2022年12月17日

12月の発売予定表から

ここ数年盛り上がらないまま最終レース(12月)を迎えることが常となっていますが、今年は例年以上に寂しい頭数そしてメンバー。圧倒的人気を集める馬の存在もなく、低いレベルで拮抗したレースとなってしまいそうですが、何とかそれなりに格好をつけてくれる馬が出現してくれることを望みたいところです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


〇愛妻×交姦 妊活スワッピング ~孕み頃の妻たちは子種を求め肉欲の華を咲かせる~ (ANIM.teamMM)
ここ2走は期待ハズレの成績に終わっているANIM.teamMM。ただ前走に関してはサブヒロインが原因と敗因はハッキリしている。最近弱みを見せているトレーナー(ライター)陣に、シャア専用◎が加わって変わり身の要素はある。今回お互いの夫婦が納得しあってのスワッピングということで、NTR要素は薄いのがどう出るか。ただこの厩舎はエロが一番の持ち味であって、そこさえ満点なら凌辱にこだわる必要はない。取材する限り、抜きに関しては文句なく、ここ2走は度外視してもう1度狙ってみたい。
期待度 ★★★

▲アスカさんはなびかない (あざらしそふと)
あざらしそふとの最新馬だが、アマナツ・アマカノ母系(シリーズ)以外は平凡な成績に終わっている厩舎だけにアテにならない。ただ今回はヒロインの魅力に関して随一。生徒会長&ツンデレという定番で、ビジュアルも満点となればそれだけで上位に食い込める力はありそう。ただトレーナー(ライター)の若葉祥慶は、最近バカ抜き系ばかり手がけていて、こうした正統萌え系の馬を扱っていない。もちろん蓋を開けてみないと分からないが、軸に押すには心もとなく、単穴評価が精一杯。
期待度 ★★★

△アルカナ・アルケミア (Lump of Sugar)
前々走のまどひ白きの神隠しで久々に上位に食い込みながら、前走でまた大きく沈んでしまった角砂糖厩舎。トレーナー(ライター)を中島大河一本に絞ったのが裏目に出た格好で、今回は再び多人数に戻しての変わり身を狙う。そのトレーナー陣の中で注目は泰良則充で、あかべぇ系厩舎で萌え&エロを両立させてきた。これまで角砂糖厩舎ではあまり見なかったタイプで、どう化学変化を起こすか楽しみだ。幸い追い切り(体験版)の動きは悪くない。萌木原ふみたけのよる萌えは相変わらず衰えはないし、前走で人気落ちするなら逆に狙う手もありそう。
期待度 ★★★

△ガールズフランティッククラン(戯画)
最終レース(12月)というと、過去中央競馬(エロゲー)全盛期には、長距離向きの大物SLGやRPGが必ず出走していたものだが、最近はめっきり姿を見なくなった。そんな中老舗厩舎の戯画が、そんな郷愁を思わせる馬を出走させるのは嬉しい限り。騎手(原画家)が近年アリスソフトでの起用が続いていた八重樫南というのも、そんな思い出を上書きさせる。もちろんそういったタイプの馬を出走させた経験が皆無の戯画が、のっけから好走するとは思えない。一応トレーナーにソフトハウスキャラ出身の藤山ちかいを据えたことで、長距離が保たないということはなさそう。ヒロインの多さは魅力も、こうした馬には必要でないヒロイン別のシナリオがあるというのも気になる点。活躍してほしい反面、不安も大きい。
期待度 ★★★

黒獣外伝 〜淫欲に溺れた娼姫たちの物語〜 (Liquid)
Liquid厩舎の母系(シリーズ)の一角である黒獣系の最新馬で、馬名(タイトル)にあるように外伝的扱い。完全新馬(作)部分は淫慾の大娼館部分のみとなる。黒獣系はこれまで入着が一杯で、唯一走ったのがエルフ村の姦落のみ。このエルフ村の姦落と淫慾の大娼館をセットにしての出走で、全く無視するのは早計だが、完全新作部分が淫慾の大娼館のみで、高馬(フルプライス)に近いお台(価格)設定はやや高く映る。従属させた王国の関係者たちを娼館で奉仕させるという展開は悪くないが、その前段階部分があまり語られていないようで、血統(設定)に奥行きが感じられないのが難。今回も入着以上の成績となると厳しそう。
期待度 ★★☆

廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~ (Escu:de)
最近はすっかり抜き系に舵を切ったエスクード厩舎。洋風ファンタジー系が主力になっている感があるが、今回は一転して和風ファンタジー系。脱出不能な廃村を舞台に、迷い込んだ主人公とヒロインたちが淫靡な体験をするというもの。廃村で共同生活をするクラスメイトや義妹とその友達らが、これまで学園で過ごしてきた姿とは、うって変わり淫欲な姿に変わるというのは、よくあるシチュながら面白い。ヒロインはまずまず可愛いが、凌辱さに欠けシチュにバリエーションがなくエロさは今一つ。そこはヒロインの数の多さで挽回するつもりだろうが、思惑通りいくかどうか。最近の成績を考えると入着が一杯かも。
期待度 ★★☆

フタマタ恋愛 結愛&煌ミニアフターストーリー (ASa Project)
フタマタ恋愛の直仔(FD)2頭目。姉の瑠衣&宮子ミニアフターストーリーはやはり母(本編)から成績を落としてしまった。その原因は馬体重(容量)の少なさで、今回もそこが改善されているとはとても思えないだけに狙いづらい。SMEEとアサプロはお台(価格)の面を考えたとしても、やはり姉妹を分割して出走させるよりも、一本に絞るべきだ。今回も消しでいいだろう。
期待度 ★★

魔子宮聖女 ビアンカ∽ノエイン ~終焉なき破瓜と悦楽の煉獄~ (CHAOS-R)
厩舎デビュー作だった邪淫のいけにえ母系(シリーズ)の最新馬。派手な幼馬(ロリ)凌辱が特徴の厩舎なだけに、今回もそれを受け継いでいる。ただこれまでとは違い、なんちゃって戦闘パートがあるのが目新しい部分。これがうまい箸休めと感じられるか、それとも蛇足となってしまうかがカギ。人気のあった触手姫アルテアでなく、ビアンカ&ノエインの双子の聖女をメインヒロインにしたことで、やや魅力に欠けて見えるのは仕方ない。後は新ヒロインがどこまで貢献するかに掛かっているが果たしてどうか。それでもこれまでの泣き所だった馬体重(容量)の少なさに関しては、緩和されてそう。好走した神聖昂燐ダクリュオン・ルナ ~堕聖母誕生~の勢いを繋げたいところだが。
期待度 ★★★

◎もっと!孕ませ!炎のおっぱい異世界おっぱいメイド学園! (みるくふぁくとりー)
SQUEEZの看板だった炎の孕ませ母系(シリーズ)がみるくふぁくとりーに移籍してこれで4戦目。今回から騎手がBISHOPで活躍していた赤木リオに乗り替わり。これまで騎乗してきた騎手とはタイプが違うのがどう出るかが一番の焦点だ。もちろん乗る力に関しては遜色なく、むしろエロに関しては上と言ってもいいが、乗り味が違うのがファンに受け入れられるかどうか。ただ不安といえばそれくらい。相変わらず、頭の悪い馬名(タイトル)がこの馬の本質を表していてたまらない。巨乳というより奇乳ヒロイン大集合という点に関しては、ややマンネリ感もあるものの、前走ぐらい走れれば上位に食い込める計算。今回のメンバーなら勝機。
期待度 ★★★☆

(本紙の見解)掉尾を飾るにしては寂しいメンバー。ここならもっと!孕ませ!炎のおっぱい異世界おっぱいメイド学園!の実績が断然。抜き&動画を武器に勝利を掴みそう。前走大きく崩れたANIM.teamMMの愛妻×交姦 妊活スワッピング ~孕み頃の妻たちは子種を求め肉欲の華を咲かせる~だが、敗因ははっきりしているだけに、巻き返しは充分可能。抜きさえ万全なら変わり身を見せても不思議ない。今一つアテにならないあざらしそふとの安馬だが、アスカさんはなびかないを見ると相変わらず毛ヅヤ(CG)は絶好。このメンバーなら萌えを武器に上位を狙える。それ以上にムラ傾向の角砂糖厩舎のアルカナ・アルケミアだが、今回加わった泰良則充得意の萌え×エロが生かされれば不気味。カウントダウンが始まった戯画のガールズフランティッククランだが、本来ならこういったタイプの馬が勝つようでないといけない。ムードは決して良いとはいえないが、何とかいい走りを見せてもらいたい。  

Posted by 7月の魚 at 14:32Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2022年11月19日

11月の発売予定表から

メインレースとあって過去一流馬が複数出走して、特に2007年の名勝負は語り草となっていますが、最近はフルゲートに満たないのが普通の風景となってしまいました。ただ今レース(月)は頭数こそ揃わなかったものの、上位拮抗の面白そうなメンバー。その分、馬券は難解ですが戦闘でゴールを駆け抜けるのはどの馬でしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


悪魔と夜と異世界と (WendyBell)
最近の流行から一線を画した血統(設定)の馬を走らせるWendyBellの最新馬。妖花の園と雰囲気を同じにする異世界血統(設定)。ただ妖花の園が主人公が女性で百合展開が特色だったのに対し、今回はそういった特徴を失くし、主人公が男性になってしまった。その主人公が追い切り(体験版)を見る限り、ダメ風味を漂わせているのが皮肉。トレーナー(ライター)も鳥に変わったが、前走のガチャ神様の言うとおり!が惨敗に終わっていて、変わり身は厳しそう。
期待度 ★★

俺と幼なじみの果てしないエッチバトル (Guilty`Dash)
Guiltyの安馬(低価格)抜き系路線のDashだが、これまで結果が出ていない。前レース(月)に続いて連闘で挑む今回は、前走のアイドルのナマ配信と比べると上積みは見込めそう。騎手のバイオレットシットはこれまで本家Guiltyで着実に実績を積んできて、抜きに関してはプラス。幼馴染ヒロインとのエッチバトルという血統(設定)はよくあるが、強気系ヒロインとの相性はよく魅力十分。ただこれまで気配がよくても結果につながらない厩舎で、名手ティータ.Jが騎乗しても入着が一杯。今回もアテにはできない。
期待度 ★★☆

〇サメと生きる七日間 (CUBE)
前評判はよくてもなかなか結果が出ないCUBEの中で、近走唯一上級馬に育ったのが神様のような君へ。それを手掛けたトレーナー(ライター)で一番評価が高かった三河ごーすとが配合(原案)から手掛けたとあって期待は大きい。騎手がカントクから変わったのは寂しいが、倉澤もこを初めなかなかの顔ぶれを揃えて萌え面でも悪くない。ヒロインの顔ぶれを考えると幼馴染ヒロインらで手堅く進める一方、正体不明のメインヒロインくーこのルートに一点集中すると予想。そのデキ次第にはなるが、直線(終盤)一気の追い込みを見せても不思議ない。穴馬以上の評価が必要な一頭だ。
期待度 ★★★☆

清楚系双子アイドルの裏事情 ~俺だけが知る淫らな二人~ (ぱちぱちそふと)
安馬(低価格)抜き系厩舎の中では、まずまずの結果を出してきたぱちぱちそふとがおよそ2年半ぶりの出走。ただトレーナー(ライター)がこれまで主戦を務めてきた上原明人からモーリーに変わったことで、これまでとは違う見方が必要となりそう。モーリーはHOOKなどで起用されているトレーナーで、抜き系の馬では大きな実績は上げていない。双子のアイドルユニットを組むヒロインものだが、導入部分から不自然さが目立ち、アイドル系血統の不振も相まって不安が先立つ。今回は見送っても良さそう。
期待度 ★★

▲戦国†恋姫EX弐 ~鬼の国、越前編~ (BaseSon)
大きなブランクが懸念された戦国†恋姫EX壱 ~奥州の独眼竜編~だったが、マイナスを最小限に留めて勝負の形にもっていったのは流石。今回は越前・北近江の戦国時代の歴史を舞台に、やられ役的印象の強い朝倉義景を主役に抜擢するなど、全姉(前作)以上に意欲的。果たして織田家の武将ヒロインたちとどのような絡みを見せるのか注目だ。前走から計算すれば、このメンバー相手でも充分上位は望めるし、人気どころが大崩れする展開なら出番があってもおかしくない。
期待度 ★★★☆

◎ツヴァイトリガー (Orthros)
新規開業オルトロスのデビュー戦は、現在乗っているかずきふみをトレーナー(ライター)に起用しての新母系(シリーズ)。主人公2人体制というのはこのところ出走例がないが、大成功した馬というとあまり記憶がない。これは主人公への感情移入がしにくいという点が大きいと思うのだが、そのあたりは腕利きのトレーナーだけに上手く昇華できていると信じたい。二人の主人公の走り(シナリオ)が、直線(終盤)どう融合するかが一番のポイントだが、反面魅力あるヒロインが脇に追いやられないかが心配でもある。それでも能力的には高いものを秘めて居そうで、魅力十分。このメンバー相手でも主役に躍り出る可能性は高いと見る。
期待度 ★★★★

ナイショの姦淫 ~真夏の汗だく交尾~ (Waffle)
巨乳ファンタジー母系(シリーズ)で主戦を務める深泥正だが、他馬の手綱を握ると今一つ。今回過去CLOCKUP時代上級馬を手がけたはやさかうたねがトレーナー(ライター)を務めるが、師もWaffleに移ってからは目立った活躍馬を出していない。今回息子の嫁たちを寝取るという外道かつ背徳感のある血統(設定)で、抜きに関しては満点に近い。ただ息子の存在感がないため、関係が露見するという緊迫感が全く見られないのはあまりにもったいない。これでは馬名(タイトル)のナイショという部分が台無しだ。抜きだけで上位に食い込めるほど、今回の相手は甘くないと見る。
期待度 ★★☆

Nightmare×NobleBlood ~裏切りのアビス~ (Guilty Nightmare Project)
この母系(シリーズ)も今回で5代(作)目。デビュー戦と比べて、やや勢いを無くしている気がするが、所属騎手の能力を活かした抜きに関しては相変わらずの高水準。ただ今回、新たに加わったヒロインの詠美がどのような役割を務めるかが不鮮明な上に、ビジュアル面でも見劣りがして見えるのはマイナス。今回騎手陣に ティータ.Jの名が見当たらないのも不安に輪をかける。前走と比べてプラス面があまり見当たらないだけに、上位に食い込むのは厳しく感じる。
期待度 ★★☆

花鐘カナデ*グラム Chapter:2 花ノ香澄玲 (NanaWind)
春音アリス*グラム母系(シリーズ)の最新馬だが、全姉(前作)のChapter:1 小桜結が入着精一杯。これまでより抜き強化にシフトしてきたものの、安馬(低価格)での萌え抜き系は同型馬も多く、差別化が図れなかったということか。今回のヒロインは幼馬(ロリ)巨乳系の澄玲で、よりエロ面では期待できる。ただ評価の悪い白恋サクラ*グラムのイメージが完全に払拭しきれていない現況で、大きな上積みとなると期待薄。今回も入着までか。
期待度 ★★

△ハミダシクリエイティブ凸 (まどそふと)
大成功したハミダシクリエイティブの全妹(続編)。姉は萌え系としては近年では最も好成績を上げたうちの1頭で、期待は高い。ヒロインの顔ぶれは変わらず、サブの天梨が昇格と手堅い布陣だが、反面大多数のヒロインが続投したことで新鮮味は乏しい。続投したヒロインは恋人関係になった後の後日談ということもあって、直仔(FD)的側面が強く、恋人関係になっていく過程をより楽しみたいファンにとって、物足りなく感じてしまうかもしれない。できればサブからの昇格をもう少し増やしたほうがもう少し評価を上げていただろう。主人公のダメさは相変わらずだが、それで姉は走っているので大きなマイナスにはならないが、人気ほど他馬より抜きん出ているとは思えない。
期待度 ★★★☆

フタマタ恋愛 結愛&煌ミニアフターストーリー (ASa Project)
アサプロの直仔(FD)はこれまでほぼ凡走に終わっていて信頼に値しないのだが、それでも徐々に時計を詰めてきていて全姉の瑠衣&宮子ミニアフターストーリーは馬券対象にあと一歩まで迫った。これは本編でダメだった主人公が、ヒロインと結ばれた後の後日談とあってそのマイナス面が押さえられたことによるものかもしれない。ただ全姉もそうだったが、主眼だった二股部分が生かされてないのが不満で、それ以上にファンに不評なのが、その馬体重(容量)の少なさ。いかに安馬(低価格)といっても、すぐにエンドを迎えてしまうようでは上積みは厳しいと見る。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)上位の能力に差はなく、どれを本命にするか悩ましいが、未知の魅力を買ってツヴァイトリガーを主役に抜擢。このレースの勝ち方によっては、直仔(続編)の出走も期待できそうだ。イマイチ信頼感に乏しいCUBEの馬だがサメと生きる七日間はこれまでの出走馬とは雰囲気が違う。逆転も充分可能だろう。安定感なら戦国†恋姫EX弐 ~鬼の国、越前編~が一番。上位馬が力を発揮できない展開なら浮上する。姉(前作)が走った印象の強いハミダシクリエイティブ凸も実績充分。上積み要素が少なくやや評価を落としたが、得意のイチャラブが発揮できれば勝機はある。他はやや差があって絞ればこの4頭での争いか。  

Posted by 7月の魚 at 09:32Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2022年11月15日

平澤本の読者ゾーン

ぼくは基本的にネットで本は購入せず、本屋で手に取ってある程度中を確認してからレジに持っていくことにしています。
特にミステリーの世界では、いくらお気に入りの作家であったとしても、当たり外れがあるもので、例えばぼくがいま最も購入している作家の一人である太田忠司氏であっても、著書のすべてがぼくの好みに合ったというわけではありません。誰とは言いませんが、デビュー作が面白くてその後ほとんどの作品を盲目的に購入していたものの、2作ほど立て続けに(ぼくにとって)駄作を掴まされて、一切本屋で並んでいる新刊を手に取らなくなった作家もいます。それを避けるためにも本屋で実際手にとって中を確認することが大事だと思っているのです。
まあこうした経験は小説よりもエロゲーの方が多いかもしれません。エロゲーですと正直体験版では掴み切れない部分が多く、実際購入してみないと当たり外れが分からないことが多い。そこで頼りになるのがライターの実績なのですが、これがまたアテにならない。というわけでエロゲーに関してはある程度ハズレを掴まされても仕方ないとあきらめるのが吉と思っているのです。

話がそれました。そんなぼくが今回購入した平澤本の新刊「麻雀・守備の基本完全ガイド」ですが、今回珍しくネットで購入しました。どうしてネットで購入したかというと、楽天の期間限定ポイントが溜まっていて10月中に使う必要があったからですが、正直ぼくに合った内容なのか不安は持っていました。というのも以前著者である平澤元気氏の本はかなり購入していて「序盤の鉄戦略」やしゅかつ天鳳位との共著であるいわゆるしゅかつ本「オリ本」は何度も繰り返し読んだものです。
そんな平澤氏の著書ですが、ここ最近はすっかりご無沙汰していました。というのも以前はどちらかというとマニアックな題材を扱っていたのに対し、最近の著書は初心者向けにシフトしているからです。これは昨今のMリーグや雀魂ブームにより新たに麻雀に触れ始めた初心者を対象に書いているからで、本を売るにおいては分母の多い初心者を相手にするのは当然とは思うのですが、これまで麻雀本を多量に読んできたぼくにはその内容は物足りなく感じていたのですね。
そんなぼくがあえて今回の新刊を購入したのは、天鳳特南で15%を超える放銃率の高さに悩まされているからで、少しでもこれを下げたいと考えていたからです。

ただ実際購入して「これはぼくが求めていた内容とは違うな。」と思いました。というのもこの本に載っているほとんどが既知の内容だったからでしたが、では逆になぜそれでも放銃率が下がらないのか聴きたくなるのですが、これは恐らくぼくにこの本の内容が身についてないということなのでしょう。
それでも言い訳を言わせてもらえば、ぼくが天鳳の4~5段をウロウロしていた時の放銃率は20%あったのですから、少しは下がっているといえるのです。そして天鳳東風専門IDは放銃率13%ですから、この本でいう基準に収まっているとはいえるのです。
つまりこの本に書いてある内容はタイトルにあるように守備の基本といえるもので、天鳳上卓と特上卓を往復しているような人にとってはぜひ読んでもらいたい本といえます。ただこの本はあくまで基本であって、この本の内容だけでは恐らく放銃率は12%台に行くのは難しいのではないかと思います。というのも手牌をブクブクに構えてばかりいては、いくらオリようとしても難しいですし、なら押した方がよほどマシということになります。そこで価値のない手なら他家の安牌を多く持つなどの手組が重要になってくるのです。
このあたりは、多井プロの配牌オリの手法や、ゆうせーさんの著書にある他家の捨牌から見る危険度の見極めなどの技術が重要になってくるのですね。ただこのあたりの技術は守備の基本が身についていないと意味がない。そういった意味でこの平澤本の新刊は、初心者や中級者の方に読んで欲しい本といえるでしょう。  

Posted by 7月の魚 at 23:06Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2022年10月18日

10月の発売予定表から

秋も深まってきて、有力馬もそろそろ始動し始めるころですが、相変わらず頭数は揃わず圧倒的人気を集めそうな実力馬も見当たらない状況。これから年末にかけて登場する馬のために資金を残しておくべきか、難しい選択を迫られそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


アイドルのナマ配信 (Guilty`Dash)
Guiltyの安馬(低価格)路線厩舎Dashだが、これまで結果は出ていない。前走(作)の女体でもてなす接待旅館も、ティータ.Jを起用したものの入着どまり。今回鞍上に起用されたのが新人のタハラ白樹でやはり前回と比べてマイナスと見るしかない。アイドル2人が競争で生配信でオナニーを見せるという血統(設定)は一見面白く見えるが、何か出オチのような気がして、どこまで内容を膨らませられるかどうか。今回も大きな期待は出来そうもない。
期待度 ★★

△いつまでも息子のママじゃいられない! 3 ~甘やかし里美母さんのあったかおっぱいに抱かれていっぱい射精したい!~ (Anim M&W)>
インモラル血統一本で走らせるAnim M&Wの最新馬。最近少しづつ上向き気配なのは心強く、動画(アニメ)を武器にした抜きも好調。走り(シナリオ)の内容はこれまでと変わりなく、悪くいえば一本調子(マンネリ)で底が見えている。ただそれだけに実力が分かりやすく持ち時計どおりの走りはしてくれるのは確実。今回抜けた馬がいないだけに、上位は射程圏内。
期待度 ★★★

エロキャス! ~実況! 淫乱保険医~ (GIRL’S SOFTWARE)
オールドファンには懐かしい名前の厩舎が久々の登場。大ベテラン吉野恵子の出世作である淫獄病棟 が代表馬だが、今回もその吉野恵子を鞍上に迎えての凌辱系で挑む。その吉野恵子の手綱さばきが一番のウリだが、いかんせん毛色(CG)が古く感じて見えるのは不安。これから3人のヒロインを順に登場させる予定とのことだが、そのヒロインの登場順も喰い足りなく、学園が舞台なら生徒を最初に登場させるのが自然で、あえてそこを外した理由が不明。トレーナーも聞いたことのない名前だし、静観が妥当か。
期待度 ★★

▲キスからはじめるエゴイズム (皐月)
厩舎開業初戦ながらHOOK等の厩舎で実績ある雪仁とモーリーをトレーナーとして迎えて注目を集めている。雪仁・モーリーとも軽快なコメディに良績が集中していて、今回も追い切り(体験版)を見る限り、軽快な動きを見せている。ただ終盤ただのハッピーエンドにならないよう匂わせていて、果たしてどのような着地を見せるか気になる。雪仁の手掛けた枯れない世界と終わる花が説明不足なままゴールを迎えたように不安もあるが、安馬(廉価品)だけに大風呂敷を広げられないことが利点に動くという可能性もある。信頼性には欠けるが追い切りの動きから不気味さは漂う。
期待度 ★★★

◎クリミナルボーダー 1st offence (Purple software)
近走なかひろ、鏡遊、御影といった名うてのトレーナー(ライター)陣に依頼してきたパープルが、今回白羽の矢を立てたのがかずきふみ。いま一番乗っているトレーナーといっていい師だが、果たしてパープル厩舎と合うかどうかは難しい。騎手も最近主戦を務めてきた克でなく、新人のさめまんまというのも、これまでのパープルの所属馬の雰囲気を一新させようとする意気込みの表れと考えればマイナスと言い切れない。ヤクザやドラッグなど不穏な言葉が飛び交う世界を、ヒロインに振り回されながらどんな大団円を迎えるか興味は尽きないが、馬名(タイトル)を見て分かるように、今回はあくまで序章。大事なスタートを飾る最初のヒロインが一番善良そうに見えるのは納得。今回は能力の一端を見せてくれるだけだろうが、それでも今回のメンバーなら充分主役を張れるはず。
期待度 ★★★☆

搾精病棟 ~凶悪なる看護師長が支配する病院の深淵へ潜入捜査~ (だーくワン!)
この母系(シリーズ)も今回で3頭目。姉2頭は入着どまりだっただけに大きな期待はしづらいが、今回主役を務めるのが大ボスというべき看護師長で、主人公に対する責めもこれまでとレベルが違う可能性も。そしてこの母系のラストを飾るとあって、これまでツッコミどころの多いバカっぽさのリミッターが振り切れそう。ベテラン中心のラシックス(声優)もこの血統(設定)では、大きくプラスに働きそう。といっても上位に食い込むにはやはり足りないか。
期待度 ★★☆

スタディ§ステディ2 (ま~まれぇど)
萌え系厩舎の中でもエロにも力を入れているま~まれぇど。ただ厩舎開業以降、目立った馬といえばPRIMAL×HEARTSくらいで、前走のスタディ§ステディでは後退してしまった。今回その後継(続編)ということで、トーンダウン。前走の敗因が今ひとつ掴み切れないのも問題。騎手の木場智士・emilyはベテランの腕達者とおいうことで、騎手変更は全く問題なく、とすれば肝心の走り(シナリオ)が悪かったというしかないだろう。もともと走りについて高い評価を受ける厩舎でなく、らぶ2Quad以降、主戦トレーナーを務めてきた吉川芳佳もPRIMAL×HEARTS以外目立った実績はない。そう考えると現在開店休業中のF&Cの伝統を一番強く受け継ぐ厩舎といえるかもしれない。取材する限り毛色(CG)はピカピカで萌えに関しては文句なし。あとは走りさえ何とかなってくれれば上位にヒケを取らないのだが。
期待度 ★★☆

電愛カノジョ 〜サ終を過ぎてもきみといたい〜 (スタジオ奪ルージュ)
スタジオ奪の姉妹厩舎としては、およそ3年半ぶりの出走。デビュー戦はほとんど埋もれていった成績だが、スタッフ・血統とも関連性はなく、本家と違い単にNTR要素のない馬という点が共通しているだけ。血統(設定)はVRゲーム世界の女の子が、現実世界で主人公にHを迫るというもの。以前からこうした血統はよくあるのだが、ヒロインがゲームの存続を賭けてエロ特化させるために、勉強がてら主人公に迫ってくるというもの。ではエロを覚えたあとは他の男とHするのですか?と問いたくなってきて、正直メインヒロインには好感を覚える要素はない。こうした血統は現実ヒロインを主役にした方がプラスのはずなのだが、現実世界のヒロインである愛夏を明確にサブと謳っている以上、巻き返す要素は少ない。騎手の羽鳥ぴよこも過去一流厩舎の馬に跨っていた頃の冴えが見られず見送りで。
期待度 ★☆

FLIP*FLOP 〜INNOCENCE OVERCLOCK〜 (DiGination)
今回厩舎開業初戦となるが、スタッフを見る限りAzuriteの姉妹厩舎と見ていいだろう。所属馬の血統に継続性は見られず、トレーナー(ライター)の能力が成績を左右している。とすると、今回起用される保住圭がどれだけ仕上げてくるかがカギとなる。保住圭といえばイチャラブを持ち味とするトレーナーだが、走り(シナリオ)に関しては単調で、直線(終盤)に追い込み(盛り上がり)を見せるタイプではない。恐らく近未来SFという要素も安馬(廉価品)ということで、飾りと考えたほうがいいだろう。イチャラブに関しては文句ないとしても、大駆けへの期待という点では物足りず、上位馬の崩れを待っての出番か。
期待度 ★★☆

夕凪荘のS級の彼女たち (MOONSTONE Cherry)
本家のMOONSTONEが開店休業状態のなか、抜き系の姉妹厩舎Cherryが奮闘しているが、最近の成績は今一つ。伊東ライフが主戦を務めていたころと比べて、日向奈尾に変わってからの現状を見ると厳しく感じる。もう一つの姉妹厩舎であるArgonautsのやまかぜ嵐と比べると、ヒロインの魅力が物足りなく見えるだけに、他の材料で惹きつけてもらいたいところだが、それが巨乳だけでは変わり身は厳しそう。現状この厩舎の抜き系は頭打ちで、本家MOONSTONEの出走を望みたい。
期待度 ★★

〇竜姫ぐーたらいふ3 (Whirlpool)
この母系(シリーズ)もこれで3代(頭)目。勝てないまでも、まずまずの結果を残す安定勢力。今回も新たなヒロインが登場して、相変わらずの温いドタバタラブコメで挑む。鷹乃ゆきが騎乗しての萌えは相変わらず高水準で、ヒロインの魅力を充分引き立てている。新ヒロインの闇のドラゴンメイがどう絡むか注目だが、トレーナーが近江谷宥だけに波乱のある展開はなく、馬名(タイトル)どおりのぐーたらニートライフに染まっていくと予想。まあこの母系のファンもそこは承知で、ヒロインの可愛さが堪能できれば充分。安定さを武器に上位を狙う。
期待度 ★★★

(本紙の見解)どの馬にも積極的に押す材料が乏しく難解な一戦。それでも、トレーナーの力を買ってクリミナルボーダー 1st offenceから。ただ厩舎がこれまで安馬を出走させたことがない不安もあり、他馬と大きな差のある印象はない。安定した萌えが武器の竜姫ぐーたらいふ3が逆転候補。ただ安定感はあるが、他馬と比べて強く推せる部分がないだけに何かにしてやられる可能性も強い。追い切りの動きが光るキスからはじめるエゴイズムも一発がありそうだが、これも安馬だけに圧倒的な力を見せる可能性は少なく、単穴評価まで。抜き系ならいつまでも息子のママじゃいられない! 3 が筆頭評価だが、能力的にな限界があるだけに、勝つまでの雰囲気は感じられない。正直何を買ったらいいのか分からないファン泣かせの一戦だ。  

Posted by 7月の魚 at 15:29Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2022年09月19日

9月の発売予定表から

秋競馬開幕で有力馬の出走を期待したいところですが、相変わらず頭数が揃わない状況。Keyの最新馬が規定(全年齢)で想定外となっているのが惜しまれます。それを忘れさせるような新星が出現して欲しいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


巨乳幽霊さんに癒やされる社畜さんの性活! ~えっちなサポートは私におまかせ!~ (milimili)
バカ抜き系が定着しつつあるmilimiliの最新馬。今回騎手が新人のみつはもち。に変わったが、トレーナーがデビュー戦以来ずっと手がけている若葉祥慶なので、おバカなヒロインがなぜか主人公にHを迫ってくるという傾向は変わらない。ただ今回ヒロインが一人になったというのが寂しく映る。そのヒロインが幽霊というのはよくあるパターンだが、対象人物の死期が近づくとHが積極的になっていくという特徴が、どう作用するか。何か出オチに終わるような気がしないでもなく、どこまで血統に広がりがあるか疑問で、安馬(低価格)なりの仕上がり。これまでの出走馬も上位には一歩足りなかっただけに入着が一杯か。
期待度 ★★☆

〇2045、月より。 (MELLOW)
現在の流行から一線を画した馬を走らせるMELLOWの最新馬。走り(シナリオ)に重点を置きながら、エロも手を抜かないのが特徴で、競馬(エロゲー)のあるべき姿といえる。そんなMELLOWが今回初めて高馬(フルプライス)で挑む血統(設定)は、近未来を舞台に、アンドロイド嫌いの少年とそのアンドロイドのヒロインを核に、一癖ありそうな人物が絡んでいくという、なにか単純なハッピーエンドでは終わりそうもない匂い。ただこれまでいい意味で力が入らず厩舎の思いどおりに仕上げてきたが、高馬ということで力が入り過ぎてしまわないか心配な点はある。それでも雰囲気はよく追いきりを見ると大物感も漂う。後は直線(終盤)脚が上がってしまわないかだけで、そこさえ乗り切れば逆転も。
期待度 ★★★☆

人間不信の錬金術師と元兵士のホムンクルス (Waffle)
ファンタジー路線でのイチャラブという変わった血統(設定)だった奴隷姫騎士と奴隷侍女とのスローライフの妹(続編)で、今回ヒロインがホムンクルスに変更。今回も柾見ちえの魅力あるヒロインは健在。といっても母は大成功した馬でなく、しかもヒロインの数が減っている。母も抜き系とするにはHシーンの数は物足りなかったし、凌辱のような派手なエロが期待できない分、走り(シナリオ)の助けが必要なのだが、その点で逆に足を引っ張っているようでは厳しい。よほどトレーナーが頑張らなければ、変わり身は厳しそう。
期待度 ★★

華は短し、踊れよ乙女 (ensemble)
この厩舎得意の主人公女装系。ずっと不振続きだったが、前走の星の乙女と六華の姉妹では久々に見どころある動きを見せた。今回デビュー戦以降この厩舎の主戦格である武藤此史は去ったが、代わりに起用されるのがティータ.Jというのは驚き半分楽しみ。Guiltyなどずっと凌辱系厩舎の主戦を務めてきたティータ.Jが、萌え系でどのような騎乗を見せるのか興味が尽きない。トレーナーの浅黄アキはあまり聞かない名前だが、以前は別名義で何頭も手掛けていたとのこと。今回も配合(企画)から関わっていて、力は入っているだろう。ただ大正時代が舞台と難しい題材。歌舞伎役者を俳優としているところなど、語彙の選択に気がかりな面がある。ヒロインの魅力については間違いないが、果たしてそれが生かされるかどうか。
期待度 ★★☆

◎バブルdeハウスde○○○ 〜お風呂メーカーのショールームがシェアハウスで…〜 (アトリエかぐや)
前R(月)に続き連闘で挑むアトリエかぐやは、現在厩舎で一番乗っているHonkyTonk Pumpkinからの出走。しかもJK妹。以降一皮剝けた印象のあるyoppyに、移籍初戦のHOMESTAY a la modeで早々に結果を出したたいのねがタッグを組むというサプライズ。血統(設定)は前走に続いて、ヒロインと同じ屋根の下で起こるH体験というよくある内容だが、ヒロインが全員年上というのがポイント。本来なら一人くらい年齢が違うヒロインがいた方が選択肢的にいいはずだが、そこは姉ヒロイン得意のかぐやでファンもそれを望んでいるフシもあるので無問題。Hシーンも馬名(タイトル)が示すように浴場でのHに主眼を置き、当然動画(アニメ)も完備して抜き性能も最上級。ここでも主役を務める可能性は充分。
期待度 ★★★★

▲放課後シンデレラ2 (HOOK)
近走安定感が増しているHOOKの最新馬。母(前作)の放課後シンデレラも成功していて、注目度は高い。ヒロイン自体は変わっていて、全くの全妹(続編)というわけでないが、ヒロインと一緒の下校という点にスポットライトを当てるという血統(設定)が同一という位置づけ。課題は前走で魅力あるヒロインを5人登場させたが、それ以上に魅力あるヒロインが残っているかどうか。恐らく母のとき以上に魅力あるヒロインは存在してなく、過去このタイプの馬はそれで失敗していることが多く気がかり。それでもHOOKの近走を見れば安定感あるだけに、そこまで大きく外すことはないだろう。堅実に上位へ食い込んでくるか。
期待度 ★★★☆

△ホームメイドスイートピー (しるき~ずこねくと)
シルキーズの新たな姉妹厩舎が開業。何の関係性もない登場人物たちが、同じ屋根の下で同居生活を送るというどこかで聞いたような血統(設定)だが、この馬独自の味付けをどうするかが問題。トレーナーの鬼ごはんは神様のしっぽ ~干支神さまたちの恩返し~でも、ヒロインとの同居生活を手掛けているとあって、この血統にこだわりがあるのかもしれない。神さまのしっぽはヒロインの数が多すぎて、一つ一つの走り(シナリオ)が軽くなってしまった印象だが、今回はヒロインの数が適正になって、安定さは出そう。追い切り(体験版)の動きはややモッサリしていて切れはなさそうだが、押さえで一票。
期待度 ★★★

友莉と真凜は癒やしてあげたい (Argonauts)
アルゴノーツのサキュバスヒロインによる癒やしてあげたい母系(シリーズ)の2頭目。姉(前走)の間宮摩美は癒やしてあげたいは長姉らしく定番ヒロインだったが、成績自体は今一つ。単なる抜きエロに走るだけでなく、あえて謎部分を加えた点が、甘々なラストを期待していたファンの腰を折った印象。今回のヒロイン2人はサキュバス学園の会長6副会長コンビの位置づけで、ヒロインの魅力は前走以上だが、姉同様の走り(シナリオ)にこだわるようだと、大きな変わり身は期待できない。騎手のやまかぜ嵐の騎乗は魅力たっぷりだけに、惜しまれる。
期待度 ★★☆

ROOMガール (ILLUSION)
コイカツで3D系厩舎の意地を見せたイリュージョンで、その勢いを今回も繋げたいところ。相変わらずh3Dヒロインのは美麗で、Hシーンも高次元。ただ気になるのが、舞台が自宅だったりオフィスだったりと一貫性がない。コイカツでは学園。その直仔(FD)であるコイカツサンシャインではリゾートが舞台と、プレイヤーがストーリーを自己補完するに都合がよかったのに対し、今回は難しく思える。なぜかカジノが背景であったりと、バカに寄せている気もするが、そうした試みが空振りに終わっていることが多いのも難。キャラメイクの多彩さだけでは厳しく思える。
期待度 ★★☆

△Role Player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE! (あかべぇそふとつぅ)
前走の小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE!で頭の悪そうな馬名(タイトル)と裏腹に、抜き系では予想外の好走を見せたRole Playerの後継馬(続編)。あかべぇ厩舎の人気騎手の一人である浅海朝美が引き続き騎乗するとあって、ヒロインの魅力についてはいい意味で変わりない。ただあかべぇ厩舎だけにファンは一介の抜き系馬を求めているわけでなく、走り(シナリオ)や血統(設定)に一本筋が通ってないと受け入れられないと見るのが大勢。その点で、トレーナーが今回抜き系馬以外で上級馬を手掛けてない屑美たけゆきに変更された影響がどう出るか。前走と違いただのコスプレHに終わってしまっては迫力不足。それでも能力的に上位だろうが、前走ほどの走りとなると厳しいと見るが、相手面を考えれば消しづらい馬。
期待度 ★★★☆

(本紙の見解)意外に混戦ムードなメンバー構成だが、最近の成績や抜き性能の高さからバブルdeハウスde○○○ 〜お風呂メーカーのショールームがシェアハウスで…〜がわずかにリード。たいのねとyoppyという強力タッグがいかにも魅力だ。これを逆転するなら2045、月より。だろう。MELLOW初の高馬ということで、力を入れているのに間違いなく、潜在能力だけ考えれば本命馬を凌ぐ。安定感あるHOOKの放課後シンデレラ2 も差はない。ただヒロインの初見は姉(前作)より劣るのは仕方なく、その他の点でどこまで補えるかがカギ。成功した姉の印象が強いRole Player:とろろ姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE!も、まともなら本命馬に迫る存在だが、トレーナーの変更が不安で単穴評価に。それでも能力的にはそれほど差はない印象で逆転があっても驚けない。ホームメイドスイートピーも人気どころが崩れるなら浮上のシーンも。  

Posted by 7月の魚 at 05:33Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2022年09月13日

多恵子さんに救われる

少し前に1/1彼氏彼女(SMEE)をクリアしました。

あまり記憶が定かではないのですが、購入してそんなに経ってない時期に始めたので、およそクリアまで半年近く掛かってしまいました。これはぼくが天鳳にかまけたこともあるのですが、SMEEで一番面白かったMaking*Loversと比べると、やはり物足りなく感じたのが時間が掛かった原因でしょう。

さて、このゲームでまず触れないといけないのが、原画が大きく変化してしまったことです。
SMEEといえば躍進の一翼を担ったあめとゆき・ひなたももの2人が原画家として思い浮かぶのですが、その2人が去った後、原画として微妙過ぎるカノジョ*ステップを経て、メイン原画家の座に就いたのが谷山さん。Making*Loversではまだまだといった感じの画力だったのですが、続くSugar*Styleでは急成長を見せて驚かされました。その原画が今回別人のように変わり・・・あまりこうした言葉は使いたくないのですが劣化してしまったように見えたのは残念に思えました。

ただそれが分かっていても購入したのは、最初に攻略するヒロインが(事実上)決まっていて、その後順番に攻略するヒロインが決まっていく(ぼくはヒロイン解凍型と呼んでいる)・・・こうしたゲームはままあるのですが、この作品はそこに少し味付けして、ヒロインと結ばれなかった主人公の年齢が増えていくというもの。高校生らしい恋愛だけでなく、主人公が成長して大人になってからの恋愛と、一粒で二度おいしいといった趣向が面白そうに思えたからです。

(これ以降若干ネタバレ)


そんなこの作品。まずルートに入るのがえいみですが、いきなり問題点が露見します。というのも学園のアイドルという位置づけのえいみのビジュアルがあまり可愛く見えないこと。早々に原画の変化が裏目に出てしまったように思えたのですが、友人たちとの恋愛に振り回されるような形で付き合い始める主人公とえいみが、徐々に周囲があきれるほどのバカップルぷりを見せるあたりは、SMEEらしさを垣間見せてそれなりに楽しむことはできました。

ただ続く千津・コレットルートが中だるみしたように見えたのが残念。

まず千津ルートですが、これはシナリオの問題というよりも、ライターが笑わせようとしてやり過ぎた嫌いがありました。
まあこれはぼくの好みの問題なのかもしれませんが、千津にいろいろな声色を使わせるといった件は、余分だったような気がしてなりません。どうやら千津役の声優さんはかなりの実力派らしくて、それを生かそうとしてのサービスだったのでしょうが、これまで恥ずかしがり屋でおどおどした性格のように見えた千津が、声色を変える趣向でそれまで見せていた性格を演技していたかのように感じてしまったからです。もちろん千津の本来の性格がブラックならば構わないのですが、そんな穿った見方に取られるのはライターにとって本意ではないしょう。ぼくはこの過剰なサービスにより千津が腹黒のように見えてしまい、それ以降このルートが、まったく楽しめなくなってしまいました。

そしてコレットルートですが、お嬢さまに振り回される主人公という展開はよくあるのですが、夢を持つヒロインを応援する主人公という図式は微笑ましく感じられるはずでした。ただこのルートは唯一主人公の会社での仕事や業務内容を見せてくれることになっているのですが、ヒロインが実質経営者の娘との設定になっているため、せっかくの主人公の奮闘が共感を得にくくなってしまっているのですね。折角社会人としてのシナリオとするならば、ヒロインを普通の同僚のようなもっと身近な存在に設定するか、いっそ千津ルートを削ってしまったほうが良かった気がします。というのも千津を別に学生としなくても、後輩として入社してきて主人公が彼女を指導する立場にしたほうが、社会人に女子学生の家庭教師をさせるような違和感アリアリ(主人公が一流大学を出ているとはとても感じられないので)の設定にしなくても、よほどベターに思えるからです。

正直ここまでプレイしてきて購入は失敗したという印象しかなかったのですが、最後のルートで大きく挽回しました。
何よりほかの3人のヒロインと比べて断然可愛く見えるのが大きい。いや年齢が30に到達した女性に対し可愛いなんて言葉を使ったら失礼かもしれないけれど、それなりの繁盛店なカフェを経営する女性で、男性に対してスキがないように見えながら、実は男慣れしていないだけで一つ箍がゆるんでしまうと一気に主人公依存になってしまう多恵子さんにはすっかりやられてしまいました。

というわけで最後になって一気に巻き返したこのゲーム。逆に言えばそれがなければ大変なことになってしまっていたかもしれません。もし原画が変わってしまったことについては、これまで劣化しすぎて奇形と言われるようになってしまった某原画家のことを思えばマシと言えるかもしれないですが、それでもこれまでと比べ下振れの方向に向いたことは間違いない。それでも大きくマイナスとならなかったのは多恵子さんのおかげといっても過言ではないでしょう。  

Posted by 7月の魚 at 17:05Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2022年08月20日

Suphx2本の感想と実戦譜

第14代天鳳位であるお知らせさんの著書はこれまで4冊出ているのですが、実は全部購入しています。
処女作については、文字数が多くて当初とっつきにくい本だなと思っていたのですが、購入時から月日の経った現在読み返すと、不思議に内容が頭に入ってくる。これは恐らく購入当初は、例えば小学生が高校生の参考書を読んでもちんぷんかんぷんなように、ぼくの麻雀知能がお知らせさんの本に追い付いていなかったからだと思います。それが現在読むと内容が分かる(気がする)のは、それだけ麻雀知能が強化されてきたということなのでしょう。
そしてぼくはサンマは全く打たないのですが、それでもお知らせさんのサンマ本は購入しました。これは立ち読みしていて内容に共感できる部分が多かったこともあるのですが、その前に上梓されたSuphx本の内容が素晴らしかったことによるものも大きかったのですね。以前アサプロのゲームを黙って購入し続けていたように、それだけお知らせさんの著書に対する信頼感は高いのです。それを決定づけたSuphx本の続編が出たということで、購入しない理由はないといったところ。

そんなSuphx本の内容ですが、細部に触れるのはルールに反するので語るのは止めます。大まかに言うと前作がSuphxの基礎編というならば、今作は応用編となるのでしょうか。前作は対局の1場面のみを取り上げていたのに対し、今作は1局単位でSuphxの打牌を取り上げています。章ごとに役牌編・タンヤオ編など分かれているのですが、ぼくが一番目に鱗というか再認識させられたというのが、「屑手の手筋」の章。多井プロが配牌オリの技術を語るように、屑手で無理に前へ出ないというのが、常識になりつつあるのですが、Suphxの屑手での対応を見ればなぜ守備力が高いといわれるのか分かります。以前ぼくは屑手でもブクブクに構えたり、無理にタンヤオに走ったりして痛い目にあってきた(さすがに最近は天鳳高段者の著書を読んで、そんな無茶はしなくなった)のですが、Suphxはよほどの緊急事態でなければそんな構えはしません。
そんなSuphxですが、最近・・・というかこのところ天鳳で打っていないのですが・・・不遇をかこっています。以前Suphxと同卓したときレートが2000を割っているのを見て驚いたことがあったのですが、最近は麻雀AIといえばNAGAにお株を奪われてしまったような気がします。ただお知らせさんがこの本の序章でアップデート後のSuphxについて「成績悪化=弱体化という単純な発想をしてはいけない。」と述べているように、Suphxが弱くなったとは思っていません・・・というより、例え弱くなったとしてもお知らせさんのような天鳳位ならともかく、ぼくのような鳳凰卓で打つ資格のない人間にとっては。Suphxのような高段者の牌譜は参考にしなければいけないと思うわけで、それがお知らせさんの分かりやすい解説でより理解が深まる本書は、期待どおりの内容と言って過言ではありませんでした。

まあ少し残念なところはチートイの手筋について語る部分が少なかったところ。まあ序盤からチートイを狙う場面なんてそうはありませんし、例えそういう局面だったとしても誰が打っても同じ打牌になってしまいがち。チートイと他の手役の両天秤についてならSuphxでなくても他の高段者と同じになりそうですし、Suphxならではの選択にならないから取り上げなかったのではないかと推測しますが。

結論を先に言うと、やはり今回も面白い内容で、放銃率の高さに悩んでいるなら絶対にお勧めの本です。ただぜひ前著の「Suphxの衝撃」をまず読んでみて、この本を購入されることを推奨します。

さてこの本の読了後、改めてSuphxとぼくが対戦した牌譜を見返したら、この本にあるような局面があったので紹介してみます。

まず東1局の起家の配牌から、Suphxは何を切ったでしょう?



Suphxの選択は打一筒:麻雀王国
(c)izumick supported by 麻雀王国

ぼくは取り合えず八筒:麻雀王国打かとおもいましたが、遠くに678か789の三色が見えるので除外。そしてタンヤオを見てるならペンチャンは不要。このターツを払って1枚安牌を持つのはSuphxにとって当然の打牌なのでしょう。

続いてこの局面


ここでSuphxはブロックを足りなくする八索:麻雀王国打。
九索:麻雀王国が四枚見えで両面の価値がゼロとはいえ、あえてブロックを足りなくするこの一打は気が付かなかった。つまり親とはいえ愚形役なしとなりそうなテンパイに進めるのは止めたということなのでしょう。
そして対面からリーチが掛かり


当然七索:麻雀王国でオリ。一枚切れの東:麻雀王国すら打たないのはこの手牌の価値はゼロと見ているということです。

続く東4局3本場


何切るでも出そうな局面。Suphxの選択は打二萬:麻雀王国で両面変化のない二萬:麻雀王国四萬:麻雀王国を払っていきます。このあたりは強者には当然でも、ぼくのような雀力だと七索:麻雀王国につい手がかかってしまいそう。
この局は下家(ぼく)が自風をカンしたところそれが新ドラになり、Suphxも負けじとメンタンピンの先制リーチを打ちますが、下家に追っかけられハネマンをツモられラス目に。

さて局面は南3局。Suphxは変わらず微差ラス目。

そんな場面でも3巡目に一索:麻雀王国二索:麻雀王国のペンチャンを払い通常進行。そしてここでSuphxha打九索:麻雀王国で赤固定し、鳴いていけるタンヤオ狙いにシフト。ここでも安牌候補の白:麻雀王国に手をかけないところが守備力の高さの所以でしょう。ラス目になるとつい焦ってブクブクにしてしまうぼくにはちょっと真似できない一打。

そsて終盤、ライバルの上家にリーチを掛けられたところ。


前巡に八筒:麻雀王国を押しましたが、ここでも七索:麻雀王国をプッシュ(空切り)。続く六萬:麻雀王国五萬:麻雀王国も押してテンパイ料を確保しました。ライバルのリーチなのかもしれませんが、残っているスジが多い以上ここで押すのは当然なのでしょう。ぼくならここまで危険牌を掴まされるとヒヨってしまいそうですが、このあたりが守備力だけでないところ。これでラス目を脱出(同点3着)したSuphxは続くオーラスで軽く上がって3着を確保しました。

お知らせさんと違い、どこまでSuphxの実力を紹介できたかは分かりませんが、そんなSuphxも昨年9月を最後に1年近く天鳳を打っていません。恐らく再アップデート中なのでしょうが、また姿を表して特上卓を席巻してくれるのを恐ろしさ反面、楽しみにしています。  

Posted by 7月の魚 at 15:31Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2022年08月14日

8月の発売予定表から

少頭数のレースが珍しくない競馬(エロゲー)界ですが、今回も相変わらずフルゲートに遥に満たない現況。インフレ(スタグフレーション?)な現況からなかなか馬券で冒険するのが難しくなってきています。本当は低人気な馬が活躍するところをバッチリと当てたい欲求に駆られているのですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


▲アネトモ (アトリエかぐや)
一時厩舎を離れた時期はあったものの、かぐやをずっと牽引してきたといっていいchoco chip鞍上の最新馬。20年選手で大ベテランの域に達したが、まださほど騎乗に衰えは見られないのは流石。今回choco chipが得意とする姉ヒロイン系だが、オール姉体制でなく、姉の友達も主人公を狙うというのはやや目新しい。現実的にはこちらの方がありそうとも思えるのだが、それはさておき騎手の手腕にもよるがヒロインがなかなか魅力的。主人公を取り合う姉友たちに対しやきもちを焼いて迫る姉ヒロインという構図はエロ・萌え相まって好印象。姉ヒロインの主人公イジリが黒に大きく偏らなければ上位進出は現実的目標だ。
期待度 ★★★

〇アマナツ (あざらしそふと)
アマカノ母系(シリーズ)以外、なかなか上級馬が出てこないあざらしそふとだが、今回は少し様相が違う。この厩舎ではアイカギ3以来となるぎん太郎を鞍上に、SMEE躍進の礎を築いた早瀬ゆうがトレーナーというので大いに期待できそう。気になるのは早瀬ゆうは血統(設定)がやや大人になった方が走る傾向があり、学園が舞台となるとやや信頼感に欠ける点。田舎に越してきた主人公が、現地のヒロインたちと中を深めていくという血統は目新しさに欠けるが、安定感ある厩舎スタッフの力もあって、追い切り(体験版)を見る限り仕上がりは上々。逆転に向けて虎視眈々。
期待度 ★★★☆

奪通 NTR配達サービス営業中 (スタジオ奪)
近走ではサイミンアプリ -悪夢の寝取られゲーム-の好走が光るスタジオ奪厩舎。トレーナーが高尾登山から変わり心配された前走でも、結果は出なかったが見せ場は作った。今回デリバリーサービスに従事する主人公が、客の要望に応え、売春行為に手を染めていくといった血統(設定)。欲望のおもむくままヒロインを凌辱するのでなく、金銭と対価で性行為するというのが変わっているが、ヒロインの数が3人でバリエーション不足は否めない。商売として成り立たせるならもう少し手広く活動しなければいけないところだが、新人トレーナーがそのあたりを深く練り込んだかどうか心配。今回は買いかぶれない気がする。
期待度 ★★

エルフの国の宮廷魔導師になれたので姫様に性的な悪戯をしてみた (すふれそふと)
別路線(ラノベ)の競馬(エロゲー)移籍した馬オンリーで走らせるすふれそふとだが、これまでの成績は散々たるもの。記者は移籍前の騎手(原画家)とトレーナー(ライター)を起用してこないことが原因と考えてきたが、ここまで不振が続くとそれだけでない気がしてくる。今回トレーナーを勤めるJUNは前走得意の百合系での百合ラブスレイブ わたしだけの委員長でも結果が出せなかっただけに、変わり身の材料は乏しい。騎手のそらモチも手腕は悪くないが、これまでの実績を考えるとちょっと手が出せない。今回も見送りで。
期待度 ★☆

蹂躙王国 -エルフ王国は巨大苗床に- (ZION)
ZIONのファンタジー凌辱母系(シリーズ)の3代(頭)目。女騎士がオークらに犯されるというシチュはありがちで、これまで目立った成績は上げていないが、それでも大負けはしていない。今回はメインヒロインにエルフを起用。エルフの王国を穢らわしい魔物が凌辱しまくるという展開だが、誰かの手先となってオークが襲うわけでなく、オーク自身の考えで凌辱するという展開だけに、若干のバカっぽさが残るのは否めない。馬名(タイトル)通り孕ませがメインだが、高貴なヒロインにしては即堕ちしてしまうという展開は勘弁してもらいたいところ。全体的に悪くはないが上位に食い込むには、物足りない。
期待度 ★★☆

異世界(となり)の三姉妹さんが嫁いできました!? (evoLL)
これまでの出走馬が立て続けに馬場掃除のevoLL。悪い意味で印象に残る馬が、色々なスタッフから生みだされるところを見ると、これは厩舎の才能と見ていいだろう。今回も騎手はあのにむを起用。古くからの競馬ファンにはbomiの方が通っているかもしれないが、中央競馬(エロゲー)では実績を残してないものの、手腕は保証できる。ただ前走でも羽鳥ぴよこを起用しながらも惨敗に終わっているように、騎手の能力が生かせないのがこの厩舎。近走は戯画でそこそこ実績を積んできている真崎ジーノだが、こういった抜きタイプの馬を手がけた経験は乏しく、今回も怖いもの見たさ以外で手を出すのは厳しいだろう。
期待度 ★☆

◎夏ノ終熄 (CUBE)
トレーナーデビューのなないろリンカネーション以降、上級馬を立て続けに手がけるかずきふみが、今回CUBEから登場。腕利き騎手を揃えながら、トレーナーの能力不足から成績が乱高下する厩舎に活を入れてくれることに期待。騎手もこれまたこの厩舎では初騎乗となるU35’(うみこ)で、デビューしたアオナツラインでの鮮烈なイメージがいまだ脳裏に焼き付く。夏を舞台とするこの馬の手綱を握るにはピッタリだ。田舎に移住した主人公がヒロインと恋を育むというのは同レース出走のアマナツと同じだが、取材すると終末世界という不穏な文字が踊るように一筋縄でいかないムード。追い切り(体験版)序盤での穏やかな雰囲気がどう一変するかどうかだが、そこは腕利きトレーナーだけに不安はない。ヒロイン1人にしては強気なお台(価格)は気になるが、それでも能力的には一番で本命は妥当だ。
期待度 ★★★★

ハーレムビッチハウス! (わるきゅ~れ)
時に大駆けする馬を輩出するわるきゅーれ厩舎だが、最近は活躍する馬が出ていない。今回はベテランおしゃれ教室に鈴城敦を付けての出走。馬名(タイトル)からするとガチンコ! ビッチクラブの後継(続編)的存在で、ビッチヒロインによる抜き系という点で同じ。ヒロインの肌の色を変えられる仕様も健在で、この厩舎の持ち味であるバカ系が生かされている。ただガチンコ! ビッチクラブは鞍上にすめらぎ琥珀を迎えながらも結果が出なかっただけに、この馬に大きな期待は出来そうもない。抜きに関しては悪くはなさそうだが、入着が一杯だろう。
期待度 ★★

フタマタ恋愛 瑠衣&宮子ミニアフターストーリー (ASa Project)
SMEEやアサプロでお馴染みのミニ後継(FD)馬。父(本編)の能力はともかく、この後継馬はほとんど走ったためしはなく、父の成績から大きく成績を落としているのがほとんど。アサプロはヒロイン萌えよりも笑いを武器にしているだけに、あえて姉妹に分割して出走させる意味は感じられず、なぜ厩舎がこうした方針を採るのか理解に苦しむ。同じ手法を採るSMEEでも成功した馬は見られず、騎手(原画家)やヒロイン萌えの点で見劣りするアサプロにとって、こうした後継馬を出走させる理由は、ファンのためというより、開発資金の回収を優先しているといっても言い過ぎではないだろう。特にこの馬は二股交際がキモとなっている馬だけに、ヒロインとの個別アフターにあまり意義を見出せない。この頭数だけに入着はあるかもしれないが、馬券に絡むとはとても思えない。
期待度 ★★

(本紙の見解)夏競馬ということもあってか、少頭数で寂しいレース。人気だが本命は夏ノ終熄でいいだろう。この時期にピッタリの馬で直線(終盤)どのような追い込みを見せてくれるかが、今から楽しみ。同じ脚質となるが、こちらはヒロイン萌えと軽快な走り(テキスト)が魅力のアマナツもやや遅れて続く。本命馬が直線で伸びきれなければチャンスはある。choco chipの姉系というのがセールスポイントのアネトモも抜きを考えれば悪くない。この3頭の三つ巴戦で、他の馬が食い込む可能性は少なそう。  

Posted by 7月の魚 at 10:33Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2022年07月21日

7月の発売予定表から

例年夏競馬の始まる7月は出走馬が少ないが、今年もその傾向は変わらず。それでも今年は本命馬の存在が出走頭数の少なさを緩和してくれる。当然焦点は次位争いとなりますが、本命馬に差がなく付いていける馬が果たして存在するのかが、注目となりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


異世界Hィートマッサージ ~剣と魔法の世界をHな指圧スキルで無双制圧!!~ (アトリエかぐや)
凡馬の少ないアトリエかぐやの中では唯一存在感を出しきれていないCheshire cat系で、今回厩舎を取材しても騎手(原画家)・トレーナー(ライター)が誰か明言されていないのが一番気になる点。これまで通りならH+Oが騎乗するはずだが、何かアクシデントがあったのかと思われても仕方ない。それにこれまで間隔を詰めて使ってきた印象のあるかぐや厩舎が半年以上出走してこなかったのも不安を煽る。前走の大きいことはHなことだ! 高身長お姉さんたちとぶっかけハーレム性活の内容も厳しく、これまでのような信頼を寄せるのが難しくなったのは止むを得ない。翌レース(月)に出走予定のアネトモや翌レースのバブルdeハウスde○○○に力を入れてそうなだけに、今回は割り引いて考えた方が良さそうだ。
期待度 ★★☆

家庭教師X催眠2 ~絶対従順、高飛車姉妹をドスケベ淫乱に催眠操作~ (POISON)
デビュー戦以来催眠凌辱系中心で走らせてきたPOISON厩舎だが、戦績はかなり地味。今回の出走馬は家庭教師X催眠 ~絶対従順、ワガママJKとハイソ妻を催眠操作~の全妹(続編)で、トレーナー・騎手も同じ。姉(前作)は厩舎の出走馬では一番成績が良かった馬で、姉のヒロイン母娘も登場するのがファンにとっても嬉しいところ。今回のヒロイン姉妹もなかなか曲者で凌辱しがいがあるのも頼もしい。主人公を虐げる家庭教師姉妹を催眠装置で逆転させるという血統(設定)自体は平凡なだけに、後は騎手の空巣の手腕次第。取材する限りでは上積みはありそうで楽しみだが、上位に食い込むとなるともう一つプラス材料が欲しいところだ。
期待度 ★★☆

◎ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world- (きゃべつそふと)
現在トップトレーナーの一角を占める冬茜トムの最新馬。今回コンビを組んできた騎手(原画家)がしらたまに代わったのがどう出るかだが、血統(設定)や世界観に合わせたものと好意的に解釈。しらたまの騎手の能力に疑いはなく、騎手変更によるマイナスはほとんどないといっていいだろう。肝心の走り(シナリオ)だが、調教(体験版)は見ていないものの。評判は上々で一安心。前走(作)のさくらの雲*スカアレットの恋は記者的にはミステリとして買えない点もあったが、ミステリという枷を無くした今回の方が、より期待できる。年度代表馬を狙うにあたって、どういった勝ち方をするかが、一番の注目だ。
期待度 ★★★★★

深淵のラビリントス (アストロノーツ・シリウス)
厩舎の潜在能力を示した極限痴漢特異点2 痴漢の証明から一転、魔王城Re:ビルド!では惨敗の終わったアストノーツ・シリウス。今回も前走同様ゲーム性重視のステイヤー系だが、前走もゲーム性に乏しく、長く遊べるという観点だと落第評価だっただけに、すんなり巻き返しといくかどうか。騎手のM&Mについては相変わらず衰えなく、エロに関しては充分今でも上位とは遜色ない。それだけにRPG部分がもう少し何とかなっていればといった所だが、ウルスラグナ ~征戦のデュエリスト~以来この血統には好走例のない厩舎で、ステイヤー系自体もブラウザ系の馬に押されまくられている現況では好走は厳しそうだ。
期待度 ★★☆

△真・恋姫†英雄譚 4 ~乙女耀乱☆三国志演義[呉]~ (BaseSon)
Basesonの看板母系(シリーズ)である恋姫†無双の最新馬。初代が出走したのが15年前というから、息の長い母系となったものだ。といっても直姉の真・恋姫†英雄譚 3 ~乙女艶乱☆三国志演義[呉]~が出走したのが7年前と、出走間隔は開いているのは気がかり。トレーナーも小沢裕樹以外明かされていないのも不安を煽るが、それでも片桐雛太・日陰影次といった主戦騎手が健在ならそれほど気にしなくていいかもしれない。ただ直姉の真・恋姫†英雄譚 3 は三姉妹とも期待通りに走ったとはいえず、直近の巣作りカリンちゃんの成績もあって、以前のような信頼性に欠けるのは否めない。といっても今回は本命馬以外骨っぽい馬の存在は見当たらず、連対も充分に狙える。
期待度 ★★★

天冥のコンキスタ -天上決戦編- (エウシュリー)
天冥のコンキスタの直仔(アペンド)2頭目。母(本編)はエウシュリーの出走馬の中で大きく期待を裏切った馬のうちの1頭で、姉の魔族制圧編も多少成績は上向いたが、それでも上位に食い込むまでに至らず。確かに追加要素はプラス材料だったが、ファンからすれば元々母に含まれるべき内容だったといったところか。今回母の出走から間隔が開き、今更感が強いし、母を持っていないと動作しないというのも、厳しく思える。最初から合わせた内容で出走させていれば、上位も狙えたかもしれないが、覆水盆に返らずといったところか。
期待度 ★★

濡れる孤島 (Waffle)
巨乳母系(シリーズ)以外は割り引いた評価をしなければいけないWaffleの最新馬。騎手の西條サトルは今回初騎乗ということで、余計に評価を厳しくしないとと見ていたが、存外手慣れた騎乗を見せていて、一介の新人騎手とは思えない手腕だ。血統(設定)は無人島に流れ着いた主人公が、これまで虐げられてきたヒロイン姉妹を凌辱するといった内容だが、単なる復讐ものにおわるかどうかは、トレーナー(ライター)次第。即堕ちしてしまうようでは興ざめで、そこをどう采配するかだが、今回メインを務めそうな空撃も調教を手がけるのは初めてで不安は大きい。抜きに関しての能力は高そうだが、額面通り走れるかどうか。
期待度 ★★☆

〇マガツバライ X-rated (light)
lightの久々の新馬は海外(NS)で出走したマガツバライの18禁版。トレーナーはlighではお馴染みの高濱亮・森間まりもでシルヴァリオ ラグナロクと同じだが、移籍した昏式龍也が手がけた頃からは成績が落ちた。実際、海外でのマガツバライの成績も悪くはないが、シルヴァリオ母系(シリーズ)の初代であるシルヴァリオ ヴェンデッタには遠く及ばない。18禁となった理由がエロシーンだけでは、ファンは満足できず、何か走り(シナリオ)に隠し玉が容易されていないと、海外での成績からの上積みは厳しい。ただ今回は本命馬を除けば、能力的に物足りない馬ばかり。本命馬に離れたとしても2着は絶対に死守したい。
期待度 ★★★

△夢幻のさくら2 (TinkerBell)
派手な触手凌辱がウリのあおじる&小峰久生コンビの最新馬。このコンビの代表母系(シリーズ)といえば淫妖蟲だが、厩舎としてはこの母系を育てて二枚看板としていきたいようだ。変身ヒロインと触手は相性のいいニックスで、姉(前作)もそこそこ走っている。問題はトレーナーの小峰久生がこれまで変身ヒロイン凌辱系に手慣れてないことで、例えばこうした血統を得意としているassaultのようなファンを喜ばせるツボに疎いところが見られる点。ただベテラントレーナーだけに、2走目の上積みには期待したいところ。ハード凌辱に関しては健在だし、穴として注目したい。
期待度 ★★★

(本紙の見解)本命はジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world-で当然。能力的に抜けていて後は勝ち時計がどうかだけ。焦点は相手になるが、意外に難解。トレーナーの実績ならマガツバライ X-rated だが、海外(NS)での成績が頼りなく2着をすんなり守れるか微妙。人気母系の真・恋姫†英雄譚 4 ~乙女耀乱☆三国志演義[呉]~も差はないが、以前のような勢いに陰りがあるのが気になる。馬券的妙味でいえば変わり身を期待したい夢幻のさくら2が面白い。あと1頭なら濡れる孤島だが、人気先行のような気もして、そこまで点数を増やせるかどうか。
  

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2022年07月11日

ゆうせー本2の感想と実戦譜

会社の健康診断の帰りに某書店に寄った際、ゆうせーさんの新刊が置いてあるのを見つけたので、レジに持って行きました。
同じマージャン本のコーナーに堀プロと多井プロの新刊が置いてあるのはすぐ発見できたのですが、ゆうせーさんの新刊は見つからず、(マイナーなマイナビの本は置いてないのかな・・・やはりもっと大きな本屋に行かないといけないのか。)と思ったのですが、実はまさかの平積みだったので気づかなかったという罠。どうせ1冊しか入ってないだろうからと、本棚の上ばかり見ていて足元に平積みされているとは思わなかったのです・・・まさに灯台下暗しですが、というとこの本屋では堀プロや多井プロの本よりよく売れているのか(それとも店員さんの押しなのか)と思ったり思わなかったり。

そんなゆうせー本2ですが、余り内容を深く語ると申し訳ないので、簡単な感想に留めるのですが、一番参考になったのが、占有率理論についての項。
恐らくこれについては強者と言われる方は頭でなく肌で身についているのではないかと思います。これはぼくの経験ですが、まだ麻雀の役も満足に覚えきれていなかった頃、取り合えず役を付けようと役牌を一鳴きしたのに対し、対局後「役牌ポンして、残りタンヤオの仕掛けはしないほうがいい。」と教えてくれたおじさんがいました。
つまり役牌を仕掛けた後に手牌が中張牌ばかりだと、後手に回った時に苦労するから、ドラが複数あるならともかく、どうしても早アガリしたい時以外は、役牌を落としていってメンタンピンを狙うのも手だよと教えてくれたのです。
この助言が脳内の片隅にあったのか、いつしかぼくはメンゼン派となっていったのですが、そんな昔話はともかく、ゆうせー本2のこの項では、強者が肌で感じていた部分を、手牌の中の中張牌の占有率という分かりやすい説明で落とし込んでくれたのです。
ぼくも過去の経験もあって頭ではなんとなく理解はしていたつもりだったのですが、この本を読んでようやく身についたような気がしました。

さてそのゆうせー本2を読んだ後の実戦譜から

4巡目で5つ目のトイツができました。
ぼくはメンゼン派にありがちな大のチートイ好きで、この手牌なら以前なら恐らく打3sとしていたと思います。どの牌が重なるのかまだ不明といったところですが、チートイの単騎候補としてドラそばは不利・・・ならば3sその後2sと切っていって、優秀な単騎候補を残したいと思ったのです。
ただこの手牌は端牌が多い。ゆうせー本を読んだ後ということで、この手はドラ2枚を生かして鳴き手も見た方がいいのではと思い直し、トイトイやチャンタも考えW東を切りました。

その後、上家からドラの1sが出ました。

以前のぼくならこの1sは鳴けていない(というか優秀な単騎候補の9p1pといったところを残していたと思う)のですが、ここは当初の狙いどおり鳴きを入れる。
一瞬ポンと言いそうになったのですが、少し考えチーを選択。親のドラポンを見ても普通に初牌を切ってくるような相手ならトイトイに走ってもいいのですが、普通は警戒され北や1mといったところが押さえられるかもしれない。それなら他家に少し舐めてもらおうとトイトイでなく不利だとしてもあえてチャンタ狙いにシフトしたのです。実際点数は変わりませんし。

そして1mを重ねたのですが、実は捨牌を見て分かるようにチー後に打8mとしてすぐ8mをカブっています。もしチー後普通に打3mとして8mをカブらなかったとしたら、ツモ専になるのですが、しぶしぶ三暗刻狙いで9m打としていたと思う。そして上がれていなかったと思う。(また結果論になるが、1sをポンして2s3sを切っていたらそれ以前に北と3mのシャンポン待ちのトイトイテンパイになっていた。もちろんすんなり初牌の北や3mがすんなり出たかどうか分かりませんが)
実戦では1mをアンコにした後。早々に対面から北が出てポン。そしてすぐ下家から7mをロンで親満のアガリとなったのですが、この幸運(いやバカづきといっていいかも)なアガリをモノにできたのもゆうせー本2のおかげと思っています。というのもあの最初の手牌から鳴いて手を進めるという発想は思い浮かばなかったですから。戦術の引き出しを増やすという意味でも、そして純粋に地力を付ける意味でも、麻雀をより強くなりたい方にぜひ読んで欲しい良本だと思います。  

Posted by 7月の魚 at 14:49Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2022年06月23日

6月の発売予定表から

梅雨に入りジメジメした気候ですが、今回も頭数は揃わず、メンバーもかなり手薄。絶対的人気になりそうな馬にマイナス要素が表れて波乱含みとなりそうなムード。できれば湿気を吹き飛ばすような走りを勝ち馬には見せてもらいたいのですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


〇アマエミ -longing for you- (あざらしそふと)
活躍馬を多く出している印象のあざらしそふとだが、実際上級馬まで成長したのはアマカノ母系(シリーズ)のみ。それだけに今回の新母系に対し一概に飛びつけないのは事実だが、今回あざらしそふとの騎手としてのイメージが強くなってきたおりょうを鞍上に、トレーナーが嵩夜あやに籐太と厩舎の力の入り具合が裏付けられチャンス。気になるのは純愛学園ADVという触れ込みながら、主人公である男性教師とヒロイン女生徒というニックス。教師&生徒というニックスは腕利きトレーナーでないと成功例が少ないが、果たしてこの馬はどんな走りを見せるか。追い切り(体験版)を見ると、最初からヒロイン全員の好感度が高めというのが、恋愛関係になる過程の少なさに繋がらないか心配。ポテンシャル的には抜けているが、マイナス点も目立ち軸としては狙いづらいかも。
期待度 ★★★☆

妹バブ! ~Lowな妹の癒やしおっぱいがスゴいので、僕の人生捧げます~ (はむはむソフト)
妹ヒロインのバカ抜き系が板についてきたはむはむソフトだが、活躍度合いは今一つ。といっても意欲的な仕上げをしていて、切欠があれば大きな変わり身を見せる可能性はありそう。以前は幼馬(ロリ)ヒロインが中心だったが、最近は巨乳に傾いていて、今回の妹も巨乳の持ち主。ただ控えに貧乳の従妹を備えているところがポイント。その取り合わせを中途半端と見るか、それともバランスを取ったと見るかは難しい。血統は前々走の妹サポ!に酷似していて、馬名を考えれば同母系(シリーズ)といっても間違いないかも。となると安馬(低価格)なことを考えると、大きな上積みは難しいと見るのが妥当か。
期待度 ★★☆

恋するあまいろホームステイ -留学生はわんこ系幼馴染- (とこはな)
萌え系安馬(低価格)で着実に出走数を増やしているとこはな厩舎だが、これまで目立つ成績を上げた馬は皆無で、唯一押しかけ彼女は、俺の世話をしたいが入着した程度。今回騎手(原画家)は新人の柊林檎を起用したが、手腕は悪くない。といっても萌え系安馬というカテゴリーでは特筆されるほどでなく、金髪外国人ヒロインというのが目立つ程度。トレーナー(ライター)も相変わらずのたにかわたかみで変わり映えせず、この陣容で上位に食い込むのを狙うというのは厳しい。今回も入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★

△神聖昂燐ダクリュオン・ルナ ~堕聖母誕生~ (CHAOS-R)
毎月のように出走する魔法少女凌辱系で、姉(前作)の神聖昂燐ダクリュオン ~正しい天使の育てかた~も見どころある動きを見せていた。トレーナー(ライター)が前走と同じくこの血統に強いassaultが加わっていて、ある程度の能力は備わっていそう。騎手は森山しじみに大ベテランさいとうつかさと幼馬(ロリ)ヒロインに定評ある2人に、万能タイプの金目鯛ぴんくを迎えて万全の構え。ただトレーナーがこれまでのassaultに加えて、複数のトレーナーが参加。凌辱で名の通った師が多いとはいえ、これだけのトレーナーが加わって、統制が取れるのか心配。一定の能力はありそうだが、今回同じ魔法少女凌辱系に強力馬がいるのは不運で、賞金(データ)数的に厳しく感じるのは事実。
期待度 ★★★

△SLEEPLESS Nocturne (Empress)
SLEEPLESS ~A Midsummer Night's Dream~で久々に見せ場を作ったEmpressがその勢いに乗ってどんな動きを見せるかに注目。この厩舎だけに女性上位のシチュ一本で挑むだろうが、STARLESSの頃の強烈なインモラルやスカトロといったシチュが見られるかどうか。メインヒロインで主人公の恋人の雪乃が、女帝の館の雰囲気に染まってどう変貌するかが記者的には興味津々。ただこの厩舎のファンには女帝である麻理絵の出番の方が気になるところだろう。気になるのは主人公で、最初からM要素が強そうで、ヒロインに貶められる点で意外性が少ないのは難点か。それでも前走だけ走れば、展開次第で上位も狙える。
期待度 ★★★

△空の青と白と/瞬きの夏 (Barista Lab)
Barista Labのデビュー3戦目でそろそろ連対圏を窺えるだけの力を見せたいところ。騎手(原画家)せせなやう&トレーナー(ライター)詠野万知子というスタッフの顔触れは同じで変わり身は乏しいと見るのが妥当だが、これまでの2戦が浮世離れしたタイプのヒロインだったのに対し、今回は血統(設定)が現実に近く、ヒロインも等身大というのが一番の違い。そのヒロインも可愛くイチャラブも大いに期待できる。問題はこれまでの2戦で走り(シナリオ)がただの飾りと言われた点で、どう上積みできるかどうか。トレーナーの仕事次第で、変わり身を見せることも可能だが。
期待度 ★★★

△虜ノ翼 ~舞台裏で淫らに踊る処女人形~ (Guilty)
Guiltyが根気よく育ててきた虜母系(シリーズ)の最新馬。今回は芸能界を舞台にヒロインたちに向けられる邪悪な欲望といった血統(設定)となるが、正直こういった血統は手垢が付いている上に、好走例が少ないのが心配。騎手もティータ.J・の歯といったこれまで活躍した面々と比べ、新たに加わったベテランのさいとうつかさがやや弱みに見えるのも難点。ただ抜きに関しては当然レベルは高いし、ラシックス(声優)に新鮮味があるのがプラスに作用する可能性も。今回メンバーがかなり甘いだけに上位へ浮上もありそう。
期待度 ★★★

◎魔法少女消耗戦線 another record -ちいさきものたちのゆめ- (metalogiq)
昨年人気薄ながらファンをアッと言わせた魔法少女消耗戦線 DeadΩAegisの直仔(FD)が待望の出走。母(本編)の勝因はトレーナー(ライター)である丸谷秀人の手腕に、騎手(原画家)上田メタヲと入場曲電気式華麗音楽集団ということで、全盛期のブサイクを思わせる雰囲気が相乗作用したところ。今回は定番のサブヒロインたちが活躍するおまけシナリオに、新ヒロインであるアリシャが主役となるルートといったところで、母のメインヒロインが活躍するシーンが少なそうなのは寂しいが、それでも新ヒロインのアリシャやアモンディが一癖ありそうで面白い。キッチリ型に嵌った血統(設定)なだけに、どこまで血脈を広げられるかだが、ここは丸谷秀人の手腕に期待。ここでも主役を務める可能性は充分。
期待度 ★★★★

女神狩り ~世界を救ったのに封印されかけたので女神たちに復讐! 孕ませオナホにしてハーレム楽園を作る!~ (Miel)
あまり注目されていないながらも、異世界系でまずまず結果を出しているMiel。今回は女神2人を性奴隷にして、冤罪に陥れようとした者たちに復讐するという、スカッと系。前走と比べヒロインが減ったのは寂しく見えるが、お台(価格)も安くなっているだけに仕方ないだろう。後は騎手がみな本に変わったのがどうでるか。過去サキュバス種付けパークに騎乗した赤木リオと比べるとやはり割り引き。その影響を最小限に抑えられればいいが、本賞金(データ数)の少なさに悩まされている厩舎だけに、結果として成績に響いてきそう。
期待度 ★★☆

メスつまみ3 ~しっかり年下妻とおっとり年上妻とのエロハメ肉欲性活~ (Anim)
新母系(シリーズ)のメスつまみになってから、成績が低下してしまったAnim。凡走の原因が掴み切れないのが厄介だが、今回鞍上の紅葉-Kの相棒をベテラン相川亜利砂に変更したのがプラスに出て欲しいところ。ヒロインの元ヤン妻とおっとりお嬢さま人妻のニックスはなかなか魅力的。ダメ夫に悩むヒロインに付け込んで、寝取りを働く主人公というのは背徳的に見えるが、最近のこの母系はもはや和姦系といってよく、寝取りにつきものの背徳的要素がんほとんどないのがどうでるか。抜きに関しては文句ないとしても、その点が最近の不振の主原因となると今回も厳しく思える。
期待度 ★★☆

ゆまほろめ 時を停めた館で明日を探す迷子たち (Lump of Sugar)
入着はともかく上位には一歩足りないといった角砂糖厩舎だが、前走のまどひ白きの神隠しは久々に馬券圏内を窺う成績。その勢いで今回も上位進出を狙いたいところ。トレーナーはねこツク、さくら。からトレーナー(ライター)陣に加わった中島大河で、基本的に複数トレーナーを敷く角砂糖厩舎には珍しく一人で手掛ける。騎手得意の獣耳ヒロインを主役にした館ものだが、追い切り(体験版)を見る限り、閉鎖空間ものには付き物の緊迫感が乏しいのは気になる。萌えは当然高いものを持つが、肝心の謎解きの点で興味を与えないと、最後まで保たない。手薄なメンバーから人気を集めそうだが、意外と苦戦しそうな気がしてならない。
期待度 ★★★

(本紙の見解)厩舎スタッフの魅力からアマエミ -longing for you-が断然と見ていたが、追い切りの動きで不安を露呈。これなら母(本編)が走った魔法少女消耗戦線 another record -ちいさきものたちのゆめ-の力が明らかに上だ。もちろんアマエミ -longing for you-も見限れず、2番手評価に。ただこれなら他の馬でも充分連下で狙える。前走ようやく力のあるところを見せたSLEEPLESS Nocturneに、抜きに関してなら最上位評価の虜ノ翼 ~舞台裏で淫らに踊る処女人形~。雰囲気が魅力の空の青と白と/瞬きの夏も差はない。本命馬と同型で評価を落としたが神聖昂燐ダクリュオン・ルナ ~堕聖母誕生~も強烈な幼馬(ロリ)凌辱で上位を窺う。  

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2022年05月16日

5月の発売予定表から

GWが終わりクラシック戦線真っ盛り。残念ながらフルゲートに満たない頭数ながら、期待されている人気馬がようやく登場。年度代表馬級の活躍を望みたいところだが、伏兵どころも多数出走して意外に馬券は絞りにくい一戦。果たして人気通りの決着となるのか、それとも大波乱で高配当が飛び出すのか楽しみです。

(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


〇蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2 (sprite)
完全新馬(作)としてはおよそ5年ぶりとなる、蒼の彼方のフォーリズム母系(シリーズ)。全姉のEXTRA1は下級生の真白がヒロインだったが、今回は母(本編)の真のメインヒロインといっていいみさきが務める。真白と比べて萌え要素は少ないだろうが、その分シリアスな展開もプラスされるのではないかと期待。心配されるのはヒロイン1人の割りにお台(価格)が低価格をはるかに超える設定となっていること。、もちろん年月が経っているだけに全姉と同じお台では厳しいのは理解できるが、これだけ違いがあると厩舎(メーカー)のコメント以上に内容で頑張ってもらわないと厳しい。逆に言えば不安はそれくらいで、実績に関しては折り紙付きだけに、そこさえ乗り越えれば首位争いも狙える。
期待度 ★★★★

◎AMBITIOUS MISSION (SAGA PLANETS)
金色ラブリッチェ以来久々にサガプラとさかき傘がタッグを組む。いま競馬(エロゲー)界で一番頼りになるトレーナー(ライター)の一人であるさかき傘なだけに、金色ラプリッチェと同等の力を見せれば首位は固い。追い切り(体験版)もさかき傘らしい軽快な脚捌き(テキスト)で一安心。さかき傘といえば、グランドシナリオになるとやや空回りする印象はあるが、それを含めても能力的には一枚抜けている。今回相手は曲者揃いだが、それでも負けは許されない。本命視は当然だ。
期待度 ★★★★

一途な(処女→)彼女と恋したい ver.広橋るな (ういんどみるCOSMOS)
ういんどみるの安馬(低価格)部門として開業した初戦の一途な(処女→)彼女と恋したいは首位争いとまではいかなかったが、まずまずの成績で老舗の底力を見せた。今回は全姉(前作)で脇役だったるながヒロインに昇格。ギャル風の外見だが、馬名(タイトル)どおりの一途な性格というギャップが見どころ。トレーナーがlight系列のcampusでまずまずの馬を手がけた恒石涼平で、実績的には上積みを見込める。全姉があまりに王道だっただけに、どう変化を付けるかがポイントも、あまり変化をつけすぎてストライクゾーンを外してしまうという愚を犯さなければ、それなりに期待は出来そう。
期待度 ★★★

弟くんチョー好き99時間甘えなさい! (コンフィチュールソフト)
お兄ちゃんチョー好き99時間エッチしよ!の全妹(続編)。当然ヒロインは違うが、血統(設定)はほぼ同じで、2人の姉が主人公相手にひたすらHするというのが予想できる。騎手は姉と同じ秋野すばるだが、ヒロインの魅力は姉に比べてやや欠けるように見える。tone work'sの月の彼方で逢いましょうと同じ騎乗は望めないかもしれないが、少なくとも前走くらいの騎乗の冴えは欲しい。根強いファンが多い姉系といっても、前走から考えるとテンションは上がらない。
期待度 ★★

オトカノ ~おとうとの彼女が文系で強め!?~ (North Box)
過去メイビーで数々のバカ系名馬を手掛けた箒星だが、久方ぶりに復帰したevoLLの2頭では凡走。今回厩舎がNorth Boxに変わりメイビーと同じくH動画(アニメ)を売りにするという共通点があるだけに、変わり身に期待したい。といってもこの厩舎の主戦トレーナーはデビュー戦を手掛けたC6Cの可能性が強く、箒星はサブと見た方がよさそう。ヒロイン2人の性格が入れ替わるという血統(設定)はいかにも箒星が得意としそうだが、メイビー当時のドタバタな笑いを再現できるかどうか。巨乳ヒロインの魅力はありそうだが、厩舎の実績を考えるとそこまで強気には押せない。
期待度 ★★☆

△恥辱の制服2 (BISHOP)
厩舎開業20年を越す凌辱系で最古参に入るBISHOPだが、安定さは失っていない。その要因の一つが厩舎初期から主戦騎手を務める水島☆多也の手腕で、今回最近ずっと脇を固めてきた赤木リオは失ったが、それに代わるのが凌辱系で長く活躍する金目鯛ぴんくなら遜色ない。クズ主人公が制服美女を凌辱するという相変わらずの血統(設定)だが、ヒロインが社会人で年齢が高めなのが特徴。どちらかというと学園を舞台とする凌辱を得意とする厩舎が、どのように仕上げてくるのか不安と期待が半々。この厩舎らしくガチ凌辱でなく、恐らくヒロイン即堕ちに近い温めな仕上げだろうが、社会人のヒロインとの相性がどうかがポイント。、といっても凌辱系なら安定度は随一の厩舎だけに上位を狙える力はありそう。
期待度 ★★★

△ナマイキJKライブラリー (DESSERT Soft)
トレーナー(ライター)十全を起用して結果を出しているDESSERT Softの最新馬。今回は騎手(原画家)を了藤誠仁から複数起用に変更。ヒロイン3人にそれぞれ担当を配するという布陣。最近結果が出ていない一葉モカは新鮮味は少ないが、こういった抜き系では目新しいうすめ四郎・わたがしゆいが騎乗するのは惹かれる。といってもこの馬のセールスポイントはやはり十全がどのような仕上げ方をするか。中年おじさんが女子校生にからかわれるといった展開が気になっていたが、それに主人公が復讐するといった凌辱系によくある展開ではなく、実はヒロインの行為の裏返しというのは少し出来すぎていて不安。といってもそこは軽快な笑いで気にさせないと予想。ヒロインを3人に絞ったためハーレム展開のバカバカしさが少し薄まりそうなのは心配も、実績から上位に食い込んでくるか。
期待度 ★★★

△ネコと女子寮せよ! (CUBE)
神様のような君へがまずまずの結果だったCUBEだが、海と雪のシアンブルーは期待に応えきれず。今回トレーナーが同じ双葉亮一というのが一番の懸念材料。それでもこの馬が注目されるのは、新人騎手こるりのデビュー戦ということ。地方(同人)では名の知られた騎手に目を付けたCUBEの眼力はさすがで、萌えに関しては上位ランク。雰囲気についても良さそうだが、それを生かしきれないのがCUBEの馬の多くで、主人公の持つ「魔法」の存在が空気になってしまいそうなのが気がかり。勝つには一歩足らないだろうが、押さえなら。
期待度 ★★★

ハジラブ -Making*Lovers- ミニファンディスク Vol.02 小唄&初穂編 (SMEE)
ハジラブの直仔(FD)の2頭目。母(本編)がSMEEにしては期待外れに終わっていたためか、全姉(前作)の桜子&結衣編も入着にようやく手が届いたかといった成績。トレーナーもSMEEの主戦で厩舎を上位に押し上げた早瀬ゆうは絡んでいないのはマイナス。母の大ファンでなければ、恐らく手は出せないだろう。
期待度 ★★

▲ははむす ~落ちぶれ貴族の母と娘~ (boot UP!)
最近マンネリ感漂うboot UP!で、成績も本賞金)データ数)も低空飛行。そんな厩舎が打った手はファンタジー世界への路線変更。あねいも ~アイとHのステップアップ~以来20年近く続けてきた血統(母系)を変えるという厩舎の意気込みは買える。もちろんエロがまるっきり変わることはなく、この厩舎では定番となっている親子丼などのシチュは健在。ベテラントレーナー長野ヒロユキだけに造り込まれた世界観(血統)にも期待したい。大きな変わり身を見せる可能性は少なくないと見た。
期待度 ★★★☆

Reactance -不都合な真実- (EvilHeal)
厩舎開業初戦ということであまり注目はされていないが、騎手は凌辱系の名手ティータ.Jなだけに軽視はしたくない。主人公が住むマンションに引っ越してきたヒロインと深い関係になるが、そこに秘められた謎が主眼。といっても恐らくミステリー調の味付けはなく、ただ登場人物が感情のおもむくまま行動した結果に過ぎないと予想。ただメインヒロインが他のヒロインとどう絡むのがが好走のカギ。安馬(低価格)にしてはサブを含めたヒロイン数が多いのも魅力。凡走の可能性は高いだろうが、騎手の手腕を生かした抜き系として考えれば悪くないが、今回は相手が骨っぽいだけに厳しい。
期待度 ★★☆

△保健室のセンセーと小悪魔な会長 (Citrus)
保健室のセンセー母系(シリーズ)の3代目。2代目のゴスロリの校医は初代ほど走れなかったが、敗因は正直はっきりしない。今回のヒロインは生徒会長となり、校医とはいえ教師と生徒の関係となると、ある程度の説得力が必要。幸いヒロインはかなり魅力的で萌えに関しては充分上位。といってもこれまでのヒロインと比べ主人公との関係がそれほど深いものでないだけに、どうまとめてくるか。トレーナー(ライター)がなかひろだけに不安は少ないが、前走から勘定すると連下が一杯かも。
期待度 ★★★

魔王が現代世界に転生したらおっぱいを愛でなくてはならなくなった件 (わるきゅ~れ)
凌辱×バカのニックスで定評のあるわるきゅ~れ。時に大駆けする馬が出現するが、その確率が低いのが狙ううえで困る点。騎手はこの厩舎では初起用となるHisasiだが、能力は過去の騎手と比べ劣るものでない。異能力を失い最弱モンスターのスライムを愛でることで呪いをやり過ごしてきた魔王が、現代世界に転生してしまいスライムの代わりに巨乳を愛でるというどこから見てもバカ系。どう見てもヒロインの方が魔王より強く見えて仕方ないのだが、そこにツッコミを入れるのは無粋なのだろう。ただこうした逆転生ものに成功例が少なく、最近好走の少ないわるきゅ~れだけに上位に食い込む可能性は低そう。
期待度 ★★

(本紙の見解)意外に混戦模様だが、それでもAMBITIOUS MISSIONの力が一枚抜けている。次位探しが焦点といっていいだろう。順当なら蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2だが、お台の高騰がどう作用するかが問題で、内容に見合わないようだと思わぬ凡走も。不気味なのはははむす ~落ちぶれ貴族の母と娘~で、中世ファンタジー系としてWaffleの巨乳ファンタジーのようなムードを感じさせるだけに怖い。前走が意外と走れなかった保健室のセンセーと小悪魔な会長の巻き返しに、ハーレム抜き系で定評あるナマイキJKライブラリー。凌辱系の安定勢力恥辱の制服2も差はなく、他にも展開一つで上位に食い込めそうな馬もいて意外に混戦ムードだ。  

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2022年04月17日

4月の発売予定表から

GW前とは思えない出走登録数に記者としては悲しいというより唖然としてしまいますが、これが競馬(エロゲー)界の現況とあきらめるしかないところ。抜けた人気馬の存在が見当たらないのも寂しさをより募らせますが、予想が難しくなるのも記者には苦しい。果たして先頭でゴール板を駆け抜けるのはどの馬でしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


▲乙女とふれあう、ひとつ屋根の下 (ensemble SWEET)
ensembleといえば女装潜入もののイメージが強いが、姉妹厩舎のSWEETでも定番となっていくとなると、どう差別化を図るかが気になる点。騎手がこの厩舎では初騎乗となるGo-1で、これまでこの母系(シリーズ)を担ってきた武藤此史と比べて格落ちに見えるのは否めない。女装潜入ものでは好走のカギとなる主人公の魅力だが、小説家という浮世離れした存在の主人公に果たして数多い寮生を目配りしなければいけない寮母といった職業が務まるかどうかがまず気になる。そういったツッコミを無視すれば、トレーナーを務まる水瀬拓末の手がける馬が最近堅実な成績を残しているのは強み。マイナス点の少なさで上位を虎視眈々と狙う。
期待度 ★★★

神楽黎明記 ~ましろの章~ (でぼの巣製作所)
もはや限られた厩舎ファンしか相手にしていないといった体のでぼの巣製作所の定番母系(シリーズ)だが、過去競馬界を席巻した山本和枝の実力を知る古参記者からすると、あえて殻に閉じこもってしまった印象のある現況は寂しい限り。今回ヒロインを務まる巫女は幼馬(ロリ)タイプのましろで、これまでの凌辱性がより強まって見える。といってもこれまで長く続いてきた母系だけに大きな変わり身はなく、バッドエンドが装備されたといってもそれほど影響はなさそう。今回も賞金(データ数)については気にせず、独自の戦いとなりそうだ。
期待度 ★★☆

クールな佐久良さんは意外とエッチに興味津々です (SUKARADOG)
前走の家出ギャルを拾ったので育ててみたがそこそこ話題となったSUKARADOGだが、その話題もネガティブ方面ばかりでは救われない。騎手の代官山ゑびすは中央(商業)競馬(エロゲー)初騎乗ながら、なかなかの手腕を見せただけにもったいない限り。脚元(システム)不安が主な敗因だが、お世辞にも走り(シナリオ)も褒められたものでなく、トレーナー(ライター)が変わらないとなると、変わり身の可能性は限りなく低い。金髪ヒロインの前走から、黒髪・クールへと変わった効果もどこまであるか疑問。見送りでいいだろう。
期待度 ★☆

搾精病棟 ~邪悪なるお局ナースが潜む病院で調教生活~ (だーくワン!)
ネクストン系の凌辱専門厩舎だーくワン!の最新馬。搾精病棟 ~性格最悪のナースしかいない病院で射精管理生活~の全妹(続編)で、性格が悪いナースに痛ぶられるという血統(設定)は同じ。今回はどんな凶悪なナースが登場するかが注目で、騎手にネクストン系で実績あるぎん太郎に凌辱系で長く活躍する吉野恵子を起用。特に吉野恵子はナースものとは手が合いそうで期待が持てる。ただ前作も思ったほど上位に食い込めなかったように、この母系の持ち味は独特のギャグにあり、抜きに関しては今ひとつ。ラシックス(声優)に車の人がいるのは驚きだが、それが抜きに力をいれていない証左と見る向きも。記者的には注目しているが、重い印をつけるのは難しい。
期待度 ★★☆

△D.C.4 Sweet Harmony ~ダ・カーポ4~ スイートハーモニー (CIRCUS)
もはや始祖(初代)をプレイしたファンがどれだけ生き残っているかが気になるダカーポの最新馬。ダ・カーポ4~ プラスハーモニーの直仔(FD)で、母はまずまずの走りだったものの、一流馬には足りない成績。それでもヒロインの可愛さに関しては間違いなく、萌えだけなら出走メンバー中最上位。ただ先代のダ・カーポIII アール~ X-ratedは直仔(FD)で、大きく成績を落としているのは気になる点。ただダ・カーポIII アール~ X-ratedはかなり走った馬であり、一流馬手前の成績で終わったダ・カーポ4~ スイートハーモニー ならば、ヒロイン萌えを武器にすればそこまで成績は落ちないのではないかという計算も成り立つ。今回メンバーが甘いだけに恵まれれば入着以上の成績があるかも。
期待度 ★★☆

△姫と婬欲のテスタメント (Escu:de)
最近のエスクードでは最も出世した馬といっていい姫と穢欲のサクリファイスと同血統(設定)の馬。騎手で引き続き騎乗するのは蒼瀬だけだが、トレーナーは厩舎所属の薄迷に加え、シャア専用◎・assaultといった凌辱系に実績あるベテランを配し、上積みはありそう。メインヒロインのシルフィア姫が前走に比べやや幼くみえるのがどうかだが、そこは差別化を図ったと好意的に見たい。肝心の調教部分だが、追い切り(体験版)が未公開で不確かな部分が多いが、最低限の能力は備えていそう。今回少頭数で抜けた存在が見あたらないだけに、時計が遅くなれば上位に食い込めるかも。
期待度 ★★★

〇フタマタ恋愛 (ASa Project)
レベルの高い笑いで競馬(エロゲー)界に独歩の地位を築いたアサプロの最新馬。厩舎を率いた天都が裏に回り、八日なのかがトレーナー(ライター)に変わってからも、成績が落ちていないのは頼もしい。ひとつ飛ばし恋愛から、恋愛の本線からわざとずらした血統(設定)を用いるアサプロだが、今回は恋愛萌え系では禁断の二股恋愛を全面に押し出す。不安なのはトレーナーが八日なのかに変わってから、主人公のダメ度合が強くなってきた点。ダメ主人公が二股膏薬をする馬が楽しめるわけなく、この点だけを捉えれば消したいくらい。ただ恋愛、借りちゃいましたもそうだったが、馬名(タイトル)の二股が額面どおりでなく、単なるアクセントに終わるなら大きなマイナスにはならないかもしれない。追い切り(体験版)も短いところしか追ってなく、不安要素は解消されない。メンバー的には上位評価は当然だが、意外な凡走もあるかも。
期待度 ★★★

◎間宮摩美は癒やしてあげたい (Argonauts)
アルゴノーツの新母系(シリーズ)は、全ヒロインがサキュバスという搾精もの。ただ副題に癒やしてあげたいとあるように、主人公が責められ続けるといったタイプではなさそう。前母系と違い、陰鬱さの影もなく明るい和姦抜き系で、最初に登場するヒロインも定番ながら、主人公に愛情を持って尽くすタイプ。よくあるサキュバスものとは違うが、アルゴノーツのファン層からは支持されそう。新母系の先鞭をつけるだけに、いいところを見せたいところだが、これまで入着一歩手前といった成績が続くだけに、本来なら買いかぶれない。ただ今回があまりにメンバーが甘い。ヒロインの魅力と抜きで金星を挙げる可能性もありそう。
期待度 ★★★

ゆびさきコネクション ミニファンディスク Vol.02 夏歩&伊織編 (HOOKSOFT)
好走したゆびさきコネクションの直仔(FD)。HOOKの直仔は馬体重(容量)不足で凡走することが多く、全姉の悠月&美琴編も母の成績からすると物足りない成績に終わっている。ヒロイン人気は今回の伊織が高いようだが、凡走の原因が人気の高低でないだけに今回も期待しづらい。この馬のファンにはたまらないかもしれないが、単勝(人気投票)は売れても、結果に結びつかない現況から見送りで。
期待度 ★★

(本紙の見解)断然人気となりそうな馬が見当たらず混戦模様。本来ならここで主役を務めそうなフタマタ恋愛だが、追い切りの動きが今一つで割引。消去法になるが間宮摩美は癒やしてあげたいを本命に押す。ここまで結果が出てないアルゴノーツの馬だが、今回は勝機。もちろん潜在能力からフタマタ恋愛も見限れず対抗視。ここまで相手が甘ければ乙女とふれあう、ひとつ屋根の下が浮上する可能性は充分。騎手変更の影響さえなければ、待望の勝利も可能。時に大駆けあるエスクードの姫と婬欲のテスタメントも不気味な存在。人気母系のD.C.4 Sweet Harmony ~ダ・カーポ4~ スイートハーモニー搾精病棟 ~邪悪なるお局ナースが潜む病院で調教生活~も穴なら。  

Posted by 7月の魚 at 09:28Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2022年04月08日

ゲームの感想というか、ただの昔話

確かある天鳳位が「天鳳でラスを取ったときは、連続して打たない。」「ラスを取ったときは気分転換に別のことをする。」といった類の発言をされたかという気がして、ぼくもそれを実践したところ、不思議にもクロガネ回姫譚 -絢爛華麗-がアッという間にクリアできてしまいました。
それくらい先月は天鳳は不調だったのですが、それはともかく、さかき傘らしい読みやすく先を進めたくなるシナリオの牽引力があってこそ、ぼくにしては早いクリアになったのではないでしょうか。

(ここからネタバレ)

プレイ順は伏姫⇒天国⇒玉綱⇒祢々⇒虎鉄⇒回姫譚ルートの順。ただなにげに一番お気に入りなのが平ルートだったりする。
現在ロシアのウクライナ侵攻がクローズアップされている時勢で、ロシア軍の話を面白がるのはどうかと思わないでもないのですが、まあパラレルワールドのことですから許して欲しい。つまり、この物語の世界は第二次世界大戦で日本の無条件降伏の前に、連合国で9.11をもっと過激にしたようなテロが各地に発生し、なしくずし的に戦争が終結した世界。被害を受けなかったソ連が世界をリードする形になったとの事ですが、そうすると、特に北海道あたりはソ連に侵略されているような気がしないでもないですが、そこは日本にひたすら都合よく外交が進展していったという世界。日本は金融で世界を牛耳る形となり、外交は軍隊による正面戦争でなく、国家間は情報戦やテロによる戦いが主となっているという世界。

まあこのあたりの設定に対するツッコミは、このゲームを楽しむにおいてはマイナス方向にしかならないので置いておくとして、このゲームで個人的に面白くかつ懐かしく感じられたのは、主人公たちが通う学園の所在地となっている鏡ヶ原市のこと。
これは明らかに岐阜県各務原市のことを指していると思うのですが、この各務原は亡くなったぼくの叔父が暮らしていた街で、仕事でも何度も通った土地勘のあるところ。自衛隊の基地や航空宇宙博物館などもよく商用車で通って見かけた懐かしい場所。ゲームに登場する川島PA(アクアトト岐阜)を模した施設も東海北陸自動車道完成前から付近を通っていて、馴染みの深い建物。(ちなみに川島PAは現在は各務原市にあるのですが、ぼくは合併前の川島町にあったというイメージが強くて、各務原市というイメージはなかったりします。その旧川島町は木曽川の中州にある町として一部で有名で、人通りがなくよく車の中で仮眠を取っていた場所でした。)
そんな旧川島町を除く各務原市は、JR高山線や名鉄各務原線の那加(新那加)駅や市民公園前近辺から北部にかけては住宅地や商業地が広がっていて決して田舎といったイメージは当時でもなかったのですが、国道21号バイパスから南に行き木曽川を囲む地域は古くからの集落や、市が誘致した工業団地がある以外は農地が広がっていて、確かにゲームに登場するような風景があったような記憶があります。もう10年以上も当地には行ってないのですが、ただ当時とは恐らく風景も変わってしまったと思います。ぼくのイメージでは航空宇宙博物館の周囲はラブホと農地や耕作放棄地しか見当たらなかったですから・・・

閑話休題。そんなこのゲームですが、ヒロインのルートは大なり小なり楽しめたと思います。主人公は復讐から自分の姉や親しい人をテロで屠った組織を追い、そしてクロガネと言われるテロ抑止組織に身を投じるのですが、主人公の強さはチートといってよく、周囲のヒロインたちも魅力に溢れています。ぼく的には玉鋼が一番お気に入りですが、他のヒロインも甲乙つけがたい。ただそんなヒロインのルートをすべて終えた後にプレイすることになる、解決編というべき回姫譚ルートは正直買えなかった。
というのも、この回姫譚ルートは個別ルートのすべてがなかったことにされるのですね。
これをご都合主義と言い切るのは酷かもしれませんが、なぜそう思ってしまうのかというと、ヒロインのおまけシナリオがすべて回姫譚ルートで修正された世界で、主人公とヒロインが結ばれたルートとなっているのです。

ぼくとしては、ヒロインと危機をくぐりぬけて結ばれたあの個別ルートの後日談を見たかったと思うのです。回姫譚ルートはあれで独立させておけばよくて、あの後のおまけルートを作るのなら、伏姫や天国といったヒロインの個別おまけでなく、大団円的なお祭りのようなシナリオで良かったと思うのですね。

(総括)

なにか着地に失敗した印象が強いゲームなのですが、それでも個別ルートについては楽しめて充分良作の範疇に入ると思います。ぼく的には各務原市の情景が思い出されて、10年いや20年ぶりに行ってみたくなりました。けど今回はほんと思い出話ばかりですみません。年寄りになると昔話をついしたくなるというのは本当のことなのですね。  

Posted by 7月の魚 at 04:25Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2022年03月18日

3月の発売予定表から

暖かくなってきた気候とは裏腹に、競馬(エロゲー)界はまだ氷河期が続いているような気象。今レース(月)も目立つ人気馬の存在はなく寂しく感じられる一戦ですが、閉塞感を打破するような馬(ゲーム)に登場してもらいたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


アイキス3 sexy (戯画)
戯画で長く続く母系(シリーズ)となっているキス系。今回はアイキス2の直仔(続編)となるが、新ヒロインが増えて、旧ヒロインの扱いがどうなるかがカギ。ここまでヒロイン数が増えると、各ヒロインのストーリーは短くなりがちだし、アイキス2自体走った馬でなく割り引かざるを得ない。ヒロインの可愛さは相変わらずだし、馬名(タイトル)にあるsexyを全面に出しての抜きに力を入れるなら上積みも可能かもしれないが、そこまで割り切れるか疑問。今回も入着が一杯か。
期待度 ★★

△アンレス・テルミナリア (Whirlpool)
近走安馬(低価格)ばかり走らせてきた渦巻厩舎が、久々に高馬(フルプライス)を登録。騎手はすっかりこの厩舎の主戦格となった水鏡まみずで、成功したPieces/渡り鳥のソムニウム の再現を狙う。渦巻厩舎というとヒロインの可愛さの反面、平板な走り(シナリオ)というのが定番となっていたが、Pieces/渡り鳥のソムニウムは厩舎開業以来初めて走りで評価されたと言っていい。それが偶然によるものか、今回で試されることになる。トレーナーはこの厩舎ではお馴染みの近江谷宥で、雰囲気は相変わらず良さそう、ただ追い切りを見る限り、血統(設定)は凝っていそうに見えて、深みに欠けるように感じる。それなりに走れそうに思えるが、大きな期待となるとやや不安。実績から人気になりそうだが、やや割り引いて考えたい。
期待度 ★★★

〇神様のような君へ Extended Edition (CUBE)
CUBEでデビュー戦の夏ノ雨に続く成功を収めた神様のような君への直仔(リメイク)。海外(全年齢版)で追加されたヒロインのHシーンを含め、走り(シナリオ)を全面的に変更したヒロインのルートもあるなど、父(本編)を購入したファンにも対応できるだけの物を持っている。父はトレーナーが3人いて、ルートによって当たり外れが大きかったが、今回の手直しでその差は着実に埋まるだろう。そう考えると父の成績から前進するのは必至だし、机上の計算で首位争う出来るだけの力は持っていると予想。本命馬と比べて見劣りは感じられず逆転も充分見込める。
期待度 ★★★★

ガチャ神様の言うとおり! (WendyBell)
ときに大駆けする馬を輩出するWendyBellだが、近走は鳴かず飛ばず。今回厩舎の主戦騎手格となっている白井一片に鞍上に迎えたが、藤枝卓也と組んだ3戦は結果が出ていない。今回トレーナーを鳥に変更して変わり身を狙うが、新人トレーナーだけに大きな期待まではどうか。不幸続きの主人公の下に、願いを叶える神様がやってくるといった血統(設定)はよくあるが、その神様の姿が、主人公の片思いの相手とそっくりというのが目新しい点。その変化球がどの程度効果を発揮するかどうかだが、着順を大きく詰めるほどでなさそう。騎手の能力が大きく伸びているのは好材料だが、それだけでは厳しい。
期待度 ★★

▲戦国†恋姫EX壱 ~奥州の独眼竜編~ (BaseSon)
BaseSonが恋姫†夢想母系(シリーズ)に続く柱として出走させた戦国†恋姫だが、その後、一向に続く馬が出ずこのまま埋もれていくかと心配していた。ここにきて出走の運びとなったものの5年以上の空白が開いただけに、どれだけ先代を覚えているファンがいるかがまず不安視される。といっても先代と違い今回は戦国時代の東北地方が舞台となり、年代も少し後ということもあって、別の馬として見た方がいいかもしれない。お台(単価)は高馬(フルプライス)でなく一見馬格は小さく思えるが、Hシーンのるヒロインは複数いるようで、そのサービス精神は買っていい。佐竹義重や最上義光が大きく扱われるというのは珍しく、果たして東北の戦国時代をどこまで描けるかが注目だが、先代のように歴史面で深く語られることはなさそう。それでもヒロインは魅力十分で、この相手なら充分上位に食い込めるだろう。
期待度 ★★★☆

南国プリズン 〜漂流した無人島が子作りしないと出られない島だった件〜 (evoLL)
一時代前と見まがうような雰囲気で、カルト的なファンを集めるevoLL。当然競走成績は散々だが、この厩舎の目指すものはそんな小さなものでないのかもしれない。今回手綱を握るのは羽鳥ぴよこで、過去人気厩舎に起用されたことを考えると、最近の騎乗実績は寂しい。今回の起用も羽鳥ぴよこからすると格落ちは否めないが、それでもいい仕事を見せてもらいたいところ。ただ過去の騎乗馬と比べると毛色(CG)の悪さは明確だし、トレーナー(ライター)の池かなたの実績も目立つものがない。今回も苦戦を強いられそうだ。
期待度 ★☆

△女体でもてなす接待旅館 (Guilty`Dash)
Guiltyの安馬路線で開業したDashだが、これまで4回走って結果は出ていない。本家と比べて凌辱度が薄く方向性が定まっていない印象を受けるのが不振の原因と見たのか、今回は鞍上にティータ.Jを迎えて凌辱度を強めてきた。実家の旅館が半ば売春宿に変貌しているのに驚くヒロインだが、旅館を守るため自ら肉体を提供するという展開はありがちだが、騎手の手腕もあって抜き度に関しては文句なし。ただお台(単価)が示すように、内容は薄そう。これまでのこの厩舎の不振の原因は出走馬の馬格(容量)のなさと記者は見ていて、安馬なりにファンを満足させられるかが一番の課題。過去の出走馬と比べて能力は一番ありそうだが、馬券対象圏内に食い込めるかとなると微妙に思える。
期待度 ★★★

姫宮さんはかまいたい (プレカノ)
となりに彼女のいる幸せ母系(シリーズ)が一段落したねこにゃんが新たに挑むのが今回。これまでのプレカノの所属馬と同じくヒロインとのイチャラブオンリーで起伏した話は望めないだろうが、反面ヒロインの魅力を押し出せれば上位進出も可能。ねこにゃんの黒髪先輩ヒロインは過去騎乗した名馬に印象深いものがあって、そのヒロインたちに魅力が迫れるかが成功のカギ。ただこの厩舎の弱点である安馬(低価格)相応よりも下回る馬格という点が解決できないと、首位争いは望めない。今回も入着争いが精一杯か。
期待度 ★★☆

◎保健室のセンセーとゴスロリの校医 (Citrus)
Citrusの保健室のセンセー母系(シリーズ)2代目は、馬名(タイトル)が示すようにゴスロリヒロインが主役。時系列では先代(前作)に続いてということで、先代のヒロインであるシロバナは一歩引いた形になる。そんな中で新ヒロインのオトヒメがどのような存在感を出せるか。ゴスロリヒロインというと毒舌というイメージがあるが、果たしてやや達観したところのある主人公にどう接していくのか注目される。先代は雰囲気やヒロインの可愛さは定評があり、トレーナー(ライター)もなかひろだけにまず大外しはしないだろうし、今回有力馬不在なだけに安馬(低価格)ながら一気に主役を務める可能性は高い。
期待度 ★★★★

ヤンデレ妹に愛されすぎて子作り生活 (すふれそふと)
異世界(小説・漫画)の血統(設定)を競馬(エロゲー)に導入してきたすふれそふとだが、これまで上級馬として成功した例は皆無。今回は栗栖ティナの人気血統を導入してきたが、実績あるトレーナーでも結果がでなかっただけに、変わり身の効果となると疑問。しかも栗栖ティナ本人でなく玉沢円・風間ぼなんざがトレーナーを担当するようでは導入効果は薄い。騎手の森山しじみはLass Pixyで活躍していて、中央(商業)競馬の実績は上だが、ヒロインの雰囲気が変わってしまっているのもマイナス。これでは勝負にならないだろう。
期待度 ★☆

勇者を引退してよろず屋をオープンしたけど、なぜかアダルトグッズに人気が集中している件。 (onomatope* raspberry)
異世界血統(設定)は数多く出走してきたが、最近はそれに派生した世代も登場してきた。この馬もその一例で主人公が勇者として魔王を封印した後の話。馬名(タイトル)を額面通り受け取れば、元の世界に帰れなくなった主人公が開業した大人の玩具屋に、獣人ヒロインが群がるといったものだが、それだけでは出オチで終わってしまうだけに何か一工夫が欲しい。ただこの馬、高馬(フルプライス)だけでなく、ヒロイン別に分割で出走させるところを見ると、例えば終盤封印した魔王が蘇るといった展開はまず起きないだろう。永山ゆうのんが抜き系馬に初騎乗するというのが一番の魅力だが、悪くいえば買える材料はそれくらい。久々にベテラン武藤礼恵が調教(シナリオ)手がけるのも注目されるが、大きなプラスといえず見送り。
期待度 ★★

△凛とした最愛妻は、人知れず淫乱ら妻へと堕ちて ~他の男を受け挿れ拡げられた濡れ穴は、もう俺のモノでは埋められない~ (ANIM.teamMM)
最近堅実な成績を残していたANIM.teamMMだが、前走は思わぬ凡走。ただ敗因がはっきりしないのが厄介で、NTR自体がマンネリ傾向にあるのかと不安になってくる。今回トレーナーにベテランのシャア専用◎が復帰。騎手のうん=食太郎の能力に陰りが見られないだけに、巻き返しは可能と見る。気になるのはヒロインの魅力がやや足りなく見えるのと、ラシックス(声優)が前走と同じという点。そう考えると変わり身があっても小幅なもので、一気に首位を争うまでは見込めず、連穴までか。
期待度 ★★★

リンパに ATATA! ~メス牡蠣ミルクどぴゅらっしゅ♥ ~ (Hending)
厩舎開業から悪くない成績を残しているHending。厩舎スタッフは毎回変えていて、所属馬の傾向に一定性はないが、凡百でない馬を出走させてくる点については評価したい。ここ2走はあかべぇ系列厩舎で実績を積んだ秋空もみぢ・浅海朝美といった騎手に依頼してきたが、今回は新人のこくとを起用。キャリア不足の心配はあるが、そこは動画(Hアニメ)の導入で補填するつもり。抜きに関しては上位評価を付けていいが、気になるのはトレーナーが新人という点。これまで和泉万夜・中島大河といった起用してきただけに、新人トレーナーで果たして同様の仕上がりが求められるかどうか。生意気なヒロインにお仕置きという脚質だけに仕方ないとしても、ヒロインの魅力が近走と比べて劣るように見えるのも厳しく、入着が一杯か。
期待度 ★★☆

(本紙の見解)上位拮抗のメンバー構成だが、保健室のセンセーとゴスロリの校医を本命に推す。なかひろの安馬はこれまで走っていないということで、姉(前作)は印を軽くしてしまったが、記者の不明を思い知らされた。その前走同様の走りが出来ればここでも首位争いだ。神様のような君へ Extended Editionも差はない。カントクが久々に手綱を握った父(本編)は見どころ充分な走りだったが、荒いところも目立っただけに、それを修正できるなら本命馬と一騎打ちに持ち込める。戦国†恋姫EX壱 ~奥州の独眼竜編~も不気味な存在。ヒロインの魅力は間違いなしに高く、走り(シナリオ)さえまともなら単穴以上の評価も。この3頭の争いに割って入るならアンレス・テルミナリアだが、追い切り(体験版)の評価は平凡。潜在能力は高そうだがそれを生かせるかは微妙。あと1頭なら凛とした最愛妻は、人知れず淫乱ら妻へと堕ちて ~他の男を受け挿れ拡げられた濡れ穴は、もう俺のモノでは埋められない~ 女体でもてなす接待旅館といった抜き系勢だが、逆転までは厳しそう。  

Posted by 7月の魚 at 23:30Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2022年02月21日

園田プロの著書を読んで気づかされたこと

昨年発売された園田賢プロの「魔術の麻雀」をようやく手に入れることができました。
初年度の頃と比べると、最近はあまりMリーグを見ることはなくなりました(途中で寝オチすることが多いので)。それで初年度の活躍ぶりが目覚ましかった園田プロの次年度の成績が低迷したと言われてもにわかに信じられないのですが、そんな園田プロの雀風はというとぼくの対極の位置にある気がします。そんな園田プロの著書を読んでも得るところは少ないような気がしないでもないですが、自称メンゼン派を名乗るぼくでも園田プロのyoutubeでの思考は非常に参考になるし、視野を広げるためにも購入して損はないと見たのです。

ただこの本を読んで強くなった気がするかと言われると、その前に読んだリツミサンの問題集と比べて小さかった気がします。というのも園田プロの思考にぼくの雀力がまだついていけないことが大きいように思います。特に鳴き読みの技術などは、頭の中では理解できてもそれを実戦で生かせるかとなると、正直難しいと思うのですね。それでも頭の片隅にでもその記憶が残っているだけでも多少はプラスになるのではと慰めているのですが。

それでもこの本で一番ぼくが目から鱗というか、直さなければいけないと思ったのが、第1章にあった園田プロがポン動作を早くすることに心掛けているという点。
実際ぼくは牌が出てから鳴くかどうか考えるところがあって、園田プロに「絶対に直さなければいけない」と諭された気がして姿勢を正す思いがしたのです。

実は最近雀荘でこんな経験がありました。

対面の親のリーチを受けていて、海底間近の場面。(牌画は麻雀王国より)
二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国一索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国白:麻雀王国ドラ六筒:麻雀王国
このままだと海底が親に回るのでずらしたいな(安全牌として九索:麻雀王国が残っていた)と思っていたところで、親が六筒:麻雀王国を切りました。ポンしようかと一瞬声が出かかったところで、上家が先にチーの発声。
(まあチーしてくれたので、海底がずれる結果は変わらないからいいか)
と思ったのですが、その変わったツモで親に6000オールをツモられることに。

結果は最悪でしたが、よくよく考えると上家がチーしたことで、テンパイを入れられたこと自体大損だったのです。ぼくがポンしていれば親以外ノーテンで1000点のマイナスで済んでいたわけで、もし親にツモられていなくとも、1000点の支払いが上家もテンパイすることで1500点に増えていたのです。

こうしたポンは想定していないと出来なくて、園田プロとまではいかなくても、鳴く準備を前もってすることで、ポン発声を早くしようと思った次第。ネット麻雀ばかりしていたことで、こうした技術についてはおろそかになっていました。あまりに初歩的で笑われるかもしれませんが、そのことに気づかされただけでもこの本を購入した価値があったように思いました。  

Posted by 7月の魚 at 21:42Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2022年02月13日

2月の発売予定表から

今月に入っても相変わらず頭数は揃わず、寂しい状況は続いていますが、上位馬はなかなか期待できそうな顔触れで楽しみなレースとなりそう。今後のためにも上位馬には人気に応えるレースをしてもらいたいものですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


◎1/1彼氏彼女 (SMEE)
前走のハジラブ -Making*Lovers-はMaking*Loversの名を冠しながら、ファンの期待に応えられなかった。トレーナー(ライター)が複数だったり、騎手が変わっていたりと不安要素があっただけに大きな驚きはないものの今回は巻き返したい。騎手は再び谷山さんに戻ったが、Sugar*Styleの頃と比べるとガラっと騎乗方法(絵柄)が変わったのがどうでるか。Sugar*Styleが頂点とすると劣化しているように見えるのは否めないが、トレーナーの早瀬ゆうの占める割合が大きい厩舎だけに、師が一人で手がけるとなれば不安は少ない。追い切り(体験版)の手ごたえも充分で今度こそMaking*Loversの再現を狙う。
期待度 ★★★★☆

〇エヴァーメイデン ~堕落の園の乙女たち~ (Liar-soft)
以前は間隔を詰めて走らせる傾向のあったライアー厩舎だが、最近は間隔を開けてくるようになった。今回久々に海原望をトレーナーに起用し、騎手に大石竜子とフェアリーテイル・シンフォニーの復活が嬉しい。全寮制の閉鎖せれた学園を舞台に、登場するキャラがすべて女性という百合系の匂いもある半面、トレーナーが海原望だけにホラーの印象が強い。追い切り(体験版)はじっくり見ていないが、雰囲気は上々。謎めいて引き出しは多いもののn、このトレーナーだけに、しっかりまとめてくれる筈。能力的に本命馬を負かしても不思議ない。
期待度 ★★★★☆

家庭教淫 ~授業料はカラダで~ (Guilty`Dash)
Guiltyの非凌辱安馬(低価格)というコンセプトのDashだが、ここまで結果は出ていない。今回は馬名(タイトル)を見ると一見凌辱系のように見えるが、家庭教師の授業料を教え子の身体で貰うという一種の買春系に近い。ヒロインの家庭教師に対する嫌悪感が強ければ凌辱寄りになるが、取材する限りはそうならないと予想。ヒロインの友人がどのような立ち位置になるのかで、雰囲気がガラリと変わる可能性もあり読みにくい。といっても騎手・トレーナーとも実績は物足りず、厩舎成績から考えても力が足りないと見るのが妥当か。
期待度 ★★☆

△ギャル妻・アンリの寝取らせプレイ ~他の男の物を咥え、楽しそうに報告をする俺の妻~ (アトリエさくら)
トレーナーとして近走冴えないづか。おんぼろ月の去ったアトリエさくらを牽引しなければならないだけに、そろそろ巻き返したい。今回騎手として久々にベストパートナーというべきかん奈を起用。ギャル妻系はギャル妻セックス ──他の男に淫猥奉仕する愛する妻がまずまず好結果を出しているだけに期待したい。ただ今回馬名(タイトル)に寝散らせとあるが、主人公がヒロインを他の男に与えてその痴態を楽しむという展開とギャル妻とのニックス(相性)がどうか。ただ前走でも本当にヒロインがギャルなのか疑わしいところがあり、今回も外見がギャルなだけで中身は貞淑といった可能性はある。実績ある騎手に戻っただけに今回凡走なら当分この厩舎の馬は買えないくらいで、低調な厩舎のムードを跳ね返せるかどうか。
期待度 ★★★

絶対命令 異世界操心パーティ! (わるきゅ~れ)
時に大駆けする馬を輩出するわるきゅ~れだが、最近の成績は地味。今回はファンタジーと催眠系というニックス。基本バカ系の馬が多い厩舎なだけに、このニックスは納得。日頃いたぶられているヒロインに対し操心術を覚えて復讐するというのはよくあるパターンだが、そこにどうファンタジー味付けするかがポイント。ただトレーナーの実績は物足りないし、ファンタジー系で異種姦がなさそうというのもどうか。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★

僕と先生の個人授業 (あざらしそふと+1)
あざらしそふとの安馬(低価格)路線のプラス1だが、好走と言えるのはデビュー戦だけでここ3走は物足りない成績。あかべぇ系で実績馬を手がけている中島大河もこの厩舎ではうちの主は妖怪の常識を知らないが凡走に終わっていて、信頼性に欠ける。学生寮で先生と生徒が同居生活するという血統(設定)自体、中島大河らしくなく大雑把。その分萌えが強化されていればいいが、騎手のひなづか凉はエロには強いものの、萌えに関してはこれまでのあざらしそふとの騎手と比べるとやや弱く感じる。今回も強く押せない。
期待度 ★★☆

ゆびさきコネクション ミニファンディスク Vol.01 悠月&美琴編 (HOOK)
このところ手堅い成績をも越しているHOOKだが、直仔(FD)の成績は芳しくない。それでも前走の放課後シンデレラ ミニファンディスクは珍しく好走。ただその要因はヒロインを分割させなかったことにあると考えれば、今回分割商法に出たことで、姉妹厩舎のSMEEやアサプロと同じ結果に陥ってしまう可能性は強い。その分お台(代)を安価に抑えているかもしれないが、となれば成績が振るわなくてもやむなし。今回も買えない。
期待度 ★★

▲RE:D Cherish! (CRYSTALiA)
デビュー戦の絆きらめく恋いろはがスマッシュヒットだったCRYSTALiA。以降その母系(シリーズ)で実績を積んできたが、今回満を持して新母系が出走。近未来SFの血統(設定)だが、ヒロインのバトルについては踏襲。ただ血統が繊細なだけに、トレーナーの砥石大樹の手腕にすべてが掛かっている。実績的に細かな血統の仕上げには不安はなさそうだが、近未来SFとなるとハーヴェストオーバーレイが凡走に終わっているのは気になる点。それでもヒロインの可愛さに関しては前母系より上回る。これなら上位を窺える態勢は整った。
期待度 ★★★★

(本紙の見解)上位拮抗のレースとなりそうだが、本命は追い切り走った1/1彼氏彼女 を押す。確かに騎手の劣化は気になるが、それを問題にしないだけの能力を秘める。エヴァーメイデン ~堕落の園の乙女たち~も大石竜子・海原望コンビの復活で注目度は高い。本命馬比べてと実績も引けを取らないだけに逆転も充分。厩舎開業以来所属馬が堅実に走っているRE:D Cherish!も差がない。爆発力はなさそうだが、堅実さで人気馬を追いかける。この3頭の力が抜けているが、あえて取り上げるならアトリエさくらが本気を出した印象あるギャル妻・アンリの寝取らせプレイ ~他の男の物を咥え、楽しそうに報告をする俺の妻~が穴か。  

Posted by 7月の魚 at 16:30Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2022年02月06日

楽しい作品であるのは確かだけれど

オミクロン株が猛威を振るっています。
ぼくの周りでも陽性患者や濃厚接触者がちらほらと表れているのですが、恐いのは無症状な罹患者が街中にごろごろいるということ。
「人を見たらオミクロン株と思え。」
と言いたくなるくらいで、注意していたとしても罹患して不思議でない状態。
いっそ濃厚接触者となって、自宅待機していた方がエロゲー崩しに専念できるかもしれませんが、そうはいってもやはりコロナ患者にはなりたくはないわけで、一層の手指消毒に気を付けるしかありません。
というわけでもないですが、いつになったら届くやらとやきもきしていた接種券がようやく届いたので、第3回目の接種に行ってきました。2回目と同じく接種翌日から発熱症状が出て、今回は悪寒も酷かったのですが、次の日の朝にはほぼ全快。コロナに罹って入院することを思えば、これくらいの副反応なら許容できるというものです。

さて年明けからプレイしていたMonkeys!¡(HARUKAZE)ですが、先日クリアすることが出来ました。前回クリアしたハッピーライヴ ショウアップ!が大難産だったことを考えると、やけに早く終わったような気がするのですが、それでも1か月近く掛かったことを考えると、それほど威張れたものでないですね。ただ天鳳でサブ垢含め130戦以上打ったことを考えると、よくクリアできたものだと思ったり思わなかったり・・・

そんなMonkeys!¡が早くクリアできた理由はというと、テキストの軽快さによるものが大きいですね。ぼくの笑いのツボに入るようなギャグは少なかったのですが、何よりテンポがよくサクサクと進んでいきます。
このゲーム。俗にいう主人公女装潜入ものなのですが、一見荒唐無稽な設定と思わせて、女装ものの押さえるべきところは押さえているのは予想外。主人公が女子校に潜入するのあたって、近くにそれをフォローしてくれるヒロインがいるのも、過去の成功作を倣ったのかもしれません。主人公が喋らず筆談で話すのはせっかく主人公役に人気声優の沢澤砂羽を起用しているだけにもったいなく思えるのですが、これが制作者のリアルと空想の折り合いが付く境界線なのでしょう。つまりシナリオで荒唐無稽な展開が多い中、こうした設定部分ではなるべく現実に近づけるよう(簡単に女装バレを起こさないよう気を配っているというわけです。

ただ、このゲーム。手放しに絶賛できるかというと微妙なところ。Hシーンに夢オチがあるという点は正直どうでもいいのです(というより、このゲームほど使えなかったエロゲーは最近プレイして記憶がない)。恐らくこのゲームは全年齢版が出ることは既定路線で、それならHシーンはすぐ省けるようにした方が楽ですから。それにこのゲームの原画家であるcake氏の原画を見る限り漫画家としての手腕はともかく、萌えエロについては正直厳しく見ていたこともあります。まあぼくにとってはHARUKAZEがまだ18禁ゲーム側にいるだけでありがたいと思っているのです。例え抜けないエロゲーだったとしても。

それよりも、このゲームのシナリオの多くが家庭的に問題を抱えているヒロインの解決に奔走する主人公というパターンで、これはライターであるはと氏の得意とするところというのは分かっているのですが、それ以外の展開を見たかったというのが正直なところ。特に硝子ルートはデキはともかく焼き直し感は否めなかった気がします。ユキルートの主人公によるヒロイン(及び母)の救済はバカバカしいものが多かったのですが、一番このゲームで気に入っている部分です。メバチルートはちょっとご都合主義的展開が多く・・・というよりヒロインの可愛さを見せる場面が少なくて、ぼくの評価は低いです。
そして肝心のカラスルートですが・・・

主人公(猿吉)が病から救いだしたカラスを、今度はカラスが救う。つまり冒頭の部分と表裏一体となっているわけで、そのあたりのライターの構想は分かるような気がします。硝子の宮と雑木林の合併・・・共学のためにカラスを救った猿吉に対し、カラスは雑木林のやり方(暴力)によって猿吉に対する復讐を遂げようとします。もちろんそんなやり方が許されるわけだなく、主人公によって制止されるわけですが、この大団円は悪くないと思います。他のヒロインと違いカラスの家庭環境については、ライターの書き込みが不足していて想像するしかないのですが、物質的にはともかく精神的に恵まれていたとは思えない。そういった意味で、他のヒロインと同じく家族関係の救済に向かうシナリオも考えられたのですが、ライターはカラスをもう一人の主人公として描きたかったような気がして、あえてこういう展開にした気がします。

(総括)
後になって印象に残るゲームというわけではありませんが、娯楽作品として見れば高い水準という作品。何を求めるかによって評価は大きく変わり決して万人に評価されるゲームでないことは確か。それでもHARUKAZEらしい楽しい作品をあえて18禁ゲームとしてリリースしてくれたことに対して、ぼくはありがとうと言いたいです。  

Posted by 7月の魚 at 13:46Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2022年01月16日

1月の発売予定表から

年明け初戦は例年頭数が揃わないことが多いのですが、今年も相変わらずの少頭数。それでも期待の新馬が登場し、嫌でも期待が高まるというもの。その本命馬が期待通りの走りを見せてくれるのか、その他の数少ない出走馬から思わぬ穴馬が現れるのか。注目したいです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


△学園淫奇譚 〜かおり憑きの少女〜 (スタジオ奪)
久々となるスタジオ奪の出走馬は、悪霊に憑かれ淫乱になってしまったヒロインを救おうと奔走する恋人、そしてなぜ悪霊が生まれる原因となった事件という2本仕立てという凌辱ミステリー。トレーナー(ライター)の由又かつおが今回初めて手掛けた馬とあって正直未知数ではあるが、こうしたタイプの馬は最近あまり見かけなく新鮮。悪霊をただの悪役としない仕上げは面白い。過去サイミンアプリ -悪夢の寝取られゲーム-で大穴を出した厩舎だけに不気味さはあり、全く注目されていないが大駆けが見られるかもしれない。
期待度 ★★★

神楽黎明記 ~舞歌の章~ 参 (でぼの巣製作所)
山本和枝率いるでぼの巣製作所で長く続いている母系(シリーズ)である神楽黎明記。その中で人気の高い舞歌をヒロインとした3代目。厩舎ファン以外の浸透力はほぼないといってよく、本賞金(データ数)は低迷しているものの、その数少ないファンをガッチリと掴む戦略は最近の厩舎成績を見る限り当たっているといっていい。トレーナーの御導はるかもでぼの巣ではお馴染みとなりつつあり安定感はある。これまでの成績から堅実な走りを見せてくれるだろうが、本賞金が足りず圏外となってしまうのは確実。かつての騎手の人気を知る記者から見ると寂しいが、これも時代の流れか。
期待度 ★★☆

サキュありアパート (CLOCKUP)
CLOCKUPノバカ系馬は過去こっすこす! あなた好みのコスプレHしてあげるなどが走った例はあるが、ここ最近は鳴かず飛ばず。やはりトレーナーのはやさかうたねはともかく、騎手のはましま薫夫が手綱を握らなくなった影響は大きい。今回鞍上起用の八樹ひよりは抜きの面は悪くないが、ヒロインの魅力・可愛さに欠ける。少なくとも同厩舎の健全!変態公僕のツトメの手綱を握ったブッチャーUと比べても格落ちは否めない。アパートに引っ越してきたら住人がサキュバスたちだったというツッコミどころ満載の設定(決定)だが、いい意味での頭の悪さがどこまで発揮できるかどうかだが、正直厳しく感じる。
期待度 ★★

進軍ゴブリン軍団 〜人類総苗床化作戦〜 (CHAOS-R feat. Freak Strike)
異種姦系でヒロインが魔物に犯される血統は時に見られる。ニッチな血統で、騎手も無名騎手が跨るケースが多いが、この馬は萌え・凌辱と経験豊富でファンも多いベテラン金目鯛ぴんくが手綱を握るのが一番の魅力。問題は主人公のキャラが立ちすぎているような気がして、ヒロインの魅力がかすんで見えるのが悩みの種。せっかく金目鯛ぴんくを起用しているのだから、バカ方向でなくもう少しヒロインのキャラを立たせたかった気がする。前走でも注目されないまま、凡走に終わっただけに大きな期待は掛けられないと見る。
期待度 ★★☆

7th Divine 〜白銀の聖女と漆黒の魔王〜 (CHAOS-R)
事実上2頭出しとなるCHAOS-R。こちらも騎手はベテランで幼馬(ロリ)に実績あるあかつきまおに、熊虎たつみのコンビ。ただ同じ顔合わせの流星ペンデュラムハートは凡走に終わっている。その時のトレーナー玉沢円に加えて変身ヒロイン凌辱に定評あるassaultら複数のトレーナーを起用。力を失った魔王の末裔がヒロインを凌辱していくことによって、力を取り戻していくというよくある血統(設定)で新鮮味は薄い。前走の神聖昂燐ダクリュオン ~正しい天使の育てかた~で上位に導いたassaultの力に期待したいところだが、前走は幼馬ガチ凌辱という点が好走の要因で、今回はそこまでの材料に乏しい。入着が一杯か。
期待度 ★★☆

友だちから恋びとへ (あざらしそふと)
アマカノ母系(シリーズ)以外、今一つ冴えないあざらしそふとの最新馬。今回Wonder Foolでタッグを組んだ騎手ぼに~&トレーナー保桜が、厩舎を変えての挑戦。ぼに~の騎乗は魅力あり、あざらしそふとの看板を汚すような手腕ではなく、友人関係から恋人へと昇華するといった血統(設定)は古くからあるものの、ゲームメーカーを舞台にするというのは珍しい。ただWonder Fool厩舎と云えば血統の良さを引き出せないことで定評があり、純情化憐フリークス!も同様。なぜゲームメーカーを舞台にしたのか明確に語られないようだと厳しい結果が待っている。萌えは上位評価もそれだけでは信頼性に欠ける。
期待度 ★★☆

◎ヘンタイ・プリズン (Qruppo)
デビュー戦のぬきたしのスマッシュヒットで、一躍注目を浴びたQruppoから、新しい母系(シリーズ)が出走する。デビュー戦は一見バカ抜き系と思わせながら、シリアスなテーマを盛り込むなど、その意外性がファンの心を掴んだ。それだけに期待が膨らむ今回は露出狂を含む変態たちが入獄する牢の中で起きる事件を描く。厩舎公表で脱獄ADVと名乗るだけに、目的が主人公たち囚人の大脱走する方法が見どころとなりそうだが、牢番たちも一癖ある人物が揃っていて単純な脱獄系に収まらない気がしてならない。それだけにこの馬がどのような脚質を持つのか掴み切れないが、逆に言えば底知れない魅力があるともいえる。いずれにしてもどのような走りを見せてくれるかが楽しみで、本命視は当然だ。
期待度 ★★★★☆

△放課後シンデレラ ミニファンディスク ~あなたと帰る最後の下校道~ (HOOKSOFT)
最近堅実に走る馬を輩出しているHOOKで、放課後シンデレラも厩舎の現在の看板騎手であるRINKSの代表馬となった。ただSMEEやアサプロを含めて直仔(FD)のミニファンディスクはことごとく走っていない。父(本編)が走ってから1年半と間隔が開いたのも気になるが、それよりいくらミニと謳っていても、内容的に割高に映るのが走らない原因か。今回はヒロインを2組に分けず、全員のアフターを収録したというのはプラス。といってもSMEEのugar*Style 恋人以上夫婦未満アフターストーリー!!が凡走したようにアテにはならないが、父の成績を考えると上位に食い込んでくる可能性はありそう。
期待度 ★★★

〇VenusBlood Savior (DualTail)
出走馬が堅実な走りを見せるDualTailの最新馬。昨年末に父(本編)のリメイクが走って知名度も上昇。この厩舎のウイークポイントである本賞金(データ数)不足を解消させる手立てを取った。最近不振気味のSLGで唯一上級馬を送り出す厩舎だけにj期待したい。騎手は古参の丹下ゲンタに新たに加わり新風を送った椎咲雛樹・いっせーといった面々が入り好結果を出しているのは心強い。血統(設定)についてはお馴染みのもので安定感はあるが、新味といった部分では今一つ。それでも安定感を武器に本命馬とも差のない競馬は出来るはず。
期待度 ★★★★

(本紙の見解)ここ最近の新規開業厩舎で一番成功したQruppo待望の新馬ヘンタイ・プリズンが登場。追い切り(体験版)では賛否分かれるも、期待の表れと好意的に見る。本命馬に迫るのがVenusBlood Savior。クズ馬の少ないDualTailの期待馬で、この母系(シリーズ)の高馬(フルプライス)はこのところほぼ上級馬になっていて、この馬も当然期待は高い。心配なのは本賞金不足だけか。この2頭のほぼ一騎打ちの様相だが、他にヒモで狙える馬となると一長一短。実績では放課後シンデレラ ミニファンディスク ~あなたと帰る最後の下校道~だが、この厩舎の直仔(FD)は信頼がおけず割引が必要。大穴なら血統(設定)が面白い学園淫奇譚 〜かおり憑きの少女〜か。  

Posted by 7月の魚 at 08:21Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2022年01月09日

リツミサンの新作を読んでみた。

今年も元日に初詣に行ってきました。
昨年はコロナ禍の影響で少なかった人も今年は多くの人で賑わっていました。昨年は出店のなかった熱田神宮の屋台も今年は通常通り。今年初めて訪れた川原神社もすごい列でなかなか本殿までたどり着けず、当初乗る予定だったバスを乗り逃がす羽目に。
若宮八幡社も訪れた時間が違ったこともあるのですが、昨年は閑散としていたのに、今年は神札を買うのも一苦労。
そんなわけで3が日で大小合わせて15社にお参りしてきたのですが、その甲斐あってか初詣に行って以降の天鳳の成績は好調。この初詣で動いた人流のためか、再びコロナ再流行の兆しが見えるのは複雑ですが、何とか早く収まって欲しいものです。

さてその道中で、昨年発売されたリツミサンの新刊勝つためのメンゼンドリルを読み返していました。この本を買うため発売日に行きつけの本屋に行ったのですが入荷してなく,別の日に名古屋駅の三省堂書店まで行って手に入れました。ただ同時に購入しようと思っていた園田賢プロの新刊は売り切れていたのか売ってなく残念でした。

そのメンゼンドリルですが、最初この本の発売を聞いたとき、あまりピンと来なかったのは事実。というのもリツミサンの前著超メンゼン主義麻雀で、どちらかというと次の一手についてあまりはっきりした結論を出さないようにしていたのです。リツミサンは「こうした打ち方もある。」といった表現をしていたかと思うのですが、こうしたところに著者の心情が表れていて非常に好感が持てた記憶があります。現代は自分の主義を押し付けて他者の思想は認めないといった風潮が見られるのですが、そういった世間の流れに背を向けているように見えたリツミサンが、あえて正解が一つと求められる次の一手問題集を上梓するということに違和感を持ったのです。
(いやもしかしたら、正解数が複数ある問題集なのかもしれない)
と思ったりもしたのですが、実際読んでみると普通に次の一手本で良かった半面残念という複雑な気分になりました。

さてぼくは実のところほとんど麻雀の次の一手問題集は購入したことがありません。というのも以前語ったことがあったかもしれませんが、ぼくが麻雀本に求めるものは①文章としての面白さ②読んで強くなった気分にさせられるかの2点で、次の一手集は大抵問題と解答そして簡単な解説ばかり載っていて、面白みに欠けるものが多いから。そして問題を多量に見せられても、その時は「ふーむ。」と思うのですが、まず頭に残らない。何度も読み返せばいいのですが、文章に面白みがないと何度も読み返す気にならない・・・というわけで戦術本は買っても、次の一手集は購入しないのです。

そして昔から読んでいた某スポーツ誌の麻雀問題で、明らかな誤解答を何度も見ていて、次の一手本に対し猜疑心を持っていたことも理由の一つにあります。

ただリツミサンが出した問題集となると話は別で、前著はぼくがこれまで読んだ麻雀本の中でベスト3に入ると思っているくらいで、その信頼感から購入しないという選択はありませんでした。これはお知らせ氏が昨年上梓した3人麻雀本と同様で、お知らせ氏に対する信頼度から、例えプレイしない3人麻雀に対する戦術書でも「何か得るところはあるだろう。」と思って購入したのと同じ理由でした。
そんなリツミサンの問題集ですが、正直問題としてはあやすいものが多い。
いやこれはぼくだけの事情があるかもしれません。というのもぼくは天鳳鳳凰卓の観戦をするのですが、ぼくがもっぱら観戦するのは、リツミサンやすずめクレージーさんといったいわゆる門前強者といわれる雀士なのですね。というわけでリツミサンの打ち筋は結構理解している(つもり)なのです。
それにこの本の冒頭で「自分が迷った局面を羅列したところで、Twitterの何切るを羅列したものと何ら変わらない。ほんとは何かを体系的に学ぶべき媒体だ。」と語られているように、この本ではトリッキーで人によって見解が分かれるような問題は少ない(と思う)。特に初めの方の問題はメンゼン派を自称するなら100%正解して当然というくらい基本の問題が並んでいる。
ただ問題で正解しても実戦で同じ打牌が選べなければ何の意味がない。そしてこの本はそのメンゼン派の打牌が見につくような工夫がされているのです。この本を何度も読み返して、ぼくも問題だけでなく実戦でもリツミサンと同じ打牌ができるようにしたい。

そしてこの本でぼくが一番ためになったのが守備に対する問題。ぼくはメンゼン主体でありながら、放銃率の高さに悩まされているのはこの守備がなっていないからで、相手がリーチを掛けてくればオリるための打牌は選べても、鳴きが入っている人への警戒がおろそかになりがちなのですね。これは覚えたての頃、赤なしの麻雀ばかり打っていたからで、つい鳴きが入っているとつい舐めてしまい押しすぎてしまうのですね。
最近は矯正してきて改善しつつあるのですが、この本のおかげでその重要性が再認識されました。
問題集ということで、前作ほどリツミサンの味のある語り口が楽しめなかったのは事実ですが、麻雀に対する視野を広げるために、ぜひおすすめしたい本です。  

Posted by 7月の魚 at 07:26Comments(0)TrackBack(0)麻雀
 

2022年01月03日

新世代になっても相性の悪さは変わらず

明けましておめでとうございます。
今年もあまりブログの更新はできないかもしれませんが、よろしくお願いします。

今年最初の更新は、昨年秋口から始めながらもなかなかクリアすることができなかったハッピーライヴ ショウアップ!(FAVORITE)です。実はこのゲーム、当初は候補に挙がっていなかったのですが、体験版のオープニングがよかったことと、OPソングが気に入ってしまい、OPソングのCDが手に入るならと購入したのです。
ただ問題点はこれまでFAVORITEのゲームは周りの高評価にも関わらず、大抵ぼくには合わなかったこと。ただそれもFAVORITEのネクストジェネレーションということで、こうした悪い印象も払拭できるのではと思ったのです。

そんなこのゲームですが、クリアまでの時間が掛かったことを見て分かるように、ぼくの嗜好には合わないゲームでした。というか、ここまで酷いダメ主人公ゲームをプレイしたのは久方ぶりだったような気がします。

よくよく考えれば、主人公が子供の頃、魔法使いとして挫折した過去を持つという時点で怪しいと気が付かなければいけなかったのですね。主人公がこうしたトラウマを抱えているゲームは、大抵ダメ主人公ゲームとなってしまいがちなのですが、もちろん主人公がダメ=ゲームがダメというわけではありません。ただこのハッピーライヴ ショウアップ!(FAVORITE)はダメ主人公にありがちな、典型的なゲームとなってしまっていました。

(ここから多少ネタバレ)

ダメ主人公を主役にして一番の問題になるのは、ヒロインが抱える問題について、主人公が効果的な解決方法を見出せないことにあるのです。一概にヒロインと傷の舐めあいをしたり、現実逃避したりして、それを見かねた周囲がフォローしてくれるというのが典型的なパターン。こうした展開が好きな人もいるとは思いますが、ぼくはもうこうしたゲームは飽き飽きしているのです。
その点このゲームのメインヒロインをソフィアにしたのは失敗でした。ソフィアは自分に魔法の才能があることが分かるまでは、半ば引きこもりに陥っていたどちらかというと心の弱いヒロイン。他のルートではそんなことを感じさせない健気な姿を見せてくれるのですが、いざ自分のルートに入ったら典型的なパターンに陥っていました。自分のルートより他のヒロインのルートの方が可愛く見えるというのはよくあるのですが、このソフィアも残念ながら同じでヒロインのルートとしては落第でした。
そしてそれと同パターンなのがクラリス。こうした素直になれないタイプ(ツンデレ)はヘタレ主人公との相性は最悪であり、一番最初にこのルートを始めたのがそもそもの失敗でした。逆に子ヘタレ主人公と相性のいい天然・・・そしてヘタレ主人公を引っ張るようにポジティブお嬢さまにカーチャがまともに見えたのは当然。そして唯一主人公がヒロインを引っ張るような行動を見せたペチカルートがぼくには一番よく見えました。このレベルばかり用意してくれたら、ぼくがクリアするのにここまで時間が掛からなかったような気がします。
隠しヒロインであるミヤビも蛇足のような気がしてならず、終了時の余韻を悪くしました。本当ならまだまだ言い足りないことはあるのですが、新年早々ネガティブな意見ばかり言ってもむなしいのでここまでにしたいと思います。  

Posted by 7月の魚 at 11:57Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2021年12月28日

今年のエロゲーを振り返る

今年もはやあと数日。
何かアッという間に過ぎてしまったような気がするのですが、そう感じさせるということはまずまず平穏無事に過ぎたということで、元旦に初詣で神社仏閣めぐりをした甲斐があったといえるかもしれません。
ただエロゲーに関しては低迷を続け、目ぼしいゲームの発売も数えるほど。かっての有力メーカーだったLeafもエロゲーから離れてしまって久しく、また最近のエロゲー界を牽引してきたAUGUSTも発売どころか新作の発表もなく、ゆずソフトもエロゲー新作のリリースはありませんでした。そして一番の驚きというか悲しみは毎年必ず新作を発表していたアリスソフトが昨年発売したドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう以来、リリースがなかったこと。アリスソフトは現在超昂大戦というソシャゲに力を入れていて、旧来のパソコンを媒体としたゲームは恐らく開発していないような気もしています。

その中で一人気を吐いたのがみなとそふとだったといえるでしょう。我が姫君に栄冠をはタカヒロ久々の新作に相応しいデキでしたし、8月にはクロガネ回姫譚 -絢爛華麗-もリリースされました。リメイクということで批評空間のデータ数はあまり伸びていないようですが、2本も発売してくれたというのは今年のエロゲー界にとっては数少ない明るい材料だった気がします。
その批評空間で今年発売のゲームで一番データを集めたのが冥契のルペルカリア(ウグイスカグラ)です。ただエロゲーに相応しいマイナーな世界観であり、一般に膾炙されるようなゲームでないのは確か。つまりエロゲー界を牽引するような作品でなく、これが一番データ数を集めるようでは困るのです。

そんな中、下半期で個人的に一番期待していたのが、Monkeys!¡(HARUKAZE)でした。ライターのはと氏は癖のある作風であり決して万人向けとはいいがたいのですが、その才能は恐らくエロゲー界には留まらないのではないかとぼくは見ています。実際昨年はマルコと銀河竜 ~MARCO&GALAXY DRAGON~という一般作をリリースしましたし、もしかしたらもうエロゲーから離れてしまうのではないかと危惧していました。それがまたエロゲーに戻ってきてくれて心から感謝しているのですね。
ぼくは購入したもののプレイしてなく内容については触れられないのですが、批評空間の評価は低くはないもののそれほど高いものではない。実際発売当初は低得点が多かったような記憶をしていますし、そこからすると現在の中央値は落ち着くところに落ち着いたような気がしています。今年の明るい材料といえば、これくらいでしょうか。

さて来年のエロゲー界の展望ですが、発売予定日が公表されている中で一番人気を集めているのがヘンタイ・プリズン(Qruppo)。ただぼくの感覚では冥契のルペルカリアと同じく、正直こうしたテーマの作品が主役として取り上げられるようでは困るような気がするのです。といってもQruppoはまだ歴史の浅いメーカーですし今後王道メーカーへの道を歩んでいくかもしれませんが。
そしてアサプロのフタマタ恋愛やライアーのエヴァーメイデン ~堕落の園の乙女たち~も作品としては期待できても、その作風から王道とはなりえないでしょうし、線が細いような気がするものの、サガプラのAMBITIOUS MISSIONに頼るしかないのでしょうか。

そんなわけで来年もエロゲーに関しては、今年以上にムードは明るいとは言えない状況です。一昔前のように地上波アニメに進出できるような作品がぞくぞく輩出されるように祈りたいものですが、今のところは厳しいと言わざるを得ないのが辛いところ。

ではこんなところで、来年もよろしくお願いします。
  

Posted by 7月の魚 at 23:35Comments(0)TrackBack(0)美少女ゲーム
 

2021年12月17日

12月の発売予定表から

今年もはや最終レースを迎えることになりました。以前は有力馬が揃い大いに盛り上がったものですが、今年は有力厩舎が顔を揃えることもなく、寂しい年の瀬となってしまいそう。正月休みが楽しめるような馬の走りに期待したいものですが、そんな馬が多数現れるのでしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名(タイトル)をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます。


愛する彼女は画面の中、他の男の上で腰をふる ~陽キャの動画配信者に寝取られたオタ彼女〜 (アトリエさくら)
主戦トレーナー(ライター)のおんぼろ月が引退し、試行錯誤が続くアトリエさくら厩舎。このところの出走馬は不振なだけに、そろそろ切欠を掴みたいものだ。トレーナーはこの厩舎では初となる尼子士。実績はほとんどないといってよく、これが一人で手掛ける初めての馬。騎手のかれーはこの厩舎では2度目の騎乗だが、前走は見どころない結果。NTRのキモとなるヒロインの魅力もそれほど感じられず、ここでは厳しそう。
期待度 ★★

△アイドル姉妹をエッチにプロデュース! (kelp)
今年前半から既に出走登録されていたが、出走取消(延期)を繰り返し年末になってようやく出走。騎手(原画家)の珈琲猫はいろいろなタイプの馬に跨ったベテランで、今回久々の騎乗になるが手腕に衰えはない。自分の姉と妹をアイドルにするためにいろいろなトレーニングを施すという血統(設定)だが、抜きをウリにしているだけにそのトレーニングはセクハラまがい・・・というかほぼセクハラ。ということで完全なバカ系ではあるが、ヒロイン=アイドル血統で最近走った馬が見当たらないのは気がかり。ツッコミどころも多そうで、ファンの忍耐が試されそうな馬。抜きの性能でどこまで善戦できるかだけだ。
期待度 ★★☆

〇キスから始まるギャルの恋 〜くるみのウワサとホントのキモチ〜 (プレカノ)
人気騎手(原画家)を起用しての萌え&安馬(低価格)というプレカノ。今回はボクと彼女の診察日誌でデビューしたもねてぃを起用。過去2走は毛色(CG)は光っていて、ヒロインの魅力やエロもなかなか。それが成績に繋がらなかったということは、やはり走り(シナリオ)に問題があったか。今回はトレーナー(ライター)に和泉万夜に変更。ブサイクでデビューしたようにダーク凌辱のイメージが強いが、最近は守備範囲を広げつつある。ただ安馬&萌え系は経験が少なく不安。それでも相変わらずヒロインの魅力は高い。それだけに和泉万夜がしっかり仕事をすれば上位を窺っても不思議はない。
期待度 ★★★

巨乳軍人支配催眠「私の任務は貴方にご奉仕する事です。色んな穴をご自由にお使い下さい」 (ルネ)
ルネの巨乳催眠母系(シリーズ)だが、前走の巨乳女士官洗脳催眠は大きく成績を落とした。これまでこの母系はファンタジー系で好結果を出しているのが多く、それ以外は相性が悪いのかもしれない。そんな今回は前走と同じく閉鎖空間での戦艦内というシチュで、果たしてどこまで変わり身を見せるかどうか。騎手・トレーナーとも同じ顔触れというのも不安。ヒロイン数が増えたのはプラスも、それ以外に大きな好材料は見当たらず今回も厳しそう。
期待度 ★★

◎クナド国記 (Purple software)
Purpleの1年半ぶりの出走馬は、アマツツミアオイトリ以来久々に御影をトレーナーに迎えての和風ファンタジー系。こうしたSFど真ん中といった血統(設定)は珍しいが、御影なら対応は出来るだろう。ただここ2走なかひろ、鏡遊といったトレーナーで、ファンの期待に応えたと言い難く、すんなり巻き返しといけるかどうか。ヒロインの魅力に関しても近走に比べると見劣りは否めず、騎手の克単独から2人体制に変更した影響が出ているか。それでも追い切り(体験版)の動きは悪くなく、直線(終盤)に期待を持たせるものだった。今回最終レースにしてはメンバーが甘いのも朗報。この相手なら少なくとも連は外せない。
期待度 ★★★★

コイヤスミ ~彼女の肌に解ける粉雪~ (RE:creation)
ネクストン系の萌え系安馬専門厩舎として開業したRE:creationだが、デビュー戦のコイヤスミ ~夕立に濡れた幼馴染み~は期待を裏切る結果。今回はその全妹(続編)で常識的には期待しづらい。それでもネクストン系厩舎で着実に力を付けてきた繭咲悠の能力は確か。デビュー戦での雰囲気は良かっただけに、変わり身に期待したいところ。ただ敗因は安馬にといっても馬体重(容量)の少なさにあり、全妹だけに馬体重が急激に増えるような可能性は低いだろう。前作から打って変わり冬を舞台にヒロインとの甘々な日常は買えるものの、買い材料がそれだけでは厳しい。
期待度 ★★☆

Nightmare×Deathscythe ~叛逆のレゾナンス~ (Guilty Nightmare Project)
ightmare×Deathscythe母系(シリーズ)も今回で4代(作)目。姉(前作)は初代、2代目と比べて成績を落としたが、抜き性ぬに衰えはないようで、原因は代を経ることによる血の劣化(マンネリ)としか考えられない。となると今回もそれほど期待できそうになく思えるが、今回の新ヒロインの馬相(ビジュアル)はなかなか。姉のヒロインが登場しないのは寂しいが、期待できそうな要素はある。ただ直前に姉のリメイクであるThe Motionが動画(アニメ)ありで、今回ないというのはもったいなく思える。ならばThe Motion出走まで待てばよいと考える向きが出ても不思議ない。となると好走は難しく思える。
期待度 ★★☆

プリンセス☆シスターズ! ~四姉妹は全員あなたの許嫁~ (Princess Sugar)
ヒロインがプリンセスという1点勝負で挑んできているPrincess Sugarだが、これまで結果は出ていない。トレーナー(ライター)の近江谷宥は渦巻厩舎ではそこそこの結果を出しているし、騎手のみけおうは数多くの厩舎を渡り歩いた萌え系で実績があるだけに歯がゆい限り。この血統(設定)は非現実な世界が展開されるだけに、ツッコミどころ満載なのは当然でいかに頭を空っぽにできるかファンの努力が試される。そのあたりの折り合いが厩舎・ファンともまだ掴み切っていないのが不振の原因か。ヒロインの可愛さについては間違いなく、後は走り(シナリオ)がもう少し何とかなってくれれば浮上も可能だが現状は厳しい。
期待度 ★★☆

△横恋慕 -人妻のヒメゴト‐ (Guilty`Dash)
Guiltyからまた姉妹厩舎が開業。Guiltyといえば凌辱メインの血統を集めている印象だが、この厩舎は同じ抜き系でも和姦抜き系路線。安馬で攻略ヒロインが2人というのもなかなか意欲的。といっても馬名(タイトル)通りなら、サブヒロインは刺身のツマ扱いと見るのが正解だろう。騎手の成海クリスティアーノートはGuiltyでこれまで起用されてきたが、結果は出せず。ただ騎乗フォームから和姦系の方が手が合いそうな気がする。隣人の若妻との秘めた関係というのはよくある血統だが、暗い雰囲気が全く感じられないのが、これまでのGuiltyとは一線を画している。安馬だけに大きな期待はできないが、メンバーが甘いだけに展開に恵まれれば穴を開ける可能性も。
期待度 ★★★

リンカーベル・アカデミア 〜アルケミストは恋煩う〜 (Casket)
この厩舎の異世界母系(シリーズ)もこれで3代目。これまで異種姦血統としてはヒロインの魅力がやや足りなかった嫌いがあったが、今回のヒロインはケモ耳としては定番で魅力としては一番。使っていくと徐々に時計を詰めてくる厩舎だけに、これまでと同じ眼で見るのは禁物。そうはいってもこれまで入着が一杯であり、以前のあやかし遊郭母系の時と比べて、騎手のYU-TAの手腕が劣化しているように感じるのは気がかり。馬券圏内となるとかなり時計を詰めてこないといけないが、そこまでの変わり身は難しそう。
期待度 ★★

(本紙の見解)最終レースにしては寂しいメンバー。ここならクナド国記 の力が断然。勝つのは当然で焦点は2着争い。その2番手以下は大混戦。和泉万夜とプレカノという取り合わせが新鮮なキスから始まるギャルの恋 〜くるみのウワサとホントのキモチ〜が候補筆頭。穴っぽいのが横恋慕 -人妻のヒメゴト‐で全く注目されていないが、Guiltyの和姦抜き系というニックスがこれも新鮮。うまくハマれば上位に食い込んでも不思議ない。他となると長所よりも短所が目立つ現状だが、出走取消を繰り返しよく言えばじっくり仕上げられたアイドル姉妹をエッチにプロデュース! に変わり身の可能性がありそう。  

Posted by 7月の魚 at 21:14Comments(0)TrackBack(0)ゲーム予想
 

2021年12月08日

いつの間にか終わっていたJ1最終節

このブログを始めたのが2008年ですから、これで13年経過したことになります。
開始当初はこれだけ続けられるとは思っていなかったのですが、最近の更新はというと月に2回が精々。続いているといってもそれほど威張れたものでないですね。
実を言うとブログ開設当初は週2~3回は更新していて、今も続いているゲームの当たり外れ予想の他にも連載企画に挑んだりもしていました。そしてそれらエロゲー紹介の他にサッカー(というかJリーグ)に関しての駄文も週1程度載せていました。
それらの記事は今読むと若気の至りというか青臭さ満載なのですが、それくらいJリーグを熱心に見ていたのですね。会場での生観戦の他にもTV等でJ1については大多数の試合を観戦していたので、つい記事を書きたくなってしまうくらいの知識を持っていたのです。

ところが現在はJリーグの試合はほぼ見ていません。趣味が変わったといえばそれまでですが、J1最終節ともなると戸板1枚で天国と地獄と云われる降格争いを楽しむため、TVにかじりついていたことを思うと(まあ徳島VS広島の試合が見られないから仕方ありませんが・・・)、天鳳をしながら裏番組のBSテレ東の競馬中継を流していた現況は昔のぼくからすると信じられないくらいです。

ぼくがなぜここまでサッカーに対する興味を失くしてしまったかというと、JリーグがほとんどTVで放映されなくなってしまったからですね。
2008年当時はNHKの衛星放送やBS-TBSで最低2~3試合。加入しているケーブルTVで観られたJSPORTS、スカイA、TBSチャンネルなどの中継を含めると最大6試合程度は生で試合を観ることができました。ところが時代が経つにつれ生中継の割合が減っていき当然観る機会は減ってしまい、ダゾーンがJリーグの独占放映権を得てからはほぼ観られなくなりました。
もちろんダゾーンに加入すれば全試合観ることは可能なのでしょうが、ケーブルTVの視聴料の他にダゾーンに視聴料を払ってまでJリーグを観る時間や価値はないと判断したのです。

その副作用としてこれまで年に数回は必ずしていたスタジアムでの観戦もしなくなりました。あの頃はグランパスの試合が開催される瑞穂や豊田スタジアムの他にも、FC刈谷の試合を観るため港サッカー場やウエーブスタジアム刈谷に行ったものです。FC刈谷がJFLから地域リーグに降格しても観に行ったくらいなのですが、それもなくなりました。やはりサッカー観戦もある程度数をこなしていないと面白く感じられなくて、TV観戦の機会がガクンと減ってしまってから、自然スタジアムから足が遠のく結果となってしまったのです。

もちろんダゾーンの参入によってJリーグが潤い、その結果イニエスタやLダミアンらの著名外人をJリーグに呼ぶことが出来たというのは事実です。ただその反面地上波で見られなくなったために初心者がJリーグを身近に感じられる機会が少なくなり結果敷居が高くなってしまったのも事実でしょう。つまりJリーグは裾野を広げるよりも、今いる熱心なサッカーファンを囲い込むこと方にシフトしていったのだと思います。どちらがいいかはぼくのような素人には分からないのですが、今回日本代表のアウエーの試合がダゾーンでしか見られなくなったというのは、さすがにまずいのではないかと思います。実際職場でサッカー日本代表のことが話題になることは全くと言っていいほどなくなりましたし(サッカーの話題ばかりしていたぼくがしないのだから当然か・・・)、もしこれでワールドカップに出場できなかったりしたら、いよいよサッカーは再び氷河期になってしまうかもしれません。

本当は欧州のサッカー先進国のように、例えワールドカップや大陸選手権に出場できなかったとしてもサッカー人気に揺るぎがないほど、国内リーグが学校や職場の話題になるような状況になれば問題ないのでしょうが、現状は厳しいと言わざるを得ないような気がします。現在氷河期ともいえるエロゲー業界に重なってみえるような気がして仕方のない魚の戯言でした。  

Posted by 7月の魚 at 09:03Comments(0)TrackBack(0)サッカー
 

2021年11月22日

アニピンデスで大敗した一局から

以前ゆうせーさんのアニピンデスも配信でトバされたというツィートをしましたが、その時の半荘をぼくの視点で紹介してみたいかと思います。youtubeアニピンデス#154のアーカイブ(3:09:47あたりから)を見てから読むとより楽しめるかもしれません。(ちなみにゆうせーさんはぼくの対面)

まずは東1局の起家


3巡目でこの牌姿なら充分で、ぜひ先制リーチを打ちたいところ。最短距離なら4筒か7万ですが、4筒はドラで7万はイッツーの種。良形か高打点のリーチを打ちたくて、ここは慌てず騒がず3索打としました。



上手くドラにくっつき6索が入って良形でないものの高打点のリーチが打てたのですが、すかさず下家に追っかけられ一発で当たり牌を掴まされる。これでこの半荘は厳しくなるのではと思いました。



続いての東3局。上家が赤5索含みのターツ落としでホンイツに走り一触即発。ただこちらも123の三色が崩れたものの、カン7万が入り少しでも挽回したく3筒を切ってリーチしたのですが結果は最悪。恐らく手替わりを待てば(わかりにくいですが)対面のゆうせーさんのリーチ宣言牌の8万が上家に当たっていた可能性が高かった(実戦はぼくのリーチに上家は南の対子落としで回ったため、チーで済んだ)。それが結果はというとぼくの宣言牌の3筒を下家にチーされたあげく、ラス牌の2索をゆうせーさんにツモられ親満。といってもこの状況で三色の手替わりを待つほど悠長なことは出来ず仕方ない放銃といえるのですが、これで一人大沈みとなってしまいより厳しくなってしまいました。



そんな1本場。赤5筒が対子になりリーチに。8万は山にありそうで思い切っての役満狙いもチラつきましたが、まだそこまで自棄というか一か八かに賭ける場面でなく、それよりリーチで足止めしてツモりに行って素点を回復する方がベターと見ました。ただ異様にアグレッシブな下家に4筒・7索と押され、しかも追っかけられることに。そして問題のこの場面。



ゆうせーさんはここでケイテンの可能性を見て下家の1筒をチーして1索打。ただそのチーでぼくがツモるはずの5筒が下家に流れ8000取り返せる筈が逆に2000取られ差し引き10000点のマイナス。さすがにここで半ばラスを覚悟しました。



続く東4局。ここで焦って5万を切ったのは明らかなミス。ここまで離れたラスなら3索打として4索のピンフテンパイだけは逃さないようにしながらドラへのくっつきを狙はなければいけませんでした。東1局であれだけ打点にこだわったのに、この場面でドラを切ってしまうのは情けない限り。案の定次のツモが4万で臍を嚙むことになり、仕方なしに打った2索3索の並びシャンポンリーチは当然実らず逆にゆうせーさんに振り込み。36万両面でリーチしても山にはほとんで残ってなく恐らく上がれていなかったでしょうが、ここで最善を尽くさなかったぼくの次の親番でチャンス手が回ってくることはありませんでした(一人ノーテン)。



もはや何とかトビだけは阻止したいと思って歯を食いしばっていた南3局。ここでゆうせーさんが決めにきた場面。恐らくツモられたらトバされるのは覚悟していました。それだけに目をつぶって1筒を切りたいところですが、ぼくは安牌の4索打としました。というのもこのリーチ明らかに3索は超危険牌。もし25索ツモったりドラが重なったりすると勢い3索が出てしまう可能性が高いのですが、その誘惑に負けないように3索を頭固定したのです。一発でツモらされた1筒も危険ですが、もしテンパイしたら押すつもり。そしてテンパイし追っかけたのですが、待ちがカン7筒では厳しく流局に(ゆうせーさんの待ちはやはり36索)。



そして流れ1本場。ここで上家が初牌のダブ南を余らせたのですが、これはさすがにテンパイ濃厚。いくらラス目とはいえこの手牌ではアガリは厳しく、もう通ってない索子と字牌は切るつもりはありませんでした。



その後、下家からリーチが入りましたが、こちらもドラ対子に赤1でリーチを掛ければ跳満まで見えるイーシャンテンになりました。点棒があればリーチ者の安牌で他にもまず通る5万ですが、直撃を狙って今度こそ一か八か前に出るしかない場面。2索はノーチャンスで両面には当たりませんが、謎初牌で上家・下家どちらにも危険。発も初牌でリーチ者にはもちろん、上家に打つには厳しい牌。6筒はリーチ者にはW無筋。それで消去法でリーチ者に両面で当たらない5索を切ったのですが、これが上家のホンイツにストライク。待ちは発と5索のシャンポンでやはりダブ南を余らせた段階でテンパイしていました(ちなみに下家の待ちはカン8万)。まあここに至っては仕方ない振り込みのように思えるのですが、この半荘は開局の振り込み以降あまりに苦しく辛い展開て、対局が終わったあとなぜか涙が出てきました。
その後、改めて配信で初めてお礼のコメントを書かせていただいたところ、ゆうせーさんに思いがけぬ優しいことばを掛けていただいて、余計涙腺が緩くなってきたのですが、これほど不出来な一局は最近になくてそれにつられたのか本垢も今月は不調。改めてまたゆうせーさんの配信を見て勉強し直さなければと感じています。  

Posted by 7月の魚 at 07:33Comments(0)TrackBack(0)麻雀