2008年05月06日
発売できないのなら早めに延期報告して欲しいの
学園☆新選組!~乙女ゴコロと局中法度(May-Be Soft)が終了し批評空間に長文感想を投稿しました。
3月では一番前評価を高くしたゲームだったのですがこっそりある想ファクトリーの文字が不安との予想が図らずも的中してしまった形となりました。まあ、彼らがすべてシナリオを担当したわけではないので冤罪といえば冤罪なのでしょうが、こういった見徳(けんとく)は競馬の予想と同じくあながちバカに出来ないから恐いところ。これからこういった直感は大事にしたいものです。
さてそろそろ5月に買うゲームの予約をしなければならない時期になってきました。その中で問題になってくるのがG線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)の動向です。ずっと前に発行してもらった予約レシートが発酵しそうなくらい延期しているソフトですが、再び何回目かの発売予定日が近づいてきたわけです。
もうかなり萎えかけていてどっちでもいい感がぼくの胸中で垂れ込めているわけですが、予約してしまった以上取りに行かないわけにはいきません。もし発売されるならそのためのお金を残しておかなければいけませんし、延期してくれるなら心置きなく他のゲームに資金を回せるといったわけです。
特に今月は有力ゲームが数多く控えている関係上、限られた資金をどこに回すかは死活問題となってきます。早いところ延期を発表してくれればいいのですが・・・
まあ、ぶっちゃけていうと、発売する可能性は薄いと見ています。確率でいうと10%くらい。こんぼく麻雀や姉妹ブランドのるいは智を呼ぶ(暁WORKS)の方が多分先に発売されているはずです。
といっても購入候補の一つであるプリンセスラバー(Ricotta)も何となく嫌なムードが漂っているのですね。ef-the letter tale(minori)やウィザーズクライマー(ソフトハウスキャラ)は発売されるとしても、もし上記の2本が予定いや予想通り延期になったとしたら最初強力なように思われた5月の布陣がかなり手薄に感じられてくるから不思議。
そんな5月発売予定ゲームですが、GW明けになればそろそろマスターアップ報告されてもいい頃。そんなわけで来週くらいには恒例になっている今月の注目ゲームの寸評を公開したいと思っていますのでよろしくお願いします。
3月では一番前評価を高くしたゲームだったのですがこっそりある想ファクトリーの文字が不安との予想が図らずも的中してしまった形となりました。まあ、彼らがすべてシナリオを担当したわけではないので冤罪といえば冤罪なのでしょうが、こういった見徳(けんとく)は競馬の予想と同じくあながちバカに出来ないから恐いところ。これからこういった直感は大事にしたいものです。
さてそろそろ5月に買うゲームの予約をしなければならない時期になってきました。その中で問題になってくるのがG線上の魔王(あかべぇそふとつぅ)の動向です。ずっと前に発行してもらった予約レシートが発酵しそうなくらい延期しているソフトですが、再び何回目かの発売予定日が近づいてきたわけです。
もうかなり萎えかけていてどっちでもいい感がぼくの胸中で垂れ込めているわけですが、予約してしまった以上取りに行かないわけにはいきません。もし発売されるならそのためのお金を残しておかなければいけませんし、延期してくれるなら心置きなく他のゲームに資金を回せるといったわけです。
特に今月は有力ゲームが数多く控えている関係上、限られた資金をどこに回すかは死活問題となってきます。早いところ延期を発表してくれればいいのですが・・・
まあ、ぶっちゃけていうと、発売する可能性は薄いと見ています。確率でいうと10%くらい。こんぼく麻雀や姉妹ブランドのるいは智を呼ぶ(暁WORKS)の方が多分先に発売されているはずです。
といっても購入候補の一つであるプリンセスラバー(Ricotta)も何となく嫌なムードが漂っているのですね。ef-the letter tale(minori)やウィザーズクライマー(ソフトハウスキャラ)は発売されるとしても、もし上記の2本が予定いや予想通り延期になったとしたら最初強力なように思われた5月の布陣がかなり手薄に感じられてくるから不思議。
そんな5月発売予定ゲームですが、GW明けになればそろそろマスターアップ報告されてもいい頃。そんなわけで来週くらいには恒例になっている今月の注目ゲームの寸評を公開したいと思っていますのでよろしくお願いします。
2008年05月05日
つよきす2学期をインストールする前に
FORTUNE ARTERIAL(オーガスト)が無事終了。一応感想は書いてみましたが相変わらずオーガストのゲームは長文が書きにくいです。というわけで簡単な考察が中心となってしまいましたがもし興味がありましたら長文感想のページを覗いて見て下さい。
ということで、次にHDへインストールするのはつよきす2学期(きゃんでぃそふと)ということになりそうです。批評空間での平均点がToHeart2 AnotherDays(Leaf)と同じく底辺近くをさまよっている(本日現在)続編で今年は「続編受難の年」かと言いたくなりますが、ToHeart2 AnotherDaysと同じくここまで低いと怖いもの見たさでワクワクしてくるから不思議。
ぼく自身は前作のつよきす自体優れたシナリオと言いがたい部分があったので2学期がシナリオに優れているわけがないと予想していましたが、ここまでの低評価ということはどうやらその予想については当たっているようです。これでシナリオについて多大な幻想を抱かなくて済みました。
問題は笑いの点。
一番難儀なキャラクター創造の部分が前作で完成されている以上、前作より分量は少なくなってもそれに匹敵するだけの笑いを出すことは充分可能であると前段階では予想していました。
というよりあれだけの魅力的なキャラクター設定を与えられておいてクスリとも笑いを巻きおこせなかったら厳しく言うようですが今回のライターであるNOB氏はこの稼業から足を洗ったほうがいい。NOB氏に課せられたのは作家としての仕事でなく脚本家の仕事だったわけですからね。
ドラマやアニメの世界では原作よりテレビ放映されたもののほうが面白かったなんて例はごろごろあります。それは脚本家が原作者と勝負するつもりで「原作より面白くしてやろう」と作品に挑んだ結果でしょう。片岡千恵蔵演ずる金田一耕助シリーズの映画脚本を担当した比佐芳武氏は原作を読んだファンでも楽しめる(驚かせる)ように映画ではわざわざ原作と違う犯人を設定したという話もあります。もちろん原作ファンには噴飯ものだったでしょうが、そういったことには鷹揚な大多数の観客には好評でその後シリーズが何本も作られたように映画としては成功を収めたわけなのです。
果たして脚本家であるNOB氏が比佐氏のように前作と勝負するような気概を持ってこの仕事を担当したのか、それともつよきすファンの顔色を窺うような心持で仕事をしたのか、つよきすファンではない一エロゲーファンとして注目しながらインストールしたいと思っています。
ということで、次にHDへインストールするのはつよきす2学期(きゃんでぃそふと)ということになりそうです。批評空間での平均点がToHeart2 AnotherDays(Leaf)と同じく底辺近くをさまよっている(本日現在)続編で今年は「続編受難の年」かと言いたくなりますが、ToHeart2 AnotherDaysと同じくここまで低いと怖いもの見たさでワクワクしてくるから不思議。
ぼく自身は前作のつよきす自体優れたシナリオと言いがたい部分があったので2学期がシナリオに優れているわけがないと予想していましたが、ここまでの低評価ということはどうやらその予想については当たっているようです。これでシナリオについて多大な幻想を抱かなくて済みました。
問題は笑いの点。
一番難儀なキャラクター創造の部分が前作で完成されている以上、前作より分量は少なくなってもそれに匹敵するだけの笑いを出すことは充分可能であると前段階では予想していました。
というよりあれだけの魅力的なキャラクター設定を与えられておいてクスリとも笑いを巻きおこせなかったら厳しく言うようですが今回のライターであるNOB氏はこの稼業から足を洗ったほうがいい。NOB氏に課せられたのは作家としての仕事でなく脚本家の仕事だったわけですからね。
ドラマやアニメの世界では原作よりテレビ放映されたもののほうが面白かったなんて例はごろごろあります。それは脚本家が原作者と勝負するつもりで「原作より面白くしてやろう」と作品に挑んだ結果でしょう。片岡千恵蔵演ずる金田一耕助シリーズの映画脚本を担当した比佐芳武氏は原作を読んだファンでも楽しめる(驚かせる)ように映画ではわざわざ原作と違う犯人を設定したという話もあります。もちろん原作ファンには噴飯ものだったでしょうが、そういったことには鷹揚な大多数の観客には好評でその後シリーズが何本も作られたように映画としては成功を収めたわけなのです。
果たして脚本家であるNOB氏が比佐氏のように前作と勝負するような気概を持ってこの仕事を担当したのか、それともつよきすファンの顔色を窺うような心持で仕事をしたのか、つよきすファンではない一エロゲーファンとして注目しながらインストールしたいと思っています。
2008年05月03日
美少女ゲームライブラリー③~悪夢-青い果実の散花-
さて今回は悪夢-青い果実の散花-(スタジオメビウス)を紹介します・・・
このゲームはファンディスク「めびにゃ」に収録されていたので体験されている方も多いかと思いますが、ぼくがプレイしたのは一番最初に発売されたPC-9801版です。このゲームは当初の発表日から大幅に延期(一時発売日が未定となった)されたため「あまりに過激な内容のため自粛された」「検閲が入った」などという噂が飛び交ったものでしたが、その後同メーカーの「SNOW」がいつまで経っても発売にならないのを見ても「悪夢」の発売が遅れたのが制作スケジュール管理の甘さによるものだったことは容易に想像出来るというものです。
それはともかく、このゲームは凌辱系に属されるわけですがぼくがこういったゲームをほとんどプレイしないのもこの「悪夢」がいわゆる一種のトラウマとなってしまっているためでしょう。それくらいゲーム内容としては貧弱でこのゲームのせいで凌辱ゲームはつまらないという先入観が出来てしまったのではないかと思うのです。
このゲーム、凌辱される女の子には細かな設定があります(雑誌にメインだけでなくサブの女の子まで細かな設定が紹介されていたくらい)。なぜそんな細かな設定が容易されているところをみると別にそれらを生かしたシナリオにしたかったわけではなく、ちょうどカタログのようにプレイヤーに少女の体型や生い立ちを公開することによって、よりプレイヤーに凌辱シーンを悲惨なものに感じてもらおうという配慮のように思われます。
ただ本来ならばそれらはシナリオ内で徐々に明かされていくべきものなのですね。それらを全くせずにただプレイヤーの想像に任せるというのは手抜き以外の何物でもないわけです。
といっても実際はメインである程度シナリオで設定がプレイヤーに紹介さるメイン格の10人より、部下に凌辱されるサブの少女たちのほうがよりヌケる(ぼく的には)のでメビウスの戦術は当たっていたことは確かですがそれはライターにとって非常に恥ずかしいことではないかと思うのですが・・・
といってもこのサブの少女たち。CGはたった一枚しかない。その一枚も発売後雑誌に公開されてしまったので、実際にゲームを買って得られるものは(ぼくにとっては)何もなかったわけです。これでは地雷と断定するしかない。だってCVがあるわけでもないのでパソコンでヌクのも雑誌を見てヌクのも変わらないわけですから。
ただこのゲームを買ったこと自体が「悪夢」だったとまで言うつもりはありません。個人的な嗜好が判明しただけでもこのゲームを買った意味は有ったと思うのです。ただいまだに原画買いが止められないところを見るとあまり生かされているとはいえないかもしれませんが・・・
このゲームはファンディスク「めびにゃ」に収録されていたので体験されている方も多いかと思いますが、ぼくがプレイしたのは一番最初に発売されたPC-9801版です。このゲームは当初の発表日から大幅に延期(一時発売日が未定となった)されたため「あまりに過激な内容のため自粛された」「検閲が入った」などという噂が飛び交ったものでしたが、その後同メーカーの「SNOW」がいつまで経っても発売にならないのを見ても「悪夢」の発売が遅れたのが制作スケジュール管理の甘さによるものだったことは容易に想像出来るというものです。
それはともかく、このゲームは凌辱系に属されるわけですがぼくがこういったゲームをほとんどプレイしないのもこの「悪夢」がいわゆる一種のトラウマとなってしまっているためでしょう。それくらいゲーム内容としては貧弱でこのゲームのせいで凌辱ゲームはつまらないという先入観が出来てしまったのではないかと思うのです。
このゲーム、凌辱される女の子には細かな設定があります(雑誌にメインだけでなくサブの女の子まで細かな設定が紹介されていたくらい)。なぜそんな細かな設定が容易されているところをみると別にそれらを生かしたシナリオにしたかったわけではなく、ちょうどカタログのようにプレイヤーに少女の体型や生い立ちを公開することによって、よりプレイヤーに凌辱シーンを悲惨なものに感じてもらおうという配慮のように思われます。
ただ本来ならばそれらはシナリオ内で徐々に明かされていくべきものなのですね。それらを全くせずにただプレイヤーの想像に任せるというのは手抜き以外の何物でもないわけです。
といっても実際はメインである程度シナリオで設定がプレイヤーに紹介さるメイン格の10人より、部下に凌辱されるサブの少女たちのほうがよりヌケる(ぼく的には)のでメビウスの戦術は当たっていたことは確かですがそれはライターにとって非常に恥ずかしいことではないかと思うのですが・・・
といってもこのサブの少女たち。CGはたった一枚しかない。その一枚も発売後雑誌に公開されてしまったので、実際にゲームを買って得られるものは(ぼくにとっては)何もなかったわけです。これでは地雷と断定するしかない。だってCVがあるわけでもないのでパソコンでヌクのも雑誌を見てヌクのも変わらないわけですから。
ただこのゲームを買ったこと自体が「悪夢」だったとまで言うつもりはありません。個人的な嗜好が判明しただけでもこのゲームを買った意味は有ったと思うのです。ただいまだに原画買いが止められないところを見るとあまり生かされているとはいえないかもしれませんが・・・
2008年04月23日
見送った原因
毎年恒例になっているTG誌の俺ゲーグランプリ2007が最新号にて発表されました。その結果とぼくの評価の乖離については別の機会に譲るとして世間的にどのようなゲームが高評価を受けているか知れて興味深かったです。
そんな総合ランキングベスト10のうち、ぼくがプレイしてたエロゲーは3本。昨年発売されたゲームのうちぼくが購入したのは37本ですから約一割のゲームしかランクインしていないことになります。これはやや不満足な数字といえるでしょう。それだけの本数を買っているわけですからせめて半数はランクインしていなければならないはず。
ということで反省をこめて今回はランクインしたゲームをなぜ買っていなかったのか?その分析をしてみようかと思います・
まず第1位から分析をと思ったのですが、第1位のゲームがエロゲーではなかったので除外し2位から始めようかと・・・
第2位は聖なるかな(ザウス)でした。
かなりのエロゲー歴を誇るぼくですが、なぜかザウスのゲームには縁がありません。「風と大地のページェント」と「フローラリア」は購入するかどうかかなり迷ったんですけどね。というわけでこのゲームの前作となる「永遠のアセリア」も当然買っていないわけです。やはり前作を買ってなくて続編を買うというのは清水の舞台から飛び降りるつもりでいないと出来ないですね。
あとパソコンのスペックがこのゲームをプレイする環境に無かったことも見送った原因ではありますが。
次に第3位の恋姫†無双(BaseSon)。このゲームが発売されたのは1/26で同じ日に「いつか、届く、あの空に。」や「カタハネ」、「月光のカルネヴァーレ」、「夏めろ」。そして次の週に「プリミティブリンク」ら有力ゲームが揃った激戦区。だから資金的に「恋姫†無双」まで手が届かなかったという理由は考えられます。
しかし前にあげたゲームをすべて見送り、熟慮の結果買ったゲームが「ナツメグ」はともかく「チアフル」、「あるぺじお」、「青空がっこのせんせい君」では見る目がないと言われても仕方がなかろうと。
まあ、設定的に地雷臭がぷんぷんと漂っていたことが避けた主な原因でしたけどね。なまじ三国志(演義も吉川英治版も読了)を知っているだけに・・・
第4位はマブラブALTERED FABLE(アージュ)。
マブラブもオルタも買っていないぼくですから買ってなくて当然なわけですが、こんなゲーム出ていたんですね。8/31発売ですか?その日はショップに顔を出していませんでしたからパッケージすら記憶がありません。まあこれは買ってなくても仕方ないでしょう。
第5位、第6位は買っていたので続いて第7位の桃華月憚(ROOT)。
実のところCARNELIAN氏の原画にはそれほどの思い入れがないし「顔の無い月」、「ヤミと帽子と本の旅人」もプレイしていないのでこのゲームは気にはなっていましたが、同日発売の「君が主で執事が俺で」や「ドラクリウス」、「片恋いの月」を止めてまで買おうとは思いませんでした。まあそういいつつ「めいくるッ!」なんてゲームに手を出していたりするわけですが。
しかし発売直後は色々と悪い噂が流れて実のところ手を出さなくてほっとしていたくらいだったのですが、落ち着いてみると意外に評価が高いのですね。今やワゴンの主力商品と化していますしこれを機会に仕入れてきていいかもと思ったり思わなかったり。
一つ飛んで第9位の真・燐月(Selen)。プレミアムエディションにサウンドトラックが同梱されるとあって買うかどうか直前まで迷いに迷ったものです。ただ燐月をプレイしてないということで思いいれがなかったことが見送りする主原因となりました。
第10位はHonnyComing(HOOK)。前作「_summer」のあまりの睡眠導入剤っぷりも見送りの一因だったわけですが体験版もプレイしての決断だったわけですから後悔はしていません。といってももしHOOKがヴォーカルソングを別売りしたりせずゲームに同梱してくれていれば買っていたでしょうけど。
そして第1位がエロゲーでなかったということで補欠として11位のあかね色に染まる坂(feng)。これはマスターアップ宣言が発売直前だったこと、体験版の公開が遅れたことに加えて特典のあまりのすさまじさに未開封品が大量にワゴンに流れることを確信しての見送りでした。
そして実際にワゴンに並んだのですよ。ただあまりに大量に並んでいたため「もう少し待てばもっと安くなるだろう」というスケベ根性が働いてしまったのです。と、そうこうするうちいつの間にかワゴンから消え結局手に入らずじまいとなったわけです。こんなことなら即日購入しておけば良かったと後悔しきり。
というわけでざっと見てきたわけですが続編・ファンディスクがベスト10位以内に4本入っているのですね。これだけ続編やファンディスクが多いのでは3本という数字でも仕方ないかなという気はしてきました。まあ評価の高かったであろう前作をプレイしていない時点で「見る目がない」と言われればそれまでかもしれませんが・・・
そんな総合ランキングベスト10のうち、ぼくがプレイしてたエロゲーは3本。昨年発売されたゲームのうちぼくが購入したのは37本ですから約一割のゲームしかランクインしていないことになります。これはやや不満足な数字といえるでしょう。それだけの本数を買っているわけですからせめて半数はランクインしていなければならないはず。
ということで反省をこめて今回はランクインしたゲームをなぜ買っていなかったのか?その分析をしてみようかと思います・
まず第1位から分析をと思ったのですが、第1位のゲームがエロゲーではなかったので除外し2位から始めようかと・・・
第2位は聖なるかな(ザウス)でした。
かなりのエロゲー歴を誇るぼくですが、なぜかザウスのゲームには縁がありません。「風と大地のページェント」と「フローラリア」は購入するかどうかかなり迷ったんですけどね。というわけでこのゲームの前作となる「永遠のアセリア」も当然買っていないわけです。やはり前作を買ってなくて続編を買うというのは清水の舞台から飛び降りるつもりでいないと出来ないですね。
あとパソコンのスペックがこのゲームをプレイする環境に無かったことも見送った原因ではありますが。
次に第3位の恋姫†無双(BaseSon)。このゲームが発売されたのは1/26で同じ日に「いつか、届く、あの空に。」や「カタハネ」、「月光のカルネヴァーレ」、「夏めろ」。そして次の週に「プリミティブリンク」ら有力ゲームが揃った激戦区。だから資金的に「恋姫†無双」まで手が届かなかったという理由は考えられます。
しかし前にあげたゲームをすべて見送り、熟慮の結果買ったゲームが「ナツメグ」はともかく「チアフル」、「あるぺじお」、「青空がっこのせんせい君」では見る目がないと言われても仕方がなかろうと。
まあ、設定的に地雷臭がぷんぷんと漂っていたことが避けた主な原因でしたけどね。なまじ三国志(演義も吉川英治版も読了)を知っているだけに・・・
第4位はマブラブALTERED FABLE(アージュ)。
マブラブもオルタも買っていないぼくですから買ってなくて当然なわけですが、こんなゲーム出ていたんですね。8/31発売ですか?その日はショップに顔を出していませんでしたからパッケージすら記憶がありません。まあこれは買ってなくても仕方ないでしょう。
第5位、第6位は買っていたので続いて第7位の桃華月憚(ROOT)。
実のところCARNELIAN氏の原画にはそれほどの思い入れがないし「顔の無い月」、「ヤミと帽子と本の旅人」もプレイしていないのでこのゲームは気にはなっていましたが、同日発売の「君が主で執事が俺で」や「ドラクリウス」、「片恋いの月」を止めてまで買おうとは思いませんでした。まあそういいつつ「めいくるッ!」なんてゲームに手を出していたりするわけですが。
しかし発売直後は色々と悪い噂が流れて実のところ手を出さなくてほっとしていたくらいだったのですが、落ち着いてみると意外に評価が高いのですね。今やワゴンの主力商品と化していますしこれを機会に仕入れてきていいかもと思ったり思わなかったり。
一つ飛んで第9位の真・燐月(Selen)。プレミアムエディションにサウンドトラックが同梱されるとあって買うかどうか直前まで迷いに迷ったものです。ただ燐月をプレイしてないということで思いいれがなかったことが見送りする主原因となりました。
第10位はHonnyComing(HOOK)。前作「_summer」のあまりの睡眠導入剤っぷりも見送りの一因だったわけですが体験版もプレイしての決断だったわけですから後悔はしていません。といってももしHOOKがヴォーカルソングを別売りしたりせずゲームに同梱してくれていれば買っていたでしょうけど。
そして第1位がエロゲーでなかったということで補欠として11位のあかね色に染まる坂(feng)。これはマスターアップ宣言が発売直前だったこと、体験版の公開が遅れたことに加えて特典のあまりのすさまじさに未開封品が大量にワゴンに流れることを確信しての見送りでした。
そして実際にワゴンに並んだのですよ。ただあまりに大量に並んでいたため「もう少し待てばもっと安くなるだろう」というスケベ根性が働いてしまったのです。と、そうこうするうちいつの間にかワゴンから消え結局手に入らずじまいとなったわけです。こんなことなら即日購入しておけば良かったと後悔しきり。
というわけでざっと見てきたわけですが続編・ファンディスクがベスト10位以内に4本入っているのですね。これだけ続編やファンディスクが多いのでは3本という数字でも仕方ないかなという気はしてきました。まあ評価の高かったであろう前作をプレイしていない時点で「見る目がない」と言われればそれまでかもしれませんが・・・
2008年04月20日
朝凪のアクアノーツ発売前に思ったこと
先日「朝凪のアクアノーツ」を買ってきました。
もちろんまだゲームが売っているわけはなく先行発売された主題歌CDの方です。
ところでこの主題歌CD発売元は有限会社スタジオナレッジという会社でゲームを開発したFizzと同じ母体なわけですが、買ってしまったぼくが言うのも何ですけどこのCD果たしてどのような層を狙って発売されたのでしょうか。
まず考えられるのが榊原ゆいファンを狙ってという見方なのですがこれはどうも違うようです。
というのも榊原ゆいファンを狙うのならジャケットに闇野ケンジ氏のイラストを使うより榊原ゆいの写真を使ったほうがよりファンへアピールできるはずですから。
それにCD内に普通二曲入っているはずのヴォーカルソングが一曲しか入ってなく代わりにゲーム内に使用されているBGMが三曲入っていることを鑑みても、榊原ゆいのファン目的でないのは明白でしょう。
ならばゲームの販促目的かというとそれも違う感じ・・・
というのも純粋にゲームの売り上げに結びつけようと思えば、他の多くのメーカーがしているように初回特典としてゲーム内に封入させたほうが売り上げ増につながるに決まっているからです。
この「朝凪のアクアノーツ」。主題歌としてヴォーカルに榊原ゆい、そして曲はElements Gardenの藤田淳平を起用。もし初回特典としてゲームに封入されていたとしたら、曲だけを目当てにゲーム買う人も少なからず出てくると思われます。実際そのような売り方をされたとしたらぼくも予約するかどうか深く悩んだでしょう。それが主題歌を別売りしてもらえたおかげで不必要なゲームを買うことなく目的の主題歌を手に入れることができたわけですからFizzには感謝しなくてはいけないくらいです。
つまり主題歌を先行発売したことはゲームの販売促進どころか逆効果になっているわけですね。
最近主題歌CDやサントラを買ってくれたユーザーのためのサービスとして封入したりせず、別売りして一儲けしようとする動きがゲームメーカーの間で広まりつつあります。しかしこのようなことを大手のメーカーならともかくまだそれほど実績のないメーカーが行うのは正直考え物ではないかと思います。ましてゲーム発売後期間をおいてこういった主題歌やサントラを売り出すならともかくゲーム発売前もしくは発売とほぼ同時に売ることはゲームの売り上げとしては逆効果にしかならないでしょう。まあ無理に著名アーティストを起用しているわけですしそのお金を少しでも回収したいという気持ちは分からないでもないですが、レコード会社ではなくゲームメーカーなのですからあくまでゲームを手にとってもらうことを第一に考えなくてはいけないと思うんですけど・・・
まあエロゲーヴォーカルソングコレクターのぼくとしては、払う金額がより少なくて済むわけですからこういったメーカーの動きが広まることは歓迎するべきかもしれませんね。プレイしないゲームをただ主題歌目的のためだけに買っていたら、それこそ部屋が積みゲーまみれになってしまいますから。
もちろんまだゲームが売っているわけはなく先行発売された主題歌CDの方です。
ところでこの主題歌CD発売元は有限会社スタジオナレッジという会社でゲームを開発したFizzと同じ母体なわけですが、買ってしまったぼくが言うのも何ですけどこのCD果たしてどのような層を狙って発売されたのでしょうか。
まず考えられるのが榊原ゆいファンを狙ってという見方なのですがこれはどうも違うようです。
というのも榊原ゆいファンを狙うのならジャケットに闇野ケンジ氏のイラストを使うより榊原ゆいの写真を使ったほうがよりファンへアピールできるはずですから。
それにCD内に普通二曲入っているはずのヴォーカルソングが一曲しか入ってなく代わりにゲーム内に使用されているBGMが三曲入っていることを鑑みても、榊原ゆいのファン目的でないのは明白でしょう。
ならばゲームの販促目的かというとそれも違う感じ・・・
というのも純粋にゲームの売り上げに結びつけようと思えば、他の多くのメーカーがしているように初回特典としてゲーム内に封入させたほうが売り上げ増につながるに決まっているからです。
この「朝凪のアクアノーツ」。主題歌としてヴォーカルに榊原ゆい、そして曲はElements Gardenの藤田淳平を起用。もし初回特典としてゲームに封入されていたとしたら、曲だけを目当てにゲーム買う人も少なからず出てくると思われます。実際そのような売り方をされたとしたらぼくも予約するかどうか深く悩んだでしょう。それが主題歌を別売りしてもらえたおかげで不必要なゲームを買うことなく目的の主題歌を手に入れることができたわけですからFizzには感謝しなくてはいけないくらいです。
つまり主題歌を先行発売したことはゲームの販売促進どころか逆効果になっているわけですね。
最近主題歌CDやサントラを買ってくれたユーザーのためのサービスとして封入したりせず、別売りして一儲けしようとする動きがゲームメーカーの間で広まりつつあります。しかしこのようなことを大手のメーカーならともかくまだそれほど実績のないメーカーが行うのは正直考え物ではないかと思います。ましてゲーム発売後期間をおいてこういった主題歌やサントラを売り出すならともかくゲーム発売前もしくは発売とほぼ同時に売ることはゲームの売り上げとしては逆効果にしかならないでしょう。まあ無理に著名アーティストを起用しているわけですしそのお金を少しでも回収したいという気持ちは分からないでもないですが、レコード会社ではなくゲームメーカーなのですからあくまでゲームを手にとってもらうことを第一に考えなくてはいけないと思うんですけど・・・
まあエロゲーヴォーカルソングコレクターのぼくとしては、払う金額がより少なくて済むわけですからこういったメーカーの動きが広まることは歓迎するべきかもしれませんね。プレイしないゲームをただ主題歌目的のためだけに買っていたら、それこそ部屋が積みゲーまみれになってしまいますから。
2008年04月18日
エロゲーをインストールしたらクリアしないっ!
<らいでぃんぐいんきゅばす(Asgard)の感想を批評空間にアップしました。世間的に全くといっていいほど知られていないゲームでありどれだけ感想としての需要があるかは分かりませんが、興味があったら覗いてみて下さい。
さて現在HDにインストールしてあるその他美少女ゲームの進捗状況についてまとめをサッカーのチケット販売状況風に紹介すると
Under The Moon (シュガービーンズ)
◆◇◇◇◇
赫炎のインガノック(LiarSoft) ◇◇◇◇◇
そして明日の世界より━(etude) ◇◇◇◇◇
明日の君と逢うために(Purple) ◆◆◆◇◇
さくらシュトラッセ (ぱれっと) ◆◇◇◇◇
FORTUNE ARTERIRL(AUGUST)◆◆◆◆◇
ToHeart2 AnotherDays(Leaf) ◇◇◇◇◇
学園☆新撰組!(May-Be SOFT) ◆◇◇◇◇
いじわるMyMaster(シュガービーンズ)◇◇◇◇◇
いや盛大に売れ残ってますなぁ(笑)Jリーグのチケット販売状況並みですよこれは・・・
という冗談はさておき、まずまず進行しているように思える明日の君と逢うためにはここ数週間起動した記憶がありません。体験版時点でぼくに合わないゲームというのは分かっていたのですがその予想通りでした。三人目までプレイしましたが四人目の明日香で匙を投げかけています。FORTUNE ARTERIRLは最後に取っておいた副会長シナリオの中盤あたり。4人クリア時点では辛めの点数ですがどうやら巻き返しがありそうな雰囲気です。さくらシュトラッセは今一番起動回数が多いゲーム。典型的萌えゲーで内容に語るべきところはないのですがやはりくすくす絵は偉大です。これから妙なシリアスに入って雰囲気を壊さなければ一気にクリアできそうな感じ。ToHeart2 AnotherDaysは二周目のはるみが余りに嗜好に合わなくて挫折気味。どうもこのゲーム痛いヒロインが多すぎる気がしてならないがゲームバランスは大丈夫ですか?そして明日の世界より━は眠い。5分動かすと確実に睡魔に襲われて今までどうにも起動する気になれませんでした。しかし苦労の甲斐あってようやく世界滅亡フラグが現れたので面白くなるのはこれからかもしれません。期待しよう。赫炎のインガノックはプロローグ部分をプレイして傑作の予感はありましたが、これはちびちびプレイしては本当の味が分からないタイプのゲームなので時間が取れた時に一気にプレイしようと取ってあります。問題はその機会が訪れるかなのですが・・・乙女ゲー二本は放置プレイ。やはり起動ディスク要のゲームはプレイ時ディスクをいちいち入れるのが面倒くさいので一気にクリアさせないとどうしてもHD内で朽ちていきますね。
というわけでGW前までにこの中から最低一本はクリアしようと意気込む魚でした。
さて現在HDにインストールしてあるその他美少女ゲームの進捗状況についてまとめをサッカーのチケット販売状況風に紹介すると
Under The Moon (シュガービーンズ)
◆◇◇◇◇
赫炎のインガノック(LiarSoft) ◇◇◇◇◇
そして明日の世界より━(etude) ◇◇◇◇◇
明日の君と逢うために(Purple) ◆◆◆◇◇
さくらシュトラッセ (ぱれっと) ◆◇◇◇◇
FORTUNE ARTERIRL(AUGUST)◆◆◆◆◇
ToHeart2 AnotherDays(Leaf) ◇◇◇◇◇
学園☆新撰組!(May-Be SOFT) ◆◇◇◇◇
いじわるMyMaster(シュガービーンズ)◇◇◇◇◇
いや盛大に売れ残ってますなぁ(笑)Jリーグのチケット販売状況並みですよこれは・・・
という冗談はさておき、まずまず進行しているように思える明日の君と逢うためにはここ数週間起動した記憶がありません。体験版時点でぼくに合わないゲームというのは分かっていたのですがその予想通りでした。三人目までプレイしましたが四人目の明日香で匙を投げかけています。FORTUNE ARTERIRLは最後に取っておいた副会長シナリオの中盤あたり。4人クリア時点では辛めの点数ですがどうやら巻き返しがありそうな雰囲気です。さくらシュトラッセは今一番起動回数が多いゲーム。典型的萌えゲーで内容に語るべきところはないのですがやはりくすくす絵は偉大です。これから妙なシリアスに入って雰囲気を壊さなければ一気にクリアできそうな感じ。ToHeart2 AnotherDaysは二周目のはるみが余りに嗜好に合わなくて挫折気味。どうもこのゲーム痛いヒロインが多すぎる気がしてならないがゲームバランスは大丈夫ですか?そして明日の世界より━は眠い。5分動かすと確実に睡魔に襲われて今までどうにも起動する気になれませんでした。しかし苦労の甲斐あってようやく世界滅亡フラグが現れたので面白くなるのはこれからかもしれません。期待しよう。赫炎のインガノックはプロローグ部分をプレイして傑作の予感はありましたが、これはちびちびプレイしては本当の味が分からないタイプのゲームなので時間が取れた時に一気にプレイしようと取ってあります。問題はその機会が訪れるかなのですが・・・乙女ゲー二本は放置プレイ。やはり起動ディスク要のゲームはプレイ時ディスクをいちいち入れるのが面倒くさいので一気にクリアさせないとどうしてもHD内で朽ちていきますね。
というわけでGW前までにこの中から最低一本はクリアしようと意気込む魚でした。
2008年04月15日
ダメ主人公について考えてみる
最近全く美少女ゲームをクリアできていなかったのですが、ようやくらいてぃんぐいんきゅばす(Asgard)が片付きそうです。感想については直に批評空間にアップさせようと思っていますが、今回はこのゲームをプレイしていてふと思ったことについて・・・
このゲームの主人公はかなりのダメ人間です。とにかく救い難いほどのヘタレ。これ以上述べるとネタバレになってしまうので差し控えますが、個人的にプレイヤーの分身であるはずの主人公がダメ人間であるとプレイしていてテンションが下がる(怒りとしてのテンションは上がるかも・・・)ことこの上ないわけで、そういったゲームの評価は押しなべて評価が低い・・・
はずなのですが、そうでないゲームも中にはあるのです。というのも美少女ゲーム界最低最悪の主人公といわれる伊藤誠が主演を務めるSchool Days、Summer Days(ともにOverflow)のゲームとしての評価は(ぼくにとっては)決して悪いものではないですから。もちろん主人公の人物としての評価は最悪といっていいわけですが。
これは一体どういうことなのか考えてみると
①因果応報なエンドがある
今までさんざんへタレ言動ばかり繰り返してきた主人公に幸せなエンドが迎えられるわけがないわけで・・・もちろんそんなエンドばかりですと今度はこプレイヤーの精神衛生が良くないわけですが、お決まりのハッピーエンドばかりではどうにも納得がいかない。へタレ言動にはそれ相応の報いがあるというのが正しい物語としての姿でしょう。悪が栄えるピカレスク小説ではないのですから。
②ダメ人間として一貫性がある
ルート終盤になって、今までの言動を棚に上げて賢しげにヒロインを説教する主人公。萌えゲーに多い展開なのですが、本来なら人間性に裏づけのない言葉に人が説得されるわけもなくプレイヤーを腹立たせるだけです。余計なことを言わず最初から最後まで徹頭徹尾へタレのほうが性格的に一貫性があってまだ納得がいくというものです。
③主人公の設定に納得がいく
ストーリー的に意味があるわけでなくただへタレているだけの主人公というのが凡百の萌えゲーにありがちのパターンなのですが、そうでなくそんな主人公でないと成り立たない話というものもあるわけで、そういったシナリオの裏づけがあれば主人公がダメでもそれほど気にならないものです。
④主人公がヘタレているのが一種のギャグになっている
主人公がいじられることがギャグになっているというのがこのケース。これもやり過ぎるとプレイヤーに不快感を与えるのですが節度さえ守っていればまずまず受け入れられるのではないかと思います。
といろいろな例を挙げてみたわけですが、こういったことの多くが守られていれば(ぼくにとっては)ヘタレ主人公即マイナス評価に繋がるわけではないのです。
さてらいてぃんぐいんきゅばすの評価についてですが、詳しい点については後日の機会に譲るとして全体的評価としては各ショップで叩き売りされているゲームにしてはまずまずの評価。ということは、主人公のダメっぷりについてはそのダメ度合いの割に(ぼく的には)それほど苦にならなかったといえるのではないでしょうか。
このゲームの主人公はかなりのダメ人間です。とにかく救い難いほどのヘタレ。これ以上述べるとネタバレになってしまうので差し控えますが、個人的にプレイヤーの分身であるはずの主人公がダメ人間であるとプレイしていてテンションが下がる(怒りとしてのテンションは上がるかも・・・)ことこの上ないわけで、そういったゲームの評価は押しなべて評価が低い・・・
はずなのですが、そうでないゲームも中にはあるのです。というのも美少女ゲーム界最低最悪の主人公といわれる伊藤誠が主演を務めるSchool Days、Summer Days(ともにOverflow)のゲームとしての評価は(ぼくにとっては)決して悪いものではないですから。もちろん主人公の人物としての評価は最悪といっていいわけですが。
これは一体どういうことなのか考えてみると
①因果応報なエンドがある
今までさんざんへタレ言動ばかり繰り返してきた主人公に幸せなエンドが迎えられるわけがないわけで・・・もちろんそんなエンドばかりですと今度はこプレイヤーの精神衛生が良くないわけですが、お決まりのハッピーエンドばかりではどうにも納得がいかない。へタレ言動にはそれ相応の報いがあるというのが正しい物語としての姿でしょう。悪が栄えるピカレスク小説ではないのですから。
②ダメ人間として一貫性がある
ルート終盤になって、今までの言動を棚に上げて賢しげにヒロインを説教する主人公。萌えゲーに多い展開なのですが、本来なら人間性に裏づけのない言葉に人が説得されるわけもなくプレイヤーを腹立たせるだけです。余計なことを言わず最初から最後まで徹頭徹尾へタレのほうが性格的に一貫性があってまだ納得がいくというものです。
③主人公の設定に納得がいく
ストーリー的に意味があるわけでなくただへタレているだけの主人公というのが凡百の萌えゲーにありがちのパターンなのですが、そうでなくそんな主人公でないと成り立たない話というものもあるわけで、そういったシナリオの裏づけがあれば主人公がダメでもそれほど気にならないものです。
④主人公がヘタレているのが一種のギャグになっている
主人公がいじられることがギャグになっているというのがこのケース。これもやり過ぎるとプレイヤーに不快感を与えるのですが節度さえ守っていればまずまず受け入れられるのではないかと思います。
といろいろな例を挙げてみたわけですが、こういったことの多くが守られていれば(ぼくにとっては)ヘタレ主人公即マイナス評価に繋がるわけではないのです。
さてらいてぃんぐいんきゅばすの評価についてですが、詳しい点については後日の機会に譲るとして全体的評価としては各ショップで叩き売りされているゲームにしてはまずまずの評価。ということは、主人公のダメっぷりについてはそのダメ度合いの割に(ぼく的には)それほど苦にならなかったといえるのではないでしょうか。
2008年04月14日
発売延期を予測する方法
先日さくらさくら(ハイクオソフト)の発売延期(6-27)が発表されました。未だに体験版がweb公開されないことから延期発表は時間の問題かと思われていましたがやはりといったところ。これで4月発売のゲームはかなり手薄になった印象はありますがそれは於いといて、延期の予想が付きながら4月8日にこのブログで公開した見解にこのゲームを含めてしまった不明を詫びるしかありません。まずはお詫び申し上げます。
美少女ゲーマーにとって期待していたゲームが延期すると精神的に落ち込むことこの上ないのですが、それに加えて予約金や代金まで払い込んでいるともなれば非常に腹立たしい気分に陥ることになります。それは精神衛生上好ましくないので予約せずに発売後購入するという考えも一理ありますが、予約特典や店舗オリジナル特典を目当てにしているとなるとそういうわけにもいかない。
というわけで今回は発売延期しそうなゲームの予測について語ってみたいと思います。
①おおよそ3週間前になっても体験版の公開がない。
マスターアップ報告でもあれば別ですが、報告はなく体験版の公開もないともなるとかなりの危険信号。かなりの確率で延期されます。逆にいえばこのくらいの時期になればたいていのゲームはマスターアップ報告されていますので、そうでないゲームは延期するくらいの気持ちでいたほうが間違いないかもしれない。
②メーカーの特徴を理解する。
発売延期を今まで常習的に繰り返しているメーカーは延期というものに抵抗がないのでまず予定通りにゲームは出ない(出るわけがない)と警戒しておいたほうがよいでしょう。またたいていのメーカーはマスターアップ報告してくれるのですが、スタジオe・go!等そういった報告をしないメーカーもあります。そういったメーカーの特徴を理解してくると予測の的中率もアップしてくるでしょう。
③体験版のシステムに問題があると要注意
数は少ないのですが、体験版をユーザーにプレイさせることによってデバッガーがわりにさせるというメーカーも存在したりします。その場合既読・未読がいい加減とか立ちCGに乱れがあったりなどシステム面に問題を抱えている事が多いので、結果延期になるケースがままあります。
あとこれは都市伝説の類になるのですがぼくが予約したゲームはかなりの確率で延期する(笑)というものがあります。
じゃあお前は賢しげに語っているくせに①~③について注意してないのかと言われればお説ごもっとも。いやそれだけ注意していても発売延期の被害に遭うと理解していただきたいです。実際予約したゲームが延期するという被害に絶対遭いたくないならばマスターアップ報告したゲーム以外予約しないくらいの強い気持ちでないと駄目かもしれません。
というわけで印字が薄れて読みにくいことこのうえないG線上の魔王の予約券を抱えてしまっている魚の戯れ言でした。
美少女ゲーマーにとって期待していたゲームが延期すると精神的に落ち込むことこの上ないのですが、それに加えて予約金や代金まで払い込んでいるともなれば非常に腹立たしい気分に陥ることになります。それは精神衛生上好ましくないので予約せずに発売後購入するという考えも一理ありますが、予約特典や店舗オリジナル特典を目当てにしているとなるとそういうわけにもいかない。
というわけで今回は発売延期しそうなゲームの予測について語ってみたいと思います。
①おおよそ3週間前になっても体験版の公開がない。
マスターアップ報告でもあれば別ですが、報告はなく体験版の公開もないともなるとかなりの危険信号。かなりの確率で延期されます。逆にいえばこのくらいの時期になればたいていのゲームはマスターアップ報告されていますので、そうでないゲームは延期するくらいの気持ちでいたほうが間違いないかもしれない。
②メーカーの特徴を理解する。
発売延期を今まで常習的に繰り返しているメーカーは延期というものに抵抗がないのでまず予定通りにゲームは出ない(出るわけがない)と警戒しておいたほうがよいでしょう。またたいていのメーカーはマスターアップ報告してくれるのですが、スタジオe・go!等そういった報告をしないメーカーもあります。そういったメーカーの特徴を理解してくると予測の的中率もアップしてくるでしょう。
③体験版のシステムに問題があると要注意
数は少ないのですが、体験版をユーザーにプレイさせることによってデバッガーがわりにさせるというメーカーも存在したりします。その場合既読・未読がいい加減とか立ちCGに乱れがあったりなどシステム面に問題を抱えている事が多いので、結果延期になるケースがままあります。
あとこれは都市伝説の類になるのですがぼくが予約したゲームはかなりの確率で延期する(笑)というものがあります。
じゃあお前は賢しげに語っているくせに①~③について注意してないのかと言われればお説ごもっとも。いやそれだけ注意していても発売延期の被害に遭うと理解していただきたいです。実際予約したゲームが延期するという被害に絶対遭いたくないならばマスターアップ報告したゲーム以外予約しないくらいの強い気持ちでないと駄目かもしれません。
というわけで印字が薄れて読みにくいことこのうえないG線上の魔王の予約券を抱えてしまっている魚の戯れ言でした。
2008年04月12日
美少女ゲームライブラリー②レッスルエンジェルスSPECIAL
不定期連載第二回目は、このシリーズ唯一最初から18禁作品として発売されたレッスルエンジェルズSPECIAL(GREAT/PLUM)です。第一作、第二作(この当時はソフ倫は存在せず)で行われ前作で廃止された水着剥ぎデスマッチ(日本・海外問わずどこの団体でもシリーズ最終戦で行われる)が復活されたため十八禁で発売されたのだろうと思われるのですが、水着剥ぎといっても剝がされた後Hを強要されるリングアウト(Zyx)のような展開が待っているわけでなくただ一枚絵が挿入されるのみ(しかも乳首を手で隠してしまっているキャラも複数)なので、果たして十八禁にする意味があったのだろうかとぼく的には思うわけで・・・というか現在18禁で発売してこんなことを行ったとしたら暴動が起きかねないでしょうね(苦笑)
それはともかく内容はシリーズ最高傑作と呼ぶに相応しい内容で、熱いストーリー展開と絶妙なカードバトルに何度も繰り返し遊んだものでした。というわけでやや薄くなった記憶をもとに簡単な序盤のあらすじを・・・
主人公大高はるみ(名前変更可能)はブレード上原が社長兼エースを務める弱小団体太平洋女子プロレスに所属する新人レスラー。着実に成長していく主人公に上原は海外修行に旅立たせる。そこで主人公は先輩レスラー(遠征先によって武藤めぐみ、結城千種、キューティー金井の3パターンあり)や終生のライバルとなるジャニス・クレアと出会う。その修行で成長し帰国した主人公を待っていたのは悪化した団体の経営に悩むブレード上原の姿だった。自分の活躍で団体を盛り上げようと奮闘する主人公であったがその甲斐なく団体は倒産。所属選手はちりぢりとなる。主人公は武藤・結城らが所属する新日本女子プロレスに所属するか、サンダー龍子がエースを務めるWARSに移籍するか、それとも師匠の上原に付いてフリー選手として新女に殴りこむかの選択を迫られる・・・
というもの。この後のルート選択によっていろいろな展開が待っているわけですが、最終的には成長しタイトルホルダーとして来日したジャニス・クレアとベルトを賭けて闘い勝利することによってエンドを迎えます。
後楽園ホールで興行しても超満員にならないのに東京ドームで興行を打つという暴挙を繰り返すなどブレード上原のあまりの経営能力のなさに「これは倒産しても仕方ないわ」と苦笑いしたり、ジャニス・クレアとの最終決戦がなぜか矢巾町民総合体育館で行われ「おいおい新女っていつからみちのくプロレスになったのか」とツッコミを入れたりとか、その逆にWARSはタイトルホルダーであるジャニス・クレアとサンダー龍子&主人公のシングル連戦を横浜アリーナと東京ドームで打ち超満員の観客を集めるなどモデルになった団体とは真逆な経営の冴えを見せたりと非常に笑える展開が待っていたりするわけですが一番燃えるのは一部のルート終盤で起きるタッグリーグ戦です。このタッグリーグ戦で優勝するのがなかなか難しい。
まあWARSに所属してタッグパートナーがサンダー龍子ならば比較的容易に優勝できるのですが、ブレード上原が再興させた極東女子プロレスの所属で上原をパートナーとして闘うと優勝は相当に困難なのです。普通に育成しているとせいぜいリーグ戦のかき回し役くらいにしかなれない。もう少しで優勝というときにアウトサイダーの「永原・越後組」に足元をすくわれたりなど目前で涙を飲んだこともしばしば。同率2チームによる優勝決定戦の末「市ヶ谷・南組」を破り優勝したときはモニターの前でガッツポーズをしたものでした。(ちなみに同率3チームとなると決定戦は行われず優勝チーム無しになってしまう)
それほどはまったレッスルエンジェルスシリーズですがVシリーズは付き合ったもののさすがに最近のシリーズは全くプレイしていません。PLUM解散後しばらくしてTriangleを結成した斉藤なつき&反事象桂林氏のゲームもJamブランドで発売した「Hiすく~るJam」以外全く触れていませんし、どうやらぼくの記憶からレッスルシリーズは消えつつあるようです。
そんなぼくでも未だにはっきりと思い出される「レッスルエンジェルスSPECIAL」はぼくにとって不朽の名作だったのでしょう。
それはともかく内容はシリーズ最高傑作と呼ぶに相応しい内容で、熱いストーリー展開と絶妙なカードバトルに何度も繰り返し遊んだものでした。というわけでやや薄くなった記憶をもとに簡単な序盤のあらすじを・・・
主人公大高はるみ(名前変更可能)はブレード上原が社長兼エースを務める弱小団体太平洋女子プロレスに所属する新人レスラー。着実に成長していく主人公に上原は海外修行に旅立たせる。そこで主人公は先輩レスラー(遠征先によって武藤めぐみ、結城千種、キューティー金井の3パターンあり)や終生のライバルとなるジャニス・クレアと出会う。その修行で成長し帰国した主人公を待っていたのは悪化した団体の経営に悩むブレード上原の姿だった。自分の活躍で団体を盛り上げようと奮闘する主人公であったがその甲斐なく団体は倒産。所属選手はちりぢりとなる。主人公は武藤・結城らが所属する新日本女子プロレスに所属するか、サンダー龍子がエースを務めるWARSに移籍するか、それとも師匠の上原に付いてフリー選手として新女に殴りこむかの選択を迫られる・・・
というもの。この後のルート選択によっていろいろな展開が待っているわけですが、最終的には成長しタイトルホルダーとして来日したジャニス・クレアとベルトを賭けて闘い勝利することによってエンドを迎えます。
後楽園ホールで興行しても超満員にならないのに東京ドームで興行を打つという暴挙を繰り返すなどブレード上原のあまりの経営能力のなさに「これは倒産しても仕方ないわ」と苦笑いしたり、ジャニス・クレアとの最終決戦がなぜか矢巾町民総合体育館で行われ「おいおい新女っていつからみちのくプロレスになったのか」とツッコミを入れたりとか、その逆にWARSはタイトルホルダーであるジャニス・クレアとサンダー龍子&主人公のシングル連戦を横浜アリーナと東京ドームで打ち超満員の観客を集めるなどモデルになった団体とは真逆な経営の冴えを見せたりと非常に笑える展開が待っていたりするわけですが一番燃えるのは一部のルート終盤で起きるタッグリーグ戦です。このタッグリーグ戦で優勝するのがなかなか難しい。
まあWARSに所属してタッグパートナーがサンダー龍子ならば比較的容易に優勝できるのですが、ブレード上原が再興させた極東女子プロレスの所属で上原をパートナーとして闘うと優勝は相当に困難なのです。普通に育成しているとせいぜいリーグ戦のかき回し役くらいにしかなれない。もう少しで優勝というときにアウトサイダーの「永原・越後組」に足元をすくわれたりなど目前で涙を飲んだこともしばしば。同率2チームによる優勝決定戦の末「市ヶ谷・南組」を破り優勝したときはモニターの前でガッツポーズをしたものでした。(ちなみに同率3チームとなると決定戦は行われず優勝チーム無しになってしまう)
それほどはまったレッスルエンジェルスシリーズですがVシリーズは付き合ったもののさすがに最近のシリーズは全くプレイしていません。PLUM解散後しばらくしてTriangleを結成した斉藤なつき&反事象桂林氏のゲームもJamブランドで発売した「Hiすく~るJam」以外全く触れていませんし、どうやらぼくの記憶からレッスルシリーズは消えつつあるようです。
そんなぼくでも未だにはっきりと思い出される「レッスルエンジェルスSPECIAL」はぼくにとって不朽の名作だったのでしょう。
2008年04月11日
かぐや第三ラインの新作について
アトリエかぐやは二人の看板絵師を持っています。
一人はM&M氏でもう一人はchoco chip氏。絵柄は対照的といってもいいですが、その二人の人気はなかなかのものでアトリエかぐやはエロ重視のメーカーとしては上位ランクとしての地位を占めるようになりました。
そんなアトリエかぐやの第三のライン・・・素人感覚ではM&M氏、choco chip氏二人も人気絵師がいるのだからわざわざ手を広げる必要もないと思うのですが・・・として開発されているのが、今月25日発売の新妻イカせてミルク!です。
このかぐや第三のライン。世間的評価はあまり芳しいとはいえない。といっても根拠もなしでは話になりませんので、ソフマップの本日現在の買取価格を調べてみました。
夏神(2008-1-25発売。原画M&M)1700円
オレと彼女は主従なカンケイ(2007-11-30発売。原画騎士二千、有子遥一他)1500円
艶女医(2007-9-28発売。原画choco chip)3500円
虜ノ姫(2007-6-29発売。原画M&M)2500円
でるた(2007-4-27発売。原画さっぽろももこ、らな)1000円
幼なじみと甘~くエッチに過ごす方法(2007-2-23発売。原画choco chip)3700円
ダンジョンクルセイダーズ(2006-12-15発売。原画M&M)3500円
淫皇覇伝アマツ(2006-9-29発売。原画赤賀博隆)1500円
Schoolぷろじぇくと(2006-6-30発売。原画choco chip)3000円
各ラインを過去三作まで遡ってみましたが、看板絵師二人のラインと比べて第三のラインは買取価格が安い。この評価が即ゲーム自体の評価に繋がるとは限りませんが、現在の中古市場の需要は低いといっても間違いないでしょう。
その需要が低い第三ラインの新作新妻イカせてミルク!。体験版が公開されたみたいなので、一寸齧ってました。今回はその寸評を。
発端に関してはなかなか。こういったエロ重視路線は発端に無理が多く「バカゲーかよっ!」とツッコミたくなることが多いのですが、意外に自然でテキストも悪くない。原画もぼく的にはまずまずなのですが、ただM&M氏やchoco chip氏に慣れて舌の肥えた「かぐやファン」を満足させられる程の原画かと問われるとさすがにそこまでの域には達していないというのが大方の評価でしょう。
Hシーンは登場ヒロイン三キャラで各一回ずつ。ぼくの初見ではメインヒロイン的存在の夏薙美咲が一押し。というより相変わらず新堂真弓氏の淫語全開な喋りは巧い。ただ一応ウリの一つであるらしい部分アニメについては果てしなく微妙。メーカーのHPでは部分アニメでエロ度アップと謳っているがぼく的にはダウンしているように思えてなりません。それほど部分アニメについてはつたない。
というわけで総合的評価としては悪くはないといえます。ただ他のかぐやラインのファンは買わないほうがいいかもしれません。見慣れていないためどうしても辛くなる原画的評価をアニメでカバーしているかというと逆に足を引っ張っているようにしか思えてなりませんから。
逆にM&M氏やchoco chip氏の絵を経験していない一見さんには充分楽しめるのではないかと思います。ただよくよく考えるとそういった層がどれだけいるかと考えると果てしなく少ないのではないかと思う次第で・・・
内容から考えればM&M氏が原画でもおかしくないわけで、なぜわざわざ営業的苦戦が容易に予想できる第三ラインでこの内容のゲームをリリースしたのか、原画M&Mならもっと売り上げが期待できるのにと思わずにはいられなかった魚でした。
一人はM&M氏でもう一人はchoco chip氏。絵柄は対照的といってもいいですが、その二人の人気はなかなかのものでアトリエかぐやはエロ重視のメーカーとしては上位ランクとしての地位を占めるようになりました。
そんなアトリエかぐやの第三のライン・・・素人感覚ではM&M氏、choco chip氏二人も人気絵師がいるのだからわざわざ手を広げる必要もないと思うのですが・・・として開発されているのが、今月25日発売の新妻イカせてミルク!です。
このかぐや第三のライン。世間的評価はあまり芳しいとはいえない。といっても根拠もなしでは話になりませんので、ソフマップの本日現在の買取価格を調べてみました。
夏神(2008-1-25発売。原画M&M)1700円
オレと彼女は主従なカンケイ(2007-11-30発売。原画騎士二千、有子遥一他)1500円
艶女医(2007-9-28発売。原画choco chip)3500円
虜ノ姫(2007-6-29発売。原画M&M)2500円
でるた(2007-4-27発売。原画さっぽろももこ、らな)1000円
幼なじみと甘~くエッチに過ごす方法(2007-2-23発売。原画choco chip)3700円
ダンジョンクルセイダーズ(2006-12-15発売。原画M&M)3500円
淫皇覇伝アマツ(2006-9-29発売。原画赤賀博隆)1500円
Schoolぷろじぇくと(2006-6-30発売。原画choco chip)3000円
各ラインを過去三作まで遡ってみましたが、看板絵師二人のラインと比べて第三のラインは買取価格が安い。この評価が即ゲーム自体の評価に繋がるとは限りませんが、現在の中古市場の需要は低いといっても間違いないでしょう。
その需要が低い第三ラインの新作新妻イカせてミルク!。体験版が公開されたみたいなので、一寸齧ってました。今回はその寸評を。
発端に関してはなかなか。こういったエロ重視路線は発端に無理が多く「バカゲーかよっ!」とツッコミたくなることが多いのですが、意外に自然でテキストも悪くない。原画もぼく的にはまずまずなのですが、ただM&M氏やchoco chip氏に慣れて舌の肥えた「かぐやファン」を満足させられる程の原画かと問われるとさすがにそこまでの域には達していないというのが大方の評価でしょう。
Hシーンは登場ヒロイン三キャラで各一回ずつ。ぼくの初見ではメインヒロイン的存在の夏薙美咲が一押し。というより相変わらず新堂真弓氏の淫語全開な喋りは巧い。ただ一応ウリの一つであるらしい部分アニメについては果てしなく微妙。メーカーのHPでは部分アニメでエロ度アップと謳っているがぼく的にはダウンしているように思えてなりません。それほど部分アニメについてはつたない。
というわけで総合的評価としては悪くはないといえます。ただ他のかぐやラインのファンは買わないほうがいいかもしれません。見慣れていないためどうしても辛くなる原画的評価をアニメでカバーしているかというと逆に足を引っ張っているようにしか思えてなりませんから。
逆にM&M氏やchoco chip氏の絵を経験していない一見さんには充分楽しめるのではないかと思います。ただよくよく考えるとそういった層がどれだけいるかと考えると果てしなく少ないのではないかと思う次第で・・・
内容から考えればM&M氏が原画でもおかしくないわけで、なぜわざわざ営業的苦戦が容易に予想できる第三ラインでこの内容のゲームをリリースしたのか、原画M&Mならもっと売り上げが期待できるのにと思わずにはいられなかった魚でした。
2008年04月06日
美少女ゲームライブラリー①~カオスエンジェルズ
今回から不定期にぼくの美少女ゲームプレイ歴史の中からいわゆるターニングポイントとなったゲームについての思い出を語ってみようかと思います。
まず第一回は始めてプレイした美少女ゲームであるカオスエンジェルズ(アスキー)について。
あの頃愛読していたパソコン雑誌「ログイン」の中ほどのページにひっそりと載った広告。王女らしき女の子と肌を露にし剣を構える女剣士。それがカオスエンジェルズの広告でした。
どんなゲームかはその広告から窺い知れることは出来ませんでしたが、その絵を見た瞬間、購入確定の赤ランプがぼくの頭の中に点灯しました。その絵を描いていたのが明貴美加氏だったことを知るのは後年のことなのですが、ともかく発売日当日、自転車を飛ばしてゲームショップに買いに走ったものです。
「おいおい、まだアダルトゲームを買っていい年でないだろう」
というツッコミが入るかもしれませんが、このゲーム。パッケージのどこにもあの金ピカシールは貼ってありません。想像するにまだこの頃(1988年)ソフ倫などという団体は無かったのでしょうし自主規制が働くほど成熟した業界ではなかったのでしょう。それにリリースしたメーカーもあのアスキーだったというのもぼくに幸い?しました。もしこのゲームをエルフやPSK(パソコンショップ高知)が発売していたならばぼくも自制心や羞恥心らが働いてさすがにゲームショップへ走ったりしなかったでしょう。
さてそんなゲームの内容ですが、俗に言うウィザードリィ型RPG(そういえばウィザードリィもアスキーが日本語版の発売元でした)といっても本家ほどの難易度はありません。倒した女の子モンスターとHをして特殊能力をコピーしないとクリア出来ないという罠はありますが、それ目的でプレイしているわけですからそんなの罠でもなんでもありませんし。その肝心のHシーン(CGは2枚あり)はただ「女の子モンスターに襲いかかった」というような味けないメッセージと共に女の子が脱衣するだけなのですが、あの頃のぼくにはそれで充分だったのですね。もう「イモリの丸焼き」(体力を消耗していても女の子モンスターを襲えるアイテム。ただし2枚目のCGは見られない)を使いまくりです。
そんなあの当時の好みだった女の子モンスターはバブリースライムや小さな女の子(ワーベアー)ではなくドリアード。今ならクラーケンだったかもしれませんが当時眼鏡属性はなかったようです。
というわけでダンボールの奥深くから発掘したパッケージを見ながら感慨に耽っているところなのですが、あの当時からゲームを選ぶ基準は原画だったのだなと・・・
まず第一回は始めてプレイした美少女ゲームであるカオスエンジェルズ(アスキー)について。
あの頃愛読していたパソコン雑誌「ログイン」の中ほどのページにひっそりと載った広告。王女らしき女の子と肌を露にし剣を構える女剣士。それがカオスエンジェルズの広告でした。
どんなゲームかはその広告から窺い知れることは出来ませんでしたが、その絵を見た瞬間、購入確定の赤ランプがぼくの頭の中に点灯しました。その絵を描いていたのが明貴美加氏だったことを知るのは後年のことなのですが、ともかく発売日当日、自転車を飛ばしてゲームショップに買いに走ったものです。
「おいおい、まだアダルトゲームを買っていい年でないだろう」
というツッコミが入るかもしれませんが、このゲーム。パッケージのどこにもあの金ピカシールは貼ってありません。想像するにまだこの頃(1988年)ソフ倫などという団体は無かったのでしょうし自主規制が働くほど成熟した業界ではなかったのでしょう。それにリリースしたメーカーもあのアスキーだったというのもぼくに幸い?しました。もしこのゲームをエルフやPSK(パソコンショップ高知)が発売していたならばぼくも自制心や羞恥心らが働いてさすがにゲームショップへ走ったりしなかったでしょう。
さてそんなゲームの内容ですが、俗に言うウィザードリィ型RPG(そういえばウィザードリィもアスキーが日本語版の発売元でした)といっても本家ほどの難易度はありません。倒した女の子モンスターとHをして特殊能力をコピーしないとクリア出来ないという罠はありますが、それ目的でプレイしているわけですからそんなの罠でもなんでもありませんし。その肝心のHシーン(CGは2枚あり)はただ「女の子モンスターに襲いかかった」というような味けないメッセージと共に女の子が脱衣するだけなのですが、あの頃のぼくにはそれで充分だったのですね。もう「イモリの丸焼き」(体力を消耗していても女の子モンスターを襲えるアイテム。ただし2枚目のCGは見られない)を使いまくりです。
そんなあの当時の好みだった女の子モンスターはバブリースライムや小さな女の子(ワーベアー)ではなくドリアード。今ならクラーケンだったかもしれませんが当時眼鏡属性はなかったようです。
というわけでダンボールの奥深くから発掘したパッケージを見ながら感慨に耽っているところなのですが、あの当時からゲームを選ぶ基準は原画だったのだなと・・・
2008年04月05日
徹夜明けにワゴンを漁る
昨日、仕事帰りにゲームショップを回ってきました。
今週は目ぼしい作品の発売もなく、先週の喧騒さとかけ離れていて各店内も人はまばら。流れているデモに足を止める人もなく祭りの終わった後の縁日かと思わせるようでしたが、そんな雰囲気なほうがゲームを落ち着いて物色でき個人的にはいいわけです。
まず中古品コーナーへ行くと、先週発売された新作がはや多量に並べられています。未開封品も多々。未開封品ということは特典目当てに買ったユーザーが要らなくなったゲームを処分していったのでしょうか。せっかく買ったのだからプレイしなさいよと言いたくなりますが、まあゲームショップ脇の排水溝やゴミ箱へ「仮面ライダースナック」や「ビックリマンチョコ」のように打ち捨てていかないだけましといえるかもしれません。
ただぼく的には今この中古品コーナーでゲームを買うことはまずありません。ただ興味本位で覗くだけです。手垢のついた中古を買うのはロットアップした名作をどうしてもプレイしたくなったときくらい。いまのところそこまでしてプレイしたいゲームはないですから。
さて次は新品未開封品のワゴンです。新品未開封のワゴンの中にはゴミ捨て場やビルの廃墟のような雰囲気があって冒険心求めるぼくにはどうにもたまらないのですね。ショップの見通しが甘く仕入れすぎたゲーム。夢破れて潰れてしまったメーカーの処分品等々。まあたいていは値札の価値もない黒ずんだマグロの刺身のようなゲームがほとんどなわけですが、そんな中まれに掘り出し品を見つけると思わずガッツポーズをしたくなります。
それに、なぜか出す新作出す新作が必ずこのワゴン送りされるメーカーのゲームがあり、ならばわざわざ予約する必要などないかと思い直したりするなど新作を購入する上での参考にしたりも出来ます。
そんな新品未開封のワゴンからいくつかゲームを救出してきました。まあ別に今すぐプレイ出来るわけではありませんが、ゲームのシュリンクラップを破る瞬間は言い様のない高揚感があるのですね。まあ予約して買ったゲームほどの興奮は味わえませんが、ワゴンにまで落ちぶれたとはいえ未開封は未開封。中古ではこの高揚感は味わえません。
あとゲーム音楽コレクターとしては、取りあえずゲームの中にサントラが封入されているとなれば取りあえず買ってみようかと思ってしまうのですね。サントラをCDショップで買うとなると3000円くらいはするのですから、ワゴンでそれくらいの値段まで値落ちしているのなら取りあえずゲームはプレイしなくとも曲だけは仕入れておこうかと思ってしまうのです。
まあいろいろ御託を並べてきましたが、出来もしないゲームをつい買ってしまったのは単に徹夜明けで頭がぼっとしていたためでしょうけどね。というかこの狭い部屋のどこへ置いとけばいいのやら・・・
今週は目ぼしい作品の発売もなく、先週の喧騒さとかけ離れていて各店内も人はまばら。流れているデモに足を止める人もなく祭りの終わった後の縁日かと思わせるようでしたが、そんな雰囲気なほうがゲームを落ち着いて物色でき個人的にはいいわけです。
まず中古品コーナーへ行くと、先週発売された新作がはや多量に並べられています。未開封品も多々。未開封品ということは特典目当てに買ったユーザーが要らなくなったゲームを処分していったのでしょうか。せっかく買ったのだからプレイしなさいよと言いたくなりますが、まあゲームショップ脇の排水溝やゴミ箱へ「仮面ライダースナック」や「ビックリマンチョコ」のように打ち捨てていかないだけましといえるかもしれません。
ただぼく的には今この中古品コーナーでゲームを買うことはまずありません。ただ興味本位で覗くだけです。手垢のついた中古を買うのはロットアップした名作をどうしてもプレイしたくなったときくらい。いまのところそこまでしてプレイしたいゲームはないですから。
さて次は新品未開封品のワゴンです。新品未開封のワゴンの中にはゴミ捨て場やビルの廃墟のような雰囲気があって冒険心求めるぼくにはどうにもたまらないのですね。ショップの見通しが甘く仕入れすぎたゲーム。夢破れて潰れてしまったメーカーの処分品等々。まあたいていは値札の価値もない黒ずんだマグロの刺身のようなゲームがほとんどなわけですが、そんな中まれに掘り出し品を見つけると思わずガッツポーズをしたくなります。
それに、なぜか出す新作出す新作が必ずこのワゴン送りされるメーカーのゲームがあり、ならばわざわざ予約する必要などないかと思い直したりするなど新作を購入する上での参考にしたりも出来ます。
そんな新品未開封のワゴンからいくつかゲームを救出してきました。まあ別に今すぐプレイ出来るわけではありませんが、ゲームのシュリンクラップを破る瞬間は言い様のない高揚感があるのですね。まあ予約して買ったゲームほどの興奮は味わえませんが、ワゴンにまで落ちぶれたとはいえ未開封は未開封。中古ではこの高揚感は味わえません。
あとゲーム音楽コレクターとしては、取りあえずゲームの中にサントラが封入されているとなれば取りあえず買ってみようかと思ってしまうのですね。サントラをCDショップで買うとなると3000円くらいはするのですから、ワゴンでそれくらいの値段まで値落ちしているのなら取りあえずゲームはプレイしなくとも曲だけは仕入れておこうかと思ってしまうのです。
まあいろいろ御託を並べてきましたが、出来もしないゲームをつい買ってしまったのは単に徹夜明けで頭がぼっとしていたためでしょうけどね。というかこの狭い部屋のどこへ置いとけばいいのやら・・・
2008年04月02日
火中の栗を拾う
4月に発売される美少女ゲームの中で一番注目されているのは批評空間の発売予定表を見れば分かるようにつよきす2学期(きゃんでぃそふと)で間違いないでしょう。
最初某ゲーム雑誌の表紙を見てこのゲームの制作が進行中であることを知ったときぼくは何かの冗談としか思えませんでした。そしてそれが冗談でないことを知らされたとき一体誰が表紙の原画を描いたのか気になったものでした。というのも行きつけの本屋でそのゲーム雑誌の表紙を遠めで見たとき一瞬白猫参謀本人が描いているのかと思ったほどでしたから。
それはすぐに誤解だと気づいたのですが、担当原画家がMilkywayシリーズでおなじみの真広雄海氏だというのはサプライズでした。と同時に真広氏もなぜわざわざ火中の栗を拾ったものかと不思議に思ったものです。
というのも、表紙の絵は完全に前作を模倣しており本来真広氏が持つ絵柄とは違っています。自分の持ち味を捨ててまでネタ企画としか思えないつよきす2学期に挑むなど狂気の沙汰としか思えなかったからです。
しかし最近になってこの選択もありなのではないかと思い始めてきました。
メキシコにAAAというルチャリブレ(プロレス)団体があります。ひと昔前、エース格の所属選手であるラ・パルカ、シコシスらが脱退したとき当時代表のアントニオ・ペーニャ氏はすぐ彼らの代理を仕立てて似たようなマスクを被せて同名でリングに上げたものでした。最初ファンもこの入れ替わりに違和感を感じたらしいのですが、そのうち気にしなくなりました。
というのもペーニャ氏が代理選手に二流ルチャドールを当てるのでなく、それなりに力のある選手を起用したからです。もしペーニャ氏が二流選手でお茶を濁そうとしたらブーイングを浴びたでしょうし団体としての人気も失っていたに違いありません。
今回きゃんでぃそふとがした選択もペーニャ氏と同じ考えだったに違いありません。初代である白猫参謀の代役にただ絵が似ているだけの原画家を当ててもブーイングどころか注目すらされないかもしれない。その点真広氏なら実力は初代と変わらない・・・いや安定感からいえば初代より上かもしれない実力者。真広氏もWitch退社後SchoolFesta(ロール)を担当したものの売れ行きは芳しくなく、その後は商業原画家としてほぼ開店休業状態。漫画家への転進も雑誌の休刊によって頓挫し今や忘れられた存在になりつつありましたから、二代目つよきすゲンガーに変身する(レスラー風に)というバクチを打つ気になったのかもしれません。失敗してもともと。もし成功したとすれば一躍表舞台にのし上がれるわけですから真広氏にとっても悪くはない話。それに元同僚の瀬之本久史氏がAXLでそれなりの成功を収めているのを見て俺もこの世界でもう一花をという気になったのかもしれません。
前にも述べたとおりネタだろうか野次馬的興味だろうがつよきす2学期が注目されているのは間違いないところ。原画家の選択も含めきゃんでぃそふとのこれまでのパブリッシングは誤っていないことの証左ともいえます。実際ぼくもこの月の購入候補一番手に挙げていますし(よって体験版プレイ予定なし)恐らく売れ行きも悪くはないでしょう。ただ真広氏やきゃんでぃそふとがこのままエロゲー界のリングに上がり続けられるかどうかそれともUWA(昔メキシコにあったルチャ団体)のようになってしまうかはそのゲームのデキにかかってくるわけで・・・
まあ何はともあれいいファイトを望みたいものです。
最初某ゲーム雑誌の表紙を見てこのゲームの制作が進行中であることを知ったときぼくは何かの冗談としか思えませんでした。そしてそれが冗談でないことを知らされたとき一体誰が表紙の原画を描いたのか気になったものでした。というのも行きつけの本屋でそのゲーム雑誌の表紙を遠めで見たとき一瞬白猫参謀本人が描いているのかと思ったほどでしたから。
それはすぐに誤解だと気づいたのですが、担当原画家がMilkywayシリーズでおなじみの真広雄海氏だというのはサプライズでした。と同時に真広氏もなぜわざわざ火中の栗を拾ったものかと不思議に思ったものです。
というのも、表紙の絵は完全に前作を模倣しており本来真広氏が持つ絵柄とは違っています。自分の持ち味を捨ててまでネタ企画としか思えないつよきす2学期に挑むなど狂気の沙汰としか思えなかったからです。
しかし最近になってこの選択もありなのではないかと思い始めてきました。
メキシコにAAAというルチャリブレ(プロレス)団体があります。ひと昔前、エース格の所属選手であるラ・パルカ、シコシスらが脱退したとき当時代表のアントニオ・ペーニャ氏はすぐ彼らの代理を仕立てて似たようなマスクを被せて同名でリングに上げたものでした。最初ファンもこの入れ替わりに違和感を感じたらしいのですが、そのうち気にしなくなりました。
というのもペーニャ氏が代理選手に二流ルチャドールを当てるのでなく、それなりに力のある選手を起用したからです。もしペーニャ氏が二流選手でお茶を濁そうとしたらブーイングを浴びたでしょうし団体としての人気も失っていたに違いありません。
今回きゃんでぃそふとがした選択もペーニャ氏と同じ考えだったに違いありません。初代である白猫参謀の代役にただ絵が似ているだけの原画家を当ててもブーイングどころか注目すらされないかもしれない。その点真広氏なら実力は初代と変わらない・・・いや安定感からいえば初代より上かもしれない実力者。真広氏もWitch退社後SchoolFesta(ロール)を担当したものの売れ行きは芳しくなく、その後は商業原画家としてほぼ開店休業状態。漫画家への転進も雑誌の休刊によって頓挫し今や忘れられた存在になりつつありましたから、二代目つよきすゲンガーに変身する(レスラー風に)というバクチを打つ気になったのかもしれません。失敗してもともと。もし成功したとすれば一躍表舞台にのし上がれるわけですから真広氏にとっても悪くはない話。それに元同僚の瀬之本久史氏がAXLでそれなりの成功を収めているのを見て俺もこの世界でもう一花をという気になったのかもしれません。
前にも述べたとおりネタだろうか野次馬的興味だろうがつよきす2学期が注目されているのは間違いないところ。原画家の選択も含めきゃんでぃそふとのこれまでのパブリッシングは誤っていないことの証左ともいえます。実際ぼくもこの月の購入候補一番手に挙げていますし(よって体験版プレイ予定なし)恐らく売れ行きも悪くはないでしょう。ただ真広氏やきゃんでぃそふとがこのままエロゲー界のリングに上がり続けられるかどうかそれともUWA(昔メキシコにあったルチャ団体)のようになってしまうかはそのゲームのデキにかかってくるわけで・・・
まあ何はともあれいいファイトを望みたいものです。
2008年03月30日
乙女ゲーに対する嫌悪感を考えてみる
乙女ゲーのいじわるMyMasterが届きました。男性向けのゲームと違い乙女ゲーのパッケージはトールケースなので有難みはないのですが、その分かさばらないので部屋の狭いぼくにとっては環境に優しい設計といえないこともないです。プレイ優先度はかなり低いのでいつ始められるかは全く分かりませんが、取りあえずこのブログを書き終えたらインストールだけしておこうかなと。
さて、ぼくは主人公に声のある乙女ゲーはすべて購入候補というくらい新たにリリースされる乙女ゲーには絶えず注目するようにしています。というのもぼくにとって乙女ゲーはかなり肌が合うのです。
ただ一般?の男性は乙女ゲーに対して妙な嫌悪感があるかと思います。その嫌悪感の原因を探ってみると・・・
①絵柄が合わない。
②女性視点がダメ。
③Hシーンに男性の姿が写っている。
④男の喘ぎ声なんて聞きたくない。
⑤話の展開が男性感覚と違う。
このあたりが考えられます。逆にいえばこれさえ解消というか気にならなければ乙女ゲーは充分購入候補になりえるということなのです。
さて実際のところ③についてはどうしようもない。乙女ゲーが購買層を女性に絞っている以上攻略対象である男性の姿が写っていないHシーンなど考えられないからです。実際ぼくも当初は違和感があったものですが、そのうち気にならなくなりました。慣れとは怖いものです。
①についても絵柄が好みでなければ無理して手を出す必要はないでしょう。これは乙女ゲーに限ったことでなく美少女ゲームだって絵柄が好みでなければぼくだって買いませんから。ただぼくが言いたいのは乙女ゲーというだけで好みの原画家のゲームをオミットしてしまうのはもったいないということです。
②や⑤については慣れてもらうしか仕方が無いです。ただ少女マンガに耐性があるというか好きな人ならこの点については対して苦にはならないかと思うのです。ただ現代の美少女ゲームには少女マンガのエッセンスが多分に含まれているのでそれほど違いはないはずです。まあ実際⑤においては男性感覚だろうが女性感覚だろうが面白いゲームは面白いしつまらないゲームはつまらないわけなのですが。
④についてはどうしても気に触るなら男声をオフにしてしまえばいいことです。ただ音声をオフにすることによって主人公の艶声まで聞こえなくなってはダメですけどね。
そんなわけで乙女ゲーに対する嫌悪感の正体がそう大したものでないことを少しは分かっていただけたかなと。もし機会があればなぜぼくが乙女ゲーを好む理由についてもう少し深く語ってみたいと思うのですが、まあそれはまた後日ということで。
さてどうしていじわるMyMasterの優先度が低いかって?そんなの前作がくそつまらなかったからに決まっているでしょ!東条さかなが原画でなければ手なんか出すわけがありませんって。そう美少女ゲームだろうか乙女ゲーだろうがダメなものはダメ(by土井たか子)なわけです。
さて、ぼくは主人公に声のある乙女ゲーはすべて購入候補というくらい新たにリリースされる乙女ゲーには絶えず注目するようにしています。というのもぼくにとって乙女ゲーはかなり肌が合うのです。
ただ一般?の男性は乙女ゲーに対して妙な嫌悪感があるかと思います。その嫌悪感の原因を探ってみると・・・
①絵柄が合わない。
②女性視点がダメ。
③Hシーンに男性の姿が写っている。
④男の喘ぎ声なんて聞きたくない。
⑤話の展開が男性感覚と違う。
このあたりが考えられます。逆にいえばこれさえ解消というか気にならなければ乙女ゲーは充分購入候補になりえるということなのです。
さて実際のところ③についてはどうしようもない。乙女ゲーが購買層を女性に絞っている以上攻略対象である男性の姿が写っていないHシーンなど考えられないからです。実際ぼくも当初は違和感があったものですが、そのうち気にならなくなりました。慣れとは怖いものです。
①についても絵柄が好みでなければ無理して手を出す必要はないでしょう。これは乙女ゲーに限ったことでなく美少女ゲームだって絵柄が好みでなければぼくだって買いませんから。ただぼくが言いたいのは乙女ゲーというだけで好みの原画家のゲームをオミットしてしまうのはもったいないということです。
②や⑤については慣れてもらうしか仕方が無いです。ただ少女マンガに耐性があるというか好きな人ならこの点については対して苦にはならないかと思うのです。ただ現代の美少女ゲームには少女マンガのエッセンスが多分に含まれているのでそれほど違いはないはずです。まあ実際⑤においては男性感覚だろうが女性感覚だろうが面白いゲームは面白いしつまらないゲームはつまらないわけなのですが。
④についてはどうしても気に触るなら男声をオフにしてしまえばいいことです。ただ音声をオフにすることによって主人公の艶声まで聞こえなくなってはダメですけどね。
そんなわけで乙女ゲーに対する嫌悪感の正体がそう大したものでないことを少しは分かっていただけたかなと。もし機会があればなぜぼくが乙女ゲーを好む理由についてもう少し深く語ってみたいと思うのですが、まあそれはまた後日ということで。
さてどうしていじわるMyMasterの優先度が低いかって?そんなの前作がくそつまらなかったからに決まっているでしょ!東条さかなが原画でなければ手なんか出すわけがありませんって。そう美少女ゲームだろうか乙女ゲーだろうがダメなものはダメ(by土井たか子)なわけです。
2008年03月29日
長文感想の書きやすさ
批評空間に投稿するようになって4年半になります。
といっても当初は短文感想のみ。しばらくしてやや長めの感想にシフトしましたが、それでも気分の赴くまま書きなぐっただけの垂れ流し文でした。
読まれることを意識した長文を書くようになったのは昨年あたりからでしょうか。といっても一般ウケしそうな感想を書こうとか笑いを取ろうとかのスケベな考えからではなく、文法的に読みやすい文章を心がけながら、それなりに読む人へ参考になりそうな長文をという気持ちからです。
といっても自分らしさを失っては元も子もないし・・・というようなことを考えているとなかなか感想もまとまらず、昔と比べると書き上げるのに相当時間が掛かるようになりました。実際には文字にしてレポート用紙二枚~三枚程度の分量しかないんですけどね。
さて人それぞれ感想のスタンスはそれぞれあるのでしようが、ぼくのスタイルですと書きやすい感想のゲーム、書きにくい感想のゲームというのは明らかにあります。
書きやすい感想というのは欠点の多いゲーム。欠点は多いが面白いといったゲームも中にはあるのですが、基本的に欠点の多いゲームというのは箸にも棒にも掛からないわけですから感想を読んだ人がそのゲームをプレイすることなどあり得ない(はず)だからネタバレなどを気にする必要もないし、感想もそのゲームにあったスタイルの中から一番良いものを選べるというわけ。
それに対してプレイして面白かったゲームというものは感想が書きにくい。というのも出来ることならそのゲームを多くの人にプレイして欲しいので僕の感想が少しでもそのゲームに触れる手助けになればという思いがあるからです。
ネタバレにも充分考慮しなければならないし、となると通り一遍の紹介文のようなものになりがち。ぼく自身の個性というものがどうしても感想に出しにくいからです。
だからぼく的に書いていて満足感を得た長文感想というのは、点数の低いもののほうが多いのですね。まあ書き終えたことによって怒りとかのストレスが解消されたという部分もあるのでしょうが・・・
それはともかく今プレイしているあるゲーム。途中までなのですがゲームを終えてどのような感想を書いたらいいか今から弱っています。これは前例にあげた他人に薦めたいような面白いゲームというものではなく、欠点もないが誉める部分もないといったゲーム・・・ぼくは基本的にはシナリオ面に主眼を置いた感想を書くケースが多いのですが、このゲームについては別の角度から感想を書かないといけないかもしれません。というよりそんなゲーム、無理して感想を仕上げる必要もないのでしょうけども。
といっても当初は短文感想のみ。しばらくしてやや長めの感想にシフトしましたが、それでも気分の赴くまま書きなぐっただけの垂れ流し文でした。
読まれることを意識した長文を書くようになったのは昨年あたりからでしょうか。といっても一般ウケしそうな感想を書こうとか笑いを取ろうとかのスケベな考えからではなく、文法的に読みやすい文章を心がけながら、それなりに読む人へ参考になりそうな長文をという気持ちからです。
といっても自分らしさを失っては元も子もないし・・・というようなことを考えているとなかなか感想もまとまらず、昔と比べると書き上げるのに相当時間が掛かるようになりました。実際には文字にしてレポート用紙二枚~三枚程度の分量しかないんですけどね。
さて人それぞれ感想のスタンスはそれぞれあるのでしようが、ぼくのスタイルですと書きやすい感想のゲーム、書きにくい感想のゲームというのは明らかにあります。
書きやすい感想というのは欠点の多いゲーム。欠点は多いが面白いといったゲームも中にはあるのですが、基本的に欠点の多いゲームというのは箸にも棒にも掛からないわけですから感想を読んだ人がそのゲームをプレイすることなどあり得ない(はず)だからネタバレなどを気にする必要もないし、感想もそのゲームにあったスタイルの中から一番良いものを選べるというわけ。
それに対してプレイして面白かったゲームというものは感想が書きにくい。というのも出来ることならそのゲームを多くの人にプレイして欲しいので僕の感想が少しでもそのゲームに触れる手助けになればという思いがあるからです。
ネタバレにも充分考慮しなければならないし、となると通り一遍の紹介文のようなものになりがち。ぼく自身の個性というものがどうしても感想に出しにくいからです。
だからぼく的に書いていて満足感を得た長文感想というのは、点数の低いもののほうが多いのですね。まあ書き終えたことによって怒りとかのストレスが解消されたという部分もあるのでしょうが・・・
それはともかく今プレイしているあるゲーム。途中までなのですがゲームを終えてどのような感想を書いたらいいか今から弱っています。これは前例にあげた他人に薦めたいような面白いゲームというものではなく、欠点もないが誉める部分もないといったゲーム・・・ぼくは基本的にはシナリオ面に主眼を置いた感想を書くケースが多いのですが、このゲームについては別の角度から感想を書かないといけないかもしれません。というよりそんなゲーム、無理して感想を仕上げる必要もないのでしょうけども。
2008年03月27日
美少女ゲームを買わない月末
月末(つきずえ)の金曜日。いつもなら懐寂しい中、ようようお金を工面して美少女ゲームの購入に走るところなのですが、今月は穏やかなもの。美少女ゲームを買わない月末の金曜日となると昨年十月以来ですからおおよそ五ヶ月ぶりのことです。
それでも昨年の十月は第二週にALICEぱれーど(UNIZONSHIFT)、第三週にやるきばこ2(キャラメルBOX)を購入しているわけですから新作に無縁というわけではありませんでした。しかし今月はほんとに寂しい週末を送ることになりそうです。まあ、乙女ゲーのいじわるMyMaster(シュガービーンズ)を数に入れれば全くの無縁というわけではないのですが・・・
となると今月残った資金を来月に回すという選択が思い浮かぶところ。というわけで来月のゲーム発売予定表を眺めて見たのですが・・・なんともかんとも今ひとつ食指の動くゲームが見当たらない。
18禁なら100%購入対象となるであろうCHAOS;HEAD(NitroPlus)も、15禁となると当然オミットされてしまう。LOVE&DEAD(LiarSoft)は学園祭版があまりにつまらなかったので期待感は無いに等しい。11eyes-罪と罰と贖いの少女-(Lass)は前作が個人的に当たりだったので期待したいのだが、ストーリー・世界観がどうも肌に合わなそう。つよきす2学期(きゃんでぃそふと)は存在自体がシャレみたいなものだから、期待とか不安とかとは別次元の問題ですし・・・
美少女ゲームに首までどっぷり浸かっている者として、二ヶ月続けて新作を購入しないことなど恥辱といっても過言ではないところ。まあ最近は美少女ゲームをプレイするときより、購入するほうが楽しいと思い始めてますから、きっとなんらかの新作を見繕って買っているでしょうけどね・・・
それでも昨年の十月は第二週にALICEぱれーど(UNIZONSHIFT)、第三週にやるきばこ2(キャラメルBOX)を購入しているわけですから新作に無縁というわけではありませんでした。しかし今月はほんとに寂しい週末を送ることになりそうです。まあ、乙女ゲーのいじわるMyMaster(シュガービーンズ)を数に入れれば全くの無縁というわけではないのですが・・・
となると今月残った資金を来月に回すという選択が思い浮かぶところ。というわけで来月のゲーム発売予定表を眺めて見たのですが・・・なんともかんとも今ひとつ食指の動くゲームが見当たらない。
18禁なら100%購入対象となるであろうCHAOS;HEAD(NitroPlus)も、15禁となると当然オミットされてしまう。LOVE&DEAD(LiarSoft)は学園祭版があまりにつまらなかったので期待感は無いに等しい。11eyes-罪と罰と贖いの少女-(Lass)は前作が個人的に当たりだったので期待したいのだが、ストーリー・世界観がどうも肌に合わなそう。つよきす2学期(きゃんでぃそふと)は存在自体がシャレみたいなものだから、期待とか不安とかとは別次元の問題ですし・・・
美少女ゲームに首までどっぷり浸かっている者として、二ヶ月続けて新作を購入しないことなど恥辱といっても過言ではないところ。まあ最近は美少女ゲームをプレイするときより、購入するほうが楽しいと思い始めてますから、きっとなんらかの新作を見繕って買っているでしょうけどね・・・
2008年03月26日
ゲームの買取は必要悪?
今日は美少女ゲーム買取の話。
もしこの制度が無かったらぼくはこの趣味をとっくに止めていたか、今ほどどっぷりと浸っていることは出来なかったでしょう。
まず経済面。昨年いわゆる「11月の傑作群」の際いっぺんに新作を7本も購入してしまったのですが、もし買取制度がなかったらそんなに手を出せませんでした。より厳選し2本程度に絞ることになっていたでしょう。
それに心理面も大きい。「もし気に入らなかったり駄作だったりしたら、売り飛ばしてしまえばいいや」という余裕がこれだけの数のゲームに手を出せるという面は間違いなくあると思います。
あと一つは部屋のスペースの問題。
最近のゲームは箱が大きくなってきていたりショップ特典にかさばる物が付いているので、ぼくの狭い部屋は相当に侵食されています。もし買取制度が無かったらいまごろゲームに部屋を追い出されてしまったかもしれません。
さてゲームメーカーが中古売買されることを嫌う気持ちも分かるのですが、ぼくの考えでは業界にとってもこの制度はそれほど損な取引とは思えないのですが・・・
というのも新規参入メーカーにとって、中古売買があるこそ気軽にゲームを購入してもらえるのです。もしこの制度がなければ新規参入メーカーが成功する率は少なく、より名の通った大手メーカーの業界占有率が高くなっていたでしょう。同人界で名の知れていたTYPE-MOONはともかくオーガストやういんどみるのようなメーカーの成功はなかったか、より遅れていたかもしれません。それは業界にとっても我々にとっても大変不幸なことです。
あとこれはぼくだけかもしれませんが、ぼくは批評空間で80点以上付けたゲームを売却することはまずありません。俗に言う「殿堂入り」という奴です。またそういったゲームの中古価格がたいてい高いことを鑑みてもそういった人はかなり多いのではと思うのです。
だから極論になるのですが、メーカーは中古が流通されるのがいやならばより面白いゲームを作ればいいのです。
ぼくに言わせればそういった自信のないメーカーほど、中古で流通されるのを嫌いアクチベーションなどの対策に身を入れるのではと邪推しているのですが・・・不正手段(コピー)でプレイされるのを防止する対策は当然すべきなのでしょうが、中古売買までシャットアウトしようというのはやり過ぎというより自分の首を絞める結果にしかならないのではと考えるのです。
もしこの制度が無かったらぼくはこの趣味をとっくに止めていたか、今ほどどっぷりと浸っていることは出来なかったでしょう。
まず経済面。昨年いわゆる「11月の傑作群」の際いっぺんに新作を7本も購入してしまったのですが、もし買取制度がなかったらそんなに手を出せませんでした。より厳選し2本程度に絞ることになっていたでしょう。
それに心理面も大きい。「もし気に入らなかったり駄作だったりしたら、売り飛ばしてしまえばいいや」という余裕がこれだけの数のゲームに手を出せるという面は間違いなくあると思います。
あと一つは部屋のスペースの問題。
最近のゲームは箱が大きくなってきていたりショップ特典にかさばる物が付いているので、ぼくの狭い部屋は相当に侵食されています。もし買取制度が無かったらいまごろゲームに部屋を追い出されてしまったかもしれません。
さてゲームメーカーが中古売買されることを嫌う気持ちも分かるのですが、ぼくの考えでは業界にとってもこの制度はそれほど損な取引とは思えないのですが・・・
というのも新規参入メーカーにとって、中古売買があるこそ気軽にゲームを購入してもらえるのです。もしこの制度がなければ新規参入メーカーが成功する率は少なく、より名の通った大手メーカーの業界占有率が高くなっていたでしょう。同人界で名の知れていたTYPE-MOONはともかくオーガストやういんどみるのようなメーカーの成功はなかったか、より遅れていたかもしれません。それは業界にとっても我々にとっても大変不幸なことです。
あとこれはぼくだけかもしれませんが、ぼくは批評空間で80点以上付けたゲームを売却することはまずありません。俗に言う「殿堂入り」という奴です。またそういったゲームの中古価格がたいてい高いことを鑑みてもそういった人はかなり多いのではと思うのです。
だから極論になるのですが、メーカーは中古が流通されるのがいやならばより面白いゲームを作ればいいのです。
ぼくに言わせればそういった自信のないメーカーほど、中古で流通されるのを嫌いアクチベーションなどの対策に身を入れるのではと邪推しているのですが・・・不正手段(コピー)でプレイされるのを防止する対策は当然すべきなのでしょうが、中古売買までシャットアウトしようというのはやり過ぎというより自分の首を絞める結果にしかならないのではと考えるのです。
2008年03月24日
期待と現実の狭間に
昨日ようやくTo Heart2 AnotherDaysが1キャラ目、FORTUNE ARTERIALの3キャラ目をクリア。ハードディスクに空きを作るためにもこれから他のキャラもガシガシと進めていかなければと思っていますが・・・
今日はそのうちTo Heart2 AnotherDaysについての印象についてをだらだらと述べてみようかと。
世間的評価は相当に低いといっていいこのゲーム。ぼく自身も前作フルアニの評価が最低ランクだっただけに「やっぱりか」という思いが強く、発売日購入即インストールしたものの半月以上ほったらかしにしてしまったのですが改めてプレイしてみるとそれほど酷いデキとは思いませんでした。
しかし低評価をしたくなる人の気持ちは何となくわかります。
発売日の2月29日。各所で深夜発売されたわけですが、その日はまるで新しいウィンドウズが発売されるのかと思うような喧騒ぶりだった(らしい)つまりそれくらい期待されていたゲームだったわけです。その期待感とゲームのデキが乖離していた結果があの低評価だったといえます。つまりぼくの評価がそれほど悪くないというのも期待値と実際のゲームのデキがそうかけ離れたものではなかったからかもしれません。
昨年ぼくがプレイしたゲームにやるきばこ2(キャラメルBOX)というものがありました。前作のファンディスクキャラメルBOXやるきばこに入っていたTCGきゃらばとが最高に面白かっただけに、やるきばこ2に入っていた新TCGきゃらスタには相当期待していたのですがそのデキは散々たるもので、ぼくが批評空間でつけた点数は最低ランクの40点でした。
ところが、今確認してみると他の方の評価はそれほど低いというわけでもない。これは多分このゲームの何に期待していたかの違いでしょう。もし新TCGに興味がなく、過去作のショートストーリーに期待して購入したならばそれほどの低評価に繋がらないかもしれませんから。
もう一つぼくが昨年プレイしたゲームに東京封鎖(C-side)というゲームがありました。このゲームは一昨年に発売されたもので、プレイする時点でその悪評は知れ渡っていました。
そんなゲームをなぜわざわざ買ってきたかはおいておくとしていろんな悪材料すべて織り込み済みでプレイを始めた結果、予想以上に西崎えいむ氏の描くヒロインが可愛かったため最初の触感では思わぬ拾い物をした感覚に襲われたものでした。全シナリオをクリアした結果最終的にはやはり低評価になってしまいましたが、何の予備知識もなくプレイしたとしたらもっと低評価になってしまったかもしれません。
今回ぼくがToHeart AnoterDaysで感じたこともこの東京封鎖と同じものだろうと思います。一番最初にクリアしたヒロイン?が春夏さんだったのでアラが見えにくかった幸運もあったのでしょう。それだけに今後クリアしていくヒロインのシナリオにはより以上に心してかかろうかと思っています。
それにしても春夏さんのHシーンがないのは拷問に近いですね。キャスト的にエロは無いだろうとは薄々気づいていましたけど、あれでは正直バットエンド・・・
今日はそのうちTo Heart2 AnotherDaysについての印象についてをだらだらと述べてみようかと。
世間的評価は相当に低いといっていいこのゲーム。ぼく自身も前作フルアニの評価が最低ランクだっただけに「やっぱりか」という思いが強く、発売日購入即インストールしたものの半月以上ほったらかしにしてしまったのですが改めてプレイしてみるとそれほど酷いデキとは思いませんでした。
しかし低評価をしたくなる人の気持ちは何となくわかります。
発売日の2月29日。各所で深夜発売されたわけですが、その日はまるで新しいウィンドウズが発売されるのかと思うような喧騒ぶりだった(らしい)つまりそれくらい期待されていたゲームだったわけです。その期待感とゲームのデキが乖離していた結果があの低評価だったといえます。つまりぼくの評価がそれほど悪くないというのも期待値と実際のゲームのデキがそうかけ離れたものではなかったからかもしれません。
昨年ぼくがプレイしたゲームにやるきばこ2(キャラメルBOX)というものがありました。前作のファンディスクキャラメルBOXやるきばこに入っていたTCGきゃらばとが最高に面白かっただけに、やるきばこ2に入っていた新TCGきゃらスタには相当期待していたのですがそのデキは散々たるもので、ぼくが批評空間でつけた点数は最低ランクの40点でした。
ところが、今確認してみると他の方の評価はそれほど低いというわけでもない。これは多分このゲームの何に期待していたかの違いでしょう。もし新TCGに興味がなく、過去作のショートストーリーに期待して購入したならばそれほどの低評価に繋がらないかもしれませんから。
もう一つぼくが昨年プレイしたゲームに東京封鎖(C-side)というゲームがありました。このゲームは一昨年に発売されたもので、プレイする時点でその悪評は知れ渡っていました。
そんなゲームをなぜわざわざ買ってきたかはおいておくとしていろんな悪材料すべて織り込み済みでプレイを始めた結果、予想以上に西崎えいむ氏の描くヒロインが可愛かったため最初の触感では思わぬ拾い物をした感覚に襲われたものでした。全シナリオをクリアした結果最終的にはやはり低評価になってしまいましたが、何の予備知識もなくプレイしたとしたらもっと低評価になってしまったかもしれません。
今回ぼくがToHeart AnoterDaysで感じたこともこの東京封鎖と同じものだろうと思います。一番最初にクリアしたヒロイン?が春夏さんだったのでアラが見えにくかった幸運もあったのでしょう。それだけに今後クリアしていくヒロインのシナリオにはより以上に心してかかろうかと思っています。
それにしても春夏さんのHシーンがないのは拷問に近いですね。キャスト的にエロは無いだろうとは薄々気づいていましたけど、あれでは正直バットエンド・・・
2008年03月23日
団体スポーツと美少女ゲームの相性
冬のスポーツシーズンは終わりを告げましたが、今度はJリーグに、センパツ高校野球、プロ野球と春のスポーツが始まりました。美少女ゲームばかりしていないで、たまには外で運動するのもいいかな・・・と思いつつ、やっぱりモニターの前から離れられない貴方(ぼくもそうだが)のためにゲームをやりながら同時にスポーツ気分も味わえるといういわゆるスポーツを舞台にしたエロゲーについて今回は考察してみようかなと。
美少女ゲームの中でいわゆる恋愛系でスポーツを舞台にした作品は少ない。もちろんそういったゲームがないこともないが傑作・良作というものは思い浮かびません。最近ので思い浮かぶのはチアフルくらいですが、あのゲームもお世辞にも良作とはいえませんでしたし・・・
例えばヒロインのうち一人がスポーツ少女というはよくある。よって個別シナリオに入るとそのヒロインが打ちこんでいるスポーツの話になってくるが、ヒロイン全員が部活動・サークル活動・プロチーム等々で同じスポーツをプレイしているとなると本当に少ない。
一方、これが凌辱系のゲームとなると良作・駄作問わず非常に数が豊富です。やはりスポーツ少女は凌辱されるのがお似合いなのかと思いたくなるのですが、これは主人公の設定に係わってくる問題かと思います。というのもヒロイン全員が同じスポーツをしているとなると、主人公は当然ヒロインを指導する立場の人間(顧問、コーチ、監督等々)となってくるでしょう。先生が主人公で生徒がヒロインのゲームに良作が少ない(ぱっと思い浮かぶのは遥かに仰ぎ、麗しのくらい)ように、監督・コーチの立場にある人間が生徒に手を出すというのは先生と生徒と同じく世間的にタブーとなってくるので、余程ライターが腕達者でない限り恋愛系ゲームの良シナリオとして成り立たせるのは難しいのでは?ということです。
これが凌辱系なら社会的とか世間体とか考えなくてもいいから簡単です。主人公も監督・コーチだけでなく盗撮魔やストーカーというのも考えられますから話もバラエティ豊富。よって発売されるゲームが多くなるも当然でしょう。
さて、ここで指摘しておきたいのが、もし主人公とヒロインが同じチームに入って活動するスポーツなら傑作・良作が生まれる余地があるということです。主人公がヒロインを指導するわけでなく、同じチームメイトとして困難に負けず切磋琢磨していく間に恋愛感情が生まれていくというのは恋愛ゲームの黄金パターンではないでしょうか?つまり舞台が文化部なのをそのまま運動部に当てはめればいいのです。その点チアフルは非常に眼の付け所は良かったのですが・・・それはともかく問題は男女混合で行う団体スポーツが非常に少ないという点ですね。メジャーな団体スポーツとなるとほとんど男子・女子が分かれてしまっていますから。
そんなわけで今回恋愛系シナリオのエロゲーとスポーツは食い合わせが悪いと結論づけてしまったのですが、今月発売のこなゆきふるり~柚子原町カーリング部~とはや体験版が公開されているラッキー×クロスにはぜひそのジンクスを破ってもらいたいと思っています。特にこなゆきふるりはメジャースポーツになりつつあるカーリングが舞台ですからね。今のような注目を浴びる前から好きだったスポーツだけにどのようなシナリオになっているか見てみたい気はしています。
美少女ゲームの中でいわゆる恋愛系でスポーツを舞台にした作品は少ない。もちろんそういったゲームがないこともないが傑作・良作というものは思い浮かびません。最近ので思い浮かぶのはチアフルくらいですが、あのゲームもお世辞にも良作とはいえませんでしたし・・・
例えばヒロインのうち一人がスポーツ少女というはよくある。よって個別シナリオに入るとそのヒロインが打ちこんでいるスポーツの話になってくるが、ヒロイン全員が部活動・サークル活動・プロチーム等々で同じスポーツをプレイしているとなると本当に少ない。
一方、これが凌辱系のゲームとなると良作・駄作問わず非常に数が豊富です。やはりスポーツ少女は凌辱されるのがお似合いなのかと思いたくなるのですが、これは主人公の設定に係わってくる問題かと思います。というのもヒロイン全員が同じスポーツをしているとなると、主人公は当然ヒロインを指導する立場の人間(顧問、コーチ、監督等々)となってくるでしょう。先生が主人公で生徒がヒロインのゲームに良作が少ない(ぱっと思い浮かぶのは遥かに仰ぎ、麗しのくらい)ように、監督・コーチの立場にある人間が生徒に手を出すというのは先生と生徒と同じく世間的にタブーとなってくるので、余程ライターが腕達者でない限り恋愛系ゲームの良シナリオとして成り立たせるのは難しいのでは?ということです。
これが凌辱系なら社会的とか世間体とか考えなくてもいいから簡単です。主人公も監督・コーチだけでなく盗撮魔やストーカーというのも考えられますから話もバラエティ豊富。よって発売されるゲームが多くなるも当然でしょう。
さて、ここで指摘しておきたいのが、もし主人公とヒロインが同じチームに入って活動するスポーツなら傑作・良作が生まれる余地があるということです。主人公がヒロインを指導するわけでなく、同じチームメイトとして困難に負けず切磋琢磨していく間に恋愛感情が生まれていくというのは恋愛ゲームの黄金パターンではないでしょうか?つまり舞台が文化部なのをそのまま運動部に当てはめればいいのです。その点チアフルは非常に眼の付け所は良かったのですが・・・それはともかく問題は男女混合で行う団体スポーツが非常に少ないという点ですね。メジャーな団体スポーツとなるとほとんど男子・女子が分かれてしまっていますから。
そんなわけで今回恋愛系シナリオのエロゲーとスポーツは食い合わせが悪いと結論づけてしまったのですが、今月発売のこなゆきふるり~柚子原町カーリング部~とはや体験版が公開されているラッキー×クロスにはぜひそのジンクスを破ってもらいたいと思っています。特にこなゆきふるりはメジャースポーツになりつつあるカーリングが舞台ですからね。今のような注目を浴びる前から好きだったスポーツだけにどのようなシナリオになっているか見てみたい気はしています。
2008年03月21日
なめるようにちびちびと
基本的にぼくは一本のゲームをスタートからラストまで一気にクリアするということをしない・・・というより出来ない人です。
集中力に欠けるのでしょうね。まあ子供の頃、先生から耳にタコが出来るほどそう言われつづけてきましたが、今にして思えば納得できます。
ゲームを始めてしばらくすると何かよそ事が無性にやりたくなってくる。面白みに欠けるゲームならなおさらで、続けてできるプレイ時間はせいぜい10分~15分くらいが限界。そうなってくると取りあえずそのゲームをひとまず終了させて、別のゲームのアイコンをクリックすることになります。そうせず無理して同じゲームをプレイし続けていると結局寝落ちしてしまうことになるので、さっぱり消化できませんから。
なら面白いゲームならもっと長時間プレイ出来るだろうと言われるかもしれませんが、実のところそうでもないのです。面白いシナリオのゲームだと一気に終わらせてしまうのはもったいないと感じてしまい、やはり適当なところで止めてしまうことになります。それこそ秘蔵の酒をまるでなめるようにちびちびと楽しむというわけで・・・まあそれでもまずい酒よりも早く無くなることは確かなのですが。
というわけで、現在のところ美少女ゲームをなんと同時7本進行中なわけです。ぼくの性格だと発売日予約購入したゲームは開封して即インストールせずにはいられないたちなので、なおも同時進行のゲームが増えていく可能性は十分です。
ただそれくらいの本数を同時進行させていると、当然進行速度にばらつきが出てくるというわけで・・・当然良さげなゲームはゲーム開始のアイコンをクリックする回数も多いし、プレイ中寝落ちしてしまうようなゲームは進行も遅くなります。
今、ぼくが同時進行させているのはそして明日の世界より━、赫炎のインガノック、明日の君と逢うために、さくらシュトラッセ、FORTUNE ARTERIAL、ToHeart2-AnotherDays-、そしてらいでぃんぐいんきゅばすの7本。他にもハードディスク内にあるゲームはあと何本かありますが、それはここ3ヵ月以上起動させたことがなく完全にデッドストック化しているので除外しています。
さて7本のうちどれが秘蔵の純米大吟醸でどれがメチルアルコールなのかは、今のところ皆さんの想像におまかせしますということで。
集中力に欠けるのでしょうね。まあ子供の頃、先生から耳にタコが出来るほどそう言われつづけてきましたが、今にして思えば納得できます。
ゲームを始めてしばらくすると何かよそ事が無性にやりたくなってくる。面白みに欠けるゲームならなおさらで、続けてできるプレイ時間はせいぜい10分~15分くらいが限界。そうなってくると取りあえずそのゲームをひとまず終了させて、別のゲームのアイコンをクリックすることになります。そうせず無理して同じゲームをプレイし続けていると結局寝落ちしてしまうことになるので、さっぱり消化できませんから。
なら面白いゲームならもっと長時間プレイ出来るだろうと言われるかもしれませんが、実のところそうでもないのです。面白いシナリオのゲームだと一気に終わらせてしまうのはもったいないと感じてしまい、やはり適当なところで止めてしまうことになります。それこそ秘蔵の酒をまるでなめるようにちびちびと楽しむというわけで・・・まあそれでもまずい酒よりも早く無くなることは確かなのですが。
というわけで、現在のところ美少女ゲームをなんと同時7本進行中なわけです。ぼくの性格だと発売日予約購入したゲームは開封して即インストールせずにはいられないたちなので、なおも同時進行のゲームが増えていく可能性は十分です。
ただそれくらいの本数を同時進行させていると、当然進行速度にばらつきが出てくるというわけで・・・当然良さげなゲームはゲーム開始のアイコンをクリックする回数も多いし、プレイ中寝落ちしてしまうようなゲームは進行も遅くなります。
今、ぼくが同時進行させているのはそして明日の世界より━、赫炎のインガノック、明日の君と逢うために、さくらシュトラッセ、FORTUNE ARTERIAL、ToHeart2-AnotherDays-、そしてらいでぃんぐいんきゅばすの7本。他にもハードディスク内にあるゲームはあと何本かありますが、それはここ3ヵ月以上起動させたことがなく完全にデッドストック化しているので除外しています。
さて7本のうちどれが秘蔵の純米大吟醸でどれがメチルアルコールなのかは、今のところ皆さんの想像におまかせしますということで。