も考えられる。本賞金さえ上乗せ出来れば灰色の空に堕ちた翼も恐いが正直微妙なところであり、騎手人気の高い天神乱漫も厩舎実績は無く見かけの印ほど強い馬というわけではない。それだけに全くの人気薄が浮上する展開にも考慮したいところ。独自の路線を走るどんちゃんがきゅ~あたりも不気味だが、今回は抜きゲータイプも侮れずステルラ エクエス コーデックス美脚エージェント・麗華等、手広く攻めるのも一考か。  

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2009年04月21日

4月の発売予定表から

大物新馬(ビックタイトル)や良血馬の出走こそ少なくやや寂しさを感じるものの、GW前ということで各厩舎(メーカー)の力の入った仕上げ(デキ)を期待したい今レース。果たしてファンの期待に応えてくれるのはどの馬なのでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

△ガチ乙女クインテット(teamit’s みんと)
今年に入ってからの出走馬たちが今ひとつの成績のあかべぇブランド。この馬も調教師が全くの新顔で正直判断に苦しむが調教(体験版)の動きは悪くなく走られても不思議ではない。ただ主人公の設定がプレイヤーの共感を呼びにくいのが欠点で直線に入って伸びに苦しむ場面もありそう。連に絡めれば上出来といったところか。
期待度★★☆

〇シークレットゲーム(FLAT)
同人やPS2で実績があるだけに、今回馬場が18禁に替わったといっても同じだけの走りは出来るはず。追加部分のデキがよほど悪ければ話は別だが、まずまずの実績がある座敷猫氏が担当するなら大きく足を引っ張ることはないとみたい。未知の魅力といった点では薄いかもしれないが対抗以下の印には落とせないところ。
期待度★★★★

シスタ×シスタ ~Lovevery Sisters~(Apricot Cherry)
前走MapleColors2の走りが印象的なApricotと同血統ということで不気味な存在だが、調教師(ライター)が公表されていないのが不安点。抜きゲーということでそれほど重要視しなくていいかもしれないが、調教師が明らかにされていないゲームは走らないというジンクスが気になり強く推しづらい。
期待度★★

▲死神の接吻は別離の味(ALcot シトラス)
こちらも前走のENGAGE LINKSの凡走ぶりが悪い意味で印象に残ったAlcotと同血統。とはいえ調教師が評価の高いおるごぅる氏に替わったため同じ目で見るのは禁物。今までの氏の作品と毛色が違うだけに掴みづらいところはあるが、馬体(作品)の持つ雰囲気は悪くない。今後バカップル系の好シナリオが展開されると見て穴以上の期待。
期待度★★★☆

△真説 猟奇の檻 第2章(CALIGULA)
大ベテランの横田守氏も最近の騎乗馬に活躍したものはほとんどなく半ば忘れられた騎手(原画家)と化していたが、今回は過去の名馬を再び登場させ再浮上を狙う。調教師も同じ佐野一馬氏で能力的には疑うものはなく、そのまま力を発揮すればここでも充分チャンスはあるはずだが、何分時代が経ち過ぎていていくらシステムを見直したといっても現代のファンが総当り式の激ムズ選択肢ゲームに付いていけるか問題。押さえの評価まで。
期待度★★★

すまいるCubic!(ABHAR)
設定や雰囲気の魅力から人気を集めたものの、結果は凡走に終わった水平線まで何マイル?のファンディスクだけに調教師(ライター)の顔ぶれが変わったといっても期待しづらい。騎手(原画家)の技量は充分といっても入着があれば上出来でそれ以上の結果を望むのは酷というものだろう。
期待度★☆

痴漢専用車両2 ~報復の恥辱電車~(Frill)
記者が個人的に能力を買っている恋泉天音氏騎乗のシリーズ第2弾。前走がそれほど走れなかっただけにここでも買いずらいし、調教師に名を連ねる想ファクトリーの文字が気になる。普通に考えれば消しだが可能性は低いながら前走より大きくパワーアップされての変わり身の可能性に期待する手も・・・
期待度★★

つくもの ~やどりぎロマンス~(XUSE)
触手純愛ものというどうみても食い合わせの悪そうなニックス。こうした配合はお互いの特長を打ち消しあってしまうことが多い。わずかながら笑いに特化しての大化けに期待するも最近ここの厩舎の純愛ものはことごとく成績が奮わない。今まで純愛ものにあまり縁が無かった騎手だけにそういった意味での新鮮さはあるが、不安の種が多すぎてここは見送り。
期待度★☆

ツンな彼女デレな彼女(PeasSoft)
デビュー以来の成績はと見れば着外ばかりなPeasSoftの最新作。前走が悪い意味での印象が強かっただけに今回上積みは大きいかもしれないが、設定は萌えゲー特有なありきたりの設定。それにここの厩舎のヒロインは必ずプレイヤーを不快にさせる要素を持っていて、実のところ甘い恋愛萌えゲーと微妙に合わないところがある感触。今回も期待できる要素は少ないだろう。
期待度★☆

夏色さじたりうす(ブルームハンドル)
スポーツものシリーズ第二弾で今回は弓道が舞台。といってもHPで「熱血青春部活(?)アドベンチャー」と自ら語っているように前回同様弓道は話の根幹に係わってこないと予想。騎手はサーカスで活躍していた八重樫南氏で調教師はAXLで実績のある長谷川藍氏といっても、この設定では好走を期待しづらい。
期待度★☆

夏色ストレート!(WhiteCyc)
今までのサイクの路線とは毛色の変わった萌え主軸の馬で、騎手も菜月ここ氏やMAKOTO氏らを起用と前回椎咲雛樹氏が騎乗した恋する式と同じ目で見ないほうがいいかもしれない。ただ設定はありきたりでやや魅力に乏しく調教師もこういった純粋萌えゲーは経験が足りず慣れていない可能性は高い。見送りが無難だろう。
期待度★★

△桜吹雪 千年の恋をしました(Silver Bullet)
前走は大コケしたもののデビュー戦がまずまずの走りだったSilver Bulletの第三作。桜吹雪で「はなふぶき」と読ませる馬名にはやや無理があるが・・・それはともかく今回はるいは智をよぶで名を上げた日野亘が調教師(ライター)ということもあって期待が高まる。調教を見る限り相変わらずクセのある走り(文章)だがこれが持ち味といえるだけに充分動ける気配。ただるい智ほどキャラに魅力を感じずストーリーにも広がりがなさそうなのが唯一の不安点。
期待度★★★☆

△はらみこ(セレン)
前走の借金姉妹2で萌えゲー路線への転向を鮮やかに成功させたセレンの最新作。ただ今回不安点はメイン騎手の奥間まさみ氏が新人騎手の鈴森ほたる氏に気を遣ったのか騎乗法(絵柄)を若干変えてしまい、それが魅力を損ねていないかどうかということ。キャラの魅力も借金姉妹ほど魅力的に感じられず、それなりの走りは期待できても一角を崩すまでは難しいかもしれない。
期待度★★☆

◎姫狩りダンジョンマイスター(エウシェリー)
前走の戦女神ZEROが驚異的なタイムを叩きだしたエウシェリーの最新作。前走ほど走らなくても充分首位を争うだけの力はあるが、調教(体験版)からヤリこみにこだわり万全の態勢。騎手が鳩月つみき氏からやくり氏に変更されたのはやや不安といっても、調教のフォームを見た限りはほとんど影響はなさそうで本命は当然か。
期待度★★★★☆

ヘリオトロープ それは死に至る神の愛(Hatena)
今回のレースで一番気配の掴めない馬。騎手は魅力的なだけに食指が動くが、この設定だと好走か馬場掃除かは主人公の魅力にかかっていることが多くそれだけを考慮すると買えない。調教師はDUEL SAVIORと同じ人で実績はあるがAVGは初めてということもあり同じ目で見ると痛い目に合う可能性も大きく、ここは能力を疑ってかかってみる。
期待度★★

マジスキ(MOON STONE)
呉氏もすっかり萌え路線に染まってしまい何処へ行くの、あの日のような野心作が懐かしくてたまらない・・・それはともかく呉氏の主人公は灰汁が強く萌えゲーには合わない印象があるのだが、今回も傾向はそれほど変わらないだろう。なんでもありの不思議世界観が特長でテキストは悪くないといっても、ここ近走の仕上げが同じでマンネリ気配。強くは推せない。
期待度★★

(本紙の見解)
姫狩りダンジョンマイスターシークレットゲームの一騎打ちが濃厚。わずかに前者の気配が上回るが実績は後者が勝る。他の馬は実力的に劣りそうだが、わずかに死神の接吻は別離の味に一角崩しの期待がかかる。崩れれば桜吹雪 千年の恋をしました真説 猟奇の檻 第2章あたりの食い込みも一考されるが、今回ばかりは人気馬の壁が厚そうだ。  

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2009年03月21日

3月の発売予定表から

前レースと打って変わり今月は多頭数で飛びぬけた人気馬もいない混戦模様なメンバー構成。そんな中、果たして直線抜け出してくる馬(ゲーム)はどれでしょうか?馬券的には超難解で予想するのも気が重たくなるのですが、こんなレースこそ当てると気分がいいんですよね・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)


Areas(Lapis lazuli)
初陣厩舎(メーカー)でしかも調教師(ライター)複数となると買いにくいことは確かだが、設定はかなり壮大なファンタジー風味で上手く化ければいきなりの激走も考えられる。デビューに向けてじっくり仕上げられたのも好感大。ただ調教師の実績が乏しいだけにその程度の材料で飛びつくのは危険ともいえる。
期待度★★☆

△echo.(Sputnik)
調教(体験版)を見る限り、やや安っぽいお涙頂戴ものになりそうな予感。ただこういったタイプの馬(ゲーム)はゲートを開けてみると意外に走ったりすることもあり侮れないことは確か。騎手(原画)に魅力がない点が逆に不気味感を漂わせて穴っぽさを感じさせ押さえで一票。
期待度★★★

大阪CRISIS (つるみく)
設定から見れば完全にバカ凌辱だが、たっちーの血統なのでこれが持ち味と見るべきか。といっても新生デビューとなった前走が意外と走れなかっただけに過大評価は禁物で、騎手(原画)に魅力があるとしても連絡みまでは厳しそう。
期待度★★

学校のヤラシイ怪談(TinkerBell)
不条理怪奇AVGと銘打たれている通り内容はバカゲーだろうが、騎手(原画)の魅力もまずまずで抜きゲーとしてそれなりに使えそう。後はバカさ加減が中途半端になってないかどうかに好走するか凡走に終わるかの境目がある。淫妖蟲以降厩舎の成績が低迷しているため手は出しづらいが大穴で狙うのも一考。
期待度★★☆

Canvas3 白銀のポートレート (F&C)
シリーズ作でもあり注目度は高いかもしれないが、F&C血統自体が完全に活力を無くしており期待出来る要素はほとんど無いといっていい。衰えた活力を補うため今回はサーカスとの配合となるが、同種同士の配合であり危険なニックス。騎手(原画家)やメンコ(音楽)は豪華でもそれだけで飛びつくのは危険だろう。
期待度★☆

ここより、はるか(PleatsSoft)
騎乗馬に恵まれない騎手(原画家)の一人として名高い村上水軍氏の最新作。今回は水瀬凛氏とのタッグとなるが調教師の実績は未知数で傾向はそれほど変わらないか。調教の動きも平凡でジンクスはまだ続くことになりそう。
期待度★☆

シスターまじっく!(脳内彼女)
絶対★妹至上主義でまずまずのヒットを飛ばしその後の躍進を期待させたがどうもその後の成績は尻すぼみ。今回はデビュー作と同じ妹ものに戻って期待したいところだが、そのときの騎手(原画家)である結城しん氏が起用出来ないのが痛い。まあ今回あおぎりぺんた氏はかなり頑張っていてマイナスは最小限に抑えたといえるが・・・ただ正直血統的に底を見せた感もあり入着は有ったとしても馬券圏内となると少々厳しい。
期待度★★

水スペ川野口ノブ探検隊(LiarSoft)
ライアーのもう一方の主力調教師である天野佑一ライン作品。相変わらずのバカの国からバカを広めにきたようなバカゲーであるが、ここの馬が走るかどうかはゲームパートが足を引っ張るだけの無意味なものか、それとも笑いを増強させる存在になっているかに尽きる。まあ最近の出走馬に関してみれば大抵無意味なものなので今回も傾向は変わらないだろう。通人のみが手をだしていい馬であり素人衆が買うのは危険だ。
期待度★☆

△聖剣のフェアリース (Littlewitch)
大槍葦人氏の騎乗からすれば何をとち狂ってのエロ重視路線かと思ってしまうのだが、ここの幼女に欲情してしまうファンにとっては拍手喝采ものなのかもしれない。設定からしてシナリオに期待をかけるのは無謀でありあくまでエロ一本の作りだろうが、記者的にはそれはそれで充分との評価。ただロリ率が低く大槍氏がイングリットにしか愛情を注いでいない可能性も一考。
期待度★★★☆

世界を征服するための、3つの方法(CROWD)
性転換ものといえばここの厩舎の十八番といっていい戦法(題材)であり全くのハズレはなさそう。騎手(原画)についてそれ程惹かれるものはないが、勇者ものと組み合わせた設定については面白い。キャラ立ち次第で笑いが大きく取れそうなだけに期待してもいいが、魅力を活かせないと大コケもあり、好走か凡走は調教師(ライター)の手腕次第。調教(体験版)は顔見せ程度の披露しかされず不安は少なからずある。
期待度★★★

〇DAISOUNAN(ソフトハウスキャラ)
脚質(SLG)がすっかり認知され、安心してみていられるようになったソフトハウスきゃらの最新作。今回はいつもの騎手(佐々木珠流)でなく地味な印象は隠せないが、それなりに味のある騎乗ぶりだ。飽きさせない作りといった点でよく考えられたシステムに不安は少なく今回のメンバー中安定度では一番。まず連は外さないはず。
期待度★★★★

▲W.L.O.世界恋愛機構(あかべぇそふとつぅ)
設定はそれほど目新しくはないが、近未来を舞台にしたという点に若干のオリジナリティを感じさせる。調教師は新人でその力量は未知数ながら、実績のある厩舎だけに動き(シナリオ)についての不安は小さい。問題は舞台を近未来にした意味で、わざわざ現代ものとは違う世界観を設定した伏線を作品内で消化できているかどうか。それが不足していてただのバカップルゲーになってしまうと大きくマイナス。一応期待をこめて単穴評価とするが今回は強敵揃いなメンバーだけに圏外に沈む可能性も。
期待度★★★★

△BALDR SKY Dive1 ''Lost Memory''
ACTは専門外なので調教(体験版)は全く見ていないが、スケールの大きそうなゲームで今回のメンバーでは一番人気を集めそう。ただバルドシリーズもややメッキが剥がれてきた印象もあり無条件に飛びつくと痛い目に遭うかもしれない。企画屋が絡めば大ハズレはないというジンクスもあるが二部構成にしたのもややマイナスで差し引きゼロといったところ。実績もあり無印には出来ないものの肝心なところで尻すぼみになっている可能性は捨てきれずやや評価を落としてみた。
期待度★★★☆

FlyableHeart(ユニゾンシフト)
騎手名義を再びいとうのいぢに戻して前走の不振から心機一転、ななついろ★ドロップスの栄光再びを狙う。記者的にはのいぢの騎乗が見られるだけで充分なのだが、どうやら世間的にはそうではないらしく調教師の手腕も問題になってくるようで、気になるのはその顔ぶれ。再び起用された市川環氏や風間ぼなんざ氏はななついろよりアメサラサでの負のイメージが強く濃いキャラが駆け回るようなコメディには向かない印象。その部分を補強する意味であごバリア氏が助っ人として加わったかもしれないが、実質どれほどプラスになったかは未知数。ななついろほどの成績は望めず時計が遅くなって出番があるかどうかいったところか。
期待度★★☆

Princess Party ~プリンセスパーティー~(CIRCUS)
D.C.シリーズの印象が強いCIRCUS厩舎の出走馬だが実際の成績を見てもそれ以外の出走馬を見れば下級条件馬ばかりで今回も手を出しづらい。ここの中~低価格バカゲーというとガッデーム&ジュテームという伝説の未勝利(地雷)馬を思い出してしまう。いくら騎手(原画)が良くても内容は値段通りかそれ以下しかないというオチが待っていそう。
期待度★☆

△ボクの手の中の楽園(キャラメルBOX)
ほしまる氏が一人で調教を手がけているだけにファンタジーものにはなるが世界観の構築なども問題なく安心して手を出せる域にありそうだ。少なくともうな天のようなことはないだろうが問題は速い時計の決着になると苦しみそうな点。それでも持ち時計だけ走れば頭までの突き抜けは少々厳しいもののヒモなら充分狙える。押さえなら。
期待度★★★

◎星空のメモリア (CROSSNET)
調教師の実力不足からか動き(テキスト)がパッとしなかったウィズ アニバーサリィーをその技術だけで上位に進出させた豪腕司田カズヒロを再び鞍上に迎えたということだけでも充分だが、今回は調教師が実績あるなかひろに変更されより期待が高まる。少なくとも甘々学園ものにありがちな退屈ゲーに陥る可能性は少なそうだ。他の人気馬にない未知の魅力もありここは本命に推す。
期待度★★★★

△もしもこんなショッピングモールがあったら!?いきます☆(SQUEEZ)
前走で大きくミソをつけたSQUEEZ厩舎だが、今回は設定によりバカ色を強めて巻き返しに懸命。確かに多人数同時攻略かつ中だしという路線に拘るなら変に純愛要素を入れたりするより、完全バカゲーに徹した方がいい結果が出るかもしれない。変わり身の可能性は充分あると見たい。
期待度★★★☆


(本紙の見解)
常識的に考えればBALDR SKY Dive1 ''Lost Memory'' DAISOUNANの2頭に人気が集まるが、調教の動きが素軽い星空のメモリアを中心に抜擢。W.L.O.世界恋愛機構はそれに比べて安定度で劣るがあかべぇブランドだけに大駆けの可能性は充分。聖剣のフェアリース はエロ色を強めたのが吉とでるか凶とでるかは不鮮明ながらも、騎手が熱狂的人気を誇るだけに他馬を一気に置き去りにする可能性も。一応この5頭が抜けている印象はあるがボクの手の中の楽園echo.もしもこんなショッピングモールがあったら!?いきます☆あたりも一角崩しなら充分な実力を持っていて馬券を絞りきるのは容易でないレースだ。  

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2009年02月20日

2月の発売予定表から

前月に続いて今月のレースもやや寂しい頭数(発売数)となってしまいましたが、馬券が当てやすいかどうかはまた別の問題。それ程点数を広げられないので少ない点数で着実に当たり馬券(ゲーム)を掴みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)


かぎろひ 勺景(Shelf)
田舎を舞台とした伝奇もの。ただ今後シリアス展開に持ち込むにはやや騎手(原画)が微妙。雰囲気ゲーならともかくシナリオを重視するとしてもこの騎乗では味消しとなってしまわないか。脚元(システム)の不安定さや調教師(ライター)が未知数なのも気がかりで強く推せない。
期待度★☆

△彼女×彼女×彼女 ドキドキ フルスロットル(ωstar)
エロ重視のおかずゲーとしては優秀だったもののシナリオのついてはお寒かった父(前作)からまさか産駒(続編)が産まれるとは思わなかったが、よくよく考えればストーリーに妙な縛りや拘りが無くなりエロ一本に絞る展開なら父よりも騎手(原画家)の持ち味が生きる可能性はある。ただややハンデ(値段)は見込まれたか。
期待度★★☆

△さらさらささら(アトリエかぐや)
前走で評価を上げたchoco chipラインだけに期待は高まる今回。ただ前走はお嬢さまものには珍しい主人公の良さが好走の要因だっただけに、調教師(ライター)にダメ主人公ぶりで有名な玉沢円氏や尾之上咲太氏の姿があるのが気になるところ。調教(体験版)はまずまずだが、この部分は前走の調教師だった近江達裕氏の担当と思われるだけにそれほど参考にならないかも。エロ期待ならともかく前走以上のシナリオを期待すると裏切られる可能性は大きそう。
期待度★★☆

すくぅ~るメイト Sweets!(ILUUSION)
この厩舎(メーカー)にしては珍しい好走例がすくぅ~るメイトで今回出走するのはその直系。まあ好走といっても入着が一杯だっただけに過大な禁物で当然シナリオはないのも同然。エロに期待といってもヒロインの造形がやや変わってしまったのも不安材料。おかずゲーも今回はライバル馬(ゲーム)が多く前作以上の走りは難しいかも。
期待度★★

タペストリー(light)
Dies Iraeの悪夢の記憶が久しいGユウスケ氏の新作だが設定から醸しだす雰囲気は大いに期待できそう。ただ調教師である佐野晋一郎氏の実績からしてその設定をまとめきるのは難しいかもしれない。事実代表作である秋のうららののダメ主人公ぶりは強烈だっただけに、避けられない運命に挑む主人公というのはそれとは間逆のニックス(設定)。大物が産まれる可能性は無いとはいえないが、ハズレの確率の方が高いと見る。
期待度★★

△DEVILS DEVEL CONCEPT(暁WORKS)
るい智で名を上げた暁WORKSの新作であかべぇブランドの新作だけに期待は高まるが・・・複雑な設定は調教を見ても解読不能で実際今後どのような方向に転ぶか全く分からない。一方走り(テキスト)についてクセはあるものの慣れればそれほど苦にならなくなってきて悪くはない。ただいくらオカルト・伝奇ものとしても萌え要素完全拒否とも思わせる設定だけに、萌え要素豊富だったるい智とはかなり脚質(傾向)は違っている様相。雰囲気的に騎手であるrefeia氏初騎乗の僕がサダメ 君には翼を。の悪夢が再び蘇る可能性も。
期待度★★☆

▲ばにしゅ!おっぱいの消えた王国(ALICE SOFT)
アリスの低ハンデ馬(低価格作品)はここ最近の成績がかなりの不振で期待できる要素は少ないかもしれないけれど、つるぺたロリ主軸となると話は変わってくる。その方面に一家言を持つよーいちろー氏や月餅(はぎやまさかげ)氏が企画の全面に立つとなればツボは心得ておりロリ一点勝負とはいえ期待していいかも。ただバカ要素はともかくあまりに趣味に走りすぎてしまうとよーいちろー氏の同人誌のように万人に膾炙されない可能性もあるがここは自分を信じての単穴評価。
期待度★★★

ふわりコンプレックス(戯画)
麻雀というとただでさえ好走のない距離(ジャンル)な上、まるねこ以外ほとんどがハズレという戯画厩舎だけに期待できる要素は皆無。騎手についても一部を除くと微妙といわざるを得ない面々。予約特典のサントラは気になるものの馬券の検討をするだけ無駄というものでしょう。
期待度★

魔法少女ラヴィリオン(DualTail)
主力メンバーが抜け新生となったNineTail&DualTailの実質デビュー戦。今回はAVGであり今までの戦績は忘れてかかる必要がある。魔法戦士ものはそれなりにファンもいる距離だが調教を見る限りは今ひとつピンとくるものがない。ここは見送り。
期待度★☆

みここ!(しとろんソフト)
新しく開業した厩舎(ブランド)だがC:driveの姉妹厩舎ということで傾向はほぼ同じだろう。ヒロインすべて巫女というツッコミどころ満載の設定からしてまともなシナリオを期待するだけ野暮というものだが、問題はコメデイとしてどこまで面白さを期待できるかといったところ。そういった意味でC:driveや調教師の実績を参考にしたが・・・期待はし辛いか。
期待度★☆

もみちゅぱティーチャー!(ぱじゃまエクスタシー)
葵渚氏はねこねこ所属のころから知っている騎手だがTRUSTを経てすっかり以前の面影が無くなってしまった。まあこれはこれで悪くないのだが・・・ただヒロイン二人でこのハンデ(値段)はやや重い(高い)気がする。勿論元がぱじゃまだけに内容はそれなりに充実しているとは思うのだが、予約特典のおまけゲームを含めてのハンデだとしたら本末転倒だ。それはともかく記者的に別ブランド出走で馬場掃除だったねーつまを思わせる設定が何となく不安。ここは見徳となってしまうが見送りで。
期待度★★

◎夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-(オーガスト)
記者的にシナリオは評価していないオーガスト厩舎の出走馬だがこれまでの戦績はと見ると大したもので今回のメンバー相手なら格上といえる力を持っている。今回はいわゆるファンディスク的扱いだがシナリオに比重の掛からない後日談オンリーならば、より以上の力を発揮するだろう。その上神騎乗といえるべっかんこう氏の萌えエロ絵がまた拝めるとなれば並みの抜きゲーなど問題にしない力はある。総合的に見て今回の軸はコレ。
期待度★★★★

〇Like a Butler(AXL)
お嬢さま学園ものとして王道からややずらしてきた設定は魅力あり。ここ2走ハズレのないAXL厩舎の出走馬中、今回は一番の好気配といえる。公開が遅れたため調教を見る機会はなかったが今回は素直に期待していいかもしれない。それでも変なイジメ要素が持ち込まれたりする可能性もあって明るさで売ってきたブランドイメージから外れてしまう不安点は一考も、この調教師(ライター)らしいいい意味での生真面目さが発揮された走り(ストーリー)を期待して対抗印。
期待度★★★☆


(本紙の見解)
厩舎実績から夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-Like a Butlerが抜けている。人気ゲームの後日談ということでキャラ立ちに不安ない前者を本命としたが後者の逆転も充分可能だ。他ではハンデの軽さを生かしてばにしゅ!おっぱいの消えた王国がどこまで食い込めるかといった所。穴なら嵌った時のDEVILS DEVEL CONCEPTの大駆け。前走好走のさらさらささらは今回に限っては少々苦しいか。  

Posted by 7月の魚 at 16:29Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想

2009年01月17日

1月の発売予定表から

昨年最終レース(12月)は全くのハズレに終わってしまいましたが、開催(年度)も新たになり気を取り直して第1レース。有力馬が何頭か回避して出走馬の少ないやや寂しいレースとなってしまいそうですが、早い時計での決着を望みたいものです。(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)


あきまほ!(KLEIN)
昨年末何年ぶりかにカラフル!! ~Colorful!!~を出走させたKLEIN厩舎だが結果は散々たるもの。一走叩いての変わり身に期待したいが、メイン調教師(ライター)は前走(作)と同じだし何より厩舎(HP)を訪問しても情報がほとんどなくヤル気のヤの字も感じさせない。これは消しでいいだろう。
期待度★

〇アンバークォーツ(コットンソフト)
出走馬は堅実な成績を収めているが今ひとつ詰めが甘く首位争いするところまで行かないコットンソフトの最新馬。子供時代の関係が現在の関係に持ち越されるという設定を見ると何か「みずいろ」を思わせるところがあり期待したいところ。木緒なちと秋津環という今までコンビを組んでいた調教師(ライター)が他厩舎の仕事が忙しかったのか参加せず、海富一の一人体制となるがこれは逆にプラス材料と見る。調教(体験版)の本数(ヴォリューム)が少ないのはやや不安な上、今回は一頭強い相手が居るが首位を争う走りに期待。
期待度★★★☆

◎俺たちに翼はない(Navel)
今までファンを一喜一憂させてきた期待馬がいよいよそのヴェールを脱ぐ。それ散るの印象が余りに強くやや過大評価されていると思われてきた王雀孫だが、有料とはいえ調教で見せた好仕上げぶりはそんな陰口を黙らせるだけのものを持っていた。それ散るのゴール前での止まりっぷりから今回果たして末脚が最後まで持つか心配なところはあるが、これだけみっちり時間を掛けて調教を積んできたのだからさすがに大丈夫だろう。ここは自信の本命印。
期待度★★★★☆

△輝光翼戦記 天空のユミナ(ETERNAL)
調教師は永遠のアセリアでの実績が光る高瀬奈緒文氏だし騎手も松竜氏ということで期待は高まっていたが調教を見たらややトーンダウン。キャラやテキストがどうにも微妙。ただこの馬の地力が発揮されるのは戦闘パートのようなのでそこさえ良ければ充分なはずだがどうもそこまで面倒見きれない気がする。ハマれば充分1着も可能な地力を持っているはずだが・・・
期待度★★☆

才気煥発才色兼備の君たちへ(あっぷりけ-妹-)
今、乗りに乗っているあかべぇブランドだが、今回の設定を見ると主人公がヒロインに振り回されるタイプの馬(ゲーム)で、どちらかというと主人公キャラの良さで惹き付けて来たあかべぇ系列だけにファンには戸惑いの方が先に来そうな気がしてならない。騎手の七海綾音も戯画厩舎時代から比べるとやや魅力に欠く印象。今回に関しては強気に推せない。
期待度★★☆

▲祝福のカンパネラ (ういんどみる)
はぴねす以来久々になるこ~ちゃ騎手(原画)だけに腕が衰えていないか心配なところはあるが馬体(CG)を見る限り不安は無いようだ。ラシックス(声優)も海外(CS)で鳴らしている最新なものを使用という豪華版。もともとシナリオにはそれほど期待出来ず萌えオンリーの走りとなってしまうだろうが、それでも上位に食い込めるだけの環境は整っているようだ。首位争いは難しいかもしれないが複勝圏内なら充分可能。実力馬総崩れの展開なら一転首位浮上も。
期待度★★★

△スズノネセブン!(クロシェット)
前走から微妙に調教師の顔ぶれを変えてきたがこれは微妙ながらプラス材料と見る。ただ魔法学園ものは圧倒的に成功例が少ないのは明らかに不安。前走でもシナリオの評価は左程でなく騎手のしんたろーの豪腕だけで着争いしただけに今回の騎手変更は同タイプとはいえやや不安材料。前走以上の走りとなると難しいかもしれない。
期待度★★☆

トキノ戦華(Studio e・go!)
エゴの出走馬はアクチ導入以来、本賞金を確保できないことがほとんどなのでここでも正直苦戦は免れないかもしれない。ただ今回はIZUMOや神楽シリーズで実績のある和風ものなので期待できる要素はある。といっても肝心な戦闘システムを見るとリアルタイム戦略SLGと名は打たれているもののエゴのシステムで戦略を期待するのは無茶というもの。恐らく戦略とは名ばかりの力押しが繰り返されるはず。騎手と和風美女の組み合わせは上々も材料がそれだけでは苦しいか。
期待度★☆

ぱいタッチ!(May-Be Soft)
今までテックアニメとバカ路線で実績を積んできたメイビーだが前走でややミソをつけた気がする。というわけで今回巻き返しが期待されるが調教師が実績のある箒星から変わってしまい不安が尽きない。ネタであるおっぱいゲーはSQUEEZなど同系列の厩舎で散々作られていて新鮮味も乏しい上にしかもここのところの評価は低下している。新人調教師の手腕も不安で残念ながら今回に限っては期待しづらい。
期待度★★

PYGMALION(STRONGER)
前走Figureheadの走りが悪い意味で印象に残ったSTRONGERの第二走。相変わらず騎手にはビックネームを配してくるが今回の選択はやや微妙で鬱っぽい世界観と合わない気がしないでもない。前回不評だったシステムに改善が見られているかどうかも不安だし中途半端な攻略性もシナリオを阻害しそうな気がする。アニメに力を入れた演出は魅力あるが今回も見送りが賢明か。
期待度★★

魔王と踊れ!2(catworks)
ポリフォニカで一躍人気騎手となった神奈月昇の最新騎乗馬。といっても前作の評価は高くなくどこまで変わり身を見せるかは未知数。RPG部分の操作性は微妙といってよくサクサク進めるタイプではなさそう。こういったタイプのRPGは世界観やシナリオの面白さに掛かっているがその点を考えても一抹の不安が残る。
期待度★★

(本紙の見解)
地力から考えても俺たちに翼はないが一枚抜けている印象。ここは相手探しのレースと見る。その相手も少頭数ということもありアンバークォーツ祝福のカンパネラに絞りたい。前者は堅実さが身上で設定も良くハマれば唯一本命馬に肉薄できそうな馬。後者はそこまでの力はなさそうだが一定の支持があり前走の時計分はきっちり走ってきそう。スズノネセブンはカンパネラと同脚質の萌えゲーで比較すると分が悪いが人気馬総崩れの展開での穴候補。他となると安馬(廉価版)の凌辱ゲーもピンと来る馬が少なく、RPG2頭も人気先行と見て思い切って評価を落としてみた。  

Posted by 7月の魚 at 12:56Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想

2008年12月16日

12月の予定表から

年末進行というわけではありませんが、今月は年明け直後は有力ソフトの発売がないということで先月の結果より先に予想公開。
最近は11月と1月に有力ソフトの多くが発売されるということもあってか、やや端境期と化している12月末の発売組ですが、やや手薄とも思えるメンバーの中から抜け出してくるのはどの馬(ゲーム)か?

△暁の護衛 ~プリンシパルたちの休日~(しゃんぐりら)
元がシナリオゲーと思わせて実はキャラゲー色の強いものだっただけに、このファンディスクで伏線の解決を望みたいところだがそれは無理っぽい。それでもキャラの魅力と笑いの点は中々だっただけに、そのあたりを求めるのならば期待できそう。無印品に辛い点数を付けている人は確実に手を出さないと思われるので、嗜好があった層のみ買う人を考えれば意外に評価が上がるかもしれない。となれば手薄なこのメンバーなら連入以上の戦果も充分期待できそうだ。
期待度★★★

▲永遠の終わりに(たまソフト)
たまソフト久々の新作だが、前走(作)の不振からほとんど注目されていない。ただ好走だった前々走の世界の全てと同じ調教師(ライター)に戻してきたりと今回は巻き返しの材料が整ってきたように思える。題材に惹かれるものは少なくまた調教(体験版)の公開がないためどの程度の力を秘めているか分からないところはあるが、未知の魅力を秘めているのは確か。
期待度★★★

オト☆プリ(しゃくなげ)
なぜか恋する乙女と守護の盾と雰囲気が被って見てしまうわけですが、騎手(原画家)に瀬之本久史と同血統(出身は同じWitch)の鳴海鈴音氏を起用するところを考えるとこれは偶然というより確信犯といっていいかもしれない。ただ発足以来、下級馬(地雷)しか輩出していない厩舎(ブランド)で、調教師(ライター)も変わらず橘ぱん氏ではいくら設定が魅力といっても手は出しづらい。調教の動きはまずまずといっても見送りが賢明か。
期待度★★

〇学園催眠隷奴 (シルキーズ)
評価の高い姫騎士アンジェリカ と同メンバーの新作ということで期待されている一頭(本)。騎手は手替りにはなるがベテラン安藤智也氏ならマイナスにはなるまい。ただ催眠ものは純粋凌辱よりやや敷居が低い印象がありファンも多く、催眠の内容が安易だったりすると厳しい批評に晒される危険性はある。それでも前走好走の要因だった笑いと抜きの両立が出来ていれば全くの期待はずれに終わるということはないだろう。
期待度★★★☆

君が呼ぶ、メギドの丘で(Leaf)
調教師(ライター)が枕流氏ならシナリオについての不安は少ない。問題はこの馬(ゲーム)の要求するスペックが過大な点で恐らくかなりのユーザーが苦しむはず。そのハンディが重い上にここのところLeafの意欲作は空振りを続けているのも気がかり。Tears to Tiaraくらい走るならば御の字だが、どうもキャンターすら難儀しそうで危険な人気馬と見る。
期待度★★

ザーメンセキュリティ2009(CLOOKUP)
こっすこすで思わぬ好走を見せたCLOOKUPが間をおかずに発走。今回もどうやらバカゲー色が強く凌辱とバグが特色だったCLOOKUPのイメージを変更するつもりかもしれない。その脚質変更が成功するかどうかだが、騎手(原画家)はたぢまよしかづ氏の起用でエロより萌えの比重が高く、調教師(ライター)の顔ぶれにも微妙な違いがあって恐らく同じ脚は使えないだろう。やったもの勝ちといえる一発ネタゲーであるだけに序盤のテンションがどこまで保つかも不安で入着が一杯といったところかもしれないが今回はメンバーが手薄で全体の時計(平均値)が遅くなれば出番も。
期待度★★☆

△真・恋姫†無双(BaseSon)
稀代のネタゲーも思わぬ好評でなんとアニメ化までされ今回は続編まで制作とまるでシンデレラストーリーのようですが、よくよく考えると前作も入着程度の成績でありそれほど高い評価を得ていたわけではない。キャラが増えたのはいいが確実にシナリオは薄くなるだけに諸刃の剣。三国志ネタをよりディープにすると歴史ファンは喜ぶかもしれないが、一般人はポカーンとしてしまうしバランスは難しい。実のところ好走か凡走かの分かれ目は前走で散々な評価だった戦闘パートに上積みがあるかどうかに懸かっているかもしれない。
期待度★★☆

◎ダンジョンクルセイダーズ2(アトリエかぐや)
ヴォーカルソングは良かったものの肝心のRPG部分のデキが悪く散々な成績だっただけにまさかと思われた続編企画。どうやら厩舎(ブランド)のこの馬に対する思入れはユーザーよりも強かったようだ。それだけにRPG部分は確実に進化していると思いたい。問題はエロ部分で、かぐやだけにその部分が薄かったりHまで時間が掛かったりすると低評価の可能性も。ただ先月出走した同系統の闘神都市3が思わぬ凡走だっただけにその反動から評価が高まると見て本命に抜擢。
期待度★★★☆

人妻喰い(Guilty)
万引きした人妻を脅して奴隷に堕とすスーパーの警備員が主人公という現実社会には有り得ない設定だが、なぜかありそうな気がしてくるのがエロゲーの魔力。設定は定番で悪くないがやや絵に癖があるため投票数が足りず除外の危険性が高いかもしれない。あと気になるのがGuiltyのこの系統のゲームはなぜかバカゲー色が強くなっていて抜きに適さないことか。
期待度★★☆

ほしうた(FrontWing)
うたシリーズ三作目。過去二作の評価が高かっただけに期待が集まるが、正直言ってこの厩舎(ブランド)の近績から考えると上級馬(良作)が輩出される気配がほとんどしない。作家としての方が通りが良くなったヤマグチノボル氏もエロゲーに関しては不振続きだし、過去好走経験のある屑美たけゆき氏も最近の実績は奮わない。ヒロイン設定など萌えゲーの痛い部分を抽出したような感じだしまずシナリオには期待できないと見て消し。
期待度★☆

ミンナノウタ(めろめろキュート)
このゲームのシステムを聞いて伝説のバカゲーCONCERTO.を思い出す古参ファンも少なくはないとは思うが、この馬も内容にそれほど捻りを加えようがないとしたらやはりバカゲー色は強くなってしまうかもしれない。ただ配役からしてそれほどぶっ飛んだシナリオになるとは考えづらく笑いも泣きも中途半端なものになりそう。挑戦精神は称えても内容は伴わずといった結果に陥るか。
期待度★☆

むすめーかー(Digital Cute)
噂のロリゲーがロリファンの期待を背負っていよいよ初出走。ただデビューから育成調教ものというのはかなりハードルが高いように思える。育成ものはバランスがカギといってよく、これが狂うと全くといっていい程つまらなくなってしまうのだが、このバランスというのは経験によって身につくもの。初出走から絶妙なバランスになっている可能性は限りなく低い。鞍上(原画)はかなり魅力的で惹かれるものはあるが、脚元不安(バグ)も心配で評価を落としてみた。
期待度★★

△メアメアメア(mana)
VA血統に企画屋の配合は珍しいニックス。Key入厩以外に大物はおらず中級~下級馬が多いというイメージのVA血統だが、このニックスで大物が産まれるか注目したい。ただ丸戸氏が絡まないとサッパリ走らない企画屋だけに期待は禁物。調教師(ライター)である藤原休樹氏の今までの実績といえばカラフルウィッシュおさわり痴漢列車ということで相当にお寒い。ただサキュバスものということでシナリオよりも抜き重視は必定。キャラ萌えと抜きが高次元で両立していれば思わぬ好走もあり得るかもしれない。
期待度★★☆

△MapleColors2(クロスネット)
これも評価の高かった前作の続編。といっても前作は正直シナリオは大したことなく、仲間集め&ミニゲームの面白さとメインヒロインである未来の可愛さが相俟っての好結果だっただけに、今回も同じ走りで通用するかは疑問。それでも今回は手薄なメンバーだけに上位争いには食い込めそう。欲を言えば何か目新しい新要素が欲しいところで、それさえあれば単まで期待できるのだが。
期待度★★★

メリ☆クリ(Whirlpool)
コミケ先行発売。騎手(原画家)のてんまそ氏は相変わらず鉄板だし、初登場の水鏡まみず氏もなかなか。問題は調教師(ライター)である尾之上咲太氏の方で主人公は相変わらずなヘタレと予想。シナリオは空気のようなものと理解して萌えのみを追求していればよいが、クリスマスを意識して妙な味を出そうとすると裏目に出てしまいそう。
期待度★★

(本紙の見解)
中心に推せそうな馬がおらず超難解なレース。厩舎の意欲を買ってダンジョンクルセイダース2の変わり身に期待してみたが、凌辱ゲーとはいえ学園催眠隷奴もこのメンバーなら頭まで期待できそう。今月シナリオで勝負できそうな馬がいない中で唯一永遠の終わりにが馬券に絡めそうな感触。調教未公開なだけに凡走の危険性は大だが快勝もありえる。他では堅実さが売りのMapleColors2やファンディスクとはいえ気配のいいあかべぇ血統の暁の護衛 ~プリンシパルたちの休日~あたりも充分1着を窺える地力は持っている。前人気の高い君が呼ぶ、メギドの丘でむすめーかーは脚元(システム)に不安を抱えているのが心配で馬群にもまれて沈むと見た。  

Posted by 7月の魚 at 16:25Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想

2008年11月21日

11月の予定表から

前レースは下馬評の高かった出走馬(ゲーム)がおらず全体の走破時計(得点)も遅かったようですが、果たして今回はどのようなレースになるのでしょうか?一見すると大物馬が一本かぶりの人気を集めているようですが・・・(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)


あいれぼ(SIESTA)
あるぺじおの不振から、調教師(ライター)騎手(原画家)の二頭体制を改め原画を全面に押し出した萌え路線へと転換したSIESTAの転向第二作。今回はデビュー以来攻め馬を付けてきた眼鏡友の会/E.C氏の名前を完全に隠し完全に萌え路線へフィードしてしまったようで、その是非はともかくシナリオに期待できる部分はほとんどなさそう。アイドルものという割には薹(とう)が立った薬物(声優)が起用されていることからエロには期待できるかもしれないが、アイドルを育てるというコンセプトなら思い切ってラシックス(若手声優)の起用を行ったほうが評価に貢献できたかも・・・
期待度★☆

おっぱいの王者48(OLE-M)
テックアーツが誇る人気騎手(原画家)の一人である望月望氏の新作。厩舎(ブランド)名は変わったが設定を見る限り相変わらずなメービー特有のバカ路線。キャラ数48人という異常な多さからシナリオに期待できないことは確定的。後はにいかにバカを徹底してくれるかだが、ライター名が明かされていないところを考えても同系列であるSQUEEZほどテキストに期待できないのではないか。この血統も売り物のテックアニメが飽きられてきたのか一頃ほどの勢いが感じられずやや評価を落としてみた。
期待度★★

オトメスマイル(あてゅ・わぁくす)
女子校潜入ものという設定にはそれほど目新しさを感じさせないだけにシナリオ・テキストでどこまで上積みがあるかがカギとなるが、調教(体験版)をみる限りそれほど強調できる材料はなさそう。調教師(ライター)の実績から終盤での変わり身やキャラ萌え人気も期待薄で、前二走くらいの時計(評価)に落ちつくか。騎手(原画家)的にはもう少し化けてもいいのだが・・・
期待度★★

カラフル(KLEIN)
かつて桜沢いずみを鞍上に迎えていたKLEINが久々の復活・・・といっても同系列で凌辱ものを出走させていただけに厩舎(ブランド)的には本当の意味での久々とはいえないかもしれません。調教師(ライター)の渡部好範氏というのも懐かしい名前で昔ユニゾンシフトで藤原々々氏の作品やいとうのいぢ氏のデビュー作を担当した方。ということで能力はほぼ判明しており内容は押して知るべしか。騎手(原画家)はF&Cで腕を磨いていただけにそこそこ期待できそうだが・・・
期待度★

姦染3 ~首都崩壊~(SPEED)
前レース激走を見せた美脚性奴会長 亜衣と同じジェントル佐々木氏騎乗(原画)ということでピックアップ。シリーズもので固定ファンは付いているが、問題はなにげに調教師(ライター)が髪の毛座に変わったのがどうか。不安はあるが調教師もこと凌辱ものに関しては大凡走は少ないのでそれほど影響はないとみる。ただこれまでの成績が入着どまり(70点台前半)だっただけによほどの上積みがないと馬券には絡めなさそう。
期待度★★☆

△ココロノ(FlyingShine黒)
最近なにかと話題なヤンデレもの。普通の少年が何かの拍子に狂気の世界へ・・・という設定はごく正統なヤンデレものといえるが、ヒロインの戦術(手の内)を最初に明かしてしまっていることもあってシナリオ的には意外性はないかもしれない。それでもこの厩舎(メーカー)はクロスチャンネルという名馬を輩出した実績があるだけに狂気血統(ジャンル)を育てるのはお手の物。騎手(原画家)の知名度が低いのも逆に不気味感を漂わせており意外な激走があるかも。穴ならコレか。
期待度★★★☆

▲さかあがりハリケーン(戯画)
まるねこ以外はほとんど馬場掃除(地雷)というのが戯画の出走馬で、今回も実力を疑ったほうがいいというのは充分承知はしているものの、今回は調教師(ライター)にフォセットで丸戸氏ばりのストーリーを書いて上々の評価を得た木緒なち氏を迎えているだけに今までと同じイメージで捉えてはいけないかもしれない。薬物(声優)の選定もなかなか手堅く、上積み要素も充分。あとはもう一人の調教師が折角木緒氏が仕上げた馬体を壊してしまわないかが心配なだけだが、丸戸氏の作品ほどの期待をしなければ充分楽しめると信じたい。
期待度★★★☆

△SIN 黒朱鷺色の少女(Stadio Mebius)
この厩舎(ブランド)の出走はおおよそ3年ぶり。騎手(原画)の実力には疑う余地はないが、調教師(ライター)が青春18ラジオさよならまゆみちゃんの人と知って不安は倍増。ファンタジー設定ということもあり恐らく馬場掃除になると思うが、何せ久々の出走だけにみっちり稽古を積んだかもしれず成長しているかもしれない。もしかしての一発はあるかもしれないが負けるとしたら恐らく後方のまま。馬券に絡まなかったとすれば大敗は確実で中途半端はないと見る。
期待度★★☆

◎漆黒のシャルノス(Liar Soft)
バカ路線を突き進むライアー本流ラインとは一線を画す桜井ラインの新作。本流と違いこの系統は評価されており今回も実績のある距離(世界観)でもあり期待は大きい。また相変わらずここの厩舎は知名度は低いが渋い腕達者な騎手(原画家)を起用してくるのだが今回も同様になかなか魅力的。手替りのマイナスは心配なく充分距離を乗りこなしてくれるだろう。ライバルは強いが互角以上に持ち込める態勢と見て本命に推す。
期待度★★★★☆

戦極姫(げーせん18)
ソフトハウスキャラと同じく、現在のエロゲー主流から離れたゲーム性重視な馬を出走させるげーせん18の新作。調教師(ライター)の顔ぶれを見る限りシナリオの支援は期待出来なさそう。戦国もののSLGということで某著名ゲームを連想させるがそこはまだ実績が乏しい厩舎であり同じ目で捉えないほうがいい。前出走馬の詩篇69~深淵のメサイア~はやや練りこみ不足というより肝心のシステム及びゲーム性に問題があったので今回はどこまで進化できているかがカギだが、例え向上していたとしてもこの路線の先駆者であるキャラ自体も初出走からしばらくは苦戦続きだったように一気の変わり身までは難しいと思う。今回は対戦メンバーも強力で入着が一杯か。
期待度★★

絶対女子寮域!(highsox)
今流行りの女子校潜入ものに思えるのだが、主人公が完全にショタ風味で女性上位という設定はまるで日高真一氏が仕切っていたころのメイビーを思わせる世界。騎手(原画家)は地方競馬(同人誌)での活躍が目立つたぢまよしかず氏で調教師も悪くないが、何せ今月はメンバーが強力。廉価作ならともかくフルプライスでこの設定だと本賞金(データ数)が集まるかどうか。記者的には一票投じてみたい気持ちは有るが、いざ印を付けるとなると躊躇せざるを得ない。
期待度★★☆

△皇涼子のBitchな1日(CODEPINK)
古豪厩舎PILを一手に支えるキリヤマ太一氏の新作。相変わらずな独特の騎乗(原画)は魅力充分で衰えは見られない。淫乱女性教師ものという設定はかなりストライクゾーンが狭く感じられるが、その徹底振りは潔ささえ感じられ今回の抜きゲーメンバーの中では一本抜き出た存在。問題は出走取消(発売延期)にならないかどうかだけか。
期待度★★★

ちぇいすと☆ちぇいすっ!(FONTAINHEAD)
XUSE(ザウス)の主力メンバーだった藤原将氏とあらきまき氏がウィルに転厩しての初戦。知名度的には期待が掛かるがこのタッグとなるとどうしてもなみだ橋をわたってを思い出してしまうのが不安材料。今までの実績から藤原氏の得意距離はあくまで萌えエロと見るべきで、シナリオ部分に過剰な期待を持たないほうがいいだろう。どれか化けてくれそうなヒロインが居れば上位進出も可能かもしれないが調教(体験版)の動きは平凡。あらき氏の騎乗もデビュー当時の凄みが消えつつあり入着があれば上出来か。
期待度★☆

〇闘神都市Ⅲ(ALICESOFT)
アリスの年末出走のゲーム(馬)となると年越し以降まで充分遊べるということで期待が集まるが、今回はやや早めの出走。設定はミスタートウジン(闘神)という人気のあった馬(ゲーム)のリメイクであり安心感は高い。問題は低スペックパソコンで動くかどうかだが、メギドほどの高い要求はなさそうで一安心。となれば人気通りの走りを期待するのは当然といっていいだろう。
期待度★★★★☆

ないしょ思春期(はむはむソフト)
ユーザーフレンドリーな姿勢で厩舎の知名度をアップさせてきたはむはむソフトの二走目。といっても初戦はバカゲーというハンデがあったといえ投票(評価数)も走りも期待はずれだっただけに変わり身があるかどうかがポイント。調教を見る限りテキストは微妙。ネタもかなり食傷気味だけに騎乗(原画)の上積みはあっても入着すら難しい雰囲気だ。
期待度★☆

毎日がM!(アトリエかぐや)
かぐや第三路線は今まで評価は低かったが前走の新妻イカせてミルク!の好走でイメージが払拭されたかもしれない。ということで注目の今回。アニメは前回同様で騎手も手馴れてきたのか騎乗(原画)の上積みもありそう。ただ前作と違ってネタがどうにもバカ。記者的な嗜好はともかくバカゲーは評価が集まりにくく一枚割引が必要で、前作ほど走れないと見た。
期待度★★☆

△姪少女(たぬきそふと)
RUNEが事実上崩壊し独立したスタッフが旗揚げしたたぬきそふとの初戦。会社という足かせがなくなった今娘姉妹以上に騎手(原画家)である野々原幹氏の趣味・嗜好が色濃く出た内容になるのは間違いなく、抜きゲーというよりロリ変態ゲーになることは間違いないところ。前作以上の世界となると狂気といってよく果たして商業作品として流通していいものかと懸念さえ覚えるが、その世界をこよなく愛する人にとっては狂喜乱舞となるはず。最初からその嗜好を持つ人しか買わないはずなので、評価が高くなるのは当然で、注目となるのはどれだけ本賞金(評価数)が集まるかだろう。このゲームを評価すること自体が自分が変態であることを宣言しているようなものだからだ。
期待度★★★☆

ヨスガノソラ(Sphere)
年頭物議を醸したCUFFSの別ブランドだが、主戦騎手の橋本タカシ氏の実力に疑いの余地はないし鈴平ひろ氏も騎乗するとなれば反射的に飛びついてしまっても仕方が無い。ただ気をつけなければいけないのはトノイケ氏が調教(ライター)しないCUFFSのゲームはこれまで当たりが無いこと。まして今回も実績のないライターだけに不安の種はつきない。トノイケ氏もGardenの影響からサポートする余裕などある訳なく、妙にF&Cの臭いを感じさせるテキストも怪しいムードで危険な人気馬と見た。
期待度★★

らぶデス3(TEATIME)
3Dエロゲー界で唯一萌えゲーに挑むTEATIMEの新作。萌えといってもそこは3Dゲームだけあって天然バカゲーなのは間違いなく恐らくシナリオはあってないようなもの。技術力を評価に加算するなら連対圏内も狙えるかもしれないが、残念ながらそういった点は全く加味されないので恐らく評価は前作同様といったところ。それより要求スペックが高すぎて投げ出してしまう人が多数出ないかの方が心配だ。
期待度★★

(本紙の見解)
フルゲートの多頭数だがこれまでの実績から恐らく漆黒のシャルノス闘神都市Ⅲの一騎打ちの様相。わずかに前者の印を重くしたがほとんど両者の実力に差はない。三番手にさかあがりハリケーンが続く。ただライターが複数で丸戸氏ほどの信頼感はないだけに逆転までは難しそうだ。一発あるなら姪少女で色々な意味で高いハードルさえ乗り切れば単勝圏内。ココロノも雰囲気的に恐い一頭だが、それらのほとんどが崩れてしまうと時計なりに走る皇涼子のBitchな1日が浮上するシーンも一考したい。  

Posted by 7月の魚 at 19:02Comments(2)TrackBack(0)ゲーム予想

2008年10月20日

10月の予定表から

前レースは本命馬二頭が飛んで高配当が飛び出しましたが、果たして今回はどうなりますか?一見するかぎり先日行われた秋華賞なみの混戦のようですが・・・(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)


明日の七海と遭うために(Purple)
商魂たくましい厩舎(美少女ゲームメーカー)としてサーカスとともに語られることが多くなったPurpleのファンディスク。新作ならともかくたとえ人気作とはいえPurpleのファンディスクに好走を期待するのは無理というものだろう。サブキャラながら人気№1の七海を主役に取り上げた手法に新鮮さはなく、よほどの隠し玉でもない限り最近Purpleを見習っているように思えるぱれっとが8月に出したファンディスクさくらんぼシュトラッセとほぼ同じような結果に終わりそう。
期待度★☆

WIZARD GIRL AMBITIOUS(Sugurpot)
人気騎手(原画家)を数多く迎えて注目を集めているが、新規厩舎(メーカー)の初出走ということで実力を疑ってかかったほうがいい。ましてファンタジーものといえば美少女ゲームでは成功例が少なくシナリオに係る比重が少ないRPGならともかくAVGで成功を収めるとなるとよほどの腕達者な調教師(ライター)でないと無理だろう。ファンタジーはファンの目が肥えていて並の作品では満足させることは難しく壁の厚さを思い知ることになりそうだ。
期待度★☆

ENGAGE LINKS (Alcot)
デビュー戦のClover Heart’s は好走したものの、それ以降はさっぱり奮わないAlcotの新作。出走ごとに人気も落ちてきてここ2走は出走(発売)後間もなくして地方競馬行き(ワゴン送り)されるほどの惨状だが、今回は捲土重来を期してか初のファンタジー世界に挑んだ上に騎手(原画家)も乗り方(タッチ)を変えるなど陣営もかなりの危機感を持っているようだ。とはいえやはりファンタジー世界はエロゲーでは成功例が少なく、陣営の意気込みも空回りに終わってしまうのではないか心配。
期待度★★

△処女狩 ~オトメガリ~(Anim)
凌辱ものにピンとくるものが少ない中これをピックアップ。ヴァンパイアものは固定ファンが多くいて除外にならないだけの本賞金(データ数)は確保できるのではないか。騎手(原画)はネームバリューこそ低いものの凌辱ものとしては文句ないレベル。設定も面白い。ただ北原童夢氏はともかくライターに想ファクトリーの名前があるのが気になる。単なる凌辱ものなら構わないが、設定を見る限りシナリオにも期待させるものがあるだけに足を引っ張っらないか気にかかるのだ。
期待度★★☆

片恋の月えくすとら(すたじお緑茶)
こちらも人気作のファンディスク。すたじお緑茶は純粋なファンディスクは初めてで商売っ気なしに全力投球してくる可能性はある。ただ残念ながらでHメイン中心のアフターストーリーオンリーということで、やや食い足りなかった本編の内容を補完するものではない。これだと高評価は期待しづらく、よほど全体の時計(成績)が遅く(悪く)ならないと出番はないだろう。
期待度★★

△キスよりさきに恋よりはやく(SkyFish)
いつもそこそこの成績は収めるものの入着には一歩足らないSkyFishの最新作。相変わらず世界観は良さ気。ただ同設定だったはるかぜどりにやどりぎをでそれを生かせなかった前科があるだけに過信は禁物。ただの甘々新婚ゲーと思って買えば裏切られることはないだろうが・・・
期待度★★☆

聖奴隷女教師(Liquid)
一定のファン数を持つ日陰影次氏騎乗(原画)ということで凌辱ものにつきものの本賞金(データ数)が足りなくて除外という心配はある程度回避されそうだが、ヒロインが女教師オンリーということで支持の広がりは少ないかもしれない。あらすじを見る限りヒロインを堕とす過程を楽しむものではないようで、シナリオよりも抜き重視であることは明白。となると一定の時計(評価)では走れても入着が精一杯ということになりそうだ。
期待度★★

それは舞い散る桜のように 完全版(Basil)
いまだ発売されない俺たちに翼はないを嘲笑するが如く発売されるらしいのだが、どうも厭味のように感じてならないのは色眼鏡が入っているせいだろうか。いまだそれ散るの幻想に惑わされつづけているファンの目を覚まさせるためにわざわざこの時期を狙って発売されるのではないかと疑ってしまいたくなる。それ散るは完成していなかったからこそ伝説の作品になりえたのだと・・・それはともかく発売直後から賛否両論渦巻きまともな感想が押しつぶされてしまうことが容易に予想できるためどうしてもそのハンデに苛まれそう。まして追加部分が全くの凡作以下だったとしたらつよきす2学期以上の悲惨な状況になってしまうかもしれない。
期待度★☆

〇Before Dawn Daybreak (BlackCyc)
厩舎(ブランド)を今まで牽引してきた上田メタヲ氏が抜けたため今後を占う意味でも注目されるBlackCycの最新作。ブランドのコンセプトを知る和泉万夜氏がシナリオに係わっているだけに影響は少ないかもしれないがそれでも不安はある。ただ世界観は今までのBlackCyc作品よりもとっつきやすく新しいファンを取り込む可能性も考えたい。後は売り物といえる依頼選択型システムがシナリオの足を引っ張っていないかどうかだけが気がかりなだけだ。
期待度★★★☆

冬のロンド(DIVA)
新規厩舎(ブランド)といってもF&Cの近親血統だけに作品についての想像は容易につく。大体今のF&C低迷の一翼を担ったA級戦犯の一人といえる金杉はじめ氏の新ブランドということでライターも同じと期待できる要素は全くといっていいほどなく、音楽だけ力が入った退屈なストーリーが展開されるはず。汚染されてしまった土壌からはもうまともな作物は育たないものなのである。
期待度★

◎コンチェルトノート(あっぷりけ)
前走の見上げた空におちていくがなかなかの良作のようで調教師(ライター)が同じということもあり安心感はある。当然シナリオ重視の作品だろうがやや懐かしめのフローチャート方式が今のプレイヤーに合うかどうかは蓋を開けてみないと分からない。それでもこうした不幸設定は日本人の嗜好に合うだけに期待は充分。泣きに特化したシナリオで混戦気味の展開を一刀両断するか。
期待度★★★☆

▲VenusBlood -CHIMERA-(Dualtail)
厩舎(ブランド)名はDualtailだがNinetailと母体は同じ。Ninetailといえば天ツ風 ~傀儡陣風帖~の記憶が新しくここも素直に期待できそう。調教師(ライター)の実績は物足りないがそれほどシナリオが重視されるタイプの作品ではない。とはいえ触手調教SLGという一種独特の世界をファンが理解してくれるかどうか問題で本賞金額(データ数)が足りず除外という危険性も一考。
期待度★★★☆

△Volume7(Rococoworks)
カタハネは周囲があっと驚く大激走だったが、その後厩舎(メーカー)は倒産。地方競馬(ワゴン)に捨て値で叩き売られる始末だったが、逆に多くの人がにプレイする機会が与えられたということでよかったかもしれない。そんなわけで残った騎手(原画家)・調教師(ライター)が新しく厩舎を旗揚げすることになりその初戦。当然期待は集まるが世界観が突飛というより大きすぎて広げた風呂敷が本当に畳めるのか不安で仕方が無い。実績から考えれば走られても仕方はないが本命視するのはやはり不安ということで思い切ってやや印を落としてみた。
期待度★★★

(本紙の見解)
混戦ムードで上位馬(ソフト)は横一線の評価。どれが来ても不思議は無いが日本人に膾炙した設定内容ということでコンチェルトノートを抜擢。今乗りに乗っているあかべぇブランドということもあり流れも向くと見た。逆転ならBefore Dawn Daybreak だがブラックサイク固定ファンからの評価は気がかり。それでもこのブランドの底力を信じて対抗視。VenusBlood -CHIMERA-も恐いが調教ゲームはシナリオが空気なことが多く、期待しすぎると裏切られる可能性も。本命人気を集めそうなVolume7も連には押さえておきたい。  

Posted by 7月の魚 at 15:31Comments(2)TrackBack(0)ゲーム予想

2008年09月20日

9月の予定表から

今月末~来月初頭発売予定の美少女ゲームの中から、ぼくが個人的に注目している有力馬(ソフト)の走りを予想してみようという恒例のコラム。有力馬(ソフト)の出走回避が少なからず見られるものの、激戦ムードは変わらず。果たして今回はどんな結果になるのでしょうか?(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)


AliveZ (ALICE SOFT)
現在、一番ファンに愛されている美少女ソフトメーカーといっても過言でないアリスソフトの新作。アリスといえば例年年末に大物ソフトをぶつけてくることが多かったが、昨年は超昂閃忍ハルカが年末商戦に間に合わずジンクスが崩れてしまった。そのため今回の新作がどれほどの規模のゲームになるのか想像しにくいが、アドベンチャーということで年末のSLGやRPGのような信頼感は薄い。それでも伝奇系はアリスの裏芸といってよく熱いバトルAVGを好むファンから一定の支持は集めそうでハズレの可能性は低いはず。アリスブランドの底力を信じて本命に推す。
期待度★★★★

イヌミミバーサク(千世)
主力メンバーが離脱?して新たに出発することになった千世の新作。調教師(ライター)は不条理シナリオで一部に狂信的信者を持つイ也氏。それだけに萌えゲーの枠に収まるわけがなく、萌え絵の外見だけ見て飛びついたなら相当痛い目に遭いそうだ。少なくとも寝取られ程度のラストは覚悟しておかなければいけないはずだが、やはり知らずに飛びついてしまいそうなファンが出てきそうで低評価が集中するのは避けられないだろう。というわけで記者としてとても勧められない馬(ソフト)には違いないがアナーキー的人気は集める可能性があるかも・・・
期待度★★

しゅぷれ~むキャンディ(枕)
正直何が王道なのかさっぱり不明・・・というより設定を見る限り手塚作品を模した外連(ケレン)の塊のように見えるのだが。ケロQ&枕作品ほど王道に似つかわしくないものはないというのが記者のイメージだが、ファンもその点は充分承知しているはずで多分ラスト近くには期待通りの重い展開が待っているはず。終盤得意の末脚(泣き)が爆発すれば他馬(ソフト)を一気に沈める底力は持っていると信じて対抗に抜擢。
期待度★★★☆

新ジャンル えすでれっ!!(クレマレテル)
RAMに続いてクレマレテルが復活とはオールドファンには懐かしくなるが、久々の出走だけに簡単に飛びつくのは禁物。えすでれというのが新ジャンルと謳うまでの力を持っているかどうかは不明だが、少なくとも今流行の女子校潜入ものとして考えるとそれほどの目新しさはない。テキストはまずまずだが終盤に入ってもう一つ突き抜けるものがないと連入は厳しいだろう。
期待度★★

スマガ(NitroPlus)
ニトロとしては異色の内容だが、HPの演出を見る限り魔法少女ものの心得は出来ているようで豪華声優陣の起用やヴォーカル曲もプラス材料。今後のニトロを引っ張っていく調教師(ライター)として下倉バイオ氏の手腕が問われるが充分期待に応えてくれそうな予感はする。といっても魔法少女ものは独特のエッセンスが必要であり成功ははっきりいって少ない。また萌えゲーとして見ても原画はやや微妙といってよく魔法少女ものというジャンルに合っていない気がしないでもない。ニトロの意欲は買いたいが正直初挑戦のコースであり好走も凡走どちらも有り得そうというわけでやや評価を落としたが距離さえ保てば単勝突き抜けも充分可能だ。
期待度★★★☆

ティンクル☆くるせいだーす(Lillian)
いまかいまかとデビューが待たれていた大物新馬がついにデビュー。といっても実績有るぱじゃまソフトの別ブランドだけに不安は少ない。騎手(原画)は乗りに乗っているかんなぎ氏でそれだけでも本命に推したいほどだが、テキストの面白さは今ひとつ。バトルパートがプリズム・アークのように低スペックパソコンでまともに動かない危険性もあり斤量(重さ)が足を引っ張る可能性も捨てきれない。それなりの時計(成績)は期待できそうだが今月は相手が強力で入着どまりの可能性も・・・
期待度★★★

とっぱら ~ざしきわらしのはなし~(キャラメルBOX)
凡走(ハズレ)が少ないキャラ箱だったが、うな天・やるき箱2の凡走でそのイメージは変えなければいけないようだ。騎手(原画)のアマクラ氏はやるき箱2の騎乗ぶりからするとエースであるのり太氏よりポテンシャルは上かもしれない。その点では不安はないが今回は新人調教師(ライター)の起用でしかも他人数制。うな天では他人数ライター制が見事に失敗しておりその教訓を生かしていれば良いのだが、正直不安の種はつきない。今回は相手も強力で見送りが賢明か。
期待度★☆

ピリオド -SWEET DROPS-(Littlewitch)
ピリオドのファンディスク。大槍氏の熱狂的ファンには正直シナリオの巧拙など問題でなく大槍氏の新原画が何枚あるかが問題となってくる。そういった意味では期待を裏切ることはなさそうで、ピリオド並みの成績は期待できそうだ。ミニゲームや壁紙などで増量したりせず追加シナリオ一本に絞った構成にも好感が持てる。他馬の走り如何にはなるが意外な浮上もありえるかもしれない。
期待度★★★

箱 -はこ-(ILLUSION )
3Dゲームの雄が放つ期待の新作だが、紹介を読む限りどうみてもバカゲー。どう見てもシナリオやゲーム性は皆無のようで記者的には相当に敷居が高そうに思えるが、普通の環境ソフトに飽きた人なら飛びつくかもしれない。それでもゲーム性の乏しさから普遍的な人気を得ることは難しそうだ。
期待度★☆

FairlyLife(HOOK)
_summerやHoneyComingの露出ぶりからすると、ここまでのパブリッシングは恐ろしいほど静かで、記者的には恐らく延期するのではないかと思っている。それでも発売されたときのことを考えて予想するが、前二作と比べてやや奇をてらった設定でこれが当たれば前二作のように睡眠ゲーと揶揄されずに済みそうだ。松浦貴雄氏作曲のヴォーカルソングは相変わらず魅力的で記者的には期待してみたい馬(ソフト)だが擬人化ヒロインものは好き嫌いが強く現れるケースが多く、前作までの単純な萌えゲーを求めるファンには若干嫌われるかもしれない。
期待度★★☆

民族淫嬢暁(WORKS黒)
アトリエかぐやの主力ライターの一人だったさんきち氏が久々に中央(商業)の舞台に帰ってきたが、ここのところの実績はと見るとやや不振で往年の輝きは見られないようだ。設定は民族衣装を着た女性を凌辱するというやったもの勝ちの内容でそういったシチュを好む人にはたまらないかもしれない。騎手(原画も)一部で熱狂的ファンを持つちょちょ氏でそういった意味での不気味さは漂うが、ヒロインの衣装はともかく設定の書き分けが出来ていないと、ただ衣装が違うだけのコスプレものではないかと揶揄されてしまいそうだ。
期待度★★

(本誌の見解)
本命はAliveZで。伝奇ものはまかり間違うと失敗に繋がってしまうが伝奇ものの実績が有るアリスソフトならそんな心配は少なそうだ。対抗はしゅぷれ~むキャンディを抜擢。ふしぎなメルモほどエロゲーと親和性のある素材は少なく取り上げられてみれば納得で、主人公が飲む以外にも相手に飲ませるなどいろいろ応用が利きそう。一介の萌えゲーにはないシナリオになりそうで逆転まで一考。スマガも恐い一頭だが「魔法少女ものに当たりなし」のジンクスが引っかかる。ニトロがエロゲー魔法少女ものの概念を吹っ飛ばしてくれるような作品にしてくれることを祈りたい。ティンクル☆くるせいだーすはやや人気先行かもしれず配当的妙味は少ないので、他馬の成績が伸びず時計が掛かったとき浮上するピリオド -SWEET DROPS-の方が穴として面白いかもしれない。  

Posted by 7月の魚 at 00:18Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想

2008年08月18日

8月の予定表から

今月末~来月初頭発売予定の美少女ゲームの中から、ぼくが個人的に注目している有力馬(ソフト)の走りを予想してみようという恒例のコラム。例年8月は有力ソフトの発売は少ないけれど今年は果たしてどんな具合でしょうか?(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)

天ツ風 ~傀儡陣風帖~(NineTail)
マイナーメーカーWestVisionの別ブランドということで全く注目を浴びていなかったものの好評を博した機械仕掛けのイブ以来NineTailが久々に出走させてきた第2弾。前作のカードバトルがあまりに好評だっただけに期待が集まりすぎて大コケするいわゆる二走目のポカがあるかどうかが不安なものの調教(体験版)を見る限りその懸念はなさそう。世界設定があまり成功例のない忍者もの等心配材料には事欠かないものの前作の走りを信じる。
期待度★★★★

くるくる・ファナティック(Chien)
今密かなブームとなっているヤンデレに焦点を当ててきたが、本当に病んでるのはヒロインでなく原画ではないだろうか。それくらい雑誌等でみるイベントCGや立ちCGはキツい。そういえば騎手(原画家)の一人は立ちCGの悪さで話題となった空を飛ぶ3つの方法。にも騎乗していただけにこの騎手選択は致命傷になりかねないかもしれない。まあバカゲーで原画をウリにするタイプでないことは確かだが、デビュー作はここのかという名騎手が乗っていただけに、ここ二走起用してきた騎手(原画家)の選択には寂しさを感じる。
期待度★☆

恋する式 ~SHIKIGAMI 2008~(WhiteCyc)
式神 ~桔梗の華に秘めたる想い~のリメイク版。前作の評価がそれほど高くないだけにリメイクされて一気に良作へ変貌するといったことはなさそうだ。騎手(原画家)は鉄板だがそれ以外に推せる材料はなくどちらかというと箱版(ひなきんBOX)に付く旧作の陰に隠れてしまう結果になりそう。
期待度★☆

水平線まで何マイル?(ABHAR)
設定は良いものを感じさせるが、新規メーカーでライターも新人となるとあまりに未知数な材料が多く不安は多い。声優陣は鉄板ともいえる布陣で原画も華やかだが、世界観が萌えゲーとは微妙に調和が取れにくいだけに萌えに主軸をおくとなると退屈な睡眠ゲーとなってしまいそう。シナリオの大化けに期待するのも無理っぽく見送りが賢明か。
期待度★★

てとてトライオン!(PULLTOP)
傍流のはずの藤原々々&丸谷ラインに本家を乗っ取られつつある椎原&下原ラインが捲土重来を期して出走させてきただけに注目したいところだが、かにしのの感動再びと期待して買ったファンが正当な評価が出来ず点数を貶める危険性が多分にあり不安はつきない。正直椎原&下原ラインに名作級を求めるのは厳しくかにしののような走り(シナリオ)を求めるのは間違っているのだが。明るい設定及び絵柄はこのライン特有のもので大きな期待さえかけなければそれなりには楽しめるはず。
期待度★★★☆

どっぷり中出し学園戦争(SQUEEZ)
騎手(原画家)を孕ませシリーズ初戦で起用したミヤスリサに戻して期待が集まるがもとがバカゲーだけに過度の期待は禁物。この厩舎(メーカー)の持ち味を分かっているファンばかりなら良いのだが・・・ウリの一つであるテックアニメはやや飽きられつつある印象があり壁を突き抜けるには何かもう一つ材料が必要。ただこの厩舎にそれを期待するのは無理というものだろう。ただ安定感はあり自分の持ち時計分は走ると思うので時計の掛かる馬場となり他の馬(ソフト)の評価が伸びないようなら連に食い込むチャンスは有るかもしれない。
期待度★★☆

HimeのちHoney(Asa project)
寸評は先月と同じだが直前出走取消(延期)した馬(ソフト)は伸び悩む傾向がありやや評価を落としてみたい。
期待度★★☆

ぴこぴこ ~恋する気持の眠る場所~(φâge)
アージュの本当に久々となる完全新作。にしては注目度が低いが萌えゲーっぽいのが嫌われたのかそれとも時代の流れに取り遅れてしまったのかは蓋を開けてみないと分からない。厩舎(メーカー)が厩舎だけに萌えゲーっぽいといってもその器には収まらないとは思うが、そのはみ出し方によって期待以上の結果を出すか凡走に終わってしまうか決まる。露出が少ない点も気になり不気味さは漂うが全くの凡走に終わってしまう可能性もアリ。
期待度★★★

ふりフリ(130cm)
騎手(原画家)はみやま零から替わったが、それほどマイナスにはならない。問題は調教師(ライター)の方で前作と同じといっても彼女たちの流儀も全部が評価の高いシナリオばかりだったかというと違うわけで、このライターが評価の高いルートを書いたとは限らないことに留意しておかなければならない。過度の期待さえなければ充分には楽しめるとは思うが登場ヒロインにそれほど魅力を感じられないだけにどれだけシナリオの上積みがあるかどうかが成功のカギか。
期待度★★☆

MARIONETTE ZERO(TAILWIND )
今は亡きキャリエールのヒット作の流れを継ぐ作品だが、騎手(原画家)がここのか氏から変わってしまったのが惜しまれる。明らかにこの手替りはマイナス材料で作品の魅力を損ねている。情報を見る限り小道具は同じとしても設定は別物で前作の良い印象を抱いたままプレイすると裏切られたと感じてしまいそう。
期待度★★

(本誌の見解)
本命は天ツ風 ~傀儡陣風帖~で決まりだろう。前作程度の評価を集めてくれれば手薄な今月のメンバーなら楽勝だ。問題は知名度が低く果たしてどれだけの人数がプレイしてくれるかどうかだけだろう。対抗はてとてトライオンで前走のPRINCESS WALTZ(かにしのではない)の評価が低かっただけに不安はあるがはプリワルは前人気が集まりすぎた反動という見方もあり今回は巻き返してくれそうだ。その2頭(本)を一気に負かすならぴこぴこで厩舎(ライター)の実力からいえば本命に押されてもいいはずだが、設定的にわざとハンデを背負った感もあり単穴評価に。他のメンバーが食い込むにはやや力不足だが、上記3頭がこけてタイム(評価)が低いランクに落ち着くようだとどっぷり中出し学園戦争ふりフリあたりが連争いに参加するかもしれないが今月は本命戦と見て上記3頭の三角買いで確実に当てに行きます。  

Posted by 7月の魚 at 14:58Comments(2)TrackBack(0)ゲーム予想

2008年07月16日

7月の予定表から

月末発売予定の美少女ゲームの中から、ぼくが個人的に注目している有力馬(ソフト)の走りを予想してみようという恒例のコラム。今回は一頭飛びぬけて強そうな馬がいるが果たして結果は?(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点)

あるすまぐな!(light)
lightが社運を懸けているかのような意気込みをひしひしと感じるだけにその走りに注目が集まるが・・・。馬体(原画)の素晴らしさは出走馬中屈指のものを誇るだけにまともなら本命馬を押しのけるのも充分に可能なはず。ただそこはかとない不安を感じるのは魔法学園ものに当たりが無いというジンクス。それにlightと王道学園ものの相性は良さそうで良くない。正直不安点の方が多いのだがDies iraeの凡走ぶりが半端でなかっただけに逆に変わり身(良作)が有るのではという読みもある。押さえなら。
期待度 ★★☆

ヴェルディア幻奏曲(エスクード)
最近堅実な馬(ゲーム)を出走させてくるエスクードの最新作。世界観や雰囲気は期待できそうで良作感は漂うが、馬体(原画)が垢抜けていないためやや魅力に欠ける点がある。出来れば鞍上に主戦騎手(光姫満太郎ら)を配してもらいたかったところだが・・・
期待度 ★★☆

エインズワースの魔物たち (アイル)
鞍上(原画家)は新人騎手のようだが、どうみても名前を逆にしただけで某騎手の変名だろう。ロリコン以外に食指が動かないとは思うが、この路線では前走のらぐな☆彡サイエンスが好評だっただけに意外に期待できそうだ。そのらぐな☆彡サイエンスが初回版に特典として付いてくるのもプラス材料。
期待度 ★★★☆

霞外籠逗留記(railsopft)
バカゲーで著名なライアーの別ブランド第一弾。元がライアーだけに相変わらず原画家の選択がしぶい。さて肝心のシナリオだが読ませるテキストという割りにはクセが強く読みづらい。世界観などに興味があるなら購入を一考してもいいがForestSEVEN-BRIDGE級の期待をするのは可哀想過ぎるだろう。
期待度 ★★☆

KISS×500(WINTERS)
その独特の世界観から一部に熱狂的ファンを持つWINTERS&平井次郎の最新作。前走は鞍上(原画家)に衰えが目立ち馬名(タイトル)どおりアンバランスな走りとなってしまったが、今回は鞍上に人気のミヤスリサを迎え変わり身が期待できそうにみえる。ただ何せその独特な世界観から明らかに人を選ぶ作品なだけに鞍上だけを材料に飛びついてしまうのは危険だ。このシリーズに愛着を持っている人ならともかく一見さんが飛びつくとそのあまりの敷居の高さに飛び上がる結果となりそう。
期待度 ★★

The Rising Sun(SGP SOFTWARE)
ToHeart等の電波パロディマンガで一部のファンに人気を博した吉田創鞍上(原画)ということで個人的に注目していた馬(ゲーム)。彼がシナリオを担当していたのなら文句無く買っていたのだがどうやら原画だけということで一気にトーンダウン。その肝心のシナリオだがライターは新人で良く分からなかったものの、監督がイシカとホノリの人と聞いて出しかけた手を慌てて引っ込める結果に。これは触れると危険だ。
期待度 ★

娼姫レティシア(catwalkNERO)
今月の抜きゲーの中からはこれをプッシュ。デビュー作の痴漢専用車両(Frill)の騎乗(原画)で注目していた恋泉天音の二走目ということで期待感が漂う。調教師(ライター)はどうやらフランス書院文庫で売り出し中の人らしく痴漢専用車両より上積みも期待できそうだ。何より低価格ということで手も出しやすいのも良。
期待度 ★★★★

空を飛ぶ、3つの方法。(La'cryma)
世界観、雰囲気は期待できそうに思えるが、そこはかとない不安を感じるのは記者だけではないだろう。騎手(原画家)の選択は悪くないように思えるが、初期発表より増えていったのがあからさまに不安。パブリッシング重視の新鋭厩舎(メーカー)は肝心の脚元に不安を抱えていて肝心のレースでは凡走するといったシーンを多く見ているだけに、新人ライターといった不確定要因を含めて買いづらい。何よりデビューのtrue tearsが騎手に依澄れいといった名手を迎えながら大凡走しているのもマイナス材料で見送り。
期待度 ★☆

春色桜瀬(PurpleSoftware)
夏、秋に続いて今度は春という季節をテーマにしてきたが、前二走とはライターが手替りしているだけに同じ目で見ないほうがいいだろう。その変わったライターの近走実績というと目を覆いたくなるほどでねこねこソフト当時の輝きを微塵も感じさせないだけにこの厩舎(メーカー)得意の演出面はともかく、シナリオにはまず期待できなさそうだ。非攻略キャラに焦点を当てる戦術も飽きられそうというより呆れさせそうで危険な香りがプンプン。危ない人気馬と見る。
期待度 ★★

BackStage(TJR)
パケ絵を見たとき一瞬オーガストのゲームかと勘違いしてしまったが、この近似感も戯画PB間ということでノープロブレム。ということで萌え主体のゲームに思えるが、舞台は演劇というどちらかというと萌えには似つかわしくない世界。この違和感がどう出るか。萌えに軸足を置くばかりに肝心の演劇部分がおざなりになっているというスポーツものにありがちなパターンに陥っている危険性は一考。
期待度 ★★

はなマルッ!2(TinkerBell)
メーカーの名を悪い意味で知らしめたはなマルッ!を考えるとまさかまさかの続編企画。といってもそのレース(はなマルッ!)はゲートが開いた直後ゴール板とは逆方向へ走り出してしまったものでいわば凡走というより競争中止。文字通り隠し玉の存在が買ったファンの怒りを呼んだわけで今回は見直しが必要。あれ以降触手というダート(ダーク)路線で腕を磨いてきた騎手(原画家)と調教師(ライター)が満を持して挑む芝(恋愛)路線だけにその走りは注目だ。もしこれで凡走なら永遠に芝は走らないいや走れないだろう。隠し玉の存在には警戒も穴狙いで一票投じたい。
期待度 ★★★

HimeのちHoney(ASaProject)
デビュー戦の走りは悪くなかったアサプロの第二弾。お嬢さまゲーは先月のレースで二頭(二作)出走しているだけに食傷気味ともいえるが、厩舎(メーカー)がアサプロだけに味付けはバカ方向に傾げているのでその味は違いそう。世界観に於ける説得力の無さも笑いに軸を据えるならそうマイナスにはならない。このメーカー得意の追加特典ディスクのおまけシナリオもプラス材料の一つ。ただ前走のめいくるッ!も序盤の走りは良かったが直線で失速してしまっただけに、今回も序盤と同じような走りが終盤出来るかどうかは蓋を開けてみないと分からないところはある。あといまだマスターアップ報告がないだけに出走取消(延期)には警戒を。
期待度 ★★★

5~ファイブ(RAM)
いまだ出走(発売)することが信じられない伝説の馬(ゲーム)。ビジュアルアーツ本流の血統は折り紙つきでその走りには注目が集まる。ただ休養(塩漬け)期間が長すぎて話が時代に乗り遅れてしまっている恐れはある。また魁氏の人気は高いが、もしかすると彼が投げ出した企画を他者が引き継いだいわゆるDies irae状態に陥っている可能性も考えられるところ。序盤軽快に逃げていても終盤失速し馬群に沈む危険性は視野に入れておいたほうがいいかもしれない。
期待度 ★★★☆

やみツキ!(脳内彼女)
この路線がほぼ認知されてきた脳内彼女の第三弾。脳内彼女のヒロインはほとんどヤンデレだっただけに得意分野。いわば手の内に入っていると見てよく、その走りに不安はない。デビューから追いかけているファンなら期待を裏切られることはなさそうだ。といってもここのメーカーは軽い走りに特長があり設定から重いヤンデレを期待してしまうと肩透かしを食う人も出てくるかも。
期待度 ★★★☆

リトルバスターズ!エクスタシー(Key)
無印版のレースぶりから、いわば今回は勝ち得のレースで本命視は当然。リトバス無印版の評価から例え樋上いたるとエロの相性が悪く脚を引っ張ったとしても、いきなり馬群に沈むということは考えづらい。ToHeart2とAnotherDaysの間に評価の差が見られないように、リトバスでも同じ結果が現れると見るのが自然だろう。
期待度 ★★★★★

(本紙の見解)
軸はリトルバスターズ!エクスタシーで当然。ティンクル☆くるせいだーすが早めに回避したこともあり不動の本命といっていい。問題はヒモ。血統からいえば5~ファイブだが、8年近くの長期休養明けということで不安は大きい。エインズワースの魔物たちやみツキ!も良さそうだが、やや敷居が高く万人にお勧めといったタイプではない。人気のあるすまぐな!春色桜瀬はそれ以上に手を出しづらく来月の有明のことを考えてここはあれこれ手を出さず資金を温存しておいたほうがいいかも。そんな中抜きゲーになるが娼姫レティシア は廉価ゲームということもありヒモには最適かもしれない。  

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2008年06月14日

6月の予定表より

今月の発売予定美少女ゲームの中で、ぼくが個人的に注目している有力馬(ソフト)の走りを予想してみようという恒例のコラム。今月は激戦で注目ソフトが多すぎ・・・競馬予想家の苦労が偲ばれます(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点)

あまかみバンパイア(Grooming)
前作の和風ファンタジー路線からコメディ路線へ一変。この変更が吉とでるか凶とでるか。ただ定番の萌え+コメディ路線で勝負に行くには今月のメンバーはきつすぎる。ライターもほぼ評価の定まった人でこの路線変更で突然変わり身を見せるということもなさそう。ただ原画家の進化については評価できる。いまだマスターアップ報告が無いだけに出走取消(延期)したほうが無難かも。
期待度★☆

Coming×Humming!! (SAGA PLANETS)
古豪サガプラの新作。エースである有末つかさのフルプライス版としてはウソツキは天使のはじまり以来となるからおおよそ三年ぷりの出走。それだけに期待は集まるが、多人数ライター(しかも4人)というマイナス点は決して無視できない。今月は強力なライバルが多いだけに認知度が低いまま(馬群に)埋もれていく可能性は決して低くないと思う。
期待度★★

コムスメ【孤高娘】(あんでる)
この世界に地雷ゲームを数多く送り出しているサイドステップの最新作。相変わらずタイトルの付け方及び設定は上手い。その上主題歌が薬師るりとなれば、原画がもう少し何とかなっていたら思わず手を出してしまったかもしれない。こうした良作的雰囲気を漂わしながら毎回裏切るのがサイドステップのパターンなのだが、今回はツンデレに特化した内容だけに思わぬ激走があるかもしれない。超大穴で
期待度★★★

こんぼく麻雀 ~こんな麻雀があったら僕はロン!~(あかべぇそふとつぅ)
調教(体験版)確認済み。こちらは逆にタイトルの付け方がもう少し何とかなったらと相変わらずながら思うあかべぇの新作だが、これで認知度は高まってくるのならこうしたバカバカしいタイトルも一理有るかもしれない。さて肝心な麻雀部分についてだが動作回りの良さは評価出来るが、4人麻雀を打った限りルーチンはやや古くささを感じさせる。麻雀部分に多大な期待をするのは禁物で後は元の作品のファンをどれだけ惹きつけられるかどうか。
期待度★★☆

さくらさくら(ハイクオソフト)
短評は4/8のコラムを参考にして下さい。雰囲気的に期待値はややダウン。ぼく的には出走取消濃厚と見ています。
期待度★★★

借金姉妹2(Selen)
評価の高かった前作の純愛強化版。それだけに凌辱ということで前作を避けたファンの流入は望めるが、前作は凌辱と恋愛?の微妙なバランスが良かっただけに折角の純愛強化がバランスを崩す結果となりクォリティが落ちてしまうという可能性もある。前作のファンには評価が低く買っていない人には評価されるというファンディスクには普通起こりえない評価になるかもしれない。
期待度★★★

少女魔法学リトルウィッチロマネスク editio perfecta(Littlewitch)
大槍葦人ファンにフルボイスを求める人数がどれだけいるかだが、追加要素の割りに値段が割高という印象は否めないだけに避ける人は少なくないはず。ただ前作のピリオドで「絵が劣化した」と嘆く一部のファンが昔を懐かしんで買うといった事態も想定されないことはない。
期待度★★

タユタマ kiss on my deity (Lump of Sugar)
激戦の今月の中で本命に押される一本。何といっても声優が鉄板といえる陣容で一般的評価の高い原画も加えその二点だけで萌えゲーの標準ラインを易々とクリアしてしまっているだけに安心して手が出せそう。シナリオが足を引っ張る可能性も無きにしもあらずだが相当な不出来でない限り馬群に沈むということはないと見た。それに超展開といってもここのファンならお手の物でしょ!

期待度★★★☆

どこでもすきしていつでもすきして(C:drive)
全く注目を集めていないが、確実にそこそこのデキに持ってくるメーカーだけに他のソフトが凡庸な走りをするようなら意外な浮上もありえるかもしれない。原画が水準以上なのも好感。といってもこれを軸にというほどの求心力はなくあくまで本命ゲームの相手としての評価。
期待度★★☆

二代目は☆魔法少女(すみっこ)
雑誌に載ったCGやサイトのトップ絵はそこそこ良さ気に見える。ただイベント絵を見てみるとややお寒く感じられてしまうのが難。間違いなくバカゲーと思われるがライターの実績を見る限りキレのある笑いは期待薄。今月のメンバーの中に入ると埋もれてしまう可能性は高いが出走取消する可能性は高くその点に関してだけは杞憂に終わるかも。
期待度★☆

プリンセスラバー!(Ricotta)
今月の対抗的存在で人気になっているが、ライターは萌えゲー専科の空気シナリオで著名なだけにシナリオに過大な幻想を抱いてしまうと裏切られてしまう可能性は大。原画家は地方競馬(同人誌)で著名な人だが、その実績だけで飛びついてしまうと後悔する結果になるかも。
期待度★★

プリマ☆ステラ(アトリエかぐや)
かぐやのこの路線は毎回凡走ということを承知しておいたほうがいい。それでも心動かされるてしまうのは原画の魔力。同じお嬢様もののプリンセスラバーとの勝負ならわずかの差でこちらが良さげに見える。ただしこちらには大化けの期待はなく向こうには若干ながら有るということは承知の程を。主題歌が片霧烈火&Elements Gardenから変わってしまったのは不満材料。
期待度★★☆

魔界天使ジブリール episode3(FrontWing)
このシリーズもとうとう三作目。ただ時を経るこどに原画家から幼の字が薄まっていくのは気のせいか。変わってほしいシナリオに変化はなく、変わって欲しくない原画が変化してしまうというのはファンには辛い。萌え+凌辱ゲーに強力なライバルがいないのは好材料だが・・・
期待度★★

ユニティマリアージュ ふたりの花嫁(ユニゾンシフト)
同原画家の前作Chu×Chuアイドルが思わぬスマッシュヒットでその後ファンディスクまで作られたがその上げ潮の勢いに乗れるかどうか。ただ前作の好走は同月に強力なライバルがおらずいわば展開に恵まれたおかげ。萌え+エロ+バカ路線は現状まだ普遍性があるとはいい難いだけに今回のような強力なメンバー相手で同じ走りが出来るかは疑問か。
期待度★★☆

ラッキー×クロス(コトノハ)
前作は相当に評価は低かったがそれでも期待できる点はあった。ただ今回も主人公へタレは相変わらずな予感で変わり身は期待薄かもしれない。ラクロスというマイナー球技を題材にしたのは好感が持てるがそれを生かした話になっているかは未知数で様子見が無難か。
期待度★★

るいは智を呼ぶ(暁WORKS)
調教(体験版)確認済み。この激戦区の中で一番の注目株。シナリオやテキストがどうこうというよりあまりのツッコミどころの多さに先が気になって仕方が無い。伏線がすべて回収出来ていれば1着確定、でなければ馬場掃除(地雷)とはっきりしているが、少なくとも先が気になる体験版の作りといった時点で期待感は漂う。キャリアは有るが作品に恵まれなかった原画家の知名度もこれでアップか?
期待度★★★★

輪罠2 Gang-Rape(Guilty)
エロ重視ゲームに有力どころが乏しいのであえてこれをピックアップ。原画はクライミライの人でなかなかレベルは高い。男装主人公で輪姦、しかも女性視点と求める敷居はかなり高いがツボに嵌れば文句なしに突き抜ける。謎含みの設定も良さげ。シナリオ担当の髪の毛座も凌辱ゲーだけを考えればそれほど外れはない。笑いもなどとライターが欲をかかなければ意外な好走もあり得る。
期待度★★★☆

(本紙の見解)
本命はるいは智を呼ぶを抜擢。かなり好き嫌いが分かれそうな内容だが他のメンバーが萌え色が強いだけに燃え色の強いこれが浮上する可能性は大きいとみた。対抗は無難にタユタマ kiss on my deityで。萌えゲーとして押さえる点はすべて押さえているのが強み。絞るならこの二点で。他となるとどれも不安点を抱えているだけに購入者の属性で買い目を選ぶのがベターだが、その中からあえて推すなら借金姉妹2プリマ☆ステラ。どちらもシナリオが外れてもエロ面でカバー出来そうなだけに保険が利く。さて抜きゲーファンにもう一本奨めるとなると難しい。エッチなメイドさんは好きですか?は恐らく出走取消とみて想定から除外。ジブリール3はマンネリ+原画の変化が不満。ということで輪罠2 Gang-Rapeが浮上してくる。人を選ぶことは間違いないが凌辱ものに問題がなければ狙ってみたい。  

Posted by 7月の魚 at 15:13Comments(2)TrackBack(0)ゲーム予想

2008年05月10日

5月の発売予定表より

今月の発売予定美少女ゲームの中で、ぼくが個人的に注目しているソフトを簡単に取り上げるというコラム。例によって競馬新聞の寸評仕立てになっていますのでその点はご理解のほどを・・・(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点)

ウィザーズクライマー(ソフトハウスキャラ)
いまや人気ブランドの一角となってきつつあるソフトハウスキャラの最新作。前作は繰り返しプレイが前提となっていなかった点で古参ユーザーにはやや不評だったが、それを払拭するためか今回育成ものに挑戦。どうみてもプリンセスメーカーの血統いや系統に属すると思われるが、育成ものは意外に単調になりがちな側面もあるのでその点を解消する味付けがどこまで出来ているかが好走(良作)か凡走(地雷)かの分かれ目か。
ちなみにメーカーのファンなら分かっていると思うが、シナリオに期待して買うゲームではない。
期待度★★★★

ef - the latter tale.(minori)
To Heart2-Another Days(Leaf)、つよきす2学期(きゃんでぃそふと)と今年は続編が凡走続きなだけに、一年以上の休養を挟んで出走するこのソフトも心配の種はつきない。それでも最初から続編を前提に作られていただけに全くの期待外れには終わらないと楽観視。前作で見限ったファンは買わないと思うが、アニメを見て興味を持ったファン数は見限ったファンと同等の数はいるはずで少なくとも売り上げは前編くらいはキープ出来ると予想。七尾奈留と新海誠の底力があれば多少騎手(シナリオ)が足を引っ張ろうとも問題ないだろう。
期待度★★★☆

彼女×彼女×彼女 ~三姉妹とのドキドキ共同生活~(ωstar)
今月は毎度騎手(シナリオ)に恵まれない馬(原画家)の出走が目立つがこのゲームの八宝備仁氏もその印象が強くなりつつある一頭。前走のリゾートBOIN以上に今回は馬体もピカピカで究極の仕上がりといっていい。それだけに騎手に期待が集まるがメインライターは何とデビュー戦。これではまた騎手に恵まれないとの印象が強くなるだけか。
それでもエロ主体は分かりきっているだけに端から原画買いと割り切ってしまえば大きな傷は受けないはず。このゲームで問題になるのはストーリーよりもどれだけ抜けるかだろう。このゲームの相手となるのはG線上の魔王でなく魔女道で萌え部分の強さ及び未知の魅力から一対一の比較でこちらが上と評価。
期待度★★☆

さかしき人にみるこころ(light)
light廉価版シリーズ第三弾。このシリーズは企画自体原画家に丸投げされていると考えてよく、少なくとも騎手(ライター)である嘘屋佐々木酒人氏の灰汁を知らない人が手を出していいゲームでない。あの灰汁がたまらないといった人には多分絶賛されると思うがそれ以上に嫌悪する人は多いと思う。人を選ぶゲームであることには間違いない。
期待度★★

G線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)
ゲームの内容の予想よりまずは出走取消(延期)するかどうか予想しなければならないのが最大の弱点。ここのところの更新度合いから出走の気運は高まってはいるが果たして発売日店頭に並ぶかどうか実際に見てみないと判断がつかない。
もし出走したらef - the latter tale.に人気(売上)で対抗出来る唯一の馬(ゲーム)。実力は別として名前だけで人気を集める騎手(ライター)としては丸戸史明氏、奈須きのこ氏、田中ロミオ氏に匹敵するだけに期待は大きいのだが・・・
期待度★★★★☆

妻ようじ2 ~ボクは人妻添乗員~(しらたま)
今、勢いのあるウィルブランド(といってもパートナーブランドだが)の一角しらたまの5月攻勢第二弾。前作の妻ようじ~ぼくは人妻管理人~がそのインパクトのあるタイトルに反し肝心のレース(ゲーム)内容がさっぱりだっただけにまさか2が企画されるとは思ってもいなかったのだが・・・今回手替りとなる騎手(ライター)の髪の毛座は想ファクトリーと並ぶライター集団で実績も似たようなもの。期待できる要素はほとんどないが、原画や声優は悪くない。ただバカゲーとしてならともかく抜きゲーとして見るとゲームパート部分が微妙。お手軽にHシーンに辿りつけないというのは悪材料とみるしかない。
期待度★★

熱帯低気圧少女(H℃)
こちらも騎手(ライター)に恵まれない馬(原画家)として定評のある村上水軍氏の最新作。といってもコンシューマーのリメイク18禁版となるわけですが。
あらすじの紹介を読む限り面白そうには見える。ただこの内容だと大掛かりな話にすると収拾がつかなくなるかつじつまがあわなくなるかのどちらか。といってこじんまり纏めるとボリュームが足りないといって文句が出てしまうわけでミドルプライスなら購入候補となっても、フルプライスではとても手が出ず見送り。
期待度★★

Palmyra ~熱砂の海と美なる戦姫~(桜月)
前作SilveryWhite ~君と出逢った理由~で天然ライターとして勇名を上げた御子石大郁氏の最新作。今回もツッコミどころ満載の内容になること間違いなく、モニターを見ながら茶々を入れるのが好きなファンなら楽しめること間違いなし。といっても大多数のファンはそこまで奇矯な趣味を持つ人は少ないので勧めにくいのが辛いところ。人を選ぶというより超上級者向けとしかいいようのないゲーム。
期待度★☆

BIFRONTE ~公界島奇譚~(LAPIS BLUe)
調教(体験版)確認済み。相変わらず椎咲雛樹氏の馬体(原画)はピカピカで素晴らしい。さて肝心の内容だが孤島+新興宗教ものというのはミステリーものとしてはあまりに陳腐で食指は動かない。ホラーとしてなら魅力はあるが序盤部分におどろおどろしさが無くその部分でも期待しづらい。それに新ブランドといってもブルゲ血統(別ブランド)だけにゲームとしての奥行きはそれほど深くないはず。ただ調教(体験版)では脚(真価)を見せていない可能性もあり本編に入っての変わり身は一考していいかもしれない。穴なら。
期待度★★★

プラゥヴ クルイード (しゃくなげ)
調教(体験版)確認済み。前走より双龍氏の馬体も磨きがかかっており魅力充分だが、メインヒロインにはさっぱり魅力なし。萌えゲーで萌えないヒロインというのは致命傷でとても買えない。魔法学園ものに好走例なしのジンクスがこのゲームにて打ち破られることはなさそう。
期待度★☆

マジカライド(すたじお緑茶)
前走好走のすたじお緑茶一年ぶりの新作はアクションもの。テキストはなかなか軽快だがアクションものはどうしても人を選ぶだけに万人には膾炙しづらい。同厩舎(ブランド)の同じアクションものとして巫女さんファイター涼子ちゃんが叩き売りされている現状から手が出しづらいことは確か。
期待度★★☆

魔女道 ~あの散り際の美しさ~ (G.J?)
騎手(ライター)に恵まれない馬(原画家)としてすっかり著名になってしまった佐野俊英氏の最新作。魔法ものに当たりがないうえに佐野氏原画ではシナリオに期待しろと言うのが無茶。文字通りこのゲームで厩舎(ブランド)が散ってしまわないか心配になってくるほどの凡走続きなだけに原画目的以外とても買えない。
期待度★☆

(見解)
G線上の魔王が出走するかどうかで予想がまるっきり変わってくる。出てくれば文句無く買いだがいまだ分からない現状では押さえが必要。ef - the latter tale.がその第一候補だが前作を買っていれば引き続き買うだろうし買っていなければ勧められない。ウィザーズクライマーはファンなら安心して買えるがそれ以外のファンにはやや敷居が高いと一長一短。抜きゲーファンなら彼女×彼女×彼女 ~三姉妹とのドキドキ共同生活~など期待したいゲームは多いが、シナリオ&萌えゲーファンに安心して勧められる一本となると少ない。こうしてみるとプリンセスラバー!の延期が惜しまれ思い切って来月に資金を回すという選択も一考したいところ。結論としてG線上の魔王の動向に最後まで悩まされる月になりそう。  

Posted by 7月の魚 at 21:41Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想