2016年07月19日
7月の発売予定表から
夏競馬で地方競馬(同人)の祭典JBC(コミケ)が控えているとあって、例年と同じく頭数は揃わなかった。それでもまずまずのメンバーが揃ったのは嬉しいところ。飛びぬけて人気になりそうな馬はいないが、上位拮抗で馬券的には面白そうなレースとなりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
◎アマツツミ (Purple software)
サーカスやminoriで活躍した御影を迎えて期待された前走のクロノクロックが案外な成績。それだけに払拭を期する今回は、気合の入り方が違う。追い切り(体験版)も長いところを積極的に公開するなど巻き返しに懸命。厩舎も鏡遊や森崎亮人ら実績あるトレーナー(ライター)を迎えた場合、好成績を残すことが多いPurpleだけに変わり身の可能性は大きいと見る。今回相手に強力どころが見当たらないだけに本命に押してみたい。
期待度 ★★★★
アリスティア・リメイン (アストロノーツ・コメット)
厩舎開業の頃のスタッフが抜け勢いを失くした印象のアストロノーツ。それでも主戦騎手のM&Mが騎乗すればそれなりに格好を付けているが、他の騎手が起用された時は結果を出していない。同厩舎の塔の下のエクセルキトゥスは成功しているRPG血統なだけに期待されたが、勝ち馬から大きく離される結果に。そのためか今回同じファンタジーながらADVに方針転換。ただトレーナーは前回とほぼ同じ顔ぶれで、ADVでは結果を出していないのは大いに不安。追い切り(体験版)もそれほど動いた印象はなく、ヒロインはそこそこ魅力的に見えるもののこの動きでは上位に食い込むのは厳しそう。
期待度 ★★☆
△俺に彼女ができてから妹たちの様子がおかしい!? (INTERHEART Cute)
最近まずまず走る馬を出しているインターハートの最新馬。どうやらCuteは妹血脈ばかり走らせる厩舎のようで、この馬も妹ヒロインオンリーの作戦。ただ記者的に不遇な目に遭いそうな彼女の方が魅力的に思えるのは寂しい。それより気になるのは、トレーナーが今回デビュー戦ということ。いくら抜き系とはいえ、トレーナー初挑戦からいきなり好走というのはやや厳しいかも。ただこうした血統を着実に上位に持ってきている厩舎だけに、侮るのは危険。連下には押さえておきたい。
期待度 ★★★
神楽訪神歌 (でぼの巣製作所)
でぼの巣厩舎の看板母系(シリーズ)といっていい神楽系だが、エゴ時代を含め走った馬は少ない。それでも先代の神楽花莚譚はまずまずの成績だった。この馬はその直仔(続編)で、トレーナーはそれと同じ瑞守ねおんとそれなりに走れそうな雰囲気。ただ取材する限り、メインヒロイン2人は同じでダンジョン自動作成というのも同じ。新要素で面白みがありそうなのが、戦闘に協力する味方妖怪くらいというのは寂しい。これではわざわざ新馬として走らせる意味があるか疑問。その疑問を走りで払拭して欲しいが、これではちょっと買いづらい。
期待度 ★☆
▲キミトユメミシ (Laplacian)
新規開業厩舎で騎手・トレーナーとも新人という全くの初物。それだけに常識なら初戦は様子見したいところだが、追い切りの評判が意外にいい。他人の夢を覗くという能力を得た主人公が、それをエロ方面のみに生かすという血統(設定)は利己主義すぎて斬新。そこからどう血統を膨らませていくかがポイントか。騎手はキャリア不足が否めない雰囲気で、エロに関してはそれほど期待できないかもしれず、ヒロインの内面をしっかり描くことで勝負の形に持ち込みたい。このメンバーでも充分勝負になりそうで惑星候補の筆頭だ。
期待度 ★★★☆
巨乳人妻3P催眠 ~催眠で寝取らせていただきます!~ (Studio 邪恋)
厩舎開業以来催眠系血統中心に走らせてきたStudio 邪恋の最新馬。トレーナーのおくとぱすは催眠凌辱の大家といってよく信頼感はある。ただ今回はこれまで起用してきた騎手とかなり様相が違う。古馬(人妻)の手綱ばかり握ってきた紅葉-Kの手腕は買えるが、初めての催眠系に戸惑わないか心配。それにそもそも催眠系の古馬というニックスは異色過ぎて、果たしてまともに走れるかどうかも分からない。当たれば大駆けも可能だろうが、脚質的に不安は否めないだろう。
期待度 ★★
幻聖神姫セイクリッドFD (Triangle)
変身ヒロイン系中心に走らせる厩舎の中では最も古株といっていいTriangleだが競走成績に関しては地味だった。その厩舎の中ではまずまず結果を残した幻聖神姫LINEAGE -セイクリッドリネージュ-の直仔(FD)で、能力を受け継げばチャンスはある。ただ内容が父の後日談やIF展開で新味がないのは寂しい。古参厩舎にしては直仔の成績がパッとしないのも気になる点で、血統(設定)に奥行きが欠けていそうなのも不安。常識的には入着があれば充分だろう。
期待度 ★★
小悪魔発育チュ~! (アトリエかぐや)
かぐや厩舎といえば古馬(年上ヒロイン)の印象が強いが、meroが鞍上ならば幼馬(ロリ)にも充分対応できる。といってもこの馬は幼馬に特化した血統ではなく、年下ヒロインに主人公が責められるという趣向。ただヒロインを見る限り好走したたまはじ! -たまたまハジケル妹たち-ほどの魅力は無さそう。エロに関してはそれなりの水準にあるだろうが、ヒロインの魅力が欠けるようだと効果は限定的となる。それでも今回は少頭数でエロ系が手薄。時計が掛かる展開ならば食い込んでくる可能性はありそう。
期待度 ★★★
恋するお嬢様はエッチな花嫁 (ensemble SWEET)
ensembleのエロ専門厩舎として開業したSWEETだが、これまで走らせた2頭はいずれも凡走。敗因はエロについて他厩舎ほど飛びぬけてなく、走り(シナリオ)の内容も乏しい点。ヒロイン萌えに関しては充分だが、もう1つ何か材料がなければ好走は覚束ない。今回馬名(タイトル)を見る限り、花嫁を前面に押し出す作戦のようだが、それにしてはウエディングドレス着用Hが取材する限り見られないのが解せない。直線(終盤)まで取って大事にとって置く作戦かもしれないが、花嫁と馬名にありながら新婚生活に全く触れられていない紹介は謎。これではとても押せない。
期待度 ★☆
死に逝く君、館に芽吹く憎悪 (バグシステム)
姉妹厩舎から数多く所属馬を走らせているCLEARRAVE(ぱれっと)系列の最新馬。デビュー戦の前走は期待を大きく裏切っただけに信頼性は乏しいが、今回トレーナーに和泉万夜を起用。多くの馬を手がけて凡馬も多く出しているトレーナーだが、ニックスに猟奇が加われば好走の確率は高くなる。取材する限り派手なグロが持ち味なようだが、問題は走りが伴ったものになるかと、直線脚が上がってしまわないかどうかという点。最近トレーナーが多忙で馬を手がけ過ぎているのは気がかりで、高馬(フルプライス)でないことも不安に輪をかける。厩舎が喧伝するような愛と感動が本当にあれば上位争い以上の成績も望めるが、正直不安の方が大きい。
期待度 ★★☆
△少女マイノリティ -慰めの愛- (pure more)
姉妹厩舎のこの恋、青春により。が意外な不振。前走の少女アクティビティも前評判ほど走れなかったこともあり、今回が厩舎にとっては正念場だ。幸いトレーナーの小西翼はこの恋、青春により。で評価の高かったルートを担当していて、メインヒロイン一本に絞った作戦は悪くない。ただ気になるのはヒロインがどうも灰汁が強そうなのと、主人公にダメさが漂っていること。ただ走りさえしっかりしていれば克服できるだけの能力はありそうだし、騎手も力を付けている印象。裏切られる可能性はあるがもう1度追いかけて見たい。
期待度 ★★★
〇千恋*万花 (ゆずソフト)
好走したサノバウイッチの籐太を引き続きトレーナーに迎え、前走の魔女系から巫女ヒロインと和風テイストで挑む。和風や日本神話は籐太が得意とする血統だけに、前走以上の力を発揮する可能性は高い。ただ少し気になるのは厩舎所属トレーナーである天宮りつでなく、実績はありながら近走沈滞気味の瀬尾順の方。複数トレーナー制で氏瀬尾氏が絡んで成功したのはClover Day'sくらいで、後は人気以下の成績に終わった馬が多い。そのジンクスを払拭できるかどうかだが、逆にいえば不安はそれくらい。騎手のこぶいち&むりりんは鉄板だし一定以上の能力を秘めているのは間違いなく、安定度は随一。人気になるが逆らえなさそう。
期待度 ★★★★
罪恋×2/3 (Campus)
厩舎デビュー戦のハルウソの好走で一躍注目されたCampusの最新馬。といっても次走は凡走に終わっているだけに、全幅の信頼とまではいかない。ただ今回はハルウソを手がけた工藤啓介が配合(原案)を手がけただけに、不気味さはある。ただトレーナーの神堂劾はそれほど評価の高いトレーナーでないし、追い切りの動きもコメディなのかシリアスに動くのかはっきりしない。主人公をめぐる妹と幼馴染ヒロインの葛藤と確執というテーマはよくあるし、実質妹一人が攻略対象というのもマイナス。全くの凡走はないにしても上位に食い込むまでの走りとなるとどうか。
期待度 ★★☆
di-room (つるみく -Another-)
出走取消(延期)を繰り返していたがようやくゲートイン(マスターアップ)したようだ。閉鎖された空間で命令されるままヒロインを犯すという血統はつるみく初期を思わせる。ただ縛りや鎖といったハード凌辱に付き物のアイテムは見られるものの、どこまで初期つるみくのようなハードさを備えているかは不明。トレーナーのO-takeは経験は多いが凌辱系ではほとんど結果を出していないのも不安。サスペンス風の走りで直線の追い込み次第では大駆けもありそうだが、安馬だけにそこまで期待を求めるのは厳しそう。
期待度 ★★
風紀委員 白紗 (縁)
縁厩舎といえば可愛い系の馬体に似合わぬハードな凌辱とゲームブック風の独特な走りが持ち味だったが、最近は普通の凌辱系になってしまい独自性には欠けてしまった。今回は厩舎初の安馬とあって再度思い切った走りを見せて欲しかったが、単にヒロイン数を少なくしただけといった趣き。最近エロもやや淡白になりつつあることもあって、これでは入着も厳しいだろう。
期待度 ★☆
△フローラル・フローラブ (SAGA PLANETS)
ゆず厩舎と同じくトレーナーに籐太を起用するが、こちらは配合から係わっているとあってより走りに重点を置いている感じ。新島夕が厩舎を去ってから今ひとつ期待に応えきれないサガプラだが、今回は変わり身が期待できそうなムードだ。不安なのはサブトレーナーがどこまで調教に係わっているかで、一癖ある性格が持ち味の籐太主人公を他のトレーナーが共有できるかどうか。お嬢様はご機嫌ナナメのような不協和音を奏でてしまうと、トレーナー数の多さが足かせとなってしまうかも。追い切りはなかなかの動きだったが、それが全ルートまで保てるかどうかは五分五分。上位人気馬と比べると信頼度に欠けるのは否めないか。
期待度 ★★★
遊聖天使プリマヴェールDrei (Escu:de)
厩舎初期からの母系であるプリマヴェール系で、好走した彗聖天使プリマヴェールZweiの直仔(続編)。最近でこそ萌え系の印象が強いエスクード厩舎だが、当時はヒロイン凌辱も手がけていて人気のあった母系だ。プリマヴェール系だけあって今回も当然調教凌辱を期待したいところだが、最近萌え系が主戦場だっただけに調教が温くなってしまっていないか不安。トレーナーのZEQUも経験豊富だが走る馬をほとんど手がけていない。久々に騎乗するはなたかれともの手腕が取材する限り、やや劣化している気がするのも不安。ここは見送りたいところだ。
期待度 ★★
龍堂寺士門の淫謀 (Mink)
老舗厩舎ミンクの最新馬だが、大型馬の前走Love and Peaceが馬場掃除に終わるなど、最近の成績は見る影もない。今回調教SLGとあって老舗厩舎に合っている血統なことはプラス材料だが、トレーナーが新顔となると買いかぶれない。騎手のティータ・Jの手腕に衰えはなく、エロに関しては上位クラスの能力はあるが、そういった能力を余計なことをして打ち消してしまうのが、このところのミンク系列の定番。今回も能力を出し切れずに終わってしまうだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)上位拮抗でどの馬に本命を打つかどうか迷ったが、追い切り動いたアマツツミを狙う。トレーナーの実績から再度の凡走は考えにくく変わり身は必至だ。安定さなら千恋*万花も負けていない。トレーナーの顔ぶれも好走した前走とほぼ同じというのも安心。本命馬とほとんど差はないだけの力はある。不気味なのは初出走ながら面白そうな血統のキミトユメミシ。厩舎開業初戦だけに期待通りの走りが出来るかは分からないが、嵌れば人気馬をまとめて負かす可能性はある。ここのところ堅実な成績を残す俺に彼女ができてから妹たちの様子がおかしい!?も人気の盲点となりそうで面白い。少女マイノリティ -慰めの愛-も能力を出し切れれば食い込んでくるし、フローラル・フローラブも直線で一気に追い込みを見せる可能性もあり意外に難解なレースだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
◎アマツツミ (Purple software)
サーカスやminoriで活躍した御影を迎えて期待された前走のクロノクロックが案外な成績。それだけに払拭を期する今回は、気合の入り方が違う。追い切り(体験版)も長いところを積極的に公開するなど巻き返しに懸命。厩舎も鏡遊や森崎亮人ら実績あるトレーナー(ライター)を迎えた場合、好成績を残すことが多いPurpleだけに変わり身の可能性は大きいと見る。今回相手に強力どころが見当たらないだけに本命に押してみたい。
期待度 ★★★★
アリスティア・リメイン (アストロノーツ・コメット)
厩舎開業の頃のスタッフが抜け勢いを失くした印象のアストロノーツ。それでも主戦騎手のM&Mが騎乗すればそれなりに格好を付けているが、他の騎手が起用された時は結果を出していない。同厩舎の塔の下のエクセルキトゥスは成功しているRPG血統なだけに期待されたが、勝ち馬から大きく離される結果に。そのためか今回同じファンタジーながらADVに方針転換。ただトレーナーは前回とほぼ同じ顔ぶれで、ADVでは結果を出していないのは大いに不安。追い切り(体験版)もそれほど動いた印象はなく、ヒロインはそこそこ魅力的に見えるもののこの動きでは上位に食い込むのは厳しそう。
期待度 ★★☆
△俺に彼女ができてから妹たちの様子がおかしい!? (INTERHEART Cute)
最近まずまず走る馬を出しているインターハートの最新馬。どうやらCuteは妹血脈ばかり走らせる厩舎のようで、この馬も妹ヒロインオンリーの作戦。ただ記者的に不遇な目に遭いそうな彼女の方が魅力的に思えるのは寂しい。それより気になるのは、トレーナーが今回デビュー戦ということ。いくら抜き系とはいえ、トレーナー初挑戦からいきなり好走というのはやや厳しいかも。ただこうした血統を着実に上位に持ってきている厩舎だけに、侮るのは危険。連下には押さえておきたい。
期待度 ★★★
神楽訪神歌 (でぼの巣製作所)
でぼの巣厩舎の看板母系(シリーズ)といっていい神楽系だが、エゴ時代を含め走った馬は少ない。それでも先代の神楽花莚譚はまずまずの成績だった。この馬はその直仔(続編)で、トレーナーはそれと同じ瑞守ねおんとそれなりに走れそうな雰囲気。ただ取材する限り、メインヒロイン2人は同じでダンジョン自動作成というのも同じ。新要素で面白みがありそうなのが、戦闘に協力する味方妖怪くらいというのは寂しい。これではわざわざ新馬として走らせる意味があるか疑問。その疑問を走りで払拭して欲しいが、これではちょっと買いづらい。
期待度 ★☆
▲キミトユメミシ (Laplacian)
新規開業厩舎で騎手・トレーナーとも新人という全くの初物。それだけに常識なら初戦は様子見したいところだが、追い切りの評判が意外にいい。他人の夢を覗くという能力を得た主人公が、それをエロ方面のみに生かすという血統(設定)は利己主義すぎて斬新。そこからどう血統を膨らませていくかがポイントか。騎手はキャリア不足が否めない雰囲気で、エロに関してはそれほど期待できないかもしれず、ヒロインの内面をしっかり描くことで勝負の形に持ち込みたい。このメンバーでも充分勝負になりそうで惑星候補の筆頭だ。
期待度 ★★★☆
巨乳人妻3P催眠 ~催眠で寝取らせていただきます!~ (Studio 邪恋)
厩舎開業以来催眠系血統中心に走らせてきたStudio 邪恋の最新馬。トレーナーのおくとぱすは催眠凌辱の大家といってよく信頼感はある。ただ今回はこれまで起用してきた騎手とかなり様相が違う。古馬(人妻)の手綱ばかり握ってきた紅葉-Kの手腕は買えるが、初めての催眠系に戸惑わないか心配。それにそもそも催眠系の古馬というニックスは異色過ぎて、果たしてまともに走れるかどうかも分からない。当たれば大駆けも可能だろうが、脚質的に不安は否めないだろう。
期待度 ★★
幻聖神姫セイクリッドFD (Triangle)
変身ヒロイン系中心に走らせる厩舎の中では最も古株といっていいTriangleだが競走成績に関しては地味だった。その厩舎の中ではまずまず結果を残した幻聖神姫LINEAGE -セイクリッドリネージュ-の直仔(FD)で、能力を受け継げばチャンスはある。ただ内容が父の後日談やIF展開で新味がないのは寂しい。古参厩舎にしては直仔の成績がパッとしないのも気になる点で、血統(設定)に奥行きが欠けていそうなのも不安。常識的には入着があれば充分だろう。
期待度 ★★
小悪魔発育チュ~! (アトリエかぐや)
かぐや厩舎といえば古馬(年上ヒロイン)の印象が強いが、meroが鞍上ならば幼馬(ロリ)にも充分対応できる。といってもこの馬は幼馬に特化した血統ではなく、年下ヒロインに主人公が責められるという趣向。ただヒロインを見る限り好走したたまはじ! -たまたまハジケル妹たち-ほどの魅力は無さそう。エロに関してはそれなりの水準にあるだろうが、ヒロインの魅力が欠けるようだと効果は限定的となる。それでも今回は少頭数でエロ系が手薄。時計が掛かる展開ならば食い込んでくる可能性はありそう。
期待度 ★★★
恋するお嬢様はエッチな花嫁 (ensemble SWEET)
ensembleのエロ専門厩舎として開業したSWEETだが、これまで走らせた2頭はいずれも凡走。敗因はエロについて他厩舎ほど飛びぬけてなく、走り(シナリオ)の内容も乏しい点。ヒロイン萌えに関しては充分だが、もう1つ何か材料がなければ好走は覚束ない。今回馬名(タイトル)を見る限り、花嫁を前面に押し出す作戦のようだが、それにしてはウエディングドレス着用Hが取材する限り見られないのが解せない。直線(終盤)まで取って大事にとって置く作戦かもしれないが、花嫁と馬名にありながら新婚生活に全く触れられていない紹介は謎。これではとても押せない。
期待度 ★☆
死に逝く君、館に芽吹く憎悪 (バグシステム)
姉妹厩舎から数多く所属馬を走らせているCLEARRAVE(ぱれっと)系列の最新馬。デビュー戦の前走は期待を大きく裏切っただけに信頼性は乏しいが、今回トレーナーに和泉万夜を起用。多くの馬を手がけて凡馬も多く出しているトレーナーだが、ニックスに猟奇が加われば好走の確率は高くなる。取材する限り派手なグロが持ち味なようだが、問題は走りが伴ったものになるかと、直線脚が上がってしまわないかどうかという点。最近トレーナーが多忙で馬を手がけ過ぎているのは気がかりで、高馬(フルプライス)でないことも不安に輪をかける。厩舎が喧伝するような愛と感動が本当にあれば上位争い以上の成績も望めるが、正直不安の方が大きい。
期待度 ★★☆
△少女マイノリティ -慰めの愛- (pure more)
姉妹厩舎のこの恋、青春により。が意外な不振。前走の少女アクティビティも前評判ほど走れなかったこともあり、今回が厩舎にとっては正念場だ。幸いトレーナーの小西翼はこの恋、青春により。で評価の高かったルートを担当していて、メインヒロイン一本に絞った作戦は悪くない。ただ気になるのはヒロインがどうも灰汁が強そうなのと、主人公にダメさが漂っていること。ただ走りさえしっかりしていれば克服できるだけの能力はありそうだし、騎手も力を付けている印象。裏切られる可能性はあるがもう1度追いかけて見たい。
期待度 ★★★
〇千恋*万花 (ゆずソフト)
好走したサノバウイッチの籐太を引き続きトレーナーに迎え、前走の魔女系から巫女ヒロインと和風テイストで挑む。和風や日本神話は籐太が得意とする血統だけに、前走以上の力を発揮する可能性は高い。ただ少し気になるのは厩舎所属トレーナーである天宮りつでなく、実績はありながら近走沈滞気味の瀬尾順の方。複数トレーナー制で氏瀬尾氏が絡んで成功したのはClover Day'sくらいで、後は人気以下の成績に終わった馬が多い。そのジンクスを払拭できるかどうかだが、逆にいえば不安はそれくらい。騎手のこぶいち&むりりんは鉄板だし一定以上の能力を秘めているのは間違いなく、安定度は随一。人気になるが逆らえなさそう。
期待度 ★★★★
罪恋×2/3 (Campus)
厩舎デビュー戦のハルウソの好走で一躍注目されたCampusの最新馬。といっても次走は凡走に終わっているだけに、全幅の信頼とまではいかない。ただ今回はハルウソを手がけた工藤啓介が配合(原案)を手がけただけに、不気味さはある。ただトレーナーの神堂劾はそれほど評価の高いトレーナーでないし、追い切りの動きもコメディなのかシリアスに動くのかはっきりしない。主人公をめぐる妹と幼馴染ヒロインの葛藤と確執というテーマはよくあるし、実質妹一人が攻略対象というのもマイナス。全くの凡走はないにしても上位に食い込むまでの走りとなるとどうか。
期待度 ★★☆
di-room (つるみく -Another-)
出走取消(延期)を繰り返していたがようやくゲートイン(マスターアップ)したようだ。閉鎖された空間で命令されるままヒロインを犯すという血統はつるみく初期を思わせる。ただ縛りや鎖といったハード凌辱に付き物のアイテムは見られるものの、どこまで初期つるみくのようなハードさを備えているかは不明。トレーナーのO-takeは経験は多いが凌辱系ではほとんど結果を出していないのも不安。サスペンス風の走りで直線の追い込み次第では大駆けもありそうだが、安馬だけにそこまで期待を求めるのは厳しそう。
期待度 ★★
風紀委員 白紗 (縁)
縁厩舎といえば可愛い系の馬体に似合わぬハードな凌辱とゲームブック風の独特な走りが持ち味だったが、最近は普通の凌辱系になってしまい独自性には欠けてしまった。今回は厩舎初の安馬とあって再度思い切った走りを見せて欲しかったが、単にヒロイン数を少なくしただけといった趣き。最近エロもやや淡白になりつつあることもあって、これでは入着も厳しいだろう。
期待度 ★☆
△フローラル・フローラブ (SAGA PLANETS)
ゆず厩舎と同じくトレーナーに籐太を起用するが、こちらは配合から係わっているとあってより走りに重点を置いている感じ。新島夕が厩舎を去ってから今ひとつ期待に応えきれないサガプラだが、今回は変わり身が期待できそうなムードだ。不安なのはサブトレーナーがどこまで調教に係わっているかで、一癖ある性格が持ち味の籐太主人公を他のトレーナーが共有できるかどうか。お嬢様はご機嫌ナナメのような不協和音を奏でてしまうと、トレーナー数の多さが足かせとなってしまうかも。追い切りはなかなかの動きだったが、それが全ルートまで保てるかどうかは五分五分。上位人気馬と比べると信頼度に欠けるのは否めないか。
期待度 ★★★
遊聖天使プリマヴェールDrei (Escu:de)
厩舎初期からの母系であるプリマヴェール系で、好走した彗聖天使プリマヴェールZweiの直仔(続編)。最近でこそ萌え系の印象が強いエスクード厩舎だが、当時はヒロイン凌辱も手がけていて人気のあった母系だ。プリマヴェール系だけあって今回も当然調教凌辱を期待したいところだが、最近萌え系が主戦場だっただけに調教が温くなってしまっていないか不安。トレーナーのZEQUも経験豊富だが走る馬をほとんど手がけていない。久々に騎乗するはなたかれともの手腕が取材する限り、やや劣化している気がするのも不安。ここは見送りたいところだ。
期待度 ★★
龍堂寺士門の淫謀 (Mink)
老舗厩舎ミンクの最新馬だが、大型馬の前走Love and Peaceが馬場掃除に終わるなど、最近の成績は見る影もない。今回調教SLGとあって老舗厩舎に合っている血統なことはプラス材料だが、トレーナーが新顔となると買いかぶれない。騎手のティータ・Jの手腕に衰えはなく、エロに関しては上位クラスの能力はあるが、そういった能力を余計なことをして打ち消してしまうのが、このところのミンク系列の定番。今回も能力を出し切れずに終わってしまうだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)上位拮抗でどの馬に本命を打つかどうか迷ったが、追い切り動いたアマツツミを狙う。トレーナーの実績から再度の凡走は考えにくく変わり身は必至だ。安定さなら千恋*万花も負けていない。トレーナーの顔ぶれも好走した前走とほぼ同じというのも安心。本命馬とほとんど差はないだけの力はある。不気味なのは初出走ながら面白そうな血統のキミトユメミシ。厩舎開業初戦だけに期待通りの走りが出来るかは分からないが、嵌れば人気馬をまとめて負かす可能性はある。ここのところ堅実な成績を残す俺に彼女ができてから妹たちの様子がおかしい!?も人気の盲点となりそうで面白い。少女マイノリティ -慰めの愛-も能力を出し切れれば食い込んでくるし、フローラル・フローラブも直線で一気に追い込みを見せる可能性もあり意外に難解なレースだ。
2016年06月20日
6月の発売予定表から
クラシック路線が終わり夏競馬が始まる過渡期となりますが、頭数を見ると早くも夏枯れとなってしまったよう。大物馬も不在でここ最近の競馬界を表しているようで寂しいのですが、そんな状況を吹き飛ばしてくれるような勝ち馬の登場を望みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
妹コン -催眠術師お兄ちゃんとナマイキな妹- (アトリエさくら マウントポジション)
アトリエさくらといえばNTRと即答できるほどこの配合一本で勝負してきたが、厩舎(ブランド)の看板名をあえて変えてきたように、この馬はやや様相が違っている。騎手は大ベテランのかん奈を起用。凌辱系の馬への騎乗が少ないだけに意外な人選に思えたが、この馬自体凌辱でなく萌えエロということで納得。催眠術を使って日頃ツン気味の妹に悪戯を仕掛けるという血統(設定)はありがちで、唯一のヒロインである妹のキャラで勝負という分かりやすい構図だが、今ひとつ妹のキャラがピンとこないのは不安。トレーナーも今回初めて馬を手がけるとなると、ここでは手が出しづらい。
期待度 ★☆
えろゼミ ~エッチにヤルきにABC~ (アトリエかぐや)
かぐや復帰後今ひとつ結果を出していないchoco chip だが、今回は巨乳ヒロインを揃えて巻き返しを狙う。ただ巨乳に拘るのはいいが、バランスの取れた騎乗が持ち味のchoco chip だけに、ヒロインの可愛さを損なわないか心配だ。それに取材する限り巨乳に拘った戦法を採っているわけでなく、なぜヒロインを巨乳揃いにしたのか疑問が残る。それでもエロさえ水準以上なら好走も可能だろうが、トレーナーがプリマ☆ステラ以降冴えを無くしている近江達裕で、ツッコミどころ満載のエロバカ路線ではそれほど期待できない。見送りが賢明か。
期待度 ★★
▲お楽しみは謎解きの後で (BLUE GALE)
時々大駆けする馬が登場するブルゲだが、最近は存在感が薄くなりつつあるだけに奮起したいところ。今回は最近珍しい謎解きをメインにした血統で巻き返しを狙う。安馬でヒロイン1人と馬体重(容量)は期待できないが、ミステリーと同様短くとも謎の部分さえしっかりしていれば充分勝ち負けは争える。トレーナーがこれまでこういった血統を手がけていないのは不安だが、エロは事件解決後のご褒美ということで、あくまで謎解きを主眼にした配合は好感が持てる。今回は相手がかなり楽で、久々に古豪厩舎が本領発揮するシーンが見られるかも。
期待度 ★★☆
◎オトメ*ドメイン (ぱれっとクオリア)
娘娘やLamiaといった安馬専門の姉妹厩舎を複数開業しているぱれっとだが、また1つ新厩舎が開業。大型新人館川まこのデビューに、トレーナーとしては5年ぶりとなるNYAONが手がける馬とあって話題性は充分。ナチュラルにダメ主人公を創造することで有名なNYAONだが、忘れてならないのは癖の強いヒロインを多く登場させること。そういった意味でヒロイン全員が残念系というのはダメ主人公を中和させる意味で有効な作戦。追い切り(体験版)を見る限り、女装潜入系ということで主人公の能力は高めのようだが、ダメ主人公として馬脚を現す可能性も捨てきれない。それでも騎手の能力を十二分に生かした走りは期待充分。相手も軽いだけにここなら上位に食い込んできそうだ。
期待度 ★★★★
俺だけのアイドル -eyeの才能- (WitchFlame)
ここ2走ヒロイン調教血統を走らせてきたWitchFlameで、今回も引き続き同血統を走らせる。ただこれまでのファンタジー系でなくアイドル調教血統。実績に乏しい厩舎で、好走した馬が少ないアイドル凌辱系となると期待できる要素は少ない。身近の女の子をアイドルに育てた後に凌辱するという主人公の倒錯趣味がどう描かれているかがポイントも、どこまでそれが貫かれているかは不安。こうした戦法なら当然欲しいネトラセ展開があるかどうかも疑わしいし、そうなるとどのような方針で馬を育て上げているのかも分からない。これではとても上位には食い込めないだろう。
期待度 ★☆
恋する気持ちのかさねかた ~かさねた想いをずっと~ (ensemble)
デビューさせた馬の直仔(FD)をまた走らせることで定評のあるensembleだが、好走した馬がほとんど見当たらないのが現実。実際父(本編)も好成績を上げたわけでなく、参加したトレーナーで実績のある籐太欠けてしまった上に馬を仕上げた種村いのりも不在。父の敗因は走りが単調ですぐ息切れしてしまったことにあるが、これではその補完を期待するのは難しく、ヒロイン萌えで勝負するしかない。確かに騎手のきみしま青の騎乗は買えるが、それだけでは勝負にならないのはこれまでの実績が証明している。入着が精一杯だろう。
期待度 ★★
恋と恋するユートピア (らぶまてぃっく)
最近は百合系専用騎手となっていたぺこが久々に正統萌え系馬に騎乗する。血統(設定)は合併した男子校と女子校を巡り、対立する女性間を奔走する主人公というよくある血統。トレーナーのJUNは地方(同人)・中央を問わずぺこと組んでいるが、ぺこと組んだとき以外の実績はかなり寒い。つまり百合系の馬でしか活躍馬を手がけてなく、定番の萌え系血統では正直厳しそう。この血統でまさかの百合展開があるとは思えないし、ここは見送りでよさそう。
期待度 ★★
恋と魔法と管理人 運命の歯車編(Prometheus)
新規開設した厩舎でデビュー初戦は惨敗。敗因はまさかの分割商法では救いがない。今回は予定通り全妹(続編)が出走してきたが、前走の賞金(データ)数の少なさを考えると、今回も追いかけるファンは少ないだろうし新規層も望めない。実質ヒロイン数2名で決して安馬とはいえないお台(価格)。ましてトレーナーも未公表では買える材料は皆無といっても過言ではない。
期待度 ★
交姦の虜たち… (Waffle)
ベテランフリー騎手で数多くの厩舎の馬に跨った金目鯛ぴんくだが、Waffleから騎乗依頼を受けるのは意外にも初めて。といってもトレーナーのシャア専用◎もWaffleの依頼を手がけたことがないことから、これまでのWaffleの馬とは違った目で見たほうがよさそう。バラエティー豊かな血統を走らせるWaffleだが、スワッピングを主眼にしたのは珍しい。ただ高馬(フルプライス)でないにしても、決して安くないお台でヒロイン2人というのは少し寂しい。この厩舎のウリであるオナホールを使った双方向連動システムもこれまで成績に繋がってなく好材料とはいえず、ベテランの技を持ってしても勝ち負けを争うまでの成績を望むのは厳しいだろう。
期待度 ★★
〇手垢塗れの天使 (あかべぇそふとすりぃ)
あかべぇ系厩舎には珍しい安馬。アイドルの枕営業を舞台にした血統は珍しく、騙されて堕ちていくヒロインでなく、大舞台にのし上がるため積極的に枕営業に手を染めるとなるとほとんど見られない。こういった零細血統を手がけさせると意外に実力を見せる和泉万夜だけに不気味さはあるが、ヒロインがビッチであるのが前提なだけに好走に繋がるかどうかは微妙。騎手はこの厩舎でまずまず結果を出している秋空もみぢで軽くは扱えないが、常識的には厳しい。ただ今回はいかにも相手が楽。出番が回ってきても不思議は無く軽くは扱えない。
期待度 ★★☆
△虜ノ鎖 ~処女たちを穢す淫らな楔~ (Guilty)
凌辱系では古豪厩舎といえるGuiltyだが、このところ走る馬を輩出していないのは寂しい。今回は虜ノ契を始祖とする母系の3代目ということだが、先代の虜ノ旋律 ~淫らに喘ぐ処女セクステット~ はそこそこ見所はありながら上位入線には繋がらなかっただけに苦戦は免れない。今回も女性主人公視点でヒロインが堕ちていく過程がどう活かされるかがカギだが、前走の敗因はメインヒロインの占めるウエイトが高すぎて他のヒロインが生きていなかったところで今回も同じ轍を踏んでしまわないか心配。清廉なメインヒロインは前走同様も、キャラに前走ほど魅力を感じないのも不安。常識的には入着が精一杯だろうが、メンバーが甘いだけに連下で一考。
期待度 ★★☆
箱庭ロジック ~瑚子といちゃらぶ! SM生活~ (Cabbit)
これまで多くの上級馬を送り出してきた御厨みくりだが、大成功とまでいかなかったのが箱庭ロジックで、その直仔が出走してきたのはやや意外。父は実質ヒロイン一点主義だっただけに、キャラが立っていたとはいえ一番人気でない入谷瑚子にスポットライトを当てたのも意外だ。どんな走りをするのかは不明だが、瑚子がメインヒロインなだけにコメディ色が強い筈。ただ一番人気でないヒロインに焦点を当てた直仔が成功した馬となると、ほとんど見当たらないのが現実でここでは狙いづらい。
期待度 ★☆
プラネット ドラゴン (ソフトハウスキャラ)
佐々木珠流が鞍上なら安定感抜群だったキャラだったが、それは過去の話。それでも過去が過去だけに不気味さがあるのは事実。宇宙を舞台とした貿易といった血統は最近では珍しいが、きっちりした目標がないだけに捉えどころがないのは事実。ただ目標がない分、長距離(ゲーム性)に適正があれば周回プレイにも耐えられそう。ただその点で頼れないのが最近のキャラの馬で、船団を組むのでなく一隻で旅するといった走りでは融通性に欠ける。それにただ宇宙船を強化すればいいといった趣向では長距離が耐えられるとは思えない。取材する限りは変わり身の要素は少なそうだ。
期待度 ★★
△モラリスト ~性渇指導 房江の放課後~ (CYCLET)
尖った血統で話題を呼ぶCYCLETだが、今回はややその度合いは薄そう。といっても単なる凌辱系でなく、夫の浮気を目撃して狂気に囚われていくヒロインに焦点を当てるといったところはこの厩舎らしいところ。サスペンスではよくある血統だが、どのように血統を膨らませていくかが好走のカギとなる。といっても安馬だけに想定以上の時計で駆けるのは期待するのは厳しい。騎手はアボガドパワーズで活躍していた大ベテランの吉澤友章だが、最近大きな仕事をしていないのは気がかり。それでも今回はかなりメンバーは甘い。恵まれての食い込みの可能性は一考。
期待度 ★★☆
ヤキモチ彼女の一途な恋 (PULLTOP LATTE)
PULLTOPの萌えエロ強化として開業したラテだが、本家と比べ存在感を発揮しているとは言いがたい。今回はヤキモチ焼きヒロインをメインにした馬だが、騎手の顔ぶれはこれまでの出走馬と比べるとやや手薄な印象。それでもベテランねみぎつかさを含めまずまず手堅い面々。ただ問題はトレーナーでほとんど一流馬を手がけていない後馬久人にぺことコンビを組んだ時以外は凡走ばかりのJUNではとても期待できない。いくら今回のメンバーが甘いとはいえ萌えエロだけで好走できるほど競馬は甘くない。取材する限りヒロイン萌えも薄い印象で強調できる材料が少なくここでも狙いづらい。
期待度 ★★
LAMUNATION! -ラムネーション!- (WhitePowder)
地方時代独特な走りで定評のあったSteroiderが中央(商業)挑戦。ノンストップ・ハイスピードと銘打つだけに疾走感ある走りで殴りこみを掛けるつもりだ。ただ気になるのはVA系から中央に挑戦する厩舎の成績がパッとせず、その後、廃業に追い込まれていること。それと地方時代の成績がそれほど良くなかったことだ。馬の雰囲気が似ているらぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!(HARUKAZE)も地方時代の成績はなかなかのものだっただけに、それと比較すると戦績は寂しい。VA系厩舎らしく入場曲(OP)は軽快で、注目されるだけの素材であるのは間違いないが、デビュー初戦で勝負できるかとなると疑問だろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)
少頭数ながら頼れそうな馬が不在で難解な一戦。追い切りでまずまずの動きを見せたオトメ*ドメインを本命に押す。信頼感はそれほどでもないが、この馬と対等に戦えそうな馬が見当たらない以上、この馬中心になるのは仕方ない。他は正直能力的に足りず、別のレースに出走したら印が回らない馬がほとんど。あかべぇ系には珍しい安馬抜き系の手垢塗れの天使が逆転候補。といっても騎手頼みは否めず、信頼度はそれほど高くない。血統的妙味あるお楽しみは謎解きの後でもこのところ厩舎の成績が振るわないだけに走るかどうかは半信半疑。時計が遅くなりそうなだけに抜き系の馬にチャンスがあると見て虜ノ鎖 ~処女たちを穢す淫らな楔~にモラリスト ~性渇指導 房江の放課後~が食い込む可能性はありそうだが、それより静観しておいたほうが無難かもしれない。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
妹コン -催眠術師お兄ちゃんとナマイキな妹- (アトリエさくら マウントポジション)
アトリエさくらといえばNTRと即答できるほどこの配合一本で勝負してきたが、厩舎(ブランド)の看板名をあえて変えてきたように、この馬はやや様相が違っている。騎手は大ベテランのかん奈を起用。凌辱系の馬への騎乗が少ないだけに意外な人選に思えたが、この馬自体凌辱でなく萌えエロということで納得。催眠術を使って日頃ツン気味の妹に悪戯を仕掛けるという血統(設定)はありがちで、唯一のヒロインである妹のキャラで勝負という分かりやすい構図だが、今ひとつ妹のキャラがピンとこないのは不安。トレーナーも今回初めて馬を手がけるとなると、ここでは手が出しづらい。
期待度 ★☆
えろゼミ ~エッチにヤルきにABC~ (アトリエかぐや)
かぐや復帰後今ひとつ結果を出していないchoco chip だが、今回は巨乳ヒロインを揃えて巻き返しを狙う。ただ巨乳に拘るのはいいが、バランスの取れた騎乗が持ち味のchoco chip だけに、ヒロインの可愛さを損なわないか心配だ。それに取材する限り巨乳に拘った戦法を採っているわけでなく、なぜヒロインを巨乳揃いにしたのか疑問が残る。それでもエロさえ水準以上なら好走も可能だろうが、トレーナーがプリマ☆ステラ以降冴えを無くしている近江達裕で、ツッコミどころ満載のエロバカ路線ではそれほど期待できない。見送りが賢明か。
期待度 ★★
▲お楽しみは謎解きの後で (BLUE GALE)
時々大駆けする馬が登場するブルゲだが、最近は存在感が薄くなりつつあるだけに奮起したいところ。今回は最近珍しい謎解きをメインにした血統で巻き返しを狙う。安馬でヒロイン1人と馬体重(容量)は期待できないが、ミステリーと同様短くとも謎の部分さえしっかりしていれば充分勝ち負けは争える。トレーナーがこれまでこういった血統を手がけていないのは不安だが、エロは事件解決後のご褒美ということで、あくまで謎解きを主眼にした配合は好感が持てる。今回は相手がかなり楽で、久々に古豪厩舎が本領発揮するシーンが見られるかも。
期待度 ★★☆
◎オトメ*ドメイン (ぱれっとクオリア)
娘娘やLamiaといった安馬専門の姉妹厩舎を複数開業しているぱれっとだが、また1つ新厩舎が開業。大型新人館川まこのデビューに、トレーナーとしては5年ぶりとなるNYAONが手がける馬とあって話題性は充分。ナチュラルにダメ主人公を創造することで有名なNYAONだが、忘れてならないのは癖の強いヒロインを多く登場させること。そういった意味でヒロイン全員が残念系というのはダメ主人公を中和させる意味で有効な作戦。追い切り(体験版)を見る限り、女装潜入系ということで主人公の能力は高めのようだが、ダメ主人公として馬脚を現す可能性も捨てきれない。それでも騎手の能力を十二分に生かした走りは期待充分。相手も軽いだけにここなら上位に食い込んできそうだ。
期待度 ★★★★
俺だけのアイドル -eyeの才能- (WitchFlame)
ここ2走ヒロイン調教血統を走らせてきたWitchFlameで、今回も引き続き同血統を走らせる。ただこれまでのファンタジー系でなくアイドル調教血統。実績に乏しい厩舎で、好走した馬が少ないアイドル凌辱系となると期待できる要素は少ない。身近の女の子をアイドルに育てた後に凌辱するという主人公の倒錯趣味がどう描かれているかがポイントも、どこまでそれが貫かれているかは不安。こうした戦法なら当然欲しいネトラセ展開があるかどうかも疑わしいし、そうなるとどのような方針で馬を育て上げているのかも分からない。これではとても上位には食い込めないだろう。
期待度 ★☆
恋する気持ちのかさねかた ~かさねた想いをずっと~ (ensemble)
デビューさせた馬の直仔(FD)をまた走らせることで定評のあるensembleだが、好走した馬がほとんど見当たらないのが現実。実際父(本編)も好成績を上げたわけでなく、参加したトレーナーで実績のある籐太欠けてしまった上に馬を仕上げた種村いのりも不在。父の敗因は走りが単調ですぐ息切れしてしまったことにあるが、これではその補完を期待するのは難しく、ヒロイン萌えで勝負するしかない。確かに騎手のきみしま青の騎乗は買えるが、それだけでは勝負にならないのはこれまでの実績が証明している。入着が精一杯だろう。
期待度 ★★
恋と恋するユートピア (らぶまてぃっく)
最近は百合系専用騎手となっていたぺこが久々に正統萌え系馬に騎乗する。血統(設定)は合併した男子校と女子校を巡り、対立する女性間を奔走する主人公というよくある血統。トレーナーのJUNは地方(同人)・中央を問わずぺこと組んでいるが、ぺこと組んだとき以外の実績はかなり寒い。つまり百合系の馬でしか活躍馬を手がけてなく、定番の萌え系血統では正直厳しそう。この血統でまさかの百合展開があるとは思えないし、ここは見送りでよさそう。
期待度 ★★
恋と魔法と管理人 運命の歯車編(Prometheus)
新規開設した厩舎でデビュー初戦は惨敗。敗因はまさかの分割商法では救いがない。今回は予定通り全妹(続編)が出走してきたが、前走の賞金(データ)数の少なさを考えると、今回も追いかけるファンは少ないだろうし新規層も望めない。実質ヒロイン数2名で決して安馬とはいえないお台(価格)。ましてトレーナーも未公表では買える材料は皆無といっても過言ではない。
期待度 ★
交姦の虜たち… (Waffle)
ベテランフリー騎手で数多くの厩舎の馬に跨った金目鯛ぴんくだが、Waffleから騎乗依頼を受けるのは意外にも初めて。といってもトレーナーのシャア専用◎もWaffleの依頼を手がけたことがないことから、これまでのWaffleの馬とは違った目で見たほうがよさそう。バラエティー豊かな血統を走らせるWaffleだが、スワッピングを主眼にしたのは珍しい。ただ高馬(フルプライス)でないにしても、決して安くないお台でヒロイン2人というのは少し寂しい。この厩舎のウリであるオナホールを使った双方向連動システムもこれまで成績に繋がってなく好材料とはいえず、ベテランの技を持ってしても勝ち負けを争うまでの成績を望むのは厳しいだろう。
期待度 ★★
〇手垢塗れの天使 (あかべぇそふとすりぃ)
あかべぇ系厩舎には珍しい安馬。アイドルの枕営業を舞台にした血統は珍しく、騙されて堕ちていくヒロインでなく、大舞台にのし上がるため積極的に枕営業に手を染めるとなるとほとんど見られない。こういった零細血統を手がけさせると意外に実力を見せる和泉万夜だけに不気味さはあるが、ヒロインがビッチであるのが前提なだけに好走に繋がるかどうかは微妙。騎手はこの厩舎でまずまず結果を出している秋空もみぢで軽くは扱えないが、常識的には厳しい。ただ今回はいかにも相手が楽。出番が回ってきても不思議は無く軽くは扱えない。
期待度 ★★☆
△虜ノ鎖 ~処女たちを穢す淫らな楔~ (Guilty)
凌辱系では古豪厩舎といえるGuiltyだが、このところ走る馬を輩出していないのは寂しい。今回は虜ノ契を始祖とする母系の3代目ということだが、先代の虜ノ旋律 ~淫らに喘ぐ処女セクステット~ はそこそこ見所はありながら上位入線には繋がらなかっただけに苦戦は免れない。今回も女性主人公視点でヒロインが堕ちていく過程がどう活かされるかがカギだが、前走の敗因はメインヒロインの占めるウエイトが高すぎて他のヒロインが生きていなかったところで今回も同じ轍を踏んでしまわないか心配。清廉なメインヒロインは前走同様も、キャラに前走ほど魅力を感じないのも不安。常識的には入着が精一杯だろうが、メンバーが甘いだけに連下で一考。
期待度 ★★☆
箱庭ロジック ~瑚子といちゃらぶ! SM生活~ (Cabbit)
これまで多くの上級馬を送り出してきた御厨みくりだが、大成功とまでいかなかったのが箱庭ロジックで、その直仔が出走してきたのはやや意外。父は実質ヒロイン一点主義だっただけに、キャラが立っていたとはいえ一番人気でない入谷瑚子にスポットライトを当てたのも意外だ。どんな走りをするのかは不明だが、瑚子がメインヒロインなだけにコメディ色が強い筈。ただ一番人気でないヒロインに焦点を当てた直仔が成功した馬となると、ほとんど見当たらないのが現実でここでは狙いづらい。
期待度 ★☆
プラネット ドラゴン (ソフトハウスキャラ)
佐々木珠流が鞍上なら安定感抜群だったキャラだったが、それは過去の話。それでも過去が過去だけに不気味さがあるのは事実。宇宙を舞台とした貿易といった血統は最近では珍しいが、きっちりした目標がないだけに捉えどころがないのは事実。ただ目標がない分、長距離(ゲーム性)に適正があれば周回プレイにも耐えられそう。ただその点で頼れないのが最近のキャラの馬で、船団を組むのでなく一隻で旅するといった走りでは融通性に欠ける。それにただ宇宙船を強化すればいいといった趣向では長距離が耐えられるとは思えない。取材する限りは変わり身の要素は少なそうだ。
期待度 ★★
△モラリスト ~性渇指導 房江の放課後~ (CYCLET)
尖った血統で話題を呼ぶCYCLETだが、今回はややその度合いは薄そう。といっても単なる凌辱系でなく、夫の浮気を目撃して狂気に囚われていくヒロインに焦点を当てるといったところはこの厩舎らしいところ。サスペンスではよくある血統だが、どのように血統を膨らませていくかが好走のカギとなる。といっても安馬だけに想定以上の時計で駆けるのは期待するのは厳しい。騎手はアボガドパワーズで活躍していた大ベテランの吉澤友章だが、最近大きな仕事をしていないのは気がかり。それでも今回はかなりメンバーは甘い。恵まれての食い込みの可能性は一考。
期待度 ★★☆
ヤキモチ彼女の一途な恋 (PULLTOP LATTE)
PULLTOPの萌えエロ強化として開業したラテだが、本家と比べ存在感を発揮しているとは言いがたい。今回はヤキモチ焼きヒロインをメインにした馬だが、騎手の顔ぶれはこれまでの出走馬と比べるとやや手薄な印象。それでもベテランねみぎつかさを含めまずまず手堅い面々。ただ問題はトレーナーでほとんど一流馬を手がけていない後馬久人にぺことコンビを組んだ時以外は凡走ばかりのJUNではとても期待できない。いくら今回のメンバーが甘いとはいえ萌えエロだけで好走できるほど競馬は甘くない。取材する限りヒロイン萌えも薄い印象で強調できる材料が少なくここでも狙いづらい。
期待度 ★★
LAMUNATION! -ラムネーション!- (WhitePowder)
地方時代独特な走りで定評のあったSteroiderが中央(商業)挑戦。ノンストップ・ハイスピードと銘打つだけに疾走感ある走りで殴りこみを掛けるつもりだ。ただ気になるのはVA系から中央に挑戦する厩舎の成績がパッとせず、その後、廃業に追い込まれていること。それと地方時代の成績がそれほど良くなかったことだ。馬の雰囲気が似ているらぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!(HARUKAZE)も地方時代の成績はなかなかのものだっただけに、それと比較すると戦績は寂しい。VA系厩舎らしく入場曲(OP)は軽快で、注目されるだけの素材であるのは間違いないが、デビュー初戦で勝負できるかとなると疑問だろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)
少頭数ながら頼れそうな馬が不在で難解な一戦。追い切りでまずまずの動きを見せたオトメ*ドメインを本命に押す。信頼感はそれほどでもないが、この馬と対等に戦えそうな馬が見当たらない以上、この馬中心になるのは仕方ない。他は正直能力的に足りず、別のレースに出走したら印が回らない馬がほとんど。あかべぇ系には珍しい安馬抜き系の手垢塗れの天使が逆転候補。といっても騎手頼みは否めず、信頼度はそれほど高くない。血統的妙味あるお楽しみは謎解きの後でもこのところ厩舎の成績が振るわないだけに走るかどうかは半信半疑。時計が遅くなりそうなだけに抜き系の馬にチャンスがあると見て虜ノ鎖 ~処女たちを穢す淫らな楔~にモラリスト ~性渇指導 房江の放課後~が食い込む可能性はありそうだが、それより静観しておいたほうが無難かもしれない。
2016年05月21日
5月の発売予定表から
春のクラシック本番ということで、ようやくメンバーが揃い興味深い一戦となりました。人気母系(シリーズ)の最新馬が圧倒的人気を集めていますが、それを覆す穴馬が現れるでしょうか?
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アイツに調教されるとドMな私は感じちゃう (Lamia)
ぱれっとの抜き系厩舎として存在感を高めつつあるLamiaの最新馬。前走は鞍上(原画家)にたまひよを擁しながら結果は振るわなかったが、こういった血統(設定)に手馴れていないだけに止む無しか。今回も鞍上にベテラン金目鯛ぴんくを起用。抜き系では定評のある騎手だけにチャンスは充分。ただトレーナーが髪の毛座というのはやや微妙。調教師集団で仕上げ方にムラがあるのは仕方ないが、総じて結果は余り芳しいものでなく好走する可能性は高くない。それでも動画(アニメ)を武器に抜きで上位を窺うだけの力はありそうだが、走り(シナリオ)に意外性はなさそうでかなり恵まれないと苦しそう。
期待度 ★★☆
△WIZARD LINKS (筆柿そふと)
筆柿そふとが1年半ぶりに出走させる今回は、トレーナー(ライター)のNATORI烏賊が得意とする催眠系をあえて封印し魔法少女と悪魔との戦いに焦点を当てる。主人公が女性2人ということで敵に凌辱される展開を予想したが、取材する限りはその度合いは少なそうで、主人公2人の友情を中心にHシーンもその2人と友人たちの3Pやレズが多そう。魔法少女系としてはやや毛色の変わった血統(設定)でどのような走りをするか未知数な部分が多い。それでも騎手にベテラン吉野恵子を起用し、サブに大崎シンヤや皇裕介を配すなど厩舎の威信を掛けて今回臨んでいるのは明白。力が入りすぎて空回りする可能性はあるものの、厩舎の鼻息の荒さから連下には押さえておきたい。
期待度 ★★★☆
△EXTRAVAGANZA ~蟲狂編~ (BLACK Cyc)
10年前に出走し競馬ファンを驚愕と熱狂の渦に巻き込んだ名馬の名を冠する後継馬が登場。といっても直仔(FD)はほとんど目立った成績を上げていないだけに、過度の期待は禁物。ただ初代蟲使いのヒロインながらその後はサブに甘んじていた神武美弥香が再びクローズアップされるとあって、古くからのファンが期待してしまうのは当然だろう。ただ直仔の凡走の原因は馬体重(容量)の乏しさ。今回も安馬(低価格)とあってどこまで馬体に身が入っているか心配だ。首位争いは厳しく次位争いに食い込むのが精一杯だろう。
期待度 ★★★
えろぐっず! ~Hなおもちゃで快感エンジョイ♡~ (CLOCKUP)
ここ2走はダーク&ハードな走りに徹して結果を出したCLOCKUPだが、今回は一転バカエロ系。この厩舎のバカ系は好走歴はあるが、どれもトレーナーにはやさかうたねを起用していた。今回は屋形宗慶 にトレーナー集団のTeam・Birth-tale という顔ぶれで実績は皆無。アダルトグッズ制作メーカーに勤める主人公がをヒロイン相手にグッズを試すという血統はいかにもという感じだが、血統的に一発ネタの可能性が強いだけにどこまで走りを膨らませられるかについては不安。高馬なだけに走りの内容が伴わないと凡走の危険性が付きまとう。ここでは苦しい競馬となりそう。
期待度 ★★
◎乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque- (Navel)
出走可否の発表が遅れ心配されていたが、どうやらゲートイン(マスターアップ)した模様。回避期間が長かっただけに不安はあるが、2月時点で仕上がり不足が顕著だっただけに、この延期はプラスとなりそう。現在の厩舎を牽引する血統だけに、きっちり仕上がっていれば凡走は考えにくく、当然首位争いしてくるだろう。今回は馬名を見る限りパリ編の後日談でりそなが看板となるが、記者的にはエッテの巻き返しに期待したい。ただ気になるのは高馬(フルプライス)でヒロイン3人の後日談だけでは、馬体重的に物足りなく感じられる点。隠し球があれば嬉しいが、ただそうでなくとも内容で勝負できる態勢が整っていればそれほどマイナスにはならない。ソコソコ相手は揃ったがここは自信の本命だ。
期待度 ★★★★☆
ギラ星アイドル裏プロジェクト (BELLOTA)
BELLOTAの厩舎開設初戦はアイドル凌辱系で挑む。なかなか成功例が少ない血統で、騎手・トレーナーとも実績は皆無となると期待できる要素は少ない。取材する限りは凌辱といっても、ヒロインを手練手管で騙して肉体関係に持っていくという籠絡系。ヒロインの好感度が攻略に直結するところを考えると凌辱というよりも、恋愛AVGに近い味かもしれない。とすると益々期待はしにくいが、事務所が策する陰謀を上手く活用できれば大駆けも可能。ただ事務所の社長がヒロインということで謎の解明といった点で期待しにくいし、そもそもトレーナーのキャリアから考えれば、血統(設定)倒れになる確率が高い。見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆
サクラノモリ†ドリーマーズ (MOONSTONE)
厩舎開設当時の意欲的な調教がすっかり影を潜めたまま時が経過した呉だが、ようやくあの当時の雰囲気を思い出したかのような馬を出走させてきた。といっても主人公を含むサクラノモリ・ドリーマーズと悪霊との対決がメインで、初期のトリッキーさは期待できなさそう。このトレーナーの実績から主人公に感情移入しにくそうで、バトル系と考えるとかなり厳しい展開が予想される。事件解決後はヒロインとの個別ルートに入るという構成も、血統からさしてプラスになるとも思えない。穴人気を集めそうだが、記者的にはオミットしたくなる馬だ。
期待度 ★★☆
△聖鍵遣いの命題 (UnicoЯn)
UnicoЯn厩舎開設初戦は古代文明の謎を解明するSF系。過去トレーナーが手がけた別系(カードゲーム)のキャラクターや血統が流用されているところを考えると、血統についてはかなり練りこまれていると見たい。騎手のこなたはCIRCUSで修行しただけに腕は確かで、しかも長年乗りこなしているとなれば初出走とはいえ馬体(CG)にはかなり期待できそう。となると問題は主人公の存在だけか。バトル系は主人公と敵役のどちらかに魅力がないと好走は覚束ないが、追い切りを見る限りかなり不安だ。ヒロインも可愛く感じられるのは確かだが、どうも恋愛的雰囲気が感じにくいのも気になる。それでも未知の魅力もあり雰囲気は持っているだけに、危険は承知で穴で狙ってみる。
期待度 ★★★
清楚で真面目な彼女が、最凶ヤリサーに勧誘されたら…? (Frill)
VA系では凌辱専門厩舎として存在感を放っているFrillの最新馬。今回鞍上が主戦の恋泉天音でなく、トレーナーの巽ヒロヲもこの厩舎では初仕事。しかも安馬(低価格)と未知の部分が多い。トレーナーの実績を見ると、一人で仕上げた馬に関しては目立った成績を残しておらず不安は多いが、エロに関しては期待できそう。ただNTR系を連想させる馬名(タイトル)ながら、取材する限りヒロインの恋人の存在はほとんど感じられず、敵役も顔がしっかり描かれないなどNTR系では食い足りない点が多い。清楚なヒロインがエロ堕ちする展開は良さそうだが、ヒロイン視点で心理面をしっかり描写できるかどうか。
期待度 ★★☆
△そして初恋が妹になる (ALcotハニカム)
高い確率で上級馬を輩出するハニカム文庫の最新馬。今回はトレーナーにこの厩舎で実績ある瀬尾順を迎えて首位を狙う。ここ2走は必ずしもファンの期待に応えたと言い切れない成績に終わっているが、今回は得意の妹ヒロインを前面に押し出す作戦で好走の確率は高そう。主人公は瀬尾トレーナーによく登場するタイプだが、サツコイのように空回りしてしまう可能性があり不安は否めない。いつも直線で無理な末脚を使おうとするのも気になるが、ヒロインのキャラを生かす展開なら影響は小さい。これまでと比べて騎手がやや弱く首位争いは難しそうだが、一角崩しなら充分狙える。
期待度 ★★★☆
タラレバ ~as in What if stories~ (Aries)
これまで大きな着を取り続けていたAriesだったが、前走でようやく少しだけいい脚を使う場面があった。ただ前走起用した北川晴の名は無く、トレーナーが芳井一 と沙万由馬の2人となるとやはり不安。それでも騎手はこれまで主戦を務めた戌角柾に加えCIRCUSで実績充分の鷹乃ゆきを迎えるなど最強の布陣。問題はこの騎手に相応しい仕上がりとなっているかどうかだが、追い切りを見る限り不安は尽きない。成人した主人公が謎のヒロインの力により学生時代にタイムスリップするという血統はありがち。謎の部分についても容易に予想が付くのも難点で、これではいくら敏腕騎手でも勝負にはならないだろう。
期待度 ★☆
△てにおはっ! 2 ~ねぇ、もっとえっちなコトいっぱいしよ?~ (root nuko+H)
root nuko久々の出走となるが厩舎の看板に+Hを付けてよりエロに拘る姿勢を見せている。てにおはっ!の後継馬(続編)となるが、ヒロインの顔ぶれも変わりトレーナーも変更と関連性はほとんどないといっても良さそう。父の抜き性能はかなり高いものがあっただけにファンの期待は集まるが、騎手がやや癖のある騎乗をするだけに簡単に飛びつけないのが難点。恐らく走りで勝負するタイプではないだろうし、細かいヒロインの血統も現実的にはそれほど意味はなさそう。それだけに一線級の馬を相手にすると厳しいだろうが、時計が掛かる展開なら浮上の可能性も。
期待度 ★★★
di-room (つるみく -Another-)
つるみくの姉妹厩舎のデビュー戦となるが当初予定していた3R(月)から延期となりやや腰砕けとなった印象。血統を見る限厩舎の前身であるたっちーの馬やつるみく初期の馬を思わせるが、騎手・トレーナーともつるみく厩舎とは縁が無いだけにどこまでそれを踏襲しているかは不鮮明。それにトレーナーのO-takeは経験は多いが凌辱系ではほとんど結果を出していない。サスペンス風の走りで直線(ラスト)の追い込み次第では大駆けもありそうだが、安馬だけにどこまで脚を残しているかどうか。見送りが賢明だろう。
期待度 ★★☆
Dearest Blue (LiLiM DARKNESS)
LiLiMの馬でBlueを冠名にしているということは当然NTR系。騎手はこの厩舎の馬の手綱を多く握っている金目鯛ぴんくで期待は充分。ただアイドルデビューしたヒロインを主人公が守るといった血統はどこかで見掛けた風。NTR系を含めアイドルものは余り走ってなく、主人公とヒロインの関係性が薄いだけにNTR系としては微妙に感じる。それにこの母系(シリーズ)は知名度ほど走っていないのが現実。ヒロインのキャラが高飛車系でNTR系ではマイナス要素の即堕ちしなさそうなのはプラスだが、それだけを頼りに狙うのは厳しいか。
期待度 ★★
ナツイロココロログ (Hearts)
ユニゾンシフト系列厩舎のHeartsが沈黙を破り久々の出走。親厩舎と違いフリー騎手に依頼するのがこれまでの通例で、」今回は白もち桜を起用。キャリア的にまだ騎乗に安定感はないが、秘めた能力は高い。血統を見る限り明らかに萌え偏重の走りだろうが、恋愛SLG内でヒロインが普段見せない一面を見せるという血統は面白い。ヒロインの表裏をどう活かしてくるかが見所だが、萌え中心なだけに暗い展開にはならないだろう。それだけに直線に入っての末脚には期待できず大駆けの要素は少ない。トレーナーで実績があるのは樹原新くらいで顔ぶれを見る限り不安はあるが、萌え一本の走りが嵌れば上位に食い込む可能性も。
期待度 ★★★
ハナヒメ*アブソリュート! (mirai)
人気騎手のかんなぎれいが久々に手綱を握るということで前評判が高い。名馬プリンセスうぃっちぃずの再現を期待したいところで、でなくともティンクル☆くるせいだーす級の走りはしてもらいたいところ。ただ追い切りの感触ではぺんしる系列を離れた影響がでてしまった様子。軽快な動きが求められるバトルでこれだけ動きが重いのはやはりマイナスで、新規開設厩舎が長距離血統を仕上げる難しさが出てしまったよう。ヒロインは可愛いし明るい雰囲気の走りは評価できるが、まともに動かなければ勝負にならない。脚部不安が気になる現状ではさすがに買いづらい。
期待度 ★★
PureMarriage ~赤い糸物語 まどか編~ (Lass Pixy)
Lassの安馬専門厩舎として開業したLass Pixyのデビュー初戦。安馬の中でもお台(価格)が破格の安さだけに馬体重は乏しいだろうし、内容のある走りも期待しづらい。騎手も主戦どころの起用はなく、森山しじみと古川れもんという一枚落ちる顔ぶれ。それでもお台の安さは魅力で、エロについては期待できそう。追い切り(体験版)を見せない安馬が多い中で、このお台でしっかり追い切りを公開したのは好感が持てる。勝つまでの力はないだろうが、時計が掛かる展開なら出番があるかも。
期待度 ★★★
〇僕と恋するポンコツアクマ。すっごいえっち! (スミレ)
バカ系の馬を中心に走らせてきたスミレだが、前走の僕と恋するポンコツアクマはそこにエロを強く絡めてきたのに特徴があった。今回の直仔(FD)はそのエロをもっと強く押し出してきたと見ていいだろう。父の成績もなかなかでサブヒロインを含めハーレム展開などエロ部分の補完と考えれば、持ち時計以上の走りをしても不思議はない。後はエロに力を入れすぎて、本来の持ち味であるバカ部分が低下してしまわないかだけ。それさえなければ本命馬に肉薄する可能性が一番強いのはこの馬だろう。
期待度 ★★★★
▲見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS (PULLTOP)
好走した見上げてごらん、夜空の星を の直仔で、まともに走れば当然上位に食い込むだけの能力はあるはず。問題はこのところPULLTOPは所属馬の直仔を必ず出走させてきているが、ここ2走は父のような成績を上げられていない。お台を考えれば馬体重も足りないということはなさそうだし、サブヒロインのルートもあるなど直仔として押さえるところは押さえている印象だが、父の走りから考えると幼馴染2人のアフターが物足りないと好走は覚束ない。その点他のヒロインのアフターを充実させた点が裏目に出てしまう可能性はある。能力は高いだけに確実に上位に食い込んでくるだろうが、本命馬に迫るだけの勢いはなさそうだ。
期待度 ★★★★
瑠璃の檻 ‐DOMINATION GAME‐ (SkyFish)
最近パッとしない成績が続いているSkyFishだが、今回は萌えを極力抑えてダークな雰囲気を醸し出すなど脚質をガラっと変えてきた。主人公の復讐となると凌辱系かと思わせるが、さすがにそこまで脚質転換したわけでなく、サスペンス系の走りで勝負する腹積もりか。後はF&C時代伝奇などを手掛けた実績のある弘森魚がどこまで馬を仕上げてくるかだが、このところの成績を考えると心もとないのは確か。古風な血統でノスタルジックな雰囲気は買えるが、果たしてそれだけで勝負になるかどか。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
前レースと比べて頭数は揃ったが、人気になりそうな馬は直仔が中心でやや物足りなさを感じる。本命は乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque- 。これまでの実績を考えれば他のメンバーと比べ一枚上の評価。直線あっさり抜け出してきそうだ。他の馬はやや差がある印象だが、上積み要素の多さを考えると僕と恋するポンコツアクマ。すっごいえっち! が二番手評価。エロを武器に本命馬に迫ってくるか。潜在能力を考えれば見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS も負けていないが、本命馬とはかなり差がある印象。直仔に人気が集中しているが、新馬の奮起にも期待。実績を考えれば追い切りがやや微妙もそして初恋が妹になる が一角崩しを狙っている。厩舎の鼻息が荒いWIZARD LINKS の大駆けに、デビュー戦ながら大物の雰囲気がある聖鍵遣いの命題 。時計の掛かる展開ならてにおはっ! 2 ~ねぇ、もっとえっちなコトいっぱいしよ?~ も侮れず、意外に難解な一戦だ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アイツに調教されるとドMな私は感じちゃう (Lamia)
ぱれっとの抜き系厩舎として存在感を高めつつあるLamiaの最新馬。前走は鞍上(原画家)にたまひよを擁しながら結果は振るわなかったが、こういった血統(設定)に手馴れていないだけに止む無しか。今回も鞍上にベテラン金目鯛ぴんくを起用。抜き系では定評のある騎手だけにチャンスは充分。ただトレーナーが髪の毛座というのはやや微妙。調教師集団で仕上げ方にムラがあるのは仕方ないが、総じて結果は余り芳しいものでなく好走する可能性は高くない。それでも動画(アニメ)を武器に抜きで上位を窺うだけの力はありそうだが、走り(シナリオ)に意外性はなさそうでかなり恵まれないと苦しそう。
期待度 ★★☆
△WIZARD LINKS (筆柿そふと)
筆柿そふとが1年半ぶりに出走させる今回は、トレーナー(ライター)のNATORI烏賊が得意とする催眠系をあえて封印し魔法少女と悪魔との戦いに焦点を当てる。主人公が女性2人ということで敵に凌辱される展開を予想したが、取材する限りはその度合いは少なそうで、主人公2人の友情を中心にHシーンもその2人と友人たちの3Pやレズが多そう。魔法少女系としてはやや毛色の変わった血統(設定)でどのような走りをするか未知数な部分が多い。それでも騎手にベテラン吉野恵子を起用し、サブに大崎シンヤや皇裕介を配すなど厩舎の威信を掛けて今回臨んでいるのは明白。力が入りすぎて空回りする可能性はあるものの、厩舎の鼻息の荒さから連下には押さえておきたい。
期待度 ★★★☆
△EXTRAVAGANZA ~蟲狂編~ (BLACK Cyc)
10年前に出走し競馬ファンを驚愕と熱狂の渦に巻き込んだ名馬の名を冠する後継馬が登場。といっても直仔(FD)はほとんど目立った成績を上げていないだけに、過度の期待は禁物。ただ初代蟲使いのヒロインながらその後はサブに甘んじていた神武美弥香が再びクローズアップされるとあって、古くからのファンが期待してしまうのは当然だろう。ただ直仔の凡走の原因は馬体重(容量)の乏しさ。今回も安馬(低価格)とあってどこまで馬体に身が入っているか心配だ。首位争いは厳しく次位争いに食い込むのが精一杯だろう。
期待度 ★★★
えろぐっず! ~Hなおもちゃで快感エンジョイ♡~ (CLOCKUP)
ここ2走はダーク&ハードな走りに徹して結果を出したCLOCKUPだが、今回は一転バカエロ系。この厩舎のバカ系は好走歴はあるが、どれもトレーナーにはやさかうたねを起用していた。今回は屋形宗慶 にトレーナー集団のTeam・Birth-tale という顔ぶれで実績は皆無。アダルトグッズ制作メーカーに勤める主人公がをヒロイン相手にグッズを試すという血統はいかにもという感じだが、血統的に一発ネタの可能性が強いだけにどこまで走りを膨らませられるかについては不安。高馬なだけに走りの内容が伴わないと凡走の危険性が付きまとう。ここでは苦しい競馬となりそう。
期待度 ★★
◎乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque- (Navel)
出走可否の発表が遅れ心配されていたが、どうやらゲートイン(マスターアップ)した模様。回避期間が長かっただけに不安はあるが、2月時点で仕上がり不足が顕著だっただけに、この延期はプラスとなりそう。現在の厩舎を牽引する血統だけに、きっちり仕上がっていれば凡走は考えにくく、当然首位争いしてくるだろう。今回は馬名を見る限りパリ編の後日談でりそなが看板となるが、記者的にはエッテの巻き返しに期待したい。ただ気になるのは高馬(フルプライス)でヒロイン3人の後日談だけでは、馬体重的に物足りなく感じられる点。隠し球があれば嬉しいが、ただそうでなくとも内容で勝負できる態勢が整っていればそれほどマイナスにはならない。ソコソコ相手は揃ったがここは自信の本命だ。
期待度 ★★★★☆
ギラ星アイドル裏プロジェクト (BELLOTA)
BELLOTAの厩舎開設初戦はアイドル凌辱系で挑む。なかなか成功例が少ない血統で、騎手・トレーナーとも実績は皆無となると期待できる要素は少ない。取材する限りは凌辱といっても、ヒロインを手練手管で騙して肉体関係に持っていくという籠絡系。ヒロインの好感度が攻略に直結するところを考えると凌辱というよりも、恋愛AVGに近い味かもしれない。とすると益々期待はしにくいが、事務所が策する陰謀を上手く活用できれば大駆けも可能。ただ事務所の社長がヒロインということで謎の解明といった点で期待しにくいし、そもそもトレーナーのキャリアから考えれば、血統(設定)倒れになる確率が高い。見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆
サクラノモリ†ドリーマーズ (MOONSTONE)
厩舎開設当時の意欲的な調教がすっかり影を潜めたまま時が経過した呉だが、ようやくあの当時の雰囲気を思い出したかのような馬を出走させてきた。といっても主人公を含むサクラノモリ・ドリーマーズと悪霊との対決がメインで、初期のトリッキーさは期待できなさそう。このトレーナーの実績から主人公に感情移入しにくそうで、バトル系と考えるとかなり厳しい展開が予想される。事件解決後はヒロインとの個別ルートに入るという構成も、血統からさしてプラスになるとも思えない。穴人気を集めそうだが、記者的にはオミットしたくなる馬だ。
期待度 ★★☆
△聖鍵遣いの命題 (UnicoЯn)
UnicoЯn厩舎開設初戦は古代文明の謎を解明するSF系。過去トレーナーが手がけた別系(カードゲーム)のキャラクターや血統が流用されているところを考えると、血統についてはかなり練りこまれていると見たい。騎手のこなたはCIRCUSで修行しただけに腕は確かで、しかも長年乗りこなしているとなれば初出走とはいえ馬体(CG)にはかなり期待できそう。となると問題は主人公の存在だけか。バトル系は主人公と敵役のどちらかに魅力がないと好走は覚束ないが、追い切りを見る限りかなり不安だ。ヒロインも可愛く感じられるのは確かだが、どうも恋愛的雰囲気が感じにくいのも気になる。それでも未知の魅力もあり雰囲気は持っているだけに、危険は承知で穴で狙ってみる。
期待度 ★★★
清楚で真面目な彼女が、最凶ヤリサーに勧誘されたら…? (Frill)
VA系では凌辱専門厩舎として存在感を放っているFrillの最新馬。今回鞍上が主戦の恋泉天音でなく、トレーナーの巽ヒロヲもこの厩舎では初仕事。しかも安馬(低価格)と未知の部分が多い。トレーナーの実績を見ると、一人で仕上げた馬に関しては目立った成績を残しておらず不安は多いが、エロに関しては期待できそう。ただNTR系を連想させる馬名(タイトル)ながら、取材する限りヒロインの恋人の存在はほとんど感じられず、敵役も顔がしっかり描かれないなどNTR系では食い足りない点が多い。清楚なヒロインがエロ堕ちする展開は良さそうだが、ヒロイン視点で心理面をしっかり描写できるかどうか。
期待度 ★★☆
△そして初恋が妹になる (ALcotハニカム)
高い確率で上級馬を輩出するハニカム文庫の最新馬。今回はトレーナーにこの厩舎で実績ある瀬尾順を迎えて首位を狙う。ここ2走は必ずしもファンの期待に応えたと言い切れない成績に終わっているが、今回は得意の妹ヒロインを前面に押し出す作戦で好走の確率は高そう。主人公は瀬尾トレーナーによく登場するタイプだが、サツコイのように空回りしてしまう可能性があり不安は否めない。いつも直線で無理な末脚を使おうとするのも気になるが、ヒロインのキャラを生かす展開なら影響は小さい。これまでと比べて騎手がやや弱く首位争いは難しそうだが、一角崩しなら充分狙える。
期待度 ★★★☆
タラレバ ~as in What if stories~ (Aries)
これまで大きな着を取り続けていたAriesだったが、前走でようやく少しだけいい脚を使う場面があった。ただ前走起用した北川晴の名は無く、トレーナーが芳井一 と沙万由馬の2人となるとやはり不安。それでも騎手はこれまで主戦を務めた戌角柾に加えCIRCUSで実績充分の鷹乃ゆきを迎えるなど最強の布陣。問題はこの騎手に相応しい仕上がりとなっているかどうかだが、追い切りを見る限り不安は尽きない。成人した主人公が謎のヒロインの力により学生時代にタイムスリップするという血統はありがち。謎の部分についても容易に予想が付くのも難点で、これではいくら敏腕騎手でも勝負にはならないだろう。
期待度 ★☆
△てにおはっ! 2 ~ねぇ、もっとえっちなコトいっぱいしよ?~ (root nuko+H)
root nuko久々の出走となるが厩舎の看板に+Hを付けてよりエロに拘る姿勢を見せている。てにおはっ!の後継馬(続編)となるが、ヒロインの顔ぶれも変わりトレーナーも変更と関連性はほとんどないといっても良さそう。父の抜き性能はかなり高いものがあっただけにファンの期待は集まるが、騎手がやや癖のある騎乗をするだけに簡単に飛びつけないのが難点。恐らく走りで勝負するタイプではないだろうし、細かいヒロインの血統も現実的にはそれほど意味はなさそう。それだけに一線級の馬を相手にすると厳しいだろうが、時計が掛かる展開なら浮上の可能性も。
期待度 ★★★
di-room (つるみく -Another-)
つるみくの姉妹厩舎のデビュー戦となるが当初予定していた3R(月)から延期となりやや腰砕けとなった印象。血統を見る限厩舎の前身であるたっちーの馬やつるみく初期の馬を思わせるが、騎手・トレーナーともつるみく厩舎とは縁が無いだけにどこまでそれを踏襲しているかは不鮮明。それにトレーナーのO-takeは経験は多いが凌辱系ではほとんど結果を出していない。サスペンス風の走りで直線(ラスト)の追い込み次第では大駆けもありそうだが、安馬だけにどこまで脚を残しているかどうか。見送りが賢明だろう。
期待度 ★★☆
Dearest Blue (LiLiM DARKNESS)
LiLiMの馬でBlueを冠名にしているということは当然NTR系。騎手はこの厩舎の馬の手綱を多く握っている金目鯛ぴんくで期待は充分。ただアイドルデビューしたヒロインを主人公が守るといった血統はどこかで見掛けた風。NTR系を含めアイドルものは余り走ってなく、主人公とヒロインの関係性が薄いだけにNTR系としては微妙に感じる。それにこの母系(シリーズ)は知名度ほど走っていないのが現実。ヒロインのキャラが高飛車系でNTR系ではマイナス要素の即堕ちしなさそうなのはプラスだが、それだけを頼りに狙うのは厳しいか。
期待度 ★★
ナツイロココロログ (Hearts)
ユニゾンシフト系列厩舎のHeartsが沈黙を破り久々の出走。親厩舎と違いフリー騎手に依頼するのがこれまでの通例で、」今回は白もち桜を起用。キャリア的にまだ騎乗に安定感はないが、秘めた能力は高い。血統を見る限り明らかに萌え偏重の走りだろうが、恋愛SLG内でヒロインが普段見せない一面を見せるという血統は面白い。ヒロインの表裏をどう活かしてくるかが見所だが、萌え中心なだけに暗い展開にはならないだろう。それだけに直線に入っての末脚には期待できず大駆けの要素は少ない。トレーナーで実績があるのは樹原新くらいで顔ぶれを見る限り不安はあるが、萌え一本の走りが嵌れば上位に食い込む可能性も。
期待度 ★★★
ハナヒメ*アブソリュート! (mirai)
人気騎手のかんなぎれいが久々に手綱を握るということで前評判が高い。名馬プリンセスうぃっちぃずの再現を期待したいところで、でなくともティンクル☆くるせいだーす級の走りはしてもらいたいところ。ただ追い切りの感触ではぺんしる系列を離れた影響がでてしまった様子。軽快な動きが求められるバトルでこれだけ動きが重いのはやはりマイナスで、新規開設厩舎が長距離血統を仕上げる難しさが出てしまったよう。ヒロインは可愛いし明るい雰囲気の走りは評価できるが、まともに動かなければ勝負にならない。脚部不安が気になる現状ではさすがに買いづらい。
期待度 ★★
PureMarriage ~赤い糸物語 まどか編~ (Lass Pixy)
Lassの安馬専門厩舎として開業したLass Pixyのデビュー初戦。安馬の中でもお台(価格)が破格の安さだけに馬体重は乏しいだろうし、内容のある走りも期待しづらい。騎手も主戦どころの起用はなく、森山しじみと古川れもんという一枚落ちる顔ぶれ。それでもお台の安さは魅力で、エロについては期待できそう。追い切り(体験版)を見せない安馬が多い中で、このお台でしっかり追い切りを公開したのは好感が持てる。勝つまでの力はないだろうが、時計が掛かる展開なら出番があるかも。
期待度 ★★★
〇僕と恋するポンコツアクマ。すっごいえっち! (スミレ)
バカ系の馬を中心に走らせてきたスミレだが、前走の僕と恋するポンコツアクマはそこにエロを強く絡めてきたのに特徴があった。今回の直仔(FD)はそのエロをもっと強く押し出してきたと見ていいだろう。父の成績もなかなかでサブヒロインを含めハーレム展開などエロ部分の補完と考えれば、持ち時計以上の走りをしても不思議はない。後はエロに力を入れすぎて、本来の持ち味であるバカ部分が低下してしまわないかだけ。それさえなければ本命馬に肉薄する可能性が一番強いのはこの馬だろう。
期待度 ★★★★
▲見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS (PULLTOP)
好走した見上げてごらん、夜空の星を の直仔で、まともに走れば当然上位に食い込むだけの能力はあるはず。問題はこのところPULLTOPは所属馬の直仔を必ず出走させてきているが、ここ2走は父のような成績を上げられていない。お台を考えれば馬体重も足りないということはなさそうだし、サブヒロインのルートもあるなど直仔として押さえるところは押さえている印象だが、父の走りから考えると幼馴染2人のアフターが物足りないと好走は覚束ない。その点他のヒロインのアフターを充実させた点が裏目に出てしまう可能性はある。能力は高いだけに確実に上位に食い込んでくるだろうが、本命馬に迫るだけの勢いはなさそうだ。
期待度 ★★★★
瑠璃の檻 ‐DOMINATION GAME‐ (SkyFish)
最近パッとしない成績が続いているSkyFishだが、今回は萌えを極力抑えてダークな雰囲気を醸し出すなど脚質をガラっと変えてきた。主人公の復讐となると凌辱系かと思わせるが、さすがにそこまで脚質転換したわけでなく、サスペンス系の走りで勝負する腹積もりか。後はF&C時代伝奇などを手掛けた実績のある弘森魚がどこまで馬を仕上げてくるかだが、このところの成績を考えると心もとないのは確か。古風な血統でノスタルジックな雰囲気は買えるが、果たしてそれだけで勝負になるかどか。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
前レースと比べて頭数は揃ったが、人気になりそうな馬は直仔が中心でやや物足りなさを感じる。本命は乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque- 。これまでの実績を考えれば他のメンバーと比べ一枚上の評価。直線あっさり抜け出してきそうだ。他の馬はやや差がある印象だが、上積み要素の多さを考えると僕と恋するポンコツアクマ。すっごいえっち! が二番手評価。エロを武器に本命馬に迫ってくるか。潜在能力を考えれば見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS も負けていないが、本命馬とはかなり差がある印象。直仔に人気が集中しているが、新馬の奮起にも期待。実績を考えれば追い切りがやや微妙もそして初恋が妹になる が一角崩しを狙っている。厩舎の鼻息が荒いWIZARD LINKS の大駆けに、デビュー戦ながら大物の雰囲気がある聖鍵遣いの命題 。時計の掛かる展開ならてにおはっ! 2 ~ねぇ、もっとえっちなコトいっぱいしよ?~ も侮れず、意外に難解な一戦だ。
2016年04月18日
4月の発売予定表から
春のクラシック路線もいよいよ開幕。GW直前ということもあって例年なら出走馬が出揃い高レベルのレースが展開されるところですが、今年に限っては本命に納まりそうな人気馬に元気が無く荒れ模様の雰囲気。どの馬が勝っても不思議なく、予想屋泣かせのレースとなりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アイドルパフパフマネージメント 芸能娘をHにバストUPプロデュース (アトリエかぐや)
所属騎手を多く抱えるアトリエかぐや厩舎で、今のところ1番実績を残せていないのがみゃぁん。前走は本賞金(データ数)不足で除外という憂き目に遭っているだけに強気には推せそうもない。ただ今回は貧乳ヒロインを巨乳化させてアイドルユニットとしてデビューさせるといういかにもバカ満載の血統(設定)。トレーナーの間崎俊介はバカ血統でまずまず実績があるだけに無視は出来ない。といっても一人で馬を仕上げた経験はなく未知数な部分が多いことは確か。こうしたアイドル系は和姦・凌辱とも意外に上級馬が育った馬はなくここでも厳しそう。
期待度 ★★
あなたをオトコにしてあげる! (Chuablesoft)
チュアブル厩舎開設時を知る草壁よしおが久々に調教を担当するということで記者的に注目いている馬。お気に入りのヒロインを選んでカプコンに挑戦するというのはよくある血統だが、優勝するために競技に挑むというのは目新しくスポ根の要素を含む。となると好走するには魅力あるライバルの存在は欠かせない。そう考えると脇役の存在感は物足りなく、苦戦は否めなさそうだが、ヒロイン連はまずまず可愛く感じられるのはプラス材料。ただ肝心のトレーナーの草壁よしおが活躍馬を送り出したのはどれも主戦騎手がぎん太時代だったもので、ここ最近はメイントレーナーで目立った馬を出していない。カプコン終了後のイチャラブは見ものだが、直線(ラスト)でもうひと伸びあるかどうかは疑問で、よほど展開に恵まれないと上位進出は厳しそう。
期待度 ★★☆
淫妖蟲 獄 ~凌触地獄退魔録~ (TinkerBell)
この厩舎お馴染みの母系(シリーズ)である淫妖蟲の最新馬。初代から10周年ということで、久々に初代コンビの騎手あおじる・トレーナー秋華が復活。最近トレーナーを務めていた小峰久生も加わり厩舎の意気込みを感じさせる布陣。実質前走の淫妖蟲 凶 ~凌触病棟退魔録~のヒロインを中心に、新たに加わったヒロインがどのように絡むかが注目だが、その新規ヒロインの魅力がやや足りないように感じるのは不安。前走より多少時計を積めてくれば上位に食い込める計算になるだけに不気味さはあるが、押さえで狙うのが妥当な線か。
期待度 ★★★
ウィザーズコンプレックス (ういんどみるOasis)
期待された前走の春風センセーション!がサッパリな成績。トレーナーの顔ぶれから当初から不安は感じられていたが、図らずもそれが的中する形に。今回はトレーナーに熱狂的ファンを持つ元長柾木を迎えて巻き返しを狙うが、どうやらメイントレーナーは近江谷宥が務めそうで期待感はそれほどでもない。その近江谷宥だが他厩舎の実績はまずまず。ただ元長柾木との親和性は乏しそうで相乗効果は望めそうもない。この厩舎得意の魔法使い系なだけに好走を期待したいところだが、追い切り(体験版)の変わり身を期待するにしては平凡。今回も大きな期待までは望めそうもないか。
期待度 ★★☆
△お兄ちゃん、キッスの準備はまだですか? (Tinkle Position)
厩舎開設初戦だが、厩舎スタッフを見る限り幼馬(ロリ)専門厩舎のGaletteの流れを汲んでいると考えて良さそう。それだけに当然この馬も幼馬系かと思いきや、ヒロインの等身はやや高めでその点は予想外。それでもインブリード(近親相姦)の背徳感がメインで、4人の妹が醸し出す萌えは絶妙。追い切りを見る限り萌えだけで充分戦えそうな雰囲気。Galetteでの実績を考えると、勝ちきるまではどうかと思うが、一角崩しの可能性はありそうで押さえておきたい。
期待度 ★★★
△この恋、青春により。 (MORE)
ヒマワリと恋の記憶のスマッシュヒットで一躍注目を集めたMOREの最新馬。トレーナーを一新したのが変わり身の大きな要因だろうが、今回も前走と同じく小西翼を起用。厩舎デビュー戦当時より騎手も手馴れてきたのも大きい。血統は前走同様で青春の甘酸っぱい部分に焦点を当てる作戦。主人公が野球部に所属していて、全国大会を目指したり、メインヒロインがマネジャーだったりと、あえて古典的血統で挑むのも厩舎の狙いだろう。追い切りもまずまずの動きで前走からの上積みもありそう。ただ直線(ラスト)での決め手には欠ける印象なだけに、勝ち負けを争うには展開の助けが必要かもしれない。
期待度 ★★★☆
珊海王の円環 (エウシュリー)
ここ数年毎年4R(月)に必ず出走させてくるエウシュリー。しかも必ず上位を賑わせる走りを見せてきたが、それも前走の神のラプソディの凡走で途切れてしまった。それだけに今回は心機一転のレースとなる。ただそれにしては追い切りの評判は最悪に近い。戦略級SLGということを考えれば複数主人公というのは悪くなく思えるが、ヒロイン主体で考えるファンには合わなく感じられるかもしれない。それに複数周回プレイするだけの面白さがあるかというと追い切りを見る限り微妙だ。追い切りからルーチンを強化させてくれば浮上も望めるが、果たしてそこまでの余力があるかどうか。
期待度 ★★☆
セクロスフィア (ILLUSION SOFT)
3D系では老舗厩舎といえるILLUSIONだが、凡馬が多く上級馬まで育った馬は少ない。この馬もいろいろな新機軸が盛り込まれていて妙味はありそうだが、ジンコウガクエンやすくぅ~るメイトほどヒロインに感じさせるものがないのは辛い。それより3D系には珍しい、ショタ主人公にビッチヒロインという点もどう出るか。3D系はキャラエディットに凌辱というのが定番だが、それもないだけに正直手探り状態。常識的に考えれば見送りでいいだろう。
期待度 ★★
戦国†恋姫X ~乙女絢爛☆戦国絵巻~ (BaseSon)
前に海外(全年齢)で出走した戦国†恋姫 ~乙女絢爛☆戦国絵巻~の逆輸入版。こうした路線はリトルバスターズエクスタシー(key)やToHerat2~XRATED(リーフ)などの成功例があるだけに軽視はできない。ただ両馬とも単にそのまま逆輸入して走らせたわけでなく、きっちり新しい材料を持っていた。この馬も一応新エピソードや新勢力といったところは備えてはいるが、海外での走りが今ひとつだっただけに、好走を望むならよほどHシーンや新材料が良くなければ厳しい。豪華ラシックス(声優)というプラス材料はあるが、大駆けとなると正直疑問だ。
期待度 ★★★
〇D.S. -Dal Segno- (CIRCUS)
CIRCUSの一大母系(シリーズ)のD.C.の香りを残した新血統が誕生。騎手はD.C.Ⅱから手綱を握るたにはらなつきにこの血統に深く関わる鷹乃ゆきという黄金コンビ。毛色(原画)だけみればD.C.の最新馬と言われても違和感はない。ただトレーナーは最近関わるメンバーではなく、樹原新に日富美信吾・愛羽といった顔ぶれ。このあたりは走りはD.C.と違ったところを見せる表れか。ただトレーナーで一番期待できそうな樹原新は最近凡馬しか手がけてなくて不安は大きい。追いきりは悪くは無いが、言い換えれば平凡。大きな変わり身は疑問だが、D.C.血統の底力は無視できない。相手をを考えれば上位に食い込んでくる可能性も捨てきれない。
期待度 ★★★☆
▲ナツウソ -Ahead of the reminiscence- (Campus)
厩舎デビュー初戦のハルウソがなかなか見所ある走りを見せただけに、全妹(続編)のこの馬も期待したいところ。初戦のヒロインは優等生タイプで、血統を紹介するには最適だったが反面展開は予想しやすかった。今回のヒロインはツンタイプの後輩で、主人公の部活動を監査するといういわば敵役としての登場。まあ主人公に冷たい態度を取る理由はおおよそ予想は付くものの、トレーナーの腕の見せ所は初戦よりも大きいといえる。ただヒロインの魅力はやはりメインヒロインタイプの初戦よりは劣りそう。それだけに初戦以上の時計で駆けるとなると難しそうだが、他馬との力関係を考えると充分連対を狙えるだけの能力はありそう。。
期待度 ★★★☆
なまラブ (oct-works)
oct-worksのデビュー戦は5つの生に拘った馬との触れ込み。馬名(タイトル)から抜き色が強いと思いきや意外にスタート直後は定番の学園恋愛系の出だし。ただ肉感ある毛色(CG)から中盤以降は抜き色も強くなってくると予想。ただトレーナーの神無の戦績は散々で、比嘉朋留も手がけた馬に目立った馬はない。騎手の顔ぶれも大物騎手はなく、この陣容で好走を期待するのは厳しそう。厩舎は違うがトレーナーと騎手が同じだったハプニングLOVEと同じ轍を踏む可能性が強くここでは狙えない。
期待度 ★★
△はらかつ! ~気になるあの子と子作りエッチ~ (INTERHEART)
バカ系と抜き系のニックスで存在感を強めつつあるインターハートの最新馬。トレーナーの花散さとの戦績はこれまで悪くないし、騎手のりゅうき夕海はこれまで騎乗馬に恵まれず目立った成績は上げていないが、なかなかの腕達者。あまり注目はされていないが、思わぬ好走もありそう。馬名(タイトル)を見ても分かるように孕ませ系血統だが、凌辱系や寝取りでなくヒロインの方から主人公に孕ませを求めるいわゆるヒロインビッチ系。といっても4人全員がビッチヒロインではくどくなるだけに、そこをどう料理するかトレーナーの腕の見せ所。バカに走るかシリアスで攻めるか難しく凡走もあり得るが、嵌れば大駆けも。
期待度 ★★★
ビッチ姉ちゃんが清純なはずがないっ! (onomatope* raspberry)
最近流行の萌えエロ両立に乗っかる形でonomatope* も姉妹厩舎から同タイプの血統を走らせてくる。騎手はC:drive.系を主体に騎乗する雛祭桃子とO33だが、萌えはともかくエロに関しては未知数。ただ攻略ヒロイン数は多くかなりエロには拘っている雰囲気。ただ実質メインヒロインの姉がかなり癖の強い性格。萌えエロの両立を目指すという触れ込みにしては、萌えをそれほど感じさせないのは辛い。トレーナーの生田あわると紫苑憧朋香のコンビも実績は今ひとつ。追い切りの動きも冴えないとなるとここでは狙いづらい。
期待度 ★☆
◎PURELY×CATION (hibiki works)
ヒロインが登録した主人公の愛称を呼んでくれるラブリーコールシステムが特徴のL×C系の最新馬。成功したLOVELY×CATION2頭に対して、今ひとつパッとしなかったPRETTY×CATION2頭と成績は明暗分かれたが、その差はトレーナーの能力にあったのかもしれない。とすれば、今回起用のおぅんごぅるは血統や実績を考えると納得であり楽しみになってくる。もう1人の富岡征士郎とも聖騎士Melty☆Lovers で組んでいて呼吸も合うはず。騎手のななろば華はこれまで起用してきたメンバーと比べると名は通っていないが、萌えを考えれば悪くない。ヒロインとの日常が面となってくる走りからしてE-moteとは相性も良好。それほど強力なメンバーも揃っていないことを考えれば、主役に躍り出ても不思議は無い。
期待度 ★★★★
ボクの××は寮生たちの特権です! (Carol Works)
ショタ系主人公がヒロインたちに迫られる、いわゆる主人公受け系。この血統の歴史は古いがあまり上級馬出現していないのは心配だが、デビュー戦ではまずまずの走りを見せていただけに一概に無視はできない。トレーナーはデビュー戦同様ORUにベテランたけうちこうたの布陣。萌え系でコメディ要素が強いだけに悪くない選択だ。主人公総受けの血統だが、ヒロインは肉食というほどでなく、女顔の主人公を弄って楽しむという要素が強い。それだけにエロ要素は意外に少なくて、主人公が攻守逆転してヒロインを責めるという展開にはならないだろう。不安に感じるのはヒロインは可愛く感じられるものの、どうにもテンプレ的で性格に深みが感じられない点。走りも単調になってしまいそうで直線追い込みの切れも発揮できなそう。マイナス要素は少ないが、上位に食い込むには何か足りない感じだ。
期待度 ★★☆
△真剣で私に恋しなさい! A-5 (みなとそふと)
長く続いたこの母系もこの馬でひとまず一区切り。最後と言うことで非攻略ヒロインで1番人気のあった義経を真打ちにとっておいたのは納得。ただこの母系も代を経るにつれて活力を失いつつあって、先代は掲示板に載るのが精一杯。人気ヒロインとはいえ底が見えつつあるだけに不安は尽きない。とはいえ意外に強力な人気馬は不在で、潜在能力だけで何とかしてしまそうな雰囲気はある。それでも重い印を打つには厳しく、連下までの狙いか。
期待度 ★★★
らぶちゃ ~つま先立ちで瞳をとじて~ (Tangerine)
やや流行から外れた異系血統の馬を出走させるTangerineの最新馬。ただ今回は教師主人公が女生徒を性的な目で見るという、ともすれば凌辱になってしまいそうな血統。ただ取材する限りはそのような要素は無さそうで、どのような走りになるのか不鮮明。血統的にはたぬきそふとが得意としそうなタイプだが、幼馬(ロリ)オンリーというわけでなくまた萌えから離れた毛色であり、捉えどころがないタイプだ。騎手はデビュー戦で手綱を握った悠路で、これも流行から離れた騎乗をするタイプ。他馬にはない魅力を秘めているのは確かだが、ただこれが好走に繋がるかというと何ともいえない。常識的に考えれば見送りが正解だろう。
期待度 ★★
ワガママハイスペック (まどそふと)
巨乳ヒロイン総登場の萌え系血統ということか、厩舎デビュー当時から注目を浴びたまどそふとだが、戦績はどうも上がってこない。それだけにこの馬もそれほど期待できないと思いきや、登録前から別路線(TV)での出走がはや決定しているというのは驚いた。騎手はこれがデビュー戦となる宇都宮つみれで、毛色を見る限り悪くないといっても、一流騎手と比すと分は悪い。となるとChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-(インレ)で話題をさらったトレーナーの葉山こよーての手腕に縋るしかない。ただ追いきりを見る限り、普通の学園系でどう氏が関わっているのか不鮮明。これではよくてヒロイン1人のルートを担当している程度だろう。まあ他のトレーナーの面々もさほど悪くない顔ぶれだが、話題先行し過ぎている雰囲気だけに、能力以上に期待されている面はありそう。これだけ人気になるなら逆に消しだ。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
普段なら文句なしに本命の押せそうな珊海王の円環だが前走を引きずっているのか追い切りの動きが冴えない。もう1頭人気になりそうなワガママハイスペックもどうも人気先行で配当に妙味を欠く。となればPURELY×CATIONの実績に縋りたいところ。導入したE-moteの相性も良く欠点が見当たらないのが強み。D.S. -Dal Segno-はかなり軽視されているが、D.C.系であることを考えれば大駆けがあっても不思議ない。デビュー戦の内容が良かったナツウソ -Ahead of the reminiscence-も安馬ながら安定して力を出せそう。このあたりが先頭グループを形成するが、前走でようやく変わり身を見せたこの恋、青春により。もほとんど差は無く続く。他にも追い切りの内容が良かったお兄ちゃん、キッスの準備はまだですか?に人気母系の最終作真剣で私に恋しなさい! A-5 ももつれる展開なら浮上する。あと1頭挙げるならはらかつ! ~気になるあの子と子作りエッチ~の大駆け。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アイドルパフパフマネージメント 芸能娘をHにバストUPプロデュース (アトリエかぐや)
所属騎手を多く抱えるアトリエかぐや厩舎で、今のところ1番実績を残せていないのがみゃぁん。前走は本賞金(データ数)不足で除外という憂き目に遭っているだけに強気には推せそうもない。ただ今回は貧乳ヒロインを巨乳化させてアイドルユニットとしてデビューさせるといういかにもバカ満載の血統(設定)。トレーナーの間崎俊介はバカ血統でまずまず実績があるだけに無視は出来ない。といっても一人で馬を仕上げた経験はなく未知数な部分が多いことは確か。こうしたアイドル系は和姦・凌辱とも意外に上級馬が育った馬はなくここでも厳しそう。
期待度 ★★
あなたをオトコにしてあげる! (Chuablesoft)
チュアブル厩舎開設時を知る草壁よしおが久々に調教を担当するということで記者的に注目いている馬。お気に入りのヒロインを選んでカプコンに挑戦するというのはよくある血統だが、優勝するために競技に挑むというのは目新しくスポ根の要素を含む。となると好走するには魅力あるライバルの存在は欠かせない。そう考えると脇役の存在感は物足りなく、苦戦は否めなさそうだが、ヒロイン連はまずまず可愛く感じられるのはプラス材料。ただ肝心のトレーナーの草壁よしおが活躍馬を送り出したのはどれも主戦騎手がぎん太時代だったもので、ここ最近はメイントレーナーで目立った馬を出していない。カプコン終了後のイチャラブは見ものだが、直線(ラスト)でもうひと伸びあるかどうかは疑問で、よほど展開に恵まれないと上位進出は厳しそう。
期待度 ★★☆
淫妖蟲 獄 ~凌触地獄退魔録~ (TinkerBell)
この厩舎お馴染みの母系(シリーズ)である淫妖蟲の最新馬。初代から10周年ということで、久々に初代コンビの騎手あおじる・トレーナー秋華が復活。最近トレーナーを務めていた小峰久生も加わり厩舎の意気込みを感じさせる布陣。実質前走の淫妖蟲 凶 ~凌触病棟退魔録~のヒロインを中心に、新たに加わったヒロインがどのように絡むかが注目だが、その新規ヒロインの魅力がやや足りないように感じるのは不安。前走より多少時計を積めてくれば上位に食い込める計算になるだけに不気味さはあるが、押さえで狙うのが妥当な線か。
期待度 ★★★
ウィザーズコンプレックス (ういんどみるOasis)
期待された前走の春風センセーション!がサッパリな成績。トレーナーの顔ぶれから当初から不安は感じられていたが、図らずもそれが的中する形に。今回はトレーナーに熱狂的ファンを持つ元長柾木を迎えて巻き返しを狙うが、どうやらメイントレーナーは近江谷宥が務めそうで期待感はそれほどでもない。その近江谷宥だが他厩舎の実績はまずまず。ただ元長柾木との親和性は乏しそうで相乗効果は望めそうもない。この厩舎得意の魔法使い系なだけに好走を期待したいところだが、追い切り(体験版)の変わり身を期待するにしては平凡。今回も大きな期待までは望めそうもないか。
期待度 ★★☆
△お兄ちゃん、キッスの準備はまだですか? (Tinkle Position)
厩舎開設初戦だが、厩舎スタッフを見る限り幼馬(ロリ)専門厩舎のGaletteの流れを汲んでいると考えて良さそう。それだけに当然この馬も幼馬系かと思いきや、ヒロインの等身はやや高めでその点は予想外。それでもインブリード(近親相姦)の背徳感がメインで、4人の妹が醸し出す萌えは絶妙。追い切りを見る限り萌えだけで充分戦えそうな雰囲気。Galetteでの実績を考えると、勝ちきるまではどうかと思うが、一角崩しの可能性はありそうで押さえておきたい。
期待度 ★★★
△この恋、青春により。 (MORE)
ヒマワリと恋の記憶のスマッシュヒットで一躍注目を集めたMOREの最新馬。トレーナーを一新したのが変わり身の大きな要因だろうが、今回も前走と同じく小西翼を起用。厩舎デビュー戦当時より騎手も手馴れてきたのも大きい。血統は前走同様で青春の甘酸っぱい部分に焦点を当てる作戦。主人公が野球部に所属していて、全国大会を目指したり、メインヒロインがマネジャーだったりと、あえて古典的血統で挑むのも厩舎の狙いだろう。追い切りもまずまずの動きで前走からの上積みもありそう。ただ直線(ラスト)での決め手には欠ける印象なだけに、勝ち負けを争うには展開の助けが必要かもしれない。
期待度 ★★★☆
珊海王の円環 (エウシュリー)
ここ数年毎年4R(月)に必ず出走させてくるエウシュリー。しかも必ず上位を賑わせる走りを見せてきたが、それも前走の神のラプソディの凡走で途切れてしまった。それだけに今回は心機一転のレースとなる。ただそれにしては追い切りの評判は最悪に近い。戦略級SLGということを考えれば複数主人公というのは悪くなく思えるが、ヒロイン主体で考えるファンには合わなく感じられるかもしれない。それに複数周回プレイするだけの面白さがあるかというと追い切りを見る限り微妙だ。追い切りからルーチンを強化させてくれば浮上も望めるが、果たしてそこまでの余力があるかどうか。
期待度 ★★☆
セクロスフィア (ILLUSION SOFT)
3D系では老舗厩舎といえるILLUSIONだが、凡馬が多く上級馬まで育った馬は少ない。この馬もいろいろな新機軸が盛り込まれていて妙味はありそうだが、ジンコウガクエンやすくぅ~るメイトほどヒロインに感じさせるものがないのは辛い。それより3D系には珍しい、ショタ主人公にビッチヒロインという点もどう出るか。3D系はキャラエディットに凌辱というのが定番だが、それもないだけに正直手探り状態。常識的に考えれば見送りでいいだろう。
期待度 ★★
戦国†恋姫X ~乙女絢爛☆戦国絵巻~ (BaseSon)
前に海外(全年齢)で出走した戦国†恋姫 ~乙女絢爛☆戦国絵巻~の逆輸入版。こうした路線はリトルバスターズエクスタシー(key)やToHerat2~XRATED(リーフ)などの成功例があるだけに軽視はできない。ただ両馬とも単にそのまま逆輸入して走らせたわけでなく、きっちり新しい材料を持っていた。この馬も一応新エピソードや新勢力といったところは備えてはいるが、海外での走りが今ひとつだっただけに、好走を望むならよほどHシーンや新材料が良くなければ厳しい。豪華ラシックス(声優)というプラス材料はあるが、大駆けとなると正直疑問だ。
期待度 ★★★
〇D.S. -Dal Segno- (CIRCUS)
CIRCUSの一大母系(シリーズ)のD.C.の香りを残した新血統が誕生。騎手はD.C.Ⅱから手綱を握るたにはらなつきにこの血統に深く関わる鷹乃ゆきという黄金コンビ。毛色(原画)だけみればD.C.の最新馬と言われても違和感はない。ただトレーナーは最近関わるメンバーではなく、樹原新に日富美信吾・愛羽といった顔ぶれ。このあたりは走りはD.C.と違ったところを見せる表れか。ただトレーナーで一番期待できそうな樹原新は最近凡馬しか手がけてなくて不安は大きい。追いきりは悪くは無いが、言い換えれば平凡。大きな変わり身は疑問だが、D.C.血統の底力は無視できない。相手をを考えれば上位に食い込んでくる可能性も捨てきれない。
期待度 ★★★☆
▲ナツウソ -Ahead of the reminiscence- (Campus)
厩舎デビュー初戦のハルウソがなかなか見所ある走りを見せただけに、全妹(続編)のこの馬も期待したいところ。初戦のヒロインは優等生タイプで、血統を紹介するには最適だったが反面展開は予想しやすかった。今回のヒロインはツンタイプの後輩で、主人公の部活動を監査するといういわば敵役としての登場。まあ主人公に冷たい態度を取る理由はおおよそ予想は付くものの、トレーナーの腕の見せ所は初戦よりも大きいといえる。ただヒロインの魅力はやはりメインヒロインタイプの初戦よりは劣りそう。それだけに初戦以上の時計で駆けるとなると難しそうだが、他馬との力関係を考えると充分連対を狙えるだけの能力はありそう。。
期待度 ★★★☆
なまラブ (oct-works)
oct-worksのデビュー戦は5つの生に拘った馬との触れ込み。馬名(タイトル)から抜き色が強いと思いきや意外にスタート直後は定番の学園恋愛系の出だし。ただ肉感ある毛色(CG)から中盤以降は抜き色も強くなってくると予想。ただトレーナーの神無の戦績は散々で、比嘉朋留も手がけた馬に目立った馬はない。騎手の顔ぶれも大物騎手はなく、この陣容で好走を期待するのは厳しそう。厩舎は違うがトレーナーと騎手が同じだったハプニングLOVEと同じ轍を踏む可能性が強くここでは狙えない。
期待度 ★★
△はらかつ! ~気になるあの子と子作りエッチ~ (INTERHEART)
バカ系と抜き系のニックスで存在感を強めつつあるインターハートの最新馬。トレーナーの花散さとの戦績はこれまで悪くないし、騎手のりゅうき夕海はこれまで騎乗馬に恵まれず目立った成績は上げていないが、なかなかの腕達者。あまり注目はされていないが、思わぬ好走もありそう。馬名(タイトル)を見ても分かるように孕ませ系血統だが、凌辱系や寝取りでなくヒロインの方から主人公に孕ませを求めるいわゆるヒロインビッチ系。といっても4人全員がビッチヒロインではくどくなるだけに、そこをどう料理するかトレーナーの腕の見せ所。バカに走るかシリアスで攻めるか難しく凡走もあり得るが、嵌れば大駆けも。
期待度 ★★★
ビッチ姉ちゃんが清純なはずがないっ! (onomatope* raspberry)
最近流行の萌えエロ両立に乗っかる形でonomatope* も姉妹厩舎から同タイプの血統を走らせてくる。騎手はC:drive.系を主体に騎乗する雛祭桃子とO33だが、萌えはともかくエロに関しては未知数。ただ攻略ヒロイン数は多くかなりエロには拘っている雰囲気。ただ実質メインヒロインの姉がかなり癖の強い性格。萌えエロの両立を目指すという触れ込みにしては、萌えをそれほど感じさせないのは辛い。トレーナーの生田あわると紫苑憧朋香のコンビも実績は今ひとつ。追い切りの動きも冴えないとなるとここでは狙いづらい。
期待度 ★☆
◎PURELY×CATION (hibiki works)
ヒロインが登録した主人公の愛称を呼んでくれるラブリーコールシステムが特徴のL×C系の最新馬。成功したLOVELY×CATION2頭に対して、今ひとつパッとしなかったPRETTY×CATION2頭と成績は明暗分かれたが、その差はトレーナーの能力にあったのかもしれない。とすれば、今回起用のおぅんごぅるは血統や実績を考えると納得であり楽しみになってくる。もう1人の富岡征士郎とも聖騎士Melty☆Lovers で組んでいて呼吸も合うはず。騎手のななろば華はこれまで起用してきたメンバーと比べると名は通っていないが、萌えを考えれば悪くない。ヒロインとの日常が面となってくる走りからしてE-moteとは相性も良好。それほど強力なメンバーも揃っていないことを考えれば、主役に躍り出ても不思議は無い。
期待度 ★★★★
ボクの××は寮生たちの特権です! (Carol Works)
ショタ系主人公がヒロインたちに迫られる、いわゆる主人公受け系。この血統の歴史は古いがあまり上級馬出現していないのは心配だが、デビュー戦ではまずまずの走りを見せていただけに一概に無視はできない。トレーナーはデビュー戦同様ORUにベテランたけうちこうたの布陣。萌え系でコメディ要素が強いだけに悪くない選択だ。主人公総受けの血統だが、ヒロインは肉食というほどでなく、女顔の主人公を弄って楽しむという要素が強い。それだけにエロ要素は意外に少なくて、主人公が攻守逆転してヒロインを責めるという展開にはならないだろう。不安に感じるのはヒロインは可愛く感じられるものの、どうにもテンプレ的で性格に深みが感じられない点。走りも単調になってしまいそうで直線追い込みの切れも発揮できなそう。マイナス要素は少ないが、上位に食い込むには何か足りない感じだ。
期待度 ★★☆
△真剣で私に恋しなさい! A-5 (みなとそふと)
長く続いたこの母系もこの馬でひとまず一区切り。最後と言うことで非攻略ヒロインで1番人気のあった義経を真打ちにとっておいたのは納得。ただこの母系も代を経るにつれて活力を失いつつあって、先代は掲示板に載るのが精一杯。人気ヒロインとはいえ底が見えつつあるだけに不安は尽きない。とはいえ意外に強力な人気馬は不在で、潜在能力だけで何とかしてしまそうな雰囲気はある。それでも重い印を打つには厳しく、連下までの狙いか。
期待度 ★★★
らぶちゃ ~つま先立ちで瞳をとじて~ (Tangerine)
やや流行から外れた異系血統の馬を出走させるTangerineの最新馬。ただ今回は教師主人公が女生徒を性的な目で見るという、ともすれば凌辱になってしまいそうな血統。ただ取材する限りはそのような要素は無さそうで、どのような走りになるのか不鮮明。血統的にはたぬきそふとが得意としそうなタイプだが、幼馬(ロリ)オンリーというわけでなくまた萌えから離れた毛色であり、捉えどころがないタイプだ。騎手はデビュー戦で手綱を握った悠路で、これも流行から離れた騎乗をするタイプ。他馬にはない魅力を秘めているのは確かだが、ただこれが好走に繋がるかというと何ともいえない。常識的に考えれば見送りが正解だろう。
期待度 ★★
ワガママハイスペック (まどそふと)
巨乳ヒロイン総登場の萌え系血統ということか、厩舎デビュー当時から注目を浴びたまどそふとだが、戦績はどうも上がってこない。それだけにこの馬もそれほど期待できないと思いきや、登録前から別路線(TV)での出走がはや決定しているというのは驚いた。騎手はこれがデビュー戦となる宇都宮つみれで、毛色を見る限り悪くないといっても、一流騎手と比すと分は悪い。となるとChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-(インレ)で話題をさらったトレーナーの葉山こよーての手腕に縋るしかない。ただ追いきりを見る限り、普通の学園系でどう氏が関わっているのか不鮮明。これではよくてヒロイン1人のルートを担当している程度だろう。まあ他のトレーナーの面々もさほど悪くない顔ぶれだが、話題先行し過ぎている雰囲気だけに、能力以上に期待されている面はありそう。これだけ人気になるなら逆に消しだ。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
普段なら文句なしに本命の押せそうな珊海王の円環だが前走を引きずっているのか追い切りの動きが冴えない。もう1頭人気になりそうなワガママハイスペックもどうも人気先行で配当に妙味を欠く。となればPURELY×CATIONの実績に縋りたいところ。導入したE-moteの相性も良く欠点が見当たらないのが強み。D.S. -Dal Segno-はかなり軽視されているが、D.C.系であることを考えれば大駆けがあっても不思議ない。デビュー戦の内容が良かったナツウソ -Ahead of the reminiscence-も安馬ながら安定して力を出せそう。このあたりが先頭グループを形成するが、前走でようやく変わり身を見せたこの恋、青春により。もほとんど差は無く続く。他にも追い切りの内容が良かったお兄ちゃん、キッスの準備はまだですか?に人気母系の最終作真剣で私に恋しなさい! A-5 ももつれる展開なら浮上する。あと1頭挙げるならはらかつ! ~気になるあの子と子作りエッチ~の大駆け。
2016年03月13日
3月の発売予定表から
クラシック前哨戦と謳っている割には、出走馬に取消(延期)が相次いで、再び寂しいメンバー構成となってしまった今レース。絶対的本命馬不在のメンバーですが、クラシック戦線に向け狼煙を上げる馬はどの馬でしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
◎あけいろ怪奇譚 (シルキーズプラス)
これまで実績を残しているトレーナー(ライター)かずきふみ&騎手(原画)すめらぎ琥珀コンビの最新馬。血統(設定)は前走のなないろリンカネーションと同じで、ある程度の能力は秘めているだろう。追い切り(体験版)も女生徒の連続自殺事件と学園七不思議を絡めながら、必要以上にシリアスにならずテンポの良い走り(テキスト)は健在。前走のキャラも登場するようだが、前走を知らなくても楽しめる仕上げになっているのも嬉しい。この相手でも充分勝ち負けを争えるだろう。
期待度 ★★★★
乙女が彩る恋のエッセンス (ensemble)
ensembleの最新馬は厩舎得意の主人公女装潜入系。ただ直近は連対圏に程遠い成績に終わっているだけに、以前ほど信頼度はない。今回はこの母系(シリーズ)ではお馴染みの武藤此史が久々に復帰したのを始め、minoriの騎乗が印象的な庄名泉石 にあかべぇ厩舎で活躍した浅海朝美を起用と中々意欲的な顔ぶれ。ただトレーナーは不振に終わった乙女が奏でる恋のアリアと同じ甲二 と水瀬拓未では大きな期待はしづらい。注目の追い切りも馬体(CG)は上々も、こういった女装主人公系の好走条件である主人公の魅力が気配りしかなさそうなのが辛い。大きな変わり身を期待するのは酷だろう。
期待度 ★★
オモカゲ ~えっちなハプニング!? なんでもどんとこい!~ (あかべぇそふとすりぃ)
あかべぇ厩舎系列では珍しいエロコメ血統。トレーナーのはやさかうたねはCLOCKUPで同血統の活躍馬を手がけているし、屑美たけゆきもフロントウイングでジブリール姉妹を出している。もう1人のひらいでらくを含め実績は充分といっていい。ただこれらの活躍馬がエロだけでなく、それ以外の部分でもプラス材料を持っていたのに対し、この馬は追い切りを見る限りその片鱗は見られない。騎手の天草帳は悪くなく、オモカゲという超常現象でヒロインがエロくなってしまうというのは抜き系としては定番なのだが、それに頼りきりでは上位に食い込むのは厳しい。
期待度 ★★
グリモ☆ラヴ ~放課後のウィッチ~ (しろいぱんつ)
しろいぱんつ厩舎久々の出走馬はオカルト学園系というよくある血統。といってもデビュー戦でショタ主人公Mという特殊血統を扱った厩舎だけに、恐らくまともな萌え系といったタイプではないだろう。実際サブキャラの面々を見る限り明らかなバカ系だ。そのサブキャラを担当する騎手はアボガドパワーズで一世風靡した吉澤友章で、どことなく往年のあぼぱらしい雰囲気を漂わせている気がしないでもない。ただいかにも面白くなりそうな要素を揃えているのは間違いないが、トレーナーの顔ぶれを見る限りこういった血統に手馴れたタイプとも思えない。新人トレーナーの洋式の手腕次第では大駆けも考えられるが、その可能性はそれほど高くはなさそうだ。
期待度 ★★☆
深層パラレルパラドックス -並行世界の理想郷- (WitchFlame)
アトリエさくらで活躍したいっせーを迎えて心機一転を期した前走も好結果には繋がらず。今回も前走とトレーナーは同じ顔ぶれで、血統も同じく凌辱調教系と常識的に考えれば変わり身要素は少ない。主人公がパラレルワールドを巡って各世界のヒロインを凌辱するということで、ヒロインへごく自然にバリエーションが与えられるのはプラス。ただ当然ハーレム展開は無縁だろうし、それぞれの世界の構築が杜撰だと単にヒロインがコスプレしているだけという結果になりかねない。そう考えるとトレーナーの力量が問題になってくるが、実績的に大きな期待となると厳しそうで見送りが妥当か。
期待度 ★★
スクールオブファンタジア(玉藻ソフト)
RPG系等の長距離タイプを中心に地方(同人)で活躍していた玉藻スタジオがいよいよ本格的に中央(商業)に進出。その初戦はダンジョン探索ACTとコマンド選択型バトルの組み合わせ。ACTは見るからに面倒くさそうだが、イージーモードがあり苦手なファンもそれほど苦労しなさそう。それより好走のカギを握るのはバトルシステムだが、予想とは違ってかなり古いタイプ。オールドファンは郷愁を感じるかもしれないが、一般には物足りなく感じるだろう。そう考えるとバランスは取れているとはいえない。わざわざ中央に挑戦するならもう少し新鮮味が欲しかったというのが正直なところ。ヒロインはまずまず可愛いし、走りもそれほど悪くなさそうなのは救いだが、実際飽きずに長距離を走りきる(遊べる)力があるかどうか。
期待度 ★★☆
想聖天使クロスエモーション (TOUCHABLE)
古くからの触手ファンにはお馴染みといっていいTOUCHABLEだが、最近は手がける厩舎も増えてきてやや存在感が薄れつつある。今回も騎手は触手系の騎乗に定評あるスミスミでトレーナーも黒井弘騎と同じ顔ぶれ。変身ヒロイン凌辱も他厩舎からの出走となるが秘蹟神姫アルカナセイバーEREと同じと新鮮味は少ない。ヒロインの数が2名というのも、安馬(低価格)とはいえないだけに寂しく感じるし、抜きに期待できたとしても馬券に絡むまでの走りは難しそう。
期待度 ★★
△ダンジョン オブ レガリアス 背徳の都イシュガリア (アストロノーツ・シリウス)
前走で久しぶりに上位を賑わす走りを見せたアストロノーツ。デビューの頃の勢いに翳りが出ていただけに、再び上昇気流に乗りたいところ。前回はRPGにTCG風味を持たせたところが好走の要因だったが、今回は以前同様に普通のRPG系に戻った感。パーティーを組んでダンジョンを捜索。モンスターを倒しアイテムを得るという流れはこの血統の本流といっていい。後はストレスなく長距離を走るだけの力があるかどうかだが、その点にはやや不安が残る。騎手の能力が能力だけに好走する可能性はあるが、勝ちきるまではどうか。
期待度 ★★★
di-room(つるみく -Another- )
最近尖ったところがなくなった印象のあるつるみくだが、姉妹厩舎で安馬となると再び冒険心が蘇る可能性はありそう。監禁されたヒロイン2人を命じられるまま犯すという血統は、以前のたっちーを思わせるものがある。ただ騎手・トレーナー共つるみく厩舎の馬を手がけるのは初めて。過激な凌辱を期待しすぎると裏切られる可能性も考えられる。サスペンス風の走りだけに、直線(終盤)のどんでん返し次第では大駆けもありそうだが、追い込み不発のまま終わってしまう可能性が高そうだ。
期待度 ★★
△時を紡ぐ約束 (あっぷりけ)
あっぷりけの最新馬だが、今回はトレーナーが桐月でなく、これまで裏方に回っていた憲yukiが務める。これまで伝奇系血統が主体だった厩舎だが、トレーナーが変わったことでどのような変化が起きるか気になるところ。騎手はお馴染みのオダワラハコネでサブを師走ほりおが騎乗。ヒューマンドラマということで前走の花の野に咲くうたかたの に雰囲気が近いものがある。ただ前走がこの厩舎にしては今ひとつだっただけに不安は少なからずある。追い切りを見る限り雰囲気は上々だが、主人公の能力が今後の走りにどう繋がるかは不鮮明。全くの凡走はないにしても、本命馬に迫る勢いは感じられない。
期待度 ★★★
▲時計台のジャンヌ ~Jeanne à la tour d'horloge~ (ライアーソフト)
フェアリーテイルレクイエムの好走が印象深いライアーソフトだが、今回もトレーナーは違うが同系統。萌えや抜きとは無縁なものの独自の走りで結果を出している厩舎だけに今回も楽しみだ。舞台は第2次世界大戦末期の欧州で、歴史にファンタジー要素を含める独自なもの。トレーナーは今回がほぼ初めて調教を手がけるとあって不安なところだが、そこは厩舎の実績を信頼。ヒロインの数があまりに少ないのはさすがにどうかとは思うが、この厩舎のファンはそれほど気にしないだろう。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
夏ノ鎖 (CLOCKUP)
この厩舎でトレーナーが浅生詠というとeuphoriaの好走が思いださせる。今回は安馬ということもあって馬格には期待できないだろうし、登場人物も少なく爆発力ある走りは望めそうもない。気になるのは主人公が計画は完璧と謳う割には杜撰な部分が目立つ点。このあたりが終盤にどう影響するかは分からないが、前走のような走りを期待するのは酷かもしれない。主人公の性格的にハード凌辱に適応するかも疑問で、意外な凡走の可能性も。
期待度 ★★☆
〇まいてつ (Lose)
幼馬(ロリ)専門厩舎でありながら、ものべののように、他厩舎のように幼馬萌え一本に収まらない馬を輩出するのがこの厩舎の特徴。この馬も単なる田舎の雰囲気だけに留まることなく、蒸気機関車や町おこしといったテーマを掲げて、単なる幼馬血統だけでない能力を秘めていそう。乳揺れに特長あるE-moteと幼馬という親和性がどうかという側面はあるが、その挑戦は少なくともマイナスにはならないだろう。気合も充分で能力的にも勝機はありそうだ。
期待度 ★★★★
名門女子校旅行 ~俺だけ男なんですが!?~ (Apricot Cherry)
かつて活躍した父(初代)とは違い、見る影もない惨敗に終わったメイプルカラーズHHH クラス全員俺の嫁!を考えると、もはやApricot厩舎に期待できる要素は残っていないかもしれない。今回は主人公女装潜入血統だが、主人公の女装姿が見当たらないことを考えると、主人公女装を軸にした配合ではなさそう。女子校の修学旅行に男が潜入するという走りから、どこまでエロ妄想を膨らませるかがポイントだが、取材する限りはパッとしない。この馬こそ前走のようにクラスメイトのCGを用意すべきで、このあたりが最近の低迷を象徴しているといっていい。ここでは買えない。
期待度 ★☆
リプキス Please kiss me again, like this first time... (戯画)
この厩舎のキス母系(シリーズ)もこれで5代目。走ったのはキスアトだけだが、今回はその馬に係わった玉城琴也をトレーナーに起用。あてゅ・わぁくす時代は全く結果を出せなかったトレーナーだが、最近の戦績は悪くない。ただ追い切りは鈍感タイプの主人公に最初からヒロインの好感度高めという旧態前とした萌え系で、あてゅ・わぁくす時代を思わせる走り。騎手はこの母系の顔といっていいmaruiを欠いた影響はあまり感じさせないがものの、プラス材料とはなっていない。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
大物馬が不在となってしまったが、これまでの戦績を考えてあけいろ怪奇譚を本命に押す。トレーナーのかずきふみもこれまで全くの凡走は戯画厩舎での一走のみ。メンバーを考えれば信頼性は一番か。逆転ならメンバー中一番潜在能力を感じさせるまいてつ。一介の幼馬系でないことを証明したい。不気味なのは時計台のジャンヌ ~Jeanne à la tour d'horloge~ 。トレーナーがライアーとの係わりが不鮮明で不安なところはあるが、この血統での厩舎の強さは格別だけに素直に信用したい。メンバー的に時を紡ぐ約束も厩舎的に威張れる存在だが、トレーナー変更が気になるだけに割引。血統的にダンジョン オブ レガリアス 背徳の都イシュガリアの爆発も期待したいが、頭数的にそれほど点数は広げられないだけに絞れば上位3頭の絡みで。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
◎あけいろ怪奇譚 (シルキーズプラス)
これまで実績を残しているトレーナー(ライター)かずきふみ&騎手(原画)すめらぎ琥珀コンビの最新馬。血統(設定)は前走のなないろリンカネーションと同じで、ある程度の能力は秘めているだろう。追い切り(体験版)も女生徒の連続自殺事件と学園七不思議を絡めながら、必要以上にシリアスにならずテンポの良い走り(テキスト)は健在。前走のキャラも登場するようだが、前走を知らなくても楽しめる仕上げになっているのも嬉しい。この相手でも充分勝ち負けを争えるだろう。
期待度 ★★★★
乙女が彩る恋のエッセンス (ensemble)
ensembleの最新馬は厩舎得意の主人公女装潜入系。ただ直近は連対圏に程遠い成績に終わっているだけに、以前ほど信頼度はない。今回はこの母系(シリーズ)ではお馴染みの武藤此史が久々に復帰したのを始め、minoriの騎乗が印象的な庄名泉石 にあかべぇ厩舎で活躍した浅海朝美を起用と中々意欲的な顔ぶれ。ただトレーナーは不振に終わった乙女が奏でる恋のアリアと同じ甲二 と水瀬拓未では大きな期待はしづらい。注目の追い切りも馬体(CG)は上々も、こういった女装主人公系の好走条件である主人公の魅力が気配りしかなさそうなのが辛い。大きな変わり身を期待するのは酷だろう。
期待度 ★★
オモカゲ ~えっちなハプニング!? なんでもどんとこい!~ (あかべぇそふとすりぃ)
あかべぇ厩舎系列では珍しいエロコメ血統。トレーナーのはやさかうたねはCLOCKUPで同血統の活躍馬を手がけているし、屑美たけゆきもフロントウイングでジブリール姉妹を出している。もう1人のひらいでらくを含め実績は充分といっていい。ただこれらの活躍馬がエロだけでなく、それ以外の部分でもプラス材料を持っていたのに対し、この馬は追い切りを見る限りその片鱗は見られない。騎手の天草帳は悪くなく、オモカゲという超常現象でヒロインがエロくなってしまうというのは抜き系としては定番なのだが、それに頼りきりでは上位に食い込むのは厳しい。
期待度 ★★
グリモ☆ラヴ ~放課後のウィッチ~ (しろいぱんつ)
しろいぱんつ厩舎久々の出走馬はオカルト学園系というよくある血統。といってもデビュー戦でショタ主人公Mという特殊血統を扱った厩舎だけに、恐らくまともな萌え系といったタイプではないだろう。実際サブキャラの面々を見る限り明らかなバカ系だ。そのサブキャラを担当する騎手はアボガドパワーズで一世風靡した吉澤友章で、どことなく往年のあぼぱらしい雰囲気を漂わせている気がしないでもない。ただいかにも面白くなりそうな要素を揃えているのは間違いないが、トレーナーの顔ぶれを見る限りこういった血統に手馴れたタイプとも思えない。新人トレーナーの洋式の手腕次第では大駆けも考えられるが、その可能性はそれほど高くはなさそうだ。
期待度 ★★☆
深層パラレルパラドックス -並行世界の理想郷- (WitchFlame)
アトリエさくらで活躍したいっせーを迎えて心機一転を期した前走も好結果には繋がらず。今回も前走とトレーナーは同じ顔ぶれで、血統も同じく凌辱調教系と常識的に考えれば変わり身要素は少ない。主人公がパラレルワールドを巡って各世界のヒロインを凌辱するということで、ヒロインへごく自然にバリエーションが与えられるのはプラス。ただ当然ハーレム展開は無縁だろうし、それぞれの世界の構築が杜撰だと単にヒロインがコスプレしているだけという結果になりかねない。そう考えるとトレーナーの力量が問題になってくるが、実績的に大きな期待となると厳しそうで見送りが妥当か。
期待度 ★★
スクールオブファンタジア(玉藻ソフト)
RPG系等の長距離タイプを中心に地方(同人)で活躍していた玉藻スタジオがいよいよ本格的に中央(商業)に進出。その初戦はダンジョン探索ACTとコマンド選択型バトルの組み合わせ。ACTは見るからに面倒くさそうだが、イージーモードがあり苦手なファンもそれほど苦労しなさそう。それより好走のカギを握るのはバトルシステムだが、予想とは違ってかなり古いタイプ。オールドファンは郷愁を感じるかもしれないが、一般には物足りなく感じるだろう。そう考えるとバランスは取れているとはいえない。わざわざ中央に挑戦するならもう少し新鮮味が欲しかったというのが正直なところ。ヒロインはまずまず可愛いし、走りもそれほど悪くなさそうなのは救いだが、実際飽きずに長距離を走りきる(遊べる)力があるかどうか。
期待度 ★★☆
想聖天使クロスエモーション (TOUCHABLE)
古くからの触手ファンにはお馴染みといっていいTOUCHABLEだが、最近は手がける厩舎も増えてきてやや存在感が薄れつつある。今回も騎手は触手系の騎乗に定評あるスミスミでトレーナーも黒井弘騎と同じ顔ぶれ。変身ヒロイン凌辱も他厩舎からの出走となるが秘蹟神姫アルカナセイバーEREと同じと新鮮味は少ない。ヒロインの数が2名というのも、安馬(低価格)とはいえないだけに寂しく感じるし、抜きに期待できたとしても馬券に絡むまでの走りは難しそう。
期待度 ★★
△ダンジョン オブ レガリアス 背徳の都イシュガリア (アストロノーツ・シリウス)
前走で久しぶりに上位を賑わす走りを見せたアストロノーツ。デビューの頃の勢いに翳りが出ていただけに、再び上昇気流に乗りたいところ。前回はRPGにTCG風味を持たせたところが好走の要因だったが、今回は以前同様に普通のRPG系に戻った感。パーティーを組んでダンジョンを捜索。モンスターを倒しアイテムを得るという流れはこの血統の本流といっていい。後はストレスなく長距離を走るだけの力があるかどうかだが、その点にはやや不安が残る。騎手の能力が能力だけに好走する可能性はあるが、勝ちきるまではどうか。
期待度 ★★★
di-room(つるみく -Another- )
最近尖ったところがなくなった印象のあるつるみくだが、姉妹厩舎で安馬となると再び冒険心が蘇る可能性はありそう。監禁されたヒロイン2人を命じられるまま犯すという血統は、以前のたっちーを思わせるものがある。ただ騎手・トレーナー共つるみく厩舎の馬を手がけるのは初めて。過激な凌辱を期待しすぎると裏切られる可能性も考えられる。サスペンス風の走りだけに、直線(終盤)のどんでん返し次第では大駆けもありそうだが、追い込み不発のまま終わってしまう可能性が高そうだ。
期待度 ★★
△時を紡ぐ約束 (あっぷりけ)
あっぷりけの最新馬だが、今回はトレーナーが桐月でなく、これまで裏方に回っていた憲yukiが務める。これまで伝奇系血統が主体だった厩舎だが、トレーナーが変わったことでどのような変化が起きるか気になるところ。騎手はお馴染みのオダワラハコネでサブを師走ほりおが騎乗。ヒューマンドラマということで前走の花の野に咲くうたかたの に雰囲気が近いものがある。ただ前走がこの厩舎にしては今ひとつだっただけに不安は少なからずある。追い切りを見る限り雰囲気は上々だが、主人公の能力が今後の走りにどう繋がるかは不鮮明。全くの凡走はないにしても、本命馬に迫る勢いは感じられない。
期待度 ★★★
▲時計台のジャンヌ ~Jeanne à la tour d'horloge~ (ライアーソフト)
フェアリーテイルレクイエムの好走が印象深いライアーソフトだが、今回もトレーナーは違うが同系統。萌えや抜きとは無縁なものの独自の走りで結果を出している厩舎だけに今回も楽しみだ。舞台は第2次世界大戦末期の欧州で、歴史にファンタジー要素を含める独自なもの。トレーナーは今回がほぼ初めて調教を手がけるとあって不安なところだが、そこは厩舎の実績を信頼。ヒロインの数があまりに少ないのはさすがにどうかとは思うが、この厩舎のファンはそれほど気にしないだろう。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
夏ノ鎖 (CLOCKUP)
この厩舎でトレーナーが浅生詠というとeuphoriaの好走が思いださせる。今回は安馬ということもあって馬格には期待できないだろうし、登場人物も少なく爆発力ある走りは望めそうもない。気になるのは主人公が計画は完璧と謳う割には杜撰な部分が目立つ点。このあたりが終盤にどう影響するかは分からないが、前走のような走りを期待するのは酷かもしれない。主人公の性格的にハード凌辱に適応するかも疑問で、意外な凡走の可能性も。
期待度 ★★☆
〇まいてつ (Lose)
幼馬(ロリ)専門厩舎でありながら、ものべののように、他厩舎のように幼馬萌え一本に収まらない馬を輩出するのがこの厩舎の特徴。この馬も単なる田舎の雰囲気だけに留まることなく、蒸気機関車や町おこしといったテーマを掲げて、単なる幼馬血統だけでない能力を秘めていそう。乳揺れに特長あるE-moteと幼馬という親和性がどうかという側面はあるが、その挑戦は少なくともマイナスにはならないだろう。気合も充分で能力的にも勝機はありそうだ。
期待度 ★★★★
名門女子校旅行 ~俺だけ男なんですが!?~ (Apricot Cherry)
かつて活躍した父(初代)とは違い、見る影もない惨敗に終わったメイプルカラーズHHH クラス全員俺の嫁!を考えると、もはやApricot厩舎に期待できる要素は残っていないかもしれない。今回は主人公女装潜入血統だが、主人公の女装姿が見当たらないことを考えると、主人公女装を軸にした配合ではなさそう。女子校の修学旅行に男が潜入するという走りから、どこまでエロ妄想を膨らませるかがポイントだが、取材する限りはパッとしない。この馬こそ前走のようにクラスメイトのCGを用意すべきで、このあたりが最近の低迷を象徴しているといっていい。ここでは買えない。
期待度 ★☆
リプキス Please kiss me again, like this first time... (戯画)
この厩舎のキス母系(シリーズ)もこれで5代目。走ったのはキスアトだけだが、今回はその馬に係わった玉城琴也をトレーナーに起用。あてゅ・わぁくす時代は全く結果を出せなかったトレーナーだが、最近の戦績は悪くない。ただ追い切りは鈍感タイプの主人公に最初からヒロインの好感度高めという旧態前とした萌え系で、あてゅ・わぁくす時代を思わせる走り。騎手はこの母系の顔といっていいmaruiを欠いた影響はあまり感じさせないがものの、プラス材料とはなっていない。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
大物馬が不在となってしまったが、これまでの戦績を考えてあけいろ怪奇譚を本命に押す。トレーナーのかずきふみもこれまで全くの凡走は戯画厩舎での一走のみ。メンバーを考えれば信頼性は一番か。逆転ならメンバー中一番潜在能力を感じさせるまいてつ。一介の幼馬系でないことを証明したい。不気味なのは時計台のジャンヌ ~Jeanne à la tour d'horloge~ 。トレーナーがライアーとの係わりが不鮮明で不安なところはあるが、この血統での厩舎の強さは格別だけに素直に信用したい。メンバー的に時を紡ぐ約束も厩舎的に威張れる存在だが、トレーナー変更が気になるだけに割引。血統的にダンジョン オブ レガリアス 背徳の都イシュガリアの爆発も期待したいが、頭数的にそれほど点数は広げられないだけに絞れば上位3頭の絡みで。
2016年02月15日
2月の発売予定表から
少頭数だった前レース(先月)と比べれば、まずまずメンバーが揃った感のある今回。人気どころがまだ正式なゲートイン(マスターアップ)を発表しておらず不鮮明なところがありますが、すべて出走してきたとして考えてみたい。人気2頭の一騎打ちムードを他の馬がどこまで覆すかが見所となりそうですが、どちらかが取消してしまうと味気ないレースとなってしまうだけに、ぜひゲートインしてもらいたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
甘えかたは彼女なりに。(戯画)
昨年の厩舎成績はサッパリで下級馬ばかり輩出してしまった戯画だが、今回は他厩舎で実績ある風間ぼなんざや竹田らをトレーナー(ライター)に招聘。今年初戦に賭ける意気込みは強い。ただ追い切りの動きはお世辞にも良いとはいえない。孤高を決め込む主人公を誘う毒舌ヒロインというスタートも惹かれるものがなく、主人公をアシスト会に誘った動機も不明。主人公の更生とか主人公の内面を買ってというような理由があればともかく、これでは血統(設定)も意味ない。騎手のきのこのみはデビュー戦のシロガネ×スピリッツ!で実績充分のかずきゆみと組んで惨敗に終わっているが、今回も同じ結果に終わりそう。
期待度 ★☆
おさこい 俺と二人の甘々ご奉仕H生活(娘娘)
ぱれっと系の萌え抜き厩舎としてデビューした娘娘だが、初戦2走目と上位に絡むまでの結果は残せず。今回は騎手に水月あるみを起用してきたが、過去起用したたまひよらと比べて実績は足りないし、トレーナーの大和亮介も一人で馬を手がけるのは初めてと不安の残る顔ぶれ。それでも動画(アニメ)を中心とした抜きに関しては上々だろうが、幼馴染二人の主人公争奪戦という血統はありがちで新鮮味は乏しく、走り(シナリオ)には期待できそうもない。変わり身よりも後退してしまう可能性が高そうだ。
期待度 ★☆
◎乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-(Navel)
いまやNavelの看板母系(シリーズ)といっていいつり乙で直仔(FD)の乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-に全妹(続編)の月に寄りそう乙女の作法2も好走。今回も当然期待充分。初代のトレーナーの真紀士は調教(シナリオ)には関わっておらず、トレーナーは東之助が担当。といっても既に東ノ助がメイントレーナーに変わっていて、こうしたトレーナー変更に関する不安はない。記者的にはヒロインとして不遇に終わったエッテの巻き返しに期待したい。ただこの母系の根幹をなす大蔵家の件は、既に使い尽くした印象が強く余力はなさそう。となると一定レベルの走りは期待できても、他馬の大駆けに屈する可能性は否定できない。それでも力は抜けているだけに、あっさり勝たれても不思議なく軸はこの馬でいいだろう。
期待度 ★★★★☆
面影レイルバック(ハイクオソフト)
毎回数度の出走取消(延期)を繰り返すハイクオソフトだけに、恐らくゲートイン(マスターアップ)はしないだろうが、出てくれば侮れない存在なのは間違いない。ハイクオの主戦騎手でありながら最近騎乗のなかったひーでが久々に手綱を握るというのも注目だ。前走はベテラン騎手の能力に頼ったが、反面この厩舎らしいところが見られなかっただけに度外視したい。ただ取材する限り、血統的に広がりが少なそうで、前走もそうだったように馬体重(容量)が足りない可能性があり、特に取消なしで出てきた場合、より不安が強くなる。追い切り(体験版)の公開がなく、正直未知数な部分が多すぎて今回出てくるなら見送りでいいだろう。
期待度 ★★☆
貸し出し妻、満里奈の"ネトラセ"報告3 CASE.元彼氏&敏感妻(アトリエさくら)
ジェントル佐々木とおんぼろ月のこの母系も今回で3頭目。最近やや目立つ馬を輩出していないだけに、NTR系専門厩舎の底力を見せて欲しいところ。今回ヒロインの相手をするのは元彼氏ということで、これまでとは違い、ヒロインが借りパクされてしまうような展開も考えられる。ただそうするとこの母系は打ち止めとなってしまう可能性は強く、そういった博打を打つかは微妙。ただ直線(ラスト)でこれまで通りの予定調和の走りとなってしまうと、凡走に終わる危険性も。取捨選択は難しいが今回は見送った方が良いかもしれない。
期待度 ★★★
△恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~ (AXL)
AXLでは一番の人気馬だった恋する乙女と守護の楯の後継馬(続編)。父(前作)は主人公女装潜入系として考えると矛盾も多く、決してデキが良かったわけではなかったが、キャラの良さに関しては上々だった。今回も血統(設定)は中々面白そうに思わせるが、このトレーナーはそういった血統を生かせないことがほとんどだけに、大きな期待はできない。ただ今回は主人公が前作と同じで、キャラも魅力的なだけに大崩れはなさそう。久々に上位を賑わせてくるか。
期待度 ★★★☆
極煌戦姫ミストルティア(ミルフィーユ)
変身ヒロイン凌辱を得意としているミルフィーユだが、今回は横スクロールアクション系と最近ほとんど見られなくなった血統で挑む。こうした血統でカギとなるのはステージ数と難易度だが、安馬だけに前者には期待しづらい。問題は後者だが初めてのアクション系なだけに、最初から専門厩舎と同じようなデキを期待するのは厳しいか。ただそれよりも敵キャラのデザインがパッとしないのは気になる。ヒロイン凌辱が見所の厩舎で敵に光るところがないのは寂しくここは見送りか。
期待度 ★★☆
催眠クラス WONDERFUL 女子全員、知らないうちにまた妊娠してました(OLE-M)
前走の催眠クラス ~女子全員、知らないうちに妊娠してました~はこの厩舎にしては上々の走り。今回はその全妹(続編)が出走。騎手はメイビー時代から所属しているベテランの望月望だが、最近はやや騎乗が派手になってきたのが気になる。それでも乳メインの催眠バカ系と考えれば、手は合っているといえる。動画も定評のあるテックアニメで抜きに関しての質は高い。といっても好走実績のない厩舎の馬を、この程度の材料で狙うのは勇気がいるのは確か。よほど前崩れの展開にならなければこの馬まで出番は回ってこないか。
期待度 ★★☆
〇罪ノ光ランデヴー(minori)
最近エロにやや比重を置きつつあるという印象のminoriだが、前走のソレヨリノ前奏詩は流石の走りだった。今回はスタッフの陣容はそのままにトレーナーにCabbitで活躍した御厨みくりを加えて強化された印象。そして注目された追い切りは上々で、実戦での走りに期待を持たせる内容。ヒロイン萌えに関して若干不足している気がしないでもないが、萌え一本で勝負するタイプではなく不安は小さい。後は純粋ハッピーエンドにはなりにくい脚質だけに、直線で伸び悩む可能性があるくらい。この相手でも十分勝ち負けを争える能力を持っていると見た。
期待度 ★★★★☆
鉄と裸 (つるみく)
過去数度取消(延期)を繰り返した馬だがようやくゲートイン(マスターアップ)。凌辱系厩舎の中では異系血統を走らせるつるみくだが、ファンタジー系凌辱というのは珍しく、その分仕上げに時間が掛かったのかもしれない。ファンタジーであるがヒロインにエルフや獣人は不在で、魔装具と呼ばれる騎士の鎧を使って王女や騎士といったヒロインを籠絡させるという捻った血統。ただ以前のつるみくで見られたようなハード凌辱は最近見られなくなってきて、それにつれて競走成績も目立たなくなっている。巻き返しに期待したいところだが、厩舎を取材する限りは鉄仮面を被ったヒロインは不在で、魔装具は媚薬や催眠術のような単なるギミックとなってしまいそうな雰囲気。これでは大きな変わり身は期待しづらい。
期待度 ★★
▲ノラと皇女と野良猫ハート(HARUKAZE)
デビュー戦の らぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE! が、着順以上の内容だったHARUKAZEの2戦目。初戦から間隔が開いてしまっただけに、どの程度上積みがあるか心配されたが、追い切りを見る限り勢いある走りは健在。デビュー戦はバカ風味が強かったが、さすがにその点はやや薄めにして、萌えを合わせてより人口に膾炙する内容に仕上げてきた印象。追い切りの内容から当然前進を見込むが、デビュー戦がそうだったように直線に入って脚が止まらないか心配はある。それでも一介の穴馬以上の魅力を秘めるのは確か。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
ハプニングLOVE!!(つみきそふと)
つみきそふとのデビュー戦は不器用少女たちとのラブハプニングを軸にした血統。競馬(エロゲー)界的お約束をテーマにした馬は古くはお約束LOVEがあるが、厩舎を取材した感触ではこの馬はどちらかというと不器用少女との交流がメインで、馬名(タイトル)にあるハプニングは副となると予想。いずれにしてもおとなり恋戦争!でトレーナーとして中央(商業)デビューを果たした神無がどこまでこの馬を仕上げられるかだが、その成績を見る限り不安しか残らない。毛色(CG)は悪くなく萌え抜きを全面に打ち出せば悪くなさそうだが、上位に食い込める可能性は低いか。
期待度 ★★
△ハーレムゲーム ~俺はコレのおかげでエロゲーの主人公になれました!~(INTERHEART)
最近好結果を出しているインターハートのバカ系血統だが、空回りした走りでなくしっかり狙って笑いを取ってくるのは好印象。今回も馬名がいかにもバカ系といった趣で、トレーナーが十全なだけに今回も笑いについては期待できるだろう。騎手はお嬢様はカタイのがお好き! でコンビを組んだ了藤誠仁で、抜きにも充分期待できそうな雰囲気。巨乳ヒロインばかりというのは若干気になるが、気楽に走れば大駆けも。
期待度 ★★★☆
△放課後3 ~狙われた純潔~(BISHOP)
学園凌辱を得意とするBISHOPの最新馬。馬名は変わっても内容はほぼ同じというBISHOPで、今回も主人公を見る限り天然バカ風味が漂っている。騎手は主戦の水島☆多也 で変わりないが、脇に控えるのが嘉臥深でなく、梅鳥うりりになったのがどう影響するか。それでも抜きに関しては上級レベルの厩舎だけに、裏切られる心配は少ない。凌辱といってもハードでなく、すぐに和姦となってしまうのがBISHOP流で、今回も持ち時計どおりの堅実な走りはしてくれそう。後は相手関係だけで、今回は上位に食い込むにはやや厳しいが、時計の掛かる展開なら。
期待度 ★★★
間宮くんちの五つ子事情(CUBE)
デビュー戦の夏の雨以降は入着一杯といった成績が続くCUBEで、以前走り期待ほど走れなかった倉野くんちのふたご事情の後継。今回は五つ子という血統だが、前回も姉3人妹2人で家庭内恋愛という点では変わりない。となると変わり身要素はほとんどなさそうだが、唯一プラス材料となりそうなのは異分子である莉里香の存在。このお嬢さまがどこまで間宮家に波紋を投げかけるかが好走へのカギとなりそう。ただそういった要素があまり生かしきれていないのが最近のCUFFS・CUBE系で、善悪はともかく往年のF&Cの流れを一番汲んでいる厩舎という感がしてならず、そこが善戦どまりで終わる要因。今回も馬券に絡むまでの期待は難しいか。
期待度 ★★☆
△LOVEトレ エッチな恋愛トレーニング(アトリエかぐや)
有栖川千里からアトリエかぐやの動画系を受け継いだyoppyだが、前回騎乗の姉と幼なじみは中がイイ! を見る限り、手の内に入れたようだ。今回は年上ヒロインが主人公にHの手ほどきをするというこの厩舎の定番といえる血統。堅実に走るかぐやの馬だが、反面上級馬が少ないのが悩みでこの馬も持ち時計なりには走れるだろうが、それ以上の期待となると厳しい。それでも動画系はかぐやでは一番走れているだけに、人気馬が総崩れするなら浮上の場面も。
期待度 ★★★
ワールド・エレクション(Whirlpool)
最近の成績から存在感を無くしつつあるWhirlpoolの最新馬。一時主戦トレーナーを務めていた大三元に変えて、七烏未奏らに調教を委ねてきたが結果は出ていない。今回はPRIMAL×HEARTS2でそこそこ結果を出した近江谷宥 を起用。不振続きだったSugar potでも結果を出したように、まずまず期待できそうな雰囲気。ただ追い切りはその期待感を萎ませるもの。血統を見た限りは面白そうに思えたが、生徒会選挙に立候補しようとする主人公にカリスマ性が感じられず罵倒されるだけいうのではどうしようもない。てんまそと水鏡ますずというWhirlpoolが誇る主戦騎手2人を同時起用した意気込みは買えるが、追い切りがこれでは手は出しづらい。見送りでいいだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)厩舎の実績や能力を考えれば、人気2頭の一騎打ちムード。人気馬の後継ということもあって乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-上位の見立てだが、追い切りの動きが良かった罪ノ光ランデヴーも殆ど差はない。その人気2頭に続くのがノラと皇女と野良猫ハートだが、癖のある血統だけに強く推すにはやや不安。AXL所属で人気を博した父の後継である恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~も不気味な存在だが、まともに勝負したら分が悪いだけに勝つには相当時計を詰めてこないと苦しい。人気馬が総崩れしたときは抜き系のLOVEトレ エッチな恋愛トレーニングあたりの出番があるかもしれないが、それより穴で狙うなら気楽に走れそうなハーレムゲーム ~俺はコレのおかげでエロゲーの主人公になれました!~だろう。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
甘えかたは彼女なりに。(戯画)
昨年の厩舎成績はサッパリで下級馬ばかり輩出してしまった戯画だが、今回は他厩舎で実績ある風間ぼなんざや竹田らをトレーナー(ライター)に招聘。今年初戦に賭ける意気込みは強い。ただ追い切りの動きはお世辞にも良いとはいえない。孤高を決め込む主人公を誘う毒舌ヒロインというスタートも惹かれるものがなく、主人公をアシスト会に誘った動機も不明。主人公の更生とか主人公の内面を買ってというような理由があればともかく、これでは血統(設定)も意味ない。騎手のきのこのみはデビュー戦のシロガネ×スピリッツ!で実績充分のかずきゆみと組んで惨敗に終わっているが、今回も同じ結果に終わりそう。
期待度 ★☆
おさこい 俺と二人の甘々ご奉仕H生活(娘娘)
ぱれっと系の萌え抜き厩舎としてデビューした娘娘だが、初戦2走目と上位に絡むまでの結果は残せず。今回は騎手に水月あるみを起用してきたが、過去起用したたまひよらと比べて実績は足りないし、トレーナーの大和亮介も一人で馬を手がけるのは初めてと不安の残る顔ぶれ。それでも動画(アニメ)を中心とした抜きに関しては上々だろうが、幼馴染二人の主人公争奪戦という血統はありがちで新鮮味は乏しく、走り(シナリオ)には期待できそうもない。変わり身よりも後退してしまう可能性が高そうだ。
期待度 ★☆
◎乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-(Navel)
いまやNavelの看板母系(シリーズ)といっていいつり乙で直仔(FD)の乙女理論とその周辺 -Ecole de Paris-に全妹(続編)の月に寄りそう乙女の作法2も好走。今回も当然期待充分。初代のトレーナーの真紀士は調教(シナリオ)には関わっておらず、トレーナーは東之助が担当。といっても既に東ノ助がメイントレーナーに変わっていて、こうしたトレーナー変更に関する不安はない。記者的にはヒロインとして不遇に終わったエッテの巻き返しに期待したい。ただこの母系の根幹をなす大蔵家の件は、既に使い尽くした印象が強く余力はなさそう。となると一定レベルの走りは期待できても、他馬の大駆けに屈する可能性は否定できない。それでも力は抜けているだけに、あっさり勝たれても不思議なく軸はこの馬でいいだろう。
期待度 ★★★★☆
面影レイルバック(ハイクオソフト)
毎回数度の出走取消(延期)を繰り返すハイクオソフトだけに、恐らくゲートイン(マスターアップ)はしないだろうが、出てくれば侮れない存在なのは間違いない。ハイクオの主戦騎手でありながら最近騎乗のなかったひーでが久々に手綱を握るというのも注目だ。前走はベテラン騎手の能力に頼ったが、反面この厩舎らしいところが見られなかっただけに度外視したい。ただ取材する限り、血統的に広がりが少なそうで、前走もそうだったように馬体重(容量)が足りない可能性があり、特に取消なしで出てきた場合、より不安が強くなる。追い切り(体験版)の公開がなく、正直未知数な部分が多すぎて今回出てくるなら見送りでいいだろう。
期待度 ★★☆
貸し出し妻、満里奈の"ネトラセ"報告3 CASE.元彼氏&敏感妻(アトリエさくら)
ジェントル佐々木とおんぼろ月のこの母系も今回で3頭目。最近やや目立つ馬を輩出していないだけに、NTR系専門厩舎の底力を見せて欲しいところ。今回ヒロインの相手をするのは元彼氏ということで、これまでとは違い、ヒロインが借りパクされてしまうような展開も考えられる。ただそうするとこの母系は打ち止めとなってしまう可能性は強く、そういった博打を打つかは微妙。ただ直線(ラスト)でこれまで通りの予定調和の走りとなってしまうと、凡走に終わる危険性も。取捨選択は難しいが今回は見送った方が良いかもしれない。
期待度 ★★★
△恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~ (AXL)
AXLでは一番の人気馬だった恋する乙女と守護の楯の後継馬(続編)。父(前作)は主人公女装潜入系として考えると矛盾も多く、決してデキが良かったわけではなかったが、キャラの良さに関しては上々だった。今回も血統(設定)は中々面白そうに思わせるが、このトレーナーはそういった血統を生かせないことがほとんどだけに、大きな期待はできない。ただ今回は主人公が前作と同じで、キャラも魅力的なだけに大崩れはなさそう。久々に上位を賑わせてくるか。
期待度 ★★★☆
極煌戦姫ミストルティア(ミルフィーユ)
変身ヒロイン凌辱を得意としているミルフィーユだが、今回は横スクロールアクション系と最近ほとんど見られなくなった血統で挑む。こうした血統でカギとなるのはステージ数と難易度だが、安馬だけに前者には期待しづらい。問題は後者だが初めてのアクション系なだけに、最初から専門厩舎と同じようなデキを期待するのは厳しいか。ただそれよりも敵キャラのデザインがパッとしないのは気になる。ヒロイン凌辱が見所の厩舎で敵に光るところがないのは寂しくここは見送りか。
期待度 ★★☆
催眠クラス WONDERFUL 女子全員、知らないうちにまた妊娠してました(OLE-M)
前走の催眠クラス ~女子全員、知らないうちに妊娠してました~はこの厩舎にしては上々の走り。今回はその全妹(続編)が出走。騎手はメイビー時代から所属しているベテランの望月望だが、最近はやや騎乗が派手になってきたのが気になる。それでも乳メインの催眠バカ系と考えれば、手は合っているといえる。動画も定評のあるテックアニメで抜きに関しての質は高い。といっても好走実績のない厩舎の馬を、この程度の材料で狙うのは勇気がいるのは確か。よほど前崩れの展開にならなければこの馬まで出番は回ってこないか。
期待度 ★★☆
〇罪ノ光ランデヴー(minori)
最近エロにやや比重を置きつつあるという印象のminoriだが、前走のソレヨリノ前奏詩は流石の走りだった。今回はスタッフの陣容はそのままにトレーナーにCabbitで活躍した御厨みくりを加えて強化された印象。そして注目された追い切りは上々で、実戦での走りに期待を持たせる内容。ヒロイン萌えに関して若干不足している気がしないでもないが、萌え一本で勝負するタイプではなく不安は小さい。後は純粋ハッピーエンドにはなりにくい脚質だけに、直線で伸び悩む可能性があるくらい。この相手でも十分勝ち負けを争える能力を持っていると見た。
期待度 ★★★★☆
鉄と裸 (つるみく)
過去数度取消(延期)を繰り返した馬だがようやくゲートイン(マスターアップ)。凌辱系厩舎の中では異系血統を走らせるつるみくだが、ファンタジー系凌辱というのは珍しく、その分仕上げに時間が掛かったのかもしれない。ファンタジーであるがヒロインにエルフや獣人は不在で、魔装具と呼ばれる騎士の鎧を使って王女や騎士といったヒロインを籠絡させるという捻った血統。ただ以前のつるみくで見られたようなハード凌辱は最近見られなくなってきて、それにつれて競走成績も目立たなくなっている。巻き返しに期待したいところだが、厩舎を取材する限りは鉄仮面を被ったヒロインは不在で、魔装具は媚薬や催眠術のような単なるギミックとなってしまいそうな雰囲気。これでは大きな変わり身は期待しづらい。
期待度 ★★
▲ノラと皇女と野良猫ハート(HARUKAZE)
デビュー戦の らぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE! が、着順以上の内容だったHARUKAZEの2戦目。初戦から間隔が開いてしまっただけに、どの程度上積みがあるか心配されたが、追い切りを見る限り勢いある走りは健在。デビュー戦はバカ風味が強かったが、さすがにその点はやや薄めにして、萌えを合わせてより人口に膾炙する内容に仕上げてきた印象。追い切りの内容から当然前進を見込むが、デビュー戦がそうだったように直線に入って脚が止まらないか心配はある。それでも一介の穴馬以上の魅力を秘めるのは確か。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
ハプニングLOVE!!(つみきそふと)
つみきそふとのデビュー戦は不器用少女たちとのラブハプニングを軸にした血統。競馬(エロゲー)界的お約束をテーマにした馬は古くはお約束LOVEがあるが、厩舎を取材した感触ではこの馬はどちらかというと不器用少女との交流がメインで、馬名(タイトル)にあるハプニングは副となると予想。いずれにしてもおとなり恋戦争!でトレーナーとして中央(商業)デビューを果たした神無がどこまでこの馬を仕上げられるかだが、その成績を見る限り不安しか残らない。毛色(CG)は悪くなく萌え抜きを全面に打ち出せば悪くなさそうだが、上位に食い込める可能性は低いか。
期待度 ★★
△ハーレムゲーム ~俺はコレのおかげでエロゲーの主人公になれました!~(INTERHEART)
最近好結果を出しているインターハートのバカ系血統だが、空回りした走りでなくしっかり狙って笑いを取ってくるのは好印象。今回も馬名がいかにもバカ系といった趣で、トレーナーが十全なだけに今回も笑いについては期待できるだろう。騎手はお嬢様はカタイのがお好き! でコンビを組んだ了藤誠仁で、抜きにも充分期待できそうな雰囲気。巨乳ヒロインばかりというのは若干気になるが、気楽に走れば大駆けも。
期待度 ★★★☆
△放課後3 ~狙われた純潔~(BISHOP)
学園凌辱を得意とするBISHOPの最新馬。馬名は変わっても内容はほぼ同じというBISHOPで、今回も主人公を見る限り天然バカ風味が漂っている。騎手は主戦の水島☆多也 で変わりないが、脇に控えるのが嘉臥深でなく、梅鳥うりりになったのがどう影響するか。それでも抜きに関しては上級レベルの厩舎だけに、裏切られる心配は少ない。凌辱といってもハードでなく、すぐに和姦となってしまうのがBISHOP流で、今回も持ち時計どおりの堅実な走りはしてくれそう。後は相手関係だけで、今回は上位に食い込むにはやや厳しいが、時計の掛かる展開なら。
期待度 ★★★
間宮くんちの五つ子事情(CUBE)
デビュー戦の夏の雨以降は入着一杯といった成績が続くCUBEで、以前走り期待ほど走れなかった倉野くんちのふたご事情の後継。今回は五つ子という血統だが、前回も姉3人妹2人で家庭内恋愛という点では変わりない。となると変わり身要素はほとんどなさそうだが、唯一プラス材料となりそうなのは異分子である莉里香の存在。このお嬢さまがどこまで間宮家に波紋を投げかけるかが好走へのカギとなりそう。ただそういった要素があまり生かしきれていないのが最近のCUFFS・CUBE系で、善悪はともかく往年のF&Cの流れを一番汲んでいる厩舎という感がしてならず、そこが善戦どまりで終わる要因。今回も馬券に絡むまでの期待は難しいか。
期待度 ★★☆
△LOVEトレ エッチな恋愛トレーニング(アトリエかぐや)
有栖川千里からアトリエかぐやの動画系を受け継いだyoppyだが、前回騎乗の姉と幼なじみは中がイイ! を見る限り、手の内に入れたようだ。今回は年上ヒロインが主人公にHの手ほどきをするというこの厩舎の定番といえる血統。堅実に走るかぐやの馬だが、反面上級馬が少ないのが悩みでこの馬も持ち時計なりには走れるだろうが、それ以上の期待となると厳しい。それでも動画系はかぐやでは一番走れているだけに、人気馬が総崩れするなら浮上の場面も。
期待度 ★★★
ワールド・エレクション(Whirlpool)
最近の成績から存在感を無くしつつあるWhirlpoolの最新馬。一時主戦トレーナーを務めていた大三元に変えて、七烏未奏らに調教を委ねてきたが結果は出ていない。今回はPRIMAL×HEARTS2でそこそこ結果を出した近江谷宥 を起用。不振続きだったSugar potでも結果を出したように、まずまず期待できそうな雰囲気。ただ追い切りはその期待感を萎ませるもの。血統を見た限りは面白そうに思えたが、生徒会選挙に立候補しようとする主人公にカリスマ性が感じられず罵倒されるだけいうのではどうしようもない。てんまそと水鏡ますずというWhirlpoolが誇る主戦騎手2人を同時起用した意気込みは買えるが、追い切りがこれでは手は出しづらい。見送りでいいだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)厩舎の実績や能力を考えれば、人気2頭の一騎打ちムード。人気馬の後継ということもあって乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-上位の見立てだが、追い切りの動きが良かった罪ノ光ランデヴーも殆ど差はない。その人気2頭に続くのがノラと皇女と野良猫ハートだが、癖のある血統だけに強く推すにはやや不安。AXL所属で人気を博した父の後継である恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~も不気味な存在だが、まともに勝負したら分が悪いだけに勝つには相当時計を詰めてこないと苦しい。人気馬が総崩れしたときは抜き系のLOVEトレ エッチな恋愛トレーニングあたりの出番があるかもしれないが、それより穴で狙うなら気楽に走れそうなハーレムゲーム ~俺はコレのおかげでエロゲーの主人公になれました!~だろう。
2016年01月23日
1月の発売予定表から
今年の最初を飾る第1R(月)ですが、予想どおり頭数が揃わず寂しいレースとなってしまいそう。それでも著名厩舎からの出走があって、勝ち時計自体は遅くならずレベルの高い争いが見られることを期待したいもの。ただ頭数が少ないだけに点数を広げすぎるとガミを食らう可能性は高い。1~2点勝負でバッチリ決めてみたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アンゲネームプラッツ(HexenHaus)
厩舎(ブランド)開設しての2戦はいいところなしというHexenHausの最新馬。トレーナー(ライター)の望月JETと神野マサキのコンビはこの厩舎だけでなくPeasSoftでも出走馬を手がけているが結果を出していない。学内カフェというコンセプトはありがちだが、それを部活動で行うとなるとそれなりの説得力が必要。といっても主人公に女装させるという発端からしてお察しレベル。流され系主人公と強気メインヒロインという組み合わせは悪くないが、他に腹黒タイプのヒロインが多めというのも気になる点。今回も大きな期待は出来そうもないか。
期待度 ★☆
カスタムメイド3D2+(KISS)
近走目立った成績がなかったKISS厩舎が久々に送り出した上級馬がカスタムメイド3D2 だったが、今回はその直仔(FD)が出走する。昨年10月出走した全兄はほぼ顔見せに終わってしまったが馬体の内容から考えれば仕方がないところ。今回はそれと比べれば上積みはありそう。走り(シナリオ)に内容がないのは父(本編)も同じだっただけに不安はない。後は新たに追加されたメイドバトルや新規追加プレイのデキ次第。といってもこの厩舎の直仔は数多く出走させすぎて好成績に繋がっていない。メンバーが軽いとはいえ勝つまでの期待はどうか。
期待度 ★★☆
▲GEARS of DRAGOON2 ~黎明のフラグメンツ~ (NineTail)
DualTail&NineTailの所属馬にしては物足りない成績に終わった父(本編)だったが、RPG部分の評価は悪くはなかった。今回はそのRPG部分を進化させてきたと厩舎は自信を持つ。この厩舎だけに自由度はそのままに幅広い難易度を搭載することによって、長距離をこなすスタミナは十分持っているだろう。あとは走り(シナリオ)が足を引っ張らないかどうかだけ。今回父と比べるとトレーナーを総入れ替えしてきたが、この厩舎で実績あるあくまっこはまずまず信頼できるものの、他の2人は実績的に不安が多い。それでもこのメンバー相手なら確実に上位へ食い込んできそうだで、単穴以下には落とせない。
期待度 ★★★☆
恋のハニトー ~えっちで甘いハニートラップ~ (WHITESOFT-ALBINO)
その血統(設定)から人気を集めながらも、その能力を生かしきれずに凡走というケースが多いWHITESOFTの姉妹厩舎が開業。本家はミヤスリサら渋い騎手人選をしてきたが、今回は別路線(ラノベ)で活躍するシロガネヒナを起用とやや傾向が違っている。馬名(タイトル)を見る限り、これまでの走り(シナリオ)重視でなくエロ重視の作戦だろうが、これまでエロ薄傾向の所属馬が多かったWHITESOFTだけに、この方針変更は違和感が多い。トレーナーも本家のさくらシンクロニシティでサブを務めた聖兎月で実績も乏しく、不安ばかりが先立つ。追い切り(体験版)も目立つところがないだけに、見送りでいいだろう。
期待度 ★☆
光翼戦姫エクスティアII (Lusterise)
変身ヒロイン凌辱と純愛のニックスといえば超昂天使エスカレイヤーという名馬がいるが、他に成功した馬となるとすぐには思い出せない。この馬の全兄(前作)は善戦までだっただけに、そこからどこまで変わり身を見せるかがカギ。プラス要素は追加ヒロインだが、いくら正義のためとはいえ複数のヒロインとHするのが純愛とどう結びつけるのかが問題。うまく嵌れば好走もあるだろうが、違和感となってしまえば凡走となってしまいそう。トレーナーがそこそこ変身ヒロイン系を手がけているのはプラスだが、あくまで凌辱メインでの実績。やはり期待よりも不安が大きい。
期待度 ★★
戦御村正 -剣の凱歌- (げーせん18)
これまで三国志や日本の戦国時代といった血統のSLG馬を出走させてきたげーせん18だが、今回新たな血統で挑む一戦。ウォーゲームを思わせるヘックスのマップに兵器を生産して敵根拠地を占領していくという件は大戦略を思わせるが、システムソフトと繋がりがあることを考えれば、ゲーム的にはそれほど悪い仕上がりにはならないと予想。ただウォーゲームのように実在の国家が登場するのでなく仮想国家や戦史という点で、最初からファンの脳内補完に頼りきりになるというのはマイナス点。登場ヒロインも実在でないだけにトレーナーの手腕も重要となるがそれも未公開と未知数な部分が多すぎる。初戦からきっちり仕上げてくる厩舎でないだけに一走目は静観するのが妥当か。
期待度 ★★
〇妻みぐい3(アリスソフト)
アリスソフトの抜き系馬としていまだ記憶に残る妻みぐいが10年の時を経て後継馬(続編)が登場。騎手は当時所属騎手だったフリーのちょも山(黒田晶見)を招聘したというのもオールドファンにとっては嬉しい点で、騎手の持ち味である年上人妻ヒロインの魅力が堪能できそう。父の妻みぐい2はNTR展開があり一部ファンには不評だったが、今回は純愛とNTRという二つの展開が楽しめる上に、寝取りを狙う男共と手練手管を駆使してのバトルがいかにもバカっぽくて面白い。これならNTRアレルギーのファンにも受け入れられそう。最近アリスソフトの馬たちの成績が上がっているのも心強い。今回のメンバー相手なら充分勝負になりそうだ。
期待度 ★★★☆
◎凍京NECRO (NitroPlus)
挑戦的な馬を次々と送り出すニトロプラスがおよそ3年ぶりに新馬を出走させる。別路線での仕事も多い深見真の生産馬(原案)にメイントレーナーの下倉バイオが調教を担当。最近はNATORI烏賊とのコンビで抜き系の馬への騎乗が多かった大崎シンヤが月光のカルネヴァーレ 以来久々に下倉バイオとコンビを組むなど注目点は多い。追い切りは戦闘シーンが主で肝心の走りは目立つところがなかったが、バトルに力を置いた仕上げはいかにもこの厩舎らしい。後は魅力ある人物がどのように描かれていくかだが、世界観が今ひとつ不鮮明でそのあたりがおざなりだと折角の技術も宝の持ち腐れになってしまう可能性も。ただそこは実績のある厩舎だけにそこまで酷くはならない筈。このメンバー相手なら直線あっさり抜け出してきそう。
期待度 ★★★★
蜥蜴の尻尾切り ~切れないしっぽ~(CYCLET)
昨年のメインレース(11月)に出走した蜥蜴の尻尾切りから早くも直仔(FD)が登場。当面インターネット(ダウンロード)専売ということもあって、本賞金(データ数)不足となってしまうのが気がかりで、父(本編)も好走したものの本賞金は多くなく現実的に馬券に絡むのは難しそう。それでも父のファンにしては同血統で別のヒロイン相手にどのような走りが展開されるか興味は尽きない。着順や走破時計は別としてどのような競走を見せるか注目して見てみたい。
期待度 ★★
働くオトナの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ)
デビュー戦のできない私が、くり返す。でなかなかの結果を出したトレーナー中島大河だが、今回は一転大人の恋愛をテーマに挑む。学園萌え系が主体の競馬(エロゲー)界において、社会人の恋愛関係を面に押し出す血統は珍しい。騎手は前走でもコンビを組んだ秋空もみぢで、大人の女性を描くという点ではミスチョイスに思えるが、一介の抜き系ではなさそうで不安は小さい。ただ大人の恋愛というコンセプトは悪くないが、ヒロイン連がどうもアクが強いのが気になる。大人だからこそホッとできるヒロインが必要という思考も必要で、そのあたりの柔軟性が乏しいようだと走りにも影響してしまいそう。もう一つ気になるのが直前厩舎から発表されたアクチ実装。これまでこうした経緯を持つ馬はことごとく凡走しているだけにここは割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆
はにかみCLOVER (すたじお緑茶)
登録しては出走取消(延期)を繰り返すのが定番のすたじお緑茶が珍しく最初の発表どおりゲートインさせてきた。普通ならプラス材料と考えたいところだが、過去同じケースで取消なく出走した祝福の鐘の音は、桜色の風と共にが馬体重(内容)不足でいいところがなかっただけに逆に不安だ。血統は意外にもエロ寄りでライターの能力が未知数なだけに仕方のない面はあるが、多少はシリアスなところも見せないと再び内容のない走りとなってしまいそう。この厩舎だけに騎手の手腕には問題ないし、萌えに専念すればそれなりに走れそうだが、今回は不安材料が多すぎて買えない。
期待度 ★★
らぶ撮りハレーション (裸足少女)
明るい抜き系としてまずまずの成績を残す裸足少女の最新馬。前走は残念な結果に終わったが、アクセントで加えたSLG部分が逆に嫌われたのかもしれない。今回は別路線(ラノベ)でも活躍するごばんを起用。肉感ある馬体が特長の厩舎だけにこの起用は当たりそう。コスプレHが見所となりそうでエロにも期待できそうだが、前走同様脚元(システム)が面倒となると抜きに期待するファンに嫌われる可能性もありそう。ただ今回は厩舎もお手軽仕様と謳うだけにそこは改善してくると予想。まともな走りに期待するのは難しそうだが、メンバーが軽いだけに時計が掛かる展開なら。
期待度 ★★☆
△らぶきゅばす! ~おんなのこあくま♀♂おとこのこあくま~ (CuteRush)
出走数こそ少ないものの安定感ある走りに定評のあるデジタルキュートに姉妹厩舎が誕生。ただ本家の主戦騎手であるこうぐちもとは騎乗せず、トレーナーも不条理な走りに定評ある嘘屋 佐々木酒人と本家とは馬の雰囲気が変わってきそうで、どのような競走を見せるか不鮮明。血統は淫魔姉弟に人間のヒロインと主人公が繰り広げるコメディ。腹に一物持つヒロインが主人公を出し抜こうと企てるというのはトレーナーの得意とする血統(設定)。安馬(低価格)ながら不気味な存在に思える。後はトレーナーが趣味にこだわり暴走してしまわないかどうかだけ。いくら切れのいい変化球を投げても、ストライクゾーンを大きく外すようではバットを振ってくれない。その点は気がかりだが、思い切って穴で狙ってみる価値はありそうだ。
期待度 ★★★
LOVEREC. -ミニシアターズ- (ALcot)
これまで直仔(FD)を数多く出走させているALcot厩舎だが、姉妹厩舎のハニカムほど所属馬が成功していないだけに、成績の方もそれに準じたものとなっている。父(本編)は出走前にハニカム色が強いと言われてきたが、レースでは案外。凡走原因を作ったのは主人公のダメさで、カメラにこだわりを持つといえば印象が良いが、あまりに変人色が強すぎた。今回の直仔は定番のヒロインアフターに、ウリの一つだった妄想RECモードのアペンドデータ。ALcot厩舎の過去の所属馬のデータが付くというのが魅力だが、妄想RECモード自体ほとんど話題に上らなかっただけにそれほどの上積みはなさそう。大きな期待はしづらいというのが正直なところだ。
期待度 ★★
(本紙の見解)
頭数が揃わず寂しい一戦。ここなら凍京NECRO (NitroPlus)の実績に期待したい。この厩舎の特徴である思い切った挑戦が裏目に出てしまう可能性があるのは否めないが、元々ハードボイルドで定評のある厩舎。余所とは違う燃えを見せてくれそうだ。過去の名馬の名を冠す妻みぐい3(アリスソフト)も不気味な存在。厩舎を離れフリーになってから騎乗馬に恵まれない黒田晶見が、出身厩舎からの依頼に燃えていそう。抜きには定評があるだけに不気味だ。父の成績が案外だったGEARS of DRAGOON2 ~黎明のフラグメンツ~ (NineTail)だが、トレーナーの顔ぶれを一新し新味を出してきそう。潜在能力は高いだけに変わり身は十分ありえる。人気になりそうな働くオトナの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ) はマイナス材料が多くこの3頭には遠く及ばない。あえて穴で狙うなら、凡走の可能性が強い反面、大駆けの可能性もあるらぶきゅばす! ~おんなのこあくま♀♂おとこのこあくま~ (CuteRush)の一発か。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アンゲネームプラッツ(HexenHaus)
厩舎(ブランド)開設しての2戦はいいところなしというHexenHausの最新馬。トレーナー(ライター)の望月JETと神野マサキのコンビはこの厩舎だけでなくPeasSoftでも出走馬を手がけているが結果を出していない。学内カフェというコンセプトはありがちだが、それを部活動で行うとなるとそれなりの説得力が必要。といっても主人公に女装させるという発端からしてお察しレベル。流され系主人公と強気メインヒロインという組み合わせは悪くないが、他に腹黒タイプのヒロインが多めというのも気になる点。今回も大きな期待は出来そうもないか。
期待度 ★☆
カスタムメイド3D2+(KISS)
近走目立った成績がなかったKISS厩舎が久々に送り出した上級馬がカスタムメイド3D2 だったが、今回はその直仔(FD)が出走する。昨年10月出走した全兄はほぼ顔見せに終わってしまったが馬体の内容から考えれば仕方がないところ。今回はそれと比べれば上積みはありそう。走り(シナリオ)に内容がないのは父(本編)も同じだっただけに不安はない。後は新たに追加されたメイドバトルや新規追加プレイのデキ次第。といってもこの厩舎の直仔は数多く出走させすぎて好成績に繋がっていない。メンバーが軽いとはいえ勝つまでの期待はどうか。
期待度 ★★☆
▲GEARS of DRAGOON2 ~黎明のフラグメンツ~ (NineTail)
DualTail&NineTailの所属馬にしては物足りない成績に終わった父(本編)だったが、RPG部分の評価は悪くはなかった。今回はそのRPG部分を進化させてきたと厩舎は自信を持つ。この厩舎だけに自由度はそのままに幅広い難易度を搭載することによって、長距離をこなすスタミナは十分持っているだろう。あとは走り(シナリオ)が足を引っ張らないかどうかだけ。今回父と比べるとトレーナーを総入れ替えしてきたが、この厩舎で実績あるあくまっこはまずまず信頼できるものの、他の2人は実績的に不安が多い。それでもこのメンバー相手なら確実に上位へ食い込んできそうだで、単穴以下には落とせない。
期待度 ★★★☆
恋のハニトー ~えっちで甘いハニートラップ~ (WHITESOFT-ALBINO)
その血統(設定)から人気を集めながらも、その能力を生かしきれずに凡走というケースが多いWHITESOFTの姉妹厩舎が開業。本家はミヤスリサら渋い騎手人選をしてきたが、今回は別路線(ラノベ)で活躍するシロガネヒナを起用とやや傾向が違っている。馬名(タイトル)を見る限り、これまでの走り(シナリオ)重視でなくエロ重視の作戦だろうが、これまでエロ薄傾向の所属馬が多かったWHITESOFTだけに、この方針変更は違和感が多い。トレーナーも本家のさくらシンクロニシティでサブを務めた聖兎月で実績も乏しく、不安ばかりが先立つ。追い切り(体験版)も目立つところがないだけに、見送りでいいだろう。
期待度 ★☆
光翼戦姫エクスティアII (Lusterise)
変身ヒロイン凌辱と純愛のニックスといえば超昂天使エスカレイヤーという名馬がいるが、他に成功した馬となるとすぐには思い出せない。この馬の全兄(前作)は善戦までだっただけに、そこからどこまで変わり身を見せるかがカギ。プラス要素は追加ヒロインだが、いくら正義のためとはいえ複数のヒロインとHするのが純愛とどう結びつけるのかが問題。うまく嵌れば好走もあるだろうが、違和感となってしまえば凡走となってしまいそう。トレーナーがそこそこ変身ヒロイン系を手がけているのはプラスだが、あくまで凌辱メインでの実績。やはり期待よりも不安が大きい。
期待度 ★★
戦御村正 -剣の凱歌- (げーせん18)
これまで三国志や日本の戦国時代といった血統のSLG馬を出走させてきたげーせん18だが、今回新たな血統で挑む一戦。ウォーゲームを思わせるヘックスのマップに兵器を生産して敵根拠地を占領していくという件は大戦略を思わせるが、システムソフトと繋がりがあることを考えれば、ゲーム的にはそれほど悪い仕上がりにはならないと予想。ただウォーゲームのように実在の国家が登場するのでなく仮想国家や戦史という点で、最初からファンの脳内補完に頼りきりになるというのはマイナス点。登場ヒロインも実在でないだけにトレーナーの手腕も重要となるがそれも未公開と未知数な部分が多すぎる。初戦からきっちり仕上げてくる厩舎でないだけに一走目は静観するのが妥当か。
期待度 ★★
〇妻みぐい3(アリスソフト)
アリスソフトの抜き系馬としていまだ記憶に残る妻みぐいが10年の時を経て後継馬(続編)が登場。騎手は当時所属騎手だったフリーのちょも山(黒田晶見)を招聘したというのもオールドファンにとっては嬉しい点で、騎手の持ち味である年上人妻ヒロインの魅力が堪能できそう。父の妻みぐい2はNTR展開があり一部ファンには不評だったが、今回は純愛とNTRという二つの展開が楽しめる上に、寝取りを狙う男共と手練手管を駆使してのバトルがいかにもバカっぽくて面白い。これならNTRアレルギーのファンにも受け入れられそう。最近アリスソフトの馬たちの成績が上がっているのも心強い。今回のメンバー相手なら充分勝負になりそうだ。
期待度 ★★★☆
◎凍京NECRO (NitroPlus)
挑戦的な馬を次々と送り出すニトロプラスがおよそ3年ぶりに新馬を出走させる。別路線での仕事も多い深見真の生産馬(原案)にメイントレーナーの下倉バイオが調教を担当。最近はNATORI烏賊とのコンビで抜き系の馬への騎乗が多かった大崎シンヤが月光のカルネヴァーレ 以来久々に下倉バイオとコンビを組むなど注目点は多い。追い切りは戦闘シーンが主で肝心の走りは目立つところがなかったが、バトルに力を置いた仕上げはいかにもこの厩舎らしい。後は魅力ある人物がどのように描かれていくかだが、世界観が今ひとつ不鮮明でそのあたりがおざなりだと折角の技術も宝の持ち腐れになってしまう可能性も。ただそこは実績のある厩舎だけにそこまで酷くはならない筈。このメンバー相手なら直線あっさり抜け出してきそう。
期待度 ★★★★
蜥蜴の尻尾切り ~切れないしっぽ~(CYCLET)
昨年のメインレース(11月)に出走した蜥蜴の尻尾切りから早くも直仔(FD)が登場。当面インターネット(ダウンロード)専売ということもあって、本賞金(データ数)不足となってしまうのが気がかりで、父(本編)も好走したものの本賞金は多くなく現実的に馬券に絡むのは難しそう。それでも父のファンにしては同血統で別のヒロイン相手にどのような走りが展開されるか興味は尽きない。着順や走破時計は別としてどのような競走を見せるか注目して見てみたい。
期待度 ★★
働くオトナの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ)
デビュー戦のできない私が、くり返す。でなかなかの結果を出したトレーナー中島大河だが、今回は一転大人の恋愛をテーマに挑む。学園萌え系が主体の競馬(エロゲー)界において、社会人の恋愛関係を面に押し出す血統は珍しい。騎手は前走でもコンビを組んだ秋空もみぢで、大人の女性を描くという点ではミスチョイスに思えるが、一介の抜き系ではなさそうで不安は小さい。ただ大人の恋愛というコンセプトは悪くないが、ヒロイン連がどうもアクが強いのが気になる。大人だからこそホッとできるヒロインが必要という思考も必要で、そのあたりの柔軟性が乏しいようだと走りにも影響してしまいそう。もう一つ気になるのが直前厩舎から発表されたアクチ実装。これまでこうした経緯を持つ馬はことごとく凡走しているだけにここは割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆
はにかみCLOVER (すたじお緑茶)
登録しては出走取消(延期)を繰り返すのが定番のすたじお緑茶が珍しく最初の発表どおりゲートインさせてきた。普通ならプラス材料と考えたいところだが、過去同じケースで取消なく出走した祝福の鐘の音は、桜色の風と共にが馬体重(内容)不足でいいところがなかっただけに逆に不安だ。血統は意外にもエロ寄りでライターの能力が未知数なだけに仕方のない面はあるが、多少はシリアスなところも見せないと再び内容のない走りとなってしまいそう。この厩舎だけに騎手の手腕には問題ないし、萌えに専念すればそれなりに走れそうだが、今回は不安材料が多すぎて買えない。
期待度 ★★
らぶ撮りハレーション (裸足少女)
明るい抜き系としてまずまずの成績を残す裸足少女の最新馬。前走は残念な結果に終わったが、アクセントで加えたSLG部分が逆に嫌われたのかもしれない。今回は別路線(ラノベ)でも活躍するごばんを起用。肉感ある馬体が特長の厩舎だけにこの起用は当たりそう。コスプレHが見所となりそうでエロにも期待できそうだが、前走同様脚元(システム)が面倒となると抜きに期待するファンに嫌われる可能性もありそう。ただ今回は厩舎もお手軽仕様と謳うだけにそこは改善してくると予想。まともな走りに期待するのは難しそうだが、メンバーが軽いだけに時計が掛かる展開なら。
期待度 ★★☆
△らぶきゅばす! ~おんなのこあくま♀♂おとこのこあくま~ (CuteRush)
出走数こそ少ないものの安定感ある走りに定評のあるデジタルキュートに姉妹厩舎が誕生。ただ本家の主戦騎手であるこうぐちもとは騎乗せず、トレーナーも不条理な走りに定評ある嘘屋 佐々木酒人と本家とは馬の雰囲気が変わってきそうで、どのような競走を見せるか不鮮明。血統は淫魔姉弟に人間のヒロインと主人公が繰り広げるコメディ。腹に一物持つヒロインが主人公を出し抜こうと企てるというのはトレーナーの得意とする血統(設定)。安馬(低価格)ながら不気味な存在に思える。後はトレーナーが趣味にこだわり暴走してしまわないかどうかだけ。いくら切れのいい変化球を投げても、ストライクゾーンを大きく外すようではバットを振ってくれない。その点は気がかりだが、思い切って穴で狙ってみる価値はありそうだ。
期待度 ★★★
LOVEREC. -ミニシアターズ- (ALcot)
これまで直仔(FD)を数多く出走させているALcot厩舎だが、姉妹厩舎のハニカムほど所属馬が成功していないだけに、成績の方もそれに準じたものとなっている。父(本編)は出走前にハニカム色が強いと言われてきたが、レースでは案外。凡走原因を作ったのは主人公のダメさで、カメラにこだわりを持つといえば印象が良いが、あまりに変人色が強すぎた。今回の直仔は定番のヒロインアフターに、ウリの一つだった妄想RECモードのアペンドデータ。ALcot厩舎の過去の所属馬のデータが付くというのが魅力だが、妄想RECモード自体ほとんど話題に上らなかっただけにそれほどの上積みはなさそう。大きな期待はしづらいというのが正直なところだ。
期待度 ★★
(本紙の見解)
頭数が揃わず寂しい一戦。ここなら凍京NECRO (NitroPlus)の実績に期待したい。この厩舎の特徴である思い切った挑戦が裏目に出てしまう可能性があるのは否めないが、元々ハードボイルドで定評のある厩舎。余所とは違う燃えを見せてくれそうだ。過去の名馬の名を冠す妻みぐい3(アリスソフト)も不気味な存在。厩舎を離れフリーになってから騎乗馬に恵まれない黒田晶見が、出身厩舎からの依頼に燃えていそう。抜きには定評があるだけに不気味だ。父の成績が案外だったGEARS of DRAGOON2 ~黎明のフラグメンツ~ (NineTail)だが、トレーナーの顔ぶれを一新し新味を出してきそう。潜在能力は高いだけに変わり身は十分ありえる。人気になりそうな働くオトナの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ) はマイナス材料が多くこの3頭には遠く及ばない。あえて穴で狙うなら、凡走の可能性が強い反面、大駆けの可能性もあるらぶきゅばす! ~おんなのこあくま♀♂おとこのこあくま~ (CuteRush)の一発か。
2015年12月14日
12月の発売予定表から
いよいよ今年も押し迫って最終レース(12月)。過去最終レースに必ず走らせてきた有力厩舎が存在しましたが、このところはここに照準を合わせて使ってくるということは見られなくなりました。それでも休み前ということで、SLGやRPGといった長く遊べる長距離血統に展開が向く可能性は一考したいところです。果たして終わりよければすべてよしといった結果になるでしょうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
△アマカノ ~Second Season~ (あざらしそふと)
厩舎(ブランド)デビュー戦でなかなかの走りを見せたアマカノの直仔(続編)。雪国を舞台としたのはそのままにヒロインを一新。父(前作)よりお台(価格)が上がったのは微妙も、ヒロイン数が増えたことを考えると止む無いか。追い切り(体験版)はそれほど目立った動きではなかったが、好評だった雰囲気の良さは父同様でその点は安心できる。ヒロインの布陣がやや定番過ぎて新鮮味は感じられないが、奇をてらわずに萌え一本で勝負する腹積もりか。あとエロが極端に薄くならなければ、父同様の走りを期待して良さそう。
期待度 ★★★
△IZUMO4 (Studio e.go!)
エゴの屋台骨を支えたIZUMO血統から7年ぶりに後継(新作)が出走。でぼの巣製作所でなくエゴから走らせるところに何か思惑があるかもしれないが、オールド競馬(エロゲー)ファンには懐かしい血統が復活したというのは感慨深い。トレーナー(ライター)はさすがに高橋直樹ではなかったが、高濱亮と昏式龍也を起用してきたのは驚いた。lightでの実績を見て分かるように燃えに定評のあるトレーナーだけに、血統との相性も良さそう。後は脚元(システム)がどうでるかがカギ。年末出走ということを考えると、長距離に適正があれば好走もありえる。といっても近走を考えると過大評価は禁物。あくまで押さえでの狙いか。
期待度 ★★★
お兄ちゃん!! 射精の管理は妹に任せて!! (アトリエかぐや)
有栖川千里とmeroがタッグを組んだアクよめ! 悪魔な嫁に絞られるはもう一つ伸び切れず。かぐやの人気騎手2人が組んだだけに入着できなかったというのは寂しい。ただ今回はmeroが得意とする妹系。ただ以前のような可愛い系の妹ではないだけに、過去走ったたまはじ!のような走りを期待すると微妙に感じるかも。それでも抜きを考えればかなりレベルは高い。妹一本でなく妹の友人も絡めて、妹たちにHで責められる兄というシチュが楽しめるなら問題なさそう。時計が掛かるなら食い込んでくる可能性もあるか。
期待度 ★★★
お兄ちゃんティーチャー ~秘密の授業を希望します!~ (Galette)
幼馬(ロリ)専門厩舎としてはもはや新興勢力とはいえなくなってきたGalette厩舎だが、前走のロリポップファクトリーは期待ハズレの結果に。巻き返しを狙う今回は、まずまず成功した お兄ちゃん、右手の使用を禁止します! と同系で浮上を狙う。ただ学園ものと妹系の両立というという厩舎の狙いは分からないでもないが、主人公が先生で生徒が妹4人だけという血統(設定)では幅の広さはなく、本来の学園系らしい走りは期待できそうもない。トレーナーも幼馬の調教での実績は今ひとつ。追い切りの気配も平凡で大きな魅力に欠けるだけに見送りが妥当か。
期待度 ★★
姦染 CLIPPING CHRONICLE (SPEED)
凌辱抜き系では随一の実績を誇るジェントル佐々木が主戦騎手として全馬の手綱を握っているのがSPPEDの看板母系(シリーズ)である姦染。今回はネット投票(専売)ということで安馬(低価格)となっており、馬体(容量)については期待できなさそう。姦染の持ち味である乱交シーンもヒロイン数が絞られることによって幅が狭くなってしまうと見るのが妥当。もちろん安馬としての武器を活かし無駄な部分ををバッサリ刈り込んで走れる態勢を整えてくる可能性はあるが、その確率は低そう。見送りでいいだろう。
期待度 ★★
▲機関幕末異聞 ラストキャバリエ (キャラメルBOX)
おとボクののり太と嵩夜あやのコンビが古巣のキャラメルBOXに戻っての初戦のセラミラスの天秤は見所ある走りは見せたもののファンの期待に応えたとは言いがたい部分はあった。それだけに今回は期するものがあるだろう。過去競馬(エロゲー)界では何度も取り上げられた新撰組が舞台ということで、新鮮味には欠ける部分はあるが、そこは嵩夜あやの手腕に期待したい。歴史系ということである程度ファンの素養が必要となるだろうが、主人公の沖田総司と史実ではあまり絡まない坂本竜馬や佐久間象山がヒロインの一角を占めるところを見ると、史実を忠実に追うタイプではなく広くファンに受け入れられる可能性は強い。個別ルートがあっさり気味だった前走の反省を生かせれば勝ち負けを争える能力はある。
期待度 ★★★★
巨乳令嬢MC学園 (ルネ)
最近巨乳を冠名とした馬を中心に走らせているルネの最新馬。ただ巨乳系はライバルが多く存在感が発揮できていないのは確か。今回もこの母系に騎乗しているスカイハウスが鞍上だが、年上ヒロインを得意とする騎手だけに学園が舞台という馬への起用はやや手が合わない嫌いも。虐げられた主人公がヒロインを洗脳して逆襲するという血統は定番すぎて魅力は乏しい。老舗厩舎でベテラン騎手が鞍上ということで、抜きに関してはある程度信頼できるが、それだけの材料で好走を期待するのはやはり苦しいか。
期待度 ★★
QUINTUPLE☆SPLASH (Parasol)
人気騎手を多く輩出したF&C厩舎出身のちこたむを主戦として擁してきたParasolだが、今回は魚にみけおう、ゆき恵、桜はんぺんといった複数騎手に依頼。起用した騎手の知名度はちこたむに劣るものではないが、ヒロイン1人に騎手1人という分業体制はこれまでの厩舎のイメージをやや損ねた嫌いも。ただこれまで所属馬が好走した例はないだけに心機一転の意があったかもしれない。ただ不振の原因は萌え系として平凡な走りを続けていることにあって、トレーナーの顔ぶれが変わらないことには巻き返しは難しい。追い切りの動きも冴えず今回も期待できそうもない。
期待度 ★☆
狂いの月 (地雷ソフト)
厩舎開業時に関わった丸山剛が離れ、新たにスタートを切った形だった螢火ノ少女は大惨敗。トレーナーの名前から大きな期待は最初からしていなかったが、それにしても負けっぷりは酷かった。あの競走から変わり身を期待するのは厳しいが、前走よりは走りそうな気配は漂っている。ただシミュレーションADVと謳う割りには、脚元(システム)は不鮮明で、追い切りも公開なし。凌辱系であるのは間違いなさそうだが、どのような走りをするのか想像つかない。といっても多少の変わり身を見せたとしても、スタッフの顔ぶれから考えて厳しいレースとなるのは間違いなさそう。
期待度 ★★
賢者の贈り妹(脳内彼女)
脳内彼女といえば騸馬(男の娘)という印象が強いが、古くからのファンなら妹系と答えるかもしれない。そんな妹オンリー系では久々の出走となった前走のな妹き! は入着どまり。それでも高馬(フルプライス)でないというハンディを負っていたことを考えればまずまずの時計で駆けたといえる。今回も同価格帯だけに大きな変わり身は難しいだろうが、ヒロインも1人増え脳内彼女得意の妹による兄責めプレイが嵌れば面白い。それでも勝ち負けを争うまでの期待となると難しいか。
期待度 ★★☆
真痴漢王 (Liquid)
ネクストン系列の凌辱専門厩舎であるLiquidの最新馬。といっても過去安馬として走った痴漢王2頭の全弟で、兄(前作)たちがあまり走っていないだけに期待しにくいのは確か。ヒロインは兄から継続した面々に追加ヒロインを含めて、兄とは違い高馬らしい豪華な布陣。といっても同血統でお台がかなり上がってしまうというのはやはりマイナスだ。痴漢系は血統がバカバカしいものがほとんどだが、そこをいかに真面目に走らせるかというギャップが見所となる。ただ兄が走っていないということは、そのあたりも曖昧となっているかもしれない。騎手の日陰影次の手腕に不安はないが、それ以外に買える材料が乏しくてここでは厳しそう。
期待度 ★☆
JKトラブめいん”s (娘娘)
ぱれっとの姉妹厩舎として萌えエロ重視として開設された娘娘がデビュー戦から間をおかず2頭めを走らせてきた。騎手は同じレースに出走するGaletteで手綱を握ったK子だが、幼馬(ロリ)に実績が集中しているとはいえ専門騎手というほどではないだけにそれほど心配はない。明るく楽しいエロという厩舎のコンセプトから考えるとやや走りはコメディに偏っている気がしないでもないが、動画でエロを補填できることを考えれば十分だ。ただデビュー戦でも気配は上々ながら実戦では案外だっただけに信頼度は低い。押さえで買うのが精一杯だろう。
期待度 ★★★
△その古城に勇者砲あり! (ソフトハウスキャラ)
持ち味の長距離血統を生かしきれず空振りが目立つキャラ厩舎の最新馬。拠点防衛SLGというと不振に終わった門を守るお仕事を思い出させる。過去の所属馬と比べ進化がほとんど見られないのが近頃のキャラだったが、今回は単一でなく、マップが広がっていくなど反省が見られるのはプラス材料。トレーナーは厩舎開設以来担当してきた内藤騎之介から変更し外部に依頼するという大英断。といってもほのぼの凌辱と厩舎のファンに嘲笑とも親しみとも取れる温い走りは恐らく変わらないだろう。といってもこの厩舎の好走する時は長距離をバテずにファンを楽しませることが出来るかどうか。最近の成績が成績だけに信頼感は乏しいが押さえで狙うなら。
期待度 ★★★
ソラコイ (Chelseasoft)
新たな厩舎開業初戦で、MOREがpure moreに続いてもう一つ姉妹厩舎を開業させた形となる。宮坂みゆと宮坂なこの宮坂姉妹を騎手に起用したのが最大のウリで、これまで起用してきた騎手を考えると人気騎手の宮坂みゆに依頼したというのはかなりの英断だ。顔のそっくりな幼馴染が主人公をめぐって争うという血統だが、そこにどのような要素を絡めるかで好走できるかが決まる。トレーナーは少女アクティビティでコンビを組んだジェームス伊達と秋田マイコで少し捻った血統が予想されるところ。ただ追い切りの評価は芳しいものではない。前走でもヒロインの魅力が上手く伝わらないところがあったが、今回はそれがより顕著に感じられるところが痛い。これは萌え系にとっては致命的だ。直線で伸びてくるかもしれないが、出遅れが響いてしまう可能性の方が強そうだ。
期待度 ★★
△つよきすFESTIVAL(CandySoft)
つよきす初代デビュー10周年記念と銘打って出走するが、内容はつよきすNEXTとつよきす3学期の直仔(FD)と見て良さそう。トレーナーは2頭を手がけたさかき傘が務めるだけにすハズレはないはず。ただ成長したとはいえ、初代つよきすのヒロインに似せるのを騎手が放棄したように見えるのはどうか。その違和感さえ感じなければまずまず期待できそう。といっても初代つよきすとつよきすNEXTでは同血統とはいえ毛色はかなり変わったように感じられただけに、ニックスして反発しないかどうか心配。能力はあってもそれが100%発揮できるかどうかは微妙かも。
期待度 ★★★☆
鉄と裸 (つるみく)
独特の血統を走らせることで、凌辱系厩舎の中で異彩を放っているつるみくがファンタジー凌辱に挑む。よくあるファンタジー血統だと、エルフや獣人などのヒロインを凌辱するというのが定番だが、この馬は魔装具と呼ばれる騎士の鎧を使ってヒロインを籠絡させるという、つるみくらしい少し捻った血統。ただ追い切りが公開されてなく、厩舎を取材しても情報は少ない。おそらく直前出走取消(延期)となるのが濃厚だろうが、例えゲートインしたとしてもきっちり仕上げてきているか疑問。臨戦過程がまともなら気になる馬だが、これなら消しでよさそう。
期待度 ★☆
天文時計のアリア (Campus)
前レースにハルウソでデビューしたCampusが連闘で挑むというのは異例。lightでの活躍が印象に残る泉まひるだが、厩舎が変わっても魅力は衰えていない。ただ安馬らしくヒロイン1人のみで血統に広がりが見られそうもないのが不安。ただヒロインは騎手の手腕もあってか好印象。最近はこれといった馬を手がけていない木村ころやだが、萌えだけで十分勝負になりそうな予感。ただやはり安馬だけに萌え系として勝ちきるならばエロ以外にもう一つ材料が欲しいのは確か。
期待度 ★★★
働くオトナの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ)
主人公が学生でなく社会人で、ヒロインの殆どが社会人というのはありそうでなかった血統。競馬ファンの大部分が社会人ということを考えれば、こうした馬がもっと増えてきてもいい。トレーナーはできない私が繰り返すでデビューしてまずまずの結果を出した中島大河というのも楽しみだ。ただ追い切りを見る限り、これまで学園を舞台にしていたのがそのまま社会人生活になっただけという印象が強い。学園という閉鎖空間でなく世界観に広がりがあるのは良いが、主人公の思考があまり社会人らしくなさそうに感じられるのもややマイナス。ヒロインの容姿も大人の女性という雰囲気にやや欠けていて騎手の起用もミスチョイス気味。大物っぽい雰囲気はあるが、雰囲気だけで終わってしまいそうだ。
期待度 ★★☆
〇フェアリーテイル・アンコール(ライアーソフト)
他の厩舎とは一線を画しマイナーな血統を走らせるライアーソフトの中でも、とびきり異彩を放ったのがフェアリーテイル・レクイエムだったが、最終レースに早々と直仔(FD)が登場。走り自体は父(本編)で完結していただけに、新たな患者を登場させるのと、必ずしもハッピーエンドには辿り着けなかったヒロインの救済というのが内容か。アクの強い内容なだけに人を選ぶのは当然だが、父のファン以外がこの馬を買うとは思えないだけに、父よりも速い時計で駆ける可能性は高い。となればよほど馬体が薄かったり虫でも湧いていない限り、あっさり勝たれても不思議なく当然上位争いできる馬だろう。
期待度 ★★★★
◎見上げてごらん、夜空の星を (PULLTOP)
PULLTOPの最新馬はこの大空に、翼をひろげてで成功した紺野アスタをトレーナーに迎えて、あの走りの再現を狙う。今回は同じ空を舞台といっても星空の世界。天文を舞台とした馬は競馬界では多くて意外性には乏しいが、正統派の青春萌え系という意味では奇をてらわない方が堅実に走れる。追い切りも長めで意欲的。過去の回想がたびたび出るところを考えると幼馴染ヒロインが優遇されそうで、他のヒロインに期待すると裏切られる可能性は強い。ただこの大空に、翼をひろげても一点突破で成功しているだけに、さほどマイナスにはならない。能力を考えれば軸にするならこの馬からか。
期待度 ★★★★☆
(本紙の見解)抜けた実力馬の存在こそ見当たらないが、まずまずメンバーが揃って面白いレースが見られそう。本命は過去の実績を考えれば見上げてごらん、夜空の星をで良さそう。といっても能力的に抜けているわけでなく他馬でも食い込む余地は充分。フェアリーテイル・アンコールも前走走っていて上積みも期待できるとなれば逆転する可能性は有りそう。このスタッフが女装主人公ものに挑むということで注目される機関幕末異聞 ラストキャバリエも不気味な存在であっさり勝たれてしまう可能性も。人気血統のお祭り的存在のつよきすFESTIVALも勝つまではどうかといったところだが、連穴には欠かせない。久々に追い切りに見所あったIZUMO4にその古城に勇者砲あり! といった長距離血統も押さえておきたいし、時計が掛かればアマカノ ~Second Season~が恵まれる可能性も。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
△アマカノ ~Second Season~ (あざらしそふと)
厩舎(ブランド)デビュー戦でなかなかの走りを見せたアマカノの直仔(続編)。雪国を舞台としたのはそのままにヒロインを一新。父(前作)よりお台(価格)が上がったのは微妙も、ヒロイン数が増えたことを考えると止む無いか。追い切り(体験版)はそれほど目立った動きではなかったが、好評だった雰囲気の良さは父同様でその点は安心できる。ヒロインの布陣がやや定番過ぎて新鮮味は感じられないが、奇をてらわずに萌え一本で勝負する腹積もりか。あとエロが極端に薄くならなければ、父同様の走りを期待して良さそう。
期待度 ★★★
△IZUMO4 (Studio e.go!)
エゴの屋台骨を支えたIZUMO血統から7年ぶりに後継(新作)が出走。でぼの巣製作所でなくエゴから走らせるところに何か思惑があるかもしれないが、オールド競馬(エロゲー)ファンには懐かしい血統が復活したというのは感慨深い。トレーナー(ライター)はさすがに高橋直樹ではなかったが、高濱亮と昏式龍也を起用してきたのは驚いた。lightでの実績を見て分かるように燃えに定評のあるトレーナーだけに、血統との相性も良さそう。後は脚元(システム)がどうでるかがカギ。年末出走ということを考えると、長距離に適正があれば好走もありえる。といっても近走を考えると過大評価は禁物。あくまで押さえでの狙いか。
期待度 ★★★
お兄ちゃん!! 射精の管理は妹に任せて!! (アトリエかぐや)
有栖川千里とmeroがタッグを組んだアクよめ! 悪魔な嫁に絞られるはもう一つ伸び切れず。かぐやの人気騎手2人が組んだだけに入着できなかったというのは寂しい。ただ今回はmeroが得意とする妹系。ただ以前のような可愛い系の妹ではないだけに、過去走ったたまはじ!のような走りを期待すると微妙に感じるかも。それでも抜きを考えればかなりレベルは高い。妹一本でなく妹の友人も絡めて、妹たちにHで責められる兄というシチュが楽しめるなら問題なさそう。時計が掛かるなら食い込んでくる可能性もあるか。
期待度 ★★★
お兄ちゃんティーチャー ~秘密の授業を希望します!~ (Galette)
幼馬(ロリ)専門厩舎としてはもはや新興勢力とはいえなくなってきたGalette厩舎だが、前走のロリポップファクトリーは期待ハズレの結果に。巻き返しを狙う今回は、まずまず成功した お兄ちゃん、右手の使用を禁止します! と同系で浮上を狙う。ただ学園ものと妹系の両立というという厩舎の狙いは分からないでもないが、主人公が先生で生徒が妹4人だけという血統(設定)では幅の広さはなく、本来の学園系らしい走りは期待できそうもない。トレーナーも幼馬の調教での実績は今ひとつ。追い切りの気配も平凡で大きな魅力に欠けるだけに見送りが妥当か。
期待度 ★★
姦染 CLIPPING CHRONICLE (SPEED)
凌辱抜き系では随一の実績を誇るジェントル佐々木が主戦騎手として全馬の手綱を握っているのがSPPEDの看板母系(シリーズ)である姦染。今回はネット投票(専売)ということで安馬(低価格)となっており、馬体(容量)については期待できなさそう。姦染の持ち味である乱交シーンもヒロイン数が絞られることによって幅が狭くなってしまうと見るのが妥当。もちろん安馬としての武器を活かし無駄な部分ををバッサリ刈り込んで走れる態勢を整えてくる可能性はあるが、その確率は低そう。見送りでいいだろう。
期待度 ★★
▲機関幕末異聞 ラストキャバリエ (キャラメルBOX)
おとボクののり太と嵩夜あやのコンビが古巣のキャラメルBOXに戻っての初戦のセラミラスの天秤は見所ある走りは見せたもののファンの期待に応えたとは言いがたい部分はあった。それだけに今回は期するものがあるだろう。過去競馬(エロゲー)界では何度も取り上げられた新撰組が舞台ということで、新鮮味には欠ける部分はあるが、そこは嵩夜あやの手腕に期待したい。歴史系ということである程度ファンの素養が必要となるだろうが、主人公の沖田総司と史実ではあまり絡まない坂本竜馬や佐久間象山がヒロインの一角を占めるところを見ると、史実を忠実に追うタイプではなく広くファンに受け入れられる可能性は強い。個別ルートがあっさり気味だった前走の反省を生かせれば勝ち負けを争える能力はある。
期待度 ★★★★
巨乳令嬢MC学園 (ルネ)
最近巨乳を冠名とした馬を中心に走らせているルネの最新馬。ただ巨乳系はライバルが多く存在感が発揮できていないのは確か。今回もこの母系に騎乗しているスカイハウスが鞍上だが、年上ヒロインを得意とする騎手だけに学園が舞台という馬への起用はやや手が合わない嫌いも。虐げられた主人公がヒロインを洗脳して逆襲するという血統は定番すぎて魅力は乏しい。老舗厩舎でベテラン騎手が鞍上ということで、抜きに関してはある程度信頼できるが、それだけの材料で好走を期待するのはやはり苦しいか。
期待度 ★★
QUINTUPLE☆SPLASH (Parasol)
人気騎手を多く輩出したF&C厩舎出身のちこたむを主戦として擁してきたParasolだが、今回は魚にみけおう、ゆき恵、桜はんぺんといった複数騎手に依頼。起用した騎手の知名度はちこたむに劣るものではないが、ヒロイン1人に騎手1人という分業体制はこれまでの厩舎のイメージをやや損ねた嫌いも。ただこれまで所属馬が好走した例はないだけに心機一転の意があったかもしれない。ただ不振の原因は萌え系として平凡な走りを続けていることにあって、トレーナーの顔ぶれが変わらないことには巻き返しは難しい。追い切りの動きも冴えず今回も期待できそうもない。
期待度 ★☆
狂いの月 (地雷ソフト)
厩舎開業時に関わった丸山剛が離れ、新たにスタートを切った形だった螢火ノ少女は大惨敗。トレーナーの名前から大きな期待は最初からしていなかったが、それにしても負けっぷりは酷かった。あの競走から変わり身を期待するのは厳しいが、前走よりは走りそうな気配は漂っている。ただシミュレーションADVと謳う割りには、脚元(システム)は不鮮明で、追い切りも公開なし。凌辱系であるのは間違いなさそうだが、どのような走りをするのか想像つかない。といっても多少の変わり身を見せたとしても、スタッフの顔ぶれから考えて厳しいレースとなるのは間違いなさそう。
期待度 ★★
賢者の贈り妹(脳内彼女)
脳内彼女といえば騸馬(男の娘)という印象が強いが、古くからのファンなら妹系と答えるかもしれない。そんな妹オンリー系では久々の出走となった前走のな妹き! は入着どまり。それでも高馬(フルプライス)でないというハンディを負っていたことを考えればまずまずの時計で駆けたといえる。今回も同価格帯だけに大きな変わり身は難しいだろうが、ヒロインも1人増え脳内彼女得意の妹による兄責めプレイが嵌れば面白い。それでも勝ち負けを争うまでの期待となると難しいか。
期待度 ★★☆
真痴漢王 (Liquid)
ネクストン系列の凌辱専門厩舎であるLiquidの最新馬。といっても過去安馬として走った痴漢王2頭の全弟で、兄(前作)たちがあまり走っていないだけに期待しにくいのは確か。ヒロインは兄から継続した面々に追加ヒロインを含めて、兄とは違い高馬らしい豪華な布陣。といっても同血統でお台がかなり上がってしまうというのはやはりマイナスだ。痴漢系は血統がバカバカしいものがほとんどだが、そこをいかに真面目に走らせるかというギャップが見所となる。ただ兄が走っていないということは、そのあたりも曖昧となっているかもしれない。騎手の日陰影次の手腕に不安はないが、それ以外に買える材料が乏しくてここでは厳しそう。
期待度 ★☆
JKトラブめいん”s (娘娘)
ぱれっとの姉妹厩舎として萌えエロ重視として開設された娘娘がデビュー戦から間をおかず2頭めを走らせてきた。騎手は同じレースに出走するGaletteで手綱を握ったK子だが、幼馬(ロリ)に実績が集中しているとはいえ専門騎手というほどではないだけにそれほど心配はない。明るく楽しいエロという厩舎のコンセプトから考えるとやや走りはコメディに偏っている気がしないでもないが、動画でエロを補填できることを考えれば十分だ。ただデビュー戦でも気配は上々ながら実戦では案外だっただけに信頼度は低い。押さえで買うのが精一杯だろう。
期待度 ★★★
△その古城に勇者砲あり! (ソフトハウスキャラ)
持ち味の長距離血統を生かしきれず空振りが目立つキャラ厩舎の最新馬。拠点防衛SLGというと不振に終わった門を守るお仕事を思い出させる。過去の所属馬と比べ進化がほとんど見られないのが近頃のキャラだったが、今回は単一でなく、マップが広がっていくなど反省が見られるのはプラス材料。トレーナーは厩舎開設以来担当してきた内藤騎之介から変更し外部に依頼するという大英断。といってもほのぼの凌辱と厩舎のファンに嘲笑とも親しみとも取れる温い走りは恐らく変わらないだろう。といってもこの厩舎の好走する時は長距離をバテずにファンを楽しませることが出来るかどうか。最近の成績が成績だけに信頼感は乏しいが押さえで狙うなら。
期待度 ★★★
ソラコイ (Chelseasoft)
新たな厩舎開業初戦で、MOREがpure moreに続いてもう一つ姉妹厩舎を開業させた形となる。宮坂みゆと宮坂なこの宮坂姉妹を騎手に起用したのが最大のウリで、これまで起用してきた騎手を考えると人気騎手の宮坂みゆに依頼したというのはかなりの英断だ。顔のそっくりな幼馴染が主人公をめぐって争うという血統だが、そこにどのような要素を絡めるかで好走できるかが決まる。トレーナーは少女アクティビティでコンビを組んだジェームス伊達と秋田マイコで少し捻った血統が予想されるところ。ただ追い切りの評価は芳しいものではない。前走でもヒロインの魅力が上手く伝わらないところがあったが、今回はそれがより顕著に感じられるところが痛い。これは萌え系にとっては致命的だ。直線で伸びてくるかもしれないが、出遅れが響いてしまう可能性の方が強そうだ。
期待度 ★★
△つよきすFESTIVAL(CandySoft)
つよきす初代デビュー10周年記念と銘打って出走するが、内容はつよきすNEXTとつよきす3学期の直仔(FD)と見て良さそう。トレーナーは2頭を手がけたさかき傘が務めるだけにすハズレはないはず。ただ成長したとはいえ、初代つよきすのヒロインに似せるのを騎手が放棄したように見えるのはどうか。その違和感さえ感じなければまずまず期待できそう。といっても初代つよきすとつよきすNEXTでは同血統とはいえ毛色はかなり変わったように感じられただけに、ニックスして反発しないかどうか心配。能力はあってもそれが100%発揮できるかどうかは微妙かも。
期待度 ★★★☆
鉄と裸 (つるみく)
独特の血統を走らせることで、凌辱系厩舎の中で異彩を放っているつるみくがファンタジー凌辱に挑む。よくあるファンタジー血統だと、エルフや獣人などのヒロインを凌辱するというのが定番だが、この馬は魔装具と呼ばれる騎士の鎧を使ってヒロインを籠絡させるという、つるみくらしい少し捻った血統。ただ追い切りが公開されてなく、厩舎を取材しても情報は少ない。おそらく直前出走取消(延期)となるのが濃厚だろうが、例えゲートインしたとしてもきっちり仕上げてきているか疑問。臨戦過程がまともなら気になる馬だが、これなら消しでよさそう。
期待度 ★☆
天文時計のアリア (Campus)
前レースにハルウソでデビューしたCampusが連闘で挑むというのは異例。lightでの活躍が印象に残る泉まひるだが、厩舎が変わっても魅力は衰えていない。ただ安馬らしくヒロイン1人のみで血統に広がりが見られそうもないのが不安。ただヒロインは騎手の手腕もあってか好印象。最近はこれといった馬を手がけていない木村ころやだが、萌えだけで十分勝負になりそうな予感。ただやはり安馬だけに萌え系として勝ちきるならばエロ以外にもう一つ材料が欲しいのは確か。
期待度 ★★★
働くオトナの恋愛事情 (あかべぇそふとすりぃ)
主人公が学生でなく社会人で、ヒロインの殆どが社会人というのはありそうでなかった血統。競馬ファンの大部分が社会人ということを考えれば、こうした馬がもっと増えてきてもいい。トレーナーはできない私が繰り返すでデビューしてまずまずの結果を出した中島大河というのも楽しみだ。ただ追い切りを見る限り、これまで学園を舞台にしていたのがそのまま社会人生活になっただけという印象が強い。学園という閉鎖空間でなく世界観に広がりがあるのは良いが、主人公の思考があまり社会人らしくなさそうに感じられるのもややマイナス。ヒロインの容姿も大人の女性という雰囲気にやや欠けていて騎手の起用もミスチョイス気味。大物っぽい雰囲気はあるが、雰囲気だけで終わってしまいそうだ。
期待度 ★★☆
〇フェアリーテイル・アンコール(ライアーソフト)
他の厩舎とは一線を画しマイナーな血統を走らせるライアーソフトの中でも、とびきり異彩を放ったのがフェアリーテイル・レクイエムだったが、最終レースに早々と直仔(FD)が登場。走り自体は父(本編)で完結していただけに、新たな患者を登場させるのと、必ずしもハッピーエンドには辿り着けなかったヒロインの救済というのが内容か。アクの強い内容なだけに人を選ぶのは当然だが、父のファン以外がこの馬を買うとは思えないだけに、父よりも速い時計で駆ける可能性は高い。となればよほど馬体が薄かったり虫でも湧いていない限り、あっさり勝たれても不思議なく当然上位争いできる馬だろう。
期待度 ★★★★
◎見上げてごらん、夜空の星を (PULLTOP)
PULLTOPの最新馬はこの大空に、翼をひろげてで成功した紺野アスタをトレーナーに迎えて、あの走りの再現を狙う。今回は同じ空を舞台といっても星空の世界。天文を舞台とした馬は競馬界では多くて意外性には乏しいが、正統派の青春萌え系という意味では奇をてらわない方が堅実に走れる。追い切りも長めで意欲的。過去の回想がたびたび出るところを考えると幼馴染ヒロインが優遇されそうで、他のヒロインに期待すると裏切られる可能性は強い。ただこの大空に、翼をひろげても一点突破で成功しているだけに、さほどマイナスにはならない。能力を考えれば軸にするならこの馬からか。
期待度 ★★★★☆
(本紙の見解)抜けた実力馬の存在こそ見当たらないが、まずまずメンバーが揃って面白いレースが見られそう。本命は過去の実績を考えれば見上げてごらん、夜空の星をで良さそう。といっても能力的に抜けているわけでなく他馬でも食い込む余地は充分。フェアリーテイル・アンコールも前走走っていて上積みも期待できるとなれば逆転する可能性は有りそう。このスタッフが女装主人公ものに挑むということで注目される機関幕末異聞 ラストキャバリエも不気味な存在であっさり勝たれてしまう可能性も。人気血統のお祭り的存在のつよきすFESTIVALも勝つまではどうかといったところだが、連穴には欠かせない。久々に追い切りに見所あったIZUMO4にその古城に勇者砲あり! といった長距離血統も押さえておきたいし、時計が掛かればアマカノ ~Second Season~が恵まれる可能性も。
2015年11月19日
11月の発売予定表から
年末の大レースが近づいてきたせいか、前レース(月)以上にメンバーが揃いました。断然人気を集めそうな馬は見あたりませんが、力量上位の馬が多く混戦に拍車をかけています。印の回らなかった馬でさえ他のレースに出走すれば勝ち負けしてもおかしくないだけに、競馬(エロゲー)ファンにとっては楽しみな一戦となりそう。ただその反面、かなり点数を広げなければならないだけに、泣く泣くオミットしなければいけない馬券(ゲーム)も複数でてしまいそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
えむリア! 俺がドMになったのはどう考えてもお前らが悪い(CarolWorks)
主人公マゾ系はバカ系と抜き系に片寄っているが、追い切り(体験版)を見る限りこの馬も同系。騎手の蜜桃まむとXeの実績から萌えに重心を置いてくるかと思いきや以外に萌えは薄め。アクが強いヒロインが主力で、清涼剤となりそうな星美も腹黒という面が公開されているところを考えると、萌え展開は薄く主人公受けのエロで押し切る作戦だろう。こういった血統(設定)は最後主人公がこれまで虐げられてきた恨みを晴らすような逆転があるかどうかで印象がガラリと変わってくるが、この馬はどうやらそのまま主人公がそのカーストの最下層に置かれたままゴール板を迎えてしまいそう。となると走り(シナリオ)には殆んど期待できず、エロのデキ次第で着順が決まってくる。ただそういった一本調子の走りで通用するほど今回の相手は甘くない。トレーナーの戦績を考えれば、入着があれば上々だろう。
期待度 ★★
△巨乳ファンタジー3(WAFFLE)
厩舎の人気母系(シリーズ)も今回で8代(作)目。どれもハズレなくほとんど走っているというのが凄い。今回は古代ローマ時代をモチーフに神話世界を絡めるという贅沢な配合。抜き系でありながら走り(シナリオ)にも手抜きしないという点がこの母系を成功に導いてきただけに今回も手抜きはないだろう。出走時期が2週間ほど遅いためか、追い切り(体験版)も公開されてなく、ラシックス(声優)も未公開と未知数な部分が多くて一抹の不安はあるが、実績どおりの走りを見せるなら上位陣相手でもそう引けはとらない。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
君と恋する学園喫茶(Reon)
中央(商業)デビューしての2戦は平凡な成績に終わり、そろそろ上級馬を輩出しないと厩舎存亡の危機ともなりかねないReonの最新馬。今回は競馬創成期からある喫茶店系という血統で挑むが、学園の喫茶部が舞台というのが目新しい点。ただ追い切りを見る限り普通の喫茶系とさほど変わるところは見られない。これまで血統的に面白味を感じさせながら、うまく走りに昇華できなかったことを考えると大きな期待はできそうもない。抜きに力を入れてきたのは好感も走りの裏づけがなければ好走は厳しい。ここも見送りか。
期待度 ★★
△キミのとなりで恋してる! THE RESPECTIVE HAPPINESS(ALcotハニカム)
おぅんごぅるのトレーナー(ライター)デビュー戦で好走をみせたキミのとなりで恋してる!の直仔(FD)。萌えとエロのバランスが絶妙だった走りから、今回も期待される面は大きい。新たに涼香の姉である彩香が加わり、前回非攻略ながら貢献大きい妹の恵とともにヒロインの列に果たして加わってくるのかが注目点だが、お台(販売価格)から恐らく非攻略となっていそう。それよりもこの2人がどこまで走りに幅をだせるかの方が問題だ。ヒロインのアフターにお邪魔虫的に加わるのでは芸がないが、そこはおぅんごぅるの手腕に期待したい。メンバーはかなり骨っぽいが実績はあるだけにそれなりに格好は付けてくれるだろう。
期待度 ★★★★
△恋する気持ちのかさねかた(ensemble)
主人公女装潜入系を得意とするensemble厩舎だが、今回は正統学園恋愛系。それでもヒロインに優等生やお嬢さまキャラを揃えたあたりがこの厩舎らしい雰囲気を残している。2つの学園を統合するにあたってのハプニングという血統は過去何頭かあってそれほど目新しさは感じない。それより過去この厩舎で強い印象を残した籐太がどこまで調教に関わっているかが注目点。ただ追い切りを見る限りはあまり籐太らしさは感じさせずその点は期待はずれ。ヒロインが2強色が濃厚にしてはトレーナーが4人というのも気になる。それでも複数トレーナー個々の実績は悪くなく、追い切りもまずまずの動き。といっても強調できる点が少ないだけに一線級と比べると分が悪いだろう。
期待度 ★★★☆
ここから夏のイノセンス!(クロシェット)
過去サガプラや角砂糖厩舎で起用されたせせなやうがクロシェットの馬の手綱を握る。クロシェットといえば乳と競馬ファンなら即答できるくらい乳にこだわりを持つ厩舎だが、巨乳ヒロインを得意としないせせなやうだけにそこは控えめ。といってもエロに関して薄くなるようだとこの厩舎の持ち味を失う。恐らくメイントレーナーは保住圭が務めていそうで、ならばイチャラブについては充分期待できそう。ただ殺伐とした未来世界から過去の田舎世界へタイムスリップしたという血統はやや凝りすぎの感。それなりに説得のある走りを直線(終盤)で見せないと、血統に足を引っ張られるかもしれない。ただそれを生かせれば好走も可能であり取捨選択は難しい。軸にするには不安が多く押さえで買うのが妥当なところか。
期待度 ★★★
コドモノアソビ(Lump of Sugar)
前レース(先月)出走を予定していたが直前に回避(延期)。追い切りも公開されていなかっただけに予想はされていたが、ただファンのことを考えればもう少し早い段階での発表をすべきだったろう。さてその追い切りを見てやや印象は良くなった感。トレーナーの布陣を厚くした結果、思ったより走りに力を入れてきた印象。ただその反面萌えを犠牲にした印象はありヒロインの層がやや薄く感じられたのは気がかり。好走したMagical Charmingの再現ができるかどうかだが、走りでよほど奮起しないと厳しいか。
期待度 ★★★
さみだれグローインアップ!(SAMOYED SMILE)
騎手の顔ぶれを見れば分かるようにシールの姉妹厩舎で、今回が開業初戦。といってもシールの脱バカ系としてseal-QUALIAがあり馬の傾向はほぼ同じ。といってもそのあまたらすリドルスターで経験不足を露呈してしまった格好で大きな変わり身となると疑問。抜きや凌辱では定評あるトレーナーのさんきちにハートフルラブコメディを冠する馬を任せるのはやはりミスチョイス。動画(アニメ)得意のシール系厩舎でその点に関しては買えるが、言い換えればそれ以外に押せる材料は乏しい。メンバー的にもここでは苦しい。
期待度 ★★
▲空色イノセント(あかべぇそふとすりぃ)
最近のあかべぇ厩舎の成績は今ひとつで、この馬もほぼ新人といっていいトレーナーが担当するとなると強気になれないのは確か。ただアルテミスブルーの井上啓二が一枚噛んでいて、航空機が絡んでの空が舞台となると簡単にオミットできない。アルテミスブルーは実質ヒロインが主人公を務めるという思い切った戦法を取ってきたが、この馬はオーソドックスな走りとなりそう。追い切りもまずまずでやや華に欠けるのは否めないが、逆にそこが特徴ともいえる。これなら騎手が一線級でなくとも充分勝負になる。人気の盲点となりそうで思い切って狙ってみる手はありそうだ。
期待度 ★★★★
ちんくる★ツインクルフェスティバル!(DigitalCute)
この馬も幾度の出走取消(延期)を繰り返してきたが、ようやくゲートイン(マスターアップ)した模様。凡走馬をほとんど走らせていない厩舎なだけに手堅い走りは見せられそうだが、ただ今回はなにせ明らかなバカ系。あてゅ・わぁくすでメイントレーナーを務めていた玉城琴也が調教を担当するが、走る馬をほとんど手がけていないというのも不安点。しかも今回は相手が揃いバカ血統で真っ向勝負するにはいかにも分が悪い。取消を繰り返した末に一番厳しいメンバーを相手に選んでしまったというのは皮肉としかいいようがない。
期待度 ★★★
蜥蜴の尻尾切り(CYCLET)
近走騙馬(男の娘)に騎乗している椎咲雛樹がかつて主戦場としていたサイクの馬に騎乗する。ブサイクでは異種姦系の馬で好走してきた騎手であり、最近原点回帰を目指しているCYCLETの馬とは手が合うはず。ただ今回は異種姦がメインではなく、人体切断を主軸としたグロと狂気に重きを置く。血統はほとんど見掛けたことはないが、惹かれるものは多い。ただトレーナーはこれまで走る馬を手がけたことはなく、どこまで血統を生かした走りを見せられるか不安は大きい。好走する可能性はあるが、その確率は必ずしも大きくないと見る。
期待度 ★★☆
ナデレボ!(自宅すたじお)
新規開業となる厩舎で、トレーナーは恋愛リベンジでデビューした十塚和に新人の梧有希というコンビ。未知数な部分は多いが、ヒロインの裏面の見せ方次第で良質なバカゲーとなりそうな予感はありそう。サブキャラも多彩でこういった血統の馬が走る条件は揃えている。恋愛リベンジでもキャラの掛け合いなどデビュー戦にしてはまずまず見所があっただけに、それなりの走りはできそうだ。ただ騎手はやや弱い印象で取材ではフォーム(作画)の崩れが気になる。バカゲーと見ればそれほど影響はないかもしれないが、バカ系でこの強力メンバー相手に挑むとなると、騎手の手腕にある程度頼らないと上位に食い込むのは難しいだろう。
期待度 ★★★
◎果つることなき未来ヨリ(FrontWing)
好走したグリザイア3代で大きな注目を集めたスタッフが再び結集。今回はいわゆる主人公異世界召喚系で、前走より以上に主人公の強さに磨きが掛かる。追い切りの動きも藤崎竜太らしい軽快な脚捌きを見せていて前走のファンの期待を裏切りそうな気配はない。ただ問題はHシーンが別装となっている点。未成年のファンを取り込みたいという厩舎の思惑が強く感じられるが、エロへの繋ぎが不自然となってくるというマイナスもある。学園を舞台とした萌え系なら影響は小さいだろうが、下ネタを織り交ぜた調教が持ち味の藤崎トレーナーにエロ別装を強いるとなると影響は小さくないだろう。反面そこさえうまく解決させれば圧勝してもおかしくない。やはりこの馬を中心にレースは動きそうだ。
期待度 ★★★★☆
ハラミタマ(アトリエかぐや)
復帰してから3戦したが、今ひとつ結果が付いてこない印象があるchoco chip騎手。そろそろ存在感を見せ付けておきたいところだが、今回も地味な印象。平凡な主人公が実は重要な因子を抱えていて、それを狙うためにヒロインが迫るという血統は新鮮味が薄い。そこを何とかしてきたのが往年のchoco chipだが、さすがにそこまでの迫力は現在なくしかもヒロインが3人と少なめ。この騎手に巫女服というのは新鮮で相性も良さそうだが、それだけで入着以上の成績を求めるのは厳しい。今回も持ち時計通りの成績に終わりそう。
期待度 ★★☆
ハルウソ Passing Memories(Campus)
この馬単一では安馬といっていいお台だが、ヒロインが4人いてそれを切り売りしていると考えれば決して安い買い物ではない。それはともかく厩舎としてもこの馬が凡走してしまっては、他の馬の出走にも影響するとあって掴みは非常に大事。ヒロインに優等生キャラをもってきたというのも納得で、人の嘘が分かるという主人公がヒロインの内面を知るという点でのニックスは良い。ただあまりにオーソドックス過ぎて展開が容易に予想できてしまいそうなのは難点。この血統だとやはり最後のどんでん返しに期待したいところだが、今回はそうなりそうもない。そうなるとこういった血統で切り売りしてしまったこと自体が間違いともいえる。豪華なラシックス(声優)は魅力だが、こういったマイナスをカバーするには難しい。様子見でいいだろう。
期待度 ★★
人妻スイミング倶楽部(INTERHEART)
近走まずまずの戦績を残しているインターハート厩舎だが、前走は不慣れな調教SLG系ということで結果が出ず。今回は騎手に大ベテランのINOを起用しての、古馬(人妻ヒロイン)限定抜き系。スイミングスクールが舞台ということで競泳水着に身を包む古馬は壮観だ。トレーナーは妹ドリームや天気雨で結果を出した花散さとで注目度は低いが意外に悪くない陣容だ。古馬にされるがままだった主人公が、直線に入ると逆に古馬を自在に操るようになるという逆転もシチュ的には魅力。ただ問題は古馬ヒロインにやや魅力を欠く点。エロさで充分釣り合いは取れそうな気がするが、もう少しファンを掴む工夫がないと今回相手が強力なだけに実戦で苦労しそう。
期待度 ★★☆
フォーリンラブ×4tune(Escude)
SLGや脱衣バトルなど多彩な血統を走らせるエスクードの最新馬だが、今回は他厩舎でも最近流行している萌え&抜き系ということでやや拍子抜けの感。それでも萌え&抜き系への騎乗といえばまず思い浮かべるみけおうを鞍上に、厩舎の看板馬となったあかときっでデビューした草上明と中々魅力ある騎手の顔ぶれだ。恋の矢を受けたヒロインが主人公に迫るという展開は定番も、ヒロインの中に矢を授けた女神やそれに対立する悪魔がいるというのは面白い。抜きだけでなく軽快なコメディ的走りも見せられるとなれば上位進出も不可能ではない。ただトレーナーが凡走馬ばかりを手がける若瀬諒を始めあまりに頼りない。同メンバーがトレーナーを務めた恋愛フェイズの走りを考えれば、このメンバー相手に勝負になるとは思えない。見送りでいいだろう。
期待度 ★★
〇僕はキミだけを見つめる I gaze at only you(インレ)
中央初挑戦のChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1- で一躍競馬ファンの注目を浴びたインレの最新馬。デビュー戦に続いて今回も地方(同人)時代実績のある馬の再出走(リメイク)とあって、かなりの能力を持っているのは確か。地方時代は走りも一本調子で分岐もなかったが、今回は高馬(フルプライス)なだけにさすがにヒロイン一人というわけにはいかず複数となる。まさかこのトレーナーだけに単なる増量には終わらないだろうが、それでもメインヒロインとの格差は大きそう。それでも芯となる部分がしっかりしていれば充分好走しそう。追い切りを見る限り萌えや抜きには期待できないものの、先が楽しみになりそうな走りっぷり。本命馬を負かせる筆頭候補はまずこの馬だろう。
期待度 ★★★★☆
△Maggotbaits(CLOCKUP)
4年前のeuphoria の快走がいまだ印象深いはましま薫夫の凌辱グロ路線だが、今回はバトル系を得意とする昏式龍也とコンビを組む。このトレーナーだけに当然戦闘にも力を入れてくるだろうが、厩舎の求める方向性から考えればダーク&バイオレンスが主眼となりそう。もちろんエログロ描写もかなり濃く、耐性がないファンにはとても勧められるものではないが、逆にいえば騎手のファンからすれば待ち望んでいた馬といえる。こういった燃え系とエログロ凌辱のニックスとうのは、最近ほとんど見当たらなかっただけにかなり新鮮。嵌れば大駆けも可能だろう。ただ主人公の強さをウリにしてきたトレーナーだけにヒロインの凌辱に対し何の手も打てないような展開が続くと大きく外してしまう可能性も考えられる。能力は相当なものがありそうでオミットするのは危険だが、軸で買うのは怖く穴候補の筆頭で。
期待度 ★★★★
マジカル☆ディアーズ(Navel honeybell)
初期の出走予定から5ヶ月経過してようやくゲートインに漕ぎ着けたように、臨戦過程でかなり紆余曲折があったよう。デビュー戦の空飛ぶ羊と真夏の花は人気騎手のたにはらなつきを鞍上に迎えながら見所のない走りとなってしまっただけに巻き返しを狙いたいところだが、トレーナーは前走と同じ森林彬。血統は凝っていて一見面白そうに思えるが、それを活かしきれないのがこのトレーナーのパターン。といってもヒロインはまずまず可愛くて走りもそれほど悪くはなく、全くの凡馬というわけではない。そこそこの走りは見せられるとは思うが、それでも今回はいかにも相手が強すぎる。メンバー的にも上位に食い込める可能性は低いだろう。
期待度 ★★☆
乱れ雪月華 儚く散る細雪(Lass Lunatic)
これまで騎手を生かした萌え系に別の要素を加えるといった馬を走らせてきたLassだが、今回はガラリと様相を変えて凌辱系血統で挑む。ただトレーナーのモーリーはHOOKでの仕事が多いように凌辱に手腕を発揮するタイプではない。くの一に忍術を授けるという名目で凌辱するというが、結局シチュのみで中身はヒロインもそれを承知済みといういわば萌え抜きに近い仕上がりとなりそう。いずれにしてもこれまでポテンシャルを充分発揮できないままの競走に終始したLass厩舎なだけに、未知数の分野でいきなり結果を出すという可能性は低いだろう。
期待度 ★☆
△嫁探しが捗りすぎてヤバい。(HULOTTE)
厩舎開業以来水準の高い萌えで着実に成績を残しているHULOTTEの最新馬。見所ある走りを見せた前走に気をよくしたのか今回も同じく深山ユーキをトレーナーに起用。特殊能力をアクセントにしたのも前走同様で、明らかに二匹目のどじょうを狙いにきた感が強い。確かにヒロイン萌えは中々で厩舎の思惑通りの結果となる可能性は充分。ただ前走はヒロインのレベルは相当高かっただけに、あのレベルを求めてしまうと不満に思う可能性も。となると今回脇役に回った印象が強い妹がどこまで走りに関わってくるかが好走へのカギとなりそうだが、正直そこまで期待するのは虫が良すぎる気がしないでもない。それでも萌え系としては能力はありそうで押さえておきたい馬。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)
出走馬のレベルが高く、どの馬に勝たれても不思議はない一戦。実績から考えれば果つることなき未来ヨリの本命は当然。ただ一般(非18禁)馬との絡みから不合理性を突かれると思わぬ苦戦も。地方時代の実績十分な僕はキミだけを見つめる I gaze at only youも殆ど実力に違いはない。追加要素次第では前走同様圧勝の可能性もある。不気味なのは人気の盲点になりそうな空色イノセント。トレーナーや騎手の知名度から低人気は当然もポテンシャルは上位陣に匹敵するだけに思い切って狙う。人気血統の最新馬巨乳ファンタジー3も怖い。主人公が変更されるなど不確定要素があるだけにやや評価を下げたが、影響なければ当然上位を争える。はましま薫夫と昏式龍也のコンビが新鮮なMaggotbaitsも過去の実績から考えれば上位に食い込んでもおかしくない。人気馬の直仔のキミのとなりで恋してる! THE RESPECTIVE HAPPINESSや嫁探しが捗りすぎてヤバい。に恋する気持ちのかさねかたといった萌え系勢も展開次第ではチャンスがありそうで、印が回らなかった馬を含めて激戦必至の好レースだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
えむリア! 俺がドMになったのはどう考えてもお前らが悪い(CarolWorks)
主人公マゾ系はバカ系と抜き系に片寄っているが、追い切り(体験版)を見る限りこの馬も同系。騎手の蜜桃まむとXeの実績から萌えに重心を置いてくるかと思いきや以外に萌えは薄め。アクが強いヒロインが主力で、清涼剤となりそうな星美も腹黒という面が公開されているところを考えると、萌え展開は薄く主人公受けのエロで押し切る作戦だろう。こういった血統(設定)は最後主人公がこれまで虐げられてきた恨みを晴らすような逆転があるかどうかで印象がガラリと変わってくるが、この馬はどうやらそのまま主人公がそのカーストの最下層に置かれたままゴール板を迎えてしまいそう。となると走り(シナリオ)には殆んど期待できず、エロのデキ次第で着順が決まってくる。ただそういった一本調子の走りで通用するほど今回の相手は甘くない。トレーナーの戦績を考えれば、入着があれば上々だろう。
期待度 ★★
△巨乳ファンタジー3(WAFFLE)
厩舎の人気母系(シリーズ)も今回で8代(作)目。どれもハズレなくほとんど走っているというのが凄い。今回は古代ローマ時代をモチーフに神話世界を絡めるという贅沢な配合。抜き系でありながら走り(シナリオ)にも手抜きしないという点がこの母系を成功に導いてきただけに今回も手抜きはないだろう。出走時期が2週間ほど遅いためか、追い切り(体験版)も公開されてなく、ラシックス(声優)も未公開と未知数な部分が多くて一抹の不安はあるが、実績どおりの走りを見せるなら上位陣相手でもそう引けはとらない。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
君と恋する学園喫茶(Reon)
中央(商業)デビューしての2戦は平凡な成績に終わり、そろそろ上級馬を輩出しないと厩舎存亡の危機ともなりかねないReonの最新馬。今回は競馬創成期からある喫茶店系という血統で挑むが、学園の喫茶部が舞台というのが目新しい点。ただ追い切りを見る限り普通の喫茶系とさほど変わるところは見られない。これまで血統的に面白味を感じさせながら、うまく走りに昇華できなかったことを考えると大きな期待はできそうもない。抜きに力を入れてきたのは好感も走りの裏づけがなければ好走は厳しい。ここも見送りか。
期待度 ★★
△キミのとなりで恋してる! THE RESPECTIVE HAPPINESS(ALcotハニカム)
おぅんごぅるのトレーナー(ライター)デビュー戦で好走をみせたキミのとなりで恋してる!の直仔(FD)。萌えとエロのバランスが絶妙だった走りから、今回も期待される面は大きい。新たに涼香の姉である彩香が加わり、前回非攻略ながら貢献大きい妹の恵とともにヒロインの列に果たして加わってくるのかが注目点だが、お台(販売価格)から恐らく非攻略となっていそう。それよりもこの2人がどこまで走りに幅をだせるかの方が問題だ。ヒロインのアフターにお邪魔虫的に加わるのでは芸がないが、そこはおぅんごぅるの手腕に期待したい。メンバーはかなり骨っぽいが実績はあるだけにそれなりに格好は付けてくれるだろう。
期待度 ★★★★
△恋する気持ちのかさねかた(ensemble)
主人公女装潜入系を得意とするensemble厩舎だが、今回は正統学園恋愛系。それでもヒロインに優等生やお嬢さまキャラを揃えたあたりがこの厩舎らしい雰囲気を残している。2つの学園を統合するにあたってのハプニングという血統は過去何頭かあってそれほど目新しさは感じない。それより過去この厩舎で強い印象を残した籐太がどこまで調教に関わっているかが注目点。ただ追い切りを見る限りはあまり籐太らしさは感じさせずその点は期待はずれ。ヒロインが2強色が濃厚にしてはトレーナーが4人というのも気になる。それでも複数トレーナー個々の実績は悪くなく、追い切りもまずまずの動き。といっても強調できる点が少ないだけに一線級と比べると分が悪いだろう。
期待度 ★★★☆
ここから夏のイノセンス!(クロシェット)
過去サガプラや角砂糖厩舎で起用されたせせなやうがクロシェットの馬の手綱を握る。クロシェットといえば乳と競馬ファンなら即答できるくらい乳にこだわりを持つ厩舎だが、巨乳ヒロインを得意としないせせなやうだけにそこは控えめ。といってもエロに関して薄くなるようだとこの厩舎の持ち味を失う。恐らくメイントレーナーは保住圭が務めていそうで、ならばイチャラブについては充分期待できそう。ただ殺伐とした未来世界から過去の田舎世界へタイムスリップしたという血統はやや凝りすぎの感。それなりに説得のある走りを直線(終盤)で見せないと、血統に足を引っ張られるかもしれない。ただそれを生かせれば好走も可能であり取捨選択は難しい。軸にするには不安が多く押さえで買うのが妥当なところか。
期待度 ★★★
コドモノアソビ(Lump of Sugar)
前レース(先月)出走を予定していたが直前に回避(延期)。追い切りも公開されていなかっただけに予想はされていたが、ただファンのことを考えればもう少し早い段階での発表をすべきだったろう。さてその追い切りを見てやや印象は良くなった感。トレーナーの布陣を厚くした結果、思ったより走りに力を入れてきた印象。ただその反面萌えを犠牲にした印象はありヒロインの層がやや薄く感じられたのは気がかり。好走したMagical Charmingの再現ができるかどうかだが、走りでよほど奮起しないと厳しいか。
期待度 ★★★
さみだれグローインアップ!(SAMOYED SMILE)
騎手の顔ぶれを見れば分かるようにシールの姉妹厩舎で、今回が開業初戦。といってもシールの脱バカ系としてseal-QUALIAがあり馬の傾向はほぼ同じ。といってもそのあまたらすリドルスターで経験不足を露呈してしまった格好で大きな変わり身となると疑問。抜きや凌辱では定評あるトレーナーのさんきちにハートフルラブコメディを冠する馬を任せるのはやはりミスチョイス。動画(アニメ)得意のシール系厩舎でその点に関しては買えるが、言い換えればそれ以外に押せる材料は乏しい。メンバー的にもここでは苦しい。
期待度 ★★
▲空色イノセント(あかべぇそふとすりぃ)
最近のあかべぇ厩舎の成績は今ひとつで、この馬もほぼ新人といっていいトレーナーが担当するとなると強気になれないのは確か。ただアルテミスブルーの井上啓二が一枚噛んでいて、航空機が絡んでの空が舞台となると簡単にオミットできない。アルテミスブルーは実質ヒロインが主人公を務めるという思い切った戦法を取ってきたが、この馬はオーソドックスな走りとなりそう。追い切りもまずまずでやや華に欠けるのは否めないが、逆にそこが特徴ともいえる。これなら騎手が一線級でなくとも充分勝負になる。人気の盲点となりそうで思い切って狙ってみる手はありそうだ。
期待度 ★★★★
ちんくる★ツインクルフェスティバル!(DigitalCute)
この馬も幾度の出走取消(延期)を繰り返してきたが、ようやくゲートイン(マスターアップ)した模様。凡走馬をほとんど走らせていない厩舎なだけに手堅い走りは見せられそうだが、ただ今回はなにせ明らかなバカ系。あてゅ・わぁくすでメイントレーナーを務めていた玉城琴也が調教を担当するが、走る馬をほとんど手がけていないというのも不安点。しかも今回は相手が揃いバカ血統で真っ向勝負するにはいかにも分が悪い。取消を繰り返した末に一番厳しいメンバーを相手に選んでしまったというのは皮肉としかいいようがない。
期待度 ★★★
蜥蜴の尻尾切り(CYCLET)
近走騙馬(男の娘)に騎乗している椎咲雛樹がかつて主戦場としていたサイクの馬に騎乗する。ブサイクでは異種姦系の馬で好走してきた騎手であり、最近原点回帰を目指しているCYCLETの馬とは手が合うはず。ただ今回は異種姦がメインではなく、人体切断を主軸としたグロと狂気に重きを置く。血統はほとんど見掛けたことはないが、惹かれるものは多い。ただトレーナーはこれまで走る馬を手がけたことはなく、どこまで血統を生かした走りを見せられるか不安は大きい。好走する可能性はあるが、その確率は必ずしも大きくないと見る。
期待度 ★★☆
ナデレボ!(自宅すたじお)
新規開業となる厩舎で、トレーナーは恋愛リベンジでデビューした十塚和に新人の梧有希というコンビ。未知数な部分は多いが、ヒロインの裏面の見せ方次第で良質なバカゲーとなりそうな予感はありそう。サブキャラも多彩でこういった血統の馬が走る条件は揃えている。恋愛リベンジでもキャラの掛け合いなどデビュー戦にしてはまずまず見所があっただけに、それなりの走りはできそうだ。ただ騎手はやや弱い印象で取材ではフォーム(作画)の崩れが気になる。バカゲーと見ればそれほど影響はないかもしれないが、バカ系でこの強力メンバー相手に挑むとなると、騎手の手腕にある程度頼らないと上位に食い込むのは難しいだろう。
期待度 ★★★
◎果つることなき未来ヨリ(FrontWing)
好走したグリザイア3代で大きな注目を集めたスタッフが再び結集。今回はいわゆる主人公異世界召喚系で、前走より以上に主人公の強さに磨きが掛かる。追い切りの動きも藤崎竜太らしい軽快な脚捌きを見せていて前走のファンの期待を裏切りそうな気配はない。ただ問題はHシーンが別装となっている点。未成年のファンを取り込みたいという厩舎の思惑が強く感じられるが、エロへの繋ぎが不自然となってくるというマイナスもある。学園を舞台とした萌え系なら影響は小さいだろうが、下ネタを織り交ぜた調教が持ち味の藤崎トレーナーにエロ別装を強いるとなると影響は小さくないだろう。反面そこさえうまく解決させれば圧勝してもおかしくない。やはりこの馬を中心にレースは動きそうだ。
期待度 ★★★★☆
ハラミタマ(アトリエかぐや)
復帰してから3戦したが、今ひとつ結果が付いてこない印象があるchoco chip騎手。そろそろ存在感を見せ付けておきたいところだが、今回も地味な印象。平凡な主人公が実は重要な因子を抱えていて、それを狙うためにヒロインが迫るという血統は新鮮味が薄い。そこを何とかしてきたのが往年のchoco chipだが、さすがにそこまでの迫力は現在なくしかもヒロインが3人と少なめ。この騎手に巫女服というのは新鮮で相性も良さそうだが、それだけで入着以上の成績を求めるのは厳しい。今回も持ち時計通りの成績に終わりそう。
期待度 ★★☆
ハルウソ Passing Memories(Campus)
この馬単一では安馬といっていいお台だが、ヒロインが4人いてそれを切り売りしていると考えれば決して安い買い物ではない。それはともかく厩舎としてもこの馬が凡走してしまっては、他の馬の出走にも影響するとあって掴みは非常に大事。ヒロインに優等生キャラをもってきたというのも納得で、人の嘘が分かるという主人公がヒロインの内面を知るという点でのニックスは良い。ただあまりにオーソドックス過ぎて展開が容易に予想できてしまいそうなのは難点。この血統だとやはり最後のどんでん返しに期待したいところだが、今回はそうなりそうもない。そうなるとこういった血統で切り売りしてしまったこと自体が間違いともいえる。豪華なラシックス(声優)は魅力だが、こういったマイナスをカバーするには難しい。様子見でいいだろう。
期待度 ★★
人妻スイミング倶楽部(INTERHEART)
近走まずまずの戦績を残しているインターハート厩舎だが、前走は不慣れな調教SLG系ということで結果が出ず。今回は騎手に大ベテランのINOを起用しての、古馬(人妻ヒロイン)限定抜き系。スイミングスクールが舞台ということで競泳水着に身を包む古馬は壮観だ。トレーナーは妹ドリームや天気雨で結果を出した花散さとで注目度は低いが意外に悪くない陣容だ。古馬にされるがままだった主人公が、直線に入ると逆に古馬を自在に操るようになるという逆転もシチュ的には魅力。ただ問題は古馬ヒロインにやや魅力を欠く点。エロさで充分釣り合いは取れそうな気がするが、もう少しファンを掴む工夫がないと今回相手が強力なだけに実戦で苦労しそう。
期待度 ★★☆
フォーリンラブ×4tune(Escude)
SLGや脱衣バトルなど多彩な血統を走らせるエスクードの最新馬だが、今回は他厩舎でも最近流行している萌え&抜き系ということでやや拍子抜けの感。それでも萌え&抜き系への騎乗といえばまず思い浮かべるみけおうを鞍上に、厩舎の看板馬となったあかときっでデビューした草上明と中々魅力ある騎手の顔ぶれだ。恋の矢を受けたヒロインが主人公に迫るという展開は定番も、ヒロインの中に矢を授けた女神やそれに対立する悪魔がいるというのは面白い。抜きだけでなく軽快なコメディ的走りも見せられるとなれば上位進出も不可能ではない。ただトレーナーが凡走馬ばかりを手がける若瀬諒を始めあまりに頼りない。同メンバーがトレーナーを務めた恋愛フェイズの走りを考えれば、このメンバー相手に勝負になるとは思えない。見送りでいいだろう。
期待度 ★★
〇僕はキミだけを見つめる I gaze at only you(インレ)
中央初挑戦のChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1- で一躍競馬ファンの注目を浴びたインレの最新馬。デビュー戦に続いて今回も地方(同人)時代実績のある馬の再出走(リメイク)とあって、かなりの能力を持っているのは確か。地方時代は走りも一本調子で分岐もなかったが、今回は高馬(フルプライス)なだけにさすがにヒロイン一人というわけにはいかず複数となる。まさかこのトレーナーだけに単なる増量には終わらないだろうが、それでもメインヒロインとの格差は大きそう。それでも芯となる部分がしっかりしていれば充分好走しそう。追い切りを見る限り萌えや抜きには期待できないものの、先が楽しみになりそうな走りっぷり。本命馬を負かせる筆頭候補はまずこの馬だろう。
期待度 ★★★★☆
△Maggotbaits(CLOCKUP)
4年前のeuphoria の快走がいまだ印象深いはましま薫夫の凌辱グロ路線だが、今回はバトル系を得意とする昏式龍也とコンビを組む。このトレーナーだけに当然戦闘にも力を入れてくるだろうが、厩舎の求める方向性から考えればダーク&バイオレンスが主眼となりそう。もちろんエログロ描写もかなり濃く、耐性がないファンにはとても勧められるものではないが、逆にいえば騎手のファンからすれば待ち望んでいた馬といえる。こういった燃え系とエログロ凌辱のニックスとうのは、最近ほとんど見当たらなかっただけにかなり新鮮。嵌れば大駆けも可能だろう。ただ主人公の強さをウリにしてきたトレーナーだけにヒロインの凌辱に対し何の手も打てないような展開が続くと大きく外してしまう可能性も考えられる。能力は相当なものがありそうでオミットするのは危険だが、軸で買うのは怖く穴候補の筆頭で。
期待度 ★★★★
マジカル☆ディアーズ(Navel honeybell)
初期の出走予定から5ヶ月経過してようやくゲートインに漕ぎ着けたように、臨戦過程でかなり紆余曲折があったよう。デビュー戦の空飛ぶ羊と真夏の花は人気騎手のたにはらなつきを鞍上に迎えながら見所のない走りとなってしまっただけに巻き返しを狙いたいところだが、トレーナーは前走と同じ森林彬。血統は凝っていて一見面白そうに思えるが、それを活かしきれないのがこのトレーナーのパターン。といってもヒロインはまずまず可愛くて走りもそれほど悪くはなく、全くの凡馬というわけではない。そこそこの走りは見せられるとは思うが、それでも今回はいかにも相手が強すぎる。メンバー的にも上位に食い込める可能性は低いだろう。
期待度 ★★☆
乱れ雪月華 儚く散る細雪(Lass Lunatic)
これまで騎手を生かした萌え系に別の要素を加えるといった馬を走らせてきたLassだが、今回はガラリと様相を変えて凌辱系血統で挑む。ただトレーナーのモーリーはHOOKでの仕事が多いように凌辱に手腕を発揮するタイプではない。くの一に忍術を授けるという名目で凌辱するというが、結局シチュのみで中身はヒロインもそれを承知済みといういわば萌え抜きに近い仕上がりとなりそう。いずれにしてもこれまでポテンシャルを充分発揮できないままの競走に終始したLass厩舎なだけに、未知数の分野でいきなり結果を出すという可能性は低いだろう。
期待度 ★☆
△嫁探しが捗りすぎてヤバい。(HULOTTE)
厩舎開業以来水準の高い萌えで着実に成績を残しているHULOTTEの最新馬。見所ある走りを見せた前走に気をよくしたのか今回も同じく深山ユーキをトレーナーに起用。特殊能力をアクセントにしたのも前走同様で、明らかに二匹目のどじょうを狙いにきた感が強い。確かにヒロイン萌えは中々で厩舎の思惑通りの結果となる可能性は充分。ただ前走はヒロインのレベルは相当高かっただけに、あのレベルを求めてしまうと不満に思う可能性も。となると今回脇役に回った印象が強い妹がどこまで走りに関わってくるかが好走へのカギとなりそうだが、正直そこまで期待するのは虫が良すぎる気がしないでもない。それでも萌え系としては能力はありそうで押さえておきたい馬。
期待度 ★★★☆
(本紙の見解)
出走馬のレベルが高く、どの馬に勝たれても不思議はない一戦。実績から考えれば果つることなき未来ヨリの本命は当然。ただ一般(非18禁)馬との絡みから不合理性を突かれると思わぬ苦戦も。地方時代の実績十分な僕はキミだけを見つめる I gaze at only youも殆ど実力に違いはない。追加要素次第では前走同様圧勝の可能性もある。不気味なのは人気の盲点になりそうな空色イノセント。トレーナーや騎手の知名度から低人気は当然もポテンシャルは上位陣に匹敵するだけに思い切って狙う。人気血統の最新馬巨乳ファンタジー3も怖い。主人公が変更されるなど不確定要素があるだけにやや評価を下げたが、影響なければ当然上位を争える。はましま薫夫と昏式龍也のコンビが新鮮なMaggotbaitsも過去の実績から考えれば上位に食い込んでもおかしくない。人気馬の直仔のキミのとなりで恋してる! THE RESPECTIVE HAPPINESSや嫁探しが捗りすぎてヤバい。に恋する気持ちのかさねかたといった萌え系勢も展開次第ではチャンスがありそうで、印が回らなかった馬を含めて激戦必至の好レースだ。
2015年10月17日
10月の発売予定表から
このところ少頭数で出走(発売)馬(ゲーム)のレベルも物足りないレースが続いていましたが、今回は久々に頭数が揃いレベルの高い競走が見られそう。長らく出走が待たれていた人気馬もようやくゲートインした上に、前走好成績を上げた厩舎も多く馬券的にも妙味がありそうな予感。ただむやみに点数は広げられないだけに、どの馬をオミットするか投票直前まで頭を悩ませることになりそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
天ノ空レトロスペクト(Glace)
幼馬(ロリ)専門厩舎(ブランド)として存在感を高めつつあるGaletteとは対照的に姉妹厩舎のGlaceはデビュー以来尻すぼみの成績に終わってしまっている。騎手(原画家)も1戦ごとに格が落ちているように感じられるだけに、この成績も当然といえば当然か。今回Galetteで主戦騎手を務めているひさまくまこを起用して、前走のイメージを払拭するのに懸命。ひさまくまこも幼馬専門の騎手というわけでないだけに乗り味は悪くなさそう。ただ肝心のトレーナー(ライター)の能力が伴っていない。Galetteの所属馬で唯一惨敗に終わったロリポップファクトリー の上下さゆうとえじむらに大きな期待を掛けるのは酷で、実際追い切り(体験版)の動きも今ひとつ。今回のメンバー相手ではとても勝負にならないだろう。
期待度 ★☆
アンラッキーリバース(ういんどみる)
萌えに特化して走り(シナリオ)は今ひとつというういんどみる厩舎で近走見所のある走りを見せたのがHyper→Highspeed→Genius。その直仔(FD)でコンビを組んだミヤスリサとなるせめるちを鞍上に起用してその再現を狙う。ただトレーナーの顔ぶれは替わり、さしたる実績を残していない夕凪和泉と今回初調教といっていい橘田憂の2人となると厳しそう。この世界ではお約束のラッキースケベを全面に押し出すだけにコメディ・エロの両立を狙う作戦だろうが、少なくとも走りの内容が伴わないようでは好成績には結びつかない。今回は大きな期待が出来そうもない。
期待度 ★★
△エロ漫画家さんと貧乏姉妹 (娘娘)
最近精力的に姉妹厩舎を開設しているぱれっと厩舎だが、また新たな厩舎が誕生した。中価格帯の馬が中心というLamiaとお台(販売価格)は同じだが、凌辱がメインだったLamiaと比べて明るいエロが主軸となりそうで主戦騎手を務めそうなたまひよにとっては、こちらの方が手が合うかもしれない。トレーナーのすまっしゅぱんだはアトリエかぐやで同血統の馬を多く手がけていて経験豊富。走りに大きく期待できそうもないが、主人公のエロ漫画家という点を生かす戦法が嵌ればこのメンバーでも善戦も可能。動画(Hアニメ)の助けもあり抜きにも期待できそうで、大穴で狙ってみる手はありそうだ。
期待度 ★★★
オーク様と魔女(SPEED)
ジャニス系厩舎の一つであるSPEEDだが、各中小厩舎に庇を貸すというのが実態であり、抜き中心という点は一致しても血統やトレーナー・騎手はバラバラ。今回は解散したシルバレで日野亘や沖水ミルと主戦トレーナーを務めていた有梨つかさがおよそ6年ぶりに復帰するというのが一番の注目点。騎手で名が知れているのは大ベテランのさっぽろももこくらいで他は新人同様といった顔ぶれ。オークを主人公にヒロインを凌辱するというアンチヒーロー血統に分類されそうな馬だが、こうした凌辱血統でほとんど実績を残していない有梨つかさがどこまで馬を仕上げられるかは未知数。出走取消(延期)を繰り返した臨戦過程も不鮮明なだけにここでは狙えそうも無い。
期待度 ★★
堕ちていく聖戦使ルナティックエンジェルズ(シルキーズSAKURA)
厩舎デビュー戦こそベテラン騎手吉野恵子の手腕でまずまずの競走をしたシルキーズSAKURAだが、2戦目は入着も果たせず。今回は鞍上が吉野恵子から全くの新人に変わっただけに前進よりも後退してしまう可能性は強い。トレーナーの中野一人は前走大敗の大きな要因だっただけに期待できないし、変身ヒロイン凌辱血統も最近は目新しいというほどでもない。唯一ヒロインのリーダー格が幼馬(ロリ)というくらいが新鮮なものの、取材する限りそこを強く推すということもなく騎手も手馴れていないとなれば、浮上する要素はほとんどなさそう。相手も強力なだけに馬群に揉まれたままレースを終えてしまいそうだ。
期待度 ★
吸血姫のリブラ(onomatope* )
onomatope* 厩舎が1年ぶりに出走してきたが、これまで主戦トレーナーを務めてきた紫苑憧朋香から姉妹厩舎のC:drive.で起用されてきた亜遊夢と海原楓太に変更。これまでのonomatope* とはやや雰囲気が違う吸血鬼血統とあって、同じ目で見るのは禁物か。この厩舎で吸血鬼というと姉妹厩舎であるめろめろキュートで走ったドラクリウス を思い出すが、そこまでの走りを期待するのはトレーナーの実績から考えると虫が良すぎるかもしれない。確かにこうした厨二系は思わぬ大駆けを見せることはあるが、今回のメンバー構成を考えるとその可能性は限りなく低そう。騎手のミヤスリエは悪くないが、他の馬にも騎乗するだけにこの馬にまで出番が回ってこないだろう。
期待度 ★★☆
剣聖機 アルファライド(ETERNAL)
長距離(RPG)血統専門厩舎のETERNALの最新馬。かなり前から出馬登録されていたが、長期間出走できなかっただけに脚元不安(バグ)や(ゲーム)バランスの悪さがいかに解消されているかが好戦のカギとなりそう。この厩舎もデビュー戦のユミナ以降はやや尻すぼみの成績で、実績ある高瀬奈緒文への信頼もやや霞んできた感。騎手もウィル系列厩舎の主戦すべてに声を掛け、どこのげーせん18厩舎かと言いたくなるような多人数起用。凡走の可能性を多分に含む主人公2人制を採用したのも微妙。ポテンシャルは高いものはあると思うが、それを生かせる環境が整っているかどうかとなると疑問点が多い。
期待度 ★★☆
△恋×シンアイ彼女( Us:track )
最近本家が新馬を走らせてこないユニゾンシフト系列だが、姉妹厩舎の方は新規開業を含め精力的な動きを見せている。Qoo brandに続き新島夕をトレーナーに起用し、等身大の恋愛劇という戦法で挑む。ただ新島夕はこれまでファンタジー要素を含む血統を得意としていて、こういった馬となると未知数。その上他のトレーナー連も実績的に頼りないとなると、不確定要素が多すぎる。幸い追い切りの動きはまずまずで雰囲気は悪くない。ただヒロイン4人でトレーナーも4人となると一人1ルートを担当しているというのが妥当なところで、得てしてこういった起用をする馬はルート格差が激しくなるというのが定番。それにも増して心配なのが、ルートによって主人公やヒロインの性格が違ったりしてこれまでの雰囲気をぶち壊しにしてしまわないかという点。人気になりそうだが、不安点は多い馬だ。
期待度 ★★★☆
〇こころリスタ!(Q-X )
零細厩舎Q-X の名を一躍世に広めたこころナビから12年。その血統を受け継ぐ馬が出走するとあってオールド競馬ファンの注目を集めている。こころナビはあの当時実妹攻略不可という制約を逆手に取った走りが見事であったが、今回は当然あの戦法は使えない。といってもデビュー戦を含めかつてはユーザーを驚かせる新機軸を用いてきた厩舎だけに、こころナビの後継を称する以上は何か隠し球を用意しているはず。主人公がコミュ障で癖があるのは難だが、この血統だけにそれは織り込み済み。萌え要素よりも走りで勝負する馬だけに、嵌れば大駆けも充分可能。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
コドモノアソビ(Lump of Sugar)
梱枝りこが厩舎を去り、萌木原ふみたけの双肩に厩舎の浮沈が掛かるようになってからここ3走は馬券圏内には届かない成績に終わっている角砂糖厩舎。今回はイチャラブ得意の保住圭をトレーナーに起用し、これまで主戦を務めていたしげたと保桜が援護する形。もう一人の水月紗鳥も別業界での実績もあり、最近では一番層は厚い。萌木原ふみたけとイチャラブの親和性も高く、羽鳥ぴよこも助けるとなると、萌えは充分期待できる。ただ追い切りが公開されてなく、実際どのような走りをしているのかは未知数。これまでの戦績を考えると、いきなり飛びつくのは危険。押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★★
◎サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-(枕)
出馬登録から幾星霜。出走取消も多くようやくゲートインの運びとなったのは感慨深い。過去のケロQや枕の所属馬の血脈を取り入れ、いわば集大成となった馬だけに期待するのは当然。名馬素晴らしき日々 ~不連続存在~ほどの能力はないとしても、それに近いだけの走りは期待できる。ただあまりに期待感が大きいだけにそれを裏切ったときの反動は恐い。といっても時間を掛けて仕上げてきているし、トレーナーの能力を考えればやはり凡走は考えにくい。人気にはなるがちょっと逆らえそうにもなく本命は当然だ。
期待度 ★★★★★
姉妹となう。(Waffle)
なう。を冠する馬も今回で5頭め。血統的にも関連性は低く、しかも今回騎手まで変更となると、始祖の真希ちゃんとなう。の原型はほとんど留めていないといっていい。この血統はインモラルなシチュが持ち味となっていて、この馬もその点については備えていそう。ただ実の姉妹とのインモラルイチャラブという血統は今となってはさほど目新しいとはいえない。本来ならサブヒロインに主人公と姉妹の関係を掻き回してもらいたいところだが、いずれも非攻略キャラではやはり役不足。その上メンバーが強力とあっては、とても狙えないだろう。
期待度 ★★
白濁の少女(縁)
ファンタジー世界を舞台に萌え系でありながら派手な凌辱を武器にする縁だが、今回は凌辱系では定番ともいえる学園が舞台ということでやや独創性に欠ける面がある。過去あったゲームブック形式といった捻りもなさそうなだけに、近走以上に馬群に埋もれてしまう可能性は強い。以前と比べると騎手の浅賀葵の手腕にもやや乱れがみられるのも気がかり。これでは武器であるはずの凌辱と萌えのアンバランスという持ち味にも翳りがありそう。残念ながらとても買えない。
期待度 ★
せぶんぴ~す! 淫ちてゆく少女たち(アボガドパワーズ)
久々に出走した前走が見る影もなく大惨敗。あの競走を見る限り、一世風靡した老舗厩舎の復活が見られるのはまだ遠い先と思えた。それだけに今回も厳しい競馬となりそうだが、凌辱系で確実な仕事を見せる黒石りんごを鞍上に起用したハートフルADVというのがやや斬新。といっても血統的に普通の和姦抜き系ではなく、展開によっては凌辱展開にも移行する両面作戦の様相。ただこういった戦法はどっちつかずに終わってしまう可能性が大きくて、トレーナーも今回が初陣となると大きな期待はしづらい。入着があれば大成功だろう。
期待度 ★☆
△ちんくる★ツインクルフェスティバル!(DigitalCute)
一見萌え系ながら、それに留まらない独特の血統を送り出すDigitalCuteの最新馬。今回はこれまでとは様相が違い、主人公女装潜入ものだが、スタート直後から、主人公が局部を晒すという斬新かつ頭が痛い展開。ここまでバカに偏った女装系は記憶がないが、バカエロに重点を置いた戦法は悪くなさそう。ただあてゅ・わぁくす時代ほとんど活躍馬を出せなかった玉城琴也画トレーナーというのは不安が多い。これまでどちらかというとヒロインを調教したり凌辱したりすることが多かったDigitalCuteが、逆に主人公がヒロインに攻められるという展開がどう出るか。ここはメンバーが強力なだけに、一線級と比較すると足りないと見るのが妥当で、押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
通心ぼ~ママにもナイショの時間割(マーブルCandySoft)
幼馬を武器にまずまずの走りを見せた隠恋ぼ ~二人だけのヒミツの時間~の直仔(続編)。騎手が田辺京からsantaに乗り替わりとなったが、直仔を称するだけに馬の傾向は変わらないだろう。ただ前走の走りには騎手の田辺京が果たした役割は大きくて、雰囲気は変わらないとしてもどこまで受け継いでいるかは微妙。トレーナーもガラリと入れ替わっただけに余計に不安に感じる。全くの凡走は考えられないまでも、この強力メンバー相手に馬券に絡むまでの走りを見せられるかどうかというとやや厳しいかもしれない。
期待度 ★★★
はにつまHs~アフターウェディング(boot UP!)
馬名どおりはにつまの直仔(FD)だが、父(本編)自体悪くない競走を見せたものの入着には足りない成績だっただけに、大きな期待はできそうもない。元々この厩舎自体大物馬を排出した例はなく、入着に足りるかどうかという中級馬を堅実に走らせているだけに、この強力メンバー相手に真っ向勝負は厳しい。こうした後日談系はこの厩舎の得意とするところで、抜きに関しては平均以上のレベルは備えている筈。それでも今回に限っては上位に食い込む可能性は低いと言わざるを得ない。
期待度 ★★☆
△PRIMAL×HEARTS 2(ま~まれぇど)
ま~まれぇど厩舎で初めて上位に食い込んだPRIMAL×HEARTSの直仔(続編)。走りに特徴があったわけでなかったが、毛色(CG)やイチャラブなどどれもが平均点以上でまとまっていたのが好走の要因か。今回も血統は同じものを使い、ヒロインを変更したという内容。走りについては前走より上向く可能性は少なく、逆に出涸らしとなってしまっている可能性は高い。ヒロインの可愛さに関しては当然高いものがあるし、エロについてもこの厩舎は高いレベルを持っているだけに期待できそう。といっても今回はいかにもメンバーが強力で、走り以外のまとまりで勝負できるとは思えない。あくまで恵まれての狙いか。
期待度 ★★★
魔法姫士アリカ&リン 乙女に群がる男たちの魔の手「それでも私たちは負けない!!」(エレクトリップ)
ユニゾンシフト系の安馬専門厩舎エレクトリップ。ここ毎レース馬を出走させるという短いローテで使ってきているが、肝心の成績は今ひとつ。いずれも手腕には定評のある騎手を起用してのものだけに言い訳が利かない。今回もキャリアこそ少ないものの伸びしろが多そうながおうを鞍上に迎えたが、魔法少女ヒロイン凌辱という目新しさのなし血統でどこまで戦えるか微妙。安馬だけに走りに広がりがあるとも思えないだけに、これまでの厩舎の実績どおりの成績に終わってしまいそう。
期待度 ★★
ロイヤルガーデン ~乙女に恋する皇子の戯曲~(あざらしそふと)
前走がデビュー戦だったあざらしそふとの2戦目。デビュー戦は主戦騎手のピロ水が鞍上だったが、今回はBaseSonの所属騎手だった神剣桜花を鞍上に迎えて前進を見込む。主人公は皇太子の影武者としてお嬢様ヒロインと接するという血統だが、こういった凝った血統を仕上げるにしてはトレーナーの顔ぶれは心もとない。今回ほぼ1年ぶりの出走となるが、年末にピロ水騎乗の馬が出走予定なだけに、この馬に対する厩舎の期待はさほど高くないように思える。今回は見送りが妥当なところか。
期待度 ★★☆
▲私が好きなら「好き」って言って!(Chuablesoft)
初めて手がけたあの晴れわたる空より高くの好走で一躍注目トレーナーの一人となった範乃秋晴の2戦目。デビュー戦は学園でのロケット制作をテーマにした血統が当たったのだが、今回はヒロインとのイチャラブを中心とした萌え系と血統的にはかなり様相が違う。こうした全く違う血統の馬を仕上げることが出来るならトレーナーの手腕も本物といえるが、正直五分五分といったところかもしれない。ただこうした血統についてはSugar+Spice! らを輩出した厩舎ということでそれなりに信用はできそう。凡馬の可能性も多分にあるが、トレーナーの力を信じて厚めに印を打ってみたい。
期待度 ★★★★
(本紙の見解)
久しぶりに頭数が揃い激戦ムードが漂う。それでもサクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-の力が一枚抜けている。デビュー前から大きく期待されていた血統で人気にはなるが逆らえない。他馬で互角の勝負を挑めそうな馬は見当たらないが、走りに重点を置き大駆け気配が漂うこころリスタ!を対抗に抜擢。トレーナーの手腕が見所の私が好きなら「好き」って言って!も地力はありそうで勝敗圏内。抜き系ではエロ漫画家さんと貧乏姉妹の動きが良く惑星以上の評価に。人気になっている恋×シンアイ彼女は能力以上に評価されている嫌いがあってやや割引き。PRIMAL×HEARTS 2も同様で、それなら厩舎の安定度を買ってちんくる★ツインクルフェスティバル!の方が馬券的には妙味がありそうだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
天ノ空レトロスペクト(Glace)
幼馬(ロリ)専門厩舎(ブランド)として存在感を高めつつあるGaletteとは対照的に姉妹厩舎のGlaceはデビュー以来尻すぼみの成績に終わってしまっている。騎手(原画家)も1戦ごとに格が落ちているように感じられるだけに、この成績も当然といえば当然か。今回Galetteで主戦騎手を務めているひさまくまこを起用して、前走のイメージを払拭するのに懸命。ひさまくまこも幼馬専門の騎手というわけでないだけに乗り味は悪くなさそう。ただ肝心のトレーナー(ライター)の能力が伴っていない。Galetteの所属馬で唯一惨敗に終わったロリポップファクトリー の上下さゆうとえじむらに大きな期待を掛けるのは酷で、実際追い切り(体験版)の動きも今ひとつ。今回のメンバー相手ではとても勝負にならないだろう。
期待度 ★☆
アンラッキーリバース(ういんどみる)
萌えに特化して走り(シナリオ)は今ひとつというういんどみる厩舎で近走見所のある走りを見せたのがHyper→Highspeed→Genius。その直仔(FD)でコンビを組んだミヤスリサとなるせめるちを鞍上に起用してその再現を狙う。ただトレーナーの顔ぶれは替わり、さしたる実績を残していない夕凪和泉と今回初調教といっていい橘田憂の2人となると厳しそう。この世界ではお約束のラッキースケベを全面に押し出すだけにコメディ・エロの両立を狙う作戦だろうが、少なくとも走りの内容が伴わないようでは好成績には結びつかない。今回は大きな期待が出来そうもない。
期待度 ★★
△エロ漫画家さんと貧乏姉妹 (娘娘)
最近精力的に姉妹厩舎を開設しているぱれっと厩舎だが、また新たな厩舎が誕生した。中価格帯の馬が中心というLamiaとお台(販売価格)は同じだが、凌辱がメインだったLamiaと比べて明るいエロが主軸となりそうで主戦騎手を務めそうなたまひよにとっては、こちらの方が手が合うかもしれない。トレーナーのすまっしゅぱんだはアトリエかぐやで同血統の馬を多く手がけていて経験豊富。走りに大きく期待できそうもないが、主人公のエロ漫画家という点を生かす戦法が嵌ればこのメンバーでも善戦も可能。動画(Hアニメ)の助けもあり抜きにも期待できそうで、大穴で狙ってみる手はありそうだ。
期待度 ★★★
オーク様と魔女(SPEED)
ジャニス系厩舎の一つであるSPEEDだが、各中小厩舎に庇を貸すというのが実態であり、抜き中心という点は一致しても血統やトレーナー・騎手はバラバラ。今回は解散したシルバレで日野亘や沖水ミルと主戦トレーナーを務めていた有梨つかさがおよそ6年ぶりに復帰するというのが一番の注目点。騎手で名が知れているのは大ベテランのさっぽろももこくらいで他は新人同様といった顔ぶれ。オークを主人公にヒロインを凌辱するというアンチヒーロー血統に分類されそうな馬だが、こうした凌辱血統でほとんど実績を残していない有梨つかさがどこまで馬を仕上げられるかは未知数。出走取消(延期)を繰り返した臨戦過程も不鮮明なだけにここでは狙えそうも無い。
期待度 ★★
堕ちていく聖戦使ルナティックエンジェルズ(シルキーズSAKURA)
厩舎デビュー戦こそベテラン騎手吉野恵子の手腕でまずまずの競走をしたシルキーズSAKURAだが、2戦目は入着も果たせず。今回は鞍上が吉野恵子から全くの新人に変わっただけに前進よりも後退してしまう可能性は強い。トレーナーの中野一人は前走大敗の大きな要因だっただけに期待できないし、変身ヒロイン凌辱血統も最近は目新しいというほどでもない。唯一ヒロインのリーダー格が幼馬(ロリ)というくらいが新鮮なものの、取材する限りそこを強く推すということもなく騎手も手馴れていないとなれば、浮上する要素はほとんどなさそう。相手も強力なだけに馬群に揉まれたままレースを終えてしまいそうだ。
期待度 ★
吸血姫のリブラ(onomatope* )
onomatope* 厩舎が1年ぶりに出走してきたが、これまで主戦トレーナーを務めてきた紫苑憧朋香から姉妹厩舎のC:drive.で起用されてきた亜遊夢と海原楓太に変更。これまでのonomatope* とはやや雰囲気が違う吸血鬼血統とあって、同じ目で見るのは禁物か。この厩舎で吸血鬼というと姉妹厩舎であるめろめろキュートで走ったドラクリウス を思い出すが、そこまでの走りを期待するのはトレーナーの実績から考えると虫が良すぎるかもしれない。確かにこうした厨二系は思わぬ大駆けを見せることはあるが、今回のメンバー構成を考えるとその可能性は限りなく低そう。騎手のミヤスリエは悪くないが、他の馬にも騎乗するだけにこの馬にまで出番が回ってこないだろう。
期待度 ★★☆
剣聖機 アルファライド(ETERNAL)
長距離(RPG)血統専門厩舎のETERNALの最新馬。かなり前から出馬登録されていたが、長期間出走できなかっただけに脚元不安(バグ)や(ゲーム)バランスの悪さがいかに解消されているかが好戦のカギとなりそう。この厩舎もデビュー戦のユミナ以降はやや尻すぼみの成績で、実績ある高瀬奈緒文への信頼もやや霞んできた感。騎手もウィル系列厩舎の主戦すべてに声を掛け、どこのげーせん18厩舎かと言いたくなるような多人数起用。凡走の可能性を多分に含む主人公2人制を採用したのも微妙。ポテンシャルは高いものはあると思うが、それを生かせる環境が整っているかどうかとなると疑問点が多い。
期待度 ★★☆
△恋×シンアイ彼女( Us:track )
最近本家が新馬を走らせてこないユニゾンシフト系列だが、姉妹厩舎の方は新規開業を含め精力的な動きを見せている。Qoo brandに続き新島夕をトレーナーに起用し、等身大の恋愛劇という戦法で挑む。ただ新島夕はこれまでファンタジー要素を含む血統を得意としていて、こういった馬となると未知数。その上他のトレーナー連も実績的に頼りないとなると、不確定要素が多すぎる。幸い追い切りの動きはまずまずで雰囲気は悪くない。ただヒロイン4人でトレーナーも4人となると一人1ルートを担当しているというのが妥当なところで、得てしてこういった起用をする馬はルート格差が激しくなるというのが定番。それにも増して心配なのが、ルートによって主人公やヒロインの性格が違ったりしてこれまでの雰囲気をぶち壊しにしてしまわないかという点。人気になりそうだが、不安点は多い馬だ。
期待度 ★★★☆
〇こころリスタ!(Q-X )
零細厩舎Q-X の名を一躍世に広めたこころナビから12年。その血統を受け継ぐ馬が出走するとあってオールド競馬ファンの注目を集めている。こころナビはあの当時実妹攻略不可という制約を逆手に取った走りが見事であったが、今回は当然あの戦法は使えない。といってもデビュー戦を含めかつてはユーザーを驚かせる新機軸を用いてきた厩舎だけに、こころナビの後継を称する以上は何か隠し球を用意しているはず。主人公がコミュ障で癖があるのは難だが、この血統だけにそれは織り込み済み。萌え要素よりも走りで勝負する馬だけに、嵌れば大駆けも充分可能。不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
コドモノアソビ(Lump of Sugar)
梱枝りこが厩舎を去り、萌木原ふみたけの双肩に厩舎の浮沈が掛かるようになってからここ3走は馬券圏内には届かない成績に終わっている角砂糖厩舎。今回はイチャラブ得意の保住圭をトレーナーに起用し、これまで主戦を務めていたしげたと保桜が援護する形。もう一人の水月紗鳥も別業界での実績もあり、最近では一番層は厚い。萌木原ふみたけとイチャラブの親和性も高く、羽鳥ぴよこも助けるとなると、萌えは充分期待できる。ただ追い切りが公開されてなく、実際どのような走りをしているのかは未知数。これまでの戦績を考えると、いきなり飛びつくのは危険。押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★★
◎サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-(枕)
出馬登録から幾星霜。出走取消も多くようやくゲートインの運びとなったのは感慨深い。過去のケロQや枕の所属馬の血脈を取り入れ、いわば集大成となった馬だけに期待するのは当然。名馬素晴らしき日々 ~不連続存在~ほどの能力はないとしても、それに近いだけの走りは期待できる。ただあまりに期待感が大きいだけにそれを裏切ったときの反動は恐い。といっても時間を掛けて仕上げてきているし、トレーナーの能力を考えればやはり凡走は考えにくい。人気にはなるがちょっと逆らえそうにもなく本命は当然だ。
期待度 ★★★★★
姉妹となう。(Waffle)
なう。を冠する馬も今回で5頭め。血統的にも関連性は低く、しかも今回騎手まで変更となると、始祖の真希ちゃんとなう。の原型はほとんど留めていないといっていい。この血統はインモラルなシチュが持ち味となっていて、この馬もその点については備えていそう。ただ実の姉妹とのインモラルイチャラブという血統は今となってはさほど目新しいとはいえない。本来ならサブヒロインに主人公と姉妹の関係を掻き回してもらいたいところだが、いずれも非攻略キャラではやはり役不足。その上メンバーが強力とあっては、とても狙えないだろう。
期待度 ★★
白濁の少女(縁)
ファンタジー世界を舞台に萌え系でありながら派手な凌辱を武器にする縁だが、今回は凌辱系では定番ともいえる学園が舞台ということでやや独創性に欠ける面がある。過去あったゲームブック形式といった捻りもなさそうなだけに、近走以上に馬群に埋もれてしまう可能性は強い。以前と比べると騎手の浅賀葵の手腕にもやや乱れがみられるのも気がかり。これでは武器であるはずの凌辱と萌えのアンバランスという持ち味にも翳りがありそう。残念ながらとても買えない。
期待度 ★
せぶんぴ~す! 淫ちてゆく少女たち(アボガドパワーズ)
久々に出走した前走が見る影もなく大惨敗。あの競走を見る限り、一世風靡した老舗厩舎の復活が見られるのはまだ遠い先と思えた。それだけに今回も厳しい競馬となりそうだが、凌辱系で確実な仕事を見せる黒石りんごを鞍上に起用したハートフルADVというのがやや斬新。といっても血統的に普通の和姦抜き系ではなく、展開によっては凌辱展開にも移行する両面作戦の様相。ただこういった戦法はどっちつかずに終わってしまう可能性が大きくて、トレーナーも今回が初陣となると大きな期待はしづらい。入着があれば大成功だろう。
期待度 ★☆
△ちんくる★ツインクルフェスティバル!(DigitalCute)
一見萌え系ながら、それに留まらない独特の血統を送り出すDigitalCuteの最新馬。今回はこれまでとは様相が違い、主人公女装潜入ものだが、スタート直後から、主人公が局部を晒すという斬新かつ頭が痛い展開。ここまでバカに偏った女装系は記憶がないが、バカエロに重点を置いた戦法は悪くなさそう。ただあてゅ・わぁくす時代ほとんど活躍馬を出せなかった玉城琴也画トレーナーというのは不安が多い。これまでどちらかというとヒロインを調教したり凌辱したりすることが多かったDigitalCuteが、逆に主人公がヒロインに攻められるという展開がどう出るか。ここはメンバーが強力なだけに、一線級と比較すると足りないと見るのが妥当で、押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
通心ぼ~ママにもナイショの時間割(マーブルCandySoft)
幼馬を武器にまずまずの走りを見せた隠恋ぼ ~二人だけのヒミツの時間~の直仔(続編)。騎手が田辺京からsantaに乗り替わりとなったが、直仔を称するだけに馬の傾向は変わらないだろう。ただ前走の走りには騎手の田辺京が果たした役割は大きくて、雰囲気は変わらないとしてもどこまで受け継いでいるかは微妙。トレーナーもガラリと入れ替わっただけに余計に不安に感じる。全くの凡走は考えられないまでも、この強力メンバー相手に馬券に絡むまでの走りを見せられるかどうかというとやや厳しいかもしれない。
期待度 ★★★
はにつまHs~アフターウェディング(boot UP!)
馬名どおりはにつまの直仔(FD)だが、父(本編)自体悪くない競走を見せたものの入着には足りない成績だっただけに、大きな期待はできそうもない。元々この厩舎自体大物馬を排出した例はなく、入着に足りるかどうかという中級馬を堅実に走らせているだけに、この強力メンバー相手に真っ向勝負は厳しい。こうした後日談系はこの厩舎の得意とするところで、抜きに関しては平均以上のレベルは備えている筈。それでも今回に限っては上位に食い込む可能性は低いと言わざるを得ない。
期待度 ★★☆
△PRIMAL×HEARTS 2(ま~まれぇど)
ま~まれぇど厩舎で初めて上位に食い込んだPRIMAL×HEARTSの直仔(続編)。走りに特徴があったわけでなかったが、毛色(CG)やイチャラブなどどれもが平均点以上でまとまっていたのが好走の要因か。今回も血統は同じものを使い、ヒロインを変更したという内容。走りについては前走より上向く可能性は少なく、逆に出涸らしとなってしまっている可能性は高い。ヒロインの可愛さに関しては当然高いものがあるし、エロについてもこの厩舎は高いレベルを持っているだけに期待できそう。といっても今回はいかにもメンバーが強力で、走り以外のまとまりで勝負できるとは思えない。あくまで恵まれての狙いか。
期待度 ★★★
魔法姫士アリカ&リン 乙女に群がる男たちの魔の手「それでも私たちは負けない!!」(エレクトリップ)
ユニゾンシフト系の安馬専門厩舎エレクトリップ。ここ毎レース馬を出走させるという短いローテで使ってきているが、肝心の成績は今ひとつ。いずれも手腕には定評のある騎手を起用してのものだけに言い訳が利かない。今回もキャリアこそ少ないものの伸びしろが多そうながおうを鞍上に迎えたが、魔法少女ヒロイン凌辱という目新しさのなし血統でどこまで戦えるか微妙。安馬だけに走りに広がりがあるとも思えないだけに、これまでの厩舎の実績どおりの成績に終わってしまいそう。
期待度 ★★
ロイヤルガーデン ~乙女に恋する皇子の戯曲~(あざらしそふと)
前走がデビュー戦だったあざらしそふとの2戦目。デビュー戦は主戦騎手のピロ水が鞍上だったが、今回はBaseSonの所属騎手だった神剣桜花を鞍上に迎えて前進を見込む。主人公は皇太子の影武者としてお嬢様ヒロインと接するという血統だが、こういった凝った血統を仕上げるにしてはトレーナーの顔ぶれは心もとない。今回ほぼ1年ぶりの出走となるが、年末にピロ水騎乗の馬が出走予定なだけに、この馬に対する厩舎の期待はさほど高くないように思える。今回は見送りが妥当なところか。
期待度 ★★☆
▲私が好きなら「好き」って言って!(Chuablesoft)
初めて手がけたあの晴れわたる空より高くの好走で一躍注目トレーナーの一人となった範乃秋晴の2戦目。デビュー戦は学園でのロケット制作をテーマにした血統が当たったのだが、今回はヒロインとのイチャラブを中心とした萌え系と血統的にはかなり様相が違う。こうした全く違う血統の馬を仕上げることが出来るならトレーナーの手腕も本物といえるが、正直五分五分といったところかもしれない。ただこうした血統についてはSugar+Spice! らを輩出した厩舎ということでそれなりに信用はできそう。凡馬の可能性も多分にあるが、トレーナーの力を信じて厚めに印を打ってみたい。
期待度 ★★★★
(本紙の見解)
久しぶりに頭数が揃い激戦ムードが漂う。それでもサクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-の力が一枚抜けている。デビュー前から大きく期待されていた血統で人気にはなるが逆らえない。他馬で互角の勝負を挑めそうな馬は見当たらないが、走りに重点を置き大駆け気配が漂うこころリスタ!を対抗に抜擢。トレーナーの手腕が見所の私が好きなら「好き」って言って!も地力はありそうで勝敗圏内。抜き系ではエロ漫画家さんと貧乏姉妹の動きが良く惑星以上の評価に。人気になっている恋×シンアイ彼女は能力以上に評価されている嫌いがあってやや割引き。PRIMAL×HEARTS 2も同様で、それなら厩舎の安定度を買ってちんくる★ツインクルフェスティバル!の方が馬券的には妙味がありそうだ。
2015年09月13日
9月の発売予定表から
秋競馬(エロゲー)シーズン開幕という割りには非常に寂しいメンバーとなりました。大物馬(ソフト)の回避(延期)が響いたのが原因でしょうが、それにしてもこれだけメンバーが揃わない現状というのは競馬界が斜陽に向かっていることを感じさせてなりません。自信を持って本命に押せそうな馬は見当たらず、今回ばかりは正直見送るのが賢明なのかもしれません。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
あねよめコンチェルト(CandySoft)
昨年出走したあねよめカルテットの全妹(続編)。新ヒロイン2名の追加シナリオに旧ヒロインのアフターストーリーというまずまず充実した内容。ただ姉自体それほど好成績を残した馬でないだけに、これだけで好走を望むのは正直厳しい。追加ヒロインに魅力がなければ論外だし、魅力がありすぎても旧ヒロインが噛ませ犬になってしまうなどバランスを取るのも厄介。複数トレーナー(ライター)制を採っているだけにそ旧ヒロインを交えたバトルロイヤル的内容にも期待が持てず、今回も見送りが賢明だろう。
期待度 ★★
逆転魔女裁判 -優しい貴穂お姉ちゃんは魔女・痴女・ビッチ-(エレクトリップ)
ユニゾンシフト系の主戦騎手織澤あきふみが安馬専門の姉妹厩舎から再登場。全姉の逆転魔女裁判 ~痴女な魔女に裁かれちゃう~は抜き系ではまずまずの内容かと思われたが、結果には繋がらず。どちらかというと幼馬〈ロリ)への騎乗を得意とする織澤あきふみに巨乳ヒロインを担当させるのはミスキャストのように感じられたが、その予想が的中してしまった形。今回も前走以上にヒロインが巨乳化していて、もはや奇乳といっていいくらい。姉系ヒロインとショタ系主人公とのニックスは悪くはなさそうだが、上位に食い込むのは厳しそうだ。
期待度 ★★
三極姫4 ~天下繚乱 天命の恋絵巻~(げーせん18)
げーせん18が誇る二大母系〈シリーズ)の一つである三極姫の最新馬。もう一つの戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~が期待を大きく裏切っただけにその汚名を雪ぐだけの走りを披露したいところ。ただ戦極姫と比べるとこれまで成績が上がっていないの母系だけに、大きな期待まではどうか。まずまず評判が良かったADVパートが強化されるというのは楽しみだが、SLGパートに占いという不確定要素が加わったのは本格的なSLGを楽しみたい層にとってマイナスになってしまうかもしれない。初戦は仕上がり不足で叩きながらアペンドで立て直してくるのがこの厩舎のパターンなだけに、初戦から手を出しづらく見送りでよさそう。
期待度 ★★
〇新・他の男の精液で孕んでもいいですか…?2(アトリエさくら)
NTR専門厩舎であるアトリエさくらの最新馬。主戦トレーナーであるおんぼろ月の人気母系だが、近走は今ひとつなだけに巻き返しを期待したいところ。騎手は過去トレーナーとコンビを組み成功している長頼で、ヒロインの設定もなかなか魅力。追い切りが公開されていないだけに未知数な部分は多いが、過去の成績を考えれば走られても不思議は無い。久しぶりにNTR得意のおんぼろ月が手腕発揮するところが見られるか。
期待度 ★★★
Gカップシスターズ! 妹だらけの搾乳学園祭(マリン)
コンスタントに所属馬を出走させてくるマリンだが、今回は1年半ぶりとやや間隔が開いた。それだけに万全の仕上がりを期待したいところ。この厩舎得意の搾乳にパイズリと巨乳ヒロイン特有のシチュは抜き系として充分。もちろんまともな走り(シナリオ)にはそれほど期待はできそうもなく、教師でありながら教え子の妹と関係するという頭の痛い展開なだけに、勝ち負けとなると厳しい。展開に恵まれたとしても入着が一杯か。
期待度 ★★☆
聖騎士Melty★Lovers(あかべぇそふとすりぃ)
あまりの強烈な走りからあかべぇ系列の黒歴史の一つと化した銃騎士Cutie☆Bullet。あの1頭の走りだけで厩舎が解散してしまったという事実がそれを証明してるといっていい。その後継馬がこの馬で銃騎士のハズレ馬券を持っていれば、この馬の単勝が無料で買えるという豪気っぷりが話題を呼んでいる。トレーナーは当然一新されたが、全く聞かない名前で不安は大きい。ただサブで控える須永成人と おぅんごぅるはまずまず信頼できそう。といっても走りに期待できるといったほどではなく、エロ&コメディ寄りとなってしまいそう。騎手が唯々月たすくというのは魅力でそれなりの能力は持っていそうだが、上位に食い込めるかどうかとなると展開の助けが必要だろう。
期待度 ★★☆
▲対魔忍 紅(BlackLiLiTH)
この厩舎の対魔忍系もすっかりお馴染みとなったが、ただ前走は名手葵渚を擁しながら期待はずれの結果に終わった。今回はトレーナーに実績十分の飯田和彦を迎えたということで変わり身を期待したいところ。ただこれまで氏が手がけてきた馬の顔ぶれを考えると、血統的に手が合わない気も。それでもこれまでの対魔忍系とは違う面を出す可能性もあり、未知数な部分は多いものの流れに乗れば大駆けの可能性はありそう。
期待度 ★★★
敗北の淫獣ハンター・月氷姫レイ 名門女学生と共に触手の苗床にされる美少女剣士(catwalkNERO)
VA系列の抜き系厩舎としてまずまずの存在感を保っているcatwalkNERO厩舎だが、好成績を上げた馬は今のところ見当たらない。今回は過去出走例が多い異種姦系に戻したが、トレーナーも同じとなると、変わり身を期待するのは酷か。シチュ的にも定番どころは備えていて量に関しては問題なさそうだが、問題は質。学園ものでありながら、ハンターにプリンセスが登場するなどどうも血統(世界観)に一貫性がなさそうなのも気がかり。今回も上位には絡めそうもない。
期待度 ★★
ばれっと☆すたいる Loyalty of valet(CroixSoft)
一時流行した執事系だが、ヒロインが執事で主人公に仕えるというのは珍しい。ただよくよく考えればヒロインがメイド服でなく執事服を着ているだけと言えないこともない。ヒロインが執事だけでなく、妹にお嬢様と揃えているのは当然とはいえ好感が持てる。騎手はやや癖のある騎乗(画風)だが、それなりのレベルは備えていそう。ただライバルキャラが登場するのは当然も存在感は今ひとつ。アクセントで入る笑いの質も高いとは言えない。初出走にしてはそれなりに期待できそうだし、相手的にも食い込んできてもおかしくないが、常識的に考えれば一走静観するのが妥当か。
期待度 ★★☆
姫様LOVEライフ!(Princess Sugar)
お姫様ヒロイン専門厩舎であるPrincess Sugarの最新馬。デビューして2戦は入着まで今一歩という走りだったが、今回騎手にみけおうを起用。これまでも悪くはなかったが、大物騎手が手綱を握るとあって厩舎の意気込みも違ってきそう。ただトレーナーが最近抜き系の馬を中心に手がけている屑美たけゆきとあって、萌えよりも抜きに重心を置いてくる可能性が強い。もちろん一流騎手だけに抜き系の馬にも充分対応は出来ると思うが、こういった血統にありがちなのが抜きに力を入れるあまりに、ヒロイン萌えを犠牲にしてしまうケースが多いこと。血統的にはエロ強化が強みに繋がるとは必ずしも思えず、いくらメンバー手薄とはいえ買いかぶれない。
期待度 ★★
ペンペンペナルティ 箱入り娘たちをHにオシオキ!!(アトリエかぐや)
抜き系厩舎で安定感がありながら、それでも時に大駆けを見せる馬が出現するのがこの厩舎の魅力。ただ今回豊富な所属騎手の中で、一番知名度が低いみゃぁんが鞍上なだけに大駆けを見せる可能性は低そう。ヒロイン全員が社会適応能力の低いお嬢様ばかりという血統は珍しく、主人公がどのような手練手管で教育するのが見所だが、走りに大きな期待はできないだけにヒロインの癖の強さも画餅に終わってしまいそう。今回は強気に推せそうもない。
期待度 ★★☆
△僕と恋するポンコツアクマ。(スミレ)
コメディ中心に走らせてきたスミレも今回で3走目でそろそろ飛躍の切欠を掴みたいところ。その材料となりそうなのがエロとHアニメということなのだろう。といってもバカとエロのニックスで相性がいいのは天然の方。同じバカでも狙いにいったものだと、好相性とは言い切れない部分が多い。ただそれでも今回はメンバーが相当甘く、この馬の能力なら力だけで上位に持ってこられる可能性は強い。コメディ部分さえ手抜きがなければ、エロでの上積みを計算に入れれば充分勝ち負けを争えるだろう。
期待度 ★★★
◎Love and Peace (Mink)
この厩舎では珍しいSLG系。経験が少ない厩舎のSLGはバランスが悪いことが多く見送りがセオリーなのだが、古豪厩舎が満を持して出走させるだけに注目している。騎手はティータ・Jに壽々郎という厩舎では最高の人材を揃え、登場するヒロインも30人以上というのはそれだけで楽しみ。ただヒロイン数がこれだけ多いと、各ヒロインを掘り下げた走りは期待できない。それに各ヒロインに1回ずつしかHシーンがなさそうなのも不安だが、メインヒロインくらいは複数Hがあることを祈りたい。後はSLGのデキがどうかだが、追い切りが公開されていない現状では不明。それでもメンバー的に本命に推せそうなのはこの馬くらい。意地の走りをみせてもらいたいものだ。
期待度 ★★★☆
恋愛フェイズ(戯画)
他厩舎で実績を残しているかずきふみをトレーナーに擁した前走が期待ハズレ。戯画厩舎の低迷ぶりも底なしといえる感。今回のトレーナーであるギハラと若瀬諒の最近の成績はというと惨敗ばかり。とても現在の窮状を救えるとは思えない。騎手は現在厩舎の主戦の一角を占めるうすめ四郎とにろで、馬体自体は悪くなさそうだが、調教の動きはサッパリ。これではとても狙えないだろう。
期待度 ★
(本紙の見解)
他のレース(月)に出走したら果たして印が回るかどうか怪しいくらいのレベル。ヒロイン数の多さと騎手の魅力でLove and Peaceを本命に押すが、肝心のSLGのデキが不明なだけに大敗もありえる。それでもメンバーの地力の差を考え消去法で本命に押したい。一時の勢いがないアトリエさくらだが、過去走った馬を思わせる雰囲気を漂わせている新・他の男の精液で孕んでもいいですか…?2の変わり身が逆転候補。同じ安馬抜き系の対魔忍 紅も過去の実績から食い込んできても不思議ない。もう1頭挙げるならバカとエロが噛み合った場合の僕と恋するポンコツアクマ。の大駆けで、頭数的にもこの4頭に絞ってみたい。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
あねよめコンチェルト(CandySoft)
昨年出走したあねよめカルテットの全妹(続編)。新ヒロイン2名の追加シナリオに旧ヒロインのアフターストーリーというまずまず充実した内容。ただ姉自体それほど好成績を残した馬でないだけに、これだけで好走を望むのは正直厳しい。追加ヒロインに魅力がなければ論外だし、魅力がありすぎても旧ヒロインが噛ませ犬になってしまうなどバランスを取るのも厄介。複数トレーナー(ライター)制を採っているだけにそ旧ヒロインを交えたバトルロイヤル的内容にも期待が持てず、今回も見送りが賢明だろう。
期待度 ★★
逆転魔女裁判 -優しい貴穂お姉ちゃんは魔女・痴女・ビッチ-(エレクトリップ)
ユニゾンシフト系の主戦騎手織澤あきふみが安馬専門の姉妹厩舎から再登場。全姉の逆転魔女裁判 ~痴女な魔女に裁かれちゃう~は抜き系ではまずまずの内容かと思われたが、結果には繋がらず。どちらかというと幼馬〈ロリ)への騎乗を得意とする織澤あきふみに巨乳ヒロインを担当させるのはミスキャストのように感じられたが、その予想が的中してしまった形。今回も前走以上にヒロインが巨乳化していて、もはや奇乳といっていいくらい。姉系ヒロインとショタ系主人公とのニックスは悪くはなさそうだが、上位に食い込むのは厳しそうだ。
期待度 ★★
三極姫4 ~天下繚乱 天命の恋絵巻~(げーせん18)
げーせん18が誇る二大母系〈シリーズ)の一つである三極姫の最新馬。もう一つの戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~が期待を大きく裏切っただけにその汚名を雪ぐだけの走りを披露したいところ。ただ戦極姫と比べるとこれまで成績が上がっていないの母系だけに、大きな期待まではどうか。まずまず評判が良かったADVパートが強化されるというのは楽しみだが、SLGパートに占いという不確定要素が加わったのは本格的なSLGを楽しみたい層にとってマイナスになってしまうかもしれない。初戦は仕上がり不足で叩きながらアペンドで立て直してくるのがこの厩舎のパターンなだけに、初戦から手を出しづらく見送りでよさそう。
期待度 ★★
〇新・他の男の精液で孕んでもいいですか…?2(アトリエさくら)
NTR専門厩舎であるアトリエさくらの最新馬。主戦トレーナーであるおんぼろ月の人気母系だが、近走は今ひとつなだけに巻き返しを期待したいところ。騎手は過去トレーナーとコンビを組み成功している長頼で、ヒロインの設定もなかなか魅力。追い切りが公開されていないだけに未知数な部分は多いが、過去の成績を考えれば走られても不思議は無い。久しぶりにNTR得意のおんぼろ月が手腕発揮するところが見られるか。
期待度 ★★★
Gカップシスターズ! 妹だらけの搾乳学園祭(マリン)
コンスタントに所属馬を出走させてくるマリンだが、今回は1年半ぶりとやや間隔が開いた。それだけに万全の仕上がりを期待したいところ。この厩舎得意の搾乳にパイズリと巨乳ヒロイン特有のシチュは抜き系として充分。もちろんまともな走り(シナリオ)にはそれほど期待はできそうもなく、教師でありながら教え子の妹と関係するという頭の痛い展開なだけに、勝ち負けとなると厳しい。展開に恵まれたとしても入着が一杯か。
期待度 ★★☆
聖騎士Melty★Lovers(あかべぇそふとすりぃ)
あまりの強烈な走りからあかべぇ系列の黒歴史の一つと化した銃騎士Cutie☆Bullet。あの1頭の走りだけで厩舎が解散してしまったという事実がそれを証明してるといっていい。その後継馬がこの馬で銃騎士のハズレ馬券を持っていれば、この馬の単勝が無料で買えるという豪気っぷりが話題を呼んでいる。トレーナーは当然一新されたが、全く聞かない名前で不安は大きい。ただサブで控える須永成人と おぅんごぅるはまずまず信頼できそう。といっても走りに期待できるといったほどではなく、エロ&コメディ寄りとなってしまいそう。騎手が唯々月たすくというのは魅力でそれなりの能力は持っていそうだが、上位に食い込めるかどうかとなると展開の助けが必要だろう。
期待度 ★★☆
▲対魔忍 紅(BlackLiLiTH)
この厩舎の対魔忍系もすっかりお馴染みとなったが、ただ前走は名手葵渚を擁しながら期待はずれの結果に終わった。今回はトレーナーに実績十分の飯田和彦を迎えたということで変わり身を期待したいところ。ただこれまで氏が手がけてきた馬の顔ぶれを考えると、血統的に手が合わない気も。それでもこれまでの対魔忍系とは違う面を出す可能性もあり、未知数な部分は多いものの流れに乗れば大駆けの可能性はありそう。
期待度 ★★★
敗北の淫獣ハンター・月氷姫レイ 名門女学生と共に触手の苗床にされる美少女剣士(catwalkNERO)
VA系列の抜き系厩舎としてまずまずの存在感を保っているcatwalkNERO厩舎だが、好成績を上げた馬は今のところ見当たらない。今回は過去出走例が多い異種姦系に戻したが、トレーナーも同じとなると、変わり身を期待するのは酷か。シチュ的にも定番どころは備えていて量に関しては問題なさそうだが、問題は質。学園ものでありながら、ハンターにプリンセスが登場するなどどうも血統(世界観)に一貫性がなさそうなのも気がかり。今回も上位には絡めそうもない。
期待度 ★★
ばれっと☆すたいる Loyalty of valet(CroixSoft)
一時流行した執事系だが、ヒロインが執事で主人公に仕えるというのは珍しい。ただよくよく考えればヒロインがメイド服でなく執事服を着ているだけと言えないこともない。ヒロインが執事だけでなく、妹にお嬢様と揃えているのは当然とはいえ好感が持てる。騎手はやや癖のある騎乗(画風)だが、それなりのレベルは備えていそう。ただライバルキャラが登場するのは当然も存在感は今ひとつ。アクセントで入る笑いの質も高いとは言えない。初出走にしてはそれなりに期待できそうだし、相手的にも食い込んできてもおかしくないが、常識的に考えれば一走静観するのが妥当か。
期待度 ★★☆
姫様LOVEライフ!(Princess Sugar)
お姫様ヒロイン専門厩舎であるPrincess Sugarの最新馬。デビューして2戦は入着まで今一歩という走りだったが、今回騎手にみけおうを起用。これまでも悪くはなかったが、大物騎手が手綱を握るとあって厩舎の意気込みも違ってきそう。ただトレーナーが最近抜き系の馬を中心に手がけている屑美たけゆきとあって、萌えよりも抜きに重心を置いてくる可能性が強い。もちろん一流騎手だけに抜き系の馬にも充分対応は出来ると思うが、こういった血統にありがちなのが抜きに力を入れるあまりに、ヒロイン萌えを犠牲にしてしまうケースが多いこと。血統的にはエロ強化が強みに繋がるとは必ずしも思えず、いくらメンバー手薄とはいえ買いかぶれない。
期待度 ★★
ペンペンペナルティ 箱入り娘たちをHにオシオキ!!(アトリエかぐや)
抜き系厩舎で安定感がありながら、それでも時に大駆けを見せる馬が出現するのがこの厩舎の魅力。ただ今回豊富な所属騎手の中で、一番知名度が低いみゃぁんが鞍上なだけに大駆けを見せる可能性は低そう。ヒロイン全員が社会適応能力の低いお嬢様ばかりという血統は珍しく、主人公がどのような手練手管で教育するのが見所だが、走りに大きな期待はできないだけにヒロインの癖の強さも画餅に終わってしまいそう。今回は強気に推せそうもない。
期待度 ★★☆
△僕と恋するポンコツアクマ。(スミレ)
コメディ中心に走らせてきたスミレも今回で3走目でそろそろ飛躍の切欠を掴みたいところ。その材料となりそうなのがエロとHアニメということなのだろう。といってもバカとエロのニックスで相性がいいのは天然の方。同じバカでも狙いにいったものだと、好相性とは言い切れない部分が多い。ただそれでも今回はメンバーが相当甘く、この馬の能力なら力だけで上位に持ってこられる可能性は強い。コメディ部分さえ手抜きがなければ、エロでの上積みを計算に入れれば充分勝ち負けを争えるだろう。
期待度 ★★★
◎Love and Peace (Mink)
この厩舎では珍しいSLG系。経験が少ない厩舎のSLGはバランスが悪いことが多く見送りがセオリーなのだが、古豪厩舎が満を持して出走させるだけに注目している。騎手はティータ・Jに壽々郎という厩舎では最高の人材を揃え、登場するヒロインも30人以上というのはそれだけで楽しみ。ただヒロイン数がこれだけ多いと、各ヒロインを掘り下げた走りは期待できない。それに各ヒロインに1回ずつしかHシーンがなさそうなのも不安だが、メインヒロインくらいは複数Hがあることを祈りたい。後はSLGのデキがどうかだが、追い切りが公開されていない現状では不明。それでもメンバー的に本命に推せそうなのはこの馬くらい。意地の走りをみせてもらいたいものだ。
期待度 ★★★☆
恋愛フェイズ(戯画)
他厩舎で実績を残しているかずきふみをトレーナーに擁した前走が期待ハズレ。戯画厩舎の低迷ぶりも底なしといえる感。今回のトレーナーであるギハラと若瀬諒の最近の成績はというと惨敗ばかり。とても現在の窮状を救えるとは思えない。騎手は現在厩舎の主戦の一角を占めるうすめ四郎とにろで、馬体自体は悪くなさそうだが、調教の動きはサッパリ。これではとても狙えないだろう。
期待度 ★
(本紙の見解)
他のレース(月)に出走したら果たして印が回るかどうか怪しいくらいのレベル。ヒロイン数の多さと騎手の魅力でLove and Peaceを本命に押すが、肝心のSLGのデキが不明なだけに大敗もありえる。それでもメンバーの地力の差を考え消去法で本命に押したい。一時の勢いがないアトリエさくらだが、過去走った馬を思わせる雰囲気を漂わせている新・他の男の精液で孕んでもいいですか…?2の変わり身が逆転候補。同じ安馬抜き系の対魔忍 紅も過去の実績から食い込んできても不思議ない。もう1頭挙げるならバカとエロが噛み合った場合の僕と恋するポンコツアクマ。の大駆けで、頭数的にもこの4頭に絞ってみたい。
2015年08月21日
8月の発売予定表から
手薄なメンバー構成だった前レース(月)以上に手薄となってしまった今レース。地方競馬の祭典(コミケ)後という難しい時期では有るが、それに怯えて馬を登録してこないという現状はあまりに寂しい。これだけ魅力の薄いメンバーなだけに素直に購入を見送ってもよさそうだが、そうはいってもレースが行われる以上1点でも購入したいのがファンの心情。できればこんなレースは二度と見たくないものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アヤカシ散華(でぼの巣製作所)
厩舎開設以来、一流馬を輩出していないでぼの巣製作所の最新馬。タクティカルRPGというジャンルに目新しさはないが、今回主人公が人望がない外道な性格という血統〈設定)はこの厩舎では珍しい。といっても他厩舎であるようなハード凌辱という点では期待薄で、走りにどこまで影響を与えるかどうかといったところ。トレーナー(ライター)は過去依頼経験が複数ある西出明久に戻したが、前回の戦場のフォークロア -亡国の騎士団-がサッパリだっただけに、外道主人公を生かした走りが出来るかとなると疑問。この厩舎なりの走りが出来ればといったところだろう。
期待度 ★★
1分の2恋ゴコロ(天ノ葉)
地方〈同人)厩舎が戯画ブランドの力を借り新厩舎開設というパターンでの初戦。中央〈商業)での走りに拘ったという割りには垢抜けた雰囲気はないのはどうかとも思える。妹のために自分を犠牲にして働く兄という一見良主人公のように思える血統も、今後どう転ぶかは今後の走り次第。そのあたりを経験のないトレーナーがどこまで仕上げられるかだが、追い切り〈体験版)が公開されていない現状では不鮮明。ただ取材する限りは主人公の気持ちを変化されるだけの魅力をヒロインからは感じない。初戦だけに見送りが妥当だろう。
期待度 ★★☆
〇妹のセイイキ(feng)
feng初の安馬でまずまずの成功を収めた彼女のセイイキの全妹(続編)。前レース出走直前に取消(延期)というのは臨戦過程としては不満だが、手探り状態で仕上げた姉のことを考えればむしろプラスに考えたい。ヒロインのラシックス(声優)変更は当然不満だが、意外にもシチュ豊富なHシーンで評価を高めた姉のことを考えると、変更も止む無しだったか。ただマイナス材料はこれで出尽くした感もあり、後は前進に期待するのみ。少なくとも前走程度は走れそうだし、それ以上の走りをしても不思議はない。
期待度 ★★★
おお勇者よ、イってしまうとは情けない!(Luxury)
このメーカー得意のバカエロ路線を踏襲する馬。今回はショタ系とより零細(マニアック)な血統となり、バカに磨きが掛かってきそう。ヒロイン数は3人とソコソコだが高馬(フルプライス)でないことを考えれば仕方ない。それよりサブキャラの豊富さは特筆もの。どの程度走りに関わってくるかは不鮮明だが、血統の広がりに貢献できれば面白い。ただこれまで好走した馬がほとんどいない厩舎でトレーナーの陣容もそれほど変わり映えしないだけに、大きな期待まではどうか。
期待度 ★★☆
おしおき生意気ギャル エロいオシオキをしたら自分からエッチを求めてきた(ぱちぱちそふと)
数多い安馬専門厩舎としては、まだこれといった実績を残せていないぱちぱちそふとの最新馬。毎回騎手・トレーナーとも違っていて、馬の傾向も違うとなると厩舎のカラーを打ち出せないのも仕方ない。今回は騎手が新人でトレーナーも一人で馬を仕上げた実績がないとなると正直買える材料は皆無に近い。主人公の親父が20以上は違う女生徒に性的なオシオキをするというシチュがどこまで琴線に響くかだが、安馬だけにほぼ想像通りの走りとなりそうで意外感はない。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
完全時間停止 ~無理やり時間を止められた世界でハメられる女たち~ (Waffle)
巨乳母系〈シリーズ)が看板となっているWaffleで、それ以外の馬の成績はほとんど目立つものはない。しかも今回安馬〈低価格)となると厳しい競馬となってしまいそう。時間停止系は他厩舎でトレーナーが多くの馬を送り出していて、時間封鎖という好走例もある。ただそれは騎手のさだヲの助けが大きかっただけに、今回新人騎手を乗せていあれ以上の走りとなると難しいと考えるのが妥当なところだろう。
期待度 ★★
恋と魔法と管理人 恋愛連鎖編(Prometheus)
I.D.厩舎でこれまで数走騎乗しながらほとんど結果を出せなかった龍牙翔が、今回は新厩舎を開設して出直しを図る。これまでは学園を舞台に純愛からエロへと徐々に変化させていったが、飛びぬけた特徴は打ち出せていなかった。今回はそこに魔法という新たな材料を加えてきたが、トレーナーが未公開となると、どこまでまともに仕上げられているか疑わしい。エロや雰囲気に関してはまずまず評価を得ているが、それだけでは勝負にならないのはこれまでの実績が証明済み。ここは消しでよさそう。
期待度 ★★
△せんせいあのね… 寝取られ少女と放課後の体育倉庫(エレクトリップ)
織澤あきふみと高橋レコードが現在の二枚看板で、他のフリー騎手はこれまで定着には至っていないエレクトリップ。現在爆乳系に騎乗する高橋レコードが騎乗フォームを崩しやや冴えを無くしているだけに、もう一枚看板が欲しいところ。今回ッロリNTRというこれまでのエレクトリップとは傾向が全く違う馬で違和感が大きいが、起用の藤崎ひかりは新人ながらこの厩舎定評の毛色〈塗り)の冴えにも助けられてか取材する限りは悪くない。凌辱系では実績のあるシャア専用◎がトレーナーということで、全くの凡馬ということはなさそう。ただこれまでまずまず実績のあるトレーナーが仕上げながら、ほとんど下級馬ばかりしか出していない厩舎だけに全幅の信頼は置けない。今回メンバーは手薄とはいえ押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★☆
▲天気雨(ぐみそふと)
きゃんでぃそふとの姉妹厩舎としてデビューした初戦は予想通り惨敗。みなとそふとへの怨念だけで開業したと思われていただけに2走目があるとは思えなかったが、5年ぶりの出走は正直驚かされた。今回は獣耳少女がヒロインということもあって内容的にはほぼ想像できるが、そこにどこまで上乗せできるかが好走へのカギとなる。獣耳という特徴を浮き出させるためにE‐moteを導入したのはプラス材料で後は走りが付いてこれるかどうか。追い切りの動きはまずまずでそれなりに能力はありそうだが勝つには一歩足りなさそう。それでもメンバーが軽いだけに上位には食い込めそうでマークしておきたい。
期待度 ★★★
塔の下のエクセルキトゥス(アストロノーツ)
前走に引き続きRPG系とここにきて長距離〈遊べる)血統に出走馬を絞ってきた印象のあるアストロノーツ。ただ前走と同じバトルで走るというのは少し芸が無い印象。前走の不満点をどこまで解消できているかどうかだが、間隔が半年に見たなようでは大幅な進化は望めないだろう。追い切りの評判も今ひとつのようで、主戦騎手であるM&Mに続く騎手を出したい厩舎の焦りというのを感じさせて仕方ない。ポテンシャルは決して低くは無いはずだが、今回は強く押せない。
期待度 ★★
トラベリング スターズ(HOOKSOFT)
これまで所属馬のほとんどが上級馬に成長しないHOOKだが、最近唯一の成功例がStrawberry Nautsだった。それ以来の好走を狙いさくらビットマップで起用した鈴平ひろに久々に依頼。外部の大物騎手に依頼したところに厩舎の意気込みを感じさせる。いつもの学園系にHOOKでは初めてといっていいファンタジー要素をニックスさせたのもその表れか。ただ学園&ファンタジーというニックスはこれまであまり上級馬が輩出されてなく不安は少なくない。ヒロインの可愛さに関しては鉄板でファンタジー血統に騎乗経験の多い鈴平ひろの起用は当たったといえるが、トレーナーの経験が乏しいだけにこの厩舎得意のガーリートーキングを含めどこまで素材を生かせるか心配。追い切りの動きもやや期待はずれ。入場曲〈音楽)で久々に松浦貴雄が復活したのは記者的には嬉しいが、好走する可能性は大きくないと見る。
期待度 ★★☆
△×× of the Dead(SYOKU)
閉鎖された空間を舞台にしたサバイバル血統に凌辱を含めたというのはさほど新鮮味はない。導入部分と数多いキャラクターの色づけ、直線での末脚(オチ)等でどこまでファンを惹きつけられるかどうかだが、追い切りでは正直目新しさは感じられなかった。それでもこういった異形触手系を多く手がけている桜庭丸男の名がトレーナーに見えるのは心強い。厩舎の実績から大きな期待まで望むのはどうかだが、分かりやすい血統なだけによほど他のトレーナーが足を引っ張らない限り想定の時計どおりには走ってくれる筈。ただ上位に食い込めるかとなるとかなりの展開の助けは必要か。
期待度 ★★☆
◎ランス03 リーザス陥落(ALICESOFT)
前走で老舗厩舎の底力というものを見せ付けたアリスソフトが看板血統のランスをひっさげて登場。これまでラシックスなしで走ってきたランスだが、今回は初めて使用ということでファンに違和感を与えないかが心配だったが、ベテラン陣を多く起用しただけにそこまで大きな問題はなくむしろプラス材料として考えたい。過去馬の焼き直しという趣きでRPG部分に古さを感じさせてしまうところもありそうだが、ランス中人気随一といっていいリーザスのヒロイン陣がメインということもあって走りは問題ない。老舗だけにただのリメイクには終わらず高馬に見合うものを出してくれる筈。メンバー的にもこの馬中心のレースとなりそう。
期待度 ★★★☆
リベンジポルノ(アトリエさくらeXtra)
NTR系ではもはや老舗といっていいアトリエさくら。といってもトレーナーがおんぼろ月意外の馬となるとほとんど走った実績はなく、eXtraとなるとこれまでそこそこ実績のあるトレーナーを起用しながら惨敗続き。しかも今回新人トレーナーとなるとまともには飛びつけない。今流行の馬名(タイトル)だけをなぞった走りとなるのが予想できて、しかも表題どおりとなると画像だけで惹きつけるものがないといけない筈だがそれも感じさせない。残念ながらこれではとても買えない。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
出走頭数も揃わず前評判の高い馬も見当たらないという寂しいレースとなってしまったが、それなら過去馬の焼き直しながらランス03 リーザス陥落(ALICESOFT)が抜けた印象。逆にこういった馬が本命を務めなければいけない現状の方が競馬業界として不安だ。対抗も安馬ながら全姉の成績から妹のセイイキ(feng)でほぼ間違いない。この2頭に唯一勝負できそうなのが天気雨(ぐみそふと)で、それ以外となると別のレースでは恐らく印の回らない馬ばかり。あえて挙げるなら×× of the Dead(SYOKU)にせんせいあのね… 寝取られ少女と放課後の体育倉庫(エレクトリップ)あたりだが、これらを無理に狙うなら別のレースに資金を温存して置いた方がよさそうだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アヤカシ散華(でぼの巣製作所)
厩舎開設以来、一流馬を輩出していないでぼの巣製作所の最新馬。タクティカルRPGというジャンルに目新しさはないが、今回主人公が人望がない外道な性格という血統〈設定)はこの厩舎では珍しい。といっても他厩舎であるようなハード凌辱という点では期待薄で、走りにどこまで影響を与えるかどうかといったところ。トレーナー(ライター)は過去依頼経験が複数ある西出明久に戻したが、前回の戦場のフォークロア -亡国の騎士団-がサッパリだっただけに、外道主人公を生かした走りが出来るかとなると疑問。この厩舎なりの走りが出来ればといったところだろう。
期待度 ★★
1分の2恋ゴコロ(天ノ葉)
地方〈同人)厩舎が戯画ブランドの力を借り新厩舎開設というパターンでの初戦。中央〈商業)での走りに拘ったという割りには垢抜けた雰囲気はないのはどうかとも思える。妹のために自分を犠牲にして働く兄という一見良主人公のように思える血統も、今後どう転ぶかは今後の走り次第。そのあたりを経験のないトレーナーがどこまで仕上げられるかだが、追い切り〈体験版)が公開されていない現状では不鮮明。ただ取材する限りは主人公の気持ちを変化されるだけの魅力をヒロインからは感じない。初戦だけに見送りが妥当だろう。
期待度 ★★☆
〇妹のセイイキ(feng)
feng初の安馬でまずまずの成功を収めた彼女のセイイキの全妹(続編)。前レース出走直前に取消(延期)というのは臨戦過程としては不満だが、手探り状態で仕上げた姉のことを考えればむしろプラスに考えたい。ヒロインのラシックス(声優)変更は当然不満だが、意外にもシチュ豊富なHシーンで評価を高めた姉のことを考えると、変更も止む無しだったか。ただマイナス材料はこれで出尽くした感もあり、後は前進に期待するのみ。少なくとも前走程度は走れそうだし、それ以上の走りをしても不思議はない。
期待度 ★★★
おお勇者よ、イってしまうとは情けない!(Luxury)
このメーカー得意のバカエロ路線を踏襲する馬。今回はショタ系とより零細(マニアック)な血統となり、バカに磨きが掛かってきそう。ヒロイン数は3人とソコソコだが高馬(フルプライス)でないことを考えれば仕方ない。それよりサブキャラの豊富さは特筆もの。どの程度走りに関わってくるかは不鮮明だが、血統の広がりに貢献できれば面白い。ただこれまで好走した馬がほとんどいない厩舎でトレーナーの陣容もそれほど変わり映えしないだけに、大きな期待まではどうか。
期待度 ★★☆
おしおき生意気ギャル エロいオシオキをしたら自分からエッチを求めてきた(ぱちぱちそふと)
数多い安馬専門厩舎としては、まだこれといった実績を残せていないぱちぱちそふとの最新馬。毎回騎手・トレーナーとも違っていて、馬の傾向も違うとなると厩舎のカラーを打ち出せないのも仕方ない。今回は騎手が新人でトレーナーも一人で馬を仕上げた実績がないとなると正直買える材料は皆無に近い。主人公の親父が20以上は違う女生徒に性的なオシオキをするというシチュがどこまで琴線に響くかだが、安馬だけにほぼ想像通りの走りとなりそうで意外感はない。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
完全時間停止 ~無理やり時間を止められた世界でハメられる女たち~ (Waffle)
巨乳母系〈シリーズ)が看板となっているWaffleで、それ以外の馬の成績はほとんど目立つものはない。しかも今回安馬〈低価格)となると厳しい競馬となってしまいそう。時間停止系は他厩舎でトレーナーが多くの馬を送り出していて、時間封鎖という好走例もある。ただそれは騎手のさだヲの助けが大きかっただけに、今回新人騎手を乗せていあれ以上の走りとなると難しいと考えるのが妥当なところだろう。
期待度 ★★
恋と魔法と管理人 恋愛連鎖編(Prometheus)
I.D.厩舎でこれまで数走騎乗しながらほとんど結果を出せなかった龍牙翔が、今回は新厩舎を開設して出直しを図る。これまでは学園を舞台に純愛からエロへと徐々に変化させていったが、飛びぬけた特徴は打ち出せていなかった。今回はそこに魔法という新たな材料を加えてきたが、トレーナーが未公開となると、どこまでまともに仕上げられているか疑わしい。エロや雰囲気に関してはまずまず評価を得ているが、それだけでは勝負にならないのはこれまでの実績が証明済み。ここは消しでよさそう。
期待度 ★★
△せんせいあのね… 寝取られ少女と放課後の体育倉庫(エレクトリップ)
織澤あきふみと高橋レコードが現在の二枚看板で、他のフリー騎手はこれまで定着には至っていないエレクトリップ。現在爆乳系に騎乗する高橋レコードが騎乗フォームを崩しやや冴えを無くしているだけに、もう一枚看板が欲しいところ。今回ッロリNTRというこれまでのエレクトリップとは傾向が全く違う馬で違和感が大きいが、起用の藤崎ひかりは新人ながらこの厩舎定評の毛色〈塗り)の冴えにも助けられてか取材する限りは悪くない。凌辱系では実績のあるシャア専用◎がトレーナーということで、全くの凡馬ということはなさそう。ただこれまでまずまず実績のあるトレーナーが仕上げながら、ほとんど下級馬ばかりしか出していない厩舎だけに全幅の信頼は置けない。今回メンバーは手薄とはいえ押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★☆
▲天気雨(ぐみそふと)
きゃんでぃそふとの姉妹厩舎としてデビューした初戦は予想通り惨敗。みなとそふとへの怨念だけで開業したと思われていただけに2走目があるとは思えなかったが、5年ぶりの出走は正直驚かされた。今回は獣耳少女がヒロインということもあって内容的にはほぼ想像できるが、そこにどこまで上乗せできるかが好走へのカギとなる。獣耳という特徴を浮き出させるためにE‐moteを導入したのはプラス材料で後は走りが付いてこれるかどうか。追い切りの動きはまずまずでそれなりに能力はありそうだが勝つには一歩足りなさそう。それでもメンバーが軽いだけに上位には食い込めそうでマークしておきたい。
期待度 ★★★
塔の下のエクセルキトゥス(アストロノーツ)
前走に引き続きRPG系とここにきて長距離〈遊べる)血統に出走馬を絞ってきた印象のあるアストロノーツ。ただ前走と同じバトルで走るというのは少し芸が無い印象。前走の不満点をどこまで解消できているかどうかだが、間隔が半年に見たなようでは大幅な進化は望めないだろう。追い切りの評判も今ひとつのようで、主戦騎手であるM&Mに続く騎手を出したい厩舎の焦りというのを感じさせて仕方ない。ポテンシャルは決して低くは無いはずだが、今回は強く押せない。
期待度 ★★
トラベリング スターズ(HOOKSOFT)
これまで所属馬のほとんどが上級馬に成長しないHOOKだが、最近唯一の成功例がStrawberry Nautsだった。それ以来の好走を狙いさくらビットマップで起用した鈴平ひろに久々に依頼。外部の大物騎手に依頼したところに厩舎の意気込みを感じさせる。いつもの学園系にHOOKでは初めてといっていいファンタジー要素をニックスさせたのもその表れか。ただ学園&ファンタジーというニックスはこれまであまり上級馬が輩出されてなく不安は少なくない。ヒロインの可愛さに関しては鉄板でファンタジー血統に騎乗経験の多い鈴平ひろの起用は当たったといえるが、トレーナーの経験が乏しいだけにこの厩舎得意のガーリートーキングを含めどこまで素材を生かせるか心配。追い切りの動きもやや期待はずれ。入場曲〈音楽)で久々に松浦貴雄が復活したのは記者的には嬉しいが、好走する可能性は大きくないと見る。
期待度 ★★☆
△×× of the Dead(SYOKU)
閉鎖された空間を舞台にしたサバイバル血統に凌辱を含めたというのはさほど新鮮味はない。導入部分と数多いキャラクターの色づけ、直線での末脚(オチ)等でどこまでファンを惹きつけられるかどうかだが、追い切りでは正直目新しさは感じられなかった。それでもこういった異形触手系を多く手がけている桜庭丸男の名がトレーナーに見えるのは心強い。厩舎の実績から大きな期待まで望むのはどうかだが、分かりやすい血統なだけによほど他のトレーナーが足を引っ張らない限り想定の時計どおりには走ってくれる筈。ただ上位に食い込めるかとなるとかなりの展開の助けは必要か。
期待度 ★★☆
◎ランス03 リーザス陥落(ALICESOFT)
前走で老舗厩舎の底力というものを見せ付けたアリスソフトが看板血統のランスをひっさげて登場。これまでラシックスなしで走ってきたランスだが、今回は初めて使用ということでファンに違和感を与えないかが心配だったが、ベテラン陣を多く起用しただけにそこまで大きな問題はなくむしろプラス材料として考えたい。過去馬の焼き直しという趣きでRPG部分に古さを感じさせてしまうところもありそうだが、ランス中人気随一といっていいリーザスのヒロイン陣がメインということもあって走りは問題ない。老舗だけにただのリメイクには終わらず高馬に見合うものを出してくれる筈。メンバー的にもこの馬中心のレースとなりそう。
期待度 ★★★☆
リベンジポルノ(アトリエさくらeXtra)
NTR系ではもはや老舗といっていいアトリエさくら。といってもトレーナーがおんぼろ月意外の馬となるとほとんど走った実績はなく、eXtraとなるとこれまでそこそこ実績のあるトレーナーを起用しながら惨敗続き。しかも今回新人トレーナーとなるとまともには飛びつけない。今流行の馬名(タイトル)だけをなぞった走りとなるのが予想できて、しかも表題どおりとなると画像だけで惹きつけるものがないといけない筈だがそれも感じさせない。残念ながらこれではとても買えない。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
出走頭数も揃わず前評判の高い馬も見当たらないという寂しいレースとなってしまったが、それなら過去馬の焼き直しながらランス03 リーザス陥落(ALICESOFT)が抜けた印象。逆にこういった馬が本命を務めなければいけない現状の方が競馬業界として不安だ。対抗も安馬ながら全姉の成績から妹のセイイキ(feng)でほぼ間違いない。この2頭に唯一勝負できそうなのが天気雨(ぐみそふと)で、それ以外となると別のレースでは恐らく印の回らない馬ばかり。あえて挙げるなら×× of the Dead(SYOKU)にせんせいあのね… 寝取られ少女と放課後の体育倉庫(エレクトリップ)あたりだが、これらを無理に狙うなら別のレースに資金を温存して置いた方がよさそうだ。
2015年07月19日
7月の発売予定表から
夏競馬シーズンの到来を告げる今レース(月)ですが、近くに地方(同人)競馬の大レースが控えるだけに例年どおりやや寂しい頭数となりました。絶対的人気になりそうな馬は不在もなかなか魅力的な馬が揃い、予想はかなり難解。点数を絞ると外れる可能性は高いので、何とか予算に折り合いを付けて的中馬券を掴みたいものです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
〇紅い瞳に映るセカイ(FAVORITE)
好走したいろとりどりのセカイの2頭(作)目の直仔(FD)。兄のいろとりどりのヒカリも走っていて、上位を争う程度の成績ではとても物足りない。主人公とメインヒロインである真紅との後日談が中心で、内容的にも手堅い。他のヒロインの出番は限られてしまいそうだが、元々真紅一本で仕上げられてきただけにそのあたりは織り込み済み。不安は相変わらずな主人公が足を引っ張らないかくらい。安馬(低価格)だけに内容がどこまで充実しているかどうかだが、本命に押せるだけの力は充分持っている筈。
期待度 ★★★★☆
姉と幼なじみは中がイイ! ~「ニンベン」ついてないし…~(アトリエかぐや)
かぐや厩舎では動画を前面に押し出し独自性を発揮するPumpkinの最新馬。これまで主戦を務めてきた有栖川千里から前走が初騎乗のyoppyに手替りしたのがカギとなるが、取材する限りはそれほど影響はなさそうな雰囲気。血統(設定)は相変わらずでまともな走り(シナリオ)は期待できそうもないが、エロさえ充分なら問題ない。ただ高馬の割にはヒロインが少ないのは明らかに不満で、エロも広がりが見られなさそう。堅実な走りは見せられるだろうが、勝ち負けとなるとやや苦しいか。
期待度 ★★★
妹のセイイキ(feng)
feng初の安馬でまずまずの成功を収めた彼女のセイイキの全妹(続編)。姉は安馬初挑戦でやや手探りで仕上げた感が強かったが、今回はその経験を踏まえてしっかり仕上げてきそう。ヒロインのラシックス(声優)変更でミソを付けた印象は強いが、姉はシチュ豊富なHシーンでその点での評価が高かっただけに、Hシーンに強いラシックスの変更がプラスに働く可能性はある。姉のファンのみが買うことを考えれれば、少なくとも前走以下の走りとなることはなさそう。
期待度 ★★★
エッチでヘンタイ! ヤキモチお嬢様!!(ensemble SWEET)
ensemble のエロ強化厩舎としてデビューした前走はあえなく惨敗。1年ぶりの出走で巻き返しを狙う今回はトレーナー(ライター)と騎手(原画家)をオール一新。騎手は系列のウィル系厩舎で凌辱血統に騎乗したことのある了藤誠仁らエロに強い面々を揃え、ますますエロ重視に舵を切った印象。ただ追い切りを見る限り前走と同じく血統のアラが目に付くのが気がかり。このあたりは複数トレーナーの上に実績ある面々を揃えられなかった弱みが出ているか。少なくとも強気になれる材料が乏しく見送りで。
期待度 ★★
カスタムメイド3D2(Kiss)
Kiss厩舎で最初に成功したカスタムメイド3Dだが、その後数々の全妹と称するアペンドを大量に出したことで、かなりファンの心証を悪くした気がする。今回は2と名が付くだけにさすがに3D画面やポリゴン等強化してきているだろうが、実質的な前走にあたるメイクMeラバーで大きな脚部不安(バグ)を発生させただけに、最初から追いかけるのはかなり勇気がいるのは間違いない。嵌れば恐いがその可能性は大きくないかもしれない。
期待度 ★★☆
△さくらにかげつ(オレンジエール)
デビュー戦のこの世界の向こうでがなかなか見せ場のある内容。前走は騎手が流行から離れた騎乗をしたためかやや埋もれてしまった結果となってしまったが、今回は同じ新人ながらまずまず乗れる印象のあるおきつぐを起用。ヒロイン数も増えて注目度は確実に上がった。それだけにトレーナーの手腕に期待したいところ。追い切りの印象はまずまずも、ヒロイン全員がポンコツということで萌えゲー色は弱め。逆に直線(ラスト)での追い込み勝負に賭ける作戦か。直線での末脚次第では勝ち負けも期待できそうで単穴までの期待。
期待度 ★★★☆
小女ラムネ(たぬきそふと)
最近増えてきた印象のある幼馬(ロリ)専門厩舎の中では最古参ともいえるたぬきそふとの最新馬。厩舎開設以来安定した成績を残しているのは流石というべきだが、それでも上位を賑わすのが精一杯というのが万人に膾炙することのない幼馬系厩舎の限界でかもしれない。今回は厩舎が得意とするキモ主人公が復活し、幼馬特有の変態プレイにも期待できそう。ただトレーナー未公開の馬はほとんど走っていないというジンクスがあり、今回トレーナーが公開されていないのはやはり不安。軸で狙うには少々厳しく、押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★★
▲ソーサリージョーカーズ(3rdEye)
デビュー3走目の幻創のイデアで大駆けを見せた3rdEyeの待望の新馬。間隔が開いたのはそれだけじっくりと仕上げられた証左ともいえるだけに期待充分。あえて好走例の少ないダブル主人公で挑みそれを跳ね返した前走と同じく、今回もダブル主人公制を採用。前走はダブル主人公が上手く血統(世界観)に深みを持たせるのに成功しただけに、今回もこれで走るようなら厩舎の特長として売り出せそう。こうした異能力バトル系は成功例が多いだけにチャンスは充分。今回少頭数の競馬となりそうで勝ち負けまでの期待。
期待度 ★★★★
恥辱の制服(BISHOP)
凌辱系では比較的安定な成績を残しているBISHOPの最新馬。血統からほんのりバカ気配を漂わせているのがこの厩舎の特徴だがこの馬も同様。凌辱としてはやや温く感じられるものの、それでも抜きについては水準以上を保っているのがこの厩舎の安定性の由縁か。今回は騎手を水島☆多也に絞ったが、この厩舎の主戦を長年務めているだけに不安はない。ただ馬名(タイトル)に制服の名を冠する割には、主人公にそれほど制服に対する拘りが感じられないのは気になるところ。前走の牝教師4くらい走れれば上出来だが、前走は厩舎得意の女教師系だっただけにあの走りと同等を望むのは厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆
◎フェアリーテイル・レクイエム(ライアーソフト)
他の厩舎にない血統を走らせることで定評あるライアー厩舎だが、今回は新進気鋭の海原望をトレーナーに迎えお馴染みの童話をモチーフに大駆けを狙う。こういった血統ではおよそハズレのないライアーで、しかもライアーが期待馬には必ず起用してくる大石竜子に依頼したとなると走る気配がプンプン。追い切りは賛否両論だがそれでも水準以上の能力を感じさせた。惨敗の可能性もあるが、ここは激走の可能性が高いと見て本命に推す。
期待度 ★★★★☆
星空のバビロン -迫り来るコズミックすけべおねぇさんズ-(ONE‐UP)
その騎手の能力の高さに反比例するかのように、実戦では全く振るわないONE‐UPだが、今回は馬名から見て分かるように完全にバカ系としてレースに挑む。といってもメイビー系厩舎のほとんどはこういった血統の馬であり、ことごとく走っていない。トレーナーもこれまでのカズウミ一人から複数に変わったが、同じメイビーの流れを汲む紫野ら実績に欠く面々ではとても信頼は置けない。騎手もオギンバラ一人から複数騎手に依頼したのもマイナスで今回も見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆
△幻のディストピア(てぃ~ぐる)
騎手トモセシュンサクにトレーナー衣笠彰吾のコンビがウリだったてぃ~ぐる厩舎だが、今回は騎手・トレーナーとも全くの新人で能力は全くの未知数。ただ近未来SFという血統は走りの甘さをある程度カバーできそうなだけに軽視は禁物。肝心の追い切りはソコソコの動きだったが、主人公の性格に難があるのが不安。もし好走するとしたら、メイドヒロインが主人公の毒をうまく中和した場合か。新人トレーナーにどこまでその仕事がこなせるかだが、嵌れば大仕事をする可能性もあり押さえで一票。
期待度 ★★★☆
淫らな魔法使いと救性主(INTERHEART)
最近まずまずの成績を残すインターハートの最新馬だが、今回はこれまでとガラリと血統を変えて調教を主体としたSLGで挑む。騎手も最近厩舎が依頼してきた火炎味噌ら3人を揃え、しかもE‐moteを採用するなど意気込みは充分。調教系は存外展開が単調になりがちだが、それを緩和するためにクエストを導入。こうした調教系には珍しいライバルも登場するなど、額面どおりに走れば上位進出も容易い。ただこうしたSLGは経験を積むことによって少しずつ内容を良化させていくもので、いきなり好走を見せるケースは稀。厩舎の意気込みは買えるが、今回は様子見したい。
期待度 ★★★
ヤ・ク・ソ・ク☆ラブハーレム(Chien)
およそ4年ぶりに出走した前走は予想通り惨敗。血統に面白みはあったが、それを生かせるトレーナーでなかったというのが敗因の原因。今回は騎手・トレーナーとも総とっかえしてきたが、厩舎のカラーが全く感じられなくなってしまったのが寂しい。馬名から容易に想像が付くようにハーレム系だが、追い切りを見る限りこういった血統にお定まりの展開となりそうで新鮮味は少ない。新人トレーナーにしては走りはまずまず堅実そうだが、大きく買えるほどの材料ではなく見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆
らぶらぶ♥プリンセス ~お姫さまがいっぱい! もっとエッチなハーレム生活!!~(ぱじゃまエクスタシー)
往年の勢いを完全に無くした印象のあるぱじゃまソフトなだけに、姉妹厩舎もそのあおりを受けた形で前走は能力の一端を見せるのみで終わってしまった。今回も前走と同じハーレム系で、ヒロインがお嬢様からプリンセスに変わったのみ。エロ重視という意味では期待できそうだが、まともな走りを期待するのは明らかに危険。前走から大幅な上積みがありそうにも思えず、ここも入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)夏競馬ということもあって頭数が揃わなかったが、人気上位どころはなかなか魅力的な顔ぶれ。トレーナーの経験は少ないものの、いかにもライアーらしい魅力を備えるフェアリーテイル・レクイエムを本命に押す。実績を考えれば紅い瞳に映るセカイが当然本命だろうが、安馬の直仔(FD)だけに爆発力に欠けるとみて少し評価を落とした。前走大駆けを見せたソーサリージョーカーズも同タイプの血統で2匹目のドジョウを狙う。不気味なのはさくらにかげつで直線の末脚に賭ける競走が当たれば人気どころを総なめにしてしまう可能性も。未知の魅力が感じられる幻のディストピアも押さえには欠かせず、他にも妹のセイイキや小女ラムネに淫らな魔法使いと救性主も上位に食い込める力は秘めるが、頭数的にここまで点数は広げられないか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
〇紅い瞳に映るセカイ(FAVORITE)
好走したいろとりどりのセカイの2頭(作)目の直仔(FD)。兄のいろとりどりのヒカリも走っていて、上位を争う程度の成績ではとても物足りない。主人公とメインヒロインである真紅との後日談が中心で、内容的にも手堅い。他のヒロインの出番は限られてしまいそうだが、元々真紅一本で仕上げられてきただけにそのあたりは織り込み済み。不安は相変わらずな主人公が足を引っ張らないかくらい。安馬(低価格)だけに内容がどこまで充実しているかどうかだが、本命に押せるだけの力は充分持っている筈。
期待度 ★★★★☆
姉と幼なじみは中がイイ! ~「ニンベン」ついてないし…~(アトリエかぐや)
かぐや厩舎では動画を前面に押し出し独自性を発揮するPumpkinの最新馬。これまで主戦を務めてきた有栖川千里から前走が初騎乗のyoppyに手替りしたのがカギとなるが、取材する限りはそれほど影響はなさそうな雰囲気。血統(設定)は相変わらずでまともな走り(シナリオ)は期待できそうもないが、エロさえ充分なら問題ない。ただ高馬の割にはヒロインが少ないのは明らかに不満で、エロも広がりが見られなさそう。堅実な走りは見せられるだろうが、勝ち負けとなるとやや苦しいか。
期待度 ★★★
妹のセイイキ(feng)
feng初の安馬でまずまずの成功を収めた彼女のセイイキの全妹(続編)。姉は安馬初挑戦でやや手探りで仕上げた感が強かったが、今回はその経験を踏まえてしっかり仕上げてきそう。ヒロインのラシックス(声優)変更でミソを付けた印象は強いが、姉はシチュ豊富なHシーンでその点での評価が高かっただけに、Hシーンに強いラシックスの変更がプラスに働く可能性はある。姉のファンのみが買うことを考えれれば、少なくとも前走以下の走りとなることはなさそう。
期待度 ★★★
エッチでヘンタイ! ヤキモチお嬢様!!(ensemble SWEET)
ensemble のエロ強化厩舎としてデビューした前走はあえなく惨敗。1年ぶりの出走で巻き返しを狙う今回はトレーナー(ライター)と騎手(原画家)をオール一新。騎手は系列のウィル系厩舎で凌辱血統に騎乗したことのある了藤誠仁らエロに強い面々を揃え、ますますエロ重視に舵を切った印象。ただ追い切りを見る限り前走と同じく血統のアラが目に付くのが気がかり。このあたりは複数トレーナーの上に実績ある面々を揃えられなかった弱みが出ているか。少なくとも強気になれる材料が乏しく見送りで。
期待度 ★★
カスタムメイド3D2(Kiss)
Kiss厩舎で最初に成功したカスタムメイド3Dだが、その後数々の全妹と称するアペンドを大量に出したことで、かなりファンの心証を悪くした気がする。今回は2と名が付くだけにさすがに3D画面やポリゴン等強化してきているだろうが、実質的な前走にあたるメイクMeラバーで大きな脚部不安(バグ)を発生させただけに、最初から追いかけるのはかなり勇気がいるのは間違いない。嵌れば恐いがその可能性は大きくないかもしれない。
期待度 ★★☆
△さくらにかげつ(オレンジエール)
デビュー戦のこの世界の向こうでがなかなか見せ場のある内容。前走は騎手が流行から離れた騎乗をしたためかやや埋もれてしまった結果となってしまったが、今回は同じ新人ながらまずまず乗れる印象のあるおきつぐを起用。ヒロイン数も増えて注目度は確実に上がった。それだけにトレーナーの手腕に期待したいところ。追い切りの印象はまずまずも、ヒロイン全員がポンコツということで萌えゲー色は弱め。逆に直線(ラスト)での追い込み勝負に賭ける作戦か。直線での末脚次第では勝ち負けも期待できそうで単穴までの期待。
期待度 ★★★☆
小女ラムネ(たぬきそふと)
最近増えてきた印象のある幼馬(ロリ)専門厩舎の中では最古参ともいえるたぬきそふとの最新馬。厩舎開設以来安定した成績を残しているのは流石というべきだが、それでも上位を賑わすのが精一杯というのが万人に膾炙することのない幼馬系厩舎の限界でかもしれない。今回は厩舎が得意とするキモ主人公が復活し、幼馬特有の変態プレイにも期待できそう。ただトレーナー未公開の馬はほとんど走っていないというジンクスがあり、今回トレーナーが公開されていないのはやはり不安。軸で狙うには少々厳しく、押さえで買うのが精一杯か。
期待度 ★★★
▲ソーサリージョーカーズ(3rdEye)
デビュー3走目の幻創のイデアで大駆けを見せた3rdEyeの待望の新馬。間隔が開いたのはそれだけじっくりと仕上げられた証左ともいえるだけに期待充分。あえて好走例の少ないダブル主人公で挑みそれを跳ね返した前走と同じく、今回もダブル主人公制を採用。前走はダブル主人公が上手く血統(世界観)に深みを持たせるのに成功しただけに、今回もこれで走るようなら厩舎の特長として売り出せそう。こうした異能力バトル系は成功例が多いだけにチャンスは充分。今回少頭数の競馬となりそうで勝ち負けまでの期待。
期待度 ★★★★
恥辱の制服(BISHOP)
凌辱系では比較的安定な成績を残しているBISHOPの最新馬。血統からほんのりバカ気配を漂わせているのがこの厩舎の特徴だがこの馬も同様。凌辱としてはやや温く感じられるものの、それでも抜きについては水準以上を保っているのがこの厩舎の安定性の由縁か。今回は騎手を水島☆多也に絞ったが、この厩舎の主戦を長年務めているだけに不安はない。ただ馬名(タイトル)に制服の名を冠する割には、主人公にそれほど制服に対する拘りが感じられないのは気になるところ。前走の牝教師4くらい走れれば上出来だが、前走は厩舎得意の女教師系だっただけにあの走りと同等を望むのは厳しいかもしれない。
期待度 ★★☆
◎フェアリーテイル・レクイエム(ライアーソフト)
他の厩舎にない血統を走らせることで定評あるライアー厩舎だが、今回は新進気鋭の海原望をトレーナーに迎えお馴染みの童話をモチーフに大駆けを狙う。こういった血統ではおよそハズレのないライアーで、しかもライアーが期待馬には必ず起用してくる大石竜子に依頼したとなると走る気配がプンプン。追い切りは賛否両論だがそれでも水準以上の能力を感じさせた。惨敗の可能性もあるが、ここは激走の可能性が高いと見て本命に推す。
期待度 ★★★★☆
星空のバビロン -迫り来るコズミックすけべおねぇさんズ-(ONE‐UP)
その騎手の能力の高さに反比例するかのように、実戦では全く振るわないONE‐UPだが、今回は馬名から見て分かるように完全にバカ系としてレースに挑む。といってもメイビー系厩舎のほとんどはこういった血統の馬であり、ことごとく走っていない。トレーナーもこれまでのカズウミ一人から複数に変わったが、同じメイビーの流れを汲む紫野ら実績に欠く面々ではとても信頼は置けない。騎手もオギンバラ一人から複数騎手に依頼したのもマイナスで今回も見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆
△幻のディストピア(てぃ~ぐる)
騎手トモセシュンサクにトレーナー衣笠彰吾のコンビがウリだったてぃ~ぐる厩舎だが、今回は騎手・トレーナーとも全くの新人で能力は全くの未知数。ただ近未来SFという血統は走りの甘さをある程度カバーできそうなだけに軽視は禁物。肝心の追い切りはソコソコの動きだったが、主人公の性格に難があるのが不安。もし好走するとしたら、メイドヒロインが主人公の毒をうまく中和した場合か。新人トレーナーにどこまでその仕事がこなせるかだが、嵌れば大仕事をする可能性もあり押さえで一票。
期待度 ★★★☆
淫らな魔法使いと救性主(INTERHEART)
最近まずまずの成績を残すインターハートの最新馬だが、今回はこれまでとガラリと血統を変えて調教を主体としたSLGで挑む。騎手も最近厩舎が依頼してきた火炎味噌ら3人を揃え、しかもE‐moteを採用するなど意気込みは充分。調教系は存外展開が単調になりがちだが、それを緩和するためにクエストを導入。こうした調教系には珍しいライバルも登場するなど、額面どおりに走れば上位進出も容易い。ただこうしたSLGは経験を積むことによって少しずつ内容を良化させていくもので、いきなり好走を見せるケースは稀。厩舎の意気込みは買えるが、今回は様子見したい。
期待度 ★★★
ヤ・ク・ソ・ク☆ラブハーレム(Chien)
およそ4年ぶりに出走した前走は予想通り惨敗。血統に面白みはあったが、それを生かせるトレーナーでなかったというのが敗因の原因。今回は騎手・トレーナーとも総とっかえしてきたが、厩舎のカラーが全く感じられなくなってしまったのが寂しい。馬名から容易に想像が付くようにハーレム系だが、追い切りを見る限りこういった血統にお定まりの展開となりそうで新鮮味は少ない。新人トレーナーにしては走りはまずまず堅実そうだが、大きく買えるほどの材料ではなく見送りが賢明だろう。
期待度 ★☆
らぶらぶ♥プリンセス ~お姫さまがいっぱい! もっとエッチなハーレム生活!!~(ぱじゃまエクスタシー)
往年の勢いを完全に無くした印象のあるぱじゃまソフトなだけに、姉妹厩舎もそのあおりを受けた形で前走は能力の一端を見せるのみで終わってしまった。今回も前走と同じハーレム系で、ヒロインがお嬢様からプリンセスに変わったのみ。エロ重視という意味では期待できそうだが、まともな走りを期待するのは明らかに危険。前走から大幅な上積みがありそうにも思えず、ここも入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)夏競馬ということもあって頭数が揃わなかったが、人気上位どころはなかなか魅力的な顔ぶれ。トレーナーの経験は少ないものの、いかにもライアーらしい魅力を備えるフェアリーテイル・レクイエムを本命に押す。実績を考えれば紅い瞳に映るセカイが当然本命だろうが、安馬の直仔(FD)だけに爆発力に欠けるとみて少し評価を落とした。前走大駆けを見せたソーサリージョーカーズも同タイプの血統で2匹目のドジョウを狙う。不気味なのはさくらにかげつで直線の末脚に賭ける競走が当たれば人気どころを総なめにしてしまう可能性も。未知の魅力が感じられる幻のディストピアも押さえには欠かせず、他にも妹のセイイキや小女ラムネに淫らな魔法使いと救性主も上位に食い込める力は秘めるが、頭数的にここまで点数は広げられないか。
2015年06月22日
6月の発売予定表から
頭数の揃った前レース(先月)から一転、今回は少頭数かつ絶対な本命馬不在。抜けた馬がいないだけに展開次第では思わぬ穴馬が浮上しても不思議はなく、予想家泣かせのレースとなりそう。少頭数なだけにある程度点数を絞る必要があり、当たる気がしないというのが正直なところ。全年齢でオープン参加の馬がゲートインしてくれたならば頭を悩ます必要がなかったのですが・・・
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
姉とプリンセスは嫌われたくない。(Venus_S)
これまでG.J?の主戦騎手として頑張ってきた佐野俊英が、今回は心機一転厩舎を変わっての登場。といっても同じテックアーツ系なので、単に厩舎の看板が書き換えられただけかもしれない。トレーナーは沖水ミルでどちらかというとバカ系の馬を得意とするだけに今回の血統(設定)は薬籠中のものといえる。ただバカ系の馬でまずまずの成績だったのはももえろ濃霧注意報!くらい。いかにも凡走しそうな血統な上に不遇な佐野俊英鞍上では、好成績を期待するというのが無理というもの。今回も見送りが妥当だろう。
期待度 ★☆
△お嬢様と秘密の乙女(MOOONSTONE Honey)
MOOONSTONEから3つ目の姉妹厩舎が誕生する。萌えとエロの両立を目指すとの触れ込みだが、取材する限りはエロにやや軸足を置いている感。その分走り(シナリオ)はお察しという感じで、お嬢様学園に女装潜入という血統(設定)や潜入の動機を考えれば、その予想は大きく外れないだろう。ただLove Sweetsと比較すると日向奈尾・桜坂つちゆの手腕が伸びていて、萌えに関しては上積みを期待できる。メイントレーナー格の樹原新に一頃の冴えがないのは気がかりだが、嵌れば期待以上の大駆けを見せたLove Sweetsの再現も可能か。
期待度 ★★★
乙女が奏でる恋のアリア ~君に捧げるアンコール~(ensemble)
主人公女装系では大外しをしなかったensembleだが、ここ2走は期待外れの成績。その乙女が奏でる恋のアリアの直仔(FD)だけに期待する要素は少ない。しかもこの厩舎の直仔はことごとく父の成績より落ちているだけに、手が出しづらい。ヒロインの可愛さに関してはそれなりも、あまりに薄い走りの内容でファンを失望させた父だけに、同程度の時計で駆けたとしても上位にはとても食い込めそうも無い。ここは見送りでいいだろう。
期待度 ★☆
Closed GAME(Empress)
Active時代の活躍が遠い昔のように感じられるようになった聖少女。特にこのところ成績が落ちてきていて、前走実績ある和泉万夜をトレーナーに起用して巻き返しを期す筈が馬場掃除の体たらく。今回はSFに大脱出ゲームを絡めたもので、輪姦・異種姦等のハード凌辱という血統はトレーナーの得意とするところだが、取材する限りはヒロインルートに分かれるものではなくラストが一つという一本道の走り。内容が濃ければそれでも良いが、走りの薄さが前走凡走の主要因だっただけに不安は大きい。巻き返しの可能性は考えられるが、信頼性に欠けるだけに見送りが賢明か
期待度 ★★☆
Gated Community(BLACKPACKAGE TRY)
競馬(エロゲー)界初期創設の老舗厩舎ながら最近の成績がどうにも地味なBLACK PACKAGEの最新馬。今回新井和崎が抜けた後から主戦騎手を務める大越秀武に替えておよそ5年ぶりとなる天野雨乃を起用。久々に実戦で跨るということで勘が鈍っていないか心配だったが、取材する限りはその不安が的中してしまいそうで気がかり。追い切り(体験版)が公開されてなく走りについては不鮮明だが、マンションが舞台で乱交シーンが存在するところを見ると主人公単一視点でなく、ヒロイン籠絡凌辱系とはやや方向性が違う雰囲気。グロ描写にはソコソコ期待できそうだが、最近の凌辱系で走った馬と比較すると物足りない。最近の地味な成績を見る限り上位に食い込む可能性は限りなく小さいだろう。
期待度 ★☆
▲スクイの小夜曲(バグシステム)
ぱれっとからまた新たな姉妹厩舎が誕生。トレーナーは地雷ソフトの創設に関わった丸山剛で追想のオーグメントは予想と違いややコメディ性が強い馬だったが、この馬は虐待やレイプ等の装具(ギミック)を考えると終始暗い雰囲気のままの走りとなりそう。馬名(タイトル)のように直線(終盤)救いが待っているのか、それともないままゴールを迎えるのか気になるのは確か。最近流行の血統とは一戦を画してきたのは、デビュー戦を挑む厩舎としての強い意気込みを感じるし素直の応援したい。騎手もアストロノーツでまずまずの成績を見せた丸新でエロにも期待できる。高馬(フルプライス)でなく、馬体重(容量)も足りず直線でも追い込み不発になってしまう可能性は大きそうだが、メンバー的にも食い込める可能性は充分。穴馬以上の期待も。
期待度 ★★★
すとれい★すくーる ‐STRAY SCHOOL‐ (AURORA)
新開業の厩舎が多い今レースの中で一番地味な存在。血統は漂流教室系で、今後の展開によってシリアスになるかコメディ的なものになるか分かれそう。ただ未来に転移した原因にあまりリアルさが感じられないのはやや不安。トレーナーはTony伝説にも関わった逆神紅夜で、過去の実績を考えると好走する可能性は限りなく低そう。閉鎖空間におけるサバイバルやサスペンスといった要素にはほとんど期待できず、ヒロインとのイチャラブがメインとなってしまうと予想。追い切りを見る限りこういった血統では重要な主人公が今ひとつカリスマ性や指導力に欠けるのも気がかり。ヒロインのビジュアルは悪くないがそれだけで狙うのは厳しい。
期待度 ★★
幻聖神姫LINEAGE -セイクリッドリネージュ-(Triangle)
変身ヒロイン凌辱では老舗的存在のTriangle厩舎の馬を、これまた変身ヒロイン凌辱を得意とするassaultが久々に手がける。今回は単なる凌辱でなく、戦闘によって経験を積みバトルで勝利するというRPG的要素も加味されている。ややエロ描写に淡白なところがあるassaultにとってこのゲームパートの助けはありがたいところ。ただ過度の期待は禁物でやはりエロに力がなければ好走は期待しづらい。ダブルヒロイン体制だが、言い換えればそれ以外にヒロインがないというのもやや寂しく感じられる。安定感のある厩舎だけに大きく凡走することは考えにくいが、上位争いとなるとかなり恵まれる必要がありそうだ。
期待度 ★★☆
操心術 外伝 綾河博士のHENTAI事件簿(STUDIO邪恋)
催眠凌辱を薬籠中のものとしているおくとぱすのライフワークとなっている操心術の流れを汲む。今回は初代と同母系(外伝)だが、10年以上前の馬ということもあって、綾河春生というヒロインに愛着のあるファンがどこまで残っているか疑わしい。それだけに全くの最新馬と見るのが妥当なところだが、今回凌辱系の馬の騎乗に定評のある相川亜利砂を鞍上に迎えたのは大きい。こうした催眠系の馬は未知数とはいえキャリアを考えれば問題なく乗りこなせそう。問題は厩舎が違うとはいえおくとぱす&ざくそんコンビが手がけたサイミンZの大凡走の影響が見られないかどうかという点。その影響さえなければそれなりに実績がある母系だけに持ち時計なりには走れそう。
期待度 ★★☆
△続・悦楽の胤(WendyBell)
百合と触手という珍しいニックスで凌辱系にしてはなかなかの走りを見せた悦楽の胤の直仔(続編)。TinkerBellの姉妹厩舎ということで触手についての素養があっただけにあの走りはフロックではなかったと見るが、今回でその証明をしたいところ。今回は女子校が舞台となるが、主要ヒロインに生徒がいないのは片手落ちのような気がしないでもない。前走は触手に蝕まれる主人公の葛藤が見所の一つとなっていたが、今回はヒロインが触手と完全に共存していてその点についてはやや様相が違う。それでも触手を扱うヒロイン同士の百合バトルという点では期待できそう。前走の再現も充分可能だろう。
期待度 ★★★
△その花びらにくちづけを にゅーじぇね!(聖ミカエル女子学園)
これも新開業厩舎となるが、騎手やトレーナー等を見ればゆりんゆりんの流れを汲むのは明白。騎手は会田孝信でこれまで主戦を務めていたぺこと比べると百合専業でないだけにややバリューは落ちるが、ゆりんゆりん厩舎では別母系(シリーズ)の馬に乗っていただけに勘どころは心得ているはず。トレーナーの円まどかも経験豊富なだけに実績ある血統をうまくまとめるだけの手腕は持ち合わせているだろう。大きな期待まではどうかだが、今回はメンバーが甘いだけにヒモで狙ってみたい。
期待度 ★★★
虜ノ旋律 淫らに喘ぐ処女セクステット(Guilty)
老舗凌辱厩舎のGuiltyだが最近は目立った馬を輩出していない。今回は奇を衒った血統ではなく、学園を舞台としたヒロイン凌辱系。ピアノ六重奏を組むヒロインたちがどのような形で凌辱されていくかが見所だが、ヒロイン視点なのにヒロインを狙う男が2人というのはやや少ない気がする。もちろんモブな男を含めての輪姦もありそうだが、やや単調になってしまう可能性は強い。血統的に清楚なヒロインが多いのは妥当なところで、騎手も複数ながらそれを感じさせないのはさすが老舗厩舎の芸。ただこのところの厩舎の戦績が戦績なだけに強くは推せない。
期待度 ★★☆
△根雪の幻影 白花荘の人々(シルキーズプラス)
elf・シルキーズという姉妹厩舎を支える市川小紗が新興のシルキーズプラスにも騎乗する。といっても旅館を舞台とするサスペンスという血統はこれまでのシルキーズの所属馬と同系統で、同厩舎で前走のなないろリンカネーションとは傾向が違う。サスペンス系はトレーナーの手腕が重要であるが、あしずり岬は同血統同騎手の女系家族III ~秘密HIMITSU卑蜜~が入着どまりとやや不安。潜在能力が高いのは確かだが、能力通りの走りを見せるかどうかは不鮮明。少なくとも本格推理を期待しては裏切られるのは必定。騎手の能力だけでどこまで上位に食い込めるかどうかだけだろう。
期待度 ★★★
〇PENDULUM(KAI)
幾度も出走取消(延期)を繰り返していた馬がようやくゲートイン。騎手はこれまでの〆鯖コハダから田宮秋人に替わり幼女(ロリ)中心のヒロインから脱した感。それでも萌え絵ながら触手中心のハード凌辱という戦法には変わりなさそう。厩舎デビュー戦だったヴァルプルギスと同母系(続編)だが、登場人物の関連性は薄くあくまで同じ世界観という走り。正義のヒロインを凌辱するという血統は古くから受け継がれているが、最近流行の兆しがあり走る気配は感じられる。ヒロインの等身が上がった影響さえなければ充分上位に食い込めそう。
期待度 ★★★☆
メイプルカラーズHHH クラス全員俺の嫁!(ApRicoT)
最近どうも印象の薄いApRicoTが、往年の名馬であるメイプルカラーズを持ち出して勝負を賭ける。先代先々代とも好走しただけに、期待は充分。クラスメート全員とHが出来るというコンセプトは相変わらずで、ドタバタと熱さをほどよくマッチした走りができればここでも通用する。ただ騎手のTOMAが以前ほど騎乗の冴えがなくなったのと、トレーナーの髪の毛座が凌辱からコメディまで幅広く手掛けながら、ほとんど目立った馬を輩出していないのが気になる。ある程度のご都合主義は仕方ないが、許容範囲を超えるようでは好走は覚束ない。このところの成績を考えると強く推せないのは確かだ。
期待度 ★★☆
◎LOVEREC(ALcot)
姉妹厩舎のハニカム文庫にお株を奪われた印象のあるALcot本家だが、前走のClover Day’s はなかなかの走りだった。今回はハニカム文庫で好走例のある瀬尾順をトレーナーに迎えて、なお一層の躍進を狙う。追い切りを見る限り瀬尾順得意の青春部活系で、それなりの力は発揮してくれそう。騎手は主戦の仁村有志にちこたむ、鳴海ゆうと前走と同じで上位ランクの萌えは確保。少なく見積もってみても大崩れは考えにくく相手的にも充分本命としての役目を果たしてくれそう。
期待度 ★★★★
ロリポップファクトリー(Galette)
幼女専門厩舎としてのイメージがすっかり定着した感のあるGaletteノ最新馬。騎手は今回この厩舎では初めての起用でややキャリア不足が懸念される。ただ少ないながらも幼女系の馬に騎乗経験がある騎手を揃えたのは厩舎のこだわりが感じられる。トレーナーも幼女系には一家言もつメンバーを揃えて、そういったシチュを好むファンにとっては大外しする懸念は少ない。ただ追い切りの動きは冴えず、寒い笑いの部分がどうも足を引っ張っている感が強い。この厩舎は一戦ごとに好走と凡走を繰り返していて今回凡走の番というのも気になる。今回も入着どまりで終わってしまいそう。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
信頼のおける馬がおらず波乱必至のメンバー構成だが、前走の内容が良かったLOVERECを本命に押す。トレーナー・騎手の実績を考えればメンバー的にも恥ずかしい競馬は出来ないだろう。ようやくゲートインを果たしたPENDULUMも不気味な存在。ハード凌辱系にしては豪華なラシックス(声優)もプラスに働きそうで、騎手が替わった影響さえなければあっさり勝たれても不思議はない。最近では珍しいダークな雰囲気に厩舎のこだわりが見えるスクイの小夜曲も嵌れば上位を窺える存在。走りには不安があるものの人気騎手の市川小紗が手綱を握る根雪の幻影 白花荘の人々も潜在能力を考えれば上位を争える。今回は百合系の馬にもチャンスがありそうで血統は対照的ながらその花びらにくちづけを にゅーじぇね!に続・悦楽の胤も押さえておきたい。あと1頭ならお嬢様と秘密の乙女だが、ここまで点数が広げられるかどうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
姉とプリンセスは嫌われたくない。(Venus_S)
これまでG.J?の主戦騎手として頑張ってきた佐野俊英が、今回は心機一転厩舎を変わっての登場。といっても同じテックアーツ系なので、単に厩舎の看板が書き換えられただけかもしれない。トレーナーは沖水ミルでどちらかというとバカ系の馬を得意とするだけに今回の血統(設定)は薬籠中のものといえる。ただバカ系の馬でまずまずの成績だったのはももえろ濃霧注意報!くらい。いかにも凡走しそうな血統な上に不遇な佐野俊英鞍上では、好成績を期待するというのが無理というもの。今回も見送りが妥当だろう。
期待度 ★☆
△お嬢様と秘密の乙女(MOOONSTONE Honey)
MOOONSTONEから3つ目の姉妹厩舎が誕生する。萌えとエロの両立を目指すとの触れ込みだが、取材する限りはエロにやや軸足を置いている感。その分走り(シナリオ)はお察しという感じで、お嬢様学園に女装潜入という血統(設定)や潜入の動機を考えれば、その予想は大きく外れないだろう。ただLove Sweetsと比較すると日向奈尾・桜坂つちゆの手腕が伸びていて、萌えに関しては上積みを期待できる。メイントレーナー格の樹原新に一頃の冴えがないのは気がかりだが、嵌れば期待以上の大駆けを見せたLove Sweetsの再現も可能か。
期待度 ★★★
乙女が奏でる恋のアリア ~君に捧げるアンコール~(ensemble)
主人公女装系では大外しをしなかったensembleだが、ここ2走は期待外れの成績。その乙女が奏でる恋のアリアの直仔(FD)だけに期待する要素は少ない。しかもこの厩舎の直仔はことごとく父の成績より落ちているだけに、手が出しづらい。ヒロインの可愛さに関してはそれなりも、あまりに薄い走りの内容でファンを失望させた父だけに、同程度の時計で駆けたとしても上位にはとても食い込めそうも無い。ここは見送りでいいだろう。
期待度 ★☆
Closed GAME(Empress)
Active時代の活躍が遠い昔のように感じられるようになった聖少女。特にこのところ成績が落ちてきていて、前走実績ある和泉万夜をトレーナーに起用して巻き返しを期す筈が馬場掃除の体たらく。今回はSFに大脱出ゲームを絡めたもので、輪姦・異種姦等のハード凌辱という血統はトレーナーの得意とするところだが、取材する限りはヒロインルートに分かれるものではなくラストが一つという一本道の走り。内容が濃ければそれでも良いが、走りの薄さが前走凡走の主要因だっただけに不安は大きい。巻き返しの可能性は考えられるが、信頼性に欠けるだけに見送りが賢明か
期待度 ★★☆
Gated Community(BLACKPACKAGE TRY)
競馬(エロゲー)界初期創設の老舗厩舎ながら最近の成績がどうにも地味なBLACK PACKAGEの最新馬。今回新井和崎が抜けた後から主戦騎手を務める大越秀武に替えておよそ5年ぶりとなる天野雨乃を起用。久々に実戦で跨るということで勘が鈍っていないか心配だったが、取材する限りはその不安が的中してしまいそうで気がかり。追い切り(体験版)が公開されてなく走りについては不鮮明だが、マンションが舞台で乱交シーンが存在するところを見ると主人公単一視点でなく、ヒロイン籠絡凌辱系とはやや方向性が違う雰囲気。グロ描写にはソコソコ期待できそうだが、最近の凌辱系で走った馬と比較すると物足りない。最近の地味な成績を見る限り上位に食い込む可能性は限りなく小さいだろう。
期待度 ★☆
▲スクイの小夜曲(バグシステム)
ぱれっとからまた新たな姉妹厩舎が誕生。トレーナーは地雷ソフトの創設に関わった丸山剛で追想のオーグメントは予想と違いややコメディ性が強い馬だったが、この馬は虐待やレイプ等の装具(ギミック)を考えると終始暗い雰囲気のままの走りとなりそう。馬名(タイトル)のように直線(終盤)救いが待っているのか、それともないままゴールを迎えるのか気になるのは確か。最近流行の血統とは一戦を画してきたのは、デビュー戦を挑む厩舎としての強い意気込みを感じるし素直の応援したい。騎手もアストロノーツでまずまずの成績を見せた丸新でエロにも期待できる。高馬(フルプライス)でなく、馬体重(容量)も足りず直線でも追い込み不発になってしまう可能性は大きそうだが、メンバー的にも食い込める可能性は充分。穴馬以上の期待も。
期待度 ★★★
すとれい★すくーる ‐STRAY SCHOOL‐ (AURORA)
新開業の厩舎が多い今レースの中で一番地味な存在。血統は漂流教室系で、今後の展開によってシリアスになるかコメディ的なものになるか分かれそう。ただ未来に転移した原因にあまりリアルさが感じられないのはやや不安。トレーナーはTony伝説にも関わった逆神紅夜で、過去の実績を考えると好走する可能性は限りなく低そう。閉鎖空間におけるサバイバルやサスペンスといった要素にはほとんど期待できず、ヒロインとのイチャラブがメインとなってしまうと予想。追い切りを見る限りこういった血統では重要な主人公が今ひとつカリスマ性や指導力に欠けるのも気がかり。ヒロインのビジュアルは悪くないがそれだけで狙うのは厳しい。
期待度 ★★
幻聖神姫LINEAGE -セイクリッドリネージュ-(Triangle)
変身ヒロイン凌辱では老舗的存在のTriangle厩舎の馬を、これまた変身ヒロイン凌辱を得意とするassaultが久々に手がける。今回は単なる凌辱でなく、戦闘によって経験を積みバトルで勝利するというRPG的要素も加味されている。ややエロ描写に淡白なところがあるassaultにとってこのゲームパートの助けはありがたいところ。ただ過度の期待は禁物でやはりエロに力がなければ好走は期待しづらい。ダブルヒロイン体制だが、言い換えればそれ以外にヒロインがないというのもやや寂しく感じられる。安定感のある厩舎だけに大きく凡走することは考えにくいが、上位争いとなるとかなり恵まれる必要がありそうだ。
期待度 ★★☆
操心術 外伝 綾河博士のHENTAI事件簿(STUDIO邪恋)
催眠凌辱を薬籠中のものとしているおくとぱすのライフワークとなっている操心術の流れを汲む。今回は初代と同母系(外伝)だが、10年以上前の馬ということもあって、綾河春生というヒロインに愛着のあるファンがどこまで残っているか疑わしい。それだけに全くの最新馬と見るのが妥当なところだが、今回凌辱系の馬の騎乗に定評のある相川亜利砂を鞍上に迎えたのは大きい。こうした催眠系の馬は未知数とはいえキャリアを考えれば問題なく乗りこなせそう。問題は厩舎が違うとはいえおくとぱす&ざくそんコンビが手がけたサイミンZの大凡走の影響が見られないかどうかという点。その影響さえなければそれなりに実績がある母系だけに持ち時計なりには走れそう。
期待度 ★★☆
△続・悦楽の胤(WendyBell)
百合と触手という珍しいニックスで凌辱系にしてはなかなかの走りを見せた悦楽の胤の直仔(続編)。TinkerBellの姉妹厩舎ということで触手についての素養があっただけにあの走りはフロックではなかったと見るが、今回でその証明をしたいところ。今回は女子校が舞台となるが、主要ヒロインに生徒がいないのは片手落ちのような気がしないでもない。前走は触手に蝕まれる主人公の葛藤が見所の一つとなっていたが、今回はヒロインが触手と完全に共存していてその点についてはやや様相が違う。それでも触手を扱うヒロイン同士の百合バトルという点では期待できそう。前走の再現も充分可能だろう。
期待度 ★★★
△その花びらにくちづけを にゅーじぇね!(聖ミカエル女子学園)
これも新開業厩舎となるが、騎手やトレーナー等を見ればゆりんゆりんの流れを汲むのは明白。騎手は会田孝信でこれまで主戦を務めていたぺこと比べると百合専業でないだけにややバリューは落ちるが、ゆりんゆりん厩舎では別母系(シリーズ)の馬に乗っていただけに勘どころは心得ているはず。トレーナーの円まどかも経験豊富なだけに実績ある血統をうまくまとめるだけの手腕は持ち合わせているだろう。大きな期待まではどうかだが、今回はメンバーが甘いだけにヒモで狙ってみたい。
期待度 ★★★
虜ノ旋律 淫らに喘ぐ処女セクステット(Guilty)
老舗凌辱厩舎のGuiltyだが最近は目立った馬を輩出していない。今回は奇を衒った血統ではなく、学園を舞台としたヒロイン凌辱系。ピアノ六重奏を組むヒロインたちがどのような形で凌辱されていくかが見所だが、ヒロイン視点なのにヒロインを狙う男が2人というのはやや少ない気がする。もちろんモブな男を含めての輪姦もありそうだが、やや単調になってしまう可能性は強い。血統的に清楚なヒロインが多いのは妥当なところで、騎手も複数ながらそれを感じさせないのはさすが老舗厩舎の芸。ただこのところの厩舎の戦績が戦績なだけに強くは推せない。
期待度 ★★☆
△根雪の幻影 白花荘の人々(シルキーズプラス)
elf・シルキーズという姉妹厩舎を支える市川小紗が新興のシルキーズプラスにも騎乗する。といっても旅館を舞台とするサスペンスという血統はこれまでのシルキーズの所属馬と同系統で、同厩舎で前走のなないろリンカネーションとは傾向が違う。サスペンス系はトレーナーの手腕が重要であるが、あしずり岬は同血統同騎手の女系家族III ~秘密HIMITSU卑蜜~が入着どまりとやや不安。潜在能力が高いのは確かだが、能力通りの走りを見せるかどうかは不鮮明。少なくとも本格推理を期待しては裏切られるのは必定。騎手の能力だけでどこまで上位に食い込めるかどうかだけだろう。
期待度 ★★★
〇PENDULUM(KAI)
幾度も出走取消(延期)を繰り返していた馬がようやくゲートイン。騎手はこれまでの〆鯖コハダから田宮秋人に替わり幼女(ロリ)中心のヒロインから脱した感。それでも萌え絵ながら触手中心のハード凌辱という戦法には変わりなさそう。厩舎デビュー戦だったヴァルプルギスと同母系(続編)だが、登場人物の関連性は薄くあくまで同じ世界観という走り。正義のヒロインを凌辱するという血統は古くから受け継がれているが、最近流行の兆しがあり走る気配は感じられる。ヒロインの等身が上がった影響さえなければ充分上位に食い込めそう。
期待度 ★★★☆
メイプルカラーズHHH クラス全員俺の嫁!(ApRicoT)
最近どうも印象の薄いApRicoTが、往年の名馬であるメイプルカラーズを持ち出して勝負を賭ける。先代先々代とも好走しただけに、期待は充分。クラスメート全員とHが出来るというコンセプトは相変わらずで、ドタバタと熱さをほどよくマッチした走りができればここでも通用する。ただ騎手のTOMAが以前ほど騎乗の冴えがなくなったのと、トレーナーの髪の毛座が凌辱からコメディまで幅広く手掛けながら、ほとんど目立った馬を輩出していないのが気になる。ある程度のご都合主義は仕方ないが、許容範囲を超えるようでは好走は覚束ない。このところの成績を考えると強く推せないのは確かだ。
期待度 ★★☆
◎LOVEREC(ALcot)
姉妹厩舎のハニカム文庫にお株を奪われた印象のあるALcot本家だが、前走のClover Day’s はなかなかの走りだった。今回はハニカム文庫で好走例のある瀬尾順をトレーナーに迎えて、なお一層の躍進を狙う。追い切りを見る限り瀬尾順得意の青春部活系で、それなりの力は発揮してくれそう。騎手は主戦の仁村有志にちこたむ、鳴海ゆうと前走と同じで上位ランクの萌えは確保。少なく見積もってみても大崩れは考えにくく相手的にも充分本命としての役目を果たしてくれそう。
期待度 ★★★★
ロリポップファクトリー(Galette)
幼女専門厩舎としてのイメージがすっかり定着した感のあるGaletteノ最新馬。騎手は今回この厩舎では初めての起用でややキャリア不足が懸念される。ただ少ないながらも幼女系の馬に騎乗経験がある騎手を揃えたのは厩舎のこだわりが感じられる。トレーナーも幼女系には一家言もつメンバーを揃えて、そういったシチュを好むファンにとっては大外しする懸念は少ない。ただ追い切りの動きは冴えず、寒い笑いの部分がどうも足を引っ張っている感が強い。この厩舎は一戦ごとに好走と凡走を繰り返していて今回凡走の番というのも気になる。今回も入着どまりで終わってしまいそう。
期待度 ★★☆
(本紙の見解)
信頼のおける馬がおらず波乱必至のメンバー構成だが、前走の内容が良かったLOVERECを本命に押す。トレーナー・騎手の実績を考えればメンバー的にも恥ずかしい競馬は出来ないだろう。ようやくゲートインを果たしたPENDULUMも不気味な存在。ハード凌辱系にしては豪華なラシックス(声優)もプラスに働きそうで、騎手が替わった影響さえなければあっさり勝たれても不思議はない。最近では珍しいダークな雰囲気に厩舎のこだわりが見えるスクイの小夜曲も嵌れば上位を窺える存在。走りには不安があるものの人気騎手の市川小紗が手綱を握る根雪の幻影 白花荘の人々も潜在能力を考えれば上位を争える。今回は百合系の馬にもチャンスがありそうで血統は対照的ながらその花びらにくちづけを にゅーじぇね!に続・悦楽の胤も押さえておきたい。あと1頭ならお嬢様と秘密の乙女だが、ここまで点数が広げられるかどうか。
2015年05月22日
5月の発売予定表から
クラシックシーズン真っ盛りの競馬界で、今回もフルゲート必至の激戦模様。しかも実力的に抜けた馬が不在で予想も超難解といっていい。人気になりそうな馬も弱点を抱えているだけにどの馬にもチャンスはありそうだが、能力的に足りない馬が展開利だけで食い込めるほど競馬は甘くない。それでも人気の盲点となりそうな抜き系の馬を中心に穴狙いに徹しても面白い。今回はやや点数を多めに買う必要がありそうだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アクよめ! 悪魔な嫁に絞られる(アトリエかぐや)
かぐや厩舎で現在売り出し中のmeroと厩舎の苦境時代を支えた有栖川千里がコンビを組む。ただ今回取材する限りでは妹系得意のmeroとはどうも手が合う馬ではなく、止む無く有栖川千里を助っ人に呼んだと考えるのが自然に思える。といって動画(アニメ)が導入されているわけではなさそうで、その点でも中途半端。騎手2人の特長を消し合っているように感じられるだけに、よほどエロで頑張らない限り苦しい競馬となりそうだ。
期待度 ★★
あやかしコントラクト(AXL)
ローテーションで1走ごとにトレーナーを替えてくるAXLだが、どちらにしても脚質は変わらないのがこの厩舎らしいところ。ヒロインを含む人間と妖怪の交流を描くということで、悪い妖怪と戦うような展開にはならないと予想。他厩舎では凡馬ばかり出している長谷川藍もことAXLではまずまずの成績なだけに、相手は揃ったが主人公さえ脚を引っ張らなければそれなりの競馬は出来そう。ただどんな競走をするか大方予想できるだけに大駆けは期待できそうもなく、あくまで時計が掛かっての狙いか。
期待度 ★★☆
△妖神鎮め 少女の決断、御子の決意(CYCLET)
近年各厩舎を股に掛けて仕事をしている和泉万夜だが、久々にデビューしたCyc系列に戻ってきての一戦。ブサイク当時は触手系で力を発揮したトレーナーだけに、原点に戻るとなると楽しみ。ただ騎手が当時の椎咲雛樹や上田メタヲと比べると力が落ちるだけに、ダークな味わいにやや物足りなさが出るのは否めない。それでも前走の駄作で久々に存在感を見せてくれただけに不気味さはある。高馬でなくヒロイン数が少ないのは気に掛かるが穴で狙うのも一考。
期待度 ★★★
ALIA's CARNIVAL! Flowering Sky(NanaWind)
Mithaと七尾奈留という人気騎手を起用しながら、実際の走りは冴えなかったALIA's CARNIVAL! の直仔(FD)。父の走りが走りなだけに大きな期待は出来そうもないが、想像よりエロに見所があっただけにそれに特化した競走を見せれば見せ場を作れるかもしれない。サブで委員長キャラの恋川志穂がヒロインに昇格し、新ヒロインも加わるなどファンサービス旺盛なところは買える。ただそれでも上位に食い込めるだけの力があるかとなるとやはり厳しいか。
期待度 ★★☆
裏技スペクトラム(くらむちゃうだー)
デビュー戦ながらあまり見かけない血統で意欲を感じさせたくらむちゃうだーの2戦目。デビュー戦は走りに荒さがあって力を発揮出来ないまま終わってしまったが、今回もバカ系+魔法少女というこれも他厩舎ではほとんど見かけない血統で巻き返しを狙う。ただ雰囲気的にこの騎手と幼馬(ロリ)系ヒロインは手が合わない気がしないでもなく、幼馬をウリにするにはやや物足りない。こうしたバカ系の馬はあまり結果が出ていないだけに、意欲は買えるものの馬券購入の対象にするにはかなりの勇気は必要だ。
期待度 ★☆
△円交少女 ~陸上部ゆっきーの場合~(Frill)
ビジュアルアーツ系列の抜き系厩舎の旗頭的存在のFrillが初めて安馬を走らせる。騎手は主戦騎手の恋泉天音でエロに関しては期待できる。体育会系の真面目な少女が援助交際に嵌っていくという走りは定番だが、騎手の力量で水準を遥かに超えるエロさを見せてくれそう。安馬だけに奥の深さは望めないし、直線(ラスト)もお定まりのものになってしまいそう。それだけに高馬の実力馬にまともに走られては分が悪い。逆に人気どころが総崩れする展開なら浮上も。
期待度 ★★★☆
恋魂(GLace)
姉妹厩舎のGaletteと比べると今ひとつ存在感を見せられていないGLaceの最新馬。デビュー戦と比べると一戦ごとに騎手の知名度が落ちてきているのも気がかりだが、トレーナー(ライター)もほとんど走る馬を出してなく不安は尽きない。血統は明らかにバカ系だが、凝ったところも見せていて上手く料理できれば面白い。ただそういった血統を生かせているトレーナーならば、もう少し成績にも見所があるはず。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
恋と魔法と管理人 恋愛連鎖編(プロメテウス)
今回デビュー戦となる厩舎だが、ベテラン龍牙翔が主戦を務めるところを見るとI.D.やP.W.厩舎と同傾向と考えて良さそう。その2つの厩舎がほとんど見所ない走りを見せているだけに大きな期待は出来そうもない。魔法を中心としたファンタジー系だが、魔法を味付けとした単なる萌え系ではなく厨二バトルを匂わせているのが特色といえば特色。ただトレーナーが未公表というところから、どれだけそれを生かした走りが出来るかというと未知数。見送りが妥当なところだろう。
期待度 ★
光翼戦姫エクスティア(Lusterise)
最近各レースに1頭は出走する変身ヒロイン系血統。このところの流行は主人公が悪側かヒロイン自身の一人称の場合が多いが、この馬は以前多かった変身ヒロインを主人公がサポートする戦法。利点はヒロイン凌辱と純愛の両方が楽しめることだが、反面中途半端な走りになってしまう可能性も。あと単に主人公がサポートするどころか、役たたずでヒロインの脚を引っ張る存在になってしまいがちなのも弱点。このあたりはトレーナーの手腕次第となるが、気になるのは実質ヒロインが一人だけで走りに巾が無くほぼ一本道の展開になってしまいそうなことで、ある程度馬体重(容量)がないと、よほどエロ等で頑張らないことには上位に食い込むのは至難だろう。
期待度 ★★
攫ノ雌(TinkerBell)
この厩舎であおじる&小峰久生のコンビとなるとハード触手凌辱系を思わせるが、今回はそれに特化した内容ではなさそう。それでも取材すると淫妖蟲ほどではないものの、それを思わせるエロは含まれていそう。ヒロイン数もソコソコでまずまず魅力ある陣容で、走り次第では上位に食い込んできてもおかしくない。ただ追い切り(体験版)の動きを見る限りはやや説得力に欠ける動き。他にはない血統をウリにしてきた厩舎なだけに、この厩舎のファンには物足りなく感じられるかもしれない。
期待度 ★★
少女アクティビティ (pure more)
MOREの姉妹厩舎としてエロ強化をウリにするpure moreの2戦目。デビュー戦がまずまずの動きで、本家もヒマワリと恋の記憶で結果を出しただけにその勢いに乗りたいところ。ただ今回はデビュー戦のような明るさはなく、何か陰鬱さを抱えているような雰囲気。凌辱展開になることは考えにくいだけにこの陰鬱さがどのように作用するかは不鮮明。ヒロイン2人はなかなか魅力的だが、エロで勝負するのか走りで見せるのかはっきりしないだけに狙いづらいのは確か。
期待度 ★★☆
◎すみれ(ねこねこソフト)
厩舎復活からこれまでのような走りを見せられていないねこねこ厩舎だが、厩舎開設15周年ということで片岡ともが久しぶりに自ら調教に関わるということで変わり身の気配は充分感じられる。厩舎の歴史を感じさせるこれまでの出走馬が総登場するカオスっぷりも古くからの競馬ファンには楽しみだが、現実とネット世界の繋がりというどちらかというとありきたりの血統を片岡ともがどうまとめてくるか楽しみだ。延期期間が長くじっくり調教されてきたというのも心強い。最近の厩舎の成績から買いかぶれない部分もあるが、勝ち負けを争っても不思議ない能力を秘めていそう。
期待度 ★★★★
△対魔忍ユキカゼ2(BlackLiLiTH)
リリスの看板母系(シリーズ)の一つとなりつつある対魔忍系の最新馬。父(前作)も安馬ながらクオリティの高いエロで好走しただけに、この馬も期待できそう。騎手は最近この厩舎の主戦となった葵渚で、濃密なネトラレ描写にも期待できそうだ。ただ動画に関しては未導入なようで、その点に関しては片手落ちのように感じられるのが気に掛かる。それさえ響かなければ入着以上の成績も期待できそう。時計が掛かれば穴馬以上の期待も。
期待度 ★★★☆
中二病な彼女の恋愛方程式(PeasSoft)
厩舎としてのキャリアを考えればもはや古豪といっていいくらいだが、今ひとつ地味な印象は拭えないピースソフト。所属騎手はさとーさとる等悪くないだけに、トレーナーに掛かる責任は大きい。今回はSkyFish色が強いゆき恵を起用し蟹屋しくとのツートップで挑む。ただトレーナーの芳井一は脳内彼女ではソコソコ実績を残しているものの、他厩舎ではサッパリ。Ariesでの成績を考えると、普通の萌え系の馬には合わない可能性が高そう。ヒロイン全員が中二病という血統もさほどピンと来るものはなく今回も走るだけとなりそうだ。
期待度 ★☆
△なついろレシピ(PULLTOP Air)
PULLTOPからまた新たな姉妹厩舎が登場したが、取材する限りはLATEのような明確な違いは見られずこれまでの所属馬と同傾向となりそう。朝妻ユタカが神聖にして侵すべからず以来久々に復帰するということで、過去馬のような暖かな雰囲気の馬が復活しそうなムード。ただ過去の好成績は丸谷秀人ら実績あるベテラントレーナーの助けがあってのもの。今回頼りになりそうなのは折畑啓助くらいで過去の実績を鵜呑みにするのは危険だ。田舎の食堂を舞台に料理が苦手なヒロインを助けようと奮闘する主人公という血統は悪くない。後はトレーナーの手腕に期待が掛かるが。肝心のその点に不安が残る以上、押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
な妹き!(脳内彼女)
斬新で意欲的な血統で注視を集める脳内彼女だが、今回は厩舎デビューの原点に返ったような妹ヒロインオンリーで挑む。妹に邪険にされる主人公というのはむしろ脳内彼女の馬のデフォといっていいくらいで目新しさは無く、高馬でないことを考えれば直線で一気に追い込みを見せるといったタイプではなさそう。ただ妹が生意気から覚醒してデレた後、どのような変化を見せるかに一抹の不安は残る。今回は妹を名乗る弟がいないのも妹中心主義を貫く表れだろうが、厩舎ファンにどのように受け入れられるかもカギ。それなりの走りは出来るだろうが、上位に食い込めるかどうかとなるとやや苦しいか。
期待度 ★★☆
〇ピュア×コネクト(SMEE)
コメディと萌えとの絶妙なバランスで評価を高めてきたSMEEの最新馬。レストランでバイトする主人公と同僚となるヒロインとの恋愛関係という血統はいたって古風。ここにSMEE流の味付けをどこまで進めるかが好走のカギとなる。ヒロインは一見した限りはピンと来なかったが、追い切りを進めていくに従って可愛く見えてきたので一安心。やはり問題はお店ものといういわば袋小路となっている血統なだけにあまり新鮮味が感じられないことか。それでも追い切りの動きから大きな着を取ることは考えにくく、これまでの実績から上位を争える存在なのは確かだろう。
期待度 ★★★★
ふたなりエルフ快楽調教(CLOCKUP)
CLOCKUP久々に安馬は、人気血統であるえろげー!から派生した馬。ふたなりというだけでかなり狭いストライクゾーンを突いてきているが、耳長娘とのニックスということでなおピンポイントな属性を突いてきた。ヒロイン全員がふたなりエルフということで凌辱展開よりもバカエロ中心の走りになりそうだが、トレーナーがはやさかうたねということでその点はお手の物。ヒロインの好守が入れ替わり組んず解れつするというふたなり特有のシチュが見られそう。特殊な血統なだけにどれだけ支持が集まるかは未鮮明だし騎手のキャリア不足は気になるが、大穴で狙ってみる手は有りそう。
期待度 ★★★
迷える2人とセカイのすべて LOVE HEAVEN 300%(LASS)
期待されながら大きく期待を裏切った迷える2人とセカイのすべての直仔(FD)だが、父の成績がサッパリだっただけに大きな期待は出来そうもない。いちゃラブとエロ増強がウリのようだが、言い返せばそれだけ不足していたということ。こうした後だしジャンケンのような出走をしているようでは、厳しいようだが厩舎の未来は暗い。トレーナーが変わっていてどれだけ父の能力を把握して調教を行えているか微妙だし、これだけマイナス材料を抱えていてはとても狙えないだろう。
期待度 ★☆
妄想コンプリート!(Insync)
長らく出走を噂されていた馬だが、ようやくゲートイン。劣化が目立つ騎手を起用しながらソコソコ見所のある仕事をしてきた小林公示が、あづみ一樹という伸び盛りの若手騎手を掴んで浮上を狙う。ただ新厩舎とはいえこれまでトレーナーが手がけてきた逃避行GAMEや雛といっしょが脚元不安(バグ)で悩まされていて、この馬も出走までの過程を考えると脚元不安を抱えていないか気になる。予知夢など血統に気になる点は多いが、追い切りの段階では惹きつける部分は少ない。萌えで売るタイプのトレーナーでないだけに、走りが期待通りに行かないと見所の無いままゴールとなってしまいかねない。
期待度 ★★
▲love,VAMPIRE FLOWERS (COSMIC CUTE)
陰で熱狂的なファンを持つ早狩武志が久々に手がけた馬。前走は着順こそまずまずだが、その能力に見合った走りが出来たとはいえずやや不完全燃焼気味だっただけに今回こそ文句なしの勝利を目指したいところ。トレーナー得意のいい意味での青臭い走りが見られるかがポイントだ。ただ追い切りを見る限り彼の特長を生かした血統とは言いがたい。これまでのところスタートでヒロインの魅力を前面に出す作戦も、視点が頻繁に入れ替わるトレーナーの特徴から考えるとやや疑問。主人公の秘密である吸血鬼という点も、これだけヒロイン視点を多用しては秘密が秘密でならなくなる。追い切りを見る限りは割り引きして考えたいところだが、トレーナーの実績が実績なだけに直線で豪快な追い込みを見せる可能性を考えて単穴評価に。
期待度 ★★★☆
Re;Lord 第二章 ケルンの魔女と黒猫(エスクード)
まずまず走ったRe;Lord ~ヘルフォルトの魔女とぬいぐるみ~の兄弟馬(続編)。この厩舎では定番となりつつある脱衣システムは健在。高馬でないだけに馬体重に関してはそれほど期待できないが、それなりに遊べるだけの力は持っているはず。ヒロインの魅力も充分で脱衣バトルを堪能できそう。新導入された軍資金等がゲームパートにどこまで意味を持たせるかがポイントで、やや淡白な走りと合わせて未知数な部分はあるが、この馬なりに戦えそう。といってもこういったゲームで勝ち負けを争うにはやはりヤリコミ度が必要。馬券の対象とするにはかなりの展開の助けが必要か。
期待度 ★★★
恋想リレーション(Lump of Sugar)
主戦騎手である萌木原ふみたけが跨った方がなぜか成績が上がらない角砂糖厩舎。今回はここのところ調教を担当しているセロリにassault ・保桜といったところを加えて上積みを狙うが、これまでの実績を考えると大きく変わるとも思えない。スケベ・妄想癖・バカというダメ主人公には定番の要素をもれなく備えているところを見ると、まともに走る気があるのか疑いたくなるくらい。萌木原ふみたけの手腕だけでは上位に食い込めないことはこれまでの戦績から証明していて、今回も上位には食い込めないだろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
本命印を付けるつもりだったlove,VAMPIRE FLOWERS が追い切りでやや冴えない動きだっただけに、厩舎15周年ということで気合の入るすみれを本命に押す。本当に片岡ともが一人で調教を担当しているかどうか疑わしい部分はあるが、額面どおりならより信頼度は高まる。安定度ならピュア×コネクトが一枚上。ただ能力的に抜けたものがないだけに、何かにしてやられる可能性は高い。love,VAMPIRE FLOWERSも実戦になれば一変する可能性もあり軽視は禁物。不気味なのは安馬ながら高い抜き能力を持つ円交少女 ~陸上部ゆっきーの場合~で、他馬が牽制しあう展開なら抜け出してきてもおかしくない。他にも対魔忍ユキカゼ2や妖神鎮め 少女の決断、御子の決意など抜き系に気になる馬が多い。なついろレシピもそれほど差があるわけではなく、予想屋泣かせのレースだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アクよめ! 悪魔な嫁に絞られる(アトリエかぐや)
かぐや厩舎で現在売り出し中のmeroと厩舎の苦境時代を支えた有栖川千里がコンビを組む。ただ今回取材する限りでは妹系得意のmeroとはどうも手が合う馬ではなく、止む無く有栖川千里を助っ人に呼んだと考えるのが自然に思える。といって動画(アニメ)が導入されているわけではなさそうで、その点でも中途半端。騎手2人の特長を消し合っているように感じられるだけに、よほどエロで頑張らない限り苦しい競馬となりそうだ。
期待度 ★★
あやかしコントラクト(AXL)
ローテーションで1走ごとにトレーナーを替えてくるAXLだが、どちらにしても脚質は変わらないのがこの厩舎らしいところ。ヒロインを含む人間と妖怪の交流を描くということで、悪い妖怪と戦うような展開にはならないと予想。他厩舎では凡馬ばかり出している長谷川藍もことAXLではまずまずの成績なだけに、相手は揃ったが主人公さえ脚を引っ張らなければそれなりの競馬は出来そう。ただどんな競走をするか大方予想できるだけに大駆けは期待できそうもなく、あくまで時計が掛かっての狙いか。
期待度 ★★☆
△妖神鎮め 少女の決断、御子の決意(CYCLET)
近年各厩舎を股に掛けて仕事をしている和泉万夜だが、久々にデビューしたCyc系列に戻ってきての一戦。ブサイク当時は触手系で力を発揮したトレーナーだけに、原点に戻るとなると楽しみ。ただ騎手が当時の椎咲雛樹や上田メタヲと比べると力が落ちるだけに、ダークな味わいにやや物足りなさが出るのは否めない。それでも前走の駄作で久々に存在感を見せてくれただけに不気味さはある。高馬でなくヒロイン数が少ないのは気に掛かるが穴で狙うのも一考。
期待度 ★★★
ALIA's CARNIVAL! Flowering Sky(NanaWind)
Mithaと七尾奈留という人気騎手を起用しながら、実際の走りは冴えなかったALIA's CARNIVAL! の直仔(FD)。父の走りが走りなだけに大きな期待は出来そうもないが、想像よりエロに見所があっただけにそれに特化した競走を見せれば見せ場を作れるかもしれない。サブで委員長キャラの恋川志穂がヒロインに昇格し、新ヒロインも加わるなどファンサービス旺盛なところは買える。ただそれでも上位に食い込めるだけの力があるかとなるとやはり厳しいか。
期待度 ★★☆
裏技スペクトラム(くらむちゃうだー)
デビュー戦ながらあまり見かけない血統で意欲を感じさせたくらむちゃうだーの2戦目。デビュー戦は走りに荒さがあって力を発揮出来ないまま終わってしまったが、今回もバカ系+魔法少女というこれも他厩舎ではほとんど見かけない血統で巻き返しを狙う。ただ雰囲気的にこの騎手と幼馬(ロリ)系ヒロインは手が合わない気がしないでもなく、幼馬をウリにするにはやや物足りない。こうしたバカ系の馬はあまり結果が出ていないだけに、意欲は買えるものの馬券購入の対象にするにはかなりの勇気は必要だ。
期待度 ★☆
△円交少女 ~陸上部ゆっきーの場合~(Frill)
ビジュアルアーツ系列の抜き系厩舎の旗頭的存在のFrillが初めて安馬を走らせる。騎手は主戦騎手の恋泉天音でエロに関しては期待できる。体育会系の真面目な少女が援助交際に嵌っていくという走りは定番だが、騎手の力量で水準を遥かに超えるエロさを見せてくれそう。安馬だけに奥の深さは望めないし、直線(ラスト)もお定まりのものになってしまいそう。それだけに高馬の実力馬にまともに走られては分が悪い。逆に人気どころが総崩れする展開なら浮上も。
期待度 ★★★☆
恋魂(GLace)
姉妹厩舎のGaletteと比べると今ひとつ存在感を見せられていないGLaceの最新馬。デビュー戦と比べると一戦ごとに騎手の知名度が落ちてきているのも気がかりだが、トレーナー(ライター)もほとんど走る馬を出してなく不安は尽きない。血統は明らかにバカ系だが、凝ったところも見せていて上手く料理できれば面白い。ただそういった血統を生かせているトレーナーならば、もう少し成績にも見所があるはず。入着があれば上出来だろう。
期待度 ★☆
恋と魔法と管理人 恋愛連鎖編(プロメテウス)
今回デビュー戦となる厩舎だが、ベテラン龍牙翔が主戦を務めるところを見るとI.D.やP.W.厩舎と同傾向と考えて良さそう。その2つの厩舎がほとんど見所ない走りを見せているだけに大きな期待は出来そうもない。魔法を中心としたファンタジー系だが、魔法を味付けとした単なる萌え系ではなく厨二バトルを匂わせているのが特色といえば特色。ただトレーナーが未公表というところから、どれだけそれを生かした走りが出来るかというと未知数。見送りが妥当なところだろう。
期待度 ★
光翼戦姫エクスティア(Lusterise)
最近各レースに1頭は出走する変身ヒロイン系血統。このところの流行は主人公が悪側かヒロイン自身の一人称の場合が多いが、この馬は以前多かった変身ヒロインを主人公がサポートする戦法。利点はヒロイン凌辱と純愛の両方が楽しめることだが、反面中途半端な走りになってしまう可能性も。あと単に主人公がサポートするどころか、役たたずでヒロインの脚を引っ張る存在になってしまいがちなのも弱点。このあたりはトレーナーの手腕次第となるが、気になるのは実質ヒロインが一人だけで走りに巾が無くほぼ一本道の展開になってしまいそうなことで、ある程度馬体重(容量)がないと、よほどエロ等で頑張らないことには上位に食い込むのは至難だろう。
期待度 ★★
攫ノ雌(TinkerBell)
この厩舎であおじる&小峰久生のコンビとなるとハード触手凌辱系を思わせるが、今回はそれに特化した内容ではなさそう。それでも取材すると淫妖蟲ほどではないものの、それを思わせるエロは含まれていそう。ヒロイン数もソコソコでまずまず魅力ある陣容で、走り次第では上位に食い込んできてもおかしくない。ただ追い切り(体験版)の動きを見る限りはやや説得力に欠ける動き。他にはない血統をウリにしてきた厩舎なだけに、この厩舎のファンには物足りなく感じられるかもしれない。
期待度 ★★
少女アクティビティ (pure more)
MOREの姉妹厩舎としてエロ強化をウリにするpure moreの2戦目。デビュー戦がまずまずの動きで、本家もヒマワリと恋の記憶で結果を出しただけにその勢いに乗りたいところ。ただ今回はデビュー戦のような明るさはなく、何か陰鬱さを抱えているような雰囲気。凌辱展開になることは考えにくいだけにこの陰鬱さがどのように作用するかは不鮮明。ヒロイン2人はなかなか魅力的だが、エロで勝負するのか走りで見せるのかはっきりしないだけに狙いづらいのは確か。
期待度 ★★☆
◎すみれ(ねこねこソフト)
厩舎復活からこれまでのような走りを見せられていないねこねこ厩舎だが、厩舎開設15周年ということで片岡ともが久しぶりに自ら調教に関わるということで変わり身の気配は充分感じられる。厩舎の歴史を感じさせるこれまでの出走馬が総登場するカオスっぷりも古くからの競馬ファンには楽しみだが、現実とネット世界の繋がりというどちらかというとありきたりの血統を片岡ともがどうまとめてくるか楽しみだ。延期期間が長くじっくり調教されてきたというのも心強い。最近の厩舎の成績から買いかぶれない部分もあるが、勝ち負けを争っても不思議ない能力を秘めていそう。
期待度 ★★★★
△対魔忍ユキカゼ2(BlackLiLiTH)
リリスの看板母系(シリーズ)の一つとなりつつある対魔忍系の最新馬。父(前作)も安馬ながらクオリティの高いエロで好走しただけに、この馬も期待できそう。騎手は最近この厩舎の主戦となった葵渚で、濃密なネトラレ描写にも期待できそうだ。ただ動画に関しては未導入なようで、その点に関しては片手落ちのように感じられるのが気に掛かる。それさえ響かなければ入着以上の成績も期待できそう。時計が掛かれば穴馬以上の期待も。
期待度 ★★★☆
中二病な彼女の恋愛方程式(PeasSoft)
厩舎としてのキャリアを考えればもはや古豪といっていいくらいだが、今ひとつ地味な印象は拭えないピースソフト。所属騎手はさとーさとる等悪くないだけに、トレーナーに掛かる責任は大きい。今回はSkyFish色が強いゆき恵を起用し蟹屋しくとのツートップで挑む。ただトレーナーの芳井一は脳内彼女ではソコソコ実績を残しているものの、他厩舎ではサッパリ。Ariesでの成績を考えると、普通の萌え系の馬には合わない可能性が高そう。ヒロイン全員が中二病という血統もさほどピンと来るものはなく今回も走るだけとなりそうだ。
期待度 ★☆
△なついろレシピ(PULLTOP Air)
PULLTOPからまた新たな姉妹厩舎が登場したが、取材する限りはLATEのような明確な違いは見られずこれまでの所属馬と同傾向となりそう。朝妻ユタカが神聖にして侵すべからず以来久々に復帰するということで、過去馬のような暖かな雰囲気の馬が復活しそうなムード。ただ過去の好成績は丸谷秀人ら実績あるベテラントレーナーの助けがあってのもの。今回頼りになりそうなのは折畑啓助くらいで過去の実績を鵜呑みにするのは危険だ。田舎の食堂を舞台に料理が苦手なヒロインを助けようと奮闘する主人公という血統は悪くない。後はトレーナーの手腕に期待が掛かるが。肝心のその点に不安が残る以上、押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
な妹き!(脳内彼女)
斬新で意欲的な血統で注視を集める脳内彼女だが、今回は厩舎デビューの原点に返ったような妹ヒロインオンリーで挑む。妹に邪険にされる主人公というのはむしろ脳内彼女の馬のデフォといっていいくらいで目新しさは無く、高馬でないことを考えれば直線で一気に追い込みを見せるといったタイプではなさそう。ただ妹が生意気から覚醒してデレた後、どのような変化を見せるかに一抹の不安は残る。今回は妹を名乗る弟がいないのも妹中心主義を貫く表れだろうが、厩舎ファンにどのように受け入れられるかもカギ。それなりの走りは出来るだろうが、上位に食い込めるかどうかとなるとやや苦しいか。
期待度 ★★☆
〇ピュア×コネクト(SMEE)
コメディと萌えとの絶妙なバランスで評価を高めてきたSMEEの最新馬。レストランでバイトする主人公と同僚となるヒロインとの恋愛関係という血統はいたって古風。ここにSMEE流の味付けをどこまで進めるかが好走のカギとなる。ヒロインは一見した限りはピンと来なかったが、追い切りを進めていくに従って可愛く見えてきたので一安心。やはり問題はお店ものといういわば袋小路となっている血統なだけにあまり新鮮味が感じられないことか。それでも追い切りの動きから大きな着を取ることは考えにくく、これまでの実績から上位を争える存在なのは確かだろう。
期待度 ★★★★
ふたなりエルフ快楽調教(CLOCKUP)
CLOCKUP久々に安馬は、人気血統であるえろげー!から派生した馬。ふたなりというだけでかなり狭いストライクゾーンを突いてきているが、耳長娘とのニックスということでなおピンポイントな属性を突いてきた。ヒロイン全員がふたなりエルフということで凌辱展開よりもバカエロ中心の走りになりそうだが、トレーナーがはやさかうたねということでその点はお手の物。ヒロインの好守が入れ替わり組んず解れつするというふたなり特有のシチュが見られそう。特殊な血統なだけにどれだけ支持が集まるかは未鮮明だし騎手のキャリア不足は気になるが、大穴で狙ってみる手は有りそう。
期待度 ★★★
迷える2人とセカイのすべて LOVE HEAVEN 300%(LASS)
期待されながら大きく期待を裏切った迷える2人とセカイのすべての直仔(FD)だが、父の成績がサッパリだっただけに大きな期待は出来そうもない。いちゃラブとエロ増強がウリのようだが、言い返せばそれだけ不足していたということ。こうした後だしジャンケンのような出走をしているようでは、厳しいようだが厩舎の未来は暗い。トレーナーが変わっていてどれだけ父の能力を把握して調教を行えているか微妙だし、これだけマイナス材料を抱えていてはとても狙えないだろう。
期待度 ★☆
妄想コンプリート!(Insync)
長らく出走を噂されていた馬だが、ようやくゲートイン。劣化が目立つ騎手を起用しながらソコソコ見所のある仕事をしてきた小林公示が、あづみ一樹という伸び盛りの若手騎手を掴んで浮上を狙う。ただ新厩舎とはいえこれまでトレーナーが手がけてきた逃避行GAMEや雛といっしょが脚元不安(バグ)で悩まされていて、この馬も出走までの過程を考えると脚元不安を抱えていないか気になる。予知夢など血統に気になる点は多いが、追い切りの段階では惹きつける部分は少ない。萌えで売るタイプのトレーナーでないだけに、走りが期待通りに行かないと見所の無いままゴールとなってしまいかねない。
期待度 ★★
▲love,VAMPIRE FLOWERS (COSMIC CUTE)
陰で熱狂的なファンを持つ早狩武志が久々に手がけた馬。前走は着順こそまずまずだが、その能力に見合った走りが出来たとはいえずやや不完全燃焼気味だっただけに今回こそ文句なしの勝利を目指したいところ。トレーナー得意のいい意味での青臭い走りが見られるかがポイントだ。ただ追い切りを見る限り彼の特長を生かした血統とは言いがたい。これまでのところスタートでヒロインの魅力を前面に出す作戦も、視点が頻繁に入れ替わるトレーナーの特徴から考えるとやや疑問。主人公の秘密である吸血鬼という点も、これだけヒロイン視点を多用しては秘密が秘密でならなくなる。追い切りを見る限りは割り引きして考えたいところだが、トレーナーの実績が実績なだけに直線で豪快な追い込みを見せる可能性を考えて単穴評価に。
期待度 ★★★☆
Re;Lord 第二章 ケルンの魔女と黒猫(エスクード)
まずまず走ったRe;Lord ~ヘルフォルトの魔女とぬいぐるみ~の兄弟馬(続編)。この厩舎では定番となりつつある脱衣システムは健在。高馬でないだけに馬体重に関してはそれほど期待できないが、それなりに遊べるだけの力は持っているはず。ヒロインの魅力も充分で脱衣バトルを堪能できそう。新導入された軍資金等がゲームパートにどこまで意味を持たせるかがポイントで、やや淡白な走りと合わせて未知数な部分はあるが、この馬なりに戦えそう。といってもこういったゲームで勝ち負けを争うにはやはりヤリコミ度が必要。馬券の対象とするにはかなりの展開の助けが必要か。
期待度 ★★★
恋想リレーション(Lump of Sugar)
主戦騎手である萌木原ふみたけが跨った方がなぜか成績が上がらない角砂糖厩舎。今回はここのところ調教を担当しているセロリにassault ・保桜といったところを加えて上積みを狙うが、これまでの実績を考えると大きく変わるとも思えない。スケベ・妄想癖・バカというダメ主人公には定番の要素をもれなく備えているところを見ると、まともに走る気があるのか疑いたくなるくらい。萌木原ふみたけの手腕だけでは上位に食い込めないことはこれまでの戦績から証明していて、今回も上位には食い込めないだろう。
期待度 ★☆
(本紙の見解)
本命印を付けるつもりだったlove,VAMPIRE FLOWERS が追い切りでやや冴えない動きだっただけに、厩舎15周年ということで気合の入るすみれを本命に押す。本当に片岡ともが一人で調教を担当しているかどうか疑わしい部分はあるが、額面どおりならより信頼度は高まる。安定度ならピュア×コネクトが一枚上。ただ能力的に抜けたものがないだけに、何かにしてやられる可能性は高い。love,VAMPIRE FLOWERSも実戦になれば一変する可能性もあり軽視は禁物。不気味なのは安馬ながら高い抜き能力を持つ円交少女 ~陸上部ゆっきーの場合~で、他馬が牽制しあう展開なら抜け出してきてもおかしくない。他にも対魔忍ユキカゼ2や妖神鎮め 少女の決断、御子の決意など抜き系に気になる馬が多い。なついろレシピもそれほど差があるわけではなく、予想屋泣かせのレースだ。
2015年04月20日
4月の発売予定表から
クラシック路線真っ盛りということもあって例年メンバーが揃う第4R(月)ですが、今年もかなり豪華な布陣でファンには楽しみな構成となりました。昨年に続いての新旧長距離(ヤリコミ)系厩舎(ブランド)の有力馬(ソフト)の激突が見どころになりますが、他にも実績ある馬が多数出走し、勝ち時計(中央値)はかなり速く(高く)なると予想。全くの人気薄の馬が食い込むには厳しそうですが、上位拮抗で面白いレースがみられそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
▲イブニクル(アリスソフト)
昨年と同じく強力同型馬との対決となる。昨年は名門厩舎の意地を見せた形になったが、厩舎の看板母系〈シリーズ)であるランス系だったということを考えれば勝利してもさほど威張れない。それだけに今回勝利してこそ名門としての価値を高めることになる。さてHPを取材した印象では血統〈設定)はやや古風なフィールドタイプのRPGで、他厩舎では恐くて手が出せない雰囲気だが、こうした血統を多く手がけたアリスなら信頼性はありバランス等もうまく処理してあるはず。主人公のキャラもこういった血統なら問題なく受け入れられそう。後はライバルとの能力勝負となりそうだが、今回は全く新しい母系ということを考えて単穴評価に抑える。
期待度 ★★★★
△ウルスラグナ~征戦のデュエリスト(アストロノーツ)
GW前ということもあるだろうが、強力同型馬2頭に敢然とぶつけてきた勇気は買える。ただ厩舎デビューの頃の勢いを失くしてしまったアストロノーツが、こうした長距離血統を上手く手がけられるのかが問題。カードを集めデッキを作り対戦するという血統は嵌れば爆発力は充分。ただCPUとの力関係のバランスを上手く取らないと面白さに繋がらないのがこうした血統の弱点。カードバトルは初めてのスタッフがいかに仕上げられるかは未知数だ。追い切りの雰囲気は悪くないし、ネット対戦が出来るくらい成功すれば不気味だが、そこまでの能力があるかどうか。
期待度 ★★★☆
神楽花莚譚(でぼの巣製作所)
でぼの巣厩舎が久々に出走させるのはこの厩舎の看板母系である神楽系。といってもこのところ低迷している成績から大きな期待はできそうもない。しかも今回同型馬がいかにも強力。ダンジョン自動システムは長距離を走る上で有利なのは確かだが、内容が面白くなければ距離が保たないのは当然のこと。このところの成績を見る限りRPG部分に不安があるだけに、厩舎の狙いも画餅に終わってしまいそう。今回トレーナーに凌辱馬を多く手がけている面々を起用してきたがエロには期待できるとしても、半面走りに関してはその逆の目が出そう。今回も見送りか。
期待度 ★★
◎神のラプソディ(エウシュリー)
毎年4R(月)を目標に仕上げてくるエウシュリーが今年も満を持して出走させてきた。今回も同型馬が多く出走してきたが、最近の成績を考えればこの馬を中心にレースが動くのは間違いない。今回もこの厩舎が得意とするキャラを成長させていくシステムは健在。走りに関してはそれほどでなくとも、キャラを成長させることによって愛着を持たせる手法は定番ながら手堅い。追い切りの評価も中々で長距離を走る上で不安はなく、ここは本命に押す。
期待度 ★★★★★
△クロノクロック(PurpleSoftware)
長距離血統に注目が集まる中、萌え系に有力馬が不在ということで自然この馬に視線が集まる。人気を集めながら期待を裏切ることが多い厩舎だが、前走では見せ場充分の走り。今回はトレーナーにサーカスやminoriで名を売った御影を起用。実績充分のトレーナーだけに大きく期待を裏切るといった心配はなさそうだ。騎手はハピメアでも組んだ主戦の月杜尋と克のコンビで萌えという点では超一線級とは言えないまでも、手堅い騎乗には定評があるだけに不安はない。追い切りもまずまず動いているだけに展開の利を活かせれば充分勝ち負けを争える存在。
期待度 ★★★★
〇相州戦神館學園 万仙陣(light)
今や燃え系専門厩舎といっていいlightだが、正田崇トレーナーが手がけるとなると信頼性は高い。今回は相州戦神館學園 八命陣の後継馬〈続編)ということもあって、能力の高さは証明されているといっていい。もちろん父〈前作)を知らないと楽しめないのは仕方ないが、逆に言えば楽しめた人だけが買うということでより速い時計に対応できる可能性は高い。往年よりややバトルの迫力が無くなっているのは気がかりもそこはベテランの走りでカバー。直線うまくまとめれば首位逆転のシーンも充分だ。
期待度 ★★★★★
真・恋姫†英雄譚1 ~乙女艶乱☆三国志演義[蜀]~(BaseSon)
この厩舎では久々の一流馬となった真・恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~ だが直仔(FD)の真・恋姫†無双~萌将伝~は大きく期待を裏切った。今回再び蜀の武将に絞って直仔を走らせるが、元々あまり評判の良くなかった蜀ルートだけに外伝といってもどこまで通用するか疑問。インターネット(ダウンロード)専売の手法も全ルート発売後のパック販売が前もって公表されていては効果薄。トレーナーの実績も乏しく大きな期待は出来そうもない。
期待度 ★☆
ダ・カーポII~ ディアレストマリッジ(CIRCUS)
ダ・カーポ系しか走らず、他の馬はその貯金を食いつぶすだけと云われるサーカス厩舎だが、最近は割り切って新母系を走らせずダ・カーポ系一本の出走となってしまった。今回は最近続いたⅢでなく久々にⅡの系統で、だだ甘純愛と謳うとおり音姉こと朝倉音姫に焦点を当ててきた。ただ初代から10年近く経っていてさすがに今更感は強いし、ファンも年数を経てどれだけ残っているかも気になるが、それよりもこれだけ同じ母系ばかり走らせると、活力はあるとはいえさすがに疲弊してしまっている可能性は高い。メンバーに恵まれたならともかく、今回は相手がいかにも強力なだけにここではさすがに苦しいか。
期待度 ★★★
CHU×ペット(アトリエかぐや)
choco chipがかぐやに復帰しての3戦目。まだ全盛期の力量を発揮しているとは言いがたいが、前走で時計を詰めてきたようにそれなりの結果を出してくるあたりはさすがだ。今回は抜き系に目ぼしい馬が居らず展開に恵まれる可能性はある。主人公をペット化しようと企むヒロインとの対決が主眼となりそうで、ヒロインと主人公の頭脳戦が見られるようなら面白そうだが、厩舎が厩舎だけにそこまでトリッキーな走りには期待できそうもなく、単にヒロインに責められるヒロイン上位のエッチがほとんどとなってしまういそう。それでもある程度の時計では走ってくれそうだが、今回はそこまで時計の掛かるレースにはならないだろう。
期待度 ★★☆
ツゴウノイイアイドル(D:drive.)
ふさたか式部が跨るツゴウノイイ系もこれで3代目。今回はトレーナー陣を一新し浮上を狙うが、戦績的にはそれほど大きな変わりはない。アイドル血統はこれまで好走した例がほとんどなく、埋もれてしまっているかネタ馬ト化しているものがほとんど。そこでこの馬は思い切りネタに走ることで打開する作戦だが、ヒロインが3人というのは寂しくよほど走りで見せるものがないと馬群後方を追走することになってしまいそう。実績的にも見送りが妥当か。
期待度 ★☆
Trippers.-彼女との学園生活を破壊する、1通の手紙-(Lamia)
ぱれっとの姉妹厩舎としてデビューしたLamiaもこれで3戦目。じっくり仕上げてくるぱれっとから考えると、かなり短い間隔で使い込んできていて凌辱抜き系厩舎としての知名度を高めようと懸命だ。騎手は厩舎デビュー戦で流石というところを見せたたまひよで不安なし。問題は解散したあてゅ・わぁくすでメイントレーナーを務めながら凡馬ばかり出した玉城琴也が今回調教を一人で手がけるという点。凌辱抜き系を手がけた経験がほとんどないことを考えると不安は大きい。謎の脅迫者に翻弄される恋人という血統はミステリー要素が強く、その点をおざなりにしては凡走すうのは必至だ。救いは地雷ソフトでまずまず結果を出した丸山剛が指揮(ディレクション)を務めることだが過剰な期待は禁物。大駆けする可能性は低そうだ。
期待度 ★★
△ねえちゃん、ごめん出しちゃった!~おねえちゃんは僕専用(INTERHEART)
十全がインターハートの馬を手がけるのもこれで4頭目。前走は期待を裏切る結果に終わったが、敗因はヒロイン数が多すぎて走りの内容が薄くなったとはっきりしているだけに、今回巻き返しの可能性は充分。騎手も火炎味噌に戻りまずまず走ったねえちゃん、もう出ちゃうよ! ~淫姉は俺の愛玩具~の再現を狙う。主人公が童顔・シスコンということで姉に責められるシチュが多そうだが、そこはこの血統だけに仕方ない。追い切りも手堅く持ち時計はしっかり走ってくれそう。ただ今回は相手的にいかにも分が悪い。この馬にまで出番が回ってくるとは考えにくいが大穴なら。
期待度 ★★★
△プラマイウォーズ(ASa project)
数少ないバカ系専門厩舎として存在感を高めているアサプロの最新馬。血統は成功した恋愛0キロメートルに近く期待できそうな要素は充分。ただ追い切りを見て気になるのは、ファンの気分を害しそうなキャラが散見される点。このあたりをギャグとして受けいられるかどうかは人によるが、どうも万人受けしそうな馬とは言えずレースでは苦しむ可能性は高い。後は課題となっているルートごとに大きすぎるデキの差をどこまで少なくさせるかどうかだが、この血統だとキラーシナリオが一本あった方が好走に繋がるかもしれない。総合的には前走でやや狂った歯車がどこまで戻せるかどうか注目されたが、記者的には今回やや厳しいと見る。
期待度 ★★★
PRETTY×CATION2(hibiki works)
成功したLOVELY×CATIONと比べると期待はずれの感のあるPRETTY×CATIONの後継馬〈続編)。騎手が浅海朝美に乗り替わったのは大きなプラスで、E‐moteがどのように働くか注目だ。この血統独特のラブリーコールシステムは健在で、ヒロインの趣味に合わせるべくプレイヤーが頭をひねるというのも擬似恋愛という点を高めて面白い。ただやはり問題は走りで追い切りを見てもやはり迫力不足。ここが改善されない限り前走の敗戦を払拭できない可能性は高いか。
期待度 ★★★
プレイクラブ(ILLUSION)
3D厩舎の老舗として唯一踏ん張っているILLUSIONの最新馬。時に大駆けを見せることがあるだけに、一概には軽視できないのがこの厩舎の馬だが、今回は過去凡走に終わったリアルプレイを思わせるだけに信頼度は低い。3D系の弱点は走りの内容に期待できない点とHシーンがどうにもバカっぽく見えてしまうところだが、今回もその心配は強く得意のカスタマイズだけでは勝負になりそうもない。馬群後方で独自の戦いを強いられそうだ。
期待度 ★☆
ブレイブハンターあおい(include)
新たに厩舎開設するincludeのデビュー馬は一部に根強いファンを持つ変身ヒロイン凌辱系。トレーナーは解散してしまったRaSeN厩舎でデビューし、変身ヒロイン系を得意とするassaultでこういった血統はお手の物。ただこのトレーナーのマイナス点は血統にこだわりすぎて、触手や異種姦等のハード凌辱の割には抜きの点で物足らないことが多いこと。地方(同人)馬や安馬の方が存外見どころのある走りを見せているのも、それほど血統に力を入れる必要がないためかもしれない。今回騎手は吉飛雄馬を起用してきたが一人で主戦を務めるのは初めて。凌辱得意というわけでなく、魅力は薄い。それだけにトレーナーの手腕に懸かるところが大きいが、相手がいかにも強力なだけに分が悪い。入着があれば上々だろう。
期待度 ★★
魔将の贄3(Liquid)
およそ7年ぶりとなる魔将の贄の後継馬。騎手はこれまでと同じかんたかで、抜きには定評のある騎手だけに期待できる。初代はその知名度ほど成績は芳しくなく、2代目も同様。同母系(シリーズ)といっても血統の関連性は低くトレーナーも違うとなると正直後継を名乗る価値は低いといってもいい。今回は復讐とヒロインの籠絡が見どころとなるが、どうもご都合主義的展開が強く走りにはそれほど期待できそうもない。その分騎手に懸かる負担が大となるが、いくらかんたかが名手だったとしてもこの馬を上位に食い込ませるには骨が折れそうだ。
期待度 ★☆
ワルキューレロマンツェ Re:tell II(Ricotta)
この厩舎のインターネット専売企画も2戦目。今回はメインヒロイン格のフィーリアに直仔(FD)でヒロインに昇格した龍造寺茜の組み合わせ。この騎手だけに当然エロには期待できるが、前走の馬体重が寂しかったことを考えるとその他の要素にはほとんど期待できそうもない。父(本編)に関わったトレーナーが関わらないことを考えると仕方ないかもしれないが、この陣容で好走を望むのはさすがに無理筋。前走から少しでも時計が詰められれば成功だが、それも厳しいかも。
期待度 ★★
(本紙の見解)上位拮抗し大激戦だがこの時期はやはり長距離血統が強いだけに神のラプソディを本命に推す。過去の実績を考えれば相州戦神館學園 万仙陣も全く差はなく、高いレベルでの激しい鍔迫り合いが見られそうだ。もちろん名門厩舎の意地があるイブニクルも一角崩しに参戦してきそうだし、追い切り動いたクロノクロックもチャンス充分。絞ればこの4頭のまんじ巴だが、長距離血統の第3勢力としてウルスラグナ~征戦のデュエリストも厩舎の今後の動き次第で穴馬以上の評価が必要となりそう。プラマイウォーズやねえちゃん、ごめん出しちゃった!~おねえちゃんは僕専用も捨てがたい魅力を秘めているが、人気どころと比べると劣勢は否めないか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
▲イブニクル(アリスソフト)
昨年と同じく強力同型馬との対決となる。昨年は名門厩舎の意地を見せた形になったが、厩舎の看板母系〈シリーズ)であるランス系だったということを考えれば勝利してもさほど威張れない。それだけに今回勝利してこそ名門としての価値を高めることになる。さてHPを取材した印象では血統〈設定)はやや古風なフィールドタイプのRPGで、他厩舎では恐くて手が出せない雰囲気だが、こうした血統を多く手がけたアリスなら信頼性はありバランス等もうまく処理してあるはず。主人公のキャラもこういった血統なら問題なく受け入れられそう。後はライバルとの能力勝負となりそうだが、今回は全く新しい母系ということを考えて単穴評価に抑える。
期待度 ★★★★
△ウルスラグナ~征戦のデュエリスト(アストロノーツ)
GW前ということもあるだろうが、強力同型馬2頭に敢然とぶつけてきた勇気は買える。ただ厩舎デビューの頃の勢いを失くしてしまったアストロノーツが、こうした長距離血統を上手く手がけられるのかが問題。カードを集めデッキを作り対戦するという血統は嵌れば爆発力は充分。ただCPUとの力関係のバランスを上手く取らないと面白さに繋がらないのがこうした血統の弱点。カードバトルは初めてのスタッフがいかに仕上げられるかは未知数だ。追い切りの雰囲気は悪くないし、ネット対戦が出来るくらい成功すれば不気味だが、そこまでの能力があるかどうか。
期待度 ★★★☆
神楽花莚譚(でぼの巣製作所)
でぼの巣厩舎が久々に出走させるのはこの厩舎の看板母系である神楽系。といってもこのところ低迷している成績から大きな期待はできそうもない。しかも今回同型馬がいかにも強力。ダンジョン自動システムは長距離を走る上で有利なのは確かだが、内容が面白くなければ距離が保たないのは当然のこと。このところの成績を見る限りRPG部分に不安があるだけに、厩舎の狙いも画餅に終わってしまいそう。今回トレーナーに凌辱馬を多く手がけている面々を起用してきたがエロには期待できるとしても、半面走りに関してはその逆の目が出そう。今回も見送りか。
期待度 ★★
◎神のラプソディ(エウシュリー)
毎年4R(月)を目標に仕上げてくるエウシュリーが今年も満を持して出走させてきた。今回も同型馬が多く出走してきたが、最近の成績を考えればこの馬を中心にレースが動くのは間違いない。今回もこの厩舎が得意とするキャラを成長させていくシステムは健在。走りに関してはそれほどでなくとも、キャラを成長させることによって愛着を持たせる手法は定番ながら手堅い。追い切りの評価も中々で長距離を走る上で不安はなく、ここは本命に押す。
期待度 ★★★★★
△クロノクロック(PurpleSoftware)
長距離血統に注目が集まる中、萌え系に有力馬が不在ということで自然この馬に視線が集まる。人気を集めながら期待を裏切ることが多い厩舎だが、前走では見せ場充分の走り。今回はトレーナーにサーカスやminoriで名を売った御影を起用。実績充分のトレーナーだけに大きく期待を裏切るといった心配はなさそうだ。騎手はハピメアでも組んだ主戦の月杜尋と克のコンビで萌えという点では超一線級とは言えないまでも、手堅い騎乗には定評があるだけに不安はない。追い切りもまずまず動いているだけに展開の利を活かせれば充分勝ち負けを争える存在。
期待度 ★★★★
〇相州戦神館學園 万仙陣(light)
今や燃え系専門厩舎といっていいlightだが、正田崇トレーナーが手がけるとなると信頼性は高い。今回は相州戦神館學園 八命陣の後継馬〈続編)ということもあって、能力の高さは証明されているといっていい。もちろん父〈前作)を知らないと楽しめないのは仕方ないが、逆に言えば楽しめた人だけが買うということでより速い時計に対応できる可能性は高い。往年よりややバトルの迫力が無くなっているのは気がかりもそこはベテランの走りでカバー。直線うまくまとめれば首位逆転のシーンも充分だ。
期待度 ★★★★★
真・恋姫†英雄譚1 ~乙女艶乱☆三国志演義[蜀]~(BaseSon)
この厩舎では久々の一流馬となった真・恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~ だが直仔(FD)の真・恋姫†無双~萌将伝~は大きく期待を裏切った。今回再び蜀の武将に絞って直仔を走らせるが、元々あまり評判の良くなかった蜀ルートだけに外伝といってもどこまで通用するか疑問。インターネット(ダウンロード)専売の手法も全ルート発売後のパック販売が前もって公表されていては効果薄。トレーナーの実績も乏しく大きな期待は出来そうもない。
期待度 ★☆
ダ・カーポII~ ディアレストマリッジ(CIRCUS)
ダ・カーポ系しか走らず、他の馬はその貯金を食いつぶすだけと云われるサーカス厩舎だが、最近は割り切って新母系を走らせずダ・カーポ系一本の出走となってしまった。今回は最近続いたⅢでなく久々にⅡの系統で、だだ甘純愛と謳うとおり音姉こと朝倉音姫に焦点を当ててきた。ただ初代から10年近く経っていてさすがに今更感は強いし、ファンも年数を経てどれだけ残っているかも気になるが、それよりもこれだけ同じ母系ばかり走らせると、活力はあるとはいえさすがに疲弊してしまっている可能性は高い。メンバーに恵まれたならともかく、今回は相手がいかにも強力なだけにここではさすがに苦しいか。
期待度 ★★★
CHU×ペット(アトリエかぐや)
choco chipがかぐやに復帰しての3戦目。まだ全盛期の力量を発揮しているとは言いがたいが、前走で時計を詰めてきたようにそれなりの結果を出してくるあたりはさすがだ。今回は抜き系に目ぼしい馬が居らず展開に恵まれる可能性はある。主人公をペット化しようと企むヒロインとの対決が主眼となりそうで、ヒロインと主人公の頭脳戦が見られるようなら面白そうだが、厩舎が厩舎だけにそこまでトリッキーな走りには期待できそうもなく、単にヒロインに責められるヒロイン上位のエッチがほとんどとなってしまういそう。それでもある程度の時計では走ってくれそうだが、今回はそこまで時計の掛かるレースにはならないだろう。
期待度 ★★☆
ツゴウノイイアイドル(D:drive.)
ふさたか式部が跨るツゴウノイイ系もこれで3代目。今回はトレーナー陣を一新し浮上を狙うが、戦績的にはそれほど大きな変わりはない。アイドル血統はこれまで好走した例がほとんどなく、埋もれてしまっているかネタ馬ト化しているものがほとんど。そこでこの馬は思い切りネタに走ることで打開する作戦だが、ヒロインが3人というのは寂しくよほど走りで見せるものがないと馬群後方を追走することになってしまいそう。実績的にも見送りが妥当か。
期待度 ★☆
Trippers.-彼女との学園生活を破壊する、1通の手紙-(Lamia)
ぱれっとの姉妹厩舎としてデビューしたLamiaもこれで3戦目。じっくり仕上げてくるぱれっとから考えると、かなり短い間隔で使い込んできていて凌辱抜き系厩舎としての知名度を高めようと懸命だ。騎手は厩舎デビュー戦で流石というところを見せたたまひよで不安なし。問題は解散したあてゅ・わぁくすでメイントレーナーを務めながら凡馬ばかり出した玉城琴也が今回調教を一人で手がけるという点。凌辱抜き系を手がけた経験がほとんどないことを考えると不安は大きい。謎の脅迫者に翻弄される恋人という血統はミステリー要素が強く、その点をおざなりにしては凡走すうのは必至だ。救いは地雷ソフトでまずまず結果を出した丸山剛が指揮(ディレクション)を務めることだが過剰な期待は禁物。大駆けする可能性は低そうだ。
期待度 ★★
△ねえちゃん、ごめん出しちゃった!~おねえちゃんは僕専用(INTERHEART)
十全がインターハートの馬を手がけるのもこれで4頭目。前走は期待を裏切る結果に終わったが、敗因はヒロイン数が多すぎて走りの内容が薄くなったとはっきりしているだけに、今回巻き返しの可能性は充分。騎手も火炎味噌に戻りまずまず走ったねえちゃん、もう出ちゃうよ! ~淫姉は俺の愛玩具~の再現を狙う。主人公が童顔・シスコンということで姉に責められるシチュが多そうだが、そこはこの血統だけに仕方ない。追い切りも手堅く持ち時計はしっかり走ってくれそう。ただ今回は相手的にいかにも分が悪い。この馬にまで出番が回ってくるとは考えにくいが大穴なら。
期待度 ★★★
△プラマイウォーズ(ASa project)
数少ないバカ系専門厩舎として存在感を高めているアサプロの最新馬。血統は成功した恋愛0キロメートルに近く期待できそうな要素は充分。ただ追い切りを見て気になるのは、ファンの気分を害しそうなキャラが散見される点。このあたりをギャグとして受けいられるかどうかは人によるが、どうも万人受けしそうな馬とは言えずレースでは苦しむ可能性は高い。後は課題となっているルートごとに大きすぎるデキの差をどこまで少なくさせるかどうかだが、この血統だとキラーシナリオが一本あった方が好走に繋がるかもしれない。総合的には前走でやや狂った歯車がどこまで戻せるかどうか注目されたが、記者的には今回やや厳しいと見る。
期待度 ★★★
PRETTY×CATION2(hibiki works)
成功したLOVELY×CATIONと比べると期待はずれの感のあるPRETTY×CATIONの後継馬〈続編)。騎手が浅海朝美に乗り替わったのは大きなプラスで、E‐moteがどのように働くか注目だ。この血統独特のラブリーコールシステムは健在で、ヒロインの趣味に合わせるべくプレイヤーが頭をひねるというのも擬似恋愛という点を高めて面白い。ただやはり問題は走りで追い切りを見てもやはり迫力不足。ここが改善されない限り前走の敗戦を払拭できない可能性は高いか。
期待度 ★★★
プレイクラブ(ILLUSION)
3D厩舎の老舗として唯一踏ん張っているILLUSIONの最新馬。時に大駆けを見せることがあるだけに、一概には軽視できないのがこの厩舎の馬だが、今回は過去凡走に終わったリアルプレイを思わせるだけに信頼度は低い。3D系の弱点は走りの内容に期待できない点とHシーンがどうにもバカっぽく見えてしまうところだが、今回もその心配は強く得意のカスタマイズだけでは勝負になりそうもない。馬群後方で独自の戦いを強いられそうだ。
期待度 ★☆
ブレイブハンターあおい(include)
新たに厩舎開設するincludeのデビュー馬は一部に根強いファンを持つ変身ヒロイン凌辱系。トレーナーは解散してしまったRaSeN厩舎でデビューし、変身ヒロイン系を得意とするassaultでこういった血統はお手の物。ただこのトレーナーのマイナス点は血統にこだわりすぎて、触手や異種姦等のハード凌辱の割には抜きの点で物足らないことが多いこと。地方(同人)馬や安馬の方が存外見どころのある走りを見せているのも、それほど血統に力を入れる必要がないためかもしれない。今回騎手は吉飛雄馬を起用してきたが一人で主戦を務めるのは初めて。凌辱得意というわけでなく、魅力は薄い。それだけにトレーナーの手腕に懸かるところが大きいが、相手がいかにも強力なだけに分が悪い。入着があれば上々だろう。
期待度 ★★
魔将の贄3(Liquid)
およそ7年ぶりとなる魔将の贄の後継馬。騎手はこれまでと同じかんたかで、抜きには定評のある騎手だけに期待できる。初代はその知名度ほど成績は芳しくなく、2代目も同様。同母系(シリーズ)といっても血統の関連性は低くトレーナーも違うとなると正直後継を名乗る価値は低いといってもいい。今回は復讐とヒロインの籠絡が見どころとなるが、どうもご都合主義的展開が強く走りにはそれほど期待できそうもない。その分騎手に懸かる負担が大となるが、いくらかんたかが名手だったとしてもこの馬を上位に食い込ませるには骨が折れそうだ。
期待度 ★☆
ワルキューレロマンツェ Re:tell II(Ricotta)
この厩舎のインターネット専売企画も2戦目。今回はメインヒロイン格のフィーリアに直仔(FD)でヒロインに昇格した龍造寺茜の組み合わせ。この騎手だけに当然エロには期待できるが、前走の馬体重が寂しかったことを考えるとその他の要素にはほとんど期待できそうもない。父(本編)に関わったトレーナーが関わらないことを考えると仕方ないかもしれないが、この陣容で好走を望むのはさすがに無理筋。前走から少しでも時計が詰められれば成功だが、それも厳しいかも。
期待度 ★★
(本紙の見解)上位拮抗し大激戦だがこの時期はやはり長距離血統が強いだけに神のラプソディを本命に推す。過去の実績を考えれば相州戦神館學園 万仙陣も全く差はなく、高いレベルでの激しい鍔迫り合いが見られそうだ。もちろん名門厩舎の意地があるイブニクルも一角崩しに参戦してきそうだし、追い切り動いたクロノクロックもチャンス充分。絞ればこの4頭のまんじ巴だが、長距離血統の第3勢力としてウルスラグナ~征戦のデュエリストも厩舎の今後の動き次第で穴馬以上の評価が必要となりそう。プラマイウォーズやねえちゃん、ごめん出しちゃった!~おねえちゃんは僕専用も捨てがたい魅力を秘めているが、人気どころと比べると劣勢は否めないか。
2015年03月19日
3月の発売予定表から
動物競馬でも有力馬が始動しはじめたように、こちらもようやく有力厩舎(メーカー)から人気馬(ゲーム)が出走し活気あるレースが見られそうな雰囲気。人気トレーナーのコラボが話題になっている馬に、久々を感じさせない動きを見せている実力馬の対決が見どころですが、安(低価格)馬ながら人気母系(シリーズ)となっている馬など足元を掬おうと狙っている面々もいるだけに波乱要素もありそう。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
〇姉小路直子と銀色の死神(みなとカーニバル)
当代の人気トレーナー(ライター)であるタカヒロと王雀孫のタッグは鮮烈。テキストで笑わせる王雀孫とパロディネタ多彩なタカヒロというタイプの違う同士がどう化学反応を起こすかが楽しみだ。血統(設定)を見る限りタカヒロ色が強いが、Navelでサブを務めることが多い王雀孫だけに、タカヒロの土俵でも持ち味を発揮できるだろう。騎手(原画家)も白猫参謀とみこしまつりなら文句なく、高馬(フルプライス)でないのが残念。能力以上にモテる主人公というのが気がかりだが、姉系脚質という点を考えれば仕方ない面もあり、主人公の成長物語といい風に捉えてみたい。ある程度の能力を備えていることは間違いないが、今回は相手が強力なだけに馬格(ボリューム)のなさが最後に響くかもしれない。
期待度 ★★★★☆
影狼(縁)
萌え系に似合わぬ派手な凌辱が持ち味な縁の最新馬。今回はファンタジー世界ではなさそうで触手や異種姦といったHシーンはなさそうだが、ホラー色が強めでエンドは戦慄させるものしかない雰囲気。ただゲームブック形式ではなく普通のADV系なだけに、走りだけで勝負するとなると総合力で欠けるだけに厳しい。ホラー特有の救いのない結末だけでなく、直線〈終盤)にファンをアッと言わせるような展開を用意できれば面白いが、実績的にそれを望むのは難しそう。
期待度 ★★
月光アルスマギカ(WitchFlame)
これまで催眠血統の母系〈シリーズ)を走らせてきたWitchFlameだが、今回はスタンダードな凌辱系で挑むよう。主人公の凌辱手段は穏便であり、対するヒロインも主人公を捕らえようとする相手ばかりとあってあまりハードな凌辱は期待できないかもしれない。騎手は凌辱系で実績あるいっせーで期待充分だが。これまで金目鯛ぴんくや黒石りんごら名うての騎手を起用しながら入着が精一杯という厩舎の戦績だけに、どこまで走れるかは未知数。トレーナーの最近の成績も芳しくないだけに過度の期待は禁物か。
期待度 ★★☆
Golden Marriage Jewel Days(ensemble)
2走前に走ったGolden Marriageの直仔(FD)。父の成績が入着が精一杯だっただけに、この馬に期待できる要素は少ない。各ヒロインのアフターにサブヒロインの新ルートという構成に目新しいものはなく、大きな変わり身を見せる要素も乏しい。騎手の早川ハルイが同レースの他馬にも騎乗するというのもマイナス。これだけ不利な要素が多いのに出走に踏み切った厩舎サイドの英断には驚くが、今回はその決断が吉となる可能性は低いか。
期待度 ★☆
△11月のアルカディア(LevoL)
秘宝をめぐる異能ファンタジーという厨二系にはよくある血統だが、騎手が早川ハルイとあって戦闘シーンがメインでなく萌えにもある程度比重がかかりそう。追い切りを見る限り厨二系でカギになる魅力ある敵の存在が薄く、やはり戦闘以外の部分に期待したほうが良さそうだ。主人公が秘宝を奪うため味方のヒロインを裏切るという葛藤がうまく走りに繋がれば好走の可能性はありそう。それだけにTeam N.G.Xに所属する今科理央の手腕に期待したいところだが、これまでこういった血統の馬を手がけたことがないというのはやや不安。それでも未知の魅力で穴で狙ってみる手も。
期待度 ★★★☆
シロガネ×スピリッツ!(戯画)
最近次々と活躍馬を送り出しているかずきふみが名門の戯画厩舎でトレーナーを務めるということで注目されている。厩舎も入場(OP)曲にI'veを起用するなど看板血統のバルド系同様の力の入りよう。戯画でヒロイン同士の戦闘メインと言うと、懐かしのヴァリアブル・ジオ系を思わせるだけに、V.G. NEOのような走りを期待したい。ただ追い切り〈体験版)の評判がかなり悪い。ヒロイン同士の戦いとなるとどうしても主人公は蚊帳の外となることが多いが、ここにイチャラブという要素を入れても親和性は良くない。実際追い切りでの戦闘シーンの走りはパッとせず燃えるものがない。しかもかずきふみの唯一の欠点というべき主人公が足を引っ張るとなると苦しい。キャラ数も多く馬体も雄大なだけに上手く仕上げれば好勝負も期待できそうだが、この追い切りから実戦で一変できるかとなると難しいかもしれない。
期待度 ★★☆
ぜったい征服☆学園結社パニャニャンダー!! (softhouse‐seal GRANDEE)
バカと動画〈アニメ)が特長のシールだが、今回は馬名が示すとおり飛び切りのバカ血統。悪の道を目指す主人公が悪人養成学園に入学するというのが出だしだが、この主人公の動かし方次第で好走も凡走もあり得る。といってもこの厩舎だけに凝った走りや直線での一気の追い込みにはほとんど期待できず、いわば出落ちで得たリードをどこまで保てるかがポイントとなりそう。騎手はいつもの面々の他に他厩舎の動画で実績のあるあらいぐまを起用してエロ方面での上積みは可能。ただ今回はいかにも相手が強力でこの馬にまで出番が回ってくる可能性は低そうだ。
期待度 ★★☆
△戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~(げーせん18)
SLG系一本で勝負するげーせん18の2枚看板である戦国系からおよそ1年ぶりに最新馬が登場。これが6代目となるが当初のことを考えると脚元不安〈バグ)も少なくなり、まともにレースに挑めるようになったのは朗報。たださすがにここまで代数を経るとさすがに活力が低下〈マンネリ)してくるのは否めない。マイナー武将と歴史の掘り下げで戦う手法も目新しさに欠けてきた嫌いもある。それを意識してか主人公2人制を採用してきたが、それがプラスになるかどうかは未知数。それよりもSLG部分で大きな進化が見られないと、前走のような走りは期待できないかもしれない。
期待度 ★★★
ぞく! 真希ちゃんとなう。(WAFFLE)
なぜか長続きしてしまっているなう。系の初代である真希ちゃんとなう。の直仔〈続編)。バカ系と見まがうほどの血統にSM等の多彩な変態プレイが持ち味だった初代だが、結局は入着どまりの成績に終わっているだけに走りをそのまま踏襲するようでは厳しい。今回ヒロイン2人の母親である真由が登場するが、姉妹のルートには積極的には関わらないようで、広がりという点では今一歩。このメンバーで上位に食い込むにはさすがに足りないだろう。
期待度 ★★☆
繋がらない携帯電話 ただいま他の男とめちゃめちゃセックス中(アトリエさくら)
ミンク時代は人気騎手だったINOだが、馬やトレーナーに恵まれずにいるうちにすっかり一流厩舎からは縁遠くなってしまった印象。安馬専門厩舎でNTRで売るアトリエさくらの馬に乗るのは初めてだが、NTR血統の馬との相性は良さそうでまずまず期待できそうな予感。ただアトリエさくらの主戦トレーナーといえばおんぼろ月であり、それ以外のトレーナーとなると信頼度は相当に落ちる。今回コンビを組む三宅蒼色はrufでデビューしたという大ベテランだが過去走った馬はほとんど手掛けていない。久々に担当した前回も成績はパッとせず、今回も期待しづらい。
期待度 ★★
DS9 ディベートスクールナイン(蛇ノ道ハ蛇ソフト)
超久々の出走となる蛇ノ道ハ蛇ソフトだが、姉妹厩舎である脳内彼女の仕事に専念していたと考えれば納得か。ただ今回の馬は脳内彼女よりも明らかに蛇ノ道ハ蛇ソフトで走らせるべき馬であろう。こうした政治ネタは非常に扱いが難しいが、なおかつ賛否両論分かれる憲法第9条の解釈を中央〈商業)競馬で走らせるとは、かなりの冒険をしたものだ。タイムリーな話題であることは確かだが、いずれにしても誰もが納得する結末は得られないだけにまともな成績は期待できない。意欲は買えるものの厳しい競馬となってしまいそうだ。
期待度 ★☆
△花咲ワークスプリング!(SAGA PLANETS)
最近は一走ごとに好走と凡走を繰り返すサガプラだけに今回は好走の番。といっても厩舎隆盛の立役者といっていいトレーナーの新島夕不在がモロに出たといっていい前走の走りからして、素直に変わり身を見込むというだけの材料に欠けることは事実。追い切りはキャラ萌え優先の走りであり、このまま変にシリアスに向かうような欲をかかなければソコソコの走りは見せてくれそう。主戦騎手のほんたにかなえは今乗りに乗っている騎手であるし、脇を固めるとらのすけらも他厩舎なら主戦を務められる器。それだけに高水準の萌えには期待できる。後は潜在能力の差をどこまで埋められるかどうかだけか。
期待度 ★★★☆
◎花の野に咲くうたかたの(あっぷりけ)
あっぷりけの名を一躍高めたオダワラハコネ&桐月コンビがおよそ5年ぶりに走らせる新馬とあって注目を集めている。トレーナーの桐月は伝奇を背景にするのを得意としているだけに恐らくこの馬も同傾向だろうが、そこにどのような配合を処方するかが注目される。追い切りはなかなかの動きで雰囲気は良好。ただ決め手に欠ける印象があり、直線勝負に持ち込まれるとやや苦しむかもしれない。それでも潜在能力の高さは保障できるし、安定感は一枚上。軸馬として一番信頼できそうな存在で本命に押す。
期待度 ★★★★☆
パニカル・コンフュージョン(エスクード)
近走の走りで波に乗ってきたかと思いきや、前走は思わぬ惨敗と今ひとつ掴みづらい印象のあるエスクードの最新馬。今回は厩舎得意の脱衣バトルやSLGでなく純粋なADVという触れ込みだが、こういった血統では好結果を残していない厩舎で、トレーナーも一流馬を手掛けたのが樹原新くらいとなると狙うのはかなり冒険となる。ヒロインも3人と少なく、ラッキースケベに重きを置いたにしては寂しい。恐らく萌えエロで勝負するようでは分が悪い。走りで何か見せ場を作りたいところだが、魔法系となると期待は禁物。これでは入着が精一杯かもしれない。
期待度 ★★☆
▲美少女万華鏡~神が造りたもうた少女たち~ (ωstar)
抜き系に騎乗したらトップクラスの騎手である八宝備仁のこの母系(シリーズ)もこれで4代目。前走は母系でいうところの傍流(番外編)で度外視できる内容。出走取消(延期)も馬のクオリティを上げるためと好意的に解釈。安馬ということで馬体重(容量)的には期待できないが、量より質という内容で結果を残してきているだけにまともに走れば信頼できる存在。相手はかなり骨っぽいが上位に食い込めるだけの能力を備えていると見る。
期待度 ★★★★
魔法少女の兄 ~下手な嘘と不良少年~(Mink EGO)
妹NTRという独自の世界を築いたMink EGOだが、今回は同じ妹系といってもやや様相が違う。騎手もこれまと違い萌え系寄りを起用しての勝負。それでも取材する限りは凌辱Hもありそうで、妹NTRのエッセンスは残していそうな雰囲気。どうも萌え系の騎手をわざと起用してミスマッチを狙っているのかもしれないが、それが実戦でどうでるかは微妙。一見ミステリー風味を匂わせているが、馬名を見れば結末は一目瞭然でそこに期待すると裏切られる可能性大。となるとやはり妹凌辱がメインとなってしまいそうだが、その材料だけで勝負するには今回の相手は骨っぽい。恐らく入着までだろう。
期待度 ★★
水着少女と媚薬アイス(裸足少女)
血統こそパッとしないものの、天然バカ系の走りで堅実な成績を残している裸足少女の最新馬。今回も同じ戦法で挑むのは間違いなさそうだが、これまでと比べ騎手がやや弱くなっているのが痛いところ。アイスの組み合わせでヒロインの性格を変化させるという点も、アイスのトッピングという部分を除けばそれほど目新しいものではないし、肝心の水着のデザインもピンとくるものがないのも苦しい点。抜きに関しては定評のある厩舎なだけに信頼感はあるが、それ以外に強調する部分がないだけに今回に限っては厳しいかもしれない。
期待度 ★★
妹〈まい〉どりーむ ウチの妹は××になりたいらしい(インターハート)
インターハートの中価格帯路線もすっかり板についてきた印象だが、高馬でないだけに底力に欠けるのは確か。今回は妹2人の声優になるという夢を叶えるために奮闘する兄というのがコンセプトだが、追い切りを見る限り説得性がどうも足りない感じ。まあこういった血統だけにあまりリアルさを求めるわけにはいかないが、これではどの道エロゲー声優になってしまうしかない気がしてならない。妹2人に強烈な個性がない上に騎手もまだ手馴れてなく馬の印象が薄いのが難点で、抜き系としてはやや物足らなく、このメンバー相手では勝負にならないだろう。
期待度 ★★
ミライカノジョ(PULLTOP LATTE)
PULLTOPの姉妹厩舎として発足したLATTEだが、これまで印象に残る馬は輩出していない。今回は騎手を一新しかつてPurpleで活躍した悠樹真琴らを起用してきたが、久々の騎乗で往年の冴えを失くしているように感じるのは気がかり。ヒロインと付き合いだした途端、そのヒロインとの面影のある別のヒロインが現れるという血統は面白い。ただ左程葛藤せずに2人同時に付き合いだすところを考えるとダメ主人公の臭いが漂う。トレーナーはベテラン北川晴でまずまずの実績を持っているが、最近は凝った走りをする馬はほとんど出していないだけに萌えエロ以外に期待するのは禁物。今回は相手が強いだけに大きな変わり身は難しいが。
期待度 ★★☆
妄想コンプリート!(Insync)
かなり前から出馬登録と取消を繰り返してきた馬がようやくゲートインにこぎ着けた。今回厩舎デビュー戦となるが、トレーナーが同じであることからEx‐iTの後継であることは間違いなさそう。劣化の目立ったやすゆきから騎手をあづみ一樹に変更。まだまだ新人といっていい騎手だが、これまでと比べプラスに働くことは間違いない。ただ追い切りで脚元不安があることを露呈。Ex‐iT時代でも脚元不安の多さが目立っただけにさすがに心配だ。粗さはありながらも何か光るものを見せていたトレーナーだけにこのまま終わるとは思えず、直線での追い込みに期待したいところだが不安材料が多すぎて見送るのが妥当か。
期待度 ★★☆
ゆきこいめると(フロントウイング)
ななかまいを鞍上に迎えてこれで3走目。初騎乗だったピュアガールと比べ前走はやや失速した印象は否めず、馬名を一新して巻き返しを狙う。トレーナーに保住圭を加えたという意味はイチャラブの強化であり七央結日との親和性はありそう。そういった意味でも萌え&エロには充分期待できる。ただ悪く言えばそれだけに終わる可能性は強い。もう1名加わったトレーナーのinsiderが゙どのような色を付けるかがカギだが、1ルートのみの担当だけに過剰な期待は禁物。今回は人気どころが強力なだけに戦法的に分が悪いが、時計の掛かる展開なら恵まれて食い込む可能性もわずかながらありそう。
期待度 ★★★
ろーらいず!!!(はむはむソフト)
およそ2年ぶりの出走となるはむはむそふとの最新馬。バカ系の馬を手掛ける厩舎として貴重な存在なだけにもう少し存在感を高めてほしいところ。前走で幼馬(ロリ)に転向してきたが、今回はよりその部分を強調する内容。ファンを楽しませようとする手法はこれまで裏目に出てしまうケースも多かったが、追い切りの内容なら面白くまずまず期待できそう。騎手は知名度不足は否めないものの、幼馬には一家言を持つ面々なだけにそれなりに乗りこなしてくれる筈。気になるのはアイドル系の血統で一流馬まで成長した馬が見当たらない点。厩舎もこれまで走った馬を輩出していないだけに大きくは買えないが、大穴で狙うなら。
期待度 ★★★
戦乙女らんなばうとっ!(Rosebleu)
サブヒロイン2名のルートをネット(ダウンロード)専売で売るという手法が目新しいが、やはり問題は馬の質の方。厩舎開設当時のことを思うと騎手のレベルは明らかに落ちているし、Tiny Dungeon系以外はほとんど結果を残していない厩舎だけに狙いづらいのは確か。トレーナーがあごバリアだけに、王道から少し外した血統は面白く、飛びつきたくなる雰囲気はあるが、実戦になると案外動かないというのが定番。このメンバーで上位に食い込めるほどの力は持ち合わせていないだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)迷いに迷ったが総合力の差で花の野に咲くうたかたのを本命に押す。弱点らしい弱点が見当たらないのがアピールポイントで、直線での末脚勝負にさえ持ち込まれなければ勝ちきれそう。わずかな差で続くのが姉小路直子と銀色の死神。2人のトレーナーがお互いの持ち味を殺しあわないかどうかというのが不安点だが、まともならあっさり勝っても不思議でない。美少女万華鏡~神が造りたもうた少女たち~ も不気味な存在。安馬だけに情報は少ないが、実績を考えれば一角崩し以上の存在感はあるだけに怖い。期待を裏切った前走から変わり身を狙う花咲ワークスプリング!に、劣化が心配も人気母系の戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~。血統魅力の11月のアルカディアも嵌れば上位進出も可能。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
〇姉小路直子と銀色の死神(みなとカーニバル)
当代の人気トレーナー(ライター)であるタカヒロと王雀孫のタッグは鮮烈。テキストで笑わせる王雀孫とパロディネタ多彩なタカヒロというタイプの違う同士がどう化学反応を起こすかが楽しみだ。血統(設定)を見る限りタカヒロ色が強いが、Navelでサブを務めることが多い王雀孫だけに、タカヒロの土俵でも持ち味を発揮できるだろう。騎手(原画家)も白猫参謀とみこしまつりなら文句なく、高馬(フルプライス)でないのが残念。能力以上にモテる主人公というのが気がかりだが、姉系脚質という点を考えれば仕方ない面もあり、主人公の成長物語といい風に捉えてみたい。ある程度の能力を備えていることは間違いないが、今回は相手が強力なだけに馬格(ボリューム)のなさが最後に響くかもしれない。
期待度 ★★★★☆
影狼(縁)
萌え系に似合わぬ派手な凌辱が持ち味な縁の最新馬。今回はファンタジー世界ではなさそうで触手や異種姦といったHシーンはなさそうだが、ホラー色が強めでエンドは戦慄させるものしかない雰囲気。ただゲームブック形式ではなく普通のADV系なだけに、走りだけで勝負するとなると総合力で欠けるだけに厳しい。ホラー特有の救いのない結末だけでなく、直線〈終盤)にファンをアッと言わせるような展開を用意できれば面白いが、実績的にそれを望むのは難しそう。
期待度 ★★
月光アルスマギカ(WitchFlame)
これまで催眠血統の母系〈シリーズ)を走らせてきたWitchFlameだが、今回はスタンダードな凌辱系で挑むよう。主人公の凌辱手段は穏便であり、対するヒロインも主人公を捕らえようとする相手ばかりとあってあまりハードな凌辱は期待できないかもしれない。騎手は凌辱系で実績あるいっせーで期待充分だが。これまで金目鯛ぴんくや黒石りんごら名うての騎手を起用しながら入着が精一杯という厩舎の戦績だけに、どこまで走れるかは未知数。トレーナーの最近の成績も芳しくないだけに過度の期待は禁物か。
期待度 ★★☆
Golden Marriage Jewel Days(ensemble)
2走前に走ったGolden Marriageの直仔(FD)。父の成績が入着が精一杯だっただけに、この馬に期待できる要素は少ない。各ヒロインのアフターにサブヒロインの新ルートという構成に目新しいものはなく、大きな変わり身を見せる要素も乏しい。騎手の早川ハルイが同レースの他馬にも騎乗するというのもマイナス。これだけ不利な要素が多いのに出走に踏み切った厩舎サイドの英断には驚くが、今回はその決断が吉となる可能性は低いか。
期待度 ★☆
△11月のアルカディア(LevoL)
秘宝をめぐる異能ファンタジーという厨二系にはよくある血統だが、騎手が早川ハルイとあって戦闘シーンがメインでなく萌えにもある程度比重がかかりそう。追い切りを見る限り厨二系でカギになる魅力ある敵の存在が薄く、やはり戦闘以外の部分に期待したほうが良さそうだ。主人公が秘宝を奪うため味方のヒロインを裏切るという葛藤がうまく走りに繋がれば好走の可能性はありそう。それだけにTeam N.G.Xに所属する今科理央の手腕に期待したいところだが、これまでこういった血統の馬を手がけたことがないというのはやや不安。それでも未知の魅力で穴で狙ってみる手も。
期待度 ★★★☆
シロガネ×スピリッツ!(戯画)
最近次々と活躍馬を送り出しているかずきふみが名門の戯画厩舎でトレーナーを務めるということで注目されている。厩舎も入場(OP)曲にI'veを起用するなど看板血統のバルド系同様の力の入りよう。戯画でヒロイン同士の戦闘メインと言うと、懐かしのヴァリアブル・ジオ系を思わせるだけに、V.G. NEOのような走りを期待したい。ただ追い切り〈体験版)の評判がかなり悪い。ヒロイン同士の戦いとなるとどうしても主人公は蚊帳の外となることが多いが、ここにイチャラブという要素を入れても親和性は良くない。実際追い切りでの戦闘シーンの走りはパッとせず燃えるものがない。しかもかずきふみの唯一の欠点というべき主人公が足を引っ張るとなると苦しい。キャラ数も多く馬体も雄大なだけに上手く仕上げれば好勝負も期待できそうだが、この追い切りから実戦で一変できるかとなると難しいかもしれない。
期待度 ★★☆
ぜったい征服☆学園結社パニャニャンダー!! (softhouse‐seal GRANDEE)
バカと動画〈アニメ)が特長のシールだが、今回は馬名が示すとおり飛び切りのバカ血統。悪の道を目指す主人公が悪人養成学園に入学するというのが出だしだが、この主人公の動かし方次第で好走も凡走もあり得る。といってもこの厩舎だけに凝った走りや直線での一気の追い込みにはほとんど期待できず、いわば出落ちで得たリードをどこまで保てるかがポイントとなりそう。騎手はいつもの面々の他に他厩舎の動画で実績のあるあらいぐまを起用してエロ方面での上積みは可能。ただ今回はいかにも相手が強力でこの馬にまで出番が回ってくる可能性は低そうだ。
期待度 ★★☆
△戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~(げーせん18)
SLG系一本で勝負するげーせん18の2枚看板である戦国系からおよそ1年ぶりに最新馬が登場。これが6代目となるが当初のことを考えると脚元不安〈バグ)も少なくなり、まともにレースに挑めるようになったのは朗報。たださすがにここまで代数を経るとさすがに活力が低下〈マンネリ)してくるのは否めない。マイナー武将と歴史の掘り下げで戦う手法も目新しさに欠けてきた嫌いもある。それを意識してか主人公2人制を採用してきたが、それがプラスになるかどうかは未知数。それよりもSLG部分で大きな進化が見られないと、前走のような走りは期待できないかもしれない。
期待度 ★★★
ぞく! 真希ちゃんとなう。(WAFFLE)
なぜか長続きしてしまっているなう。系の初代である真希ちゃんとなう。の直仔〈続編)。バカ系と見まがうほどの血統にSM等の多彩な変態プレイが持ち味だった初代だが、結局は入着どまりの成績に終わっているだけに走りをそのまま踏襲するようでは厳しい。今回ヒロイン2人の母親である真由が登場するが、姉妹のルートには積極的には関わらないようで、広がりという点では今一歩。このメンバーで上位に食い込むにはさすがに足りないだろう。
期待度 ★★☆
繋がらない携帯電話 ただいま他の男とめちゃめちゃセックス中(アトリエさくら)
ミンク時代は人気騎手だったINOだが、馬やトレーナーに恵まれずにいるうちにすっかり一流厩舎からは縁遠くなってしまった印象。安馬専門厩舎でNTRで売るアトリエさくらの馬に乗るのは初めてだが、NTR血統の馬との相性は良さそうでまずまず期待できそうな予感。ただアトリエさくらの主戦トレーナーといえばおんぼろ月であり、それ以外のトレーナーとなると信頼度は相当に落ちる。今回コンビを組む三宅蒼色はrufでデビューしたという大ベテランだが過去走った馬はほとんど手掛けていない。久々に担当した前回も成績はパッとせず、今回も期待しづらい。
期待度 ★★
DS9 ディベートスクールナイン(蛇ノ道ハ蛇ソフト)
超久々の出走となる蛇ノ道ハ蛇ソフトだが、姉妹厩舎である脳内彼女の仕事に専念していたと考えれば納得か。ただ今回の馬は脳内彼女よりも明らかに蛇ノ道ハ蛇ソフトで走らせるべき馬であろう。こうした政治ネタは非常に扱いが難しいが、なおかつ賛否両論分かれる憲法第9条の解釈を中央〈商業)競馬で走らせるとは、かなりの冒険をしたものだ。タイムリーな話題であることは確かだが、いずれにしても誰もが納得する結末は得られないだけにまともな成績は期待できない。意欲は買えるものの厳しい競馬となってしまいそうだ。
期待度 ★☆
△花咲ワークスプリング!(SAGA PLANETS)
最近は一走ごとに好走と凡走を繰り返すサガプラだけに今回は好走の番。といっても厩舎隆盛の立役者といっていいトレーナーの新島夕不在がモロに出たといっていい前走の走りからして、素直に変わり身を見込むというだけの材料に欠けることは事実。追い切りはキャラ萌え優先の走りであり、このまま変にシリアスに向かうような欲をかかなければソコソコの走りは見せてくれそう。主戦騎手のほんたにかなえは今乗りに乗っている騎手であるし、脇を固めるとらのすけらも他厩舎なら主戦を務められる器。それだけに高水準の萌えには期待できる。後は潜在能力の差をどこまで埋められるかどうかだけか。
期待度 ★★★☆
◎花の野に咲くうたかたの(あっぷりけ)
あっぷりけの名を一躍高めたオダワラハコネ&桐月コンビがおよそ5年ぶりに走らせる新馬とあって注目を集めている。トレーナーの桐月は伝奇を背景にするのを得意としているだけに恐らくこの馬も同傾向だろうが、そこにどのような配合を処方するかが注目される。追い切りはなかなかの動きで雰囲気は良好。ただ決め手に欠ける印象があり、直線勝負に持ち込まれるとやや苦しむかもしれない。それでも潜在能力の高さは保障できるし、安定感は一枚上。軸馬として一番信頼できそうな存在で本命に押す。
期待度 ★★★★☆
パニカル・コンフュージョン(エスクード)
近走の走りで波に乗ってきたかと思いきや、前走は思わぬ惨敗と今ひとつ掴みづらい印象のあるエスクードの最新馬。今回は厩舎得意の脱衣バトルやSLGでなく純粋なADVという触れ込みだが、こういった血統では好結果を残していない厩舎で、トレーナーも一流馬を手掛けたのが樹原新くらいとなると狙うのはかなり冒険となる。ヒロインも3人と少なく、ラッキースケベに重きを置いたにしては寂しい。恐らく萌えエロで勝負するようでは分が悪い。走りで何か見せ場を作りたいところだが、魔法系となると期待は禁物。これでは入着が精一杯かもしれない。
期待度 ★★☆
▲美少女万華鏡~神が造りたもうた少女たち~ (ωstar)
抜き系に騎乗したらトップクラスの騎手である八宝備仁のこの母系(シリーズ)もこれで4代目。前走は母系でいうところの傍流(番外編)で度外視できる内容。出走取消(延期)も馬のクオリティを上げるためと好意的に解釈。安馬ということで馬体重(容量)的には期待できないが、量より質という内容で結果を残してきているだけにまともに走れば信頼できる存在。相手はかなり骨っぽいが上位に食い込めるだけの能力を備えていると見る。
期待度 ★★★★
魔法少女の兄 ~下手な嘘と不良少年~(Mink EGO)
妹NTRという独自の世界を築いたMink EGOだが、今回は同じ妹系といってもやや様相が違う。騎手もこれまと違い萌え系寄りを起用しての勝負。それでも取材する限りは凌辱Hもありそうで、妹NTRのエッセンスは残していそうな雰囲気。どうも萌え系の騎手をわざと起用してミスマッチを狙っているのかもしれないが、それが実戦でどうでるかは微妙。一見ミステリー風味を匂わせているが、馬名を見れば結末は一目瞭然でそこに期待すると裏切られる可能性大。となるとやはり妹凌辱がメインとなってしまいそうだが、その材料だけで勝負するには今回の相手は骨っぽい。恐らく入着までだろう。
期待度 ★★
水着少女と媚薬アイス(裸足少女)
血統こそパッとしないものの、天然バカ系の走りで堅実な成績を残している裸足少女の最新馬。今回も同じ戦法で挑むのは間違いなさそうだが、これまでと比べ騎手がやや弱くなっているのが痛いところ。アイスの組み合わせでヒロインの性格を変化させるという点も、アイスのトッピングという部分を除けばそれほど目新しいものではないし、肝心の水着のデザインもピンとくるものがないのも苦しい点。抜きに関しては定評のある厩舎なだけに信頼感はあるが、それ以外に強調する部分がないだけに今回に限っては厳しいかもしれない。
期待度 ★★
妹〈まい〉どりーむ ウチの妹は××になりたいらしい(インターハート)
インターハートの中価格帯路線もすっかり板についてきた印象だが、高馬でないだけに底力に欠けるのは確か。今回は妹2人の声優になるという夢を叶えるために奮闘する兄というのがコンセプトだが、追い切りを見る限り説得性がどうも足りない感じ。まあこういった血統だけにあまりリアルさを求めるわけにはいかないが、これではどの道エロゲー声優になってしまうしかない気がしてならない。妹2人に強烈な個性がない上に騎手もまだ手馴れてなく馬の印象が薄いのが難点で、抜き系としてはやや物足らなく、このメンバー相手では勝負にならないだろう。
期待度 ★★
ミライカノジョ(PULLTOP LATTE)
PULLTOPの姉妹厩舎として発足したLATTEだが、これまで印象に残る馬は輩出していない。今回は騎手を一新しかつてPurpleで活躍した悠樹真琴らを起用してきたが、久々の騎乗で往年の冴えを失くしているように感じるのは気がかり。ヒロインと付き合いだした途端、そのヒロインとの面影のある別のヒロインが現れるという血統は面白い。ただ左程葛藤せずに2人同時に付き合いだすところを考えるとダメ主人公の臭いが漂う。トレーナーはベテラン北川晴でまずまずの実績を持っているが、最近は凝った走りをする馬はほとんど出していないだけに萌えエロ以外に期待するのは禁物。今回は相手が強いだけに大きな変わり身は難しいが。
期待度 ★★☆
妄想コンプリート!(Insync)
かなり前から出馬登録と取消を繰り返してきた馬がようやくゲートインにこぎ着けた。今回厩舎デビュー戦となるが、トレーナーが同じであることからEx‐iTの後継であることは間違いなさそう。劣化の目立ったやすゆきから騎手をあづみ一樹に変更。まだまだ新人といっていい騎手だが、これまでと比べプラスに働くことは間違いない。ただ追い切りで脚元不安があることを露呈。Ex‐iT時代でも脚元不安の多さが目立っただけにさすがに心配だ。粗さはありながらも何か光るものを見せていたトレーナーだけにこのまま終わるとは思えず、直線での追い込みに期待したいところだが不安材料が多すぎて見送るのが妥当か。
期待度 ★★☆
ゆきこいめると(フロントウイング)
ななかまいを鞍上に迎えてこれで3走目。初騎乗だったピュアガールと比べ前走はやや失速した印象は否めず、馬名を一新して巻き返しを狙う。トレーナーに保住圭を加えたという意味はイチャラブの強化であり七央結日との親和性はありそう。そういった意味でも萌え&エロには充分期待できる。ただ悪く言えばそれだけに終わる可能性は強い。もう1名加わったトレーナーのinsiderが゙どのような色を付けるかがカギだが、1ルートのみの担当だけに過剰な期待は禁物。今回は人気どころが強力なだけに戦法的に分が悪いが、時計の掛かる展開なら恵まれて食い込む可能性もわずかながらありそう。
期待度 ★★★
ろーらいず!!!(はむはむソフト)
およそ2年ぶりの出走となるはむはむそふとの最新馬。バカ系の馬を手掛ける厩舎として貴重な存在なだけにもう少し存在感を高めてほしいところ。前走で幼馬(ロリ)に転向してきたが、今回はよりその部分を強調する内容。ファンを楽しませようとする手法はこれまで裏目に出てしまうケースも多かったが、追い切りの内容なら面白くまずまず期待できそう。騎手は知名度不足は否めないものの、幼馬には一家言を持つ面々なだけにそれなりに乗りこなしてくれる筈。気になるのはアイドル系の血統で一流馬まで成長した馬が見当たらない点。厩舎もこれまで走った馬を輩出していないだけに大きくは買えないが、大穴で狙うなら。
期待度 ★★★
戦乙女らんなばうとっ!(Rosebleu)
サブヒロイン2名のルートをネット(ダウンロード)専売で売るという手法が目新しいが、やはり問題は馬の質の方。厩舎開設当時のことを思うと騎手のレベルは明らかに落ちているし、Tiny Dungeon系以外はほとんど結果を残していない厩舎だけに狙いづらいのは確か。トレーナーがあごバリアだけに、王道から少し外した血統は面白く、飛びつきたくなる雰囲気はあるが、実戦になると案外動かないというのが定番。このメンバーで上位に食い込めるほどの力は持ち合わせていないだろう。
期待度 ★★
(本紙の見解)迷いに迷ったが総合力の差で花の野に咲くうたかたのを本命に押す。弱点らしい弱点が見当たらないのがアピールポイントで、直線での末脚勝負にさえ持ち込まれなければ勝ちきれそう。わずかな差で続くのが姉小路直子と銀色の死神。2人のトレーナーがお互いの持ち味を殺しあわないかどうかというのが不安点だが、まともならあっさり勝っても不思議でない。美少女万華鏡~神が造りたもうた少女たち~ も不気味な存在。安馬だけに情報は少ないが、実績を考えれば一角崩し以上の存在感はあるだけに怖い。期待を裏切った前走から変わり身を狙う花咲ワークスプリング!に、劣化が心配も人気母系の戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~。血統魅力の11月のアルカディアも嵌れば上位進出も可能。
2015年02月17日
2月の発売予定表から
前レース(月)と比べるとまだ頭数は揃わないながらも、メンバーの格は一気に上がった感のする今回。今年の競馬(エロゲー)シーズンを占う意味でも、ぜひ当たり馬券を掴みたいもの。人気の1頭が回避して抜き系の馬がやや手薄になったのは寂しいですが、人気トレーナー(ライター)が久々に手掛ける新馬(作)や、有力厩舎の出走馬が控えるなど上位拮抗の激しい競走が見られそうです。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
悪魔娘の看板料理(ソフトハウスキャラ)
このところ頭打ちの成績が続くソフトハウスキャラの最新馬。RPG世界の雰囲気を漂わせる経営SLGというと過去好走したブラウン通り三番目を思わせる。近走継続していい脚が使えないキャラの馬だが、実績ある血統(設定)で追い切り(体験版)もまずまずの動きなだけにそれなりに態勢は整えた格好。ただ毎度ぶつ切りの走り(シナリオ)に期待はできなさそうだしエロも同様となると今回のメンバー相手では正直厳しい。得意のゲーム性の部分でよほど奮起しないと苦しいが、その肝心のゲーム性部分がこの所期待を裏切り続けている現況では一寸狙いづらい。
期待度 ★★☆
あま恋シロップス(Mint CUBE)
人気騎手カントクらを擁し最近は本家の株を奪った感のあるCUBEから姉妹厩舎が誕生。これまで裏方を務めることが多かったぱん&すいみゃを鞍上に起用して、最近流行の萌え&抜きの両立を狙う。気になるラシックス(声優)を見る限りエロの濃さという点で不安を感じないわけではないが、そこはシチュ等でカバー。問題はトレーナー(ライター)の方で2人とも今回が初の調教というのはさすがに気になる。血統(設定)を考えると高望みできるようなタイプでなく恐らく萌えを前面に押し出しての粘り込みが狙いだろうが、それでも走り(シナリオ)が水準に達していなければ上位に食い込むのは難しい。今回初出走ということで見送りが妥当か。
期待度 ★★☆
エロ温泉 ~新人女将の間違いだらけのおもてなし~(TRYSET)
緊縛の館で当時の競馬ファンをアッと言わせた大ベテラン天乃御剣だが、このところ明るい抜きエロ系ばかりへの騎乗ばかりで今回も同系。旅館の女将がヒロインだが、そういった血統にありがちな凌辱や淫靡さは欠片もなくバカエロに邁進する姿は潔ささえ感じられる。ただ全体的に古さが否めず馬体重(容量)も足りないのが弱点で、今回も実質メインヒロイン一人となるとその不安が解消されている可能性は低い。大仕事の出来るタイプではないだけに独自の走りを見せられれば充分か。
期待度 ★☆
エロ本を捨ててから兄の様子がおかしい(Lamia)
ぱれっと厩舎の姉妹厩舎で凌辱系に絞って走らせるLamiaのデビュー2戦目。デビュー戦がほとんど見どころなく終わったが、血統(設定)的にも今回の方が期待できそう。妹にエロ本を処分された兄が、復讐のために友人に妹を売るという展開は面白みがあり、NYAONが久々に凌辱系の馬を手掛けるというのも見どころだ。ただ高馬でないだけに仕方ない面はあるがヒロイン数が少ない上に魅力にも欠ける。今回は相手が揃っただけに上位に食い込むには一歩足りないか。
期待度 ★★
△エンジェルゲーム(アトリエさくら)
NTR血統一本でしかも安馬ながら時に走る馬を輩出するアトリエさくらの最新馬。意外なフリー騎手を稀に依頼することがある厩舎だが、今回さえき北都を起用するのは驚き。ベテランで実績ある騎手だが抜き系血統ではほとんど結果を残していないだけに、果たしてどのような結果が出るか楽しみだ。トレーナーはこの厩舎を支えるおんぼろ月でNTR系では実績充分。ただいつもと違い今回はヒロイン数も多く、雰囲気的に単純なNTR系ではなさそう。走り次第では大駆けも充分可能だが、安馬だけに爆発力といった点では不安は残る。厩舎の情報も乏しく未知な部分が多いが、不安は承知で大穴で狙ってみる手も。
期待度 ★★★☆
堕ちていく新妻 ごめんなさいアナタ…私もう……でも、愛してる(SILKY'S SAKURA)
どのような脚質の馬でも手堅い仕事をする吉野恵子だが、凌辱系の馬とは一番手が合う。今回はNTR系ということで余計に力が入るが、今回は不安が多い。NTRではヒロイン一人に対し狙う男が複数というパターンが多いが、今回は一人。安馬ならその手もありそうだが、今回はそうではないだけにどれだけのバリエーションを出せるかどうか。トレーナーも今回初仕事でNTRではキモになるヒロイン視点の描写といった点でも未知数。今回未知数な部分が多すぎて大きくは狙えそうもない。
期待度 ★★
カミツレ(りぷる)
超久々というより、いまだに厩舎が存続したことが驚きというりぷるの最新馬。騎手あかつきまおにトレーナーが玉沢円のコンビというとだんでらいおん厩舎の所属馬を思わせるが、それよりもあかつきまおの特徴を生かせそうな今回の方が期待が持てそう。といっても玉沢円はほとんど成功馬を出していないトレーナーで、凝った血統を引き出せないまま終わってしまうことがほとんど。今回は百合系で勝負するようだが、それなら主人公が女性でありながら男の人格が表れるというのはやや余分な気もする。ただそういった点もうまく走りに活かせれば面白いが、トレーナーの実績から期待は薄い。救いはヘタレ主人公が脚を引っ張ることが多いトレーナーだが、主人公が曲がりなりにも女性ということでその不安は小さいということくらい。
期待度 ★★
キシ×カノ(ぷちうさ)
新厩舎ぷちうさのデビュー馬は騎士養成学園を舞台とした恋愛血統。一見萌え主体で勝負するかと思いきや、取材する限りはエロにも力を入れて、萌え&エロの両立を狙う作戦。といっても最近流行しているだけに、同脚質の馬を相手にどこまで戦えるかどうかは未知数。騎手の水月あるみは前走のモモノコスイーパーズ!でまずまずの騎乗を見せたが、それと比べるとヒロインの魅力は劣る感じ。エロに重点というわけでヒロインの胸を強調させたのが、どうもバランスを崩し逆効果となってしまったよう。トレーナーの藤井リルケも最初から馬の仕上げに関わるのは実質今回が初めてと未知数な部分が多く見送りで。
期待度 ★☆
鯨神のティアスティラ(Whirlpool)
このところ入着するのが精一杯という渦巻厩舎。主戦騎手のてんまそと両輪となるまで成長した水鏡まみずだが、それと反比例するように厩舎が低迷期に入ってしまったのが寂しい。トレーナーが実績ある籐太に和泉万夜というのは魅力だが、実質は前走に続いて起用された志村那由多が指揮している可能性が強い。追い切りも典型的な萌え主体で肝心の走りに魅力は感じられず。これでは大きく変わり身を見せる可能性は低く、今回も入着するのが精一杯だろう。
期待度 ★★
△さくらシンクロニシティ(WHITESOFT)
馬体の雄大さや血統の魅力から毎度人気を集めながら、それを裏切ることが多いWHITESOFTの最新馬。トレーナーの藤木隻も前回の運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶで大凡走しているだけに、今回も魅力充分の血統ながら素直には飛びつけない。追い切りはなかなか好調で実戦でどこまで走れるか楽しみな部分は多い。ただこういった追い切りの良さが実戦に繋がらないのがこの厩舎の最大の難点で、その要因は馬体重に身が入っていない点。今回もその轍を踏む可能性は十二分にあり信頼感には欠ける。嵌れば激走する可能性はあるが、その可能性はそれほど大きくないのは確かだ。
期待度 ★★★
△サノバウィッチ(ゆずソフト)
デビュー戦以来徐々に存在感を高めてきたゆずソフトだが前走の天色*アイルノーツでは一服といった走り。ここまで厩舎の名が通ってくると、騎手の能力を押し出してのイチャラブだけで戦うのは厳しいということだろう。今回はトレーナーに保住圭に籐太といった腕利きを起用したが、デビュー以来主戦トレーナーを務める天宮りつに奮起してもらわないと、前走の走りを繰り返してしまいそう。血統は魔法少女ものだが、追い切りを見る限り恐らくヒロイン同士の葛藤や重い展開にはなりそうもなく相変わらずのイチャラブが展開されそう。前走より多少の上積みはありそうだが、勝ちきるまでの力があるかというとやや疑問。押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
じゅ~にんかんり! 10人の乙女に愛の手を(material mel)
ウィル系からまたまた新厩舎が誕生。そのデビュー戦は騎手・トレーナー共に8人起用しヒロインも10人登場という多方面作戦。これだけトレーナーが多いとよほど厩舎がしっかり管理していないと馬の仕上げに齟齬をきたしてしまうが、最近のウィル系厩舎の動きを考えるとまとめきれるかどうか不安だ。騎手は知名度は今ひとつながら抜き系ではそれなりに実戦を積んだ面々を揃え悪くなく、エロを考えれば期待はもてそう。ただ強調材料はそれくらい。上位に食い込むまでの力はないだろう。
期待度 ★☆
▲シルヴァリオ ヴェンデッタ (light)
light厩舎の燃え路線2系統のうち、より若い(厨二)のが昏式龍也&高濱亮がトレーナーの方。その分、どうしても成績が安定しない面はあるが、嵌れば上位に食い込む力はある。追い切り(体験版)ではなかなかの動きを見せていて、実戦でこの勢いが直線(終盤)まで保てば首位を窺うことも可能だ。やや気になるのは主人公にスポットを当てすぎて、ヒロインの扱いがやや疎かになっていないかという点だが、こういった血統にはよくある欠点なだけにさほど気にする必要はないかも。穴馬というには留めておけない雰囲気があり不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
◎ソレヨリノ前奏詩 (minori)
ここ2走は結果的に走りよりもエロに重点を置いてきたのではないかと思わせたminoriだが、今回は再び走りに重点を置いてきたのではと思わせる追い切りに期待は高まっている。人の心の声が読める主人公が、唯一読み取ることが出来なかったヒロインに惹かれる序盤は非常に説得力があった。脇を固めるヒロインに残念さが漂っているのも、この主人公を考えれば納得で、今のところ隙がない。これなら直線に入って大きく失速しない限り上位には食い込んできそう。相手は強力だが主役を務められるだけの能力は備わっていると見て本命に抜擢。
期待度 ★★★★☆
ぴ~かぶ~! 彼女がエッチな水着にきがえたら!? (オーバードーズ)
傍系(特殊)血統を走らせてなかなかの成績を残しているオーバードーズ厩舎だが前走は思いがけぬ惨敗。いっせー&show‐ziiiといった実績ある騎手・トレーナーを起用してのものだけに失望も大きい。それだけに巻き返しに期待したいところだが、騎手は新人でトレーナーも抜き系の馬で経験は多いがオーバードーズの馬を手掛けるのは初めて。これまでの所属馬とやや雰囲気が違って見えるだけに不安は大きい。水着の着せ替えだけで目の肥えた厩舎のファンを満足させるとはとても思えず変わり身は厳しそう。
期待度 ★☆
炎の孕ませもっと!発育っ!身体測定2(SQUEEZ)
過去出走した炎の孕ませおっぱい身体測定の直仔(続編)とのことだが、この厩舎は最近ほぼ同じ血統の馬ばかり走らせているだけに、直仔という点にそこまでこだわって見る必要はなさそう。前走がアイドルで今回は格闘家とより零細血統にシフトしつつあるが、どのみち走り(シナリオ)で勝負する馬ではないだけにそれほど気にする必要はなさそう。どれだけバカバカしいことを何食わぬ顔で行えるかという点が好走のカギだが、格闘家の身体測定というアイデアは和合性は良さそう。といっても所謂バカ系だけに時計勝負となると分が悪い。人気馬が総崩れするなど上位に食い込むにjはかなり展開の助けが必要だ。
期待度 ★★☆
〇ぼくの一人戦争(あかべぇそふとつぅ)
あかべぇそふとつぅの最新馬でトレーナーがるーずぼーいという事で否応でも注目を集めている。高馬(フルプライス)でないということで馬体重的に心配はあるが、ヒロイン数の多さで勝負するタイプでなく左程気にする必要はないだろう。追い切りで伏線をばら撒き実戦で期待を持たせる手法は相変わらず。ただ叙述トリックに拘りすぎると墓穴を掘る可能性も。それよりもG線上の魔王ほどキャラ同士の掛け合いの妙が見られなかったのは不安材料。全くの凡走は考えにくいものの、絶対というほどの信頼感はない。今回は対抗評価に留める。
期待度 ★★★★☆
毎日がハーレムすぎて王子は姫を決められないっ!(PeasSoft)
腕利き騎手を起用する反面、走りの方はさっぱりという評価で定まった感のあるピースソフトの最新馬。今回は久々に主戦騎手のさとーさとるを起用してきたが、それだけで大きな変わり身を望むのは厳しい。最近の流行からエロに力を入れてきていて馬名にハーレムと入るところを見ても方向性は明白。トレーナーの神野マサキ&望月JETのコンビも萌えを考えれば悪くない。といってもそれは入着どまりを前提にした話で、それ以上の走りとなると望めそうもなく、まして馬券に絡むとなると夢のまた夢。相手も厳しくチャンスはほとんどないだろう。
期待度 ★☆
ユリキラー 淫欲に堕ちる百合たち(アトリエかぐや)
馬名から百合系と思いきや、主人公が百合女性を篭絡させるという変わった趣向。血統的にバカにもシリアスのどちらにも変わりそうで、トレーナーの手腕が注目される。ただこれまでかぐやの馬で走りで注目を浴びた馬はほとんどなく、トレーナーの実績から考えても学園が女尊男卑に変わった謎といった点に注目すると期待を裏切られそう。ただかぐやの馬に期待するのは当然エロ方向で、その点さえ外さなければそれなりの動きは見せてくれる筈。問題は百合篭絡を謳いながら百合ヒロインが3人と少ないのが難。騎手のみゃぁんも他のかぐやの所属騎手と比べて騎乗した馬の成績で見劣るだけに狙いづらいのは確か。
期待度 ★★
(本紙の見解)
人気はぼくの一人戦争に集中しそうだが、ここはあえてソレヨリノ前奏詩を本命に推す。エロに比重を移したと云われる厩舎だが、過去のような迫力のある走りが復活すれば鬼に金棒。追い切りの動きは軽快で勝利に一番近い存在と見た。もちろんぼくの一人戦争もまともに走ればあっさり勝つことも可能。ただ追い切りを見る限りあっさり期待を裏切る危険性もあり取捨選択は難しい。久々となるトレーナーの勝負勘が鈍っていないことを祈りたい。この2頭の一騎打ちの可能性は強いが、一角崩しならシルヴァリオ ヴェンデッタ の一発。こういった燃え血統に定評のある厩舎だけに嵌れば人気馬を負かすことも可能だろう。どのような走りをするかヴェールに包まれているエンジェルゲームも不気味な存在。安馬といって侮れない力を秘めている可能性も十分。さくらシンクロニシティやサノバウィッチも力はありそうだが、上位とはやや差がある印象であくまで押さえでの狙いか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
悪魔娘の看板料理(ソフトハウスキャラ)
このところ頭打ちの成績が続くソフトハウスキャラの最新馬。RPG世界の雰囲気を漂わせる経営SLGというと過去好走したブラウン通り三番目を思わせる。近走継続していい脚が使えないキャラの馬だが、実績ある血統(設定)で追い切り(体験版)もまずまずの動きなだけにそれなりに態勢は整えた格好。ただ毎度ぶつ切りの走り(シナリオ)に期待はできなさそうだしエロも同様となると今回のメンバー相手では正直厳しい。得意のゲーム性の部分でよほど奮起しないと苦しいが、その肝心のゲーム性部分がこの所期待を裏切り続けている現況では一寸狙いづらい。
期待度 ★★☆
あま恋シロップス(Mint CUBE)
人気騎手カントクらを擁し最近は本家の株を奪った感のあるCUBEから姉妹厩舎が誕生。これまで裏方を務めることが多かったぱん&すいみゃを鞍上に起用して、最近流行の萌え&抜きの両立を狙う。気になるラシックス(声優)を見る限りエロの濃さという点で不安を感じないわけではないが、そこはシチュ等でカバー。問題はトレーナー(ライター)の方で2人とも今回が初の調教というのはさすがに気になる。血統(設定)を考えると高望みできるようなタイプでなく恐らく萌えを前面に押し出しての粘り込みが狙いだろうが、それでも走り(シナリオ)が水準に達していなければ上位に食い込むのは難しい。今回初出走ということで見送りが妥当か。
期待度 ★★☆
エロ温泉 ~新人女将の間違いだらけのおもてなし~(TRYSET)
緊縛の館で当時の競馬ファンをアッと言わせた大ベテラン天乃御剣だが、このところ明るい抜きエロ系ばかりへの騎乗ばかりで今回も同系。旅館の女将がヒロインだが、そういった血統にありがちな凌辱や淫靡さは欠片もなくバカエロに邁進する姿は潔ささえ感じられる。ただ全体的に古さが否めず馬体重(容量)も足りないのが弱点で、今回も実質メインヒロイン一人となるとその不安が解消されている可能性は低い。大仕事の出来るタイプではないだけに独自の走りを見せられれば充分か。
期待度 ★☆
エロ本を捨ててから兄の様子がおかしい(Lamia)
ぱれっと厩舎の姉妹厩舎で凌辱系に絞って走らせるLamiaのデビュー2戦目。デビュー戦がほとんど見どころなく終わったが、血統(設定)的にも今回の方が期待できそう。妹にエロ本を処分された兄が、復讐のために友人に妹を売るという展開は面白みがあり、NYAONが久々に凌辱系の馬を手掛けるというのも見どころだ。ただ高馬でないだけに仕方ない面はあるがヒロイン数が少ない上に魅力にも欠ける。今回は相手が揃っただけに上位に食い込むには一歩足りないか。
期待度 ★★
△エンジェルゲーム(アトリエさくら)
NTR血統一本でしかも安馬ながら時に走る馬を輩出するアトリエさくらの最新馬。意外なフリー騎手を稀に依頼することがある厩舎だが、今回さえき北都を起用するのは驚き。ベテランで実績ある騎手だが抜き系血統ではほとんど結果を残していないだけに、果たしてどのような結果が出るか楽しみだ。トレーナーはこの厩舎を支えるおんぼろ月でNTR系では実績充分。ただいつもと違い今回はヒロイン数も多く、雰囲気的に単純なNTR系ではなさそう。走り次第では大駆けも充分可能だが、安馬だけに爆発力といった点では不安は残る。厩舎の情報も乏しく未知な部分が多いが、不安は承知で大穴で狙ってみる手も。
期待度 ★★★☆
堕ちていく新妻 ごめんなさいアナタ…私もう……でも、愛してる(SILKY'S SAKURA)
どのような脚質の馬でも手堅い仕事をする吉野恵子だが、凌辱系の馬とは一番手が合う。今回はNTR系ということで余計に力が入るが、今回は不安が多い。NTRではヒロイン一人に対し狙う男が複数というパターンが多いが、今回は一人。安馬ならその手もありそうだが、今回はそうではないだけにどれだけのバリエーションを出せるかどうか。トレーナーも今回初仕事でNTRではキモになるヒロイン視点の描写といった点でも未知数。今回未知数な部分が多すぎて大きくは狙えそうもない。
期待度 ★★
カミツレ(りぷる)
超久々というより、いまだに厩舎が存続したことが驚きというりぷるの最新馬。騎手あかつきまおにトレーナーが玉沢円のコンビというとだんでらいおん厩舎の所属馬を思わせるが、それよりもあかつきまおの特徴を生かせそうな今回の方が期待が持てそう。といっても玉沢円はほとんど成功馬を出していないトレーナーで、凝った血統を引き出せないまま終わってしまうことがほとんど。今回は百合系で勝負するようだが、それなら主人公が女性でありながら男の人格が表れるというのはやや余分な気もする。ただそういった点もうまく走りに活かせれば面白いが、トレーナーの実績から期待は薄い。救いはヘタレ主人公が脚を引っ張ることが多いトレーナーだが、主人公が曲がりなりにも女性ということでその不安は小さいということくらい。
期待度 ★★
キシ×カノ(ぷちうさ)
新厩舎ぷちうさのデビュー馬は騎士養成学園を舞台とした恋愛血統。一見萌え主体で勝負するかと思いきや、取材する限りはエロにも力を入れて、萌え&エロの両立を狙う作戦。といっても最近流行しているだけに、同脚質の馬を相手にどこまで戦えるかどうかは未知数。騎手の水月あるみは前走のモモノコスイーパーズ!でまずまずの騎乗を見せたが、それと比べるとヒロインの魅力は劣る感じ。エロに重点というわけでヒロインの胸を強調させたのが、どうもバランスを崩し逆効果となってしまったよう。トレーナーの藤井リルケも最初から馬の仕上げに関わるのは実質今回が初めてと未知数な部分が多く見送りで。
期待度 ★☆
鯨神のティアスティラ(Whirlpool)
このところ入着するのが精一杯という渦巻厩舎。主戦騎手のてんまそと両輪となるまで成長した水鏡まみずだが、それと反比例するように厩舎が低迷期に入ってしまったのが寂しい。トレーナーが実績ある籐太に和泉万夜というのは魅力だが、実質は前走に続いて起用された志村那由多が指揮している可能性が強い。追い切りも典型的な萌え主体で肝心の走りに魅力は感じられず。これでは大きく変わり身を見せる可能性は低く、今回も入着するのが精一杯だろう。
期待度 ★★
△さくらシンクロニシティ(WHITESOFT)
馬体の雄大さや血統の魅力から毎度人気を集めながら、それを裏切ることが多いWHITESOFTの最新馬。トレーナーの藤木隻も前回の運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶで大凡走しているだけに、今回も魅力充分の血統ながら素直には飛びつけない。追い切りはなかなか好調で実戦でどこまで走れるか楽しみな部分は多い。ただこういった追い切りの良さが実戦に繋がらないのがこの厩舎の最大の難点で、その要因は馬体重に身が入っていない点。今回もその轍を踏む可能性は十二分にあり信頼感には欠ける。嵌れば激走する可能性はあるが、その可能性はそれほど大きくないのは確かだ。
期待度 ★★★
△サノバウィッチ(ゆずソフト)
デビュー戦以来徐々に存在感を高めてきたゆずソフトだが前走の天色*アイルノーツでは一服といった走り。ここまで厩舎の名が通ってくると、騎手の能力を押し出してのイチャラブだけで戦うのは厳しいということだろう。今回はトレーナーに保住圭に籐太といった腕利きを起用したが、デビュー以来主戦トレーナーを務める天宮りつに奮起してもらわないと、前走の走りを繰り返してしまいそう。血統は魔法少女ものだが、追い切りを見る限り恐らくヒロイン同士の葛藤や重い展開にはなりそうもなく相変わらずのイチャラブが展開されそう。前走より多少の上積みはありそうだが、勝ちきるまでの力があるかというとやや疑問。押さえで買うのが精一杯。
期待度 ★★★
じゅ~にんかんり! 10人の乙女に愛の手を(material mel)
ウィル系からまたまた新厩舎が誕生。そのデビュー戦は騎手・トレーナー共に8人起用しヒロインも10人登場という多方面作戦。これだけトレーナーが多いとよほど厩舎がしっかり管理していないと馬の仕上げに齟齬をきたしてしまうが、最近のウィル系厩舎の動きを考えるとまとめきれるかどうか不安だ。騎手は知名度は今ひとつながら抜き系ではそれなりに実戦を積んだ面々を揃え悪くなく、エロを考えれば期待はもてそう。ただ強調材料はそれくらい。上位に食い込むまでの力はないだろう。
期待度 ★☆
▲シルヴァリオ ヴェンデッタ (light)
light厩舎の燃え路線2系統のうち、より若い(厨二)のが昏式龍也&高濱亮がトレーナーの方。その分、どうしても成績が安定しない面はあるが、嵌れば上位に食い込む力はある。追い切り(体験版)ではなかなかの動きを見せていて、実戦でこの勢いが直線(終盤)まで保てば首位を窺うことも可能だ。やや気になるのは主人公にスポットを当てすぎて、ヒロインの扱いがやや疎かになっていないかという点だが、こういった血統にはよくある欠点なだけにさほど気にする必要はないかも。穴馬というには留めておけない雰囲気があり不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
◎ソレヨリノ前奏詩 (minori)
ここ2走は結果的に走りよりもエロに重点を置いてきたのではないかと思わせたminoriだが、今回は再び走りに重点を置いてきたのではと思わせる追い切りに期待は高まっている。人の心の声が読める主人公が、唯一読み取ることが出来なかったヒロインに惹かれる序盤は非常に説得力があった。脇を固めるヒロインに残念さが漂っているのも、この主人公を考えれば納得で、今のところ隙がない。これなら直線に入って大きく失速しない限り上位には食い込んできそう。相手は強力だが主役を務められるだけの能力は備わっていると見て本命に抜擢。
期待度 ★★★★☆
ぴ~かぶ~! 彼女がエッチな水着にきがえたら!? (オーバードーズ)
傍系(特殊)血統を走らせてなかなかの成績を残しているオーバードーズ厩舎だが前走は思いがけぬ惨敗。いっせー&show‐ziiiといった実績ある騎手・トレーナーを起用してのものだけに失望も大きい。それだけに巻き返しに期待したいところだが、騎手は新人でトレーナーも抜き系の馬で経験は多いがオーバードーズの馬を手掛けるのは初めて。これまでの所属馬とやや雰囲気が違って見えるだけに不安は大きい。水着の着せ替えだけで目の肥えた厩舎のファンを満足させるとはとても思えず変わり身は厳しそう。
期待度 ★☆
炎の孕ませもっと!発育っ!身体測定2(SQUEEZ)
過去出走した炎の孕ませおっぱい身体測定の直仔(続編)とのことだが、この厩舎は最近ほぼ同じ血統の馬ばかり走らせているだけに、直仔という点にそこまでこだわって見る必要はなさそう。前走がアイドルで今回は格闘家とより零細血統にシフトしつつあるが、どのみち走り(シナリオ)で勝負する馬ではないだけにそれほど気にする必要はなさそう。どれだけバカバカしいことを何食わぬ顔で行えるかという点が好走のカギだが、格闘家の身体測定というアイデアは和合性は良さそう。といっても所謂バカ系だけに時計勝負となると分が悪い。人気馬が総崩れするなど上位に食い込むにjはかなり展開の助けが必要だ。
期待度 ★★☆
〇ぼくの一人戦争(あかべぇそふとつぅ)
あかべぇそふとつぅの最新馬でトレーナーがるーずぼーいという事で否応でも注目を集めている。高馬(フルプライス)でないということで馬体重的に心配はあるが、ヒロイン数の多さで勝負するタイプでなく左程気にする必要はないだろう。追い切りで伏線をばら撒き実戦で期待を持たせる手法は相変わらず。ただ叙述トリックに拘りすぎると墓穴を掘る可能性も。それよりもG線上の魔王ほどキャラ同士の掛け合いの妙が見られなかったのは不安材料。全くの凡走は考えにくいものの、絶対というほどの信頼感はない。今回は対抗評価に留める。
期待度 ★★★★☆
毎日がハーレムすぎて王子は姫を決められないっ!(PeasSoft)
腕利き騎手を起用する反面、走りの方はさっぱりという評価で定まった感のあるピースソフトの最新馬。今回は久々に主戦騎手のさとーさとるを起用してきたが、それだけで大きな変わり身を望むのは厳しい。最近の流行からエロに力を入れてきていて馬名にハーレムと入るところを見ても方向性は明白。トレーナーの神野マサキ&望月JETのコンビも萌えを考えれば悪くない。といってもそれは入着どまりを前提にした話で、それ以上の走りとなると望めそうもなく、まして馬券に絡むとなると夢のまた夢。相手も厳しくチャンスはほとんどないだろう。
期待度 ★☆
ユリキラー 淫欲に堕ちる百合たち(アトリエかぐや)
馬名から百合系と思いきや、主人公が百合女性を篭絡させるという変わった趣向。血統的にバカにもシリアスのどちらにも変わりそうで、トレーナーの手腕が注目される。ただこれまでかぐやの馬で走りで注目を浴びた馬はほとんどなく、トレーナーの実績から考えても学園が女尊男卑に変わった謎といった点に注目すると期待を裏切られそう。ただかぐやの馬に期待するのは当然エロ方向で、その点さえ外さなければそれなりの動きは見せてくれる筈。問題は百合篭絡を謳いながら百合ヒロインが3人と少ないのが難。騎手のみゃぁんも他のかぐやの所属騎手と比べて騎乗した馬の成績で見劣るだけに狙いづらいのは確か。
期待度 ★★
(本紙の見解)
人気はぼくの一人戦争に集中しそうだが、ここはあえてソレヨリノ前奏詩を本命に推す。エロに比重を移したと云われる厩舎だが、過去のような迫力のある走りが復活すれば鬼に金棒。追い切りの動きは軽快で勝利に一番近い存在と見た。もちろんぼくの一人戦争もまともに走ればあっさり勝つことも可能。ただ追い切りを見る限りあっさり期待を裏切る危険性もあり取捨選択は難しい。久々となるトレーナーの勝負勘が鈍っていないことを祈りたい。この2頭の一騎打ちの可能性は強いが、一角崩しならシルヴァリオ ヴェンデッタ の一発。こういった燃え血統に定評のある厩舎だけに嵌れば人気馬を負かすことも可能だろう。どのような走りをするかヴェールに包まれているエンジェルゲームも不気味な存在。安馬といって侮れない力を秘めている可能性も十分。さくらシンクロニシティやサノバウィッチも力はありそうだが、上位とはやや差がある印象であくまで押さえでの狙いか。
2015年01月22日
1月の発売予定表から
年頭の第1R(月)は毎年メンバーが手薄になることが多いのですが、今年は例年にも増して少頭数で寂しいレースとなってしまいそう。恐らく別のレースに出れば印が回ってこないような馬(ソフト)が、人気を背負いそうなだけに正直見るレースと割り切ってしまった方が無難かもしれませんが、今年の運試しとして購入するなら、キッチリ的中させたいもの。少頭数なだけにあまり点数を広げず当てにいきたいと思います。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
いたずら狂悪 (REAL)
3D系血統というとどうも天然バカというイメージが強いが、この厩舎もどうやらその傾向。ましてトレーナーに嘘屋佐々木酒人の名前を見れば、バカ風味が強くなる可能性は強い。少なくとも前走のように単なる女の子をカスタムするだけというわけではなさそうだ。同じ痴漢血統だったデビュー戦のような走りが再現できれば、この手薄なメンバーなら走っても不思議でないが、最近の厩舎の戦績が今一つで、脚元不安(バグ)を抱えている可能性が強いとなると馬券の対象に上げるのは厳しそう。
期待度 ★☆
学園舞闘のフォークロア(Chien)
最近別世界(ラノベ)に軸足を移していた瑠奈璃亜が、久々に主戦を勤めるChienの馬の手綱を握るとあって注目したい。ただトレーナーがF&C出身の宮村優ではとても期待できない。こういったバトル系は能力以上に走るケースもままあるが、これまで彼が手がけたバトル系がすべて空振りを続けている現状ではとても手が出ない。厩舎の実績も最近は入着すら果たせていないようでは、このメンバー相手でも狙えず見送りで。
期待度 ★☆
倶楽部D(アボガドパワーズ)
これも超久々となるアボガドパワーズからの出走馬。週末の過ごし方やD+VINE[LUV] で競馬(エロゲー)界を席巻した頃を思い出すと、今の現況は寂しいがこれも時代の流れか。前回の復活時は厩舎のこれまでの実績を無に帰すような馬場掃除っぷりを見せただけに、今回もさほど期待できないのは確か。騎手は全盛期の厩舎を支えた本田直樹で、トレーナーも米倉俵を始めとして古株揃い。ただ追い切りを見る限り、馬自体の走りも古臭い。本格推理ADVという血統から仕方ない面はあるとしても、緩さが特徴とはいえここまで走りの内容が乏しいようではとても狙えない。
期待度 ★☆
△侵蝕 零 ~淫魔の生贄~ (TOUCHABLE)
古くからの競馬ファンに触手といって思い浮かべる騎手の代表格といえるのがスミスミ。そのスミスミが久々に中央競馬(商業)に姿を見せたが、地方でも中央でもその走りは愚直なまでの触手一本なだけに分かりやすいことは確か。今回も長年の相棒である高橋直樹でなく、地方で起用してきたHANABUSAに大杉和馬といった面々がトレーナーを務める。といってももちろん走りの内容に大幅な変化があるわけでなく、持ち時計どおりは走ってくれる。ニッチな血統だけに本賞金(データ数)が確保できるかの問題はあるが、ゲートさえまともに出られれば手薄なメンバーなだけに、馬券に絡む可能性はあるかもしれない。
期待度 ★★☆
◎時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花- (UNiSONSHIFT)
ユニゾンシフトのこの母系(シリーズ)もこれで3代目。完全に脚を余して負けた初代の雪辱を、2代目で見事に果たした格好だが、それでもまだ余力を残していた競走から完結編とも云われるこの馬への期待も大きい。決して走る馬ばかりを手掛けているわけでない市川環や風間ぼなんざというトレーナー陣からこれだけの馬が出現するということ自体、厩舎にそれだけ底力があるというコトで、決していとうのいぢの手腕に頼り切りだったわけでないことが証明できただけでも収穫だろう。今回は相手的にも恵まれ断然人気となりそうだが逆らえそうもなく、どんな勝ち方を見せるかが焦点となりそう。
期待度 ★★★★
▲夏の色のノスタルジア (MOONSTONE)
最近はすっかり姉妹厩舎に株を奪われた格好の月石厩舎だが、前走のLoveSweetsは久しぶりに見せ場たっぷりの競走だった。今回は厩舎の重鎮である呉が手がけ、主戦騎手のやまかぜ嵐が手綱を握るとあって厩舎も力が入っている筈。萌え系の馬ばかり手がけるようになってから、すっかり魅力を失くした印象の呉も、追い切りを見る限り今回は久しぶりに走りそうな予感を漂わせている。後はナチュラルにダメ主人公を創造してしまう呉の悪癖が出てしまわないかが不安点だが、それを含めてもこのメンバーなら上位に食い込んできそうな能力を秘めている。
期待度 ★★★
△1/7の魔法使い (Regulus)
これまでの魔法学園系の血統(設定)といえば、どちらかというとヒロイン萌えが主で魔法は単なる馬装具(ギミック)というものが多かったが、この馬はしっかり世界観を構築していて好感が持てる。落ちこぼれの主人公がヒロインとの邂逅によって成長していくというのはよくある戦法だが、直線(終盤)の追い込み次第では不気味な存在。ただ追い切りの動きは平凡。悪い意味でのラノベ調の走りになっていて、馬体に迫力を感じないだけにここは割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆
〇ハルキス(戯画)
戯画のキス系もこの馬で4代目。ホチキスの惨敗ぶりを考えれば、まさかここまで長続きする母系になるとは思わなかったというのが本当のところ。前走のキスアトの走りに貢献したトレーナーの森崎亮人が引き続き今回も担当するのは心強く、一定の能力を持っているのは間違いない。追い切りを見る限りさほどピンと来るものはなかったが、ヒロインは可愛くイチャラブ日常系として考えれば上々。後は主人公の成長ぶりが好走のカギで、今後ダメ主人公に変化してしまうと、能力を生かし切れないまま終わってしまうかもしれない。それでもこのメンバーなら充分上位に食い込む可能性はあるだろう。
期待度 ★★★
ひめごとユニオン Last Secret(SEVEN WONDER)
まずまずの走りを見せたひめごとユニオンの直仔(FD)。父(本編)出走後、安馬(低価格)として走らせたエロ中心の直仔4頭に、父の後日談的といっていい完結編を含めた馬の内容。といっても父の熱烈なファンは安馬4頭とも当然購入していて後日談は無料で手に入ることから、本馬自体さほど魅力を感じないだろう。こうした使い方をした馬があまり見られないことからファンにどこまで受け入れられるかは不明だが、こうした分割的な使い方をせず最初から本馬一つにまとめて出走させるのが常道というもの。そういったセオリーをあえて無視した使い方をしてきた以上、勝ち負けまで期待するのは難しそう。
期待度 ★☆
不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~(AbelSOFTWARE)
厩舎をこれまで支えてきた菅野ひろゆきが急死して、このまま自然消滅かと思われたアーベルが久々に新馬を出走させてきた。ここ最近の成績がハイパースペースと比較されても遜色ないくらいで、駄馬ファンの注目を集めるアーベルだが、今回は過去の名馬である不確定世界の探偵紳士を思わせる馬名で、古くからのファンの郷愁を集めそう。といっても騎手もトレーナーも今回デビュー戦でどこまで往年の走りを望むのはあまりに虫が良すぎる。次に繋がる走りが見せられれば上出来だろう。
期待度 ★
まじかるカナン2 緋色のベルガモット(Terios)
あのテリオス厩舎がまさかの復活。しかも厩舎デビュー戦を飾ったまじかるカナンの直仔(続編)というインパクトは古いファンほど強烈。といってもそんな競馬創世記からのファンがどれだけ生き残っているかを考えると、そこまでプラスな材料ではない。主戦騎手横田守の影武者である土代昭治や佐野一馬や藤木隻・狩野伊太朗といった人材はすべて厩舎を去り、実績の乏しいきーたんをトレーナーとして起用しなければならないようでは好走は覚束ない。ここは静観するのが無難かもしれない。
期待度 ★☆
ラウテスアルタクス(HexenHaus)
デビュー戦の前走がほぼ見どころのない内容。脚捌き(シナリオ)もパッとせず、騎手も腕達者というわけでない。これでは売り物の動画も生きない。それに比べると今回は経験値の高いトレーナーを起用して、変わり身を狙う。ただ血統はよくある喫茶店もので、無難な反面大駆けが期待できそうな雰囲気はない。ヒロインも定番といっていい配置でこれも無難なキャスト。追い切りの内容もそれほど目立つ内容でなく、動きにも軽快さが欠ける。前走よりは多少前進は見込めるとしても、馬券に絡むまでの走りとなると例えこのメンバー相手でも厳しそう。
期待度 ★★
(本紙の見解)フルゲートに大きく満たない出走頭数で、メンバーも相当に手薄。これなら時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花- の独壇場となってしまいそう。能力的にもほかの馬とはかなり差があるだけに本命は妥当だ。次位候補は順当ならハルキスで絞れば一点買いで充分だが、面白そうなのが久々に気配が良さそうな夏の色のノスタルジアで、トレーナーの呉がかつての働きを見せられれば逆転まで望める。後の馬は常識的には出番がなさそう。あえて取り上げるなら、独自の戦いを見せる侵蝕 零 ~淫魔の生贄~か。下馬評はそこそこ高かった1/7の魔法使い は追い切りの動きが微妙で評価を落とした。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
いたずら狂悪 (REAL)
3D系血統というとどうも天然バカというイメージが強いが、この厩舎もどうやらその傾向。ましてトレーナーに嘘屋佐々木酒人の名前を見れば、バカ風味が強くなる可能性は強い。少なくとも前走のように単なる女の子をカスタムするだけというわけではなさそうだ。同じ痴漢血統だったデビュー戦のような走りが再現できれば、この手薄なメンバーなら走っても不思議でないが、最近の厩舎の戦績が今一つで、脚元不安(バグ)を抱えている可能性が強いとなると馬券の対象に上げるのは厳しそう。
期待度 ★☆
学園舞闘のフォークロア(Chien)
最近別世界(ラノベ)に軸足を移していた瑠奈璃亜が、久々に主戦を勤めるChienの馬の手綱を握るとあって注目したい。ただトレーナーがF&C出身の宮村優ではとても期待できない。こういったバトル系は能力以上に走るケースもままあるが、これまで彼が手がけたバトル系がすべて空振りを続けている現状ではとても手が出ない。厩舎の実績も最近は入着すら果たせていないようでは、このメンバー相手でも狙えず見送りで。
期待度 ★☆
倶楽部D(アボガドパワーズ)
これも超久々となるアボガドパワーズからの出走馬。週末の過ごし方やD+VINE[LUV] で競馬(エロゲー)界を席巻した頃を思い出すと、今の現況は寂しいがこれも時代の流れか。前回の復活時は厩舎のこれまでの実績を無に帰すような馬場掃除っぷりを見せただけに、今回もさほど期待できないのは確か。騎手は全盛期の厩舎を支えた本田直樹で、トレーナーも米倉俵を始めとして古株揃い。ただ追い切りを見る限り、馬自体の走りも古臭い。本格推理ADVという血統から仕方ない面はあるとしても、緩さが特徴とはいえここまで走りの内容が乏しいようではとても狙えない。
期待度 ★☆
△侵蝕 零 ~淫魔の生贄~ (TOUCHABLE)
古くからの競馬ファンに触手といって思い浮かべる騎手の代表格といえるのがスミスミ。そのスミスミが久々に中央競馬(商業)に姿を見せたが、地方でも中央でもその走りは愚直なまでの触手一本なだけに分かりやすいことは確か。今回も長年の相棒である高橋直樹でなく、地方で起用してきたHANABUSAに大杉和馬といった面々がトレーナーを務める。といってももちろん走りの内容に大幅な変化があるわけでなく、持ち時計どおりは走ってくれる。ニッチな血統だけに本賞金(データ数)が確保できるかの問題はあるが、ゲートさえまともに出られれば手薄なメンバーなだけに、馬券に絡む可能性はあるかもしれない。
期待度 ★★☆
◎時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花- (UNiSONSHIFT)
ユニゾンシフトのこの母系(シリーズ)もこれで3代目。完全に脚を余して負けた初代の雪辱を、2代目で見事に果たした格好だが、それでもまだ余力を残していた競走から完結編とも云われるこの馬への期待も大きい。決して走る馬ばかりを手掛けているわけでない市川環や風間ぼなんざというトレーナー陣からこれだけの馬が出現するということ自体、厩舎にそれだけ底力があるというコトで、決していとうのいぢの手腕に頼り切りだったわけでないことが証明できただけでも収穫だろう。今回は相手的にも恵まれ断然人気となりそうだが逆らえそうもなく、どんな勝ち方を見せるかが焦点となりそう。
期待度 ★★★★
▲夏の色のノスタルジア (MOONSTONE)
最近はすっかり姉妹厩舎に株を奪われた格好の月石厩舎だが、前走のLoveSweetsは久しぶりに見せ場たっぷりの競走だった。今回は厩舎の重鎮である呉が手がけ、主戦騎手のやまかぜ嵐が手綱を握るとあって厩舎も力が入っている筈。萌え系の馬ばかり手がけるようになってから、すっかり魅力を失くした印象の呉も、追い切りを見る限り今回は久しぶりに走りそうな予感を漂わせている。後はナチュラルにダメ主人公を創造してしまう呉の悪癖が出てしまわないかが不安点だが、それを含めてもこのメンバーなら上位に食い込んできそうな能力を秘めている。
期待度 ★★★
△1/7の魔法使い (Regulus)
これまでの魔法学園系の血統(設定)といえば、どちらかというとヒロイン萌えが主で魔法は単なる馬装具(ギミック)というものが多かったが、この馬はしっかり世界観を構築していて好感が持てる。落ちこぼれの主人公がヒロインとの邂逅によって成長していくというのはよくある戦法だが、直線(終盤)の追い込み次第では不気味な存在。ただ追い切りの動きは平凡。悪い意味でのラノベ調の走りになっていて、馬体に迫力を感じないだけにここは割り引いて考えたい。
期待度 ★★☆
〇ハルキス(戯画)
戯画のキス系もこの馬で4代目。ホチキスの惨敗ぶりを考えれば、まさかここまで長続きする母系になるとは思わなかったというのが本当のところ。前走のキスアトの走りに貢献したトレーナーの森崎亮人が引き続き今回も担当するのは心強く、一定の能力を持っているのは間違いない。追い切りを見る限りさほどピンと来るものはなかったが、ヒロインは可愛くイチャラブ日常系として考えれば上々。後は主人公の成長ぶりが好走のカギで、今後ダメ主人公に変化してしまうと、能力を生かし切れないまま終わってしまうかもしれない。それでもこのメンバーなら充分上位に食い込む可能性はあるだろう。
期待度 ★★★
ひめごとユニオン Last Secret(SEVEN WONDER)
まずまずの走りを見せたひめごとユニオンの直仔(FD)。父(本編)出走後、安馬(低価格)として走らせたエロ中心の直仔4頭に、父の後日談的といっていい完結編を含めた馬の内容。といっても父の熱烈なファンは安馬4頭とも当然購入していて後日談は無料で手に入ることから、本馬自体さほど魅力を感じないだろう。こうした使い方をした馬があまり見られないことからファンにどこまで受け入れられるかは不明だが、こうした分割的な使い方をせず最初から本馬一つにまとめて出走させるのが常道というもの。そういったセオリーをあえて無視した使い方をしてきた以上、勝ち負けまで期待するのは難しそう。
期待度 ★☆
不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~(AbelSOFTWARE)
厩舎をこれまで支えてきた菅野ひろゆきが急死して、このまま自然消滅かと思われたアーベルが久々に新馬を出走させてきた。ここ最近の成績がハイパースペースと比較されても遜色ないくらいで、駄馬ファンの注目を集めるアーベルだが、今回は過去の名馬である不確定世界の探偵紳士を思わせる馬名で、古くからのファンの郷愁を集めそう。といっても騎手もトレーナーも今回デビュー戦でどこまで往年の走りを望むのはあまりに虫が良すぎる。次に繋がる走りが見せられれば上出来だろう。
期待度 ★
まじかるカナン2 緋色のベルガモット(Terios)
あのテリオス厩舎がまさかの復活。しかも厩舎デビュー戦を飾ったまじかるカナンの直仔(続編)というインパクトは古いファンほど強烈。といってもそんな競馬創世記からのファンがどれだけ生き残っているかを考えると、そこまでプラスな材料ではない。主戦騎手横田守の影武者である土代昭治や佐野一馬や藤木隻・狩野伊太朗といった人材はすべて厩舎を去り、実績の乏しいきーたんをトレーナーとして起用しなければならないようでは好走は覚束ない。ここは静観するのが無難かもしれない。
期待度 ★☆
ラウテスアルタクス(HexenHaus)
デビュー戦の前走がほぼ見どころのない内容。脚捌き(シナリオ)もパッとせず、騎手も腕達者というわけでない。これでは売り物の動画も生きない。それに比べると今回は経験値の高いトレーナーを起用して、変わり身を狙う。ただ血統はよくある喫茶店もので、無難な反面大駆けが期待できそうな雰囲気はない。ヒロインも定番といっていい配置でこれも無難なキャスト。追い切りの内容もそれほど目立つ内容でなく、動きにも軽快さが欠ける。前走よりは多少前進は見込めるとしても、馬券に絡むまでの走りとなると例えこのメンバー相手でも厳しそう。
期待度 ★★
(本紙の見解)フルゲートに大きく満たない出走頭数で、メンバーも相当に手薄。これなら時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花- の独壇場となってしまいそう。能力的にもほかの馬とはかなり差があるだけに本命は妥当だ。次位候補は順当ならハルキスで絞れば一点買いで充分だが、面白そうなのが久々に気配が良さそうな夏の色のノスタルジアで、トレーナーの呉がかつての働きを見せられれば逆転まで望める。後の馬は常識的には出番がなさそう。あえて取り上げるなら、独自の戦いを見せる侵蝕 零 ~淫魔の生贄~か。下馬評はそこそこ高かった1/7の魔法使い は追い切りの動きが微妙で評価を落とした。
2014年12月17日
12月の発売予定表から
今年の最終レースということで、さすがにそれなりのメンバーが揃った印象。人気馬の後継が出走ということで馬券的には一本かぶりが予想されるが、頭数も多いだけに展開的にまぎれが生じる可能性は大きい。足元を掬おうと虎視眈々と狙う穴馬の存在もあって、そう簡単に人気どころで決着とはいかなさそう。どちらにしても面白いレースが展開されそうだ。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アマカノ(あざらしそふと)
アストロノーツを離脱したピロ水があおぞらストライプの龍岳来と再びタッグを組んで新厩舎(ブランド)から登場。騎手(原画家)デビュー当時と比べると毛色(CG)の影響かやや派手な印象となってきたが、それも独自性という意味での変化なら悪くない。雪国の温泉地を舞台とした「ほっこりとした甘いラブストーリー」という血統(設定)は季節柄もピッタリ。お台(価格)がフルプライスでないためかヒロイン数が少ないためやや寂しく感じられるが、その分はアトリエかぐや時代に培ったエロ力でカバーしたい。ただ追い切り(体験版)を見る限り雰囲気重視は分かるが、肝心の走り(シナリオ)にやや身が入っていなのが気になる。上位に食い込むには決め手に欠ける印象で。
期待度 ★★☆
▲えろまんが! Hもマンガもステップアップ♪(CLOCKUP)
4年前に出走して好走したえろげー! ~Hもゲームも開発三昧~の後継馬。騎手ははましま薫夫単独から複数制を採ったが、トレーナーがはやさかうたねだけにほぼ同じ戦法(コンセプト)となるのは確実。ただエロゲーが漫画に変わるだけでは芸がないだけに、何か一ひねりが必要だろう。といっても良い雰囲気まで変えてしまうのでは意味がなく、そこはベテラントレーナーの手腕に期待したい。エロ漫画を題材にする割りにはヒロインがすべて処女というのはリアリティに欠ける気がするがそこはご愛嬌。エロ漫画という戦法に恥じないエロさに期待したい。
期待度 ★★★★
逢魔ノ喰 聖に仕えし闇の偶像(TinkerBell)
TinkerBellといえばまず思い浮かべる血統(設定)が触手だが、そのイメージを覆してなかなかの走りを見せた馬が淑母の疼き ~人妻、未亡人の熟れた身体と甘い吐息~。それを手がけたトレーナーの柘榴と斉藤煌が今回出走させてきたのがこの馬。今回騎手を相田麻希とsaxasaに変更してきたが、学園サイコホラーという血統を考えれば悪くない。ただ淑母の疼きの成功の一因は人妻のエロさと騎手の深泥正の手腕がうまく噛み合った結果といえる。今回はガラリと血統が変わっているだけに、素直に再現とまでいくかどうか。サイコホラーにしてはやや底の浅い血統で、どんでん返しも期待しにくいとなると、今回の相手では厳しいか。
期待度 ★★☆
OH!!マイクロマン 小さくなって女の子の色んなトコロに入っちゃお(MBS TRUTH)
相変わらずのバカエロ路線で突っ走るメイビートゥルースの最新馬。馬名(タイトル)が示すとおり、今回もノリは完全なバカで姉妹厩舎と同じシチュ系エロだが、成功している姉妹厩舎の馬たちと比べてこの厩舎がパッとしないのは、明らかにトレーナーの手腕の差だろう。今回トレーナーを変更してきたが、全く聞かない名前だけにこれまでとは違う面を出す可能性はあるかもしれない。ただこれまでの厩舎の実績が実績なだけに、その可能性は限りなく低そう。常識的には手は出せない。
期待度 ★★
彼女のセイイキ(feng)
馬の能力で勝負というより馬装具(抱き枕カバー)に重点を絞った戦法というのは潔いといえば潔いが、どうしても奇異の目で見られるのは確か。こういった馬はまず走りの方は期待できないとしたものだが、騎手がこの厩舎の主戦騎手である涼香でトレーナーが腕利きのなかひろとなると簡単にオミットするというわけにはいかない。ただ馬の中身は安馬(低価格)と変わりなくヒロインも実質一人。どちらかというと大型馬で手腕を発揮するなかひろだけに、こうした安馬でうまく潜在能力を引き出せるかどうかは未知数。この相手ではやはり厳しそうだ。
期待度 ★★☆
〇紙の上の魔法使い(ウグイスカグラ)
中央(商業)初挑戦の運命予報をお知らせしますでまずまずの結果を出したルクルが、今回厩舎を変えて出走。前走が今ひとつ埋もれてしまった一因が騎手にあるとみたか、地方(同人)時代から組んできた夕霧を切ってまでも、新人を起用した選択は追い切りを見る限り吉と出そう。その追い切りは脚元不安(システム)は見られるものの、単なる萌え系血統と違う面を見せて好調な動きを見せている。地方時代も悪くない馬を手がけているだけに、この動きなら本番でも期待できそう。直線(終盤)に失速する可能性はあるが不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
巨乳人妻女教師催眠・携帯アプリでセックス中毒!(ルネ)
近走女騎士凌辱血統のイメージが強くなっているルネ厩舎だが、この馬は騎手得意の巨乳ヒロインを配した催眠系。同じ催眠系である巨乳家族催眠が成功したとは言いがたいだけに、この馬もそれほど期待できる要素は少ない。今回母や姉といった家族でなく女教師がヒロインだけに背徳感に乏しいのが催眠血統としてどう響くかも問題だが、エロさに関してはまずまず期待できそう。といってもここは相手が強すぎて、とても狙えない。
期待度 ★☆
しすたー・すきーむ3(Mink)
INOを鞍上になかなかの走りを見せたこの母系(シリーズ)も今回で3代目。今回から厩舎の主戦格であるティータ・Jに乗替わりとなったが、能力的には引けをとらないはずで問題ない筈。ただ騎手が先代を意識したのか、それとも毛色の問題かやや馬を乗りこなせていない印象がするのはマイナス。姉萌えという血統も最近は珍しくなく、雰囲気的にも背徳性に欠けるだけにどこまで独自性が出せるかが問題。脅迫メールで指示されたプレイを姉と実行するというのも先代と同じというのでは、さすがに芸がなく思える。この内容ではさすがに割引か。
期待度 ★★
神骸魂装姫ヤクモ(Triangle)
変身ヒロイン凌辱といえばこの厩舎がまず思い浮かぶが、古くからこの血統を走らせているだけにハード凌辱ファンにはやや温く感じられたかもしれない。今回はトレーナーにZEQUを起用し、騎手も凌辱系で実績を残すジェントル佐々木を加えるなど、これまでとは雰囲気を変えてきた。この厩舎の持ち味である血統の奥深さも変わりないとなれば、大きく変わってもおかしくない。ただ折角ジェントル佐々木を起用した割には、他の騎手陣との相性の面で噛み合わせが悪そう。追い切りを見ても血統の奥深さを生かしきれていないようでやはり見送りか。
期待度 ★★
◎月に寄りそう乙女の作法2(Navel)
年度代表馬級の活躍を見せた父(前作)にその父の名に恥じない活躍を見せた直仔(続編)。それだけにこの馬に対する期待は非常に高い。それだけにその期待を裏切った時の反動は怖いが、実績を考えればある程度の走りは見せてくれるだろう。期待が高い故に追い切りはあまりじっくりは見ていないが、父の雰囲気を損なわない走りには好感が持てる。父と比べヒロインの魅力がやや薄い気がしないでもないが、ヒロイン萌えだけで勝負するような単調なタイプでないだけにそれほど気にする必要はないかもしれない。骨っぽい相手は揃ったが、それでも能力実績とも一枚抜けている。本命は妥当なところだ。
期待度 ★★★★★
△帝都飛天大作戦(Liar‐soft)
これまで姉妹厩舎の馬ばかり手がけてきた希が、満を持して本家から登場。これまでの桜井光が主戦トレーナーを務めてきたスチームバンク系と血統的には似たような配合ながら、追い切りを見る限り桜井光とはまた違う面を出してきているのが好印象。騎手は相変わらずこの厩舎以外では恐らく依頼しないだろうという人選で、一見さんお断りという印象を醸し出している。ただそれだけにファンの支持は強固なものであり、出走賞金(データ数)さえ確保できればある程度の走りは期待できる。近走これまでほどの信頼を失くしているライアー系だけに不安はあるが、もう1走追いかけてみたい。
期待度 ★★★★
手篭めにされる九人の堕女(Guilty)
馬名を見ると前走と関連がありそうに思えるが、取材する限りはそのような要素はなさそう。前走からヒロイン数が2人増えたが、ただでさえ薄かった走りが余計に薄くなる可能性が大きく強気にはなれない。血統を見る限り一見魅力あるように思えるが、前走も同じような雰囲気を漂わせながら結局凡走に終わっているだけに、それだけを材料に狙うのは無謀。ウィル系凌辱厩舎の中軸となっているだけに騎手はなかなかの面々を揃えてきたが、今回も見送りでいいだろう。
期待度 ★★
ハーレムめいと(ILLUSION)
老舗3D系厩舎のILLUSIONも最近は一流馬を輩出していなかったが、前走のジンコウガクエン2で久々に好走しその勢いを駆りたいところ。今回はこれまで3Dではうまく仕上げられなかった複数プレイを実現させた手腕は、さすが競馬界最高の3D技術を誇るイリュージョンだけの事はある。あくまでキャラメイキングを楽しむのが主眼で後はファンの脳内補完に頼る作戦は前走同様だが、今回はアイドルが舞台でヒロインもビッチ系に絞られてしまいそうという点で補完にも限界がありそうなのは不安。アイドル系はこれまで一流馬を出していないジンクスもあるだけに前走ほどは走れないかも。
期待度 ★★☆
発情スイッチ 美姉妹が催眠術に堕ちた先(Lamia)
これまでぱれっと厩舎所属ながらやや影の薄かったたまひよ騎手が、久々に凌辱系の馬の手綱を握る。能力的には充分なだけにブランクは長いがそれほど不安はないだろう。最近流行の兆しのある催眠系でヒロインの魅力を活かして好走を狙いたいところだが、元が高馬でないだけに催眠は単なるギミックで走りに関しての深みは乏しいと予想。Hシーンでの動画もやや手さぐり状態といったところ。初物だけに今回は様子見か。
期待度 ★★☆
ハーヴェストオーバーレイ リコネクション(戯画)
売り出し中の砥石大樹がトレーナーで近未来SFという血統から期待された父だったが、実戦では連対圏には一歩届かずといかにも最近の戯画厩舎らしい馬だった。それだけに直仔(FD)のこの馬も同様の競走となってしまいそうだし、昇格したヒロインも魅力絶大といったタイプではないだけに大きな変わり身も期待できそうもない。父がそれほど走った馬ではないだけに、父がなければゲートインできない(遊べない)というのも微妙。まずは本賞金(データ数)確保できるかが問題でここでは厳しい。
期待度 ★☆
△ハロー・レディ! -New Division- (暁WORKS)
大成功を収めた父の余勢を駆って、早々に登場した直仔。まだ父の走りの印象が強いうちに走らせた意気込みは買える。この厩舎の直仔というとこれも大成功したるいは智を呼ぶファンディスクの印象が今も強烈で、二匹目のどじょうも狙えそう。ただ本編では不遇すぎて救済されるべきキャラだった美鳥はともかくとして、ヒロインとしてよりもサブとして魅力を発揮するタイプの菱吾ルートはやや蛇足のような気もする。それにお台がお台なだけに馬体にどれだけ身が入っているかどうかも気になる点。能力はそれなりに高いものはあるはずだが、今回のメンバー相手に勝ちきれるかというとやや厳しく連穴までか。
期待度 ★★★☆
△ヒマワリと恋の記憶(MORE)
厩舎デビュー後少しずつ走りを良化させているMOREの最新馬。前走と同じく黒髪ロングのメインヒロインが印象的。決して巧いと絶賛するまでの騎手ではないが、そういった騎乗の方向性を見せるのは悪いことではない。血統は今回も雰囲気重視の青春系。これまで走りに粗さがあり盛り上がりにも欠けるといった印象が強かっただけにそのあたりをどう克服するかがポイントだが、追い切りは悪くなく今後の動きによっては大きな変わり身も期待できそう。ただ直線安易に超展開に走るようだと折角の雰囲気を壊してしまう可能性もあり、そのあたりがどう転ぶかは不鮮明。そろそろ入着以上の成績を狙いたいところだが、相手が強力なだけに押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
プリズム・プリンセス ふたりの姫騎士と股間の紋章 (ぱじゃまソフト)
最近影が薄くなりつつあるぱじゃまソフトだが、今回はこの厩舎らしいドタバタ感あふれたコメディ血統で挑む。ただいつもそれなりに実績のあるトレーナーを起用する厩舎にしては、今回の笠間裕之はトレーナー経験が乏しくどこまで馬を仕上げられるかどうか不安。血統は意外に奥深いものがありそうだがそれを生かした走りができるか疑問だし、エロで勝負するタイプでない大野哲也や笹井さじといった騎手を起用しながら、巨乳ヒロイン中心のバカエロで勝負する作戦も疑問。今回も大きな期待は出来そうもなくプリズム☆ま~じかるの二の舞となってしまいそう。
期待度 ★★
牝教師4 穢された教壇(BISHOP)
独特の天然バカ凌辱で走るBISHOPで、この厩舎得意の女教師系。恐らく今回も頭の緩いヒロインを名ばかり調教するといった展開が予想される。騎手はこの母系の手綱を最初から握る水島☆多也にカガミのコンビでこれもお馴染みの顔ぶれ。全員女教師というのは教師好きにはたまらなくファンには納得の内容だが、ここまで定番の内容では持ち時計通りには走ってくれそうだが、大きな変わり身は見込めないだろう。今回相手が強力なだけに、ここで狙うのは厳しいか。
期待度 ★★☆
ユニオリズム・カルテット(CLIP☆CRAFT)
一部に熱烈なファンを持つ天坂隆志を主戦騎手ニ起用するCLIP☆CRAFTの最新馬。デビュー戦はほとんど目立つことなく後方を追走するだけだっただけに、一気に馬券圏内突入を狙うのは厳しそう。それでも今回トレーナーを一新してチャンスを窺う。学園女騎士という戦法は手垢がつき始めていて新鮮さに欠けるのは否めないが、騎手とは手が合いそうなだけに面白さはある。こういった血統でカギになるのは魅力ある敵役の存在だが、取材する限りそれが見られないのはやや気がかり。全体的に悪くない馬だとは思うが、馬券の対象とすれにはもう一つ大きな材料が必要か。
期待度 ★★☆
△螺旋遡行のディストピア(LiLiM)
アリスソフト離脱以降はこれといった馬を手がけていなかった六花梨花(とり)だが、今回は馬の配合(原案)から手がけるなど久々に表舞台に戻ってきた印象。アリス時代DiaboLiQuEという名馬を出しているが、反面凡馬も少なくなく出していてどちらの顔になるのか予想するのは難しい。騎手はどんな血統の馬でも無難に乗りこなす金目鯛ぴんくで、この厩舎ということで寝取られに期待したくなる気持ちは分かるが、今回はそれに主眼を置いているわけではなく過度の期待は禁物。トレーナー得意の血統で脇もアリス時代の面々が固めるだけに好走を期待したいが、追い切りを見る限りやや奥行きには欠ける印象。穴で狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
人気を一身に集める月に寄りそう乙女の作法2が追い切りも好調でここは逆らえない雰囲気。メンバーは揃い苦戦する可能性はあるが、それでも力でねじ伏せる筈。焦点は次位争いだろう。追い切りで走った紙の上の魔法使いが逆転の筆頭格。ただ厩舎の実績は乏しく人気先行の嫌いがあるだけに、思い切ってオミットする手も。明るいエロで先代も走ったえろまんが! Hもマンガもステップアップ♪の方が安定度では上位。得意の舞台で躍進を狙う帝都飛天大作戦も差もなく続く。人気どころが牽制し時計が遅くなるようなら安馬の出番もあり得るだけにハロー・レディ! -New Division- の存在も気になる。大穴なら螺旋遡行のディストピアだが、気配は平凡なだけに直線どこまで脚を伸ばせるかどうか。
(評価・・・★1点☆0.5点で5点満点。◎~△はぼくの予想印)
※各馬コメントの敬称略
※※馬名をクリックすると厩舎(メーカー)のHPが参照できます
アマカノ(あざらしそふと)
アストロノーツを離脱したピロ水があおぞらストライプの龍岳来と再びタッグを組んで新厩舎(ブランド)から登場。騎手(原画家)デビュー当時と比べると毛色(CG)の影響かやや派手な印象となってきたが、それも独自性という意味での変化なら悪くない。雪国の温泉地を舞台とした「ほっこりとした甘いラブストーリー」という血統(設定)は季節柄もピッタリ。お台(価格)がフルプライスでないためかヒロイン数が少ないためやや寂しく感じられるが、その分はアトリエかぐや時代に培ったエロ力でカバーしたい。ただ追い切り(体験版)を見る限り雰囲気重視は分かるが、肝心の走り(シナリオ)にやや身が入っていなのが気になる。上位に食い込むには決め手に欠ける印象で。
期待度 ★★☆
▲えろまんが! Hもマンガもステップアップ♪(CLOCKUP)
4年前に出走して好走したえろげー! ~Hもゲームも開発三昧~の後継馬。騎手ははましま薫夫単独から複数制を採ったが、トレーナーがはやさかうたねだけにほぼ同じ戦法(コンセプト)となるのは確実。ただエロゲーが漫画に変わるだけでは芸がないだけに、何か一ひねりが必要だろう。といっても良い雰囲気まで変えてしまうのでは意味がなく、そこはベテラントレーナーの手腕に期待したい。エロ漫画を題材にする割りにはヒロインがすべて処女というのはリアリティに欠ける気がするがそこはご愛嬌。エロ漫画という戦法に恥じないエロさに期待したい。
期待度 ★★★★
逢魔ノ喰 聖に仕えし闇の偶像(TinkerBell)
TinkerBellといえばまず思い浮かべる血統(設定)が触手だが、そのイメージを覆してなかなかの走りを見せた馬が淑母の疼き ~人妻、未亡人の熟れた身体と甘い吐息~。それを手がけたトレーナーの柘榴と斉藤煌が今回出走させてきたのがこの馬。今回騎手を相田麻希とsaxasaに変更してきたが、学園サイコホラーという血統を考えれば悪くない。ただ淑母の疼きの成功の一因は人妻のエロさと騎手の深泥正の手腕がうまく噛み合った結果といえる。今回はガラリと血統が変わっているだけに、素直に再現とまでいくかどうか。サイコホラーにしてはやや底の浅い血統で、どんでん返しも期待しにくいとなると、今回の相手では厳しいか。
期待度 ★★☆
OH!!マイクロマン 小さくなって女の子の色んなトコロに入っちゃお(MBS TRUTH)
相変わらずのバカエロ路線で突っ走るメイビートゥルースの最新馬。馬名(タイトル)が示すとおり、今回もノリは完全なバカで姉妹厩舎と同じシチュ系エロだが、成功している姉妹厩舎の馬たちと比べてこの厩舎がパッとしないのは、明らかにトレーナーの手腕の差だろう。今回トレーナーを変更してきたが、全く聞かない名前だけにこれまでとは違う面を出す可能性はあるかもしれない。ただこれまでの厩舎の実績が実績なだけに、その可能性は限りなく低そう。常識的には手は出せない。
期待度 ★★
彼女のセイイキ(feng)
馬の能力で勝負というより馬装具(抱き枕カバー)に重点を絞った戦法というのは潔いといえば潔いが、どうしても奇異の目で見られるのは確か。こういった馬はまず走りの方は期待できないとしたものだが、騎手がこの厩舎の主戦騎手である涼香でトレーナーが腕利きのなかひろとなると簡単にオミットするというわけにはいかない。ただ馬の中身は安馬(低価格)と変わりなくヒロインも実質一人。どちらかというと大型馬で手腕を発揮するなかひろだけに、こうした安馬でうまく潜在能力を引き出せるかどうかは未知数。この相手ではやはり厳しそうだ。
期待度 ★★☆
〇紙の上の魔法使い(ウグイスカグラ)
中央(商業)初挑戦の運命予報をお知らせしますでまずまずの結果を出したルクルが、今回厩舎を変えて出走。前走が今ひとつ埋もれてしまった一因が騎手にあるとみたか、地方(同人)時代から組んできた夕霧を切ってまでも、新人を起用した選択は追い切りを見る限り吉と出そう。その追い切りは脚元不安(システム)は見られるものの、単なる萌え系血統と違う面を見せて好調な動きを見せている。地方時代も悪くない馬を手がけているだけに、この動きなら本番でも期待できそう。直線(終盤)に失速する可能性はあるが不気味な1頭だ。
期待度 ★★★★
巨乳人妻女教師催眠・携帯アプリでセックス中毒!(ルネ)
近走女騎士凌辱血統のイメージが強くなっているルネ厩舎だが、この馬は騎手得意の巨乳ヒロインを配した催眠系。同じ催眠系である巨乳家族催眠が成功したとは言いがたいだけに、この馬もそれほど期待できる要素は少ない。今回母や姉といった家族でなく女教師がヒロインだけに背徳感に乏しいのが催眠血統としてどう響くかも問題だが、エロさに関してはまずまず期待できそう。といってもここは相手が強すぎて、とても狙えない。
期待度 ★☆
しすたー・すきーむ3(Mink)
INOを鞍上になかなかの走りを見せたこの母系(シリーズ)も今回で3代目。今回から厩舎の主戦格であるティータ・Jに乗替わりとなったが、能力的には引けをとらないはずで問題ない筈。ただ騎手が先代を意識したのか、それとも毛色の問題かやや馬を乗りこなせていない印象がするのはマイナス。姉萌えという血統も最近は珍しくなく、雰囲気的にも背徳性に欠けるだけにどこまで独自性が出せるかが問題。脅迫メールで指示されたプレイを姉と実行するというのも先代と同じというのでは、さすがに芸がなく思える。この内容ではさすがに割引か。
期待度 ★★
神骸魂装姫ヤクモ(Triangle)
変身ヒロイン凌辱といえばこの厩舎がまず思い浮かぶが、古くからこの血統を走らせているだけにハード凌辱ファンにはやや温く感じられたかもしれない。今回はトレーナーにZEQUを起用し、騎手も凌辱系で実績を残すジェントル佐々木を加えるなど、これまでとは雰囲気を変えてきた。この厩舎の持ち味である血統の奥深さも変わりないとなれば、大きく変わってもおかしくない。ただ折角ジェントル佐々木を起用した割には、他の騎手陣との相性の面で噛み合わせが悪そう。追い切りを見ても血統の奥深さを生かしきれていないようでやはり見送りか。
期待度 ★★
◎月に寄りそう乙女の作法2(Navel)
年度代表馬級の活躍を見せた父(前作)にその父の名に恥じない活躍を見せた直仔(続編)。それだけにこの馬に対する期待は非常に高い。それだけにその期待を裏切った時の反動は怖いが、実績を考えればある程度の走りは見せてくれるだろう。期待が高い故に追い切りはあまりじっくりは見ていないが、父の雰囲気を損なわない走りには好感が持てる。父と比べヒロインの魅力がやや薄い気がしないでもないが、ヒロイン萌えだけで勝負するような単調なタイプでないだけにそれほど気にする必要はないかもしれない。骨っぽい相手は揃ったが、それでも能力実績とも一枚抜けている。本命は妥当なところだ。
期待度 ★★★★★
△帝都飛天大作戦(Liar‐soft)
これまで姉妹厩舎の馬ばかり手がけてきた希が、満を持して本家から登場。これまでの桜井光が主戦トレーナーを務めてきたスチームバンク系と血統的には似たような配合ながら、追い切りを見る限り桜井光とはまた違う面を出してきているのが好印象。騎手は相変わらずこの厩舎以外では恐らく依頼しないだろうという人選で、一見さんお断りという印象を醸し出している。ただそれだけにファンの支持は強固なものであり、出走賞金(データ数)さえ確保できればある程度の走りは期待できる。近走これまでほどの信頼を失くしているライアー系だけに不安はあるが、もう1走追いかけてみたい。
期待度 ★★★★
手篭めにされる九人の堕女(Guilty)
馬名を見ると前走と関連がありそうに思えるが、取材する限りはそのような要素はなさそう。前走からヒロイン数が2人増えたが、ただでさえ薄かった走りが余計に薄くなる可能性が大きく強気にはなれない。血統を見る限り一見魅力あるように思えるが、前走も同じような雰囲気を漂わせながら結局凡走に終わっているだけに、それだけを材料に狙うのは無謀。ウィル系凌辱厩舎の中軸となっているだけに騎手はなかなかの面々を揃えてきたが、今回も見送りでいいだろう。
期待度 ★★
ハーレムめいと(ILLUSION)
老舗3D系厩舎のILLUSIONも最近は一流馬を輩出していなかったが、前走のジンコウガクエン2で久々に好走しその勢いを駆りたいところ。今回はこれまで3Dではうまく仕上げられなかった複数プレイを実現させた手腕は、さすが競馬界最高の3D技術を誇るイリュージョンだけの事はある。あくまでキャラメイキングを楽しむのが主眼で後はファンの脳内補完に頼る作戦は前走同様だが、今回はアイドルが舞台でヒロインもビッチ系に絞られてしまいそうという点で補完にも限界がありそうなのは不安。アイドル系はこれまで一流馬を出していないジンクスもあるだけに前走ほどは走れないかも。
期待度 ★★☆
発情スイッチ 美姉妹が催眠術に堕ちた先(Lamia)
これまでぱれっと厩舎所属ながらやや影の薄かったたまひよ騎手が、久々に凌辱系の馬の手綱を握る。能力的には充分なだけにブランクは長いがそれほど不安はないだろう。最近流行の兆しのある催眠系でヒロインの魅力を活かして好走を狙いたいところだが、元が高馬でないだけに催眠は単なるギミックで走りに関しての深みは乏しいと予想。Hシーンでの動画もやや手さぐり状態といったところ。初物だけに今回は様子見か。
期待度 ★★☆
ハーヴェストオーバーレイ リコネクション(戯画)
売り出し中の砥石大樹がトレーナーで近未来SFという血統から期待された父だったが、実戦では連対圏には一歩届かずといかにも最近の戯画厩舎らしい馬だった。それだけに直仔(FD)のこの馬も同様の競走となってしまいそうだし、昇格したヒロインも魅力絶大といったタイプではないだけに大きな変わり身も期待できそうもない。父がそれほど走った馬ではないだけに、父がなければゲートインできない(遊べない)というのも微妙。まずは本賞金(データ数)確保できるかが問題でここでは厳しい。
期待度 ★☆
△ハロー・レディ! -New Division- (暁WORKS)
大成功を収めた父の余勢を駆って、早々に登場した直仔。まだ父の走りの印象が強いうちに走らせた意気込みは買える。この厩舎の直仔というとこれも大成功したるいは智を呼ぶファンディスクの印象が今も強烈で、二匹目のどじょうも狙えそう。ただ本編では不遇すぎて救済されるべきキャラだった美鳥はともかくとして、ヒロインとしてよりもサブとして魅力を発揮するタイプの菱吾ルートはやや蛇足のような気もする。それにお台がお台なだけに馬体にどれだけ身が入っているかどうかも気になる点。能力はそれなりに高いものはあるはずだが、今回のメンバー相手に勝ちきれるかというとやや厳しく連穴までか。
期待度 ★★★☆
△ヒマワリと恋の記憶(MORE)
厩舎デビュー後少しずつ走りを良化させているMOREの最新馬。前走と同じく黒髪ロングのメインヒロインが印象的。決して巧いと絶賛するまでの騎手ではないが、そういった騎乗の方向性を見せるのは悪いことではない。血統は今回も雰囲気重視の青春系。これまで走りに粗さがあり盛り上がりにも欠けるといった印象が強かっただけにそのあたりをどう克服するかがポイントだが、追い切りは悪くなく今後の動きによっては大きな変わり身も期待できそう。ただ直線安易に超展開に走るようだと折角の雰囲気を壊してしまう可能性もあり、そのあたりがどう転ぶかは不鮮明。そろそろ入着以上の成績を狙いたいところだが、相手が強力なだけに押さえで狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
プリズム・プリンセス ふたりの姫騎士と股間の紋章 (ぱじゃまソフト)
最近影が薄くなりつつあるぱじゃまソフトだが、今回はこの厩舎らしいドタバタ感あふれたコメディ血統で挑む。ただいつもそれなりに実績のあるトレーナーを起用する厩舎にしては、今回の笠間裕之はトレーナー経験が乏しくどこまで馬を仕上げられるかどうか不安。血統は意外に奥深いものがありそうだがそれを生かした走りができるか疑問だし、エロで勝負するタイプでない大野哲也や笹井さじといった騎手を起用しながら、巨乳ヒロイン中心のバカエロで勝負する作戦も疑問。今回も大きな期待は出来そうもなくプリズム☆ま~じかるの二の舞となってしまいそう。
期待度 ★★
牝教師4 穢された教壇(BISHOP)
独特の天然バカ凌辱で走るBISHOPで、この厩舎得意の女教師系。恐らく今回も頭の緩いヒロインを名ばかり調教するといった展開が予想される。騎手はこの母系の手綱を最初から握る水島☆多也にカガミのコンビでこれもお馴染みの顔ぶれ。全員女教師というのは教師好きにはたまらなくファンには納得の内容だが、ここまで定番の内容では持ち時計通りには走ってくれそうだが、大きな変わり身は見込めないだろう。今回相手が強力なだけに、ここで狙うのは厳しいか。
期待度 ★★☆
ユニオリズム・カルテット(CLIP☆CRAFT)
一部に熱烈なファンを持つ天坂隆志を主戦騎手ニ起用するCLIP☆CRAFTの最新馬。デビュー戦はほとんど目立つことなく後方を追走するだけだっただけに、一気に馬券圏内突入を狙うのは厳しそう。それでも今回トレーナーを一新してチャンスを窺う。学園女騎士という戦法は手垢がつき始めていて新鮮さに欠けるのは否めないが、騎手とは手が合いそうなだけに面白さはある。こういった血統でカギになるのは魅力ある敵役の存在だが、取材する限りそれが見られないのはやや気がかり。全体的に悪くない馬だとは思うが、馬券の対象とすれにはもう一つ大きな材料が必要か。
期待度 ★★☆
△螺旋遡行のディストピア(LiLiM)
アリスソフト離脱以降はこれといった馬を手がけていなかった六花梨花(とり)だが、今回は馬の配合(原案)から手がけるなど久々に表舞台に戻ってきた印象。アリス時代DiaboLiQuEという名馬を出しているが、反面凡馬も少なくなく出していてどちらの顔になるのか予想するのは難しい。騎手はどんな血統の馬でも無難に乗りこなす金目鯛ぴんくで、この厩舎ということで寝取られに期待したくなる気持ちは分かるが、今回はそれに主眼を置いているわけではなく過度の期待は禁物。トレーナー得意の血統で脇もアリス時代の面々が固めるだけに好走を期待したいが、追い切りを見る限りやや奥行きには欠ける印象。穴で狙うのが精一杯か。
期待度 ★★★
(本紙の見解)
人気を一身に集める月に寄りそう乙女の作法2が追い切りも好調でここは逆らえない雰囲気。メンバーは揃い苦戦する可能性はあるが、それでも力でねじ伏せる筈。焦点は次位争いだろう。追い切りで走った紙の上の魔法使いが逆転の筆頭格。ただ厩舎の実績は乏しく人気先行の嫌いがあるだけに、思い切ってオミットする手も。明るいエロで先代も走ったえろまんが! Hもマンガもステップアップ♪の方が安定度では上位。得意の舞台で躍進を狙う帝都飛天大作戦も差もなく続く。人気どころが牽制し時計が遅くなるようなら安馬の出番もあり得るだけにハロー・レディ! -New Division- の存在も気になる。大穴なら螺旋遡行のディストピアだが、気配は平凡なだけに直線どこまで脚を伸ばせるかどうか。